JPH11184171A - シート分離搬送装置 - Google Patents

シート分離搬送装置

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JPH11184171A
JPH11184171A JP9350542A JP35054297A JPH11184171A JP H11184171 A JPH11184171 A JP H11184171A JP 9350542 A JP9350542 A JP 9350542A JP 35054297 A JP35054297 A JP 35054297A JP H11184171 A JPH11184171 A JP H11184171A
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sheet
humidity
separation
suction
separating
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Kazunori Sakauchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層シート群の上面シートを静電気力で1枚
ずつ吸着分離するとき、湿度条件が変化しても吸着分離
を確実に行えるようにする。 【解決手段】 積層シート群BOの最上部に位置する上
面シートS1を静電気力による吸着力で吸着保持すると
ともにこの上面シートS1を積層シート群BOの2枚目
以降のシートから分離する吸着分離手段30と、この吸
着分離手段30を移動させる駆動手段31と、吸着分離
手段30により分離された上面シートS1を搬送するシ
ート搬送手段32とを有する。吸着分離手段30を上面
シートS1に接触させ、所定の停止時間停止させること
により、吸着力を上面シートS1のみに作用させる。さ
らに、この停止時間を使用環境、特に、湿度に応じて変
えることにより、使用環境が変化した場合でも、吸着力
を上面シートS1のみに作用させ、上面シートS1の吸
着分離を確実に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の給
紙装置や画像読取装置の原稿搬送装置等に使用される、
積層されたシートを分離して搬送するシート分離搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート分離搬送装置とし
ては、摩擦力を用いてシートを分離するシート分離搬送
装置や、エアの吸引力によってシートを分離するシート
分離搬送装置が知られている。しかし、前者のシート分
離搬送装置では、摩擦コロ等のゴム部材を用いるので、
長期の使用により摩耗等が生じ、寿命が短い。しかも、
シートを分離するときにシートに大きな圧力を加えるの
で、シートを傷めることがある。後者のシート分離搬送
装置では、作動時にエアの吸引音が騒音となり、オフィ
スなどで使用するには不向きである。また、装置自体も
大型になり、大きな設置スペースが必要であるとともに
コストが高くなる。
【0003】そこで本出願人は、上記欠点を是正した静
電吸着によるシート分離搬送装置を特開平9−6703
3号公報で提案している。このシート分離搬送装置は、
誘電体ベルトに不平等電界を形成し、この不平等電界を
シートに作用させることによりシートを誘電体ベルトに
吸着させている。
【0004】上記の公開特許公報に記載されている静電
吸着による方法は、シートに働く吸着力が誘電体ベルト
とシートとの密着時間によって変化することを述べてい
る。具体的には、誘電体ベルトとシートとが密着した瞬
間には、複数枚のシートに吸着力が作用しており、時間
の経過とともに、1枚目のシート(上面シート)に作用
する吸着力が大きくなって2枚目以降のシートに作用す
る吸着力が小さくなる。そして、最終的には1枚目のシ
ートのみに大きな吸着力が作用し、この状態で、誘電体
ベルトを駆動ローラを中心に上方へ回動させることによ
り、1枚目のシートを2枚目以降のシートから分離させ
ている。
【0005】また、この特許公報では、吸着力が最終的
に1枚目のシートのみに作用する前の状態で分離動作を
行った場合を考え、2枚以降のシートを1枚目のシート
から分離させる分離補助手段を設けたことが述べられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その後
の評価により、この静電吸着による方法は、装置の使用
環境、特に湿度により大きく変わることが明らかになっ
た。
【0007】具体的には、高湿(湿度が約70%以上)
の場合には、シートが水分を吸収しているため、シート
自体の抵抗が非常に小さくなっており、シートに誘電体
ベルトが密着した瞬間には、1枚目のシートのみに吸着
力が作用し、密着している時間の経過とともに吸着力が
著しく減少することが明らかになった。そして、ある一
定の密着時間後に誘導体ベルトを上方へ回動させる分離
動作を行った場合には、1枚目のシートに作用している
吸着力が小さくなって分離補助手段からのエア吹き出し
によって1枚目のシートも誘導体ベルトから分離するこ
とがあり、不送りの原因となる場合がある。
【0008】一方、低湿(湿度が約40%以下)の場合
には、1枚目のシートのみに吸着力が作用するようにな
るまでに要するシートと誘導体ベルトとの密着時間が、
通常の湿度(約40〜70%の湿度)の場合に比べて長
くなることが分かり、通常の湿度で設定した密着時間で
は、2枚目以降のシートにも吸着力が作用しているとと
もに1枚目のシートに作用する吸着力もまだ小さいとき
があり、重送や不送りになる場合がある。
【0009】そこで本発明は、装置の使用環境の変化に
係わらず、シートを1枚ずつ確実に分離搬送することが
できるシート分離搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のシ
ート分離搬送装置は、積層シート群の最上部に位置する
上面シートを静電気力を用いて吸着保持するとともにこ
の上面シートを積層シート群の2枚目以降のシートから
分離する吸着分離手段と、この吸着分離手段を移動させ
る駆動手段と、前記吸着分離手段により分離された前記
上面シートを搬送するシート搬送手段とを備え、前記駆
動手段は、前記吸着分離手段を前記上面シートの先端側
からこの上面シートの上面に接触する所定位置に移動さ
せ、その所定位置で前記吸着分離手段を所定の停止時間
停止させ、その停止時間経過後に前記吸着分離手段をシ
ート分離方向に移動させるシート分離搬送装置におい
て、前記吸着分離手段を前記上面シートに接触させた位
置で停止させる停止時間を使用環境に応じて変えるよう
にした。
【0011】積層されたシート群の上面シートに吸着分
離手段を接触させ、上面シートのみを静電気力で吸着保
持し、2枚目以降のシートから分離させるとき、この吸
着分離を良好に行うためには、吸着分離手段を上面シー
トに接触させた状態で所定時間停止させることが必要で
ある。また、吸着分離を行うために最適な停止時間は、
装置の使用環境に応じて変化する。
【0012】従って、この停止時間を装置の使用環境に
応じて変えることにより、使用環境が変化しても、吸着
分離手段による上面シートのみの吸着分離を良好に行え
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明のシート分離搬送装置において、停止時間を変化させ
る使用環境が湿度である構成とした。
【0014】積層されたシート群の上面シートを吸着分
離手段で吸着分離する場合において、吸着分離手段を上
面シートに接触させた状態で停止させる停止時間の最適
時間は、装置の使用環境のうち、特に湿度に応じて変化
する。
【0015】従って、この停止時間を湿度に応じて変え
ることにより、装置が設置されている場所の湿度が変化
しても、吸着分離手段による上面シートのみの吸着分離
を良好に行える。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明のシート分離搬送装置において、複数の停止時間を設
定し、湿度に応じてそれらの停止時間を選択する切換ス
イッチを設けた。
【0017】従って、切換スイッチを操作することによ
りその時の湿度に応じた停止時間を選択することによ
り、装置が設置されている場所の湿度が変化しても、吸
着分離手段による上面シートのみの吸着分離を良好に行
える。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明のシート分離搬送装置において、湿度を検出する湿度
検出センサを設け、この湿度検出センサの検出結果に応
じて停止時間を変える構成とした。
【0019】従って、その時の湿度に応じて最適な停止
時間が自動的に設定され、装置が設置されている場所の
湿度が変化しても、吸着分離手段による上面シートのみ
の吸着分離を良好に行える。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明のシート分離搬送装置
が適用された画像読取部を示す縦断正面図である。この
画像読取部は、TPS(Turn the Page
Scanner;ページめくり読取装置)の上半部を構
成しており、その内部に走査ユニット1を有している。
この走査ユニット1は、画像読取部の筐体内を図の左右
に走行し、原稿台2上に見開かれて載置された本原稿B
Oの走査を行うためのものである。
【0021】図2は、画像読取部を上から見た場合の、
走査ユニット1の走査駆動系を示す平面図である。この
図2に示すように、TPSの奥側には、ベルト3aが、
バネ4aに付勢されたプーリ5aと3段プーリ6とに張
られている。TPSの手前側には、ベルト3bが、バネ
4bに付勢されたプーリ5bと2段プーリ7とに張られ
ている。そして、3段プーリ6は、ベルト8で2段プー
リ7と連結され、ベルト8がアイドルプーリ9で引っ張
られ、所定の張力が付加されている。さらに、3段プー
リ6は、ベルト10でスキャナモータ11のモータプー
リ12に連結されている。前記走査ユニット1は、その
奥側と手前側とにクランプ13を有しており、これらの
クランプ13を介して、上記のように張られた前記ベル
ト3a,3bに固定されている。これにより、スキャナ
モータ11の駆動によってベルト3a,3bが回転し、
走査ユニット1が図2の左右方向に走行する。
【0022】図3は、前記走査ユニット1の構造を示す
縦断正面図である。この図3に示すように、走査ユニッ
ト1は、一対の原稿押えローラ14a,14bと、読取
装置15とを有し、その中に、本実施形態のシート分離
搬送装置16が組み付けられている。
【0023】前記原稿押えローラ14a,14bは、走
査ユニット1の下部両側に取り付けられており、原稿押
えローラ14a,14bの外側上部には、巻取ローラ1
7a,17bが取り付けられている。これらの巻取ロー
ラ17a,17bには、左右独立した原稿押えシート1
8a,18bの一方の端部が巻き付けられており、これ
らの原稿押えシート18a,18bの他方の端部は、画
像読取部の筐体の側板に係合されている。
【0024】図4は、シート分離搬送装置16及び巻取
ローラ17a,17bの駆動系を示す正面図である。前
記巻取ローラ17a,17bにはギア19a,19bが
それぞれ固着され、これらのギア19a,19bにはア
イドルギア20a,20bが噛み合わされている。そし
て、画像読取部の筐体の側板に左右両端が固定され、か
つ、略全長に渡って歯を有するラック21が、前記アイ
ドルギア20a,20bと噛み合っている。これによ
り、走査ユニット1がラック21に沿って走行すると、
ラック21と噛み合わされているアイドルギア20a,
20bが回転し、さらに、これらのアイドルギア20
a,20bと噛み合わされているギア19a,19bが
回転する。この結果、巻取ローラ17a,17bが回転
し、原稿押えシート18a,18bの引き出し又は巻き
取りが行われ、左右の原稿押えシート18a,18bの
張力が常時一定に維持される。
【0025】前記読取装置15は、図3に示すように、
プラテンガラス22を有している。このプラテンガラス
22は、原稿台2上に載置された本原稿BOの読取面に
対向するように取り付けられており、このプラテンガラ
ス22の上には、蛍光灯23,24が配置されている。
そして、その上方に、ミラー25,26,27が配置さ
れ、ミラー26の反射面に向かって、レンズ28とCC
D29とが取り付けられている。これにより、蛍光灯2
3,24によって照明された本原稿BOの像は、ミラー
25〜27間を反射した後、レンズ28で集光される。
レンズ28で集光された像は、CCD29上に縮小結像
され、読み取られる。
【0026】図5は、前記シート分離搬送装置16の構
造を示す縦断正面図である。このシート分離搬送装置1
6は、吸着分離手段である吸着分離部30と、駆動手段
である駆動制御部31と、シート搬送手段であるシート
搬送部32とを具備している。
【0027】吸着分離部30は、積層シート群である本
原稿BOの最上部に位置する上面シートS1を静電気力
を用いて吸着保持するとともに、この上面シートS1を
2枚目以降のシートから分離する部分である。具体的に
は、めくりベルト駆動ローラ33、めくりローラ34、
これらのローラ33,34に巻回されためくりベルト3
5(無端状の帯電ベルト)を有しており、このめくりベ
ルト35の上側に、めくりベルト35を帯電させる帯電
ローラ36を接触させた構造となっている。
【0028】前記めくりベルト駆動ローラ33には、図
4に示すように、ギア37が固着され、このギア37に
はアイドルギア38が噛み合わされ、アイドルギア38
は前記ラック21に噛み合わされている。これにより、
走査ユニット1がラック21に沿って走行すると、アイ
ドルギア38とギア37とが回転し、めくりベルト駆動
ローラ33とめくりローラ34とが回転するとともにめ
くりベルト35が回転するようになっている。このめく
りベルト駆動ローラ33は、接地された金属ローラの表
面に導電性ゴムを被覆した構造になっており、確実なベ
ルト駆動とアースとを実現している。
【0029】前記めくりベルト35は、表面層が表面抵
抗1014Ω以上の高抵抗フィルムで形成され、裏面層が
表面抵抗108 Ω以下の低抵抗フィルムで形成された二
重構造の樹脂フィルムであり、これらの層の材質として
は、PET、PC、PVC等が用いられている。
【0030】図5において、前記帯電ローラ36は金属
ローラであり、切換スイッチ39を介して帯電用高圧電
源40が接続されている。この帯電用高圧電源40は、
振幅±2kVの交流電圧を発生し、切換スイッチ39を
介してこの交流電圧を帯電ローラ36に印加する。即
ち、切換スイッチ39をONにして、帯電用高圧電源4
0から帯電ローラ36に交流電圧を印加すると、めくり
ベルト35の表面に不平等電界が生じ、この不平等電界
によって、めくりベルト35の表面に本原稿BOのシー
トを吸着させる吸着力が発生する。
【0031】前記帯電ローラ36によって吸着力が付加
されるめくりベルト35及びめくりローラ34は、図示
しない分離ソレノイドのON・OFF動作によって上下
方向に回動するようになっている。即ち、めくりローラ
34とめくりベルト35とは、めくりベルト駆動ローラ
33を中心として、図5に示す実戦位置(上方位置)と
一点鎖線位置(下方位置)とに回動し、下方位置に回動
した姿勢のときにめくりベルト35で上面シートS1を
吸着保持し、上方位置に回動した姿勢のときに吸着保持
した上面シートS1の先端を、後述するシート搬送ガイ
ド板41,42の先端開口部に向けるようになってい
る。
【0032】前記制御駆動部31は、前記吸着分離部3
0を前記走査ユニット1ごと左右方向に走行させるとと
もに、前記帯電用高圧電源40と前記分離ソレノイドと
のON・OFF制御を行う部分である。まず、上面シー
トS1のシートめくりを行う場合には、分離ソレノイド
をONにしてめくりローラ34とめくりベルト35とを
下方位置に回動させ、その姿勢でめくりベルト35が上
面シートS1の先端側(図面中の右側)から上面シート
S1に接触する所定位置に吸着分離部30を移動させ、
その位置で所定の停止時間停止させる。その停止時間の
経過後に、分離ソレノイドをOFFにしてめくりローラ
34とめくりベルト35とを上方位置へ回動させ、その
姿勢で吸着分離部30を図面中の左側へ移動させる。
【0033】一方、走査ユニット1を図面の左側から右
側へ走行させるときは、吸着分離部30は何ら作用せ
ず、読取装置15による本原稿BOの読み取りが行われ
る。
【0034】上述したように、めくりベルト35で上面
シートS1を吸着保持する過程で、めくりベルト35を
上面シートS1に接触させた位置で所定の停止時間停止
させるのは、上面シートS1のみを吸着させ、2枚目以
降のシートの吸着を防止するためである。そして、この
吸着力は、図6ないし図8に示すように、TPSの使用
環境、特に、湿度の影響で大きく変化することが判明し
た。なお、図6は通常の湿度(40〜70%の湿度)の
場合、図7は高湿(70%以上の湿度)の場合、図8は
低湿(40%以下の湿度)の場合である。
【0035】図6に示すように通常の湿度の場合には、
めくりベルト35が上面シートS1に接触した瞬間に
は、めくりベルト35の吸着力が上面シートS1のみで
なく、2枚目、3枚目のシートに対しても作用する。し
かし、上面シートS1に作用する吸着力は時間の経過と
ともに大きくなり、一方、2枚目以降のシートに作用す
る吸着力は時間の経過とともに小さくなる。そして、2
枚目以降のシートに作用する吸着力が“0”になった時
点で、上面シートS1に作用する吸着力が最大となり、
それ以降は、上面シートS1に作用する吸着力が一定に
なる。
【0036】図7に示すように高湿の場合には、めくり
ベルト35が上面シートS1に接触した瞬間から上面シ
ートS1のみに吸着力が作用するとともに接触した瞬間
が最大の吸着力となり、その後時間の経過とともに吸着
力が低下する。これは、シートが空気中の水分を吸収し
て抵抗が非常に小さな値になっており、このシートがめ
くりベルト35に接触すると、めくりベルト35上の帯
電電荷が消失していくためである。
【0037】図8に示すように低湿の場合には、めくり
ベルト35を上面シートS1に接触させてから、上面シ
ートS1に作用する吸着力が最大になるとともに2枚目
以降のシートに作用する吸着力が“0”になるまでの時
間が2倍以上かかる。
【0038】つぎに、図9と図10とに基づいて、シー
トめくりを行う場合における駆動制御部31の機能を具
体的に説明する。なお、ここでの説明では、最初に、通
常の湿度の場合について説明し、その後に高湿と低湿と
の場合について説明する。
【0039】吸着分離部30が本原稿BOから離れた右
側位置に位置するシート吸着スタート時(図9のt1
時)において、分離ソレノイドとスキャナモータ11と
帯電用高圧電源40の切換スイッチ39とをONにす
る。分離ソレノイドをONにすることにより、めくりロ
ーラ34とめくりベルト35とは、図3及び図10
(a)に示すように、下方位置へ回動する。
【0040】また、スキャナモータ11がONになるこ
とにより走査ユニット1が図面の左方向へ走行し、めく
りベルト35が図10(a)に示すように、上面シート
S1に接触する位置まで移動する。そこで、このタイミ
ング(図9のt2 時)にスキャナモータ11と帯電用高
圧電源40とをOFFにし、めくりベルト35を上面シ
ートS1に接触した状態で所定の停止時間Δt1 (0.
5〜2秒)停止させる。そして、この所定の停止時間Δ
1 が経過することにより、図6に示すように、上面シ
ートS1に作用する吸着力が最大になるとともに2枚目
以降のシートに作用する吸着力が“0”になる。
【0041】所定の停止時間Δt1 が経過した後(図9
のt3 時)に、分離ソレノイドをOFFにし、図10
(b)に示すように、めくりローラ34とめくりベルト
35とを上方位置へ回動させる。このとき、めくりベル
ト35に吸着している上面シートS1のみが上方へ持ち
上げられ、2枚目以降のシートから分離される。
【0042】そして、図10(b)に示すように上面シ
ートS1を2枚目以降のシートから分離した後、走査ユ
ニット1を引き続きその位置で所定時間Δt2 (0.1
〜10.0秒)停止させ、その後(図9のt4 時)にス
キャナモータ11をONにし、図10(c),(d)に
示すように、走査ユニット1を図面の左方向に走行させ
る。
【0043】ここで、本実施の形態では、めくりベルト
35を上面シートS1に接触させたときおける、上面シ
ートS1に作用する吸着力が最大になるとともに2枚目
以降のシートに作用する吸着力が“0”になるまでの時
間が、図6ないし図8に示すように湿度により変化する
という点に鑑み、図9に示した停止時間Δt1 を、湿度
により変えるようにした。具体的には、通常の湿度の場
合には上述したように0.5〜2秒とし、高湿時には0
〜0.5秒として、低湿時には2〜6秒とした。
【0044】この3段階の停止時間Δt1 は前記駆動制
御部31の記憶部に格納されており、TPSの操作パネ
ル(図示せず)に設けられている切換スイッチ(図示せ
ず)をオペレータが湿度に応じて手動で切り換えること
により、3段階の停止時間Δt1 のいずれかが選択され
る構造となっている。
【0045】図11は、前記シート搬送部32を示す斜
視図である。このシート搬送部32は、前記吸着分離部
30により分離された上面シートS1を搬送する部分で
あり、走査ユニット1の側板に取り付けられた上下一対
の前記シート搬送ガイド板41,42と、一対の搬送ロ
ーラ43,44とを備えている。前記シート搬送ガイド
板41,42の先端部41a,42aが下方に折り曲げ
られている。具体的には、上側のシート搬送ガイド板4
1の先端部41aは、めくりベルト35が吸着保持した
上面シートS1の先端に向くように折り曲げられてお
り、下側のシート搬送ガイド板42の先端部42aは、
シート搬送ガイド板41の先端部41aに対して下方に
開くように折り曲げられている。シート搬送ガイド板4
1,42の基部が取り付けられた走査ユニット1の側板
には、前記吸着分離部30によってシート搬送ガイド板
41,42間に送り込まれた上面シートS1を逃がす逃
げ口45が穿設されている。
【0046】前記搬送ローラ43,44は、前記シート
搬送ガイド板41,42の略中央部に取り付けられてい
る。これらの搬送ローラ43,44は、シート搬送ガイ
ド板41,42間に送り込まれてきた上面シートS1を
逃げ口45の方向に導き出すように機能する(図10の
(d)参照)。
【0047】前記搬送ローラ43,44の取り付け構造
について詳しく説明する。シート搬送ガイド板41,4
2の略中央部に、シート搬送ガイド板41,42の略全
幅に渡って長孔46が穿設されている。前記シート搬送
ガイド板41,42にはこれらの長孔46の外側に位置
する支持片47が立設されている。そして、支持片47
のそれぞれに、複数の搬送ローラ43,44が所定間隔
で固着された軸48が回転自在に取り付けられている。
なお、対向する搬送ローラ43,44は、シート搬送ガ
イド板41,42間で互いに接触しており、搬送ローラ
43が固着された軸48の一方の端部にはギア49が取
り付けられている。このギア49は、図示しないアイド
ルギアを介して図4に示した前記ラック21に噛み合っ
ている。従って、走査ユニット1が左方向に走行する
と、搬送ローラ43,44が図5の矢印で示すように回
転し、搬送ローラ43,44に挾み込まれた上面シート
S1が逃げ口45側に送り出される。
【0048】また、搬送ローラ44が取り付けられたシ
ート搬送ガイド板42は、その基部が軸42bによって
回動自在に支持されている。このシート搬送ガイド板4
2はスプリング(図示せず)の付勢力によって上方向き
に付勢されており、このスプリングの付勢力によって搬
送ローラ43,44が接触している。なお、シート搬送
ガイド板42に下向きの外力が作用すると、シート搬送
ガイド板42は図5において破線で示す位置へ回動し、
搬送ローラ43,44が離反する。
【0049】このような構成において、TPSの基本的
な動作を図12ないし図17を参照して説明する。画像
読取が開始される前には、走査ユニット1は画像読取部
の筐体内の左端側のホームポジションで停止しており、
画像読取が開始されると、走査ユニット1はホームポジ
ションから右方向へ走行を開始する。そして、読取装置
15のプラテンガラス22の原稿読取位置が本原稿BO
の左ページにかかると、図12に示すように、読取装置
15が本原稿BOの読取動作を始め、本原稿BOを左か
ら右へと読み取っていく。なお、ここでの読取装置15
の読取開始位置は、本原稿BOの大きさ(サイズ)によ
って変わる。そして、走査ユニット1の読取装置15が
本原稿BOの右端まで読み終えると、図13に示すよう
に、走査ユニット1の走行方向が反転され、図14に示
すように、読み取られた右側のページ(上面シートS
1)をめくる動作が開始される。
【0050】ここで、図14におけるめくり動作を図9
及び図10に基づいて詳しく述べる。まず、図13に示
すように、走査ユニット1の吸着分離部30が本原稿B
Oから離れたシート吸着スタート位置(図9のt1 時)
に至ると、分離ソレノイドとスキャナモータ11と帯電
用高圧電源40の切換スイッチ39とがONになり、吸
着分離部30のめくりベルト35の下面が水平に保持さ
れた状態で走査ユニット1が左方向へ走行する。そし
て、図10(a)に示すように、めくりベルト35が上
面シートS1の先端側からこの上面シートS1の上面に
接触する吸着位置に至ると、スキャナモータ11と帯電
用高圧電源40とがOFFになり、走査ユニット1が走
行を停止する(図9のt2 時)。この停止時において、
上面シートS1と接触しているめくりベルト35の表面
には、帯電ローラ36の作用によって、不平等電界を発
生させている正負の電荷が帯電している。
【0051】ついで、上記停止後、所定の停止時間Δt
1 だけめくりベルト35と上面シートS1との密着状態
を維持し、かつ、この停止時間Δt1 を湿度に応じて変
えることにより、図6ないし図8に示すように、上面シ
ートS1に作用する吸着力が最大になるとともに2枚目
以降のシートに作用する吸着力が“0”になる。そし
て、この停止時間Δt1 が経過すると、分離ソレノイド
がOFFになり(図9のt3 時)、図10(b)に示す
ように、めくりベルト35とめくりローラ34とがめく
りベルト駆動ローラ33を支点として上方へ回動する。
すると、めくりベルト35の吸着力が上面シートS1の
みに作用しているため、めくりベルト35に吸着されて
いる上面シートS1の右端部が持ち上げられ、2枚目以
降のシートから分離される。そして、上面シートS1の
先端が、シート搬送ガイド板41,42の先端部41
a,42a側を向く。
【0052】そして、図9に示した所定時間Δt2 が経
過すると、スキャナモータ11が再びONになり(図9
のt4 時)、走査ユニット1がホームポジション方向に
走行する。すると、図10(c)に示すように、めくり
ベルト35が傾斜した姿勢を保ったまま回転するので、
このめくりベルト35に吸着されている上面シートS1
の先端が先端部41a,42aの間に進入し、シート搬
送ガイド板41,42に案内されて、搬送ローラ43,
44方向に進む。
【0053】さらに、走査ユニット1が引き続きホーム
ポジション方向に走行すると、図10(d)に示すよう
に、上面シートS1の先端部が回転駆動されている搬送
ローラ43,44間に引き込まれ、搬送ローラ43,4
4の回転力によって、上面シートS1の先端部が逃げ口
45から外へ送り出される。即ち、上面シートS1は、
めくりベルト35の回転力と搬送ローラ43,44の回
転力とによって、シート搬送ガイド板41,42間をス
ムーズに搬送される。
【0054】かかる状態で、図15に示すように、走査
ユニット1が本原稿BOの綴じ部の近くに至ると、上面
シートS1の先端側が逃げ口45から延出していき、上
面シートS1が次第にめくり上げられる。
【0055】そして、図16に示すように、めくりベル
ト35が本原稿BOの綴じ部に至ると、上面シートS1
による下方への押圧力が下側のシート搬送ガイド板42
に加わり始め、シート搬送ガイド板42が軸42bの周
りに下方へ回動して搬送ローラ43,44が離反し、上
面シートS1が搬送ローラ43,44の回転搬送力から
開放される。この結果、上面シートS1が本原稿BOの
綴じ部までめくり上げられると、それ以降は、逃げ口4
5から延出していた上面シートS1が次第に走査ユニッ
ト1内に戻される。
【0056】この状態で、走査ユニット1が左端のホー
ムポジションに向けて引き続き走行していくと、図17
に示すように、めくり上げられていた上面シートS1
が、本原稿BOの綴じ部に引っ張られ、走査ユニット1
の下側から出て、本原稿BOの左側のシートの上に重ね
られる。これにより、見開かれた状態の本原稿BOの、
1回目の読み取り動作とシートめくり動作とが終了す
る。
【0057】このように、本実施形態のシート分離搬送
装置によれば、下面を水平に保持した状態で、めくりベ
ルト35が本原稿BOの右端から移動して、上面シート
S1の右端部を吸着するので、上面シートS1の右端の
吸着力が最も強くなり、めくり易くなる。即ち、めくり
ベルト35と上面シートS1との接触を瞬間的に行う
と、上面シートS1とめくりベルト35との接触領域全
体が一様の吸着力になって、分離が困難になる。これに
対して、本実施の形態のように、めくりベルト35を水
平にして上面シートS1の右端から移動させていくと、
めくりベルト35と上面シートS1との接触時間が、上
面シートS1の右端において最も長くなるので、通常の
湿度時及び低湿時には、上面シートS1に作用する吸着
力が右端において大きく、左に向かうにつれて小さくな
る。一方、2枚目以降のシートに作用する吸着力は、右
端が最も小さくなる。この結果、通常の湿度時及び低湿
時における、上面シートS1と2枚目以降のシートとの
分離を円滑に行える。
【0058】さらに、本実施の形態のシート分離搬送装
置によれば、めくりベルト35が上面シートS1の右端
部と接触した後、所定の停止時間めくりベルト35を停
止させる。しかも、その停止時間を湿度に応じて変えて
いるので、上面シートS1に作用する吸着力が最大にな
るとともに2枚目以降のシートに作用する吸着力が
“0”となるタイミングでシートの分離を行うことがで
き、湿度がどのように変化した場合でも、上面シートS
1と2枚目以降のシートとの分離を確実に行える。
【0059】なお、本実施の形態では、湿度に応じた停
止時間の変更を、オペレータが手動切り換えで行う場合
を例に挙げて説明したが、湿度を検出する湿度検出セン
サを設け、湿度検出センサの検出結果に応じて停止時間
を自動的に変える構成としてもよい。このような構成と
することにより、湿度に応じた最適な停止時間を自動的
に設定することができ、上面シートS1のみの吸着分離
を良好に行える。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明のシート分離搬送装
置によれば、積層シート群の最上部に位置する上面シー
トを吸着分離手段の静電気力を用いて2枚目以降のシー
トから吸着分離するとき、吸着分離手段を上面シートに
接触させた所定位置で停止させることにより上面シート
のみを吸着分離する作用を高める停止時間を使用環境に
応じて変えるようにしたので、使用環境の変化に伴って
吸着分離手段の吸着力が変化しても、吸着分離手段によ
る上面シートのみの吸着分離を良好に行うことができ
る。その結果、シートの重送や不送りの発生を防止する
ことができる。
【0061】請求項2記載の発明のシート分離搬送装置
によれば、停止時間を変化させる使用環境として湿度を
基準にしたことにより、静電気力による吸着に最も影響
を与える環境としては湿度であり、この湿度を基準とし
て停止時間を変化させることにより、湿度条件が変化し
ても吸着分離手段による上面シートのみの吸着分離を良
好に行うことができ、その結果、シートの重送や不送り
の発生を防止することができる。
【0062】請求項3記載の発明のシート分離搬送装置
によれば、複数の停止時間を設定し、湿度に応じてそれ
らの停止時間を選択する切換スイッチを設けたので、切
換スイッチを操作してその時の湿度に応じた停止時間を
選択することにより、湿度条件が変化しても吸着分離手
段による上面シートのみの吸着分離を良好に行える。
【0063】請求項4記載の発明のシート分離搬送装置
によれば、湿度を検出する湿度検出センサを設け、この
湿度検出センサの検出結果に応じて停止時間を変える構
成としたので、その時の湿度に応じた最適な停止時間を
自動的に設定することができ、湿度条件が変化しても吸
着分離手段による上面シートのみの吸着分離を良好に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシート分離搬送装置が
適用された画像読取部を示す縦断正面図である。
【図2】走査ユニットの走査駆動系を示す平面図であ
る。
【図3】走査ユニットの構造を示す縦断正面図である。
【図4】シート分離搬送装置及び巻取ローラの駆動系を
示す正面図である。
【図5】シート分離搬送装置の構造を示す縦断正面図で
ある。
【図6】通常の湿度時おける、不備卯同電界による吸着
力の時間変化を示す特性図である。
【図7】高湿時における、不備卯同電界による吸着力の
時間変化を示す特性図である。
【図8】低湿時における、不備卯同電界による吸着力の
時間変化を示す特性図である。
【図9】シート分離搬送装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図10】シート分離搬送装置の動作の説明図であり、
(a)はめくりベルトと上面シートの右端部との接触状
態を示し、(b)はめくりベルトによる上面シートの分
離状態を示し、(c)は上面シートの搬送状態を示し、
(d)は上面シートの搬送ローラによる搬送状態を示
す。
【図11】シート搬送部を示す斜視図である。
【図12】走査ユニットが右方向へ走行して画像読取を
行っている状態を示す正面図である。
【図13】走査ユニットが画像読取終了位置に位置する
状態を示す正面図である。
【図14】走査ユニットが左方向に走行してシートめく
りを開始した状態を示す正面図である。
【図15】走査ユニットが左方向に走行してシートめく
りを行っている途中の状態を示す正面図である。
【図16】走査ユニットがシートめくりを行いながら本
原稿の綴じ部に移動した状態を示す正面図である。
【図17】走査ユニットがシートめくり終了位置に到達
したした状態を示す正面図である。
【符号の説明】
16 シート分離搬送装置 30 吸着分離手段 31 駆動手段 32 シート搬送手段 BO 積層シート群 S1 上面シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層シート群の最上部に位置する上面シ
    ートを静電気力を用いて吸着保持するとともにこの上面
    シートを積層シート群の2枚目以降のシートから分離す
    る吸着分離手段と、この吸着分離手段を移動させる駆動
    手段と、前記吸着分離手段により分離された前記上面シ
    ートを搬送するシート搬送手段とを備え、 前記駆動手段は、前記吸着分離手段を前記上面シートの
    先端側からこの上面シートの上面に接触する所定位置に
    移動させ、その所定位置で前記吸着分離手段を所定の停
    止時間停止させ、その停止時間経過後に前記吸着分離手
    段をシート分離方向に移動させるシート分離搬送装置に
    おいて、 前記吸着分離手段を前記上面シートに接触させた位置で
    停止させる停止時間を使用環境に応じて変えるようにし
    たことを特徴とするシート分離搬送装置。
  2. 【請求項2】 停止時間を変化させる使用環境が湿度で
    あることを特徴とする請求項1記載のシート分離搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の停止時間を設定し、湿度に応じて
    それらの停止時間を選択する切換スイッチを設けたこと
    を特徴とする請求項2記載のシート分離搬送装置。
  4. 【請求項4】 湿度を検出する湿度検出センサを設け、
    この湿度検出センサの検出結果に応じて停止時間を変え
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載のシート分
    離搬送装置。
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