JP2003237961A - シート搬送装置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形成装置

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JP2003237961A
JP2003237961A JP2002032521A JP2002032521A JP2003237961A JP 2003237961 A JP2003237961 A JP 2003237961A JP 2002032521 A JP2002032521 A JP 2002032521A JP 2002032521 A JP2002032521 A JP 2002032521A JP 2003237961 A JP2003237961 A JP 2003237961A
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belt
sheet conveying
suction surface
moving
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Yoshimitsu Nakane
義満 中根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は給送できる給送枚数を下げずに多種
のシートを安定して給送できるようにするシート搬送装
置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形成装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係るシート搬送装置、自動原稿
読取装置、給送装置及び画像形成装置の代表的な構成
は、シートを吸着面に接触させることによって吸着さ
せ、シートを吸着面側へ移動させることでシートを分離
搬送する吸着ベルトユニット1において、使用環境(温
度、湿度)を検知する検知手段、シートの種類を検知す
るシート種類検知手段、シートの坪量を検知するシート
坪量検知手段、シートのサイズを検知するシートサイズ
検知手段等の画像形成装置操作部46と、画像形成装置操
作部46の検知情報に基づいてシートの吸着、分離搬送を
制御するCPU31と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザービ
ームプリンタ、ファクシミリ等におけるシート材を搬送
するシート搬送装置及びこれを具備する自動原稿読取装
置、給送装置、画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シートを紙束から分離し搬送する
技術としてはゴムローラ、ゴムベルトとシートの摩擦力
を利用して分離を行う摩擦分離方式が知られている。し
かし、この方式ではゴムの劣化が大きく、耐久性がない
ことが知られている。またエアの吸引力を利用して分離
するエア給送方式では摩擦を利用した分離方式ではない
ため、耐久性はあるのであるが、装置が大掛かりにな
り、スペースをとることと騒音が大きいことが知られて
いる。
【0003】これらの欠点を解決する技術として特開平
9−67033号公報等に記載の静電吸着力を利用した
給送装置が提案されている。この静電吸着方式の給送装
置においては誘電体ベルトに不平等電界を形成し誘電体
ベルト上に所定ピッチの交番電荷を形成する。そして、
シートを誘電体ベルトに接触させることにより、シート
の電位を上げて、シートに誘電体ベルトとは反極性の電
荷を形成する。誘電体ベルトに形成された電荷とシート
に形成された電荷はクーロン力により引き合い、シート
は誘電体ベルト上に吸着し1枚ずつ分離搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記静電吸着方式の給
送装置においてはシートを誘電体ベルトに吸着させ、給
送する構成であるが、誘電体ベルトの電位が高すぎると
吸着、給送するシートの下のシート(2枚目のシート)
にも大きな電荷が形成され、2枚目のシートと誘電体ベ
ルトの間に吸着力が働き、その結果、2枚目のシートが
誘電体ベルトへ吸着してしまう。つまり重送が発生して
しまうのである。この問題を解決するために誘電体ベル
トをシートに所定時間(以降、吸着時間)接触させたま
まにしておくことによって2枚目以降のシートの電荷量
を小さくし、吸着力を減衰させようとしている。
【0005】しかし、その吸着力の減衰は吸着力が完全
に0になるわけではない。そこで、重送を起こさないよ
うにするため、シートの腰を使った分離を行う。図15
(a)は誘電体ベルト100がシートP1を吸着、分離す
る様子を表し、従来技術の静電気力を利用した給送装置
の断面図であり、図15(b)は図15(a)の上視図
である。誘電体ベルト100に吸着したシートP1は誘電
体ベルト100が揺動中心軸101を中心として矢印A方向へ
揺動することによってシート束Pから給送される。誘電
体ベルト100上に2枚のシートP1、P2が吸着した場
合、2枚目のシートP2の誘電体ベルト100への吸着力
は比較的小さい為、シートP2はこの揺動動作の際にく
の字状に曲がることによって、シートP2の腰でシート
束Pへ戻される。このように誘電体ベルト100を揺動さ
せる給送動作を行うことによって給送できる紙種のバリ
エーションが増え、吸着、分離のラチチュードがひろが
る。
【0006】しかし、この誘電体ベルト100を揺動させ
る方式の給送方式においては誘電体ベルト100の揺動速
度、揺動加速度によっては誘電体ベルト100に吸着した
シートP1までも誘電体ベルト100から剥離(吸着不
良)してしまう可能性がある。
【0007】例えば、揺動時、シートP1にはシートの
自重による慣性力が働く。シートP1を揺動させる時の
起動加速度が大きすぎると、シートP1の慣性力がシー
トP1の誘電体ベルト100への吸着力を上回ってしま
い、吸着不良が発生してしまう。特に図15(a)に示
すP1の破線のようにシートP1の先端が下方向へ変形
している場合、変形部の根元P1aから剥離して吸着不
良を起こしてしまう。
【0008】また、図15(b)に示すように、誘電体
ベルト100の幅がシート幅A4よりも小さい場合、揺動
時、図中斜線部で、空気の抵抗力を受けることになる。
誘電体ベルト100の幅をA4幅よりも大きくすればこの
空気の抵抗力を受けることはない。
【0009】しかし、誘電体ベルト100の幅は図15
(b)に示すA4、B5が混載した場合でも給送ができ
るように最小サイズであるB5よりも小さい幅に設定し
ている為、どうして空気の抵抗力を受けることになる。
空気の抵抗力はシートP1の揺動速度が大きくなるにし
たがって大きくなるため、給送速度を速くすると自ずと
空気の抵抗力が大きくなり、給送中(揺動中)にシート
P1が誘電体ベルト100から剥離して吸着不良が発生し
てしまう。
【0010】つまり、誘電体ベルト100の揺動加速度、
揺動速度を大きくすると、上記理由によって誘電体ベル
ト100への吸着不良による給送不良が発生してしまう。
また、揺動加速度、揺動速度が小さすぎると給送にかか
る時間が長くなってしまい、その結果、給送装置の給送
枚数を上げることができなくなる。
【0011】そこで、本発明は給送できる給送枚数を下
げずに多種のシートを安定して給送できるようにするシ
ート搬送装置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るシート搬送装置、自動原稿読取装置、給
送装置及び画像形成装置の代表的な構成は、シートを吸
着面に接触させることによって吸着させ、シートを該吸
着面側へ移動させることでシートを分離搬送するシート
搬送装置において、使用環境(温度、湿度)を検知する
検知手段、シートの種類を検知するシート種類検知手
段、シートの坪量を検知するシート坪量検知手段、シー
トのサイズを検知するシートサイズ検知手段等の給送条
件検知手段と、該給送条件検知手段の検知情報に基づい
てシートの吸着、分離搬送を制御する制御手段と、を有
することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係るシー
ト搬送装置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形成
装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。図
1は本実施形態に係るシート搬送装置の上視図、図2〜
図5は吸着、分離、搬送動作の流れを示すシート搬送装
置断面図、図6はシート搬送装置の電気部品の配線経路
を示した電気ブロック図、図7はシート搬送装置におけ
る電気部品の動作シーケンスを表すシーケンスチャー
ト、図8はシート搬送装置の誘電体ベルトを帯電させる
帯電ローラ帯電パターン図、図9はシート材搬送を搭載
した画像形成装置の操作部上視図、図10はシート搬送装
置、シート揺動角度のタイミング図、図11はシート搬送
装置において、各種シートの誘電体ベルトへの吸着力の
経時変化を示した図、図12(a)はシート搬送装置にお
けるシートの上昇加速度とシートの慣性力の関係を表し
たグラフ図12(b)はシート搬送装置におけるシートの
上昇速度とシートの空気抗力の関係を表したグラフ、図
13はシート搬送装置を搭載した画像形成装置の断面図で
ある。
【0014】図13は、自動原稿読取装置32、給送装置
33を搭載した画像形成装置34の断面図である。原稿は自
動原稿読取装置32によって給送、搬送され、原稿読取部
35によって読み取られ、原稿台ベルト36によって原稿台
37上を搬送し排出トレイ38上に排出される。そして、原
稿読取部35によって読み取られた画像は、感光ドラム39
上に潜像として形成され、現像部40によってトナー像に
画像形成される。給送装置33に載置された転写シートP
は搬送パス41を経由して転写、分離部42へと搬送され
る。転写、分離部42で画像形成されたトナー像は、転写
シートPへ転写され、搬送部43、定着装置44を経由して
画像形成装置34の外部へ排出される。
【0015】図1において、自動原稿読取装置32、給送
装置33の有するシート搬送装置である吸着ベルトユニッ
ト1の構成を説明する。吸着ベルトユニット1には側板
2、3にSUS等の金属で作られ、GNDに接地された
駆動ローラ4、従動ローラ5が回動可能に支持されてい
る。
【0016】駆動ローラ4は、ベルト、ローラ駆動モー
タ6(図7参照)からベルトクラッチ7を介して駆動を
受けられるようにしている。駆動ローラ4、従動ローラ
5の間には例えば、厚み約75μm、体積抵抗率1.0
×1016Ω・cmのPIシームレスベルトである誘電体
ベルト8を張架している。
【0017】誘電体ベルト8は厚み300μm程度で体
積抵抗率1.0×1016Ω・cmのエラストマ―を用い
ても良い。従動ローラ5は両端にブッシュ10を設け、ブ
ッシュ10は圧縮コイルバネ9の付勢方向へ移動可能なよ
うに構成されている。このため、従動ローラ5は、圧縮
コイルバネ9でブッシュ10を矢印Bの方向へ例えば、約
10Nで押圧することにより誘電体ベルト8に付勢され
る。そして、駆動ローラ4と誘電体ベルト8との間に働
く摩擦力によって誘電体ベルト8へ駆動が伝達される。
【0018】図2に示すように、誘電体ベルト8への帯
電は、誘電体ベルト8を挟んで、外周面に帯電ローラ1
1、内周面に金属ローラ12を配置し、帯電ローラ11にA
C電源13から交流電圧を加えることで行っている。高圧
電圧波形は図8(a)、図8(b)に示すような矩形波
形もしくは正弦波形の交流波、例えばVpp=8kV、
T1=60Hz(誘電体ベルト8の走行速度180mm/
sで移動量3mmに相当する周期)で出力している。帯
電ローラ11の表面は1.0×1015Ω・cmの導電性ゴ
ムにて形成されている。
【0019】また、誘電体ベルト8に当接するように、
誘電体ベルト8には表面の電荷を除去するためのSUS
等の導電性線材で構成された除電針14が配置されてお
り、誘電体ベルト7を1周毎に除電している。
【0020】吸着ベルトユニット1のシート搬送方向下
流側にはEPDMゴムなどを表面に形成させた搬送ロー
ラ対15を配置している。搬送ローラ対15の駆動は図1に
示すようにタイミングプーリ16、タイミングベルト17に
よって駆動ローラ4と同期駆動している。搬送ローラ対
15のシート搬送方向下流側にはシートを検知するシート
検出センサ18が設けられている。
【0021】吸着ベルトユニット1の側板2、3には、
扇ギア19が設けられており、扇ギア19はギア20と噛み合
っている。ギア20は揺動軸21に固定されており、揺動軸
21がステッピングモータであるベルトユニット駆動モー
タ22から駆動伝達がされる構成になっている。したがっ
て、吸着ベルトユニット1はベルトユニット駆動モータ
22の駆動により揺動動作ができるように構成されてい
る。
【0022】図2に示すように、誘電体ベルト8の内側
には非導電性樹脂であるホルダー23で周囲を囲まれて支
持されたベルト表面電位センサ24が配置されている。ベ
ルト表面電位センサ24は、吸着面の電位量を測定する電
位量測定手段であり、誘電体ベルト8の内周面上の電位
を計測できるように誘電体ベルト8の内周面とベルト表
面電位センサ24の距離を例えば約1mm程度に保つよう
に支持されている。
【0023】吸着ベルトユニット1の下方にはシート束
Pを積載したシートトレイ25が配置されている。シート
トレイ25上に積載されたシート束Pはトレイ昇降モータ
26(図7参照)の駆動によってリンク27が上昇する。シ
ートトレイ25の上方にはシート面高さ検知センサ28が配
置されており、シート束Pの上面が所定高さになった
ら、これを検知できるようにしている。
【0024】次にシートPを吸着、分離、搬送する動作
について図7のシーケンスチャートを用いて順を追って
説明する。
【0025】図2において、まずAC電源13から前述し
た波形のACバイアスの電圧が出力され(図7中a)誘
電体ベルト8上に約3mmピッチの交番電荷が形成され
る。同時にベルト、ローラ駆動モータ6を駆動し(図7
中b)、ベルトクラッチ7を接続する(図7中c)こと
によって、誘電体ベルト8を搬送方向へ駆動する。所定
時間、誘電体ベルト8を回転させ、誘電体ベルト8上に
十分帯電が形成されたら、ベルトクラッチ7とAC電源
13をOFFする(図7中d、e)。
【0026】次に、図3に示すように、シートトレイ25
上に積載されたシート束Pはトレイ昇降モータ26の駆動
(図7中f)によって上昇する。そして、シート束Pの
上面がシート面高さ検知センサ28によって検知(図7中
g)されたならばトレイ昇降モータ26は駆動を停止する
(図7中h)。
【0027】そして、ベルトユニット駆動モータ22を所
定角度回転させる(図7中i)ことにより吸着ベルトユ
ニット1を揺動させ、誘電体ベルト8をシート束Pの上
面に接触させる。誘電体ベルト8と接触したシート束P
の最上紙P1は、誘電体ベルト上に形成された電荷によ
り分極する。
【0028】誘電体ベルト8上に形成された電荷と分極
されたシート束Pの間には吸着力(シートを吸着面に吸
着させる静電気力)が働きシート束Pの最上紙P1が誘
電体ベルト8上に吸着する。
【0029】しかし、最上紙P1だけでなくその下の2
枚目のシートP2も誘電体ベルト8上に形成された電荷
の影響を受けて分極するため、誘電体ベルト8の方向に
吸着力が働く。そのため、このままベルトユニット1を
上昇させると、重送してしまう可能性がある。
【0030】そこでベルトユニット1を上昇させるタイ
ミングを遅らせて2枚目のシート上に形成された電荷を
減衰させる制御をとる。つまり、誘電体ベルト8をシー
ト束Pの上面に接触させたまま、所定時間待機する。こ
の時間は図7のTにあたり、吸着時間と呼び、約2秒程
度とっている。
【0031】次に、図4に示すように、ベルトユニット
駆動モータ22を先ほどとは反対方向に駆動し(図7中
j)、ベルトユニット1を上昇させる。その後、ベルト
ユニット駆動モータ22が停止(図7中k)したら、ベル
トクラッチ7を接続し(図7中l)、AC電源13をON
(図7中m)にして誘電体ベルト8上に吸着したシート
P1を搬送する。
【0032】図5に示すように、搬送されたシートP1
はシート検出センサ18を通過し、シートP1の先端信号
をシート検出センサ18がとらえたら(図7中n)、ベル
トクラッチ7を離接し(図7中o)、AC電源13をOF
Fにする(図7中P)。その後、シートP1の後端信号
をシート検出センサ18がとらえた後(図7中q)、ベル
ト、ローラ駆動モータ6をOFF(図7中r)にする。
【0033】なお、図6に示すように、ベルト、ローラ
駆動モータ6、トレイ昇降モータ26、ベルトユニット駆
動モータ22は、パルス発振器29から出力された所定パル
スの発振をモータドライバ30が受信して駆動され、シー
トの吸着、分離搬送を制御する制御手段であるCPU31
にて制御されている。
【0034】次に、環境、紙種、紙サイズ等の情報の検
知方法、ベルトユニット1の制御方法について説明す
る。
【0035】使用環境(温度、湿度)を検知する検知手
段である温湿度センサ45(図6参照)は、画像形成装置
34の一部に設けられており、温湿度センサ45が検知した
情報が画像形成装置34のCPU31へと送られる。
【0036】また、シートの種類を検知するシート種類
検知手段、シートの坪量を検知するシート坪量検知手
段、シートのサイズを検知するシートサイズ検知手段等
を兼ねた給送条件検知手段としての画像形成装置操作部
46は、画像形成装置34に取り付けられている。そして、
画像形成装置操作部46が検知した情報がCPU31へ転送
される。
【0037】具体的には、図9に示すように、画像形成
装置操作部46は、シートサイズ46a〜46c、シート
坪量46d〜46f、シート種類46g〜46iをタッ
チパネルで入力できるようになっている。例えばB5
(46a)、60g/m2未満(46d)、さら紙(46
g)をユーザーがタッチすれば給送するシートはさら紙
/B5/薄紙と認識する。
【0038】次にこれらの入力情報、環境情報に基づい
て、ベルトユニット駆動モータ22の動作を制御すべく、
パルス発振器29にベルトユニット駆動モータ22の起動加
速度、駆動速度を既定する情報を転送する。
【0039】ここで、起動加速度、駆動速度の制御の例
について説明する。図15(a)に示すようにベルトユ
ニット1を上昇させる瞬間、誘電体ベルト100上に吸着
したシートP1には誘電体ベルト100から剥離する方向
に慣性力+シートP1の自重=F1が働く。このF1と
シートP1が誘電体ベルト100へ吸着する吸着力F2の
関係がF2<F1になった時シートP1は誘電体ベルト
100より剥離する。特に図15(a)に示すシートP1
a(破線部)のようにシートが変形している場合、吸着
力F2は著しく低下する。
【0040】図12(a)はベルトユニット1の上昇加
速度aと200g/m2の厚紙、各サイズの慣性力+シート
の自重=F1の関係を示したグラフである。今、シート
の質量をm、重力加速度をgとすると、F1=ma+m
gの関係になる。
【0041】ここで、ベルトユニット1の上昇開始時に
シートP1が誘電体ベルト100へ吸着する吸着力F2を
理論的、実験的に確認した。その結果、図15(a)の
破線で示す変形シートの場合に最も小さくなり、吸着力
F2は約0.02Nであることが確認された。よって図
12(a)よりF1が吸着力F2=0.02Nを上回ら
ないためには、例えば、シートサイズA3では上昇加速
度を4m/s2以下にする必要がある。言い換えれば、
上昇加速度4m/s2以下ならばA3サイズのシートP
1は誘電体ベルト100から剥離しないはずである。他の
サイズA4、B5についても同様にして給送可能な上昇
加速度を規定できる。
【0042】次に、ベルトユニット1の上昇速度vにつ
いて述べる。図15(b)はベルトユニットの上視図で
ある。図15(b)に示すように誘電体ベルト100の幅
は最小サイズであるB5幅よりも小さくしている。この
理由としては誘電体ベルト100の幅をA4幅と同等にす
るとA4とB5が交互に混載されている場合、A5吸着
時にA4も吸着する可能性があるためである。
【0043】図15(b)で示す誘電体ベルト100でA
4のシートP1を給送する場合を考えると、シートP1
は速度Vで上昇するため斜線部の領域で空気抵抗Nを受
ける。この斜線部の面積をS、空気の密度をρとすると
空気抵抗NはN=ρSV2になる。この関係式をグラフ
化すると図12(b)のようになる。
【0044】一方、シートP1が誘電体ベルト100へ吸
着する吸着力F3の一例を図11(a)、図11(b)
に示す。グラフの横軸は前述した吸着時間である。図1
1(a)は坪量80g/m2で各環境下でのさら紙のグラ
フである。
【0045】図11(b)は坪量80g/m2で、環境2
4℃、60%でのカラー出力紙であるカラー原稿と白黒
出力紙である白黒原稿のグラフである。吸着力F2はシ
ート束PからシートP1を分離する前の吸着力であり、
吸着力F3は分離後の吸着力である。分離後はシートP
2の影響を受けないので吸着力F3>F2の関係にな
る。
【0046】図11(a)、図11(b)を見ると吸着
力F3は時間経過に伴って減衰する。減衰率も環境(温
度/湿度)、シート種類等によって異なり、時間2s時
の吸着力F3も異なる。例えば、図11(a)、図11
(b)より坪量80g/m2の各環境下でのさら紙や坪量8
0g/m2の24℃、60%環境下での白黒原稿を給送さ
せる場合、吸着力F3は最低でも0.4N必要である。
したがって、図12(b)のグラフよりA3を給送する
には上昇速度を約2m/s以下にする必要がある。
【0047】以上説明したように、温湿度センサ45の情
報、操作部46の入力情報をもとにベルトユニット1の上
昇加速度a、上昇速度vをCPU31で演算し、その結果
に基づいて、ベルトユニット駆動モータ22を動作させ
る。
【0048】図10はベルトユニット駆動モータ22の出
力軸(不図示)の回転角度の経時変化を示したグラフで
ある。環境:24℃、60%、坪量:80g/m2、シー
ト種類:白黒が入力情報とした場合、上述した計算によ
りa=4m/s2、v=2m/sとなるので、ア−イ間
がa=4m/s2、イ−ウ間がv=2m/sになるよう
にCPU31がパルス発振器29を制御し、ベルトユニット
駆動モータ22を動作させる。また、他の入力情報にも対
応できるように様々な演算方法がCPU31に組み込まれ
ている。
【0049】次に、上記入力情報、環境情報に基づい
て、誘電体ベルト8上の電位や、上述した吸着時間を制
御する方法の一例を説明する。
【0050】例えば、温湿度センサ45の情報が80℃、
60%の高温、高湿であると検知した場合、誘電体ベル
ト8上の電位は大きく減衰する可能性がある。そこであ
らかじめ、電位の減衰を見込んで、図8(a)に示すV
ppを大きくしておく制御をCPU31で行う。
【0051】また、図9に示す操作部46の入力情報がシ
ート坪量105g/m2のように厚紙と検知された場合、誘
電体ベルト8の吸着力を大きくする為に誘電体ベルト8
上の電位量Vppを大きくするようにCPU31で制御す
る。
【0052】また、温湿度センサ45の入力情報が例えば
20℃、5%のような低湿度環境の場合や操作部46のシ
ート種類の入力情報がカラー原稿の場合、シートPの抵
抗率が例えば10×1015Ω・cmのように大きくな
る。シートPの抵抗率が大きくなると、図3のように誘
電体ベルト8をシートPに接触させた時に、シートP2
表面の電位がなかなか小さくならない。そこで誘電体ベ
ルト8をシートPに接触させている時間(吸着時間)を
例えば3sと大きくとってシートP2の電位を減衰させ
る。これによって、図4に示すように吸着ユニット1を
上昇させた時にシートP2が誘電体ベルト8に吸着し重
送することを防止する。
【0053】また、図7に示すようにベルト表面電位セ
ンサ24は常時、誘電体ベルト8の表面の表面電位をモニ
ターしている。この電位量の大きさ(s)、もしくは電
位量の減衰率(s〜tの傾き)に応じてベルト上に所望
の電位が載っているかどうかを常に検知する。そして、
環境により電位量の減衰率が大きければAC電源から発
生する電位量(図8(a)、8(b)のVpp)を大き
くする制御をとる。また、誘電体ベルト8の耐久劣化、
破損などによりベルト表面電位センサ24の電位量(s)
が所定値よりも小さければ、操作部46にベルト交換を伝
えるメッセージを表示する。
【0054】次に、ベルト表面電位センサ24の電位量
(s)もしくは電位量の減衰率(s〜tの傾き)を元に
吸着時間や吸着ベルトユニット1の上昇加速度、上昇速
度を制御する一例を示す。
【0055】ベルト表面電位センサ24の電位量が誘電体
ベルトの耐久劣化等によって図8(a)に示すVppを
いくら大きくとっても、例えば3kV程度にしか上がら
なかった場合、誘電体ベルト8とシートP1の間の吸着
力は小さくなる。また高温、高湿環境では電位量の減衰
率(s〜tの傾き)が大きくなり、例えば吸着時間を2
s程とってしまうとベルト表面電位センサ24の電位量が
小さくなり、誘電体ベルト8とシートP1の吸着力も小
さくなってしまう可能性がある。この状態で吸着ベルト
ユニット1の上昇加速度、上昇速度を例えば、4m/s
2、2m/sのように大きくとってしまうとシートP1
が誘電体ベルト8から剥離してしまう可能性がある。
【0056】そこで、このような場合、吸着時間を例え
ば0.5s程度にして吸着力が小さくならないうちに吸
着ベルトユニット1を上昇、給送する制御をとる。また
吸着ベルトユニット1の上昇加速度、上昇速度を例え
ば、1m/s2、0.5m/sのように小さくとり、ゆ
っくりと吸着ベルトユニット1を上昇させることでシー
トP1を誘電体ベルト1から剥離しないように制御す
る。
【0057】上述のごとく、使用環境、紙種、坪量、サ
イズなどを画像形成装置操作部46によって検知し、その
検知情報やベルト表面電位センサ24の電位量もしくは電
位量の減衰率の情報に基づいて、給送するシートを吸着
面から剥離しないように吸着面に形成された電位量、シ
ートを吸着面側へ移動させる前に吸着面にシートを接触
させている時間、シートを吸着面側へ移動する移動加速
度、移動速度を制御する。
【0058】これにより給送するシートに対応した給
送、すなわち、無理にシートの吸着面側への移動加速
度、移動速度を下げずに給送条件に合った安定した給送
が可能となり、給送枚数を下げずに多種のシートを安定
して給送できる。
【0059】また、多種多様な原稿に対応した給送が可
能になり、例えばホチキス止めされた原稿やしわしわに
なった原稿などもユーザーの設定によって、ベルトユニ
ットの上昇速度を非常に遅くなどして送ることができ
る。また、原稿を破損させる可能性も少ない。
【0060】また、シートの吸着面側への移動加速度を
4m/s2以下、移動速度を2m/s以下とすることに
よって全ての紙種、サイズ、環境に対応でき、給送条件
を検知しなくても安定した給送を行うことができる。
【0061】[第二実施形態]次に本発明に係るシート搬
送装置、自動原稿読取装置、給送装置及び画像形成装置
の第二実施形態について図を用いて説明する。図14は本
実施形態に係るシート搬送装置の上視図である。上記第
一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符
号を付して説明を省略する。
【0062】上記第一実施形態と異なる所はベルトユニ
ット1の揺動手段であり、第一実施形態に比べてベルト
ユニット駆動モータ22を使わない分、コストのかからな
い構成となっている。
【0063】図14において揺動軸21はソレノイド47の
吸引力により回転軸48が回転することによって回転す
る。ソレノイド47に所定電圧を印加するとソレノイド47
の制御管47aが引かれワイヤー49が引っ張られる。
【0064】ワイヤー49は回転軸48に巻きつけてあり制
御管47aの動作に連動して回転軸48が回転する。この時
ベルトユニット1は第一実施形態で説明した図3から図
4のように上昇する。
【0065】回転軸48にはスイッチ50aのON−OFF
によって回転トルクが変わるようにブレーキ50を設けて
いる。ブレーキ50は例えば、内部に磁性体(不図示)が
ありその磁性体の極位置を変えることによって回転トル
クを可変できるような構成になっている。スイッチ50a
はソレノイド51によってON−OFFされる。
【0066】環境、紙種、紙サイズの検知は第一実施形
態と同様に図7に示す温湿度センサ45や図9に示す操作
部46の情報を図6に示すCPU31で演算し、それに応じ
たベルトユニット1の上昇加速度a、上昇速度vでベル
トユニット1を動作させる。上昇加速度a、上昇速度v
の組み合わせは2通りであり、その動作ができるように
ブレーキ50の回転トルクを決めてある。
【0067】ベルトユニット1を下降させる時はソレノ
イド47に印加している電圧を0vにし、ベルトユニット
の自重によってストッパー(不図示)に突き当たるまで
下降する。下降のスピードはなるべく速くなるようにブ
レーキ50の回転トルクが小さくなる方をソレノイド51で
選択する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、使用環境、紙種、
坪量、サイズなどを給送条件検知手段によって検知し、
その検知情報に基づいて、給送するシートを吸着面から
剥離しないようにシートの吸着、分離搬送を制御する。
これにより給送するシートに対応した給送、すなわち、
無理にシートの吸着面側への移動加速度、移動速度を下
げずに給送条件に合った安定した給送が可能となり、給
送枚数を下げずに多種のシートを安定して給送できる。
【0069】また、シートの吸着面側への移動加速度を
4m/s2以下、移動速度を2m/s以下とすることに
よって全ての紙種、サイズ、環境に対応でき、給送条件
を検知しなくても安定した給送を行うことができる。
【0070】さらに、シート搬送装置をソレノイドによ
り揺動させることにより、揺動手段(モータ等)の簡易
化、小型化が可能となり、それに伴ってコストダウン、
静音化、省電力を実現させたシート搬送装置、自動原稿
読取装置、給送装置及び画像形成装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係るシート搬送装置の上視図で
ある。
【図2】吸着、分離、搬送動作の流れを示すシート搬送
装置断面図である。
【図3】吸着、分離、搬送動作の流れを示すシート搬送
装置断面図である。
【図4】吸着、分離、搬送動作の流れを示すシート搬送
装置断面図である。
【図5】吸着、分離、搬送動作の流れを示すシート搬送
装置断面図である。
【図6】シート搬送装置の電気部品の配線経路を示した
電気ブロック図である。
【図7】シート搬送装置における電気部品の動作シーケ
ンスを表すシーケンスチャートである。
【図8】シート搬送装置の誘電体ベルトを帯電させる帯
電ローラ帯電パターン図である。
【図9】シート材搬送を搭載した画像形成装置の操作部
上視図である。
【図10】シート搬送装置、シート揺動角度のタイミング
図である。
【図11】シート搬送装置において、各種シートの誘電体
ベルトへの吸着力の経時変化を示した図である。
【図12】図12(a)はシート搬送装置におけるシートの
上昇加速度とシートの慣性力の関係を表したグラフ図、
12(b)はシート搬送装置におけるシートの上昇速度と
シートの空気抗力の関係を表したグラフである。
【図13】シート搬送装置を搭載した画像形成装置の断面
図である。
【図14】第二実施形態に係るシート搬送装置の上視図で
ある。
【図15】従来のシート搬送装置の断面図、上視図であ
る。
【符号の説明】
P …シート束 P1、P2 …シート P1a …根元 a …上昇加速度 v …上昇速度 1 …吸着ベルトユニット 2、3 …側板 4 …駆動ローラ 5 …従動ローラ 6 …ローラ駆動モータ 7 …ベルトクラッチ 8 …誘電体ベルト 9 …圧縮コイルバネ 10 …ブッシュ 11 …帯電ローラ 12 …金属ローラ 13 …電源 14 …除電針 15 …搬送ローラ対 16 …タイミングプーリ 17 …タイミングベルト 18 …シート検出センサ 19 …扇ギア 20 …ギア 21 …揺動軸 22 …ベルトユニット駆動モータ 23 …ホルダー 24 …ベルト表面電位センサ 25 …シートトレイ 26 …トレイ昇降モータ 27 …リンク 29 …パルス発振器 30 …モータドライバ 31 …CPU 32 …自動原稿読取装置 33 …給送装置 34 …画像形成装置 35 …原稿読取部 36 …原稿台ベルト 37 …原稿台 38 …排出トレイ 39 …感光ドラム 40 …現像部 41 …搬送パス 42 …分離部 43 …搬送部 44 …定着装置 45 …温湿度センサ46 …画像形成装置操作
部 47 …ソレノイド 47a …制御管 48 …回転軸 49 …ワイヤー 50 …ブレーキ 50a …スイッチ 51 …ソレノイド 100 …誘電体ベルト 101 …揺動中心軸

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを吸着面に接触させることによっ
    て吸着させ、シートを該吸着面側へ移動させることでシ
    ートを分離搬送するシート搬送装置において、 使用環境(温度、湿度)を検知する検知手段、シートの
    種類を検知するシート種類検知手段、シートの坪量を検
    知するシート坪量検知手段、シートのサイズを検知する
    シートサイズ検知手段等の給送条件検知手段と、 該給送条件検知手段の検知情報に基づいてシートの吸
    着、分離搬送を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 シートを吸着面に吸着させる吸着力は静
    電気力であることを特徴とする請求項1に記載のシート
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 シートを吸着面に吸着させる吸着力は吸
    着面に形成された正、負の交番電荷によって得られる静
    電気力であることを特徴とする請求項2に記載のシート
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は給送条件検知手段の検知
    情報に基づいて、前記吸着面に形成された電荷量や電位
    量、シートを吸着面側へ移動させる前に吸着面にシート
    を接触させている時間、シートを吸着面側へ移動する移
    動加速度、移動速度の少なくとも1つを制御することを
    特徴とする特許請求項1乃至3に記載のシート搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段によりシートを吸着面側へ
    移動する移動加速度は4m/s2以下、移動速度は2m
    /s以下に制御されることを特徴とする請求項4に記載
    のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記吸着面の電位量を測定する電位量測
    定手段を備え、 前記制御手段は前記給送条件検知手段の検知情報や該電
    位量もしくは電位量の減衰率の情報に基づいて、吸着面
    に形成された電位量、シートを吸着面側へ移動させる前
    に吸着面にシートを接触させている時間、シートを吸着
    面側へ移動する移動加速度、移動速度の少なくとも1つ
    を制御することを特徴とする特許請求項1乃至5に記載
    のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は吸着面の電位量が所定量
    よりも小さい時、もしくは電位量の減衰率が所定量より
    も大きい時はシートの吸着面側への移動加速度、移動速
    度を小さく制御することを特徴とする請求項1乃至6に
    記載のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 シートを該吸着面側へ移動させるための
    シート搬送装置の揺動をソレノイドにより行うことを特
    徴とする請求項1乃至7に記載のシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のシー
    ト搬送装置を備えていることを特徴とする自動原稿読取
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載のシ
    ート搬送装置を備えていることを特徴とする給送装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至8に記載のシート搬送装
    置、請求項9に記載の自動原稿読取装置、請求項10に
    記載の給送装置のすくなくとも1つを備えていることを
    特徴とする画像形成装置。
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