JP2795777B2 - 網制御装置 - Google Patents
網制御装置Info
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- JP2795777B2 JP2795777B2 JP4138429A JP13842992A JP2795777B2 JP 2795777 B2 JP2795777 B2 JP 2795777B2 JP 4138429 A JP4138429 A JP 4138429A JP 13842992 A JP13842992 A JP 13842992A JP 2795777 B2 JP2795777 B2 JP 2795777B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータとか蓄積
装置などの如きデータ端末装置と、ISDN回線と、の
間に介在して、該データ端末装置をISDN回線に接続
するための網制御装置に関するものである。
装置などの如きデータ端末装置と、ISDN回線と、の
間に介在して、該データ端末装置をISDN回線に接続
するための網制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に通信回線を用いてデータの転送を
行う場合に、転送するデータをある長さのブロックに分
け、そのデータブロックの前後に、誤りを検出するため
の情報やデータのフローを制御するための情報を付加し
たフレーム構成とし、そのフレームの形式で転送するこ
とにより、信頼性の高いデータ転送を実現する場合があ
る。
行う場合に、転送するデータをある長さのブロックに分
け、そのデータブロックの前後に、誤りを検出するため
の情報やデータのフローを制御するための情報を付加し
たフレーム構成とし、そのフレームの形式で転送するこ
とにより、信頼性の高いデータ転送を実現する場合があ
る。
【0003】かかるフレーム転送モードの伝送制御手順
として例えばハイレベルデータリンク制御手順(以後H
DLCと略称する)が通常よく用いられている。HDL
Cは効率良く信頼性の高い双方向データ転送を実現する
ので、圧縮画像データ等の誤りに対する要求が厳しいデ
ータを転送する場合に特に有効である。
として例えばハイレベルデータリンク制御手順(以後H
DLCと略称する)が通常よく用いられている。HDL
Cは効率良く信頼性の高い双方向データ転送を実現する
ので、圧縮画像データ等の誤りに対する要求が厳しいデ
ータを転送する場合に特に有効である。
【0004】しかし、付加的な情報(誤り制御情報等)
やデータ以外のフレームのやり取りをすることが必要で
あることにより、データそのもののスループットが低下
することや、伝送誤りが生じた場合に、誤りを回復する
ための再送制御を行うと、そのためデータのリアルタイ
ム性が失われてしまう。
やデータ以外のフレームのやり取りをすることが必要で
あることにより、データそのもののスループットが低下
することや、伝送誤りが生じた場合に、誤りを回復する
ための再送制御を行うと、そのためデータのリアルタイ
ム性が失われてしまう。
【0005】このような事情により、リアルタイム性が
重視させる動画像データ、或いは音声データ等のデータ
の転送に際しては、HDLCの様な制御手順は用いない
で、トランスペアレントなデータ転送(フレーム構成を
採らないで、ディジタル信号のままで行うデータ転送)
を行うのが一般的である。
重視させる動画像データ、或いは音声データ等のデータ
の転送に際しては、HDLCの様な制御手順は用いない
で、トランスペアレントなデータ転送(フレーム構成を
採らないで、ディジタル信号のままで行うデータ転送)
を行うのが一般的である。
【0006】上記のような各転送モード、即ちフレーム
転送モードやトランスペアレント転送モードの何れを採
るかは、網制御装置のデータI/Oとも関係する。すな
わち、伝送誤りが起きたとき再送制御を行うフレーム転
送モードに対しては、非同期入出力を行うインタフェー
ス(例えばSCSI)が、またフレーム構成をとらない
でディジタル信号のまま転送するトランスペアレント転
送モードに対しては、同期入出力を行うインタフェース
(例えばRS−422)が適している。
転送モードやトランスペアレント転送モードの何れを採
るかは、網制御装置のデータI/Oとも関係する。すな
わち、伝送誤りが起きたとき再送制御を行うフレーム転
送モードに対しては、非同期入出力を行うインタフェー
ス(例えばSCSI)が、またフレーム構成をとらない
でディジタル信号のまま転送するトランスペアレント転
送モードに対しては、同期入出力を行うインタフェース
(例えばRS−422)が適している。
【0007】ISDN回線に接続する従来の端末は、I
SDN回線を構成する情報チャネル上のプロトコルの選
択は、同じくISDN回線を構成する信号チャネルとし
てのDチャネル上のレイヤ3メッセージによって、行っ
ていた。例えば、呼設定メッセージ中にある低位レイヤ
整合性フィールド等を用いていた。
SDN回線を構成する情報チャネル上のプロトコルの選
択は、同じくISDN回線を構成する信号チャネルとし
てのDチャネル上のレイヤ3メッセージによって、行っ
ていた。例えば、呼設定メッセージ中にある低位レイヤ
整合性フィールド等を用いていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ISDN回線
を構成する情報チャネル上のプロトコルの選択に用いる
ことのできる低位レイヤ整合性フィールドなどは、必須
な情報要素ではないので、端末が使用しない場合があ
る。さらに、アナログ網から発信された呼に対しては、
そのような情報はのっていない。従ってそのような場合
には、従来、プロトコルの選択が出来ないという問題が
あった。
を構成する情報チャネル上のプロトコルの選択に用いる
ことのできる低位レイヤ整合性フィールドなどは、必須
な情報要素ではないので、端末が使用しない場合があ
る。さらに、アナログ網から発信された呼に対しては、
そのような情報はのっていない。従ってそのような場合
には、従来、プロトコルの選択が出来ないという問題が
あった。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点を解決し、データ転送に際しフレーム転送モードを
用いるか、トランスペアレント転送モードを用いるか
を、ISDN回線を構成するDチャネル上の信号によら
ずに自動的に選択し、選択された転送モードに対応した
I/O(インタフェース)に自動的に切り替えることの
できる網制御装置を提供することにある。
題点を解決し、データ転送に際しフレーム転送モードを
用いるか、トランスペアレント転送モードを用いるか
を、ISDN回線を構成するDチャネル上の信号によら
ずに自動的に選択し、選択された転送モードに対応した
I/O(インタフェース)に自動的に切り替えることの
できる網制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、データ端末装置として、データ転送をフレー
ム構成にて非同期データとして行うフレーム転送モード
(以下、第1の転送モードという)を採って転送される
データの送受に適した第1のデータ端末装置(例えばパ
ソコンやワークステーション)と、データ転送をフレー
ム構成を採らないでディジタル信号のままで同期データ
として行うトランスペアレント転送モード(以下、第2
の転送モードという)を採って転送されるデータの送受
に適した第2のデータ端末装置(例えばコーデックや蓄
積装置)と、が存在するとき、ISDN回線を介して転
送されてくるデータが前記第1の転送モードで転送され
てくるデータであるときは、ISDN回線を前記第1の
データ端末装置に接続すべく、またISDN回線を介し
て転送されてくるデータが前記第2の転送モードで転送
されてくるデータであるときは、ISDN回線を前記第
2のデータ端末装置に接続すべく、前記データ端末装置
とISDN回線との間に介在する網制御装置であって、
第1の転送モード制御部と、第2の転送モード制御部
と、選択切替手段と、検出手段と、タイマ手段と、制御
手段と、を具備して成る網制御装置を提案した。
発明では、データ端末装置として、データ転送をフレー
ム構成にて非同期データとして行うフレーム転送モード
(以下、第1の転送モードという)を採って転送される
データの送受に適した第1のデータ端末装置(例えばパ
ソコンやワークステーション)と、データ転送をフレー
ム構成を採らないでディジタル信号のままで同期データ
として行うトランスペアレント転送モード(以下、第2
の転送モードという)を採って転送されるデータの送受
に適した第2のデータ端末装置(例えばコーデックや蓄
積装置)と、が存在するとき、ISDN回線を介して転
送されてくるデータが前記第1の転送モードで転送され
てくるデータであるときは、ISDN回線を前記第1の
データ端末装置に接続すべく、またISDN回線を介し
て転送されてくるデータが前記第2の転送モードで転送
されてくるデータであるときは、ISDN回線を前記第
2のデータ端末装置に接続すべく、前記データ端末装置
とISDN回線との間に介在する網制御装置であって、
第1の転送モード制御部と、第2の転送モード制御部
と、選択切替手段と、検出手段と、タイマ手段と、制御
手段と、を具備して成る網制御装置を提案した。
【0011】
【作用】第1の転送モード制御部は、第1のデータ端末
装置とISDN回線を介した相手方との間でのデータ転
送を伝送フレームを構成して行うフレーム転送モードを
採るように該第1のデータ端末装置を制御することがで
きる。第2の転送モード制御部は、第2のデータ端末装
置とISDN回線を介した相手方との間でのデータ転送
を伝送フレームを構成しないで行うトランスペアレント
転送モードを採るように該第2のデータ端末装置を制御
することができる。
装置とISDN回線を介した相手方との間でのデータ転
送を伝送フレームを構成して行うフレーム転送モードを
採るように該第1のデータ端末装置を制御することがで
きる。第2の転送モード制御部は、第2のデータ端末装
置とISDN回線を介した相手方との間でのデータ転送
を伝送フレームを構成しないで行うトランスペアレント
転送モードを採るように該第2のデータ端末装置を制御
することができる。
【0012】選択切替手段は、前記第1の転送モード制
御部と第2の転送モード制御部の何れか一つを選択して
機能させることができる。検出手段は、ISDN回線を
構成する情報チャネル上を相手方からデータ端末装置側
へ転送されてくるデータを監視して、該データが伝送フ
レームを構成して転送されてくるときの、その伝送フレ
ームの開始又は終了を表す特定のデータパターンの有無
を検出することができる。
御部と第2の転送モード制御部の何れか一つを選択して
機能させることができる。検出手段は、ISDN回線を
構成する情報チャネル上を相手方からデータ端末装置側
へ転送されてくるデータを監視して、該データが伝送フ
レームを構成して転送されてくるときの、その伝送フレ
ームの開始又は終了を表す特定のデータパターンの有無
を検出することができる。
【0013】タイマ手段は、転送されてくるデータを監
視すべきタイミングから一定時限を設定することができ
る。そこで制御手段は、前記タイマ手段により設定され
た一定時限内に前記検出手段により前記特定のデータパ
ターンが検出されたときは、前記第1の転送モード制御
部を機能させ、検出されなかったときは、前記第2の転
送モード制御部を機能させるよう、前記検出手段から検
出結果の通知を受けて前記選択切替手段に切替指示を与
える。
視すべきタイミングから一定時限を設定することができ
る。そこで制御手段は、前記タイマ手段により設定され
た一定時限内に前記検出手段により前記特定のデータパ
ターンが検出されたときは、前記第1の転送モード制御
部を機能させ、検出されなかったときは、前記第2の転
送モード制御部を機能させるよう、前記検出手段から検
出結果の通知を受けて前記選択切替手段に切替指示を与
える。
【0014】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例としての網制御装置の構
成を示すブロック図である。
る。図1は、本発明の一実施例としての網制御装置の構
成を示すブロック図である。
【0015】この網制御装置は、データ端末装置とし
て、データ転送をフレーム構成にて非同期データとして
行うフレーム転送モード(第1の転送モード)を採って
転送されるデータの送受に適した第1のデータ端末装置
(例えばパソコンやワークステーション)と、データ転
送をフレーム構成を採らないでディジタル信号のままで
同期データとして行うトランスペアレント転送モード
(第2の転送モード)を採って転送されるデータの送受
に適した第2のデータ端末装置(例えばコーデックや蓄
積装置)と、が存在する場合に、ISDN基本インタフ
ェースとこれらデータ端末装置との間に介在し、ISD
N回線を介して転送されてくるデータの転送モードに依
存して、ISDN回線を構成するBチャネル上のレイヤ
2プロトコルとして、HDLCの1つであるLAP−B
を用いるLAP−B転送モードと、トランスペアレント
転送モードと、を自動的に切り替えて、第1のデータ端
末装置とISDN基本インタフェースを介した相手方と
の間、又は第2のデータ端末装置とISDN基本インタ
フェースを介した相手方との間、でデータ転送を行わせ
る網制御装置である。
て、データ転送をフレーム構成にて非同期データとして
行うフレーム転送モード(第1の転送モード)を採って
転送されるデータの送受に適した第1のデータ端末装置
(例えばパソコンやワークステーション)と、データ転
送をフレーム構成を採らないでディジタル信号のままで
同期データとして行うトランスペアレント転送モード
(第2の転送モード)を採って転送されるデータの送受
に適した第2のデータ端末装置(例えばコーデックや蓄
積装置)と、が存在する場合に、ISDN基本インタフ
ェースとこれらデータ端末装置との間に介在し、ISD
N回線を介して転送されてくるデータの転送モードに依
存して、ISDN回線を構成するBチャネル上のレイヤ
2プロトコルとして、HDLCの1つであるLAP−B
を用いるLAP−B転送モードと、トランスペアレント
転送モードと、を自動的に切り替えて、第1のデータ端
末装置とISDN基本インタフェースを介した相手方と
の間、又は第2のデータ端末装置とISDN基本インタ
フェースを介した相手方との間、でデータ転送を行わせ
る網制御装置である。
【0016】本実施例の網制御装置は、LAP−B転送
モードに対してはデータI/OとしてSCSI(インタ
フェースの規格の一つ)を用い、トランスペアレント転
送モードに対してはデータI/OとしてRS−422
(インタフェースの規格の一つ)を用いるものである。
モードに対してはデータI/OとしてSCSI(インタ
フェースの規格の一つ)を用い、トランスペアレント転
送モードに対してはデータI/OとしてRS−422
(インタフェースの規格の一つ)を用いるものである。
【0017】図1において、10は本発明の一実施例と
しての網制御装置、1はレイヤ1/2制御部、2は制御
部、3は検出部、4はタイマ部、5は切替部、6はLA
P−B制御部、7はRS−422制御部、8はSCSI
制御部、である。
しての網制御装置、1はレイヤ1/2制御部、2は制御
部、3は検出部、4はタイマ部、5は切替部、6はLA
P−B制御部、7はRS−422制御部、8はSCSI
制御部、である。
【0018】図1に示した実施例は、LAP−B転送モ
ードを用いてパソコンPCやワークステーションWSか
らの非同期データの送受を行い、トランスペアレント転
送モードを用いてコーデック等からの同期データの送受
を行うシステムであると言える。このシステムにおいて
本発明による網制御装置は、ISDN回線を構成する情
報チャネル上のプロトコルを自動的に選択すると共に、
データI/OをRS−422かSCSIかに切り替え
る。
ードを用いてパソコンPCやワークステーションWSか
らの非同期データの送受を行い、トランスペアレント転
送モードを用いてコーデック等からの同期データの送受
を行うシステムであると言える。このシステムにおいて
本発明による網制御装置は、ISDN回線を構成する情
報チャネル上のプロトコルを自動的に選択すると共に、
データI/OをRS−422かSCSIかに切り替え
る。
【0019】ISDNにおいては、信号の送受を行うD
チャネルに関してはレイヤ3までのプロトコルが規定さ
れているが、ユーザ情報の送受を行うチャネル(B、H
0、H11)に関してはレイヤ1が規定されているのみで
ある。従って、ISDNに接続してデータ通信を行う端
末装置は、情報チャネル上のプロトコルを端末装置間で
取り決め、使用する必要がある。
チャネルに関してはレイヤ3までのプロトコルが規定さ
れているが、ユーザ情報の送受を行うチャネル(B、H
0、H11)に関してはレイヤ1が規定されているのみで
ある。従って、ISDNに接続してデータ通信を行う端
末装置は、情報チャネル上のプロトコルを端末装置間で
取り決め、使用する必要がある。
【0020】この取り決めるべきプロトコルを、本実施
例の網制御装置では、ISDN回線を介して相手方から
伝送されてくるデータの転送モード(フレーム転送モー
ドであるかトランスペアレント転送モードであるか)に
応じて決定し、決定したその転送モードをデータ端末装
置に採らせるものである。
例の網制御装置では、ISDN回線を介して相手方から
伝送されてくるデータの転送モード(フレーム転送モー
ドであるかトランスペアレント転送モードであるか)に
応じて決定し、決定したその転送モードをデータ端末装
置に採らせるものである。
【0021】図1を参照する。レイヤ1/2制御部1
は、ISDN基本インタフェースのレイヤ1制御とLA
PD制御を行う。制御部2は、レイヤ3制御を行い、呼
が接続されたら検出部3、タイマ部4を起動する信号を
発する。また、切替部5にデータのパスの切替を指示
し、LAP−B制御部6、RS−422制御部7、SC
SI制御部8の起動を行う。
は、ISDN基本インタフェースのレイヤ1制御とLA
PD制御を行う。制御部2は、レイヤ3制御を行い、呼
が接続されたら検出部3、タイマ部4を起動する信号を
発する。また、切替部5にデータのパスの切替を指示
し、LAP−B制御部6、RS−422制御部7、SC
SI制御部8の起動を行う。
【0022】検出部3は、レイヤ1/2制御部1の後
で、ISDN回線を構成するBチャネル上を監視してお
り、LAP−Bのフレームが検出されたら制御部2に通
知する。タイマ部4は、制御部2からの起動信号により
タイマを起動し、ある一定時間後にタイムアウト信号を
制御部2に対して送出する。
で、ISDN回線を構成するBチャネル上を監視してお
り、LAP−Bのフレームが検出されたら制御部2に通
知する。タイマ部4は、制御部2からの起動信号により
タイマを起動し、ある一定時間後にタイムアウト信号を
制御部2に対して送出する。
【0023】切替部5は、制御部2からの信号により、
転送データを直接データ処理部との間で送受するか、L
AP−B制御部6を介して送受するかを切り替える。L
AP−B制御部6は、制御部2からの起動信号により起
動されLAP−B制御を行う。RS−422制御部7、
SCSI制御部8は、それぞれのデータI/Oを制御す
る。
転送データを直接データ処理部との間で送受するか、L
AP−B制御部6を介して送受するかを切り替える。L
AP−B制御部6は、制御部2からの起動信号により起
動されLAP−B制御を行う。RS−422制御部7、
SCSI制御部8は、それぞれのデータI/Oを制御す
る。
【0024】制御部2における処理フローを改めて図2
に示したので参照されたい。即ち図2の処理フローに示
すように、制御部2は、情報チャネルであるBチャネル
を、レイヤ1/2制御部1に指示して、接続せしめた
後、検出部3を起動し、Bチャネル上のLAP−Bのフ
レームの検出を開始する。
に示したので参照されたい。即ち図2の処理フローに示
すように、制御部2は、情報チャネルであるBチャネル
を、レイヤ1/2制御部1に指示して、接続せしめた
後、検出部3を起動し、Bチャネル上のLAP−Bのフ
レームの検出を開始する。
【0025】また、タイマ部4を起動する。起動された
タイマが満了する以前に、LAP−Bのフレームが検出
部3により検出され、そのことの通知を制御部2が受け
ると、制御部2は、タイマ部4に停止信号を送出し、切
替部5にLAP−B制御部6の方へ転送データのパスを
切り替えるように指示する。また、LAP−B制御部
6、SCSI制御部8を起動する。こうしてLAP−B
転送モードでのデータ転送を行う。
タイマが満了する以前に、LAP−Bのフレームが検出
部3により検出され、そのことの通知を制御部2が受け
ると、制御部2は、タイマ部4に停止信号を送出し、切
替部5にLAP−B制御部6の方へ転送データのパスを
切り替えるように指示する。また、LAP−B制御部
6、SCSI制御部8を起動する。こうしてLAP−B
転送モードでのデータ転送を行う。
【0026】LAP−Bのフレームが検出部3により検
出されず、そのまま起動されたタイマも満了した場合、
そのことの通知を受けた制御部2は、RS−422制御
部7を起動し、切替部5にRS−422制御部7の方へ
転送データのパスを切り替えるように指示する。こうし
てトランスペアレント転送モードでのデータ転送を行
う。
出されず、そのまま起動されたタイマも満了した場合、
そのことの通知を受けた制御部2は、RS−422制御
部7を起動し、切替部5にRS−422制御部7の方へ
転送データのパスを切り替えるように指示する。こうし
てトランスペアレント転送モードでのデータ転送を行
う。
【0027】即ちISDN回線を介して転送されてきた
相手方からのデータの転送モードが、フレーム構成を採
るフレーム転送モードであれば、それに応じた転送モー
ドでのデータの送受をデータ端末装置に採らせ、フレー
ム構成を採らないトランスペアレント転送モードであれ
ば、それに応じた転送モードでのデータの送受をデータ
端末装置に採らせるというわけである。
相手方からのデータの転送モードが、フレーム構成を採
るフレーム転送モードであれば、それに応じた転送モー
ドでのデータの送受をデータ端末装置に採らせ、フレー
ム構成を採らないトランスペアレント転送モードであれ
ば、それに応じた転送モードでのデータの送受をデータ
端末装置に採らせるというわけである。
【0028】図3は、LAP−Bのフレーム構成を示す
説明図である。同図に見られるように、1オクテットの
フラグFと、1オクテットのアドレスAと、1オクテッ
トの制御部と、最大4099オクテットの情報Iと、2
オクテットのフレームチエックシーケンスFCSと、1
オクテットのフラグFと、からLAP−Bのフレームは
構成されている。
説明図である。同図に見られるように、1オクテットの
フラグFと、1オクテットのアドレスAと、1オクテッ
トの制御部と、最大4099オクテットの情報Iと、2
オクテットのフレームチエックシーケンスFCSと、1
オクテットのフラグFと、からLAP−Bのフレームは
構成されている。
【0029】図1の検出部3は、図3のフレーム構成中
に示したフラグパターンF(01111110)を認識
することによりフレームを検出する。検出部3における
フレーム検出のフローを図4に示したので参照された
い。
に示したフラグパターンF(01111110)を認識
することによりフレームを検出する。検出部3における
フレーム検出のフローを図4に示したので参照された
い。
【0030】即ち、検出部3では、監視しているBチャ
ネル上から1オクテットづつデータを読み込み、それが
フラグパターン(01111110)に一致するかどう
か調べる。フラグパターンと一致した場合は、図3に示
したLAP−Bの最大フレーム長以内に終了フラグが検
出されるかどうかを調べる。終了フラグが検出されたら
フレームを検出したとして制御部2に通知する。
ネル上から1オクテットづつデータを読み込み、それが
フラグパターン(01111110)に一致するかどう
か調べる。フラグパターンと一致した場合は、図3に示
したLAP−Bの最大フレーム長以内に終了フラグが検
出されるかどうかを調べる。終了フラグが検出されたら
フレームを検出したとして制御部2に通知する。
【0031】LAP−Bの最大フレーム長以内にフラグ
パターンが1つも検出されなかった場合あるいは1つし
か検出されなかった場合は、フレーム未検出として制御
部2に通知する。1つしか検出されなかった場合は偶然
にそのパターンが表れたものとみなすわけである。
パターンが1つも検出されなかった場合あるいは1つし
か検出されなかった場合は、フレーム未検出として制御
部2に通知する。1つしか検出されなかった場合は偶然
にそのパターンが表れたものとみなすわけである。
【0032】本処理フローにより、通常LAP−Bのリ
ンクが設定される前にタイムフィルとしてフラグパター
ンの送出を行うが、それを検出することも可能である。
タイマ部4が持つタイマの値は、受信データをバッファ
リングするバッファの大きさに依存し、バッファがオー
バフローする以前にタイムアウト信号を発生する必要が
ある。また、バッファの大きさは少なくとも図3に示し
たLAP−Bのフレームの最大長をバッファリングでき
なければならない。
ンクが設定される前にタイムフィルとしてフラグパター
ンの送出を行うが、それを検出することも可能である。
タイマ部4が持つタイマの値は、受信データをバッファ
リングするバッファの大きさに依存し、バッファがオー
バフローする以前にタイムアウト信号を発生する必要が
ある。また、バッファの大きさは少なくとも図3に示し
たLAP−Bのフレームの最大長をバッファリングでき
なければならない。
【0033】本実施例においては、LAP−B転送モー
ドかトランスペアレント転送モードかの選択の場合を示
したが、LAP−Bのフラグパターンとは違うフレーム
同期用のフラグパターンを持つプロトコルがある場合
は、検出したフラグパターンの種類により、フレーム制
御転送モードのプロトコルを切り替えることも可能であ
る。
ドかトランスペアレント転送モードかの選択の場合を示
したが、LAP−Bのフラグパターンとは違うフレーム
同期用のフラグパターンを持つプロトコルがある場合
は、検出したフラグパターンの種類により、フレーム制
御転送モードのプロトコルを切り替えることも可能であ
る。
【0034】本実施例においては、本発明のやり方をレ
イヤ2に適用する場合を示したが、本発明は他のレイヤ
においても利用可能である。全てのレイヤにおいて、情
報をブロック化してやり取りする場合、必ずブロックの
先頭および終端を示す特徴的なパターンが付加されるの
で、そのパターンの検出によりプロトコルを切り替えれ
ば良い。
イヤ2に適用する場合を示したが、本発明は他のレイヤ
においても利用可能である。全てのレイヤにおいて、情
報をブロック化してやり取りする場合、必ずブロックの
先頭および終端を示す特徴的なパターンが付加されるの
で、そのパターンの検出によりプロトコルを切り替えれ
ば良い。
【0035】その場合は、本実施例のようにデータI/
Oが物理的に分かれてなくてもよく、1つのデータI/
Oでも良い。そして、データI/Oの切り替えを行うか
わりに、どのプロトコルが選択されたかを接続されてい
る装置に通知してやれば良い。
Oが物理的に分かれてなくてもよく、1つのデータI/
Oでも良い。そして、データI/Oの切り替えを行うか
わりに、どのプロトコルが選択されたかを接続されてい
る装置に通知してやれば良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の網制御装
置によれば、ISDN回線を構成する情報チャネル上を
監視して、フレーム同期用のフラグパターンの検出の有
無で、自動的にデータ転送モードと、それに対応したデ
ータI/Oと、を切り替えるので、ISDN回線を構成
するDチャネル上の呼設定信号にデータ転送モードに関
する情報が無い場合にも、適切なデータ転送モードをデ
ータ端末装置の側で選択できるという利点がある。
置によれば、ISDN回線を構成する情報チャネル上を
監視して、フレーム同期用のフラグパターンの検出の有
無で、自動的にデータ転送モードと、それに対応したデ
ータI/Oと、を切り替えるので、ISDN回線を構成
するDチャネル上の呼設定信号にデータ転送モードに関
する情報が無い場合にも、適切なデータ転送モードをデ
ータ端末装置の側で選択できるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例としての網制御装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の制御部2における処理フローを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】LAP−Bのフレーム構成を示す説明図であ
る。
る。
【図4】図1の検出部3の処理フローを示すフローチャ
ートである。
ートである。
1…ISDNレイヤ1/2制御部、2…制御部、3…L
AP−Bフラグパターン検出部、4…タイマ部、5…切
替部、6…LAP−B制御部、7…RS−422制御
部、8…SCSI制御部、10…網制御装置
AP−Bフラグパターン検出部、4…タイマ部、5…切
替部、6…LAP−B制御部、7…RS−422制御
部、8…SCSI制御部、10…網制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−88539(JP,A) 特開 平3−46852(JP,A) 特開 昭64−62052(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04L 29/00 - 29/14
Claims (1)
- 【請求項1】 データ端末装置として、データ転送をフ
レーム構成にて非同期データとして行うフレーム転送モ
ード(以下、第1の転送モードという)を採って転送さ
れるデータの送受に適した第1のデータ端末装置と、デ
ータ転送をフレーム構成を採らないでディジタル信号の
ままで同期データとして行うトランスペアレント転送モ
ード(以下、第2の転送モードという)を採って転送さ
れるデータの送受に適した第2のデータ端末装置と、が
存在するとき、ISDN回線を介して転送されてくるデ
ータが前記第1の転送モードで転送されてくるデータで
あるときは、ISDN回線を前記第1のデータ端末装置
に接続すべく、またISDN回線を介して転送されてく
るデータが前記第2の転送モードで転送されてくるデー
タであるときは、ISDN回線を前記第2のデータ端末
装置に接続すべく、前記データ端末装置とISDN回線
との間に介在する網制御装置であって、 前記第1のデータ端末装置とISDN回線を介した相手
方との間でのデータ転送は、前記第1の転送モードを採
って行うように該第1のデータ端末装置を制御する第1
の転送モード制御部と、 前記第2のデータ端末装置とISDN回線を介した相手
方との間でのデータ転送は、前記第2の転送モードを採
って行うように該第2のデータ端末装置を制御する第2
の転送モード制御部と、 前記第1の転送モード制御部と第2の転送モード制御部
の何れか一つを選択して機能させる選択切替手段と、 ISDN回線を構成する情報チャネル上を相手方からデ
ータ端末装置側へ転送されてくるデータを監視して、該
データが前記第1の転送モードに従って伝送フレームを
構成して転送されてくるときの、その伝送フレームの開
始又は終了を表す特定のデータパターンの有無を検出す
べき検出手段と、 転送されてくるデータを監視すべきタイミングから一定
時限を設定するタイマ手段と、 前記タイマ手段により設定された一定時限内に前記検出
手段により前記特定のデータパターンが検出されたとき
は、前記第1の転送モード制御部を機能させ、検出され
なかったときは、前記第2の転送モード制御部を機能さ
せるよう、前記検出手段から検出結果の通知を受けて前
記選択切替手段に切替指示を与える制御手段と、 を具備して成ることを特徴とする網制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138429A JP2795777B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 網制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4138429A JP2795777B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 網制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336255A JPH05336255A (ja) | 1993-12-17 |
JP2795777B2 true JP2795777B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=15221767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4138429A Expired - Lifetime JP2795777B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 網制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2795777B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0346852A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-28 | Nec Corp | プロトコル設定方式 |
JPH0388539A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | プロトコル種別検出方式 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4138429A patent/JP2795777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05336255A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
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