JPH1095543A - シート給送装置及び画像読取り装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像読取り装置及び画像形成装置Info
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- JPH1095543A JPH1095543A JP8253330A JP25333096A JPH1095543A JP H1095543 A JPH1095543 A JP H1095543A JP 8253330 A JP8253330 A JP 8253330A JP 25333096 A JP25333096 A JP 25333096A JP H1095543 A JPH1095543 A JP H1095543A
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- sheet
- belt
- suction
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- sheet feeding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】エアを利用したシート給送装置において、シー
トの先端部のカールや折れに起因する分離、給送不良を
防止する。 【解決手段】シートトレイ10に積載したシートSのう
ちの最上位のシートS1の先端に、分離ノズル21から
エアを吹き付けて浮上させ、吸着手段60で搬送ベルト
40に吸着させて、分離ノズル22からエアを吹き付け
て次のシートS2から分離させて給送する。搬送ベルト
40に対するシートS1の吸着後に、移動ローラ51f
を上方に移動させて、搬送ベルト40におけるシートS
1の先端部に対応する部分を上昇させ、先端縁の高さB
(吸着時の高さはA)をAよりも例えば10mm以上高
くする。これにより、シート先端部がカールしていた場
合でも、吸着された最上位のシートS1の先端部と次の
シートS2の先端部との間に分離ノズルからのエアを入
りやすくして、良好な分離を行うことができる。
トの先端部のカールや折れに起因する分離、給送不良を
防止する。 【解決手段】シートトレイ10に積載したシートSのう
ちの最上位のシートS1の先端に、分離ノズル21から
エアを吹き付けて浮上させ、吸着手段60で搬送ベルト
40に吸着させて、分離ノズル22からエアを吹き付け
て次のシートS2から分離させて給送する。搬送ベルト
40に対するシートS1の吸着後に、移動ローラ51f
を上方に移動させて、搬送ベルト40におけるシートS
1の先端部に対応する部分を上昇させ、先端縁の高さB
(吸着時の高さはA)をAよりも例えば10mm以上高
くする。これにより、シート先端部がカールしていた場
合でも、吸着された最上位のシートS1の先端部と次の
シートS2の先端部との間に分離ノズルからのエアを入
りやすくして、良好な分離を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等におい
て、積載された複数枚のシートをエアを利用して1枚ず
つ分離し給送するシート給送装置に関する。
て、積載された複数枚のシートをエアを利用して1枚ず
つ分離し給送するシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザービームプリンタ等の画
像形成装置において、シートトレイ(シート積載手段)
に複数枚の原稿や記録材(以下「シート」という)を積
層状態で積載し、これら複数枚のシートのうちの給送位
置に配置された最上位又は最下位のシートから1枚ずつ
順次に給送するシート給送装置が知られている。
像形成装置において、シートトレイ(シート積載手段)
に複数枚の原稿や記録材(以下「シート」という)を積
層状態で積載し、これら複数枚のシートのうちの給送位
置に配置された最上位又は最下位のシートから1枚ずつ
順次に給送するシート給送装置が知られている。
【0003】このようなシート給送装置において、シー
トを1枚ずつ分離する手段としては、空気噴射によるエ
ア分離方式、分離爪による爪分離方式、給紙方向に対向
して逆回転するローラによるリタード分離方式などがあ
る。
トを1枚ずつ分離する手段としては、空気噴射によるエ
ア分離方式、分離爪による爪分離方式、給紙方向に対向
して逆回転するローラによるリタード分離方式などがあ
る。
【0004】このうち、空気噴射によるエア分離方式を
備えたシート給送装置として、例えば、特開昭58−8
932号公報があり、また類似するものとしては、アメ
リカ合衆国特許3,198,524(特公昭55−19
857号公報)が挙げられる。
備えたシート給送装置として、例えば、特開昭58−8
932号公報があり、また類似するものとしては、アメ
リカ合衆国特許3,198,524(特公昭55−19
857号公報)が挙げられる。
【0005】図5に、このようなシート給送装置の縦断
面図を示す。
面図を示す。
【0006】同図のシート給送装置100は、シートS
積載後に、給紙トレイ101を上昇させて最上位のシー
トSを所定の給送位置に配置し、シートSの先端部の近
傍に配置された浮上ズル102から、給紙トレイ101
に積載されたシートSの先端にエアを吹き付けシートS
を浮上させる。さらに給紙トレイ101上方に複数個配
置された回転ローラ103に張架された、多数の透孔1
04aを有する給紙ベルト104を介して臨む吸気ダク
ト105が固定配置され、給紙トレイ101上の最上部
のシートSを給紙ベルト104に真空吸着させて、給紙
ベルト104の走行駆動により1枚ずつ給紙する。
積載後に、給紙トレイ101を上昇させて最上位のシー
トSを所定の給送位置に配置し、シートSの先端部の近
傍に配置された浮上ズル102から、給紙トレイ101
に積載されたシートSの先端にエアを吹き付けシートS
を浮上させる。さらに給紙トレイ101上方に複数個配
置された回転ローラ103に張架された、多数の透孔1
04aを有する給紙ベルト104を介して臨む吸気ダク
ト105が固定配置され、給紙トレイ101上の最上部
のシートSを給紙ベルト104に真空吸着させて、給紙
ベルト104の走行駆動により1枚ずつ給紙する。
【0007】一方、給紙トレイ101上のシートSをよ
り分離し易くするために、給紙トレイ101の給紙方向
下流側、浮上ノズル102の上方に配置された分離ノズ
ル106から、吸着されたシートS付近にエアを吹き付
けシートSを次のシートSから分離する。
り分離し易くするために、給紙トレイ101の給紙方向
下流側、浮上ノズル102の上方に配置された分離ノズ
ル106から、吸着されたシートS付近にエアを吹き付
けシートSを次のシートSから分離する。
【0008】同図に示すシート給送装置では、給紙トレ
イ101の上方に配置した吸気ダクト105によって、
給紙トレイ101上に積載された最上位のシートSを吸
着して搬送する構成で説明したが、給紙トレイ101上
に積載された複数のシートSのうちの最下部のシートS
を吸着して搬送する構成もある。なお、その構成は、図
5の示すものを、給紙トレイ101の積載面を基準とし
てほぼ上下逆さ(上下対称)に配置したものであり、そ
の説明は省略する。
イ101の上方に配置した吸気ダクト105によって、
給紙トレイ101上に積載された最上位のシートSを吸
着して搬送する構成で説明したが、給紙トレイ101上
に積載された複数のシートSのうちの最下部のシートS
を吸着して搬送する構成もある。なお、その構成は、図
5の示すものを、給紙トレイ101の積載面を基準とし
てほぼ上下逆さ(上下対称)に配置したものであり、そ
の説明は省略する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
シート給送装置によると、図5に示すように、シートS
の給紙方向についての先端部がカールしていたり、折れ
ていたりした場合、カールが上のシートSに引っ掛かっ
たり、分離ノズル106からエアを吹き付けても、その
エアが吸着された最上位のシートSの先端部と、次のシ
ートSの先端部との間にうまく入り込まず、給紙ベルト
104や最上位のシートSに、次のシートSが接触して
しまうことがある。そのため、最上位のシートSの良好
な分離が行われず、シートSの重送されるという問題が
ある。
シート給送装置によると、図5に示すように、シートS
の給紙方向についての先端部がカールしていたり、折れ
ていたりした場合、カールが上のシートSに引っ掛かっ
たり、分離ノズル106からエアを吹き付けても、その
エアが吸着された最上位のシートSの先端部と、次のシ
ートSの先端部との間にうまく入り込まず、給紙ベルト
104や最上位のシートSに、次のシートSが接触して
しまうことがある。そのため、最上位のシートSの良好
な分離が行われず、シートSの重送されるという問題が
ある。
【0010】上述の問題を解決する案としては、給紙ベ
ルト104のシートSに対向する吸着搬送面側の給紙方
向側の先端一部の形状を、あらかじめ給紙方向側に進む
に従い積載面から遠ざける形状に形成することで、シー
トSの最上位以外のシートが、給紙ベルト104や給紙
される最上位のシートSと接触することを防止する方法
が考えられる。しかし、この方法では、シートSの先端
が図5に示すものとは逆に、給紙ベルト104から離れ
る方向にカールしていたり、折れたりしていた場合、今
度は、シートSの先端を吸着できず、分離搬送後の搬送
パスに入らず給紙不良が発生してしまうという問題が発
生する。
ルト104のシートSに対向する吸着搬送面側の給紙方
向側の先端一部の形状を、あらかじめ給紙方向側に進む
に従い積載面から遠ざける形状に形成することで、シー
トSの最上位以外のシートが、給紙ベルト104や給紙
される最上位のシートSと接触することを防止する方法
が考えられる。しかし、この方法では、シートSの先端
が図5に示すものとは逆に、給紙ベルト104から離れ
る方向にカールしていたり、折れたりしていた場合、今
度は、シートSの先端を吸着できず、分離搬送後の搬送
パスに入らず給紙不良が発生してしまうという問題が発
生する。
【0011】そこで、本発明は、シート先端部がカール
していたり、折れたりしていた場合においても、給紙位
置にあるシートを良好に給送できるようにしたシート給
送装置を提供することを目的とするものである。
していたり、折れたりしていた場合においても、給紙位
置にあるシートを良好に給送できるようにしたシート給
送装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、シート給送装置において、シートを積載支持するた
めのシート支持手段と、前記シート支持手段に支持され
ているシートの後端側でシート面に平行に配置され、シ
ートを吸着して搬送する平行搬送部と、前記シートの先
端側で、シートの先端側になるに連れて遠ざかるように
傾斜可能に設けられ、シートを吸着して搬送する傾斜搬
送部と、を有し、シートを吸着後、吸着されたシートの
先端がシート支持手段から遠ざかるように傾斜搬送部を
傾斜させることを特徴とする。
は、シート給送装置において、シートを積載支持するた
めのシート支持手段と、前記シート支持手段に支持され
ているシートの後端側でシート面に平行に配置され、シ
ートを吸着して搬送する平行搬送部と、前記シートの先
端側で、シートの先端側になるに連れて遠ざかるように
傾斜可能に設けられ、シートを吸着して搬送する傾斜搬
送部と、を有し、シートを吸着後、吸着されたシートの
先端がシート支持手段から遠ざかるように傾斜搬送部を
傾斜させることを特徴とする。
【0013】請求項2に係る本発明は、シートを積載支
持するためのシート支持手段と、前記シート支持手段に
支持されたシートに対面するように配置され、対面部が
シートの後端側から先端側に走行する無端状の搬送ベル
トと、シートを吸引することによりシートを前記搬送ベ
ルトに吸着する吸着手段と、前記搬送ベルトを保持して
該搬送ベルトの走行経路を設定するベルト保持手段と、
前記吸着手段による前記搬送ベルトヘのシートの吸着後
に、吸着されたシートの先端側を前記シート支持手段か
ら遠ざけるように前記搬送ベルトの走行経路を変更する
ためのベルト走行経路変更手段と、を備えたことを特徴
とする。
持するためのシート支持手段と、前記シート支持手段に
支持されたシートに対面するように配置され、対面部が
シートの後端側から先端側に走行する無端状の搬送ベル
トと、シートを吸引することによりシートを前記搬送ベ
ルトに吸着する吸着手段と、前記搬送ベルトを保持して
該搬送ベルトの走行経路を設定するベルト保持手段と、
前記吸着手段による前記搬送ベルトヘのシートの吸着後
に、吸着されたシートの先端側を前記シート支持手段か
ら遠ざけるように前記搬送ベルトの走行経路を変更する
ためのベルト走行経路変更手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0014】請求項3に係る本発明において、前記ベル
ト保持手段は、搬送ベルトをシートの後端側ではシート
面に平行に対面させ、シートの先端側では先端になるに
連れてシート支持手段から遠ざかるように傾斜させて走
行経路を設定し、前記ベルト走行経路変更手段は、前記
搬送ベルトヘのシートの吸着後にシートの先端がシート
支持手段から遠ざかるように傾斜角度を変更することを
特徴とする。
ト保持手段は、搬送ベルトをシートの後端側ではシート
面に平行に対面させ、シートの先端側では先端になるに
連れてシート支持手段から遠ざかるように傾斜させて走
行経路を設定し、前記ベルト走行経路変更手段は、前記
搬送ベルトヘのシートの吸着後にシートの先端がシート
支持手段から遠ざかるように傾斜角度を変更することを
特徴とする。
【0015】請求項4に係る本発明は、前記搬送ベルト
の走行経路の傾斜部分の傾斜開始位置をシート後端側に
移動することにより傾斜角度を変更することを特徴とす
る。
の走行経路の傾斜部分の傾斜開始位置をシート後端側に
移動することにより傾斜角度を変更することを特徴とす
る。
【0016】請求項5に係る本発明において、前記ベル
ト保持手段は、前記搬送ベルトが掛け渡された複数のロ
ーラを有し、前記ベルト走行経路変更手段は、前記傾斜
部分に対応する位置に配置された、搬送ベルトの走行経
路と交差する方向に移動可能な移動ローラを有し、該移
動ローラの移動に応じて傾斜角度を変更することを特徴
とする。
ト保持手段は、前記搬送ベルトが掛け渡された複数のロ
ーラを有し、前記ベルト走行経路変更手段は、前記傾斜
部分に対応する位置に配置された、搬送ベルトの走行経
路と交差する方向に移動可能な移動ローラを有し、該移
動ローラの移動に応じて傾斜角度を変更することを特徴
とする。
【0017】請求項6に係る本発明は、前記搬送ベルト
の走行経路の変更による搬送ベルトのテンションの変化
を一定範囲内に維持するためのテンショナを設けたこと
を特徴とする。
の走行経路の変更による搬送ベルトのテンションの変化
を一定範囲内に維持するためのテンショナを設けたこと
を特徴とする。
【0018】請求項7に係る本発明は、前記シート支持
手段に支持されているシートの先端近傍に向けてエアを
吹き付けてシートを分離するためのエア吹き付け手段を
有することを特徴とする。
手段に支持されているシートの先端近傍に向けてエアを
吹き付けてシートを分離するためのエア吹き付け手段を
有することを特徴とする。
【0019】請求項8に係る本発明は、前記搬送ベルト
の走行経路の変更によりシート先端を変更前と変更後で
10mm以上遠ざけることを特徴とする。
の走行経路の変更によりシート先端を変更前と変更後で
10mm以上遠ざけることを特徴とする。
【0020】請求項9に係る本発明は、画像読取り装置
において前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出され
た原稿を読み取るための読取り手段と、を有することを
特徴とする。
において前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出され
た原稿を読み取るための読取り手段と、を有することを
特徴とする。
【0021】請求項10に係る本発明は、画像形成装置
において前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出され
た記録紙に画像を形成するための画像形成手段と、を有
することを特徴とする。
において前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
シート給送装置と、前記シート給送装置から送り出され
た記録紙に画像を形成するための画像形成手段と、を有
することを特徴とする。
【0022】〔作用〕上述構成に基づく主な作用は、搬
送ベルトに吸着されたシートの先端縁を、分離支援手段
によって搬送ベルとともに、給送位置から遠ざけるよう
に移動させるので、最上位のシートの先端縁と次のシー
トの先端縁との間が離間され、良好な分離が行われる。
また、分離用のエアも入りやすくなり、より確実な分離
が行なえる。
送ベルトに吸着されたシートの先端縁を、分離支援手段
によって搬送ベルとともに、給送位置から遠ざけるよう
に移動させるので、最上位のシートの先端縁と次のシー
トの先端縁との間が離間され、良好な分離が行われる。
また、分離用のエアも入りやすくなり、より確実な分離
が行なえる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明に係るシート給送装置1
の、シート吸着時の縦断面図、図2は同じくシート給送
時の縦断面図、図3はシート給送装置1の吸引部周辺の
上視図、図4は本発明に係るシート給送装置1を搭載し
た画像形成装置の縦断面図である。
の、シート吸着時の縦断面図、図2は同じくシート給送
時の縦断面図、図3はシート給送装置1の吸引部周辺の
上視図、図4は本発明に係るシート給送装置1を搭載し
た画像形成装置の縦断面図である。
【0025】まず、これらの図に示すシート給送装置1
の概略構成を説明する。
の概略構成を説明する。
【0026】シート給送装置1は、複数枚のシートSを
積載するとともに最上位のシートSを所定の給送位置に
配置するシートトレイ(シート積載手段)10と、給送
位置にあるシートSの先端近傍にエアを吹き付けて次の
シートSから浮き上がらせるエア吹き付け手段(浮上手
段)20と、エア吹き付け手段20によって浮上された
シートSを吸引し次のシートから分離して給送する吸着
分離搬送手段30とを備えており、さらに、この分離吸
着手段30が、給送位置のシートに対面しながらシート
Sの後端側から先端側に移動する走行経路を有する搬送
ベルト40と、給送位置のシートSを吸引して搬送ベル
ト40に吸着させる吸着手段60と、搬送ベルト40を
保持して搬送ベルト40の走行経路を決定するベルト保
持手段50とを有している。そして、保持手段50は、
シートS吸着後の搬送ベルト40の走行経路を変更して
シートSの先端縁を給送位置から遠ざける回動手段(ベ
ルト送行経路変更手段)70を有している。
積載するとともに最上位のシートSを所定の給送位置に
配置するシートトレイ(シート積載手段)10と、給送
位置にあるシートSの先端近傍にエアを吹き付けて次の
シートSから浮き上がらせるエア吹き付け手段(浮上手
段)20と、エア吹き付け手段20によって浮上された
シートSを吸引し次のシートから分離して給送する吸着
分離搬送手段30とを備えており、さらに、この分離吸
着手段30が、給送位置のシートに対面しながらシート
Sの後端側から先端側に移動する走行経路を有する搬送
ベルト40と、給送位置のシートSを吸引して搬送ベル
ト40に吸着させる吸着手段60と、搬送ベルト40を
保持して搬送ベルト40の走行経路を決定するベルト保
持手段50とを有している。そして、保持手段50は、
シートS吸着後の搬送ベルト40の走行経路を変更して
シートSの先端縁を給送位置から遠ざける回動手段(ベ
ルト送行経路変更手段)70を有している。
【0027】以下、シートトレイ10から順に詳述す
る。
る。
【0028】シートトレイ10は、昇降手段(不図示)
によって上下動可能に支持されて下り、積載面(上面)
に積層状態で積載された紙等の複数枚のシートSのうち
の最上位のシート(一番上のシート)S1をほぼ一定の
高さ(所定の給送位置)に配置するように構成されてい
る。すなわち、シートSが給送されて少なくなった場合
においては、シートトレイ10を上昇させて最上位のシ
ートS1を給送位置に配置するようにしている。
によって上下動可能に支持されて下り、積載面(上面)
に積層状態で積載された紙等の複数枚のシートSのうち
の最上位のシート(一番上のシート)S1をほぼ一定の
高さ(所定の給送位置)に配置するように構成されてい
る。すなわち、シートSが給送されて少なくなった場合
においては、シートトレイ10を上昇させて最上位のシ
ートS1を給送位置に配置するようにしている。
【0029】シートSの給送方向上流側後端に設けられ
たシート高さ検知手段102は、例えばフォトインタラ
プタと検知レバー構成され、シートSの幅方向のほぼ中
央に設けられている。シート高さ検知手段102の検知
位置に、シートSが上昇することで紙面と接触する検知
レバーによりフォトインタラプタが遮光され、このとき
シートの高さが設定位置にあることを検知できる。
たシート高さ検知手段102は、例えばフォトインタラ
プタと検知レバー構成され、シートSの幅方向のほぼ中
央に設けられている。シート高さ検知手段102の検知
位置に、シートSが上昇することで紙面と接触する検知
レバーによりフォトインタラプタが遮光され、このとき
シートの高さが設定位置にあることを検知できる。
【0030】また、シート高さ検知手段102が検知信
号を出していない場合は、トレイを上昇させ、シート高
さ検知手段102の検知信号により、トレイの上昇を停
止させる不図示の制御手段を備えている。
号を出していない場合は、トレイを上昇させ、シート高
さ検知手段102の検知信号により、トレイの上昇を停
止させる不図示の制御手段を備えている。
【0031】エア吹き付け手段20は、シートトレイ1
0に積層状態で積載された複数枚のシートS(以下適宜
「シート束」という)の先端に空気流を当て、積載され
たシートSのうちの上部数枚のシートSを浮上させる浮
上ノズル21と、浮上ノズル21の上方で吸着手段60
に吸着された最上位のシートS1の先端に空気流を当て
て吸着されたシートS1を次のシートSから分離する分
離ノズル22と、浮上ノズル21と分離ノズル22とに
空気流を供給する吹き付けブロワ23と、吹き付けブロ
ワ23からの空気の流れを浮上ノズル21と分離ノズル
22とに切り替える切り替え手段24を備えている。
0に積層状態で積載された複数枚のシートS(以下適宜
「シート束」という)の先端に空気流を当て、積載され
たシートSのうちの上部数枚のシートSを浮上させる浮
上ノズル21と、浮上ノズル21の上方で吸着手段60
に吸着された最上位のシートS1の先端に空気流を当て
て吸着されたシートS1を次のシートSから分離する分
離ノズル22と、浮上ノズル21と分離ノズル22とに
空気流を供給する吹き付けブロワ23と、吹き付けブロ
ワ23からの空気の流れを浮上ノズル21と分離ノズル
22とに切り替える切り替え手段24を備えている。
【0032】上述の浮上ノズル21と分離ノズル22と
は、シートトレイ10の給送方向下流側から上流側に向
け、シートトレイ10にほぼ平行な空気流を噴射するよ
うに配置されている。
は、シートトレイ10の給送方向下流側から上流側に向
け、シートトレイ10にほぼ平行な空気流を噴射するよ
うに配置されている。
【0033】上述の切り替え手段24は、その回動中心
部に固定されている軸24aの他に、不図示の、切り替
え手段24を一方向へ付勢する手段、リンク、それによ
って軸24aと連結されているソレノイド等を有する。
そして、このソレノイドのON/OFFにより切り替え
手段24が揺動し、図1の実線の位置で浮上ノズル21
から空気流を噴射し、破線の位置で分離ノズル22から
空気流を噴射する構成になっている。
部に固定されている軸24aの他に、不図示の、切り替
え手段24を一方向へ付勢する手段、リンク、それによ
って軸24aと連結されているソレノイド等を有する。
そして、このソレノイドのON/OFFにより切り替え
手段24が揺動し、図1の実線の位置で浮上ノズル21
から空気流を噴射し、破線の位置で分離ノズル22から
空気流を噴射する構成になっている。
【0034】吸着分離搬送手段30の一部を構成する吸
着手段60は、下部に吸引用開口61aを有する第1の
吸引チャンバ61と、下部に吸引用開口62aを有する
第2のチャンバ62と、下部に吸引用開口63aを有す
る第3の吸引チャンバ63と、これら複数の吸引チャン
バ61、62、63が接続されたした吸引ブロワ65
と、第2、第3の吸引チャンバ62、63を回動させ
て、搬送ベルト40の走行経路を変更する回動手段70
と、第2、第3の吸引チャンバ62、63の回動を固定
するストッパ55(図1参照)を備えている。
着手段60は、下部に吸引用開口61aを有する第1の
吸引チャンバ61と、下部に吸引用開口62aを有する
第2のチャンバ62と、下部に吸引用開口63aを有す
る第3の吸引チャンバ63と、これら複数の吸引チャン
バ61、62、63が接続されたした吸引ブロワ65
と、第2、第3の吸引チャンバ62、63を回動させ
て、搬送ベルト40の走行経路を変更する回動手段70
と、第2、第3の吸引チャンバ62、63の回動を固定
するストッパ55(図1参照)を備えている。
【0035】図1に示すように、各吸引チャンバ61、
63、63は、給送方向上流側から下流側へ順に、第1
の吸引チャンバ61、第2の吸引チャンバ62、第3の
吸引チャンバ63と配置されている。
63、63は、給送方向上流側から下流側へ順に、第1
の吸引チャンバ61、第2の吸引チャンバ62、第3の
吸引チャンバ63と配置されている。
【0036】第1の吸引チャンバ61は、吸引用開口6
1a、シートトレイ10に対してほぼ平行に配置され、
シートSに対して均一に接触するようには配置されてい
る。
1a、シートトレイ10に対してほぼ平行に配置され、
シートSに対して均一に接触するようには配置されてい
る。
【0037】第2の吸引チャン62は、固定部(不図
示)に固定された回動中心軸52eを中心に回転自在に
支持され、吸引ブロワ65との間が気密性の高い弾性部
材からなるチューブ62bとで結合され、移動軸52f
とともに回動可能な構成である。図1に示すように吸着
時、吸引用開口62aが、シートトレイ10に対してほ
ぼ平行に配置され、図2に示すように搬送時、吸引用開
口62aの下流側が、吸引用開口63aに対してほぼ平
行に、すなわち下流側に向かうに従って上方向に傾斜す
るように回動可能に配置されている。
示)に固定された回動中心軸52eを中心に回転自在に
支持され、吸引ブロワ65との間が気密性の高い弾性部
材からなるチューブ62bとで結合され、移動軸52f
とともに回動可能な構成である。図1に示すように吸着
時、吸引用開口62aが、シートトレイ10に対してほ
ぼ平行に配置され、図2に示すように搬送時、吸引用開
口62aの下流側が、吸引用開口63aに対してほぼ平
行に、すなわち下流側に向かうに従って上方向に傾斜す
るように回動可能に配置されている。
【0038】第3の吸引チャンバ63は、固定された回
動中心軸53aを中心に回転自在に支持され、吸引ブロ
ワ65との間が気密性の高い弾性部材からなるチューブ
63bとで結合され、移動軸52fの長手両端部に常時
当接する係止部53aとを有する構成である。図1に示
すように吸着時、吸引用開口63aの下流側が、下流側
に向かうに従って上方向に傾斜するように配置され、図
2に示すように搬送時、吸引用開口63aの上流側が、
吸引用開口62aに対してほぼ平行で上流側に向かうに
従って下方向に傾斜するように回動するよう配置されて
いる。さらにストッパ55は、搬送ベルト40を移動ロ
ーラ51fで張り渡した状態に支持するため、吸引チャ
ンバ63の回動面上に図示しない手段で突出され第3の
吸引チャンバ63を図1の位置に固定し、また、搬送ベ
ルト40を移動ローラ51fで張り渡した状態を解除す
るため、図示しない手段で吸引チャンバ63の回動面か
ら退避して、第3の吸引チャンバ63を図2の位置へ回
動可能にするように構成されている。
動中心軸53aを中心に回転自在に支持され、吸引ブロ
ワ65との間が気密性の高い弾性部材からなるチューブ
63bとで結合され、移動軸52fの長手両端部に常時
当接する係止部53aとを有する構成である。図1に示
すように吸着時、吸引用開口63aの下流側が、下流側
に向かうに従って上方向に傾斜するように配置され、図
2に示すように搬送時、吸引用開口63aの上流側が、
吸引用開口62aに対してほぼ平行で上流側に向かうに
従って下方向に傾斜するように回動するよう配置されて
いる。さらにストッパ55は、搬送ベルト40を移動ロ
ーラ51fで張り渡した状態に支持するため、吸引チャ
ンバ63の回動面上に図示しない手段で突出され第3の
吸引チャンバ63を図1の位置に固定し、また、搬送ベ
ルト40を移動ローラ51fで張り渡した状態を解除す
るため、図示しない手段で吸引チャンバ63の回動面か
ら退避して、第3の吸引チャンバ63を図2の位置へ回
動可能にするように構成されている。
【0039】回動手段(分離支援手段)70は、第3の
吸引チャンバ63を回動させ、それに追従する第2の吸
引チャンバ62も回動させるためのもので、第3の吸引
チャンバ63が固定されるとともに、この第3のチャン
バ63を回動自在に支持する回動中心軸53aと、回動
中心軸53aを回動させる駆動手段57(図3参照)と
から構成される。駆動手段57の駆動力は、第3の吸引
チャンバ63に伝えられ、駆動手段57内のモータ(不
図示)との駆動経路途中に設けられたブレーキによって
駆動の起動、停止を行う構成になっている。
吸引チャンバ63を回動させ、それに追従する第2の吸
引チャンバ62も回動させるためのもので、第3の吸引
チャンバ63が固定されるとともに、この第3のチャン
バ63を回動自在に支持する回動中心軸53aと、回動
中心軸53aを回動させる駆動手段57(図3参照)と
から構成される。駆動手段57の駆動力は、第3の吸引
チャンバ63に伝えられ、駆動手段57内のモータ(不
図示)との駆動経路途中に設けられたブレーキによって
駆動の起動、停止を行う構成になっている。
【0040】吸着手段60は、各吸引チャンバ61、6
2、63と、吸引ブロワ65との間にエアシャッター6
6を備えている。このエアシャッター66は、複数の吸
引チャンバ61、62、63から吸引ブロワ65へのエ
アの流れを調整すべく開閉するもので、エアシャッター
66の回転中心部に固定されているシャッター軸66a
と、シャッター軸66aと同軸にカップリング(不図
示)によって連結されているステッピングモータ(不図
示)によって構成されている。エアシャッター66がス
テッピングモータの回転によってシート吸着時の実線の
状態からシャッター軸66aを中心に90度回転して破
線の状態になると、複数の吸引チャンバ61、62、6
3から吸引ブロワ65へのエアの流れが遮断され、シー
トSを吸着しない構成になっている。
2、63と、吸引ブロワ65との間にエアシャッター6
6を備えている。このエアシャッター66は、複数の吸
引チャンバ61、62、63から吸引ブロワ65へのエ
アの流れを調整すべく開閉するもので、エアシャッター
66の回転中心部に固定されているシャッター軸66a
と、シャッター軸66aと同軸にカップリング(不図
示)によって連結されているステッピングモータ(不図
示)によって構成されている。エアシャッター66がス
テッピングモータの回転によってシート吸着時の実線の
状態からシャッター軸66aを中心に90度回転して破
線の状態になると、複数の吸引チャンバ61、62、6
3から吸引ブロワ65へのエアの流れが遮断され、シー
トSを吸着しない構成になっている。
【0041】上述の搬送ベルト40は、上述の第1、第
2、第3の吸引チャンバ61、62、63のそれぞれの
吸引用開口61a、62a、63aを覆うように配置さ
れており、上述の吸着手段60、回動手段50ととも
に、吸着分離搬送手段30を構成している。搬送ベルト
40は、複数の吸着孔40aを有し、複数のローラ51
a、51b、、51c、51d、51e、51fに掛け
渡されている。また、搬送ベルト40は、駆動手段57
の駆動力が伝達される駆動ローラ軸52aと、駆動ロー
ラ51aと、駆動手段57内のモータ(不図示)との駆
動経路途中に設けられたクラッチとによって、停止、起
動が行われる構成になっている。
2、第3の吸引チャンバ61、62、63のそれぞれの
吸引用開口61a、62a、63aを覆うように配置さ
れており、上述の吸着手段60、回動手段50ととも
に、吸着分離搬送手段30を構成している。搬送ベルト
40は、複数の吸着孔40aを有し、複数のローラ51
a、51b、、51c、51d、51e、51fに掛け
渡されている。また、搬送ベルト40は、駆動手段57
の駆動力が伝達される駆動ローラ軸52aと、駆動ロー
ラ51aと、駆動手段57内のモータ(不図示)との駆
動経路途中に設けられたクラッチとによって、停止、起
動が行われる構成になっている。
【0042】搬送ベルト40の下流側には、吸着分離搬
送手段30によって分離給送されたシートSを搬送する
搬送ローラ対72が配設されている。この搬送ローラ対
72は、駆動手段57内のモータ(不図示)と、その駆
動経路途中に設けられたクラッチとによって起動、停止
が行われる構成になっている。
送手段30によって分離給送されたシートSを搬送する
搬送ローラ対72が配設されている。この搬送ローラ対
72は、駆動手段57内のモータ(不図示)と、その駆
動経路途中に設けられたクラッチとによって起動、停止
が行われる構成になっている。
【0043】上述の移動ローラ51fは、図1に示す第
1の位置をとるとき、搬送ベルト40のうちのシートS
を吸着する搬送面が、移動ローラ51fとの接点におい
て上流側の平行搬送面から所定の角度で折れ曲がった傾
斜搬送面とで構成され、ローラ51fとローラ51dと
の間に位置する搬送面から、吸着されたシートSの先端
縁の位置までの高さがAとなるように配置されている。
1の位置をとるとき、搬送ベルト40のうちのシートS
を吸着する搬送面が、移動ローラ51fとの接点におい
て上流側の平行搬送面から所定の角度で折れ曲がった傾
斜搬送面とで構成され、ローラ51fとローラ51dと
の間に位置する搬送面から、吸着されたシートSの先端
縁の位置までの高さがAとなるように配置されている。
【0044】これに対し、移動ローラ51fは、図2に
示す第2の位置をとるとき、搬送ベルト40のうちのシ
ートSを吸着する搬送面が、ローラ51eとの接点にお
いて所定の角度で折れ曲がり、ローラ51eとローラ5
1dとの間に位置する搬送面から、吸着されたシートS
の先端縁の位置までの高さがBとなるように配置され
る。搬送ベルトに吸着されたシートSの先端縁の高さ
は、移動ローラ51が前述の第1の位置にあるときの高
さAよりも、上述の第2の位置にあるときの高さBの方
が高くなるように、回動手段70が構成されている。な
お、実用上は、上述の(B−A)が10mm以上になる
ようにするとよい。
示す第2の位置をとるとき、搬送ベルト40のうちのシ
ートSを吸着する搬送面が、ローラ51eとの接点にお
いて所定の角度で折れ曲がり、ローラ51eとローラ5
1dとの間に位置する搬送面から、吸着されたシートS
の先端縁の位置までの高さがBとなるように配置され
る。搬送ベルトに吸着されたシートSの先端縁の高さ
は、移動ローラ51が前述の第1の位置にあるときの高
さAよりも、上述の第2の位置にあるときの高さBの方
が高くなるように、回動手段70が構成されている。な
お、実用上は、上述の(B−A)が10mm以上になる
ようにするとよい。
【0045】テンショナ56は、移動ローラ51fが図
1に示す第1の位置と、図2に示す第2の位置との間を
移動され、搬送ベルト40の走行経路が変更されてその
走行経路長が変化した場合に、その変化分を相殺して搬
送ベルト40に適度な張力を付与するためのものであ
る。テンショナ56は、搬送ベルト40に当接するコロ
56bと、コロ56bを回転自在に支持する回転中心軸
56a2 と、コロ56bを揺動中心56a1 を中心に揺
動自在に支持する支持部材56aと、支持部材56aを
搬送ベルト40に向けて付勢することでコロ56aを搬
送ベルト40に押し付ける付勢部材56cとから構成さ
れる。
1に示す第1の位置と、図2に示す第2の位置との間を
移動され、搬送ベルト40の走行経路が変更されてその
走行経路長が変化した場合に、その変化分を相殺して搬
送ベルト40に適度な張力を付与するためのものであ
る。テンショナ56は、搬送ベルト40に当接するコロ
56bと、コロ56bを回転自在に支持する回転中心軸
56a2 と、コロ56bを揺動中心56a1 を中心に揺
動自在に支持する支持部材56aと、支持部材56aを
搬送ベルト40に向けて付勢することでコロ56aを搬
送ベルト40に押し付ける付勢部材56cとから構成さ
れる。
【0046】次に、シート給送装置1によるシートSの
給送動作を順を追って説明する。
給送動作を順を追って説明する。
【0047】図1に示すようにシートトレイ10上にシ
ートSを積載させる。シート高さ検知手段71が最上位
のシートS1が給送位置に到達したことを検知するまで
昇降手段によりシートトレイ10を上昇させる。積載さ
れたシートSの搬送方向下流側からシートSの先端に向
けて、浮上ノズル21から空気を吹き込むことによっ
て、シートトレイ10上のシートSを浮上させる。
ートSを積載させる。シート高さ検知手段71が最上位
のシートS1が給送位置に到達したことを検知するまで
昇降手段によりシートトレイ10を上昇させる。積載さ
れたシートSの搬送方向下流側からシートSの先端に向
けて、浮上ノズル21から空気を吹き込むことによっ
て、シートトレイ10上のシートSを浮上させる。
【0048】吸引ブロワ65の吸引力が、エアシャッタ
ー66を実線の状態に回動させることで、第1の吸引チ
ャンバ61の吸引用開口61aと、第2の吸引チャンバ
62の吸引用開口62aと、第3の吸引チャンバ63の
吸引用開口63aとから、搬送ベルト40の吸着口40
aを介して最上位のシートS1を吸引し、搬送ベルト4
0の搬送面に吸着させる。
ー66を実線の状態に回動させることで、第1の吸引チ
ャンバ61の吸引用開口61aと、第2の吸引チャンバ
62の吸引用開口62aと、第3の吸引チャンバ63の
吸引用開口63aとから、搬送ベルト40の吸着口40
aを介して最上位のシートS1を吸引し、搬送ベルト4
0の搬送面に吸着させる。
【0049】次に、切り替え手段24を破線の位置に回
動させ、最上位のシートS1とその下の(次の)シート
S2との間に、分離ノズル22から空気を吹き込むこと
によって、最上位のシートS1より下に積載されている
シートSを分離させる。
動させ、最上位のシートS1とその下の(次の)シート
S2との間に、分離ノズル22から空気を吹き込むこと
によって、最上位のシートS1より下に積載されている
シートSを分離させる。
【0050】シートSが搬送ベルト40の搬送面に完全
に吸着された後搬送ベルト40の搬送面の形状を、図1
に示す状態から図2に示す状態の傾斜搬送面の傾斜角度
を変更するため、ストッパ55を退避させると、移動ロ
ーラ51fに加わる搬送ベルト40の張力により、第2
のチャンバ62と第3のチャンバ63とが回動し、移動
ローラ51fの位置が図2に示す位置に移動する。
に吸着された後搬送ベルト40の搬送面の形状を、図1
に示す状態から図2に示す状態の傾斜搬送面の傾斜角度
を変更するため、ストッパ55を退避させると、移動ロ
ーラ51fに加わる搬送ベルト40の張力により、第2
のチャンバ62と第3のチャンバ63とが回動し、移動
ローラ51fの位置が図2に示す位置に移動する。
【0051】シートSが完全に搬送ベルト40に吸着さ
れたかは、コンタクトセンサ等のセンサを用いてもよい
し、吸着開始から確実に吸着されるまでの時間を計時し
て判断してもよい。
れたかは、コンタクトセンサ等のセンサを用いてもよい
し、吸着開始から確実に吸着されるまでの時間を計時し
て判断してもよい。
【0052】傾斜搬送面の傾斜角度を変更した後、給紙
ベルト40が駆動され、最上位のシートS1が吸着搬送
される。搬送ローラ対72に挟まれた後、搬送ベルト4
0を駆動手段57により停止させる。同時にエアシャッ
ター66を破線の位置へ回動させシートSの吸着を停止
する。
ベルト40が駆動され、最上位のシートS1が吸着搬送
される。搬送ローラ対72に挟まれた後、搬送ベルト4
0を駆動手段57により停止させる。同時にエアシャッ
ター66を破線の位置へ回動させシートSの吸着を停止
する。
【0053】その後、図2に示す状態から図1に示す状
態に搬送面を移動するため、回動手段70を駆動するこ
とで、テンショナ56による搬送ベルト40のたわみが
無くなり、ストッパ55により固定されるまで、第3の
吸引チャンバ63を回動させることで、第2の吸引チャ
ンバ62の回動が追従し、それとともに移動ローラ51
fの位置が図1に示す位置まで移動し固定される。切り
替え手段24を実線の状態へ回動させ、浮上ノズル21
から空気の流れを噴出してシートSを浮上させ、次のシ
ートSの吸着搬送に備える。
態に搬送面を移動するため、回動手段70を駆動するこ
とで、テンショナ56による搬送ベルト40のたわみが
無くなり、ストッパ55により固定されるまで、第3の
吸引チャンバ63を回動させることで、第2の吸引チャ
ンバ62の回動が追従し、それとともに移動ローラ51
fの位置が図1に示す位置まで移動し固定される。切り
替え手段24を実線の状態へ回動させ、浮上ノズル21
から空気の流れを噴出してシートSを浮上させ、次のシ
ートSの吸着搬送に備える。
【0054】このようにシートSの吸着後、搬送ベルト
40を駆動してシートSを吸着搬送する前に、ローラ5
1eとローラ51dとの間の搬送ベルト40の搬送面か
ら、吸着したシートSの先端縁までの高さが、上述の移
動ローラ51fの第1の位置のときの高さAよりも、第
2の位置のときの高さBの方が高くなるようにすること
で、シートSの先端部において、分離ノズル22からの
エアも入り込みやすく、さらに搬送面や、搬送面に吸着
された最上位のシートS1に対して、次のシートS2が
接触することを防いでシートSの重送を防止し、シート
Sの安定した吸着、分離、搬送を行うことができる。
40を駆動してシートSを吸着搬送する前に、ローラ5
1eとローラ51dとの間の搬送ベルト40の搬送面か
ら、吸着したシートSの先端縁までの高さが、上述の移
動ローラ51fの第1の位置のときの高さAよりも、第
2の位置のときの高さBの方が高くなるようにすること
で、シートSの先端部において、分離ノズル22からの
エアも入り込みやすく、さらに搬送面や、搬送面に吸着
された最上位のシートS1に対して、次のシートS2が
接触することを防いでシートSの重送を防止し、シート
Sの安定した吸着、分離、搬送を行うことができる。
【0055】特に、搬送ベルト40の折れ曲がる位置が
上流側に移るため分離ノズル22からのエアもより入り
込みやすくなり分離性がさらに向上する。
上流側に移るため分離ノズル22からのエアもより入り
込みやすくなり分離性がさらに向上する。
【0056】さらに、レターファイルやバインダー等で
一度保存されたシートSは、先端部が折れていて、手で
補正したとしても先端15mmの位置から高さ10mm
程度以下の折れるのが残ることがある。そこでレターフ
ァイルやバインダー等で一度保存されたシートを本実施
の形態の給送装置で給紙する場合、ローラ51eとロー
ラ51dとの間の搬送面から、吸着したシートSの先端
縁までの高さについて、上述の第1の位置の高さAより
も第2の位置の時の高さBの方が10mm以上高くなる
よう設定することが好ましい。
一度保存されたシートSは、先端部が折れていて、手で
補正したとしても先端15mmの位置から高さ10mm
程度以下の折れるのが残ることがある。そこでレターフ
ァイルやバインダー等で一度保存されたシートを本実施
の形態の給送装置で給紙する場合、ローラ51eとロー
ラ51dとの間の搬送面から、吸着したシートSの先端
縁までの高さについて、上述の第1の位置の高さAより
も第2の位置の時の高さBの方が10mm以上高くなる
よう設定することが好ましい。
【0057】本実施の形態のシート給送装置1は、図4
に示すように、自動原稿送り装置300の原稿給送装置
1Aとして用いられたり、画像形成装置200の記録材
給送装置1B、1Cとして使用することができる。
に示すように、自動原稿送り装置300の原稿給送装置
1Aとして用いられたり、画像形成装置200の記録材
給送装置1B、1Cとして使用することができる。
【0058】自動原稿送り装置300としては、例えば
図4の右上部に示すような、原稿Dが積載されるシート
トレイ10と、本発明が適用される原稿給送装置1A
と、そのシート給送装置1Aによりシートトレイ10上
から送り出された原稿Dを原稿載置台206とで挟み込
んで搬送する搬送ベルト302と、光源207、レンズ
系208等により構成される原稿読み取り手段で画像が
読み取られた原稿Dを積載する排出シートトレイ303
と、から構成されるものがある。
図4の右上部に示すような、原稿Dが積載されるシート
トレイ10と、本発明が適用される原稿給送装置1A
と、そのシート給送装置1Aによりシートトレイ10上
から送り出された原稿Dを原稿載置台206とで挟み込
んで搬送する搬送ベルト302と、光源207、レンズ
系208等により構成される原稿読み取り手段で画像が
読み取られた原稿Dを積載する排出シートトレイ303
と、から構成されるものがある。
【0059】画像形成装置200には、原稿載置台20
6、光源207、レンズ系208、給紙部209、画像
形成部202等が配設されている。給紙部209は、本
発明が適用される記録材給送装置1B、1Cとシートト
レイ10とを有している。画像形成部202には、円筒
状の感光体214、トナーを内蔵した現像器215、転
写用帯電器216、分離帯電器217、クリーナ21
8、一次帯電器219等がそれぞれ配設されている。
6、光源207、レンズ系208、給紙部209、画像
形成部202等が配設されている。給紙部209は、本
発明が適用される記録材給送装置1B、1Cとシートト
レイ10とを有している。画像形成部202には、円筒
状の感光体214、トナーを内蔵した現像器215、転
写用帯電器216、分離帯電器217、クリーナ21
8、一次帯電器219等がそれぞれ配設されている。
【0060】この画像形成装置200においては、制御
装置(不図示)から給送信号が出力されると、シートト
レイ10からシートSとしての記録材Pが記録材給送装
置1B(又は1C)から給紙される。一方、原稿Dは、
自動原稿送り装置300により、原稿載置台206の所
定の位置へ搬送され、光源207から原稿載置台206
に載置されている原稿Dに照射された反射した光は、レ
ンズ系208を介して感光体214に集光される。感光
体214は、予め一次帯電器219により帯電されてお
り、原稿Dからの反射光により静電現像が形成され、次
いで現像器215によりトナー像が形成される。
装置(不図示)から給送信号が出力されると、シートト
レイ10からシートSとしての記録材Pが記録材給送装
置1B(又は1C)から給紙される。一方、原稿Dは、
自動原稿送り装置300により、原稿載置台206の所
定の位置へ搬送され、光源207から原稿載置台206
に載置されている原稿Dに照射された反射した光は、レ
ンズ系208を介して感光体214に集光される。感光
体214は、予め一次帯電器219により帯電されてお
り、原稿Dからの反射光により静電現像が形成され、次
いで現像器215によりトナー像が形成される。
【0061】給紙部209から給紙された記録材Pは、
レジストローラ201で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部202へ送られる。画像形
成部202では、転写用帯電器216によって、送られ
てきた記録材Pに感光体214のトナー像が転写され、
その転写された記録材Pは、分離帯電器217によって
転写用帯電器216と逆極性に帯電され感光体214か
ら分離される。
レジストローラ201で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部202へ送られる。画像形
成部202では、転写用帯電器216によって、送られ
てきた記録材Pに感光体214のトナー像が転写され、
その転写された記録材Pは、分離帯電器217によって
転写用帯電器216と逆極性に帯電され感光体214か
ら分離される。
【0062】そして、分離された記録材Pは、搬送装置
220により定着装置204に搬送されて、その定着装
置204により未定着転写画像が永久定着される。画像
が定着された記録材Pは、排出ローラ205により画像
形成装置200の外へ排出される。
220により定着装置204に搬送されて、その定着装
置204により未定着転写画像が永久定着される。画像
が定着された記録材Pは、排出ローラ205により画像
形成装置200の外へ排出される。
【0063】なお、上述の実施の形態においては、シー
トトレイ10の上方に配置した吸着手段60により、シ
ートトレイ10上の最上位のシートS1を吸着して搬送
する構成で説明したが、本発明はこれに限らず、シート
トレイ10上に積載された複数枚のシートSのうちの最
下部のシートを吸着して搬送する場合にもほぼ同様の効
果がある。その構成については、図1に示すシート給送
装置1を、シートトレイ10を基準にしてほぼ上下対称
形状の構成したものであり、シート給送装置がシートト
レイ10の下側配置され、搬送ベルトの吸着搬送面を上
に向けた構成となる。その詳細については省略する。
トトレイ10の上方に配置した吸着手段60により、シ
ートトレイ10上の最上位のシートS1を吸着して搬送
する構成で説明したが、本発明はこれに限らず、シート
トレイ10上に積載された複数枚のシートSのうちの最
下部のシートを吸着して搬送する場合にもほぼ同様の効
果がある。その構成については、図1に示すシート給送
装置1を、シートトレイ10を基準にしてほぼ上下対称
形状の構成したものであり、シート給送装置がシートト
レイ10の下側配置され、搬送ベルトの吸着搬送面を上
に向けた構成となる。その詳細については省略する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係わる発
明によれば、シートの先端部がカールしていたり、折れ
ていたりして、シート束の最上位以外のシートが、吸着
時、吸着搬送面や吸着搬送される最上位のシートと接触
したとしても、搬送時、シートを吸着するの吸着搬送面
の高さを吸着したシートと共に吸着搬送面の高さをシー
ト積載面から遠ざけることで、シート束の最上位以外の
シートと、吸着搬送面や吸着搬送される最上位のシート
とを接触しないようにすることで多重送することなく、
安定した吸着、分離、搬送をすることが可能である。
明によれば、シートの先端部がカールしていたり、折れ
ていたりして、シート束の最上位以外のシートが、吸着
時、吸着搬送面や吸着搬送される最上位のシートと接触
したとしても、搬送時、シートを吸着するの吸着搬送面
の高さを吸着したシートと共に吸着搬送面の高さをシー
ト積載面から遠ざけることで、シート束の最上位以外の
シートと、吸着搬送面や吸着搬送される最上位のシート
とを接触しないようにすることで多重送することなく、
安定した吸着、分離、搬送をすることが可能である。
【図1】本発明に係るシート給送措置の、シート吸着時
の縦断面図。
の縦断面図。
【図2】本発明に係るシート給送措置の、シート給送時
の縦断面図。
の縦断面図。
【図3】本発明に係るシート給送装置の吸引部周辺の上
面図。
面図。
【図4】本発明に係るシート給送装置を搭載した、自動
原稿送り装置付の画像形成装置の縦断面図。
原稿送り装置付の画像形成装置の縦断面図。
【図5】従来のシート給送装置の構成を示す縦断面図。
1 シート給送装置 1A シート給送装置(原稿給送装置) 1B シート給送装置(記録材給送装置) 10 シート積載手段(シートトレイ) 20 浮上手段(エア吹き付け手段) 21 浮上ノズル 22 分離ノズル 23 吹き付けブロワ 30 吸着分離搬送手段 40 搬送ベルト 40a 吸着孔 50 保持手段 51f 移動ローラ 56 テンショナ 57 駆動手段 60 吸着手段 61 第1の吸引チャンバ 62 第2の吸引チャンバ 63 第3の吸引チャンバ 65 吸引ブロワ 70 回動手段 71 シート高さ検知手段 72 搬送ローラ対 A 吸着時のシートの先端縁の高さ B 搬送時のシートの先端縁の高さ S シート S1 最上位のシート S2 次のシート
Claims (10)
- 【請求項1】 シートを積載支持するためのシート支持
手段と、 前記シート支持手段に支持されているシートの後端側で
シート面に平行に配置され、シートを吸着して搬送する
平行搬送部と、 前記シートの先端側で、シートの先端側になるに連れて
遠ざかるように傾斜可能に設けられ、シートを吸着して
搬送する傾斜搬送部と、 を有し、 シートを吸着後、吸着されたシートの先端がシート支持
手段から遠ざかるように傾斜搬送部を傾斜させることを
特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 シートを積載支持するためのシート支持
手段と、 前記シート支持手段に支持されたシートに対面するよう
に配置され、対面部がシートの後端側から先端側に走行
する無端状の搬送ベルトと、 シートを吸引することによりシートを前記搬送ベルトに
吸着する吸着手段と、 前記搬送ベルトを保持して該搬送ベルトの走行経路を設
定するベルト保持手段と、 前記吸着手段による前記搬送ベルトヘのシートの吸着後
に、吸着されたシートの先端側を前記シート支持手段か
ら遠ざけるように前記搬送ベルトの走行経路を変更する
ためのベルト走行経路変更手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項3】 前記ベルト保持手段は、搬送ベルトをシ
ートの後端側ではシート面に平行に対面させ、シートの
先端側では先端になるに連れてシート支持手段から遠ざ
かるように傾斜させて走行経路を設定し、前記ベルト走
行経路変更手段は、前記搬送ベルトヘのシートの吸着後
にシートの先端がシート支持手段から遠ざかるように傾
斜角度を変更することを特徴とする請求項2に記載のシ
ート給送装置。 - 【請求項4】 前記搬送ベルトの走行経路の傾斜部分の
傾斜開始位置をシート後端側に移動することにより傾斜
角度を変更することを特徴とする請求項3に記載のシー
ト給送装置。 - 【請求項5】 前記ベルト保持手段は、前記搬送ベルト
が掛け渡された複数のローラを有し、前記ベルト走行経
路変更手段は、前記傾斜部分に対応する位置に配置され
た、搬送ベルトの走行経路と交差する方向に移動可能な
移動ローラを有し、該移動ローラの移動に応じて傾斜角
度を変更することを特徴とする請求項3または4に記載
のシート給送装置。 - 【請求項6】 前記搬送ベルトの走行経路の変更による
搬送ベルトのテンションの変化を一定範囲内に維持する
ためのテンショナを設けたことを特徴とする請求項2な
いし5のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 【請求項7】 前記シート支持手段に支持されているシ
ートの先端近傍に向けてエアを吹き付けてシートを分離
するためのエア吹き付け手段を有することを特徴とする
請求項2ないし6のいずれか1項に記載のシート給送装
置。 - 【請求項8】 前記搬送ベルトの走行経路の変更により
シート先端を変更前と変更後で10mm以上遠ざけるこ
とを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載
のシート給送装置。 - 【請求項9】 前記請求項1ないし8のいずれか1項に
記載のシート給送装置と、 前記シート給送装置から送り出された原稿を読み取るた
めの読取り手段と、 を有することを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項10】 前記請求項1ないし8のいずれか1項
に記載のシート給送装置と、 前記シート給送装置から送り出された記録紙に画像を形
成するための画像形成手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8253330A JPH1095543A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | シート給送装置及び画像読取り装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8253330A JPH1095543A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | シート給送装置及び画像読取り装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095543A true JPH1095543A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17249817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8253330A Pending JPH1095543A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | シート給送装置及び画像読取り装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1095543A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008150182A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
US7588244B2 (en) | 2005-11-25 | 2009-09-15 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Sheet feeder with optical sensor |
JP2011140395A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-07-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 給紙装置及び画像形成システム |
US8490965B2 (en) | 2004-09-13 | 2013-07-23 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet-supplying device |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP8253330A patent/JPH1095543A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8490965B2 (en) | 2004-09-13 | 2013-07-23 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet-supplying device |
US7588244B2 (en) | 2005-11-25 | 2009-09-15 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Sheet feeder with optical sensor |
DE102006055557B4 (de) * | 2005-11-25 | 2011-06-16 | Ricoh Company, Ltd. | Blattzuführung |
JP2008150182A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2011140395A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-07-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 給紙装置及び画像形成システム |
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