JP3456814B2 - 通信装置の接続性向上方式 - Google Patents

通信装置の接続性向上方式

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JP3456814B2
JP3456814B2 JP33493695A JP33493695A JP3456814B2 JP 3456814 B2 JP3456814 B2 JP 3456814B2 JP 33493695 A JP33493695 A JP 33493695A JP 33493695 A JP33493695 A JP 33493695A JP 3456814 B2 JP3456814 B2 JP 3456814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば多地点の参
加者によって行われるテレビ会議の端末としてのテレビ
会議装置間の接続に関する。近年のテレビ会議の普及に
より、その使用者も一般ユーザに広がっており、また国
内のみに限られず、海外との接続を行う必要性も大きく
なっている。それに伴って接続失敗が発生した場合の自
動的な救済や、接続失敗を予防するための接続性向上方
式が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図23〜図27にテレビ会議装置の典型
的な接続方式を示す。図23の方式は、2つのテレビ会
議装置1および2がISDN3を介して接続されたもの
であり、2つのテレビ会議装置1,2はそれぞれその内
部にISDNインタフェースを持っている。
【0003】図24で、テレビ会議装置1はISDN
3、例えば64Kbit/s (以後簡単のため64Kと略
す)の速度のISDN3に接続され、またテレビ会議装
置5は例えば外国のISDNで56Kbit/s (以後56
Kと略す)の速度に制約されたISDN4に接続され、
2つのISDNは局間接続の形式で接続されている。
【0004】図25において、例えば左側のテレビ会議
装置6は、ISDNインタフェースと異なるインタフェ
ース、例えば公衆データ網用インタフェース標準として
のX.21インタフェースを備えており、テレビ会議装
置6とISDN3との間にはISDNターミナルアダプ
タ7が備えられている。後述のように、テレビ会議では
一般に2つのチャネル、すなわちチャネル1とチャネル
2とを使用するために、ISDNインタフェース以外の
インタフェースを持つテレビ会議装置6とターミナルア
ダプタ7との間には、2本の回線が接続されている。
【0005】図26では、図25と異なり、56K制約
網(例えば米国のSW56K網)とテレビ会議装置9と
の間に、SW56K網の回線終端装置としてのデータサ
ービスユニット(DSU)8が設けられている。この場
合にも、テレビ会議装置9の2つのチャネルに対応し
て、2本の接続線にそれぞれDSUが備えられている。
【0006】図27では、図23と異なってテレビ会議
装置9がISDN以外のインタフェースを持ち、ISD
N3とテレビ会議装置9との間にISDNターミナルア
ダプタ7が備えられている。
【0007】このようにテレビ会議装置の接続形式には
様々なものがあるが、このような接続方式におけるテレ
ビ会議装置間の接続失敗の理由について次に説明する。
例えば図24と図25では、ISDN3と56K制約I
SDN4とが局間接続され、このような2つの網を介し
てテレビ会議装置が相互に接続される。
【0008】例えば図24において、テレビ会議装置1
は、テレビ会議5との間で接続を行うために、通信速度
を56Kに設定して発呼を行う必要があるが、一般的に
最もよく使用される速度である64Kの速度で発呼した
場合には、56K制約ISDN4によって呼の設定が拒
否され、接続できない状態が発生する。
【0009】次に、これは接続方式にはあまり関係がな
いが、相手装置側の電話番号が装置の移転等のために変
更になった場合に、元の電話番号にかけてもその相手装
置に接続することができず、移転先の電話番号が分から
ない場合にはそれを調べるために時間がかかる。
【0010】図26のようにデータサービスユニットを
使って通信網とテレビ会議装置が接続される場合に、テ
レビ会議装置1側のユーザは、相手テレビ会議装置9の
チャネル1に接続されたSW56回線の電話番号を用い
て最初に発呼する必要がある。
【0011】後述するようにテレビ会議装置ではチャネ
ル1を先に接続し、その接続が確認された後に、チャネ
ル2の接続を行う方式が一般的に用いられる。テレビ会
議装置1の側で、2つのSW56回線の電話番号のうち
でどちらがチャネル1の電話番号か分からない場合に
は、チャネル2の電話番号から先に呼設定を行おうとす
る場合があるが、この時には接続失敗となる。
【0012】図27のようにISDNターミナルアダプ
タを使って通信網とテレビ会議装置が接続されている
時、ユーザ、または工事接続のミスによって、例えばタ
ーミナルアダプタ7側のチャネル1とテレビ会議装置9
側のチャネル2とが接続されてしまうと、テレビ会議装
置1側から呼設定が行われた場合に、接続失敗となって
しまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようにテレビ会議
システムにおいてテレビ会議装置間の接続が何らかの理
由で失敗した場合に、従来はシステム側ではユーザに対
して接続失敗を示すエラー表示をするのみであり、ユー
ザはドキュメントを見て接続失敗に自分で対処する必要
があり、ユーザの負担が大きいという問題点があった。
【0014】またドキュメントに書かれていない接続失
敗が起こった場合には、ユーザは保守担当者に連絡し、
保守担当者がシステムの開発者と連携して原因を解明す
る必要があるため、接続失敗に対処するために非常に時
間がかかり、ユーザが次のアクションを取ることができ
ず、会議開催が中止になったり、会議開催が大幅に遅れ
るなどの問題が発生していた。
【0015】本発明は、例えば通信網との通信速度の不
一致によって接続が失敗した場合に、通信速度を自動的
に変更して再度発呼することにより接続失敗を自動的に
救済し、テレビ会議装置間の接続性を向上させることを
目的とする。またテレビ会議装置間で相手側装置のチャ
ネル2に先に呼が着信した場合に、発信側テレビ会議装
置、または着信側テレビ会議装置側でそれによる接続失
敗を自動的に救済し、テレビ会議装置間の接続性を向上
させることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の実
施例に対する原理構成ブロック図である。同図は通信網
を介して相手通信装置、例えばテレビ会議装置との間で
通信を行う通信装置、例えばテレビ会議装置における接
続性向上方式の原理ブロック図であり、接続失敗が起こ
った時発信側の通信装置が自動的に接続失敗の救済動作
を実行する実施例に対応する原理構成ブロック図であ
る。
【0017】図1において、通信制御手段11は通信網
における通信速度に対応して自装置を該通信速度での通
信状態に設定すると共に、通信網または相手通信装置か
ら送られるメッセージの内容に対応して、通信速度また
は相手電話番号を自動的に変更して再発呼するための制
御を行うものである。
【0018】回線インタフェース手段12は、通信制御
手段11によって設定された通信速度の状態で通信網に
対して呼設定メッセージ等一連のISDN関連のメッセ
ージを送ると共に、該呼設定メッセージ等に対して通信
網または相手側通信装置から送られる、通信速度または
相手先電話番号の不適切を示すメッセージを通信制御手
段11に出力するものである。
【0019】後述する第1の実施例では、例えば図24
に示すようにISDN3に接続された発信側のテレビ会
議装置1が56K制約ISDN4に接続された相手側テ
レビ会議装置5との間で接続を確立しようとする時に、
テレビ会議装置1の内部の回線インタフェース手段12
を構成するISDNインタフェースが通信制御手段11
の制御によって64Kの速度で呼設定メッセージを相手
側に送ったとすると、その呼設定メッセージは56K制
約ISDN4によって拒否され、通信速度不適切による
接続不可を示すエラーメッセージが回線インタフェース
手段12を介して通信制御手段11に入力される。これ
に対応して通信制御手段11によって通信速度を56K
に自動変更して再発呼するための制御が実行され、接続
失敗の自動救済が行われる。
【0020】次に例えば図23において、テレビ会議装
置1の内部で回線インタフェース手段12を構成するI
SDNインタフェースが、通信制御手段11から指示さ
れた相手先電話番号を用いて、テレビ会議装置2側に対
する呼設定メッセージをISDN3に送った場合を考え
る。この時テレビ会議装置2側の電話番号が変更されて
いて、ISDN3の交換機のデータベースにその新しい
電話番号が格納されているとすると、ISDN3から回
線インタフェース手段12を介して相手先電話番号の不
適切と、新しい電話番号を示すエラーメッセージが通信
制御手段11に送られ、これに応じて通信制御手段11
は相手先電話番号を新しい電話番号に自動変更して再発
呼するための制御を実行する。
【0021】図2は本発明の第2の実施例に対する原理
構成ブロック図である。後述する第2の実施例はチャネ
ル1とチャネル2との2つのチャネルを用いて、チャネ
ル1が接続された後にチャネル2の接続が行われるテレ
ビ会議装置間の接続性向上方式の実施例であり、発信側
のテレビ会議装置がミスによってチャネル2の電話番号
を用いて先に呼設定メッセージを発信した時に、着信側
のテレビ会議装置において自装置内のチャネル1との接
続を自動的に行う接続性向上方式を提供するものであ
る。
【0022】図2においてチャネル1のフレーム内の信
号を分離する手段として第1のフレーム分離手段15、
チャネル2のフレーム内の信号を分離する手段として第
2のフレーム分離手段16が、それぞれのテレビ会議装
置に備えられる。またテレビ会議装置内部の回線インタ
フェース手段17は、通信網を介して相手側テレビ会議
装置からの呼設定メッセージ等の一連のISDNメッセ
ージを受信するものである。また信号切換手段18は、
呼設定メッセージを時間的に先に受信したチャネルを検
出して、そのチャネルの信号を第1のフレーム分離手段
15に出力するものである。
【0023】テレビ会議装置では、装置間の接続を確立
しようとする場合に、本来発信側のテレビ会議装置は相
手側のチャネル1の電話番号を用いて呼設定メッセージ
を送り、チャネル1の接続が完了した後にチャネル2の
接続を行うことになる。本発明の第2の実施例では、前
述のように発信側のテレビ会議装置が最初にチャネル2
の電話番号に対して先に呼設定メッセージを送った時
に、着信側のテレビ会議装置側で自動的に自装置側のチ
ャネル1側にその呼を接続する。
【0024】図2の第1のフレーム分離手段15はチャ
ネル1のフレーム内の信号を分離するものであり、信号
切換手段18によって呼設定メッセージが時間的に早く
受信されたチャネルの信号が第1のフレーム分離手段1
5に出力されることによって、最初に呼設定メッセージ
が受信されたチャネルの信号が、受信側のテレビ会議装
置によって実質的にチャネル1の信号として扱われるこ
とになる。
【0025】以上のように本発明によれば、通信網との
通信速度の不一致や、相手先電話番号の不適切などによ
る呼の接続失敗を自動的に救済することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図3は本発明におけるテレビ会議
装置の第1の構成例のブロック図である。同図において
テレビ会議装置は、装置外の回線側とのインタフェース
としての回線インタフェース21、通信回線上で送受信
されるフレームに対するデータの分離・多重を行うフレ
ーム分離・多重部22、フレーム分離・多重部に対する
制御信号を与える制御信号部23、2つの系統のフレー
ム分離・多重部#1,#2と回線インタフェース21の
間に設けられるセレクタ24、および全体を制御するメ
インCPU25を備えている。
【0027】フレーム分離・多重部22には音声データ
を取り扱う音声部26、映像データを取り扱う映像部2
7、およびその他のデータを取り扱うデータ部28が接
続されている。フレーム分離・多重部22、制御信号部
23、音声部26、映像部27、およびデータ部28は
テレビ会議装置内にそれぞれ2つ設けられ、ISDN回
線において2B+Dチャネルの信号を用いる場合には、
2つのBチャネルの信号が分離されて、それぞれ2系統
のフレーム分離・多重部22によって取り扱われる。ま
た制御信号としてのDチャネル信号は、回線インタフェ
ース21とメインCPU25の間で直接に伝えられる。
【0028】メインCPU25と制御信号部23の間で
やり取りされる制御信号は、国際標準としてITU(イ
ンタナショナル テレコミュニケーション ユニオン)
−T、日本国内標準としてTTC(テレコミュニケーシ
ョン テクノロジー コミッティ)のH.242の手順
に従って相手テレビ会議装置から、H.221標準での
BAS(ビットレート アライメント シグナル)信号
を用いて送られてきたものを抜き出してメインCPUに
伝えるもの(またはその逆)である。
【0029】また図3の回線インタフェース21は、図
23で示したようにテレビ会議装置がISDN回線と直
接に接続されることを可能にするものであり、ISDN
インタフェースである。
【0030】図4はテレビ会議装置の第2の構成例のブ
ロック図である。同図において、テレビ会議装置内に回
線インタフェース21が2つ設けられている点を除い
て、その構成は図3と同様である。図4は、図27など
で示したように、テレビ会議装置とISDN回線とがI
SDNターミナルアダプタ7を介して接続される場合に
対応しており、テレビ会議装置内の2つの回線インタフ
ェースは例えば前述のX.21、広帯域モデムの標準と
してのV.35、またはシリアル2進データ交換に用い
られるピン接続規格としてのRS−449などのインタ
フェースであり、テレビ会議装置とターミナルアダプタ
の間で電話番号やエラーメッセージの送受を可能とする
ものである。
【0031】図5はテレビ会議装置の第3の構成例のブ
ロック図である。同図は、図26のようにテレビ会議装
置と56K制約デジタル交換網との間に2つのデータサ
ービスユニット(DSU)8が設けられる場合に相当す
る。そして回線インタフェース21は、図4におけると
同様にX.21,V.35、またはRS−449などに
相当するインタフェースであり、DSUとテレビ会議装
置の間で電話番号やエラーメッセージの送受を可能とす
る。
【0032】図3〜図5において、テレビ会議装置の間
の信号はフレーム分離・多重部22によって取り扱わ
れ、テレビ会議で必要な音声、映像、データおよび制御
信号の分離・多重が行われる。通信速度は、例えばユー
ザによって指定され、メインCPU25から制御信号部
23に通知され、フレーム分離・多重部22における速
度が設定される。
【0033】例えばユーザによって指定される相手側の
会議装置の電話番号は、メインCPU25を経由して回
線インタフェース21に通知され、回線インタフェース
21によって呼設定メッセージが通信網側に出力され
る。
【0034】セレクタ24は、前述のように回線インタ
フェース21がISDNインタフェースの場合には、2
つのBチャネルの信号をそれぞれフレーム分離・多重部
#1と#2にふり分け、その他のインタフェースの場合
には回線インタフェース#1、または#2の信号を、フ
レーム分離・多重部#1、または#2にふり分けるもの
である。
【0035】図3〜図5の構成例に対応して、本発明の
第1の実施例について説明する。第1の実施例は、通信
網との通信速度の不一致や、相手先電話番号の不適切な
どのためにテレビ会議装置間の接続ができない時に、発
信側のテレビ会議装置側で自動修正動作を行って、テレ
ビ会議装置間の接続性を向上させる実施例である。
【0036】図6は56K制約ISDNへの自動再発呼
方式の説明図である。同図は、図3で説明したようにI
SDN回線と直接に接続され、テレビ会議装置側に回線
インタフェース21としてISDNインタフェースを持
つようなテレビ会議装置が発信側となった時の再発呼方
式の説明図である。同図において、例えばユーザが (1)
で通信速度として64K、相手側電話番号としてDN1
を指定して、図3のメインCPU25に対して発呼を指
示すると、その通信速度は (2)で制御信号部23を介し
てフレーム分離・多重部22に伝えられ、それによって
通信速度が64Kに設定される。
【0037】一方メインCPU25から、 (3)で相手先
電話番号DN1が回線インタフェース21に伝えられ
る。それと共に (4)でフレーム分離・多重部22から通
信速度64Kが回線インタフェース21に指示され、回
線インタフェース21は (5)で呼設定メッセージSET
UPを通信網に対して出力する。
【0038】ここで通信網が、図24に示すようにIS
DN3と56K制約ISDN4とが接続されたものであ
り、その先に相手側のテレビ会議装置5が存在するもの
とすると、呼設定メッセージはISDN3を介して56
K制約ISDN4に伝えられ、ここで呼設定メッセージ
の受信速度のチェックが行われる。56K制約ISDN
4は、通信速度が64Kとなっているため、 (6)でIS
DNで規定されているエラー番号を伴った切断メッセー
ジを、ディスコネクト(DISC)としてISDN3に
返し、そのメッセージは発信側のテレビ会議装置の回線
インタフェース21に入力される。切断メッセージとし
ては、次の2つの種類がある。
【0039】 #16:正常切断(発信源:網) #31:その他の正常クラス(発信源:網) ここで#31のエラー番号に対する“その他の正常クラ
ス”は正常切断以外のメッセージが入っていることを示
している。
【0040】この切断メッセージが (7)で回線インタフ
ェース21からメインCPU25に伝えられると、メイ
ンCPUは56K制約網に対して64Kの通信速度で発
呼したものと判断し、 (8)で制御信号部23に対して通
信速度を56Kに設定させるように指示し、 (9)で回線
インタフェース21に対して同じ相手先電話番号DN1
での再発呼を指示する。通信速度56Kはフレーム分離
・多重部22から (9)で回線インタフェース21に伝え
られ、回線インタフェース21は(10)で56Kの通信速
度で、呼設定メッセージを再び通信網に対して出力し、
56K制約網に接続されている相手側テレビ会議装置と
の通信が可能となる。
【0041】図7は図6における(1) 、すなわちユーザ
による通信速度および相手先電話番号指定の説明図であ
る。後述するようにテレビ会議装置では2つのチャネル
を用いるために、それぞれのチャネルに対する電話番号
としてDN1、およびDN2をユーザが電話番号として
入力する必要がある。更に通信速度として、例えば64
Kと56Kのいずれかをユーザが選択して入力する。こ
れらの入力の後ユーザがエンタキーを押すことにより、
図6で説明した (2)以降の動作が実行され、発呼処理が
行われることになる。
【0042】図8は図6におけるメインCPU25によ
る発呼修正処理のフローチャートである。同図におい
て、ステップS1で通信速度64Kで発呼することを回
線インタフェースに指示した後に、ステップS2で回線
インタフェースから図6の (7)で切断メッセージDIS
Cを受信すると、その理由が通信速度の不一致によるエ
ラーメッセージであるか否かをエラー番号によって判定
し、通信速度不一致であると判定すると、ステップS3
で56Kの通信速度で再発呼することを回線インタフェ
ースなどに指示し、エラーメッセージに示された理由が
通信速度不一致でないと判定すると、ステップS4にユ
ーザにその理由を表示して処理を終了する。
【0043】図9は通信網との通信速度の不一致を自動
的に修正する再発呼方式の図6と異なる例である。同図
は、例えば図25でテレビ会議装置6が発信側となる場
合に対応し、このテレビ会議装置はISDNターミナル
アダプタ7を介してISDN3に接続され、更にISD
N3は56K制約ISDN4に接続されている。
【0044】図9において、発信側のテレビ会議装置に
おける各部の動作は図6とほぼ同様であり、異なる部分
は回線インタフェース21より左側、すなわちテレビ会
議装置の外側の処理が若干異なる。回線インタフェース
21からの要求に応じて、呼設定メッセージは (5)′で
ISDNターミナルアダプタからISDN3に伝えら
れ、更に56K制約網4に伝えられる。56K制約網で
通信速度がチェックされ、64Kで発呼しているために
通信速度の不一致を示すエラーメッセージが、図6にお
けると同様に (6)′でISDN3、およびISDNター
ミナルアダプタを介して回線インタフェース21に入力
される。
【0045】そして図6におけると同様に、テレビ会議
装置のメインCPU25によって通信速度が56Kに変
更され、同じ相手先電話番号DN1を用いて、(10)′で
回線インタフェース21からの要求に応じて、呼設定メ
ッセージがISDNターミナルアダプタから発信され、
ISDN3、および56K制約網4を介して相手側テレ
ビ会議装置5に送られ、テレビ会議装置の間の接続が確
立される。なお通信速度56Kでのターミナルアダプタ
からの呼設定メッセージ送信に際しては、例えば電話番
号の前に56K発呼を示す特別番号として“#56”が
付けられる。
【0046】図10は、発信側テレビ会議装置側で呼設
定に用いた相手先電話番号が変更になっていた場合の再
発呼処理の説明図である。同図は図23の接続形式に対
応して、テレビ会議装置がその内部にISDNインタフ
ェースを回線インタフェース21として備えている場合
の再発呼方式を示している。
【0047】図10において(10)で、通信速度64K、
相手先電話番号DN1を指定して、ユーザからメインC
PU25に対して呼設定が指示されると、メインCPU
25は、(11)で制御信号部23を介してフレーム分離・
多重部22に対して64Kの通信速度設定を指示し、ま
た(12)で相手先電話番号としてDN1を回線インタフェ
ース21に通知する。一方フレーム分離・多重部22か
ら64Kの通信速度が回線インタフェース21に(13)で
指示され、回線インタフェース21は(14)で64Kの通
信速度で、DN1を相手先電話番号とする呼設定メッセ
ージをISDN3に対して送り出す。
【0048】ISDN3は相手先電話番号DN1をチェ
ックして、その電話番号が新しい電話番号DN2に変更
されていることを、(15)で回線インタフェース21に通
知し、回線インタフェース21は(16)で切断を示すDI
SCメッセージ(新しい電話番号DN2を含む)をメイ
ンCPU25に送る。この切断メッセージの形式は次の
ようになっている。
【0049】#22:相手加入者端末番号変更(メッセ
ージの理由表示部の理由値) 新電話番号(メッセージの理由表示部の診断情報) メインCPU25は、このDISCメッセージ(エラー
番号#22)に対応して相手先電話番号をDN2に変更
し、(17),(18)および(19)で再発呼設定処理を行う。そ
の結果、回線インタフェース21から64Kの通信速度
で、相手先電話番号をDN2として(20)で再度呼設定メ
ッセージが通信網に送られ、相手先テレビ会議装置との
間の接続が完了する。
【0050】図11は、例えば図23においてISDN
3からテレビ会議装置に対して電話番号変更を伝えるD
ISCメッセージを送り返す、新電話番号通知処理の説
明図である。同図において、テレビ会議装置としての端
末35から、ISDN3の内部の交換機36に相手先電
話番号DN1を用いて呼設定メッセージが送られると、
交換機36はデータベース37の内容を参照し、電話番
号DN1を持っていた相手先テレビ会議装置の電話番号
が変更され、新しい電話番号がDN2となっているもの
と判定すると、DISCメッセージに新しい電話番号D
N2を付加して、端末35側に送ることになる。
【0051】図12は、図10と異なってテレビ会議装
置の回線インタフェース21がISDNインタフェース
ではない場合、例えばX.21,V.35、またはRS
−449に対応するインタフェースであるときに、図2
5に示すようにISDNターミナルアダプタを介して発
信側テレビ会議装置とISDN3とが接続される場合
の、新しい電話番号を用いた再発呼方式の説明図であ
る。
【0052】図12を図10と比較すると、テレビ会議
装置内部の処理は図10とほぼ同様であり、その外部の
動作が一部異なるのみである。すなわち回線インタフェ
ース21からの要求によって、(14)′で電話番号DN1
を用いて、呼設定メッセージがISDNターミナルアダ
プタからISDNに送られると、図10におけると同様
に電話番号DN1がチェックされ、そのチェック結果に
基づいてDISCメッセージが、新しい電話番号DN2
が付加された形式で、(15)′で回線インタフェース21
に通知される。そしてテレビ会議装置内部の処理が図1
0におけると同様に行われ、回線インタフェース21か
らの要求に応じて、(20)′で新しい電話番号DN2を用
いてISDNターミナルアダプタから呼設定メッセージ
が送り出され、相手先テレビ会議装置との間の接続が完
了する。
【0053】図13および図14は、発信側テレビ会議
装置においてチャネル1とチャネル2のうちで本来相手
側のチャネル1に対して先に発呼すべきところを、チャ
ネル2に対して先に発呼した場合の、発信側テレビ会議
装置における再発呼方式の説明図である。これらの図は
テレビ会議装置内の回線インタフェースがISDNイン
タフェースである場合の動作を示している。
【0054】図13において、(20)でユーザがチャネル
1の電話番号、およびチャネル2の電話番号を指定し
て、また通信速度として64Kを指定して、図7で説明
したように入力を行うと、その入力はメインCPU25
に伝えられる。この時例えばユーザが誤って、先にチャ
ネル1の電話番号DN1を入力すべき位置にDN2、D
N2を入力すべき位置にDN1を入力して発呼を指示す
ると、まず電話番号DN2が(21)でメインCPU25か
ら回線インタフェース21に伝えられ、また(22)で通信
速度として64Kが制御信号部23を介してフレーム分
離・多重部に伝えられ、通信速度が64Kに設定される
と共に、この通信速度は回線インタフェース21にも通
知される。
【0055】回線インタフェース21は、(23)で相手先
電話番号DN2を用いて、呼設定メッセージをISDN
を介して相手側のテレビ会議装置に送ると、相手側テレ
ビ会議装置は(24)で呼の接続を示すコネクト(CON
N)メッセージをISDNを介して発信側の回線インタ
フェース21に送り、回線インタフェース21は(25)で
このメッセージをメインCPU25に送る。ここで相手
側のチャネル2にあたる電話番号DN2を用いて呼設定
メッセージを送ったために、この呼は相手側のチャネル
2に接続されたことになる。
【0056】その後接続されたテレビ会議装置の間で能
力交換のシーケンスが実行される。図15はこの能力交
換シーケンスの説明図である。テレビ会議装置(端末)
の接続にあたっては、まず装置相互間でシーケンスAと
してお互いに能力交換が実行される。すなわちH.24
2手順に従い、H.221上の標準能力メッセージを用
いて、例えば音声データについては3.1KHzまでの能
力か、7KHzまでの能力を持っているかなどの、自装置
の能力をお互いに交換して、相互に接続されたテレビ会
議装置の能力を確認する。
【0057】このため図13で、発信側のテレビ会議装
置のメインCPU25は、(26)で接続された呼に対する
能力交換のメッセージを、制御信号部23を介して相手
側テレビ会議装置に送る。この時発信側装置では、相手
先電話番号DN2を用いたが、本来チャネル1同志の接
続を行おうとしている状態であり、チャネル1に対する
能力交換のために自装置が持つ能力を通常通り相手側テ
レビ会議装置に通知する。(ここでは、Normalと称す
る) これに対して相手側テレビ会議装置は、(27)で能力交換
のメッセージを発信側のテレビ会議装置に送り、そのメ
ッセージは発信側テレビ会議装置の制御信号部23を介
してメインCPU25に伝えられる。この時、相手側テ
レビ会議装置ではこの呼がチャネル2に接続されている
ために、チャネル2に対する能力交換メッセージが発信
側テレビ会議装置に送られる。
【0058】このチャネル2に対しては、能力としてそ
のチャネルがチャネル2であることを宣言するデータの
みが示されており、発信側テレビ会議装置のメインCP
U25はこの能力交換メッセージを受け取ることによ
り、相手側テレビ会議装置のチャネル2に呼が接続され
たことを認識する。そこでメインCPU25は、(28)で
呼切断メッセージDISCを回線インタフェース21か
ら相手側テレビ会議装置に送り、接続された呼を切断す
る。
【0059】図14は図13の動作の続きである。図1
3において一旦接続された呼が切断された後、発信側テ
レビ会議装置のメインCPU25は相手先電話番号DN
1とDN2とを交換し、(30)でDN1を用いた発呼を回
線インタフェース21に指示し、また通信速度64Kを
制御信号部23を介してフレーム分離・多重部22に送
り、通信速度の設定を行わせると共に、更にこの通信速
度を回線インタフェース21に通知させる。
【0060】回線インタフェース21は、(32)で電話番
号DN1を用いて呼設定メッセージをISDNを介して
相手側テレビ会議装置に送り、相手側テレビ会議装置は
(33)で、呼接続を示すメッセージCONNを発信側テレ
ビ会議装置に送り、そのメッセージは(34)で発信側のメ
インCPU25に伝えられる。
【0061】これでテレビ会議装置相互間でチャネル1
の接続が行われたことになるので、チャネル1に対する
能力交換が実行される。まず(35)で発信側のテレビ会議
装置のメインCPU25から能力交換メッセージが送ら
れ、これに対して(36)で相手側テレビ会議装置から、能
力交換メッセージが制御信号部23を介して発信側のメ
インCPU25に送られる。この時、それぞれの能力交
換メッセージは通常チャネル1同士の能力交換で使用さ
れる能力(ノーマル)を示し、正しい能力交換が行われ
たことになる。これによって、(37)で発信側のテレビ会
議装置の制御信号部23と相手側テレビ会議装置の間の
チャネル1の接続が完了したことになる。
【0062】その後(38)でチャネル2の接続を行うため
に、発信側テレビ会議装置のメインCPU25から、電
話番号DN2を用いての呼の設定が回線インタフェース
21に指示され、また(39)で通信速度を64Kに設定す
る指示が出力される。回線インタフェース21は、(40)
で相手先電話番号としてDN2を用いて、呼設定メッセ
ージを相手側のテレビ会議装置に送る。その後は図示さ
れていないが、(33)〜(37)と同様にメッセージCONN
の転送と、チャネル2に対する能力交換が行われる。
【0063】図16は、図13および図14で説明し
た、チャネル2に対して先に発呼した場合の修正処理の
フローチャートである。同図において処理が開始される
と、ステップS10で発信側ではチャネル1と考えてい
る第1のBチャネルに対する呼接続が行われ、ステップ
S11で能力交換が起動され、ステップS12で相手側
のテレビ会議装置からの能力交換メッセージが受信され
る。ここでステップS11では、発信側テレビ会議装置
のチャネル1の能力を示す“ノーマル”が相手側テレビ
会議装置に通知される。
【0064】その後ステップS13で相手側のテレビ会
議装置から受信した能力交換メッセージ内の能力が“ノ
ーマル”であるか否かが判定され、“ノーマル”である
場合にはステップS14で能力交換、すなわちチャネル
2に対する能力交換が継続される。
【0065】その後ステップS15で会議の制御に必要
な制御信号などのコマンドの送信が行われ、ステップS
16でテレビ会議通信が確立される。ここでステップS
15におけるコマンド送信は図15におけるシーケンス
Bのモード送信に相当し、ここではテレビ会議中の各種
の制御信号として、制御の要求やそれに対する応答が、
テレビ会議装置間でお互いに送信される。ステップS1
3で相手側テレビ会議装置から受け取った能力交換メッ
セージの内容が“ノーマル”でない、つまりチャネル2
であると判定されると、ステップS17で接続された呼
が切断された後に、ステップS18で相手側の電話番号
DNが入れ換えられて、再発呼が行われる。
【0066】次に本発明の第2の実施例を説明する。以
上に説明した第1の実施例では、通信速度の不一致、相
手先電話番号の変更、および相手側のチャネル2に先に
着信した場合の再発呼を、発信側テレビ会議装置で行う
再発呼方式を説明したが、第2の実施例では発信側のテ
レビ会議装置がチャネル2の電話番号を用いて先に発呼
した場合にも、その呼を着信側テレビ会議装置において
自動的にチャネル1に接続することによって、発信側テ
レビ会議装置の側におけるミスを自動修正する着信側に
おける受信接続処理方式を実現するものである。
【0067】第2の実施例としての受信接続方式の例を
示す。図17において、発信側のテレビ会議装置から送
られた呼設定メッセージが、(41)でISDNを介してI
SDNターミナルアダプタに入力される。ここで受信側
のテレビ会議装置は、図4で示すようにISDNインタ
フェースと異なる回線インタフェースとして#1と#2
との2つを備えているものとする。この呼設定メッセー
ジに対応して、ISDNターミナルアダプタからテレビ
会議装置に対してコールレシーブ信号が(42)で出力され
る。ここで発信側テレビ会議装置がチャネル2の電話番
号DN2を用いて発呼したとすると、このコールレシー
ブ信号は図4の回線インタフェース#2(チャネル2に
対応)に伝えられ、更にセレクタ24に伝えられる。
【0068】このコールレシーブ信号の内容は、X.2
1インタフェースの場合には後述するようにI信号がオ
フ、R信号がベルとなることにより、呼の着信を示すも
のである。セレクタ24はこのコールレシーブ信号を受
け取ることにより、最初の呼が着信したことを認識し、
その呼が最初のものであることから、セレクタの出力を
2つのフレーム分離・多重部のうちで#1側に(43)で切
り換える。フレーム分離・多重部#1はチャネル1の信
号を処理する系統であり、セレクタ24ではISDNタ
ーミナルアダプタからチャネル2に着信したものとして
回線インタフェース#2を通してセレクタ24に送られ
る信号を、フレーム分離・多重部#2ではなく、#1に
出力することにより、着信側のテレビ会議装置ではこの
信号、すなわち最初に着信した呼に対応する信号はチャ
ネル1の信号として取り扱われることになる。
【0069】一方回線インタフェース#2からは、IS
DNターミナルアダプタに(44)でコールアクセプト信号
(C=ON,T=1)が送られ、ISDNターミナルア
ダプタからISDNに対しては呼の接続を示すCONN
メッセージが(45)で送られ、(46)でISDNとテレビ会
議装置との間の接続が完了する。
【0070】その後発信側のテレビ会議装置との間で、
前述と同様に能力効換のシーケンスが実行される。この
シーケンスの内容は図14と全く同様であるが、発信側
テレビ会議装置がチャネル2の電話番号を用いて発呼し
たために、ISDNターミナルアダプタからチャネル2
に相当する回線インタフェース#2に能力交換メッセー
ジが送られ、そのメッセージはセレクタ24によって切
り替えられて、フレーム分離・多重部#1に送られる点
が図14と基本的に異なっている。
【0071】図18は着信側テレビ会議装置内のセレク
タ切換え処理のフローチャートである。同図において、
ステップS20で図4のセレクタ24においてチャネル
2に着信したことが検出されると、ステップS21です
でにチャネル1に着信しているか否かが判定され、着信
している場合にはステップS22でセレクタはそのま
ま、すなわちセレクタの出力はフレーム分離・多重部#
2に接続されたままとされ、チャネル1に着信していな
いと判定されると、ステップS23でセレクタがフレー
ム分離・多重部#1側に切り換えられる。
【0072】図19は図17におけるコールレシーブ信
号の説明図である。同図において、ターミナルアダプタ
からX.21方式のインタフェースを持つテレビ会議装
置に対してI信号としてオフが、R信号としてベルが入
力され、このコールレシーブ信号によってテレビ会議装
置側は呼の着信を認識することになる。
【0073】図20はV.35回線インタフェース、図
21はRS−449方式の回線インタフェースを持つテ
レビ会議装置における、チャネル2に先に着信した場合
の受信接続処理方式の説明図である。これらの図におけ
る動作は図17におけるとほとんど同様であり、異なる
点のみを説明する。異なる点はISDNターミナルアダ
プタから回線インタフェースを介してセレクタに伝えら
れる信号、すなわち着呼を示す信号が図17と異なるこ
とである。
【0074】図20のV.35インタフェースを持つ場
合には、RI信号とCD信号のいずれかまたは両方がオ
ンとなることによって着呼がセレクタに伝えられる。こ
こでRI信号かCD信号のいずれかがオンになることで
着呼がセレクタに伝えられるか、またはRI信号とCD
信号の両方がオンになることで着呼が伝えられるかは、
端末のインブリメンテーションによる。図21のRS−
449インタフェースを持つ場合には、インカミングコ
ール信号ICがオンとなること、またはCD信号がオン
となることまたはIC信号とCD信号の両方がオンにな
ることで、着呼したことがセレクタに伝えられる(これ
も端末のインブリメンテーションによる)。
【0075】図22はV.35、またはRS−449方
式のインタフェースを持つテレビ会議装置に対するIS
DNターミナルアダプタからの着呼状態を示す信号入力
の説明図である。V.35方式ではRI、またはCDの
2つの信号のいずれかが、またRS−449方式ではI
C、またはCDのいずれかがオンとなることによって、
ターミナルアダプタからテレビ会議装置に対して着呼し
たことが通知される。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通信速度の不一致や、相手先電話番号の変更など
の原因によって、これまで接続失敗となっていた場合で
もそれを自動的に救済することが可能となり、接続失敗
時にユーザが行うべき手数や、接続失敗原因の解明など
のために必要としていた時間が不必要となり、誰でも簡
単にテレビ会議装置を接続することができ、テレビ会議
装置の実用性の向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に対する原理構成を示すブロック
図である。
【図2】第2の実施例に対する原理構成を示すブロック
図である。
【図3】テレビ会議装置の第1の構成例を示すブロック
図である。
【図4】テレビ会議装置の第2の構成例を示すブロック
図である。
【図5】テレビ会議装置の第3の構成例を示すブロック
図である。
【図6】56K制約ISDNに対する再発呼方式を説明
する図である。
【図7】テレビ会議装置に対するユーザ入力法を説明す
る図である。
【図8】図6におけるメインCPUによる再発呼方式の
全体処理フローチャートである。
【図9】56K制約ISDNへの再発呼方式(ISDN
インタフェース以外のインタフェースを持つ場合)の説
明図である。
【図10】電話番号変更時の再発呼方式を説明する図で
ある。
【図11】電話番号変更時の通信網からの切断メッセー
ジ送信の説明図である。
【図12】電話番号変更時の再発呼方式(ISDNイン
タフェース以外のインタフェースを持つ場合)の説明図
である。
【図13】チャネル2から先に発呼した場合の再発呼方
式の説明図である。
【図14】チャネル2から先に発呼した場合の再発呼方
式の説明図(続き)である。
【図15】テレビ会議装置相互間の能力効換シーケンス
の説明図である。
【図16】図13および図14における再発呼方式の全
体処理フローチャートである。
【図17】チャネル2から先に着信した場合の受信接続
処理方式の説明図(X.21インタフェース)である。
【図18】図17におけるセレクタ切換え処理フローチ
ャートである。
【図19】図17におけるコールレシーブ信号の説明図
である。
【図20】チャネル2から先に着信した場合の受信接続
処理方式の説明図(V.35インタフェース)である。
【図21】チャネル2から先に着信した場合の受信接続
処理方式の説明図(RS−449インタフェース)であ
る。
【図22】図20および図21における着呼を示す信号
の説明図である。
【図23】テレビ会議装置と通信網の接続方式を示す図
(その1)である。
【図24】テレビ会議装置と通信網の接続方式を示す図
(その2)である。
【図25】テレビ会議装置と通信網の接続方式を示す図
(その3)である。
【図26】テレビ会議装置と通信網の接続方式を示す図
(その4)である。
【図27】テレビ会議装置と通信網の接続方式を示す図
(その5)である。
【符号の説明】
1,2,5,6,9 テレビ会議装置 3 ISDN 4 56K制約ISDN 7 ISDNターミナルアダプタ 8 データサービスユニット(DSU) 11 通信制御手段 12 回線インタフェース手段 15 第1のフレーム分離手段 16 第2のフレーム分離手段 17 回線インタフェース手段 18 信号切換え手段 21 回線インタフェース 22 フレーム分離・多重部 23 制御信号部 24 セレクタ 25 メインCPU

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して相手装置との間で通信を
    行う通信装置において、 該通信網における通信速度に対応して自装置を該通信速
    度での通信状態に設定すると共に、該通信網または相手
    装置側から送られてくるメッセージの内容に対応して、
    通信速度、または相手先電話番号を自動的に変更して再
    発呼するための制御を行う通信制御手段と、 該通信制御手段によって設定された通信速度の状態で該
    通信網に対して呼設定要求を送ると共に、該通信網、ま
    たは相手装置側から送られる、通信速度、または相手先
    電話番号の不適切を示すメッセージを該通信制御手段に
    出力する回線インタフェース手段とを備え、通信網との
    通信速度の不一致状態、または相手先電話番号の不適切
    状態を自動的に解消し、前記通信装置が、チャネル1とチャネル2とを用いて、
    チャネル1を先に接続する方式のテレビ会議装置であ
    り、 前記回線インタフェース手段を構成するISDNインタ
    フェースが、該テレビ会議のために相手側装置との接続
    にあたって、前記通信制御手段からの誤った指示によっ
    てチャネル2の電話番号を用いて呼設定メッセージを送
    り、 該呼設定メッセージによって相手側装置との間で呼接続
    がなされた後に、相手側装置から該回線インタフェース
    手段を介して、前記通信制御手段が該呼が相手装置側の
    チャネル2側に接続されたことを示すメッセージを受け
    取った時、該接続された呼を切断し、相手先電話番号を
    チャネル1の電話番号に変更して再発呼するための制御
    を行う ことを特徴とする相手装置との間の接続性を向上
    させることを特徴とする通信装置の接続性向上方式。
  2. 【請求項2】 チャネル1のフレーム内の信号を分離す
    る第1のフレーム分離手段と、チャネル2のフレーム内
    の信号を分離する第2のフレーム分離手段とを備え、チ
    ャネル1に対する接続後にチャネル2の接続を行う方式
    のテレビ会議システム内のテレビ会議装置において、 通信網を介してテレビ会議における相手側装置からの呼
    設定メッセージを受信 する回線インタフェース手段と、 時間的に呼設定メッセージを先に受信したチャネルを検
    出し、該チャネルの信号を前記第1のフレーム分離手段
    に出力する信号切換手段とを備え、相手側装置が誤って
    チャネル2の電話番号に対して先に呼設定メッセージを
    発信した時に、自動的に自装置側でチャネル1への該呼
    の接続を行うことを特徴とする通信装置の接続性向上方
    式。
  3. 【請求項3】 前記通信網がISDNであり、 前記回線インタフェース手段がISDNインタフェース
    であることを特徴とする請求項2記載の通信装置の接続
    性向上方式。
  4. 【請求項4】 前記通信網がISDNであり、 前記回線インタフェース手段がX.21インタフェース
    であり、 該X.21インタフェースとISDNとの間にISDN
    ターミナルアダプタを備え、 該ISDNターミナルアダプタからX.21インタフェ
    ースを介して送られる信号を監視して、前記信号切換手
    段が前記時間的に呼設定メッセージを先に受信したチャ
    ネルを検出することを特徴とする請求項2記載の通信装
    置の接続性向上方式。
  5. 【請求項5】 前記通信網がISDNであり、 前記回線インタフェース手段がV.35インタフェース
    であり、 該V.35インタフェースとISDNとの間にISDN
    ターミナルアダプタを備え、 該ISDNターミナルアダプタからV.35インタフェ
    ースを介して送られる信号を監視して、前記信号切換手
    段が前記時間的に呼設定メッセージを先に受信したチャ
    ネルを検出することを特徴とする請求項2記載の通信装
    置の接続性向上方式。
  6. 【請求項6】 前記通信網がISNDであり、 前記回線インタフェース手段がRS−449インタフェ
    ースであり、 該RS−449インタフェースとISDNとの間にIS
    DNターミナルアダプタを備え、該ISDNターミナル
    アダプタからRS−449インタフェースを介 して送ら
    れる信号を監視して、前記信号切換手段が前記時間的に
    呼設定メッセージを先に受信したチャネルを検出するこ
    とを特徴とする請求項2記載の通信装置の接続性向上方
    式。
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