JP2003237969A - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像処理装置

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JP2003237969A
JP2003237969A JP2002035137A JP2002035137A JP2003237969A JP 2003237969 A JP2003237969 A JP 2003237969A JP 2002035137 A JP2002035137 A JP 2002035137A JP 2002035137 A JP2002035137 A JP 2002035137A JP 2003237969 A JP2003237969 A JP 2003237969A
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JP
Japan
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sheet
sheet feeding
feeding device
belt
deforming
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JP2002035137A
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English (en)
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Ryuichi Kojima
児島  隆一
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを分離、給送するとき、たとえ薄く剛
性の小さいシートであっても、シートを確実に分離、給
送すること。 【解決手段】 シートを積載させるシート積載面を有し
たシートトレイ部12と、積載されたシート束のシート
を順次吸着、分離、搬送するベルトユニット1と、を有
するシート給送装置において、シートトレイ13のシー
ト積載面に積載されたシート束を前記シート積載面に対
して変形させるための押し上げリブ16等からなるシー
ト変形手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを順次給送
するシート給送装置に関し、例えば、スキャナ、プリン
タ、複写機、ファクシミリ等の画像処理装置においてシ
ートを給送するシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シートをシート束から分離し給送
する技術としてはゴムローラ、ゴムベルトとシートの摩
擦力を利用して分離を行う摩擦分離方式が知られてい
る。しかし、この分離方式ではゴムの劣化が大きく、分
離性能に対し耐久性がないことが知られている。またエ
アの吸引力を利用して分離するエア分離方式も知られて
いる。この分離方式では摩擦を利用した分離方式ではな
いため、分離性能に対し耐久性はあるが、装置が大掛か
りになり、装置を配置するために十分なスペースを要す
ることと、ファンによってエアを吸引するため騒音が大
きいことが知られている。
【0003】これらの欠点を是正する技術として静電吸
着力を利用したシート給送装置が、例えば、特開平9−
67033号公報等で多数、提案されている。この静電
吸着方式により、分離性能に対する耐久性、装置の設置
スペース、分離給送時の騒音などを改善できる。この静
電吸着方式による分離方式の概略は以下の通りである。
【0004】揺動可能な誘電体ベルト55に不平等電界
を形成し、誘電体ベルト55上に所定ピッチの交番電荷
を形成する(図22)。誘電体ベルト55を揺動させて
シートSに接触させる(図23)。誘電体ベルト55が
シートSに接触すると、シートSの電位が上がる。シー
トSには誘電体ベルト55とは反対の極性の電荷が形成
される。誘電体ベルト55に形成された電荷とシートS
に形成された電荷はクーロン力により引き合う。このク
ーロン力によりシートSは誘電体ベルト55上に吸着す
る(図24)。分離動作によって、誘電ベルト55が揺
動し、最上シートS1のみを誘電体ベルト55に吸着、
分離する。この状態のまま誘電体ベルト55が回転駆動
され、シートS1を搬送する。
【0005】分離動作のとき、積載シートSの最上シー
トS1には、誘電体ベルト55の電荷がシートS1を吸
着する力(吸着力)F1とシートS1の自重、シートの
腰などによる力(分離力)F2が加わる。シートS1の
すぐ下のシートS2には誘電体ベルト55の電荷とシー
トS1の電荷が吸着する力(吸着力)F3とシートS2
の自重、シートの腰などによる力(分離力)F4が加わ
る(図25)。各シートに加わる力において、吸着力が
分離力より大きい(吸着力>分離力)とシートは誘電体
ベルトに吸着されたままであり、吸着力が分離力より小
さい(吸着力<分離力)とシートは誘電体ベルトに吸着
されず分離される。クーロン力は距離の二乗に反比例す
ることから、一般にF1>F2≒F4>F3である。し
たがって、シートS1は誘電ベルト55に吸着し、シー
トS2はシートS1に吸着されず分離される。このよう
に、静電吸着方式によってシートは1枚ずつ分離され、
給送される(図26)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、以下のような問題があった。
【0007】薄く剛性の小さいシートを分離、給送させ
ると、薄く剛性の小さいシートは自重も小さく、またシ
ートの腰も小さい。したがって、分離力F2、F4はよ
り小さくなる。また、クーロン力は距離の二乗に反比例
することから、薄いシートの場合、吸着力F1、F3は
より大きくなる。したがって、シート束のシートS1を
誘電ベルトに吸着する条件F1>F2は十分満たすこと
ができるが、シート束のシートS2を分離する条件F4
>F3を満たすためのマージンが著しく小さくなってし
まう。
【0008】シート束のシートS2を分離する条件F4
>F3を満たせなかった場合、シートS2は分離されず
そのまま給送され、いわゆる重送が発生してしまう。
【0009】本発明は、シートを分離、給送するとき、
たとえ薄く剛性の小さいシートであっても、シートを確
実に分離、給送することが可能であり、重送防止効果の
より高いシート給送装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シートを積載させるシート
積載面を有したシート積載手段と、積載されたシート束
のシートを順次吸着、分離、搬送するシート給送手段
と、を有するシート給送装置において、前記シート積載
面に積載されたシート束を前記シート積載面に対して変
形させるためのシート変形手段を有することを特徴とす
る。
【0011】上記構成によれば、静電吸着力を利用して
シートを分離、給送するとき、例え薄く剛性の小さいシ
ートであっても、シートを確実に分離、給送することが
可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用され
る装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもの
であり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0013】〔第1実施形態〕図1〜図7を参照して第
1実施形態に係るシート給送装置について詳しく説明す
る。図1〜図6は第1実施形態に係るシート給送装置の
断面図、図7は第1実施形態に係るシート給送装置の制
御系の回路図である。
【0014】(構成の説明)まず、第1実施形態に係る
シート給送装置の構成について説明する。図1におい
て、シート給送手段としての吸着ベルトユニット1の構
成を説明する。吸着ベルトユニット1には不図示の側板
にSUS等の金属で作られ、GNDに接地された駆動ロ
ーラ2、従動ローラ3が回動可能に支持されている。駆
動ローラ2はベルト・ローラ駆動モータ11(図7参
照)から駆動を受けるようにしている。この駆動ローラ
2、従動ローラ3の間に、例えば、厚み約75μm・体
積抵抗率1.0×1016Ω・cmのPIのシームレスベ
ルトである誘電体ベルト5を懸架している。誘電体ベル
ト5への付勢は、誘電体ベルト5の内部に配置された金
属ローラであるテンションローラ6を図中矢印A方向へ
例えば、約1kgで押圧する事で行う。テンションロー
ラ6にテンションを加えた時の誘電体ベルト5は図に示
すように駆動ローラ2と従動ローラ3の接線から角度
α、例えば5°程度にする。従動ローラ3上には誘電体
ベルト5に接触している除電ブラシ7が配置され、誘電
体ベルト5の表面に形成された電荷を除去している。
【0015】駆動ローラ2の外部には誘電体ベルト5の
外面に所定の圧力で接触している帯電ローラ8を配置し
ている。帯電ローラ8は軸心が金属層で、表面に例えば
体積抵抗率1.0×1016Ω・cm程度の導電ゴム層が
コーテイングしてある。帯電ローラ8には図1に示す交
流発振器9から出力された所定振幅、周期の交流波形を
AMP10(図7参照)にて増幅された交流電圧が印加
できるように電気的に接続されている。
【0016】まず、ベルトユニット1が図1の位置で待
機している時に帯電ローラ8に交流電圧を印加する。交
流は例えば、3kVp-p、60Hzに設定する。次に
ベルト・ローラ駆動モータ11を駆動し、誘電体ベルト
5上に所定ピッチの電荷を形成する。そして、ベルト・
ローラ駆動モータ11を停止させた時には誘電体ベルト
5のシート吸着面5aには所定ピッチの電荷が形成され
る。その後はベルトユニット1を図2に示すように矢印
F方向にベルトユニット揺動モータ21(図7参照)に
よって揺動させ、誘電体ベルト5をシートS上面に接触
させる。この時、誘電体ベルト5、シートSには電荷が
形成される。
【0017】シート積載手段としてのシートトレイ部1
2は、昇降自在なシートトレイ13と、シートトレイ1
3を昇降させるためのリンク14と、シートトレイ13
を昇降させるための駆動力を与えるトレイ昇降モータ1
5を有している。
【0018】更に、シートトレイ13上に積載されたシ
ート束を該シートトレイ13のシート積載面に対して変
形させるためのシート変形手段を有している。このシー
ト変形手段は、シート積載部のシート後端部に位置し、
シート後端部を押し上げるための移動可能な可動部材で
ある押し上げリブ16と、押し上げリブ16を上下させ
るためのカム17と、カム17を回転制御するためのカ
ム駆動モータ18(図7参照)を有している。
【0019】また、シート束上面を検知するためのシー
ト面検知センサ19と、シート面検知センサ19に対し
て上下移動可能で、かつ回動自在なコロ20が分離、給
送する位置に本体に対して取り付けられている。
【0020】(動作の説明)次に、シートSを吸着・分
離・搬送する動作について説明する。図1において、シ
ートトレイ13上に積載されたシート束はトレイ昇降モ
ータ15(図7参照)の駆動によってリンク14が矢印
E方向へ上昇することによって、上昇する。シートトレ
イ13の上部にはシート面検知センサ19が配置され、
シート束が上下する方向へ移動可能で回動するコロ20
を上昇させる事によりシート面を検知する。シート束が
シートトレイ13上に積載されるとトレイ昇降モータ1
5が回転を開始し、シート束の上面がシート面検知セン
サ19で検知されるとトレイ昇降モータ15は停止し、
シート束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電
体ベルト5は停止状態にある。
【0021】次に図2に示すように駆動ローラ2を回転
中心としてベルトユニット1は矢印F方向に揺動し、シ
ート束の上面に誘電体ベルト5を所定圧で接触させる。
ベルトユニット1の駆動はベルトユニット1の側板(不
図示)に固定された扇ギア(不図示)をパルスモータで
あるベルトユニット揺動モータ21(図7参照)で所定
パルス駆動する事によって行う。
【0022】シート束の最上シートであるシートS1の
上面にも同様に誘電体ベルト5の下面とは極性が異なる
電荷が形成されるためシートS1はクーロン力により誘
電体ベルト5上に吸着される。
【0023】カム駆動モータ18によって、カム17を
180°回転させ、押し上げリブ16を上昇させる。押
し上げリブ16を上昇させることで、シートトレイ13
上のシート束の後端部分を図3のように押し上げる。
【0024】図4に示すようにベルトユニット1を矢印
H方向へ揺動させ、シート束からシートを1枚だけ分離
する。揺動角度は例えば、約15°程度が好ましい。こ
のとき、シート束の最上位のシートであるシートS1に
はベルト吸着力F1とシートS1の自重、シートの腰に
よる分離力F2が加わる。前記力の関係は、F2≪F1
であるため、吸着が可能となる。一方、シートS1のす
ぐ下のシートS2には吸着ベルト(誘電体ベルト5)と
シートS1による吸着力F3と分離時シートS2に加わ
るシートS2の自重、シート変形による復元力などの総
和力である分離力F4が加わる。前記力の関係は、F3
≪F4の関係になるため、シートS1とシートS2は分
離する(図5参照)。
【0025】そして、ベルト・ローラ駆動モータ11
(図7参照)を駆動し、誘電体ベルト5を図6に示すよ
うに矢印I方向へ移動させ搬送する。シートS1は誘電
体ベルト5から剥離し、ゴムローラ対で構成された引き
抜きローラ22に挟持搬送される。引き抜きローラ22
の下流側に配置された紙検センサ23によって搬送シー
トS(例えば図6のシートS1)の先端が検知される
と、カム駆動モータ18によってカム17が180°回
転し、押し上げリブ16は下降し、シートトレイ13の
シート積載面から出っ張らなくなる。紙検センサ23で
搬送シートSの後端が検知されたらベルト・ローラ駆動
モータ11を停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きロー
ラ22の駆動を停止させる。連続的にシートSを給送す
る時は上記動作を繰り返す。
【0026】なお、図7に示すベルト・ローラ駆動モー
タ11、ベルトユニット揺動モータ21、トレイ昇降モ
ータ15、カム駆動モータ18は、パルス発振器24か
ら各々、所定パルスを発振し、モータドライバー25に
よって駆動している。これらの電気部品は制御手段とし
てのCPU26によって制御コントロールされ、上記吸
着・分離・搬送動作を行っている。
【0027】薄く剛性の小さいシートを分離給送させる
と、最上位のシートであるシートS1のすぐ下のシート
S2の自重、および腰が小さいため、シートS2の分離
力F4は著しく小さい。前述のF3<F4の関係が保て
ないと、シートS2も一緒に給送され、分離できなくな
ってしまう。本実施形態では、上述したように、分離動
作の前にシート変形手段を構成する可動部材である押し
上げリブ16を上昇させ、シート束後端部(シート搬送
方向後端側)を押し上げることで、シートS2が誘電体
ベルト5から離れようとする力、すなわち分離力F4を
増加させている。
【0028】上記構成によれば、シートを分離、給送す
るとき、分離動作の前に押し上げリブが上昇し、シート
束後端部を押し上げることで、シートの分離力を増加さ
せ、例え薄く剛性の小さいシートを分離給送させる場合
であっても、シートを確実に分離し、給送させることが
できる。
【0029】〔第2実施形態〕第2実施形態に係るシー
ト給送装置は、図8及び図9に示すように、シート変形
手段を構成する可動部材である押し上げリブ16が、シ
ート束の、シート搬送方向と直交する幅方向両端部を押
し上げるような位置に配置されている。それぞれの押し
上げリブ16の下にカム17が配置され、それぞれカム
駆動モータ18(図7参照)によって回転制御されてい
る。その他の部分は第1実施形態のシート給送装置と同
一であるので、同一部分については、同一の符号を付し
て、その部分の説明は省略する。
【0030】(動作の説明)シートSを吸着・分離・搬
送する動作について説明する。図10において、シート
トレイ13上に積載されたシート束は、トレイ昇降モー
タ15(図7参照)の駆動によってリンク14が矢印E
方向へ上昇する事によって、上昇する。シートトレイ1
3の上部にはシート面検知センサ19が配置され、シー
ト束が上下する方向へ移動可能で回動するコロ20を上
昇させる事によりシート面を検知する。シート束がシー
トトレイ13上に積載されるとトレイ昇降モータ15が
回転を開始し、シート束の上面がシート面検知センサ1
9で検知されるとトレイ昇降モータ15は停止し、シー
ト束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電体ベ
ルト5は停止状態にある。
【0031】次に図11に示すように駆動ローラ2を回
転中心としてベルトユニット1は矢印F方向に揺動し、
シート束の上面に誘電体ベルト5を所定圧で接触させ
る。ベルトユニット1の駆動は、ベルトユニット1の側
板(不図示)に固定された扇ギア(不図示)をパルスモ
ータであるベルトユニット揺動モータ21(図7参照)
で所定パルス駆動する事によって行う。
【0032】シートS1の上面にも同様に誘電体ベルト
5の下面とは極性が異なる電荷が形成されるため、シー
トS1はクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着され
る。
【0033】カム駆動モータ18(図7参照)によっ
て、カム17を180°回転させ、押し上げリブ16を
上昇させる(図12参照)。シート束の両側部分(シー
ト搬送方向と直交する幅方向両側部分)を図9、図12
のように押し上げる。このとき、シート束は図9のよう
に略半円状に変形する。シートには誘電体ベルト5から
離れようとする力F5が働く。最上位のシートであるシ
ートS1にはベルト吸着力F1が加わっている。前記力
の関係は、F5≪F1であるため、吸着が可能となる。
一方、シートS1のすぐ下のシートS2には吸着ベルト
(誘電体ベルト5)とシートS1による吸着力F3が加
わっている。前記力の関係は、F3≪F5の関係になる
ため、シートS1とシートS2は分離する。
【0034】図13に示すようにベルトユニット1を矢
印H方向へ揺動させ、シート束からシートを1枚だけ分
離する。揺動角度は例えば、約15°程度が好ましい。
そして、ベルト・ローラ駆動モータ11(図7参照)を
駆動し、誘電体ベルト5を図14に示すように矢印I方
向へ移動させ搬送する。シートS1は誘電体ベルト5か
ら剥離し、ゴムローラ対で構成された引き抜きローラ2
2に挟持搬送される。引き抜きローラ22の下流側に配
置された紙検センサ23によって搬送シートS(例えば
図14のシートS1)の先端が検知されると、カム駆動
モータ18によってカム17が180°回転し、押し上
げリブ16は下降し、シートトレイ13のシート積載面
から出っ張らなくなる。紙検センサ23で搬送シートS
の後端が検知されたらベルト・ローラ駆動モータ11を
停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きローラ22の駆動
を停止させる。連続的にシートSを給送する時は上記動
作を繰り返す。
【0035】なお、図7に示すベルト・ローラ駆動モー
タ11、ベルトユニット揺動モータ21、トレイ昇降モ
ータ15、カム駆動モータ18は、パルス発振器24か
ら各々、所定パルスを発振しモータドライバー25によ
って駆動している。これらの電気部品は制御手段として
のCPU26によって制御コントロールされ、上記吸着
・分離・搬送動作を行っている。
【0036】薄く剛性の小さいシートを分離給送させる
ときには、シートS1,S2にはベルト吸着力F1,F
3が加わっている。シートは薄いシートであるので、ク
ーロンの法則によりシートS2に加わっているベルト吸
着力F3は従来の厚みのシートに比べて大きくなってい
る。本実施形態では、上述したように、シート束の両側
にある押し上げリブ16を上昇させることで、シート束
両端部を押し上げる。この動作により、シート束に誘電
体ベルト5から離れようとする力F5が働く。最上位の
シートであるシートS1にはベルト吸着力F1とF5が
加わる。前記力の関係は、F5≪F1であるため、吸着
が可能となる。一方、シートS1のすぐ下のシートS2
には吸着ベルト(誘電体ベルト5)とシートS1による
吸着力F3とF5が加わる。吸着力F3が大きいのでF
3<F5の関係が保てないと、シートS2も一緒に誘電
体ベルト5に吸着され、分離できない。この状態でさら
に分離動作を行うと、シートS1,S2には、シートの
自重とシートの腰による分離力F2,F4が働く。シー
トS1の吸着力F1は十分大きいので、F1>F2+F
5となり、シートS1は誘電体ベルト5に吸着されたま
まである。シート束の変形によりシート束の腰が大きく
なったため、シートS2の分離力F4が増加している。
シートS2が誘電体ベルト5から離れようとする力の合
計はF4+F5となり、シートS2を分離する条件F3
<F4+F5が満たされ、シートS2は分離される。
【0037】上記構成によれば、シートを分離、給送す
るとき、分離動作の前に押し上げリブが上昇し、シート
束両端部を押し上げることで、シートの分離力をさらに
増加させ、例え薄く剛性の小さいシートを分離給送させ
る場合であっても、シートを確実に分離し、給送させる
ことができる。
【0038】また、本実施形態では、シート束を変形さ
せるために、押し上げリブ16を上昇させているが、シ
ートトレイ13のシート積載面の中央部(シート搬送方
向と直交する幅方向中央部分)を下降させることでシー
ト束を変形させてもよい。
【0039】〔第3実施形態〕第3実施形態に係るシー
ト給送装置は、図15及び図16に示すように、シート
変形手段を構成する可動部材である押し上げリブ16
が、シート束の、シート搬送方向と直交する幅方向中央
部を押し上げるような位置に配置されている。押し上げ
リブ16の下にカム17が配置され、カム駆動モータ1
8によって回転制御されている。更に、ベルトユニット
1はシート幅方向において2分割され、その中央部(リ
ブ16の対向位置)には変形コロ27が回転自在に取り
付けられている。変形コロ27の中央部は図のようにく
びれ部27aを有している。ベルトユニット1が揺動し
た際、押し上げリブ16が変形コロ27のくびれ部27
aに合うように配置されている。その他の部分は第1実
施形態のシート給送装置と同一であるので、同一部分に
ついては、同一の符号を付して、その部分の説明は省略
する。
【0040】(動作の説明)シートSを吸着・分離・搬
送する動作について説明する。図17において、シート
トレイ13上に積載されたシート束は、トレイ昇降モー
タ15(図7参照)の駆動によってリンク14が矢印E
方向へ上昇する事によって、上昇する。シートトレイ1
3の上部にはシート面検知センサ19が配置され、シー
ト束が上下する方向へ移動可能で回動するコロ20を上
昇させる事によりシート面を検知する。シート束がシー
トトレイ13上に積載されるとトレイ昇降モータ15が
回転を開始し、シート束の上面をシート面検知センサ1
9で検知されるとトレイ昇降モータ15は停止し、シー
ト束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電体ベ
ルト5は停止状態にある。
【0041】次に図18に示すように駆動ローラ2を回
転中心としてベルトユニット1は矢印F方向に揺動し、
シート束の上面に誘電体ベルト5を所定圧で接触させ
る。ベルトユニット1の駆動は、ベルトユニット1の側
板(不図示)に固定された扇ギア(不図示)をパルスモ
ータであるベルトユニット揺動モータ21(図7参照)
で所定パルス駆動する事によって行う。
【0042】シートS1の上面にも同様に誘電体ベルト
5の下面とは極性が異なる電荷が形成されるためシート
S1はクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着され
る。
【0043】カム駆動モータ18(図7参照)によっ
て、カム17を180°回転させ、押し上げリブ16を
上昇させる。シート束の中央部分を図16、図19のよ
うに押し上げる。このとき、シート束は図のように凸状
に変形する。変形コロ27によりシート束は変形コロ2
7のくびれ部27aに沿って変形する。このシート束の
変形により、シートの腰は増加する。
【0044】図20に示すようにベルトユニット1を揺
動させ、シート束からシートを1枚だけ分離する。揺動
角度は例えば、約15°程度が好ましい。このとき、図
16のようにシート束の最上位のシートであるシートS
1にはベルト吸着力F1とシートS1の自重、シートの
腰による分離力F2が加わる。前記力の関係は、F2≪
F1であるため、吸着が可能となる。一方、シートS1
のすぐ下のシートS2には吸着ベルト(誘電体ベルト
5)とシートS1による吸着力F3と分離時シートS2
に加わるシートS2の自重、シート変形による復元力な
どの総和力である分離力F4が加わる。前記力の関係
は、F3≪F4の関係になるため、シートS1とシート
S2は分離する。
【0045】そして、ベルト・ローラ駆動モータ11
(図7参照)を駆動し、誘電体ベルト5を図21に示す
ように矢印I方向へ移動させ搬送する。シートS1は誘
電体ベルト5から剥離し、ゴムローラ対で構成された引
き抜きローラ22に挟持搬送される。引き抜きローラ2
2の下流側に配置された紙検センサ23によって搬送シ
ートS(例えば図21のシートS1)の先端が検知され
ると、カム駆動モータ18によってカム17が180°
回転し、押し上げリブ16は下降し、シートトレイ13
のシート積載面から出っ張らなくなる。紙検センサ23
で搬送シートSの後端が検知されたらベルト・ローラ駆
動モータ11を停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きロ
ーラ22の駆動を停止させる。連続的にシートSを給送
する時は上記動作を繰り返す。
【0046】なお、図7に示すベルト・ローラ駆動モー
タ11、ベルトユニット揺動モータ21、トレイ昇降モ
ータ15、カム駆動モータ18は、パルス発振器24か
ら各々、所定パルスを発振しモータドライバー25によ
って駆動している。これらの電気部品は制御手段として
のCPU26によって制御コントロールされ、上記吸着
・分離・搬送動作を行っている。
【0047】薄く剛性の小さいシートを分離給送させる
と、最上位のシートであるシートS1のすぐ下のシート
S2の自重、および腰が小さいため、シートS2の分離
力F4は著しく小さい。前述のF3<F4の関係が保て
ないと、シートS2も一緒に給送され、分離できなくな
ってしまう。本実施形態では、上述したように、分離動
作の前にシート束の中央部にある押し上げリブ16を上
昇させることで、シート束中央部を押し上げる。この動
作により、シート束の腰が増加し、シートS2が誘電体
ベルト5から離れようとする力、すなわち分離力F4が
さらに増加している。
【0048】上記構成によれば、シートを分離、給送す
るとき、分離動作の前に押し上げリブが上昇し、シート
束両端部を押し上げることで、シートの分離力を増加さ
せ、例え薄く剛性の小さいシートを分離給送させる場合
であっても、シートを確実に分離し、給送させることが
できる。
【0049】〔他の実施形態〕なお、上記実施形態で説
明したシート給送装置は、図示していない画像処理装置
としてのスキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、
或いはこれらの機能を複数有する複合機において、シー
トを給送するシート給送装置として用いることが可能で
ある。
【0050】更に、上記画像処理装置において、画像を
読み取る画像読取手段に対して読取対象の原稿等のシー
トを給送する給送装置、あるいは、画像を形成する画像
形成手段に対して記録対象の記録紙等のシートを給送す
るシート給送装置として用いることが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載シートをシート変形手段によって変形し、シートの
分離力を高めるため、シートの剛性不足により分離不良
を起こすことがなく、1枚ずつ確実に分離して給送する
ことができる。
【0052】また、シートを吸着面よりシート給送手段
側に変形させることで、確実にシートの分離力を高める
ことができる。
【0053】更に、シート給送手段がシートを吸着する
第1の位置とシートから離れる第2の位置を取ることに
より、シートの腰を必ず利用して分離給送を行うので、
さらにシートの分離力を高めることができる。
【0054】また、シートの搬送方向後端側、シートの
幅方向両端部、或いはシートの幅方向中央部を変形させ
ることで、さらにシートの分離力を高めることができ
る。
【0055】また、シート変形手段を、積載シートを押
し上げ可能な可動部材で構成することによって、簡単か
つ安価な構成でシート変形手段を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図2】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図3】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図4】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図5】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図6】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図7】第1実施形態に係るシート給送装置の制御系の
回路図
【図8】第2実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図9】第2実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図10】第2実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図11】第2実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図12】第2実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図13】第2実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図14】第2実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図15】第3実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図16】第3実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図17】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図18】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図19】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図20】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図21】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図22】従来例の断面図
【図23】従来例の断面図
【図24】従来例の断面図
【図25】従来例の断面図
【図26】従来例の断面図
【符号の説明】
S,S1,S2 …シート 1 …吸着ベルトユニット 2 …駆動ローラ 3 …従動ローラ 5 …誘電体ベルト 5a …シート吸着面 6 …テンションローラ 7 …除電ブラシ 8 …帯電ローラ 9 …交流発振器 10 …AMP 11 …ベルト・ローラ駆動モータ 12 …シートトレイ部 13 …シートトレイ 14 …リンク 15 …トレイ昇降モータ 16 …押し上げリブ 17 …カム 18 …カム駆動モータ 19 …シート面検知センサ 20 …コロ 21 …ベルトユニット揺動モータ 22 …引き抜きローラ 23 …紙検センサ 24 …パルス発振器 25 …モータドライバー 26 …CPU 27 …変形コロ 27a …くびれ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 BA01 BA13 BA17 BA19 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA01 GB01 HB01 HC04 HD09 HD16 HD17 JA26 JA36 JC06 KB03 KB04 KB16 KB18 LA02 LA04 LA15 LB02 LB03 LB08 LC11 LC19 LD10 LD26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載させるシート積載面を有し
    たシート積載手段と、積載されたシート束のシートを順
    次吸着、分離、搬送するシート給送手段と、を有するシ
    ート給送装置において、 前記シート積載面に積載されたシート束を前記シート積
    載面に対して変形させるためのシート変形手段を有する
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート変形手段によって、前記シー
    ト給送手段が最上シートを吸着する面よりも最上シート
    の一部分が前記シート給送手段側に変形することを特徴
    とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート給送手段が移動可能に取り付
    けられ、前記シート給送手段がシート上に接触してシー
    トを吸着する第1の位置と、前記シート給送手段がシー
    トから離れている第2の位置とに移動することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート給送手段を第1の位置に移動
    してシートを吸着した後、前記シート変形手段によりシ
    ートを変形し、その後前記シート給送手段を第2の位置
    に移動してシートの搬送を行うことを特徴とする請求項
    3に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート変形手段によって前記シート
    積載面に積載されているシート束の搬送方向後端側を前
    記シート給送手段のある側に変形させることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のシー
    ト給送装置。
  6. 【請求項6】 前記シート変形手段によって前記シート
    積載面に積載されているシート束の搬送方向と直交する
    幅方向両端部を前記シート給送手段のある側に変形させ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    1項に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記シート変形手段によって前記シート
    積載面に積載されているシート束の搬送方向と直交する
    幅方向中央部を前記シート給送手段のある側に変形させ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    1項に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記シート変形手段が前記シート積載面
    に積載されているシート束を押し上げ可能な可動部材で
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 【請求項9】 前記シート給送手段は、電圧を印加した
    誘電体をシートに接触させることによって前記シート上
    に電荷を発生させ、静電的にシートを吸着し、搬送する
    シート給送手段であることを特徴とする請求項1ないし
    請求項8のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記誘電体が2本以上のローラにかけ
    られたエンドレス形状のベルト部材であることを特徴と
    する請求項9に記載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】 読取対象のシートの画像を読み取る画
    像読取手段、記録対象のシートに画像を形成する画像形
    成手段のいずれか一方又は両方を有する画像処理装置に
    おいて、 前記画像読取手段あるいは前記画像形成手段に対してシ
    ートを給送するシート給送装置として、請求項1ないし
    請求項10のいずれか1項に記載のシート給送装置を備
    えることを特徴とする画像処理装置。
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