JP2008182539A - 放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法 - Google Patents

放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の録画番組を連続して再生する際に、番組の終了時近くに設定された番組本編以外の放送部分の録画データを除外して再生する放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法を提供すること。
【解決手段】 受信した複数の放送番組を記録する記録手段22と、記録された放送番組を再生する映像音声信号再生処理手段13と、再生されている放送番組からCM区間を検出するCM検出手段23と、CM検出手段23によって検出されたCM区間が再生されている放送番組の番組終了間際のCM区間であると判断されたときには記録手段22に記録されており次に連続して再生する放送番組への切り替え指示を行うコンテンツ切替タイミング検出手段27と、コンテンツ切替タイミング検出手段27から切替指示を取得すると、次に連続して再生する放送番組に再生を切り替えるよう制御する再生制御手段26とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送局から送信される放送信号を受信して再生する放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法に関する。
従来、テレビジョン放送番組などの映像コンテンツを記録および再生する記録再生装置として、ハードディスク、光ディスク、または半導体メモリなどの大容量記録媒体を用いたハードディスクレコーダ(HDDレコーダ)やDVDレコーダなどの記録再生装置が広く普及している。
これらの大容量記録媒体を用いた記録再生装置は大量のコンテンツを録画することが可能であり、ユーザは録画しておいたコンテンツを好きな時間に視聴し楽しむことができる。
しかし、このように数多くのコンテンツを録画して楽しむことができるようになった一方で、記録媒体に録画された数多くのコンテンツの中からユーザが所望のコンテンツを簡単に特定できるようにすることが課題になっている。
この課題を解決するための手段として、特許文献1〜4に示すように複数の録画番組を連続的に再生することで、ユーザがコンテンツを視聴し終わる毎に次に視聴する録画番組を探して指定する手間を軽減する技術がある。
特許文献1には、再生中またはこれから再生される放送内容に次に続く連続番組を記録媒体に録画された番組の中から判定し、連続再生する技術が記載されている。
この技術を利用することにより、ユーザが連続番組を視聴する際に、放送内容に連続性がある番組を個々に再生指示する手間を軽減することができる。
また、特許文献2には、記録媒体のディスクに記録された複数の番組の目次情報を、同一属性の番組が連続して再生されるように並べ替える技術が記載されている。
この技術を利用することにより、ユーザはスキップ等の操作をすることなく、複数週分の同一属性の番組を連続して再生させ視聴することができる。
また、特許文献3には、記録媒体に番組データを格納する際に、記録媒体への書き込みアドレスを番組毎に対応付けて管理する技術が記載されている。
この技術を利用することにより、連続性のある複数回分の番組データを連続再生させることが可能になる。
また、特許文献4には、記録媒体に記録された番組の再生終了時に、この再生していた番組と同じ番組タイトルで記録日時が再生していた番組よりも後であり且つ最も近い番組記録媒体の中から選択し、連続して再生する技術が記載されている。
この技術を利用することにより、記録媒体上に個々に記録された連続ドラマを、ユーザが簡単な操作で順番に再生して視聴することができる。
特開平11−252494号公報 特開2001−266457号公報 特開2002−218333号公報 特開2006−74586号公報
しかし、上記特許文献1〜4に記載された技術を利用して複数回(週)にわたって録画した番組を連続再生することにより、連続ドラマなどの番組の終了近くの数分間に放送されるCM(commercial message)、次回放送予定の予告、および他の番組の広告などの番組本編以外の情報が各回の番組終了付近ごとに再生され、番組本編のみを連続して視聴したいユーザにとっては視聴時間が効率的に使用されないという問題が発生してきていた。
これらの番組本編以外の放送の情報はユーザにとって視聴する必要性が低いことが多く、特に次回放送予定の予告は連続再生で視聴する場合にはこれから始まる内容を事前に見せられてしまうことになるため、再生されることにより番組を楽しむ上でマイナス効果となることがあった。
そこで本発明は、複数の録画番組を連続して再生する際に、番組の終了時近くに設定された番組本編以外の放送部分の録画データを除外して再生する放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の放送受信記録再生装置(1)は、番組本編区間とCM区間とからなる放送番組を放送局から受信して記録するとともに、記録された複数の前記放送番組を連続して再生するものであり、受信した複数の前記放送番組を記録する記録手段(22)と、前記記録手段(22)に記録されている放送番組を再生する再生処理手段(13)と、前記再生処理手段(13)により再生されている放送番組から、前記CM区間を検出するCM検出手段(23)と、前記CM検出手段(23)において前記CM区間を検出すると、このCM区間が前記再生されている放送番組の番組終了から所定時間内のCM区間であるか否かを判断し、前記番組終了から所定時間内のCM区間であると判断されたときには前記記録手段(22)に記録されており次に連続して再生する放送番組への切り替え指示を生成するコンテンツ切替タイミング検出手段(27)と、前記コンテンツ切替タイミング検出手段(27)において生成された前記切替指示に従って、前記次に連続して再生する放送番組に再生を切り替える制御を行う再生制御手段(26)とを備えることを特徴とする。
また、この放送受信記録再生装置(1)の前記記録手段(22)には、前記放送番組とこの放送番組に関する番組情報を含むデータ情報とが関連づけられて記録され、前記連続して再生する複数の放送番組に関する番組情報を、予め指定された抽出条件に従って前記記録手段(22)に記録された前記データ情報から抽出して再生制御手段(26)に送出する抽出手段(25)を備え、前記再生制御手段(26)は、前記抽出手段(25)で抽出された番組情報に対応する放送番組を連続して再生するように制御するようにしてもよい。
また、この放送受信記録再生装置(1)の前記記録手段(22)には、複数の前記放送番組と、これらの複数の放送番組に関する番組情報を含むデータ情報とが関連付けられて記録され、前記抽出手段(25)は、予め指定された抽出条件に従って、前記記録手段(22)の前記データ情報に記録された複数の番組情報の中から、前記連続して再生する複数の放送番組を抽出するようにしてもよい。
また、本発明の放送受信記録再生方法(1)は、受信した番組本編区間とCM区間とからなる放送番組を複数記録する記録ステップ(22)と、記録された前記放送番組を再生する再生処理ステップ(13)と、再生されている前記放送番組から、前記CM区間を検出するCM検出ステップ(23)と、前記CM検出ステップ(23)で前記CM区間が検出されたときに、このCM区間が前記再生されている放送番組の番組終了から所定時間内のCM区間であるか否かを判断し、前記番組終了から所定時間内のCM区間であると判断されたときには次に連続して再生する放送番組への切り替え指示を行うコンテンツ切替タイミング検出ステップ(27)と、前記コンテンツ切替タイミング検出ステップ(27)における前記切替指示に従って、前記次に連続して再生する放送番組に再生を切り替える制御を行う再生制御ステップ(26)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の録画番組を連続して再生する際に、番組の終了時近くに設定された番組本編以外の次回放送予定の予告の録画データなどの放送部分を除外して再生する放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法を提供することができる。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態では、録画された複数の番組の中から同一シリーズの録画番組を抽出し、連続再生する放送受信記録再生装置について説明する。
〈第1実施形態による放送受信記録再生装置の構成〉
本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置1の構成を、図1を参照して説明する。
本実施形態による放送受信記録再生装置1は、放送受信部としてのアンテナ11と、放送選局手段12と、映像音声信号再生処理手段13と、出力手段14と、リモコン制御受信手段15と、ユーザ制御手段16と、選局切替制御手段17と、録画制御手段18と、番組情報取得解析手段19と、録画信号処理手段20と、番組情報管理手段21と、記録手段22と、CM検出手段23と、再生コンテンツ選択手段24と、シリーズコンテンツ抽出手段25と、再生制御手段26と、コンテンツ切替タイミング検出手段27と、再生実行位置検出手段28とを有する。
アンテナ11は、放送局から送信される放送電波を受信する。
放送選局手段12は、チューナーであり、後述する選局切替制御手段17から取得したチャンネル切替要求に従って、アンテナ11において受信された放送電波からチャンネルを選局する。
映像音声信号再生処理手段13は、放送選局手段12で選局されたチャンネルの圧縮された放送信号を放送電波から取得し、再生するために伸張して再生信号を生成する処理を行う。
出力手段14は、映像音声信号再生処理手段13で生成された再生信号を、外部の表示手段で表示させる表示信号に変換する。
リモコン制御受信手段15は、ユーザによってリモコンから操作された指示を受信してユーザ制御手段16に送出する。
ユーザ制御手段16は、リモコン制御受信手段15から、またはユーザの操作により、視聴チャンネルを切り替える指示が取得されると、チャンネル切替要求を生成して後述する選局切替制御手段17に送出する。
またユーザ制御手段16は、リモコン制御受信手段15から、またはユーザの操作により、録画処理を行うための録画指示が取得されると、録画要求を生成して録画制御手段18に送出する。
さらにユーザ制御手段16は、リモコン制御受信手段15から、またはユーザの操作により、再生処理を行うための再生指示が取得されると、再生要求を生成して再生コンテンツ選択手段24に送出する。
さらにユーザ制御手段16は、リモコン制御受信手段15から、またはユーザの操作により、同一シリーズの複数の録画番組に対する連続再生処理を行うための連続再生要求が取得されると、連続再生要求を生成して再生コンテンツ選択手段24に送出する。
選局切替制御手段17は、ユーザ制御手段16または録画制御手段18から取得した選局要求に基づいて、放送選局手段12で選局するチャンネルを切り替える制御を行う。
録画制御手段18は、ユーザ制御手段16から取得した録画要求を、番組情報取得解析手段19および録画信号処理手段20に送出する。
番組情報取得解析手段19は、録画制御手段18で取得された録画要求に従って、放送選局手段12で選局されたチャンネルの放送信号に付加されているEPG情報から、またはネットワークなどを介して接続された外部回線から番組情報を抽出する。
録画信号処理手段20は、番組情報取得解析手段19で抽出された番組情報に従って、放送選局手段12で選局されたチャンネルの放送信号から映像・音声データを取得して記録手段22への録画処理を行う。
番組情報管理手段21は、番組情報取得解析手段19で抽出された番組情報を取得してデータ情報として管理し、このデータ情報を録画信号処理手段20により録画処理された映像・音声データに関連付ける処理を行う。
記録手段22は、録画信号処理手段20より取得した映像・音声データと、番組情報管理手段21で映像・音声データに関連付けられたデータ情報とを記録する。
また記録手段22は、後述する再生コンテンツ選択手段24からデータ情報取得要求を取得すると、記録している映像・音声データに対応するデータ情報を映像音声信号再生処理手段13を介して出力手段14から外部の表示装置等に出力させる。
CM検出手段23は、再生中の映像・音声データからCM区間を検出し、検出したCM区間の位置情報を番組情報管理手段21を介して記録手段22中のデータ情報に追加する。
また、CM検出手段23は、映像・音声データに関連付けられたデータ情報からCM区間の位置情報を検出する。
再生コンテンツ選択手段24は、ユーザ制御手段16から再生要求を取得すると記録手段22に録画されている放送番組のデータ情報を取得するためのデータ情報取得要求を生成して記録手段22に送出し、また、ユーザ制御手段16から連続再生要求を取得するとこの連続再生要求をシリーズコンテンツ抽出手段25に送出する。
シリーズコンテンツ抽出手段25は、この連続再生要求に対応する複数の録画番組をデータ情報から抽出して再生順序の設定を行い、再生制御手段26に送出する。
再生制御手段26は、シリーズコンテンツ抽出手段25において設定された再生順序に従って再生指示を生成して記録手段22に送出する。
コンテンツ切替タイミング検出手段27は、CM検出手段23でデータ情報から検出されたCM区間の位置情報から、番組終了間際のCM区間の位置情報を検出する。
再生実行位置検出手段28は、次に連続して再生する録画番組の再生実行位置を検出する。
〈第1実施形態による放送受信記録再生装置1の動作〉
〔録画処理〕
本実施形態による放送受信記録再生装置1により放送番組が録画されるときの動作について、図2のフローチャート、図3および図4の説明図を参照して説明する。
まず、ユーザの操作により放送受信記録再生装置1の電源が投入されると(S1)、アンテナ11において放送局から送信される放送電波が受信され、放送選局手段12においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局される。
本実施形態において、ユーザが放送受信記録再生装置1に対して行う操作は、ユーザが操作するリモコンからリモコン制御受信手段15を介して行われるか、または直接ユーザが放送受信記録再生装置1を接触操作することにより行われる。
放送選局手段12においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局されると、映像音声信号再生処理手段13においてこの選局されたチャンネルの圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、映像音声信号再生処理手段13において取得された圧縮された放送信号が伸張され、再生信号が生成される。
映像音声信号再生処理手段13で生成された再生信号は出力手段14に送出され、出力手段14において表示信号に変換され、外部の表示装置等に送信される。
このように放送受信記録再生装置1の電源が投入され、受信された放送信号が外部の表示装置に送信されると、ユーザの操作による録画指示がユーザ制御手段16において取得されたか否かが監視され(S2)、取得されるまでの間、待機状態となる。
ユーザの操作により所望のチャンネルで放送される放送番組の録画が指示されたときは(S2の「YES」)、指示された録画対象の番組およびチャンネルの情報を含む録画要求がユーザ制御手段16において生成され、録画制御手段18に送出される。
本実施形態においては、図3に示すように、時刻11:30〜12:00の放送番組「Pro0」→時刻12:00〜12:30の放送番組「Pro1」→時刻12:30〜13:30の放送番組「Pro2」→時刻13:30〜14:20の放送番組「Pro3」の順に放送されるチャンネルの放送番組「Pro2」の録画がユーザにより要求され、この放送番組「Pro2」の情報およびこのチャンネルの情報を含む録画要求がユーザ制御手段16で生成され、録画制御手段18に送出される。
この放送番組「Pro2」は、本編部分である放送区間「Pro2-1」、「Pro2-2」、「Pro2-3」、「Pro2-4」および、放送区間「Pro2-1」と「Pro2-2」との間に放送されるCM、放送区間「Pro2-2」と「Pro2-3」との間に放送されるCM、放送区間「Pro2-3」と「Pro2-4」との間に放送されるCMとにより構成されている。
録画制御手段18では、取得された録画要求に含まれる録画対象のチャンネル情報が抽出され、この抽出された録画対象のチャンネルが放送選局手段12において現在選局されているか否かが判断される(S3)。
判断の結果、録画対象のチャンネルが現在選局されていないときは(S3の「NO」)、録画対象のチャンネルに切り替えるためのチャンネル切替要求が録画制御手段18で生成され、選局切替制御手段17に送出される。
チャンネル切替要求が選局切替制御手段17に送出されると、このチャンネル切替要求により放送選局手段12において選局されているチャンネルが切り替えられ(S4)、切り替え後のチャンネルの放送信号の録画処理が開始される。
ステップS3において録画対象のチャンネルが現在選局されているときは(S3の「YES」)、そのまま録画処理が開始される。
録画処理が開始されると、録画制御手段18で取得された放送番組「Pro2」の録画要求が番組情報取得解析手段19および録画信号処理手段20に送出される。
番組情報取得解析手段19では、放送番組「Pro2」の録画要求が取得されると放送選局手段12で選局され受信されている放送信号または外部の回線からEPG情報が取得され(S5)、このEPG情報からさらに録画対象の放送番組「Pro2」の番組情報が抽出される(S6)。
番組情報取得解析手段19で抽出された放送番組「Pro2」の番組情報は録画制御手段18の制御により番組情報管理手段21で取得される。
また、録画信号処理手段20では、放送番組「Pro2」の録画要求が取得されると、受信中の放送信号から放送番組「Pro2」の映像・音声データが取得され記録手段22への録画が開始される。
また、番組情報管理手段21で取得された放送番組「Pro2」の番組情報は、録画された放送番組「Pro2」の映像・音声データに関連付けられ、「Pro2」のデータ情報として記録手段22に記録される(S7)。
ここで記録されるデータ情報は、録画年月日、録画チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻、番組開始時刻、番組終了時刻、番組タイトル、番組ジャンルなどの録画に関する情報が含まれる。本実施形態においては、さらに録画区間に含まれる番組の数を明示するための番組数や、複数の番組が一度に録画された場合に各番組に付与される番組ID、後述するCMカットに関する情報が含まれている。
本実施形態において放送番組「Pro2」に関連付けられるデータ情報としては、図3に示すように、録画年月日が「2006年○×月◇△日」、録画チャンネルが「CH××」、録画開始時刻が「12:30」、録画終了時刻が「13:30」、番組数が「1」、番組IDが「1」、番組開始時刻が「12:30」、番組終了時刻が「13:30」、番組タイトルが「○○○○○」、番組ジャンルが「ドラマ」である。
ステップS7において録画処理が開始されると、録画中のチャンネルの放送番組に変更が生じたか否かが番組情報取得解析手段19において監視される(S8)。
番組情報取得解析手段19において録画中のチャンネルの放送番組に変更が生じたと判断されたときは(S8の「YES」)、変更後の新たな番組の番組情報が取得され、番組情報管理手段21の処理により第1データ情報に追加されて記録される(S9)。
このように録画中のチャンネルの放送番組に変更があるか否かが監視されることにより、放送予定の番組に変更があったとき、ユーザにより停止時間が指定されることなく録画要求が取得され複数の番組が録画されるとき、ユーザにより録画要求時に複数の番組が指定されているときなどに、番組ごとに番組情報が取得され記録されることが可能になる。
本実施形態においては、図3に示すように放送番組「Pro2」のみで構成される連続録画区間Aの録画が要求されているため録画処理が終了するまでに放送番組の変更はないと判断される(S8の「NO」)。
また、録画処理が開始されると、放送番組の変更の有無が番組情報取得解析手段19で監視されるとともに、さらにCM区間が検出されたか否かがCM検出手段23で監視される(S10)。
CM検出手段23において録画中のチャンネルの放送番組からCM区間が検出されたときには(S10の「YES」)、このCM区間の位置情報がデータ情報に追加される(S11)。
ここで、録画処理が行われる際に予めCMカット処理が有効になるように設定されているときには(S12の「YES」)、録画時にこれらのCM区間が除外されるCMカット処理がCM検出手段23で実行されて(S13)ステップS14に進み、CMカット処理が無効に設定されているときには(S12の「NO」)そのままステップS14に進む。
ここでは、放送番組「Pro2」の録画中の時刻t0〜t1の間、時刻t2〜t3の間、時刻t4〜t5の間がCM区間として検出され、さらにCMカット処理が有効に設定されているためこれらのCM区間が除外されて、図3に示すように放送番組「Pro2」の放送区間「Pro2-1」、「Pro2-2」、「Pro2-3」、「Pro2-4」のみが放送番組「Pro2」の番組情報である第1データ情報と関連付けられて記録される。
また、除外されたCM区間の位置情報であるCMカット情報として、CM区間の開始時刻「t0」、「t2」、「t4」がデータ情報に追加して記録される。
上述したように録画処理が行われると、録画信号処理手段20において録画要求された放送番組「Pro2」の放送が終了したか、またはユーザ制御手段16においてユーザの操作により録画停止要求が録画制御手段18を介して取得されたか否かが監視される(S14)。
録画信号処理手段20において、放送番組「Pro2」の放送が終了したと判断されたとき、または、ユーザ制御手段16で受信された録画停止要求が録画制御手段18を介して取得されたときは(S14の「YES」)、録画処理が停止される(S15)。
ユーザ制御手段16において録画停止要求が取得されていないと判断されたときは(S14の「NO」)、ステップS7に戻り、映像・音声データの録画が継続して行われる。
以上の処理により、複数の放送番組が記録手段22に録画される。
図4は複数の放送番組がCMカット処理されずに録画された状態を示す説明図であり、放送番組「ドラマA−1」とこれに関連付けられた第1データ情報とが第1ファイル221として記録され、放送番組「ドラマB−1」とこれに関連付けられた第2データ情報とが第2ファイル222として記録され、放送番組「スポーツ」とこれに関連付けられた第3データ情報とが第3ファイル223として記録され、放送番組「ドラマA−2」とこれに関連付けられた第4データ情報とが第4ファイル224として記録され、放送番組「ドラマB−2」とこれに関連付けられた第5データ情報とが第5ファイル225として記録され、放送番組「ドラマA−3」とこれに関連付けられた第6データ情報とが第6ファイル226として記録されたものとする。ここではCM区間はカットされずに(CMカット処理無効)、CM区間の位置情報が各データ情報に追加されたものとする。
また、「ドラマA−1」の放送区間を「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」とし、「ドラマA−2」の放送区間を「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」とし、「ドラマA−3」の放送区間を「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」とする。
〔再生処理〕
次に、録画された複数の放送番組が連続再生されるときの動作について、図5のフローチャートおよび図4の説明図を参照して説明する。
まず、放送受信記録再生装置1の電源が投入された状態で(S21)、ユーザの操作により録画番組に対する再生要求が取得されたか否かがユーザ制御手段16において監視され、取得されるまでの間、待機状態となる。
ユーザの操作により複数の録画番組に対する再生要求がユーザ制御手段16において取得されると、この再生要求が再生コンテンツ選択手段24に送出される。
再生コンテンツ選択手段24では、再生要求が取得されると記録手段22に録画されている放送番組のデータ情報を取得するためのデータ情報取得要求が生成され、記録手段22に送出される。
記録手段22においてデータ情報取得要求が取得されると、この要求に応答して記録手段22に記録されている映像・音声データに関連付けられたデータ情報が取得され、映像音声信号再生処理手段13を介して出力手段14から外部の表示装置に送信され表示される。
表示されたデータ情報の中からユーザの操作により同一シリーズの複数の録画番組に対する連続再生が要求されると(S22の「YES」)、要求されたシリーズに関する情報を含む連続再生要求がユーザ制御手段16において生成され、再生コンテンツ選択手段24に送出される。
本実施形態においては、図4に示すように記録手段22に記録されているデータ情報である第1データ情報〜第6データ情報が外部の表示装置に表示され、この中から「ドラマA」のシリーズに対する連続再生が要求されたものとする。
再生コンテンツ選択手段24において、シリーズ「ドラマA」に関する情報を含む連続再生要求が取得されると、この要求がシリーズコンテンツ抽出手段25に送出される。
シリーズコンテンツ抽出手段25においてシリーズ「ドラマA」に関する情報を含む連続再生要求が取得されると、シリーズ「ドラマA」に該当する録画番組が記録手段22に記録されたデータ情報の中から抽出され、再生順序(第n話→第n+1話→第n+2話)の設定が行われる(S23)。
シリーズコンテンツ抽出手段25におけるシリーズ番組の抽出処理および再生順所の設定処理について図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、シリーズコンテンツ抽出手段25においてシリーズ「ドラマA」に関する情報を含む連続再生要求が取得されると(S41)、連続再生を行うための連続再生機能が有効(ON)になっているか否かが判断される(S42)。
連続再生機能が有効でない(OFF)場合(S42の「NO」)は処理を終了し、有効(ON)になっているときは(S42の「YES」)、指定された「ドラマA」の情報を基に連続再生する録画番組を抽出する設定であるか否かが判断される(S43)。
連続再生する録画番組を抽出する設定になっていると判断されたとき(S43の「YES」)は、指定された「ドラマA」のデータ情報が記録手段22から抽出され(S44)、連続再生する録画番組の抽出条件が連続再生要求から取得される(S45)。
この抽出条件は、指定された録画番組と「同じシリーズ」、「同じジャンル」、「同じ曜日」、「同じ時間」などで設定され、例えば、指定された録画番組のデータ情報からこの録画番組のジャンルが連続ドラマであれば「同じシリーズ」が抽出条件とされ、ジャンルがスポーツであれば「同じジャンル」が抽出条件として設定される。
次に、指定された全ての録画番組のデータ情報から抽出条件が取得されたか否かが判断され(S46)、まだ抽出条件が取得されていない録画番組があれば(S46の「NO」)ステップS44に戻って抽出条件の取得が行われ、全ての指定された録画番組から抽出条件が取得されていれば(S46の「YES」)、記録手段22からこれらの抽出条件に合う録画番組が連続再生対象の録画番組として抽出される(S47)。
連続再生対象の録画番組が抽出されると、これらを連続再生するための再生順序の設定が行われる(S47)。
再生順序の設定は、放送日、放送時間、放送回数などの録画時のデータ情報を基に設定される。このようにデータ情報を基に再生順序が設定されることにより、通常は予約録画で毎週録画しているシリーズ番組を、なんらかの原因である回だけ再放送枠で録画したときなどのように、時間枠がずれたときや録画日時の順番がシリーズの順番と入れ替わったときなどにも適切な順序で連続再生が行われる。
ここでは、図4に示すようにシリーズ「ドラマA」に関する情報として第1データ情報から「ドラマA−1」、第4データ情報から「ドラマA−2」、および第6データ情報から「ドラマA−3」が抽出され、「ドラマA−1」→「ドラマA−2」→「ドラマA−3」の順序で再生されるように設定される。
また、ステップS43において連続再生する録画番組を抽出する設定になっていないときは、ユーザにより指定された複数の録画番組が連続再生されるものとして同様に再生順序が設定される(S48)。
以上により、シリーズコンテンツ抽出手段25におけるシリーズ番組の抽出処理および再生順所の設定処理を終了し、図5のステップS24に戻る。
シリーズコンテンツ抽出手段25において設定されたシリーズ「ドラマA」の再生順序の情報は、再生制御手段26に送出され再生処理が開始される(S24)。
再生制御手段26においてシリーズ「ドラマA」の再生順序の情報が取得され再生処理が開始されると、この再生順序に従って再生制御手段26において再生指示が生成され、記録手段22に送出される。
記録手段22では、再生制御手段26から取得した再生指示により記録されている映像・音声データが抽出され映像音声信号再生処理手段13に送出される。
ここでは、まず再生順序で最初に再生されるように設定されている「ドラマA−1」の再生指示が再生制御手段26から記録手段22送出される。
記録手段22で「ドラマA−1」の再生指示が取得されると、第1ファイル221から「ドラマA−1」の映像・音声データが映像音声信号再生処理手段13に送出され、出力手段14を介して外部の表示装置に表示され再生される。
再生処理が開始されると、次に連続して再生する番組があるか否かが再生制御手段26において判断される(S25)。
ここでは、「ドラマA−2」および「ドラマA−3」が連続して再生される番組として設定されているため、連続して再生する番組があると判断される(S25の「YES」)。
連続して再生する番組があると再生制御手段26において判断されると、再生中の「ドラマA−1」の番組終了時刻が第1データ情報からコンテンツ切替タイミング検出手段27に送出される(S26)。
コンテンツ切替タイミング検出手段27において番組終了時刻が取得されると、再生中の「ドラマA−1」の映像・音声データから、CM検出手段23においてCM区間が検出され、このCM区間の番組内における位置情報が取得される(S27)。
このとき、録画時にCMカット処理が行われている場合には、データ情報に記録されているCMカット情報に基づいてCM区間の位置情報が検出される。
CM検出手段23で検出されたCM区間の位置情報はコンテンツ切替タイミング検出手段27に送出され、既に取得された番組終了時刻とCM区間の位置情報との間の時間が予め設定された閾値(例えば「10分」)と比較される。
コンテンツ切替タイミング検出手段27において、番組終了時刻とCM区間の位置情報との間が閾値以内でないときは番組終了間際のCMではないと判断され(S28の「NO」)、さらに再生中の番組が終了しているか否かが判断される(S29)。
ステップS29において再生中の番組が終了したと判断されたときには(S29の「YES」)、次に連続して再生する番組である「ドラマA−2」に再生処理を切り替えるためのコンテンツ切替要求がコンテンツ切替タイミング検出手段27で生成され再生制御手段26に送出される。
再生制御手段26で取得されたコンテンツ切替要求は記録手段22に送出され、映像音声信号再生処理手段13で再生処理が行われている「ドラマA−1」の次の再生番組である「ドラマA−2」の映像・音声データに関連付けられている第2データ情報が取得される。
取得された第2データ情報は映像音声信号再生処理手段13を介して再生実行位置検出手段28に送出され、切り替え先の再生実行位置が検出される。
再生実行位置検出手段28において検出された再生実行位置はコンテンツ切替タイミング検出手段27を介して再生制御手段26に送出され、再生制御手段26において再生処理を次の再生番組である「ドラマA−2」の再生実行位置への切り替え処理が行われる(S30)。
また、ステップS29において再生中の番組が終了していないと判断されたときには(S29の「NO」)、ステップS27に戻り、CM区間の検出処理が引き続き行われる。
また、ステップS28において番組終了時刻とCM区間の位置情報との間が閾値以内であったときには番組終了間際のCMであると判断され(S28の「YES」)、ステップS30に進み、再生処理を次に連続して再生する第2ファイル222の「ドラマA−2」の再生実行位置に切り替える処理が行われる(S30)。
ステップS30において再生番組を切り替える処理が行われると、ユーザの操作により再生を停止するための再生停止要求がユーザ制御手段16を介して再生制御手段26で取得されたか否かが判断され(S31)、再生停止要求が取得されたと判断されたときには(S31の「YES」)再生制御手段26において再生処理停止処理が行われ(S32)、再生停止要求が取得されていないと判断されたときには(S31の「NO」)ステップS24に戻り、切り替えられた再生番組「ドラマA−2」の再生処理が継続して行われる。
「ドラマA−2」の再生処理が行われると、「ドラマA−1」の再生処理が行われたときと同様に番組終了間際のCM区間の検出等が行われ、ステップS30において「ドラマA−3」への再生番組の切替処理が行われる。
以上のようにして「ドラマA−1」→「ドラマA−2」→「ドラマA−3」の連続再生処理が行われることにより、「ドラマA−1」、「ドラマA−2」、および「ドラマA−3」の番組終了間際のCM区間以降の放送区間がスキップされて連続再生が行われる。
図4に示すように、再生を行う際にCM区間がスキップされないようにCMスキップがOFF設定されている場合には、「ドラマA−1」の番組終了間際のCM区間の再生が終了した後は、このCM区間以降の放送区間である「お」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−2」の放送区間「か」に切り替えられて再生され、また、「ドラマA−2」の番組終了間際のCM区間の再生が終了した後は、このCM区間以降の放送区間である「こ」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−3」の放送区間「さ」に切り替えられて再生される。
また、再生を行う際にCM区間がスキップされるようにCMスキップがONに設定されている場合には、「ドラマA−1」の番組終了間際のCM区間の位置情報が検出されると、このCM区間の位置情報以降の放送区間である「お」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−2」の放送区間「か」に切り替えられて再生され、また、「ドラマA−2」の番組終了間際のCM区間の位置情報が検出されると、このCM区間以降の放送区間である「こ」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−3」の放送区間「さ」に切り替えられて再生されることにより、「あ」→「い」→「う」→「え」→「か」→「き」→「く」→「け」→「さ」→「し」→「す」→「せ」のように再生される。
以上の第1実施形態によれば、複数のコンテンツを連続して再生する際に各コンテンツの番組終了間際のCM区間を検出することで、番組終了付近に放送される番組予告やプレゼント募集広告など番組本編の連続再生には必要とされない区間をスキップして連続再生処理を行うことができる。
そのため、同一シリーズの番組を連続して視聴する際に、番組を楽しむ上でマイナス効果となる次回予告などが再生されないようにすることができ、視聴時間の効率化も図ることができる。
また、EPG等から取得した録画番組の情報をデータ情報として記録することで、連続再生する番組をシリーズやジャンルにより抽出することができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態による放送受信記録再生装置の構成〉
本実施形態による放送受信記録再生装置の構成は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第2実施形態による放送受信記録再生装置1の動作〉
〔録画処理〕
本実施形態による放送受信記録再生装置1により放送番組が録画されるときの動作について、図2のフローチャート、図7および図8の説明図を参照して説明する。
本実施形態においては、図7に示すように、時刻11:30〜12:00の放送番組「Pro0」→時刻12:00〜12:30の放送番組「Pro1」→時刻12:30〜13:30の放送番組「Pro2」→時刻13:30〜14:20の放送番組「Pro3」の順に放送されるチャンネルの、放送番組「Pro1」の途中(時刻12:15)にユーザの操作により録画が開始され、放送番組「Pro3」の途中(時刻13:52)にユーザの操作により録画が停止され、この間が連続録画区間Bとして録画処理されるときについて説明する。
図2において、ステップS1〜S7の処理は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、録画処理中の時刻12:30に放送番組が「Pro1」から「Pro2」に変更されるとき、および時刻13:30に放送番組が「Pro2」から「Pro3」に変更されるときに、ステップS8において番組情報取得解析手段19で放送番組の変更があったと判断される(S8の「YES」)。
放送番組の変更があったと判断されたときは、番組情報取得解析手段19において変更後の番組情報がEPG情報から取得される。
取得された番組情報は、番組情報管理手段21の管理により、記録手段22に記録された連続録画区間Bに関連付けられたデータ情報である第2データ情報に追加される。
本実施形態においては、放送番組「Pro2」、「Pro3」の番組情報が追加されることにより第2データ中の番組数が「3」に更新され、放送番組「Pro2」の番組IDが「2」、放送番組「Pro3」の番組IDが「3」として追加される。
図2のステップS9以降の処理は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図8は複数の放送番組がCMカット処理されずに録画された状態を示す説明図であり、放送番組「バラエティ」、「ドラマA−1」、「ニュース」の3つとこれに関連付けられた第7データ情報とが第7ファイル227として記録され、放送番組「ドラマB−1」とこれに関連付けられた第8データ情報とが第8ファイル228として記録され、放送番組「スポーツ」とこれに関連付けられた第9データ情報とが第9ファイル229として記録され、放送番組「ドラマA−2」とこれに関連付けられた第10データ情報とが第10ファイル230として記録され、放送番組「ドラマB−2」とこれに関連付けられた第11データ情報とが第11ファイル231として記録され、放送番組「スポーツ」、「ドラマA−3」の2つとこれに関連付けられた第12データ情報とが第12ファイル232として記録されたものとする。ここではCM区間はカットされずに(CMカット処理無効)、CM区間の位置情報が各データ情報に追加されたものとする。
また、「ドラマA−1」の放送区間を「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」とし、「ドラマA−2」の放送区間を「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」とし、「ドラマA−3」の放送区間を「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」とする。
〔再生処理〕
次に、録画された複数の放送番組が連続再生されるときの動作について、図9のフローチャートおよび図8の説明図を参照して説明する。
まず、放送受信記録再生装置1の電源が投入された状態で(S41)、ユーザの操作により録画番組に対する再生要求が取得されたか否かがユーザ制御手段16において監視され、取得されるまでの間、待機状態となる。
ユーザの操作により複数の録画番組に対する再生要求がユーザ制御手段16において取得されると、この再生要求が再生コンテンツ選択手段24に送出される。
再生コンテンツ選択手段24では、再生要求が取得されると記録手段22に録画されている放送番組のデータ情報を取得するためのデータ情報取得要求が生成され、記録手段22に送出される。
記録手段22においてデータ情報取得要求が取得されると、この要求に応答して記録手段22に記録されている映像・音声データに関連付けられたデータ情報が取得され、映像音声信号再生処理手段13を介して出力手段14から外部の表示装置に送信され表示される。
表示されたデータ情報の中からユーザの操作により同一シリーズの複数の録画番組に対する連続再生が要求されると(S42の「YES」)、要求されたシリーズに関する情報を含む連続再生要求がユーザ制御手段16において生成され、再生コンテンツ選択手段24に送出される。
本実施形態においては、図8に示すように記録手段22に記録されているデータ情報である第7データ情報〜第12データ情報が外部の表示装置に表示され、この中から「ドラマA」のシリーズに対する連続再生が要求されたものとする。
再生コンテンツ選択手段24において、シリーズ「ドラマA」に関する情報を含む連続再生要求が取得されると、この要求がシリーズコンテンツ抽出手段25に送出される。
シリーズコンテンツ抽出手段25においてシリーズ「ドラマA」に関する情報を含む連続再生要求が取得されると、シリーズ「ドラマA」に該当する録画番組が記録手段22に記録されたデータ情報の中から抽出され、再生順序(第n話→第n+1話→第n+2話)の設定が行われる(S43)。
ここでは、図8に示すようにシリーズ「ドラマA」に関する情報として第7ファイル227の第7データ情報から番組ID「2」の「ドラマA−1」、第10ファイル230の第10データ情報から番組ID「1」の「ドラマA−2」、および第12ファイル232の第12データ情報から番組ID「2」の「ドラマA−3」が抽出され、「ドラマA−1」→「ドラマA−2」→「ドラマA−3」の順序で再生されるように設定される。
シリーズコンテンツ抽出手段25において設定されたシリーズ「ドラマA」の再生順序の情報は、再生制御手段26に送出され再生処理が開始される。
再生制御手段26においてシリーズ「ドラマA」の再生順序の情報が取得されると記録手段22に記録されているデータ情報から、最初に再生する「ドラマA−1」のデータ情報が含まれる第7データ情報が検出されて映像音声信号再生処理手段13に送出され(S44)、さらにこの第7データ情報から第7ファイル227における「ドラマA−1」の再生開始位置が再生実行位置検出手段28で検出され(S45)、コンテンツ切替タイミング検出手段27を介して再生制御手段26で取得される。
再生制御手段26では、「ドラマA−1」の第7ファイル227における再生開始位置が取得されると再生処理が開始され、取得された再生開始位置の情報を含む再生指示が生成されて記録手段22に送出される。
記録手段22では、取得された再生指示の再生開始位置に基づいて第7ファイル227から「ドラマA−1」の映像・音声データが映像音声信号再生処理手段13に送出され、出力手段14を介して外部の表示装置に表示され再生される(S46)。
以降のステップS47〜S54の処理は、第1実施形態におけるステップS25〜S32の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のようにして複数の録画番組を含むファイルから「ドラマA−1」、「ドラマA−2」、および「ドラマA−3」が抽出され「ドラマA−1」→「ドラマA−2」→「ドラマA−3」の連続再生処理が行われることにより、「ドラマA−1」、「ドラマA−2」、および「ドラマA−3」の番組終了間際のCM区間以降の放送区間がスキップされて連続再生が行われる。
図8に示すように、再生を行う際にCM区間がスキップされないようにCMスキップがOFF設定されている場合には、「ドラマA−1」の番組終了間際のCM区間の再生が終了した後は、このCM区間以降の放送区間である「お」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−2」の放送区間「か」に切り替えられて再生され、また、「ドラマA−2」の番組終了間際のCM区間の再生が終了した後は、このCM区間以降の放送区間である「こ」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−3」の放送区間「さ」に切り替えられて再生される。
また、再生を行う際にCM区間がスキップされるようにCMスキップがONに設定されている場合には、「ドラマA−1」の番組終了間際のCM区間の位置情報が検出されると、このCM区間の位置情報以降の放送区間である「お」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−2」の放送区間「か」に切り替えられて再生され、また、「ドラマA−2」の番組終了間際のCM区間の位置情報が検出されると、このCM区間以降の放送区間である「こ」は再生されずに、連続する次の再生番組「ドラマA−3」の放送区間「さ」に切り替えられて再生されることにより、「あ」→「い」→「う」→「え」→「か」→「き」→「く」→「け」→「さ」→「し」→「す」→「せ」のように再生される。
以上の第2実施形態においては、第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、複数の放送番組を1つのファイルとして録画した場合にも、そのファイルの中から連続再生の対象となる録画番組のみを抽出して連続再生に用いることができる。
上記の第1実施形態および第2実施形態においては、録画時におけるCMカット処理およびCMカット情報の生成処理を録画中に行ったが、録画終了時にまとめて行うようにしてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、録画時にCM区間の位置情報を記録するようにしたが、CMカット処理を行わない場合には録画時にCM区間の位置情報を記録せずに、再生時にCM区間を検出するようにしてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、番組情報の取得処理を行ってから続いて映像・音声データの録画処理を行ったが、この処理順には限定されず、映像・音声データの録画処理の停止時に番組情報の取得処理を行ってもよいし、また予約録画のように事前に録画要求が取得されているときには予め番組情報を取得しておいてもよい。ただし、番組延長などにより放送時間が変更になった放送番組を変更後の時間に合わせて録画するときには、録画時に番組情報を取得する必要がある。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、データ情報として記録する情報をEPG情報から取得したが、録画時にユーザが直接指定する録画開始時刻、録画終了時刻、ジャンルなどの情報を用いてもよく、また、これらのユーザが直接指定する情報とEPG情報とを併せて用いてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態の図3、図4、図7および図8においては、映像・音声データとデータ情報とを1つのファイルとして記録する場合について示したが、映像・音声データとデータ情報とを個別のファイルとして記録し、互いに対応するファイルを関連付けるように管理してもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、抽出された同一シリーズの番組を連続再生する場合について説明したが、これには限定されず、ユーザが手動で任意に指定した複数の録画番組を連続再生するときに用いてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、連続再生する順序の設定はシリーズ順で行う場合について説明したが、これには限定されず、「日付順」、「ジャンル順」、「ユーザ履歴順」、「コンテンツ指定順」、「番組優先度順」など様々な順序による設定が可能であり、これらの設定は連続再生機能を利用する目的によりユーザが選択して用いることができる。
例えば、指定された複数の番組が一連の連続ドラマであるならば、「日付順」または「シリーズ順」で再生されることが適切であり、「シリーズ順」に設定されたときには一部の録画番組に再放送枠のデータがあり録画日の順序が前後していても、視聴するのに適切な順序で再生することができる。
また、指定された複数の録画番組が何の共通性もないような場合には、ユーザが嗜好により事前に優先度を設定しておいた「ジャンル順」や、ユーザの日ごろの視聴嗜好を基に設定された「ユーザ履歴順」に基づいて再生順序を設定するといったように、指定されたコンテンツ群によってその再生順序の指定方法を選択できるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態または第2実施形態の放送受信記録再生装置の各手段の機能構成をプログラム化してコンピュータに組み込むことにより、当該コンピュータを放送受信記録再生装置として機能させる放送受信記録再生用プログラムを構築することも可能である。
本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置の録画処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置において受信する放送番組データと、録画する放送番組データおよびデータ情報とを示す説明図である。 本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置において録画した放送番組データおよびデータ情報と、連続再生する録画番組データとを示す説明図である。 本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置の再生処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による放送受信記録再生装置の連続再生対象番組の抽出処理および再生順序の設定処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による放送受信記録再生装置において受信する放送番組データと、録画する放送番組データおよびデータ情報とを示す説明図である。 本発明の第2実施形態による放送受信記録再生装置において録画した放送番組データおよびデータ情報と、連続再生する録画番組データとを示す説明図である。 本発明の第2実施形態による放送受信記録再生装置の再生処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…放送受信記録再生装置
11…アンテナ
12…放送選局手段
13…映像音声信号再生処理手段
14…出力手段
15…リモコン制御受信手段
16…ユーザ制御手段
17…選局切替制御手段
18…録画制御手段
19…番組情報取得解析手段
20…録画信号処理手段
21…番組情報管理手段
22…記録手段
23…CM検出手段
24…再生コンテンツ選択手段
25…シリーズコンテンツ抽出手段
26…再生制御手段
27…コンテンツ切替タイミング検出手段
28…再生実行位置検出手段
221…第1ファイル
222…第2ファイル
223…第3ファイル
224…第4ファイル
225…第5ファイル
226…第6ファイル
227…第7ファイル
228…第8ファイル
229…第9ファイル
230…第10ファイル
231…第11ファイル
232…第12ファイル

Claims (4)

  1. 番組本編区間とCM区間とからなる放送番組を放送局から受信して記録するとともに、記録された複数の前記放送番組を連続して再生する放送受信記録再生装置において、
    受信した複数の前記放送番組を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録されている放送番組を再生する再生処理手段と、
    前記再生処理手段により再生されている放送番組から、前記CM区間を検出するCM検出手段と、
    前記CM検出手段において前記CM区間を検出すると、このCM区間が前記再生されている放送番組の番組終了から所定時間内のCM区間であるか否かを判断し、前記番組終了から所定時間内のCM区間であると判断されたときには前記記録手段に記録されている次に連続して再生する放送番組への切り替え指示を生成するコンテンツ切替タイミング検出手段と、
    前記コンテンツ切替タイミング検出手段において生成された前記切替指示に従って、前記次に連続して再生する放送番組に再生を切り替える制御を行う再生制御手段と
    を備えることを特徴とする放送受信記録再生装置。
  2. 前記記録手段には、前記放送番組とこの放送番組に関する番組情報を含むデータ情報とが関連づけられて記録されており、
    前記連続して再生する複数の放送番組に関する番組情報を、予め指定された抽出条件に従って前記記録手段に記録された前記データ情報から抽出して再生制御手段に送出する抽出手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記抽出手段で抽出された番組情報に対応する放送番組を、連続して再生するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信記録再生装置。
  3. 前記記録手段には、複数の前記放送番組と、これらの複数の放送番組に関する番組情報を含むデータ情報とが関連付けられて記録されており、
    前記抽出手段は、予め指定された抽出条件に従って、前記記録手段の前記データ情報に記録された複数の番組情報の中から、前記連続して再生する複数の放送番組を抽出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信記録再生装置。
  4. 受信した、番組本編区間とCM区間とからなる放送番組を複数記録する記録ステップと、
    記録された前記放送番組を再生する再生処理ステップと、
    再生されている前記放送番組から、前記CM区間を検出するCM検出ステップと、
    前記CM検出ステップで前記CM区間が検出されたときに、このCM区間が前記再生されている放送番組の番組終了から所定時間内のCM区間であるか否かを判断し、前記番組終了から所定時間内のCM区間であると判断されたときには次に連続して再生する放送番組への切り替え指示を生成するコンテンツ切替タイミング検出ステップと、
    前記コンテンツ切替タイミング検出ステップにおいて生成された前記切替指示に従って、前記次に連続して再生する放送番組に再生を切り替える制御を行う再生制御ステップと
    を備えることを特徴とする放送受信記録再生方法。
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