JP2003237538A - 車両用電子キー装置および回転拘束装置 - Google Patents

車両用電子キー装置および回転拘束装置

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JP2003237538A
JP2003237538A JP2002038565A JP2002038565A JP2003237538A JP 2003237538 A JP2003237538 A JP 2003237538A JP 2002038565 A JP2002038565 A JP 2002038565A JP 2002038565 A JP2002038565 A JP 2002038565A JP 2003237538 A JP2003237538 A JP 2003237538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イグニッションノブロックユニットのIDが未
登録でもイグニッションノブを回転操作できるようにす
る。 【解決手段】電子キーとの間のID照合および回転操作
により車両を起動させるイグニッションノブの回転操作
を拘束するイグニッションノブロックユニット16との
間のID照合結果に基づいて、イグニッションノブの回
転操作の拘束/解除を行う車両用電子キー装置におい
て、イグニッションノブロックユニット16のIDの登
録が完了するまでは、イグニッションノブの回転操作を
拘束しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員が携帯する電
子キーと車載装置との間で無線通信を行い、IDを照合
してドアの施解錠やエンジンの始動を行う車両用電子キ
ー装置に関し、特に電子キーおよびイグニッションノブ
ロックユニットのIDを照合するID照合装置と、エン
ジン始動時に操作されるイグニッションノブの回動操作
を禁止するイグニッションノブロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に備えられた車載装置と、乗員が携
帯する電子キーとの間で無線通信を行ってIDを照合
し、照合結果に基づいて車両ドアの施解錠やエンジン始
動を行う車両用電子キー装置が知られている(例えば、
特開平2001−349117号公報)。この車両用電
子キー装置では、防盗性の向上のため、乗員によるイグ
ニッションノブ操作を検出すると、車載装置に含まれる
ID照合装置と電子キーとの間でID照合を行い、正規
の電子キーであると判定されると、さらにID照合装置
とイグニッションノブロックユニットとの間でID照合
を行った後にイグニッションノブの回動を許可するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用電子キー装置では、工場などにおいて、上述した
ID照合装置やイグニッションノブロックユニットの組
み付け時に、電子キーとID照合装置、および、イグニ
ッションノブロックユニットとID照合装置との間のI
Dが登録されていない状態が存在するために、その後の
組立・検査工程が制約されるという不都合があった。す
なわち、ID照合装置と電子キーとの間のID照合、お
よびID照合装置とイグニッションノブロックユニット
との間でのID照合が一致しなければイグニッションノ
ブの回動を許可しない構成となっているので、IDの登
録処理が完了するまでは、イグニッションノブをON位
置まで回動することができず、イグニッションノブをO
N位置まで回動しなければ成立しない組立・検査工程を
行うことができなかった。
【0004】本発明の目的は、回転拘束装置との間のI
Dが未登録でも回転操作装置を回転操作することができ
る回転拘束装置および回転拘束装置を備えた車両用電子
キー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜図3を参照して本発明を説明する。 (1)請求項1の発明は、回転操作により車両を起動さ
せる回転操作装置30と、回転操作装置30の回転操作
を拘束する回転拘束装置16と、少なくとも車両のドア
の施解錠を行う携帯機20との間のID照合および回転
拘束装置16との間のID照合を行うID照合装置1
1,16とを備え、回転拘束装置16は、ID照合装置
11,16との間のIDが登録されるまでは、回転操作
装置30の回転操作を拘束しないことにより、上記目的
を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1の車両用電子キー装
置において、ID照合装置11,16は、携帯機20の
IDが登録されるまでは、回転拘束装置16のID登録
を行わないことを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、請求項2の車両用電子キー装
置において、ID照合装置11,16は、携帯機20の
IDおよび回転拘束装置16のIDが未登録の場合に携
帯機20のIDを登録すると、携帯機20との間のID
照合を行うことなく回転拘束装置16のID登録を行う
ことを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項2または3の車両用電
子キー装置において、ID照合装置11,16は、携帯
機20のIDおよび回転拘束装置16のIDが登録され
ている場合に回転拘束装置16のIDを再登録する場合
には、携帯機20のID照合を行ってから回転拘束装置
16のID登録を行うことを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、車両に搭載されるID照合装
置11,16との間でID登録が行われた後は、少なく
とも車両のドアの施解錠を行う携帯機20とID照合装
置11,16との間のID照合結果およびID照合装置
11,16との間のID照合結果に基づいて、車両を起
動させるための回転操作装置30の回転拘束が解除さ
れ、ID照合装置11,16との間でID登録が行われ
るまでは、回転操作装置30の回転操作を拘束しないこ
とにより、上記目的を達成する。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態
の図1〜図3と対応づけたが、これにより本発明が実施
の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)請求項1〜5の発明によれば、IDの登録が完了
していない状態では、回転操作装置の回転操作を拘束し
ないので、IDの未登録の状態で回転操作装置の回転操
作を行って検査を行う必要のある部品の検査等を行うこ
とができる。 (2)請求項2の発明によれば、携帯機との間のID登
録が完了するまでは、回転拘束装置との間のID登録を
行わないので、携帯機および回転拘束装置の双方のID
登録を行うまでは、回転操作装置の回転操作は拘束され
ず、IDの未登録の状態で回転操作装置の回転操作を行
って検査を行う必要のある部品の検査等を行うことがで
きる。 (3)請求項3の発明によれば、携帯機および回転拘束
装置の双方のIDが未登録の場合に、携帯機との間のI
Dを登録すると携帯機との間のID照合を行うことなく
回転拘束装置との間のID登録を行うので、工場等での
ID登録の作業負荷を低減することができる。 (4)請求項4の発明によれば、回転拘束装置との間の
IDの再登録を行う場合には、携帯機との間のID照合
を行ってから回転拘束装置との間のID登録を行うの
で、防盗性を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、車両用電子キー装置に用
いられる一実施の形態の車載装置の構成を示す。図2
は、車両用電子キー装置に用いられる一実施の形態の携
帯用電子キーの構成を示す。図3は、エンジン始動時な
どに用いられるイグニッションノブを示す。本実施の形
態における車両用電子キー装置は、少なくとも図1に示
す車載装置と、図3に示すイグニッションノブを備え
る。
【0009】図2に示すように、電子キー20にはアン
テナ21、電子キーコントローラ22およびバッテリ2
3などが内蔵されている。電子キーコントローラ22は
CPU22aと不揮発性メモリ22bなどの周辺部品か
ら構成され、アンテナ21を介して車載装置1と無線通
信を行う。不揮発性メモリ22bには、車両の運行を許
された者を識別するためのIDが記憶されている。バッ
テリ23は電子キーコントローラ22に電力を供給する
ための交換可能な電池である。
【0010】また、電子キー20には、不図示のドアロ
ックボタン及びドアアンロックボタンが備えられ、これ
らのボタンが操作されると不揮発性メモリ22bからI
Dが読み出され、読み出されたIDとロック要求信号ま
たはアンロック要求信号が車載装置1に送信される。さ
らに電子キー20は、車載装置1から送信される、ID
を要求するID要求信号を受信した場合には、車載装置
1にIDを送信する。
【0011】電子キー20には従来のイグニッションキ
ーのようなキープレートがなく、乗員が携帯しやすい例
えばカード型に形成されている。また、車載装置1には
電子キー20を収納するキーシリンダーユニットが設置
されず、乗員は車両に搭乗しても電子キー20を携帯し
たままでよい。そのため、この一実施の形態では、図3
に示すように、従来の車両用電子キー装置のキーシリン
ダーユニットに代えて、ドライバがエンジン始動等の指
令を入力するイグニッションノブ30が設けられてい
る。さらに、イグニッションノブ30の回動をロックす
るイグニッションノブロックユニット16が、運転席側
のインストルメントパネルに設置される。従って、エン
ジン始動時には、従来のようにイグニッションキーを挿
入して回動させる手順は必要ない。
【0012】イグニッションノブロックユニット16
は、イグニッションノブ30をロックして回転操作を禁
止するためのノブ回転禁止ラッチ(不図示)を有し、こ
の回転禁止ラッチを解除側に駆動することによってイグ
ニッションノブ30とステアリングホイールの回転操作
が可能になる。このイグニッションノブロックユニット
16はIDを記憶するメモリ16aを備える。メモリ1
6aへのIDの記憶(登録)は、イグニッションノブロ
ックユニット16およびパッシブコントロールユニット
11によって後述する手順により行われる。イグニッシ
ョンノブ30の回動操作は、電子キー20と後述するパ
ッシブコントロールユニット11との間のID照合、お
よびイグニッションノブロックユニット16とパッシブ
コントロールユニット11との間のID照合結果がOK
(IDが一致)である場合に許可される。
【0013】上述したように、このような構成では、工
場などで電子キー20およびイグニッションノブロック
ユニット16のID登録が完了していない状態におい
て、イグニッションノブ30の回動操作を行うことがで
きない。従って、イグニッションノブ30を後述するイ
グニッションオン位置まで回して行う検査などが不可能
となる。本実施の形態では、イグニッションノブロック
ユニット16とパッシブコントロールユニット11との
間のID登録が完了するまでは、イグニッションノブロ
ックユニット16がイグニッションノブ30の回転操作
を拘束できないようにしておく。これにより、IDが未
登録の状態でもイグニッションノブ30の回動操作が可
能となる。
【0014】乗員が車両のエンジンを始動する時は、イ
グニッションノブ30の押し込み操作を行った後、回動
操作を行う必要がある。図3に示すように、ステアリン
グホイールのロック(LOCK)位置にあるイグニッション
ノブ30を押し込むとプッシュスイッチ5がオンする。
また、イグニッションノブ30をエンジンを作動させる
イグニッションオン(ON)位置に回すとイグニッション
スイッチ6がオンする。さらに、図示しないスタータに
よりエンジンを始動するエンジンスタート(START)位
置に回すとエンジンスタート・スイッチ7がオンする。
【0015】スイッチ8は、車両のドアの開閉状態を検
出するスイッチであり、ドアが開放されるとオンし、閉
じられるとオフする。また、スイッチ9は、運転席ドア
のドアロック動作を開始させるためのドアロックスイッ
チであり、図示しない運転席ドアのドアアウトサイドハ
ンドル周辺の車外に設けられている。乗員が車外から車
両のドアをロック/アンロックするときにドアロックス
イッチ9を操作する(押す)と、ドアロックスイッチ9
はオフからオンとなる。
【0016】車載装置1は、電子キー20との間で無線
通信を行うための送受信機2、3、12を備えている。
送信機2に接続されている車内アンテナ2aは車内に設
置され、車内へID要求信号を送信する。送信機3およ
びアンテナ3aは、運転席ドアのドアアウトサイドハン
ドルの周辺に設置され、車外の所定のエリア(例えば運
転席ドア近傍)へID要求信号を送信する。
【0017】受信機12は車両後部のリアパーセルに設
置され、アンテナ12aを介して電子キー20から送ら
れる”ロック要求信号”、”アンロック要求信号”、I
Dなどを受信する。受信したこれらの信号は、パッシブ
コントロールユニット11に送信される。電子キー20
からドアのロック/アンロック要求信号とIDが送信さ
れてきた時は、パッシブコントロールユニット11は、
電子キー20のID照合を行い、IDが一致すると判定
すると、ドアロックアクチュエータ14にアンロック/
ロック命令を出力する。ドアロックアクチュエータ14
は、この命令に基づいて、運転席ドア、助手席ドアおよ
び後部座席ドアのロック、アンロックを行う。
【0018】エンジンコントローラ15は、CPU15
aと不揮発性メモリ15bなどを備え、スロットルバル
ブ制御装置(不図示)、燃料噴射装置(不図示)および
点火装置(不図示)を駆動制御してエンジン2の回転速
度と出力トルクを制御する。
【0019】パッシブコントロールユニット11は、C
PU11aと予め登録された電子キー20のIDが格納
された不揮発性メモリ11bと、イグニッションノブロ
ックユニット16のIDが格納された不揮発性メモリ1
1cと、後述する工場モードフラグを記憶するメモリ1
1dとを備えている。
【0020】CPU11aは、ドアロックスイッチ9の
動作状態に基づいて送信機3およびアンテナ3aを介し
てID要求信号を車室外の所定のエリア(例えば運転席
ドアの近傍)へ送信し、受信機12を介して電子キー2
0から送信されたロック要求信号またはアンロック要求
信号、IDを受信して、受信したIDとメモリ11bに
格納されたIDとを照合する。CPU11aは、この照
合結果とロック要求信号/アンロック要求信号、ドアの
ロック状態(ドアがロックされているか否か)に基づい
てドアロックアクチュエータ14を制御してドアのロッ
ク/アンロックを行う。
【0021】また、CPU11aは、イグニッションノ
ブ30の押し込み操作に基づいて送信機2およびアンテ
ナ2aを介してID要求信号を車室内へ送信し、受信機
12を介して電子キー20から送信されたIDを受信し
て、受信したIDとメモリ11bに格納されたIDとを
照合すると共に、メモリ11cに記憶されているID
と、イグニッションノブロックユニット16のメモリ1
6aに格納されているIDとを照合する。CPU11a
は、電子キー20から送信されたIDとメモリ11bに
格納されたIDとが一致し、かつイグニッションノブロ
ックユニット16のメモリ16aに格納されているID
とメモリ11cに記憶されているIDとが一致した場合
にイグニッションノブロックユニット16のノブ回転禁
止ラッチを解除して、イグニッションノブ30の回動を
許可する。なお、CPU11aは、イグニッションノブ
ロックユニット16のメモリ16aにIDが記憶されて
いない場合には、ノブ回転禁止ラッチによるイグニッシ
ョンノブ30のロックを禁止する。
【0022】さらにCPU11aは、不図示の外部装置
と接続可能とされ、外部装置に接続されることによっ
て、電子キー20のIDをメモリ11bに登録したり、
メモリ11cのIDをイグニッションノブロックユニッ
ト16のメモリ16aに登録する登録モードへ切り替え
可能となっている。なお、メモリ11cのIDをイグニ
ッションノブロックユニット16のメモリ16aに登録
する際には、CPU11aが登録モードとされ、かつ、
メモリ11dの工場モードフラグがセットされている必
要があるが、詳細については後述する。また、CPU1
1aは、イグニッションスイッチ5〜7の動作状態に応
じてエンジンコントローラ15を制御し、エンジンの始
動/停止を行う。
【0023】図4,図5は、電子キー20および/また
はイグニッションノブロックユニット16のIDを登録
する処理手順を示す一実施の形態のフローチャートであ
る。これらの制御は、車載装置1のパッシブコントロー
ルユニット11で行われる。
【0024】ステップS10では、パッシブコントロー
ルユニット11に接続された図示しない外部装置から、
登録モードである旨の信号が入力されたか否かを判定す
る。登録モードであると判定するとステップS20に進
み、登録モードではないと判定すると本制御プログラム
を終了する。ステップS20では、工場モードであるか
否かを判定する。工場モードとは、工場で電子キー20
およびイグニッションノブロックユニット16のID登
録を行う場合の登録モードのことであり、メモリ11d
に工場モードフラグがセットされているか否かにより、
工場モードであるか否かを判定する。電子キー20およ
びイグニッションノブロックユニット16のIDが未登
録で工場にパッシブコントロールユニット11が納入さ
れる時には、メモリ11dに工場モードフラグがセット
された状態で納入される。工場モードであると判定する
とステップS30に進み、工場モードではないと判定す
るとステップS110に進む。
【0025】ステップS30では、イグニッションスイ
ッチ6からの信号に基づいて、イグニッションスイッチ
6がオンされたか否かを判定する。イグニッションスイ
ッチ6がオンされたと判定するとステップS40に進
み、オンされていないと判定するとステップS30で待
機する。ステップS40では、電子キー20のIDを受
信したか否かを判定する。このIDは、電子キー20か
ら送信されてアンテナ12aで受信されて、パッシブコ
ントロールユニット11に送られてくる。電子キー20
のIDを受信したと判定するとステップS50に進み、
受信していないと判定するとステップS90に進む。
【0026】ステップS90では、イグニッションスイ
ッチ6からの信号に基づいて、イグニッションスイッチ
6がオフされたか否かを判定する。イグニッションスイ
ッチ6がオフされたと判定するとステップS30に戻
り、オフされていないと判定するとステップS40に戻
る。
【0027】ステップS50では、ステップS40で受
信した電子キー20のIDを登録する。すなわち、受信
した電子キー20のIDをメモリ11bに記憶する。以
後、電子キー20のIDの再登録などが行われない限
り、登録されたIDを有する電子キー20以外の電子キ
ーを用いて、イグニッションノブ30の回動操作、すな
わち、エンジンの始動操作を行うことはできない。電子
キー20のIDを登録するとステップS60に進む。
【0028】ステップS60では、電子キー20のID
登録が完了したか否かを判定する。この判定は、例え
ば、パッシブコントロールユニット11に接続された図
示しない外部装置から登録完了信号が入力されたか否か
により行う。また、電子キー20のIDは、複数登録す
ることができるので、予め定めた規定数のIDの登録が
行われたか否かに基づいて判定してもよい。電子キー2
0のID登録が完了したと判定するとステップS70に
進み、完了していないと判定するとステップS40に戻
る。
【0029】ステップS70では、パッシブコントロー
ルユニット11とイグニッションノブロックユニット1
6との間でID照合を行うためのIDをメモリ11cか
ら読み出してイグニッションノブロックユニット16に
送信する。IDを送信するとステップS80に進む。ス
テップS80では、工場にパッシブコントロールユニッ
ト11が納入されてきた時にメモリ11dにセットされ
ている工場モードフラグをリセットして、本制御プログ
ラムを終了する。
【0030】工場にて電子キー20とイグニッションノ
ブロックユニット16のIDが登録されると工場モード
フラグはリセットされる(ステップS80)ため、最初
に登録した電子キー20とは別の電子キーのID登録を
行う場合には、ステップS20で工場モードではないと
判定してステップS110に進む。図5に示すフローチ
ャートのステップS110〜ステップS190で行われ
る処理は、新たに電子キー20やイグニッションノブロ
ックユニット16のID登録を行う場合の制御手順を示
すものであり、例えば、車両の整備等を行うディーラー
で行われる。
【0031】ステップS110では、ID登録を行う対
象が電子キー20であるか否かを判定する。この判定
は、パッシブコントロールユニット11に接続される図
示しない外部装置から入力される信号に基づいて行う。
電子キー20のID登録であると判定するとステップS
150に進み、イグニッションノブロックユニット16
のID登録であると判定するとステップS120に進
む。ステップS120では、イグニッションノブ30の
操作に連動するプッシュスイッチ5から送信される信号
に基づいて、プッシュスイッチ5がオンされたか否かを
判定する。プッシュスイッチ5がオンされたと判定する
とステップS130に進み、オンされていないと判定す
るとオンされるまでステップS120で待機する。
【0032】ステップS130では、電子キー20から
送信されるIDに基づいて電子キー20のID照合を行
い、照合結果がOKであるか否かを判定する。本実施の
形態では、工場から電子キー20やイグニッションノブ
ロックユニット16を含む車両用電子キー装置が出荷さ
れた後の市場での防盗性を向上させるため、イグニッシ
ョンノブロックユニット16のID登録を行う前に、電
子キー20のID照合を行い、照合結果がOKの場合に
イグニッションノブロックユニット16のID登録を行
う。電子キー20のID照合結果がOKであると判定す
るとステップS140に進み、OKではないと判定する
と本制御プログラムを終了する。
【0033】ステップS140では、パッシブコントロ
ールユニット11とイグニッションノブロックユニット
16との間でID照合を行うためのIDをメモリ11c
から読み出してイグニッションノブロックユニット16
に送信する。IDを送信すると本制御プログラムを終了
する。
【0034】一方、ステップS110で電子キー20の
ID登録であると判定してステップS150に進むと、
上述した図示しない外部装置から入力される所定の登録
コード(暗証コード)の照合を行い、照合結果がOKで
あればステップS160に進み、OKではないと判定す
ると本制御プログラムを終了する。すなわち、電子キー
20のIDを登録する際にも、防盗性を向上させるため
に、所定の登録コードの照合を行い、照合結果がOKの
場合にID登録を行う。
【0035】ステップS160では、電子キー20のI
Dを受信したか否かを判定する。受信したと判定すると
ステップS170に進み、受信していないと判定すると
IDを受信するまでステップS160で待機する。ステ
ップS170では、ステップS160で受信した電子キ
ー20のIDを登録する。すなわち、受信した電子キー
20のIDをメモリ11bに記憶する。電子キー20の
IDを登録するとステップS180に進む。
【0036】ステップS180では、電子キー20のI
D登録が完了したか否かを判定する。受信した電子キー
20のIDがメモリ11bに記憶されて登録が完了した
と判定するとステップS190に進み、完了していない
と判定するとステップS160に戻る。ステップS19
0では、電子キー20のID登録処理が完了したか否か
を判定する。この判定は、上述したステップS60で行
った判定と同じ方法により行う。ID登録処理が完了し
たと判定すると本制御プログラムを終了し、完了してい
ないと判定するとステップS160に戻る。
【0037】図6は、イグニッションノブロックユニッ
ト16で行われるIDの登録手順を示す一実施の形態の
フローチャートである。図4および図5に示すフローチ
ャートのステップS70またはステップS140では、
パッシブコントロールユニット11とイグニッションノ
ブロックユニット16との間のID登録を行うために、
パッシブコントロールユニット11は、イグニッション
ノブロックユニット16にIDを送信した。イグニッシ
ョンノブロックユニット16は、このIDを受信してメ
モリ16aへのID登録を行う。なお、ディーラー等で
イグニッションノブロックユニット16のIDを再登録
する場合には、登録されているIDを事前にリセットし
てから、新たなIDを登録する。
【0038】ステップS200では、IDが既にメモリ
16aに登録済みであるか否かを判定する。IDが登録
済みであると判定すると本制御プログラムを終了し、登
録済みではないと判定するとステップS210に進む。
ステップS210では、イグニッションスイッチ6から
パッシブコントロールユニット11を介して入力される
信号に基づいて、イグニッションスイッチ6がオンされ
ているか否かを判定する。イグニッションスイッチ6が
オンされていると判定するとステップS220に進み、
オンされていないと判定するとオンされるまでステップ
S210で待機する。
【0039】ステップS220では、パッシブコントロ
ールユニット11から送信されるIDを受信したか否か
を判定する。このIDは、図4および図5に示すフロー
チャートのステップS70またはステップS140にお
いて、パッシブコントロールユニット11から送信され
たものである。登録するためのIDを受信したと判定す
るとステップS230に進み、受信していないと判定す
ると受信するまでステップS220で待機する。
【0040】ステップS230では、ステップS220
で受信したIDを登録する。すなわち、メモリ16aに
受信したIDを記憶する。IDを登録するとステップS
240に進む。ステップS240では、IDの登録処理
が完了したか否かを判定する。この判定は、例えば、パ
ッシブコントロールユニット11に接続された図示しな
い外部装置から、パッシブコントロールユニット11を
介して登録完了信号が入力されたか否かにより行う。I
Dの登録処理が完了したと判定するとステップS250
に進み、完了していないと判定するとステップS220
に戻る。
【0041】ステップS250では、イグニッションノ
ブ30の回動操作のロックの禁止を解除する。すなわ
ち、上述したように、イグニッションノブロックユニッ
ト16とパッシブコントロールユニット11との間のI
D登録が完了するまでは、イグニッションノブロックユ
ニット16は解除状態に保持されていた。これは、イグ
ニッションノブ30の回動操作を拘束(ロック)させな
いようにしていたのであるが、ステップS250では、
イグニッションノブ30の回動操作をロックできるよう
にする。これにより、例えばエンジンを始動させる時に
は、電子キー20のID照合とイグニッションノブロッ
クユニットのID照合の結果がOKとならない限り、イ
グニッションノブ30の回動操作が行えないようにロッ
クされた状態が保たれる。イグニッションノブ30の回
動操作をロックできるようにすると、本制御プログラム
を終了する。
【0042】上述した一実施の形態によれば、パッシブ
コントロールユニット11とイグニッションノブロック
ユニット16との間のIDが登録されるまでは、イグニ
ッションノブロックユニット16を解除状態にしてお
く。これにより、IDが未登録の状態である工場などに
おいて、ID登録前でもイグニッションノブ30の回動
操作が可能となる。すなわち、イグニッションノブ30
の回動操作によりイグニッションスイッチをオンにしな
ければ行うことができない部品等の検査が可能となる。
【0043】また、工場モードフラグがセットされてい
る工場モード時では、電子キー20のID登録が完了
(ステップS60)してから、イグニッションノブロッ
クユニット16のIDを登録し(ステップS70,ステ
ップS230)、その後、イグニッションノブ30の回
動操作をロックできるようにしている(ステップS25
0)。これにより、電子キー20のID登録とイグニッ
ションノブロックユニット16のID登録の双方が完了
するまでは、イグニッションノブ30の回動操作が可能
であるので、いずれか片方のID登録により、イグニッ
ションノブ30の回動操作がロックされて、イグニッシ
ョンスイッチをオンにしなければ行うことができない部
品等の検査を行うことができなくなるという不都合を回
避することができる。
【0044】さらに、工場モード時には、電子キー20
のID登録が完了すると(ステップS60)、電子キー
20のID照合を行うことなくイグニッションノブロッ
クユニット16のID登録が行える(ステップS70)
ので、工場でのID登録の作業負荷を低減することがで
きる。一方、ディーラー等で行われるID登録の際に
は、イグニッションノブロックユニット16のID登録
(ステップS140)の際には電子キー20のID照合
を行い(ステップS130)、電子キー20のID登録
(ステップS170)の際には、外部装置を用いた所定
の登録コードの照合を行う(ステップS150)ので、
第三者が無断でIDの書き換えを行うのを防ぐ等、防盗
性を向上させることができる。
【0045】本発明は、上述した一実施の形態に限定さ
れることはない。例えば、図4に示すフローチャートの
ステップS30では、電子キー20のID登録を行う際
にイグニッションスイッチ6をオンするようにしている
が、イグニッションスイッチ6の代わりにプッシュスイ
ッチ5をオンさせるようにしてもよいし、イグニッショ
ンスイッチ6をオンさせずにID登録を行うようにして
もよい。また、本発明によるイグニッションノブロック
ユニット16を含む車両用電子キー装置が適用される車
両は、ガソリン車に限られず、ハイブリッド車、電気自
動車などにも適用することができる。
【0046】特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態
の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、
イグニッションノブ30が回転操作装置を、イグニッシ
ョンノブロックユニット16が回転拘束装置を、パッシ
ブコントロールユニット11とイグニッションノブロッ
クユニット16とがID照合装置を、電子キー20が携
帯機をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能
を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の車載装置の構成を示す図
【図2】一実施の形態の電子キーの構成を示す図
【図3】一実施の形態のイグニッションノブを示す図
【図4】パッシブコントロールユニットで行われるID
の登録手順を示す一実施の形態のフローチャート
【図5】パッシブコントロールユニットで行われるID
の登録手順を示す一実施の形態のフローチャート
【図6】イグニッションノブロックユニットで行われる
IDの登録手順を示す一実施の形態のフローチャート
【符号の説明】
1…車載装置、2,3…送信機、2a…室内アンテナ、
3a…ドアアンテナ、5…プッシュスイッチ、6…イグ
ニッションオンスイッチ、7…スタートスイッチ、8…
ドアハンドルスイッチ、9…ドアロックスイッチ、11
…パッシブコントロールユニット、11a…CPU、1
1b…メモリ、12…受信機、12a…アンテナ、14
…ドアロックアクチュエータ、15…エンジンコントロ
ーラ、15a…CPU、15b…メモリ、16…イグニ
ッションノブロックユニット、20…電子キー、21…
アンテナ、22…電子キーコントローラ、22a…CP
U、22b…メモリ、23…バッテリ、30…イグニッ
ションノブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転操作により車両を起動させる回転操作
    装置と、 前記回転操作装置の回転操作を拘束する回転拘束装置
    と、 少なくとも車両のドアの施解錠を行う携帯機との間のI
    D照合および前記回転拘束装置との間のID照合を行う
    ID照合装置とを備え、 前記回転拘束装置は、前記ID照合装置との間のIDが
    登録されるまでは、前記回転操作装置の回転操作を拘束
    しないことを特徴とする車両用電子キー装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用電子キー装置にお
    いて、 前記ID照合装置は、前記携帯機のIDが登録されるま
    では、前記回転拘束装置のID登録を行わないことを特
    徴とする車両用電子キー装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車両用電子キー装置にお
    いて、 前記ID照合装置は、前記携帯機のIDおよび前記回転
    拘束装置のIDが未登録の場合に前記携帯機のIDを登
    録すると、前記携帯機との間のID照合を行うことなく
    前記回転拘束装置のID登録を行うことを特徴とする車
    両用電子キー装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の車両用電子キー
    装置において、 前記ID照合装置は、前記携帯機のIDおよび前記回転
    拘束装置のIDが登録されている状態で前記回転拘束装
    置のIDを再登録する場合には、前記携帯機のID照合
    を行ってから前記回転拘束装置のID登録を行うことを
    特徴とする車両用電子キー装置。
  5. 【請求項5】車両に搭載されるID照合装置との間でI
    D登録が行われた後は、少なくとも車両のドアの施解錠
    を行う携帯機と前記ID照合装置との間のID照合結果
    および前記ID照合装置との間のID照合結果に基づい
    て、車両を起動させるための回転操作装置の回転拘束が
    解除され、前記ID照合装置との間でID登録が行われ
    るまでは、前記回転操作装置の回転操作を拘束しないこ
    とを特徴とする回転拘束装置。
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