JP2013234049A - シート搬送装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】静電吸着方式のシート搬送装置において、複数のエアー送風部14A、14B、14Bを用い、二つ以上の移動可能な押し下げエアー送風部14Bにより、最上位のシート1Aと2枚目シートの間の距離が一番大きい位置に、2枚目のシートをシート束1の上へと押し下げるエアーを吹き込むように配置する。エアー送風部14Bからのエアーの吹き付け方向は、2枚のシートの隙間にエアーをできるだけ確実に流入させるようにシートの角に対して角度を付け、2枚のシートを安定的に分離可能とする。
【選択図】図5
Description
まず、シート搬送動作開始前にシート昇降手段118によってシート昇降部材111Aを上昇させ、積載されたシート102の最上位のシート102Aの搬送下流側端部が下流側端部最上位のシート検出手段115に検出される。この最上位のシート102A検出位置を基準位置として上流側端部最上位のシート検出手段116に記憶させる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明に係るシート搬送装置の一実施形態の構成を示す図、図2は図1の矢印Z方向から見て示す図、図3は図1の矢印X方向から見た静電吸着ベルトの表面一部の拡大図、図4は図1の矢印Y方向から見た平面図、図5はエアー送風部14B及び搬送方向側端部規制部材15A、15Bの移動機構の一例を示す平面図、図4はエアーによるシート束の浮上分離動作を示す図である。本実施形態の装置は、静電吸着方式のシート搬送装置において、シートサイズによらず、浮上したシートに対して、最上位のシートから2枚目以降のシートをエアーによりシート束上へ押し下げることで、安定的に最上位のシートとそれ以下のシートとを分離するものであり、エアー送風部を複数用い、二つ以上の移動可能なエアー送風部により、1枚目(最上位のシート)と2枚目(最上位のシートから数えて2枚目のシート)の間の距離が一番大きい位置に、2枚目のシートをシート束の上へと押し下げるエアーを吹き込むように配置する。2枚のシートの隙間にエアーをできるだけ確実に流入させるようにシートの角に対して角度を付け、2枚のシートを安定的に分離可能とする。
(1)シート束1を積載したシート収納部11を、シート昇降部材駆動手段18によって上昇させる。このとき、静電吸着ベルト13Aの吸着面(下向きの面)と最上位のシート1Aとが設定された間隔となるように図示していない制御部で動作を制御する。
(2)次に、エアー送風部14Aを駆動してエアー14aを吹き出させ、最上位のシート1A及び最上位のシート1Aの辺1B付近のシートを浮揚させると共に複数のシートを互いに分離させる。同時にエアー吸引装置13Gと静電吸着ベルト給電装置13Dを駆動して静電吸着ベルト13Aに最上位のシート1Aを静電吸着させる。シート1Aが浮揚する前は、エアー14aはシート束1の辺1B付近に当たり、エアー14bはシート束1にはあまり当たらずに排気孔9から外部へ排気される。シート1Aが浮揚して静電吸着ベルト13Aに静電吸着した後は、エアー14bは静電吸着ベルト13Aに静電吸着された最上位のシート1Aに当たり、下方に位置するシート束1の上面側へ反射される形で流れ、最上位のシート1Aの次のシートが浮き上がるのを押さえるように流れる。このことにより、2枚のシートの間隔が大きい部位にエアーを吹き込んで安定的にシートを分離させることが可能になる。
(3)そして静電吸着ベルト駆動手段13Eにより静電吸着ベルト13Aを回転させて、最上位のシート1Aを搬送する。
(4)搬送している最上位のシート1Aの先端が搬送方向で次の搬送ローラ(図示しない)に到達したことを検出すると同時に静電吸着ベルト給電装置13Dと静電吸着ベルト駆動手段13Eを停止する。
(5)そして静電吸着ベルト13Aの吸着面と最上位のシート1Aの後端(静電吸着ベルト13Aに未吸着)とがあらかじめ設定した間隔となるようにシート昇降部材駆動手段18を制御部で制御しつつ駆動する。
(6)これ以降、シート収納部11に積載したシートのすべてを搬送するか、シート搬送動作終了の信号を制御部が装置本体側から受信するまで前記(2)〜(5)の動作を繰り返し、シートの吸着搬送を継続する。
図8は、本発明に係るシート搬送装置の実施形態2におけるエアー送風部14Bの移動機構の他の例を示す底面図である。
本実施形態では、エアー支持部24の対向する部位にラックギア23が設けてあり、これらラックギア23の間にピニオンギア31を配して係合させてあり、支持部材はガイド軸28によって該ガイド軸28の軸方向へスライド移動可能となっている。またピニオンギア31には駆動源Gが連結あるいは搭載してあり、エアー送風部14Bは駆動源Gにより駆動されるピニオンギア31の回転量によって移動量が定まるようになっている。
本発明に係るシート搬送装置の他の実施形態としては、駆動ローラ13Bと従動ローラ13Cの位置を垂直方向で同じ位置に固定せず、駆動ローラ13B、従動ローラ13C共に垂直方向に往復動してシート束1に対して接離可能とし、吸着位置と搬送位置とを取り得る構成とし、あるいは従動ローラ13Cの位置を吸着位置と搬送位置とを垂直方向に往復可能とする構成であってもよい。
1A :最上位のシート
9 :排気孔
10 :シート搬送装置
11 :シート収納部
12 :シート昇降部材
13 :静電吸着ベルト部
13A :静電吸着ベルト
13B :駆動ローラ
13C :従動ローラ
13D :静電吸着ベルト給電装置
13E :静電吸着ベルト駆動手段
13G :エアー吸引装置
14A、14B :エアー送風部
14a、14b :エアー
15A :搬送方向側端部規制部材
15B :搬送方向側端部規制部材
16 :搬送方向上流端部規制部材
18 :シート昇降部材駆動手段
21 :電極
22 :絶縁層
23、23A、23B :ラックギア
24 :エアー支持部
25 :風向調節フィン
26 :ピニオンギア
27 :ラックギア
28 :ガイド軸
31 :ピニオンギア
G、K :駆動源
Claims (10)
- シート束を積載可能なシート収納部と、
シート収納部に積載したシート束の最上位のシートを静電吸着して搬送する静電吸着ベルトと、
前記シート収納部に積載されたシート束の一側の縁の中央部分に向けてエアーを吹き付ける一のエアー送風部と、
前記シート束の前記一側の縁の少なくとも一端にエアーを吹き付ける他のエアー送風部とを備え、
前記一のエアー送風部からのエアーの吹き付けにより浮揚分離した前記シート束の最上位のシート及び該最上位のシートの下側に位置する2枚目のシートとの間に前記他のエアー送風部からエアーを吹き付けるシート搬送装置であって、
前記他のエアー送風部と一体に移動可能に設け、前記シート束の搬送方向側端部の位置を規制する一対の搬送方向側端部規制部材と、
該一対の搬送方向側端部規制部材の位置を前記シート束の前記一側の縁に沿う方向で移動可能にする駆動手段とを備え、
該駆動手段により前記一対の搬送方向側端部規制部材を移動させ、前記シート束の前記一側の縁に沿って前記他のエアー送風部の位置を可変としてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記他のエアー送風部を前記シート束の前記一側の縁の両側にそれぞれ備え、
前記二つの他のエアー送風部から前記シート束のシート面上においてシート角を形成する2辺のシート端部の角部に対してエアーを吹き付け可能としたことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1または2に記載のシート搬送装置において、
前記搬送方向側端部規制部材にラックギアを有するアーム状の部材を対向する方向に伸ばし設け、
両アーム状の部材の前記ラックギアが重なりあう、前記シート束の前記一側の縁の中央部分において、前記ラックギアの間にピニオンギアを介在させ、
該ピニオンギアを回転駆動して前記搬送方向側端部規制部材の間隔を可変としてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記搬送方向側端部規制部材の外側に、ピニオンギアと、これに噛み合うラックギアを設け、前記ピニオンギアを回転させて前記搬送方向側端部規制部材の間隔を可変としてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載のシート搬送装置において、
前記他のエアー送風部からのエアーの吹き付け方向を上下方向で可変とする風向調節部材を備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載のシート搬送装置において、
前記最上位のシートが前記静電吸着ベルトに静電吸着されて前記最上位のシートが浮揚する前は、前記他のエアー送風部から吹き付けたエアーを外部へ排気する排気孔を備えたことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載のシート搬送装置において、
前記シート束をなすシート坪量、シート種類、シートサイズに応じて、前記他のエアー送風部から吹き付けるエアーの向き、量を可変とする制御手段を備えてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から7のいずれかに記載のシート搬送装置において、
前記シート収納部を垂直方向に昇降させるシート昇降手段と、
前記他のエアー送風部を支持する一対のエアー支持部と、
該エアー支持部を保持するガイド軸とを備え、
前記他のエアー送風部が前記ガイド軸に沿って移動可能としてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1から8のいずれかに記載のシート搬送装置において、
前記静電吸着ベルトを、少なくとも二以上のローラに掛け回し、
該ローラの少なくとも一つを前記シート束に対して接離可能としてなることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1ないし9のいずれかに記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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