JP4931718B2 - シート材給送装置、画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート材給送装置及び画像形成装置に係り、特に積載されたシート材の上面に当接し、最上位のシート材を給送する給送回転体を備えたシート材給送装置に関する。
画像形成装置の画像形成部に印刷用紙等のシート部材を送り込むシート材給送装置は、積層されたシート材をその上層から1枚ずつ分離し、搬送する。このため、シート材が給送されたかったり、重送されたりするのを防止し、シート材を確実に1枚ずつと給送できるようにする必要がある。このため従来次のようなシート材給送装置が提案されている。
特許文献1には、シート材を積層載置する給紙台と、給紙台に積層載置されたシート材を最上部から1枚ずつ分離して給紙する給紙手段と、シート材の給紙方向と交差する方向に配置された空気送風口からシート材の側端面に空気を送風することにより、密着したシート材の分離給紙を補助するシート材捌き手段と、空気送風口をシート材の積層方向に移動させる送風口移動制御手段とを備え、送風口移動制御手段が、送風により浮上するシート材の上昇に追従してシート材捌き手段の空気送風口を上方に移動させるものが記載されている。
特許文献2には、シート供給装置として、シートトレイ内に積層されたシートの端面に空気流を吹き付ける空気流吹き付け装置と、シートトレイから送り出されたシートの重送を検知する重送センサと、該重送センサからの信号に基づいて、給紙ロール群及び空気流吹き付け装置を制御する制御装置とが設けられており、重送が検知されると、制御装置によってシートの送り出し及び画像形成動作が停止され、空気流吹き付け装置のシャッターの動作が制御され、吹き出し口から適切な空気流がシートトレイ内のシートの端面に吹き付けられ、シート間の分離が促進され、所定時間経過後にシートの送り出しを再開するものが記載されている。
特許文献3には、シート搬送装置として、シートを所定の電荷が形成された吸着面に接触させることで、静電気力を使って、シートを吸着面に吸着、給送、搬送する吸着ベルトユニットにおいて、給送するシートの物性値を検出する物性値測定部と、吸着面に電荷を形成する帯電ローラと、帯電ローラにより形成させる電荷量及び吸着面にシートを接触させている時間である吸着時間を制御する制御回路とを備え、制御回路はシートの物性値に応じて電荷量、吸着時間を制御するものが記載されている。
特許文献4には、積載部のテーブルの断面形状を凹状とし、転写用紙をセットするとピックアップコロの下側付近で転写紙がテーブルに密着せずに隙間が生じるようにし、ピックアップコロに転写紙を接離動作させるソレノイド、レバー、スプリング等からなる加圧機構を2組用い、ピックアップ圧を切り替えることを可能とし、また給紙前にピックアップコロを転写紙に1回又は複数回にわたり押圧、離間させ、隙間を利用して転写紙の束を撓ませたり、復元させたりして捌き、転写用紙間の密着力を弱め、転写用紙の分離性を向上させるものが記載されている。
特開2006-168933号公報 特開2004−284780号公報 特開2003−237960号公報 特開2000−044096号公報
ところで、上述のように重送防止の対応として、空気層をシート間に形成させ対応させるものや静電密着力を活用させるものが開示されているが、実際に画像形成装置に適用した場合、装置の大型化が大型化、複雑化しコストが嵩むという問題がある。
そこで、本発明は、単純な構成で小型化、低コスト化が可能であり、確実にシート部材を1枚ずつ送球することができるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、
積載台上に積載されたシート材の上面に当接して最上位のシート材を給送する給送回転体を備えたシート材給送装置において、
前記給送回転体の配置位置よりもシート材給送方向の上流側の位置に、最上位のシート材を静電吸着させる静電吸着部材を備えたシート材分離装置を備え
前記積載台は、前記給送回転体の配置側が前記シート材給送方向の上流側よりも上方に位置するように傾斜しており、
前記シート材分離装置は、前記静電吸着部材を、前記積載台上に積載されたシート材の最上位のシート材に当接する位置から上方に移動させる駆動装置を備え、
前記駆動装置は、水平且つ前記シート材の給送方向と垂直に配置された支持軸を中心として前記静電吸着部材を揺動可能に支持するとともに、該支持位置を、前記静電吸着部材の重心位置としてなる
ことを特徴とするシート材給送装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載のシート材給送装置において、前記静電吸着部材が、交番電界を帯びた静電ベルトユニットを備え、該静電ベルトユニットによる前記シート材給送方向と、前記給送回転体による前記シート材給送方向とが一致する状態までは、前記支持軸により前記静電吸着部材を揺動可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、前記静電吸着部材交番電界を帯びた静電ベルトユニットを備え、該静電ベルトユニットによる前記シート材の給送を、前記給送回転体への前記シート材の進入高さと同一高さとなる状態までは、前記支持軸により前記静電吸着部材を揺動可能としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のシート給送装置において、前記駆動装置は、前記支持軸の揺動による前記静電吸着部材の上昇上限位置を、前記給送回転体への前記シート材の進入高さと同一高さにしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2乃至のいずれかに記載のシート材給送装置において、前記静電ベルトユニットは、2つの駆動ローラと、これらの駆動ローラに掛け渡された静電吸着ベルトとで構成され、前記駆動装置は、前記2つの駆動ローラの一方の駆動ローラを中心として他方の駆動ローラを弧状の軌跡に移動させる動作をなすことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のシート材給送装置において、前記駆動装置は、前記静電ベルトユニットの上昇駆動を今回の印字動作終了した後に停止させ、次の印刷動作の開始前に配置された最上位のシート材上の待機位置に前記静電吸着ベルトを配置することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか記載のシート材給送装置において、前記支持軸を、給送しようとするシート材のサイズにあわせた長さのものに変更して用いることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか記載のシート材給送装置において、積載されたシート材の上層部の側面から、前記給送回転体と前記静電吸着部材との間一送風する送気装置を備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか記載のシート材送球装置において、前記シート材分離装置を他の装置や他の部材と別部材として構成し、かつ取り付け取り外し可能に構成してなることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である
本発明に係るシート材給送装置及び画像形成装置によれば、給送回転体の配置位置よりもシート材給送方向の上流側の位置に、最上位のシート材を静電吸着させる静電吸着部材を備えたシート材分離装置を備えるので、確実にシート部材を1枚ずつ送球することができるシート給送装置を単純な構成で小型化し低コストなものとすることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下本発明を適用した画像形成装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は画像形成装置の構成を示す概略断面図である。画像形成装置である複写機10は、原稿読取部11と、画像形成部12と、給紙部13とを備えてなる。本例に係る複写機10では、画像形成部12と給紙部13とは分割可能なものである。また、給紙部13には、シート材給送装置30が配置されており、シート材給送装置30は、図示していない給紙カセット内に積層されて配置されたシート材31の上面に当接して最上位のシート材Sを給送する給送回転体である給送ローラ32と、分離パッド33と、積載されたシート材から最上位のシートを分離するシート材分離装置100とを備えている。本例では、シート材分離装置100は、給紙部13に着脱可能なユニットとして構成されている。
積層されたシート材31の最上層のシート材Sは、シート材分離装置100で積層されたシート材31から分離され、給送ローラ32及び分離パッド33により形成されたニップ部からシート材搬送路26に移送される。シート材Sは、レジストローラ対21で移送され、転写装置22において画像形成部12で形成されたトナー画像が転写され、定着器23でトナー画像が熱転写され、排出ローラ24から排紙トレイ25に排出される。
尚、本発明に係るシート材給送装置は、上述した電子写真の画像形成装置の他、他の型式の例えばインクジェット方式の画像形成装置に適用できる。また、本発明に係るシート材送球装置は、上述した複写機の他、ファクシミリ、印刷機或いは複合機などに適用することができる。
次に第1の実施例に係るシート材給送装置について説明する。図2は第1の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。
シート材給送装置30は、上述した給送ローラ32、分離パッド33の他、積層された複数枚のシート材31を積載した積載台34と、積載台34を給送ローラ32の方向に押しつける給送圧スプリング35と、シート材分離装置100と、を備えており、積層されたシート材31の最上層のシート材Sは、シート材分離装置100で他のシート材31から分離され、給送ローラ32と分離パッド33によって形成されるニップ部から1枚ずつシート材搬送路26に給送される。
シート材分離装置100は、静電吸着ユニット110とこの静電吸着ユニット110を上下方向に駆動する駆動装置120とから構成されている。シート材分離装置100は、2つのローラ112,113に掛け渡された静電吸着ベルト111を備えている。静電吸着ベルト111の近傍には、静電吸着ベルト111に交番電圧で静電帯電させる帯電ローラ114が配置されている他、静電吸着ユニット110にシート材Sが吸着されているか否かを検出する検出センサ115が配置されている。また、静電吸着ベルト111は、ローラ112又はローラ113を図示していない回転駆動装置で駆動することによりローラ112,113を循環する。尚、この静電吸着ベルト111の駆動は後述する支持アーム121を介して行ってもよい。`
駆動装置120は、積載台34を挟んで前記給送ローラ32と反対側に配置された駆動軸122に軸支され、前記静電吸着ユニット110に配置された支持軸123で駆動装置120を支持する支持アーム121を備えている。前記支持アーム121は、図示しないモータで駆動軸122を中心に静電吸着ユニット110を上下に駆動される。尚、本例に係るシート材分離装置100にあっては、静電吸着ユニット110は、シート材31の給送方向の中央位置より下流側に当接するように駆動装置120で配置されている。また、駆動軸122は静電吸着ユニット110の重心位置に配置され、静電吸着ユニット110は、支持軸123で揺動可能に支持されている。静電吸着ユニットの支持軸123は、水平且つ前記シート材Sの配給方法と垂直な方向に配置されている。このため、シート材Sの待機時に無理な負荷がかからないものとすることができる。
また、静電吸着ユニット110は、シート材31の給送幅方向の中央に当接するように配している。このため、シート材上昇待機時にシート材の垂れ下がりを均等にするとことができる。また、本例では、静電吸着ベルト111の幅を給送ローラ幅以上とすることができる。このため、給送ローラへのシート材垂れ下がりの進入負荷を無くす作用が働くものとすることができる。
また、静電吸着ユニット110のシート材Sの給送方向側に、検出センサ115を設けている。このため、先に給送されたシート材Sが静電吸着ユニット110から外れたタイミングを検知し、次シート材の給送待機のタイミングを正確なものとすることができる。
また、駆動装置120は、シート材Sのサイズにあわせて、支持アーム121の長さを変更して、或いは、支持アーム121の駆動軸122を水平方向に位置を移動するようにしている。これにより、シート材サイズに合わせた適正な位置に静電吸着ベルトユニットを配することができる。
また、静電吸着ユニット110の上昇位置を給送ローラ32へのシート材Sの進入高さ位置と同一にしておりシート材Sの積載枚数に関わらず同一角度でシート材Sを給送することができるようにしている。
次に、本例に係るシート材給送装置30の作動について説明する。シート材Sの給送を行なうには、図2(a)に示すように、駆動装置120を駆動して静電吸着ユニット110をシート材31の最上面に接触させ、帯電ローラ114に交番電圧を印加して静電吸着ベルト111を帯電させ、同時に支持アーム121をその駆動軸122を中心に揺動させ、支持軸123を、すなわち静電吸着ユニット110を上昇させる。
これにより、静電吸着ユニット110が所定高さ、例えば上昇上限位置まで上昇すると、図2(b)に示すように、シート材Sの給送方向と給送ローラ32によるシート材Sの給送方向とが一致する状態になり、シート材Sが静電吸着ユニット110に吸着してシート材31から分離する。このタイミングで給送ローラ32が駆動し、分離パッド33との間のニップ部で挟まれてシート材Sが画像形成部に給送される。
次シート材の給送は、先に給送されたシート材Sが、静電吸着ユニット110から外れたのを検出センサ115で検出し、支持アーム121を下降し、上述した静電吸着ベルト111の帯電、支持アーム121の上昇を行ない次シート材の給送を行なう。本例では、先のシート材の給送が終了して次のシート材が帯電するまでの間に十分な時間があるため、最上位の次シート材のみを静電吸着させることができる。
尚、印字動作の終了後に駆動装置120による静電吸着ユニットの上昇駆動を停止させた後の静電吸着ユニット110の下降は自重によって行なわせることができる。そして、この状態で積載されたシート材に接触して待機し、次の印刷動作を開始した段階で、駆動装置を駆動して、静電吸着ユニットを上昇させ、静電吸着ユニットに吸着されたシート材を持ち上げるものとする。
次に、第2の実施例に係るシート材給送装置について説明する。図3は第2の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。
本例のシート材給送装置50は、画像形成装置のレイアウトの制約に対処して、シート材分離装置300を積載台34の上側位置に配置したものである。即ち、シート材分離装置300は、前記第1の実施例の静電吸着ユニット110と同様の構成を備える静電吸着ユニット310と、静電吸着ユニット310を上下方向に駆動する駆動装置320とからなる。
静電吸着ユニット310は、静電吸着ベルト311、ローラ312,313、帯電ローラ314を備えてなる。駆動装置320は、静電吸着ユニット310に配置された支持軸323と、積載台34の上方位置に配置される駆動軸322とに連結され、前記支持軸323と支持軸323との間に配置される支持アーム321を備えてなる。
本例では、支持軸323の位置を、シート材31の積載枚数に関わらずシート材先端と静電吸着ユニット間の距離が変わらないようにするため、給送ローラ32とシート材31との接触高さ位置Hより低い位置に設定している。これにより、積載台34が上昇した状態になったときでも、シート材の先端が給送ローラ32と分離パッド33とで形成されるニップから抜けることがなくなる。
図4は駆動軸の位置が不適切な場合のシート給送装置の状態を示す図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。この例では、シート材給送装置40は、シート材分離装置200を備え、シート材分離装置200は、静電吸着ユニット210と、静電吸着ユニット210を上下方向に駆動する駆動装置220とから構成されている。静電吸着ユニット210は、静電吸着ベルト211、ローラ212,213、帯電ローラ214を備えてなる。駆動装置220は、静電吸着ユニット210に配置された支持軸223と、駆動軸222とに連結され、前記支持軸223と支持軸223との間に配置される支持アーム221を備えて構成されている。
そして、このシート材分離装置200では、支持軸223を給送ローラ32のシート材31との接触高さ位置Hより高い位置としている。このようにすると、図4に示すように、駆動装置220が駆動された状態において、給送ローラ32が分離パッド33と形成するニップの位置(シート材先端)と静電吸着ユニット210とシート材31の最上部との当接位置の間隔寸法aが、シート材積載枚数によって変動することとなり、シート材の積載数が少なくなった場合は間隔寸法aが小さくなり(図4(b))、静電吸着ユニット210が上昇したことにより、シート材Sがシート材分離装置200で引っ張られることとなりシート材S先端が前記ニップから抜けることとなる。
本例によれば、シート材の積載枚数に関係なく確実にシート部材を1枚ずつ送球することができるシート給送装置を単純な構成で小型化し低コストとできる。
次に、第3の実施例に係るシート材給送装置について説明する。図5は第3の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。
本例に係るシート材給送装置60は、シート材分離装置400を静電吸着ベルト411と、ローラ412,413と、帯電ローラ414を備える静電吸着ユニット410で構成し、この静電吸着ユニット410をローラ413の回転軸を中心として揺動させるようにして、静電吸着ユニット410全体で、駆動装置420の作用をなすようにしている。
本例に係るシート材給送装置60によれば、少ない部品でシート材送球装置を構成することができ、シート材送球装置の単純化、小型化を図ることができ、さらに低コストにすることができる。
次に、第3の実施例に係るシート材給送装置について説明する。図5は第2の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。
本例に係るシート材給送装置70は、前記第1の実施例に係るシート材給送装置30と同一の構造のシート材分離装置500を備える他、図示していない送風装置からの気流をシート材31とシート材分離装置500で分離されたシート材Sとの間に送出する送気口530を設けている。
本例では、シート材分離装置500は、静電吸着ベルト511、ローラ512,513、帯電ローラ514からなる静電吸着ユニット510と、支持アーム521、駆動軸522、支持軸523とからなる駆動装置520を備える。
本例に係るシート材給送装置70は、静電吸着ユニット510で持ち上げられたシート材Sと積載されたシート材31との間に送気口530から送風するようにしたので、たとえ複数のシート材が重なった状態で持ち上げられた場合であっても、送気口530からの送風によって、重なって持ち上げられたシート材間に空気層を形成し、分離することができる。また、前記送気口530は、積載されたシート材31には送風されない位置に配置するようにし、積載されたシート材31が送風によりその積載状態を乱されることを防止している。
画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 第1の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。 第2の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。 駆動軸の位置が不適切な場合のシート給送装置の状態を示す図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。 第3の実施例に係るシート材給送装置を示す断面図であり、(a)はシート材給送前の状態を示すもの、(b)はシート材給送中の状態を示すものである。
符号の説明
10 複写機
11 原稿読取部
12 画像形成部
13 給紙部
21 レジストローラ対
22 転写装置
23 定着器
24 排出ローラ
25 排紙トレイ
26 シート材搬送路
30 シート材給送装置
31 シート材
32 給送ローラ
33 分離パッド
34 積載台
35 給送圧スプリング
40 シート材給送装置
50 シート材給送装置
60 シート材給送装置
70 シート材給送装置
100 シート材分離装置
110 静電吸着ユニット
111 静電吸着ベルト
112,113 ローラ
114 帯電ローラ
115 検出センサ
120 駆動装置
121 支持アーム
122 駆動軸
123 支持軸
200 シート材分離装置
210 静電吸着ユニット
211 静電吸着ベルト
212,213 ローラ
214 帯電ローラ
220 駆動装置
221 支持アーム
222 駆動軸
223 支持軸
300 シート材分離装置
310 静電吸着ユニット
311 静電吸着ベルト
312,313 ローラ
314 帯電ローラ
320 駆動装置
321 支持アーム
322 駆動軸
323 支持軸
400 シート材分離装置
410 静電吸着ユニット
411 静電吸着ベルト
412,413 ローラ
414 帯電ローラ
420 駆動装置
500 シート材分離装置
510 静電吸着ユニット
511 静電吸着ベルト
512,513 ローラ
514 帯電ローラ
520 駆動装置
521 支持アーム
522 駆動軸
523 支持軸
530 送気口

Claims (10)

  1. 積載台上に積載されたシート材の上面に当接して最上位のシート材を給送する給送回転体を備えたシート材給送装置において、
    前記給送回転体の配置位置よりもシート材給送方向の上流側の位置に、最上位のシート材を静電吸着させる静電吸着部材を備えたシート材分離装置を備え
    前記積載台は、前記給送回転体の配置側が前記シート材給送方向の上流側よりも上方に位置するように傾斜しており、
    前記シート材分離装置は、前記静電吸着部材を、前記積載台上に積載されたシート材の最上位のシート材に当接する位置から上方に移動させる駆動装置を備え、
    前記駆動装置は、水平且つ前記シート材の給送方向と垂直に配置された支持軸を中心として前記静電吸着部材を揺動可能に支持するとともに、該支持位置を、前記静電吸着部材の重心位置としてなる
    ことを特徴とするシート材給送装置。
  2. 記静電吸着部材が、交番電界を帯びた静電ベルトユニットを備え、該静電ベルトユニットによる前記シート材給送方向と、前記給送回転体による前記シート材給送方向とが一致する状態までは、前記支持軸により前記静電吸着部材を揺動可能としたことを特徴とする請求項1記載のシート材給送装装置。
  3. 前記静電吸着部材交番電界を帯びた静電ベルトユニットを備え、該静電ベルトユニットによる前記シート材の給送を、前記給送回転体への前記シート材の進入高さと同一高さとなる状態までは、前記支持軸により前記静電吸着部材を揺動可能としたことを特徴とする請求項1記載のシート材給送装装置。
  4. 前記駆動装置は、前記支持軸の揺動による前記静電吸着部材の上昇上限位置を、前記給送回転体への前記シート材の進入高さと同一高さにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載のシート材給送装置。
  5. 前記静電ベルトユニットは、2つの駆動ローラと、これらの駆動ローラに掛け渡された静電吸着ベルトとで構成され、
    前記駆動装置は、前記2つの駆動ローラの一方の駆動ローラを中心として他方の駆動ローラを弧状の軌跡に移動させる動作をなすことを特徴とする請求項2乃至のいずれかに記載のシート材給送装置。
  6. 前記駆動装置は、前記静電ベルトユニットの上昇駆動を今回の印字動作終了した後に停止させ、次の印刷動作の開始前に配置された最上位のシート材上の待機位置に前記静電吸着ベルトを配置することを特徴とする請求項5に記載のシート材給送装置。
  7. 前記支持軸を、給送しようとするシート材のサイズにあわせた長さのものに変更して用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のシート材給送装置。
  8. 積載されたシート材の上層部の側面から、前記給送回転体と前記静電吸着部材との間一送風する送気装置を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のシート材給送装置。
  9. 前記シート材分離装置を他の装置や他の部材と別部材として構成し、かつ取り付け取り外し可能に構成してなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載のシート材送球装置。
  10. 求項1乃至9のいずれか記載のシート材給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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