JP3359212B2 - 取引処理システム - Google Patents

取引処理システム

Info

Publication number
JP3359212B2
JP3359212B2 JP34586595A JP34586595A JP3359212B2 JP 3359212 B2 JP3359212 B2 JP 3359212B2 JP 34586595 A JP34586595 A JP 34586595A JP 34586595 A JP34586595 A JP 34586595A JP 3359212 B2 JP3359212 B2 JP 3359212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
feature data
information
transaction
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34586595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09160879A (ja
Inventor
隆徳 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP34586595A priority Critical patent/JP3359212B2/ja
Publication of JPH09160879A publication Critical patent/JPH09160879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3359212B2 publication Critical patent/JP3359212B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が接近した場
合に、その顧客の眼の映像から特徴を認識し顧客を識別
した上で各種の取引を開始する取引処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、金融機関等に広く採用されてい
る自動入出金取引装置は、顧客がキャッシュカードや通
帳を投入し、暗証番号の入力等によって顧客の本人確認
を行った後取引を開始する。このような本人確認のため
の暗証番号の管理には、不正取引防止のために厳重なシ
ステムが必要となる。一方、現金振込を自動入出金取引
装置を用いて行うような場合には、顧客は自己の名称、
氏名、電話番号といった各種の関連情報を入力し、更に
振込相手先の名称、氏名、電話番号等を入力するといっ
た繁雑な操作が要求される。従って、振込取引は従来、
通常のキャッシュカード等を使用した預貯金の取引に比
べて比較的操作時間が長時間になる。このような問題を
解決するために、従来は、必要項目の自動入力を可能に
する振込カード等、顧客の操作負担を軽減するための各
種の手法が採用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の自動取引装置による操作には次のような解決す
べき課題があった。例えば、月末等では、金融機関にお
いて顧客が給与払い出しのための出金取引を行う他、各
種の振込取引が増加し、自動取引装置に顧客の列ができ
ることが少なくない。このような場合に、顧客の本人確
認のための操作は全体として無視できないほどの時間に
なっている。また、振込処理の際の各種データの入力作
業は他の取引に比べ著しく時間がかかり、操作性の向上
が望まれていた。例えば、予約済の航空券の窓口での発
行も、本人確認に多くの時間を要し混雑の原因となって
いる。
【0004】一方、人間の眼の映像、特にその虹彩(ア
イリス)の映像は指紋等のように個人を識別する機能が
あることが知られている。これを利用して、本人確認の
処理をカメラ等を用いて自動的に行う技術が紹介されて
いる(特公平5−84166号公報)。このような技術
を各種の自動取引装置に利用すれば、本人確認処理をよ
り簡略化し、顧客の操作性を向上することも期待でき
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉顧客が操作入力する顧客操作部を有する自動取引装置と
前記顧客の取引に必要な顧客情報が格納されている記憶
部とを備える取引処理システムであって、前記顧客の眼
の特徴を示す登録特徴データが該顧客を確認するための
登録本人確認情報と対応させて登録されている特徴デー
タ記憶部と、本人確認情報が記憶されている前記顧客の
情報媒体とを備え、前記自動取引装置は、前記顧客の接
近を検出する顧客接近検出器と、該顧客の接近が検出さ
れると該顧客の眼を撮像して特徴データを生成する特徴
データ取得部と、前記顧客の操作を待たずに前記生成し
た特徴データと前記特徴データ記憶部の登録特徴データ
とを照合して一致、不一致を判定すると共に、前記顧客
による前記情報媒体の挿入で該情報媒体から読み取った
前記本人確認情報と前記特徴データ記憶部の前記一致し
た登録特徴データに対応する登録本人確認情報とを照合
して一致、不一致を判定する照合部と、前記両特徴デー
タが一致した時点で、前記特徴データ記憶部の対応する
登録本人確認情報に基づいて前記記憶部の対応する顧客
情報を予め取り込む取引制御部とを含み、前記両本人確
認情報が一致すると、前記顧客に暗証番号を入力させず
に前記顧客操作部を介して前記顧客情報に基づく取引を
開始させること、を特徴とする取引処理システム。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】〈構成〉 構成において、前記記憶部はホストコンピュータに接
続され、前記取引制御部は該ホストコンピュータを介し
て前記記憶部の顧客情報を取得することを特徴とする取
引処理システム。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉 図1は、本発明の取引処理システム具体例を示す概略図
である。図のシステムは、自動取引装置1がホストコン
ピュータ21と接続され、預貯金の入出金処理等を行う
構成のものである。この自動取引装置1には、通帳出入
口2、カード出入口3、硬貨出入口4、紙幣出入口5及
び顧客操作部6が設けられている。この自動取引装置1
の外観構成はよく知られた通りのものである。自動取引
装置1の内部には、この図に示したように、顧客接近検
出器11、特徴データ取得部12、照合部13、取引制
御部14及び記憶部15が設けられている。なお、この
自動取引装置1を制御するための各種の制御機械やその
他の部分は、本発明の特徴部分を除き、図示を省略して
いる。
【0016】まず、この自動取引装置1の通帳出入口2
とカード出入口3のほぼ中央にあたる部分には、その内
部に顧客接近検出器11と特徴データ取得部12とが配
置されている。顧客接近検出部11は、例えば赤外線や
超音波を用いて顧客が接近したことを検知するセンサに
より構成する。このセンサは自動取引装置の前面にある
前面パネルの内部に目立たないように格納され配置され
ている。なお、超音波を用いたセンサは、人が近付いた
ことだけでなく、人と装置との間の距離も検知すること
ができる。また、人によって反射されるエコーを検出し
て人体のプロポーションを割り出すこともできる。従っ
て、これによって顔の輪郭を認識し、その後の眼の映像
取得処理に必要なデータを得ることができる。特徴デー
タ取得部12に設けられた図示しないカメラは、その焦
点や採取感度を変えることによって各種の画像データを
取得し、人の形状やプロポーションを割り出し、顔の輪
郭を識別する。なお、カメラによって顧客の接近や顔の
輪郭識別等の情報を得ることも可能であって、顧客接近
検出器11と特徴データ取得部12をカメラとその画像
処理装置により一体に構成することも可能である。
【0017】記憶部15には、同様の方法によって予め
本人から取得された特徴データが登録されている。照合
部13は、特徴データ取得部12によって取得した特徴
データと記憶部15に登録されているデータとを比較
し、本人かどうかの認識処理を行う。登録された特徴デ
ータファイル中に一致する特徴データが存在すれば、そ
の中から後で説明する顧客情報ファイル番号を得て取引
制御部14に通知する。
【0018】図2には、このような登録された特徴デー
タファイルの内容を例示した。例えばここには、特徴デ
ータ17と顧客情報ファイル番号16とが対応付けられ
て格納されているものとする。この顧客情報ファイル番
16は、例えばホストコンピュータに保管された顧客
情報ファイル番号とする。特徴データから顧客情報を
得るには、特徴データと顧客情報とを対応付けてひとつ
のファイルを作成しておく方法と、特徴データファイル
と顧客情報ファイルとを別々に設けて、両者を顧客情報
ファイル番号のようなキーにより結びつけるという方法
がある。顧客情報ファイルのデータ量が膨大な場合に
は、後者の方法が適する。顧客情報ファイル番号は、ち
ょうどこのキーに該当する。なお、この特徴データファ
イルはこの具体例では自動取引装置1の側に存在する。
しかしながら、実際にはホストコンピュータの側にマス
タファイルが存在し、その一部が自動取引装置1に転送
され、ファイルの照合等が可能な構成となっている。
【0019】また、例えば、銀行の自動取引装置のよう
に不特定多数の顧客を対象に照合を行うものでは、各自
動取引装置に特徴データファイルを全部転送して保管す
るのは現実的でない。即ち特徴データファイルの記憶の
ために大容量の記憶装置を必要とする。そこで、複数の
自動取引装置を管理したり、ホストコンピュータとの間
の通信制御等を行うターミナルコントローラがあるとき
は、この、ターミナルコントローラに特徴データファイ
ルを格納する記憶装置を設け、各自動取引装置は、照合
処理のつど、このターミナルコントローラに問い合わせ
るとよい。こうすれば、ホストコンピュータと通信して
照合処理をするよりも処理速度の向上を図ることもでき
る。
【0020】照合部13から顧客情報ファイル番号を受
け付けると、取引制御部14はホストコンピュータ21
にそれを通知する構成となっている。ホストコンピュー
タ21には顧客情報ファイルを格納した記憶部22が設
けられている。そして、取引制御部14の要求によっ
て、記憶部22に格納された顧客情報ファイルの内容を
自動取引装置に転送する構成になっている。
【0021】図3には、顧客情報ファイルの構成説明図
を示す。この図に示すように、顧客情報ファイルには特
徴データファイルとリンクさせるための顧客情報ファイ
ル番号に続いて、顧客の氏名、住所、電話番号、その他
の個人属性情報や、普通預金、定期預金等の口座番号が
格納されている。なお、この普通預金口座番号、定期預
金口座番号を用いて、定期預金マスタファイル23や普
通預金マスタファイル24を参照し、その取引のための
具体的なデータを得ることができるようになっている。
【0022】図4には、以上のシステムによる取引開始
までの動作フローチャートを示す。この図を用いて、図
1に示したシステムの動作を具体的に説明する。まず、
ステップS1において、顧客接近検出器11が顧客の接
近を検出し、特徴データ取得部12はステップS2にお
いて、眼の映像から特徴データを取得する。次に、ステ
ップS3において、既に登録された多数の顧客の特徴デ
ータを記憶部15に格納された特徴データファイルから
読み出し、照合部13において比較照合を行う。ステッ
プS4において該当有りと判断されると、ステップS5
に移り、顧客による取引科目の選択が開始される。即
ち、ここで初めて、従来顧客が自動取引装置に向かった
場合に実行する最初の操作が行われる。ステップS6に
おいてカードが挿入されると、ステップS7において、
カードに書き込まれた本人確認情報と特徴データファイ
ルから読み出された本人確認情報との照合が行われる。
もし、両者が一致した場合にはこれで本人確認が完了
し、ステップS8からステップS9に移り、通常の取引
が開始される。
【0023】即ち、顧客は自動取引装置にカードを挿入
すると、その後、暗証番号の入力その他の動作を行うこ
となく直ちに取引を開始することが可能になる。なお、
記憶部15に格納された特徴データファイルに該当する
特徴データが存在しないと判断された場合には、従来と
同様の操作が実行される。即ち、ステップS10におい
て取引科目が選択され、ステップS11においてカード
が挿入されると、ステップS12において暗証番号が入
力される。こうして、自動取引装置とホストコンピュー
タとの間で所定の通信等が行われて本人確認処理が終了
する(ステップS13)。そして、本人であると確認
れた場合にはステップS9に移り、取引が開始され、本
人でないと判断された場合、ステップS14からエラー
処理に移る。
【0024】以上のように、顧客が接近した場合に、顧
客が自動取引装置を操作する前に顧客情報を取り込む
と、顧客が操作を開始したときには、直ちに取引を開始
することが可能になる。もちろん、特徴データの取得に
より直ちに自動的に本人確認を終了してもよく、この場
合には図4のステップS6〜S8の処理は省略できる。
更に、顧客の挿入したカード等の情報媒体から必要な本
人確認情報を読み取って、予め得た顧客情報と照合し、
これによって本人確認を行うようにすれば、特徴データ
の照合に万一誤りがあったような場合の安全性を確保で
きる。なお、この場合の本人確認情報は、従来キャッシ
ュカード等に記入されていたような任意の内容であって
よく、暗証番号でも顧客の口座番号でも氏名でもよい。
【0025】図5を用いて、顧客情報の受信による動作
を説明する。上記のようにして、眼の映像から特徴デー
タを得てその照合処理を行うと、この図に示すような要
領で取引開始前に顧客情報を受信し、操作性を高めるこ
とができる。従って、この図のステップS1〜S3の処
理は図4のステップS5〜S9までの間の処理と並行し
て実行される。
【0026】まず、ステップS1において、図4を用い
て説明したような特徴データの照合処理(図4のステッ
プS1〜ステップS4)が終了すると、ステップS2で
ホストコンピュータに対し顧客情報ファイル番号を通知
する。これによって、ステップS3で、ホストコンピュ
ータから必要な顧客情報を受信し、自動取引装置は顧客
による操作開始前に予め必要な顧客情報を取得してしま
う。ここで、例えば顧客が図4に示したステップS5に
おいて、支払取引を選択しているものとする。この場
合、直ちに図5のステップS4で顧客による出金金額の
入力が行われる。そして、図5のステップS5において
は、既に顧客情報が自動取引装置側へ取り込まれている
ため、直ちに支払い取引が実行される。即ち、従来はこ
こでホストコンピュータに対して所定の取引許可や顧客
情報取得のための通知を行い、その通信時間は比較的長
いため、顧客を待たせる原因となっていた。
【0027】ところが、この発明では、顧客が自動取引
装置に接近してくる間に顧客を認識し、必要な顧客情報
を準備しておくため、顧客の支払要求に対しては直ちに
支払取引を実行し完了させることができる。図5のステ
ップS6において、取引が成立した結果をホストコンピ
ュータに通知し、ホストコンピュータはこれによって定
期預金マスタファイルや普通預金マスタファイルの更新
を行う。ステップS7で取引終了処理を行い、一切の操
作が終了する。なお、ホストコンピュータへの取引成立
通知は顧客を待たせて行う必要がないため、取引終了の
ためのカード返却等の処理と並行に、あるいはこれより
後に行っても差し支えない。このような方法によって、
顧客の操作性を向上させ、装置の応答時間を短縮して、
待ち時間等を短くすることが可能になる。もちろん、入
金処理その他の処理についても同様のことが可能であ
る。
【0028】図6には、振込取引動作のフローチャート
を示す。振込取引操作においても、この図に示すよう
に、本発明による大幅な操作簡略化が可能となる。ま
ず、ステップS1において、眼の映像から得た特徴デー
タの照合処理を行い、ステップS2において、現金振込
取引が選択されると、ステップS3で顧客情報から顧客
入力項目の読出しを行う。即ち、振込処理の際に、顧客
が入力する顧客の氏名、電話番号といった項目を予めホ
ストコンピュータ等に蓄積したファイルから取り出し、
顧客のデータ入力を省略する。そして、ステップS4で
は顧客入力項目の表示を行って、ステップS5で顧客に
確認させる。顧客によってこれが確認されるとステップ
S7に移り、振込先の情報を受け付け、ステップS8で
金額入力を受け付け、その後ステップS9において振込
処理が進められる。一方、表示内容に誤りがあると顧客
が取消ボタン等で確認を拒否するから、ステップS5か
らステップS6に移り、従来通り顧客入力項目の入力受
付が行われる。
【0029】このように、ホストコンピュータ等に保存
された顧客情報に基づいて顧客の入力すべき一部の項目
を自動的に取り込み、必要に応じて表示することによっ
て、顧客の操作負担を軽減することができる。しかも、
これによって、大幅に操作時間が短縮され、顧客の待ち
時間の減少を図ることができる。上記の具体例では、自
動取引装置側に、登録された特徴データファイルを格納
する記憶部15を設けた。ところが、例えばホストコン
ピュータ側にこのようなファイルを設け、更に顧客情報
ファイルもホストコンピュータ側に設けるようなシステ
ムにおいても同様の効果を得ることができる。
【0030】図7には、このようなシステムの構成ブロ
ック図を示す。図に示す自動取引装置1には、顧客接近
検出器11、特徴データ取得部12、取引制御部14等
が設けられ、通信制御部19を用いてホストコンピュー
タ21と通信できる構成となっている。ホストコンピュ
ータ側には、照合部13と、情報転送制御部25と、登
録された特徴データファイルを格納した記憶部15と、
顧客情報ファイルを格納した記憶部22、及び図2にお
いて説明した定期預金マスタファイル23や普通預金マ
スタファイル24設けられている。
【0031】図8に、図7のシステムの動作フローチャ
ートを示す。このようなシステムでは、自動取引装置1
の側で顧客の接近を検出し(ステップS1)、顧客から
特徴データを取得すると(ステップS2)、通信制御部
19がホストコンピュータ21にその特徴データを送信
し(ステップS3)、ホストコンピュータ21の照合部
13で、登録された特徴データファイルとの比較照合を
行う(ステップS4)。そして、一致するデータが存在
して顧客を認識できた場合にはステップS5からステッ
プS6に移り、情報転送制御部25は、自動的に記憶部
22の顧客情報ファイルを参照し、必要な顧客情報を自
動取引装置1に転送する(ステップS6)。これによっ
て、自動取引装置1は既に説明した具体例と同様にし
て、ステップS7以降顧客が操作を開始する前に、ある
いは顧客が必要な取引に入る前に、その取引に必要な顧
客情報を取得し、顧客の待ち時間を減少させながら取引
の便宜を図ることが可能になる。
【0032】一方、特徴データファイルに一致するデー
タが存在しない場合には、ステップS5からステップS
8に移り、自動取引装置に該当登録データ無しと送信す
る。これにより、ステップS9では本人確認処理から従
来の操作を行うことになる。以下の処理は、図4のステ
ップS5以下やステップS10以下と同一となる。な
お、この動作は振込処理等においても同様である。ま
た、取引開始後の操作は従来と変わるところはない。
【0033】本発明のシステムは、その規模に応じて次
のような形態で利用することができる。例えば会員制の
店舗等で、対象となる顧客が少人数のスタンドアロン式
の顧客認識用システムでは、図1のような構成のシステ
ムであって、更に、ホストコンピュータは無しとし、自
動取引装置に全ての顧客情報ファイルが保管してある構
成が適する。また、対象となる顧客が限定されていて少
数の場合であって、複数の自動取引装置がホストコンピ
ュータに接続されて運用されているようなシステムで
は、図1に示す構成が適する。即ち、本発明は、特徴デ
ータファイルや顧客情報ファイルを自動取引装置に保管
する場合、特徴データファイルのみを自動取引装置にす
る保管する場合、特徴データファイルや顧客情報ファイ
ルを全部ホストコンピュータに保管する場合の全ての場
合に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顧客認識システム具体例を示す概略図
である。
【図2】登録された特徴データファイルの説明図であ
る。
【図3】顧客情報ファイルの説明図である。
【図4】取引開始までの動作フローチャートである。
【図5】顧客情報の受信による動作フローチャートであ
る。
【図6】振込取引動作フローチャートである。
【図7】本発明の別のシステム構成ブロック図である。
【図8】図7のシステムの動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 自動取引装置 6 顧客操作部 11 顧客接近検出器 12 特徴データ取得部 13 照合部 14 取引制御部 15 記憶部 21 ホストコンピュータ 22 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00 G06F 19/00 G06T 7/00 G07D 9/00 G06F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が操作入力する顧客操作部を有する
    自動取引装置と前記顧客の取引に必要な顧客情報が格納
    されている記憶部とを備える取引処理システムであっ
    て、 前記顧客の眼の特徴を示す登録特徴データが該顧客を確
    認するための登録本人確認情報と対応させて登録されて
    いる特徴データ記憶部と、 本人確認情報が記憶されている前記顧客の情報媒体とを
    備え、 前記自動取引装置は、 前記顧客の接近を検出する顧客接近検出器と、 該顧客の接近が検出されると該顧客の眼を撮像して特徴
    データを生成する特徴データ取得部と、 前記顧客の操作を待たずに前記生成した特徴データと前
    記特徴データ記憶部の登録特徴データとを照合して一
    致、不一致を判定すると共に、前記顧客による前記情報
    媒体の挿入で該情報媒体から読み取った前記本人確認情
    報と前記特徴データ記憶部の前記一致した登録特徴デー
    タに対応する登録本人確認情報とを照合して一致、不一
    致を判定する照合部と、 前記両特徴データが一致した時点で、前記特徴データ記
    憶部の対応する登録本人確認情報に基づいて前記記憶部
    の対応する顧客情報を予め取り込む取引制御部とを含
    み、 前記両本人確認情報が一致すると、前記顧客に暗証番号
    を入力させずに前記顧客操作部を介して前記顧客情報に
    基づく取引を開始させること、 を特徴とする取引処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記記憶部はホストコンピュータに接続され、前記取引
    制御部は該ホストコンピュータを介して前記記憶部の顧
    客情報を取得することを特徴とする取引処理システム。
JP34586595A 1995-12-08 1995-12-08 取引処理システム Expired - Fee Related JP3359212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34586595A JP3359212B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 取引処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34586595A JP3359212B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 取引処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09160879A JPH09160879A (ja) 1997-06-20
JP3359212B2 true JP3359212B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=18379525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34586595A Expired - Fee Related JP3359212B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 取引処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3359212B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3478957B2 (ja) * 1997-11-17 2003-12-15 沖電気工業株式会社 無人取引システム及びこのシステムに使用される顧客端末装置
JP2002189863A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置及びジョブ処理方法
JP4893161B2 (ja) * 2006-08-25 2012-03-07 パナソニック電工株式会社 警報システム
JP2013205862A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 本人確認システム、本人確認手段、本人確認方法及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09160879A (ja) 1997-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100886924B1 (ko) 자동거래장치 및 방법
US20030139994A1 (en) Financial institution system
JP2001067523A (ja) Atmにおける指紋照合システムおよびその方法
JP4671838B2 (ja) 現金自動取引装置
JP2008021074A (ja) 取引処理システム
JP4500760B2 (ja) Icカード内認証システム
KR100848998B1 (ko) 영업점 시스템에서의 거래 제휴 방법
TW200813877A (en) Biometrics system and method thereof
JPH09161135A (ja) 自動取引システム
JP2006209163A (ja) 現金自動取引装置の制御
JP2007087316A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP2006178709A (ja) 現金自動取引装置
JPH10134229A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
KR20170025923A (ko) 금융 단말 및 금융 단말 제어 방법
JP6790588B2 (ja) 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引プログラム
JP3359212B2 (ja) 取引処理システム
JP3608067B2 (ja) 自動取引システム
KR20080010549A (ko) 무인 대출 처리장치
JP2011118716A (ja) 自動取引装置
JPH09319927A (ja) 自動取引装置
JP2012247970A (ja) 取引処理装置、及び取引処理方法
JP4500834B2 (ja) Icカード内認証システム
JP4117335B2 (ja) Icカード内認証システム
JP2008010017A (ja) 自動取引システム
JP4951297B2 (ja) 本人確認装置及び取引処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees