JP2002305559A - バルク転送装置およびバルク転送方法 - Google Patents

バルク転送装置およびバルク転送方法

Info

Publication number
JP2002305559A
JP2002305559A JP2001105328A JP2001105328A JP2002305559A JP 2002305559 A JP2002305559 A JP 2002305559A JP 2001105328 A JP2001105328 A JP 2001105328A JP 2001105328 A JP2001105328 A JP 2001105328A JP 2002305559 A JP2002305559 A JP 2002305559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
bulk transfer
dedicated lines
communication
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001105328A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Takahashi
基樹 高橋
Tsutomu Konno
勉 今野
Yutaka Tsumori
裕 津守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Telecom Technologies Ltd filed Critical Hitachi Telecom Technologies Ltd
Priority to JP2001105328A priority Critical patent/JP2002305559A/ja
Publication of JP2002305559A publication Critical patent/JP2002305559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の専用線を用いたバルク転送において、受
信端末側のバルク転送装置がフレーム同期キャラクタを
正しく認識できるようにする。 【解決手段】TA2a、2bは、データ出力タイミング
調整部218により、フレーム同期キャラクタ検出部2
16で検出されたフレーム同期キャラクタが、データ送
信部205において複数に分割されて網I/F202a
〜202cに振り分けられないように、バッファ218
aからのバルク転送データの読み出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の専用線を用
いたバルク転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の通信線を用いて高速な通信を行う
データ転送方法としてバルク転送方法がある。バルク転
送方法において、送信端末側のバルク転送装置は、送信
端末からのデータを、所定データサイズに分割し、その
結果得られた複数の分割データを、予め定められた基準
に従い前記複数の通信線に振り分けて送出する。例え
ば、前記複数の通信線としてISDN(Integrated Ser
vices Digital Network)回線を利用する場合、各IS
DN回線に2バイト(B1、B2チャネル各々に1バイ
トずつ)ずつ振り分ける。一方、受信端末側のバルク転
送装置は、前記複数の通信線を介して受信した分割デー
タを、前記予め定められた基準に従い結合してデータを
復元し、受信端末へ送信する。
【0003】ここで、前記複数の通信線間の通信経路が
異なると、前記複数の通信線間におけるデータの伝送遅
延量が異なってくる。このため、受信端末側のバルク転
送装置において、前記複数の通信線を介して受信した分
割データを前記予め定められた基準に従い結合しただけ
では、データを復元できない場合がある。そこで、従来
のバルク転送方法では、前記複数の通信線間におけるデ
ータの伝送遅延量を測定し、この測定結果に基づいて前
記複数の通信線各々を介して受信する分割データの同期
をとり、それから、これらの分割データを前記予め定め
られた基準に従い結合するようにしている。
【0004】ところで、回線交換では、通信経路は呼毎
に決定される。呼の確立中に通信経路が変更されること
はない。したがって、回線交換式の通信回線を複数用い
てバルク転送を行なう場合、呼設定時に、前記複数の通
信回線間の伝送遅延量を測定しておくことで、前記複数
の通信線各々を介して受信する分割データの同期をとる
ことが可能である。
【0005】しかし、専用線では、通信中であっても障
害等による通信経路の変更が行なわれることがある。そ
こで、複数の専用線を用いたバルク転送では、前記複数
の専用線各々の、OSI(Open Systems Interconnecti
on)の7レイヤでいうところの物理レイヤを監視し、物
理レイヤに状態変化が検出された場合には、前記複数の
専用線間の伝送遅延量を再度測定する方法が採られてい
る。あるいは、受信端末側のバルク転送装置において、
前記複数の専用線各々を介して受信した分割データを前
記予め定められた基準に従い結合することで得られる結
合データから、送信端末および受信端末間での通信に使
用される通信フレームを認識して、該通信フレームのデ
ータエラーを検出し、エラーが検出された場合には、前
記複数の専用線間の伝送遅延量を再度測定する方法が採
られている。
【0006】複数の専用線を用いたバルク転送におい
て、前記複数の専用線各々の物理レイヤを監視して、前
記複数の専用線間の伝送遅延量を測定するタイミングを
決定する方法では、例えば、網内の中継線がバックアッ
プ回線に切替わるなどの中継路の変化に対しては、バル
ク転送装置での物理レイヤの状態に変化が生じないた
め、これを検出できない。このため、受信端末側のバル
ク転送装置において、前記複数の専用線各々を介して受
信する分割データの同期をとることができないことがあ
る。
【0007】一方、受信端末側のバルク転送装置が、前
記複数の専用線各々を介して受信した分割データを結合
することで得られる結合データから通信フレームを認識
し、該通信フレーム内のデータエラーを検出すること
で、前記複数の専用線間の伝送遅延量を測定するタイミ
ングを決定する方法では、中継路の変化により前記複数
の専用線間の伝送遅延量が変化して、前記複数の専用線
を介して受信した分割データを正しい順番で結合できな
かった場合、認識した通信フレームがデータエラーとな
る。したがって、前記複数の専用線間の伝送遅延量を再
度測定して、前記複数の専用線を介して受信する分割デ
ータの同期をとることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記結合デ
ータから通信フレームを認識し、該通信フレームのデー
タエラーを検出することで、前記複数の専用線間の伝送
遅延量を測定するタイミングを決定する方法において、
受信端末側のバルク転送装置は、前記結合データに含ま
れるフレーム同期キャラクタを検出することで、前記結
合データから通信フレームを認識している。
【0009】したがって、図4に示すように、送信端末
側のバルク転送装置において、フレーム同期キャラクタ
が複数に分割されて複数の専用線に振り分けられた場
合、例えば、HDLC(High-level Data Link Control
procedure)において、データが送出されていないアイ
ドル期間がマーク状態(2進「1」の連続)のときにフ
レーム同期キャラクタを表すフラグシーケンスが複数の
専用線に振り分けられた場合に、受信端末側のバルク転
送装置は、前記複数の専用線間の伝送遅延量が変化した
ために、前記複数の専用線を介して受信した分割データ
を正しい順番で結合できなくなると、その結合結果から
フレーム同期キャラクタを検出できなくなる。
【0010】この場合、前記結合データから通信フレー
ムを認識することができなくなってしまうので、通信フ
レームのデータエラーを検出することができない。した
がって、適正なタイミングで前記複数の専用線間の伝送
遅延量を再度測定することができないため、前記複数の
専用線を介して受信する分割データの同期をとることが
できない。
【0011】また、上記の方法では、従来、認識対象の
通信フレームの通信プロトコルと該通信フレームのデー
タエラー検出のための判断基準とが固定的に設定されて
おり、異なる通信プロトコルを採用する通信フレームに
対しては、データエラーを検出することができない。
【0012】例えば、認識対象の通信フレームがHDL
Cフォーマットであり、データエラー検出のための判断
基準がCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いたエ
ラー検出である場合、BSC(Binary Synchronous Com
munications)フォーマットを採用する通信フレーム
(エラー検出にBCC(Block Character Check)が用
いられる)に対しては、データエラーを検出することが
できない。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の専用線を用いたバルク転送において、受
信端末側のバルク転送装置が、フレーム同期キャラクタ
を正しく認識できるようにすることにある。また、様々
な通信フレームに柔軟に対応できるようにすることにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のバルク転送装置は、複数の専用線を用いた
バルク転送により、通信相手である本発明のバルク転送
装置と、通信フレームを送受する。
【0015】そして、本発明のバルク転送装置は、入力
されたデータを所定データサイズに分割し、その結果得
られた複数の分割データを予め定められた基準に従い複
数の専用線に振り分けることにより、前記データを前記
通信相手へ送信する送信手段と、前記通信相手に送信す
べき通信フレームに含まれるフレーム同期キャラクタ
が、前記送信手段により分割されて前記複数の専用線に
振り分けられないように、当該通信フレームの前記送信
手段への入力タイミングを調整する調整手段と、前記複
数の専用線各々を介して受信する分割データの伝送遅延
差に関する情報を記憶する遅延情報記憶手段と、前記遅
延情報記憶手段に記憶されている前記伝送遅延差に関す
る情報に従い、前記複数の専用線各々を介して受信した
分割データの同期をとる同期化手段と、前記同期化手段
で同期がとられた前記複数の専用線各々よりの分割デー
タを前記予め定められた基準に従い結合し、その結合結
果に含まれるフレーム同期キャラクタに基づいて、前記
通信相手が送信した通信フレームを認識する受信手段
と、を有する。
【0016】ここで、前記所定データサイズは、前記複
数の専用線の伝送速度と網同期クロックとに応じて定め
られる。例えば、前記複数の専用線がISDN回線の場
合、網同期クロックは8kHzである。また、各Bチャ
ネルの伝送速度は64kbit/sであるので、網同期
クロックに同期して各Bチャネルに1バイトのデータを
送出することになる。したがって、この場合、前記所定
データサイズは2バイトとなる。
【0017】本発明のバルク転送装置では、前記調整手
段により、フレーム同期キャラクタが分割されて前記複
数の専用線に振り分けられないように、通信フレームの
分割位置が調整される。
【0018】したがって、前記通信相手は、前記複数の
専用線間の伝送遅延量が変化したために、前記複数の専
用線を介して受信した分割データを正しい順番で結合で
きない場合でも、その結合結果からフレーム同期キャラ
クタを検出することができる。このため、前記通信相手
は、検出したフレーム同期キャラクタに基づいて通信フ
レームを認識し、該通信フレームのデータエラーを検出
することにより、前記複数の専用線間の伝送遅延量が変
化したことを認識できる。そして、前記複数の専用線間
の伝送遅延量を再度測定することにより、前記複数の専
用線を介して受信する分割データの同期をとることがで
きる。
【0019】なお、本発明において、前記通信相手へ送
信すべき通信フレームを構成するビットストリームから
フレーム同期キャラクタを検出するフレーム同期キャラ
クタ検出手段と、前記ビットストリームを、前記所定デ
ータサイズに前記複数の専用線の数を乗じた値よりも大
きい容量分、一時格納するバッファと、を設けてもよ
い。そして、前記送信手段に、前記バッファから読み出
された、前記所定データサイズに前記複数の専用線の数
を乗じた値の容量分の前記ビットストリームで構成され
るバルク転送データを、前記所定データサイズに分割
し、その結果得られた複数の分割データを前記予め定め
られた基準に従い前記複数の専用線に振り分けることに
より、前記バルク転送データを前記通信相手へ送信させ
るようにしてもよい。
【0020】この場合、前記調整手段は、前記フレーム
同期キャラクタ検出手段で検出されたフレーム同期キャ
ラクタが前記バルク転送データの先頭に位置するよう
に、前記バルク転送データの前記バッファからの読み出
しを制御することで、前記フレーム同期キャラクタが、
前記送信手段により分割されて前記複数の専用線に振り
分けられないように、当該通信フレームの前記送信手段
への入力タイミングを調整することができる。
【0021】また、本発明において、前記通信相手との
前記通信フレームの送受に使用する通信プロトコルの設
定を受け付けるプロトコル設定手段と、前記通信フレー
ムのデータエラー判断基準の設定を受け付けるエラー判
断基準設定手段と、前記受信手段が認識した通信フレー
ムのデータエラーを検出するエラー検出手段と、を設け
てもよい。
【0022】この場合、前記受信手段に、前記結合結果
に含まれる、前記プロトコル設定手段で受け付けた通信
プロトコルの設定により定まるフレーム同期キャラクタ
に基づいて、前記通信プロトコルの設定により定まる通
信フレームを認識させるようにする。また、前記エラー
検出手段に、前記受信手段が認識した通信フレームのデ
ータエラーを、前記エラー判断基準設定手段で受け付け
たエラー判断基準の設定に基づいて検出させるようにす
る。
【0023】このようにすることで、様々な通信プロト
コルに対して、通信フレームのデータエラーを検出する
ことが可能となり、したがって、前記複数の専用線間の
伝送遅延量が変化したことを認識できる。そして、前記
複数の専用線間の伝送遅延量を再度測定することによ
り、様々な通信プロトコルに対して、前記複数の専用線
各々を介して受信する分割データの同期をとることがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、本発明のバルク転送装置を、DTE(Data Termina
l Equipment)間の通信を中継するTA(Terminal Adap
ta)に適用した場合を例にとり説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態が適用された
TAを用いた通信システムの概略構成図である。
【0026】図中、符号2a、2bは本実施形態のTA
であり、複数の専用線3a〜3cを介して互いに接続さ
れている。また、TA2a、2bには、それぞれDTE
1a、1bが接続されている。また、各専用線3a〜3
cは、TA2a側の加入者線31と、TA2b側の加入
者線32と、加入線31および加入者線32間を中継す
る中継線33と、中継線33のバックアップ用回線34
と、を有している。
【0027】TA2a、2bは、複数の専用線3a〜3
cを用いたバルク転送によりデータを送受する。これに
より、DTE1aおよびDTE1b間の通信を中継す
る。なお、図1では、3つの専用線を用いた場合を示し
ているが、当然のことながら、専用線の数は複数であれ
ばよい。
【0028】図2に、図1に示すTA2a、2bの概略
構成を示す。
【0029】先ず、DTE1a、1bからのデータをバ
ルク転送により通信相手のTA2a、2bへ送信する場
合について、図2を用いて説明する。
【0030】DTE・I/F(インターフェース)部2
01は、自身が収容するDTE1a、1bからのビット
ストリームを受信して、これをデータ出力タイミング調
整部218に出力する。
【0031】データ出力タイミング調整部218は、F
IFO(First-In First-Out)タイプのバッファ218
aと、バッファ218aからのデータ読み出しを制御す
る読出制御部218bと、を有している。読出制御部2
18bは、網同期クロック検出部217で検出されたい
ずれかの専用線3a〜3cの網同期クロックに従い、バ
ッファ218aから、専用線3a〜3cの伝送速度と網
同期クロックとに応じて定まる所定データサイズに、バ
ルク転送によるデータ送信に用いる専用線3a〜3c
(後述する同期要求データ検出部220より通知され
る)の数を乗じた値を持つサイズのデータ(バルク転送
データと呼ぶ)を、読み出して、これをデータ送信部2
05に出力する。
【0032】例えば、専用線3a〜3cがISDN回線
の場合、網同期クロックは8kHzである。また、各B
チャネルの伝送速度は64kbit/sであるので、網
同期クロックに同期して各Bチャネルに1バイトのデー
タを送出することになる。したがって、この場合、前記
所定データサイズは2バイトとなり、バルク転送データ
のサイズは、バルク転送によるデータ送信に用いる専用
線3a〜3cの数が3ならば6バイトとなる。
【0033】さて、データ送信部205は、送信データ
選択部205aと、送信データ振分部205bと、を有
している。送信データ振分部205bは、送信データ選
択部205aを介して、バッファ218aより受け取っ
たバルク転送データを前記所定データサイズに分割す
る。これにより、バルク転送によるデータ送信に用いる
専用線3a〜3c(後述する同期要求データ検出部22
0より通知される)の数分の分割データを得る。そし
て、バルク転送によるデータ送信に用いる専用線3a〜
3cの数分の分割データのそれぞれを、予め定められた
基準(順番)に従い、バルク転送によるデータ送信に用
いる専用線3a〜3cと接続する網I/F部202a〜
202cに割り当てる。例えば、網I/F部202a〜
202cに優先順位を設定しておき、1番目の分割デー
タから順番に、優先順位の高い網I/F部202aに割
り当てるようにする。
【0034】それから、送信データ振分部205bは、
各分割データを、網同期クロック検出部217で検出さ
れた、前記分割データに割り当てた網I/F部202a
〜202cと接続する専用線3a〜3cの網同期クロッ
クに従い、前記分割データを割り当てた網I/F部20
2a〜202cへ出力する。
【0035】例えば、専用線3a〜3cがISDN回線
の場合、B1、B2チャネルのそれぞれに1バイトの合
計2バイトでなる分割データを、この分割データに割り
当てられた網I/F部202a〜202cへ出力する。
【0036】網I/F部202a〜202cは、送信デ
ータ振分部205bより分割データを受け取ると、これ
を専用線3a〜3cが採用する網インターフェースに従
って専用線3a〜3cに送出する。例えば、専用線3a
〜3cがISDN回線の場合、8kHzの網同期クロッ
クに同期させて、B1、B2チャネルのそれぞれに1バ
イトのデータを送出する。
【0037】以上により、TA2a、2bは、収容する
DTE1a、1bからのデータを、専用線3a〜3cを
用いたバルク転送により、通信相手のTA2a、2bへ
送信する。
【0038】ここで、通信プロトコル設定部211に
は、ユーザよりの指示に従い、DTE1aおよびDTE
1b間の通信に採用する通信プロトコルが設定される。
同期キャラクタ検出部216は、DTE・I/F部20
1からバッファ218aへ送出されるビットストリーム
から、通信プロトコル設定部211に設定されている通
信プロトコルに応じて定まるフレーム同期キャラクタを
検出する。
【0039】例えば、通信プロトコル設定部211にH
DLCが設定されている場合はフラグシーケンスを検出
し、通信プロトコル設定部211にBSCが設定されて
いる場合はSYNキャラクタを検出する。なお、本実施
形態のTA2a、2bで取り扱えるフレーム同期キャラ
クタは、少なくとも、前記所定データサイズよりも小さ
いサイズを持つものに限られる。
【0040】そして、同期キャラクタ検出部216は、
フレーム同期キャラクタを検出すると、その旨を読出制
御部218bに通知する。
【0041】これを受けて、読出制御部218bは、フ
レーム同期キャラクタが、送信データ振分部205bに
て複数に分割されないように、バルク転送データのバッ
ファ218aからの読み出しを制御する。具体的は、フ
レーム同期キャラクタがバルク転送データの先頭に位置
するように、バルク転送データのバッファ218aから
の読み出しを制御する。このようにすれば、フレーム同
期キャラクタが専用線3a〜3cの伝送速度と網同期ク
ロックとに応じて定まる前記所定データサイズよりも小
さければ、フレーム同期キャラクタが送信データ振分部
205bにて複数に分割されることはない。
【0042】なお、以上の読み出し制御により、フレー
ム同期キャラクタを含むバルク転送データより1つ前
に、バッファ218aから読み出されるバルク転送デー
タのサイズは、専用線3a〜3cの伝送速度と網同期ク
ロックとに応じて定まる前記所定データサイズに、バル
ク転送によるデータ送信に用いる専用線3a〜3cの数
を乗じた値よりも、小さくなるかもしれない。この場
合、送信データ振分部205bより、前記所定データサ
イズよりも小さい分割データを受け取る網I/F部20
2a〜202cがでてくる。このような分割データを受
け取る網I/F部202a〜202cは、例えば、無効
データを示すビット列を追加するなどして、網同期クロ
ックに同期して送信するデータが前記所定データサイズ
のデータとなるように調整すればよい。
【0043】また、以上の読み出し制御により、収容す
るDTE1a、1bよりのデータ遅延が増加し、データ
をバッファ218aがオーバフローする可能性がある。
そこで、読出制御部218bに、通信プロトコル設定部
211に設定されている通信プロトコルが採用するアイ
ドル期間(有効データが送信されていない期間)を示す
無効データを監視させ、この無効データがバッファ21
8aに所定量(例えば1バイト)以上格納された場合
に、バッファ218aを初期化するなどの処理を行なわ
せるようにするとよい。
【0044】次に、バルク転送により通信相手のTA2
a、2bより送られてきたデータを、DTE1a、1b
へ送信する場合について、図2を用いて説明する。
【0045】網I/F部202a〜202cは、専用線
3a〜3cが採用する網インターフェースに従って、対
応する専用線3a〜3cよりデータを受信し、これを同
期化部208に出力する。
【0046】伝送遅延情報記憶部207には、バルク転
送によるデータ受信に用いる専用線3a〜3c間の伝送
遅延差に関する情報が記憶されており、同期化部208
は、この伝送遅延情報記憶部207に格納されている情
報に基づいて、バルク転送によるデータ受信に用いる専
用線3a〜3cを特定する。そして、前記特定した専用
線3a〜3cに対応する網I/F部202a〜202c
より送られてくる分割データの同期をとる。つまり、バ
ルク転送によるデータ受信に用いる各専用線3a〜3c
よりの分割データが、同時に出力されるように時間調整
を行なう。また、同期化部208は、バルク転送による
データ受信に用いる専用線3a〜3cを、データ結合部
209に通知する。
【0047】データ結合部209は、同期化部208よ
り出力された、バルク転送によるデータ受信に用いる専
用線3a〜3cよりの分割データを、前記予め定められ
た基準に従い結合する。これにより、バルク転送データ
を復元する。そして、復元したバルク転送データを、D
TE・I/F部201に出力する。これを受けて、DT
E・I/F部201は、データ結合部209より受け取
ったデータを、自身が収容するDTE1a、1bへ送信
する。
【0048】以上により、TA2a、2bは、バルク転
送により通信相手のTA2a、2bより送られてきたデ
ータを、収容するDTE1a、1bへ送信する。
【0049】ここで、同期要求データ検出部220は、
網I/F部202a〜202cより送られてくるデータ
を監視しており、いずれかの専用線3a〜3cを介して
通信相手のTA2a、2bから、所定ビットパターンを
持つ同期要求データが送られてくると、他の専用線3a
〜3cからも、同様に、同期要求データが送られてくる
のを待つ。そして、所定時間(通信相手のTA2a、2
bが送信した同期要求データを受信するのに十分な時
間)が経過すると、それまでに同期要求データが送られ
てきた専用線3a〜3cを、バルク転送によるデータ送
信に用いる専用線3a〜3cに決定し、前記決定した専
用線3a〜3cを、送信データ振分部206b、読出制
御部218bおよび伝送遅延測定データ送信部204に
通知する。
【0050】これを受けて、伝送遅延測定データ送信部
204は、専用線3a〜3cの伝送速度と網同期クロッ
クとに応じて定まる前記所定データサイズに分割された
場合でも識別可能な所定ビットパターンを持つ、遅延差
測定用データを、データ送信部205に出力する。送信
データ選択部205aは、伝送遅延測定データ送信部2
04より遅延差測定用データを受け取ると、これを選択
して、送信データ振分部205bに出力する。送信デー
タ振分部205bは、送信データ選択部205aより受
け取った遅延差測定用データを前記所定データサイズに
分割する。この結果得られた各分割データを、前記予め
定められた基準に従い、バルク転送によるデータ送信に
用いる専用線3a〜3cと接続する網I/F部202a
〜202cに割り当てる。そして、各分割データを、こ
れを割り当てた網I/F部202a〜202cへ出力す
る。これにより、遅延差測定用データが、バルク転送に
よるデータ送信に用いる専用線3a〜3cを介して、通
信相手のTA2a、2bに送信される。
【0051】また、データ受信部213は、データ結合
部209からDTE・I/F部201へ送出されるビッ
トストリームから、通信プロトコル設定部211に設定
されている通信プロトコルが採用するフレーム同期キャ
ラクタを基に、前記通信プロトコルが採用する通信フレ
ームを認識する。
【0052】例えば、通信プロトコル設定部211にH
DLCが設定されている場合はHDLCに従った通信フ
レームを認識し、通信プロトコル設定部211にBSC
が設定されている場合は、BSCに従った通信フレーム
を認識する。そして、認識した通信フレームをエラー判
定部214に出力する。
【0053】エラー基準設定部212には、ユーザより
の指示に従い、通信プロトコル設定部211に設定され
ている通信プロトコルが採用する通信フレームのデータ
エラーを検出するための判定基準が設定される。
【0054】例えば、通信プロトコル設定部211にH
DLCが設定されている場合は、アボートフレーム受信
やCRCエラーが通信フレームのデータエラー検出のた
めの判定基準として設定される。また、通信プロトコル
設定部211にBSCが設定されている場合は、BCC
エラーが通信フレームのデータエラー検出のための判定
基準として設定される。
【0055】エラー判定部214は、データ受信部21
3より受け取った通信フレームにデータエラーが発生し
ているか否かを、エラー基準設定部212に設定されて
いる判定基準に従って判定する。そして、データエラー
が発生していると判定すると、その旨を同期要求データ
送信部219に通知する。
【0056】また、物理レイヤ監視部210は、網I/
F部202a〜202cに接続されている専用線3a〜
3cの、OSIの7モデルでいうところの物理レイヤを
監視しており、専用線3a〜3cの物理レイヤ状態の変
化を検出する。
【0057】例えば、専用線3a〜3cがISDN回線
の場合は、ITU-T(International Telecommunicati
on Union Telecommunication Standardization secto
r)のI.430に規定されているINF信号を監視す
ることで、物理レイヤの確立状態を監視する。
【0058】そして、物理レイヤ監視部210は、いず
れかの専用線3a〜3cの物理レイヤ状態に変化が生じ
ると、その旨を同期要求データ送信部219に通知す
る。
【0059】同期要求データ送信部219は、エラー判
定部214あるいは物理レイヤ監視部210から通知を
受けると、その旨を伝送遅延測定部206に通知する。
また、専用線3a〜3cの伝送速度と網同期クロックと
に応じて定まる前記所定データサイズに分割された場合
でも識別可能な所定ビットパターンを持つ、同期要求デ
ータを、データ送信部205に出力する。送信データ選
択部205aは、同期要求データ送信部219より同期
要求データを受け取ると、これを選択して、送信データ
振分部205bに出力する。送信データ振分部205b
は、送信データ選択部205aより受け取った同期要求
データを前記所定データサイズに分割する。この結果得
られた各分割データを、前記予め定められた基準に従
い、バルク転送によるデータ送信に用いる専用線3a〜
3cと接続する網I/F部202a〜202cに割り当
てる。そして、各分割データを、これを割り当てた網I
/F部202a〜202cへ出力する。これにより、同
期要求データが、専用線3a〜3cを介して、通信相手
のTA2a、2bに送信される。
【0060】そして、通信相手のTA2a、2bから、
前記同期要求データに対する応答として、遅延差測定用
データが送られてくる。
【0061】さて、伝送遅延測定部206は、同期要求
データ送信部219より通知を受け取ると、網I/F部
202a〜202cより送られてくるデータの監視を開
始して、専用線3a〜3cを介して通信相手のTA2
a、2bから、所定ビットパターンを持つ遅延差測定用
データが送られてくるのを待つ。そして、所定時間(通
信相手のTA2a、2bが送信した遅延差測定用データ
を受信するのに十分な時間)が経過すると、それまでに
遅延差測定データが送られてきた専用線3a〜3cを、
バルク転送によるデータ受信に用いる専用線3a〜3c
に決定し、前記決定した専用線3a〜3c各々での遅延
差測定用データの受信時刻を基に、前記決定した専用線
3a〜3c間の伝送遅延差に関する情報を算出する。そ
して、算出結果を伝送遅延情報記憶部207に記憶す
る。
【0062】以上、本実施形態について説明した。
【0063】本実施形態のTA2a、2bでは、データ
出力タイミング調整部218により、フレーム同期キャ
ラクタ検出部216で検出されたフレーム同期キャラク
タが、データ送信部205において複数に分割されて網
I/F202a〜202cに振り分けられないように、
バッファ218aからのバルク転送データの読み出しが
制御される。
【0064】したがって、図3に示すように、通信相手
のTA2a、2bは、いずれかの専用線3a〜3cの中
継線33がバックアップ用回線34に切り替わり、その
結果、専用線3a〜3cの伝送遅延量が変化したため
に、前記専用線3a〜3cを介して受信した分割データ
を正しい順番で結合できない場合でも、その結合結果か
らフレーム同期キャラクタを検出することができる。こ
れにより、通信相手のTA2a、2bは、フレーム同期
キャラクタに基づいて通信フレームを認識することがで
き、認識した通信フレームのデータエラーを検出するこ
とで、前記専用線3a〜3cの伝送遅延量が変化したこ
とを認識できる。そして、前記専用線3a〜3cの伝送
遅延量を再度測定することにより、前記専用線3a〜3
c各々を介して受信する分割データの同期をとることが
できる。
【0065】また、本実施形態のTA2a、2bでは、
DTE1a、1bが通信に採用する通信プロトコルの設
定を受け付ける通信プロトコル設定部211と、通信プ
ロトコル設定部211で設定された通信プロトコルが採
用する通信フレームのデータエラーを検出しための判断
基準の設定を受け付けるエラー基準設定部212とを設
けている。そして、データ受信部213に、通信プロト
コル設定部211で設定された通信プロトコルが採用す
るフレーム同期キャラクタに基づいて、収容するDTE
1a、1bへ送信するビットストリームから通信フレー
ムを認識させ、さらに、エラー判定部214に、データ
受信部213が認識した通信フレームのデータエラー
を、エラー基準設定部212で設定されたエラー判断基
準に基づいて検出させている。
【0066】したがって、本実施形態によれば、様々な
通信プロトコルに対して、通信フレームのデータエラー
を検出することが可能となり、これにより、バルク転送
に用いる専用線3a〜3cの伝送遅延量が変化したこと
を認識できる。そして、前記専用線3a〜3cの伝送遅
延量を再度測定することにより、様々な通信プロトコル
に対して、前記専用線3a〜3c各々を介して受信する
分割データの同期をとることができる。
【0067】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形が可能
である。例えば、上記の実施形態では、本発明のバルク
転送装置を、DTE間の通信を中継するTAに適用した
場合を例にとり説明したが、本発明のバルク転送装置
は、複数の専用線を用いてバルク転送を行なう様々な通
信装置に適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の専用線を用いたバルク転送において、受信端末側
のバルク転送装置が、フレーム同期キャラクタを正しく
認識することが可能となる。また、様々な通信フレーム
に柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のTAを用いた通信システ
ムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態のTAの概略構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態のTA間でバルク転送によ
り送受されるデータを説明するための図である。
【図4】従来のバルク転送装置間でバルク転送により送
受されるデータを説明するための図である。
【符号の説明】
1a、1b…DTE 2a、2b…TA 3a〜3c…専用線 31、32…加入者線 33…中継線 34…バックアップ用回線 201…DTE・I/F部 202a〜202c…網I/F部 204…伝送遅延測定データ送信部 205…データ送信部 205a…送信データ選択部 205b…送信データ振分部 206…伝送遅延測定部 207…伝送遅延情報記憶部 208…同期化部 209…データ結合部 210…物理レイヤ監視部 211…通信プロトコル設定部 212…エラー基準設定部 213…データ受信部 214…エラー判定部 216…フレーム同期キャラクタ検出部 217…網同期クロック検出部 218…データ出力タイミング調整部 218a…バッファ 218b…読出制御部 219…同期要求データ送信部 220…同期要求データ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津守 裕 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 Fターム(参考) 5K034 EE13 HH01 HH02 HH12 JJ11 MM00 MM25 PP00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の専用線を用いたバルク転送により通
    信フレームを送受するバルク転送装置であって、 入力されたデータを所定データサイズに分割し、その結
    果得られた複数の分割データを予め定められた基準に従
    い前記複数の専用線に振り分けることにより、前記デー
    タを通信相手である前記バルク転送装置へ送信する送信
    手段と、 前記通信相手に送信すべき通信フレームに含まれるフレ
    ーム同期キャラクタが、前記送信手段により分割されて
    前記複数の専用線に振り分けられないように、当該通信
    フレームの前記送信手段への入力タイミングを調整する
    調整手段と、 前記複数の専用線各々を介して受信する分割データの伝
    送遅延差に関する情報を記憶する遅延情報記憶手段と、 前記遅延情報記憶手段に記憶されている前記伝送遅延差
    に関する情報に従い、前記複数の専用線各々を介して受
    信した分割データの同期をとる同期化手段と、 前記同期化手段で同期がとられた前記複数の専用線各々
    よりの分割データを前記予め定められた基準に従い結合
    し、その結合結果に含まれるフレーム同期キャラクタに
    基づいて、前記通信相手が送信した通信フレームを認識
    する受信手段と、を有することを特徴とするバルク転送
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバルク転送装置であって、 前記通信相手へ送信すべき通信フレームを構成するビッ
    トストリームから前記フレーム同期キャラクタを検出す
    るフレーム同期キャラクタ検出手段と、 前記ビットストリームを、前記所定データサイズに前記
    複数の専用線の数を乗じた値よりも大きい容量分、一時
    格納するバッファと、をさらに有し、 前記送信手段は、 前記バッファから読み出された、前記データサイズに前
    記複数の専用線の数を乗じた値を持つ容量分の前記ビッ
    トストリームで構成されるバルク転送データを、前記所
    定データサイズに分割し、その結果得られた複数の分割
    データを前記予め定められた基準に従い前記複数の専用
    線に振り分けることにより、前記バルク転送データを前
    記通信相手へ送信し、 前記調整手段は、 前記フレーム同期キャラクタ検出手段で検出されたフレ
    ーム同期キャラクタが前記バルク転送データの先頭に位
    置するように、前記バルク転送データの前記バッファか
    らの読み出しを制御することを特徴とするバルク転送装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のバルク転送装置であって、 前記受信手段が認識した通信フレームのデータエラーを
    検出するエラー検出手段と、 前記エラー検出手段によりエラーが検出されると、前記
    所定データサイズに分割された場合でも識別可能な同期
    要求データを、前記送信手段に入力する同期要求データ
    送出手段と、 前記複数の専用線各々を監視して、前記同期要求データ
    送出手段が前記送信手段に入力した同期要求データに対
    する応答として、前記相手装置が送信する遅延差測定用
    データの検出を行なう遅延差測定用データ検出手段と、 前記複数の専用線各々を監視して、前記相手装置が送信
    する同期要求データの検出を行なう同期要求データ検出
    手段と、 前記同期要求データ検出手段により同期要求データが検
    出されると、前記所定データサイズに分割された場合で
    も識別可能な遅延差測定用データを、前記送信手段に入
    力する遅延差測定用データ送出手段と、をさらに有し、 前記送信手段は、 前記複数の専用線のうち、前記同期要求データ検出手段
    により前記同期要求データが検出された専用線を、バル
    ク転送によるデータの送信に使用し、 前記受信手段は、 前記複数の専用線のうち、前記遅延差測定用データ検出
    手段により前記遅延差測定用データが検出された専用線
    を、バルク転送によるデータの受信に使用し、前記遅延
    情報記憶手段は、 前記遅延差測定用データ検出手段により前記遅延差測定
    用データが検出された専用線間における前記遅延差測定
    用データの検出タイミングのずれを、前記専用線間にお
    ける分割データの伝送遅延差に関する情報として記憶す
    ることを特徴とするバルク転送装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のバルク転送装置であって、 前記通信相手との前記通信フレームの送受に使用する通
    信プロトコルの設定を受け付けるプロトコル設定手段
    と、 前記通信フレームのデータエラー判断基準の設定を受け
    付けるエラー判断基準設定手段と、をさらに有し、 前記受信手段は、 前記結合結果に含まれる、前記プロトコル設定手段で受
    け付けた通信プロトコルの設定により定まるフレーム同
    期キャラクタに基づいて、前記結合結果から通信フレー
    ムを認識し、 前記エラー検出手段は、 前記受信手段が認識した通信フレームのデータエラー
    を、前記エラー判断基準設定手段で受け付けたエラー判
    断基準の設定に基づいて検出することを特徴とするバル
    ク転送装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のバルク転送装置で
    あって、 前記複数の専用線各々の物理レイヤ状態を監視する物理
    レイヤ監視手段をさらに有し、 前記同期要求データ送出手段は、 前記物理レイヤ監視手段により物理レイヤ状態の変化が
    確認されたときにも、前記同期要求データを、前記送信
    手段に入力することを特徴とするバルク転送装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の2つ
    のバルク転送装置と、前記2つのバルク転送装置間を接
    続する複数の専用線と、を有することを特徴とするバル
    ク転送システム。
  7. 【請求項7】複数の専用線を用いたバルク転送により通
    信フレームを送受するバルク転送方法であって、 通信相手に送信すべき通信フレームを所定データサイズ
    に分割し、その結果得られた複数の分割データを予め定
    められた基準に従い前記複数の専用線に振り分けること
    により、前記通信フレームを前記通信相手へ送信する送
    信ステップと、 前記複数の専用線各々を介して受信した分割データを前
    記予め定められた基準に従い結合し、その結合結果に含
    まれるフレーム同期キャラクタに基づいて、前記通信相
    手が送信した通信フレームを認識する受信ステップと、
    を有し、 前記送信ステップは、 前記通信相手に送信すべき通信フレームに含まれるフレ
    ーム同期キャラクタが、分割されて前記複数の専用線に
    振り分けられないように、前記通信フレームの分割位置
    を調整する調整ステップを有することを特徴とするバル
    ク転送方法。
JP2001105328A 2001-04-04 2001-04-04 バルク転送装置およびバルク転送方法 Pending JP2002305559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001105328A JP2002305559A (ja) 2001-04-04 2001-04-04 バルク転送装置およびバルク転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001105328A JP2002305559A (ja) 2001-04-04 2001-04-04 バルク転送装置およびバルク転送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002305559A true JP2002305559A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18958036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001105328A Pending JP2002305559A (ja) 2001-04-04 2001-04-04 バルク転送装置およびバルク転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002305559A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336139A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nec Access Technica Ltd バルク伝送装置、誤同期検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336139A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nec Access Technica Ltd バルク伝送装置、誤同期検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0530680B1 (en) ATM cell assembling and disassembling system and method
EP0135342B1 (en) Exchange system
EP0868042B1 (en) Clock information transfer system for AAL type 1 transmission
JPH05219005A (ja) デジタルネットワーク用可変データ速度チャンネル
US6532243B1 (en) Virtual time loop
JPS60208136A (ja) 時分割通信ネツトワ−クにおける同期方式
US6625176B1 (en) Method and apparatus for adjustment of time delays in synchronous clocked bus systems
JP3144360B2 (ja) 伝送速度切替tap装置
JP2002305559A (ja) バルク転送装置およびバルク転送方法
US5579300A (en) Private automatic branch exchange for integrated services digital network
EP1045610B1 (en) Method for resynchronizing a group of B channels in an ISDN network
KR100427853B1 (ko) 디지털메시지루팅시스템
JP3577715B2 (ja) Atm通信システム及びatmマルチ・リンク通信方法
JPH0286391A (ja) Isdnローカル通信方式
JP2601151B2 (ja) フレームデータ多重方式
JP3338870B2 (ja) Isdn回線を用いた通信装置
JPH05136838A (ja) 長距離データ伝送方法および装置
JP2002158733A (ja) 回線終端装置のリンクレイヤープロトコル変更システム及び方法
JP3449861B2 (ja) 網終端装置
JP3679214B2 (ja) 冗長構成システムにおける伝搬位相差吸収方法及び装置
JP2630117B2 (ja) Isdnインタフェース回路
JPH0730937A (ja) Isdn用自動式構内交換機
JPH11252144A (ja) 二重リングネットワークシステム、中継装置およびフレーム伝送方法
JP2001119362A (ja) コントロールタイムスロット中継回路
JPH05199274A (ja) 複数通信パス同期制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061201