JP2002203244A - 認証情報発行装置、認証情報発行システム、レンタル機器の自動貸出返却装置、レンタル機器の自動貸出返却システム - Google Patents

認証情報発行装置、認証情報発行システム、レンタル機器の自動貸出返却装置、レンタル機器の自動貸出返却システム

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JP2002203244A
JP2002203244A JP2000401474A JP2000401474A JP2002203244A JP 2002203244 A JP2002203244 A JP 2002203244A JP 2000401474 A JP2000401474 A JP 2000401474A JP 2000401474 A JP2000401474 A JP 2000401474A JP 2002203244 A JP2002203244 A JP 2002203244A
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Hiroaki Ishii
弘明 石井
Kunihiro Katatatsu
邦博 堅達
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、免許証、クレジットカード、会員
カードなどの本人を特定する身分証明書に付帯されてい
る顔写真情報を有効利用することにより、事前に認証デ
ータを登録しなくても認証することができる認証情報発
行装置、認証情報発行システム、レンタル機器の自動貸
出返却装置、レンタル機器の自動貸出返却システムの提
供を目的とする。 【解決手段】この発明は、顔面情報を用いて本人を認証
する本人認証装置であって、提出された証明書に付帯さ
れている顔写真情報を取込む顔写真情報取込み手段と、
本人の顔面を撮影する顔面撮影手段と、前記顔写真情報
取込み手段及び顔面撮影手段から本人を認証したとき、
本人であることを証明する個別認証情報を発行する発行
手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人間(利用者)
の顔面情報などの本人特有の認証情報を用いて本人であ
ることを証明する認証情報発行装置に関し、さらに詳し
くは容易にセキュリティ性の高い本人認証情報を作成す
ることができる認証情報発行装置、認証情報発行システ
ム、レンタル機器の自動貸出返却装置、レンタル機器の
自動貸出返却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの大型のレンタル機
器の貸出に際しては、事業者側が貸出者本人を確認する
ために、その都度、受付係員による確認作業が必要であ
り、又受付可能なレンタル営業時間が予め定められて貸
出者の利用が営業時間内に制限されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、このようなレン
タル機器の貸出に際して、貸出者へのサービス性や事業
者側の省力化を考慮して自動貸出を図ることが考えられ
ている。この自動貸出を図った場合は、貸出者の指紋や
虹彩の模様等のバイオメトリクスを利用して、貸出者本
人を自動認証することができるが、このような方法では
事前に全ての貸出者本人の認証データを登録しておく必
要がある。
【0004】例えば、レンタカーの貸出事業などのよう
に不特定の一般客を対象とする業態では、一般客の全て
の認証データを事前に登録しておく必要があり、又指紋
などを認証データとして登録することに抵抗を感じる人
も多く、このようなことから現状では認証の自動化に限
界が生じていた。
【0005】そこでこの発明は、免許証、クレジットカ
ード、会員カードなどの本人を特定する身分証明書に付
帯されている顔写真情報を有効利用することにより、事
前に認証データを登録しなくても認証を可能にした認証
情報発行装置、認証情報発行システム、レンタル機器の
自動貸出返却装置、レンタル機器の自動貸出返却システ
ムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、人の顔面情
報を用いて本人かどうかを認証する本人認証装置であっ
て、提出された証明書に表示された顔写真情報を取込む
顔写真情報取込み手段と、前記人の顔面を撮像する顔面
撮像手段と、前記顔写真情報取込み手段によって得られ
た顔写真情報と、前記顔面撮像手段から得られた顔面情
報とを比較し、本人であると認証した時、本人であるこ
とを証明する認証情報を発行する発行手段を備えたこと
を特徴とする。
【0007】ここで、証明書とは免許証、クレジットカ
ード、会員カードなどの身分証明書であり、ここに添付
された顔写真の顔面情報が認証データに用いられる。
【0008】顔写真情報取込み手段とは、証明書に付帯
されている顔写真の画像を取込み可能なCCDカメラ等
のイメージスキャナなどを用いた画像取込み手段であ
る。
【0009】顔面撮影手段とは、本人の実際の顔面を撮
影するように設定されたテレビカメラである。
【0010】個別認証情報の発行手段とは、認証データ
を記録した証明用紙や証明カードなどの証明媒体の発
行、あるいはパスワードの発行などの通知案内である。
【0011】このような認証情報発行装置を用いて本人
を認証する際は、本人が携帯する身分証明書の顔写真情
報と、実際に撮影した顔写真情報とを照合し、一致すれ
ば本人と認証して個別認証情報を発行する。
【0012】したがって、身分証明書を携帯していれ
ば、未登録者であっても直ちに認証することができ、こ
とに身分証明書の顔写真と、本人の顔画像を取得するだ
けでよいため登録データがなくても簡単に認証の自動化
が図れる。
【0013】又別の発明では、本人認証装置から発行さ
れる個別認証情報に、有効情報を設定する設定手段を設
けたことを特徴とする。
【0014】ここで、有効情報とは認証判別を行う制御
条件として付加される有効回数及び有効期限等を示す。
【0015】この場合は、有効期限が定められた個別認
証情報を用いることにより、有効期間が定まってセキュ
リティ性を高めることができる。又、有効回数が設定さ
れた個別認証情報を用いた場合も、有効回数が定まって
セキュリティ性が高まり不正使用を抑制できる。
【0016】又別の発明では、提出された証明書に表示
された顔写真情報を取込む顔写真情報取込み手段と、前
記人の顔面を撮像する顔面撮像手段と、前記顔写真情報
取込み手段によって得られた顔写真情報と、前記顔面撮
像手段から得られた顔面情報とを比較し、本人であると
認証した時、本人であることを証明する認証情報を発行
する発行手段と、装置間に通信回線を備えた認証情報シ
ステムであって、前記通信手段を用いて本人であること
を証明する有効情報を含む認証情報を入力することによ
り、認証判別を許可する認証判別手段を備えた認証情報
発行システムであることを特徴とする。
【0017】ここで、通信回線とは、公衆回線、専用回
線及びインターネットなどの通信網を利用した通信機器
のことである。
【0018】認証判別手段とは、有効データの識別機能
を持った制御部のことである。
【0019】この場合は、認証判別手段が有効期限付き
個別認証情報、又は/及び有効回数付き個別認証情報が
入力されたことを確認するまでは、認証判別しないた
め、簡単な認証操作でありながら、セキュリティの高い
信頼性の高い認証ができる。
【0020】さらに、顔の情報を捉えて認証操作するた
め貸出者に対する心理的な防犯予防効果が期待できる利
点がある。
【0021】又別の発明では、レンタル機器の少なくと
も貸出時に、利用客の本人認証手段として上述の認証情
報発行装置を用いて貸出の許可あるいは不許可を判定す
る貸出判定手段を備えたことを特徴とするレンタル機器
の自動貸出返却装置である。
【0022】ここで、レンタル機器とはレンタカー、事
務機器など事業者側が貸出提供可能な各種機器のことで
ある。
【0023】貸出判定手段は、判定機能を備えた制御部
で構成することができる。
【0024】上述の認証情報発行装置をレンタル機器の
自動貸出返却装置に適用した場合は、24時間いつでも
レンタル機器の自動貸出又は自動返却が可能になり、レ
ンタル利用の自動化を実現できる。
【0025】又別の発明では、レンタル機器の予約受付
時に、通信手段を用いて認証情報発行装置から発行され
る個別認証情報に有効情報を設定する設定手段を備えた
レンタル機器の自動貸出返却装置であることを特徴とす
る。
【0026】この場合は、レンタカーの貸出のように不
特定の一般客を対象とする業態であっても、その一般客
の認証データを事前に登録する必要がなく、又指紋など
を認証データに用いなくても、顔写真情報などから本人
を認証でき、さらに個別認証情報に有効期限や有効回数
を持たせることによりセキュリティの高い自動化認証を
実現することができる。このため、予約から返却まで全
て自動化できる他、自動化認証に基づいてレンタル機器
の貸出時は常時受付許容して客へのサービス性の向上が
図れ、事業者側に対しては人手を削減できるため省力化
が図れる。又、レンタル機器の貸出に際しては、貸出者
が来店して貸出手続きする以外にも電話連絡やインター
ネット通信にて予約することができる。
【0027】又別の発明では、貸出した店舗と返却した
店舗が異なる場合においても、上述の認証情報発行シス
テムの通信手段を用いて装置間で本人の認証を行うこと
を特徴とするレンタル機器の自動貸出返却システムであ
る。
【0028】この場合は、返却時に、貸出時の認証デー
タを通信して照合することにより、各店舗間での貸出者
本人を認証して判別できるため、レンタル機器を貸出し
た店舗と返却した店舗が異なっても貸出者本人を共通し
てデータ管理でき、広域店舗利用による貸出者へのサー
ビス性の向上が図れる。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面はレンタル機器の自動貸出
返却システムを示し、図1において、このレンタル機器
の自動貸出返却システムは、レンタル機器を貸出提供す
る営業所11側に予約受付端末12とレンタル機器の自
動貸出返却装置13とを備え、この営業所11に対して
利用客14が来店してレンタル機器の自動貸出返却装置
13を直接使用して自動貸出利用する場合と、電話予約
にて貸出利用する場合と、パソコンを用いて予約する場
合とがあり、利用客はこれらを選択して貸出利用する。
【0030】上述のレンタル機器の自動貸出返却装置1
3は、特定の営業所11だけでなく、他のレンタル利用
に適した他店舗の営業所や他の貸出利用に適した位置に
設置して利用促進することができる。又、この装置13
は営業所11内の予約受付端末12と接続しており、こ
の予約受付端末12に受付られた予約データに基づいて
レンタル機器の自動貸出返却装置13は予約による貸出
返却利用を許容している。
【0031】上述の予約のうち、電話予約の場合は、そ
の予約に応じて営業所11側は利用客14に対して有効
期限を定めたワンタイムパスワードのような有効期限付
き受付番号を通知する。この有効期限付き受付番号が、
後日利用されるレンタル機器の自動貸出返却装置13を
用いた貸出時の認証データに採用される。
【0032】又、パソコンを利用して予約する場合は、
利用客14はインターネットの予約受付サイト15に対
してレンタル機器の貸出予約要請を行うと、この予約受
付サイト15からはインターネット通信網16を介して
営業所11の予約受付端末12に通信接続し、貸出予約
を行う。そして、予約成立すれば、そのときに発行した
有効期限付き受付番号をデータベース17に記憶させ、
かつ同有効期限付き受付番号をインターネット通信網1
6を介して予約受付サイト15から利用客に通知する。
この有効期限付き受付番号が、後日利用されるレンタル
機器の自動貸出返却装置13を用いた貸出時の認証デー
タに採用される。
【0033】図2はレンタル機器の自動貸出返却装置1
3を示し、このレンタル機器の自動貸出返却装置13は
上部前面に撮影窓21と、タッチパネル付きのCRT2
2と、カード挿入口23と、硬貨投入口24と、紙幣挿
入口25と、釣銭放出口26と、マイクロホン27と、
スピーカ28と、用紙発行口29とを有し、下部前面に
レンタルキー出入口30を有して構成される。
【0034】上述の撮影窓21は内部にテレビカメラを
内蔵して貸出利用する客の顔画像を撮影する。
【0035】タッチパネル付きのCRT22は、貸出案
内及び操作手順を表示案内する表示器であり、又同表示
画面上に搭載されたタッチパネルにタッチ入力させて貸
出内容を選択入力させるのに適した傾斜角度を有してい
る。
【0036】カード挿入口23は、ここに本人が携帯す
る免許証、クレジットカード、会員カードなどの本人を
特定する顔写真付きの身分証明カードを挿入させ、内部
には挿入された身分証明カードに付帯されている顔写真
情報を読取るCCDカメラ等のイメージスキャナを内蔵
している。
【0037】硬貨投入口24及び紙幣挿入口25にはレ
ンタル機器の貸出金額が入金され、そのときの釣銭は釣
銭放出口26に放出される。
【0038】マイクロホン27は、予約者本人を確認す
るための認証情報を音声入力させたり、又係員との通話
にも利用される。
【0039】スピーカ28は、利用客に貸出操作するた
めの音声ガイダンスを出力する。用紙発行口29は、申
込み用紙、証明用紙、レシートなどを発行する。
【0040】レンタルキー出入口30は、貸出成立した
ことに基づいて、ここにレンタルキーを放出させ、又返
却時にはレンタルキーをレンタルキー出入口30に投入
させて回収する。
【0041】図3はレンタル機器の自動貸出返却装置1
3の制御回路ブロック図を示し、CPU31はHDD3
2に格納された顔面認証ソフトウェア等を含めた装置制
御プログラムに基づいてテレビカメラ33、スキャナ3
4、カードリーダ35、入力表示制御部36、スピーカ
28、マイクロホン27、紙幣処理装置37、硬貨処理
装置38、プリンタ39、無線IDタグスキャナ40、
付帯品排出/格納装置41、通信装置42の各回路装置
を制御し、その制御データをHDD32に記憶する。
【0042】テレビカメラ33は装置の前面で貸出操作
する利用客の実際の顔画像を正面より撮影する。
【0043】スキャナ34は、カード挿入口23より挿
入された身分証明カードに付帯されている顔写真の画像
を取得する。
【0044】カードリーダ35は、カード挿入口23よ
り挿入された免許証、会員カード、クレジットカードな
どの身分証明カードのデータを読取る入力表示制御部3
6は、CRT22に貸出操作案内やテンキーなどを表示
させて、有効期限付き受付番号、有効回数付き受付番
号、予約者本人確認用の付帯情報などをタッチ入力させ
る。
【0045】紙幣処理装置37は、利用客が精算時に紙
幣挿入口25に紙幣を挿入したとき、その紙幣を内部に
取込んでチェックし、有効であれば内部に収納処理し、
入金取消し、又は識別不良紙幣があれば紙幣挿入口25
より返却する。
【0046】硬貨処理装置38は、利用客が精算時に硬
貨投入口24に硬貨を投入したとき、その硬貨を内部に
取込んでチェックし、有効であれば内部に収納処理し、
入金取消し、又は識別不良硬貨があれば硬貨投入口24
より返却し、又釣銭が必要であれば釣銭放出口26より
釣銭を放出する。
【0047】プリンタ39は、利用客の予約受付時に発
行される証明用紙に利用客情報に加えて、その内容に対
応する有効期限付き受付番号を印字する。又、利用客が
レンタル機器を返却して精算したときに、その内容を印
字したレシートを用紙発行口29より放出する。この場
合、レンタル料金の精算は前払いに設定してもよく、後
払いに設定してもよく、又カード引落しを利用してもよ
い。
【0048】無線IDタグスキャナ40は、貸出したレ
ンタル機器の返却時に、予めレンタル機器に取付られて
いる無線IDタグとの通信照合により現物か否かを確認
する。
【0049】付帯品排出/格納装置41は、貸出時には
レンタルキー出入口30より付帯品として扱われる例え
ばレンタルキーを排出し、返却時にはレンタルキー出入
口30に使用済のレンタルキーを投入させて回収する。
【0050】通信装置42は、同営業所11内の予約受
付端末12と通信接続して、予約受付端末12に格納さ
れたデータを受付ける。
【0051】ところで、CPU31は利用客の登録デー
タがなくても本人を認証する認証機能を備えており、こ
の認証機能は認証時にテレビカメラ33で撮影した本人
の実際の顔画像情報と、利用客が携帯する身分証明カー
ドをカード挿入口23に挿入して内部のスキャナ34で
読取った同カードの顔写真情報とを比較照合して一致・
不一致を判定し、一致すれば本人であることを証明する
認証データとしての有効期限付き受付番号を記録した証
明用紙を発行する。
【0052】したがって、身分証明カードを携帯してい
れば、未登録者であっても直ちに認証することができ、
ことに身分証明カードの顔写真情報と、本人の実際の顔
画像情報を取得するだけでよいため登録データがなくて
も簡単に認証でき、又これらの認証機能をレンタル機器
の自動貸出返却装置13に持たせることにより認証の自
動化が図れる。
【0053】又、証明用紙に有効期限を定めることによ
り、有効期間が定まってセキュリティ性を高めることが
できる。又、有効期限だけでなく、有効回数を設定する
こともできる。
【0054】このため、レンタル機器を貸出利用する認
証時には有効期限付き受付番号、又は/及び有効回数付
き受付番号の情報を入力させて、これらの番号を確認す
るまでは認証判別しないため、簡単な認証操作でありな
がら、セキュリティを確保した信頼性の高い認証ができ
る。
【0055】このような認証機能を有するため、レンタ
ル機器の自動貸出返却装置13は、24時間いつでもレ
ンタル機器の自動貸出又は自動返却が可能になる。
【0056】例えば、レンタカーを貸出利用する一般客
を対象とする業態であっても、その一般客の認証データ
を事前に登録しなくても済み、予約から返却まで全て自
動化できるため客へのサービス性の向上が図れ、事業者
側に対しては人手を削減して省力化が図れる。
【0057】又、このレンタル機器の自動貸出に際して
は、利用客が来店して貸出手続きする以外にも電話連絡
やインターネットの通信利用にて予約することができ、
ことに店舗間を通信接続して、各店舗間での貸出者を認
証して判別できるため、レンタル機器を貸出利用した店
舗と返却利用した店舗が異なっても共有してデータ管理
できる。このため、多くの店舗を共通して利用可能な広
域利用が図れ、貸出者へのサービス性の向上が図れる。
【0058】このように構成されたレンタル機器の自動
貸出返却システムの予約受付処理動作を図4のフローチ
ャートを参照して説明する。今、利用客14が営業所1
1に来店してレンタル機器の自動貸出返却装置13を用
いてレンタル機器を予約する場合、利用客はレンタル機
器の自動貸出返却装置13のCRT22に表示された予
約案内画面にしたがってレンタル機器の予約申込み内容
を同CRT22上にタッチして入力操作する(ステップ
n1 〜n2 )。
【0059】この入力操作が完了すると、CPU31は
認証チェックした後、有効期限付き受付番号を記録した
証明用紙を発行する(ステップn3 〜n4 )。
【0060】これに対し、電話予約の場合は、予約利用
客を認証するための住所、氏名、生年月日、性別、電話
番号、要望機種などの必要事項を応答させてチェック
し、全ての確認が終わると(ステップn5 〜n7 )、営
業所11側は利用客14に対して予約に応じた有効期限
付き受付番号を通知する。この有効期限付き受付番号
が、後日利用されるレンタル機器の自動貸出返却装置1
3を用いた貸出時の認証データになる(ステップn8
)。
【0061】又、インターネットに接続されたパソコン
を利用して予約する場合は、利用客14がインターネッ
トの予約受付サイト15に対してレンタル機器の貸出予
約要請を行うと(ステップn9 )、この予約受付サイト
15からはインターネット通信網16を介して営業所1
1の予約受付端末12に通信接続し、この予約受付端末
12からの貸出予約手順にしたがって利用客は規定の貸
出内容を入力操作し、入力完了して予約成立すれば(ス
テップn10〜n11)、予約成立に基づいて発行した有効
期限付き受付番号を予約受付端末12のデータベース1
7に記憶し、かつ同有効期限付き受付番号をインターネ
ット通信網16を介して利用客に通知する。この有効期
限付き受付番号が、後日利用されるレンタル機器の自動
貸出返却装置13を用いた貸出時の認証データになる
(ステップn12)。
【0062】次に、レンタル機器の自動貸出返却装置1
3を用いて貸出処理する場合を図5のフローチャートを
参照して説明する。今、利用客14がレンタル機器の自
動貸出返却装置13のCRT22に表示案内されている
待機画面上の貸出スタートボタンをタッチ入力すると
(ステップn21)、CPU31は次に身分証明カードを
挿入案内する旨をCRT22に表示案内し(ステップn
22)、これにしたがって利用客14が身分証明カードを
カード挿入口23に挿入すると(ステップn23)、CP
U31は利用客14の操作中にテレビカメラ33で本人
の実際の顔面を撮影する(ステップn24)。
【0063】CPU31はこの撮影した本人の実際の顔
画像情報が取得できたことを確認すると(ステップn2
5)、受付けた身分証明カードに付帯されている顔写真
情報をスキャナ34で読取って顔写真情報を抽出し(ス
テップn26)、CPU31は実際に撮影した顔画像情報
と、スキャナ34で読取った身分証明カードの顔写真情
報とを比較照合し、身分証明カードに付帯した顔写真画
像及び実際に撮像した顔画像の特長点を抽出して比較
し、しきい値以上であれば本人と判定する(ステップn
27)。
【0064】このように画像情報を照合して一致すれ
ば、続いて予約時に発行した本人であることを証明する
証明用紙の有効期限付き受付番号を入力案内して、CR
T22上に表示したテンキーにタッチ入力させる(ステ
ップn28〜n29)。
【0065】この入力された受付番号が正しければ、本
人と認証して要請対応するレンタル機器のレンタルキー
をレンタルキー出入口30に放出して一貸出処理が終了
する(ステップn30〜n31)。
【0066】上述の照合時に類似度が低く本人と判定で
きなかった場合は、不正行為の恐れがあるため受付拒否
し、又予約時に通知連絡された受付番号を利用客が忘れ
てしまった場合は、受付時に確認した電話番号などの必
要事項のデータを確認用に入力させて予約者本人を確認
し、確認できれば本人と認証してレンタルキーを放出し
て貸出動作を完結する(ステップn32〜n33)。
【0067】次に、レンタル機器の自動貸出返却装置1
3を用いて返却処理する場合を図6のフローチャートを
参照して説明する。今、利用客14がレンタル機器の自
動貸出返却装置13のCRT22に表示案内されている
待機画面上の返却スタートボタンをタッチ入力すると
(ステップn41)、CPU31は次にCRT22に、予
約時に発行した本人であることを証明する有効期限付き
受付番号や電話番号などを入力する旨を表示案内し、同
画面上に表示したテンキーにタッチ入力させる(ステッ
プn42)。
【0068】この入力された番号が正しければ、本人と
認証してレンタルキーをレンタルキー出入口30に返却
案内する旨を表示し(ステップn43〜n44)、CPU3
1はレンタルキーが返却されたことを確認し、さらに無
線IDタグスキャナ40の通信に基づいてレンタル機器
の現物が返却されたことを確認すると(ステップn45〜
n47)、続いて、利用料金を精算案内し、レンタル利用
した必要な精算金額を投入させて精算操作を実行させる
(ステップn48〜n49)。
【0069】規定のレンタル利用料金が支払われて精算
が終了すると、CPU31はその精算内容を印字したレ
シートを用紙発行口29より発行して返却処理が終了す
る(ステップn50)。
【0070】上述の現物確認時に確認できなかった場合
や規定の料金が支払われなかった場合は返却処理を中止
する。
【0071】上述のように、顔写真付きの身分証明カー
ドを携帯していれば、未登録者であっても直ちに認証す
ることができ、簡単に認証の自動化が図れる。又、24
時間いつでもレンタル機器の自動貸出又は自動返却が可
能になるため、予約から返却まで全て自動化して客への
サービス性の向上が図れ、事業者側に対しては人手を削
減できるため省力化が図れる。又、この自動化に際して
は、顔を撮影して認証操作するため利用客に対する心理
的な防犯予防効果も同時に期待できる利点がある。
【0072】この発明の構成と、上述の一実施の形態の
構成との対応において、この発明の認証情報発行装置
は、実施の形態のレンタル機器の自動貸出返却装置13
に対応し、以下同様に、証明書は、身分証明カードに対
応し、顔写真情報取込み手段は、スキャナ34に対応
し、顔面撮像手段は、テレビカメラ33に対応し、個別
認証情報は、有効期限付き受付番号に対応し、発行手段
は、証明用紙を発行するプリンタ39に対応し、設定手
段、認証判別手段及び貸出判定手段は、CPU31に対
応し、通信回線及び通信手段は、電話又はインターネッ
ト通信網16に接続利用される予約受付端末12及び通
信装置42に対応するも、この発明は請求項に示される
技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施
の形態の構成のみに限定されるものではない。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、身分証明書の顔写真
と、本人の顔画像を取得するだけでよいため登録データ
がなくても簡単に認証の自動化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レンタル機器の自動貸出返却システムを示す
概略構成図。
【図2】 レンタル機器の自動貸出返却装置を示す外観
斜視図。
【図3】 レンタル機器の自動貸出返却装置の制御回路
ブロック図。
【図4】 レンタル機器の自動貸出返却システムの予約
受付処理動作を示すフローチャート。
【図5】 レンタル機器の自動貸出返却装置を用いた貸
出処理動作を示すフローチャート。
【図6】 レンタル機器の自動貸出返却装置を用いた返
却処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
12…予約受付端末 13…レンタル機器の自動貸出返却装置 14…利用客 16…インターネット通信網 31…CPU 33…テレビカメラ 33…スキャナ 39…プリンタ 42…通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 G07F 17/00 Z 19/10 G06K 19/00 Q G07F 17/00 S Fターム(参考) 3E048 AA10 5B035 AA13 BB03 BC01 5B043 AA07 AA09 BA04 CA08 DA01 DA05 FA04 FA07 FA09 GA19 HA03 HA05 5B058 KA01 KA05 KA06 KA12 KA37 KA38 YA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の顔面情報を用いて本人かどうかを認証
    する本人認証装置であって、提出された証明書に表示さ
    れた顔写真情報を取込む顔写真情報取込み手段と、前記
    人の顔面を撮像する顔面撮像手段と、前記顔写真情報取
    込み手段によって得られた顔写真情報と、前記顔面撮像
    手段から得られた顔面情報とを比較し、本人であると認
    証した時、本人であることを証明する認証情報を発行す
    る発行手段を備えた認証情報発行装置。
  2. 【請求項2】本人認証装置から発行される個別認証情報
    に、有効情報を設定する設定手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の認証情報発行装置。
  3. 【請求項3】提出された証明書に表示された顔写真情報
    を取込む顔写真情報取込み手段と、前記人の顔面を撮像
    する顔面撮像手段と、前記顔写真情報取込み手段によっ
    て得られた顔写真情報と、前記顔面撮像手段から得られ
    た顔面情報とを比較し、本人であると認証した時、本人
    であることを証明する認証情報を発行する発行手段と、
    装置間に通信回線を備えた認証情報システムであって、
    前記通信手段を用いて本人であることを証明する有効情
    報を含む認証情報を入力することにより、認証判別を許
    可する認証判別手段を備えたことを特徴とする認証情報
    発行システム。
  4. 【請求項4】レンタル機器の少なくとも貸出時に、請求
    項1又は2記載の認証情報発行装置を用いて貸出の許可
    あるいは不許可を判定する貸出判定手段を備えたことを
    特徴とするレンタル機器の自動貸出返却装置。
  5. 【請求項5】レンタル機器の予約受付時に、通信手段を
    用いて本人認証装置から発行される個別認証情報に有効
    情報を設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求
    項4記載のレンタル機器の自動貸出返却装置。
  6. 【請求項6】レンタル機器を貸出した店舗とは異なる店
    舗での返却時に通信手段を用いて装置間で本人認証を行
    うことを特徴とする請求項3記載のレンタル機器の自動
    貸出返却システム。
JP2000401474A 2000-12-28 2000-12-28 認証情報発行装置、認証情報発行システム、レンタル機器の自動貸出返却装置、レンタル機器の自動貸出返却システム Pending JP2002203244A (ja)

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