JP2006044911A - 排紙収納装置 - Google Patents

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達郎 渡辺
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Abstract

【課題】 薄い用紙や湾曲した用紙を用いた場合であっても用紙を安定して高速搬送することが可能な排紙収納装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置2の排紙口に連結され、前記排紙口より排出される用紙26を積載する複数のビントレイ7を有するビントレイユニット8を具備する排紙収納装置1において、用紙26を吸着しつつビントレイユニット8に向けて搬送する吸着搬送手段10,15の近傍であって用紙搬送面14,18から所定距離A離間した位置に、用紙26の搬送を補助する搬送補助部材24,27をそれぞれ設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に接続される排紙収納装置に関し、詳しくは排紙収納装置の用紙搬送機構に関する。
従来、印刷装置や複写機等の画像形成装置には、これらより排出される画像形成済みの用紙を収納する排紙収納装置が付設される。この排紙収納装置としては、用紙を複数のビントレイに分配して収納するビントレイユニットと、用紙を積載する単一の排紙トレイとを併設し、仕分け(ソート)モード時にはビントレイユニットに、非仕分け(ノンソート)モード時には排紙トレイにそれぞれ用紙を搬送するように構成されている。
このような排紙収納装置として、電子写真複写機のように転写後の画像を熱によって短時間で定着できるものは画像形成装置から排出された用紙をローラ対によって挟持搬送することが可能である。しかし孔版印刷装置のようにインキを自然乾燥させて画像定着を行うものは画像が定着するまでの時間が長く、画像形成装置から排出された用紙をローラ対によって挟持搬送すると未定着の画像がローラ対によって擦られ、画像に乱れが発生してしまう。このため孔版印刷用の排紙収納装置では、用紙の非画像面をエアにより吸引して高摩擦抵抗部材からなる搬送ベルトに吸着させつつ搬送を行っている。このような排紙収納装置が、例えば「特許文献1」あるいは「特許文献2」に開示されている。
特開平11−314834号公報 特開2000−264535号公報
しかし上述の技術では、薄い用紙や湾曲した用紙を高速で搬送させることが難しく、図5に示すように画像形成装置の用紙搬送部材から排出された用紙の先端が排紙収納装置の吸着搬送部材によって完全に吸着されず、浮いたりめくれ上がったりしてしまい安定した用紙の搬送状態を確保することが困難となってしまうという問題点がある。このように浮いたりめくれ上がったりした用紙の先端は用紙全体のめくれ上がりへと発展し、このような場合には用紙搬送ジャムが発生してしまう。
本発明は上述した問題点を解決し、薄い用紙や湾曲した用紙を用いた場合であっても用紙を安定して高速搬送することが可能な排紙収納装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の排紙口に連結され、前記排紙口より排出される用紙を積載する複数のビントレイを有するビントレイユニットを具備する排紙収納装置において、前記用紙を吸着しつつ前記ビントレイユニットに向けて搬送する吸着搬送手段を有し、前記吸着搬送手段の近傍であって前記用紙の搬送面から所定距離離間した位置に、前記用紙の搬送を補助する搬送補助部材を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙収納装置において、さらに前記搬送補助部材は前記用紙の両側縁部と対応する位置に配設されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の排紙収納装置において、さらに前記所定距離は2〜10mmであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のうちの何れか1つに記載の排紙収納装置において、さらに前記搬送補助部材はワイヤであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の排紙収納装置において、さらに前記搬送補助部材はその表面を低摩擦抵抗部材によって被覆されていることを特徴とする。
本発明によれば、吸着搬送手段の近傍であって用紙の両側縁部と対応する位置に搬送補助部材が配設されているので、搬送される用紙は搬送補助部材によってその先端部の浮きを抑えられ、薄い用紙や湾曲した用紙を用いた場合であっても用紙先端の浮き及びめくれを防止して安定した高速搬送を行うことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を採用した排紙収納装置を示している。この排紙収納装置1は、互いに同一のフロア上に配置された画像形成装置としての孔版印刷装置2に接続される。排紙収納装置1は、接続時において装置本体3の用紙受け入れ口が孔版印刷装置2の排紙口に対して位置合わせされる。
装置本体3は、その下部にノンソート部4を、その上部にソート部5を有しており、ノンソート部4には用紙を積載する1つの排紙トレイ6が、ソート部5には用紙を積載する複数のビントレイ7を有するビントレイユニット8がそれぞれ配設されている。
ノンソート部4の排紙トレイ6の上方に位置する部位には、用紙切換搬送手段9と吸着搬送手段としての水平搬送手段10とが配設されている。用紙切換搬送手段9はコンベヤ部材であり、孔版印刷装置2の排紙搬送手段11から搬送された用紙を下流側へと搬送する。用紙切換搬送手段9は、図示しない切換手段によって図1に示す実線で示すソート位置と二点鎖線で示すノンソート位置とを選択的に占め、切換搬送手段9がソート位置を占めたときには孔版印刷装置2から送られた用紙は水平搬送手段10へと送られ、切換搬送手段9がノンソート位置を占めたときには孔版印刷装置2から送られた用紙は排紙トレイ6へと送られる。
水平搬送手段10は、それぞれ細切れローラからなる駆動ローラ及び従動ローラ、高摩擦抵抗部材からなる複数の無端ベルト12、吸引ファン13等を有しており、吸引ファン13の吸引力によってその用紙搬送面14に用紙を吸引しつつ左方へと搬送する。
ソート部5の左端部には、吸着搬送手段としての垂直搬送手段15が配設されている。垂直搬送手段15は、それぞれ細切れローラからなる駆動ローラ及び従動ローラ、高摩擦抵抗部材からなる複数の無端ベルト16、吸引ファン17等を有しており、吸引ファン17の吸引力によってその用紙搬送面18に用紙を吸引しつつ上方へと搬送する。水平搬送手段10と垂直搬送手段15との間には、用紙を良好に受け渡すためのターンガイド板19が配設されている。
垂直搬送手段15の右方にはリードカムユニット20が配設されている。リードカムユニット20はソート部5に上下動自在に配設されており、図示しない駆動手段によって上下動される。リードカムユニット20には案内爪21及びリードカム22が配設されている。案内爪21はリードカムユニット20に揺動自在に支持されており、図示しない揺動手段の作動により図1に実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とを選択的に占める。リードカム22はリードカムユニット20に回転自在に支持されており、図示しない駆動手段の作動により回転駆動される。リードカム22にはビントレイ7の一端に取り付けられたカムフォロア23が係合可能なカム溝が形成されており、図示しない駆動手段の作動によってリードカム22が回転駆動されることにより、各ビントレイ7間に形成された隙間のうち特定の1箇所が開放されて用紙の進入が容易化される。
水平搬送手段10の上方であって用紙搬送面14よりも所定距離離間した位置には搬送補助部材としてのワイヤ24が配設されている。ワイヤ24はノンソート部4に設けられた2個のステー25にその両端を固定されており、図2において符号26で示す用紙の両側縁部と対応する位置に2本配置されている。
垂直搬送手段15の右方であって用紙搬送面18よりも所定距離離間した位置には搬送補助部材としてのワイヤ27が配設されている。用紙26の両側縁部と対応する位置に配置された2本のワイヤ27は、案内爪21の下面に固着されたブラケット28に各一端をそれぞれ取り付けられており、各他端はソート部5の最下部右方に一端を固着された2本の引張ばね29の他端にそれぞれ係合されている。またソート部5の最下部であって垂直搬送手段15の近傍に位置する部位には2個のワイヤプーリ30がそれぞれ回転自在に配設されており、各ワイヤプーリ30にはそれぞれワイヤ27が掛けられている。
上述の構成により、孔版印刷装置2より排出され排紙収納装置1へと受け渡された用紙26は、用紙切換搬送手段9がソート位置を占めているときに水平搬送手段10及び垂直搬送手段15を介してビントレイユニット8に送られて収納される。このとき、水平搬送手段10及び垂直搬送手段15の近傍であって用紙26の両側縁部と対応する位置にそれぞれワイヤ24及びワイヤ27が配設されているので、搬送される用紙26は各ワイヤ24,27によってその先端部の浮きを抑えられ、用紙26として薄い用紙や湾曲した用紙を用いた場合であっても用紙26先端の浮き及びめくれを防止して安定した高速搬送を行うことが可能となる。
また、各ワイヤ27の他端が伸縮自在な引張ばね29の他端にそれぞれ取り付けられているので、リードカムユニット20の上下動に応じて各ワイヤ27が常に張った状態で伸縮され、垂直搬送手段15を搬送される用紙26の搬送を常時補助することができる。
図4は、各ワイヤ24,27と各用紙搬送面14,18との間隔である所定距離Aを示している。本発明者は所定距離Aを変化させて用紙26の搬送性を確かめる実験を行った。実験は、用紙として45kg紙の中性紙を用い、用紙搬送速度を120枚/分に設定した。この結果、所定距離Aを2mm未満とした場合には各ワイヤ24,27と用紙26上の画像とが擦れることにより発生する擦れ汚れが目立ち始め、所定距離Aが10mmを超えると用紙26の先端がめくれ上がる事象が生じ、これが用紙全体のめくれ上がりに発展して用紙搬送ジャムが発生した。このことより所定距離Aは、2mm〜10mmの範囲に設定される。
上記実施形態の変形例として、各ワイヤ24,27の表面をナイロン樹脂やフッ素樹脂等の低摩擦抵抗部材によって被覆することにより、用紙26の先端が各ワイヤ24,27表面の凹凸に引っ掛かることが防止され、用紙搬送の安定性をより一層向上させることができる。
上記実施形態では搬送補助部材としてワイヤ24,27を用いた例を示したが、搬送補助部材としてはこれに限られず、例えばナイロン製の糸(釣り糸)やピアノ線等の鋼線を用いてもよい。しかしナイロン製の糸を用いた場合には耐久性が低下することが懸念されるため、ワイヤあるいは鋼線を用いる方が望ましい。
本発明の一実施形態を採用した排紙収納装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる水平搬送手段に対応した搬送補助部材を説明するための概略斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる垂直搬送手段に対応した搬送補助部材を説明するための概略斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる各搬送補助部材と用紙搬送面との間の所定距離を説明するための概略図である。 従来の排紙収納装置における問題点を説明するための概略斜視図である。
符号の説明
1 排紙収納装置
2 画像形成装置(孔版印刷装置)
7 ビントレイ
8 ビントレイユニット
10 吸着搬送手段(水平搬送手段)
14,18 用紙の搬送面
15 吸着搬送手段(垂直搬送手段)
24,27 搬送補助部材(ワイヤ)
26 用紙
A 所定距離

Claims (5)

  1. 画像形成装置の排紙口に連結され、前記排紙口より排出される用紙を積載する複数のビントレイを有するビントレイユニットを具備する排紙収納装置において、
    前記用紙を吸着しつつ前記ビントレイユニットに向けて搬送する吸着搬送手段を有し、前記吸着搬送手段の近傍であって前記用紙の搬送面から所定距離離間した位置に、前記用紙の搬送を補助する搬送補助部材を有することを特徴とする排紙収納装置。
  2. 請求項1記載の排紙収納装置において、
    前記搬送補助部材は前記用紙の両側縁部と対応する位置に配設されていることを特徴とする排紙収納装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の排紙収納装置において、
    前記所定距離は2〜10mmであることを特徴とする排紙収納装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちの何れか1つに記載の排紙収納装置において、
    前記搬送補助部材はワイヤであることを特徴とする排紙収納装置。
  5. 請求項4記載の排紙収納装置において、
    前記搬送補助部材はその表面を低摩擦抵抗部材によって被覆されていることを特徴とする排紙収納装置。
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