JP2003230570A - 手袋の取外し装置 - Google Patents

手袋の取外し装置

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JP2003230570A JP2000383889A JP2000383889A JP2003230570A JP 2003230570 A JP2003230570 A JP 2003230570A JP 2000383889 A JP2000383889 A JP 2000383889A JP 2000383889 A JP2000383889 A JP 2000383889A JP 2003230570 A JP2003230570 A JP 2003230570A
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    • A47G25/904Devices for domestic use for assisting in putting-on or pulling-off clothing, e.g. stockings or trousers for gloves
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B42/00Surgical gloves; Finger-stalls specially adapted for surgery; Devices for handling or treatment thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手に被着されている手袋を簡単な機構で取り
外す。 【解決手段】 手袋65を被着した手66を挿入する挿
入口4を有し、この挿入口4の内側に、挿入した手66
に被着された手袋65の口に係止される係止爪10,1
4を相対的に開閉可能に備えている。挿入口4に手66
を挿入した後、係止爪14を閉方向に移動させて係止爪
10,14を手袋65の口に係止させ、その後、係止爪
14を開方向に移動させた後、手66を手袋65から引
き抜いて手袋65を外す。その後、係止爪10を手袋が
外れる方向に傾けるよう回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手袋の取外し装置
に関し、特に、例えば病院等において手術後の手に被着
されている伸縮性を有する汚れた手袋を、衣服または肌
に直接触れることなく除脱、廃棄することができる手袋
の取外し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば病院の手術室または食品製造現場
等では、天然ゴム、合成ゴムまたは合成樹脂製の伸縮性
を有する手袋を被着して作業を行なっている。そして、
使用後の汚れた手袋は一般に自らの手で外すようにして
いるが、その際に手袋が衣服に触れることが度々あり、
特に、毒物、細菌、血液等で手袋が汚染されている場合
でも、片方の手の手袋を取り外した後に、その片方の手
で他方の手の手袋を取り外さねばならなかった。
【0003】そこで、例えば特開2000−10720
1号に開示されているような手袋の着脱装置が提案され
ている。この装置では、楕円状の環の短軸の両端の内側
に腕をはさむための弧状の部材を取り付けたアダプター
に、手袋のそで口の周りの対向する2カ所を取り付け、
手に手袋を取り付け・取り外しするときは、上記環の長
軸の両端付近の側面を長軸方向に圧縮して、そで口を開
き、かつ、圧縮した時に、手袋に負圧をかけて手袋を膨
らませるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置では、手袋の被着も可能であるという利点
があるとはいうものの、手袋に負圧をかけて膨らませる
ための減圧装置が必要となるため、装置が大掛かりにな
るという問題がある。
【0005】そこで本発明は、極めて簡単な機構なが
ら、手袋の取外しを容易かつ確実に実行することができ
る手袋取外し装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による手袋取外し
装置は、手袋を被着した手を挿入する挿入部を有し、こ
の挿入部の内側に、挿入した手に被着された手袋の口に
係止される複数個の係止爪を相対的に開閉可能に備えて
いる。そして、上記挿入部に手を挿入した後、上記係止
爪を閉方向に移動させてこの係止爪を上記手袋の口に係
止させ、その後、この係止爪を開方向に移動させた後、
手を手袋から引き抜いて手袋を外すようにしたことを特
徴とするものである。
【0007】上記複数の係止爪のうちの1個を、装置に
固定されたガイド板に取り付け、他の1個を、上記ガイ
ド板に対して進退可能なスライド板に取り付けた構成と
することができる。
【0008】また、上記係止爪を開閉方向に移動させる
手段は、例えば足踏みペダルと、このペダルに連結され
たワイヤおよび戻しスプリング等を用いて構成すること
ができるが、センサおよびモータによって電気的に構成
することも可能である。
【0009】さらに、手を手袋から外した後、上記係止
爪から手袋を外すように上記係止爪を駆動する駆動手段
を備えていることが好ましい。その場合、この係止爪駆
動手段を上記係止爪を開閉方向に移動させる手段と兼用
して、係止爪を閉方向に移動させて係止爪から手袋を外
すようにしてもよいが、係止爪を手袋が外れる方向に傾
けるように回転させる回転手段を設けてもよい。
【0010】また、上記挿入部の下方に、上記係止爪か
ら外されて落下した手袋が収容される収容部を備えてい
ることが好ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、複数の係止爪を開状態
にしておいて、手袋を被着した手を上記挿入部に挿入
し、上記係止爪を相対的に閉方向に移動させて、手袋の
口に複数の係止爪を係止させ、上記係止爪を相対的に開
方向に移動させた後、手を手袋から引き抜くことで、手
袋を外すことができるから、従来のこの種の装置におけ
るような、手袋に負圧をかけて膨らませるための減圧装
置を設ける必要がなくなる。
【0012】したがって、コンパクトで簡単な構成を有
し、かつ動作の確実な手袋取外し装置を提供することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。
【0014】図1〜図4は、本発明による手袋の取外し
装置の一実施の形態の構成を示す概略図で、図1は係止
爪が開状態にあるときの内部構成を示す側面図、図2は
そのハウジングの上面板を除去し、かつ一部の構成を省
略した平面図、図3はハウジングの正面板を取り除いて
示す部分的正面図、図4は開状態にある係止爪を示す正
面図である。なお、図1から明らかなようにハウジング
の上面板は手前側に傾斜しているが、図面を簡略化する
ため、図2および図3においては上記上面板を水平なも
のとして描いてある。
【0015】この手袋の取外し装置1は、少なくとも上
面板2aと正面板2bとを備えたハウジング2を有し、
上面板2aには、図2に仮想線で示すような、手袋を被
着した手を挿入するための一対の挿入口4,4が形成さ
れ、ハウジング2の内部には、落下する使用済みの手袋
を受けるごみ箱3が設置されている。上面板2aの裏面
には、各挿入口4に関し、内縁側にガイド板6が一部を
挿入口4に臨ませて固定され、外縁側にはスライド板8
が移動可能に設けられている。各スライド板8は、図2
〜図4に示すようにそれぞれガイド板6から離間して上
面板2aの下側に隠れた第1の位置と、図5および図6
に示すようにガイド板6の接近して挿入口4に露出され
る第2の位置との間で図2〜図4の左右方向に進退可能
に設けられている。
【0016】各ガイド板6は、その上記挿入口4内に臨
む内側縁6aが平面図で見て円弧状凹部を形成し、これ
に対向するスライド板8の内側縁8aも同様の円弧状凹
部を形成している。
【0017】ガイド板6の下面には、図4に示すような
第1の係止爪10が、紙面に垂直な水平な軸12の周り
で枢動可能に設けられている。係止爪10のスライド板
8側の先端には、手に被着された手袋の口の端縁部の内
側に係入するための下方を向いた爪先10aと、手袋の
口の端縁部を収容するための下方に開口した凹部10b
とが形成されている。なお、ガイド板6の内側縁6aの
下部には、後述する係止爪回転機構70による係止爪1
0の反時計方向の回転を許容するための切欠き6bが形
成されている。また係止爪10は、その軸12に関して
爪先10a側とは反対側の端部に、上記係止爪回転機構
70に係合するローラ72を、軸12と平行な軸71に
軸支された態様で備えている。一方、スライド板8aの
下面にも、係止爪10と同様の爪先14aおよび凹部1
4bを備えた第2の係止爪14が軸13を介して固定さ
れている。
【0018】ハウジング2の上面板2aには、図2から
明らかなように、左右方向に延びる支持板15,15が
固定され、L字状のスライドベース16,16がそれぞ
れ支持板15の下面に沿って図2の左右方向に摺動可能
に設けられ、各スライドベース16上に、スライド板8
が取り付けられている。各スライド板8は、スライドベ
ース16に対して若干距離だけ左右方向に移動可能に設
けられているとともに、それぞれ一対のコイルスプリン
グ(圧縮スプリング)18,18によってガイド板6の
方向に付勢されている。各コイルスプリング18の付勢
力は、調整ねじ20によってハウジング2の外側からそ
れぞれ調整可能になっている。
【0019】各スライドベース16は、コイルスプリン
グ(引張りスプリング)22によってスライド板8がガ
イド板6から離間する方向に付勢されていることによ
り、スライド板8は、係止爪14を開いた状態の図2〜
図4に示す位置を保っている。また、各スライドベース
16の端部にはローラ24が取り付けられ、上面板2a
に固定されたレール26上をローラ24が転動するよう
になっている。
【0020】ハウジング2の前面板2bの背面には、図
3に示すような形状を有する回転板28が、前面板2b
に固定された軸受30(図1)に支持された軸31を介
して前面板2bと平行な垂直面内で回転自在に設けられ
ている。この回転板28の裏面上において、図3の斜め
右上から斜め左下に過ぎる約45°をなす直径の両端
に、それぞれピボット軸32,32が回転板28の面と
垂直に立設され、各ピボット軸32には細長い連結板3
4の一端が枢支されている。
【0021】一方、図3の右側のスライドベース16の
左端からは短い連結ブラケット36が垂設され、この連
結ブラケット36の下端に立設されたピボット軸38
に、回転板28板の右上のピボット軸32に一端を枢支
された連結板34の他端が枢支されている。また、図3
の左側のスライドベース16の右端からは長い連結ブラ
ケット40が垂設され、この連結ブラケット40の下端
に立設されたピボット軸42に、回転板28板の左下の
ピボット軸32に一端を枢支された連結板34の他端が
枢支されている。そして、連結ブラケット36および4
0は、図3の状態で両連結板34,34が略水平になる
ような長さに設定されている。したがって、回転板28
を図3に示す位置から反時計方向に回動することによ
り、両スライドベース16,16が互いに接近する方向
に摺動し、これに伴ってスライド板8,8がそれぞれガ
イド板6に向かって前進することになる。
【0022】本実施の形態においては、上記回転板28
の駆動手段として、図1および図3に示す足踏みペダル
44と、このペダル44と回転板28との間に接続され
たワイヤ46とを用いている。すなわち、ハウジング2
の底部に固定されたペダルベース48から一対の支柱5
0,50が所定の間隔をおいて立設され、これら支柱5
0,50の上端部間に水平に橋架された軸52によって
ペダル44が揺動可能にその両側を支持されている。ペ
ダル44は軸52から手前側(図1の左側)が短く、軸
52から奥側(図1の右側)が長く形成され、かつペダ
ル44の手前側の端部とペダルベース48との間に介装
されたコイルスプリング(引張りスプリング)54によ
って、図1の反時計方向に付勢されて、軸52から奥側
が高くなるように傾斜している。また、ペダルベース4
8上には、ペダル44の踏込み位置を規制するストッパ
45が立設されている。
【0023】上記ワイヤ46の一端はペダル44の最も
高い位置から側方に延びる支柱56の先端に係止され、
複数のプーリ58を経由して上方へ延び、最上位のプー
リ58aから回転板28の下方近傍に設けられたプーリ
58bに向かって斜め下方へ延び、回転板28の表側に
回転板28の下側のピボット軸32と同軸に立設された
軸60にワイヤ46の他端が係止されている。そして上
記プーリ58bは、ワイヤ46によって回転板28がそ
の外周の略接線方向に引かれるように位置決めされてい
る。
【0024】以上の構成により、図1〜図4に示す状態
から、ペダル44をコイルスプリング54の付勢力に抗
して踏み込み、ペダル44の下面がストッパ45の上端
に当接した図1の仮想線で示すような水平状態にする
と、回転板28が反時計方向に回動して図5に示す状態
となり、これに伴ってスライドベース16,16がそれ
ぞれコイルスプリング22を引き伸しながら摺動し、こ
れに伴ってスライド板8,8がガイド板6に向かって前
進し、図6に示す状態となる。なお、図6においては、
係止爪10,10を回動させて、使用済みの手袋をごみ
箱3内に落下させるための係止爪回転機構70(図2で
は省略してある)が両ガイド板6,6の間に示されてい
るが、その構成および動作については後述する。
【0025】次に、以上説明した手袋の取外し装置1の
動作について、図7〜図9を参照して説明する。
【0026】先ず、係止爪10,14が図4に示すよう
に左右に開いた状態において、図7に示すように、手袋
65を被着した腕66(両腕)をこの装置1の上面板2
aの挿入口4から挿入する。そして腕66をガイド板6
の内側縁6aに当て、この内側縁6aに沿って腕66を
上方に引いて、係止爪10の爪先10aを手袋65の口
の端縁部65aの一側(図7の左側)の内側に係入させ
る。
【0027】次に、ペダル44を踏み込んで、スライド
板8をガイド板6に向かって前進させて係止爪14を係
止爪10に対して閉じ、スライド板8の内側縁8aを腕
66に当てる。それを確認後、前記と同様に、係止爪1
4の爪先14aを手袋65の口の端縁部65aの他側
(図7の右側)の内側に係入させ、図8に示すように、
双方の係止爪10、14が手袋65の口に係止された状
態とする。なお、図8においては、スライド板8の内側
縁8aが腕66から若干離れているように描いてある
が、実際には、スライド板8の内側縁8aはコイルスプ
リング18,18の付勢力で腕66に密着する。
【0028】次に、この状態でペダル44を離すと、コ
イルスプリング22、22の付勢力でスライドベース1
6,16が回転板28を時計方向に回動させながらスラ
イド板8,8とともにが後退して係止爪14,14が開
き、図1〜図4に示す状態に戻る。したがって手袋65
の口は係止爪10,14に引張られて図9に示すように
開き、この状態で腕66を挿入口4から抜き出せば、手
袋65が止爪10,14によって係止されたままの状態
で保持されているために、手を手袋65から引き抜くこ
とができる。この際、手袋65が手に密着している場合
には、手袋65は裏返しになり、手から外れる。
【0029】このように、本実施の形態による手袋取外
し装置1を用いればれば、両手に被着された使用済み手
袋65を、衣服、肌等に触れることなく容易に取り外す
ことができること明らかである。
【0030】ところで、この手を抜き去った状態では、
手袋65が係止爪10,14に係止された状態のまま保
持されている可能性がある。そこで、再びペダル44を
踏んで、係止爪14を閉方向に移動させることにより、
使用済み手袋65をごみ箱3内に落下させることができ
る。
【0031】しかして、本実施の形態においては、使用
済み手袋65をさらに確実に係止爪10,14からごみ
箱3内に落下させるための係止爪回転機構70を備えて
いる。以下、この係止爪回転機構70について、図10
〜図14を参照して説明する。
【0032】先ず図10に示すように、各ガイド板6の
下方において軸12の回りに回動可能に設けられた係止
爪10は、その軸12に関して爪先10a側とは反対側
の端部に、軸12と平行な軸71によって支持されたロ
ーラ72を備えている。
【0033】上面板2aの下面の両ガイド板6,6の間
の部位には支持ブロック74が垂設され、この支持ブロ
ック74に上下スライダ75が上下方向に摺動可能に設
けられている。上下スライダ75の一方の面には、左右
一対のポスト76,76が突設されている。そして、支
持ブロック74と各係止爪10の間の位置に軸71と平
行に設けられた軸78に、爪回動アーム80の中央のボ
ス部81が回動可能に軸支されている。この爪回動アー
ム80のボス部81からは、係止爪10が備えているロ
ーラ72が係入される溝82を先端に形成した比較的幅
広のアーム部84が係止爪10に向かって斜め上方に延
びている。また、このアーム部84の反対側においてボ
ス部81から較的幅狭のアーム部86が略水平に延び、
このアーム部86の水平な下縁86aの先端部が上記上
下スライダ75に突設されたポスト76の外周面上に乗
っている。
【0034】上下スライダ75のポスト76側とは反対
側の面には、図11に示すように、左右方向に長い長円
形の孔88aを備えたカム板88が固定され、かつこの
カム板88と支持ブロック74の下端部との間に懸装さ
れたコイルスプリング90によって、上下スライダ75
が下方へ付勢された態様で図10および図11に示す位
置に停止している。
【0035】一方、上面板2aから垂下された支持板9
1には軸92が設けられ、この軸92に、L字状のハン
ドルアーム93の中央のボス部94が回動可能に軸支さ
れている。そして、このボス部94からカム板88に向
かって略水平に延びるアーム部95の先端に、カム板8
8の孔88aに係合する短い円柱体96が取り付けられ
ている。また上記ボス部94から垂直上方へ延びるアー
ム部97の先端には、上面板2aの溝5を貫通して上面
板2aの上面に突出するロッド98が固定され、このロ
ッド98の上端に操作ノブ99が取り付けられている。
【0036】以上の構成において、図9の状態から手を
手袋65から引き抜いた後に、図12に示すように係止
爪回転機構70の操作ノブ99をコイルスプリング90
の付勢力に抗して前方へ押すことにより、上下スライダ
75が上方へ摺動し、これに伴いポスト76,76が上
方へ移動する。したがって、図13に示すように、爪回
動アーム80が回動し、係止爪10のローラ72を下方
へ押し下げるから、係止爪10はその爪先10aが上昇
する方向に回動され、図14に示すように、係止爪10
は最早手袋65を係止することができなくなり、手袋6
5は下方へ落下してごみ箱3に収容される。
【0037】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態によれば、係止爪14を係止爪10に体して開状態に
しておいて、手袋65を被着した手を挿入口4に挿入し
て、一方の係止爪10を手袋65の口に係止させてか
ら、他方の係止爪14を閉方向に移動させて手袋の口に
係止させ、その状態で係止爪14を開方向に移動させた
後、手を手袋65から引き抜くことで、手袋65を外す
ことができるから、従来のこの種の装置におけるよう
な、手袋に負圧をかけて膨らませるための減圧装置を設
ける必要がなくなる。したがって、コンパクトで簡単な
構成を有し、かつ動作の確実な手袋取外し装置を提供す
ることができる。
【0038】また、一方の係止爪10がガイド板6に取
り付けられているから、挿入口4から手を入れたとき、
このガイド板6に手を当ることによって、手袋65の口
を正確かつ容易に係止爪10に整合させることができ
る。
【0039】さらに、係止爪14を開閉するためにワイ
ヤ46を用いていることにより、装置全体の構成を簡単
かつコンパクトに構成することができる。
【0040】さらに、操作ノブ99で操作される係止爪
回転機構70を備えていることにより、使用済みの手袋
65を確実かつ容易にごみ箱3に落下させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手袋取外し装置の一実施の形態の
の内部構成を示す概略的側面図
【図2】係止爪が開状態にあるときの、ハウジングの上
面板を除去しかつ一部の構成を省略して示す平面図
【図3】係止爪が開状態にあるときの、ハウジングの正
面板を取り除いて示す部分的正面図
【図4】開状態にある係止爪の構成を示す正面図
【図5】係止爪が閉状態にあるときの図3に対応する部
分的正面図
【図6】係止爪が閉状態にあるときの図2に対応する示
す平面図
【図7】手袋を被着した手を挿入口から挿入した状態を
示す正面図
【図8】手袋の口が係止爪によって係止された状態を示
す正面図
【図9】手袋の口が係止爪によって開かれた状態を示す
正面図
【図10】操作される以前の係止爪回転機構の構造を示
す正面図
【図11】図10の係止爪回転機構に連結される操作部
の構造を示す側面図
【図12】図11の操作部が操作された状態を示す側面
【図13】操作後の係止爪回転機構の構造を示す正面図
【図14】係止爪が回動されて手袋が落下した状態を示
す正面図
【符号の説明】
2 ハウジング 4 挿入口 6 ガイド板 8 スライド板 16 スライドベース 28 回転板 44 ペダル 46 ワイヤ 70 係止爪回転機構 75 上下スライダ 99 操作ノブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋を被着した手を挿入する挿入部を有
    し、該挿入部の内側に、挿入した手に被着された手袋の
    口に係止される複数個の係止爪を相対的に開閉可能に備
    えてなり、前記挿入部に手を挿入した後、前記係止爪を
    閉方向に移動させて該係止爪を前記手袋の口に係止さ
    せ、その後、該係止爪を開方向に移動させた後、手を前
    記手袋から引き抜いて手袋を外すようにしたことを特徴
    とする手袋の取外し装置。
  2. 【請求項2】 手を手袋から外した後、前記係止爪から
    手袋を外すように前記係止爪を駆動する駆動手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段が、前記係止爪を閉方向に
    移動させる手段であることを特徴とする請求項2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段が、前記係止爪を手袋が外
    れる方向に傾けるよう回転させる回転手段であることを
    特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記挿入部の下方に、前記係止爪から外
    されて落下した手袋が収容される収容部を備えたことを
    特徴とする請求項1,2,3または4記載の装置。
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