JPH0652906B2 - 分散形パケット交換装置 - Google Patents

分散形パケット交換装置

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JPH0652906B2
JPH0652906B2 JP60501824A JP50182485A JPH0652906B2 JP H0652906 B2 JPH0652906 B2 JP H0652906B2 JP 60501824 A JP60501824 A JP 60501824A JP 50182485 A JP50182485 A JP 50182485A JP H0652906 B2 JPH0652906 B2 JP H0652906B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各々が複数のユーザ端末に接続された複数の交
換モジュールを含む交換方式に関する。各々はユーザ端
末の間で回線交換された通信チャネルを提供するために
アクセス線を通して関連した複数のユーザ端末に接続で
きるタイムスロット入替装置と;モジュール間の回線交
換通信のための交換モジュールのタイムスロット入替装
置の相互接続のための時分割多重スイッチを含んでい
る。
背景技術 パーソナルコンピュータ、その他のデータ処理設備が家
庭でも、オフィスでも広汎に使用されるようになったた
め、広汎に音声とデータの伝送・交換の機能を提供する
必要が生じてきた。これによって、音声とデータのサー
ビスが同一の伝送および交換設備を通して提供されるよ
うな、ネットワークユーザの間のエンド・エンドのディ
ジタル接続性を提供する交換通信ネットワークである統
合サービスディジタル網(ISDN)の概念が開発され
て来た。音声とデータのトラヒックが異なる特性を持っ
ているために、−−音声は比較的長時間にわたって一方
向性であり、雑音に強いが、遅延の変動に弱く、データ
はバースト性で誤りに弱いが中程度の遅延、遅延の変動
には強いが、−− 二つの基本的に異なる交換技術が伝
統的に適用されて来ている。回線交換では、ユーザの間
の交換接続は呼の期間の間専用されるようになってお
り、これが現代の交換された音声通信ネットワークの基
本となっている。これに対してパケット交換では多数の
呼からのデータパケットが単一の高速の線を共用し、パ
ケットに含まれる論理チャネル番号に従って高速回線が
交換されるが、種々の公衆データネットワークに実現さ
れて来た。
音声とデータの要求を共に持つ顧客を取扱うために最も
一般に使用される方法は、二つのタイプのトラヒックに
対して別々のネットワークと別々のアクセスラインを使
用する方法である。音声アクセス回線も、データアクセ
ス回線も、典型的にはわずかの時間しか使用されないか
ら、この方法で生ずる装置の重複は無駄であり、設備を
共用できる場合に比べて金がかかることになる。ある種
の利用可能な装置では音声とデータの両方を同一のアク
セス線に多重化している。しかしアクセス線が多重化さ
れたとしても、極めて異なるフォーマットで伝送される
音声とデータの各々は、各々その適切な宛先に交換され
なければならない。このような交換を行なうためのひと
つの方法は、完全に別々のパケット交換機と回線交換機
を用いることである。しかしこの方法もまた不必要な重
複である。ライン回路から内側では、2つの情報タイプ
は2つの別々の装置によって取扱れる。この方法を使用
する主な理由は、これらの二つの極めて異なるタイプ
(およびフォーマット)を持つトラヒックを能率よく統
合された形で取扱うことが困難であるということであ
る。
この問題に対する他のアプローチは交換システムの中に
集中化されたパケット交換エンティティを設置して、シ
ステムユーザからのすべてのパケットトラヒックを集中
化した装置に転送することである。しかしそうでなけれ
ば音声トラヒックに利用できるような回線交換資源をパ
ケットトラヒックを運ぶために使用すれば、交換システ
ムの音声呼の容量はパケットトラヒックのレベルに応じ
た量だけ減少することになる。さらに、パケット交換サ
ービスを要求するシステムユーザの数の増加が生ずる可
能性が高いことを考えれば、回線交換システムのアーキ
テクチャの中にこのような集中化されたパケット交換主
体を組込むことの初期コストと複雑さは極めて大きいこ
とになる。
当業者に認識されている問題はISDN交換システムの
ユーザにパケット交換サービスを提供することの困難、
装置の不必要な重複、パケット交換トラヒックがシステ
ムの回線交換容量に望ましくない影響を与えることおよ
びユーザの数が増大するにつれてシステムのパケット交
換容量が増大することの影響である。
発明の要約 本発明に従えば、この問題は交換モジュールの各々が関
連するユーザ端末の間および関連するユーザ端末と時分
割多重スイッチの間でパケット交換通信チャネルを提供
するために、時分割多重スイッチに接続できるパケット
交換装置と、モジュール間パケット通信のために交換モ
ジュールのパケット交換装置を相互接続する時分割多重
スイッチを含む交換システムによって解決される。
本発明に従う交換システムは各々がユーザ端末の対応す
るグループに関連した多数の交換モジュールを含んでい
る。交換モジュールはモジュール間接続装置例えば時分
割多重スイッチによって接続されている。交換モジュー
ルの各々は、回線交換装置例えば、タイムスロット入替
装置とパケット交換装置を含んでいる。回線交換装置は
モジュール内のトラヒックのための回線交換通信チャネ
ルと、モジュール間の回線交換トラヒックのためのモジ
ュール間通信装置に対する同様のチャネルを提供する。
同様に、パケット交換装置はモジュール内のパケット交
換トラヒックのためのパケット交換通信チャネルと、モ
ジュール間のパケット交換トラヒックのための同様のチ
ャネルを提供する。
本発明の一実施例に従えば、交換モジュールの各々はさ
らに、パケット交換装置をタイムスロット入替装置に結
合する両方向のデータバスを含む。タイムスロット入替
装置はモジュール間のパケットトラヒックを運ぶのに使
用する両方向データバスと時分割多重スイッチの間の予
め定められた通信チャネルを提供する。
一実施例においては、パケット交換装置の各々は多数の
パケット交換ノードおよびプロトコルハンドラを含んで
いる。これは受信されたデータビットをパケットに累積
し、次にパケットをその宛先に送るので、このように呼
ばれる。ノードの内の予め定められたものは時分割多重
スイチに接続することができ、ノードのあるものは交換
モジュールの他のユーザ端末に接続できる。パケット交
換装置はさらに交換モジュールのユーザ端末間および交
換モジュールのユーザ端末と予め定められたノードの間
で、パケット交換された通信チャネルを提供するために
ノードを相互接続するパケット相互接続を含んでいる。
時分割多重スイッチは異なる交換モジュールのユーザ端
末間でパケット交換通信チャネルを提供するために交換
モジュールの予め定められたノードを相互接続する。
一実施例においては、パケット交換ノードはパケット相
互接続に対して要求信号を送信する。パケット相互接続
は各々がひとつのノードを規定する選択信号を発生し、
与えられたノードからの要求信号に応答し、与えられた
ノードを規定する選択信号を発生し、与えられたノード
に対してクリア信号を送信する。与えられたノードはパ
ケット相互接続からのクリア信号に応動して、それに対
してパケットを送信する。順序付け装置はノードの各々
を順次に付勢して、パケット相互接続に対して情報を送
信する。
一実施例に従えば、交換モジュールの各々の予め定めら
れたノードは、直接接続のメッシュトポロジーで、他の
交換モジュールの各々の予め定められたものは接続され
ている。第1の代替実施例においては、交換モジュール
のひとつだけの予め定められたノードがスタートポロジ
ーで他の交換モジュールの予め定められたノードに接続
されている。
本発明の第2の代替実施例では、パケット交換ネットワ
ークが含まれている。ユーザ端末に接続できるパケット
交換ノードの各々はまたパケット交換ネットワークに接
続できる。さらにパケット交換ノードはタイムスロット
入替装置の動作を制御するのに使用される制御装置に接
続されている。パケット相互接続は各ユーザ端末の各々
と交換モジュールの制御装置の間に信号チャネルを提供
する。ユーザ端末に接続できるノードはユーザ端末から
受信された信号パケットを交換モジュールの制御装置に
送信し、ユーザ端末から受信されたデータパケットをパ
ケット交換ネットワークに送信する。
図面の簡単な説明 本発明のより完全な理解は図面に関連して以下の説明を
読むことによって完全に得られるものである。
第1図乃至第3図は第12図に従って配置され、本発明
の原理を図示する分散形パケット交換装置を含む統合パ
ケット交換回線交換方式の一実施例のブロック図; 第4図は第1図乃至第3図のシステムに含まれたディジ
タルライン装置の詳細なブロック図; 第5図乃至第11図は第13図に従って配置され、第1
図乃至第3図のシステムに含まれるパケット交換装置と
プロセッサインターフェースのより詳細なブロック図; 第14図は回線交換呼を設定し、次にこれを切断するた
めの第1図乃至第3図のユーザ端末と交換システムの間
の制御メッセージの流れを図示する時間シーケンス図; 第15図および第16図は第1図乃至第3図のシステム
でモジュール内のパケット交換呼を設定して、解除する
のに関連した通信シーケンスの機能図; 第17図はモジュール内のパケット交換呼の例に関連し
た2つのプロトコルハンドラのルーティング表の内容; 第18図はモジュール間のパケット交換呼の例に関連し
た4つのプロトコルハンドラのルーティング表の内容; 第19図はモジュール間のパケットトラヒックのための
第1図乃至第3図のシステムの4つの交換モジュールを
相互接続するのに使用される直接接続メッシュトポロジ
ーの図; 第20図は本発明の第1の代替実施例におけるモジュー
ル間パケットトラヒックのための4つの交換モジュール
を相互接続するスタートポロジーの図; 第21図は本発明の第2の代替実施例で必要とされる第
1図乃至第3図のシステムに加えられる変更のみを示す
図; 第22図はパケット交換機能を提供するために第1図乃
至第3図に示すように4個の追加の交換モジュールを統
合する前の時分割回線交換機のブロック図; 第23図は第22図のシステムに利用されるタイムスロ
ット入替装置を関連する制御装置の詳細図; 第24図は第22図のシステムの時分割多重スイッチと
通信するために使用される各タイムスロット入替装置の
中に含まれたインターフェース装置の図; 第25図は第22図のタイムスロット入替装置との通信
に利用される時分割多重スイッチのインターフェース装
置の図; 第26図は第22図のシステムで用いられるデータワー
ドの形式; 第27図は第22図のシステムでの呼設定のために必要
となる通信シーケンスの機能図; 第28図は第22図のシステムのEビット制御シーケン
スの図; 第29図は第22図のシステムに用いられるEビットチ
ェック回路の図である。
一般的説明 第1図乃至第3図は第12図に従って配列され、本発明
の原理を図示した時分割交換機の一実施例のブロック図
を示す。システムは27個の交換モジュール、例えば、
501、527と、複数の通常の加入者セット、例えば
23乃至26の間で回線交換された通信チャネルを提供
する時分割交換機10を含んでいる。各交換モジュール
はタイムスロット入替装置による回線交換チャネルの設
定を含む交換モジュールの動作を制御する制御装置を含
んでいる。例えば、交換モジュール501はタイムスロ
ット入替装置11の動作を制御する制御装置17を含
み、交換ユニット527はタイムスロット入替装置12
の動作を制御する制御装置18を含む。交換モジュール
の制御装置例えば、17、18と時分割多重スイッチ1
0の動作を制御するのに用いられる中央制御30は後に
詳述する方法で時分割多重スイッチ10の予め定められ
た制御チャネルと制御分配装置31を使用したプロセッ
サ間通信メカニズムを経由して相互に通信する。例えば
制御装置17がまず加入者セット23のオフフック条件
を検出し、続いて交換モジュール501によって取扱わ
れる他の加入者セットのひとつを指定する数字のシーケ
ンスのダイヤルを検出したとすれば、制御装置17と中
央制御30は制御メッセージをやりとりし、中央制御1
7はそのあとで、セット23と24の間の音声呼の間加
入者セット23と24の間で双方向の回線交換通信チャ
ネルの設定を実行する。さらに、加入者セット23が交
換モジュール527によって取扱われる加入者セット、
例えば26を呼べば、制御装置17と18および中央制
御30は呼を設定するために制御メッセージをやりとり
する。中央制御30はタイムスロット入替ユニット11
と12の間で利用できる時分割多重スイッチ10のチャ
ネルを規定する命令を経路49を通して制御メモリー2
9に書き込む。制御装置17は加入者セット23と利用
できる時分割多重スイッチ10のチャネルの間の回線交
換通信チャネルをタイムスロット入替装置を通して設定
する。同様に、制御装置18は加入者セット26と利用
できる時分割多重スイッチ10のチャネルの間の回線交
換通信チャネルをタイムスロット入替装置によって設定
する。交換システムは時−空−時タイプであり、タイム
スロット入替装置11は第1段の時間段であり、さらに
空間段の時分割多重スイッチ10とを含み、さらに第2
段の時間段であるタイムスロット入替装置12を通し
て、加入者セット23からの呼は加入者セット26に伝
えられる。
本発明のこの実施例に従えば、4個の交換モジュール1
000、2000、3000および4000がシステム
に含まれており、例えば、顧客端末、販売用データベー
ス、電話交換台の端末あるいはパケットアクセスポート
のような複数のユーザ端末、例えば、1001、100
2、4001および4002に対して回線交換およびパ
ケット交換のサービスを提供する。第2図および第3図
には交換モジュール1000および4000だけが詳細
に図示されている。各ユーザ端末、例えば、1001は
その関連する交換モジュール、例えば、1000との間
で、Bチャネルと呼ばれる2本の64キロビット/秒の
チャネルとDチャネルと呼ばれる1本の16キロビット
/秒のチャネルで情報を送信し、受信する。本実施例に
おいては、1本のBチャネルは8000 8ビットチャ
ネル/秒の速度でディジタル化された音声サンプルを使
用するのに用いられ、他方のBチャネルは64キロビッ
ト/秒の同一の速度でデータを伝送するのに用いられ
る。(しかし、各Bチャネルを音声あるいはデータトラ
ヒックの一方で使用することもできる。)各Bチャネル
はシステムによって別個に回線交換されて、他の端末、
例えば1002、4001、4002あるいは加入者セ
ット、例えば、23乃至26に接続される。Dチャネル
はユーザ端末とシステムの間でメッセージ信号の伝達を
行なう信号パケットを運ぶためと、ユーザ端末の間でデ
ータパケットを運ぶための両方の目的で使用される。D
チャネルは他のユーザ端末あるいは交換モジュール10
00の中で回線交換呼およびパケット交換呼の両方の設
定を制御する制御装置1017のいずれかに対して、シ
ステムによってパケット交換される。ユーザ端末と制御
装置1017の間でのメッセージ信号は関数形あるいは
刺激形である。関数形ではその発生と分析にある程度の
知能的処理が必要であるが、刺激形はユーザ端末におけ
る単一の事象、例えば、キーの押下の結果として発生さ
れるが、あるいはユーザ端末によって実行されるべき交
換システムからの基本命令を含んでいる。
本実施例においては、情報はユーザ端末、例えば、10
01と交換モジュール1000の間で、伝送の各方向ご
とに1対の線を用いた4線式ユーザアクセス線1003
を経由して伝送される。ユーザ線1003は192キロ
ビット/秒の周波数で直列のビットの流れを伝送し、こ
の内、上述した2つの64キロビット/秒のBチャネル
と、ひとつの16キロビット/秒のDチャネルに144
キロビット/秒が使われ、残りの43キロビット/秒は
フレーミング、直流平衡、制御および保守を含む多数の
機能に使用される。ユーザインターフェース1003は
電信電話国際諮問委員会(CCITT)でTインターフ
ェースと呼ばれるものである。本システムでTインター
フェースを使用するのは一例にすぎない。本発明は同様
に他のアクセス法を使用したシステムにも応用できる。
交換モジュール1000においては、ユーザ回線、例え
ば1003と1004は2つのディジタルライン装置1
101と1102によって終端されている。情報は複数
の32チャネルの双方向性時分割データバス1201を
経由してディジタルライン装置1101と1102の各
々とタイムスロット入替装置 1011 の間で伝送される。
さらに、情報は複数の32チャネルの双方向データバス
1202を経由してディジタルライン装置1101およ
び1102とパケット交換装置1400の間で授受され
る。データバス1201は主にタイムスロット入替ユニ
ット1011によって交換モジュール1000が取扱う
ユーザ端末あるいは時分割多重スイッチ10のいずれか
に対して回線交換されるBチャネル情報を伝送するのに
用いられる。しかし、データバス1201はまたDチャ
ネル情報を伝送するのにも使用され、これはさらにシス
テムの初期化のときに予め定められるタイムスロット入
替装置1011のチャネルを経由してさらに32チャネ
ルの双方向データバス1205を通してパケット交換装
置1400に伝送される。データバス1201上の各チ
ャネルすなわちタイムスロットはひとつのユーザ端末か
らの8個のBチャネルビットあるいは4個の異なるユー
ザ端末からの2個のDチャネルビットを含む。データバ
ス1202はDチャネルの情報だけを伝送するのに使用
される。データバス1202および1205上の各チャ
ネルあるいはタイムスロットは異なるユーザ端末の各々
からの2ビットのDチャネルビットを含む。
本実施例においては、パケット交換装置1400は96
個のプロトコルハンドラ1700−0乃至1700−9
5とプロトコルハンドラ1700−0乃至1700−9
5とプロセッサインターフェース1300を相互接続す
るパケット相互接続1800とを含んでいる。各ユーザ
端末、例えば、1001はプロトコルハンドラ1700
−0乃至1700−95のひとつ、特に関連するプロト
コルハンドラに含まれた32個のハイレベルデータリン
ク制御(HDLC)回路のひとつ1406−0(第8
図)に接続されている。本実施例においては、通信リン
クはプロトコルハンドラのHDLC回路とユーザ端末の
HDLC回路(図示せず)の間で、システムの初期化時
に設定される。これらのリンクは周知のHDLCプロト
コルに従ってHDLCフレーム内のパケットを伝送する
のに使用される。与えられたプロトコルハンドラとデー
タバス1202と1205上に関連するDチャネルの接
続は6個のファンアウト装置のひとつ、例えば1600
−0(第7図)によって行なわれる。
ユーザ端末と関連するプロトコルハンドラの間のDチャ
ネルの通信リンク上を伝送されるパケットは可変長であ
る。各ユーザ端末、例えば、1001はひとつあるいは
それ以上の論理チャネルでパケットを送信および受信す
る。この例に従えば、論理チャネルLCN1はユーザ端
末1001との間で回線交換およびパケット交換呼の両
方を設定する信号パケットを伝送するのに使用され、論
理チャネルLCN2はユーザ端末1001との間でパケ
ット交換呼の間にデータパケットを伝送するのに使用さ
れる。各パケットの論理チャネル番号はパケットのヘッ
ダの一部によって規定される。ユーザ端末からのプロト
コルハンドラ(ユーザパケット交換ノード)によって受
信される各パケットはそのプロトコルハンドラのランダ
ムアクセスメモリー(RAM)、例えば、RAM147
0(第3図)に記憶される。もし受信されたパケットが
信号パケットであれば、すなわち、それがLCN1で受
信されれば、これはパケット相互接続1800によって
プロセッサインターフェース1300に送られる。もし
受信されたパケットがデータパケットであれば、すなわ
ち、それが論理チャネルLCNで受信されるならば、も
しパケット交換呼が設定されていれば、これはパケット
相互接続1800を経由して宛先ユーザ端末に関連した
プロトコルハンドラに送られ、そこから次に送信され
る。(もしパケット交換呼が同一のプロトコルハンドラ
に関連した2つのユーザ端末の間で設定されるならば、
データパケットをパケット相互接続1800を経由して
伝送する必要はない。その代り、プロトコルハンドラは
単にデータパケットを適切なチャネルで宛先のユーザ端
末に送る。
与えられたプロトコルハンドラ、例えば、1700−0
がユーザ端末から完全なパケットを受信し、パケットの
宛先、すなわち他のプロトコルハンドラのひとつかある
いはプロセッサインターフェース1300を判定すれ
ば、これはパケット相互接続 1800 への導体バス170
1−0のひとつの導体で、ここでは要求信号と呼ばれる
論理0の送信要求信号(RTS)を送信する。同様に、
プロセッサインターフェース1300がプロトコルハン
ドラのひとつに対して送信する準備ができたパケットを
持っていれば、これは論理0のRTS信号を6導体バス
1301の1本の導体に送出する。パケット相互接続1
800はプロトコルハンドラとプロセッサインターフェ
ース1300の各々を付勢して予め定められた順序で送
信を行なう。プロセッサインターフェース1300は交
換モジュール1000によって取扱われるユーザ端末の
すべてに対して信号パケットを送るから、パケット相互
接続1800によって実行されるシーケンスによって、
プロセッサインターフェース1300は個々のプロトコ
ルハンドラの各々の付勢ごとに16個付勢される。パケ
ット相互接続1800のシーケンスがプロトコルハンド
ラ1700−0に達したとき、パケット相互接続180
0はバス1701−0上にRTS信号に応動して、プロ
トコルハンドラ1700−0に対してバス1701−0
上の第2の導体を通して、ここではクリア信号と呼ばれ
る論理0のクリア信号クリアツーセンド(CTS)信号
を送る。プロトコルハンドラ1700−0はCTS信号
に応動して、それに記憶されたパケットを高速、例え
ば、10メカビット/秒で、パケット相互接続1800
を通してその宛先に送る。プロトコルハンドラとプロセ
ッサインターフェース1300のすべてはパケットを受
信することができるが、本実施例においては、パケット
ヘッダによって規定された宛先だけが、次に伝送するた
めにパケットを記憶する。プロトコルハンドラ1700
−0によって完全なパケットが送信されたあとではじめ
て、パケット相互接続1800のシーケンスが再開され
る。宛先のプロトコルハンドラあるいはプロセッサイン
ターフェース1300によってパケットが受信されたこ
とは、プロトコルハンドラに対して確認パケットを返送
することによって確認される。
パケット交換のために設けられた他の3つの交換モジュ
ールは本質的に交換モジュール1000と同様である。
交換モジュール4000においては構成要素には交換モ
ジュール1000の対応する構成要素より正確に300
0だけ大きい番号が付けてある。交換モジュール100
0の中のプロトコルハンドラ1700−0乃至1700
−95とプロセッサインターフェース1300および交
換モジュール4000の中のそれに対応する構成要素
は、受信されたデータビットをパケットにまとめ、次に
その宛先に向けてパケットを送出するので、ここではパ
ケット交換ノードと呼ばれる。この実施例では、プロト
コルハンドラ1700−0と1702乃至1700−9
5はユーザ端末からDチャネルに接続され、ユーザパケ
ット交換ノードと呼ばれる。プロセッサインターフェー
ス1300は制御装置1017との間で制御情報を運ぶ
ように接続されているので、プロセッサインターフェー
ス 1300 は制御パケット交換ノードと呼ばれる。各交換
モジュール中のひとつのプロトコルハンドラ、例えば交
換モジュール1000のプロトコルハンドラ1700−
1と交換モジュール4000のプロトコルハンドラ47
00−1はモジュール間パケット呼のデータパケットを
交換するために用いられ、中間パケット交換ノードと呼
ばれる。
本実施例においては、データバスの4チャネルはシステ
ム初期化時にタイムスロット入替装置によって、時分割
多重スイッチ10の入出力ポート対P55の4つのチャ
ネル、例えばチャネル109乃至112に接続される。
同様にデータバス4205上の4チャネル(第3図)は
タイムスロット入替装置4011によって入出力ポート
対P61のチャネル109乃至112に接続される。制
御メモリー29は時分割多重スイッチ10のサイクルの
チャネル109乃至112の間に入出力ポート対P55
とP61の間で双方向通信路が制定されるべきことを指
定する。これらの予め定められた接続を使用することに
よって、プロトコルハンドラ1700−1および470
0−1は4つのチャネルのすべてを使って256キロビ
ット/秒の速度で一時に1パケットを送信したり、ある
いは64キロビット/秒の速度で各々がチャネルの内の
一つを使い一時に4パケットまでを送信したり、あるい
は種々の他の組合わせを用いることができる。(毎秒n
×64キロビットの速度でパケットを送信するために多
数のチャネルが使用されるときには、n×64キロビッ
ト/秒のビットの流れがプロトコルハンドラ1700−
1によって送信されたのと同一の順序でプロトコルハン
ドラ4700−により受信されるようにタイムスロット
入替装置1011および4011を通して接続を行なわ
なければならない。)ユーザ端末1001がプロトコル
ハンドラ 1700 −0に接続されており、ユーザ端末40
01がプロトコルハンドラ4700−0に接続されてい
ると仮定しよう。パケット交換呼がユーザ端末1001
と4001の間に一度設定されると、データパケットは
まずユーザ端末1001からプロトコルハンドラ170
0−0に対して16キロビット/秒の速度で伝送され、
記憶される。パケット相互接続1800によって付勢さ
れたとき、プロトコルハンドラ1700−0は次にデー
タパケットを10メガビット/秒の速度でプロトコルハ
ンドラ1700−1に送る。プロトコルハンドラ170
0−1はデータパケットをバス 1205 の予め定められた
チャネル、タイムスロット入替装置1011時分割多重
スイッチ10、タイムスロット入替装置4011および
バス4205を通して、例えば256キロビット/秒の
速度でプロトコルハンドラ4700−1に送る。パケッ
ト相互接続 4800 によって付勢されたとき、次にプロト
コルハンドラ4700−1はデータパケットを10メガ
ビット/秒の速度でプロトコルハンドラ4700−0に
送る。最後にプロトコルハンドラ4700−0はデータ
パケットを16キロビット/秒の速度でユーザ端末40
01に送る。もちろん、プロトコルハンドラ1700−
0、1700−1、4700−1および4700−0の
各々のルーティング表には適切な内容を、このようなパ
ケット交換呼設定のプロセスの一部として入れなければ
ならない。制御装置1017、4017および中央制御
30の間の制御通信の必要なやりとりを含むプロセスに
ついては以下に詳述する。
詳細な説明 第22図は時分割回線交換システムのブロック図であ
る。第1図乃至第3図の統合パケット交換、回線交換シ
ステムは、第22図のシステムに4つの追加の交換モジ
ュール1000、2000、3000および4000が
追加されたものである。以下の説明は二つの部分から成
っている。まず第22図のシステムについて説明する。
その説明を基本として次に第1図乃至第3図の本発明の
実施例が説明される。
第22図のシステム 第22図の時分割交換システムは加入者セット23乃至
26のような加入者セットを相互接続するのに使用さ
れ、64の入力ポートと64の出力ポートを持つ時分割
空間分割スイッチを含む。また27個のタイムスロット
入替装置を含み、その中で代表的なタイムスロット入替
装置11および12を特に示している。各々のタイムス
ロット入替装置11、12は双方向のタイムスロット入
替を含んでいる。さらに各々のタイムスロット入替装置
11、12は時分割多重スイッチ10の2つの入力ポー
トと2つの出力ポートに接続されている。第22図のシ
ステムにおいては、タイムスロット入替装置11は時分
割多重線13および14を通して時分割多重スイッチの
2つの入力ポートに接続され、時分割多重線15および
16を通して2つの出力ポートに接続されている。
以下の説明においては、時分割多重スイッチ10の入力
および出力ポートは入出力ポート対と呼ばれている。与
えられた入出力ポート対の入力ポートへのデータワード
源はまたその対の出力ポートからのデータワードの宛先
にもなるためにこのような用語が用いられるのである。
第22図に図示されるように入出力ポート対P1は時分
割多重線13および15に関連している。各々の時分割
多重線13乃至16は、各々が256個の時分的に分離
したチャネルを含む125マイクロ秒のフレームでディ
ジタル情報を伝送する。従って、各タイムスロット入替
装置は、各125マイクロ秒のフレームの間に、512
チャネルまでのディジタル情報を送信・受信する。
各タイムスロット入替装置は制御装置に一義的に対応し
ており、その内制御装置17はタイムスロット入替装置
11に関連しており、制御装置18はタイムスロット入
替装置12に関連している。さらに、各々のタイムスロ
ット入替装置は複数のライン装置に接続されており、そ
の内ライン装置19乃至22が第22図で個々の時分割
多重線を通して接続されているのが図示されている。ラ
イン装置19と20はタイムスロット入替装置11に接
続されており、ライン装置21と22はタイムスロット
入替装置12に接続されている。ライン装置の各々は多
数の加入者セットに接続されており、その内加入者セッ
ト23乃至26が図示されている。各タイムスロット入
替装置に接続されるライン装置の正確な数および各ライ
ン装置に接続される加入者セットの正確な数は取扱われ
る加入者の数とこれらの加入者の発呼率によって決まる
ことになる。各々のライン装置は複数の加入者セット例
えば23乃至26からの周知のタイプのアナログループ
を終端し、アナログ音声信号を含む呼情報をディジタル
データワードに変換し、これはそれに関連するタイムス
ロット入替装置に転送される。さらに各ライン装置は加
入者セットからのサービス要求を検出し、これらの加入
者セットに対してある種の信号情報を発生する。それか
らの音声のサンプルがとられて符号化される特定の加入
者セットおよびライン装置とそれに接続されたタイムス
ロット入替装置の間で結果として得られたコードを伝送
するのに用いられる特定の時分割チャネルは、関連する
タイムスロット入替ユニットの制御装置によって決定さ
れる。
加入者セット、ライン装置およびタイムスロット入替装
置の関係は、相互接続されたこのようなグループごとに
同一である。従って、以下の説明は直接には加入者セッ
ト23、ライン装置19およびタイムスロット入替装置
11に関するものであるが、これはこのような装置の他
のグループのすべてについての関係を示しているもので
ある。ライン装置19はサービス要求を検出するため
に、各々の加入者セットに接続されたラインを走査す
る。もしこのような要求が検出されれば、ライン装置1
9は制御装置17に対して要求を示すメッセージを送
り、要求を生じた加入者セットの番号を知らせる。この
メッセージは通信路27を通して制御装置17に対して
伝送される。制御装置17はサービス要求にもとづいて
必要な翻訳を行ない、要求した加入者セットと、利用で
きる装置を識別し、通信路27を通して、加入者セット
23からタイムスロット入替装置11に対して情報を伝
送するのに、ライン装置19とタイムスロット入替装置
11の間で複数のチャネルの内のどれを使用するかを規
定するメッセージを送信する。このメッセージに従っ
て、ライン装置19は加入者セット23からのアナログ
情報をディジタルデータワードに符号化し、結果として
得られたデータワードを割当てられたチャネルで伝送す
る。ライン装置19は割当てられたチャネルで加入者セ
ット23に接続された加入者ループの直流状態、すなわ
ち開路、閉路を送信する。
ライン装置19とタイムスロット入替装置11の間で時
分割チャネルが与えられた加入者セットに割当てられた
後で、制御装置17は割当てられたチャネルで伝送され
る情報をサンプリングすることによって加入者セットか
らの信号情報を検出する。このようなサンプリングの動
作は通信路28を経由して実行される。制御装置17は
加入者のチャネルからの信号情報と、他の制御装置例え
ば18と中央制御装置30からの信号情報に応動してタ
イムスロット入替装置11のタイムスロット入替機能を
制御する。前述したように、タイムスロット入替装置と
時分割多重スイッチ10の間の時分割多重線は125マ
イクロ秒のフレームの間に256チャネルを有してい
る。これらのチャネルにはその生起順序に従って、1か
ら256までの数字の番号が割当てられている。与えら
れたチャネルが125マイクロ秒ごとに利用できるよう
に、チャネルの番号は繰返す。タイムスロット入替機能
はライン装置から受信されたデータワードを取り込み、
制御装置17と18の制御によって、データワードをタ
イムスロット入替装置と時分割多重スイッチ10の間の
時分割多重線のチャネルに与える。
時分割多重スイッチ10はタイムスロットの繰返しフレ
ームで動作し、各々の125マイクロ秒のフレームは2
56タイムスロットから成っている。各タイムスロット
の間で、時分割多重スイッチ10はその64個の入力ポ
ートの任意のもので受信されたデータワードを制御メモ
リー29に記憶されたタイムスロット制御情報に従っ
て、その64個の出力ポートの任意のものに接続する。
時分割多重スイッチ10を通しての接続の構成パターン
は、それ自身256タイムスロットごとに繰返し、各タ
イムスロットには1〜256のシーケンスで数字の番号
が付けてある。従って、第1タイムスロットTS1の間
で、時分割多重線13上のチャネル(1)の情報は時分
割多重スイッチ10によって出力ポートP64にスイッチ
され、一方次のタイムスロットTS2の間で、時分割多
重線13の次のチャネル(2)の情報は出力ポートP5
5にスイッチされる。タイムスロット制御情報は種々の
制御装置、例えば、17と18から得られた制御メッセ
ージから制御情報を発生する中央制御30によって制御
メモリーに記入される。
中央制御30と制御装置17および18はタイムスロッ
ト入替装置と時分割多重スイッチ10の間の時分割多重
線、例えば、13乃至16の制御チャネルと呼ばれる選
択されたチャネルを使用して制御メッセージをやりとり
する。各制御メッセージは複数の制御ワードを含み、各
制御チャネルは256の時分割チャネルのフレーム当
り、ひとつの制御ワードを伝送することができる。与え
られた入出力ポート対に関連した2つの時分割多重線で
は、同一のチャネルが制御チャネルとして予め定められ
ている。さらに、与えられたチャネルは1対の時分割多
重線のためだけの制御チャネルとして使用される。例え
ば、もしチャネル1が時分割多重線13およびそれに関
連した時分割多重線15の制御チャネルとして使用され
れば、これ以外の時分割多重線がチャネル1を制御チャ
ネルとして使用することはない。制御チャネルと同一の
番号を持つ各タイムスロットの間には、時分割多重スイ
ッチ10はその制御チャネルを占有するデータワードを
出力ポートP64に接続し、また入力ポートP64を上
述した制御チャネルに関連する出力ポートに接続する。
以下の例はチャネル1が時分割多重線13および15の
制御チャネルであり、チャネル2が時分割多重線14お
よび16の制御チャネルであるときの第22図のシステ
ムの動作例である。タイムスロットTS1の間で、制御
メモリー29からの情報は、他の接続と共に、時分割多
重線13のチャネル1の制御ワードが出力ポートP64
に接続され、入力ポートP64の制御ワードが時分割多
重線15に接続されることを規定する。同様にタイムス
ロットTS2の間では、制御メモリー29からの情報に
よって、時分割多重線14のチャネル2の制御ワードが
出力ポートP64に接続され、入力ポートP64のチャ
ネル2の制御ワードが時分割多重線16に接続されるこ
とが規定される。このように動作しているときには、出
力ポートP64は時分割多重スイッチ10からそれが時
分割多重スイッチに送出されたのと同一の番号を持つチ
ャネルのすべての制御情報を受信する。さらに、各制御
チャネルはその関連する制御チャネルと同一の番号を持
つタイムスロットの間に、入力ポートP64から制御ワ
ードを受信するように接続されている。出力ポートP6
4にスイッチされた制御ワードは制御分配装置31に送
信され、これは一時的にこれを制御チャネルに関連した
位置に記憶する。制御チャネルと制御分配装置31の記
憶位置の関連によって、記憶された情報の情報源が識別
される。
タイムスロット入替装置からの各制御メッセージは、ス
タートキャラクタ、宛先部、信号情報部および終了キャ
ラクタを含む。宛先部は制御メッセージの期待される宛
先を一義的に識別する。制御分配装置31は各制御メッ
セージの宛先部を解釈して、制御メッセージの適切な宛
先を決定し、メッセージをその宛先の装置に関連した制
御チャネルと同一の番号を持つチャネルで、時分割多重
スイッチ10の入力ポートP64に対して再送する。
上述したように動作しているとき、タイムスロット入替
装置11はタイムスロット入替装置12を識別する宛先
部を持つ制御メッセージを形成するよう、その繰返し制
御チャネルの間に、制御ワードを送信することによっ
て、タイムスロット入替ユニット12に対して制御メッ
セージを送出する。制御分配装置31は制御ワードを累
積し、宛先部を解釈し、タイムスロット入替装置12に
関連した制御チャネルと同一の番号を持ったチャネルの
間に、入力ポートP64に対してメッセージを再送す
る。制御メッセージの宛先部で、中央制御30を指定す
ることによって、制御メッセージは中央制御30に対し
て送信することができる。これが生じたときには、制御
分配装置31はメッセージを時分割多重スイッチ10に
戻すのではなく、通信リンク32を経由して、中央制御
30に対してメッセージを送る。同様に、特定のタイム
スロット入替装置を指定した宛先部を持つ制御メッセー
ジを制御分配装置31に送信することによって、メッセ
ージは中央制御30からタイムスロット入替装置のひと
つに送られる。この伝送もまた通信リンク32を用いて
実現される。
制御装置、例えば、17および18の各々は関連する制
御装置の制御のためのプログラムと、制御装置、それに
関連するタイムスロット入替装置およびそれに関連する
加入者の主要な機能に関連するデータを記憶するメモリ
ー57(第23図)を含んでいる。メモリー57はサー
ビスクラス、利得と減衰の加入者ごとの限界、市外制限
情報および通常の呼取扱い手順、例えば、着信者保留や
共同保留のような情報を記憶する。与えられたメモリー
57の内容の多くは任意の他の制御装置あるいは中央制
御に関連した記憶位置には記憶されない。しかしなが
ら、これは保守の目的でバルク記憶(図示せず)に記憶
するようにしてもよい。メモリー57中の情報、例え
ば、着信加入者保留あるいは共同保留情報は主として他
の制御装置によって実行される機能に関連している。こ
の情報は情報の重複を防止し、このような情報の集中記
憶の不能率を防止するために、加入者に関連して記憶さ
れている。制御分配装置31を通して伝送される制御チ
ャネルを利用した先に述べた装置は、この呼に関連した
情報を他の制御装置と中央制御30に送るために利用さ
れる。
先に述べたように、制御装置17はライン装置の各々に
よって実行される動作の大部分を制御する。制御装置1
7の主たる処理主体はメモリー57に記憶された命令に
応動して動作するプロセッサ66(第23図)である。
制御装置17はバス59を経由してプロセッサ66から
命令を受信する制御インターフェース回路56を有し、
その命令に応動して通信路27を経由して、ライン装
置、例えば、19および20と通信する。制御装置17
はまた信号プロセッサ65とディジタルサービス装置6
7を含んでいる。信号プロセッサ65はタイムスロット
入替装置11によって受信された各データワードの信号
部(第26図のビットA乃至G)を受信して分析するこ
とによって、プロセッサ66の実時間負荷要求を軽減す
る。ディジタルサービス装置67はタイムスロット入替
装置11によって受信された各データワードのデータ部
(第26図)を受信してPCM信号に変換された加入者
からのトーン信号を受信する。ディジタルサービス装置
67はまたゲート51を通して、ゲート52を通して時
分割多重スイッチに対してPCMの形式でトーン信号を
送信するのに用いられる。制御インターフェース回路5
6、信号プロセッサ65およびディジタルサービス装置
67それにライン装置19の動作は当業者には周知であ
る。第22図のシステムにおいて、ライン装置の内部で
使用されるクロック信号はインターフェース装置69
(第23図)の中のクロック回復回路84(第24図)
によって、制御インターフェース56および通信路27
を経由して送信される。
ライン装置の各々は、各々が16ビットの64ディジタ
ルチャネルの繰返しのフレームを送信する。この情報は
タイムスロット入替装置11の中のマルチプレックス装
置60(第23図)に送られる。マルチプレックス回路
60は8個のライン装置からの出力信号を受信し、これ
はフォーマット変換されて、125マイクロ秒のフレー
ムごとに512チャネルを持つ出力時分割多重線62に
送出される。同様に、デマルチプレックス回路61は時
分割多重線63上の各16ビットの512チャネルを受
信し、このチャネルは予め定められた配置でライン装置
19のような8個のライン装置に分配される。さらに、
マルチプレックス装置60は情報の入来チャネルを直列
から並列に変換し、デマルチプレクサ61はそれが受信
する情報を並列から直列に変換する。時分割多重線62
上の与えられたチャネルを伝送された情報は、与えられ
たチャネルに一義的に関連した受信タイムスロット入替
50の記憶位置に記憶される。
与えられたデータワードが記憶される特定の記憶位置は
タイムスロットカウンタ54によって発生されるタイム
スロット番号情報によって規定される。タイムスロット
カウンタ54はタイムスロット当り1タイムスロット番
号の割合で、512個のタイムスロットの繰返しシーケ
ンスを発生する。与えられたデータワードが発生される
タイムスロットの間に発生された特定のタイムスロット
番号はそのデータワードを記憶すべき受信タイムスロッ
ト入替装置中の記憶位置を規定する。データワードはま
たタイムスロットにひとつの割合で受信タイムスロット
入替50から読み出される。与えられたタイムスロット
の間に受信タイムスロット入替50から読み出されるべ
きデータワードの記憶アドレスは、読み出し制御RAM
55から得られる。制御RAM55はタイムスロットカ
ウンタ54からのタイムスロット番号によって規定され
たアドレスで読み出され、このようにして読み出された
量は、そのタイムスロットについての読み出しアドレス
として受信タイムスロット入替50に送られる。受信タ
イムスロット入替50から読み出されたデータワードは
時分割多重線68、ゲート8、時分割多重線68′およ
びインターフェース装置69を経由して時分割多重スイ
ッチ10に送られる。時分割多重スイッチ10からのデ
ータワードはインターフェース装置69によってタイム
スロット入替装置11で受信され、時分割多重線7
0′、ゲート9および時分割多重線70を通して送信タ
イムスロット入替53に運ばれる。タイムスロット入替
装置11に接続されたライン装置によって取扱われる加
入者の間の呼については、制御RAM55がゲート8お
よび9の動作を実行し、受信タイムスロット入替50に
よって時分割多重線68に送信されたデータワードがゲ
ート8および9を経由して、送信タイムスロット入替5
3に運ばれるようにする。送信タイムスロット入替53
は制御RAM55からのアドレスによって規定される位
置に入来データワードを記憶する。データワードは送信
タイムスロット入替50のタイムスロットカウンタ54
によって規定されるアドレスから読み出される。このよ
うに読み出されたデータは、時分割多重線63を通し
て、ライン装置19に向けて送信される。制御RAMは
各々が、特定の回路、例えば、送信タイムスロット入替
53に関連した、多数の制御メモリーとして実現できる
ことに注意していただきたい。制御メモリーの特定の構
成はこの説明には重要ではなく、タイムスロット入替装
置11の中のタイミングと回路的な要求によって変化す
る。受信タイムスロット入替50、制御RAM55、タ
イムスロットカウンタ54および送信タイムスロット入
替53によって実行されるタイムスロット入替動作の一
般的原理は周知であり、ここでは述しく延べない。
第22図のシステムの制御情報のやりとりの1次モード
は、制御メッセージを信号源タイムスロット入替装置か
ら、時分割多重スイッチ10および制御分配装置31を
通して送り、宛先のタイムスロット入替装置に戻すよう
になっている。2次通信モードもまた使用され、これで
は与えられた呼に関する制御情報は信号源タイムスロッ
ト入替装置から宛先タイムスロット入替装置に、その呼
に割当てられたタイムスロットで時分割多重スイッチを
経由して送られる。呼タイムスロットのデータワードの
Eビット位置が2次通信モードに使用される。しかし、
この2次通信モードでは信号ビットの内の任意のものあ
るいはすべてを使用できることがわかる。Eビットは通
信路の連続性チェックと信号の確認の二重の目的で使用
される。制御RAM55(第23図)はその512個の
記憶位置の各々にEビット位置を含んでいる。呼の過程
でプロセッサ66はそ呼に関連した制御RAM55の各
記憶位置のEビット位置に記憶された桁を制御する。制
御RAM55が、受信タイムスロット入替55から読み
出されるべきデータワードを規定したアドレスを送った
ときに、これは受信タイムスロット入替55に記憶され
たEビットに記憶されたEビットを時分割多重線50に
送信する。これによって、タイムスロット入替装置の間
のEビットチャネルを利用したメッセージの伝送ができ
ることになる。第23図の装置はまた時分割多重線70
で受信された各データワードのEビットを受信するEビ
ットアキュミュレータ43を含んでいる。これらのEビ
ットはEビットアキュミュレータ48によってEビット
チェック回路192に送信される。Eビットチェック回
路192は導体195上のプロセッサ66からの命令に
応動して、選択されたデータワードのEビットに関連し
た出力信号をプロセッサ66に送出する。例えば、通信
路設定の間に、プロセッサ66はEビットチェック回路
192に対して、特定のチャネルのEビット位置を調
べ、プロセッサ66に対して、予め定められた時間以内
に論理“1”が受信されたかどうかを知らせるように指
示する。第28図はEビットチェック回路192によっ
て実行される機能の流れ図である。指定されたチャネル
中で、予め定められた時間以内に論理“1”のEビット
が見付からなければ、この事実を示す不連続信号が導体
193を通して、プロセッサ66に対して送られる。そ
の代りに、その時間の内で、このような論理“1”がE
ビットチェック回路192によって見付かれば、導体1
94を経由して連続性信号がプロセッサ66に対して送
られる。Eビットチェック回路192はまた各々のアク
ティブな呼のEビットを調べる。アクティブな呼のEビ
ットが論理“0”となり、この状態な予め定められた時
間の間留れば、上述した不連続性信号が関連するプロセ
ッサ66に送られる。不連続性信号を受信した任意のプ
ロセッサ66はこの事実を知らせる制御メッセージを中
央制御30に送出する。
第29図はひとつの入来チャネルすなわち通信路に関連
したEビットチェック回路192の部分を示している。
タイマ196は導体195を通して来たプロセッサ66
からの命令に応動して計数を開始する。プロセッサ66
から命令が受信されたあと、予め定められた時間が経過
すると、タイマ196はANDゲート199 の一方の入力
に接続された導体197を通して論理“1”を送出す
る。ANDゲート199の出力は導体193に接続され
ている。連続性信号発生器198は関連するチャネルの
Eビット位置を受信し、論理“1”のEビットに応動し
て、導体194に論理“1”の出力を発生する。導体1
94上の論理“1”は論理“0”のEビットが連続性信
号発生器198によって見付かるまで連続的に印加され
る。連続性信号発生器198からの出力信号はまた反転
されて、ANDゲート199の入力に与えられる。従っ
て、タイマ196がその論理“1”の出力を発生したと
きに、連続性信号発生器198が論理“0”の出力を発
生し、Eビットが受信されていないことを示していれ
ば、これはANDゲート199を通して不連続性信号と
して導体193に与えられる。その代りに、連続性信号
発生器198が論理“1”の出力を発生していれば、導
体193上の信号は強制的に“0”となり、一方導体1
94上には論理“1”の連続性信号が送信される。Eビ
ットチェック回路の機能は有利にプロセッサ66によっ
て実行され、これによって別個のEビットチェック回路
192を不要にできることに注意されたい。呼を完了さ
せるときのEビットチャネルの使用方法については後に
詳しく述べる。
以下には交換システム内の種々の制御実体の間の1次通
信モードについて述べる。プロセッサ66は完全なダイ
ヤル数字を受信すると、そのダイヤルささた番号に付い
ての翻訳を実行し、中央制御30(第22図)のための
制御メッセージを形成し、その呼のために時分割多重ス
イッチ10を通して空きタイムスロットが設定されるよ
うにする。この制御メッセージはプロセッサ66によっ
て、メモリー57に記憶される。当業者には周知のタイ
プのDMA装置58はフレーム当り、1制御ワードの割
当で制御メッセージを読み、そのワードをインターフェ
ース装置69の制御ワード源レジスタ80(第24図)
に送信し、時分割多重線を通して時分割多重スイッチ1
0に送る。同様に制御メッセージは他の制御装置および
中央制御30からインターフェース装置69の制御ワー
ド宛先レジスタ92(第24図)で受信され、DMA装
置58によってメモリー57に送られ、ここでプロセッ
サ66によって読み取られる。インターフェース装置6
9は第24図に詳細に図示されているが、マルチプレッ
クス/デマルチプレックス回路75と2つのリンクイン
ターフェース78、79を含んでいる。マルチプレック
ス/デマルチプレックス回路75は時分割多重線68′
を通してデータワードをタイムスロット入替装置50か
ら受信し、時分割多重線70′を通してデータワードを
タイムスロット入替装置53に送信するように接続され
ている。両方の時分割多重線68′および70′は12
5マイクロ秒のフレーム当り512チャネルの速度でデ
ータワードを運ぶようになっていることを想起していた
だきたい。マルチプレックス/デマルチプレックス回路
75は時分割多重線68′で受信された情報を2本の時
分割多重線76および77に分割する。すなわち偶数番
号のチャネルのデータワードを時分割多重線77に送信
し、奇数番号のチャネルのデータワードを時分割多重線
76に送信する。従って、時分割多重線76および77
はフレーム当り256チャネルの割合で情報を運ぶ。さ
らに、マルチプレックス/デマルチプレックス回路75
に2本の256チャネルの時分割多重線85および86
上の情報を512チャネルの時分割多重線70′に組合
わせる。この組合わせは時分割多重線85および86か
らのデータワードを交互に任意して、時分割多重線85
からのデータワードが時分割多重線70′の奇数番号の
チャネルで伝送され、一方時分割多重線86からのデー
タワードが、偶数番号のチャネルで伝送されるようにす
ることによって実行される。時分割多重線76および8
5はリンクインターフェース78に接続されており、時
分割多重線77および86はリンクインターフェース7
9に接続されている。タイムスロット入替装置11はフ
レーム当り512チャネルで動作し、一方リンクインタ
ーフェース78、79と時分割多重スイッチ10はフレ
ーム当り256タイムスロット(チャネル)で動作する
ことに注意していただきたい。さらに、タイムスロット
入替装置11との間で送受信されるデータワードのチャ
ネルは完全に同期している。すなわち、与えられた番号
のチャネルがタイムスロット入替装置11からリンクイ
ンターフェース78に受信されているときにはいつで
も、両方のリンクインターフェース78と79はタイム
スロット入替装置11と同一の番号を持つチャネルを受
信・送信している。スプリットしたあとで同期を保つた
めに、時分割多重線68′のすべての奇数番目のチャネ
ルはマルチプレックス/デマルチプレックス回路75に
よって遅延されて、奇数番目のチャネルと直後の偶数番
目のチャネルが本質的に同時に時分割多重線76および
77上を伝送されるようにする。同様に、時分割多重線
86上のラインインターフェース79からの各データワ
ードはマルチプレックス/デマルチプレックス回路75
によって遅延されて、それが時分割多重線70′上を、
それと本質的に同時にマルチプレックス/デマルチプレ
ックス回路75で受信されたデータワードの直後に送信
されるようにする。以下の説明の過程において、与えら
れたデータワードのタイムスロットとしては、リンクイ
ンターフェース78および79と時分割多重スイッチ1
0のタイムスロットを指すものとする。例えば、時分割
多重線68′のチャネル1および2からのデータワード
は、共にリンクインターフェース78、79と時分割多
重スイッチ10ではタイムスロット1に対応する。リン
クインターフェース装置78および79の各々は時分割
多重スイッチ10の入出力ポート対に一義的に対応して
いる。
リンクインターフェース78(第24図)は時分割多重
線15を通して時分割多重スイッチ10から直列に伝送
されて来たデータワードを受信し、この情報を導体83
に直列に再送信するような受信機82を含んでいる。ク
ロック回復回路84は導体83への接続によって入来ビ
ットの流れを受信し、それから 32.768 メガヘルツのク
ロックを回復する。後に詳述する理由から、時分割多重
線15で受信された情報は必ずしも時分割多重線13で
送信される情報と同期している必要はない。時分割多重
線76と85上のデータワードの間でチャネル同期を達
成するために、導体83上の入来データワードはランダ
ムアクセスメモリー回路87でバッファされる。導体8
3上のデータワードはランダムアクセスメモリー87の
下記込みアドレス発生器88で規定される位置に書き込
まれる。書き込みアドレス発生器88はクロック回復回
路84からの2.048 メガヘルツのクロック信号を受信
し、それに応動して、導体83上の入来データワードと
同期して256個の書き込みアドレスの繰返しシーケン
スを発生する。データワードは256個の読み出しアド
レスの繰返しシーケンスを発生する読み出しアドレス発
生器89によって規定されるランダムアクセスメモリー
87中の位置から読み出されて、タイムクロット入替装
置11に伝送される。読み出しアドレスはオフセット回
路90から受信された情報より誘導される。オフセット
回路90は書き込みアドレス発生器88によって発生さ
れた書き込みアドレスを受信し、これから実効的に予め
定められた数を減算する。この減算の結果は次に読み出
しアドレス発生器に送られる。このようにして読み出し
アドレス発生器89は読み出しアドレスを発生し、これ
は書き込みアドレス発生器88によって発生されたアド
レスからほぼ1/4フレーム(64タイムスロット)遅
れたものになっている。
インターフェース装置69のリンクインターフェース7
8と79はマスター/スレーブモードで動作して、チャ
ネル同期を維持する。本実施例においては、リンクイン
ターフェースがマスターであり、上述した方法で動作を
続ける。しかし、リンクインターフェース79の読み出
しアドレス発生器は、リンクインターフェース78の読
み出しアドレス発生器89からの読み出しアドレスによ
って駆動される。時分割多重線15、16の長さには差
があり得るから、リンクインターフェース79で使用さ
れる書き込みアドレスと読み出しアドレスは1/4フレ
ーム前後分離される。これは時分割多重線85、86で
送信されるデータワード10チャネル同期しているが、
時分割多重線15、16ではこのような同期は必要ない
ために生ずる。
与えられたリンクインターフェースでは、制御メッセー
ジの送信と受信の両方で同一のチャネルが使用される。
与えられたリンクインターフェース、例えば、リンクイ
ンターフェース78で制御メッセージを運ぶために使用
される特定のチャネルは予め設定されており、制御チャ
ネルレジスタ81に記憶されている。読み出しアドレス
発生器89によって発生された各々の読み出しアドレス
は比較器91に送られ、これはその読み出しアドレスを
制御チャネルレジスタ81に記憶された予め定められた
制御チャネル番号と比較する。比較器91によって現在
の読み出しアドレスが制御チャネルの番号と等しいこと
が判定されると、これはゲート信号を発生し、これに制
御ワード源レジスタ80と制御ワード宛先レジスタ92
に送信される。制御ワード宛先レジスタ92は比較器9
1からのゲート信号に応動して、時分割多重線85上の
情報を記憶する。その特定のチャネルの間に、時分割多
重線85上の情報は、制御装置17によって利用される
制御チャネルの内容を含んでいる。DMA装置58の動
作によって、制御ワードレジスタ92の内容と、次の制
御チャネルの前にメモリー57に送信される。同様に、
制御ワード源レジスタ80は比較器91からのゲート信
号に応動して、その内容を時分割多重線76に与え、こ
れによって制御ワードを送信する。制御ワードはリンク
インターフェース79によって本質的に同様の方法で送
信および受信されるが、リンクインターフェース79に
関連した特定の制御チャネル番号は、リンクインターフ
ェース78に関連したものとは異なっている。
読み出しアドレス発生器89によって発生された読み出
しアドレスはまたフレームシーケンス発生器93に送信
される。フレームシーケンス発生器93はそれに応動し
て、チャネル当り1ビットの割合でフレーミングビット
の一義的なシーケンスを発生する。各チャネルの間に、
フレームシーケンス発生器93によって発生されたビッ
トはフレーム挿入回路94に送信され、これはタイムス
ロット入替装置11のGビット位置にフレーミングビッ
トを入れる。このフレーミングビットを含むデータワー
ドは次に並直列レジスタ95とドライバ回路96を通し
て、時分割多重線13に送信され、これは時分割多重ス
イッチ10の一義的な入力ポートに接続されている。リ
ンクインターフェース78によって受信された各データ
ワードは時分割多重スイッチ10によって発生され、送
信されたフレーミングビットを含んでいる。フレームチ
ェッカ97は、時分割多重スイッチ10から各データワ
ードの各フレーミングビットの各々を読み、時分割多重
スイッチ10とそれ自身の間の同期がまだとれているか
を判定する。もし同期がとれていれば、訂正は行なわれ
ない。しかし同期がとれていないことがわかれば、当業
者には周知の方法でクロック回復回路と通信してフレー
ム同期が行なわれる。
時分割多重スイッチ10の入出力ポートは、両方のポー
トが同一のリンクインターフェースに接続されているか
ら、対であると考えられる。さらに、時分割多重スイッ
チ10の入出力ポートの各対は、リンクインターフェー
ス78と79と同様のタイプの時分割多重スイッチのリ
ンクインターフェースに接続される。リンクインターフ
ェース78はデータワードを時分割多重線13から受信
し、これらのワードを時分割多重線103を経由して直
並列レジスタ103に送信する受信機101を含む時分
割多重スイッチのリンクインターフェース100(第2
5図)に接続されている。時分割多重線103からのビ
ットの流れはまたそこからクロック信号を誘導し、フレ
ーム同期がとれているかどうかを判定するクロック回復
回路104とフレームチェック回路105に与えられ
る。時分割多重スイッチのリンクインターフェース10
0はさらにクロック回復回路104からの信号に応動し
て書き込みアドレスのシーケンスを発生する書き込みア
ドレス発生器106を含んでいる。直並列レジスタ10
2に送信された各データワードは書き込みアドレス発生
器106によって発生されるランダムアクセスメモリー
107のアドレスに書き込まれる。
時分割多重スイッチ10はまたその入力と出力の間で経
路を完成するための、各々約488マイクロ秒の256
タイムスロットのフレームで動作する時分割空間分割ス
イッチを含んでいる。各タイムスロットの間に接続され
るべき入力、出力ポートの間の交換経路を規定する制御
情報は制御メモリー29(第22図)に記憶されてお
り、これは各タイムスロットで読み出されてこれらの接
続を設定する。各タイムスロットは番号を持っており、
与えられたタイムスロットでは同一の番号を持つデータ
ワードのチャネルが交換されることを想起されたい。従
って、不正確な交換を防止するためには、それに関連す
るタイムスロットの間に、与えられた番号を持つチャネ
ルのすべてのデータワードを時分割空間分割スイッチに
送らなければならない。この目的で、時分割多重スイッ
チ10は256個の読み出しアドレスの繰返しシーケン
スを発生するマスタクロック回路109を含み、これは
各々の時分割多重スイッチリンクインターフェースに本
質的に同時に送信される。従って、ランダムアクセスメ
モリー107とすべての他の時分割多重スイッチのリン
クインターフェースに含まれた等価なランダムアクセス
メモリーは、本質的に同時に同一のタイムスロットに関
連したデータワードを読み出す。ランダムアクセスメモ
リー107から読み出されたデータワードは並直列シフ
トレジスタ110に送信され、ここから、これは時分割
空間分割スイッチ108に送信される。
時分割多重線15上を通して、リンクインターフェース
78に伝送されるすべてのデータワードは、それを時分
割空間分割スイッチ108に送信する前1タイムスロッ
ト以内に時分割空間分割スイッチから受信される。時分
割多重スイッチリンクインターフェース100はタイム
スロット当り、1ビットの割合でフレーミングビットの
シーケンスを発生するフレームシーケンス発生器を含ん
でいる。フレーミングビットはフレーム挿入回路113
に送られ、これはフレームビットを導体111の各デー
タワードのビット位置Gに入れる。導体111上の各デ
ータワードは次にドライバ回路114を通して、時分割
多重線115を通してリンクインターフェース78に送
られる。
以下には第22図のシステムにおける呼の設定と除去の
例を示す。この例では加入者セット23における加入者
が、加入者26に対して呼を望んだものとする。ライン
装置19は加入者23における発信のオフフックを検出
し、通信路27を経由して制御装置17に対してメッセ
ージを送信する。制御装置17はライン装置19からの
このメッセージに応動して、データワードの通信のため
にライン装置19とタイムスロット入替装置11の間の
どの通信チャネルを使用するかを規定する命令をライン
装置19に送信する。さらに、制御装置17はタイムス
ロット入替装置11とライン装置19の間の新しくオフ
フックした加入者に関連するチャネルに対してダイヤル
音の送信を開始する。制御装置17は加入者セット23
の直流状態の検査を続ける。制御装置17はさらに加入
者セット23からのダイヤル数字を検出し、最初の数字
が検出されるとダイヤル音を止める。全体のダイヤル数
字と起呼加入者の番号に従って、制御装置17は中央制
御30のための制御メッセージを形成する。この制御メ
ッセージは中央制御30を識別する宛先部を含み、さら
に起呼加入者の番号、被呼加入者の番号およびサービス
クラスのような、起呼加入者に関連したある種の情報を
含んでいる。
第27図は加入者の間の呼の設定のためのプロセッサの
間の通信の機能図である。第27図では、発信装置19
0は発信加入者セット23、ライン装置19、タイムス
ロット入替装置11および制御装置17を表わしてい
る。同様に、着信装置191は着信加入者セット26、
ライン装置22、タイムスロット入替装置12および制
御装置18を表わしている。呼完成シーケンスの中の各
々の通信は線によって第27図で示されており、線の終
りには矢印が付けられて方向を示しており、これに(a)
乃至(g)の文字が付いている。以下の説明の過程では、
文字(a)乃至(g)は説明している特定の通信を識別するの
に用いる。発信装置190の制御装置17によって形成
された制御メッセージ(a)は先に述べたように時分割多
重線13の制御チャネルで、1フレームに1制御ワード
の割合で伝送される。基数番の入出力ポートに接続され
た時分割多重線は制御メッセージを伝送するのに使用さ
れる1次時分割多重線である。偶数番目の入出力ポート
対に接続された時分割多重線はプログラムおよび/ある
いはデータ更新メッセージのような長いメッセージを運
ぶのに用いられる。従って、時分割多重線13の制御チ
ャネルは本例の制御メッセージを運ぶのに使用される。
この制御チャネルの制御ワードは、その制御チャネルに
関連したタイムスロットの間に時分割多重スイッチ10
によって制御分配装置31にスイッチされる。先に述べ
たように、制御分配装置31に受信されたメッセージの
宛先部を解釈して、メッセージを中央制御30に送信す
る。
中央制御30は被呼加入者の番号に関連したタイムスロ
ット入替装置の番号を計算し、被呼加入者と起呼加入者
の間の通信に空きタイムスロットを割当てる。この例で
は、タイムスロットTS16がこの通信に割当てられて
いるものと仮定する。中央制御30は次に、着信装置1
91のタイムスロット入替装置12に制御メッセージ
(b)を送信する。着信装置191は制御分配装置31と
時分割多重スイッチ10を通して加入者セット26に接
続されている。この制御メッセージ(b)は被呼加入者番
号、起呼加入者に接続されたタイムスロット入替装置1
1の番号および時分割多重スイッチ10を通しての通信
に使用されるタイムスロットを含んでいる。中央制御3
0が制御メッセージ(b)をタイムスロット入替装置12
に送信したのと、本質的に一同のタイムスロットで、こ
れは通信路49を経由して制御メモリー29に対して命
令を送り、これはタイムスロット入替装置11をタイム
スロット入替装置12に接続するためにタイムスロット
TS16の間に使用される交換路を規定する。着信装置
191の制御装置18は中央制御30からの制御メッセ
ージ(b)に応動して加入者セット26との通信のための
ライン装置22とタイムスロット入替装置12の間でチ
ャネルを割当て、加入者セット26に関連したチャネル
で、時分割多重スイッチ10に対して論理“1”のEビ
ット(d)の送信を開始する。制御装置はそのチャネルに
関連したRAM55の記憶位置をアクセスし、Eビット
位置を論理“1”にセットすることによって、与えられ
たチャネルの論理“1”の伝送を制御することを想起さ
せたい。さらに制御装置18は着信装置191のタイム
スロット入替装置12の番号、通信に使用されるタイム
スロット(TS16)および呼を完成するために制御装
置17を必要とする加入者セット26に関する任意の情
報を規定する制御メッセージを形成する。この制御メッ
セージ(e)は制御チャネルを経由して時分割多重スイッ
チ10へ、また制御分配装置31へ送られ、さらにタイ
ムスロット入替装置11に関連した制御チャネルによっ
て時分割多重スイッチ10を通してタイムスロット入替
装置11に伝送される。上述したことに加えて、制御装
置18のプロセッサ66はEビットチェック回路192
に対して予め定められた期間、例えば、128フレーム
の間、タイムスロットTS16のEビットの状態を調べ
ることを指示する。
制御装置17は、制御装置18からのメッセーシに応動
して、加入者セット23に関連したチャネルで、時分割
多重スイッチ10に対して論理“1”のEビット(f)の
送信を開始する。さらに、発信装置190の制御装置は
タイムスロット入替装置12からの入来チャネル16の
Eビットを検査して論理“1”の存在を検査する。この
ような論理“1”のEビットが受信されたときに、連続
性信号はEビットチェック回路192から制御装置17
のプロセッサ66に送られ、タイムスロット入替装置1
2からタイムスロット入替装置11への通信路の連続性
が判明したことを示す。タイムスロット入替装置11か
らタイムスロット入替装置12への通信路の連続性が存
在するときには、制御装置18のEビットチェック回路
192は予め定められた期間の間にチャネル16の論理
“1”のEビットを検出する。制御装置18のEビット
検査回路192は、論理“1”のEビットに応動して、
それに関連するプロセッサ66に対して連続性信号を送
信する。制御装置18のEビットチェック回路192か
らの連続性信号に応動して、ライン装置22は加入者セ
ット26に対して、呼び出し電流を送出するように指示
され、加入者セット23には、タイムスロット16の間
で可聴リンギング音が返送される。加入者セット26が
オフフックされると、ライン装置22は制御装置18に
対して知らせ、これは加入者セット23に対する可聴リ
ンギング音の送出を停止し、加入者セット26に対する
呼び出し信号の印加を停止する。制御装置18は次に制
御メッセージ(g)をタイムスロット入替装置12からタ
イムスロット入替装置11に送信して、応答が生じたこ
とを示す。ここで加入者は通信できることになる。
呼の終了は通常は起呼加入者に関連した制御装置、この
例では、制御装置17によって制御される。加入者セッ
ト23がオフフックすると、加入者セット23と26の
間のチャネルのEビットは論理“0”に変わる。制御装
置18は論理“0”のEビットに応動して、制御メッセ
ージを中央制御30に送り、呼のその部分が完了したこ
とを示す。さらに、オンフックが検出されたとき、同様
のメッセージが制御装置17から送信される。これらの
二つのメッセージに応動して、中央制御30は制御メモ
リー29を制御して、加入者セット23と26の間のチ
ャネルを接続する経路を落す。さらに、制御装置17、
18はそれに関連する加入者セットから時分割多重スイ
ッチ10への経路を空きとして、これらの経路が以降の
通信に使用できるようにする。加入者セット26が最初
にオフフックになったときには、制御装置18は、オフ
フックが生じたことを制御チャネルを通して制御装置1
7に知らせるために、制御装置17に対して制御メッセ
ージを送信する。制御装置17はこのようなメッセージ
に応動して、ヒットタイミングと同様の予め定められた
期間だけ待ち、次に上述したような呼終了の手順を開始
する。
着信加入者の特性によっては、通常の呼完了/終了のル
ーチンが異なることがある。例えば、加入者26(前の
例での着信加入者)が呼トレーシングを行なっていると
しよう。この状況では、加入者26がオンフックするま
で、加入者26へのすべての呼を完成された状態に保つ
ことが望ましいかもしれない。この例に従えば、呼は先
の例で述べたのとほとんど同様に設定される。しかし、
タイムスロット入替装置12からタイムスロット入替装
置11への第1の制御メッセージは間もなく完成される
呼については呼トレーシングがかかっていることを示す
部分を含んでいる。制御装置17はこの制御メッセージ
に応動して、呼終了のシーケンスを変更して、制御装置
18から加入者26がオンフックしたことを示すメッセ
ージが受信されるまで完成された経路が除かれないよう
にする。
本発明の実施例 第12図に従って配置される第1図乃至第3図に図示す
る本発明の一実施例は、第22図の時分割回線交換シス
テムを含め、それに4個の追加の交換モジュール100
0、2000、3000、および4000が統合されて
いる。追加の交換モジュールが時分割多重スイッチ10
の入出力ポート対P55乃至P62を用いて接続されて
いる。第2図および第3図には交換モジュール 1000 お
よび4000だけが詳細に図示されている。与えられた
交換モジュール、例えば、1000はそのようなチャネ
ルを時分割多重スイッチ10を通して送信することなし
にそれに接続された複数のユーザ端末、例えば、100
1、1002の間でパケット交換通信チャネルおよび回
線交換通信チャネルの両方を提供する。時分割多重スイ
ッチ10はモジュール間呼のためだけに使用される。
交換モジュール1000 交換モジュール1000(第2図)は2個のディジタル
ライン装置1101および1102、タイムスロット入
替装置1011、制御装置1017、プロセッサインタ
ーフェース1300それにパケット交換装置1400を
含んでいる。タイムスロット入替装置1011と制御装
置1017はすでに説明したタイムスロット入替装置1
1および制御装置17(第23図)と本質的に同様であ
る。本実施例においては、端末と制御装置1017の間
の信号伝送は、ユーザのDチャネル、パケット交換装置
1400、プロセッサインターフェース1300を経由
したメッセージ信号伝送によって行なわれるから、オン
フックおよびオフフック条件やダイヤル数字を検出する
ために制御装置17に要求されるプロセッサの機能は制
御装置1017では必要ない。制御装置17において
は、制御インターフェース56(第23図)が経路27
を通して制御情報を伝送するのに使用される。制御装置
1017においては、通信路1027を通してディジタ
ルライン装置1101と1102およびパケット交換装
置1400に制御情報を伝送するのに、等価な制御イン
ターフェース56が使用される。プロセッサ66との通
信に使用される制御装置17中のバス59と等価なバス
1059はまたプロセッサインターフェース1300に
接続されており、それによって信号情報をユーザ端末と
制御装置1017の間で伝送する装置となる。
ディジタルライン装置 ディジタルライン装置1101は第4図に詳細に図示さ
れている。各ユーザアクセス線、例えば、1003は複
数のディジタルライン回路1105の個々のものに接続
されている。本実施例においては、ユーザアクセス線1
003は各方向に別々の線の対を用いて192キロビッ
ト/秒のビットの流れを伝送するTインターフェースで
あることを想起されたい。またメッセージ信号を含むユ
ーザ情報を伝送するためには144キロビット/秒が使
用され、144キロビット/秒は64キロビット/秒の
回線交換Bチャネルと16キロビット/秒のパケット交
換Dチャネルを含む。ユーザ端末1001は4000ラ
インフレーム/秒で48ビットのラインフレームの形
で、192キロビット/秒の流れを送信する。48ビッ
トのラインフレームの各々はフレームの開始を印すため
のバイポーラバイオレーションを使用したフレーミング
ビット、種々の他の制御ビット、直流平衡ビット、スー
パーフレームビットおよび予備のビットを含み、また各
々のBチャネルの8ビットの単位を2個と、単一のDチ
ャネルの2ビットの単位を2個含んでいる。ディジタル
ライン回路1105は直流分離、共通モード信号の除去
および過負荷保護を行なうためのトランス結合を経由し
て、ユーザ端末1001から192キロビット/秒のビ
ットの流れを受信する。ディジタルライン回路1105
は各ラインフレームの開始を検出し、そのあとで2個の
Bチャネルおよび1個のDチャネルからの情報を別々の
レジスタ(図示せず)に記憶される。このような受信さ
れた情報はそのあとで、32チャネルの両方向バス11
08でタイムスロット割当装置1111に送られるか、
あるいは他の32チャネルの両方向バス1109で、第
2のタイムスロット割当装置1112に送られる。それ
を用いてBチャネルあるいはDチャネルを送信するため
の2本のバス1108あるいは1109中の1本の中の
特定のタイムスロットすなわちチャネルを規定する情報
は16個のディジタルライン回路1105の動作を調整
するライングループコントローラ 1106 から受信された
情報に従って決定される。バス1108のひとつの与え
られたタイムスロットがディジタルライン回路1105
のひとつからの1個のBチャネルの8ビットの単位ある
いは4個のディジタルライン回路1105の各々からの
Dチャネルの2ビットの単位を伝送するのに用いられ
る。タイムスロット割当装置1111はバス1108の
ひとつを経由して16個のライン回路1105の各グル
ープからの情報を受信する。同様に、タイムスロット割
当装置1112はバス1109のひとつを経由して16
個のライン回路1105の各グループからの情報を受信
する。バス1108および1109はユーザのBチャネ
ルおよびDチャネルとバス1108および1109上の
タイムスロットの間のマッピングを規定するライングル
ープコントローラ1106による割当に従って負荷を分
担する。ライングループコントローラ 1106 は次にこの
ようなマッピングを初期化するために通信路1027を
経由して、単一のライン装置コントローラ1107から
その情報を受信する。ライン装置コントローラ1107
はまたタイムスロット割当装置1111および1112
の動作を制御する。タイムスロット割当装置1111お
よび1112の機能はディジタルライン回路1105か
ら受信されたタイムスロットをタイムスロット入替装置
1011への32チャネルの両方向データバス1201
上の指定されたタイムスロットに与えたり、パケット交
換装置1400への32チャネルの両方向データバスの
指定されたタイムスロットに与えたりすることである。
バス1201は1次的にはBチャネル情報を運ぶが、あ
るDチャネル情報はその上を伝送されてから後で、予め
定められたチャネルでタイムスロット入替装置1011
とバス1205を通してパケット交換装置1400に伝
送されることを想起されたい。バス1202はDチャネ
ル情報を直接にパケット交換装置1400に伝送する。
タイムスロット割当装置1111と1112はまたバス
1201 を通してタイムスロット入替装置1011から、
バス1202を通してパケット交換装置1400から情
報を受信し、このような受信された情報を指定されたタ
イムスロットでディジタルライン回路1105に送るよ
うに動作する。各々のディジタルライン回路1105は
バス1108および/あるいは1109の関連するタイ
ムスロットから2本のBチャネルと1本のDチャネルを
受信し、受信された情報を48ビットのラインフレーム
にフォーマット化する。このようなラインフレームは次
に、192キロビット/秒の速度でトランス結合を通し
てユーザライン、例えば、1003に送信される。
パケット交換装置1400 パケット交換装置1400とプロセッサインターフェー
ス1300のより詳細な図は、第13図に従って配置される
第5図乃至第11図に示されている。パケット交換装置
1400は、ディジタルライン装置1101および11
02からバス1202を通して、またタイムスロット入
替装置1011からバス1205を通して受信されたタ
イムスロットをプロトコルハンドラ1700−0乃至1
700−95に分配する6個のデータファンアウト装置
1600乃至1600−5(第7図)を含んでいる。図
にはこの内プロトコルハンドラ1700−0、1700
−15、1700−80および1700−95のみを第
8図および第9図で詳細に示している。データファンア
ウト装置1600−0乃至1600−5はまたバス12
02の割当てられたタイムスロットでプロトコルハンド
ラから受信された情報を、タイムスロット入替装置10
11へのバス1205上のディジタルライン装置110
1および1102に送出する。各々のデータファンアウ
ト装置は16個のプロトコルハンドラに接続されてい
る。例えば、データファンアウト装置1600−0はプ
ロトコルハンドラ1700−0乃至1700−15に接
続され、データファンアウト装置1600−5はプロト
コルハンドラ1700−80乃至1700−95に接続
されている。データファンアウト装置1600−0乃至
1600−5は通信路1027、制御ファンアウト装置
1500(第6図)および制御バス1501を経由して
制御装置1017からプロトコルハンドラとバス120
3および1205のタイムスロットのマッピングに関す
る割当信号と呼ぶ割当情報を受信する。プロトコルハン
ドラ1700−0乃至1700−95はそれに関連した
ユーザ端末のDチャネルからのパケット(あるいはバス
1205を経由したモジュール間パケット)を受信、処
理ならびに蓄積し、パケット相互接続1800(第10
図、第11図)によって付勢されたときには、このよう
な記憶されたパケットを宛先のプロトコルハンドラに、
また信号パケットのときにはプロセッサインターフェー
ス1300(第5図)に送信する。宛先のプロトコルハ
ンドラはパケット相互接続1800から受信されたパケ
ットを記憶し、次にこれらのパケットを宛先ユーザ端末
のDチャネルで送信する。プロセッサインターフェース
1300はプロトコルハンドラからの信号パケットに応
動して、このような信号パケットを記憶し、バス105
9を経由して後に制御装置1017によって読めるよう
にする。プロセッサインターフェース1300はまた制
御装置1017によってバス1059を経由して書き込
まれた信号情報を受信し、このような情報を信号パケッ
トで受信し、パケット相互接続によって付勢されたとき
に信号パケットを宛先のプロトコルハンドラに送る。任
意の与えられた時点で、多数のプロトコルハンドラは予
備となっている。このような予備の指定と他の構成およ
び制御情報は制御装置1017によって、通信路102
7、制御ファンアウト装置1500および制御バス15
02を通して、パケット相互接続1800に伝送され
る。パケット相互接続1800はまた制御バス1702
−0乃至1702−5(第9図)を通して、ある種の制
御情報を特定のプロトコルハンドラに分配する。パケッ
ト相互接続1800は6個のパケットファンアウト装置
1900−0乃至1900−5(第11図)を含む。各
々のパケットファンアウト装置は16個のプロトコルハ
ンドラとの間でパケットを受信しまたパケットを送信す
る。例えば、パケットファンアウト装置1900−0は
プロトコルハンドラ1700−0乃至1700−15と
パケットを送信し、パケットファンアウト装置1900
−5はプロトコルハンドラ1700−80乃至1700
−95との間でパケットを送信する。
データファンアウト装置1600−0 データファンアウト装置1600−0(第7図)は32
チャネルバス1202でディジタルライン装置1101
および1102から、32チャネルのバス1205でタ
イムスロット入替装置1011からタイムスロットを受
信し、このような受信されたタイムスロットを単一の時
分割多重線1612を通して受信タイムスロット入替1
650に送信するマルチプレクサ1610を含む。受信
タイムスロット入替1650はタイムスロット入替機能
を実行し、マルチプレクサ1610から時分割多重線1
613上の予め定められたタイムスロットで受信された
情報をマルチプレクサ1620に送信する。受信タイム
スロット入替1650で使用されるタイムスロットの定
義は、プロセッサ1632によって、システムの初期化
時あるいはそのあとのシステム再構成時に制御RAM1
655に記憶される。プロセッサ1632はこのような
タイムスロット指定を制御ファンアウト装置1500
(第6図)に含まれたプロセッサ1510から汎用非同
期受信送信機(UART)1631、制御バス1501
および関連するUART 1511 −0を経由して受信す
る。デマルチプレクサ1620は時分割多重線1613
上のタイムスロットを予め定められた方法でデータファ
ンアウト装置1600−0に関連する16個のプロトコ
ルハンドラ1700−0乃至1700−15に接続され
た16個の32チャネルの両方向データバス1601−
0乃至1601−15に分配する。同様に逆方向では、
マルチプレクサ1621はプロトコルハンドラ1700
−0乃至1700−15から、32チャネルのバス16
01−0乃至1601−15でタイムスロットを受信
し、受信タイムスロットを単一の時分割多重線1614
を通して送信タイムスロット入替1653に送る。制御
RAM1655に記憶されたタイムスロット定義に従っ
て、送信タイムスロット入替1653はマルチプレクサ
1621から受信された情報を単一の時分割多重線16
15を通して、デマルチプレクサ1611に送信する。
デマルチプレクサ1611は次に時分割多重線1615
で受信されたタイムスロットを予め定められた方法でバ
ス1202に送ってディジタルライン装置1101およ
び1102に送信し、バス1205に送ってタイムスロ
ット入替装置1011に送信する。バス1205はデー
タファンアウト装置の内のひとつだけ、すなわち装置1
600−0にだけ接続されていることに注意していただ
きたい。データファンアウト装置1600−0はバス120
5を経由してタイムスロット入替装置1011からタイ
ミング信号を受信し、このようなタイミング信号をデー
タファンアウト装置1600−1乃至1600−5およ
び例えばプロトコルハンドラ1700−0(第8図)に
含まれた装置1405のようなプロトコルハンドラ中の
タイムスロット割当・速度適応装置の各々に対してこの
ようなタイミング信号を分配し、その中の種々の構成要
素の動作のタイミングをとる。タイミング信号の分配は
図示には示されていない。データファンアウト装置11
(第23図)の動作は、すでに述べたタイムスロット入
替装置11(第23図)の動作と一般的には類似してい
るが、タイムスロット入替装置11が回線交換機能を実
行する。すなわち呼の通信チャネルを提供するためにタ
イムスロット入替を行なうのに対して、データファンア
ウト装置1600−0はバス1202および1205の
各タイムスロットを比較的永久的にバス1601−0乃
至1601−15の指定されたタイムスロットにマッピ
ングすることによって分配機能を実行し、呼に対する交
換機能は実行しないようになっていることに注意してい
ただきたい。
プロトコルハンドラ1700−0 プロトコルハンドラ1700−0(第8図)はデータフ
ァンアウト装置1600−0からの両方向データバス1
601−0を32個のHDLC回路1406−0乃至1
406−31に接続するタイムスロット割当・速度調整
装置1405を含んでいる。各々のHDLC回路、例え
ば、1406−0は、ひとつのユーザ端末からの16キ
ロビット/秒のDチャネルからのHDLCリンクレベル
プロトコルを終端するのに使用され、ここではプロトコ
ルプロセッサと呼ばれている。データバス1601−0
上の与えられたチャネルあるいはタイムスロットは4個
までのDチャネルに使用される。すなわち8ビットは各
Dチャネルからの2ビットで形成される。タイムスロッ
ト割当・速度調整装置1405は各HDLC回路につい
て32個の入来シストレジスタ(図示せず)、32個の
出シフトレジスタ(図示せず)、1個の入来シフトレジ
スタおよび1個の出シフトレジスタを含んでいる。与え
られた入来シフトレジスタは各125マイクロ秒のフレ
ームの間にデータバス1601−0の予め定められたタ
イムスロットから2ビットを受信する。このようなフレ
ーム4個のあとで入来シフトレジスタは8ビットを累積
し、装置1405はクロック信号を関連するHDLC回
路、例えば1406−0に送信し、累積された8ビット
はHDLC回路1406−0に送信される。与えられた
入来シフトレジスタは125マイクロ秒のフレーム当り
1タイムスロットだけからしか情報を受信しないから、
ビットは入来シフトレジスタからHDLC回路1406
−0に、それがデータバス 1601 −0で受信されたとき
より低い速度で送出される。その逆方向では、HDLC
回路1406は8ビットを与えられた出シフトレジスタ
に送信し、これらのビットはデータバス1601−0の
予め定められたタイムスロットに挿入される。2ビット
は4個の125マイクロ秒フレームの予め定められたタ
イムスロットが生ずるたびに挿入される。タイムスロッ
ト割当・速度適応装置1405はまた、与えられたHD
LC回路がより速い速度でDチャネルを接続できるよう
に再構成でき、例えば、多数の入来および出シフトレジ
スタと多数のタイムスロットを使用して、64あるいは
256キロビット/秒で送信できる。
プロトコルハンドラ1700−0は3個の制御主体、す
なわちプロセッサ1442、DMAプロセッサ1423
および通信コントローラ1443を含んでいる。DMA
プロセッサ1423はHDLC回路1406−0乃至1
406−31とRAM1470中のバッファの間のバス
1420を経由した情報の伝送に責任を持つ低レベルの
プロセッサである。通信コントローラ1443はバス1
701−0(パケット相互接続1800に接続されてい
る)とRAM1470中のバッファの間のバス1440
を経由した情報の転送に関して同様の機能を実行する。
プロセッサ1442はプロトコルハンドラ1700−0
の高レベルの知能を表わしている。DMAプロセッサ1
423はそのプログラムを記憶する消去可能なプログラ
マブル リード オンリー メモリー(EPROM)1
421とプログラムスタックおよび種々のローカル変数
を記憶する関連するRAM1422を持っている。RA
M1470に関連して、デュアルポートRAMコントロ
ーラ1471、誤り検出訂正装置1472およびセレク
タ1473が設けられている。本実施例においては、R
AM1470は256Kで22ビット位置を持ってお
り、各々が256Kで1ビット位置を持つ22個のメモ
リーとして実装されている。RAM1470の各位置は
誤り検出、訂正装置1472によって発生された16ビ
ットのデータワードと6ビットの誤り検査コードを記憶
するのに使用される。誤り検査コードは装置1472に
よって利用され、RAM 1470 から読み出されたデータ
ワードのすべての2ビット誤りを検出し、すべての1ビ
ット誤りを訂正する。デュアルポートRAMコントロー
ラ1471は任意の与えられた時点で2本のバス142
0および1440のいずれがRAM1470にアクセス
するかを規定するために、セレクタ1473に対して選
択番号を送信する。RAM1470は2個のシステム制
御ブロック(図示せず)を含み、一方はDMAプロセッ
サ1423に接続され、他方は通信コントローラ144
3に接続されている。プロセッサ1442はバス144
0を通して、制御情報をRAM1470の適切なシステ
ム制御ブロックに書き込み、次に導体1431を経由し
てDMAプロセッサ1423にあるいは導体1445を
通して通信コントローラ1443に制御信号を送信する
ことによって、DMAプロセッサ1423と通信コント
ローラ1443の動作を制御する。このような制御信号
に応動して、DMAプロセッサ1423と通信コントロ
ーラ1443はRAM1470中の関連するシステム制
御ブロックを読み、プロセッサによってどのような動作
が要求されたかを判定する。RAM1470はさらにH
DLC回路1406−0乃至1406−31から受信さ
れたパケットとバス1701−0を経由してパケット相
互接続1800から受信されたパケットを記憶するのに
使用される予め定められた大きさの複数のバッファを含
んでいる。このようなバッファの各々はバッファのある
種の特性、例えば、バッファの大きさを規定する関連す
るバッファ制御ブロックを有している。与えられたパケ
ットはチェーンとして接続されたいくつかのバッファを
要求することもある。各々のバッファ制御ブロックはこ
のようなチェーンの次のバッファの位置を規定する。
システムの初期化時に、制御装置1017は、通信路1
027、制御ファンアウト装置1500および制御バス
1502を通してプロセッサ1442に対してプロセッ
サ1922(第11図)から、バス1702−0の導体
を通してリセット信号を送信する。これに応動して、プ
ロセッサ1442は既知の状態に戻り、次にバス144
0を経由してRAM1470の通信コントローラ144
3用のシステム制御ブロックに読み出しコマンドを書
く。次にプロセッサ1442は通信コントローラ144
3への導体1445に制御信号を送り、これに応動して
通信コントローラ1443はそのRAM1470のシス
テム制御ブロックを読む。そのシステム制御ブロックは
パケットを記憶するために通信コントローラ1443に
よって使用されるべき利用可能なバッファのリストを規
定した情報を含んでいる。システム制御ブロック中の読
み出しコマンドに応動して、通信コントローラ1443
はバス1701−0を聴いて、パケットの開始を探索す
る。初期化の一部として、制御装置1017はプロセッ
サインターフェース1300に対して初期化情報を送信
する。プロセッサインターフェース1300(これはプ
ロトコルハンドラ1700−0について述べたのと同様
の方法で先に制御装置1017によって初期化されてい
る。)は次にパケット相互接続1800とバス1701
−0を通してプロトコルハンドラ1700−0に対して
初期化情報を含むパケットを送信する。通信コントロー
ラ1443はパケットの開始を検出し、パケットを記憶
するのに使用されるRAM1470中の利用できるバッ
ファの内のひとつあるいはそれ以上を割当てる。通信コ
ントローラ1443がパケットの終りを検出したとき、
これは導体1444を通してプロセッサ1442に対し
て割込み信号を送る。割込み信号に応動してプロセッサ
1442 はRAM1470から初期化パケットを読む。初
期化パケットはシステム構成情報を含む。このような情
報はタイムスロット割当・速度適応装置1405の構成
定義、例えば、16、64あるいは256キロビット/
秒のような種々の定義されたビット周波数で動作するよ
う、特定のHDLC回路とデータバス1601−0のタ
イムスロットを対応させるデータを含んでいる。プロセ
ッサ1442はバス1440を通して、このような構成
情報をタイムスロット割当・速度適応装置1405に送
信する。プロセッサ1442は次にパケット相互接続1
800を通してプロセッサインターフェース1300に
対して通信コントローラ1443から確認パケットを送
信する。これに応動して、制御装置1017はプロトコ
ルハンドラ1700−0のRAM1470に対して、次
の初期化パケットを送信する。プロセッサ1442は次
にRAM1470からこのパケットを読む。このときH
DLC回路のあるひとつを規定するパケットがアクティ
ブユーザ端末に関連している。そのパケットに応動し
て、プロセッサ1442はRAM1470のシステム制
御ブロックに対してDMAプロセッサ1423用のコマ
ンドを書く。プロセッサ1442は次に導体1431を
経由して、DMAプロセッサ1423に対して制御信号
を送信し、これに応動してDMAプロセッサ1423は
バス1420を経由して、システム制御ブロック中のコ
マンドを読む。このコマンドに従って、DMAプロセッ
サ1423はバス 1420 を通して制御情報を送信し、H
DLC回路1406−1乃至1406−31あるもの
が、その関連するユーザ端末内の相手のHDLC回路
(図示せず)とのHDLC通信リンクを初期化すること
を要求する。リンク初期化はリンクの各端のHDLC回
路で空きフラグを連続的に送信する動作を含む。HDL
C回路は、当業者には周知の方法で、ビットスタッフィ
ング、誤りチェックその他のHDLCのリンクレベル機
能を実行する。DMAプロセッサ1423はHDLC回
路1406−0乃至1406−31の各々を繰返し走査
し、何時パケットの開始が受信されたかを判定する。H
DLC回路、例えば、1406−0がパケットの開始を
受信したと判定したあと、プロセッサ1423少なくと
もパケットの初期部分を記憶するのに使用する利用可能
なRAM1470のバッファを選択する。プロセッサ1
423は選択されたバッファのアドレスをそれに関連し
たRAM1422に記憶する。そのあとで、HDLC回
路1406−0によって受信された各バイトは、バス1
420を経由して、RAM1422に記憶されたアドレ
スに従って、選択されたRAM1470のバッファに転
送される。(その代り、16ビットのワード全体をRA
M1470に転送できるように、RAM1422でひと
つおきのバイトを一時的に記憶してもよい。もちろん、
パケットが充分な長さを持ち、第1に割当てられたバッ
ファを越えるときには、必要に応じて、追加のバッファ
が割当てられる。パケット全体を記憶するのに使用され
るバッファの全チエインは、バッファに関連したバッフ
ァ制御ブロックに記憶されたポインタを経由して相互に
リンクされる。HDLC回路1406−0が全パケット
を受信したことを判定すると、これは完了を示すビット
をその内部レジスタ(図示せず)に記憶する。これはま
たパケットを含むHDLCフレームが誤りなく受信され
たかを示すビットを記憶する。DMAプロセッサ142
3はパケットの終りを示すビットを読み、これに応動し
て、導体1432を通してプロセッサ1442に対して
割込み信号を送信する。これに応動して、プロセッサ1
442はRAM1470からバス1440を経由して、
パケットの少なくともヘッダを読む。ヘッダによって、
パケットが信号パケットであることが示されると、その
ヘッダは論理チャネルLCN1を示しており、プロセッ
サ1442は通信コントローラ1443によって、その
パケットを内部パケットフレームで、パケット相互接続
1800を通して、プロセッサインターフェース130
0に送信する。内部パケットフレームの一部はパケット
の宛先として、プロセッサインターフェース1300の
物理アドレスを規定する。これに対して、RAM147
0からのパケットのヘッダを読んで、プロセッサ144
2が、そのパケットをデータパケットであると判定すれ
ば、プロセッサ1442はRAM1470に記憶された
ルーティング表を調べ、そのパケットを正しいユーザ端
末に正しい論理チャネルで送信するために、宛先プロト
コルハンドラと、宛先プロトコルハンドラによって使用
されるべき内部論理チャネル番号(ILCN)の両方を
判定する。(2つのユーザ端末の間でバーチャルサーキ
ッドを設定するプロセスのこのようなルーティング表の
記憶については後述する。)プロセッサ1442に次に
通信コントローラ1443によって、パケット相互接続
1800を経由して宛先プロトコルハンドラに対して、
内部パケットフレームによるデータパケットの伝送を行
なう。内部パケットフレームは宛先プロトコルハンドラ
の物理アドレスとILCNの両方を含んでいる。内部パ
ケットフレームはまた信号源プロトコルハンドラに対し
て確認パケットを返送するときに宛先プロトコルハンド
ラによって使用される信号源プロトコルハンドラ、例え
ば、1700−0の物理アドレスを含んでいる。プロト
コルハンドラ1700−0の中で、プロセッサ1442
は、すべてのネットワークレベルの機能、例えば、信号
およびデータパケットの適切なルーティングの責任を持
っている。プロセッサ1442はまたDMAプロセッサ
1423を経由して、フレームが誤って受信されたと判
定されたときにHDLCフレームの再送を実行する。
通信コントローラ1443はパケット相互接続1800
からバス1701−0で受信された入来パケットをRA
M1470中の利用できるバッファにDMAプロセッサ
1423がHDLC回路1406−0乃至406−31
からRAM1470中のバッファにパケットを転送する
のに類似した方法で転送する。データパケットについて
は、プロセッサ1442はRAM1470に記憶された
ルーティング表を再び使用して、データパケットを正し
いLCNで正しいHDLC回路に対して送信する。パケ
ット相互接続1800からバス1701−0に受信され
た信号パケットのあるものはプロセッサ1442によっ
て使用されて、バーチャルサーキットの設定のプロセス
でRAM1470のルーティング表に必要な内容を書き
込む。バス1701−0で受信された他の信号パケット
はそのILCNとRAM1470のルーティング表に従
って、HDLC回路1406−0乃至1406−31を
通してユーザ端末に転送される。
図面には示していないが、プロトコルハンドラ1700
−0はさらにプロトコルハンドラ1700−0を二重の
パケット相互接続に接続するために、バス1440に接
続された二重の通信コントローラを含んでいる。バス1
702−0を通してプロセッサ1922から受信された
スタータスビットを記憶するレジスタ1447は通信コ
ントローラ1443あるいは二重の通信コントローラが
現在アクティブであるかどうかを規定するビットを記憶
する。
プロセッサインターフェース1300 プロセッサインターフェース1300(第5図)の主要
部分はプロトコルハンドラ1700−0と同様である。
詳しく述べれば、EPROM1341、バス1340、
プロセッサ1342、導体1344、1345、通信コ
ントローラ1343、セレクタ1373、デュアルポー
トRAMコントローラ1371、RAM1370および
誤り検出訂正装置1372はそれより丁度100だけ大
きい番号を持つプロトコルハンドラ1700−0の対応
する構成要素と同様である。しかし、プロトコルハンド
ラ1700−0でRAM1470でHDLC回路からの
情報を受信した代りに、プロセッサインターフェース1
300のRAM1370はバス1059とバッファ13
52を経由して制御装置1017から情報を受信する。
RAM1370中のアドレス位置を間接にアドレスする
手段として、アドレスカウンタ1351が制御装置によ
って使用される。例えば、RAM1370にある種の制
御情報を書くために、制御装置1017はアドレスカウ
ンタ1351に、このような情報を記憶するのに使用さ
れる第1のRAM1370のバッファのアドレスを書き
込む。第1のRAM1370のバッファがいっぱいにな
ったとき、アドレスカウンタ1351は、そのバッファ
の位置を規定するために自動的に増分される。プロセッ
サ1342はシステムを再初期化するために、バス10
59の1本の導体を経由して、制御装置1017によっ
てリセットすることができる。
パケット相互接続1800 プロトコルハンドラ1700−0乃至1700−95、
プロセッサインターフェース1300および二重のプロ
セッサインターフェース(図示せず)は、各々6導体バ
ス(あるいはその代りに6対から成るバス)によって、
パケット相互接続に接続されている。(制御装置101
7の故障時に交換モジュール1000を制御するため
に、二重の制御装置(図示せず)とパケット相互接続1
800を接続するために、二重のプロセッサインターフ
ェースが使用される。)プロトコルハンドラ1700−
0乃至1700−95はバス1701−0乃至1701
−95によってパケット相互接続1800に接続されて
いる。プロセッサインターフェース1300と二重のプ
ロセッサインターフェースはバス1301と1302に
よってパケット相互接続に接続されている。バス170
1−0乃至1701−95、1301および1302の
各々は3つの信号(送信要求(RTS)信号、送信クロ
ック(TC)信号および送信データ(TD)信号)をパ
ケット相互接続に送り、3つの信号(クリアツーセンド
(CTS)信号、受信クロック(RC)信号および受信
データ(RD)信号)をパケット相互接続から受信する
ために使用される。プロトコルハンドラ1700−0の
通信プロセッサ1443が、パケットをパケット相互接
続に送信する準備ができていると判定すると、これはパ
ケット相互接続1800に対して、論理“0”のRTS
信号を送信する。パケット相互接続1800は次にプロ
トコルハンドラ1700−0に対して論理“0”のCT
S信号を返送する。これに応動してプロトコルハンドラ
1700−0の通信コントローラ1443はパケット相
互接続1800へのTD信号としてパケットを送信し、
TC信号としてビット周波数のクロックを送る。パケッ
ト相互接続1800の動作によって、一時にはプロトコ
ルハンドラあるいはプロセッサインターフェースの内の
ひとつだけが、送信を許される。プロトコルハンドラ1
700−0によって送信されたTD信号とTC信号だけ
が、それぞれRDおよびRC信号としてプロトコルハン
ドラ1700−0乃至1700−95、プロセッサイン
ターフェース1300および二重プロセッサインターフ
ェースの各々によって受信される。しかし典型的にはパ
ケットの開始で物理的宛先アドレスによって、ひとつだ
けの宛先が規定され、その宛先だけがRC信号を使って
パケットのビットの同期をとって通信コントローラにパ
ケットを取り込みそのあとで使用することになる。
パケット相互接続1800はプロトコルハンドラおよび
プロセッサインターフェースへの送信の許可のために2
レベルの選択を実装している。低レベルにおいては、9
6個のプロトコルハンドラ1700−0乃至1700−
95の間から選択するのに6個のパケットファンアウト
装置1900−0乃至1900−5(第11図)が使用
される。例えば、パケットファンアウト装置 190
0−0は16個のプロトコルハンドラ1700−0乃至
1700−15から選択し、パケットファンアウト装
置1900−5は16個のプロトコルハンドラ1700
−80乃至1700−95から選択を行なう。高レベル
では、セレクタ装置1810(第10図)は6個のパケ
ットファンアウト装置1900−0乃至1900−5、
プロセッサインターフェース1300および二重化プロ
セッサインターフェースの間の選択を行なう。パケット
相互接続1800は固定された選択シーケンスを実現す
る。2レベルの選択によって、各プロセッサインターフ
ェースは個々のプロトコルハンドラの各付勢ごとに16
回付勢される。
パケットファンアウト装置1900−0(第11図)
は、プロトコルハンドラ1700−0乃至1700−1
5からRTS、TCおよびTD信号をそれぞれ受信する
3個の16対1のマルチプレクサ1931、1932お
よび1933を含んでいる。(プロトコルハンドラ17
00−0乃至1700−15からのRTS信号は16個
のANDゲート1924−0乃至1924−15によっ
て受信される。付勢されたラッチ1923は16個のプ
ロトコルハンドラ1700−0乃至1700−15の各
々が現在アクティブであるか、あるいは予備となってい
るかを規定する16ビットを記憶している。これらのビ
ットは、このような情報をUART1921、制御バス
1502、制御ファンアウト装置1500および通信路
1027を経由して制御装置1017から受信するプロ
セッサ1922によって付勢ラッチ1923に記憶され
る。例えば、プロトコルハンドラ1700−0がアクテ
ィブであるときには、付勢ラッチ1923は論理“1”
の信号をANDゲート1924−0に送信する。従っ
て、プロトコルハンドラ1700−0からのRTS信号
はANDゲート1924−0によってマルチプレクサ1
931に送信される。)マルチプレクサ1931、19
32および1933の動作によって、プロトコルハンド
ラ1700−0乃至1700−15の内の選択されたも
のによって送信されたRTS、TC及びTD信号は高位
の選択レベルのセレクタ装置1810に送信される。パ
ケットファンアウト装置1900−0さらに1:16の
デマルチプレクサ1941を含み、それによってセレク
タ装置1810からのCTS信号はプロトコルハンドラ
1700−0乃至1700−15の内の選択されたもの
に送信する。マルチプレクサ1931、1932および
1933 とデマルチプレクサ1941によって行なわれる
選択は7ビットの2進カウンタ1822によって発生さ
れ、バス1898を経由してパケットファンアウト装置
1900−0に送信される7ビット2進カウンタ182
2(第10図)の上位4ビットによって規定される。従
ってカウンタ1822の与えられたカウントについて、
マルチプレクサ1931、1931および1933はプ
ロトコルハンドラ1700−0乃至1700−15の与
えられたものから受信されたRTS、TCおよびTD信
号を送信し、デマルチプレクサ1941はCTS信号を
与えられたプロトコルハンドラに送信する。パケットフ
ァンアウト装置1900−0はさらにセレクタ装置18
10から受信されたRCおよびRD信号をプロトコルハ
ンドラ1700−0乃至1700−15の各々に送信す
るのに使用する二つのバッファ1942と1943を含
んでいる。RCおよびRD信号はすべてのプロトコルハ
ンドラとプロセッサインターフェースに対してブロード
カストされるが、典型的にはひとつだけの宛先が実際に
これを記憶して、次に送信するようになっていることを
想起されたい。バッファ1942と1943はバス17
01−0乃至1701−15のRCおよびRD導体を電
気的に分離し、一方それ上の信号がプロトコルハンドラ
1700−0乃至1700−15の各々にブロードカス
トされるようにする。
6個のパケットファンアウト装置1900−0乃至19
00−5、プロセッサインターフェース1300および
二重化プロセッサインターフェース(図示せず)を選択
する高位レベルの選択を行なうセレクタ装置1810は
6個のパケットファンアウト装置および2個のプロセッ
サインターフェースからRTS、TCおよびTD信号を
受信する3個の8対1マルチプレクサ1831、183
2および1833を含んでいる。セレクタ装置1810
はさらにCTS信号を8個の可能な装置の内の選択され
たものに送信する1対8のデマルチプレクサ1841
と、マルチプレクサ1832および1833から送信さ
れたTCおよびTD信号をそれぞれ導体1851および
1852を通して受信し、受信された信号をRCおよび
RD信号として8個の装置に送信する2個のバッファ1
842および1843を含んでいる。この信号はパケッ
トファンアウト装置1900−0乃至1900−5とセ
レクタ装置1810の間でバス1899を通して伝送さ
れる。第10図および第11図において、バス1899
のパケットファンアウト装置1900−0に関連した導
体はRTS0、TC0、TD0、CTS0、RC0およ
びRD0と名付けられている。同様に、パケットファン
アウト装置1900−5に関連したバス1899の導体
はRTS5、TC5、TD5、CTS5、RC5および
RD5と名付けられている。マルチプレクサ1831、
1832、1833とデマルチプレクサ1841によっ
て行なわれる選択はバス1897を経由して受信される
カウンタ1822の下位の3ビットによって規定され
る。(カウンタ1822によって送信される7ビット
は、ここで選択信号と呼ばれるものを形成する。)マル
チプレクサ1831によって送信された信号は2個の直
列接続された同期式フリップフロップ1823と182
4を経由して、デマルチプレクサ1841とカウンタ1
822の付勢入力端子の両方に結合される。16メガヘ
ルツのクロック1821はカウンタ1822を歩進し、
フリップフロップ1823と1824にクロックを与え
るのに使用される。フリップフロップ1823と182
4はクロック1821によって送られたクロック信号の
変化が生ずるのと正確に同時に信号が付勢入力端子に受
信されたときに生ずる可能性があるカウンタ1822の
発振を防止するために含まれている。例えば、カウンタ
1822が計数0000000にあるときには、プロト
コルハンドラ1700−0によって送信された論理0の
RTS信号はマルチプレクサ1931、バス1899の
導体RTS0、マルチプレクサ1831およびフリップ
フロップ1823、1824を経由してカウンタ182
2とデマルチプレクサ1841に送信される。論理0の
RTS信号に応動して、カウンタ1822は計数を止め
る。デマルチプレクサ1841は論理0の信号をCTS
信号として、バス1899の導体CTS0とデマルチプ
レクサ1941を経由してプロトコルハンドラ1700
−0に送信する。これは応動して、プロトコルハンドラ
1700−0はそれに記憶されたパケットとそれに関連
したクロックを、それぞれ、そのTDおよびTC信号と
して送信開始する。TD信号はマルチプレクサ193
3、バス1899の導体TD0、マルチプレクサ183
3および導体1852を経由して、バッファ1843に
運ばれ、ここから、この信号はRD信号として、96個
のプロトコルハンドラのすべてと、2個のプロセッサイ
ンターフェースとにブロードカストされる。TC信号は
マルチプレクサ1932、バス1899の導体TC0、
マルチプレクサ1832および導体1851を通して、
バッファ1842に運ばれ、ここから、信号はRC信号
として、96個のプロトコルハンドラのすべてと、2つ
のプロセッサインターフェースにブロードカストされ
る。導体1852は交換モジュール1000の共用通信
路資源であり、それを通して、交換モジュール1000
によって取扱われるユーザ端末、例えば、1001、1
002との間のすべてのパケットが伝送される。プロト
コルハンドラ 1700 −0が一度そのパケットの送信を完
了すると、論理“0”のRTS信号が除去されて、この
除去に応動して、論理“0”のCTS信号が除かれ、カ
ウンタ1822は計数を再開し、他の競合送信機で論理
“0”のRTS信号を持ち、パケットを送信する準備が
できているものに達するまで計数を継続する。(セレク
タ装置1810はまたタイムアウトカウンタ(図示せ
ず)を持ち、もし予め定められた時間以内に論理“0”
のRTS信号が除去されなくても選択シーケンスが再開
されるようになっている。)パケット相互接続1800
によって実現されるシーケンスは次のようである。第1
にパケットファンアウト装置1900−0、1900−
1および1900−2の各々に接続されたひとつのプロ
トコルハンドラが送信のために付勢される。次に、プロ
セッサインターフェース1300が付勢される。次に、
パケットファンアウト装置1900−3、1900−4
および1900−5の各々に接続されたひとつのプロト
コルハンドラが送信を行なう。次に二重化プロセッサイ
ンターフェースが送信する。カウンタ1822の次の8
計数の間に、パケットファンアウト装置1900−0、
1900−1、1900−2の各々に関連した第2のプロト
コルハンドラ、次にプロセッサインターフェース130
0、次にパケットファンアウト装置装置1900−3、
1900−4、1900−5の各々に関連した第2のプ
ロトコルハンドラ、最後に二重化プロセッサインターフ
ェースが順次に送信を付勢される。完全なシーケンスは
カウンタ1822の128計数を含み、この間にプロト
コルハンドラの各々は送信のため1回付勢され、プロセ
ッサインターフェースの各々は16回付勢される。
制御ファンアウト装置1500 制御ファンアウト装置1500(第6図)はプロセッサ
1510 を含み、これは通信路1027、10個のUAR
T1511−0乃至1511−5および1512−0乃
至1512−5を経由して制御装置1017と交信す
る。UART1511−0乃至1511−5の各々はデ
ータファンアウト装置1600−0乃至1600−5の
ひとつの関連するUARTと通信する。例えば、UAR
T1511−0は制御バス1501の部分を経由してデ
ータファンアウト装置1600−0のUART1631
と通信し、プロセッサ1510がプロセッサ1632を
制御できるようにする。このような制御は例えば、ディ
ジタルライン装置1101および1102からタイムス
ロット入替装置1011へのバス1202および120
5と、プロトコルハンドラ1700−0乃至1700−
15へのバス1601−0乃至1601−15との間の
タイムスロットのマッピングを規定する。UARTS 1
512 −0乃至1512−5の各々はパケットファンアウ
ト装置 1900 −0乃至1900−5のひとつの関連する
UARTと交信する。例えば、UART1512−0は
制御バス1502一部を経由してパケットファシアウト
装置のUART1921と交信し、プロセッサ1510
がプロセッサ1922を制御できるようにする。このよ
うな制御はプロトコルハンドラ1700−0乃至170
0−15のどれがあるいは各プロトコルハンドラの二重
化通信コントローラのどれがアクティブであると指定す
る情報を含んでいる。
回線交換呼 回線交換呼を設定するための方法と第27図に関連して
先に述べた方法の差は、ただユーザ端末と交換システム
の間にメッセージ信号が用いられることと、与えられた
ユーザ端末は2本のBチャネルを使用して、同時に二人
の異なる相手と回線交換呼を設定できることだけであ
る。メッセージ信号は交換モジュール 1000 において関
連するプロトコルハンドラに対してユーザのDチャネル
を用いて信号パケットを送信し、これらのパケットをパ
ケット相互接続1800を通してプロセッサインターフ
ェース1300に交換することによって実現される。次
に信号情報は制御装置1017によってプロセッサイン
ターフェース1300から読み取られる。制御装置10
17からの制御情報は信号パケットによってプロセッサ
インターフェース1300によってパケット相互接続1
800を経由して与えられたプロトコルハンドラに送ら
れ、それが関連していれば、ユーザのDチャネルに送ら
れる。例えば、ユーザ端末1001と加入者セット23
の間の呼は呼の一端ではユーザ端末1001のDチャネ
ルと制御装置1017の間の交換モジュール1000の
中のメッセージ信号を用い、呼の他端においては、加入
者セット23と制御装置17の間の通常の帯域内信号を
用いる。
第14図はユーザ端末1001からユーザ端末4001
への回線交換呼を設定するためのユーザ端末1001お
よび4001と交換システムの間のメッセージの流れを
示すシーケンス図である。最初にユーザ端末1001は
交換システムに対してセットアップ(設定)のメッセー
ジを送信し、あるタイプのユーザ端末 4001 に対して呼
を完成する要求を示す。このセットアップメッセージは
ユーザ端末4001の電話番号とユーザ端末1001の
2本のBチャネル内のいずれを使用するかの指定を含ん
でいる。交換システムはセットアップ確認メッセージを
ユーザ端末1001に返送して、セットアップメッセー
ジの受信を確認し、次にユーザ端末4001にセットア
ップメッセージを送って入来呼の到来を示す。セットア
ップメッセージは交換システムが呼を転送したあとユー
ザ端末4001に送信される。メッセージは呼タイプと
その呼のために交換システムによって選択されたユーザ
端末4001のBチャネルを含む。ユーザ端末はセット
アップメッセージの到着を確認するアラートメッセージ
を返送し、可聴リンギング音に等価なコールプログレス
情報を転送する。交換システムはユーザ端末1001に
対してアラートメッセージを転送する。ユーザ端末40
01におけるユーザが入来呼に応答したとき、ユーザ端
末4001は交換システムに対して接続メッセージを送
信し、これに応動してユーザ端末1001のBチャネル
からユーザ端末4001の選択されたBチャネルへの回
線交換通信チャネルを設定する。交換システムユーザ端
末1001、4001に対して接続メッセージをユーザ
端末1001に送り、接続確認メッセージをユーザ端末
4001に返送することによって、呼が設定されたこと
を知らせる。ここで両加入者は通信できることになる。
ユーザ端末1001あるいはユーザ端末4001は交換
システムに対して切断メッセージを送信することによっ
て、呼の切断を開始することができる。交換システムは
呼のBチャネルを切断し、呼に関連した資源を空きと
し、地方のユーザ端末に対して切断メッセージを送信
し、これは切断手順が成功したことを確認する切断確認
メッセージを返送する。
モジュール内パケット交換呼の例 次にはユーザ端末1001と1002の間のモジュール
内パケット交換呼の設定と除去の例を述べる。必要な通
信は第15図で関連する文字(A)乃至(M)を持ち、
方向を示す矢印を付けた線によって示されている。呼を
開始するためには、ユーザ端末1001は関連するプロ
トコルハンドラ1700−0に対して、論理チャネルL
CM1で、呼要求パケット(A)を送信する。プロトコ
ルハンドラ1700−0はユーザ端末1001の論理チ
ャネル番号LCN2が現在空きであることを確認するタ
スクを含む呼要求パケットを処理する。プロトコルハン
ドラ1700−0はその呼と関連して、プロトコルハン
ドラ1700−0に対してパケットを送信するために宛
先プロトコルハンドラによって使用されるべき内部論理
チャネル番号(ILCN)、例えば、ILCN3を選択
する。プロトコルハンドラは次にLCN3をユーザ端末
1001のLCN2にマッピングするルーティング表に
中味を書き込む。(その中味は第17図に示したプロト
コルハンドラ1700−0のルーティング表の上方の内
容である。ILCN3として下線を施してあるのは、プ
ロトコルハンドラ1700−0がILCN3を選択した
ことを示している。)次に、プロトコルハンドラ170
0−0パケット開始要求(B)をパケット相互接続18
00を通してプロセッサインターフェース1300に送
信する。パケット開始要求発信ユーザ端末1001、着
信電話番号およびプロトコルハンドラ1700−0によ
って呼のために選択されたILCN3を規定する。パケ
ット発信要求は次に制御装置1017によって、プロセ
ッサインターフェース1300から(C)を読む。制御
装置1017は制御メッセージ(D)にパケット発信要
求の情報を挿入し、その制御メッセージをタイムスロッ
トと、入替装置1011、時分割多重スイッチ10の予
め定められた制御チャネル55および制御分配装置31
を経由して、中央制御30に送信する。中央制御30
は、この例では、ユーザ端末1002を規定する被呼電
話番号を翻訳する。中央制御30は次に制御分配装置3
1、時分割多重スイッチ10の制御チャネル55および
タイムスロット入替装置1011を通して制御装置10
17に対してパケット終了要求(E)を送信する。制御
装置1017は被呼ユーザ端末1002をその関連する
プロトコルハンドラ、例えば、1700−95にアップ
し、プロトコルハンドラ1700−95とユーザ端末1
002が共にサービス中であることを確認する。制御装
置1017は次にパケット終了要求(F)をプロセッサ
インターフェース1300に転送する。宛先プロトコル
ハンドラ1700−95を規定する情報に従って、プロ
セッサインターフェース1300はパケット終了要求
(G)をパケット相互接続1800を経由してプロトコ
ルハンドラ1700−95に送信する。これに応動し
て、プロトコルハンドラ1700−95は、それが呼と
関連付ける内部論理チャネル番号、例えばILCN8を
選択する。プロトコルハンドラ1700−95はルーテ
ィング表(第17図)に中味を書き込み、ILCN8を
ユーザ端末1002のILCN2にマッピングする。プ
ロトコルハンドラ1700−95は次にパケット相互接
続1800を経由して、プロトコルハンドラ1700−
0に対してILCN3とILCN8の両方を規定する情
報を含むパケット経路設定メッセージ(H)を送信す
る。これに応動して、プロトコルハンドラ1700−0
はユーザ端末1001のLCN2をプロトコルハンドラ
1700−95のILCN8にマッピングする第2の内
容をルーティング表(第17図に記憶する。次にプロト
コルハンドラ1700−0はパケット相互接続1800
を経由して、プロトコルハンドラ1700−95に対し
てパケット設定完了メッセージ(I)を送信する。これ
に応動して、プロトコルハンドラ 1700 −95はユーザ
端末1002のLCN2をプロトコルハンドラ1700
−0のILCN3にマッピングする第2の内容をルーテ
ィング表(第17図)に記憶する。次にプロトコルハン
ドラ1700−95は入来呼パケット(J)をユーザ端
末1002に送信する。ユーザ端末1002は呼受理パ
ケット(K)をプロトコルハンドラ1700−95に返
送し、これは、応動して、パケット相互接続1800を
経由して、プロトコルハンドラ1700−0に対してパ
ケット経路接続表示(L)を送信する。最後に、プロト
コルハンドラ1700−0は呼接続パケット(M)をユ
ーザ端末 1001 に送信し、ユーザ端末1001と100
2の間にパケット交換通信チャネルが設定される。
呼の間で、プロトコルハンドラ1700−0および17
00−95に記憶されたルーティング表の内容は、ユー
ザ端末1001と1002(第17図)の間でデータパ
ケットを変換するために使用される。ユーザ端末100
1のLCN2からプロトコルハンドラ1700−0によ
って受信されたデータパケットはILCN8をもちい
て、パケット相互接続1800を経由して、プロトコル
ハンドラ1700−95に送信する。ILCN8を用い
てパケット相互接続1800からプロトコルハンドラ1
700−95によって受信されたデータパケットは、L
CN2を通して、ユーザ端末1002に送信する。他方
の方向では、ユーザ端末1002のLCN2からプロト
コルハンドラ1700−95によって受信されたデータ
パケットは、ILCN3を用いて、パケット相互接続1
800を通して、プロトコルハンドラ1700−0に送
信される。ILCN3でパケット相互接続1800から
プロトコルハンドラ1700−0によって受信されたデ
ータパケットは、LCN 2によって、ユーザ端末1001
に送信される。
呼を切断するのに用いられるメッセージのシーケンスは
第16図に図示されている。ユーザ端末1001はプロ
トコルハンドラ1700−0に対してクリア要求パケッ
ト(A)を送信する。これに応動して、プロトコルハン
ドラ1700−0はユーザ端末1001のLCN2を空
きであるとマークし、パケット相互接続1800を通し
てプロトコルハンドラ1700−95に対してクリアメ
ッセージ(B)を送信する。プロトコルハンドラ170
0−0またはユーザ端末1001に対してクリア確認パ
ケット(C)を送信する。クリアメッセージ(B)に応
動して、プロトコルハンドラ1700−95はユーザ端
末1002に対してクリア指示パケット(D)を送信す
る。ユーザ端末1002はプロトコルハンドラ1700
−95に対してクリア確認パケット(E)を返送するこ
とによって応動する。これに応動して、プロトコルハン
ドラ1700−95はユーザ端末1002のLCN2と
ILCN8を共に空きにする。プロトコルハンドラ17
00−95は次にパケット相互接続1800を経由し
て、プロトコルハンドラ 1700 −0に対して確認メッセ
ージ(F)を送信する。これに応動して、プロトコルハ
ンドラ1700−0はILCM3を空きにマークして、
切断シーケンスが完了する。パケット交換呼の設定と解
消における中央制御30と制御装置1017の唯一の役
割は呼の初期ルーティングであることに注意していただ
きたい。
モジュール間パケット交換呼の例 ユーザ端末1001からユーザ端末4001へのモジュ
ール間パケット交換呼の設定は、パケット交換装置14
00の2つのプロトコルハンドラ1700−0と170
0−1およびパケット交換装置4400の2つのプロト
コルハンドラ4700−0と4700−1とに関連して
いる。呼を開始するためには、ユーザ端末1001は論
理チャネルLCN1で、それに関連したプロトコルハン
ドラ1700−0に対して呼要求パケットを送信する。
プロトコルハンドラ1700−0は呼要求パケットを処
理し、ユーザ端末1001の論理チャネル番号LCN2
が空きであることを確認する。プロトコルハンドラ17
00−0はその呼と関連させ、プロトコルハンドラ17
00−0に対してパケットを送信するのにモジュール間
プロトコルハンドラ1700−1によって使用されるべ
き内部論理チャネル番号(ILCN)を選択する。次に
プロトコルハンドラ1700−0はユーザ端末1001
(第18図)のLCN2に対してILCN9をマッピン
グするよう、ルーティング表に内容を書き込む。プロト
コルハンドラ1700−0は次にパケット相互接続18
00を経由して、プロセッサインターフェース1300
に対して、パケット発信要求を送信する。パケット発信
要求は発信ユーザ端末1001、被呼電話番号およびプ
ロトコルハンドラ1700−0によって選択されたIL
CN9を規定する。パケット発信要求は次に制御装置1
017によってプロセッサインターフェースから読み取
られる。制御装置1017はパケット発信要求の情報を
制御メッセージに挿入し、この制御メッセージをタイム
スロット入替装置1011、時分割多重スイッチ10の
予め定められた制御チャネル55および制御分配装置3
1を経由して中央制御30に送信する。中央制御30は
被呼電話番号を翻訳するが、これはこの例では、ユーザ
端末4001を規定する。中央制御30は次に制御分配
装置31、時分割多重スイッチ10の制御チャネル61
およびタイムスロット入替装置4011を経由して、被
呼ユーザ端末4001を規定するパケット着信要求を制
御装置4017に対して送信する。中央制御4017は
被呼ユーザ端末4001をそれに関連するプロトコルハ
ンドラ4700−0にマップし、プロトコルハンドラ4
700−0とユーザ端末4001が共に現在サービス中
であることを確認する。制御装置4017に次にプロセ
ッサインターフェース 4300に対してパケット着信
要求を転送する。宛先プロトコルハンドラ4700−0
を規定する情報に従って、プロセッサインターフェース
4300はパケット相互接続4300を経由して、プロ
トコルハンドラ4700−0に対してパケット着信要求
を送信する。プロトコルハンドラ4700−0はパケッ
ト着信要求中のパラメータに従って、呼がモジュール間
の呼であることを判定する。プロトコルハンドラ470
0−0はこのあとで、その間にパケット交換チャネルを
設定するために、モジュール間プロトコルハンドラ47
00−1との間で制御メッセージのやりとりをする。こ
のあとで、プロトコルハンドラ4700−1は交換モジ
ュール1000のモジュール間プロトコルハンドラ 170
0 −1と制御メッセージのやりとりを実行し、二つのモ
ジュール間プロトコルハンドラの間でチャネルを設定す
る。プロトコルハンドラ4700−1と1700−1の
間の通信はバス4205の4個の予め定められたチャネ
ル、タイムスロット入替装置4011、入出力ポート対
P61とP55の間の時分割多重スイッチ10のチャネ
ルCH109乃至112、タイムスロット入替装置 101
1 およびバス1205の4個の予め定められたチャネル
を通してプロトコルハンドラ1700−1に送られる。
プロトコルハンドラ4700−1と1700−1の間の
予め定められたチャネルは256キロビット/秒、64
キロビット/秒あるいは他の種々の速度でパケットを伝
送するのに使用できる。最後にプロトコルハンドラ17
00−1はプロトコルハンドラ1700−0と制御メッ
セージを授受して、プロトコルハンドラ4700−0か
らプロトコルハンドラ1700−0へのパケット交換チ
ャネルが完成される。呼を設定するのに必要となる追加
のステップは、上述したモジュール内呼と同一である。
上述したモジュール間呼についての種々のプロトコルハ
ンドラ1700−0、1700−1、4700−1およ
び4700−0のルーティング表の内容の例を第18図
に図示する。モジュール間チャネルに使用される論理チ
ャネル番号はモジュール間論理チャネル番号(IMLC
N)と呼ばれる。モジュール内呼の場合と同様に、発信
プロトコルハンドラと着信プロトコルハンドラの各々は
パケット相互接続から受信されたどのパケットが、特定
の呼と関連しているかを判定するためにILCNを選択
する。モジュール間プロトコルハンドラの各々はパケッ
ト相互接続からとモジュール間チャネルから受信された
パケットを、呼と関連させるのに必要なILCNとIM
LCNの両方を選択する。第18図に示された例に従え
ば、呼が一度設定されたとき、ユーザ端末 1001 のLC
N2からプロトコルハンドラ1700−0によって受信
されたデータパケットはILCN4でパケット相互接続
1800を経由して、プロトコルハンドラ1700−1
に送信される。ILCN4でパケット相互接続からプロ
トコルハンドラ1700−1によって受信されたパケッ
トはモジュール間チャネルのIMLCN8で、プロトコ
ルハンドラ4700−1に送信される。モジュール間チ
ャネルからIMLCN8でプロトコルハンドラ4700
−1によって受信されたパケットはILCN3でパケッ
ト相互接続を経由してプロトコルハンドラ4700−0
に送信される。最後に、ILCN3のプロトコルハンド
ラ4700−0によってパケット相互接続から受信され
たパケットはLCN2でユーザ端末4001に送信され
る。逆方向では、ユーザ端末4001のLCN2からプ
ロトコルハンドラ4700−0によって受信されたパケ
ットILCN14でパケット相互接続4800を経由し
てプロトコルハンドラ4700−1に送られる。ILC
N14のパケット相互接続4800からプロトコルハン
ドラ4700−1によって受信されたパケットはIML
CN3でプロトコルハンドラ1700−1によってモジ
ュール間チャネルに送信される。モジュール間チャネル
からプロトコルハンドラ1700−1でIMLCN3に
よって受信されたパケットはILCN9でパケット相互
接続1800を経由してプロトコルハンドラ1700−
0に送信される。接続を完成するために、パケット相互
接続1800からILCN9でプロトコルハンドラ17
00−0によって受信されたパケットはLCN2で、ユ
ーザ端末1001に送信される。
本実施例においては、交換モジュール1000、200
0、3000および4000は、パケットトラヒックに
関して、直接接続、すなわちメッシュトポロジー(第1
9図)で接続されている。交換モジュールの各々の対は
モジュール間のパケット通信のために、4個の時分割多
重スイッチ10のチャネルを使用する。例えば、パケッ
トは(第19図のモジュール1000と2000の間の
線の上に示された数字で示されるように)、交換モジュ
ール1000と2000の間では、パケットは時分割多
重スイッチ10のチャネルCH101乃至CH104を
用いて伝送される。モジュール間のパケットトラヒック
では、各交換モジュールからの12個の時分割多重スイ
ッチ10のチャネルが使用される。
オペレータのサービス ジステムの他の交換モジュールによって取扱われている
顧客に対して、電話番号サービスや手動扱い市外サービ
スのようなオペレータサービスを提供するために、モジ
ュール1000のようなひとつあるいはそれ以上の交換
モジュールを電話扱者台端末と接続するために使用する
ことができる。例えば、もし交換モジュール1000
が、このようなオペレータサービスを提供するのに使用
され、モジュール1000に接続されたユーザ端末、例
えば端末1001、1002が扱者台の端末であれば、
扱者位置の端末を他の交換モジュールに直接接続された
あるいはディジタルあるいはアナログのトランクを経由
して他の交換システムから接続された加入者セットすな
わちユーザ端末とブリッジ接続するために、タイムスロ
ット入替装置1011にはディジタル会議回路が接続さ
れる。例えば、起呼加入者、例えば加入者23はライン
装置19、タイムスロット入替位置11、時分割多重ス
イッチ10、およびタイムスロット入替装置1011を
通してディジタルインターフェース回路に接続される。
被呼加入者、例えばユーザ端末4001は、ディジタル
ライン装置4101、タイムスロット入替装置401
1、時分割多重スイッチ10およびタイムスロット入替
装置1011を通して、ディジタル会議回路に接続され
る。扱者位置の端末、すなわち、ユーザ端末1001
は、ディジタルライン装置1101とタイムスロット入
替装置1011を通してディジタル会議回路に接続さ
れ、オペレータを起呼者と被呼者の両方に接続する。端
末1001と制御装置1017の間のメッセージ信号
は、オペレータサービスを提供するのに端末1001の
種々の機能キーの押下げに応動して、端末1001から
発信されるキーストロークのメッセージを含んでいる。
第1の代替実施例 第1の代替実施例においては、交換モジュール100
0、2000、3000および4000はパケットトラ
ヒックに関して、第20図のスター形トポロジーで接続
されている。各交換モジュール1000、2000、及
び3000はモジュール内パケット交換を行ない、交換
モジュール4000との間でパケットを交換するのに4
個の時分割多重スイッチ10のチャネルを用いる。交換
モジュール4000もまたモジュール内パケット交換を
行なうが、モジュール1000、2000、3000お
よび4000の間のモジュール間のパケットを運びパケ
ット交換を実行するために、交換モジュール1000、
2000および3000の各々に対して時分割多重スイ
ッチ10の4個のチャネルを用いる。この代り、交換モ
ジュール4000をモジュール間パケット交換だけに用
いてもよい。ある種の条件、例えばシステムがこのよう
なモジュールを多く必要とするときには、第20図のス
タートポロジーの実現で、第19図のメッシュトポロジ
ーより能率良く回線交換資源を使用する可能性がある。
しかし、スタートポロジーの使用によって全パケット伝
送遅延が増大する可能性がある。
第2の代替実施例 第2の代替実施例においては、モジュール間およびモジ
ュール内のパケット交換呼を共に交換するために、パケ
ット交換リングネットワーク5000が第1図乃至第3
図のシステムに付けて加わっている。このようなネット
ワークは当業者には周知である。第21図はこの第2の
代替実施例のための第1図乃至第3図のシステムの追加
と変更だけを図示している。パケット交換装置140
0、2400、3400および4400はそれぞれ第1
図乃至第3図の交換モジュール1000、2000、3
000および4000のパケット交換装置を表わしてい
る。中央制御30は、通信リンク32(第3図)に加え
て、リングネットワーク 5000 を制御するのに使用され
る第2の通信リンク5005(第21図)を有してい
る。パケット交換装置の各々は複数のディジタル伝送設
備5002、例えば24チャネルのT1搬送システムに
よって、リングネットワークに接続されている。与えら
れた伝送設備5002はディジタル設備インターフェー
ス5003を経由して、リンクネットワーク5000に
接続され、ディジタル設備インターフェース5001を
経由して、与えられたパケット交換装置に接続される。
各々のディジタル設備インターフェース5001は32
チャネルの双方向データバス5004を経由して、パケ
ット交換装置に含まれたデータファンアウト装置に接続
されている。しかし、32個のバス5004のチャネル
の内で24だけが使用される。例えば、パケット交換装
置1400内では、各プロトコルハンドラは設備500
2のひとつのチャネルけに関連している。プロトコルハ
ンドラはユーザ端末からの信号パケットに応動して、先
と同様にこれらのパケットを制御装置1017(第2
図)に対して交換する。しかし、プロトコルハンドラは
データパケットに応動して、これらを毎秒64キロビッ
トの速度で、関連する設備5002上を伝送する。リン
グネットワーク5000は、中央制御30と通信するこ
とによって、データパケットが宛先ユーザ端末に対して
交換するための正しい宛先プロトコルハンドラによって
受信されるようにするためにデータパケットを返送すべ
き、設備5002の適切なチャネルを決定する。リング
ネットワーク5000では設備5002の入来チャネル
と、このようにして決定された出チャネルの間で、バー
チャルサーキットが設定される。
以上述べた実施例は単に本発明の原理を例示するよすぎ
ないものであり、本発明の精神と範囲を逸脱することな
く、当業者には多くの実施例を工夫することができるこ
とは明らかである。例えば、上述した実施例では、ユー
ザ端末は2B+Dのフォーマット(2本の64キロビッ
ト/秒の回線交換Bチャネルと、1本の16キロビット
/秒のパケット交換Dチャネル)を用いた4線式のCC
ITTのTインターフェースを用いて交換システムアク
セスしたが、ユーザアクセスの他の方法も可能である。
例えば、ユーザ端末は同一の2B+Dフォーマットで2
線式のラインを通してアクセスすることもできる。(こ
れはCCITTではUインターフェースと呼ばれる。)
例えば23B+Dのフォーマット(23個の64キロビ
ット/秒の回線交換Bチャネルと1個の64キロビット
/秒のパケット変換Dチャネル)でディジタルPBXを
経由してあるいは可変数の2B+DフォーマットがT1
搬送システムに多重化されているような遠方の交換主体
あるいはディジタルループキャリヤの遠方の端末を経由
して、ユーザアクセスを行なうのにT1搬送システムの
ようなディジタル伝送設備を用いることもできる。さら
に、上述した実施例ではユーザ端末とプロトコルハンド
ラの間の通信リンクには周知のHDLCのリンクレベル
プロトコルが実装されている。他の多くのリンクレベル
のプロトコルを使用することもできる。さらに異なるプ
ロトコルを用いて、異なるユーザ端末と通信することも
できる。またBチャネルを回線交換チャネルとしてでは
なく、パケット交換チャネルとして使用できることも理
解されるであろう。もしBチャネルを第1図乃至第3図
のシステムでパケット交換チャネルとして使用すれば、
これらのBチャネルは直接、あるいはタイムスロット入
替装置1011の回線交換チャネルを経由してパケット
交換装置に接続される。さらに第1図乃至第3図に示し
たシステムはライン装置だけしか含まないが、他の交換
システムからのトランクを接続するアナログあるいはデ
ィジタルのトランク装置を含めることもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガウスマン,エリツク ジヨン アメリカ合衆国 07853 ニユ−ジヤーシ イ,ロング ヴアレー,ローレル ドライ ヴ 17 (72)発明者 ヒラー,トーマス ロイド アメリカ合衆国 60163 イリノイズ,バ ークレイ,ヒルサイド アヴエニユー 1517 (72)発明者 オルソン,フイリツプ ダナ アメリカ合衆国 94928 カルフオルニア, ローナート パーク,ガーモント 1363 (72)発明者 ヴアン ダイン,ギルバート オーガスト アメリカ合衆国 60185 イリノイズ,ウ エスト シカゴ,パメラ コート アイエ ス‐745 (56)参考文献 特開 昭59−23653(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が複数のユーザ端末に接続できる複数
    の交換モジュール(1000、4000)を含み、交換
    モジュールの各々は ユーザ端末の間に回線交換通信チャネルを提供するため
    にアクセス線(1003、1004)を経由して、関連
    する複数のユーザ端末(1001、1002)に対して
    接続できるタイムスロット入替装置(1011)と;モ
    ジュール間回線交換通信のために交換モジュールのタイ
    ムスロット入替装置を相互接続するための時分割多重ス
    イッチ(10)とを含むような交換システムにおいて; 該交換モジュール(1000、4000)の各々はさら
    に、 関連するユーザ端末の間および関連するユーザ端末と時
    分割多重スイッチの間にパケット交換通信チャネルを提
    供するために、時分割多重スイッチ(10)に接続でき
    るパケット交換装置(1400)を含み;そして 該時分割多重スイッチ(10)はモジュール間パケット
    交換通信のために交換モジュールのパケット交換装置を
    相互接続することを特徴とする交換方式。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載の交換方式におい
    て、 該パケット交換装置(1400)はバス(1205)を
    経由してタイムスロット入替装置(1011)に接続さ
    れており、タイムスロット入替装置(1011)はバス
    (1205)と時分割多重スイッチ(10)の間に予め
    定められたチャネル(P56、P55)を提供すること
    を特徴とする交換方式。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項に記載の交換方式におい
    て、 該パケット交換装置(1400)はその少なくとも1つ
    は時分割多重スイッチ(10)に接続できるようになっ
    ており、他のあるものは関連するユーザ端末に接続でき
    るようになった複数のプロトコルハンドラ(1700)
    と;関連するユーザ端末の間及び関連するユーザ端末と
    交換モジュールの予め定められたプロトコルハンドラの
    間でパケット交換通信チャネルを提供するために該複数
    のプロトコルハンドラを相互接続するパケット相互接続
    装置(1800)とを含み; 該時分割多重スイッチ(10)が交換モジュール(10
    00)の内の異なるものに接続されたユーザ端末の間に
    回線交換通信チャネルを提供するために交換モジュール
    の各々のタイムスロット入替装置(1011)を相互接
    続し、また交換モジュールの内の異なるものに関連した
    ユーザ端末の間にパケット交換通信チャネルを提供する
    ために交換モジュールの予め定められたプロトコルハン
    ドラを相互接続していることを特徴とする交換方式。
  4. 【請求項4】請求の範囲第3項に記載の交換方式におい
    て、 時分割多重スイッチとタイムスロット入替装置は交換モ
    ジュールにおける所定のプロトコルハンドラを他の交換
    モジュールの所定のプロトコルハンドラに接続すること
    を特徴とする交換方式。
  5. 【請求項5】請求の範囲第3項に記載の交換方式にお
    て、 タイムスロット入替装置(1011)は交換モジュール
    の予め定められたプロトコルハンドラと、時分割多重ス
    イッチ(10)の間の通信チャネルを提供することを特
    徴とする交換方式。
  6. 【請求項6】請求の範囲第3項に記載の交換方式におい
    て、 該交換モジュールはさらにタイムスロット入替装置(1
    011)による回線交換通信チャネルの設定を制御する
    制御装置(1017)を含み; 該パケット交換装置(1400)は関連するユーザ端末
    と制御装置の間に信号チャネルを提供するために、プロ
    トコルハンドラのあるものの各々を制御装置に接続され
    たプロトコルハンドラに接続し、 該プロトコルハンドラのあるものの各々は 制御装置(1017)に対して関連するユーザ端末から
    受信された信号パケットを送信するための通信コントロ
    ーラ(1443)と;プロトコルハンドラの他のあるも
    のに対して関連するユーザ端末から受信されたデータパ
    ケットを送信するための通信コントローラ(1443)
    とを含むことを特徴とする交換方式。
  7. 【請求項7】請求の範囲第3項に記載の交換方式におい
    て、パケット相互接続(1800)はプロトコルハンド
    ラの各々がパケット相互接続に情報を送信するように順
    次に付勢するセレクタ装置(1800)を含むことを特
    徴とする交換方式。
  8. 【請求項8】請求の範囲第7項に記載の交換方式におい
    て、 プロトコルハンドラの各々は要求信号を発生し、セレク
    タ装置(1810)は:クロック信号を発生するクロッ
    ク信号(1821)と; クロック信号に応動して、各々がプロトコルハンドラの
    ひとつを規定する選択信号を発生するカウンタ(182
    2)と;選択信号の内の与えられたものに応動して、選
    択信号のそれ以上の発生を防止するために、与えられた
    選択信号によって規定されるプロトコルハンドラのひと
    つからの要求信号をカウンタに対して送信するマルチプ
    レクサ(1831)と;与えられた選択信号とマルチプ
    レクサから受信された要求信号として応動して、与えら
    れた選択信号によって規定されるプロトコルハンドラの
    ひとつに対してクリア信号を送信するデマルチプレクサ
    (1841)とを含み、 該プロトコルハンドラの各々はデマルチプレクサからの
    クリア信号に応動して、パケット相互接続に対してパケ
    ットを送信することを特徴とする交換方式。
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