JP2004026314A - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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JP2004026314A JP2002035138A JP2002035138A JP2004026314A JP 2004026314 A JP2004026314 A JP 2004026314A JP 2002035138 A JP2002035138 A JP 2002035138A JP 2002035138 A JP2002035138 A JP 2002035138A JP 2004026314 A JP2004026314 A JP 2004026314A
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Ryuichi Kojima
児島  隆一
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Abstract

【課題】たとえ厚く剛性の大きいシートであっても、シートを確実に分離、給送することにより、給送性能のより高いシート給送装置を提供すること。
【解決手段】シートを積載させ移動可能なシート積載面を有したシートトレイ部10と、電圧を印加して誘電体ベルト5にシートを接触させることによって前記シート上に電荷を発生させ静電的にシートを順次吸着、分離、搬送する吸着ベルトユニット1と、を有するシート給送装置において、前記シート積載面に積載されたシート束の最上シートを前記誘電体ベルト5に所定時間接触させた後、前記誘電体ベルト5から離れる方向に前記シート積載面を下降させて前記最上シートを前記シート束から分離することを特徴とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを順次給送するシート給送装置に関し、例えば、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像処理装置においてシートを給送するシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートをシート束から分離し給送する技術としてはゴムローラ、ゴムベルトとシートの摩擦力を利用して分離を行う摩擦分離方式が知られている。しかし、この分離方式ではゴムの劣化が大きく、分離性能に対し耐久性がないことが知られている。またエアの吸引力を利用して分離するエア分離方式も知られている。この分離方式では摩擦を利用した分離方式ではないため、分離性能に対し耐久性はあるが、装置が大掛かりになり、装置を配置するために十分なスペースを要することと、ファンによってエアを吸引するため騒音が大きいことが知られている。
【0003】
これらの欠点を是正する技術として静電吸着力を利用したシート給送装置が、例えば、特開平9−67033号公報等で多数、提案されている。この静電吸着方式により、分離性能に対する耐久性、装置の設置スペース、分離給送時の騒音などを改善できる。この静電吸着方式による分離方式の概略は以下の通りである。
【0004】
揺動可能な誘電体ベルト55に不平等電界を形成し、誘電体ベルト55上に所定ピッチの交番電荷を形成する(図23)。誘電体ベルト55を揺動させてシートSに接触させる(図24)。誘電体ベルト55がシートSに接触すると、シートSの電位が上がる。シートSには誘電体ベルト55とは反対の極性の電荷が形成される。誘電体ベルト55に形成された電荷とシートSに形成された電荷はクーロン力により引き合う。このクーロン力によりシートSは誘電体ベルト55上に吸着する。
【0005】
分離動作として、誘電ベルト55がシート束から離れるように揺動し、最上シートS1のみを誘電体ベルト55に吸着、分離する(図25)。この状態のまま誘電体ベルト55が回転駆動され、シートS1を搬送する(図26)。
【0006】
分離動作のとき、積載シートSの最上シートS1には、誘電体ベルト55の電荷がシートS1を吸着する力(吸着力)F1とシートS1の自重、シートの腰などによる力(分離力)F2が加わる。シートS1のすぐ下のシートS2には誘電体ベルト55の電荷とシートS1の電荷が吸着する力(吸着力)F3とシートS2の自重、シートの腰などによる力(分離力)F4が加わる(図27)。各シートに加わる力において、吸着力が分離力より大きい(吸着力>分離力)とシートは誘電体ベルトに吸着されたままであり、吸着力が分離力より小さい(吸着力<分離力)とシートは誘電体ベルトに吸着されず分離される。クーロン力は距離の二乗に反比例することから、一般にF1>F2≒F4>F3である。したがって、シートS1は誘電ベルト55に吸着し、シートS2はシートS1に吸着されず分離される。このように、静電吸着方式によってシートは1枚ずつ分離され、給送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例は、以下のような問題があった。
【0008】
厚く剛性の大きいシートを分離、給送させると、厚く剛性の大きいシートは自重も大きく、またシートの腰も大きい。したがって、分離力F2はより大きくなる。さらに、分離動作によって、誘電体ベルトが揺動し、シートS1を持ち上げるので、そのときのシートS1にかかる空気抵抗も分離力F2に加わる。したがって、シートS1に加わる分離力F2が大きくなるので、シートS1を誘電ベルトに吸着する条件F1>F2を満たすことができず、シートS1が誘電体ベルトに吸着せず、いわゆるノーピックが発生してしまう。
【0009】
また、シートは一般に重ねられて保管されている。したがって、重ねられたシートは互いに全面で接触した状態でシート束の自重で圧接されている。シート束のシートは互いに密着して剥がれにくくなり、シート束からシートを分離しにくい。
【0010】
また、シートは製造時にシート束の状態で裁断する。裁断時に各シートの端部にバリができる。シート束の状態で裁断するので、裁断するときに各シートの端部のバリが互いにくっつきやすい。したがって、シート束の端部にバリができていると、シート束からシートを分離しにくい。
【0011】
本発明は、シートを分離、給送するとき、たとえ厚く剛性の大きいシートであっても、シートを確実に分離、給送することにより、給送性能のより高いシート給送装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートを積載させ移動可能なシート積載面を有したシート積載手段と、電圧を印加して誘電体にシートを接触させることによって前記シート上に電荷を発生させ静電的にシートを順次吸着、分離、搬送するシート給送手段と、を有するシート給送装置において、前記シート積載面に積載されたシート束の最上シートを前記誘電体に所定時間接触させた後、前記誘電体から離れる方向に前記シート積載面を下降させて前記最上シートを前記シート束から分離することを特徴とする。
【0013】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、たとえ厚く剛性の大きいシートであっても、シートを確実に分離、給送することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0015】
〔第1実施形態〕
図1〜図6を参照して第1実施形態に係るシート給送装置について詳しく説明する。図1〜図5は第1実施形態に係るシート給送装置の断面図、図6は第1実施形態に係るシート給送装置の制御系の回路図である。
【0016】
(構成の説明)
まず、第1実施形態に係るシート給送装置の構成について説明する。図1において、シート給送手段としての吸着ベルトユニット1の構成を説明する。吸着ベルトユニット1には不図示の側板にSUS等の金属で作られ、GNDに接地された駆動ローラ2、従動ローラ3が回動可能に支持されている。駆動ローラ2はベルト・ローラ駆動モータ4(図6参照)から駆動を受けるようにしている。この駆動ローラ2、従動ローラ3の間に、例えば、厚み約75μm・体積抵抗率1.0×1016Ω・cmのPIのシームレスベルトである誘電体ベルト5を懸架している。従動ローラ3上には誘電体ベルト5に接触している除電ブラシ6が配置され、誘電体ベルト5の表面に形成された電荷を除去している。
【0017】
駆動ローラ2の外部には誘電体ベルト5の外面に所定の圧力で接触している帯電ローラ7を配置している。帯電ローラ7は軸心が金属層で、表面に例えば体積抵抗率1.0×1016Ω・cm程度の導電ゴム層がコーテイングしてある。帯電ローラ7には図1に示す交流発振器8から出力された所定振幅、周期の交流波形をAMP9(図6参照)にて増幅された交流電圧が印加できるように電気的に接続されている。
【0018】
まず、ベルトユニット1が図1の位置で待機している時に帯電ローラ7に交流電圧を印加する。交流は例えば、3kVp−p、60Hzに設定する。次にベルト・ローラ駆動モータ4を駆動し、誘電体ベルト5上に所定ピッチの電荷を形成する。そして、ベルト・ローラ駆動モータ4を停止させた時には誘電体ベルト5のシート吸着面5aには所定ピッチの電荷が形成される。
【0019】
シート積載手段としてのシートトレイ部10は、昇降自在なシートトレイ台11と、シートトレイ台11を昇降させるためのリンク12と、シートトレイ台11を昇降させるための駆動力を与えるトレイ昇降モータ13(図6参照)と、シートトレイ台11に対して昇降自在に取り付けられているシートトレイ14と、シートトレイ14を上下に昇降させるためのカム15と、カム15を回転制御するためのカム駆動モータ16(図6参照)によって構成され、更にシート束上面を検知するためのシート面検知センサ17と、シート面検知センサ17に対して上下移動可能で、かつ回動自在なコロ18が分離、給送する位置に本体に対して取り付けられている。シートトレイ台11は、カム15を回動自在に支持するための軸受部11aを具備し、カム15の回転軸15aを回動自在に支持している。シートトレイ14はボス14aを有し、シートトレイ台11はボス受け穴11bを有している。シートトレイ14のボス14aがシートトレイ台11のボス受け穴11bに挿入されており、シートトレイ14の上下以外の移動を規制している。
【0020】
搬送部19は、引き抜きローラ20と、引き抜きローラ20の下流側に配置されシートの搬送を検知するシート検知センサ21で構成されている。
【0021】
(動作の説明)
次に、シートSを吸着・分離・搬送する動作について説明する。図1において、シートトレイ14上に積載されたシート束はトレイ昇降モータ13(図6参照)の駆動によってリンク12が矢印方向へ上昇することによって、上昇する。シートトレイ14の上部にはシート面検知センサ17が配置され、シート束が上下する方向へ移動可能で回動するコロ18を上昇させる事によりシート面を検知する。シート束がシートトレイ14上に積載されるとトレイ昇降モータ13が回転を開始し、シート束の上面がシート面検知センサ17で検知されるとトレイ昇降モータ13は停止し、シート束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電体ベルト5は停止状態にある。シート束Sは誘電体ベルト5を所定の圧で圧接している(図2参照)。
【0022】
シート束Sには誘電体ベルト5の下面とは極性が異なる電荷が形成される。したがって、シート束Sはクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着される。
【0023】
この状態で所定の時間、例えば0.5秒経つと、シート束の電荷が減衰する。シート束Sの最上シートS1には電荷が残るが、シートS1のすぐ下のシートS2より下のシートにはほとんど電荷が残らなくなる。したがって、シートS1のみが誘電体ベルト5に吸着している。
【0024】
前述の所定時間経過後、カム駆動モータ16(図6参照)によって、カム15を180°回転させ、シートトレイ14を下降させる。この動作によりシート束Sから最上シートS1を分離する(図3参照)。
【0025】
このとき、最上位のシートであるシートS1にはベルト吸着力F1とシートS1の自重による分離力F2が加わる。前記力の関係は、F2≪F1であるため、吸着が可能となる。一方、シートS1のすぐ下のシートS2には吸着ベルト(誘電体ベルト5)とシートS1による吸着力F3と分離時シートS2に加わるシートS2の自重等による分離力F4が加わる。シートS2の吸着力F3は十分小さいため、前記力の関係は、F3≪F4の関係になる。したがって、シートS1とシートS2は分離する(図5参照)。
【0026】
そして、ベルト・ローラ駆動モータ4(図6参照)を駆動し、誘電体ベルト5を図4に示すように矢印方向へ移動させ搬送する。シートS1は誘電体ベルト5から剥離し、ゴムローラ対で構成された引き抜きローラ20に挟持搬送される。引き抜きローラ20の下流側に配置されたシート検知センサ21によって搬送シートS(例えば図4のシートS1)の後端が検知されると、カム駆動モータ16によってカム15が180°回転し、シートトレイ14は上昇する(図2参照)。さらにベルト・ローラ駆動モータ4を停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きローラ20の駆動を停止させる。連続的にシートSを給送する時は上記動作を繰り返す。
【0027】
なお、図6に示すカム駆動モータ16、ベルト・ローラ駆動モータ4、トレイ昇降モータ13は、パルス発振器22から各々、所定パルスを発振し、モータドライバー23によって駆動している。これらの電気部品は制御手段としてのCPU24によって制御コントロールされ、上記吸着・分離・搬送動作を行っている。
【0028】
上記構成において、厚く剛性の大きいシートを分離給送させても、シートトレイ14を下降させて誘電体ベルト5とシート束Sを分離しているので、最上位のシートS1には自重以外の力、例えばシートの腰による復元力やシートを持ち上げたときにシートにかかる空気抵抗、がかからないので、分離力が小さく誘電体ベルト5に最上位のシートS1が吸着し易くなる。
【0029】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、シート束Sの最上シートS1を誘電体ベルト5に所定時間接触させた後、シートトレイ14が下降することで、シート束Sから最上シートS1を分離しているので、最上シートS1の誘電体ベルト5への吸着力を増加させ、シートを確実に分離し、給送させることができる。
【0030】
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係るシート給送装置は、図7に示すように、切換手段としての切換スイッチ25を有している。切換スイッチ25によって、シート束Sを誘電体ベルト5に圧接してからシートトレイ14が下降を始めるまでの所定の時間を切り換える。本実施形態では、切換スイッチ25は、「さら紙モード」と「カラー紙モード」に切り換わる。その他の部分は第1実施形態のシート給送装置と同一であるので、同一部分については、同一の符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0031】
(動作の説明)
シートを吸着・分離・搬送する動作について説明する。図1において、シートトレイ14上に積載されたシート束Sはトレイ昇降モータ13(図7参照)の駆動によってリンク12が矢印方向へ上昇することによって、上昇する。シートトレイ14の上部にはシート面検知センサ17が配置され、シート束が上下する方向へ移動可能で回動するコロ18を上昇させる事によりシート面を検知する。シート束Sがシートトレイ14上に積載されるとトレイ昇降モータ13が回転を開始し、シート束Sの上面がシート面検知センサ17で検知されるとトレイ昇降モータ13は停止し、シート束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電体ベルト5は停止状態にある。シート束Sは誘電体ベルト5を所定の圧で圧接している。
【0032】
シート束Sには誘電体ベルト5の下面とは極性が異なる電荷が形成される。したがって、シート束Sはクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着される。
【0033】
本実施形態では、シート束Sを誘電体ベルト5に圧接している時間を、切換スイッチ25により、モードに応じて切り換えている。すなわち、「さら紙モード」の場合、切換スイッチ25により第1の所定時間(例えば0.2秒)に切り換え、「カラー紙モード」の場合、切換スイッチ25により第2の所定時間(例えば0.5秒)に切り換え、そのモードに応じた所定時間だけシート束Sを誘電体ベルト5に圧接する。
【0034】
そして、シートがさら紙の場合、例えば0.2秒で、シートがカラー紙の場合、例えば0.5秒で、シート束Sの電荷が減衰する。シート束Sの最上シートS1には電荷が残るが、シートS1のすぐ下のシートS2より下のシートにはほとんど電荷が残らなくなる。したがって、シートS1のみが誘電体ベルト5に吸着している。
【0035】
前述の所定時間経過後、カム駆動モータ16(図7参照)によって、カム15を180°回転させ、シートトレイ14を下降させる。この動作によりシート束Sから最上シートS1を分離する(図3参照)。
【0036】
以下の動作は前述した第1実施形態の動作と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0037】
上記構成において、厚く剛性の大きいシートを分離給送させても、シートトレイ14を下降させて誘電体ベルト5とシート束Sを分離しているので、最上位のシートS1には自重以外の力、例えばシートの腰による復元力やシートを持ち上げたときにシートにかかる空気抵抗、がかからないので、分離力が小さく誘電体ベルト5に最上位のシートS1が吸着し易くなる。
【0038】
また、シートの種類(本実施形態では、さら紙とカラー紙)によって、シートの電荷が減衰する時間が異なる。シートの電荷が減衰する時間が短いシート(本実施形態では、さら紙)を分離、給送する場合、シートの電荷が減衰する時間が長いシート(本実施形態では、カラー紙)に比べて、誘電体ベルトに圧接する時間が短くなるように切換スイッチを切り換えることで、シートの分離、給送に要する時間を短縮することができる。
【0039】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、シートの種類に応じて、シート束Sの最上シートS1を誘電体ベルト5に所定時間接触させた後、シートトレイ14が下降することで、シート束Sから最上シートS1を分離しているので、最上シートS1の誘電体ベルト5への吸着力を増加させ、シートを確実に分離し、給送させることができる。
【0040】
また、シートの種類に応じて、シートを誘電体ベルトに圧接する時間を切り換えることができるので、シートの種類によって分離、給送に要する時間を短縮することができる。
【0041】
〔第3実施形態〕
第3実施形態に係るシート給送装置は、図8に示すように、シートトレイ部10に、シート束Sの先端部を規制し、かつ移動可能な先端規制部材26と、先端規制部材26をシート束Sの方向に付勢する付勢バネ27と、先端規制部材26と接続するソレノイド28と、シート束Sの後端を規制する後端規制部材29を具備している。先端規制部材26は位置規制リブ26aを有し、シートトレイ台11は突き当て部11cを有している。付勢バネ27によって付勢された先端規制部材26の位置規制リブ26aがシートトレイ台11の突き当て部11cに突き当たり、先端規制部材26の位置が規制されている。その他の部分は第1実施形態のシート給送装置と同一であるので、同一部分については、同一の符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0042】
(動作の説明)
シートSを吸着・分離・搬送する動作について説明する。図8において、シートトレイ14上に積載されたシート束Sはトレイ昇降モータ13(図15参照)の駆動によってリンク12が矢印方向へ上昇することによって、上昇する。シートトレイ14の上部にはシート面検知センサ17が配置され、シート束Sが上下する方向へ移動可能で回動するコロ18を上昇させる事によりシート面を検知する。シート束Sがシートトレイ14上に積載されるとトレイ昇降モータ13が回転を開始し、シート束Sの上面がシート面検知センサ17で検知されるとトレイ昇降モータ13は停止し、シート束Sは所定高さまで上昇する。このとき、先端規制部材26とソレノイド28は接続しており、先端規制部材26とシート束Sの先端は離間している(図9参照)。この状態では誘電体ベルト5は停止状態にある。シート束Sは誘電体ベルト5を所定の圧で圧接している。
【0043】
次に、先端規制部材26とソレノイド28は離間し、付勢バネ27によって先端規制部材26はシート束S先端に接触し、シート束Sの位置を規制する(図10参照)。
【0044】
シート束Sには誘電体ベルト5の下面とは極性が異なる電荷が形成される。したがって、シート束Sはクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着される。
【0045】
この状態で所定の時間、例えば0.5秒経つと、シート束Sの電荷が減衰する。シート束Sの最上シートS1には電荷が残るが、シートS1のすぐ下のシートS2より下のシートにはほとんど電荷が残らなくなる。したがって、シートS1のみが誘電体ベルト5に吸着している。
【0046】
前述の所定時間経過後、カム駆動モータ16(図15参照)によって、カム15を180°回転させ、シートトレイ14を下降させる。この動作によりシート束Sから最上シートS1を分離する(図11参照)。
【0047】
このとき、シートS1にはベルト吸着力F1とシートS1の自重による分離力F2が加わる。前記力の関係は、F2≪F1であるため、吸着が可能となる。一方、シートS1のすぐ下のシートS2には吸着ベルト(誘電体ベルト5)とシートS1による吸着力F3と分離時シートS2に加わるシートS2の自重等による分離力F4が加わる。シートS2の吸着力F3は十分小さいため、前記力の関係は、F3≪F4の関係になる。したがって、シートS1とシートS2は分離する(図11参照)。
【0048】
また、シート束Sの先端はシートトレイ14の下降によって、図11のように先端規制部材26の傾斜形状に沿うかたちで変形する。この変形によって、シート束Sの先端のバリによるシート同士の張り付きが剥がされる。
【0049】
そして、ベルト・ローラ駆動モータ4(図15参照)を駆動し、誘電体ベルト5を図12に示すように矢印方向へ移動させ搬送する。シートS1は誘電体ベルト5から剥離し、ゴムローラ対で構成された引き抜きローラ20に挟持搬送される。引き抜きローラ20の下流側に配置されたシート検知センサ21によって搬送シートS(例えば図12のシートS1)の後端が検知されると、先端規制部材26とソレノイド28が接続し、先端規制部材26とシート束Sが離間する(図13参照)。カム駆動モータ16によってカム15が180°回転し、シートトレイ14を上昇させる(図14参照)。さらにベルト・ローラ駆動モータ4を停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きローラ20の駆動を停止させる。連続的にシートSを給送する時は上記動作を繰り返す。
【0050】
なお、図15に示すベルト・ローラ駆動モータ4、ベルト・ローラ駆動モータ4、トレイ昇降モータ13は、パルス発振器22から各々、所定パルスを発振しモータドライバー23によって駆動している。前述のソレノイド28を含めた、これらの電気部品は制御手段としてのCPU24によって制御コントロールされ、上記吸着・分離・搬送動作を行っている。
【0051】
上記構成において、厚く剛性の大きいシートを分離給送させても、シートトレイ14を下降させて誘電体ベルト5シート束Sを分離しているので、最上位のシートS1には自重以外の力、例えばシートの腰による復元力やシートを持ち上げたときにシートにかかる空気抵抗、がかからないので、分離力が小さく誘電体ベルト5に最上位のシートS1が吸着し易くなる。
【0052】
また、分離の時に、先端規制部材26によってシート束Sの先端が変形するので、シート束Sの先端のバリによる張り付きが剥がれるので、シート束からシートを分離し易くなる。
【0053】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、シート束Sの最上シートS1を誘電体ベルト5に所定時間接触させた後、シートトレイ14が下降することで、シート束Sから最上シートS1を分離しているので、最上シートS1の誘電体ベルト5への吸着力を増加させ、シートを確実に分離し、給送させることができる。
【0054】
また、シートトレイ14が下降することで、先端規制部材26によってシート束Sの先端が変形するので、シート束Sの先端のバリによる張り付きが剥がれるので、シート束からシートを分離し易くなる。
【0055】
〔第4実施形態〕
第4実施形態に係るシート給送装置は、図16に示すように、誘電体ベルト5にシート束Sが接触したときの該シート束Sの先端部の近傍のシート搬送路を妨害しない位置に送風手段としてのファン30が固定されている。このファン30の回転は制御手段としてのCPU24(図20参照)によって制御されている。その他の部分は第1実施形態のシート給送装置と同一であるので、同一部分については、同一の符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0056】
(動作の説明)
シートSを吸着・分離・搬送する動作について説明する。図16において、シートトレイ14上に積載されたシート束Sはトレイ昇降モータ13(図20参照)の駆動によってリンク12が矢印方向へ上昇することによって、上昇する。シートトレイ14の上部にはシート面検知センサ17が配置され、シート束Sが上下する方向へ移動可能で回動するコロ18を上昇させる事によりシート面を検知する。シート束がシートトレイ14上に積載されるとトレイ昇降モータ13が回転を開始し、シート束の上面をシート面検知センサ17(図20参照)で検知されるとトレイ昇降モータ13は停止し、シート束Sは所定高さまで上昇する。この状態では誘電体ベルト5は停止状態にある。シート束Sは誘電体ベルト5を所定の圧で圧接している。そして、ファン30が回転し始め、エアをシート束S先端に向かって流し始める(図17参照)。
【0057】
シート束Sには誘電体ベルト5の下面とは極性が異なる電荷が形成される。したがって、シート束Sはクーロン力により誘電体ベルト5上に吸着される。
【0058】
この状態で所定の時間、例えば0.5秒経つと、シート束Sの電荷が減衰する。シート束Sの最上シートS1には電荷が残るが、シートS1のすぐ下のシートS2より下のシートにはほとんど電荷が残らなくなる。したがって、シートS1のみが誘電体ベルト5に吸着している。
【0059】
そして、カム駆動モータ16(図20参照)によって、カム15を180°回転させ、シートトレイ14を下降させる。この動作によりシート束Sから最上シートS1を分離する(図18参照)。
【0060】
このとき、シートS1にはベルト吸着力F1とシートS1の自重による分離力F2が加わる。前記力の関係は、F2≪F1であるため、吸着が可能となる。一方、シートS1のすぐ下のシートS2には吸着ベルト(誘電体ベルト5)とシートS1による吸着力F3と分離時シートS2に加わるシートS2の自重等による分離力F4が加わる。シートS2の吸着力F3は十分小さいため、前記力の関係は、F3≪F4の関係になる。したがって、シートS1とシートS2は分離する(図18参照)。
【0061】
そして、ベルト・ローラ駆動モータ4(図20参照)を駆動し、誘電体ベルト5を図19に示すように矢印方向へ移動させ搬送する。シートS1は誘電体ベルト5から剥離し、ゴムローラ対で構成された引き抜きローラ20に挟持搬送される。引き抜きローラ20の下流側に配置されたシート検知センサ21によって搬送シートS(例えば図19のシートS1)の先端が検知されると、ファン30の回転を停止する。シート検知センサ21によって搬送シートSの後端が検知されると、カム駆動モータ16によってカム15が180°回転し、シートトレイ14は上昇する。さらにベルト・ローラ駆動モータ4を停止させ、誘電体ベルト5・引き抜きローラ20の駆動を停止させる。連続的にシートSを給送する時は上記動作を繰り返す。
【0062】
なお、図20に示すカム駆動モータ16、ベルト・ローラ駆動モータ4、トレイ昇降モータ13は、パルス発振器22から各々、所定パルスを発振し、モータドライバー23によって駆動している。前述のファン30を含めた、これらの電気部品は制御手段としてのCPU24によって制御コントロールされ、上記吸着・分離・搬送動作を行っている。
【0063】
上記構成において、厚く剛性の大きいシートを分離給送させても、シートトレイ14を下降させて誘電体ベルト5シート束Sを分離しているので、最上位のシートS1には自重以外の力、例えばシートの腰による復元力やシートを持ち上げたときにシートにかかる空気抵抗、がかからないので、分離力が小さく誘電体ベルト5に最上位のシートS1が吸着し易くなる。
【0064】
また、シートトレイ14が下降するときに、ファン30によってエアがシート束に向かって流れるので、該エアがシート束のシートの間に入っていき、互いに密着して張り付いていたシートが剥がれ易くなる。したがって、シート束からシートを分離し易くなる。
【0065】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、シート束Sの最上シートS1を誘電体ベルト5に所定時間接触させた後、シートトレイ14が下降することで、シート束Sから最上シートS1を分離しているので、最上シートS1の誘電体ベルト5への吸着力を増加させ、シートを確実に分離し、給送させることができる。
【0066】
また、互いに密着して張り付いていたシート束Sを 該シート束Sに向かってエアを入れることで剥がれ易くし、シート束から最上シートを分離し易くなる。
【0067】
〔第5実施形態〕
第5実施形態に係るシート給送装置は、第1実施形態のシート給送装置と構成は同一であるので、構成の説明は省略する。第1実施形態との違いは、シートトレイ14を下降させるときに、下降し始めから下降終了まで所定の加速度、例えば重力加速度gで下降し続ける点である。シートトレイ14が所定の加速度で下降し続けるようにカム駆動モータ16(図6参照)の回転を制御している。また、カム15の動きにシートトレイ14が追随するように、該シートトレイ14を引っ張りバネ31によって所定の力で下方向(下降方向)に付勢している(図21参照)。
【0068】
上記構成において、シートトレイ14が下降するときに、所定の加速度、例えば重力加速度g以上で下降すると、各シートは必ず一瞬無重力状態になる。これにより各シートはそれぞれすぐ下のシートに自重を作用しなくなる。したがって、シート束の各シートを密着させる力がなくなり、互いに密着して張り付いていた各シートがシートトレイ14の下降の間、離れるようになる(図22参照)。したがって、シート束から各シートを分離し易くなる。
【0069】
上記構成によれば、シートを分離、給送するとき、シートトレイ14が所定の加速度で下降することで、シート束の各シートが離れるようになるので、シートを確実に分離し、給送させることができる。
【0070】
また、シートトレイ14が例えば重力加速度gで下降し続けることで、互いに密着して張り付いていたシート束を剥がれ易くし、シート束からシートを分離し易くなる。
【0071】
〔他の実施形態〕
前述した第2実施形態では、誘電体ベルトとシートを接触させる所定時間を切換手段によって2種類の所定時間に切り換え可能な構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必要に応じて前記所定時間を適宜(2種類以上)設定し、前記切換手段によって前記2種類以上の所定時間に切り換える構成としても良い。
【0072】
なお、上記実施形態で説明したシート給送装置は、図示していない画像処理装置としてのスキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、或いはこれらの機能を複数有する複合機において、シートを給送するシート給送装置として用いることが可能である。
【0073】
更に、上記画像処理装置において、画像を読み取る画像読取手段に対して読取対象の原稿等のシートを給送する給送装置、あるいは、画像を形成する画像形成手段に対して記録対象の記録紙等のシートを給送するシート給送装置として用いることが可能である。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定時間誘電体とシートを接触し、その後シート積載面を下降させるので、たとえ厚く剛性の大きいシートであっても、シートを確実に吸着、分離し、給送することができる。
【0075】
また、切換手段によって誘電体とシートを接触させる時間を切り換えるので、シートの種類によって、分離、給送に要する時間を短縮することができる。
【0076】
また、斜面を有する先端規制部材によってシート束の先端のバリによる張り付きを剥がすので、シート束からシートが分離し易くなる。
【0077】
また、送風手段によってシート束の先端部に向かって空気を流すので、互いに密着して張り付いていたシート束を剥がれ易くし、シート束からシートが分離し易くなる。
【0078】
また、シート積載面を所定の加速度で下降させるので、互いに密着して張り付いていたシート束を剥がれ易くし、シート束からシートが分離し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図2】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図3】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図4】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図5】第1実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図6】第1実施形態に係るシート給送装置の制御系の回路図
【図7】第2実施形態に係るシート給送装置の制御系の回路図
【図8】第3実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図9】第3実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図10】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図11】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図12】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図13】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図14】第3実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図15】第3実施形態に係るシート給送装置の制御系の回路図
【図16】第4実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図17】第4実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図18】第4実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図19】第4実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図20】第4実施形態に係るシート給送装置の制御系の回路図
【図21】第5実施形態に係るシート給送装置の正面図
【図22】第5実施形態に係るシート給送装置の断面図
【図23】従来例の断面図
【図24】従来例の断面図
【図25】従来例の断面図
【図26】従来例の断面図
【図27】従来例の断面図
【符号の説明】
S,S1,S2 …シート
1    …吸着ベルトユニット
2    …駆動ローラ
3    …従動ローラ
4    …ベルト・ローラ駆動モータ
5    …誘電体ベルト
5a  …シート吸着面
6    …除電ブラシ
7    …帯電ローラ
8    …交流発振器
9    …AMP
10  …シートトレイ部
11  …シートトレイ台
11a …軸受部
11b …ボス受け穴
11c …突き当て部
12  …リンク
13  …トレイ昇降モータ
14  …シートトレイ
14a …ボス
15  …カム
15a …回転軸
16  …カム駆動モータ
17  …シート面検知センサ
18  …コロ
19  …搬送部
20  …引き抜きローラ
21  …シート検知センサ
22  …パルス発振器
23  …モータドライバー
24  …CPU
25  …切換スイッチ
26  …先端規制部材
26a …位置規制リブ
27  …付勢バネ
28  …ソレノイド
29  …後端規制部材
30  …ファン
31  …引っ張りバネ

Claims (8)

  1. シートを積載させ移動可能なシート積載面を有したシート積載手段と、電圧を印加して誘電体にシートを接触させることによって前記シート上に電荷を発生させ静電的にシートを順次吸着、分離、搬送するシート給送手段と、を有するシート給送装置において、
    前記シート積載面に積載されたシート束の最上シートを前記誘電体に所定時間接触させた後、前記誘電体から離れる方向に前記シート積載面を下降させて前記最上シートを前記シート束から分離することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記誘電体と前記シートを接触させる前記所定時間が、0.1秒以上30秒以下であることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記誘電体と前記シートを接触させる時間を切換手段によって少なくとも2種類の所定時間に切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 前記シート積載面のシート給送方向の下流側に、シート束の先端部を規制する斜面を有する先端規制部材を配置したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記シート積載面のシート給送方向の下流側に、シート束の先端部に向かってエアを流す送風手段を配置したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記シート積載面を下降させるとき、前記シート積載面を所定の加速度で下降させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記シート積載面を下降させる加速度が重力加速度以上であることを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 読取対象のシートの画像を読み取る画像読取手段、記録対象のシートに画像を形成する画像形成手段のいずれか一方又は両方を有する画像処理装置において、
    前記画像読取手段あるいは前記画像形成手段に対してシートを給送するシート給送装置として、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えることを特徴とする画像処理装置。
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