JP2008135080A - 録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ユーザの手間を省きながらHDD等の番組録画媒体の空き容量を常に確保しておくこと。
【解決手段】
HDDの空き容量が予め設定した値より少なくなった場合に、予め設定した基準を満たす録画済番組を選択し、少なくともその一部について削除、圧縮等の推奨する処理方法の候補を選択して表示し、ユーザが選択できるよう構成する。ユーザが選択した処理方法を実行し、録画媒体の空き容量を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は番組データを録画する録画装置に関する。
近年、放送衛星を利用したBSデジタル放送や地上波を使ったデジタル放送サービスが始まっている。これらデジタル放送は、映像、音声及び各種データを一つの規格に基づいて符号化(デジタル化)して利用するものであり、デジタル化されたデータを様々な方法で利用して機能を拡張できる特長がある。このような特徴を利用した従来例として以下のような方法が開示されている。
特許文献1には、放送される番組を記録する記録部と、前記番組を圧縮する条件である再圧縮条件とその圧縮で用いる圧縮形式とが圧縮回数ごとに予め設定された圧縮テーブルを有し、一定周期で繰り返し起動し、前記記録部により記録された番組の中で次回の再圧縮条件を満足するものを再圧縮するよう決定する方法により、ユーザが所望する時期にユーザが所望するレベルまで再圧縮することが記載されている。
特許文献2には、「記録媒体の空き容量が不足している場合に、ユーザが容易に削除すべき番組を判断することができるよう、空き容量を確保するために削除すべき番組候補を検索する情報検索装置及びそれを備えた記録再生装置を提供する」ことが記載されている。
特開2002−271744号公報 特開2004−328608号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザは所望の時期や再圧縮条件を設定することが述べられているものの、再圧縮する番組の選択と実際の再圧縮処理はユーザの認識していない間に自動的に行なわれるものであり、再圧縮する個々の番組の選択や処理結果に関してユーザの納得が得られない可能性がある点に関しては考慮されていなかった。
また特許文献2では、削除、圧縮する番組を検索する条件をユーザが入力しなければならず、ユーザにとって煩雑である。また録画予約をする際に記録媒体の空き容量を取得するため、録画予約時にユーザが急いでいる場合、削除、圧縮する番組を検索、選択することは煩雑である。
上記課題を解決する為に、処理の対象とする番組を予め設定した基準に従って選択すると共に、該選択した番組を処理する方法を選択し、該選択した番組と処理方法をユーザに出力する構成とすればよい。
具体的には、特許請求の範囲に記載された発明によって上記課題を解決できる。
本発明によれば、ユーザの手間を省きながら空き容量を確保する録画再生装置を提供することが出来る。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、以下において、同一符号・記号は同一の構成を意味するものであるとする。
図1は、本実施例における録画再生装置の構成例を示す図である。尚、以下の説明では、トランスポートストリーム(TS)として入力される番組を視聴し録画する録画再生装置を想定するが、装置の構成はこれに限定されるものではなく、また、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式によって符号化され多重化された信号を処理する場合について説明するが、これによって処理する信号をMPEG方式の信号に限定するものではない。
10は、トランスポートストリームの入力端子である。本実施例で示すトランスポートストリームは、例えば図2に示すようなTSヘッダとペイロードで構成される188バイトのTSパケットを複数並べて構成されるトランスポートストリームである。パケットとパケットの間には無効なデータが含まれる場合もある。
20はデマルチプレクサ(抽出部)である。再生されたトランスポートストリームは、デマルチプレクサ20に供給され、制御部120によって指定された番組の符号化映像データ、符号化音声データ、及びその他のデータが抽出される。
100は、ハードディスクドライブ等の記録媒体であり、番組データ等を記録する。本実施例ではHDD100とするが、番組データ等を記録できる記録媒体(例えばフラッシュメモリ等)であれば必ずしもハードディスクドライブである必要はない。
30はデコーダである。リアルタイムに視聴する場合は、抽出された符号化映像データと符号化音声データはデコーダ30に供給され、復号されて映像信号と音声信号が出力される。
40は、復号された映像信号が供給され、状況によってグラフィック画面を重畳して出力するグラフィック処理部である。
50は映像信号を出力する映像出力端子、60は音声信号を出力する音声出力端子である。グラフィック処理部40の出力映像信号とデコーダ30の出力音声信号とはそれぞれ映像出力端子50と音声出力端子60とから出力され、図示しない再生装置で再生される。
110はユーザからの指示を入力する入力端子、120は図示しないメモリに格納された制御プログラムによって動作する制御部である。前記の処理は図示しないリモコン等からコマンド入力端子110を経由して入力される指示と、制御部120によって制御される。
一方、図示しないリモコン等からの指示がコマンド入力端子110から制御部120に入力され、この指示によって指定された番組をHDD100に録画する場合は、制御部120によって指定された番組に関連するパケットだけをデマルチプレクサ20が抽出すると共に、デマルチプレクサ20はHDD100からの再生時に参照する為に新たに作成したパケットまたは予め用意されたパケットを多重して出力する。
録画を指定された番組のトランスポートストリームをデマルチプレクサ20によって処理した場合の、入力及び出力トランスポートストリームの一例を図3に示す。
図3では、映像データV1、音声データA1及びPCR1で示した時間情報PCR(Program Clock Reference)を含んで構成された番組を記録するものとする。また、図3には示していないが、番組の構成要素としてデータ放送がある場合にはこのデータ放送のパケットも記録しても良い。デマルチプレクサ20は制御部120からの制御に従って再生時に参照するパケットであるPAT(Program Assosiation Table)、PMT(Program Map Table)等の情報パケットを一旦削除し、映像データV1と音声データA1、及び時間情報PCR1から構成された番組だけが多重されたストリームに適したPATとPMTを作成し多重する。尚、PAT、PMT等は削除してから多重するのではなく、図示しないメモリ上で必要なデータの書換え処理を行っても良い。
また、記録する番組のタイトル等の番組情報を抽出し、抽出した番組情報に基づいてSIT(Selection Information Table)を作成して多重する。V2、A2、V3、A3等は指定されていない番組の映像及び音声データ等のパケットであり、これらは再生時には不要なので削除される。これにより、図3(a)の入力トランスポートストリームに対して図3(b)のような出力トランスポートストリームが得られる。
なお、上記以外に再生時に参照したい情報パケットがある場合は、該情報パケットも抽出され出力されても良い。
70は、番組データの容量を圧縮する圧縮部、90は録画に必要な処理を行なう録画再生制御部である。デマルチプレクサ20からの出力トランスポートストリームは、圧縮部70及び/又は録画再生制御部90に入力される。
圧縮部70は、例えば映像ストリームのビットレートを低減する機能を有する。映像ストリームのビットレートを低減する方法は種々考えられるが、MPEG2映像ストリームの場合であれば、一例として一旦DCT(Discrete Cosine Transfer)係数の状態まで逆変換し、削除しても画質への影響が小さい高周波成分を削除し、あるいは画素情報を間引く等して情報量を減らしてから再度MPEG2ストリームに変換する方法がある。他の方法としては、映像ストリームを一旦完全にデコードして元の映像データを再生した後、いわゆるダウンスケーリングによる解像度低減や60fpsから30fpsへの映像フレームレート変換処理等を、個々にあるいは組合せて行なうことで情報量を削減し、再度MPEG2ストリームにエンコードする方法などが考えられる。
上記例のような処理を行なうことにより画質は劣化するものの、ビットレートを低減することで番組をHDD100に録画する為に必要な容量を少なく出来るメリットがある。
尚、圧縮部70は、MPEG2形式のままビットレートを低くするのではなく、入力ストリームを例えばH.264等の異なる符号化形式のストリームに変換するものであっても良い。H.264形式は、より低いビットレートでMPEG2と同等の映像品質が得られる利点があり、MPEG2のままでビットレートを低減する場合に比べて更にビットレートを低減することが出来る。
圧縮部70で圧縮されたトランスポートストリームは録画再生制御部90に入力される。録画再生制御部90は図示しないリモコン等からコマンド入力端子110を経由して入力される指示に基づいてデマルチプレクサ20の出力と圧縮部70の出力のいずれかの出力を選択して受け取る。録画再生制御部90は、入力されたトランスポートストリームに対して例えば著作権保護の為の暗号化等の、録画に必要な処理を行ない、入力されたトランスポートストリームを番組データとしてHDD100に記録する。
録画した番組を再生して視聴する場合は、制御部120からの制御によって、HDD100に録画されている番組データを録画再生制御部90が読み出し、暗号復号などの処理を行なった後トランスポートストリームとして出力する。出力されたトランスポートストリームは、デマルチプレクサ20に入力され、前述の説明と同様にして映像と音声が再生される。
また、状況に応じ、トランスポートストリームに多重されている情報パケットを参照し、グラフィック部40によってグラフィック画面が映像に重畳され表示される。
130はPCI(Peripheral Components Interconnect)バスなどのバスである。
上記で説明した動作は、図示しないリモコンなどの操作部から入力部110を経由して入力される指示と、図示しないメモリ等に予め記憶されたプログラムに従って動作する制御部120によって、バス130を介して制御される。
1200は、番組録画時に番組のタイトル、番組のジャンル、録画した日時、録画番組の容量等の録画番組に関する情報を取得して管理すると共に、HDD100の空き容量等の状態を管理する録画番組管理部である。
図1においては、制御部120は録画番組管理部1200を有している。更に、録画した番組が再生された回数、頻度及び録画あるいは再生された番組のタイトル、ジャンル、出演者等に関するキーワード等も録画番組毎に記録して管理してもよい。
録画番組管理部1200が管理する情報を番組管理情報とする。このような情報を管理することできめ細かく録画番組の管理を行なうことが出来る。前記説明した番組管理情報は本実施例においてはHDD100に格納するものとして説明するが、図示しないメモリなどに格納しても良い。
録画番組管理部1200は、一定期間毎、あるいは番組が録画される毎等の予め定めた条件が成立した場合に、HDD100の空き容量をチェックする。これにより、HDD100の空き容量が予め定めた一定容量、例えばHDD100の全容量の20%より少なくなったことを検出すると、前記HDD100に格納してある番組管理情報を読み出し、予め定めた基準を満たす番組を選択し、HDD100に録画されている番組の処理に関する推奨方法を選択して図4に示すようなメニュー画面を表示する。
図4に示す表示画面例は、推奨する番組処理方法として「保存」、「削除」、「圧縮」の3通りを選択する為のボタンを表示し、また処理を推奨する個々の番組のタイトル、録画された日時、番組の長さ、番組のジャンルを表示する例を示している。尚、図4に示す画面表示例の整理方法、整理番組とは、それぞれ例えば番組の処理を行なう方法、処理が行なわれる番組を意味し、以下の実施例においても同様である。
図4の表示画面例においては、「保存」、「削除」、「圧縮」のいずれかを選択する為には、例えば図示しないリモコンのカーソルキーと決定キー等を用いて所望の方法を示すボタンを選択して処理を決定するものとする。
図4の表示画面例において、ユーザが図示しないリモコンなどの操作部から「保存」を選択し決定すると、制御部120は指定された番組を処理対象から除外し何も処理を行なわないものとする。
同様にして「削除」を選択し決定すると、「削除」を指定された番組に関する情報が番組管理情報から削除される。HDD100から実際に番組データを削除するのではなく、番組管理情報から指定された番組の情報のみを削除することで、処理時間の短縮を図ることが可能である。これによって短い時間で削除された分のHDD100の空き容量が増える。
「圧縮」を選択し決定した場合は、制御部120からの指示により、録画再生制御部90が指定された番組データをHDD100から読み出し、暗号復号などの処理を行なってからトランスポートストリームとして出力し圧縮部70に入力する。圧縮部70は、前述したような、入力されたトランスポートストリームのビットレートを低減する為の処理等を行なってから出力する。圧縮部70が出力したトランスポートストリームは録画再生制御部90に入力される。録画再生制御部90は入力されたトランスポートストリームに対し、暗号化等の処理を行なってからHDD100に録画する。指定された番組のデータを全て圧縮してHDD100に録画し終えたら、制御部120は録画再生制御部90を制御して「圧縮」前の番組データをHDD100から削除させる。これにより、同じ番組データがHDD100に占める容量を例えば半分程度にすることができ、HDD100の空き容量を増やすことが出来る。
尚、上記の説明では、番組の全てのデータを圧縮し終わってから元の番組のデータを削除する例を説明したが、削除する方法はこれだけに限らない。例えば、1分単位などの一定量のデータを圧縮する毎に、元の番組データの圧縮し終わった部分を順次削除しても良い。この場合は、制御部120からの制御を頻繁に行なう必要があるが、圧縮処理している最中にもHDD100の空き容量を増やすことが出来る。
前記の「削除」や「圧縮」処理はユーザが指定した直後に行なっても良いし、後刻の録画等が行なわれていない間に行なっても良い。例えば、「削除」は前述の通り録画情報管理部1200が管理する番組管理情報から指定された番組に関する情報を削除するだけなのでごく短時間で処理が終了する。よって「削除」に関しては指定された直後に行なっても大きな支障をきたすことなく実行可能である。
「圧縮」は時間のかかる処理であることから、録画処理等が行なわれていない空き時間に行なうことで、所望の操作が出来ない等の不便をユーザに感じさせないようにすることが可能である。この場合、「AM.2:00から処理します」等、処理を行うタイミングに関するメッセージを表示する構成とし、当該処理を行うタイミングがユーザにとって都合が悪い場合はユーザにより変更できる構成としてもよい。また処理を行った後にユーザが録画装置の使用を開始するタイミング(電源投入後等)で「処理を終了しました」等のメッセージを表示する構成にしてもよい。
尚、図4の表示画面例に示すように、リモコンなどの操作部から指定することで図4に示した表示画面を消去して通常のテレビ表示画面に戻る方法として「戻るキーで終了」等の説明を表示してもよい。これにより、ユーザは簡単な操作で好きな時に通常のテレビ視聴等に戻ることが出来る。
上記の説明において、録画番組管理部1200が処理を推奨する対象番組及び/または処理方法を選択する方法は種々考えられる。
例えば、録画してからの経過時間が一定期間を超えているか、予め指定されたある特定のジャンルの番組であるかどうか、ユーザが番組を何回再生したか、ユーザが指定したキーワードが含まれているかどうか、予め設定した基準に従って番組タイトルや出演者などの番組関連情報から抽出されたキーワードやジャンルなどの嗜好情報が含まれているかどうか、あるいはHDD100の空き容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ低下しているか等を個々にあるいは組み合わせて判断し選択すればよい。
例えば、過去1ヶ月より以前に録画した番組で試合結果のわかっているスポーツ番組やニュース番組は後から見る価値はあまりないため「削除」の対象として推奨する。またユーザが予め「映画」を好みのジャンルとして設定している場合は、ユーザが後から観る価値があると判断できるため映画番組を「保存」の対象として推奨する。録画してからユーザが一度も視聴していない連続ドラマ等は「圧縮」の対象として推奨するものとする。連続ドラマは一連のストーリーを有しており、1放送分でも削除されてしまうとその後の放送を視聴することに支障をきたす場合があるため、圧縮を行いデータ量を低減して保存することが望ましいからである。ニュースであるか、映画であるか、連続ドラマであるかどうか等の判定は制御部120が行なうものであり、抽出した番組関連情報に基づいて行なっても良いし、毎週決まった曜日の決まった時間に放送された番組であるか等の情報に基づいて行なっても良い。
更に、制御部120が、ユーザが視聴する番組からキーワードを抽出することにより一定以上の頻度で視聴する番組のジャンルを識別し、抽出したキーワードを含む番組を「保存」あるいは「圧縮」の対象としても良い。
あるいは、ユーザ自身が特定の番組あるいは連続番組を視聴しあるいは視聴予約を行なう際に後日の処理方法を指定しておいても良い。これらにより処理を推奨する番組を選択することが出来る。
また、録画番組管理部1200が処理を推奨する番組を選択する基準としてHDD100の空き容量を用いてもよい。このような方法としては例えばHDD100の空き容量が予め定めた一定容量よりも少なくなったことにより処理を推奨する番組及び/又は処理の方法をユーザに提示する場合、予め定めた一定容量よりも空き容量がどれだけ少なくなっているかによって処理を推奨する番組及び/又は処理の方法を選択する方法がある。即ち、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分に基づいて処理を推奨する番組及び又は処理の方法を選択するものである。
このためには、録画番組管理部1200は、処理を行なうことでHDD100の空き容量があらかじめ定めた一定容量よりも大きくなるよう処理を推奨する番組及び/又は処理の方法を選択するようにすればよい。
例えば、予め定めた一定容量がHDD100の全容量の20%である場合、HDDの空き容量がHDD100の全容量の18%だとするとその差分であるHDD100の全容量の2%以上分の空き容量を増やすことができる処理を行なえば良いため、処理を推奨する番組として録画時間の短い番組を選択する、処理方法として「圧縮」を推奨するようにする等の判断を録画番組管理部1200が行なう。
また、例えば予め定めた一定容量がHDD100の全容量の20%である場合、残り空き容量がHDD100の全容量の3%だとすると、その差分であるHDD100の全容量の17%以上分の空き容量を増やすことができる処理を行なわなければならないため、処理を推奨する番組として録画時間の長い番組を選択する、処理方法として「削除」を推奨する等の判断を録画番組管理部1200が行なう。
また、処理方法を「削除」に固定し、HDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ少なくなっているかによって処理を推奨する番組を選択するようにしてもよい。即ち、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分に基づいて処理を推奨する番組を選択するようにしてもよい。
例えば、予め定めた一定容量がHDD100の全容量の20%である場合、残り空き容量がHDD100の全容量の12%だとすると、その差分であるHDD100の全容量の8%以上の容量がある番組データ又は複数の番組データの合計容量がHDD100の全容量の8%以上になる複数の番組データを選択し削除を推奨する番組として表示するようにすればよい。削除を推奨する番組はHDD100に録画されてからの経過時間、予め設定されたユーザの嗜好、過去に番組を視聴した履歴等に基づいて選択する構成にすればよい。
また、処理方法を「圧縮」に固定し、HDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ少なくなっているかによって処理を推奨する番組を選択するようにしてもよい。即ち、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分に基づいて処理を推奨する番組を選択するようにしてもよい。
例えば、予め定めた一定容量がHDD100の全容量の20%である場合、残り空き容量がHDD100の全容量の16%だとすると、その差分であるHDD100の全容量の4%以上の容量を圧縮により減らせる番組データ、又は圧縮により減らせる容量の合計がHDD100の全容量の4%以上になる複数の番組データを選択し圧縮を推奨する番組として表示するようにすればよい。
処理方法を「削除」に固定したときと同様に圧縮を推奨する番組はHDD100に録画されてからの経過時間、予め設定されたユーザの嗜好、過去に番組を視聴した履歴等に基づいて選択する構成にすればよい。
また、処理する番組を固定し、HDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ少なくなっているかによって処理方法を選択するようにしてもよい。即ち、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分に基づいて処理の方法を選択するようにしてもよい。
例えば、処理する番組の候補を前述した録画してからの経過時間が一定期間を超えているか、予め指定されたある特定のジャンルの番組であるかどうか、ユーザが番組を何回再生したか、ユーザが指定したキーワードが含まれているかどうか等によって処理する番組の候補を選択する。
選択された処理する番組の候補について、圧縮を行なった場合に合計でどれだけ容量を削減できるか、削除を行なった場合に合計でどれだけ容量を削減できるかを計算することでHDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりも大きくなるよう処理方法の選択を行なうようにしてもよい。
尚、ここではHDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ少なくなっているかにより処理を推奨する番組及び/又は処理する方法を選択する技術について記載したが、HDD100の記録容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ多くなっているかにより処理を推奨する番組を選択するようにしても同様の効果が得られる。即ち、予め定めた一定容量が空き容量ではなく記録容量で、HDDの記録容量と当該予め定めた記録容量との差分に基づいて処理を推奨する番組及び/又は処理する方法を選択する構成にしても同様の効果が得られる。
また、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分の代わりに、予め定めた一定容量に対するHDD100の空き容量の割合等を用いるようにしてもよい。上記実施例ではおもに処理等の候補の選択に予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との差分に基づくことが記載されている。しかしこれにより差分に限定されるわけではなく、予め定めた一定容量とHDD100の空き容量との比較に基づいたものであれば同様の効果が得られる。
また、これらの条件に当てはまる番組を、一画面内に収められる数だけに制限して表示しても良い。例えば、上記で説明した条件を満たす番組のうち、録画してからの経過時間がより長いもの、視聴回数がより少ないもの、ユーザが指定したキーワードあるいは制御部120が番組関連情報などから抽出したキーワードとの合致度、HDD100の残り容量が予め定めた一定容量よりもどれだけ少なくなっているか等の情報を個々にあるいは組み合わせ、制限された番組数の中でどの番組を表示するかを判断するようにしてもよい。
処理を推奨する番組の数を一画面内に表示できる数に制限することで、多数の番組を複数画面に渡って表示する場合に比べて、一度に処理する番組数を少なくすることが出来、操作の手間を少なくすることが出来る。
前記説明した処理は、例えば図5に示したようなステップで行なわれる。図5のステップの例では、ユーザがリモコンなどの操作部から直接指定した録画が終了した時点をスタートとする。
録画が終了すると、ステップ200でHDD100の空き容量をチェックする。
ステップ210では、前記チェックした空き容量が例えば全容量の20%以下であるかどうかを判定する。空き容量が全容量の20%以上あればそれ以上の処理はせず終了する。空き容量が20%以下であれば、ステップ220に移る。
なお、本実施例では空き容量が全容量の20%以下であるかどうかを判断するように構成しているが、あくまで一例であり、当該基準となる容量の割合は適宜変更してもかまわない。
また、本実施例では空き容量の割合を基準としているが、割合に限らず容量の実際の値(例えば「空き容量が50ギガバイト以下であれば」等)を用いてもよい。
また、本実施例では空き容量の割合を基準としているが、記録容量の割合(例えば「記録容量が全容量の80%以上であれば」等)、記録容量の実際の値(例えば「記録容量が450ギガバイト以上であれば」等)を基準としてもよい。
以下の実施例中でも空き容量が全容量の20%以下であるかどうかを基準に処理をするか否かの判断を行なう場合があるが、前述との通りに以下の実施例中においても当該基準は適宜変更してかまわない。
ステップ220では前述した録画してからの経過時間、予め指定されたある特定のジャンル、ユーザが番組を再生した回数、ユーザが指定したキーワード、番組タイトルや出演者などの番組関連情報から抽出されたキーワードやジャンルなどの嗜好情報、HDD100の空き容量等の基準に従って「保存」、「削除」、「圧縮」等の処理を推奨する番組を選択する。
ステップ220で選択した番組の情報はステップ230で表示され、ステップ240でユーザによる処理が選択される。
前記ユーザが選択した処理はステップ250で実行され、これによってHDD100の空き容量を確保することが出来る。
前記処理を推奨する番組を選択する基準について、前記処理を開始するための予め設定された容量を第一の設定容量とした場合、この第一の設定容量とは別に、処理後の容量について予め設定された第二の設定容量を定めてもよい。
例えば、第一の設定容量をHDD100の全容量の20%とし、第二の設定容量をHDD100の全容量の30%と設定する。第一の設定容量よりもHDD100の空き容量が少なくなったら、すなわちHDD100の空き容量がHDDの全容用の20%以下になったら処理が開始される。この処理は第二の設定容量を基準として行われ、HDDの空き容量がHDDの全容量の30%以上になるよう処理が行われる。
第二の設定容量がない場合、第一の設定容量よりも僅かにHDD100の残り容量が多くなるような処理が行われた場合、その後すぐにまた第一の設定容量よりもHDD100の空き容量が少なくなってしまい、再度の処理を行うまでの時間が短くなってしまう。
第二の設定容量を定め、第1の設定容量よりもHDD100の空き容量が少なくなった場合の処理は第二の設定容量よりもHDD100の空き容量が多くなるように行なう構成にすれば、前述のような再度の処理を行なう頻度が少なくなる。
図5の説明ではユーザがリモコンなどの操作部から直接指定した録画が終了した時点をスタートとする処理手順を説明したが、予約録画により番組を録画した場合は図6及び図7に示すような図5とは異なる手順で処理を行なうものとする。
図6においては、予約録画が終了したらステップ300においてHDD100の空き容量をチェックする。
チェックした空き容量をステップ310で判定し、空き容量が例えばHDD100の20%以上あればそこで処理を終了する。
空き容量が20%以下であればステップ320に移る。ステップ320では空き容量を番組管理情報に記録する。
次のステップ330では、処理を推奨する番組を前述のステップ220と同様に予め設定した基準に従って選択する。
ステップ330で選択した番組はステップ340で番組管理情報としてHDD100に記録する。ステップ340までの処理を行なった時点で予約に伴う動作は終了し、最後に電源を切断して処理を終了するものとする。
その後の動作は図7に示す手順で行なう。ユーザにより録画再生装置の電源が投入されると、ステップ400において録画番組管理部1200がHDD100から番組管理情報を読み出す。
ステップ410では読み出した番組管理情報をチェックし、空き容量がHDD100の全容量の20%以下であるか否かを確認する。空き容量がHDD100の20%以上あれば、そこで処理を終了する。空き容量が全容量の20%以下であればステップ420の処理に移る。
図7で説明するステップは図6における予約録画終了が終了してから最初の電源投入時における処理である。そのため図6に示したステップ330において処理を推奨する番組が既に選択され、ステップ340において当該選択された番組が番組管理情報に記録されている。テップ420ではステップ340で録画番組管理情報に記録された番組に関する情報を読み取り整理を勧める画面の表示を行なう。
ステップ430では表示された画面に基づいてユーザが処理方法を選択して決定し、これによってステップ440においてユーザが選択した処理が実行される。
尚、図4の表示画面例では、HDD100の空き容量が予め設定した容量より少なくなった場合、すぐにユーザの選択を求める画面を表示する例を示したが、整理するかどうかユーザの判断を仰ぐ為の図8に示すような画面をまず表示するようにしても良い。これにより、ユーザがその時々の都合によって整理するか否かを判断することが出来る。
また、図4を用いた説明では「保存」、「削除」、「圧縮」の3通りの処理方法を提示する例を示したが、図9に示すように更に他の処理方法を提示することもできる。
図9においては「ゴミ箱」と呼ぶ選択肢を提示する例を示している。「ゴミ箱」を選択した場合の処理としては、例えば予め定めた一定期間が経過する間に指示が無ければHDD100から指定された番組を削除する処理であっても良い。
あるいは「ゴミ箱」を指定された番組は圧縮された後、予め定めた一定期間が経過する間に指示が無ければ削除する処理であっても良い。
あるいは「ゴミ箱」に割り当てる処理方法を上記で説明したような複数の処理方法からユーザが予め選択して設定出来るようにしても良い。
また、「ゴミ箱」を選択した場合、一定期間内であれば処理を取り消して異なる処理を選択できるようにしても良い。
このようにすることで、ユーザに処理内容を考え直す機会を提供することが出来る利点がある。
以上で説明したように、本発明によればHDD100の録画可能な容量が極端に少なくなる、又は全く空き容量が無くなる等の不都合が生じる前に、ユーザに対して録画番組の処理が必要であることを知らせることが出来る。
また、処理を行なう対象の録画番組、処理方法の候補をユーザ自身が選択する手間を省くことが出来ると共に、処理方法をユーザ自身が納得して決定することが可能で、ユーザの操作の手間を少なくし、かつユーザが納得する方法でHDD100の空き容量を確保することが出来る。
図14には、図5のフローチャートにおけるS250でユーザが選択した処理を実行した後に、さらにもう一度空き容量の全容量を確認するステップ(S560)を含むフローチャートが示されている。図14のS500、S510、S520、S530、S540、S550はそれぞれ図5のS200、S210、S220、S230、S240、S250と同じである。
S540でユーザが選択した処理方法によっては、HDD100の空き容量が依然として全容量の20%以下であることも考えられる。よって、S560においてもう一度HDD100の空き容量を確認し、空き容量が全容量の20%を超えれば処理を終了し、20%以下であればS520に戻り再度処理を行なう。このような構成にすることで、より確実にHDD100の空き容量を確保することができる。
図15には、図14のフローチャートにおけるS560でHDD100の空き容量が全容量の20%以下である場合に、HDD100の空き容量が全容量の20%以下である旨の表示を行い処理を終了するステップ(S670)を、図14のフローチャートに加えたものが示されている。
図15のS600、S610、S620、S630、S640、S650、S660はそれぞれ図14のS500、S510、S520、S530、S540、S550、S560と同じである。
ユーザによっては、例えば、全ての番組を保存しておきたい、その後は短い番組しか取らないからHDD100の空き容量が全容量の20%以下でもかまわない等の理由で処理を望まない場合も考えられる。このような場合はHDD100の空き容量が全容量の20%以下である旨の表示を行い処理を終了することも必要とされる可能性がある。
ここでS560、S660、S670は前述の通り図5のフローチャートのS250の後に付加しているが、同様に図7のフローチャートにおいてユーザが選択した処理を実行するステップ(S440)の後に付加してもかまわない。
図10に本発明の他の実施例の構成を示す。図10において140はHDD装置または光磁気記録媒体または不揮発性メモリ等が着脱可能に構成された外部記憶媒体であり、入出力部900を介して録画再生制御部90と接続されるものである。図1と比べて図10には外部記録媒体140、当該外部記録媒体140と録画再生制御部90との間に介在する入出力部900が新たに付加されている。
外部記憶媒体140には、HDD100と同様に入力された番組のトランスポートストリームを録画することができる。また、既にHDD100に録画された番組を外部記憶媒体140に移動することも出来る。
トランスポートストリームとして入力される番組を外部記憶媒体140に直接録画する場合の動作を以下説明する。
録画再生制御部90が図示しないリモコン等からコマンド入力端子110を経由して入力される指示に基づいてデマルチプレクサ20の出力と圧縮部70の出力のどちらかを選択して受け入れるところまでは前述の説明と同様である。
ここで、ユーザが番組を外部記憶媒体140に録画する為の指示を、図示しないリモコン等の操作部によって入力部110から入力すると、制御部120は、前記入力された指示に従って、録画再生制御部90を制御し、入力されたトランスポートストリームを、暗号化する等の前述と同様の処理を行なってから入出力部900を介して外部記憶媒体140に出力し、録画する。
外部記憶媒体140に録画された番組を再生する場合は、ユーザが番組を外部記憶媒体140から再生する為の指示を、図示しないリモコン等の操作部によって入力部110から入力すると、制御部120は前記入力された指示に従って録画再生制御部90を制御し、外部記憶媒体140から録画番組を読み出す。これを視聴する為の以降の動作は実施例1で説明したHDD100から再生した番組を視聴する方法と同様である。
HDD100に録画された番組を、外部記憶媒体140に移動する場合の動作について以下説明する。ユーザが、番組をHDD100から外部記憶媒体140に移動する為の指示を、図示しないリモコン等の操作部によって入力部110から入力すると、制御部120は、前記入力された指示に従って録画再生制御部90を制御し、HDD100から指示された番組データを読み出す。
読み出された番組データは入出力部900を介して外部記憶媒体140に出力され、外部記憶媒体140に録画される。録画が終了した場合、あるいは予め定められた一定量のデータをHDD100から読み出して外部記憶媒体140に録画した場合は、HDD100から読み出したデータは削除する。
このようにして、指示された番組のデータを全て外部記憶媒体140に録画すると共にHDD100から読み出したデータは削除することによって移動が行なわれる。これによって、HDD100の録画可能な容量を増やすことが出来ると共に、録画した番組を外部記憶媒体140に保存しておくことが出来る。
尚、上記において、HDD100から読み出した番組データは暗号化されているが、単に番組データを移動するだけで視聴はしないのであれば暗号化されている番組データをそのまま外部記憶媒体140に録画すれば良く、暗号復号等の処理を行なう必要がないので処理をより単純にできる利点がある。
図10の構成において、HDD100から読み出した番組データを圧縮して外部記憶媒体140に保存しても良い。以下、この場合の動作を説明する。
ユーザが、番組をHDD100から再生し圧縮して外部記憶媒体に移動する為の指示を、図示しないリモコン等の操作部によって入力部110から入力すると、制御部120は、前記入力された指示に従って録画再生制御部90を制御し、HDD100から指示された番組データを読み出す。
読み出された番組データは録画再生制御部90で暗号復号処理等を行なった後トランスポートストリームとして出力され、圧縮部70に入力される。圧縮部70は入力されたトランスポートストリームを圧縮し、ビットレートを低減すること等により録画時に必要とされる容量が低減されたトランスポートストリームを出力する。出力されたトランスポートストリームは録画再生制御部90に入力される。
録画再生制御部90は、入力されたトランスポートストリームに対して前述したような暗号化等の処理を行ない、入出力部900を介して外部記憶媒体140に出力する。
これによってHDD100に録画されていた番組を圧縮して外部記憶媒体140に録画することが出来る。録画が終了した場合、あるいは予め定められた一定量のデータをHDD100から読み出して外部記憶媒体140に移動した場合は、HDD100から読み出したデータは削除する。
このようにして、指示された番組のデータを全て圧縮して外部記憶媒体140に録画すると共にHDD100から読み出したデータは削除することによって番組データを圧縮し移動することが出来る。
これによって、HDD100の録画可能な容量を増やすことが出来ると共に、録画した番組をより少ない容量で外部記憶媒体140に保存しておくことが出来る。
図11は、上記で説明した番組の移動をユーザが選択できるようにした操作メニュー画面の一例である。図4の表示画面例と異なるのは「移動」ボタンを更に表示するようにした点である。
図11の表示画面例において、図示しないリモコン等の操作部により「移動」を選択し決定すると、前述の説明のような動作を行なって、HDD100に録画されている番組を外部記憶媒体140に移動する。
また、図11の表示画面例において、「圧縮」と「移動」を同時に選択し決定すると、HDD100に録画されている番組を圧縮しながら外部記憶媒体140に移動する。尚、図11の表示画面例では、「圧縮」して「移動」する操作を2つのボタンを同時に選択して決定することで行なう画面例を示したが、図12の表示画面例に示すように「圧縮&移動」の操作用ボタンを別途表示しても良い。
この場合、表示するボタンの数は図6の表示画面例の場合より多くなるが、マニュアル等の操作説明を事前に読まなくても表示画面を見ただけで操作が分かるという利点がある。
また更なる選択肢として、例えばユーザが図示しないリモコン等の操作部によって入力部110から入力することで指定したお気に入りのシーンを指定してそのシーンだけをHDD100に残し、番組データは外部記憶媒体140に移動することが出来るようにしても良い。
図13にこの場合の選択肢を表示する例を示す。図13において「ハイライトを残し移動」を選択し決定すると、予め指定してあるお気に入りの部分のデータだけをHDD100に残し、残した部分を含む番組データ全体は外部記憶媒体140に移動する処理を行なう。
尚、図13の表示画面例では選択肢が多くなることから、個々の選択肢にボタンを割り当てるのではなく、一つのボタンに表示する選択肢の内容をリモコンなどの操作部を使って切り替えられるようにした例を示している。
尚、図示しないが上記で説明した選択肢を更に組み合わせてもよく、例えばユーザのお気に入りのシーンだけをHDD100に残し、該お気に入りのシーンを含む番組全体を圧縮して外部記憶媒体140に移動しても良い。
これにより、HDD100の空き容量を確保しつつ過去にどのような番組を録画したかを外部記憶媒体140が接続されていなくても確認できると共に、データ容量を減らした番組データを外部記憶媒体140に保存することができる。
尚、上記においてお気に入りのシーンはユーザが指定するものとして記載したが、例えば制御部120がHDD100に残すシーンの指定を自動的に行なっても良い。
この場合、例えば録画番組管理部1200は録画番組の映像の動きが激しい部分や音声レベルが高い部分などの特徴的な部分を抽出する機能を有し、該抽出した部分だけをHDD100に残す構成としても良い。この場合はユーザがお気に入りのシーンを指定する手間を省くことが出来る利点がある。
上記で説明した「移動」または「圧縮&移動」等の処理は図1および図4によって説明した「圧縮」処理の場合と同様にユーザが処理を指定した直後ではなく、録画処理を行なっていない空き時間、ユーザがに行なっても良い。これにより、ユーザの操作を妨げることなく指定された処理を効率よく行なうことができる。
上記実施例では番組データを保存する場合について説明したが、保存されるデータは番組データに限定するものではない。例えば音楽のデータ、映画のデータ等、HDD100に記録することができるデータであれば本発明を実施することは可能である。
本実施例の構成を示す図である。 本実施例において、入力される信号の例を示す図である。 本実施例において、処理される信号の例を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例の処理手順の例を示す図である。 本実施例の処理手順の例を示す図である。 本実施例の処理手順の例を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例の構成を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例において、表示される画面の例を示す図である。 本実施例の処理手順の例を示す図である。 本実施例の処理手順の例を示す図である。
符号の説明
10・・・入力端子
20・・・デマルチプレクサ
30・・・デコーダ
40・・・グラフィック処理部
50・・・映像信号出力端子
60・・・音声信号出力端子
70・・・圧縮部
90・・・録画再生制御部
100・・・HDD
110・・・コマンド入力端子
120・・・制御部
130・・・制御バス
140・・・外部記憶媒体

Claims (14)

  1. データを入力する入力部と、
    前記入力されたデータを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積されたデータを管理するデータ管理部とを有し、
    前記データ管理部は予め設定された基準に基づいて前記蓄積部に蓄積されたデータ及び当該データを処理する方法の候補をユーザに出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. データを入力する入力部と、
    前記入力されたデータを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積されたデータを管理するデータ管理部とを有し、
    前記データ管理部は、前記蓄積部の空き容量が予め設定された容量より少なくなったときに前記蓄積部に蓄積されたデータから処理を行うデータの候補及び該データを処理する方法の候補を決定しユーザに出力することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記予め設定された基準は前記蓄積部の空き容量に基づき設定されていることを特徴とする情報処理装置。
  4. データを入力する入力部と、
    前記入力されたデータを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積されたデータを管理するデータ管理部とを有し、
    前記データ管理部は、前記蓄積部の空き容量が予め設定された容量より少なくなった場合に、前記蓄積部の空き容量と前記予め設定された容量との比較に基づいて前記蓄積部に蓄積されたデータから処理を行うデータの候補及び当該データを処理する方法の候補を決定しユーザに出力することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記データ管理部は前記蓄積部の空き容量が前記予め設定された容量よりも大きくなるよう前記蓄積部に蓄積されたデータから処理を行うデータの候補及び該データを処理する方法の候補を決定することを特徴とする情報処理装置。
  6. データを入力する入力部と、
    前記入力されたデータを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積されたデータを管理するデータ管理部とを有し、
    前記データ管理部は、前記蓄積部の空き容量が予め設定された容量より少なくなった場合に、前記蓄積部の空き容量と前記予め設定された容量との比較に基づいて前記蓄積部に蓄積されたデータを処理する方法の候補を決定しユーザに出力することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記処理する方法の候補が圧縮及び削除を含むことを特徴とする情報処理装置。
  8. データを入力する入力部と、
    前記入力されたデータを蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積部に蓄積されたデータを管理するデータ管理部とを有し、
    前記データ管理部は、前記蓄積部の空き容量が予め設定された容量より少なくなった場合に、前記蓄積部の空き容量と前記予め設定された容量との比較に基づいて前記蓄積部に蓄積されたデータから処理を行うデータの候補を決定しユーザに出力することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置において、
    前記処理の方法が削除又は圧縮であることを特徴とする情報処理装置。
  10. 番組データを入力する入力部と、
    前記入力部より入力される番組データを保存する番組保存部と、
    前記保存した番組データを管理する保存番組管理部とを有し、
    前記保存番組管理部は、前記番組保存部の空き容量が予め設定された容量よりも少なくなった場合に、前記番組保存部の空き容量と前記予め設定された容量との比較に基づいて前記番組保存部に保存された番組データを選択し、複数の処理方法から当該選択された番組データの処理方法を選択し、当該選択した番組及び当該選択した番組の処理方法をユーザに出力することを特徴とする録画再生装置。
  11. 番組データを入力する入力部と、
    前記入力部より入力される番組データを録画し保存する番組保存部と、
    録画した番組データを管理する録画番組管理部とを有し、
    前記録画番組管理部は、前記番組保存部の空き容量が予め設定された容量よりも少なくなった場合に、前記番組保存部の空き容量と前記予め設定された容量との比較に基づいて複数の処理方法から前記番組保存部に保存されている番組データの処理方法を選択し、当該選択した番組の処理方法をユーザに出力することを特徴とする録画再生装置。
  12. 番組データを入力する入力部と、
    前記入力部より入力される番組データを録画し保存する番組保存部と、
    録画した番組データを管理する録画番組管理部とを有し、
    前記録画番組管理部は、前記番組保存部の空き容量が予め設定された容量よりも少なくなった場合に、前記番組保存部の空き容量と前記予め設定された値との比較に基づいて前記番組保存部に保存されている番組データの中から予め定められた処理を行う番組データを選択し、当該選択した番組データをユーザに出力することを特徴とする録画再生装置。
  13. 請求項10又は請求項11に記載の録画再生装置において、前記ユーザに出力する前記番組保存部に保存された番組の処理方法の候補は、番組データの削除、番組データのビットレート変換及び番組データの符号化方式変換のうち、少なくとも2つを含むことを特徴とする録画再生装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1に記載の録画再生装置において、前記選択される番組データの数は、予め定められた番組数以内とすることを特徴とする録画再生装置。
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