JPH09147233A - 自動取引システム - Google Patents

自動取引システム

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JPH09147233A
JPH09147233A JP29964595A JP29964595A JPH09147233A JP H09147233 A JPH09147233 A JP H09147233A JP 29964595 A JP29964595 A JP 29964595A JP 29964595 A JP29964595 A JP 29964595A JP H09147233 A JPH09147233 A JP H09147233A
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JP
Japan
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customer
transaction
iris data
customers
automatic transaction
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Withdrawn
Application number
JP29964595A
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English (en)
Inventor
Makoto Sarutani
誠 猿谷
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動取引装置を使用する顧客が、高齢者や操
作に不慣れであっても、付添人により安全に取引きでき
ること。 【解決手段】 取引に先だって複数の顧客が自動取引装
置1の前に近づくと、接近検出器17が検知し、複数の
顧客の起立位置を識別すると共に、主制御部18により
映像撮影部13が、周囲の動画データから、虹彩データ
を画像処理し、顧客識別を行う。この顧客の起立位置は
接近検出器17、映像撮影部13よりは顧客の入力動作
を検知して虹彩データによる早期に取引口座の特定を行
い、虹彩データを採取、記録することで付添人が取引を
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
で使用される自動取引システムに係り、特に複数の顧客
による取引に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関における営業店のオンライン化
及び各金融機関の提携化により、入出金取引,振込処
理,公共料金の支払などに自動取引装置(以後、ATM
とする)が幅広く利用されるようになった。このATM
を使用して取引を行なう自動取引システムでは、依然と
して顧客識別カード(以後、IDカードとする)を所持
して金融機関の営業店に出向き、このIDカードをAT
Mに挿入し、図4に示した顧客誘導画面表示に従い、ま
ず暗証番号を入力することから取引が開始される。
【0003】例えば出金取引では顧客は予め各顧客毎に
事前発行されている前記IDカードから読取った情報と
入力された暗証番号から、ATM又は、これに接続され
ている上位装置に記憶されている顧客情報と照合され、
一致した場合には各種取引が可能になり、順次表示され
る顧客誘導画面表示との対話形式で所定事項の入力を完
了させることにより貨幣が所定金額分だけ支払われる。
【0004】また、ATMでは取引記録を残すと共に、
支払われた金額分だけ上位装置に記憶されている顧客毎
の預貯金残高情報が更新される。なお、IDカードは取
引終了時にATMより顧客に返却される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記ATMを
使用して各種取引を行なう場合には、IDカードを所持
して金融機関に出向き、このIDカードをATMに挿入
し暗証番号を入力することが必要であり、高齢者やAT
Mの操作に不慣れな顧客には非常に煩わしく、また窓口
業務の効率化の弊害になっている。
【0006】このような問題に対しては、音声による案
内やIDカードに顧客属性データを記憶しておき、この
属性により顧客誘導画面表示を切り換えて詳細に案内表
示したり、また、顧客に習熟度を入力させて適正な顧客
誘導画面表示を行なっているが、いずれもATMを操作
することにより初めてそれらのサービスが受けられるも
のである。
【0007】しかしながら、ATMの休日運用や24時
間運用サービスの普及により、これらのサービスを受け
るためにはATMを操作せざるを得ない状況にあり、I
Dカードの貸与と共に暗証番号を教示し、親近者や知人
を代理者として取引させたり、付添人と一緒に金融機関
に出向き付添人が代わりに操作するという事態になる。
【0008】よって、前記暗証番号を他人に知られてし
まうということから、悪意のあるものが、他人の口座か
ら現金を引出してしまったり、自分の口座に他人の現金
を入金してしまうという事態を生じる可能性があり、安
全性の問題があった。更に、IDカードの紛失や暗証番
号忘れなどが発生すると取引ができないという問題もあ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、顧客が所定の距離内に接近したことを検知
する接近検知器と、映像撮影機により撮影し処理した顧
客の虹彩データから顧客を識別した後、取引を実行する
自動取引装置と、顧客の虹彩データと取引口座番号及び
預貯金残高等の顧客情報を記憶,管理すると共に自動取
引装置から送信された虹彩データから顧客情報を検索可
能な上位装置とを通信回線で接続した自動取引システム
において、接近検知器が複数の顧客を検知した場合に
は、接近検知器又は映像撮影機により自動取引装置の最
も近くに位置する顧客と特定し、その顧客の虹彩データ
を順次採取し、上位装置に送信し顧客情報を検索する。
【0010】顧客が所定の距離内に接近したことを検知
する接近検知器と、映像撮影機により撮影し処理した顧
客の虹彩データに関連させて顧客の位置を特定し、特定
された顧客毎の動作を監視する動作検出手段を有する画
像処理部とを有し、虹彩データから顧客を識別した後、
取引を実行する自動取引装置と、顧客の虹彩データと取
引口座番号及び預貯金残高等の顧客情報を記憶,管理す
ると共に自動取引装置から送信された虹彩データから顧
客情報を検索可能な上位装置とを通信回線で接続した自
動取引システムにおいて、接近検知器が複数の顧客を検
知した場合には、複数の顧客の虹彩データを順次採取す
ると共に、動作検出手段が取引指示入力を行なった顧客
と判定した虹彩データによる検索を優先させる。
【0011】顧客が所定の距離内に接近したことを検知
する接近検知器と、映像撮影機により撮影し処理した顧
客の虹彩データから顧客を識別した後、取引を実行する
自動取引装置と、顧客の虹彩データと取引口座番号及び
預貯金残高等の顧客情報を記憶,管理すると共に虹彩デ
ータから顧客情報を検索可能な上位装置とを通信回線で
接続した自動取引システムにおいて、接近検知器が複数
の顧客を検知した場合には、複数の顧客の虹彩データを
順次採取し、上位装置により検索を行い、一致する虹彩
データから複数の顧客を特定し、その複数の顧客情報を
接客部に表示し各顧客による操作入力により取引を進行
させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の自動取引システムにお
ける取引時の概念を示す説明図で、図2は自動取引装置
の外観図であり、図3は自動取引装置の制御ブロック図
である。
【0013】図において、1は自動取引装置(以後、A
TMとする)であり、2は金融機関が発行し、金融機関
毎のコードや顧客の口座番号,氏名等の顧客情報が記憶
された顧客識別カード(以後、IDカードとする)3に
記憶されている前記情報を読出す機能を有するカード処
理部で、このカード処理部2の前面側に接続されたカー
ド挿入返却口2aからIDカード3が挿入されたり返却
が行なわれる。
【0014】4は通帳処理部であり通帳挿入返却口4a
より挿入される通帳5に印字処理など行なうもので、更
に図示しない機構により記憶情報の読取りや更新を行う
手段、更に印字頁行の検出手段及び改頁手段等を有して
いる。6は明細票処理部であり取引明細の印字を行ない
顧客に発行される図示しない取引明細票7の発行処理を
行なうものである。
【0015】8は貨幣処理部で紙幣入出金部9と硬貨入
出金部10で構成され、紙幣入出金部9は、顧客により
入金される紙幣を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しな
い金種別保管金庫に収納し、又は顧客に支払われる紙幣
を金種別保管金庫より繰り出すものである。
【0016】10は硬貨入出金部であり、顧客により入
金される硬貨を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しない
金種別保管金庫に収納し、又は顧客に支払われる硬貨を
金種別保管金庫より繰り出すものである。
【0017】この貨幣処理部8には顧客が紙幣を投入、
又は顧客に紙幣を支払うための接客口9aが結合され、
また顧客が硬貨を投入、又は顧客に硬貨を支払うための
接客口10aが結合されている。
【0018】なお、接客口9a,10aは図示しない駆
動手段によってそれぞれシャッタ9b,10bが動作し
て紙幣及び硬貨の挿脱を規制している。
【0019】11は接客部であり、顧客による取引入力
するための顧客誘導表示を行なったり、操作入力するタ
ッチパネルであり、図4に示した顧客誘導画面表示例の
ように、取引科目である“ご入金”や“お引出し”また
は“お振込み”などを表示していて、その表示部に軽く
触れる(押下)ことで取引が選択されるようになってい
る。
【0020】12は音声による操作案内を行なうための
音声案内部であり装置正面のスピーカ・マイクロホン1
2aとで構成されている。13は映像撮影部であり顧客
の人体、特に顔や目などの固有データを採取するための
カメラで、所定の角度範囲だけカメラの視野を移動させ
る機構を有しているものである。14は映像撮影部13
よりの撮像の処理を行なう画像処理部である。
【0021】15は各種の制御を行なうためのプログラ
ムが記憶されたRAMやROM又はフロッピーディスク
などで構成された記憶部で、16は上位装置であるホス
トコンピュータとの接続口であるインターフェース部
(以後、I/F部とする)である。
【0022】17は接近検知器であり顧客がATM1に
近づいたことを超音波を用いて検知するもので、顧客等
の被検出物までの距離や位置を割り出すことができる。
18は上記の各部を制御する主制御部であり、19は以
上の各部に電力を供給する電源部で、20は係員呼出し
ボタンであり、この係員呼出しボタン20を押すことに
より係員を呼び出して対話できるようになっている。
【0023】前記I/F部16は通信回線21によりホ
ストコンピュータ22に接続されていて、顧客毎の口座
番号や預貯金残高情報および後述する虹彩データなどを
記憶している顧客情報ファイルを格納した記憶装置23
を有している。
【0024】図1に示した符号Aは第1の顧客(以後、
顧客Aとする)で、符号Bは第2の顧客(以後,顧客B
とする)であり、2名がATM1に接近検知されたこと
を示している。
【0025】なお、図では左右に顧客A,Bを記載した
が、顧客Bは次取引待ちの顧客ではなく、顧客Aと一緒
に金融機関に出向いた付添人である。更に、ATM1側
より見て顧客Aの真後ろに顧客Bが位置するものではな
く、顧客Aのやや斜め後方に顧客Bが位置しているもの
とする。
【0026】続いて、第1の実施の形態を入金処理を例
に説明するが、顧客Aは自己の口座に5万円の普通預金
で、顧客Bは自己の口座に10万円を定期預金として入
金することにする。
【0027】まず、図1に示すように、取引に先だって
顧客A,顧客BがATM1の前に近づくと、接近検出器
17により顧客がATM1の所定の距離内に入ったこと
が通知され、図4に示したように接客部11に顧客誘導
画面を表示し、取引選択入力を促す。
【0028】同時に主制御部18により画像処理部14
を介して映像撮影部13に撮影指示が出され、映像撮影
部13は、周囲の動画データを採取して、数フレーム前
の動画データと比較し、この動画データの変化を伴う部
分を検知する。
【0029】このような部分を検知して、その部分の形
状と予め記憶されている人体の形状とを比較して人体の
形状に近いか否かを識別し、人体の形状に近いと識別し
た時に、『人体』と判定され、顧客A,顧客Bの2体を
取引対象と仮定する。
【0030】そして、前記接近検知器17によりATM
1との距離が少ない、即ちATM1の近くにいる顧客A
(人体)の方から『顔』を抽出して、続けて『目』の位
置を特定し、その目の虹彩データを読取り、画像処理し
てホストコンピュータ22に送信すると共に、ATM1
の記憶部15にも一時記憶する。
【0031】続けて、顧客B(人体)についても『顔』
から『目』の位置を特定し、その目の虹彩データを読取
り、画像処理してホストコンピュータ22に送信する。
また顧客Bについても記憶部15にも一時記憶する。
【0032】ここで、虹彩データについて簡単に説明す
ると、人間の眼球の表面層のパターン、特に虹彩は、水
晶体を中心に放射状の黒い筋や外周の輪郭などのパター
ンで形成され、このパターンは幼年期に完成されるもの
であり、個人毎にまた同一人であっても右目と左目で異
なっている。よって、この虹彩パターンを使用すると個
人識別能力が特に優れてたデータになる。
【0033】この虹彩パターンを所定の線に沿って光学
的な走査を行い、その走査によって抽出された明暗をデ
ジタル符号化したものを虹彩データと称することとす
る。
【0034】再び、入金処理の説明に戻って、ホストコ
ンピュータ22に送信された虹彩データは記憶装置23
の顧客情報ファイルに予め記憶された顧客毎の虹彩デー
タとの検索が行なわれ、一致した虹彩データから該当す
る顧客A,Bの氏名,口座番号等の顧客データがATM
1に返信され、ATM1が入金モードとなる。
【0035】顧客Aの一致した虹彩データから複数の口
座が存在したら、それらの顧客情報として、顧客の氏
名,口座番号等を接客部11に表示して、顧客Aにより
取引口座の選択および確認を促す。
【0036】取引口座が特定されたら、接客部11の顧
客誘導画面上に『通帳をお持ちでしたら、お入れくださ
い』と表示して、顧客により通帳5が挿入された場合に
は通帳5を取り込み、通帳5の磁気情報記憶部(図示し
ない)より顧客の口座番号や氏名等を読取り、その情報
を通信回線21を介してホストコンピュータ22に送信
して前記顧客口座である場合には通帳処理部4に保留し
ておく。
【0037】引続き顧客Bについても同様に、顧客Bの
一致した虹彩データから複数の口座が存在したら、それ
らの顧客情報として、顧客の氏名,口座番号等を接客部
11に表示して、顧客Bにより取引口座の選択および確
認を促す。
【0038】ここで、図5に示したような入金取引画面
において、顧客A(○○様)と顧客B(××様)のいず
れもが入金を希望し、図6(a)に示したように顧客A
により『#024680 虎ノ門支店・普通』,続けて、顧客B
により『#013579 横浜支店・定期・確認』と押下される
と、両口座の取引を受付けることになる。
【0039】次に、接客部11に『○○様、貨幣を投入
してください』と表示し接客口9a,10aのシャッタ
9b,10bを開き、顧客に貨幣の投入を促す。
【0040】まず、顧客が紙幣(金額は5万)を投入す
ると、これを検知して接客口9aのシャッタ9bを閉
じ、投入された紙幣を搬送し図示しない鑑別部により、
金種,真偽,正損,重走(複数枚の重なり)斜行等を鑑
別,計数する。偽券あるいは搬送異常券と判定された紙
幣は接客口9aに返却する。一方、鑑別部で正券と判定
された紙幣は金種別保管金庫に、また損券(循環対象外
紙幣など)と判定された紙幣は入金リジェクト収納庫に
取り込まれる。
【0041】接客口10aに投入された硬貨についても
紙幣同様に扱われるが重走や斜行などの鑑別手段が紙幣
と異なることは言うまでもない。
【0042】同時に取り込まれた貨幣の合計額を取引口
座番号と共に表示して、顧客Aにより誤りのないことの
確認として『確認』ボタンの押下した顧客の虹彩データ
を採取する。(この時の虹彩データも後述する取引記録
として保管される。) この入金紙幣(5万円)を紙幣入出金部9の図示しない
万円券保管金庫に収納する。また通帳5が挿入されてい
れば取引内容や未記帳印字データを印字処理して、通帳
挿入返却口4aより返却し、更に明細票処理部6では取
引明細票7として日時,口座番号,氏名,支店名,装置
番号,入金額等を印字して接客口9aより発行する。
【0043】次に顧客Bの入金取引に移行し、『××
様、貨幣を投入してください』と表示し接客口9a,1
0aのシャッタ9b,10bを開き、顧客に貨幣の投入
を促す。 まず、顧客が紙幣(金額は10万)を投入す
ると、これを検知して接客口9aのシャッタ9bを閉
じ、投入された紙幣を搬送し図示しない鑑別部により鑑
別し、偽券あるいは搬送異常券と判定された紙幣は接客
口9aに返却する。一方、鑑別部で正券と判定された紙
幣は金種別保管金庫に、また損券(循環対象外紙幣な
ど)と判定された紙幣は入金リジェクト収納庫に取り込
まれる。
【0044】同時に取り込まれた貨幣の合計額を取引口
座番号と共に表示して、顧客Bにより誤りのないことの
確認として『確認』ボタンの押下した顧客の虹彩データ
を採取する。(この時の虹彩データも後述する取引記録
として保管される。)この入金紙幣(10万円)を紙幣
入出金部9の図示しない万円券保管金庫に収納する。更
に明細票処理部6では取引明細票7として日時,口座番
号,氏名,支店名,装置番号,入金額等を印字して接客
口9aより発行する。
【0045】なお、ATM1による顧客A,顧客Bの入
金動作が完了したら、入金取引をした顧客A,Bの各々
の虹彩データを各顧客の取引記録(ジャーナル)に付加
して記録,保存する。これは取引明細票7の印字時に複
写控えを採取することや、図示しない磁気記録手段(フ
ロッピッディスクやハードディスクなど)に記録を採
る。
【0046】更に、ホストコンピュータ22に通知して
取引きした顧客情報ファイルの預貯金残高情報を更新す
る。
【0047】顧客がATM1より所定の距離以上離れた
ことが接近検出器17により確認されたら、取引誘導画
面を待機状態に設定し、記憶部15に一時記憶した顧客
の虹彩データを消去する。
【0048】このように複数の顧客を検知した場合、A
TM1に先に接近した顧客Aから虹彩データを採取して
顧客特定処理を開始することで取引処理時間の短縮にな
る。これは、複数人で金融機関に出向いた場合、ATM
1を操作する顧客が先に歩み寄り、連れはやや遅れて近
づくことを想定したものであり、上述した実施の形態で
は顧客Aと顧客Bが取引を希望し、かつ、各々の虹彩デ
ータが記憶装置23内に存在した場合であった。
【0049】次に、顧客A、顧客Bの一方のみが取引を
希望する場合を説明するが、顧客Bの取引口座に顧客A
の操作により入金処理されることが想定される。これ
は、高齢者や介護を必要とする顧客と共に金融機関に出
向いた付添人および金融機関の係員(ロビー接客係)な
どによる操作が相当する。
【0050】この時、顧客A(付添人)の虹彩データを
採取して、検索した結果、顧客Aの開設している取引口
座が存在しなければ問題は少ないが、取引口座が存在す
る場合が問題である。
【0051】この場合でも、採取した上記の各顧客の虹
彩データを取引記録に付加して記録,保存すること、即
ち、入金操作した顧客Aの虹彩データを顧客Bの取引記
録に付加して記録することにより対応する。
【0052】このような取引記録、例えば「○月×日,
○○時××分,○○支店,扱番○○,機番○○,顧客A
(虹彩データ×××) 、顧客B(虹彩データ×××,入
金10万円)などの情報を保管すれば、後日の確認や検
索を行なえるため事故の解析に役立つことになる。
【0053】次に、第2の実施の形態について説明す
る。本実施の形態では、顧客の連れ(子供連れや夫婦)
などを想定したもので、ATM1の正面にほぼ真横に並
び、一方の顧客が取引を行なう場合である。
【0054】取引に先だって顧客A,顧客BがATM1
の前に近づくと、接近検出器17により顧客がATM1
の所定の距離内に入ったことが通知され、図4に示した
ように接客部11に顧客誘導画面を表示し、取引選択入
力を促す。
【0055】同時に主制御部18により画像処理部14
を介して映像撮影部13に撮影指示が出され、映像撮影
部13は、周囲の動画データを採取して、数フレーム前
の動画データと比較し、この動画データの変化を伴う部
分を検知する。この変化を検知する動画データの項目の
一つとして顧客A、又は顧客Bが接客部11に触れる動
作に設定して、この操作を行なったことが検知された、
例えば、顧客A(人体)の方から『顔』を抽出して、続
けて『目』の位置を特定し、その目の虹彩データを読取
り、画像処理してホストコンピュータ22に送信すると
共に、ATM1の記憶部15にも一時記憶する。
【0056】続けて、顧客B(人体)についても『顔』
から『目』の位置を特定し、その目の虹彩データを読取
り、映像処理してホストコンピュータ22に送信する。
また顧客Bについても記憶部15にも一時記憶する。
【0057】以後は前記した第1の実施の形態に記載し
た処理手順で入金処理を行なうことになるので、説明は
省略する。
【0058】ここで顧客Aの虹彩データが記憶装置23
内に存在しないと判断された場合には入力操作を行なっ
たか否かに拘らず顧客Bの虹彩データの検索に移行し、
虹彩データが存在すれば、その顧客Bの取引口座との取
引を開始するように制御される。このような状況は、取
引口座を有しない付添人が操作する場合などが該当する
ものである。
【0059】更に、顧客Aの虹彩データと顧客Bの虹彩
データから検索した取引口座が同一である場合について
説明する。これは口座開設人が世帯主であり、この取引
口座を利用する家族が同取引口座の取引きを許容するこ
とが登録してある場合であり、家族の一員が連れ添って
取引に出向くと、顧客A,顧客Bとして採取した虹彩デ
ータは異なるが、ホストコンピュータ22により夫々の
虹彩データから顧客情報を検索すると、同一の取引口座
になる。
【0060】ホストコンピュータ22では同一の取引口
座はまとめて単一の取引口座としてATM1に顧客情報
を返信することにより該当口座は1口座として画面表示
し、その取引を許容することになる。
【0061】なお、顧客A,Bに共通した取引口座以外
に該当する取引口座があれば、それを表示することは言
うまでもない。
【0062】以上のように第2の実施の形態では、AT
M1に複数の顧客が近づいた時に、どの顧客から虹彩デ
ータの採取を行うかを決定する手段として、前記第1の
実施の形態と共に実施される。
【0063】次に、第3の実施の形態を出金処理を例に
説明する。図8は本発明の自動取引システムにおける出
金処理を示すフローチャートであり、各ステップ毎に説
明すると、まず、図1に示すように取引に先だって顧客
がATM1の前に近づくと、接近検出器17により顧客
A,BがATM1の所定の距離内に入ったことが通知さ
れ(S10)、図4に示したように接客部11に顧客誘
導画面を表示し、選択入力を促す(S11)。
【0064】同時に主制御部18により画像処理部14
を介して映像撮影部13に撮影指示が出され、映像撮影
部13は、周囲の動画データを採取して、数フレーム前
の動画データと比較し、この動画データの変化を伴う部
分を検知する。その部分の形状と予め記憶されている人
体の形状とを比較して人体の形状に近いか否かを識別
し、人体の形状に近いと識別した時に、『人体』と判定
され、その識別結果から顧客A,Bの2体を取引対象と
仮定する。
【0065】そして前述した第1,第2の実施の形態で
説明した方法で顧客Aの虹彩データを採取し(S1
2)、画像処理してホストコンピュータ22に送信する
(S13)と共に、ATM1の記憶部15にも記憶させ
(S14)、続いて顧客Bの虹彩データを採取し、前述
同様に処理する(S15)。この間には顧客により『お
引出し』が選択されている。
【0066】この虹彩データを基にホストコンピュータ
22に接続されている記憶装置23の顧客情報ファイル
内から顧客A、続いて顧客Bの顧客情報が検索され、複
数の口座が存在すれば、その全ての顧客氏名,口座番
号,預貯金残高情報,口座開設店名などをATM1に返
信する(S16)。ATM1では接客部11に顧客の口
座番号や口座開設店名などを全てを表示する(S1
7)。
【0067】ここで、顧客がIDカード3を所持してお
り、カード挿入返却口2aより挿入した場合の処理を説
明しておく(フローチャートには記載しない)。
【0068】顧客がIDカード3を挿入した場合には、
取引選択指示入力をする前後に拘らず、挿入されたID
カード3をカード処理部2に取込み、記憶されている情
報を読取るように制御する。この読取動作により取引に
許容されているIDカード3であれば読取った顧客情報
をホストコンピュータ22に送信する。
【0069】ホストコンピュータ22では接続されてい
る記憶装置23の顧客情報ファイル内から該当する顧客
情報を検索し、前記虹彩データとの顧客が一致すれば、
顧客氏名,口座番号,預貯金残高情報などをATM1に
返信する。
【0070】このようにIDカード3が挿入された場合
には、IDカード情報から口座が限定できるためATM
1では複数の顧客が操作しても接客部11には、IDカ
ード3に記憶されている取引口座番号などを1個(該当
口座のみ)だけ表示する。
【0071】また、ホストコンピュータ22では接続さ
れている記憶装置23の顧客情報ファイル内から該当す
る顧客情報を検索する際に、記憶装置23内に前記虹彩
データが存在しない(登録されていない)場合がある。
この場合、ホストコンピュータ22はATM1に暗証番
号を入力させる処理に移行するよう指示を送信し、図1
2に記載したような顧客誘導画面表示を行うが以後は、
従来と同様暗証番号による取引となり公知技術となるた
め説明は省略する。
【0072】再びフローチャートの説明に戻って、複数
の顧客の取引口座を画面表示した場合については、取引
を行なう口座を選択させて出金額の入力を促す。この時
に顧客が図9に示すように顧客A(○○様)の取引口座
として『#123456 千葉支店』と『#024680 虎ノ門支店』
と表示した中から『#024680 虎ノ門支店』から引出しを
指示入力したら、図10に示すような顧客誘導画面表示
を行い、入力すべき箇所をカーソル点滅する。
【0073】顧客が顧客誘導画面表示を見て、『1・2
・万・3・千・確認』と押すと(S18)、紙幣入出金
部8は万円券12枚と千円券3枚を順次繰り出して、接
客口9aまで搬送する(S19)。更に、IDカード3
が挿入された取引であればカード処理部2内に保持して
いたIDカード3をカード挿入返却口2aまで搬送して
顧客に返却する。
【0074】紙幣(12万3千円)の接客口9aへの搬
送が完了し、顧客によるIDカード3の抜取りが図示し
ない検知手段により確認されたら、「○○様のお取引分
12万3千円よりお支払いしますので、○○様が確認ボ
タンを押してください。××様は少々お待ちくださ
い。」と表示する。
【0075】この時に主制御部18は、確認指示と並行
して顧客A(○○様)の虹彩データの再取得を指示し
(S20)、その取得した虹彩データと取引開始時に取
得し記憶部15に記憶されている顧客Aの虹彩データと
の照合を行なう(S21)。
【0076】照合の結果、虹彩データが一致していれば
明細票処理部6により取引明細票7に取引内容を印字
(S22)して接客口9aまで搬送しシャッタ9bを開
いて(S23)、紙幣の抜取りを可能にする。
【0077】これにより顧客が紙幣を抜取ったことを図
示しない検知手段が確認(S24)したらシャッタ9b
を閉じる(S25)。続いて、顧客Bについても上記ス
テップ18からステップ25までと同様に処理する(S
26)。
【0078】以上の動作が終了すると、顧客誘導画面を
「ありがとうございました。○○様、××様、お気をつ
けてお帰りください。」と表示し、かつ音声により同様
な文言を発声する。
【0079】ATM1による出金動作が完了したら、出
金取引をした顧客A,Bの夫々の虹彩データを各顧客の
取引記録に付加して記録,保存する(S27)。これは
取引明細票7の印刷時に複写控えを採取することや、図
示しない磁気記録手段(フロッピッディスクやハードデ
ィスクなど)に記録を採る。
【0080】一方、主制御部18はホストコンピュータ
22に取引データと共に取引終了信号を送ると、ホスト
コンピュータ22は記憶装置23の顧客情報ファイルの
更新を実行する(S28)。
【0081】顧客がATM1より所定の距離以上離れた
ことが接近検出器17により確認されたら、取引誘導画
面を待機状態に設定し、記憶部15に一時記憶した顧客
の虹彩データを消去する。
【0082】顧客Aの取引きで、ステップ21において
照合した結果、虹彩データが不一致となったら(S3
0)、記憶部15に記憶されている顧客Bの虹彩データ
と照合し、一致した場合には紙幣の抜き取りは顧客Bで
あることを記録して(S31)、シャッタ9bを開いて
紙幣の取出しを可能とする。
【0083】また、顧客Bの取引きにおいて照合した結
果、虹彩データが不一致となったら、記憶部15に記憶
されている顧客Aの虹彩データと照合し、一致した場合
には紙幣の抜き取りは顧客Aであることを記録して、シ
ャッタ9bを開いて紙幣の取出しを可能とすることはい
うまでもない。
【0084】また、ステップ21及びステップ30にお
いて、顧客A,Bの両者の虹彩データではないと判断し
た場合には支払いを中止する(S32)。
【0085】図11は、前記第3の実施の形態の変形例
であり、振込処理における、所謂口座間資金移動に関す
るもので、顧客A(○○様)から顧客B(××様)に現
金(実際の金銭ではない)を振込む場合の顧客誘導画面
の表示例を示している。これは振込人と受取人が同席し
ている場合に限定される取引である。
【0086】まず、前記同様に複数の顧客が検知され、
顧客A又は顧客Bにより図4に示した顧客誘導画面で
『お振込み』が選択されて、虹彩データから取引口座が
検索され、各々の取引口座が存在し取引画面に表示され
る。
【0087】例えば顧客Aが顧客Bの取引口座に振り込
む場合には、○○様『 #024680 虎ノ門支店・振込』と
押下し、続けて××様『 #013579 横浜支店・受取』と
入力すると、顧客誘導画面に「振込金額を入力してくだ
さい。」と表示し、金額の入力を促す。
【0088】金額の入力が完了して、「確認」ボタンが
押下されると、ホストコンピュータ22に接続されてい
る記憶装置23内の預貯金残高データの顧客Aの取引口
座から入力した金額を減じ、顧客Bの取引口座に同金額
を加算するという処理を行なう。この取引においても出
金処理で説明したように、虹彩データの確認を行なうこ
とは言うまでもない。
【0089】以上の振込処理は、金銭(貨幣)そのもの
を取り扱わないで金銭の移動が可能であるため、安全性
にすぐれ、かつ、現金の授受日時等を明確にできる。
【0090】更に、虹彩データを採取し、記録すること
により電子的な署名として証明等に使用できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明した本発明には、次の効果があ
る。虹彩データを使用して顧客認識を行うため、極めて
識別能力を高めることができる他、複数の顧客が自動取
引装置に近づいた場合でも、早期に顧客の人数を検知
し、更に、起立位置を認識し速やかに虹彩データの採取
を開始する。また、画像処理により取引操作入力を行っ
た顧客をも特定し、この顧客の虹彩データの採取を優先
させることもできるため、処理速度の低下とならずにに
IDカードの不要な自動取引システムを提供できる。
【0092】虹彩データの登録された複数の顧客の取引
きを一取引きとして処理できるため、処理速度が向上す
る。
【0093】更に、取引処理の確認操作を顧客自身に入
力させ、この時に再採取した虹彩データと一致しないと
きには、付添人の虹彩データと一致すれば取引きを可能
としたため、高齢者や操作に不慣れな顧客のにも取引き
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引システムにおける取引時の概
念を示す説明図である。
【図2】本発明の自動取引装置の外観図である。
【図3】本発明の自動取引装置の制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の入金処理の表示例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の入力操作の説明図である。
【図7】本発明の入金処理画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明の自動取引システムにおける出金処理を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の出金処理画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図10】本発明の出金処理画面の表示例を示す説明図
である。
【図11】本発明の振込処理画面の表示例を示す説明図
である。
【図12】従来の顧客誘導画面の表示例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 自動取引装置 2 カード処理部 2a カード挿入返却口 9 紙幣入出金部 9a,10a 接客口 11 接客部 15 記憶部 16 インターフェース部 17 接近検知器 18 主制御部 19 電源部 20 係員呼出しボタン 22 ホストコンピュータ 23 記憶装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引指示入力が可能な接客部と、顧客が
    前記接客部より所定の距離内に接近したことを検知する
    接近検知器と、映像撮影機により撮影した顧客の虹彩画
    像を虹彩データに加工処理する画像処理部と、取引開始
    時に採取した前記虹彩データを記憶する記憶部とを有
    し、前記虹彩データから顧客を識別した後、前記接客部
    よりの取引指示入力により取引を実行する自動取引装置
    と、 顧客の虹彩データと取引口座番号及び預貯金残高等の顧
    客情報を記憶,管理すると共に自動取引装置から送信さ
    れた虹彩データから前記顧客情報を検索可能な上位装置
    と、 前記自動取引装置と前記上位装置を通信回線で接続した
    自動取引システムにおいて、 前記接近検知器が複数の顧客を検知した場合には、自動
    取引装置の最も近くに位置する顧客から虹彩データを順
    次採取し、上位装置に送信し前記顧客情報を検索するこ
    とを特徴とする自動取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動取引システムにおい
    て、 前記自動取引装置には接近検知器を用いて検出される被
    検出物までの距離を測定可能な機能を付加し、 該距離情報により複数の顧客の位置を判定することを特
    徴とする自動取引システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動取引システムにおい
    て、 前記画像処理部には虹彩データと関連させて顧客の位置
    を特定可能な機能を付加し、 該位置情報により複数の顧客の位置を判定することを特
    徴とする自動取引システム。
  4. 【請求項4】 取引指示入力が可能な接客部と、顧客が
    前記接客部より所定の距離内に接近したことを検知する
    接近検知器と、映像撮影機により撮影した顧客の虹彩画
    像を虹彩データに加工処理すると共に、該虹彩データに
    関連させて顧客の位置とを有し、特定された顧客毎の動
    作を監視する動作検出手段を有する画像処理部とを設
    け、前記虹彩データから顧客を識別した後、前記接客部
    よりの取引指示入力により取引を実行する自動取引装置
    と、 顧客の虹彩データと取引口座番号及び預貯金残高等の顧
    客情報を記憶,管理すると共に前記自動取引装置から送
    信された虹彩データから前記顧客情報を検索可能な上位
    装置と、 前記自動取引装置と前記上位装置を通信回線で接続した
    自動取引システムにおいて、 前記接近検知器が複数の顧客を検知した場合には、複数
    の顧客の虹彩データを順次採取すると共に、前記動作検
    出手段が取引指示入力を行なった顧客と判定した虹彩デ
    ータによる前記検索を優先させることを特徴とする自動
    取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動取引システムにおい
    て、 前記上位装置により検索した結果、虹彩データから顧客
    が特定できない場合には次に採取した虹彩データにより
    検索を行なうことを特徴とする自動取引システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の自動取引システムにおい
    て、 前記自動取引装置に顧客より採取した虹彩データを記憶
    する記憶部を付加し、 前記接近検知器が複数の顧客を検知したら、複数の顧客
    の虹彩データを採取して検索を行い、一致する虹彩デー
    タから顧客を特定し取引を実行すると共に、接近検知範
    囲内の他の顧客の虹彩データを採取して前記記憶部に記
    憶することを特徴とする自動取引システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自動取引システムにおい
    て、 前記接近検知範囲内の他の顧客とは、取引指示入力者で
    あることを特徴とする自動取引システム。
  8. 【請求項8】 取引指示入力が可能な接客部と、顧客が
    前記接客部より所定の距離内に接近したことを検知する
    接近検知器と、映像撮影機により撮影した顧客の虹彩画
    像を虹彩データに加工処理する画像処理部とを有し、前
    記虹彩データから顧客を識別した後、前記接客部よりの
    取引指示入力により取引を実行する自動取引装置と、 顧客の虹彩データと取引口座番号及び預貯金残高等の顧
    客情報を記憶,管理すると共に虹彩データから前記顧客
    情報を検索可能な上位装置と、 前記自動取引装置と前記上位装置を通信回線で接続した
    自動取引システムにおいて、 前記接近検知器が複数の顧客を検知した場合には、複数
    の顧客の虹彩データを順次採取し、上位装置により検索
    を行い、一致する虹彩データから顧客を特定し、該複数
    の顧客情報を接客部に表示し、複数の顧客による操作入
    力により取引を進行させることを特徴とする自動取引シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の自動取引システムにおい
    て、 前記複数の顧客を特定した結果、同一の顧客情報であっ
    た場合には、単一の顧客の取引のみを進行させることを
    特徴とする自動取引システム。
JP29964595A 1995-11-17 1995-11-17 自動取引システム Withdrawn JPH09147233A (ja)

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