JP4951297B2 - 本人確認装置及び取引処理装置 - Google Patents

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本発明は、生体情報、特に指静脈情報による認証機能を備え、該認証機能で取り忘れ媒体の所有する本人を確認することが可能な本人確認装置(個人認証装置とも言う)、さらには当該本人確認装置を内包し、媒体の確認を以って取引の実行を可能とする取引処理装置に関する。
近年、急速な情報化社会の進展に伴い、企業や自治体等で、個人情報、機密に対する管理意識が高まっている。また、金融業界では印鑑偽造、カード偽造等による不正取引が大きな問題となっている。さらに、他人のカードデータを不正取得するスキミングやカード自体を盗み取るフィッシング等の高等な手口での不正取引が増加しつつある。よって、カードの紛失や、金融機関等でカードを取り忘れた場合、本人を確認するために多くの証明情報及び様々な書類を提示しないと容易にそれらのカードを所有者に返却されなくなっており、そのための要する時間も多く費やす必要があると言った状況である。
例えば、自動取引装置での取引中に取引処理で使用していたカードを取り忘れ、一旦、自動取引装置内部に取り込んだ、取り忘れカードを申告元の顧客に返却する際は、銀行の窓口で、申告元の顧客から提示された個人情報とホストコンピュータで管理された個人情報を照合し、本人確認を行っていた。具体的には、免許証及び個人情報である住所、氏名、年齢、住所、さらには本人身元を証明する印鑑等を用いて、本人の身元確認と、カード内に記憶された個人情報を比較し、同一人物であるかどうかを判定し、同一である場合に上記取り忘れカードを本人に返却するという処置が採られていた。
また、自動取引装置における現金などの取り忘れに対する本人の認証方式としては、特開平10−31778号公報(特許文献1)に示されたものがある。この本人の認証方式においては、取り忘れ発生時にその取引情報から得られる利用者を特定する口座番号や氏名などの情報をログ情報として内部記憶部に記憶しておき、利用者の所有する取引カード内に記憶された各種情報及び利用者のキー入力された暗証番号等が上記ログ情報と一致した場合に取り忘れ現金を利用者に返却するものである。
また、アイリス情報(生体情報)を利用して本人認証を行う認証装置及びそのシステムを開示したものとしては、特開2004−152046号公報(特許文献2)に示されたものがある。この装置及びシステムでは、利用者の目の画像から生体情報としてアイリスコードを生成し、このアイリスコードに対応した認証バーコードを媒体に記録する。利用者認証を行う場合は、媒体の認証バーコードに対応したアイリスコードと、利用者から取得したアイリスコードとを比較し、一致した場合に、その利用者は媒体の正当な利用者であると判定するものである。
特開平10−31778号公報 特開2004−152046号公報
上述した従来例によれば、本人認証を免許証などの顔面画像で本人であることを確認し、さらに、本人固有情報および本人であることを確認する諸書類を窓口業務の係員などが手動で本人確認を行っており、申告者及び確認者共にそのための要する時間も多く費やすことになるが、認証度合いは低いものである。さらに、人的な作業ミスも発生する可能性があるが、それを防ぐ手段がない。世の中の偽造技術及び不正取引の高度化に対向したセキュリティ及び、認証度合いの双方が高い本人認証が実施されていない。
また、顧客から個人情報を入手する必要があり情報セキュリティの観点からも問題がある。特許文献1では取り忘れ現金の返却処理であり、顧客を特定するカードの取り忘れを解決するものではない、また、カード挿入時に生体情報を使った認証も行っているが、これも、所有者不明のカードの所有者確認を行うものではない。また、特許文献2の具体例1においても、所有者不明の媒体の所有者確認を行うものではない。特許文献2の具体例2では媒体紛失時の再発行処理も開示があるが、これは元の媒体の所有者確認を行うものではなく、新たに媒体を発行するものであり、尚且つ、再発行のためにはホストコンピュータ(明記はされていないがネットワーク環境において、生体情報DBからデータを取得する必要がある)と接続し、ホストコンピュータからデータを取得する必要があり、媒体と認証装置のみでの再発行は不可である。
本発明の目的は、上述した何れかの問題を解決し、セキュリティの高い本人認証を保持しつつ、利用者にとって簡単な操作で、また装置での媒体の本人確認ができる本人確認装置及び自動取引装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、個人の生体情報を登録したICカードを読み取るICカード読取部と、個人の生体情報を読み取る生体情報読取部と、前記ICカード読取部で読み取った生体情報と、前記生体情報読取部で読み取った個人の生体情報を比較し、同一かどうかを判定する判定手段と、を設けた本人確認装置において、ICカードの取り忘れの申告があった場合、前記ICカード読取部で読み取ったICカードの個人の生体情報と、前記生体情報読取部で読み取った申告元の個人の生体情報が一致するかどうかを前記判定手段で判定し、双方の情報が一致した場合に、一致したことを報知するように構成したことにある。
さらに、前記判定手段で判定し、双方の情報が一致した場合に、前記ICカードを返却し、一致しなかった場合に、前記ICカードを装置内部に回収するように構成したことにある。
本発明によれば、本人確認装置、自動取引装置によって、セキュリティの高い本人認証を保持しつつ、利用者にとって簡単な操作で、また装置での媒体の本人確認ができる、との効果を奏する。
以下、図1から図8を参照して、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態は、銀行システムなどの金融機関システムに採用される例えばATM(Automated Teller Machine)のような自動取引装置に関する。
図1は、本実施形態に係る自動取引装置1の外観図であり、図2は自動取引装置1の内部構成図である。本外観図および内部構成図を用いて、概略構造を説明する。
自動取引装置(以下ATM、取引装置とも言う)1は、金融機関、コンビニエンスストら等に設置され、顧客の操作によって現金の入金や出金等の取引を行う自動取引装置であり、利用者の要求する種々の取引を自動的に実行する装置である。内部には、入力兼表示機能を備えた顧客操作部3及び係員操作部4、カード及び明細票機構を備えたカード機構部(又はICカード読取部)・明細書機構部5、通帳機構部6、紙幣入出金機構部7、硬貨入出金機構部8、静脈認証機構部9、そしてこれら各部を制御する制御部2などで構成されている。制御部2は、CPU、メモリ等のハード構成と、プログラム、データ等のソフト構成とから成り、各種処理、取引を制御する。また当該制御部2が後述する図4,5等の各処理を実行するのは言うまでもない。
以下に各部位の説明を行う。顧客操作部3及び係員操作部4は画面表示、キー入力検知機能をもっており、ATMの利用者が取引を行う際、取引操作の誘導画面を表示する、或いは暗証番号など利用者の操作や指で押されたキー入力を受付ける部分であり、さらには係員が各種取引に関する設定、登録を行う部分である。また、本部位はタッチパネル等により構成された入力兼表示部(入力表示部ともいう)が望ましく、様々な情報を表示画面に表示し、この表示画面に含まれる色々な項目への押下も検知する。
カード機構部・明細書機構部5は、利用者のカードの挿入又は排出動作、カードの磁気ストライプ又はICチップへのリード又はライト動作、カードエンボス部分のイメージの読み取り機能などを有する。そして顧客が装置にて取引した後、カードを排出するが、その排出したカードを取り忘れた場合、その取り忘れカードを装置内部に回収する機能も有する。さらに、取引した内容を印字部により明細票に印字し、装置内から装置外へ排出する機能を有する。
通帳機構部6は利用者の通帳の挿入/排出動作、磁気ストライプのリード/ライト動作、通帳への印字部による印字機能などを有する。
紙幣入出金機構部7と硬貨入出金機構部8は、紙幣又は硬貨などの現金の入金や出金機能、現金の鑑別や搬送、収納機能を有する。
静脈認証機構部9は、利用者の静脈(例、指静脈等の生体情報)の読取機能、ICカードに登録されている静脈データと読み取った静脈データとの認証機能を有する。そして、上述のように、これらの各部位は制御部2によってその処理が制御される。
図3はカード機構部5にてリード又はライト等の制御がされるICカードに具備されたICチップ300内のデータ構成例を示す。図示する(全銀)ICアプリケーションプログラム301とはICカード内のキャッシュカードとしての情報を管理しているプログラムである。静脈認証プログラム302とはICチップ内で静脈認証をするためのプログラムである。登録指データ303とはICチップ内に予め登録されている指が何指かの情報である。前処理データ304とは個人を特定できる情報ではなく静脈認証機構部9に指を置いたときに、正しく指が置かれていることを判断するための情報、即ち、指情報を登録したときにどのような状態で取得したか等の情報を示すデータである。静脈データ305とはICチップ内での認証に使用される個人を特定するための情報である。また、接点306は金属部から成り、カード機構部5とでデータの入出力(送受信)を行う構成となっている。
図4は顧客からカード取り忘れの申請があった場合の所有者不明カードの本人確認を行うときの全体的な処理フローを示し、図5はS403、図6はS406のそれぞれの詳細フローを示す。以下、図7,8の表示画面例も使用して説明する。
顧客が取り忘れたカードはカード機構部5の図示しない回収ボックス(回収部)に回収されている。顧客からの取り忘れ申請、要求を基に、係員はATMを顧客取引状態(顧客取引モード)から係員処理状態(係員モード)に変更し、係員操作部4に係員処理起動画面を表示する。この起動画面には例えば「生体認証」との名称をボタン表示し、それの押下を検知して(表示画面はタッチパネル機能も付加されているため)、ATMを係員モードによる生体認証処理として起動する(S400)。また係員はATMの後面扉を開いて、回収部の当該カードを抜き取り、顧客に手渡す。
S400にて生体認証処理が起動されると、顧客操作部3にカード挿入ガイダンスを表示し、カード機構部5に対して所有者不明のカードの挿入を促す。続いて、顧客がICカードを挿入するとカード機構部5では所有者不明カードにある磁気ストライプ(ICカードに貼付)の情報を読み取る(S401)。この読み取ったデータから静脈認証カードであるか否かを判断する(S402)。静脈認証対象カードと判断された場合は一連の静脈認証処理を行う為に静脈認証準備(S403)を行う。認証準備中に顧客操作部3に表示する認証準備中画面を図7(a)に示す。図示するように、認証のための準備をしている旨と、静脈認証機構部9への指の置き方等をガイドする。なお、このS403の静脈認証準備処理については、後述の図5を用いても詳述する。
S403にて静脈認証準備が完了したら、図7(b)に図示する本人確認の準備が完了したことを示す認証開始画面を顧客操作部3に表示し(S404)、取り忘れ申請者へ認証開始を知らせ、静脈認証機構部9へ指のセットを促す。この表示された指示に従って、取り忘れ申請者が静脈認証機構部9へ指をセットすると静脈認証機構部9において指検知され(S405)、静脈認証処理を行う(S406)。この認証処理中に顧客操作部3に表示する認証処理中画面を図7(c)に示す。カード機構部5によって読み取られるICカードのICチップ内の認証データ(図3参照)と静脈認証機構部9でリードした静脈のデータの認証を行う。このS406の静脈認証データチェックに関しては図6でも後述する。
S406での認証結果が認証成功であるか否かの判定を行い(S407)、認証成功であれば図7(d)に図示する認証成功画面を顧客操作部3に表示し(S408)、その後、図8(b)に示すカード返却画面を表示し、カード機構部5からカードを排出する(S409)。
一方、S407において認証失敗であれば顧客操作部3に図7(e)に示す認証失敗画面を表示し(S410)、その後、図8(a)に示すカード回収画面を表示し、所有者不明のカードをATM内に回収する(S411)。
図4のS403の静脈認証機構部9にて行う静脈認証準備の処理について図5を用いて説明する。図5はICカードが正規のカードかどうかを認証するためのICチップ認証フロー図である。カード機構部5で接触型ICチップのカード側に設置された接点(端子)にカード機構部5のリーダーを接触させることによりICチップを使用できる状態にする(S500)。例えば、図3に示すICアプリケーションプログラム301、静脈認証プログラム302を起動して各種の処理を行うよう準備する。続いて、図3に示すICチップ内のデータが認証可能な状態であるかのデータチェックを行う(S501)。チェック結果が正常であれば(S502)、ICチップ内の登録指データ303、前処理データ304をICチップからリードする(S503)。なお、S501でチェック結果が正常でない場合には生体認証処理を取消して終了する。
図4のS406の静脈認証機構部9にて行う静脈認証データチェックについて図6を用いて説明する。図6は静脈認証機構部9にて取得される利用者の指静脈情報とICチップに記録された指静脈情報が一致するかどうかを認証する静脈認証データチェックフロー図である。静脈データを確認する利用者の指から読み取った静脈のデータと図5のS503でリードした前処理データを使用してICチップに送信する認証用のデータを作成する(S600)。S600で作成した認証用のデータをICチップに送信する(S601)。ICチップにおいて静脈認証機構部9より受信した認証用のデータと銀行窓口などで事前にICチップ内に登録されている認証データ305とを比較してその一致を判定して認証し(S602)、ICチップより認証結果を受信する(S603)。このように、S602における最終的な認証処理はカードのICチップ内で行っているが、取引装置(本人確認装置)の制御部2にてその判定機能を具備していても良く、ICカード又は装置本体何れも含めて判定手段(判定部)を有していると表現する。
次に操作部3に表示される画面について図7を用いて説明する。図7(a)の認証準備中画面は図4のS403の静脈認証準備において利用者に静脈認証処理をするための準備中であることを表示して知らせる。加えてこの認証準備中画面は次処理の本人確認での指の置き方の説明を表示する。図7(b)の認証開始画面は図4のS404の認証開始画面表示において静脈認証準備が完了したことを利用者に知らせるとともに、静脈認証機構部9へ利用者の指のセットするように促す文言と静脈認証機構部9への指の置き方を表示して利用者に静脈認証機構部9へ指を置くことを促す。図7(c)の認証処理中画面は図4のS406の静脈認証データチェックの処理中に表示する画面で利用者に指を静脈認証機構部9に指を置き続けることを促す。図7(d)の認証成功画面は図4のS407で認証成功時の認証成功画面表示で表示され、利用者に認証が成功したことを知らせる。図7(e)の認証失敗画面は図4のS407で認証失敗時の認証失敗画面表示で表示され、利用者に認証が失敗したことを知らせる。このように、操作部3に画面表示して顧客に通知する例を示したが、音声での出力でもよく、合わせて出力手段(出力部)とも言う。
以上、本実施形態について説明したとおり、セキュリティの高い本人認証を保持しつつ、利用者にとって、簡単な操作でかつ、装置での媒体の本人確認ができる本人確認装置及び自動取引装置を提供することができ、迅速に且つ確実に精度の高い本人認証を行うことができる。
また、従来のように窓口に赴いて本人確認用の証明情報及び様々な書類を提示して本人確認を行う必要がなく、またホストコンピュータと接続して本人確認用のデータを取得し、本人確認を行う必要も無く、装置単体で容易に本人確認を行うことが出来る。
また、生体認証を用いること、装置単体におけるICカード内認証を用いているので、確認処理に時間がかからず、かつ正確な認証が実現出来る。
また、本人確認結果、認証に成功した場合は、当該カードの所有者である申請者にカードを返却し、認証に失敗した場合はカードを装置内部に回収するため、オペレータがカードの取扱いの間違いが発生しない。
本実施形態では、金融機関システムに採用されるATM等のような自動取引装置を一例として説明したが、認証装置は単体で実施することができ、例えば、認証装置は一般のPC(パーソナルコンピュータ)に接続することで本人認証システムとすることも可能である。また生体情報としても指静脈を一例として説明したが、指以外の生体情報として、例えば、掌、アイリス、顔面照合、指紋などの認証技術で構成しても差し支えない。また、認証部を認証カードと独立させることも、認証部を認証カード内に設けることも可能である。
現金自動取引装置(ATM)の外観図 現金自動取引装置の内部構成図 ICチップ内部の構成図 カード認証処理のフロー図 静脈認証準備のフロー図 静脈認証データのチェックフロー図 操作部3に表示する操作表示画面 操作部3に表示するカード認証成功又は失敗の結果画面
符号の説明
1…自動取引装置、2…制御部、3…顧客操作部(入力兼表示部)、4…係員操作(入力兼表示部)、5…カード機構部・明細書機構部、6…通帳機構部、7…硬貨入出金機構部、8…硬貨入出金機構部、9…静脈認証機構部、300…ICチップ、301…全銀ICアプリケーションプログラム、302…静脈認証プログラム、303…登録指データ、304…前処理データ、305…静脈データ、306…接点

Claims (4)

  1. 個人の生体情報によって本人確認を行う本人確認装置であって、
    個人の生体情報を予め登録したICカードを読み取るICカード読取部と、
    個人の生体情報を読み取る生体情報読取部と、
    前記ICカード読取部で読み取った生体情報と、前記生体情報読取部で読み取った個人の生体情報を比較し、同一かどうかを判定する判定手段と、
    前記ICカードが取り忘れられた場合に、取り忘れたICカードを回収する回収部とを備え、
    前記本人確認装置が係員処理状態に変更される場合、前記判定手段は、前記取り忘れたICカードが前記ICカード読取部に挿入され、前記ICカード読取部で読み取られた前記ICカードの個人の生体情報と、前記生体情報読取部で読み取った生体情報が一致するか否かを判定し、
    一致したとき本人確認をしたことを示す旨を、不一致のとき本人確認ができなかったことを示す旨を出力する出力手段が出力し、
    前記判定手段で判定した結果、前記ICカード読取部は、一致した場合に前記ICカードを返却し、一致しなかった場合に前記ICカードを前記装置内部に回収することを特徴とする本人確認装置。
  2. 現金の入金、出金取引を自動的に行う取引装置において、
    種々のガイダンスを表示する顧客操作部と、
    個人の生体情報を登録したICカードを読み取り且つ取り忘れたICカードを回収する
    カード機構部と、
    個人の生体情報を読み取る生体情報読取部と、
    制御部とを有し、
    前記制御部は、前記取引装置を係員モードに変更する場合、前記カード機構部に挿入される前記取り忘れたICカードの認証処理を行うための認証準備処理を実行し、前記生体情報読取部が読み取った生体情報と、前記カード機構部に前記取り忘れたICカードが挿入されることで前記カード機構部より読み取った前処理データとから認証用データを作成して前記取り忘れたICカードに送信する認証データチェック処理を実行し、前記取り忘れたICカードから得た認証結果に基づいて認証成功又は失敗の旨を前記顧客操作部に表示することを特徴とする取引処理装置。
  3. 前記制御部が実行する認証準備処理は、前記カード機構部によってICカードのICチップを使用できる状態に設定し、当該ICチップ内のデータが正常であることに基づき前処理データの読み取り処理を行うことを特徴とする請求項2記載の取引処理装置。
  4. 前記制御部は、認証成功のとき前記カード機構部から前記取り忘れたICカードを返却し、認証失敗のとき前記装置内に回収することを特徴とする請求項2又は3記載の取引処理装置。
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