JPH09319927A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH09319927A JPH09319927A JP13850496A JP13850496A JPH09319927A JP H09319927 A JPH09319927 A JP H09319927A JP 13850496 A JP13850496 A JP 13850496A JP 13850496 A JP13850496 A JP 13850496A JP H09319927 A JPH09319927 A JP H09319927A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract
供する。 【構成】 取引希望者の虹彩を撮影して虹彩情報を得る
虹彩取得部と、各種情報を表示する表示部8とを自動取
引装置に設ける。前記口座情報は、少なくとも当該口座
の口座名および当該口座における典型的な取引内容を含
み、前記虹彩取得部で取得した虹彩情報から当該取引希
望者が取引許可者であると判断された場合に、当該虹彩
情報に基づいて特定される口座情報のうち、少なくとも
前記口座名と前記典型的な取引内容とを前記表示部8に
表示する。
Description
引を行う顧客が取引を行うべき本人であるか否かの確認
に、虹彩を用いる自動取引装置に関する。
装置において、自動取引装置で取引を行う場合、その取
引を行う取引希望者が、取引を行ってもよい取引許可者
であるか、それとも取引を行ってはいけない取引無許可
者であるか否かの判断を、取引を行おうとする取引希望
者に、自動取引装置内にIDカ−ドあるいは通帳を挿入
させ、その後、暗証番号を入力させて、入力された暗証
番号と、IDカ−ドあるいは通帳から得られる、カ−ド
情報あるいは通帳情報とをセンタ−端末に送信し、セン
タ−端末において受信した暗証番号とカ−ド情報あるい
は通帳情報が、センタ−端末の記憶部に蓄積されている
顧客情報と一致するか否かを判断し、その判断結果(取
引許可あるいは無許可)を自動取引装置に返送し、その
判断結果を受信して、自動取引装置は判断を行ってい
る。そして、取引許可者であると判断された取引希望者
のみに対して取引を実行している。
置においては、取引無許可者がなんらかの方法で、ID
カ−ドあるいは通帳と暗証番号を入手すると、取引許可
者でなくても取引可能となるので、安全性に問題があっ
た。
場合に、取引のために本人を証明するための繁雑な手続
きを行い、その後でなければ取引可能とならないという
問題点があった。
取引であっても、取引を選択的に入力していく作業が必
要であった。また、取引許可者が毎月同日に同様の取引
を行うといった期日において典型的な取引の場合であっ
ても、取引内容を最初から入力しなければならないとい
う利便性の点で問題点があった。
に本発明で設けた解決手段は、取引希望者が保有する情
報を得て、当該情報に対応付けられた口座情報に基づい
て取引を行う自動取引装置において、取引希望者の虹彩
を撮影して虹彩情報を得る虹彩取得部と、各種情報を表
示する表示部とを設けるとともに、前記口座情報は、少
なくとも当該口座の口座名および当該口座における典型
的な取引内容を含み、前記虹彩取得部で取得した虹彩情
報から当該取引希望者が取引許可者であると判断された
場合に、当該虹彩情報に基づいて特定される口座情報の
うち、少なくとも前記口座名と前記典型的な取引内容と
を前記表示部に表示するものである。
虹彩取得部が取引希望者の虹彩を撮影し、該虹彩の虹彩
情報から取引希望者が取引許可者であるか否か判断され
る。そして、取引許可者であった場合には、虹彩情報に
基づいて特定される口座情報のうち、少なくとも口座名
と典型的な取引内容とが表示部に表示される。
て図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な
要素には同一の符号を付す。第1の実施の形態 図2は第1の実施の形態における自動取引装置の制御系
を示すブロック図、図3は第1の実施の形態における自
動取引装置を示す斜視図である。
構造について説明する。図2、図3において、自動取引
装置2には、カ−ド処理部3、通帳処理部4、明細票処
理部5、紙幣入出金部6、硬貨入出金部7、表示部8、
音声案内部9、映像撮影部10が内蔵されており、これ
らは全て主制御部11により制御されている。
融機関毎のコ−ドや取引許可者の口座番号、氏名等の顧
客情報が記憶された取引許可者識別カ−ド(以下IDカ
−ドとする)に記憶されている前記情報を読み出す機能
を有しており、このカ−ド処理部3の前面側に接続され
たカ−ド挿入返却口3aからIDカ−ドが挿入されたり
返却されたりする。通帳処理部4は、通帳挿入返却口4
aから挿入される通帳に印字処理などを行うもので、更
に図示せぬ機構により記憶情報の読取りや更新を行う手
段、更に印字頁行の検出手段及び改頁手段等を有してい
る。
取引許可者に発行される取引明細票の発行処理を行う。
紙幣入出金部6は取引許可者により入金される紙幣を真
偽鑑別、計数し、搬送して図示せぬ金種別保管金庫に収
納し、又は取引許可者に支払われる紙幣を金種別保管金
庫より繰出すものである。硬貨入出金部7は取引許可者
により入金される硬貨を真偽鑑別、計数し、搬送して図
示せぬ金種別保管金庫に収納し、又は取引許可者に支払
われる硬貨を金種別保管金庫より繰出すものである。
を投入、又は取引許可者に紙幣を支払うための接客口6
aが結合されている。また硬貨入出金部7には取引許可
者が硬貨を投入、又は取引許可者に硬貨を支払うための
接客口7aが結合されている。なお、接客口6a、7a
は図示せぬ駆動手段によりそれぞれシャッタが動作して
紙幣及び硬貨の挿脱を規制している。
は、取引希望者による取引入力するための顧客誘導表示
を行ったり、取引希望者による操作入力が行われる。こ
の表示部8は例えば、取引開始時には、取引科目である
「ご入金」、「お引出し」、「お振り込み」等を表示
し、その表示部に軽く触れる(押下)ことで取引が選択
されるようになっている。音声案内部9は音声による操
作案内を行うものであり、この音声案内部9は、音声合
成部9aを内蔵しており、音声合成部9aは、装置正面
に設置され、取引許可者への指示及びお知らせを音声と
して出力するスピ−カ9bに接続されている。そして音
声合成部9aは、取引許可者への指示及びお知らせを音
声として合成し、スピ−カ9bに出力する。
像処理部12と、カメラ制御部13と、カメラ14と、
カメラ14に内蔵されたレンズ15とから構成される。
画像処理部12は主制御部11と接続され、カメラ制御
部13から送信されてきた画像の処理を行い、処理後の
画像デ−タを主制御部11に送信する。また、虹彩を撮
影し、取得した際には、取得した虹彩に関するデ−タを
虹彩情報として主制御部11に送信する。
13は、カメラ14のアングルを変える等のカメラ14
の制御を行うと共に、画像処理部12にカメラ14によ
り撮られた画像を送信する。カメラ14は、取引希望者
の人体、特に顔や目等固有デ−タを撮像するためのもの
であり、レンズ15はズ−ム機能を備えている。
タ−フェ−ス部17と接近検知器18と電源部19とが
接続されている。記憶部16は各種の制御を行うための
プログラムが記憶されたRAMやROMまたはフロッピ
−ディスク等から構成されている。インタ−フェ−ス部
17は上位装置であるセンタ−端末20と通信回線によ
り接続されている。接近検知器18は装置正面に設置さ
れ、取引希望者が自動取引装置2に近付いてきたことを
検知する。電源部19は、以上の各部に電力を供給する
ものである。なお、上記センタ−端末20は、取引許可
者毎の口座番号や預貯金残高情報等の口座情報を後述す
る虹彩情報毎に記憶している記憶部21を有している。
て説明する。虹彩を用いた本人確認技術を開示したもの
として例えば特公平5−84166号公報に記載された
「虹彩認識システム」、実開平3−101911号公報
に記載された「個人識別装置」があげられる。
間の眼球の表面層のパタ−ン、特に虹彩は、水晶体を中
心に放射状の黒い筋や外周の輪郭などのパタ−ンで形成
され、このパタ−ンは幼年期に完成されるものであり、
個人毎にまた同一人であっても右目と左目とで異なって
いる。よって、この虹彩を使用すると本人確認能力が特
に優れることとなる。
明を当て、明るくし、カメラを用いて遠方から虹彩を捕
らえることが可能であり、網膜を用いた本人確認と比べ
て読取り部を覗き込む必要がなくわずらわしさがないと
いう特徴を備えている。
段としては、カメラに写された画像の中から「人体」を
識別し、その識別した「人体」から「顔」を抽出して、
続けて「目」の位置を特定する。そしてその「目」の虹
彩を捕らえ、虹彩情報のみを取り込み、予め登録してあ
る本人の虹彩情報と照合することにより本人確認を行う
ようになっている。
め取引許可者の虹彩を撮影して、その虹彩の映像から抽
出される特徴パタ−ンを虹彩情報としてセンタ−端末2
0の記憶部21に登録しておく。なお、虹彩情報がセン
タ−端末20に送信されてくると、その虹彩情報と一致
する口座に関する情報を口座情報として呼び出すことが
できるように、口座開設時に、口座の所有者の虹彩情報
を口座情報と対応させて記憶しておく。同一の口座(I
Dカ−ド、通帳)の利用者が複数居る場合には、それぞ
れの虹彩情報を登録することになる。
録を行う方法で説明するが、ICカ−ド、ATMファイ
ル、IDカ−ドの磁気ストライプや通帳の磁気ストライ
プ等のロ−カルな蓄積方法でもよい。
取引動作について、図4に示すフロ−チャ−トに従って
説明する。図4は第1の実施の形態における取引処理手
順を示すフロ−チャ−ト、図1、図5、図6は第1の実
施の形態における表示部を示す説明図である。
を捕らえたか常に判断しており、取引希望者を検知した
らなばステップS2に進む。ステップS2で映像撮影部
10は、カメラ14で画像の取得を開始し、その映像か
ら取引希望者の虹彩を抽出し、虹彩情報を得る。
録された取引許可者であるか否かの判断処理のためのセ
ンタ−端末20への問い合わせ処理を行う。
をインタ−フェ−ス部17から通信回線を介してセンタ
−端末20に送信する。ステップS4でセンタ−端末2
0は、虹彩情報を受信する。ステップS5でセンタ−端
末20は、虹彩情報を受信すると、その虹彩情報と一致
する虹彩情報を記憶部21の中から探す。
かったか否か判断し、見つかったならばステップS7に
進み、「否」ならば、ステップS8に進む。ステップS
6からステップS7に進んだ場合、ステップS7でセン
タ−端末20は、取引希望者は取引許可者であると判断
し、一致した虹彩情報に対応する口座情報を通信回線を
介してインタ−フェ−ス部17から主制御部11に送信
する。一方、ステップS6からステップS8に進んだ場
合、ステップS8でセンタ−端末20は、取引希望者は
取引無許可者であると判断し、取引不可能情報を通信回
線を介してインタ−フェ−ス部17から主制御部11に
送信する。ここでセンタ−端末20側の処理は終了とな
る。
端末20からの情報を受信する。ステップS10で主制
御部11は、受信した情報が口座情報か否か判断し、口
座情報であったならばステップS11に進み、「否」な
らば、ステップS13に進む。
た結果(口座情報)のうち所定の口座情報(「口座
名」、「口座番号」)を図5に示すように表示部8に表
示する。ステップS12で、主制御部11はこの表示を
見た取引許可者の入力に応じて所定の取引処理を行う。
に進んだ場合、ステップS13で、主制御部11は取引
処理を継続せず、そこで取引は中止となる。
許可者が例えば「1.総合口座」を選択した場合、図6
に示すように、その口座で取引を行うことのできる取引
内容が表示される。そして、取引許可者はその取引内容
の中から取引を行いたい取引内容を選択し、その後、従
来と同様に処理を続行する。
示部8に図5に示すような口座情報を表示するだけでは
なく、図1に示すように、取引許可者の典型的な取引内
容(取引許可者にとって使用頻度が高い取引。例えば過
去数回の取引、あるいは毎月同日に行われる取引)を合
わせて表示してもよい。
示する場合には、まず、記憶部21に典型的な取引内容
を口座と共に記憶しておく必要がある。そして、上記ス
テップS6で口座情報を主制御部11に送信する時に、
取引履歴情報として取引許可者の典型的な取引内容を一
緒に送信する。また、取引許可者の典型的な取引内容と
しては、「出金」、「振込」に関する取引のみ送信す
る。「入金」等の取引を行う場合には、「取消」を選択
することにより、図6に示す画面へと移行するので、そ
こで従来と同様の取引処理を行う。
な取引内容として、毎月同日に行われる取引が表示され
ている。ここで取引許可者が「1.総合口座、a払出」
を選択した場合、これは「振込」であるので、取引許可
者は「振込を行う銀行名」、「口座名」といった振込情
報を自動取引装置2に入力しなくても、すぐに振込取引
処理を行うことが可能となる。
典型的な取引内容しか表示されていないが、矢印のカ−
ソルボタン23a、23bを操作することにより、
「2.総合口座」の典型的な取引内容を表示させること
ができる。
せ、それと同じ取引を行う時に、入力事項を少なくした
い場合には、「先月」のカ−ソルボタン23cを操作し
て、先月の取引項目を表示させることも可能である。
望者が取引許可者であるか否かの判断時に、虹彩情報の
照合で行うので、取引許可者であるか否かの判断を高精
度に行うことができる。取引無許可者がIDカ−ドや通
帳と暗証番号を入手し、取引許可者に成り済まし、取引
を行おうとしても、虹彩情報を偽造したり、入手するこ
とは不可能である。
(押印)、声紋(発声)等の識別方法とは異なり、取引
希望者が特別な動作を行わずに、取り込むことが可能で
ある。
に立つだけで、取引可能な口座を示され、その中から取
引を行いたい口座を指定する。それ以降は従来の取引と
同様の処理が可能である。
る必要がなく、また暗証番号を間違えたり、忘れたりす
ることもない。
示することにより、操作者は入力する回数が少なくな
り、操作が簡単になり、利便性が向上する。
がら説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様な部
分には同一符号を付してその説明は省略する。この実施
の形態において、上記第1の実施の形態と異なる点は、
口座名に対して、また取引内容に対して略号で表示部8
に表示することが可能な点である。
ける場合について説明する。口座開設時に、口座の所有
者の虹彩情報を口座と対応させて登録しておくと共に、
その口座に対して複数の利用者が居る場合には、それぞ
れの虹彩情報を登録する。また、その時、銀行窓口で口
座名に対して「給与振込口座」、「貯蓄預金口座」等の
略号を登録する。そして、登録された略号での口座名
は、その口座の所有者の虹彩情報と対応させて記憶部に
登録される。
について説明する。上記口座名に対して略号登録する場
合と同様に、口座開設時に、まず、どのような取引を行
うのかを登録する。例えば、「給与振込口座」から「家
賃としてある銀行のある口座に50000円振込む」の
であれば、その取引を「給与振込口座」に「家賃」取引
として登録しておく。すると、略号登録された取引内容
が、虹彩情報及び「給与振込口座」と共に、記憶部に登
録される。そして、取引許可者が自動取引装置2の前に
立つと、略号登録された口座名と共に取引内容が略号と
して表示部8に表示される。そして、略号登録された
「家賃」が選択されると、「給与振込口座からある銀行
のある口座に50000円振り込む」ことが表示部8に
表示されることになる。なお、取引内容の略号登録する
ことが可能なものは、「出金」と「振込」である。
「5000円出金」と登録しておけば、取引許可者が出
金したい金額を入力しなくても、「小遣い」として出金
される金額が表示部8に表示されることになる。
座の利用者が複数居る場合には、それぞれの虹彩情報を
登録することになるが、それぞれの利用者毎に1つの口
座を分割して取引内容の略号登録を行うことができる。
者1、取引許可者2、取引許可者3)で利用する場合、
口座名の略号を「給与振込口座」、「貯蓄預金口座」と
して登録し、「給与振込口座」の取引内容の略号として
取引許可者1が「家賃」、「車代」、「出金給与」を登
録し、取引許可者2が「水道代」、「電気代」を登録す
る。また、取引許可者3が「出金小遣い」を登録すると
いうように、取引許可者毎に、それぞれ略号登録するこ
とにより、その人のみが行う取引内容を表示部8に表示
させることができる。
−端末に送信されてくると、取引履歴情報として、取引
許可者1、取引許可者2、取引許可者3が登録した略号
全てを主制御部に送信するのではなく、取引許可者1が
登録した略号のみを送信する。
取引動作について図7、図8、図9、図10に示すフロ
−チャ−トに従って説明する。ここでは、上記「給与振
込口座」を所有する取引許可者1が「給与振込口座」か
らまだ略号登録されていない取引内容「習い事」の振込
を行う場合について説明する。図7、図8、図9、図1
0は第2の実施の形態における取引処理手順を示すフロ
−チャ−トである。図11、図12、図13は第2の実
施の形態における表示部を示す説明図である。
までは上記第1の実施の形態におけるステップ1からス
テップS5までと同様であるので説明は省略する。
する虹彩情報が見つかったか否か判断し、見つかったな
らばステップS27に進み、「否」ならば、取引希望者
は取引無許可者であると判断しステップS28に進む。
だ場合、ステップS27でセンタ−端末20は、取引希
望者は取引許可者であると判断し、予め登録されている
虹彩情報に対応する登録された口座名の略号と、その虹
彩情報に対応して登録された取引内容(取引履歴情報)
の略号と、取引内容を含む口座情報を通信回線を介して
インタ−フェ−ス部17から主制御部に送信する。一
方、ステップS26からステップS28に進んだ場合、
ステップS28でセンタ−端末20は、取引希望者は取
引無許可者であると判断し、取引不可能情報を通信回線
を介してインタ−フェ−ス部17から主制御部11に送
信する。そして、センタ−端末20側の処理は終了とな
る。
−端末20からの情報を受信する。ステップS30で主
制御部11は、受信した情報が口座情報か否か判断し、
口座情報であったならばステップS31に進み、「否」
ならば、そこで自動取引装置2側の処理は終了となる。
す受信した結果(口座名の略号、取引内容の略号)を表
示部8に表示し、また、取引許可者1に取引項目を選択
することを表示する。なお、本実施の形態においては、
略号として「家賃」、「車代」、「出金給与」が表示さ
れることになる。
択されたか否か判断し、略号が選択されたならばステッ
プS44に進み、「否」ならばステップS33に進む。
この場合、「否」となるのでステップS33に進む。ス
テップS33で、主制御部は、選択された番号が口座に
付けられた番号であるか否か判断し、口座に付けられた
番号(この場合「1」)が選択されたならばステップS
34に進み、「否」ならばステップS50に進む。
れることになるので、ステップS34に進む。
取引選択画面を表示する。ステップS35で主制御部
は、入力された事項に基づき、取引処理を行う。この場
合、取引許可者1が自分で振込を行いたい「振込先の銀
行名」、「口座名」、「金額」の入力を行い、入力され
た事項に基づき、取引処理が行われる。
が「振込」あるいは「出金」であるか否か判断し、どち
らかであればステップS37に進み、「否」ならばそこ
で処理は終了となる。
だ場合、ステップS37で主制御部は表示部8に「略号
登録を希望するか否か」を表示する。ここで、希望した
ならばステップS38に進み、「否」ならばそこで処理
は終了となる。ステップS37からステップS38に進
んだ場合、ステップS38で主制御部は、図12に示す
典型的な取引内容の略号例を表示し、希望する略号があ
れば、取引許可者1に選択してもらう。
取引内容の略号例から選択された略号があったならばス
テップS40に進み、「否」ならば、ステップS41に
進む。この場合、「否」なのでステップS41に進む。
だ場合、ステップS41で主制御部は、第1の略号登録
処理を行う。そのために、図13に示す50音を表示部
8に表示し、取引許可者1に、行った取引に対して略号
を付けてもらう。ここで、入力された略号(「習い
事」)は、ステップS35で入力された「振込先の銀行
名」、「口座名」、「金額」に対して付けられたものと
して「振込先の銀行名」、「口座名」、「金額」と共に
センタ−端末に送信される。送信が終了すると、自動取
引装置側の処理は終了となる。ステップS42でセンタ
−端末は、受信した略号(「振込先の銀行名」、「口座
名」、「金額」の情報を備えている)を、取引許可者1
の他の取引内容に対する略号と共に、記憶部に登録す
る。そして、センタ−端末側の処理は終了となる。
に進んだ場合、ステップS40で主制御部は、第2の略
号登録処理を行う。そのために、選択された略号を、ス
テップS35で入力された「振り込み先の銀行名」、
「口座名」、「金額」に対して付けられたものとして
「振り込み先の銀行名」、「口座名」、「金額」と共に
センタ−端末に送信する。送信が終了すると、自動取引
装置側の処理は終了となる。ステップS42でセンタ−
端末は、略号(「振込先の銀行名」、「口座名」、「金
額」の情報を備えている)を受信する。ステップS43
でセンタ−端末は、受信した略号(「振込先の銀行
名」、「口座名」、「金額」の情報を備えている)を、
取引許可者1の他の取引内容に対する略号と共に、記憶
部に登録する。そして、センタ−端末側の処理は終了と
なる。
に進んだ場合、ステップS44で、主制御部は選択され
た取引希望項目の詳細を表示部8に表示する。例えば、
「振込」の場合は「振込先の銀行名」、「口座名」、
「金額」を表示し、「出金」の場合は「出金金額」を表
示する。ステップS45で主制御部は確認キ−が押下さ
れたか否かを判断し、確認キ−が押下されたならば、ス
テップS46に進み、「否」ならばステップS47に進
む。ステップS45からステップS46に進んだ場合、
ステップS46で主制御部は、ステップS44に表示さ
れた内容で、取引処理を行う。そして、処理を終了とす
る。ステップS45からステップS47に進んだ場合、
ステップS47で主制御部は、表示された表示内容に対
しての修正を行うことのできる画面を表示部8に表示
し、取引許可者1に修正を行ってもらい、入力された内
容に応じて修正を行う。
6に進み、取引処理を行う。またステップS47で修正
された内容は、センタ−端末へ送信される。ステップS
48でセンタ−端末は、修正内容を受信し、ステップS
49でセンタ−端末は、記憶部に登録されている内容の
修正を行なう。そして、センタ−端末側の処理は終了と
なる。
に進んだ場合、ステップS50で、主制御部は、選択さ
れたものが他行(他の金融機関)につけられた番号であ
るか否か判断し、他行に付けられた番号(この場合
「2」)が選択されたならばステップS51に進み、
「否」ならばステップS60に進む。ステップS50か
らステップS51に進んだ場合、ステップS51で主制
御部は、表示部8に銀行名の入力を行うことを表示す
る。ステップS52で主制御部は、センタ−端末に、入
力された銀行との取引があるか否かの問い合わせを行
う。ステップS53でセンタ−端末は、他行との取引が
あるいは否かの問い合わせを受信する。ステップS54
で取引がある場合には、ステップS55に進み、「否」
の場合は、ステップS56に進む。ステップS54から
ステップS55に進んだ場合、ステップS55でセンタ
−端末は、他行との取引を行うことができることを示す
情報を主制御部に送信し、「否」の場合は、取引不可能
であることを示す情報を主制御部に送信する。
末から問い合わせ結果を受信する。ステップS58で主
制御部は、取引可能であることを示す情報を受信したか
否か判断し、受信した場合には、ステップS59に進
み、「否」の場合は、ステップS60に進む。ステップ
S58からステップS59に進んだ場合、ステップS5
9で、主制御部は、他行との取引処理を継続し、終了す
ると、取引処理は終了となる。
に進んだ場合、ステップS50からステップS60に進
んだ場合及びステップS58からステップS60に進ん
だ場合、ステップS60で、主制御部は取引処理を継続
せず、そこで取引は中止となる。
1の実施の形態の効果を奏すると共に、口座に対して略
号を付けることが可能となるので、複数の口座を所有す
る取引許可者は、すぐに、自分の取引を行う口座を見つ
けることが可能となり、利便性が向上する。
込先の銀行名等が表示部8に表示され、また、出金の場
合は、略号を選択すれば、その出金で引き出される金額
が表示部8に表示されるので、取引許可者の入力が少な
くて済む。
し、略号で表示部8に取引内容を表示するので、取引許
可者が取引を行う時に、すぐに自分が取引を行いたい取
引内容を見つけることができる。その結果、利便性が向
上する。
要な取引内容の略号のみを呼び出し、表示部8に表示す
るので、1つの口座に複数の取引許可者が居る場合、自
分に必要な取引内容の略号が表示部8に表示されること
になるので、取引許可者は、表示部8を見る時に見やす
くなる。
合には、従来通りの操作で実現される。
がら説明する。なお、上記第1の実施の形態及び第2の
実施の形態と同様な部分には同一符号を付してその説明
は省略する。
−辞書を示す説明図、図15は第3の実施の形態におけ
る自動取引装置の制御系を示すブロック図、図16は第
3の実施の形態における自動取引装置を示す斜視図、図
17は第3の実施の形態における表示部を示す説明図で
ある。
の形態及び第2の実施の形態と異なる点は、表示部8に
表示された略号から取引を行おうとする略号を選択する
時に、音声で選択することが可能な点である。その他は
全て上記第2の実施の形態とと同様とする。すなわち、
同一の口座を家族3人(取引許可者1、取引許可者2、
取引許可者3)で利用し、口座の略号は「給与振込口
座」、「貯蓄預金口座」として登録し、「給与振込口
座」の取引内容の略号として取引許可者1が「家賃」、
「車代」、「出金給与」を登録し、取引許可者2が「水
道代」、「電気代」を登録する。また、取引許可者3が
「出金小遣い」を登録する。
取引内容を略号登録した時に、略号登録された取引内容
に対して音声情報を作成し、音声辞書登録するものであ
り、この音声辞書登録を虹彩情報を登録した取引許可者
毎に設けるものである。
録することが決定されると、図14に示すように、標準
辞書で作成された音声情報の「ヤチン」が、取引許可者
1の虹彩情報と共に記憶部28の音声辞書であるユ−ザ
−辞書25に登録される。
る略号を見て、その中から希望する取引内容を選択する
場合(例えば「家賃」)、「ヤチン」と発声すれば、そ
の音声情報を自動取引装置2からセンタ−端末27に送
信し、センタ−端末27で取引許可者が何を言ったのか
認識する。
自動取引装置2には、集音部24が設けられている。こ
の集音部24は音声処理部24aを内蔵しており、音声
処理部24aは、図16に示すように、装置正面に設置
され、取引許可者の発した音声を集めるマイクロフォン
24bに接続されている。そして、音声処理部24a
は、マイクロフォン24bで集められた音声を処理し、
音声情報として主制御部26に送信する。すると、主制
御部26が該音声情報をセンタ−端末27に送信する。
ザ−辞書25が取引許可者毎に設けられており、ユ−ザ
−辞書25には、虹彩情報と共に、登録された略号が全
て、どのような音声情報をしているのかが登録されてい
る。
から発せられた音声情報が送信されてくる毎に、それ以
前に登録されていた同じ略号を示す音声情報を消去し
て、新たに送信されてきた音声情報を登録し直す。
が登録されていた場合、取引許可者が「ヤチン」と発声
し、その言葉が「ヤチン」であったと認識できた場合に
は、その取引許可者のユ−ザ−辞書25の「ヤチン」の
音声情報を新しい「ヤチン」の音声情報で登録し直す。
このように、センタ−端末27に学習機能を持たせる。
それにより、より認識精度を高めることができる。
声で入力できるのは、予め音声情報が登録されている略
号のみである。すなわち、音声で自動取引装置2から、
選択された略号を入力するためには、音声情報として略
号を認識することができる機能をセンタ−端末27が持
っている必要がある。それ故、予め、略号を音声情報と
して認識することのできる機能をセンタ−端末27に持
たせておく必要がある。従って、まずは、略語の音声情
報をセンタ−端末27に登録する必要がある。
された略号のみではなく、図17に示す典型的な略号
「仕送り」、「駐車場代」等も、音声情報として送信さ
れてきた時に、認識することができる機能をセンタ−端
末27に持たせておく。
取引動作について図18、図19、図20、図21に示
すフロ−チャ−トに従って説明する。図18、図19、
図20、図21は第3の実施の形態における取引処理手
順を示すフロ−チャ−ト、図22は第3の実施の形態に
おける表示部を示す説明図である。なお、音声で略号を
選択することができること以外は上記第2の実施の形態
における取引処理と全て同様であるので、上記第2の実
施の形態と異なるステップのみ説明する。ここで、異な
るステップはステップS71、ステップS72、ステッ
プS78、ステップS79、ステップS80、ステップ
S81、ステップS82、ステップS83、ステップS
84、ステップS85、ステップS86、ステップS8
7であり、取引許可者が音声で自動取引装置2に入力す
ることのできるステップはステップS72、ステップS
79である。
−端末27から受信した図22に示す結果(口座名の略
号、取引内容の略号)を表示部8に表示し、また、取引
許可者に略号を音声入力することを表示する。
が音声入力されたか否か判断し、略号が音声入力された
ならばステップS82に進み、「否」ならばステップS
73に進む。ステップS72からステップS82に進ん
だ場合、ステップS82で、取引許可者が発した略号
は、マイクロフォン24bで集められ、音声情報として
集音部24から主制御部26に送信される。すると、主
制御部26は該音声情報を虹彩情報と共にセンタ−端末
27に送信する。
末27は、送信されてきた音声情報が、図22に示す虹
彩情報に基づく口座名の略号と取引内容の略号とが表示
部8に表示されている状態(ステップS71)での音声
情報か否か判断し、図22に示す虹彩情報に基づく口座
名の略号と取引内容の略号とが表示部8に表示されてい
る状態での音声情報であった場合はステップS84に進
み、「否」ならばステップS85に進む。この場合、
「否」ではないとすると、ステップS84に進む。ステ
ップS84でセンタ−端末27は、送信されてきた虹彩
情報と一致するユ−ザ−辞書25を参照し、送信されて
きた音声情報と一致する音声情報から、略号を調べ、自
動取引装置2に入力された略号は何であったのか送信す
る。ステップS86で主制御部26は、センタ−端末2
7から情報を受信する。ステップS87で主制御部26
は、受信した情報から略号の詳細を表示部8に表示す
る。
図17に示す典型的な取引内容の略号例を表示し、希望
する略号があれば、取引許可者に選択してもらい、その
入力を音声で行ってもらう。ステップS79で、主制御
部26は、典型的な取引内容の略語例が音声入力された
か否か判断し、略号が音声入力されたならばステップS
80に進み、「否」ならばステップS81に進む。
第2の略号登録処理を行う。そのために、ステップS7
5で入力された「振込先の銀行名」、「口座名」、「金
額」と共に、その略号の音声情報をセンタ−端末27に
送信する。ステップS83でセンタ−端末27は、送信
されてきた音声情報は、図22に示す虹彩情報に基づく
口座名の略号と取引内容の略号とが表示部8に表示され
ている状態での音声情報か否か判断し、この場合、図1
7に示す画面が表示部8に表示されており、「否」であ
るとすると、ステップS85に進む。ステップS85で
センタ−端末27は、送信されてきた音声情報から、ど
の略号が選択されたのか分かるので、その略号を、取引
許可者の他の取引内容に対する略号と共に、記憶部28
に登録する。また、略号を示す音声情報もまた、ユ−ザ
−辞書25に登録する。
略号登録処理を行う。この時、取引許可者が表示部8に
表示された図13に示す50音を押下することにより、
略号が自動取引装置2に入力される。この入力された略
号は、まだ記憶部28のユ−ザ−辞書25に登録されて
いないので、取引許可者が略号を音声入力した場合、セ
ンタ−端末27は、自動取引装置2から送信されてきた
音声情報を認識することが不可能であるので、音声入力
は行わない。
9において、取引許可者が音声で入力を行った場合、取
得された音声情報は、虹彩情報によりどのユ−ザ−辞書
25を参照すればいいのか分かるので、認識率が向上す
る。
を行い、IDカ−ドを自動取引装置2に挿入することに
より口座を呼び出す場合、IDカ−ドは口座に対して1
つ設けられているので、3人が1つの口座を利用してい
れば、IDカ−ドの情報から参照されるユ−ザ−辞書は
3人分となるので、3つのユ−ザ−辞書25間で似た略
号を登録した場合、例えば、取引許可者1が発した略号
を、取引許可者2に登録された音声情報と一致すると判
断してしまう場合がある。
有しているものなので、装置側は、虹彩情報から、装置
に入ってきている音声は、どのユ−ザ−辞書を所有する
取引許可者の音声であるのかを認識することができる。
それ故、取引許可者の話した略号の認識率が向上する。
されている場合、他の自動取引装置2を利用している取
引許可者や後ろで並んで待っている取引希望者の前で、
取引内容について音声で入力することは、利便性は向上
するが、プライバシ−や安全性の点で好ましくない。そ
こで、音声合成部9aに、音発生手段としての機能を設
け、取引許可者が取引を行っている間は、音声合成部9
aで作成された何らかの音をスピ−カ9bから出して、
周囲の取引許可者や取引希望者には、取引許可者の話し
ている略号等が聞こえないようにする機能を持たせる。
させている音については、音声情報作成時には、認識す
べき音ではないということを分かっているので、ノイズ
として処理をすることが可能である。
可者は、入力作業を行わなくても、表示部8を見て、選
択したい略号があった場合には、その略号を自動取引装
置2に向かって話せばいいので、表示部8からの入力の
手間が省け、利便性が向上する。
う時に参照されるユ−ザ−辞書25は、1つの口座に複
数の取引許可者が居る場合であっても、取引許可者1人
毎に設けられ、虹彩情報によりどのユ−ザ−辞書25を
参照すればいいのかが分かるので、略号の認識精度が高
い。
ることにより、更に認識精度が高くなる。
って略号を話す時に、自動取引装置2から何らかの音を
発生させることにより、取引許可者のプライバシ−を保
護し、安全性を高めることができる。
の形態、第3の実施の形態においては、自動取引装置2
の前に取引希望者が立つと、虹彩情報から自動的に口座
あるいは略号が呼び出されていたが、従来取引時に使用
されているIDカ−ドあるいは通帳を使用して、取引許
可者の確認をして、取引を行うようにしてもよい。
行う取引について説明する。
引装置2で取引を行う場合の取引許可者か否かの確認を
行う方法については、IDカ−ドあるいは通帳に記憶さ
れた情報と取引希望者の虹彩情報と暗証番号とにより取
引許可者か否かの判断をする方法と、IDカ−ドあるい
は通帳に記憶された情報と取引希望者の虹彩情報とによ
り取引許可者か否かの判断を行う方法がある。
憶された情報と取引希望者の虹彩情報と暗証番号とによ
り取引許可者か否かの判断をする方法について説明す
る。
取引許可者の虹彩を撮影して、その虹彩の映像から抽出
される特徴パタ−ンを虹彩情報としてセンタ−端末を介
して記憶部に登録しておく。なお、虹彩情報がセンタ−
端末に送信されてくると、その虹彩情報と一致する口座
を呼び出すことができるように、口座開設時に、口座の
所有者の虹彩情報を口座と対応させて記憶しておく。同
一の口座(IDカ−ド、通帳)の利用者が複数居る場合
には、それぞれの虹彩情報を登録することになる。
行う方法で説明するが、ICカ−ド、ATMファイル等
のロ−カルな蓄積方法でもよい。
取引動作について説明する。ここでは、取引希望者(取
引許可者、取引無許可者を含む)が出金取引をIDカ−
ドを使用して行う場合について説明する。
者の虹彩を映像撮影部10で撮影し、その虹彩情報を抽
出している間に、取引希望者が取引内容(ここでは「出
金」)を選択し、IDカ−ドをカ−ド処理装置3のカ−
ド挿入排出口3aに挿入し、「出金」取引を希望してい
ることまた、暗証番号の入力を行う。
れた取引許可者であるか否かの判断処理のためのセンタ
−端末への問い合わせ処理を行う。そのために、主制御
部は、挿入されたIDカ−ドに記憶された情報と、入力
された暗証番号と、取り込んだ虹彩情報とをインタ−フ
ェ−ス部17から通信回線を介してセンタ−端末に送信
する。
証番号、虹彩情報とを受信すると、それらの情報と、記
憶部に記憶されている顧客情報とを照合し、その照合結
果(取引希望者が予め登録されている取引許可者である
か否かの判断)を通信回線を介してインタ−フェ−ス部
17から主制御部に送信する。主制御部が取引希望者が
取引無許可者であると判断した場合には、取引処理を継
続せず、そこで取引は中止となる。一方、取引許可者で
あることが認識されると、主制御部は取引処理を継続
し、出金を行う。
方法として、主制御部からはIDカ−ドに記憶された情
報と、入力された暗証番号だけをセンタ−端末に送信
し、センタ−端末は受信した情報に応じて、記憶部に登
録されている虹彩情報を含む顧客情報を主制御部に送信
し、主制御部は受信した顧客情報と、取引許可者の虹彩
情報と、取引希望者から得られた虹彩情報との照合結果
から、取引希望者が予め登録されている取引許可者であ
るか否かの判断を行うようにしてもよい。
可者であるか否かの判断時に虹彩情報に加え、暗証番号
の照合も行うので、取引許可者であるか否かの判断を更
に高精度に行うことができる。
た情報と取引希望者の虹彩情報と暗証番号とにより取引
許可者か否かの判断をする他の方法として、登録された
虹彩情報を記憶部ではなく、IDカ−ド、通帳に記憶
し、取引希望者が取引許可者であるか否かの判断は自動
取引装置2で行う方法がある。
予め取引許可者の虹彩を撮影して、その虹彩の映像から
抽出される特徴パタ−ンを虹彩情報としてIDカ−ド及
び通帳の磁気ストライプ、IC、バ−コ−ド、2次元バ
−コ−ド等に記憶しておく。同一の口座(IDカ−ド、
通帳)の利用者が複数居る場合には、それぞれの虹彩情
報を登録することになる。
彩情報は、カ−ド処理部3あるいは通帳処理部4で読み
取られ、主制御部に送信される。
取引動作について説明する。ここでは、取引希望者(取
引許可者、取引無許可者を含む)が出金取引をIDカ−
ドを使用して行う場合について説明する。
れ、取引希望者によりIDカ−ドと暗証番号との入力が
行われると、主制御部が、取引希望者が予め登録された
取引許可者であるか否かの判断処理のためのセンタ−端
末への問い合わせ処理を行う。
された情報と、入力された暗証番号とをインタ−フェ−
ス部17から通信回線を介してセンタ−端末に送信す
る。すると、センタ−端末は、上記IDカ−ド情報と暗
証番号と記憶部に記憶されている顧客情報とを照合し、
その照合結果(IDカ−ドの取引許可判断)を通信回線
を介してインタ−フェ−ス部17から主制御部に送信す
る。
は、主制御部が撮影された取引希望者の虹彩情報とID
カ−ドに登録された虹彩情報とを照合し、取引希望者が
取引許可者であるか否かの判断を行う。
照合結果が正当であると確認されると、取引処理が継続
され、出金が行われる。一方、主制御部が取引希望者が
取引無許可者であると判断した場合には、取引処理を継
続せず、そこで取引は中止となる。
自動取引装置2内で行うので、従来のシステムの変更が
自動取引装置2内だけで済む。また、施設内に設置され
た自動取引装置2のような、スタンドアロンシステムの
自動取引装置2であっても、虹彩情報の照合が可能とな
る。
た情報と取引希望者の虹彩情報とにより取引許可者か否
かの判断をする方法について説明する。
予め取引許可者の虹彩を撮影して、その虹彩の映像から
抽出される特徴パタ−ンを虹彩情報としてセンタ−端末
に登録しておく。あるいは、撮影された虹彩の特徴パタ
−ンを、虹彩情報としてIDカ−ド及び通帳の磁気スト
ライプ、IC、バ−コ−ド、2次元バ−コ−ド等に記憶
しておく。同一の口座(IDカ−ド、通帳)の利用者が
複数居る場合には、それぞれの虹彩情報を登録すること
になる。
虹彩情報は、カ−ド処理部あるいは通帳処理部で読み取
られ、主制御部に送信される。
取引動作について説明する。ここでは、取引希望者(取
引許可者、取引無許可者を含む)が出金取引をIDカ−
ドを使用して行う場合について説明する。
れ、取引希望者によりIDカ−ドの挿入が行われると、
主制御部が、取引希望者が予め登録された取引許可者で
あるか否かの判断処理のためのセンタ−端末への問い合
わせ処理を行う。
された情報、虹彩情報とをインタ−フェ−ス部17から
通信回線を介してセンタ−端末に送信する。IDカ−ド
情報と虹彩情報とを受信すると、それらの情報と、記憶
部に記憶されている顧客情報とを照合し、その照合結果
(取引希望者が予め登録されている取引許可者であるか
否かの判断)を通信回線を介してインタ−フェ−ス部1
7から主制御部に送信する。
方法として、主制御部からはIDカ−ドに記憶された情
報のみをセンタ−端末に送信し、センタ−端末は受信し
た情報に応じて、記憶部に登録されている虹彩情報を含
む顧客情報を主制御部に送信し、主制御部は受信した顧
客情報と、取引許可者の虹彩情報と、取引希望者から得
られた虹彩情報との照合結果から、取引希望者が予め登
録されている取引許可者であるか否かの判断を行うよう
にしてもよい。
帳の磁気ストライプ、IC、バ−コ−ド、2次元バ−コ
−ド等に記憶されている場合及び出金取引を行う場合に
は、センタ−端末には、IDカ−ド情報のみを送信し、
それらの情報と、記憶部に記憶されている顧客情報とを
照合し、その照合結果(IDカ−ドの取引許可判断)を
通信回線を介してインタ−フェ−ス部17から主制御部
に送信する。
間が省ける。また、取引を開始する前に、IDカ−ドあ
るいは通帳を自動取引装置2に挿入する処理であって
も、自動的に口座を表示部8に表示したり、音声入力を
可能としてもよい。
ているので以下に記載される効果を奏する。
る虹彩取得部と、各種情報を表示する表示部とを設ける
とともに、前記口座情報は、少なくとも当該口座の口座
名および当該口座における典型的な取引内容を含み、前
記虹彩取得部で取得した虹彩情報から当該取引希望者が
取引許可者であると判断された場合に、当該虹彩情報に
基づいて特定される口座情報のうち、少なくとも前記口
座名と前記典型的な取引内容とを前記表示部に表示する
ことにより、取引希望者は、自動取引装置の前に立つだ
けで、取引可能口座名と典型的な取引内容とを示され、
それに基づいて取引を行うことができる。取引希望者
は、IDカ−ド及び通帳を携帯する必要がなく、また、
暗証番号の入力を必要としないので、暗証番号を間違え
たり、忘れたりすることにより発生する取引不可能状態
が発生しない。更に、取引可能口座及び典型的な取引内
容が表示部に表示され、その中から取引を行いたい口座
及び典型的な取引内容を選択すれば良いので、利便性が
向上する。
である。
系を示すブロック図である。
斜視図である。
フロ−チャ−トである。
である。
である。
フロ−チャ−トである。
フロ−チャ−トである。
フロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
図である。
図である。
図である。
す説明図である。
御系を示すブロック図である。
す斜視図である。
図である。
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 取引希望者が保有する情報を得て、当該
情報に対応付けられた口座情報に基づいて取引を行う自
動取引装置において、 取引希望者の虹彩を撮影して虹彩情報を得る虹彩取得部
と、 各種情報を表示する表示部とを設けるとともに、 前記口座情報は、少なくとも当該口座の口座名および当
該口座における典型的な取引内容を含み、 前記虹彩取得部で取得した虹彩情報から当該取引希望者
が取引許可者であると判断された場合に、当該虹彩情報
に基づいて特定される口座情報のうち、少なくとも前記
口座名と前記典型的な取引内容とを前記表示部に表示す
ることを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】 取引希望者が保有する情報を得て、当該
情報に対応付けられた口座情報に基づいて取引を行う自
動取引装置において、 取引希望者の虹彩を撮影して虹彩情報を得る虹彩取得部
と、 各種情報を表示する表示部とを設けるとともに、 前記口座情報は、少なくとも当該口座を特定するための
略号を含み、 前記虹彩取得部で取得した虹彩情報から当該取引希望者
が取引許可者であると判断された場合に、前記表示部は
少なくとも当該略号を表示することを特徴とする自動取
引装置。 - 【請求項3】 取引希望者が保有する情報を得て、当該
情報に対応付けられた口座情報に基づいて取引を行う自
動取引装置において、 取引希望者の虹彩を撮影して虹彩情報を得る虹彩取得部
と、 各種情報を表示する表示部とを設けるとともに、 前記口座情報は、少なくとも当該口座を特定するための
略号及び当該口座における所定の取引を特定するための
略号を含み、 前記虹彩取得部で取得した虹彩情報から当該取引希望者
が取引許可者であると判断された場合に、前記表示部は
少なくとも前記複数の略号を表示することを特徴とする
自動取引装置。 - 【請求項4】 請求項3において、さらに、 取引希望者の入力した音声を収集して音声情報を生成す
る集音部を設けるとともに、 前記口座情報には、当該口座を特定するための略号に対
応する音声情報及び当該口座における所定の取引を特定
するための略号に対応する音声情報とが含まれ、 前記取引希望者が前記表示部に表示された前記略号を音
声により特定した場合に、前記集音部で生成された音声
情報に基づき取引を特定することを特徴とする自動取引
装置。 - 【請求項5】 音声入力が指示されると、自動取引装置
外に向かって音を発生させる音発生手段を自動取引装置
に設け、 上記集音部は、集めた音声情報の中から、音発生手段に
より発生された音をノイズとして音声情報から外す請求
項4記載の自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13850496A JPH09319927A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動取引装置 |
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JP13850496A JPH09319927A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動取引装置 |
Related Child Applications (1)
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JP2006059810A Division JP2006155667A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 自動取引装置 |
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JPH09319927A true JPH09319927A (ja) | 1997-12-12 |
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Family Applications (1)
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JP13850496A Pending JPH09319927A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動取引装置 |
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JP (1) | JPH09319927A (ja) |
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