JP2003217010A - 生体認証による自動販売機の年齢識別制御システム - Google Patents

生体認証による自動販売機の年齢識別制御システム

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JP2003217010A
JP2003217010A JP2002011507A JP2002011507A JP2003217010A JP 2003217010 A JP2003217010 A JP 2003217010A JP 2002011507 A JP2002011507 A JP 2002011507A JP 2002011507 A JP2002011507 A JP 2002011507A JP 2003217010 A JP2003217010 A JP 2003217010A
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Kazuo Onishi
和雄 大西
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Fujitaka & Co Ltd
FUJITAKA KK
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Fujitaka & Co Ltd
FUJITAKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機において、生体認証による年齢識
別制御システムを提供しようとする。 【解決手段】 購入に年齢制限のある商品を販売する自
動販売機8又はその周辺に、客の生体データを採取する
手段19、22を設け、自動販売機又はその周辺、或い
は自動販売機を制御する管理センタに、採取された生体
データから、当該客の年齢を判定し、この判定結果が
「資格あり」であるときは自動販売機に対して「販売
可」制御を行い、「資格無し」であるときは自動販売機
に対して「販売不可」制御を行うコンピュータ14を設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入に年齢制限の
ある商品を扱う自動販売機の生体認証による年齢識別シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】年齢識別型自動販売機において、自動車
運転免許証等を年齢証明カードとして読み取るカードリ
ーダ又はカメラを備えたものは既に存在し、更にはその
ような年齢証明カード類を用いて登録した者にICカー
ドを交付し、自動販売機にはそのICカードの照合部を
設けて、提示者のみにたばこ等の購入を許容する方式も
実施されつつある。しかし、このカード交付方式は、登
録手続に利用者及び関係者の手間を要し、他人に貸与さ
れても分からないという不都合が予測される。
【0003】従って、年齢識別型自動販売機において
は、その都度登録者本人であることを確認するか、ある
いは登録がなくても外見上明らかに年齢制限を満たして
いると判断される利用者に対しては、直ちに販売できる
ものであることが望ましい。そして、この外見的年齢判
断を一次的なふるい分けとし、通信接続された管理セン
タの画像からオペレータが判断して、その結果を自販機
制御に用いる方式も、すでに開発されている。
【0004】しかしながら、他人(オペレータ)が客の
画像からその年代を把握すること、特に15〜25歳程
度の人が18歳或いは20歳以上であるか否かを判断す
ることは容易ではなく、むしろコンピュータを用い、外
見に表れた生物学的な年齢的特徴(生体データ)を画像
から客観的に抽出して統計学的に判断する方が、より正
確であると考えられる。また、登録データとの本人確認
においても、指紋等を含む生体データを用いる方がカー
ド交付方式よりも確実となり、その登録も容易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、上記のような客の外見上の年齢的特徴(生体デー
タ)を画像から客観的に抽出して自動的に購入資格の有
無を判断できるようにした自動販売機の年齢識別制御方
式を提供することである。
【0006】本発明の第2の課題は、登録データを参照
して本人確認を行う自動販売機において、顔画像又は指
紋等を含む生体データを用いることにより、容易且つ確
実に識別できるようにした自動販売機の年齢識別制御方
式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
め、本発明は、購入に年齢制限のある商品を販売する自
動販売機又はその周辺に、客の生体データを採取する手
段を設け、前記自動販売機又はその周辺、或いは前記自
動販売機を制御する管理センタに、前記採取された生体
データから、当該客の年齢を判定し、この判定結果が
「資格あり」であるときは前記自動販売機に対して「販
売可」制御を行い、「資格無し」であるときは前記自動
販売機に対して「販売不可」制御を行うコンピュータを
設けてなる自動販売機の年齢識別制御システム、を構成
したものである。
【0008】第2の課題を解決するため、本発明は、購
入に年齢制限のある商品を販売する少なくとも1台の自
動販売機又はその近辺に、客の生体データを採取する手
段と、当該商品の販売可否及び必要な操作手順を音声又
は文字表示により告知する告知手段とを備え、ネットワ
ーク接続された前記少なくとも1台の自動販売機のうち
の1台内若しくはその近辺に、又はそれらの自動販売機
を通信網により集中管理する管理センタ内に、前記採取
された生体データを既登録された個々の生体データと比
較して一致した既登録データが見出されるか否かにより
客の購入資格の有無を判定し、その判定の結果を前記自
動販売機又はその近辺における前記告知手段に送信する
とともに、それらの判定結果に応じて当該自動販売機を
販売可、又は販売不可状態とするように通信制御するた
めのホストコンピュータを設置し、前記年齢制限商品を
購入する利用者全ての生体データを記憶する登録データ
ベースを、前記ホストコンピュータに内蔵又は通信接続
してなる自動販売機の年齢識別制御システムを構成した
ものである。
【0009】上記の各発明において、生体データ採取手
段としては、顔映像撮影手段又は 指紋入力ボタンを用
いることができる。
【0010】上記第2の課題を解決しようとする発明に
おいて、ホストコンピュータが、採取された生体データ
と既登録データとを比較・判定する前提として、採取さ
れた生体データのみから客の購入資格の有無を判定する
一次判定を行い、その一次判定からは購入資格の有無が
不明確であるときに、二次判定として、前記生体データ
と既登録データとの比較・判定を行うようにすることが
できる。
【0011】上記生体データ採取手段は、採取された生
体データのみから客の購入資格の有無を判定する一次判
定用として生体データを採取する第1の生体データ採取
手段と、二次判定用として生体データを採取する第2の
生体データ採取手段とに区分して設置することができ
る。
【0012】前記第1の生体データ採取手段としては顔
映像撮影手段を用い、前記第2の生体データ採取手段と
して、及び検索されるべき登録データとなる生体データ
を採取する手段としては、顔映像撮影手段又は指紋入力
ボタンを用いることができる。また、これ以外にも、虹
彩、筆跡(サイン)、音声(声紋)、手形又は掌紋等、
個人的特徴を有する生体データを採取及び登録すること
が可能であれば、いずれも二次判定及び登録用生体デー
タ採取手段として用いることができる。更に一つの採取
手段による客からの生体データ採取部位を複数カ所にし
たり、複数種類の生体データ採取手段を組み合わせて、
より正確な判定とすることも可能である。
【0013】ホストコンピュータは、客の生体データと
一致する既登録データが存在しない場合において、別の
手段による入力情報から当該客が購入資格を有するもの
と判定したときに、前記自動販売機又はその近辺に備え
られた生体データ採取手段により採取した当該客の生体
データを登録データとして記憶する。この場合、前記入
力情報を提供する別の手段としては、自動販売機又はそ
の近辺に備えられたカードリーダを用い、ホストコンピ
ュータは前記カードリーダに挿入された客の資格証明カ
ードの読み取り内容から、当該客が購入資格を有するか
否かを判定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明する前に、
客の生体データの採取と年代若しくは年齢推定演算の態
様、及び登録データベースの概要につき説明する。
【0015】一般に、外見的又は物理的表徴から年齢を
推定する要素としては、例えば、身長、血圧、顔画像等
がある。本発明はこれらのうち採取及び評価が比較的容
易な顔画像を採用する。顔画像検出の場合、まず顔の特
徴点(目、鼻、口、顎等)及び肌の色つや等を抽出し、
蓄積された大量の学習データと照合して推定年齢を算出
する。図1は、推定年齢の幅と実年例との関係を示すグ
ラフである。すなわち、推定年齢は実年齢に対して数年
のレンジをもち、同図においては、原点0歳から始まる
推定年齢=実年齢の直線1を有し、その下方における実
質的範囲が平行した推定年齢最低値の曲線(以下「推定
最低年曲線」という)2と上方における実質的範囲が平
行した推定年齢最高値の曲線(以下「推定最高年曲線」
という)3とで挟まれた領域に年齢推定値が分布する。
但し、この推定年齢の幅は、推定手段(ハード及びソフ
トを含む)の推定特性によって決定される。
【0016】図1において、有資格年齢(以下、「資格
年齢」と略す)をX歳以上とした場合、実年齢X歳の直
線4を垂直に立て、その直線4が推定最低年曲線2と交
わる点をaとし、その交点aを通る推定年齢A歳の水平
線を引くとともに、推定最高年曲線3と交わる点をbと
し、その交点bを通る推定年齢B歳の水平線を引く。か
くして、 (1)推定年齢<Aの領域I内では被験者がX歳未満で
あることが確実。 (2)推定年齢>Bの領域III内では被験者がX歳超
過であることが確実。 (3)推定年齢がA以上で且つB以下の領域IIにおい
ては、被験者がX歳以下であるかX歳以上であるかは不
明である、と判断することが可能である。
【0017】したがって、例えば、X歳以上であること
を購入資格とするとき、推定値が領域III内の客につ
いては、購入資格有りと判断し、推定値が領域I内にあ
る客については、購入資格無しと判断して差し支えな
い。問題は、推定値が領域II(グレーゾーン)に属す
る客であり、このような場合には、別の方法で購入資格
有りと確実に判断された場合に、そのグレーゾーン内の
客の、より精細な生体データを購入資格者情報として、
予め登録・記憶しておき、その客が以後、その年齢制限
商品を当該自動販売機で購入しようとするときに、その
際自動的にに採取する生体データが当該登録データと一
致することをもって、購入操作を許容することができ
る。
【0018】図2のA表は登録データベースの一例を、
B表は自動販売機データベースの一例を示し、C表は登
録データベースから取扱店をキーにした登録者の購入履
歴を購入アクセス順に検索した結果を示すものである。
すなわち、A表では登録者のデータベースとして左端の
レコードNo.(01、02、03、・・・)に対応し
て、年齢資格のある登録者の生体データと各自動販売機
毎の購入履歴が記録される。このデータベースには、プ
ライバシー保護の観点から、氏名、住所等の個人データ
は含まないものとする。また管理対象の自動販売機には
識別No.(ID)が付与され、このID毎の購入回数
が購入履歴として記録される。
【0019】生体データ登録時には、新たなレコードN
o.が発番されると同時に、その行の生体データ欄に登
録者の生体データが記録され、以後その登録者が購入す
る度に、購入した自動販売機のID欄に購入回数が更新
記録される。なお、生体データから年代や性別が分かる
場合には、その情報も記録することができる。
【0020】一方、B表の自動販売機データベースで
は、個々の自動販売機IDに対応して、自動販売機の設
置エリアや取扱店が関連して記録される。またC表は上
記登録データベースと自動販売機データベースを使用し
て、取扱店ごとの登録利用者の購入状況を購入アクセス
順に示したものである。この表からは、どの自動販売機
の売り上げが多いかということや、客の反復利用状況は
どうか等の分析を行うことができる。
【0021】次に、図3を参照して、購入時採取データ
と既登録データとの比較における本人照合の確実性につ
き説明する。通常、生体認証の一致判定では、採取デー
タ/既登録データ一致指数(%)に応じて他人受け入れ
率(他人のデータを本人登録データと混同する率)FA
Rと、本人棄却率(本人のデータを本人登録データと一
致しないと誤認する率)FRRが変化することを考慮し
なければならない。
【0022】他人受け入れ率FARは、データ一致指数
(%)が低い間は高く、なだらかにしか低下しないが、
ある指数以上になると急激に低下し、やがて零軸への漸
近線となる。一方、本人棄却率FRRは上記FAR曲線
と略対称的に零軸からなだらかに立ち上がり、ある指数
以上になると急激に上昇し、やがて100%軸への漸近
線となる。したがって、データ一致指数(%)を高く設
定すればするほど、一致判定は厳格となり、他人を誤っ
て本人と認める危険性は少なくなるが、当の本人が登録
された本人でないとして排斥される確率も高くなる。
【0023】一般には、本人棄却率FRR及び他人受け
入れ率FARは1%以下、すなわち、本人を誤って棄却
する度合い、及び他人を誤って受け入れる度合いが、い
ずれも100回の比較のうち、1回以下であることが望
ましい条件とされている。従って、本発明の生体採取デ
ータ/登録データの一致判定においても、これらの条件
を満足することを目安としてデータ一致指数の閾値が決
定される。
【0024】採取データのみからは年齢判断できない
が、採取データ/登録データ比較による本人認証の有力
な生体データとしては、指紋がある。そこで、次に指紋
を生体データとして採用したときの本人認証の手順を略
述する。図4(A)は指紋センサ5と、このセンサ5に
よって指紋が採取される客の手指6を示し、(B)はそ
れによって採取された指紋7を示す図である。指紋セン
サ5は採取平面内に、例えば、77000個の微小キャ
パシタを配置したものであり、図示の指紋7程度の画像
を提供する。但し、自動販売機への登録用としての指紋
であるため、指紋画像そのものを取り込むのではなく、
指紋の特徴点のみを抽出し、これらの特徴点を数値デー
タ化する。従って、利用者にとっても親しみやすいよう
に、その指紋採取時には「指紋画像イメージは残らな
い」旨表示する。
【0025】図5は、指紋の特徴点、いわゆる“マニュ
ーシャ”の抽出(A)及び比較原理(B)を示してい
る。マニューシャとしては、Aで示す通り指紋隆線の分
岐点M1、端点M2、マニューシャリレーションとして
マニューシャ間指紋隆線数等が採用される。Aの左側指
紋において、マニューシャはM1、M2でありM1−M
2間指紋隆線数は2、右側指紋においてもマニューシャ
はM1、M2であるが、その間の指紋隆線数は3であ
る。これらの指紋からは更に多くのマニューシャが採取
されているものとして、Bに示すようなマニューシャ比
較が行われる。
【0026】かくして、両方の画像に対応する(オーバ
ーラップする)マニューシャがあれば一致点数に加点さ
れ、一方にしかないマニューシャは一致点数には入らな
い。また、リレーションについても同一であれば加点、
異なる場合に零点であり、参照側マニューシャ及びリレ
ーションの合計数に対する一致点数の百分率、すなわち
一致指数(%)が閾値T(図3)以上であるか否かによ
って、本人か否かが判定される。
【0027】
【実施例】以下、本発明のシステム実施例と、その動作
フローについて図6〜図11を参照して説明する。
【0028】図6は、顔画像を生体データとして採取す
る自動販売機制御システムの実施例要部を示すブロック
線図であり、少なくとも一店舗の店内における自動販売
機設置エリア(1番エリア)には、この場合、並置され
た2台の自動販売機8と、これらの近辺における確認ボ
ックス26が設置される。これらの自動販売機8には制
御装置9が内蔵され、この制御装置9及び確認ボックス
26内の回路は、エリア内の全販売機及び関連装置の接
続制御を行う接点装置10、送受信装置11、及びター
ミナルアダプタ12を介して通信回線に接続され、管理
センタの対応ターナルアダプタ13を介してホストコン
ピュータ14から遠隔制御されるようになっている。
【0029】自動販売機8の正面板には、常套的に金銭
投入口15と、商品を選択するための押ボタン列16が
配置され、機内には金銭投入口15に連なる金銭保留機
構17と、押ボタン列16に電気的に接続された選択・
販売機構18を内蔵している。これらの機構17、18
は直接的には制御装置9に制御される。
【0030】確認ボックス26内には人物撮影用カメラ
(第1カメラ)19と、免許証等撮影用カメラ(第2カ
メラ:カードリーダ)20が配置され、更に、前記の第
1カメラ19に近接するか、又は第1カメラ19を装備
した形態でインターホン型案内入出力装置21が設置さ
れる。案内入出力装置21において、bは確認ボタン、
mはマイク、sはスピーカである。また、自動販売機設
置店舗の店頭又は設置エリア入り口付近には、入場者を
撮影する第3のカメラ22と、入場者を検知する人感セ
ンサ23が配置される。このカメラ22と人感センサ2
3もまた接点装置10に接続され、撮影又は検知信号を
ホストコンピュータ14に送信できるようになってい
る。
【0031】管理センタのホストコンピュータ14に
は、例えば二画面モニタ24と、登録データ記憶装置2
5が接続され、ここでは店内に設けられた案内入出力装
置21との間で対話・指示するための音声対話装置(図
示せず)を、接続又は併設することが望ましい。このよ
うに構成された管理センタでは、多数の販売機設置エリ
ア(図ではN箇所)の自動販売機を管理することができ
る。
【0032】図7〜図9は、上記第1実施例のシステム
の動作フローを示している。図7は、前述した一次判定
を行うシーケンスであり、待機ステップ27にある自動
販売機8は、商品選択及び販売不能の状態に維持され、
客が来場すると遠赤外線等により作動する人感センサ2
3により、店頭カメラ22が作動し、このカメラ22で
撮影したその客の顔画像が管理センタに送信される。ホ
ストコンピュータ14では、先ず棄却判断28として資
格年齢未満であることが確実(図1のI領域)か否かを
判断し、確実であれば、その販売機8の販売不可状態を
維持するように指令する。
【0033】棄却判断27において、資格年齢未満確実
と言えなければ、受け入れ判断29に移行する。この判
断では資格年齢を越えることが確実(図1のIII領
域)か否かを判断し、確実であれば、その販売機8の販
売不可状態を解除し、販売可指令を発する。逆に資格年
齢を越えるか否か不明のときは、合成音声又は吹き込み
音声により「確認ボタンを押して下さい。」等のメッセ
ージを、確認ボックス内の案内入出力装置21のスピー
カから流し、動作フローチャートは節点Aを経て図8に
示す二次判定シーケンスに移る。
【0034】ここで客が、確認ボタンbを押すという動
作は、客が第1カメラ19の前に立ち、顔を近づけるこ
とを意味し、先の一次判定用画像よりも鮮明且つクロー
ズアップされた顔画像が撮影され、ホストコンピュータ
14では、この詳細画像から得られたデータを、登録デ
ータ記憶装置25内の登録データと、設定順序に従って
比較・照合する。比較・照合結果を総括した一致判断3
0において、来店客の顔画像データと一致すると判定さ
れたデータがあれば、ホストコンピュータ14は自動販
売機8の販売不可状態を解除し、販売可指令を発すると
ともに、これによって客が商品購入を終わったとき、デ
ータベースの購入履歴を更新する。
【0035】逆に一致判定された登録データがなけれ
ば、合成音声又は吹き込み音声により例えば「お客さま
の年齢を証明するカードを、カードリーダ(第2カメラ
20)の挿入口にお入れください。」等のメッセージ
を、自動販売機側の確認装置21のスピーカから流し、
同時に第2カメラ20を作動させる。客が自動車運転免
許証等のカードを、第2カメラ20の挿入口に入れる
と、この第2カメラはカードの映像を撮影し、管理セン
タに伝送する。
【0036】ホストコンピュータ14はカード判断31
として、カードに記載された生年月日を読み取り、資格
年齢に達している(例えば、18歳又は20歳以上)か
否か判断する。カード表示から資格年齢であることが確
認できなければ、依然として、その販売機8の販売不可
状態を維持するように指令するとともに、案内入出力装
置21のスピーカ又はこれに付設した表示装置(図示せ
ず)より、「資格有り」と認められないために販売でき
ない旨のメッセージを告知する。
【0037】カード判断31で客が「資格有り」と認め
られれば、動作フローチャートは節点Bを経て図9に示
す生体データ登録シーケンスに移る。このシーケンスで
は、第1カメラによる客の顔画像を新規に生体登録デー
タとして登録データ記憶装置25内の登録データベース
に追加登録し、次いで当該販売機に対して販売可制御を
行うとともに、確認装置21のスピーカ等から、登録終
了及び販売可であることを告知する。これにより、客は
商品選択及び購入動作を行い、商品販売が終了すると、
その購入回数(1)が当該自動販売機の購入履歴として
前記登録データベースに付加される。
【0038】以上で、第1の実施例におけるシステム動
作は終了し、自動販売機は再び待機(販売不可)状態3
2に戻る。なお、二次判定における一致判断30におい
て、来店客の顔画像データに一致する登録データがない
場合において、証明カードを所持しない客が案内入出力
装置21のボタンbを呼び出しボタンとして用い、管理
センタのオペレータを呼び出し、対話を行うことによ
り、オペレータが対話内容と客の顔画像とから購入資格
有りと判断したときに、前述の生体データ登録シーケン
スに移ることも可能である。なお、二次判定には、顔画
像判定に代えて後述の指紋照合システムを採用すること
も勿論可能である。
【0039】また本実施例では、確認ボックス26に、
人物撮影用カメラ19、インターホン型案内入出力装置
21等の本人確認装置類を装備したが、これ以外にも購
入代金を入金するための金銭投入口15及び金銭保留機
構17を装備させても差し支えない。この場合は自動販
売機8の金銭投入口15及び金銭保留機構17は不用に
なり、自動販売機8の構成が簡素化される。又本実施例
における確認ボックス26の人物撮影用カメラ19、イ
ンターホン型案内入出力装置21を個々の自動販売機8
に装備させても差し支えない。この場合は自動販売機8
で本人確認、登録、金銭投入、商品選択と受け取り等の
全ての作業を行う事が出きる。
【0040】図10は、生体データとして指紋を採取す
る自動販売機制御システムの実施例要部を示すブロック
線図であり、この実施例では少なくとも1店舗内におけ
る自動販売機設置エリア(エリアA)に、2台の自動販
売機8aと、これらの自動販売機8aに有線或いは無線
で通信接続された1台の確認ボックス26aを配置する
とともに、この自動販売機設置エリア(エリアA)から
離れた管理センタにおいて前記確認ボックス26aと通
信回線(例えばINS(登録商標)64)で接続される
ホストコンピュータ40を配置する。
【0041】各自動販売機8a内には、販売機本体機能
を果たす第一実施例のものと同様な制御装置9が配置さ
れる。この制御装置9は機内の接点装置37’と、確認
ボックス26aの接点装置37とを介して同ボックス2
6a関連のコンピュータ34から指令を受け、金銭保留
機構17及び選択販売機構18を制御するようになって
いる。さらにこの自動販売機8aには同じく接点装置3
7、37’を介してコンピュータ34に通信接続される
指紋入力ボタン33’を装備するとともに、金銭投入口
15、押しボタン列16を装備している。なお、指紋入
力ボタン33’は、図4に示した指紋センサ5と同様に
指紋画像採取及び同期的読み出しを行うセンサ機能を有
するものとし、その周辺には「入力ボタン:素手指で押
して下さい」等の説明表示を付記しておくのが望まし
い。
【0042】確認ボックス26a内若しくはその近辺に
装備したコンピュータ34は、前記のとおり自動販売機
8aに対する制御・管理機能を果たすものであり、その
周辺装置として指紋入力ボタン(登録ボタン)33、及
び登録者指紋データ記憶装置35に接続され、更に接点
装置37を介して案内入出力装置38、カードリーダ3
9及び利用者の顔を撮影するカメラ36に接続される。
なお、個々の自動販売機8aに装備されている指紋入力
ボタン33’を省略して、この確認ボックス26a内の
指紋入力ボタン33のみでも利用者の購入資格の判定は
可能であり、このような照合機能付の確認ボックスを従
来型の自動販売機と組み合わせて本発明のシステムを構
成することもできる。
【0043】案内入出力装置38は実施例1と同様に確
認ボタンb、マイクm、スピーカsを備えたインターホ
ンタイプの装置である。コンピュータ34はこのスピー
カsを使用して購入客に指紋登録作業の案内を予め録音
された音声メッセージで告知することができる。またカ
ードリーダー39は、市販されている運転免許証識別機
のように、資格証明カードをその挿入口(図示せず)に
挿入された時、その資格証明カードの真贋を判定し、記
載されている生年月日から客の年齢を演算し、客の購入
資格を判定することが可能である。更に、コンピュータ
34は、接点装置37から、送受信装置11、ターミナ
ルアダプタ12を経由して、管理センタと双方向の通信
を行うことが可能である。
【0044】管理センタには、付属のターミナルアダプ
タ13を経由して、確認ボックス26aと双方向通信可
能に接続されるホストコンピュータ40が設置される。
このホストコンピュータには、上記確認ボックス26a
にあるのと同様な案内入出力装置42が装備される。確
認ボックス26aで指紋登録を行う客は、確認ボックス
26aの案内入出力装置のマイクmとスピーカSを使用
して、管理センタのオペレータと双方向で通話しなが
ら、作業を進めることが可能である。又確認ボックス2
6aにおいて、新たに登録された客の登録指紋データは
全て、管理センタに送信され、登録者指紋データベース
41に記録保存される。管理センタは、上記エリア(エ
リアA)以外にも複数の自動販売機設置エリア(エリア
B、C、・・・)と通信が可能であり、これらの個々の
自動販売機エリア(A、B、C)で登録された登録指紋
データを全て共有管理することが可能である。
【0045】図11は、上記第2の実施例の通常動作を
示している。シーケンス動作は、来店した客が特定商品
の購入意思を表示するため、何れかの自動販売機8aに
付設された指紋入力ボタン33’を押す第一ステップ4
3から始まり、この場合は、指紋画像データそのものが
接点装置37、37’を介して確認ボックスのコンピュ
ータ34に伝送される。但し、指紋入力ボタン33’の
出力部に画像解析装置(図示せず)を接続し、特徴のみ
を抽出したマニューシャ情報としてデータ量を圧縮して
からコンピュータ34に送ってもよい。なお客が来店す
る前の待機中状態においては、コンピュータ34の指令
により各自動販売機8aは販売不可の制御が行われる。
【0046】コンピュータ34は、受信データを処理し
て得られ、又は直接受信して得られたマニューシャ情報
を、判断ステップ44において、確認ボックス26a中
の登録データ記憶装置35中の多数の既登録データ(マ
ニューシャ情報)と比較する。その結果、一致するもの
が有れば、当該自動販売機8aの制御部9に対して販売
不可の解除指令を送信する。その結果自動販売機8aは
販売可の状態になる。その後客が商品購入すれば、その
販売済情報を登録データ記憶装置35の当該一致登録デ
ータの購入履歴欄に追加記入する。この追加記入された
データは、通信回線を通じて管理センタにも転送され、
センタの登録者指紋データベース41も更新される。さ
らに一定時間経過後、当該自動販売機8aの制御装置9
に対して、販売不可の指令を送信し、自動販売機8aは
待機中状態に戻る。
【0047】前記一致判定のステップ44において、一
致判定するものが無ければ入力マニューシャ情報をさら
に、管理センタに送信する。管理センタのホストコンピ
ュータ40は、ステップ45において、受信したマニュ
ーシャ情報と登録者指紋データベース41中の多数の既
登録データ(マニューシャ情報)とを比較、一致判定を
行う。その結果一致するものがあればホストコンピュー
タ40は確認ボックス26aのコンピュータ34に「一
致データ有り」を示す信号を送信し、その信号を受けた
コンピュータ34は当該自動販売機8aの制御装置9に
対して販売不可の解除指令を送信し、これによって自動
販売機8aは販売可の状態になる。その後客が商品購入
すれば、その販売済情報を登録データ記憶装置35の当
該一致登録データの購入履歴欄に追加記入する。この追
加記入されたデータは、通信回線を通じて管理センタに
転送され、センタの登録者指紋データベース41も同様
に更新される。さらに一定時間経過後、当該自動販売機
8aの制御装置9に対して、販売不可の指令を送信す
る。
【0048】上記ステップ45の一致判定において、管
理センタの登録者指紋データベース41中にも入力マニ
ューシャ情報と一致するものがなければ、ステップ46
に移り、ホストコンピュータ40は確認ボックス26a
のコンピュータ34に「一致データ無し」を示す信号を
送信する。コンピュータ34はその結果、確認ボックス
26a付属の案内入出力装置38のスピーカSに、合成
若しくは録音された音声信号を送る。一例として「この
販売機でXXXを購入される場合は、最初に運転免許証
等による年齢証明と本人登録が必要です。恐れ入ります
が確認ボックス(本機)備え付け(又は横)のカードリ
ーダ(免許識別機)と登録ボタンを使用して本人登録を
行って下さい。」等のアナウンスガイドを行わせる。
【0049】かくして客は確認ボックス26aでの本人
登録作業に移る(節点C)。図12において、客は確認
ボックス26a又はその近辺の登録パネル部(図示せ
ず)の前面に立ち、年齢証明の方法及び指紋入力による
登録方法を目視・確認する(ステップ47)客が年齢証
明カードを有する時は、ステップ48に移り、客はガイ
ダンスに従ってカードリーダ39に運転免許証等を挿入
し、カードリーダ39はその運転免許証等の真贋を判定
後、記載された客の生年月日を読み取り、年齢を算出す
る(ステップ50)。
【0050】次に登録可否判定ステップ51において、
コンピュータ34は、購入資格があるか否かを判断す
る。購入資格が無いと判断した時は、無資格である為に
本人登録できない旨、確認ボックス26a内のスピーカ
Sからアナウンスを行い、当該自動販売機8aの販売不
可状態を維持させる(ステップ52)。購入資格がある
と判断した時は、その旨のアナウンスを発するように指
令し、客はそのアナウンスを聞いて設定時間内に指紋入
力ボタン33により指紋入力を行う(ステップ53)。
この場合、本人登録の為のボタン33操作は、通常の購
入操作より精細なデータとするため、例えば、複数の指
を2回以上押すものとする。
【0051】指紋認証演算ステップ54では、指紋入力
からその特徴(マニューシャ等)を読み取り、確認ボッ
クス26aの登録者指紋データ記憶装置35及び管理セ
ンタの登録者指紋データベース41に記録保存する。か
くして、指紋による本人登録は完了し、その完了状態が
確認ボックス26a内のスピーカSからのアナウンスで
客に告知される。以後、この客が特定商品を、当該確認
ボックス26aとネットワーク接続されたいずれの自動
販売機8から購入しようとする時でも、指紋入力ボタン
33’又は33を、登録時に用いたいずれかの指で押圧
すれば、一致した登録指紋データが確認され、購入目的
を達する事が出きる。
【0052】上記本人登録作業で客が年齢を証明するカ
ード類を不携帯の時は、カード類に替わる物として、確
認ボックス26a中のカメラ36で客の顔映像を撮影
し、その映像を、管理センタのオペレータがホストコン
ピュータ40に接続されたモニタ24画面から目視し
て、客の年齢を判定し、登録可又は不可を判断する。具
体的には、この場合ステップ49に移り、客は上記年齢
を証明するカード類不携帯の時、確認ボックス26a内
の確認ボタンbを押圧し、カメラ36の前に立つ。この
時カメラ36の前に立った客の顔映像が管理センタに伝
送され、モニタ24の画面に写しだされる。管理センタ
のオペレータはその映像を見て必要に応じ、マイクm及
びスピーカSによる客との通話を行って客の年齢を判定
し、当該商品の購入資格の登録可否判断を行う。この登
録可否判断に従ってオペレータはホストコンピュータ4
0を操作して当該確認ボックス26aのコンピュータ3
4へ登録可或いは不可の指令を送信する。
【0053】以下登録可の時はステップ52へ、登録不
可の時はステップ53へ移る。又管理センタと確認ボッ
クス26aの間で上記の様に、双方向の通信が行えると
いう利点を生かして、この登録作業全体を管理センタの
オペレータと客が通話しながら進めることも可能であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、年
齢制限のある特定商品を扱う自動販売機において、客は
その都度購入資格を証明することなく、自動販売機に関
連する登録手段で簡便に一度だけ生体データを登録して
おけば、購入時は生体データの自動的な採取作業のみで
容易に資格確認され、また生体データとして顔画像を用
いる方式では、来店時の顔画像撮影による一次判断のみ
で資格有りと認められる客についても、その購入を自動
的に許可するようにした生体認証式自動販売機システム
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムにおいて、生体データから推
定した年齢の幅と実年齢との関係を示すグラフである。
【図2】本発明のシステムにおける登録データベースの
一例を示すテーブルであって、登録データベース
(A)、自販機データベース(B)及び取扱店別の登録
ユーザー購入履歴検索結果(C)を表示するものであ
る。
【図3】本発明の生体認証の一致判定において、採取デ
ータ/既登録データ一致指数(%)に応じて他人受け入
れ率FARと、本人棄却率FRRが変化する態様を示す
グラフである。
【図4】指紋センサと、そのセンサによって指紋が採取
される客の手指を示す部分側面図(A)及びそれによっ
て採取された指紋を示す平面図(B)である。
【図5】指紋の特徴点(マニューシャ)の抽出(A)及
び比較原理(B)を示す模式図である。
【図6】顔画像を生体データとして採取する自動販売機
制御システムの実施例要部を示すブロック線図である。
【図7】顔画像による一次判定を行うシーケンスを示す
フローチャートである。
【図8】顔画像による二次判定シーケンスを示すフロー
チャートである。
【図9】顔画像による生体データ登録シーケンスを示す
フローチャートである。
【図10】本発明の生体認証システムにおける生体デー
タとして、指紋を採取する自動販売機制御システムの実
施例要部を示すブロック線図である。
【図11】図10のシステムにより、指紋を採取して販
売可否判断を行うシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図12】客の年齢確認後、指紋特徴データを登録する
シーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
8 自動販売機 9 制御装置 10、37、37’ 接点装置 11 送受信装置 12、13 ターミナルアダプタ 14、40 ホストコンピュータ 15 金銭投入口 16 押しボタン列 17 金銭保留機構 18 選択販売機構 19 カメラ#1 20 カメラ#2 21、38、42 案内入出力装置 22 カメラ#3 24 モニタ 25 登録データ記憶装置 26 確認ボックス 33、33’ 指紋入力ボタン 34 コンピュータ 35 登録者指紋データ記憶装置 36 カメラ 39 カードリーダ 41 登録者指紋データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/02 G07F 7/08 B H04L 9/32 H04L 9/00 673D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入に年齢制限のある商品を販売する自
    動販売機又はその周辺に、客の生体データを採取する手
    段を設け、前記自動販売機又はその周辺、或いは前記自
    動販売機を制御する管理センタに、前記採取された生体
    データから、当該客の年齢を判定し、この判定結果が
    「資格あり」であるときは前記自動販売機に対して「販
    売可」制御を行い、「資格無し」であるときは前記自動
    販売機に対して「販売不可」制御を行うコンピュータを
    設けたことを特徴とする自動販売機の年齢識別制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 購入に年齢制限のある商品を販売する少
    なくとも1台の自動販売機又はその近辺に、客の生体デ
    ータを採取する手段と、当該商品の販売可否及び必要な
    操作手順を音声又は文字表示により告知する告知手段と
    を備え、ネットワーク接続された前記少なくとも1台の
    自動販売機のうちの1台内若しくはその近辺に、又はそ
    れらの自動販売機を通信網により集中管理する管理セン
    タ内に、前記採取された生体データを既登録された個々
    の生体データと比較して一致した既登録データが見出さ
    れるか否かにより客の購入資格の有無を判定し、その判
    定の結果を前記自動販売機又はその近辺における前記告
    知手段に送信するとともに、それらの判定結果に応じて
    当該自動販売機を販売可、又は販売不可状態とするよう
    に通信制御するためのホストコンピュータを設置し、前
    記年齢制限商品を購入する利用者全ての生体データを記
    憶する登録データベースを、前記ホストコンピュータに
    内蔵又は通信接続したことを特徴とする自動販売機の年
    齢識別制御システム。
  3. 【請求項3】 前記生体データ採取手段が、顔映像撮影
    手段からなることを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記生体データ採取手段が、指紋入力ボ
    タンからなることを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記ホストコンピュータが、前記採取さ
    れた生体データと既登録データとを比較・判定する前提
    として、採取された生体データのみから客の購入資格の
    有無を判定する一次判定を行い、前記一次判定からは購
    入資格の有無が不明確であるときに、二次判定として、
    前記採取された生体データと既登録データとの比較・判
    定を行うものであることを特徴とする請求項2に記載の
    システム。
  6. 【請求項6】 前記生体データ採取手段が、前記採取さ
    れた生体データのみから客の購入資格の有無を判定する
    一次判定用として生体データを採取する第1の生体デー
    タ採取手段と、二次判定用として生体データを採取する
    第2の生体データ採取手段とからなることを特徴とする
    請求項4記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の生体データ採取手段
    が、顔映像撮影手段からなることを特徴とする請求項6
    に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第1の生体データ採取手段が顔映像
    撮影手段からなり、前記第2の生体データ採取手段が指
    紋入力ボタンからなることを特徴とする請求項6に記載
    のシステム。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータは、客の生体デ
    ータと一致する既登録データが存在しない場合におい
    て、別の購入資格判定手段による入力情報から当該客が
    購入資格を有するものと判定したときに、前記自動販売
    機又はその近辺に備えられた生体データ採取手段により
    採取した当該客の生体データを登録データとして記憶す
    るものであることを特徴とする請求項2〜8のいずれか
    1項記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記別の購入資格判定手段が、前記自
    動販売機又はその近辺に備えられたカードリーダであ
    り、前記ホストコンピュータは前記カードリーダに挿入
    された客の資格証明カードの読み取り内容から、当該客
    が購入資格を有するものと判定することを特徴とする請
    求項9に記載のシステム。
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