JP2007274556A - コンテンツデータ送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテンツデータを携帯型記憶装置に送信し、当該携帯型記憶装置が記憶するコンテンツデータの記憶容量を小さくすることのできるコンテンツデータ送信装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツ管理部は、記憶媒体に記憶されたコンテンツデータを読出し(S401)、当該コンテンツデータを複数のシーンに区切る(S402)。この後、コンテンツ記憶装置と通信部との間の接続が確立すると(S403)、携帯電話3がサポートしている動画フォーマットに対応しているか否かを確認する(S404)。お互いにサポートしている動画フォーマットがあれば(S406のYes)、サムネイルを表示し(S408)、ユーザに特定のシーンが選択されれば(S409のYes)、当該シーンをフォーマット変換してコンテンツデータを作成し(S410)、作成したコンテンツデータを携帯電話3に送信する(S411)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、コンテンツデータを携帯型記憶装置に送信するコンテンツデータ送信装置に関する。
HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体の小型化、大容量化に伴い、近年、例えばハードディスクレコーダ等の記憶装置に記憶された動画データや音楽データ等のコンテンツデータを携帯型の視聴端末等に送信し、当該携帯型視聴端末でユーザがコンテンツデータを視聴することが考えられている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、ハードディスクレコーダ等に記憶された動画像を携帯視聴端末で視聴する場合に、ユーザが予め記憶させた条件に合致するシーンの有無を解析し、合致するシーンを指し示す選択情報を通知する装置が記載されている。これにより、ユーザの関心が高い場面を容易に視聴することができるようになる。
特開2004−173120号公報
しかしながら、特許文献1記載の手法ではユーザが視聴する携帯視聴端末はネットワークに常に接続されており、ネットワークを介してストリーミング伝送することを前提としており、携帯視聴端末の記憶容量は問題とならない。
一方、携帯視聴端末がネットワークに接続されていないときにユーザがコンテンツデータを視聴しようとすると、携帯視聴端末が予め記憶媒体に当該コンテンツデータを記憶していなければならない。しかしながら携帯視聴端末が有する記憶媒体の記憶容量はあまり大きくないことが通常であり、コンテンツデータの記憶容量をなるべく小さくする必要がある。
そこで本発明は、コンテンツデータを携帯型記憶装置に送信し、当該携帯型記憶装置が記憶するコンテンツデータの記憶容量を小さくすることのできるコンテンツデータ送信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のコンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータを記憶媒体から読み出す読出部と、前記記憶媒体が記憶するコンテンツデータを複数のシーンに区切るシーン検出部と、前記シーン検出部が検出したシーンのうち、一部のシーンのコンテンツデータであるシーンデータを作成する作成部と、前記作成部が作成したシーンデータを携帯型記憶装置に送信して記憶させる通信部とを備えることを特徴とする。
請求項6記載のコンテンツデータ送信装置は、映像データ及び音声データを有するコンテンツデータを記憶媒体から読み出す読出部と、前記記憶媒体が記憶するコンテンツデータを複数のシーンに区切るシーン検出部と、前記シーン検出部が検出したシーンのうち一部のシーンに対しては映像データ及び音声データを有し、他のシーンに対しては映像データを含まず音声データを含むコンテンツデータである再構成データを作成する作成部と、前記作成部が作成した再構成データを携帯型記憶装置に送信して記憶させる通信部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツデータを携帯型記憶装置に送信し、当該携帯型記憶装置が記憶するコンテンツデータの記憶容量を小さくすることのできるコンテンツデータ送信装置を提供することができる。
以下、本発明のコンテンツデータ送信装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のコンテンツデータ送信装置の実施例に係るコンテンツ記憶装置が使用される通信システムの構成を示す図である。
通信システム1は、コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶装置2と、コンテンツ記憶装置2と無線通信し、コンテンツ記憶装置2からコンテンツデータを受信する携帯電話3と、コンテンツ記憶装置2から出力された映像信号及び音声信号により、ユーザに映像及び音声を出力する表示装置4とから構成される。
コンテンツ記憶装置2は、内部に記憶媒体を有し、当該記憶媒体にチューナで受信したTV番組等の1以上のコンテンツデータを記憶する。尚、ここではコンテンツデータは映像データ及び音声データを含むものとして説明を行うが、これに限られるものではなく、音声データであっても良い。
また、コンテンツ記憶装置2は、記憶するコンテンツデータを携帯電話3に送信する際に、その記憶容量を小さくするため、コンテンツデータを複数のチャプタ(シーン)に区切り、選択されたチャプタについてのみに係るコンテンツデータを作成し、これを転送する機能を有する。
このとき、コンテンツ記憶装置2が作成するコンテンツデータの動画フォーマット(例えばMPEG−2、MPEG−4等)は、携帯電話3がサポートしている動画フォーマットの情報を予め取得することにより、コンテンツ記憶装置2及び携帯電話3の双方がサポートしている動画フォーマットとする。
また或いは、コンテンツデータのうち一部のチャプタについては映像データ及び音声データの両方を含み、その他のチャプタについては音声データのみを含み、映像データを含まないコンテンツデータを作成し、これを転送する機能も有する。
携帯電話3は、コンテンツ記憶装置2と例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等により無線通信する。携帯電話3は当該無線通信によりコンテンツ記憶装置2からコンテンツデータを取得し、内蔵する記憶媒体に当該コンテンツデータを記憶する。
このように記憶媒体にコンテンツデータを記憶することにより、携帯電話3は、コンテンツ記憶装置2と通信できず、ストリーミング再生できない場合であっても、当該コンテンツデータを内蔵する記憶媒体から読み出して再生し、ユーザに視聴させることができる。
尚、ここでは携帯型記憶装置の例として携帯電話3について説明を行っているが、これに限られるものではない。例えば、HDD(Hard Disk Drive)やメモリ等の記憶媒体を内蔵していたり、DVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体を挿入可能なドライブを有していたり、或いはUSBメモリ等の記憶媒体を着脱可能な端子を有したりしていており、当該記憶媒体に記憶されたコンテンツデータを読出し、再生して表示画面やスピーカ、ヘッドフォン出力等で映像や音声を出力する機器であっても良い。
さらに、本実施例ではコンテンツ記憶装置2と携帯電話3とは無線により通信しているが、有線通信であっても良い。この場合、例えば携帯電話3はLAN端子を有し、LANケーブルでコンテンツ記憶装置2と携帯電話3とを接続することにより、コンテンツデータの伝送が行われることになる。
表示装置4は、コンテンツ記憶装置2から出力される映像信号や音声信号により、映像や音声を出力し、ユーザに視聴させる。特に、本実施例ではコンテンツデータのチャプタのサムネイルは、コンテンツ記憶装置2からの出力の下、表示装置4が表示するものとする。
図2は、コンテンツ記憶装置2の構成を示す図である。コンテンツ記憶装置2は、操作部201と、ユーザ処理部202と、映像出力部203と、録画情報管理部204と、タイマ205と、再生部206と、機器管理部207と、コンテンツ管理部208と、チューナ209と、機器制御部210と、フォーマット変換部211と、記憶媒体212と、通信部213とから構成される。
ユーザ処理部202は、スイッチやリモコンからの制御信号を受信する赤外線受光部である操作部201へのユーザの操作入力により、ユーザが録画を希望するTV番組のチャネルや時間帯、映像のレート情報等の録画番組に関する情報を受け取り、これを録画情報管理部204へ通知する。
録画情報管理部204は受け取った録画番組の情報を記録し、タイマ205の時刻が当該録画番組の放送開始時刻と一致した場合に、録画開始時刻である旨をコンテンツ管理部208に通知する。
コンテンツ管理部208は、録画情報管理部204から録画開始時刻である旨の通知を受けると、チューナ209から映像データの入力を受け、ユーザに指定されたレートで記憶媒体212にコンテンツデータ212aとして記録する。尚、記憶媒体212は、例えば内蔵HDDや、DVD等である。
記憶媒体212に記憶させたコンテンツデータ212aに付随する例えば放送時間やチャネル、番組の内容説明等の番組情報は、コンテンツ管理部208が管理する。尚、番組情報は例えばチューナ209で受信する放送波に多重されるEPGやインターネットからのEPG等により取得できる。
さらに、コンテンツ管理部208は、記憶媒体212に記憶されたコンテンツデータ212aを複数のチャプタ(シーン)に区切る機能を有する。チャプタに区切る方法としてはいくつか考えられるが、例えば字幕(テロップ)の有無により区切る方法や、画像フレーム間の変化量の多い箇所で区切る方法、所定値以上の音量検出したときにチャプタに区切る方法、所定の人物を画像認識により検出した場合にチャプタに区切る方法等がある。
また、ユーザが操作部201を操作し、コンテンツデータ212aの再生を指示すると、ユーザ処理部202は再生部206にコンテンツデータ212aの再生を指示する。
コンテンツ管理部208は、記憶媒体212からコンテンツデータ212aを読出し、再生部206に渡す。再生部206は、コンテンツデータ212aから映像信号及び音声信号にデコードし、ユーザ処理部202を介して映像出力部203に渡す。映像出力部203は映像信号及び音声信号を表示装置4に出力する。
表示装置4は、当該映像信号及び音声信号に基づいて、映像及び音声を出力し、ユーザに視聴させる。
通信部213は、Bluetooth通信や無線LAN等により携帯電話3と通信する無線通信インタフェースである。通信部213は、機器制御部210による制御の下、フォーマット変換部212が作成したコンテンツデータを携帯電話3に送信する。
フォーマット変換部211は、コンテンツデータ212aのうちコンテンツ管理部208が区切ったチャプタであって、ユーザが指示したチャプタについて、携帯電話3及びフォーマット変換部211の双方が対応する動画フォーマットにフォーマット変換する機能を有する。
機器管理部207は、携帯電話3や他の携帯型記憶装置に固有に割り当てられた機器識別情報と、当該装置が対応する動画フォーマットとの対応を管理する。尚、各装置に固有に割り当てられる機器識別情報の例としては、例えばMACアドレス等が挙げられる。
図3は携帯型記憶装置である携帯電話3の構成を示す図である。携帯電話3は、操作部301と、映像表示部302と、ユーザ処理部303と、機器管理部304と、機器制御部305と、コンテンツ管理部306と、記憶媒体307と、通信部308と、再生部309とを有する。尚、図3には図示していないが、電話として機能するためのマイクやスピーカ、電話通信部等も携帯電話3は備える。
通信部308がコンテンツ記憶装置2と通信できる状態になると、その旨を機器制御部305に通知する。機器制御部305は再生できるコンテンツデータのフォーマット情報(例えば、MPEG−2やMPEG−4等)、及び携帯電話3を一意に特定できる機器識別情報(先述の通り、例えばMACアドレス等)を機器管理部304から読み出し、これらの情報をコンテンツ記憶装置2に通信部308を介して送信する。
尚、コンテンツ記憶装置2は、これらのフォーマット情報及び機器識別情報を通信部213で受信すると、機器制御部210の制御の下、機器管理部207が管理する。
ユーザがコンテンツ記憶装置2に記憶されたコンテンツデータ212を記憶媒体307に記憶させる際には、ユーザは操作部301を操作して通信部308とコンテンツ記憶装置2との間に無線接続を確立させ、通信可能状態とする。
機器制御部305はこのとき、再生部309が対応するフォーマット情報及び機器識別情報を、通信部308を介してコンテンツ記憶装置2に通知する。
この後、コンテンツ記憶装置2から通信部308が受信したコンテンツデータを、コンテンツ管理部306は記憶媒体307に記憶させる。
ユーザが記憶媒体307に記憶したコンテンツデータを視聴する場合には、コンテンツ管理部306は記憶媒体307からコンテンツデータを読み出し、再生部309がそれを再生する。再生部309が再生した映像は、ユーザ処理部303を介して入力を受けた映像表示部302が表示する。
尚、映像表示部302は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)等である。
以下、コンテンツ記憶装置2が記憶するコンテンツデータに係るデータを携帯電話3に送信する際の処理の流れを、図4を参照しながら説明する。
まず、コンテンツ管理部208は、記憶媒体212に記憶されたコンテンツデータ212aを読出し(S401)、当該コンテンツデータ212aを複数のチャプタ(シーン)に区切る(S402)。コンテンツデータを複数のシーンに区切る手法としては、先述の通り例えば字幕(テロップ)の有無を検出して区切る方法や、画像フレーム間の変化量の多い箇所で区切る方法、所定値以上の音量検出したときにチャプタに区切る方法、所定の人物を画像認識により検出した場合にチャプタに区切る方法等がある。
尚、このようなシーンの検出は、ユーザからの転送指示前に行っておくと、後の処理が少なくなって応答性が高まり、ユーザの利便性を向上させることができる。
この後、コンテンツ記憶装置2と通信部308との間の接続が確立すると(S403)、先述の通り機器固有の機器識別情報とフォーマット情報とを携帯電話3がコンテンツ記憶装置2に送信する。
コンテンツ記憶装置2の通信部213が当該フォーマット情報と機器識別情報とを受信すると、機器制御部210は当該情報を対応付けて機器管理部207に管理させると共に、機器管理部210は携帯電話3がサポートしている動画フォーマットにフォーマット変換部211が対応しているか否かを確認する(S404)。対応しているフォーマットがあれば、そのフォーマットを携帯電話3の機器識別情報と対応付けて機器管理部207で管理する。
このとき、対応するコンテンツ記憶装置2及び携帯電話3の両方がサポートするフォーマットが複数あれば、例えば圧縮率の最も高い動画フォーマットや画質の最も良い動画フォーマットを選択するようにしても良いし、或いはユーザ処理部202がユーザにどの動画フォーマットを使用するか選択させても良い。いずれにしても、選択した動画フォーマットは機器管理部207が管理する。
次に、コンテンツ記憶装置2はユーザからのコンテンツデータの転送指示入力があったか否かを判断する(S405)。この転送指示は、ユーザが操作部201を操作して入力しても良いし、ユーザが携帯電話3の操作部301を操作して入力し、携帯電話3の通信部308からコンテンツ記憶装置2に制御信号を送信することにより行っても良い。
尚、これに先立ち、コンテンツ記憶装置2の機器制御部210は、携帯電話3に対して、現在記憶媒体212内に記憶しているコンテンツデータ212aの情報をコンテンツ管理部208から取得し、通信部213から送信することができる。このコンテンツデータ212aの情報とは、例えば放送時間、チャネル、番組のタイトル等である。
携帯電話3は、コンテンツ記憶装置2から通信部308で受信した番組情報を、機器制御部305がコンテンツ管理部305は、コンテンツ記憶装置2の機器識別情報と共に機器管理部304に登録する。このようにすることで、コンテンツ記憶装置2に記録されたコピー可能なコンテンツデータ212aの情報を携帯電話3が取得することができる。
ユーザからコンテンツデータ212aの転送指示を受けると(S405のYes)、機器制御部210は機器管理部207を参照し、携帯電話3及びフォーマット変換部211の両方が対応するフォーマットがあるか否かを判断する(S406)。
もし、両者が共に対応するフォーマットがなければ(S406のNo)、ユーザ処理部202はエラーメッセージを作成し、映像出力部203を介して表示装置4に当該エラーメッセージを表示させる(S407)。
携帯電話3及びフォーマット変換部211の両者が対応する動画フォーマットが機器管理部207に登録されていれば(S406のYes)、ユーザ処理部202は、ユーザが選択したコンテンツデータ212aの各チャプタ(シーン)についてのサムネイルを表示したチャプタ一覧画面をGUIとして作成し、ユーザ処理部202は映像出力部203から表示装置4に出力する。尚、コンテンツデータ212aのチャプタについては、S402で予めコンテンツ管理部208が区切ったものである。
図5は、ユーザ処理部202が作成するチャプタ一覧画面の例を示す図である。図5のチャプタ一覧画面5には、ユーザへのメッセージ51と、コンテンツデータ212aの各チャプタのサムネイル52a乃至52dと、カーソル53とを表示している。
尚、図5のチャプタ一覧画面5の例では、メッセージ51として「転送するシーンを選択してください。」と表示されている。
ユーザが操作部201を操作すると、ユーザ処理部202はそれに合わせてカーソル53を移動させる。このカーソル53を操作することで、ユーザは携帯電話3に転送するチャプタを選択することができる。
ユーザが特定のチャプタを選択すると(S409のYes)、フォーマット変換部211はコンテンツデータ212aを読出し、当該チャプタにかかる部分についてのコンテンツデータを新たに作成する(S410)。ここで、この新たにフォーマット変換部211が作成する動画フォーマットは、機器管理部207が携帯電話3に対して予めS404で登録したフォーマットである。
フォーマット変換部211が作成した動画コンテンツデータは、機器管理部210が通信部213を介して携帯電話3に送信する(S411)。
携帯電話3は、このコンテンツデータを通信部308で受信し、機器制御部305がコンテンツ管理部306を介して記憶媒体307に記憶させる。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザは所望のシーンのみを選択して携帯電話3に転送できるようになるので、携帯電話3が記憶するコンテンツデータのデータ量を減らすことができる。先述の通り、携帯電話3のように携帯型の装置は、大きさ、重さ、価格等の問題により記憶容量が制限されていることが多く、このようにデータ量を削減することができれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
特に、例えば歌番組やコント番組等であれば、ユーザが興味のある歌手が歌うシーンや人気のあるタレントのコントに係るシーンだけをユーザが選択して携帯電話3に転送することができるようになる。
尚、本実施例では図5のようにチャプタ一覧画面5を表示し、転送するシーン(チャプタ)を選択させているが、これに限られるものではない。例えばコンテンツデータ212aの全体について複数のシーンに区切った後、一部のシーンについては映像データ及び音声データの両方を含み、他のシーンについては音声データのみで映像データを含まなくしたコンテンツデータをフォーマット変換部211が作成し、そのコンテンツデータを通信部213が携帯電話3に送信するようにしても良い。
図6は、フォーマット変換部211が作成する、一部のシーンについては映像データ及び音声データの両方を含み、他のシーンについては音声データのみで映像データを含まなくしたコンテンツデータの例を示す図である。
図6のようなコンテンツデータは、コンテンツ管理部208が予め複数のシーン(チャプタ)に区切ったコンテンツデータ212aの全体を対象に、フォーマット変換部211が作成する。
図6のコンテンツデータの例では、コンテンツデータ全体が10のシーンに分割されている。そのうち、シーン71a乃至71eは映像データ及び音声データの両者を含み、シーン72a乃至72eは映像データを含まず、音声データのみを含む。
このようにすると、ユーザはコンテンツデータ全体について携帯電話3で視聴可能となる。例えば、当該コンテンツデータがニュース番組に係るものであるとすると、キャスタのコメント部分については通常音声データのみでもユーザはかなりの情報を得ることができるが、字幕が表示されるシーン等については、ユーザは字幕を含む映像を確認しなければ十分な情報を得ることができない。
このような場合、例えばコンテンツ管理部208が字幕の有無を検出して複数のシーンに区切り、フォーマット変換部211が字幕のあるシーンをシーン71a乃至71eとして映像データ及び音声データを含み、字幕の無いシーンをシーン72a乃至72eとして音声データのみとすれば、ユーザはコンテンツデータ全体に対して少なくとも音声情報を得ることができるようになる。
また、映像データは音声データに比べてデータ量が大きいので、一部のシーンに対してだけ映像データを含むようにすることで、携帯電話3に送信するコンテンツデータのデータ量を大きく削減することができる。
さらに、字幕部分については映像データで確認できるので、音声情報だけとする場合に比べ、ユーザが受け取る情報量の減少を抑制することができる。
さらに、ユーザは携帯電話3に転送するシーンを選択する必要等が無いので、ユーザにとっての利便性も高い。
他の実施形態としては、例えばコンテンツデータ212aをコンテンツ記憶装置2で再生して表示装置4に映像及び音声を出力してユーザが視聴している場合に、ユーザが当該コンテンツデータの視聴を停止し、残りを外出先で携帯電話3を用いて視聴したい場合がある。
そのような場合に、再生部206の再生停止位置をコンテンツ管理部208が検出し、その位置でコンテンツデータ212aを区切ってシーンを作成する。更に、フォーマット変換部211が残りの部分についてフォーマット変換を行い、通信部213から携帯電話3に転送するようにすればよい。
このようにすると、ユーザはコンテンツデータの残りの部分を視聴することができるだけでなく、既にユーザが視聴済みの部分については転送しなくて済み、携帯電話3の記憶容量の減少を抑えることができる。
尚、本実施例では、コンテンツ記憶装置2と携帯電話3との間でのコンテンツデータの伝送は無線LANやBluetooth通信等により直接行っているが、これに限られるものではない。例えば図7のように、宅外から携帯電話3がコンテンツ記憶装置2と通信し、コンテンツデータを取得するようにしても良い。
図7のシステムでは、コンテンツ記憶装置2はインターネット5に接続され、当該インターネット5に接続された基地局6を介して、公衆電話通信網で携帯電話3にコンテンツデータを伝送することになる。このような場合、コンテンツデータのうち、伝送するシーンを選択させる場合には、チャプタ一覧画面5は、ユーザ処理部303が作成し、携帯電話3の映像表示部302に表示することになる。
本発明の実施例1に係るコンテンツ記憶装置が使用される通信システムの構成を示す図。 本発明の実施例1に係るコンテンツ記憶装置の構成を示す図。 本発明の実施例1に係るコンテンツ記憶装置が通信する携帯電話の構成を示す図。 本発明の実施例1に係るコンテンツ記憶装置の処理の流れを示す図。 本発明の実施例1に係るコンテンツ記憶装置が表示させる表示画面の例を示す図。 本発明の変形例に係るコンテンツ記憶装置が作成するコンテンツデータの例を示す図。 本発明の変形例に係るコンテンツ記憶装置が使用される通信システムの構成を示す図。
符号の説明
1・・・通信システム
2・・・コンテンツ記憶装置
3・・・携帯電話
4・・・表示装置
5・・・インターネット
6・・・基地局
51・・・メッセージ
52a、52b、52c、52d・・・サムネイル
53・・・カーソル
201・・・操作部
202・・・ユーザ処理部
203・・・映像出力部
204・・・録画情報管理部
205・・・タイマ
206・・・再生部
207・・・機器管理部
208・・・コンテンツ管理部
209・・・チューナ
210・・・機器制御部
211・・・フォーマット変換部
212・・・記憶媒体
212a・・・コンテンツデータ
213・・・通信部
301・・・操作部
302・・・映像表示部
303・・・ユーザ処理部
304・・・機器管理部
305・・・機器制御部
306・・・コンテンツ管理部
307・・・記憶媒体
308・・・通信部
309・・・再生部
71a、71b、71c、71d、71e・・・映像データ及び音声データを含むシーン
72a、72b、72c、72d、72e・・・音声データのみを含むシーン

Claims (10)

  1. コンテンツデータを記憶媒体から読み出す読出部と、
    前記記憶媒体が記憶するコンテンツデータを複数のシーンに区切るシーン検出部と、
    前記シーン検出部が検出したシーンのうち、一部のシーンのコンテンツデータであるシーンデータを作成する作成部と、
    前記作成部が作成したシーンデータを携帯型記憶装置に送信して記憶させる通信部と
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  2. 請求項1記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記シーン検出部が区切ったシーンをユーザに提示する提示部
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記提示部が提示したシーンのうち、ユーザが選択したシーンのシーンデータを作成すること
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツデータ送信装置。
  3. 前記提示部は、前記シーン検出部が検出したシーンをサムネイル表示すること
    を特徴とする請求項2記載のコンテンツデータ送信装置。
  4. 前記通信部は、インターネットを介して前記携帯型記憶装置にシーンデータを送信し、
    前記提示部は、前記携帯型記憶装置が有する表示装置で、前記シーン検出部が区切ったシーンをユーザに提示すること
    を特徴とする請求項2記載のコンテンツデータ送信装置。
  5. 請求項1記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記読出部が読み出したコンテンツデータを再生する再生部
    をさらに備え、
    前記シーン検出部は、前記再生部が再生を停止した位置でコンテンツデータをシーンに区切り、
    前記作成部は、前記再生部が再生を停止した位置より時系列順で後のシーンのシーンデータを作成し、
    前記通信部は、前記作成部が作成した当該シーンデータを前記携帯型記憶装置に送信すること
    を特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  6. 映像データ及び音声データを有するコンテンツデータを記憶媒体から読み出す読出部と、
    前記記憶媒体が記憶するコンテンツデータを複数のシーンに区切るシーン検出部と、
    前記シーン検出部が検出したシーンのうち一部のシーンに対しては映像データ及び音声データを有し、他のシーンに対しては映像データを含まず音声データを含むコンテンツデータである再構成データを作成する作成部と、
    前記作成部が作成した再構成データを携帯型記憶装置に送信して記憶させる通信部と
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  7. 請求項6記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記シーン検出部が区切ったシーンをユーザに提示する提示部
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記提示部が提示したシーンのうち、ユーザが選択したシーンのシーンデータを作成すること
    を特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  8. 前記提示部は、前記シーン検出部が検出したシーンをサムネイル表示すること
    を特徴とする請求項7記載のコンテンツデータ送信装置。
  9. 前記通信部は、インターネットを介して前記携帯型記憶装置にシーンデータを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のコンテンツデータ送信装置。
  10. 前記通信部は、無線通信により前記携帯型記憶装置にシーンデータを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のコンテンツデータ送信装置。
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