JPH10120214A - シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

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JPH10120214A
JPH10120214A JP8273816A JP27381696A JPH10120214A JP H10120214 A JPH10120214 A JP H10120214A JP 8273816 A JP8273816 A JP 8273816A JP 27381696 A JP27381696 A JP 27381696A JP H10120214 A JPH10120214 A JP H10120214A
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sheet
nozzle
feeding device
air
sheet feeding
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JP8273816A
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Naoki Okuda
直樹 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアを利用したシート給送装置において、シー
トの先端部がカールしていた場合であっても、安定した
シートの給送を行う。 【解決手段】ノズル25を、その先端が、常に、浮上前
の最上位のシートS1の先端縁Pに向くようにして揺動
させる。ノズル25をA位置とB位置との間で移動させ
ることができ、シート先端部のカールに合わせて、ノズ
ル25の向きを変えることができる。これにより、カー
ルしたシートSも良好に浮上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ等に使用されるシート給送装置に関し、
詳しくは、エアの吸引力を利用して、シートトレイ上に
積載されたシート束からシートを1枚ずつ分離搬送する
シート給送装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザービームプリンタ
等の画像形成装置に使用されるシート給送装置は、シー
トトレイ上に積載されたシートを下流側に搬送するに際
し、給送ローラの回転によって給紙ローラとシートとの
間に作用する摩擦力を利用して搬送するローラ給送装置
が一般的である。このローラ給送装置は、ローラ表面が
ゴム等の弾性体で構成され、かつその性能がローラ表面
の摩擦係数によるところが大きい。したがって、ローラ
の材質の経時変化、紙粉の付着等によるローラ表面の摩
擦係数の変化によって給送性能が不安定となったり、各
種の表面性の違うシートに対応しきれなかったりすると
いう問題点があった。
【0003】そこで、上述の問題点に鑑みて、エアの吸
引力を利用してシートを吸着、搬送するシート給送装置
が提案されている。その代表的な例を、図11に示す。
【0004】同図に示すシート給送装置は、昇降機構を
備え、シートSを積載したシートトレイ101の上方に
は、シート搬送部102が配置されている。シート搬送
部102は、吸引用開口103を有するシート吸着部1
04、複数の吸引孔105を有する搬送ベルト106、
吸引用開口103及び吸引孔105を通してエアを吸着
するブロワ107により構成されている。シートSの先
端部(同図の左側)近傍には、シートSを浮上させるべ
く矢印A方向にエアを噴出させるノズル108、2枚目
以降のシートSにエアを吹き付けてシートを1枚だけ分
離すべく矢印B方向にエアを噴出するノズル109が設
けられている。これらノズル108、109には、ブロ
ワ110によってエアが供給される。また、シートSの
後端部(同図の右側)上部には、シートトレイ101に
積載されたシートのうちの最上位のシートS1を所定の
高さ(以下適宜「給送位置」という)に設定するための
紙面検知センサレバー114がスプリング113によっ
て上方から最上位のシートS1に当接されており、紙面
検知センサレバー114の変位をフォトセンサ115に
よって検知している。
【0005】上述構成のシート給送装置は、以下のよう
に動作する。まず、ノズル108からブロワ110の作
用によりエアを噴出させてシートトレイ101上のシー
トSを数枚浮上させる。そしてブロワ107の作用によ
り最上位(1枚目)のシートS1を搬送ベルト106表
面に吸着させる。次に、搬送ベルト106をモータ11
1により矢印C方向に駆動し、シートSを下流側に搬送
する。このとき、ノズル109によりシートSの先端部
にエアを吹き付け、重送されてきた2枚目以降のシート
S(S2、S3、…)を吹き戻して分離し、最上位のシ
ートS1を1枚だけ、下流側の搬送ローラ対112まで
搬送する。この動作を数回繰り返すと、最上位のシート
S1の高さが給送位置Mよりも低くなり、紙面検知セン
サレバー114が下がってフォトセンサ115によって
検知され、シートトレイ101の昇降機構によりシート
Sが押し上げられる。そして、紙面検知センサレバー1
14が所定の高さまで上昇すると、フォトセンサ115
により検知されて昇降機構は停止するようになってい
る。
【0006】また、図12に示すように、基端側の軸1
16aを中心として上下方向に揺動自在なノズル116
を配置し、シートSの先端部に対するエアの吹き付け角
度を扇形の角度α内で変更できるようにしたものが知ら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では以下のような問題があった。
【0008】図11に示す、ノズル108、109が固
定されたものは、シートSの先端部のカール向きやカー
ルの程度によって、シートSの搬送性能が変化してしま
う。すなわち、下向きにカールしたもの(以下「下カー
ル」という)に対しては、十分に浮上させることができ
ないで、給送を行えないことがあり、逆に、上向きにカ
ールしたもの(以下「上カール」という)に対しては、
複数枚のシートSが搬送ベルト106にまで浮上させて
しまい、重送を起こしてしまうことがあった。
【0009】一方、図12に示すノズル116が可動の
ものは、シートSの先端部のカールが小さい場合には、
それなりの効果があった。しかし、カールが大きい場合
には、そのカールに合わせてエアを吹き付けようとする
と、揺動中心が基端側(エアが噴出される先端側と反対
側)にあるため、シートSの先端に対してエアが当たる
位置がA1〜A2へと大きく変化することがあった。こ
こで、例えば、上カールが大きく、それに合わせてエア
を吹き付けようとすると、A2の位置にエアがあたるよ
うな場合、A2より上のシートSの枚数が多すぎたり、
最上位のシートS1にエアが十分に行き渡らなかったり
して、最上位のシートを含む上部のシートSの浮上が不
十分となり、シート給送不良が発生することがあった。
【0010】そこで、本発明は、先端部がカールしたシ
ートであっても確実に搬送することができるシート給送
装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、複数枚のシートを積載し得るシート積載手段と、該
シート積載手段上の複数枚のシートのうちの最上位のシ
ートを所定の給送位置に保持するシート高さ調整手段
と、前記給送位置に配置された最上位のシートを含む上
部のシートの先端によって形成されるシート先端面に対
して、シート搬送方向下流側からエアを吹き付けて前記
上部のシートを上昇させるシート浮上手段と、浮上され
た最上位のシートを吸着させつつ搬送するシート搬送手
段と、を備えるシート給送装置において、前記シート浮
上手段は、前記先端面に対してエアを吹き付ける移動可
能なノズルと、前記先端面おける前記ノズルからのエア
の到達点を位置変化させることなく前記ノズルを上下方
向に揺動させる移動手段と、前記ノズルに対してエアを
供給するブロワと、該ブロワと前記ノズルとを連結する
可変ダクトと、を備える、ことを特徴とする。
【0012】請求項2に係る本発明は、前記エアの到達
点を、前記最上位のシートの先端が位置する前記先端面
の最上縁に設定する、ことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明において、前記移動
手段は、延長上に前記エアの到達点を有するとともに前
記シート積載手段上のシートの幅方向の外側に配設され
た揺動支軸を備える、ことを特徴とする。
【0014】請求項4に係る本発明において、前記移動
手段は、前記ノズルを前記先端面に対して、斜め上方か
ら斜め下方に揺動させる、ことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る本発明は、前記シート浮上
手段によって前記最上位のシートが所定位置まで浮上さ
れたことを検知する浮上検知手段を備える、ことを特徴
とする。
【0016】請求項6に係る本発明は、前記浮上検知手
段が前記最上位のシートを検知したときに、前記移動手
段による前記ノズルの揺動を停止させる第1の制御手段
を備える、ことを特徴とする。
【0017】請求項7に係る本発明は、前記ノズルの揺
動後、該ノズルのエアの吹き出しを停止させる第2の制
御手段を備える、ことを特徴とする。
【0018】請求項8に係る本発明は、前記ノズルの揺
動後、前記移動手段を介して前記ノズルの向きを水平に
戻し、その後最上位のシートを搬送する第3の制御手段
を備える、ことを特徴とする。
【0019】請求項9に係る本発明は、前記シートを1
枚搬送するごとに、前記ノズルのエアを吹き出しながら
の揺動を少なくとも1回行う第4の制御手段を備える、
ことを特徴とする。
【0020】請求項10に係る本発明は、前記浮上検知
手段がシートを検知したときの前記ノズルの位置を記憶
する記憶手段と、前記シートを複数枚搬送した際少なく
とも2枚以上連続で前記ノズルの同位置で前記浮上検知
手段がシートを検知できた場合、前記ノズルの揺動開始
位置を前記同位置、又はこれよりわずかに上方の位置に
設定する第5の制御手段を備える、ことを特徴とする。
【0021】請求項11に係る本発明は、前記第5の制
御手段による前記設定及びその解除を、装置本体側から
手動によって行う、ことを特徴とする。
【0022】請求項12に係る本発明は、前記シート搬
送手段が、吸引孔を有する搬送ベルトと、前記吸引孔を
介して前記最上位のシートを前記搬送ベルトに吸着させ
るエア吸引手段と、備える、ことを特徴とする。
【0023】請求項13に係る本発明は、前記搬送ベル
トのシート吸着面に凹凸を形成するためのリブを有す
る、ことを特徴とする。
【0024】請求項14に係る本発明は、前記浮上検知
手段が、前記搬送ベルトに前記シートが吸着されたこと
を検知する手段と兼用されている、ことを特徴とする。
【0025】請求項15に係る本発明は、前記シート搬
送手段が、前記最上位のシートを吸着させる静電吸着ベ
ルトを備える、ことを特徴とする。
【0026】請求項16に係る本発明は、前記静電吸着
ベルトの前記シート吸着面に凹凸部を形成するためのリ
ブを有する、ことを特徴とする。
【0027】請求項17に係る本発明は、前記浮上検知
手段が、前記静電吸着ベルトに前記シートが吸着された
ことを検知する手段と兼用されている、ことを特徴とす
る。
【0028】請求項18に係る本発明(画像形成装置)
は、シートに画像を形成する画像形成部と、該画像形成
部に対してシートを供給する請求項1ないし請求項17
のいずれか記載のシート給送装置と、画像形成後のシー
トを排出するシート排出装置と、を備える、ことを特徴
とする。
【0029】〔作用〕請求項1ないし請求項3の発明に
よると、積載されたシート束の上部数枚に常に確実にエ
アがあたるようにノズルを向けることができ、シートを
確実に浮上させることができる。また、ノズルを揺動さ
せることは、先端が上カールのシートには、上方から向
かうエアで、また先端が下カールのシートには、下方か
ら向かうエアによって、シートを確実に浮上させること
ができる。
【0030】請求項4の発明によると、上からのエアで
先端が上向きのカールシートを浮上させることができ、
下からのエアにより下向きのカールシートも浮上させる
ことができる。
【0031】請求項5ないし請求項7の発明によると、
シートが浮上した後に必要以上にエアを下から吹き付け
ることで浮上したシートが複数枚搬送ベルトに押し付け
られるのを防止する。また、よけいにノズルを揺動させ
ないので給紙時間の短縮が図れる。
【0032】請求項8の発明によると、シートの浮上状
態を安定させることができる。
【0033】請求項9の発明によると、連続した安定給
紙が行える。
【0034】請求項10の発明によると、これはほとん
ど同じカール状態のシートが連続した際にノズルの揺動
量を最小限に押え、シート給送までの時間を短縮するこ
とができる。
【0035】請求項11の発明によると、複雑なカール
をしているものがうまく給紙できないときなどにユーザ
ーが判断して、時間をかけても安定的な浮上のためのノ
ズルの制御を選択できることになる。
【0036】請求項12ないし請求項17の発明による
と、浮上させたシートを確実に給送することができる。
なお、請求項13及び請求項16のように吸着面に凹凸
をもたせるときは、2枚以上シートを吸着した際に2枚
目のシートを分離し易くなる。
【0037】請求項18の画像形成装置によると、画像
形成部に対して、シート給送装置から搬送不良のないシ
ートを給送することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1〜図6は、本発明に係るシート給
送装置の実施の形態1を示すものである。このうち、図
6は、本発明に係るシート給送装置を備えた画像形成装
置(なお、画像形成装置も本発明に係るものである)の
概略構成を示すものである。
【0039】まず、図1の、シート給送装置の実施の形
態1の構成を示す、シート搬送方向の縦断面図参照し
て、シート給送装置の概略について説明する。
【0040】同図に示すシート給送装置は、複数枚のシ
ートSを積載し得るシート積載手段10と、シート積載
手段10上の複数枚のシートSのうちの最上位のシート
S1を所定の給送位置Mに保持するシート高さ調整手段
11と、給送位置Mに配置された最上位のシートS1を
含む上部のシートSの先端によって形成されるシート先
端面Saに対して、シート搬送方向下流側からエアを吹
き付けて上部のシートSを上昇させるシート浮上手段1
2と、浮上された最上位のシートSを吸着させつつ搬送
するシート搬送手段13とを備えている。
【0041】つづいて、シート積載手段10から順に詳
述する。
【0042】シート積載手段10は、シートSを積載す
るとともに装置本体(不図示)によって昇降自在に支持
されたシートトレイ14と、シートトレイ14上のシー
トSの先端縁、後端縁、及び左右の側端縁をそれぞれガ
イドする先端ガイド15、後端ガイド16、及び左右の
側端ガイド(不図示)を備えている。
【0043】シート高さ調整手段11は、シートSの後
端部上方に配置されて最上位のシートS1の高さを検知
するシート高さ検知手段17と、シートトレイ14を昇
降させる昇降機構18とを備えている。シート高さ検知
手段17は、最上位のシートS1に上方から当接する昇
降自在なセンサレバー19と、センサレバー19を最上
位のシートS1に押圧する圧縮ばね20と、センサレバ
ー19を検知することで最上位のシートS1が給送位置
Mに配置されたことを検知するセンサ21とを備えてい
る。一方、昇降機構18は、シートトレイ14の支持部
14aに縦方向に固定されたラック22と、ラック22
に噛合するとともに正逆回転可能なモータ23によって
回転駆動されるピニオン24とを備えている。このモー
タ23は、センサ21の出力信号に基づいて、制御手段
(不図示)によってオン/オフされる。図1において、
モータ23が時計回りに回転すると、シート積載トレイ
14は下方に移動し、モータ31が反時計回りに回転す
ると、シート積載トレイ14は上方に移動するようにな
っている。
【0044】シート浮上手段12は、移動可能なノズル
25と、固定的に配置されたノズル26とを備えてい
る。ノズル25は、シート積載トレイ14上に積載され
た複数のシートSのうちの上部の数枚のシートSを浮上
させるためのエアを噴出させるノズルであり、他方のノ
ズル26は、最上位(1枚目)のシートS1を1枚だけ
次(2枚目)のシートS2以降のシートSから分離する
ためのエアを噴出するノズルである。各ノズル25、2
6はエア噴出用のブロワ27に接続されている。ノズル
25及びノズル26からのエアの噴出は、それぞれバル
ブ28及びバルブ29が同図中の実線の位置に配置され
たときにオンされ、点線の位置に配置されたときにオフ
されるようになっている。また、ノズル25とブロワ2
7の間は、長さ及び向きを自由に変更することができる
パイプ(可変ダクト)30で接続されている。
【0045】ノズル25は、図2の斜視図に示すよう
に、移動手段31によって移動される。移動手段31
は、出力軸の回転角度を制御できるモータ32と、モー
タ32の出力軸に接続された揺動支軸33と、これに連
結されたコ字形のアーム34と、モータ32と反対側で
アーム34に接続された揺動支軸35とを備えている。
本実施の形態では、3個のノズル25がシートSの幅方
向に沿って、幅方向の中心から振り分けるようにして等
間隔でアーム34に固定されている。上述の2本の揺動
支軸33、35は、シートSの幅L1 よりも外側に幅L
2 をもって同軸上に配置されており、これらの軸の延長
上に、ノズル25からのエアの到達点、すなわち、シー
トトレイ14上のシートSの先端面Saの最上縁(最上
位のシートS1の先端縁)Pが配置されるように構成さ
れている。したがって、モータ32を矢印D方向に正逆
転させると、アーム34は揺動支軸33、35を中心と
して、つまり最上位のシートS1の先端縁Pを中心とし
て上下方向に揺動し(図1の実線A、点線B参照)、こ
れに伴って、ノズル25は、その先端を常に先端縁Pに
向けた状態で揺動するようになっている。
【0046】シート搬送手段13は、図1に示すよう
に、シートトレイ14に積載されたシートSの下流側の
上方に配設されている。シート搬送手段13は、最上位
のシートS1を吸引するシート吸引手段36と、多数の
吸引孔37aを有するシート搬送ベルト37とを備えて
いる。シート吸引手段36は、シートSに対面する搬送
用開口38aを有するシート吸着部38と、シート搬送
ベルト37の吸引孔37a及び搬送用開口38aを介し
てエアを吸引するブロワ39と、シート吸引部38とブ
ロワ39との間に配設されたバルブ40とを備えてい
る。一方、シート搬送ベルト37は、モータ41によっ
て矢印R42方向に回転駆動される駆動プーリ42と従
動プーリ43との間に無端状に掛け渡されており、その
全周にわたって上述の多数の吸引孔37aが穿設されて
いる。なお、図1では多数の吸引孔37aのうちの一部
を図示している。
【0047】上述の駆動プーリ42の近傍には、シート
搬送ベルト37表面にシートSが吸着されると軸44a
を中心にして矢印R44方向に揺動する検知レバー44
と、検知レバー44の移動を検知して、シートSがシー
ト搬送ベルト37に吸着されたことを検知するセンサ
(不図示)から構成される吸着検知手段(浮上検知手
段)が配設されている。
【0048】シート吸着手段36によってシート搬送ベ
ルト37表面に吸着され、シート搬送ベルト37の矢印
K37方向の走行によって、最上位のシートS1は、矢
印E方向に搬送され、下流側の搬送ローラ対45によっ
て、後述の画像形成装置の画像形成部に供給される。
【0049】なお、上述のセンサ21、モータ23、3
2、41、バルブ28、29、40等は、それぞれ制御
手段としてのCPU(不図示)に接続されてそれぞれ適
宜な制御が行われるものとする。
【0050】次に、上述構成のシート給送装置の動作を
説明する。
【0051】まず、複数枚のシートSを積載したシート
トレイ14が、最上位のシートS1が所定の高さ(給送
位置)Mになるまでモータ23の駆動によって上昇す
る。
【0052】CPUは、最上位のシートS1のレベル位
置をセンサレバー19の動きで検知するセンサ21から
の検知信号が入力すると、モータ23の駆動を停止す
る。このCPUの制御動作は、シートSが給送されるご
とに行われる。
【0053】以下、図3のフローチャートに沿って説明
する。
【0054】まず、ノズル25を図1のA位置に移動さ
せる(S11)。その後、ブロワ27を起動し、エアを
ノズル25、26から吹き出させる。さらに、ブロワ3
9を起動し、シート搬送ベルト37の吸引孔37aから
エアを吸引するようにする(S12)。モータ32を起
動し、ノズル25をA位置からB位置方向へ、エアを吹
き出しながら移動させる(S13)。
【0055】シートSの先端部の形状によって、図4の
ようにシートSの先端部が上カールしているときは、ノ
ズル25がA位置に近い位置でシートSが浮上を開始
し、図5(a)のように下にカールしている場合は、図
5(a)のノズル25がA位置ではシートSは浮上しな
いが、同図(b)のノズル25がB位置に揺動するとシ
ートSが浮上する。浮上したシートSは先の吸引孔37
aから吸引されているエアによってシート搬送ベルト3
7表面に吸着される。これにより、検知レバー44が矢
印R44方向へ移動し、センサによってその動きが検知
され、シートSがシート吸着ベルト37表面に吸着した
ことを検知できる(S14)。
【0056】シートSの吸着が検知されると、ノズル2
5の第1の制御手段(不図示)により揺動は停止され
(S15)、モータ41を起動し、ベルト37を矢印K
37方向に走行させてシートSを給送する(S16)。
シートSが下流側の搬送ローラ対45に挟まれ、画像形
成装置に送られる。上述の動作を、各シートSの給送時
に繰り返す。
【0057】以上のようにノズル25をシートSに対
し、同じ位置Pに向かって向け、エアを噴出すること
で、シートSの先端部が上カール又は下カールした状態
であっても、良好に浮上させることができ、したがっ
て、安定した給送を行うことができる。
【0058】また、ノズル25の揺動支軸33、35を
シート幅L1 よりも外側に設けたので、シートSの給送
の妨げになることを防止することができ、装置構成の自
由度が増す。
【0059】ノズル25を最初からB位置でエアを吹き
出すと多数のシートを一度に吹き上げてしまうおそれが
あるが、本実施の形態では、前述のように、A位置から
B位置へ徐々に移動させるので1枚ずつ浮上させること
のできる位置にノズル25を移動させられる。また、ノ
ズル25を、シートSの吸着検知位置で停止させない場
合は、ノズル25及びノズル26からの風量を調整し、
複数枚のシートSがベルト37に吸着しないようにしな
ければならないが、本実施の形態のようにノズル25の
揺動を吸着検知位置で停止させる場合には、複数のシー
トSが不必要に吹き上げられるのを防止できるので安定
した給送を行える。
【0060】もちろん、吸着検知手段は、シートSのシ
ート搬送ベルト37への吸着を検知するものに代えて、
シートSの浮上を検知する手段であってもよい。
【0061】さらに、本実施の形態では、図3のフロー
チャートでのS15においてノズル25の揺動を停止し
たが、第2の制御手段(不図示)によってノズル25か
らのエアをバルブ28によって停止するようにしても同
様の効果が得られる。
【0062】また、ノズル26からのエア流を助けるよ
うに、シートSの浮上検知の後に、第3の制御手段(不
図示)によりノズル25を水平に向けても同様の効果を
得られる。
【0063】前述の浮上検知手段がない場合でも、シー
ト搬送ベルト37に対するシートSの吸着に基づくシー
ト吸着部38の内部の静圧を測定し、吸着を検知して同
様の動作を行っても同じ効果が得られる。さらに、吸着
検知を行わずに、第4の制御手段により、必ずノズル2
5の揺動を1回行った後、シート給送を行えば、シート
Sが1枚、シート搬送ベルト37に吸着するので、その
後シートSを給送するようにしてもよい。 〈実施の形態2〉図7、図8、図9は本発明の第2の実
施の形態を示す図である。
【0064】図7は、シート給送装置の、シート搬送方
向に沿った縦断面図、、図8は図7のI−I線矢視図。
図9は動作を示すフローチャートである。
【0065】シート浮上手段12のノズル50は、その
先端を、浮上前の最上位のシートSの先端縁Pに向けた
ままで揺動できるように取り付けられており、ブロワ5
1のエアの吹き出し口となっている。一方、ノズル52
はブロワ53からのエアをシート吸着部38に向けて吹
き出す。シート吸着部38の吸引口38aには、リブ
(凹凸部)54が設けてあり、シート搬送ベルト37表
面に吸着されたシートSが波打つようにしてある。他の
構成については、前述の実施の形態1と同様である。
【0066】実施の形態2の動作は以下のとおりであ
る。
【0067】まず、シートトレイ14を所定位置まで上
昇させる(実施の形態1と同様)。シートSの給送によ
りシートトレイ14が大きく変位したときや、他の給紙
手段を選んだ後や長時間装置が停止していたときには、
記憶装置(不図示)にノズル50の揺動開始位置をA位
置から始めるように記憶させておく。
【0068】以下は、図9のフローチャートに沿って説
明する。
【0069】ノズル50を先の記憶装置に記憶してある
位置に移動する(S21)。ブロワ39、51、53を
起動する(S22)。ノズル50をA位置からB位置に
向けて少しずつ移動させる(S23)。検知レバー44
の動きによって吸着検知手段がシートSの浮上を検知し
たとき(S24)、ノズル50の揺動を停止する(S2
5)。この停止位置が1枚前のシートS1を給送したと
きと同じならば先の記憶装置に今回停止した位置よりわ
ずかにA位置に近い位置より次のノズルの揺動を開始す
るように第5の制御装置によりセットする。
【0070】また、今回の停止位置が前回と異なるとき
は、次回のノズル50の揺動開始をA位置にするように
記憶装置にセットする(S26、S27)。
【0071】浮上したシートSは、搬送ベルト37に、
実施の形態1と同様に吸着する。シート反すベルト37
の吸着面には、図8のようにリブ54が配してあるので
最上位(1枚目)のシートS1はシート吸着部38の吸
着口38aや吸着孔37aへ吸着されるが、2枚目のシ
ートS2は、リブ54により吸着されない部分H(図8
参照)ができ、そこへノズル52からのエアが送り込ま
れ、1枚目野シートS1と2枚目のシートS2の間を分
離することができ1枚になったシートS1を、実施の形
態1と同様に給送することができる(S28)。
【0072】このようにすることでノズル50の揺動量
を最小限にすることができるので、シート給送までの時
間を短縮することができる。
【0073】本実施の形態2は、大容量(シート積載枚
数が多い)のシート給紙装置だけでなく、通常のシート
給紙装置、両面複写用などの中間トレイ、自動原稿送り
装置などに使用できることはもちろんである。
【0074】さらに、画像形成装置(後述の図6参照)
の操作部からのユーザーの指示により、先のノズル50
の揺動開始位置を変化させることを中止し、A位置から
のみの開始を指示できる制御手段を設けることにより、
シートSの先端部が複雑に曲がって浮上が決定できない
ようなシートSには時間がかかっても安定したシート搬
送を選択できるようにすることができる。 〈実施の形態3〉図10に示す実施の形態3では、シー
トSを搬送するベルトとして、静電吸着ベルト61を使
用している。静電吸着ベルト61はエアを用いず、帯電
器62で帯電させシートSを引きつけるようにしたもの
である。
【0075】下流側の帯電器63は、シートSが静電吸
着ベルト61から離れるように除電を行うようになって
いる。
【0076】動作は、ノズル25の移動と同時に、帯電
器62、63を動作させた後、静電吸着ベルト61を、
長さt以上回転させて停止させる。これによりtの範囲
には電荷がたまり、シートSを吸着することができるよ
うになる。その他の動作は実施の形態1と同様である。
【0077】このような構成とすることで、実施の形態
1の、吸引孔37aがシートによって急に塞がれるよう
な動作がなくなるため、シート吸着時に発生する騒音を
低減することができる。 〈実施の形態4〉図6に、本発明に係るシート給送装置
を備えた画像形成装置(複写機)の1例を示す。
【0078】画像形成装置の装置本体200には、原稿
載置台206、光源207、レンズ系208、シート給
送部209、画像形成部202等を備えている。シート
給送部202は、シートSを収容して装置本体200に
着脱自在なカセット210、211、及びペディスタル
212に配置されたデッキ(上述の実施の形態1〜3に
おけるシート積載手段に相当する)10を有し、このデ
ッキ10に、本発明に係るシート給送装置22が配置さ
れている。画像形成部202には、円筒状の電子写真感
光体(以下「感光ドラム」という)214が矢印方向に
回転可能に配置されている。感光ドラム214の周囲に
はその回転方向に沿ってほぼ順に、トナーを内蔵した現
像器215、転写用帯電器216、分離帯電器217、
クリーナ218、一次帯電器219等がそれぞれ配置さ
れている。画像形成部202の下流側には、矢印方向に
走行するベルト状の搬送装置220、定着装置204、
排出ローラ205等が配置されている。
【0079】次に、上述構成の画像形成装置の動作につ
いて説明する。
【0080】装置本体200側に設けられている制御装
置(不図示)からシート給送信号が出力されると、カセ
ット210、211、又はデッキ10からシートSが給
送される。一方、光源207から、原稿載置台2062
に載置されている原稿Dに照射された反射された反射光
は、レンズ系208を介して感光ドラム214に照射さ
れる。感光ドラム214は、あらかじめ一次帯電器21
9によって帯電されており、光が照射されることにより
静電潜像が形成され、ついで現像器215により静電潜
像にトナーが付着されてトナー像が形成される。
【0081】シート給送部209から給送されたシート
Sはレジストローラ201で斜行が補正され、さらに、
タイミングが合わされて画像形成部202へ送られる。
画像形成部202では、転写用帯電器216によって送
られてきたシートSに感光ドラム214のトナー像が転
写され、転写されたシートSは分離帯電器217によっ
て転写用帯電器216と逆極性に帯電されて感光ドラム
214から分離される。
【0082】そして、分離されたシートSは、搬送装置
220により定着装置204に搬送されて、定着装置2
04によりシートSに未定着トナー像が永久定着され
る。トナー像が定着されたシートSは排出ローラ205
により装置本体200から排出される。なお、トナー像
転写後の感光ドラム214は、シートSに転写されない
で表面に残ったいわゆる転写残トナーがクリーナ218
によって除去され、一次帯電器219による帯電から始
まる次の画像形成に供される。
【0083】このようにして、シート給送部209から
給送されたシートSは画像が形成されて排出される。
【0084】本発明係るシート給送装置22からは、上
述構成の画像形成装置の画像形成部202に対して、重
送等の搬送不良のないシートSが給送される。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
積載された複数のシートの上部数枚に常に確実にエアが
あたるようにノズルを向けることができ、シートを確実
に浮上させることができる。また、ノズルを揺動させる
ことは、先端が上カールのシートには、上方から向かう
エアで、また先端が下カールのシートには、下方から向
かうエアによって、シートを確実に浮上させることがで
きる。したがって、シートの先端部がカールしている場
合においても、重送等のない安定したシートの搬送を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のシート給送装置の、シート搬送
方向に沿った縦断面図。
【図2】実施の形態1において、ノズルの揺動を説明す
る斜視図。
【図3】実施の形態1の動作を示すフローチャート。
【図4】実施の形態1において、上カールシートの浮上
を説明する図。
【図5】(a)、(b)は、実施の形態1において、下
カールシートの浮上を説明する図。
【図6】本発明に係るシート給送装置を備えた画像形成
装置(複写機)の縦断面図。
【図7】実施の形態2のシート給送装置の、シート搬送
方向に沿った縦断面図。
【図8】図7のI−I線矢視図。
【図9】実施の形態2の動作を示すフローチャート。
【図10】実施の形態3のシート給送装置の、シート搬
送方向に沿った縦断面図。
【図11】従来のシート給送装置の、シート搬送方向に
沿った縦断面図。
【図12】他の従来のシート給送装置の動作を示す図。
【符号の説明】
10 シート積載手段 11 シート高さ調整手段 12 シート浮上手段 13 シート搬送手段 14 シートトレイ 25、26 ノズル 27 ブロワ 30 可変ダクト(ダクト) 31 移動手段 33、35 揺動支軸 37 シート搬送ベルト 54 リブ 61 静電吸着ベルト M 給送位置 P エアの到達点(最上位のシートの先端縁) S シート S1 最上位(1枚目)のシート S2 2枚目のシート

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートを積載し得るシート積載
    手段と、該シート積載手段上の複数枚のシートのうちの
    最上位のシートを所定の給送位置に保持するシート高さ
    調整手段と、前記給送位置に配置された最上位のシート
    を含む上部のシートの先端によって形成されるシート先
    端面に対して、シート搬送方向下流側からエアを吹き付
    けて前記上部のシートを上昇させるシート浮上手段と、
    浮上された最上位のシートを吸着させつつ搬送するシー
    ト搬送手段と、を備えるシート給送装置において、 前記シート浮上手段は、 前記先端面に対してエアを吹き付ける移動可能なノズル
    と、 前記先端面おける前記ノズルからのエアの到達点を位置
    変化させることなく前記ノズルを上下方向に揺動させる
    移動手段と、 前記ノズルに対してエアを供給するブロワと、 該ブロワと前記ノズルとを連結する可変ダクトと、を備
    える、 ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記エアの到達点を、前記最上位のシー
    トの先端が位置する前記先端面の最上縁に設定する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、延長上に前記エアの到
    達点を有するとともに前記シート積載手段上のシートの
    幅方向の外側に配設された揺動支軸を備える、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシート給
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記ノズルを前記先端
    面に対して、斜め上方から斜め下方に揺動させる、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート浮上手段によって前記最上位
    のシートが所定位置まで浮上されたことを検知する浮上
    検知手段を備える、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記浮上検知手段が前記最上位のシート
    を検知したときに、前記移動手段による前記ノズルの揺
    動を停止させる第1の制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項5記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズルの揺動後、該ノズルのエアの
    吹き出しを停止させる第2の制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記ノズルの揺動後、前記移動手段を介
    して前記ノズルの向きを水平に戻し、その後最上位のシ
    ートを搬送する第3の制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  9. 【請求項9】 前記シートを1枚搬送するごとに、前記
    ノズルのエアを吹き出しながらの揺動を少なくとも1回
    行う第4の制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項4ないし請求項8のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記浮上検知手段がシートを検知した
    ときの前記ノズルの位置を記憶する記憶手段と、前記シ
    ートを複数枚搬送した際少なくとも2枚以上連続で前記
    ノズルの同位置で前記浮上検知手段がシートを検知でき
    た場合、前記ノズルの揺動開始位置を前記同位置、又は
    これよりわずかに上方の位置に設定する第5の制御手段
    を備える、 ことを特徴とする請求項5ないし請求項9のいずれか1
    項記載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】 前記第5の制御手段による前記設定及
    びその解除を、装置本体側から手動によって行う、 ことを特徴とする請求項10記載のシート給送装置。
  12. 【請求項12】 前記シート搬送手段が、吸引孔を有す
    る搬送ベルトと、前記吸引孔を介して前記最上位のシー
    トを前記搬送ベルトに吸着させるエア吸引手段と、備え
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか
    1項記載のシート給送装置。
  13. 【請求項13】 前記搬送ベルトのシートの吸着面に凹
    凸部を形成するためのリブを有する、 ことを特徴とする請求項12記載のシート給送装置。
  14. 【請求項14】 前記浮上検知手段が、前記搬送ベルト
    に前記シートが吸着されたことを検知する手段と兼用さ
    れている、 ことを特徴とする請求項12又は請求項13記載のシー
    ト給送装置。
  15. 【請求項15】 前記シート搬送手段が、前記最上位の
    シートを吸着させる静電吸着ベルトを備える、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか
    1項記載のシート給送装置。
  16. 【請求項16】 前記静電吸着ベルトのシート吸着面に
    凹凸部を形成するためのリブを有する、 ことを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  17. 【請求項17】 前記浮上検知手段が、前記静電吸着ベ
    ルトに前記シートが吸着されたことを検知する手段と兼
    用されている、 ことを特徴とする請求項15又は請求項16記載のシー
    ト給送装置。
  18. 【請求項18】 シートに画像を形成する画像形成部
    と、 該画像形成部に対してシートを供給する請求項1ないし
    請求項17のいずれか記載のシート給送装置と、 画像形成後のシートを排出するシート排出装置と、を備
    える、 ことを特徴とする画像形成装置。
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