JP2003242868A - 多光軸光電センサ及びその取付具 - Google Patents

多光軸光電センサ及びその取付具

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JP2003242868A JP2002275138A JP2002275138A JP2003242868A JP 2003242868 A JP2003242868 A JP 2003242868A JP 2002275138 A JP2002275138 A JP 2002275138A JP 2002275138 A JP2002275138 A JP 2002275138A JP 2003242868 A JP2003242868 A JP 2003242868A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来とは別形式の、多光軸光電センサの取付
構造及びその取付具を提供する。 【解決手段】 多光軸光電センサ10は、投光器と受光
器とを含む。多光軸光電センサ10のケース13の少な
くとも一方の長手方向端部には、電源供給用及び/又は
信号通信用のケーブル53が接続される。多光軸光電セ
ンサ10は、その背面に、基台に対してセンサ10を取
り付けるための取付具20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多光軸光電センサ
及びその取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第 6,166,371号公報、国際公開
WO 00/54077号公報、特開2000−251595号公
報に見られる多光軸光電センサは、対をなす投光器及び
受光器のユニットを含み、単一のユニットを用いて又は
ユニット同士を互いに連結した複数のユニットを用いて
所望の大きさの光カーテンを作ることにより、工作機械
やプレス機などの作業エリアに、例えば作業者の身体の
一部が侵入するのを防止するのに多用されている。
【0003】多光軸光電センサは、典型的には、設置し
た当初に投光器と受光器とが互いに対面するように位置
決めする必要があり、また、投受光器間の光軸調整が必
要となる。この光軸調整には、投光器及び/又は受光器
の軸中心の回転動作が含まれ、この回転動作により投光
器及び/又は受光器の向きを調整することができる。
【0004】図1、図2は、多光軸光電センサの取付構
造の従来例を示す。これらの図面において、参照符合1
は、多光軸光電センサを示す。多光軸光電センサ1は、
その本体2の前面つまり投光面又は受光面に、等間隔且
つ一列に配置された複数の透孔3を有し、この透孔3を
通じて等間隔の光軸ピッチで光ビームの授受が行われ
る。
【0005】多光軸光電センサ1は、ブラケット4を介
して、プレス装置のフレームなどの基台(図示せず)に
固定される。図1の例では、ブラケット4は、ベース部
材5とプレート部材6とを含み、プレート部材6は、ボ
ルト7によってベース部材5にしっかりと固定される。
ベース部材5とプレート部材6との間には、センサ本体
2の上端及び下端から軸線方向に延出する断面円形シャ
フト7を収容するための軸孔が形成され、ボルト7を締
め付け方向に回転させることよって、多光軸光電センサ
1は、ブラケット4に対して回転不能な状態で固定され
る。他方、ボルト7を緩めると、多光軸光電センサ1
は、軸線回りに回転可能な状態になる。
【0006】図2の例では、ブラケット4は、基台側の
ベース部分8と、このベース部分8から鉛直方向に延び
るセンサ取付部分9とを含む断面L字の部材から構成さ
れている。ベース部分8には、多光軸光電センサ1の軸
線方向に延びる長孔10が形成され、長孔10によっ
て、多光軸光電センサ1は、その軸線方向の位置決めが
可能である。
【0007】ブラケット4のセンサ取付部分9には、セ
ンサ1のシャフト7を受け入れることのできる円形孔1
1が形成され、また、この円形孔11の回りに、複数の
細長い円弧孔12が形成されている。センサ1は、円弧
孔12を貫通するボルト(図示せず)によってブラケッ
ト4に固定される。
【0008】この図2の従来例では、円弧穴12を貫通
するボルトを緩め方向に回転させると、センサ1はその
軸線回りに回転可能な状態なり、このボルトを締め付け
る方向に回転させると、センサ1は軸線回りに回転不能
な状態に固定される。つまり、センサ1の向きが固定さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図1、図2に例示した
従来例によれば、複数の多光軸光電センサ1を直列又は
屈曲した状態で連結して大きな光カーテンを作るとき
に、隣接する多光軸光電センサ1と1との間の間隔を狭
めて隙間の無い光カーテンを作ることが事実上不可能で
ある。すなわち、隣接する多光軸光電センサ1と1との
間の光軸ピッチが、単体の多光軸光電センサ1の光軸ピ
ットと等しくなるように隣接する多光軸光電センサ1、
1を配置させるのが事実上不可能である。
【0010】また、図2の従来例では、多光軸光電セン
サ1の回動角度つまりセンサ1の向きの調整量が、実質
的に円弧孔12の長さ寸法によって規定されてしまうの
で、多光軸光電センサ1の調整は、極めて僅かな範囲に
制限される。
【0011】本発明の目的は、従来とは別形式の、多光
軸光電センサ及びその取付具を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、複数の多光軸光電セ
ンサを互いに隣接した状態で連結でき、隣接する多光軸
光電センサ間の光軸ピッチが単体の多光軸光電センサの
光軸ピッチと等しくなるように複数の多光軸光電センサ
を配置するのに都合の良い多光軸光電センサ及びその取
付具を提供することにある。
【0013】本発明の別の目的は、設計上、多光軸光電
センサを回動することのできる角度つまりセンサの向き
の調整量を拡大するのが容易な多光軸光電センサ及びそ
の取付具を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題は、本
発明の第1の観点によれば、細長いケース内に複数の投
光素子を有し、これら複数の投光素子が一列に並んで且
つ等しい光軸ピッチを隔てて配置された投光器と、細長
いケース内に複数の受光素子を有し、これら複数の受光
素子が一列に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等
しい光軸ピッチを隔てて配置された受光器と、前記投光
器のケースの少なくとも一方の長手方向端部に接続され
た電源供給用及び/又は信号通信用のケーブルと、前記
受光器のケースの少なくとも一方の長手方向端部に接続
された電源供給用及び/又は信号通信用のケーブルと、
前記投光器のケース内の投光素子が投光を行う投光面と
は反対側の背面に、該投光器のケースを基台に対して取
り付けるための投光器取付手段と、前記受光器のケース
内の受光素子が前記投光器からの投光を受光する受光面
とは反対側の背面に、該受光器のケースを基台に対して
取り付けるための受光器取付手段とを有することを特徴
とする多光軸光電センサを提供することにより達成され
る。
【0015】また、上記技術的課題は、本発明の他の局
面によれば、細長いケース内に複数の投光素子を有し、
これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光軸ピ
ッチを隔てて配置された投光器と、細長いケース内に複
数の受光素子を有し、これら複数の受光素子が一列に並
んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピッチ
を隔てて配置された受光器とを含む多光軸光電センサを
基台に取り付けるための取付具であって、前記投光器及
び前記受光器のケースが、夫々、その背面及び/又は側
面に設けられた円弧状部分を含み、前記取付具が、前記
多光軸光電センサの円弧状部分を挟んで配置される第
1、第2部材を含み、該第1、第2部材は、これらの間
の間隔を狭めることが可能な締結手段を具備しているこ
とを特徴とする取付具を提供することにより達成され
る。
【0016】また、上記技術的課題は、本発明の別の観
点によれば、細長いケース内に複数の投光素子を有し、
これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光軸ピ
ッチを隔てて配置された投光器と、細長いケース内に複
数の受光素子を有し、これら複数の受光素子が一列に並
んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピッチ
を隔てて配置された受光器とを含む多光軸光電センサを
基台に取り付けるための取付具であって、基台に対して
取付可能な第1部材と、前記多光軸光電センサのケース
の背面側に位置し且つ前記基台に対して取付可能な第2
部材と、前記多光軸光電センサのケースに取付可能な且
つ該ケースの背面に沿って円弧状に延びる第3部材とを
有し、該円弧状の第3部材の側面が、内方に向けて先細
りの第1傾斜面で構成され、前記第2部材が、前記円弧
状の第3部材の一部を受け入れる矩形の開口を有し、該
開口を規定する側面が、前記第1傾斜面と相補的な第2
傾斜面で構成され、前記第1部材が、前記円弧状の第3
部材の背面を押圧するためのストッパを有し、該ストッ
パの前記第3部材に対する押圧力を弱めることによっ
て、前記多光軸光電センサの回転角度位置が調整可能で
ある取付具を提供することにより達成される。
【0017】本発明の上記目的及び他の目的並びにその
作用効果は、以下の本発明の好ましい実施例の詳しい説
明から明らかになろう。
【0018】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して、本発明の好
ましい実施例を詳しく説明する。
【0019】第1実施例(図3〜図11) 多光軸光電センサ10は、その前面11に複数の透孔1
2を有し、透孔12は、等間隔且つ一列に配置されてい
る。多光軸光電センサ10は、例えば押し出し成形され
たケース13を含み、このケース13内に、投光素子又
は受光素子などを含む光学系ユニット(図示せず)が内
蔵され、透孔12を通じて投受光が行われる。すなわ
ち、図示の多光軸光電センサ10は、投光面に配置され
た透孔12を通じて光ビームを発射する投光器と、受光
面に配置された透孔12を通じて光ビームを受ける受光
器の双方を意味する。なお、図示の透孔12は、単に例
示としてその存在を図示するものにすぎず、図示の配置
位置は任意であり、例えば、透孔12をケース13の長
手方向端に近接させるようにしてもよい。
【0020】ケース13は、互いに対面する一対の側壁
14と、これら2つの側壁14の端同士を連結する底壁
又は背面15とを有する。一対の側壁14は、互いに平
行に位置するのが好ましい。また、底壁又は背面15
は、特に限定するものではないが、図示のように断面円
弧の形状を有するのが好ましい。
【0021】一対の側壁14の各々は、ケース13の長
手方向に真っ直ぐに延びる溝16を有し、この溝16
は、ケース13を成形するときに一緒に形成してもよ
く、或いは、ケース13を成形した後に2次加工で溝1
6を形成してもよい。
【0022】図示の例では、図3から最も良く理解でき
るように、溝16は、ケース13の端から端まで延びて
いるが、ケース13の側壁14に部分的に設けられてい
てもよい。
【0023】図3などにおいて、参照符合20は、多光
軸光電センサ10を基台(図示せず)に固定するための
取付具を示す。図示の取付具20は、図4から理解でき
るように、3つの部材21〜23から構成されている。
第1部材21と第2部材22は、取付具20を基台(図
示せず)に固定するための取付ベース手段を構成する。
この第1、第2部材21、22は、また、第3の部材2
3を固定するための締結手段を構成する。
【0024】第1部材21は、ケース底壁又は背面15
に対面して位置する円弧状に湾曲した半割リング又は中
央部分24を有する。すなわち、中央部分24は湾曲し
て延びる帯状の半割リング形状を有し、図5から理解で
きるように、内周面25と、外周面26と、2つの側面
27、28とを有する。
【0025】第1部材21は、中央部分24の端から反
転して延びる一対の平らな起立部分29と、各起立部分
29の端から外方に屈曲して延びる平らな基台取付部分
30と、この基台取付部分30の一端(第2部材22側
の端)から屈曲して延びる平らなフランジ31とを有
し、基台取付部分30及びフランジ31には、ボルト挿
通孔32、33が形成されている。
【0026】第2部材22は、実質的に第1部材21と
同様の形状を有し、第1部材21の中央部分24、起立
部分29、基台取付部分30及びフランジ31に相当す
る、中央部分34、起立部分35、基台取付部分36及
びフランジ37を有し、第2部材22の中央部分32
は、第1部材21と同様に、内周面38と、外周面39
と、2つの側面40、41とを有する。第2部材22の
基台取付部分36、フランジ37にも、第1部材21と
同様に、ボルト挿通孔42、43が形成されている。
【0027】図5、図6を参照すると良く分かるよう
に、第1部材21の中央部分24及び第2部材22の中
央部分34の互いに対面する側面28、40は、共に、
背面側から内周面側に向かうに従って徐々に側方に突出
した傾斜面(内方に向かってテーパーした傾斜面)で構
成されている。変形例として、第1部材21又は第2部
材22のいずれか一方の側面28又は40を同様の傾斜
面で構成するようにしてもよい。
【0028】第3部材23は、第1部材21の中央部分
24などと同様に、円弧状に湾曲した中央部分又は本体
部分44と、その両端に内方に突出した爪部分45とを
有し、左右及び上下対称の形状を有する。爪部分45の
長さ寸法L(図4)は、ケース13の溝16の深さより
実質的に長い。
【0029】第3部材23の中央部分又は本体部分44
は、図7から最も良く理解できるように、内周面46
と、外周面47と、2つの側面48、49とを有する。
この2つの側面48、49は、共に、上述した第1部材
21、第2部材22の傾斜面28、40とは逆に、内周
面側から背面側に向かうに従って側方に突出した傾斜面
(外方に向かってテーパーした傾斜面)で構成されてい
る。仮に、第1部材21の中央部分24の側面28が傾
斜面で構成され、第2部材22の中央部分34の側面4
0が鉛直面で構成されているのであれば、第3部材23
の中央部分44の側面48、49のうち、いずれか一方
を同様の傾斜面で構成し、他方を鉛直面で構成するのが
よい。
【0030】図3は、多光軸光電センサ10を2つの取
付具20を用いて基台(図示せず)に固定した状態を示
す。基台には、第1、第2部材21、22の基台取付部
分30、36を当接させて、ボルト挿通孔32、42に
挿入したボルト(図示せず)を締めることによって第
1、第2部材21、22を固定することができる。この
ボルト挿通孔32、42は、図3を参照して、上下方向
に延びる長孔で構成してもよい。すなわち、ボルト挿通
孔32、42をセンサ10の軸線方向に細長い長孔で構
成したときには、このボルト挿通孔32、42を通るボ
ルトを緩めることにより、センサ10の高さ位置を調整
することができる。
【0031】多光軸光電センサ10には、第3部材23
が取り付けられる。すなわち、第3部材23の一対の爪
部分45をケース側壁14の溝16に挿入させること
で、第3部材23を多光軸光電センサ10と一体化する
ことができる。図示の実施例のように、溝16がケース
13の長手方向に端から端まで延びている場合には、ケ
ース13の端から第3部材23の爪部分45を溝16に
挿入することができるので、第3部材23の取り付け作
業が容易である。
【0032】図3及び図4から理解できるように、第3
部材23は、多光軸光電センサ10の背面側において、
第1部材21と第2部材22との間に配置され、これら
第1、第2部材21、22で挟持される。すなわち、第
3部材23の側面48、49が第1、第2部材21、2
2の側面28、40と対面した状態で配置され、これら
の面48と28、49と40とは互い相補的な傾斜面で
構成されているのがよい。したがって、第1部材21の
フランジ31と第2部材22のフランジ37とが互いに
対面した状態で、各フランジ31、37に形成されたボ
ルト挿通孔33、43にボルト50(図8、図9)を通
して、このボルト50と螺合するナットとを締め付ける
ことにより、第3部材23は、実質的に、第1部材21
と第2部材22との間に挟持された状態になる。なお、
上記ナットに代えて、ボルト挿通孔33、43をタップ
切りして、これにボルト又はネジを締結するようにして
もよい。そして、このボルト50をきつく締め付けた第
1モードでは、第1部材21のフランジ31と第2部材
22のフランジ37とが互いに接近し、第1部材21と
第2部材22との間の距離が小さくなる。
【0033】第3部材23の側面48、49が第1、第
2部材21、22の側面28、40と互いに相補的な傾
斜面で構成され、また、第3部材23の側面48、49
が内周面側に向かって先細りとなるように傾斜している
ため、第1部材21と第2部材22との間の距離が小さ
くなるに従って、第3部材23の中央部分つまり本体4
4が外方に向けて逃げる傾向になり、この結果、一対の
爪部分45、45の間隔が狭くなる。これにより、第3
部材23の爪部分45は、ケース13の溝16と強く係
合し、ケース13との一体性が高まる。
【0034】したがって、多光軸光電センサ10は、そ
の背面に位置する取付具20が第1モードを取ることに
よって多光軸光電センサ10の背面側で基台にしっかり
と固定することができることから、例えば、複数の多光
軸光電センサ10を互いに連結する場合に、図11に示
すように、多光軸光電センサ10の端同士を接近させた
状態で配置することが可能となる。図11において、参
照符合52はコネクタを示す。コネクタ52から延びる
ケーブル53を用いて、隣接する他の多光軸光電センサ
10との連結や図外のコントローラとの連結が行われ、
ケーブル53を通じて電源供給又は信号通信及び/又は
その両者が行われる。
【0035】コネクタ52の配置は、特に制限するもの
ではないが、このコネクタ52を受け入れることのでき
る凹所又は切欠き54をケース13の一方の端部又は両
方の端部に設け、コネクタ52をケース13の前面側か
ら背面側に押し込むことにより多光軸光電センサ10に
接続したときに、このコネクタ52の外形輪郭がケース
13の一部を構成して、多光軸光電センサ10が実質的
に面一の外表面を形成するようするのが好ましい。ま
た、コネクタ52から延びるケーブル53が多光軸光電
センサ10の背面側に延出することができるように、ケ
ース13の切欠き55を設けて、この切欠き55でケー
ブル53の通る通路を形成するのが好ましい。
【0036】コネクタ52の挿入方向として、コネクタ
52をケース13の端面側から長手方向中央側に向けて
押し込むことにより、或いは、背面側から前面側に向け
て押し込むことにより、コネクタ52を多光軸光電セン
サ10に接続するようにしてもよい。
【0037】上述したように、多光軸光電センサ10の
端部にケーブル53が接続される場合、取付具20はケ
ーブル53と干渉しない位置に配置するのが好ましい。
【0038】多光軸光電センサ10の向きを調整するに
は、第1部材21のフランジ31と第2部材22のフラ
ンジ37とを締結するボルト50を緩めた第2モードに
すればよい。ボルト50(図8)を緩めると、第1部材
21のフランジ31と第2部材22のフランジ37とが
互いに離れる傾向になり、この結果、第1部材21と第
2部材22との間の距離が若干拡大する傾向になって、
この第1、第2部材21、22が第3部材23を挟持す
る力が弱まり、これにより、多光軸光電センサ10をそ
の軸線回りに広範囲に亘って回転させることができる。
すなわち、多光軸光電センサ10の回転角度位置つまり
センサ10の向きを自在に変更することができる。この
多光軸光電センサ10の回転角度位置の変更は、多光軸
光電センサ10の軸線を中心にして行うことができるよ
うにするのが好ましい。そして、多光軸光電センサ10
が所望の向きになったら再びボルト50を締め付けて第
1モードにすることにより、多光軸光電センサ10の向
きつまり軸線回りの回転位置を固定することができる
(図10)。
【0039】多光軸光電センサ10の高さ位置(上下位
置)を調整する場合にあっても、上述したボルト50を
緩めた第2モードにすればよい。ボルト50を緩める
と、上述したように、第1部材21と第2部材22との
間の距離が若干拡大する傾向になり、この結果、第3部
材23に対する挟持力が弱まるが、これにより、第3部
材23の本体24が自己復元力によって内方へ移行する
傾向になり、この第3部材23の一対の爪45、45間
の距離が拡大する傾向になる。したがって、センサケー
ス13の溝16に嵌入した爪45の係合力が弱まり、こ
れにより、センサ10の高さ位置の調整のために、ケー
ス13を上下に移動させることができる。
【0040】図10から理解できるように、多光軸光電
センサ10の背面15(図3)は、第3部材23の円弧
形状の中央部分又は本体部分44と相補的な円弧面で構
成されるのが好ましく、また、センサ10の背面15が
第3部材23の中央部分44と当接するようにするの
が、多光軸光電センサ10の取付を安定なものにするの
に好ましい。
【0041】以上の説明から理解できるように、第1部
材21の中央部分24の傾斜側面28、第2部材の中央
部分34の傾斜側面40は、第3部材23の中央部分4
4の傾斜側面48、49と協同して、第3部材23が回
転するときのガイド手段として機能する。これとは別
に、第1部材21の中央部分24の傾斜側面28、第2
部材の中央部分34の傾斜側面40は、第3部材23の
中央部分44の傾斜側面48、49と密着又は圧接する
ことにより第3部材23を固定するための手段として機
能する。
【0042】第1部材21のフランジ31と第2部材2
2のフランジ37は、図8に示すように、水平フランジ
であってもよいが、図9に示すように、第1部材21側
又は第2部材22側に傾斜した傾斜フランジであっても
よい。
【0043】図12以降の図面は、本発明の他の実施例
又は変形例を示すものであり、これらの実施例又は変形
例の説明において、上述した第1実施例と同一の要素に
は同一の参照符合を付すことにより、その説明を省略
し、特徴部分について説明する。
【0044】第2実施例(図12) 図12に示す第2実施例は、上記第1実施例の変形例で
もある。すなわち、変形例としての取付具60にあって
は、図12に示す多光軸光電センサ10のケース61に
設けられた、ケース両側壁14から底壁又は背面15に
亘って延びる円弧状且つ帯状の突起62を含む。この突
起62は例えば溶接によってケース本体63と一体化さ
れる。図示の例では、ケース底壁又は背面15が円弧状
の形状を有しているので、円弧状且つ帯状の突起62は
ケース底壁又は背面15に沿って配置されているが、ケ
ース底壁又は背面15が例えば平らな面で構成されてい
るときには、円弧状且つ帯状の突起62の中央部分をケ
ース側壁15から離間した状態で配置し、帯状突起62
の両端部分64をケース側壁14に固着させるようにし
てもよい。
【0045】帯状突起62は、実質的に、上記第3部材
23と同一であり、先に説明した傾斜側面48、49を
備えている。また、図12では、図示を省略したが、基
台に対する取付ベース手段である第1、第2部材21、
22を具備していると理解されたい。したがって、図示
の取付具60は、上述した第1実施例の取付具20と実
質的に同じ作用効果を有する。
【0046】帯状突起62は、必ずしも連続している必
要はなく、多光軸光電センサ10の背面にだけ設けても
よく、或いは、多光軸光電センサ10の背面15及び/
又は両側面14に部分的に設けてもよい。
【0047】第3実施例(図13) 図13に示す第3実施例の取付具70にあっては、多光
軸光電センサ10に設けられた円周リング71を含む。
この円周リング71は、多光軸光電センサ10のケース
72が、例えば押し出し成形材からなるケース本体と、
このケース本体の両端開口に固設されるプラスチック成
形の端末部材をを含む場合、この端末部材に円周リング
71を一体成形するのが好ましい。
【0048】第3実施例の取付具70は、基台側の取付
ベース手段である部材73と、多光軸光電センサ10側
の締結部材74とを含む。
【0049】取付ベース部材73は、基台(図示せず)
に対する座を構成する一対のフランジ74を含み、この
フランジ74にはボルト挿通孔75が形成されている。
このボルト挿通孔75は、センサ10の軸線方向に延び
る長孔で構成し、このボルト挿通孔75を通る締結ボル
トを緩めることにより、センサ10をその軸線方向に移
動させることにより、センサ10の上下位置を調整でき
るようにしてもよい。また、一対のフランジ74の互い
に対向する端は起立部分76を介して追加のベース部分
77を有し、この追加のベース部分77には、第2のボ
ルト挿通孔78が形成されている。
【0050】取付ベース部材73は、また、多光軸光電
センサのケース72の断面円弧状の背面に沿って延びる
円弧状の帯状部分79を含み、この帯状部分79の両端
が上記追加のベース部分77に連結されている。円弧状
の帯状部材78には、その長手方向に沿って、円周リン
グ71を受け入れることのできる第1スリット80が形
成されている。
【0051】他方、締結部材74は、円周リング71に
沿って円弧状に延びる帯状部分81を有し、帯状部分8
1の両端にはフランジ82が設けられている。帯状部分
81には、その長手方向に沿って、円周リング71を受
け入れることのできる第2スリット83が形成されてい
る。
【0052】第3実施例の取付具70を用いて多光軸光
電センサ10を固定するには、先ず、ベース部材73の
フランジ74のボルト挿通孔75に挿入されたボルト
(図示せず)を用いて、基台(図示せず)に対してベー
ス部材73を固定する。
【0053】次いで、多光軸光電センサ10を用意し、
多光軸光電センサ10の円周リング71をベース部材7
3の第1スリット80と整合させる。
【0054】次いで、締結部材74を用意し、この締結
部材74を多光軸光電センサ10の前面に当てがう。締
結部材74の第2スリット83を多光軸光電センサ10
の円周リング71と合致させた状態で、締結部材74の
フランジ82に形成されているボルト挿通孔84と、ベ
ース部材73の追加のベース部分77の第2のボルト挿
通孔78とに図外のボルトを挿入して、このボルトを用
いて締結部材74をベース部材73に固定する。これに
より、多光軸光電センサ10はその背面がベース部材7
3に支持された状態で位置決めされた状態で固定される
ことになる。
【0055】多光軸光電センサ10の光軸調整のため
に、多光軸光電センサ10をその軸線回りに回転させる
必要があるときには、締結部材74を固定するためのボ
ルトを緩めればよい。これにより、多光軸光電センサ1
0の向きを変えることができる。この回転動作の際に、
円周リング71がベース部材73の第1スリット80及
び締結部材74の第2スリット83に案内されてスリッ
ト80、83内を摺動することにより、多光軸光電セン
サ10はその軸線回りに回転する。
【0056】第4実施例(図14) 第4実施例の取付具90にあっては、実質的に、第1実
施例の第1又は第2部材21、22(図5)からフラン
ジ31、37を取り除いた形態を有し、この第4実施例
の取付具90は、例えば第1部材21の中央部分24、
起立部分9、各起立部分29の端から外方に屈曲して延
びる平らな基台取付部分30に対応する、中央部分9
1、起立部分92、基台取付部分93とを含み、この基
台取付部分93には、ボルト挿通孔94が形成され、こ
のボルト挿通孔94を貫通するボルトを用いて、取付ベ
ース手段である取付具90が例えば基台などに固定され
る。
【0057】中央部分91の内面95は、多光軸光電セ
ンサ10の背面の円弧に対応する円弧面で構成されてお
り、図示の関係上、図13には現れていないが、多光軸
光電センサ10の背面の頂にねじ孔が形成されている。
他方、中央部分91は、その長手方向の中央に、長手方
向に延びる長孔95が形成されている。
【0058】取付具90を例えば基台に固定した後、ボ
ルト96を用意し、このボルト96を取付具90の長孔
95を通じて多光軸光電センサ10の背面のねじ孔に螺
合させる。これにより、多光軸光電センサ10は、その
背面側が取付具90に支持された状態で固定される。
【0059】多光軸光電センサ10の位置決め又は光軸
調整のために、多光軸光電センサ10の向きを変える必
要があるときには、ボルト96を緩めればよい。
【0060】この第4実施例の取付具90にあっても、
多光軸光電センサ10の背面側に配置した取付具を介し
て、多光軸光電センサ10を例えば基台に固定するよう
にしてあるため、複数の多光軸光電センサ10を連結し
て大きな光カーテンを作るときに、隣接する多光軸光電
センサ10を近接した状態で配置することができる。
【0061】なお、取付具90の長孔95による多光軸
光電センサ10の回転方向の調整機能が不要であれば、
この長孔95の代わりに、ボルト96に適合した径を備
えた円形のボルト挿通孔に置換すればよく、この場合に
は、多光軸光電センサ10の背面は、例えば平らな面で
構成されていてもよく、これに合わせて、取付具90の
内面95も平らな平らな面で構成されていてもよい。
【0062】第5実施例(図15〜図20) 第5実施例の取付具100は、実質的に、4つの部材1
01〜104から構成され、センサ10の上下高さ位置
の調整と、センサ10の軸線回りの回転位置の調整とを
独立して行うことができるように設計されている。ま
た、第1実施例などでは、第1部材21と第2部材22
とで、帯状の第3部材23を上下から挟み込むようにし
て(図3、図4)、この第3部材23を固定するように
したが、この第5実施例の取付具100にあっては、セ
ンサ10の背面に沿って且つセンサ10を横断する方向
に延びる帯状の部材(後に説明する第3部材103)を
押し上げるように付勢することにより固定するようにな
っている。
【0063】第5実施例の取付具100の概要を説明す
ると、第1部材101と第2部材102は、実質的に、
取付具100を基台(図示せず)に固定するための取付
ベース手段を構成する。第3部材103は、一枚の金属
プレートから作られており、センサ10の両側部から背
面に沿って延びる帯状の形状を有し、その一端に第1の
爪部分105が形成されている。この第1の爪部分10
5は、センサケース13の一方の溝16と係合する(図
18、図19)。第4部材104は、センサケース13
の他方の溝16と係合する第2の爪部分106を有し、
好ましくは、第2の爪部分106に隣接した「くさび」
部分107を有するのがよい(図18、図19)。
【0064】第4部材104の第2の爪部分106と、
上記第3部材103の第1の爪部分105は、センサケ
ース13の各溝16と係合することにより(図18、図
19)、これら第3部材103と第4部材104とが互
いに協働して、センサケース13の背面及び両側部に亘
って延びるセンサ支持手段を構成する。
【0065】第1部材101について詳しく説明する
と、第1部材101は、センサ10側に開放した本体1
10を有する。すなわち、図18を参照して、第1部材
の本体110は、互いに平行に延びる天井壁111及び
底壁112と、これら天井壁111と底壁112とを連
結する一つの側壁113とを有し、この側壁113はセ
ンサ10とは反対側に位置している。第1部材の本体1
10の底壁112は、その両側から外方に延びる一対の
第1フランジ114を有し(図15)、この一対の第1
フランジ114には、夫々、横方向(センサ10を横断
する方向)に延びる長孔115が形成されている。長孔
115にはボルト116(図18)が挿通され、このボ
ルト116によって第1部材101が基台に固定され
る。
【0066】第1部材の本体110には、センサ10側
に突出した圧接ブロック又はストッパ117(図18、
図19)が収容され、このストッパ117には、その天
井に、上方に向けて開放した一つのネジ孔118(図1
9)が形成されている。また、ストッパ117は、本体
天井壁111側から本体底壁112に向かって徐々に外
方に突出した外側傾斜面又は係合面117aを有する。
この係合面117aの機能については後に説明する。ス
トッパ117のネジ孔118は、第1部材の天井壁11
1の中央に形成された円形孔119と整合する(図1
9)。
【0067】第2部材102は、一枚の金属プレートか
ら作られており、第1部材101の天井壁111に沿っ
て延びる第2フランジ120と、この第2フランジ12
0から下方に屈曲してセンサ10の一側面に沿って湾曲
した後、第1部材101の底壁112と同一の高さレベ
ルで第1部材101から離れる方向に延びる本体121
とを有し、この本体121の自由端には、横方向(セン
サ10を横断する方向)に延びる複数の長孔122が形
成されている。長孔122にはボルト123(図18、
図19)が挿通され、このボルト123によって第2部
材102が基台に固定される。
【0068】第2部材102の本体121には、その中
央部分にセンサ10を横断する方向に延びる細長い矩形
の開口124(図15)が形成されている。図20は、
図15のX20−X20線に沿った断面図である。矩形
の開口124の長手方向中央部分には、図20から理解
できるように、背面側からセンサ10側に向かうに従っ
て徐々に外方側に傾斜した第1傾斜面125が形成さ
れ、他方、第3部材103の両側面は、第2部材102
の傾斜面125と相補的な第2傾斜面126で構成され
ている。すなわち、第2傾斜面126は、第1傾斜面1
25とは逆に、背面側からにセンサ10側から向かうに
従って徐々に内方側に傾斜した傾斜面で構成されてい
る。また、第2部材102の細長い矩形の開口124の
長手方向両端部分は、第3部材103を受け入れること
ができるように、若干幅広に形成されている。
【0069】第3部材103は、先に説明したように、
センサ10(ケース13)の両側部から背面に沿って延
びる帯状の形状を有し、その一端には爪部分105が形
成されている。この第3部材103は、爪部分105と
は反対側の端、つまり第2部材102の側の端に、この
第2部材102の第2フランジ120に沿って延びる第
3フランジ130を有する。この第3部材103の第3
フランジ130には、センサ10の軸線方向に離間した
一対のネジ孔(作図上の理由から図面に現れていない)
が形成されている。
【0070】第4部材104は、前述したように、セン
サケース13の他方の溝16と係合する爪部分105を
有し、また、好ましくは、この爪部分105に隣接した
「くさび」部分106を有する。第4部材104の本体
132は、第3部材103の第3フランジ130の上に
位置するフランジ形状を有し、この本体132には、第
3フランジ130の上記一対のネジ孔と整合する一対の
ボルト挿通用円形孔133が形成されている。第3部材
103と第4部材104は、ボルト挿通用円形孔133
を貫通し第3フランジ130(第3部材103)の上記
ネジ孔に螺合するボルト134(図19)を用いて一体
化される。
【0071】上述した第5実施例の取付具100は、先
ず、ボルト116を用いて第1部材101を基台に固定
する(図16)。これとは別に、第3部材103と第4
部材104は、センサケース13の一対の溝16に対し
て爪部分105、106を係合させた状態で、ボルト1
34を用いて一体化される(図19)。ボルト134を
締め付けると、第4部材104のくさび部分107が第
3部材103とセンサケース13との間の隙間に深く進
入し(図18、図19)、これにより、センサケース1
3と第3部材103との一体性が強固になる。この作業
の前後に、第2部材102は、ボルト123を用いて基
台に固定される(図19)。
【0072】センサケース13に第3、第4部材10
3、104を固定する前又は後に、第3部材103を第
2部材102の矩形開口124(図15)に収容する。
この作業は、第1部材101側つまり第2部材102の
第2フランジ120側における矩形開口124の端から
第3部材103を挿入することにより行うことができ
る。
【0073】次いで、第2部材102を第1部材101
に対してボルト126を用いて固定する(図19)。す
なわち、ボルト126を締結方向に回転させると、この
回転に伴って、図19の矢印Aに示すようにストッパ1
17が上昇し、このストッパ117の上昇動に伴って、
ストッパ117の傾斜面117aが第3部材103の面
に係合し、第3部材103の傾斜した側面126が、第
2部材102の矩形開口124の傾斜した側面125と
強く係合し、これにより、第3部材103の位置決め及
び固定が行われる。
【0074】センサ10の高さレベルつまりセンサ10
の軸線方向の位置の調整は、ボルト134を緩めること
により、第3、第4部材の爪部分105、106とセン
サケース13の溝18との係合を緩めて、これらをセン
サケース13の長手方向に移動させることにより行うこ
とができる(図19)。
【0075】センサ10の軸線回りの回転位置の調整つ
まりセンサ10の向きの調整は、上記ボルト134とは
別のボルト126を緩めることにより、上記センサ10
の高さ調整から独立して行うことができる。すなわち、
ボルト126を緩めると、ストッパ117が下降し、ス
トッパ117と第3部材103との係合が弱まる。この
ストッパ117と第3部材103との係合が弱まると、
第3部材103の傾斜面126と、第2部材102の矩
形開口124の傾斜面125との係合が弱まることか
ら、センサ10の向きを変えることができる。このと
き、センサ10は、矩形開口124(図15、図16)
の第1傾斜面125にガイドされる。
【0076】上述した第5実施例において、センサ10
の高さ位置の調整機能を省くのであれば、第3部材10
3をセンサケース13に一体に設けるようにしてもよ
い。これによれば、ストッパ117で、第3部材103
をその背面側から押上げることにより第3部材103を
固定することができる。逆に、ストッパ117の押上げ
力を弱めることにより、第3部材103は回転可能にな
り、これによりセンサ10の回転位置つまりセンサ10
の向きを調整することができる。
【0077】第6実施例(図21〜図23) この第6実施例の取付具200は、先に説明した第5実
施例(図15〜図20)の取付具100の変形例でもあ
る。この第6実施例の取付具200の各要素のうち、第
5実施例の取付具100と実質的に同じ要素には同一の
参照符号を付して、その説明を省略し、第6実施例の取
付具200の特徴部分を中心にして以下に説明する。
【0078】この第6実施例の取付具200は、先の第
5実施例と同様に、センサ10の両側部から背面に沿っ
て延びる帯状の第3部材103と、第4部材104とを
有し、その構成は、第5実施例と同様である。なお、先
の第5実施例の説明では、第4部材104に含まれるネ
ジ孔は、作図上の理由から図面に現れていなかったが、
図22に、その存在を参照符号201を付して図示して
ある。
【0079】センサ10の背面に沿って湾曲した帯状の
第3部材103の両側面は、第5実施例と同様に傾斜面
126で構成されている。
【0080】第6実施例の取付具200は、一枚の金属
プレートから作られたベース部材202を有し、このベ
ース部材202は、第5実施例の第1部材101及び第
2部材102の機能を実質的に備えている。
【0081】すなわち、ベース部材202は、図23か
ら分かるように、ほぼ矩形の外形輪郭を有するベースプ
レート部分203を有し、このベースプレート部分20
3の四隅の各々には長孔204が形成されている。長孔
204にはボルト116が挿通され、このボルト116
によってベース部材202が基台(図示せず)に固定さ
れる。
【0082】ベースプレート部分203は、その一端に
立ち上がり部分205を有する。立ち上がり部分205
の上端部分は、ベースプレート部分203の他端側に折
り曲げられることによりフランジ部分206が形成さ
れ、このフランジ部分206は、ベースプレート部分2
03とほぼ平行に延びており、その中央部分には円形孔
207が形成されている。また、フランジ部分206の
端面には、帯状の第3部材103の幅と同じ幅を有する
凹所208が形成され、この凹所208の深さ、つまり
爪209の長さは、帯状の第3部材103の肉厚とほぼ
等しい。凹所208の側壁を構成する一対の爪209
は、第3部材103の傾斜側面126と相補的な関係の
傾斜面で構成されている。
【0083】上述したベースプレート部分203は、そ
の上下方向の中間部分に左右一対のアーム210が形成
されている(図23には、作図上の理由から一方側のア
ームしか図示されていない)。
【0084】ベース部材202のベースプレート部分2
03と立ち上がり部分205とで挟まれた空間にはスト
ッパ117が収容される。ストッパ117は、一枚の金
属プレートから作られており、左右一対の側壁212
と、下方に向けて傾斜して延びる舌部分213とを有
し、ストッパ本体の中央部分には、ネジ孔204が形成
されている。なお、図23では、ベース部材202とス
トッパ117の向きは一致していない。これは、ベース
部分202の特徴部分とストッパ117の特徴部分を夫
々図面上で明らかにすることを目的として図23を作成
したからに他ならない。
【0085】フランジ206の円形孔207に挿通され
たボルト126を、ストッパ117のネジ孔204に螺
合させることにより、ストッパ117がベース部分20
2に取付けられる。
【0086】ベース部材202は、ベースプレート部分
203の中央部分に矩形の開口220を有し、この開口
202の立ち上がり部分205に隣接する側縁には、帯
状の第3部材103の幅と同じ幅で離間した一対の第2
の爪221が形成され、この第2の爪221の長さは、
帯状の第3部材103の肉厚とほぼ等しく、また、この
一対の第2の爪221の対向面は、第3部材103の傾
斜側面126と相補的な関係の傾斜面で構成されてい
る。なお、図23には、作図上の理由から一方側の第2
の爪221しか図示されていない)。
【0087】第6実施例の取付具200は、帯状の第3
部材103が2対の爪209、221に係合した状態で
ベース部材202に取付けられる。そして、前述した第
5実施例と同様に、ボルト134を締め付けると、第4
部材104のくさび部分107が第3部材103とセン
サケース13との間の隙間に深く進入し、これにより、
センサケース13と第3部材103との一体性が強固に
なる。逆に、ボルト134を緩めると、センサケース1
3と第3部材103との係合が弱くなり、これによりセ
ンサケース13つまりセンサ10の高さ位置を変更する
ことができる。
【0088】また、前述した第5実施例と同様に、ボル
ト126を締結方向に回転させると、この回転に伴って
ストッパ117が上昇し、このストッパ117の上昇動
に伴って、ストッパ117の舌部分213がセンサケー
ス13の背面を押し上げる。これにより、センサ10に
取付けられている帯状の第3部材103の傾斜した両側
面126が2対の爪209、221と強く係合し、これ
によりセンサ10の向きが固定される。逆に、ボルト1
26を緩めると、第3部材103の傾斜面126と2対
の爪209、221との係合が弱くなり、これにより2
対の爪209、221にガイドされたセンサ10の回転
が可能になる。センサ10の向きの調整が完了したらボ
ルト126を締めることにより、調整後のセンサ10の
向きを固定することができる。
【0089】この第6実施例は、前述した第5実施例と
実質的に同一の機能を発揮しつつ、センサ10の回転動
作が、比較的僅かな接触面積の2対の爪209、221
によってガイドされるため、センサ10の向きの調整に
伴う動作が第5実施例に比べて滑らかになるという利点
がある。
【0090】この第6実施例においても、第5実施例と
同様に、センサ10の高さ位置の調整機能を省くのであ
れば、第3部材103をセンサケース13に一体に設け
るようにしてもよい。
【0091】上述した第1〜第6実施例の説明から分か
るように、本発明に従う取付具は、多光軸光電センサ1
0の背面を利用して基台に取り付けるようにしてあるこ
とから、図24に図示するように、複数のセンサ10の
端を近接した状態で配置することができるため、隣接す
るセンサ10と10の間に光カーテンの隙間が出来てし
まうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基台に対する従来の多光軸光電センサの取付構
造の一例を示す斜視図である。
【図2】基台に対する従来の多光軸光電センサの取付構
造の他の例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の固定方法及び取付具を示
す斜視図である。
【図4】第1実施例の取付具の分解斜視図である。
【図5】図4のV-V線に沿って切断した第1部材の縦断
面図である。
【図6】図4のVI-VI線に沿って切断した第2部材の縦
断面図である。
【図7】図4のVII-VII線に沿って切断した第3部材の
縦断面図である。
【図8】第1実施例の取付具に含まれる第1、2の部材
同士を締結する具体例を説明するための図である。
【図9】第1実施例の取付具に含まれる第1、2の部材
同士を締結する他の具体例を説明するための図である。
【図10】第1実施例の固定方法及び取付具によれば、
多光軸光電センサの向きを広い範囲で調整することがで
きることを説明するための図である。
【図11】第1実施例の説明の中で採用した多光軸光電
センサを、他の多光軸光電センサとケーブルを用いて直
列に連結する例を説明するための図である。
【図12】第1実施例の変形例を説明するための図であ
る。
【図13】第3実施例の固定方法及び取付具を示す部分
斜視図である。
【図14】第4実施例の固定方法及び取付具を示す部分
斜視図である。
【図15】第5実施例の取付具を一方の側から見た斜視
図である。
【図16】第5実施例の取付具を他方の側から見た斜視
図である。
【図17】第5実施例の取付具を用いて多光軸光電セン
サを基台に取り付けた状態を示す部分正面図である。
【図18】図17のX18−X18線に沿って切断した
断面図である。
【図19】図17のX19−X19線に沿って切断した
断面図である。
【図20】図15及び図16のX20−X20線に沿っ
て切断した部分断面図である。
【図21】第6実施例の取付具の斜視図である。
【図22】第6実施例に含まれる帯状の第3部材と、こ
れに付帯する第4部材とを示す分解斜視図である。
【図23】第6実施例に含まれるベース材と、これに収
容されるストッパ部材とを示す分解斜視図である。
【図24】本発明に従う取付具を用いて光カーテンを作
ることによる利点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 多光軸光電センサ 13 ケース 14 ケース側壁 15 ケース底壁又は背面 18 溝 20 取付具 21 第1部材 22 第2部材 23 多光軸光電センサに円弧状の突起を作るため
の第3部材 28 第1部材の外方に切り欠いた傾斜側面 41 第2部材の外方に切り欠いた傾斜側面 48、49 第3部材の内方に切り欠いた傾斜側面 52 コネクタ 53 ケーブル 100 第5実施例の取付具 101 第1部材 102 第2部材 103 第3部材 104 第4部材 105、106 爪 107 第4部材のくさび部分 117 ストッパ 124 第2部材の矩形の開口 125 第2部材の傾斜面 126 第3部材の傾斜面

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長いケース内に複数の投光素子を有
    し、これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光
    軸ピッチを隔てて配置された投光器と、 細長いケース内に複数の受光素子を有し、これら複数の
    受光素子が一列に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチ
    と等しい光軸ピッチを隔てて配置された受光器と、 前記投光器のケースの少なくとも一方の長手方向端部に
    接続された電源供給用及び/又は信号通信用のケーブル
    と、 前記受光器のケースの少なくとも一方の長手方向端部に
    接続された電源供給用及び/又は信号通信用のケーブル
    と、 前記投光器のケース内の投光素子が投光を行う投光面と
    は反対側の背面に、該投光器のケースを基台に対して取
    り付けるための投光器取付ベース手段と、 前記受光器のケース内の受光素子が前記投光器からの投
    光を受光する受光面とは反対側の背面に、該受光器のケ
    ースを基台に対して取り付けるための受光器取付ベース
    手段とを有することを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 【請求項2】 前記投光器取付手段及び前記受光器取付
    手段が、前記投光器及び前記受光器の回転角度位置を調
    整するための手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の多光軸光電センサ。
  3. 【請求項3】 前記投光器取付手段及び前記受光器取付
    手段が、前記投光器及び前記受光器の高さ位置を調整す
    るための手段を更に有することを特徴とする請求項2に
    記載の多光軸光電センサ。
  4. 【請求項4】 細長いケース内に複数の投光素子を有
    し、これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光
    軸ピッチを隔てて配置された投光器と、 細長いケース内に複数の受光素子を有し、これら複数の
    受光素子が一列に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチ
    と等しい光軸ピッチを隔てて配置された受光器と、 前記投光器のケース内の投光素子が投光を行う投光面と
    は反対側の背面に、該投光器のケースを基台に対して取
    り付けるための投光器取付手段と、 前記受光器のケース内の受光素子が前記投光器からの投
    光を受光する受光面とは反対側の背面に、該受光器のケ
    ースを基台に対して取り付けるための受光器取付手段と
    を含み、 前記投光器取付手段及び前記受光器取付手段が、 前記投光器及び前記受光器の回転角度位置を調整するた
    めの回転位置調整手段と、 前記投光器及び前記受光器の高さ位置を調整するための
    高さ位置調整手段とを有する多光軸光電センサ。
  5. 【請求項5】 前記回転位置調整手段と前記高さ位置調
    整手段とが共通の部材で構成されている、請求項4に記
    載の多光軸光電センサ。
  6. 【請求項6】 前記回転位置調整手段と前記高さ位置調
    整手段とが別の部材で構成されている、請求項4に記載
    の多光軸光電センサ。
  7. 【請求項7】 前記投光器取付手段及び前記受光器取付
    手段が、前記投光器及び前記受光器の回転角度位置を調
    整するときに、前記投光器のケース及び前記受光器のケ
    ースの回転動作をガイドするためのガイド手段を有する
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の
    多光軸光電センサ。
  8. 【請求項8】 前記投光器のケースの少なくとも一方の
    長手方向端部に接続された電源供給用及び/又は信号通
    信用のケーブルと、 前記受光器のケースの少なくとも一方の長手方向端部に
    接続された電源供給用及び/又は信号通信用のケーブル
    と、を更に有する請求項4〜7のいずれか一項に記載の
    多光軸光電センサ。
  9. 【請求項9】 前記投光器取付ベース手段及び前記受光
    器取付ベース手段が、前記ケーブルと干渉しない位置に
    配置されていることを特徴とする請求項1〜3又は請求
    項8のいずれか一項に記載の多光軸光電センサ。
  10. 【請求項10】 細長いケース内に複数の投光素子を有
    し、これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光
    軸ピッチを隔てて配置された投光器と、細長いケース内
    に複数の受光素子を有し、これら複数の受光素子が一列
    に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピ
    ッチを隔てて配置された受光器とを含む多光軸光電セン
    サを基台に取り付けるための取付具であって、 前記投光器及び前記受光器のケースが、夫々、その背面
    及び/又は側面から外方に突出し且つ該ケースを横断す
    る方向に延びる円弧状部分を含み、 前記取付具が、前記多光軸光電センサの円弧状部分を挟
    んで配置される第1、第2部材を含み、 該第1、第2部材は、これらの間の間隔を狭めることが
    可能な締結手段を具備していることを特徴とする取付
    具。
  11. 【請求項11】 前記円弧状部分が、前記ケースとは別
    体の部品から構成されている、請求項10に記載の取付
    具。
  12. 【請求項12】 前記円弧状部分の側面が内周面側に向
    けてテーパーした傾斜面で構成され、 前記第1、第2部材の側面のうち、前記円弧状部分の側
    面と対面する側の側面が外周面側に向けてテーパーした
    傾斜面で構成されていることを特徴とする請求項11の
    取付具。
  13. 【請求項13】 細長いケース内に複数の投光素子を有
    し、これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光
    軸ピッチを隔てて配置された投光器と、細長いケース内
    に複数の受光素子を有し、これら複数の受光素子が一列
    に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピ
    ッチを隔てて配置された受光器とを含む多光軸光電セン
    サを基台に取り付けるための取付具であって、 前記投光器及び前記受光器のケースが、該ケースを横断
    する方向に延びる円弧状部分を含み、該円弧状部分の側
    面が内方に向けて先細りの第1傾斜面で構成され、 前記取付具が、前記多光軸光電センサの円弧状部分の一
    部を受け入れる矩形の開口を有し、該開口を規定する側
    面が、前記円弧状部分の第1傾斜面と相補的な第2傾斜
    面で構成され、 前記取付具は、更に、前記円弧状部分をその背面側から
    押圧するストッパを有することを特徴とする取付具。
  14. 【請求項14】 細長いケース内に複数の投光素子を有
    し、これら複数の投光素子が一列に並んで且つ等しい光
    軸ピッチを隔てて配置された投光器と、細長いケース内
    に複数の受光素子を有し、これら複数の受光素子が一列
    に並んで且つ前記投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピ
    ッチを隔てて配置された受光器とを含む多光軸光電セン
    サを基台に取り付けるための取付具であって、 基台に対して取付可能な第1部材と、前記多光軸光電セ
    ンサのケースの背面側に位置し且つ前記基台に対して取
    付可能な第2部材と、前記多光軸光電センサのケースに
    取付可能な且つ該ケースの背面に沿って円弧状に延びる
    第3部材とを有し、 該円弧状の第3部材の側面が、内方に向けて先細りの第
    1傾斜面で構成され、前記第2部材が、前記円弧状の第
    3部材の一部を受け入れる矩形の開口を有し、該開口を
    規定する側面が、前記第1傾斜面と相補的な第2傾斜面
    で構成され、前記第1部材が、前記円弧状の第3部材の
    背面を押圧するためのストッパを有し、 該ストッパの前記第3部材に対する押圧力を弱めること
    によって、前記多光軸光電センサの回転角度位置が調整
    可能である取付具。
  15. 【請求項15】 前記ストッパが、マニュアル操作によ
    り、前記第1部材の内部で変位可能である、請求項14
    に記載の取付具。
  16. 【請求項16】 両側面に長手方向に延びる溝を備えた
    細長いケース内に複数の投光素子を有し、これら複数の
    投光素子が一列に並んで且つ等しい光軸ピッチを隔てて
    配置された投光器と、細長いケース内に複数の受光素子
    を有し、これら複数の受光素子が一列に並んで且つ前記
    投光素子の光軸ピッチと等しい光軸ピッチを隔てて配置
    された受光器とを含む多光軸光電センサを基台に取り付
    けるための取付具であって、 基台に対して取付可能なベース部材と、 前記多光軸光電センサのケースの背面に沿って該ケース
    を横断する方向に延びる帯状部材と、 前記ベース部材に形成され、前記帯状部材と係合して前
    記多光軸光電センサの回転動作をガイドするガイド手段
    と、 前記ベース部材に装着され、前記帯状部材と係合可能な
    ストッパ部材と、 該ストッパ部材の前記帯状部材に対する係合を解除可能
    な操作部材とを有し、 該操作部材をユーザが操作して前記ストッパ部材と前記
    帯状部材との係合力を弱めることにより、前記多光軸光
    電センサの向きを調整することができる、多光軸光電セ
    ンサ用の取付具。
  17. 【請求項17】 前記帯状部材の側面が傾斜面で構成さ
    れ、 前記ガイド手段が前記帯状部材の傾斜面と係合すること
    により前記多光軸光電センサの回転動作をガイドする、
    請求項16に記載の取付具。
  18. 【請求項18】 前記帯状部材が前記多光軸光電センサ
    の長手方向に移動可能であり、 前記取付具が、前記帯状部材を固定するための第2の操
    作部材を更に有する、請求項17に記載の取付具。
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