JP2003219287A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
う。 【解決手段】 複数のチャネルを有する視聴装置を備え
た放送受信装置であって、 視聴装置を使用しているユ
ーザを識別するユーザ識別手段と、視聴した番組から番
組属性情報を取得する番組属性情報取得手段と、番組属
性情報を含む視聴した番組の視聴履歴を管理する視聴履
歴管理手段と、視聴履歴より抽出される嗜好情報を管理
する嗜好情報管理手段と、ユーザ識別手段により識別さ
れたユーザに関する情報であって、視聴履歴又は嗜好情
報の少なくともいずれか一方と、番組属性情報取得手段
により取得された現在選択可能な番組の番組属性情報と
に基づき、ユーザが次に視聴する番組を推測する推測手
段と、推測手段により推測された番組を前記視聴装置に
出力する出力手段とを有する。
Description
し、特に、ユーザが見たいと思う番組の選択を容易に行
うためのデジタル受信装置及びデジタル受信システムに
関する。
グからデジタル放送への移行がなされ、地上波放送もア
ナログ放送からデジタル放送へと移行をするための準備
が進められている。このような放送のデジタル化によ
り、多チャンネル化が可能となり、放送可能な番組数が
劇的に増加した。
一般的なテレビジョン(以下「テレビ」と称する。)で
は、視聴を開始するために装置の電源を入れた際に、前
回視聴していたチャンネルと同じチャンネルで放送され
ている番組が、先ず最初の画面に映し出される。
な一般的なテレビの場合、現在放送されている番組の内
容やユーザについては全く考慮されていない為、ユーザ
が見たい番組ではない可能性がある。さらに、デジタル
化に伴う最近の多チャンネル化の傾向は、放送を視聴す
る視聴者にとって、視聴する番組の選択肢が増えるとい
う利点がある反面、視聴者が見たい番組を素早く探すこ
とが困難になってきているという現実もある。番組の選
択にかなりの時間を要するというのが現状である。
1−266406号公報においては、図7に示されてい
るように、視聴していたチャンネル、日時、或いは頻度
といったパラメータに基づいて、チャンネルを選局する
という手法が提案されている。また、特開2001−2
23959号公報においては、図8に示されているよう
に、視聴すると思われる番組からを優先的に番組表に掲
示するという手法が提案されている。
号公報に記載されている発明は、チャンネル毎に選局す
るという手法がとられているため、放送されている番組
の内容が十分には反映されていない。その結果、ユーザ
が見たいと思っている番組とは異なる番組が放映されて
いるチャンネルが選局されてしまう可能性も高い。特開
2001−223959号公報に記載されている発明で
は、視聴すると思われる番組が番組表に掲示されるだけ
であり、番組を選択する手間が必要になるという問題も
あった。本発明は、多チャンネルの放送受信装置の視聴
を開始する際などに、適した内容の番組を自動的に選択
できる技術を提供することを目的とする。
ば、複数のチャネルを有する視聴装置を備えた放送受信
装置であって、前記視聴装置を使用しているユーザを識
別するユーザ識別手段と、視聴した番組の番組属性情報
を取得する番組属性情報取得手段と、前記番組属性情報
を含む視聴した番組の視聴履歴を管理する視聴履歴管理
手段と、前記視聴履歴より抽出されるユーザの嗜好情報
を管理する嗜好情報管理手段と、ユーザに関する情報で
あって、前記視聴履歴又は前記嗜好情報の少なくともい
ずれか一方と、前記番組属性情報取得手段により取得さ
れた現在選択可能な番組の番組属性情報とに基づき、前
記ユーザ識別手段により識別されたユーザが次に視聴す
る番組を推測する推測手段と、該推測手段により推測さ
れた番組を所定のタイミングで前記視聴装置に出力する
出力手段とを有する放送受信装置が提供される。
履歴及び嗜好情報と番組属性情報とに基づいて優先して
視聴する番組を推測することができる。
合と、選択すべき番組がない場合と、前回視聴装置を使
用してから所定の期間が経過していない場合とのいずれ
かの場合は、前回視聴していた番組を放映するチャンネ
ルを優先的に選局するのが好ましい。
が複数存在する場合に、推測された複数の番組を切り替
えるための切り替えスイッチを有するのが好ましい。さ
らに、視聴している番組の終了を判定する終了判定手段
を有しているのが好ましい。
ルを有する視聴装置を備えた放送受信装置であって、前
記視聴装置を使用しているユーザを識別するユーザ識別
手段と、視聴した番組の番組属性情報を取得する番組属
性情報取得手段と、前記番組属性情報を含む視聴した番
組の視聴履歴を管理する視聴履歴管理手段と、前記視聴
履歴より抽出される嗜好情報を管理する嗜好情報管理手
段と、番組内容と番組属性情報との記録及び再生を行う
記録再生手段と、前記ユーザ識別手段により識別された
ユーザに関する情報であって、前記視聴履歴又は前記嗜
好情報の少なくともいずれか一方と、前記番組属性情報
取得手段により取得された現在選択可能な番組の番組属
性情報とに基づき、ユーザが前記記録再生手段に記録さ
れている番組を含めて次に視聴する番組を推測する推測
手段と、前記推測手段により推測された番組を所定のタ
イミングで前記視聴装置に出力する出力手段とを有する
放送受信装置が提供される。
録済みの番組をも選択可能な対象とすることができる。
さらに、前記記録再生装置に記録済みの番組を実際の番
組よりも短い時間で再生するように編集したダイジェス
ト版を作成するダイジェスト版作成機能を有するのが好
ましい。
同時記録再生機能を有しているのが好ましい。また、前
記推測手段は、前記視聴端末を前回使用してから所定の
期間が経過していない時に途中まで前記記録再生装置に
記録されている番組を頭出した番組を次に視聴する番組
と推測するのが好ましい。
と、該ネットワークとそれぞれが関連付けされた受信シ
ステムであって、放送を受信する受信装置と、視聴装置
と、前記視聴装置を使用しているユーザを識別するユー
ザ識別手段と、視聴した番組の番組属性情報を取得する
番組属性情報取得手段と、前記番組属性情報を含む視聴
した番組の視聴履歴を管理する視聴履歴管理手段と、前
記視聴履歴より抽出される嗜好情報を管理する嗜好情報
管理手段と、前記ユーザ識別手段により識別されたユー
ザに関する情報であって、前記視聴履歴又は前記嗜好情
報の少なくともいずれか一方と、前記番組属性情報取得
手段により取得された現在選択可能な番組の番組属性情
報とに基づき、ユーザが次に視聴する番組を推測する推
測手段と、前記推測手段により推測された番組を所定の
タイミングで前記視聴装置に出力する出力手段と、を含
む受信システムとを有する放送受信システムが提供され
る。
ングとは、例えば視聴装置(視聴端末)の電源がオンさ
れた時点や番組の視聴を終了時点などのイベントが行わ
れたか終了したタイミングである。また、番組属性情報
とは、例えば、番組のジャンルや放映日時、曜日などに
関する情報を含む。
放送受信装置の視聴を開始する際に、ユーザに適した番
組を自動的に選択できる技術として、ユーザの視聴履歴
と、ユーザが視聴した番組の情報に基づいて判断された
番組の選択に関するユーザの好みに関する情報(以下
「ユーザの嗜好情報」と称する。)と、のうち少なくと
もいずれか一方と、現在放映されている番組に関する情
報とからユーザがその時点で視聴したい番組を推測する
ことができることに思い当たった。
ユーザごとに付与された識別番号により管理されたユー
ザの視聴履歴とユーザの嗜好情報とを用いて推測すれば
ユーザの好みに合う可能性が高い。さらに、番組の選択
対象としては、現在放映されている番組だけではなく、
記録済みの番組や記録済みの番組を途中まで視聴してい
た場合のその番組の続き、現在記録中の番組を頭出しを
行った番組なども対象とすることを思いついた。
の実施の形態による放送受信装置について図1および図
2を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態による放送受信装置の主要構成を示すブロック図で
ある。図2は、本発明の第1の実施の形態による放送受
信装置の動作の流れを示すフローチャート図である。
Aは、受信装置100と、アンテナ101と、視聴端末
102と、入力装置141と、ユーザ識別装置142と
を有している。受信装置100は、チューナー110
と、復調装置111と、暗号解除装置112と、分離装
置113と、伸張装置114と、制御装置131と、ユ
ーザインターフェイス(I/F)132と、視聴履歴管
理装置133と、嗜好情報管理装置134とを有してい
る。
付けされている。視聴端末102は、伸張装置114と
関連付けされている。入力装置141およびユーザ認識
装置142は、ユーザインターフェイス132を介して
受信装置100と関連付けされている。制御装置131
は、受信装置100内の各機能と関連付けされ、受信装
置全体の動作を制御する。
ンテナ101により受信する。アンテナ101により受
信された電波は、チューナー110により選局された
後、復調装置111により復調処理や誤り訂正処理が行
われ、トランスポートストリームに復元される。尚、ト
ランシポートストリームがスクランブルされている場合
は、暗号解除装置112によりスクランブルが解かれ
る。トランスポートストリームは、その後、分離装置1
13に送られ、映像信号、音声信号、番組属性情報など
に分離される。映像信号及び音声信号は伸張装置114
によりデコードされ、テレビやスピーカなどの視聴端末
102に出力される。視聴者であるユーザは、視聴端末
102により、放送されている番組を視聴することがで
きる。
に受信装置100を操作する際には、リモコンや操作キ
ーなどの入力装置141を用いることができる。ユーザ
を特定するためのユーザ識別装置142を用いても良
い。入力装置141及びユーザ識別装置142の情報
は、ユーザインターフェイス(ユーザI/F)132を
介して、制御部131に送られる。受信装置100全体
の動作は、受信装置100が受信した信号とユーザの操
作とに基づき、制御部131が制御する。
により、番組を視聴することができる。この際、視聴し
た番組の放映日時、番組タイトル、ジャンル、番組内
容、出演者情報などを番組属性情報から取得し、視聴ユ
ーザ毎又はグループ毎に視聴履歴管理装置133により
保存、管理する。更に、上記視聴履歴情報より得られる
日時、ジャンル又は番組内容等の要素中からユーザの嗜
好情報を適宜抽出し、嗜好情報管理装置134により保
存・管理する。
照して説明する。適宜図1をも参照する。ユーザが受信
装置100を使用する場合、受信装置100は、まずス
テップS201において、ユーザ識別装置142を用い
て受信装置100を使用するユーザを特定する。ユーザ
識別装置142としては、指紋認証装置などを用いても
良いし、カメラなどによりユーザを特定し自動的にユー
ザを識別も良い。或いは、ユーザ自身が入力装置141
を用いて特定のパスワードなどを入力することで、受信
装置100側がユーザを特定できるように構成しても良
い。尚、入力装置141とユーザ識別装置142とは一
体の形態をなしていても良い。尚、1台の視聴端末を、
複数の人が同時に視聴している場合は、それぞれの人が
番組を視聴していると見なされるように構成してもよい
し、代表者のみが視聴していると見なされるように構成
してもよい。
ユーザの視聴履歴情報を、視聴履歴管理装置133から
取得すると共に、嗜好情報を嗜好情報管理装置134か
ら取得する。続いて、現在放送されている番組の番組属
性情報である番組タイトル、放映時間、ジャンル、番組
内容記述、現在時刻等を分離装置113から取得する。
報、履歴データ及び番組属性情報等を総合的に分析し、
現在放送されている番組中から、ユーザが視聴したいと
思われる番組を推測する。ステップS203において、
ユーザが視聴したいと思われる番組があれば、ステップ
S204に進む。ステップS204において、該当する
番組が放映されているチャンネルを選局する。ステップ
S203において、ユーザが視聴したいと思われる番組
がなければ、ステップS205に進み、直前に視聴して
いた番組が放映されているチャンネルを選局する。
おいて選局された番組を、ステップS206において視
聴端末102に出力する。番組視聴を開始した後、一定
時間経過したか否かをステップS207において判定す
る。一定時間が経過した後に、ステップS208におい
て、視聴している番組の番組属性情報を新たな視聴履歴
として、視聴履歴管理装置に記憶させる。次回の視聴時
には、今回の視聴により得られた新たな視聴履歴をも加
味して新たな選局がなされる。
視聴端末102とを有するシステム内の視聴端末102
をオンすると、その時点で見ることができる番組の中か
らユーザが見たいと思われる番組を自動的に推測し、視
聴端末で視聴できる。ユーザが見たいと思われる番組が
選択・出力され、ユーザは自分が見たいと思われる番組
を一番初めに視聴できる。従って、ユーザは見たい番組
を手動で探すという動作が省略できる可能性が高い。
視聴までの時間をあまりあけずに番組視聴を行った場合
や、前回に視聴した番組が終了していない時点で再度視
聴を始めた場合には、前回視聴していたチャンネルの番
組を優先的に選択するようにしても良い。尚、ユーザが
見たいと推測される番組が複数ある場合には、それらの
番組に対して優先順位をつけるようにしても良い。
選択する際には、一番視聴したいと思われる優先順位の
高い番組を選択する。そして、優先順位が付されユーザ
が優先的に見たいと思われる複数の番組間でチャンネル
の切り替えが容易に行えるように構成すると良い。例え
ば、入力装置に専用のトグルボタンなどを設け、ボタン
を押すたびに、「見たいと思われる優先順位1の番組→
見たいと思われる優先順位2の番組→…→前回視聴して
いたチャンネルの番組→見たいと思われる優先順位1の
番組」というように切り替える切り替え手段を設けても
良い。他の例としては、視聴端末に前回視聴した番組と
見たいと推測される番組との一覧を視聴端末に表示し、
一覧中から本当に視聴したい番組を選択できるようにし
ても良い。
づいた時には、受信装置100はユーザが番組終了後に
見たいと思われる番組を探すため、改めて視聴している
ユーザの嗜好情報、視聴履歴、番組終了後に放映予定の
番組の番組情報などから、見たい番組を再検出し、番組
終了後に自動で選局するのが好ましい。尚、この場合
は、自動で選局を行わずに見たいと思われる番組の一覧
を掲示するだけでもよい。
送受信システムについて、図3を参照して説明する。図
3に示す放送受信システムBは、図1に示す放送受信シ
ステムAに含まれる受信装置100に、番組を記録する
番組記録装置301を付加した装置である。その他の構
成要素に付しては、図1と同じ符号を付して説明を省略
する。
は、番組データ並びに記録した番組の番組属性情報を記
録することができる。さらに、記録した番組を選択して
再生し、視聴端末102に対して出力することにより、
ユーザは視聴端末102において番組記録装置301に
記録した番組を視聴することも可能となる。番組記録装
置301としては、ハードディスク等のランダムにアク
セスが可能であり、かつ、録画と再生とを並行して行え
る装置であるのが好ましい。
受信装置100に接続されている視聴端末102は、現
在放送中の番組の他に、番組記録装置301内に既に記
録されている番組をも視聴可能である。従って、ユーザ
が見たいと思われる番組の候補としては、放映中の番組
の他に番組記録装置301に記録されている記録済みの
番組、さらに、ユーザが以前に途中まで見ていた記録済
みの番組の続きなどを選択対象とすることも可能であ
る。
て、ユーザが見たいと思われる番組を探す際に、放映中
の番組の他に、番組記録装置301内に記録済みの番組
も選択する候補となりうる。ユーザが、前回、記録済み
番組を途中まで見ていた場合には、その番組の続きを選
択してもよい。ステップS204においては、該当する
番組が記録されている番組である場合には、その番組の
再生を行う。記録されている番組を再生する際に、その
ダイジェストを再生するダイジェスト再生又は一部シー
ンの再生などを行っても良い。
て、録画と再生とを同時に行える装置を用いると、受信
装置100は、番組を記録しながら記録中の番組を頭出
しして番組の最初から視聴することも可能である。従っ
て、ある番組を記録中において、ユーザが見たいと思わ
れる番組の候補としては、現在放映中の番組及び記録済
みの番組のみではなく、現在記録中の番組であって、そ
の番組を頭出しした番組をも選択すべき候補とすること
ができる。
番組を選択する時には、放映中の番組と、記録済みの番
組と、記録中の番組を頭出しした番組との中から、ユー
ザが見たいと思われる番組を推測し、視聴端末に出力す
ることができる。予約した番組を記録装置301に記録
中であって、その番組予約をしたユーザが視聴端末10
2の電源を入れた場合に、記録中の番組を頭出しして優
先的に再生させる処理が選択されれば、より簡単かつ効
果的に頭出しされた番組を視聴端末102により視聴す
ることが可能になる。
形例による放送受信技術について図4を参照して説明す
る。ユーザが現在放映中の番組を視聴していた場合に、
何らかの理由で番組の途中で視聴を中止した場合につい
て考える。ユーザが番組視聴中に受信装置の電源を切る
などの操作により視聴を中断した場合に、その番組の続
きが記録装置301に記録させる。記録開始のタイミン
グは、ユーザ識別装置142においてユーザを識別する
ことができなくなった時点としても良い。
帯グラフに示されるように、1つの番組401を、既に
視聴した既視聴部分402と視聴していない未視聴部分
403とに分けて考えることができ、番組の未視聴部分
403を、記録装置に記録するのが好ましい。
した時間を示している。視聴を中断した後に、番組を視
聴していない所定の空白期間405を経て、番組の続き
である視聴していない部分403を記録装置301に記
録した部分406を再生することにより視聴する。この
ようにして、最終的にその番組に関して全てを視聴する
ことが可能である。尚、視聴した部分402は、いわゆ
るリアルタイム視聴404を行った期間に対応する。
テップS202の番組選択時においては、放映中の番組
と、記録済みの番組と、さらに以前に視聴していた続き
の番組とのうちから番組を選択することが可能である。
この際、受信装置は、図4の視聴していない時間405
が短いほど、より優先して以前(直前)に視聴していた
番組の続きを再生する処理を選択するように制御するの
が好ましい。このようにすれば、ユーザが見たい推測さ
れる番組を、第一番目に画面上に表示させることが可能
となる。次に本発明の第2の実施の形態の第2変形例に
よる放送受信システムについいて、図5を参照して説明
する。図5の符号501〜505までは、図4の符号4
01〜405までにそれぞれ対応する。
形態の第2変形例による放送受信システムは、符号50
6で示される時間帯は、未視聴部分503から視聴をス
キップする部分508を除算した部分である。時間帯5
06は、番組全体501の終了時点を次の番組507の
開始時刻に間に合わせるために、視聴していない部分に
対応する時間帯において未視聴部分503を編集するこ
とにより短いダイジェスト版を作成し、ダイジェスト再
生したものである。
番組501のタグ情報やメタデータ等詳細な番組属性情
報に基づいて編集される。また、次番組507は、番組
501が放映された後の番組に限らず、番組を視聴して
いるユーザにとってリアルタイムで視聴したい番組であ
って、次に見たいと思われる番組のうち、放映時間が近
い番組であっても良い。以上の技術を用いると、図2の
ステップS202において、以前に視聴していた番組の
続きが選択された場合に、その番組のダイジェスト版で
視聴させる処理を選択することも可能になる。
送受信システムについて、図6を参照して説明する。図
6に示すように、本実施の形態による放送受信システム
は、家庭内ネットワーク(LANなど)621と、家庭
内ネットワーク621とそれぞれ関連付けされた、受信
装置611、番組記録装置612、視聴端末A613、
視聴端末B614、ユーザ情報管理装置631、を有し
ている。さらに、公衆ネットワーク641が、ゲートウ
ェイ632を介して家庭内ネットワーク621と関連付
けされている。受信装置611は、アンテナ601によ
り受信された電波を受け取る。番組記録装置612は、
受信装置611とは独立に設けられている。第1の実施
の形態において説明した視聴履歴管理装置と嗜好情報管
理装置とは、受信装置611から切り離されてユーザ情
報管理装置631としてまとめられている。
で示される視聴端末Aと、符号614で表される視聴端
末Bとの複数の視聴端末とが設けられている。さらに多
くの視聴端末を備えていても良い。受信装置611、番
組記録装置612、視聴端末A613及び視聴端末B6
14、ユーザ情報管理装置631等に、それぞれユーザ
識別装置が設けられている(図面では省略する)。家庭
内ネットワーク621は、IEEE802.11bやI
EEE1394、或いはイーサーネットなど様々な形態
のネットワークのいずれでも良い。また、端末自体は、
まとめて同じ場所に設置されても良いし、隣の部屋など
別の場所に設置されていても良い。
するサーバが設けられている場合には、視聴端末A61
3、視聴端末B614などは、家庭内ネットワーク62
1と公衆ネットワーク641とを経由して番組を取得す
ることも可能である。図6に示す放送受信システムにお
ける動作について説明する。ユーザが視聴端末A613
のみで番組視聴を行う場合、視聴端末A613に設けら
れているユーザ識別装置によりユーザを識別し、その情
報を、ユーザ情報管理装置631に送る。ユーザ情報管
理装置631は、現在放映されていて受信装置611で
視聴できる番組、番組記録装置612に記録されていて
視聴可能な番組などから、識別されたユーザが見たいと
思われる番組を、番組属性情報及びユーザのデータを用
いて選択し、その番組に関連する情報を視聴端末A61
3に送信する。視聴端末A613では、その番組を取得
して再生し、ユーザに視聴させる。このようなシステム
は、第1の実施の形態による受信装置並びに視聴端末と
同じ機能を持つ。従って、ユーザは、視聴端末A613
においても、ユーザが最も見たいと思われる番組を推測
し、その番組を素早く視聴させることができる。
聴端末A613で番組を視聴していた後に、時間の経過
を待たずに視聴端末B614により番組の視聴を開始す
るとすれば、視聴端末B614では視聴端末A613で
視聴していた番組を優先的に視聴できるようにさせると
いった工夫ができる。更に、図4並びに図5で示した視
聴形態を、視聴端末A613から視聴端末B614へと
端末を変更して視聴した場合にも適用できる。さらに、
視聴端末A613で視聴した番組も視聴端末B614で
視聴した番組も、視聴履歴情報としてはユーザ情報管理
装置631において管理することができ、一貫した情報
に基づいて、ユーザが見たいと思われる番組の検索が行
えるといった利点がある。
置されたテレビである番組を視聴した後、寝室に戻って
寝室用テレビの電源をオンした場合は、リビングで見て
いた番組が優先的に選択され、寝室において番組の続き
を視聴するということが可能である。また、リビングル
ームにおいて番組を見た後に、寝室においてテレビの電
源をオンするまでに所定の時間以上の時間が経過してい
れば、ユーザが見たいと思われる番組を改めて選択し直
し、視聴端末B614(テレビなど)をオンした時点で
選択された番組を画面表示させることができる。
システムについて説明する。この放送受信システムにお
いては、図6に示す視聴端末のうちの少なくとも1つ、
例えば視聴端末B614が携帯電話やPDA(Pers
onal DigitalAssistant)などの
携帯用端末である。ユーザが視聴端末A613を使用し
て番組を視聴していた際に、視聴を途中で停止し、番組
の続きを番組記録装置612に自動記録する。番組記録
装置612には、番組のデータが記録されている。この
ような場合に、番組記録装置612のリソースを節約す
るため、一定時間経過後データを消す操作を行ってもよ
いが、視聴端末B614を所有するユーザが番組を視聴
していたユーザと同じユーザの場合は、視聴端末B61
4に番組の続きのデータを自動的に移しておくと良い。
にデータを転送する際に、フォーマットなどをモバイル
端末に適した形式に変換してもよい。例えば圧縮された
データにより、全体のデータ容量を小さくしたデータへ
の変換などが該当する。このようにすれば、ユーザは、
携帯端末である視聴端末B614を所持し外出先におい
て番組の続きを見ることも可能である。或いは、番組記
録装置631に記録されているデータを、送信装置62
3などを用いて携帯端末B614に送信し、携帯端末側
で送信されたデータを受信して画面に表示させることも
可能である。或いは、破線で示すように、ゲートウェイ
632と公衆ネットワーク641を介して携帯端末B6
14に送信するようにしても良い。
ている受信装置611で視聴可能な番組、番組記録装置
612に記録されている番組の中から、ユーザ情報管理
装置631の情報や番組属性情報を用いて、端末を使用
するユーザの為に選択する場合について説明する。視聴
端末A613のユーザが見たいと思われる番組が現在放
映中の番組であるが、受信装置が複数の番組を同時に受
信できるようなシステムに対応していないなど受信装置
の制約の為、放映中の番組の視聴ができない場合は、優
先して番組記録装置の番組を選択するようにすれば良
い。例えば記録装置による再生に対応していない場合な
ど逆の場合には、記録装置に記録されている番組ではな
く、受信装置を使用して取得可能な放映されている番組
を選択するようにすれば良い。
などを持たせ、時間や曜日などの属性を含めてユーザの
嗜好情報を管理しても良い。例えば、週1回又は月1回
などの連続番組に関しては、続けて視聴する可能性が高
いからであり、また、時間帯によりユーザの嗜好が変化
する可能性もあるからである。もちろん、嗜好情報に関
しては、ユーザ自らが入力して管理することも可能であ
る。
説明したが、他にも、ラジオ番組やインターネット放送
等についても適用範囲を拡大することができる。以上、
実施の形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれ
らに制限されるものではない。その他、種々の変更、改
良、組み合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
り、ユーザが視聴端末の電源を入れた時に、ユーザが見
たいと思われる番組を容易に探すことができる。また、
ユーザが見たいと思われる番組中には、現在放映してい
る番組や記録装置などに記録済みの番組のみではなく、
記録済み番組を途中まで視聴していた場合などは、その
番組の続き、現在記録装置にて記録中の番組を頭出しし
た番組などを選択して視聴することもできる。
テムの構成例を示す図である。
フローチャート図である。
テムの構成例を示す図である。
放送受信技術について説明したタイミングチャート図で
あり、途中まで視聴していた番組を記録装置を用いて続
きを視聴する場合の図である。
放送受信技術について説明したタイミングチャート図で
あり、途中まで視聴していた番組を記録装置を用いて続
きをダイジェスト視聴する場合の図である。
テムの構成例を示す図である。
された表示画面例である。
ンテナ、102…視聴端末、110…チューナー、11
1…復調装置、112…暗号解除装置、113…分離装
置、114…伸張装置、131…制御装置、132…ユ
ーザインターフェイス(I/F)、133…視聴履歴管
理装置、134…嗜好情報管理装置、141…入力装
置、142…ユーザ識別装置。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のチャネルを有する視聴装置を備え
た放送受信装置であって、 前記視聴装置を使用しているユーザを識別するユーザ識
別手段と、 視聴した番組の番組属性情報を取得する番組属性情報取
得手段と、 前記番組属性情報を含む視聴した番組の視聴履歴を管理
する視聴履歴管理手段と、 前記視聴履歴より抽出されるユーザの嗜好情報を管理す
る嗜好情報管理手段と、 前記ユーザ識別手段により識別されたユーザに関する情
報であって、前記視聴履歴又は前記嗜好情報の少なくと
もいずれか一方と、前記番組属性情報取得手段により取
得された現在選択可能な番組の番組属性情報とに基づ
き、ユーザが次に視聴する番組を推測する推測手段と、 該記推測手段により推測された番組を所定のタイミング
で前記視聴装置に出力する出力手段とを有する放送受信
装置。 - 【請求項2】 前記ユーザ識別手段によりユーザが識別
された際に、ユーザが次に視聴する番組が自動的に選択
されることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装
置。 - 【請求項3】 複数のチャネルを有する視聴装置を備え
た放送受信装置であって、 前記視聴装置を使用しているユーザを識別するユーザ識
別手段と、 視聴した番組の番組属性情報を取得する番組属性情報取
得手段と、 前記番組属性情報を含む視聴した番組の視聴履歴を管理
する視聴履歴管理手段と、 前記視聴履歴より抽出される嗜好情報を管理する嗜好情
報管理手段と、 番組内容と番組属性情報との記録及び再生を行う記録再
生手段と、 前記ユーザ識別手段により識別されたユーザに関する情
報であって、前記視聴履歴又は前記嗜好情報の少なくと
もいずれか一方と、前記番組属性情報取得手段により取
得された現在選択可能な番組の番組属性情報とに基づ
き、ユーザが前記記録再生手段に記録されている番組を
含む対象中から次に視聴する番組を推測する推測手段
と、 前記推測手段により推測された番組を所定のタイミング
で前記視聴装置に出力する出力手段とを有する放送受信
装置。 - 【請求項4】 さらに、番組の途中で視聴を停止した旨
を検知する視聴停止検知手段を備えており、 前記記録再生手段は、前記視聴停止検知手段により番組
の途中で視聴が停止された旨が検知された場合に、視聴
していた番組の続きを記録する機能を有している請求項
3に記載の放送受信装置。 - 【請求項5】 前記推測手段は、番組の途中で視聴を停
止した後、次に前記視聴端末を使用するまでの期間が予
め決められた所定の期間よりも短い場合には、前記推測
手段は、前回途中まで視聴した番組であって前記記録再
生装置に記録されている番組の続きを次回に視聴する番
組と推測する請求項4に記載の放送受信装置。 - 【請求項6】 ネットワークと、 該ネットワークとそれぞれが関連付けされた受信システ
ムであって、 放送を受信する受信装置と、 視聴装置と、 前記視聴装置を使用しているユーザを識別するユーザ識
別手段と、 視聴した番組から番組属性情報を取得する番組属性情報
取得手段と、 前記番組属性情報を含む視聴した番組の視聴履歴を管理
する視聴履歴管理手段と、 前記視聴履歴より抽出されるユーザの嗜好情報を管理す
る嗜好情報管理手段と、 前記ユーザ識別手段により識別されたユーザに関する情
報であって、前記視聴履歴又は前記嗜好情報の少なくと
もいずれか一方と、前記番組属性情報取得手段により取
得された現在選択可能な番組の番組属性情報とに基づ
き、ユーザが次に視聴する番組を推測する推測手段と、 前記推測手段により推測された番組を所定のタイミング
で前記視聴装置に出力する出力手段と、を含む受信シス
テムとを有する放送受信システム。 - 【請求項7】 さらに、前記受信装置により受信された
番組の内容に関する番組情報を記録する番組記録装置を
有している請求項6に記載の放送受信システム。 - 【請求項8】 前記受信システムは、複数の視聴端末を
有しており、 前回の視聴と異なる視聴端末が使用された場合に、前記
番組記録装置からの前記番組情報を前記異なる端末に送
ることを特徴とする請求項7に記載の放送受信システ
ム。 - 【請求項9】 前記複数の視聴端末は、第1視聴端末
と、携帯可能な第2視聴端末とを含み、 さらに、前記第1視聴端末により途中まで視聴していた
番組の続きのデータを、前記第2視聴端末に移すデータ
転送機能を有している請求項7又は8に記載の放送受信
システム。
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