JPH113453A - 通帳取扱装置 - Google Patents

通帳取扱装置

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JPH113453A
JPH113453A JP15672797A JP15672797A JPH113453A JP H113453 A JPH113453 A JP H113453A JP 15672797 A JP15672797 A JP 15672797A JP 15672797 A JP15672797 A JP 15672797A JP H113453 A JPH113453 A JP H113453A
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Toru Sugiyama
徹 杉山
Noriyuki Nomura
典亨 野村
Yuichi Sekizaki
雄一 関崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通帳繰越が発生した時に顧客が煩わしさを感
じることなく新通帳の発行を受けることができる優れた
通帳取扱装置を提供する。 【解決手段】 通帳取扱装置1に複数種の通帳を収納可
能な通帳収納部4と取引操作入力と操作誘導表示が可能
な顧客操作部6を設け、新通帳の発行時に顧客口座情報
から顧客属性に応じた新通帳を優先的に顧客操作部に表
示し、通帳発行に先だって顧客操作部6から選択入力さ
れる通帳を発行可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銀行等の金融機関に
おいて、未記帳取引履歴の印字,及び複数の通帳を収納
しておき、記帳取引に応じてこの通帳を自動的に発行す
る通帳取扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀行等の金融機関において
は、現金自動預入支払機(Automated Teller Machine:
以後ATMとする)を利用してキャッシュカードを使用
した現金の預け入れや引き下ろし取引を行なっている。
これらの現金の入出金取引は自らが口座開設している預
貯金取引口座内の預貯金残高(金額)を増減することに
より行なわれ、この取引結果を取引履歴情報として通帳
に印字している。銀行等では複数種の通帳に関わる処理
業務を扱っており、これらの通帳の種類(科目)は、一
般的に約10〜20種程度と言われている。それらの通
帳を発行する装置では、まず、通帳収納部より取引科目
に対応した通帳を1冊繰り出し、表紙に顧客氏名,口座
番号等の印字を行い、次に表紙を捲り、表紙裏にも顧客
氏名,口座番号,営業店名等を印字し、更に中紙を捲
り、その開かれた中紙に取引内容を印字した後、裏表紙
側に設けられた磁気ストライプに磁気情報の記録を行
い、通帳発行口に搬送し排出して通帳取扱装置での発行
処理を終了している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の通帳取扱装置では、取引科目に対応した通帳を複数種
用意して顧客の希望するデザインのものを発行するには
窓口係員対応になったり、またATMでの取引を行なっ
たあと窓口に立ち寄るという煩わしさや通帳発行待ち時
間が必要なことから新通帳の繰越発行頻度は少なく、キ
ャッシュカードによる入出金取引、更に各種公共料金の
口座振替えの普及から、取引履歴情報が膨大な情報量に
なり、それらの取引履歴情報を記憶する記憶装置の記憶
容量が増加する傾向にあるため、記憶装置の設備投資の
負担増になっている。本発明は上記の問題点に鑑み、通
帳繰越が発生した際には通帳発行を顧客が煩わしさを感
じることなく操作できる優れた通帳取扱装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、顧客口座に対応して発行さてた通帳に印字
可能頁がなくなったら新通帳を発行可能な通帳取扱装置
において、通帳取扱装置に複数種の通帳を収納可能な通
帳収納部と取引操作入力と操作誘導表示が可能な顧客操
作部を設け、新通帳の発行時に顧客口座情報から顧客属
性に応じた新通帳の絵柄を優先的に顧客操作部に表示
し、通帳発行に先だって顧客操作部から選択入力される
通帳を発行可能とした。また、通帳取扱装置に顧客の虹
彩情報の採取可能なカメラを設け、通帳発行に先立って
採取した虹彩情報から顧客を特定し、該顧客口座情報に
基づいて発行可能な通帳の絵柄を表示し、顧客操作部か
ら選択入力される通帳を発行可能とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の第1
の実施の形態を説明する。図1は本発明の通帳取扱装置
の外観図であり、図2は本発明の通帳取扱装置の概略構
成図であり図1に示す矢印A方向より見たものである。
図3は本発明の通帳取扱装置の制御ブロック図である。
なお、各図面に共通する要素については同一の符号を付
す。
【0006】図において、1は前述した通帳2を処理す
る通帳取扱装置であり、上部に通帳2を処理するための
通帳印字処理部3、そして下部に通帳2を複数収納して
いる通帳収納部4が配置されている。通帳印字処理部3
は通帳挿入返却口5より挿入される図示しない通帳2に
印字処理など行なうもので、更に後述する機構により通
帳2に記録されている情報の読取りや更新を行う手段、
及び印字頁行の検出手段や改頁手段等を有している。6
は顧客操作部であり、顧客による取引入力するために顧
客誘導表示を行なったり、操作入力するためのタッチパ
ネルであり、図4に示した取引開始時の顧客誘導画面の
表示例のように、通帳記帳の案内などを表示したり、そ
のキー表示部や絵柄に軽く触れる(押下)ことで相当す
るキー操作入力がなされるようになっている。
【0007】上部に設けられた通帳印字処理部3には、
磁気読取書込部8が設けられ、通帳2の裏表紙面に予め
設けてある磁気ストライプ2a(図示なし)に対して磁
気記録情報の読取りや書込みが可能になっている。9は
開かれた通帳2のページマーク2b(図示なし)を光学
的に読み取ったり、印字済行を光学的に検出することが
可能な頁・行読取部ある。10は通帳2に印字処理を行
なうための印字ヘッドやプラテン及び印字ヘッドの駆動
手段等で構成される印字部であり、上位装置より取引履
歴情報を受信して所定の頁,行に印字出力を行なう。
【0008】11は改頁部であり、取り扱う通帳2に対
して頁繰越しが発生した場合に頁捲りを行なったり、後
述する新通帳発行時に通帳2の表紙や中紙を捲ることや
通帳2を閉じるための機構部である。12は顧客が取り
忘れた通帳2や発行不適と判断された新通帳2を取り込
み保管するためのリジェクトボックスである。
【0009】13は通帳反転部であり、取り扱う通帳2
が図5に示したような複合科目通帳(所謂、ダブルスト
ライプ通帳で、図では総合口座と国債定期の2科目用で
ありそれぞれの科目に対応して磁気ストライプ2a,2
a′を有する)の場合に搬送方向において前後端を入れ
換えるためのもので、水平回転テーブル上まで搬送した
通帳2を載置したまま回転し、通帳の上下を入れ換えて
第1の搬送路15に送出するものであり、特開昭61−
283961号公報等により公知の技術により構成され
ている。
【0010】14は通帳挿入返却口5より挿入された流
通通帳(すでに発行され顧客が所有する通帳であり、以
後、通帳2cと称す)に印字可能頁が無くなり、通帳繰
り越しが発生した時に通帳2cを一時的に退避させてお
くための通帳退避部である。15は第1の搬送路であ
り、前述した通帳挿入返却口5から挿入される通帳2c
を磁気読取書込部8,頁・行読取部9,印字部10,改
頁部11,リジェクトボックス12,通帳反転部13及
び通帳退避部14に搬送可能にしたものであり、図示し
ない搬送機構により構成され通帳印字制御部16により
駆動制御される。また、15aは通帳挿入返却口5の近
傍に設けた挿入検知器である。なお、第1の搬送路15
においてリジェクトボックス12及び通帳退避部14へ
の分岐部には図示せぬ搬送方向切り換え手段を有するが
説明は省略する。
【0011】次に通帳収納部4の概要を説明する。通帳
収納部4には媒体として複数の異なる取引科目の未使用
通帳(以後、通帳2dとする)をそれぞれ収納可能な複
数の通帳カセット4a〜4fが設けられ、各通帳カセッ
トには同一取引科目の通帳2dが100冊程度づつ収納
されている。 なお、通帳2dは通帳収納部4の略中央
に設けられ上下方向に移動可能な媒体キャリア17によ
り通帳カセット4a〜4fのいずれかから1冊づつ取り
出されて矢印B方向に運搬されることにより装置上部の
第2の搬送路18を介して通帳印字処理部3に送られ
る。
【0012】19は各種の制御を行なうためのプログラ
ムが記憶されたRAMやROM又はフロッピィディスク
などで構成された記憶部である。20は主制御部であっ
て、前述した顧客操作部6,通帳印字制御部16,媒体
キャリア17及び記憶部19を制御するもので、図示し
ないインターフェース部を介して上位装置に接続されて
いる。21は前記各部に電力を供給する電源部である。
顧客操作部6に表示される顧客誘導画面は、記憶部19
に予め複数種が記憶されていて取引の進行に従って主制
御部20の指示により順次、表示,制御される。
【0013】図6は発行可能な通帳の優先表示順を示す
関係図表であり、図では科目「総合口座通帳」の場合を
示し、男女別,年代別,趣味・特技別に予め定められた
識別コードが付与されている。例えば趣味・特技の分類
「00」は特別な趣味や特技を申告していない場合を示
し、「01」はスポーツしたりそれを鑑賞することを趣
味又は特技として登録されているもの、「10」は絵画
や読書,映画鑑賞などを趣味としている場合などに区分
けしている。また通帳種別A,B,C,Dは発行可能な
通帳を示し、優先順位1〜4までの順が図示しない登録
方法により装置毎に設定してある。
【0014】22はターミナルコントローラであり、通
帳取扱装置1や図示しないATM等と上位装置であるホ
ストコンピュータ23との通信制御を行なうものであ
る。23は前記ターミナルコントローラ22と通信回線
により接続されているホストコンピュータであり、顧客
毎の口座番号や預貯金残高情報および顧客識別データな
どを記憶している記憶装置24を有している。
【0015】記憶装置24には、顧客毎の口座番号に対
応した取引履歴情報や預貯金残高情報及び顧客識別デー
タ等を記憶した口座情報ファイル24aや、顧客情報と
して顧客の属性情報である生年月日や性別,血液型,趣
味,特技,家族構成などを記憶している顧客情報ファイ
ル24b、更に取扱う媒体毎に予め付与されている媒体
識別番号や外形サイズ情報やページマーク付与情報を記
憶している媒体情報ファイル24cなどがある。
【0016】<通帳記帳処理>次に顧客の持参した通帳
2cに未記帳取引履歴を印字する「通帳記帳」処理を説
明する。顧客が通帳取扱装置1に近づくと、図示しない
顧客接近検出器により顧客が所定距離範囲内に入ったこ
とが検出され、図4に示したような顧客誘導画面を表示
する。表示に従って通帳2cが通帳挿入返却口5より挿
入されると、これを挿入検知器15aが検知し通帳印字
処理部3が稼動を開始する。まず、第1の搬送路15の
搬送機構により通帳2cが搬送され磁気読取書込部8に
より通帳2cに設けられた磁気ストライプ2aより顧客
口座情報を読み取り、この口座情報をホストコンピュー
タ23に送信すると、ホストコンピュータ23側におい
て記憶装置24内の顧客口座情報の検索が開始される。
【0017】一方、通帳2cは印字部10に向かって搬
送が開始され、第1の搬送路15に設けられた頁・行読
取部9により通帳2cの所定場所に設けられている頁情
報としてのページマーク2bや印字済行情報を光学的に
読み取る。この磁気読取書込部8及び頁・行読取部9で
読み取られた情報は照合され、開かれた頁から光学的に
読み取った情報と印字すべき頁が不一致のときには改頁
部11により所定頁を開く動作が行なわれる。ホストコ
ンピュータ23より顧客口座情報として顧客口座の未記
帳取引履歴情報が返信されてくると通帳2cに印字を行
なう。ここで、全ての印字可能頁に印字を行なっても未
記帳取引履歴情報が残っている場合には「通帳繰越」と
なる(詳細は後述する)。
【0018】印字が終了すると磁気読取書込部8まで逆
方向に搬送される。この際に頁・行読取部9により印字
した印字済行を読取検知して、所定の印字行まで印字さ
れていることを確認する。続けて、磁気読取書込部8に
おいて磁気ストライプ2aの記録情報を更新(例えば、
印字可能頁や印字済行情報など)して通帳挿入返却口5
まで排出する。以上が挿入された通帳2cの記帳処理で
ある。顧客により通帳2cを抜き取ったことが挿入検知
器15aにより検知されると、顧客誘導画面を「ありが
とうございました。○○様、お気をつけてお帰りくださ
い」と表示する。一方、主制御部20がホストコンピュ
ータ23に取引終了信号を送ると、ホストコンピュータ
23は記憶装置24の口座情報ファイル24aの更新を
実行する。
【0019】<通帳発行処理1>本発明の第1の実施の
形態の動作を図7,図8に示す動作フローチャートによ
り説明する。更に、ここでは通帳収納部4に収納されて
いる通帳2dで「総合口座通帳」を繰越発行する場合を
例とする。なお、Sはステップを示す。通帳2cが挿入
されて、未記帳取引履歴情報の印字が順次行なわれ(S
1)、全ての印字可能頁に印字を行なっても未記帳取引
履歴情報が残っている場合には通帳繰越となる(S
2)。ここで通帳繰越になると通帳2cの最終頁には
「新通帳に繰越ました」と印字すると共に顧客には「○
○様,新しい通帳に繰越しますので、しばらくお待ちく
ださい」と報知し(S3)、通帳2cを通帳退避部14
に搬送して一時退避に入る(S4)。
【0020】通帳取扱装置1は顧客情報ファイル24b
から顧客の性別,年齢,趣味・特技情報などを受信する
と記憶部19内に記憶している発行可能な通帳2dの絵
柄を表示する(S6)。この表示は図6に示す関係図表
に従って優先的に表示する通帳種別が決定される。例え
ば、この絵柄は図9に示すように複数種の絵柄(201
〜204)であり、顧客の希望する通帳を選択可能にす
る。顧客がこの通帳表紙絵柄を見て、希望する絵柄表示
部を押下すると(S7)、主制御部20は絵柄201が
選択された場合には図10に示すようにその絵柄のみを
表示して(S8)、「よろしければ確認ボタンを押して
ください」と表示し確認を求める(S9)。なお、ステ
ップS9において、顧客が「取消」キーを押下した場合
にはステップS6で表示(図9)した絵柄画面の表示に
戻る。また、図11に示すように顧客情報からの優先順
位と共に、表紙絵柄の一部を重ねて表示すれば、表示を
小さくすることなく多種類を表示することもできる。
【0021】発行すべき通帳2d(総合口座通帳)が選
択され「確認」キーが押下されると、その発行指示が発
信され(S9)、通帳収納部4の総合口座通帳の収納場
所に媒体キャリア17を移動させて所定の動作により1
冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取り込む(S1
0)。通帳2dを保持した媒体キャリア17は矢印B方
向に移動し、一点鎖線で示す位置まで上昇して停止す
る。続けて媒体キャリア17内の搬送手段を制御して、
通帳2dを第2の搬送路18に引き渡す。
【0022】第2の搬送路18に保持された通帳2dは
第1の搬送路15に搬送されて、磁気読取書込部8まで
搬送されて、通帳2dの磁気ストライプ2aを読み取る
(S11)。この読み取りにより顧客の要求している通
帳2dであることの識別情報を検出したら(S12)、
次の処理に移行し新通帳発行処理(S13)を開始す
る。
【0023】ステップS12において、顧客の要求して
いる通帳2dと異なる媒体識別情報(例えば普通預金通
帳であることなど)を検出したら、まずこの通帳2dを
リジェクトボックス12に取り込む(S14)。そして
再度媒体キャリア17を移動させて所定の動作により1
冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取り込む動作を
繰り返す(S10〜S12)。この繰り返し動作を所定
回数行なっても顧客の要求している通帳2dと異なる媒
体識別情報を検出したら回数オーバとして(S15)、
エラー処理に入り係員対応などに移行することになる
(S16)。
【0024】次にステップ13に示す新通帳発行処理を
説明する。磁気読取書込部8での読み取りにより所定の
「総合口座通帳」であることが確認されると印字部10
へ搬送され、表紙に顧客氏名と口座番号が印字される、
次に中紙に印字するために表紙捲り動作が必要になる。
改頁部11まで搬送され表紙捲りが所定の手順で実行さ
れ表紙が開かれると、次に頁・行読取部9に搬送し、開
かれた頁のページマーク2bを読み取り、印字すべき頁
であることを確認後、再び印字部10に搬送して表紙裏
面に顧客氏名や口座番号及び営業店名,電話番号等を印
字処理する。続けて改頁部11に再送され、中紙捲りを
行い印字部10により未記帳取引履歴情報の印字処理を
行い、最後に磁気読取書込部8に搬送し磁気ストライプ
2aに口座番号等の顧客情報を磁気記録する。
【0025】ここで、「総合口座通帳」が複合科目通帳
である場合には、改頁部11で開かれた通帳2dの頁閉
じ動作を実行する。この時には裏表紙側が上面を向くよ
うに通帳2dの下側(裏側)の頁を上側に閉じるように
制御する。次に通帳反転部13に搬送され、水平に角度
180度回転された後に印字部10に戻される。これに
よって、裏表紙面側と印字ヘッドが対向し裏表紙への印
字が表表紙と同様な制御で可能になる。続けての閉じら
れた通帳の動作は印字部10において裏表紙に顧客氏名
と口座番号が印字される、以下、表紙側の処理と同様に
中紙に印字するために裏表紙捲り動作が改頁部11まで
搬送して所定の手順で実行されると、頁・行読取部9に
搬送し、開かれた頁が印字すべき頁であるかを前述同様
にして確認され、再び印字部10に搬送して未記帳取引
履歴情報の印字処理を行い、磁気読取書込部8に搬送し
表紙面側に設けた磁気ストライプ2a′に磁気記録を行
なう。
【0026】なお、裏表紙の閉じ動作を行なってから通
帳反転部13により反転させるよう説明したが、先に反
転させてから閉じ動作を行なってもよし、閉じる前に中
紙を印字し閉じてから裏表紙の印字を行ってもよいこと
は言うまでもない。
【0027】再び動作フローチャートの説明に戻り、磁
気情報の記録が完了すると「○○様,お待ちどうさまで
した、新しい通帳をお受け取りください」と報知し(S
17)、通帳2dを通帳挿入返却口5まで搬送する(S
18)。挿入検知器15aが通帳2dの抜き取りを検知
すると(S19)、次に通帳退避部14に一時退避して
いる通帳2cの返却に移行するが、ステップS19にお
いて通帳2dの抜き取りが所定時間行なわれないことが
時間監視により検出されると(S20)、通帳取扱装置
1は通帳2dの取り忘れと判断し、その通帳2dをリジ
ェクトボックス12に取り込む(S21)。
【0028】通帳2cの返却にあたっては、磁気読取書
込部8で磁気ストライプ2aにペイド情報を記録してか
ら通帳2cを通帳挿入返却口5まで搬送する(S2
2)。挿入検知器15aが通帳2cの抜き取りを検知す
ると(S23)、通帳印字処理部3での処理が完了す
る。
【0029】ステップS23において通帳2cの抜き取
りが所定時間行なわれないことが時間監視により検出さ
れると(S24)、通帳取扱装置1は通帳2cの取り忘
れと判断し、その通帳2cをリジェクトボックス12に
取り込む(S21)。顧客により通帳2cを抜き取った
ことが挿入検知器15aにより検知されると、顧客誘導
画面を「ありがとうございました、○○様,またのご来
店をお待ちしております」と表示しする(S25)。一
方、主制御部20がホストコンピュータ23に取引終了
信号を送ると、ホストコンピュータ23は記憶装置24
の口座情報ファイル24aの更新を実行すると共に、通
帳取扱装置1は図示しない取引ジャーナルの記録を行な
い全ての動作が終了する(S26)。
【0030】<通帳発行処理2>次に本発明の第2の実
施の形態を、図12に示すシステム構成図及び図13,
図14に示す動作フローチャートにより説明する。な
お、本実施の形態でも通帳収納部4に収納されている通
帳2dで「総合口座通帳」を繰越発行する場合を例とす
る。なお、Sはステップを示す。
【0031】図において、7a,7b,7cはATMで
あり、ターミナルコントーラ22によりホストコンピュ
ータ23と回線接続されている。更に通帳取扱装置1も
前述のターミナルコントローラ22に接続されている。
なお、事前に顧客はATM7を使用して通帳2cを使用
した取引(有通取引)を行ない、通帳繰越が発生して通
帳取扱装置1による通帳2dを受領するための操作を容
認した場合とする。
【0032】顧客が通帳取扱装置1に近づくと、図示し
ない顧客接近検出器により顧客が所定距離範囲内に入っ
たことが検出されると(S31)、図4に示したような
顧客誘導画面を表示する(S32)。この表示に従って
通帳2cが通帳挿入返却口5より挿入されると、これを
挿入検知器15aが検知し(S33)、通帳印字処理部
3が動作を開始する。
【0033】まず、第1の搬送路15の搬送機構により
通帳2cが搬送され磁気読取書込部8により通帳2cに
設けられた磁気ストライプ2aより顧客口座情報を読み
取る(S34)。この口座情報より顧客には「○○様,
新しい通帳を発行しますので、しばらくお待ちくださ
い」と表示し(S35)、通帳発行を行なう旨を報知す
ると共にこの口座情報をホストコンピュータ23に送信
する(S36)。ホストコンピュータ23側において口
座情報から通帳繰越の必要なことが確認され(S3
7)、通帳2cを通帳退避部14に搬送して一時退避に
入る(S38)。
【0034】通帳取扱装置1は顧客情報ファイル24b
から顧客の性別,年齢,趣味,特技情報などを受信する
と記憶部19内に記憶している優先表示基準に従って発
行可能な通帳の絵柄を表示する(S39)。この絵柄は
図7に示すように複数種の絵柄(201〜204)であ
り、顧客の希望する通帳を選択可能にする。顧客がこの
通帳表紙絵柄を見て、希望する絵柄表示部を押下すると
(S40)、主制御部20は図8に示すように選択され
た通帳の絵柄のみを表示して(S41)、「よろしけれ
ば『確認』ボタンを押してください」と表示して確認を
求める(S42)。なお、ステップS42にて顧客が
「取消」キーを押下した場合にはステップS39で表示
した絵柄画面の表示に戻る。
【0035】発行すべき通帳が選択され「総合口座通
帳」の発行指示が発信されたら、通帳収納部4の総合口
座通帳の収納場所に媒体キャリア17を移動させて所定
の動作により1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを
取り込む(S43)。通帳2dを保持した媒体キャリア
17は図2に示す矢印B方向に移動し、一点鎖線で示す
位置まで上昇して停止する。続けて媒体キャリア17内
の搬送手段を制御して、通帳2dを第2の搬送路18に
引き渡す。
【0036】第2の搬送路18に保持された通帳2dは
第1の搬送路15に搬送されて、磁気読取書込部8まで
搬送され通帳2dの磁気ストライプ2aを読み取る(S
44)。この読み取りにより顧客の要求している通帳2
dの媒体識別情報を検出したら(S45)、次の処理に
移行し前述した新通帳発行処理(S46)を開始する。
【0037】ステップS45において、顧客の要求した
通帳2dと異なる媒体識別情報を検出したら、まずこの
通帳2dをリジェクトボックス12に取り込む(S4
7)。そして再度媒体キャリア17を移動させて所定の
動作により1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取
り込む動作を繰り返す(S43〜S45)。この繰り返
し動作を所定回数行なっても顧客の要求している通帳2
dと異なる媒体識別情報を検出したら(S48)、回数
オーバとしてエラー処理に入り、係員対応などに移行す
ることになる(S49)。印字部10に搬送して未記帳
データの印字処理を行い、磁気読取書込部8に搬送し磁
気ストライプ2aに磁気記録を行なうといった前述、新
通帳発行処理を終了させる。
【0038】磁気情報の記録が完了すると、「○○様,
お待ちどうさまでした、通帳は2冊でます、まず新通帳
からお受け取りください」と報知し(S50)、通帳2
dを通帳挿入返却口5まで搬送する(S51)。挿入検
知器15aが通帳2dの抜き取りを検知すると(S5
2)、「通帳をもう1冊お受け取りください」と報知す
ると共に通帳退避部14に一時退避している通帳2cの
返却に移行する。なお、ステップS52にて通帳2dの
抜き取りが所定時間行なわれないことが検出されると
(S53)、通帳取扱装置1は通帳2dの取り忘れと判
断し、その通帳2dをリジェクトボックス12に取り込
む(S54)。
【0039】次に、通帳2cの返却にあたっては、磁気
読取書込部8で磁気ストライプ2aにペイド情報を磁気
記録してから(S55)、通帳2cを通帳挿入返却口5
まで搬送する(S56)。挿入検知器15aが通帳2c
の抜き取りを検知すると(S57)、通帳印字処理部3
での処理が完了する。また、ステップS57にて通帳2
cの抜き取りが所定時間行なわれないことが検出される
と(S58)、通帳取扱装置1は通帳2cの取り忘れと
判断し、その通帳2cをリジェクトボックス12に取り
込む(S54)。
【0040】顧客により通帳2cを抜き取ったことが挿
入検知器15aにより検知されると、顧客誘導画面を
「ありがとうございました。○○様、またのご来店をお
待ちしております。」と表示する(S59)。一方、主
制御部20がホストコンピュータ23に取引終了信号を
送ると、ホストコンピュータ23は記憶装置24の口座
情報ファイル24aの更新を実行すると共に、通帳取扱
装置1は図示しない取引ジャーナルに記録を行ない取引
が終了する(S60)。
【0041】<通帳発行処理3>次に第3の実施の形態
を説明する。図15は本発明の第3の実施の形態の通帳
取扱装置の外観図,図16は制御ブロック図である。第
1,第2の実施の形態の説明と異なる部分は図15,図
16に示すカード処理部30が付加されたところであ
り、図17にこのカード処理部30の詳細を記載した。
なお、システム構成は第2の実施の形態で説明したもの
と同一である。
【0042】7a,7b,7cはATMであり、ターミ
ナルコントーラ22によりホストコンピュータ23と回
線接続されている。更に通帳取扱装置1aも前述のター
ミナルコントローラ22に接続されている。30は図に
示すように通帳挿入返却口5の右側方に位置したカード
挿入口31を有するカード処理部であり、32は顧客に
発行され出金取引等に用いられる所謂、キャッシュカー
ドである(以後、顧客カードと称する)。33aはカー
ド搬送路33に設けられ、カード挿入口31から挿入さ
れる顧客カード32の挿入を検知する挿入検知器であ
る。
【0043】34は搬送ローラであり、カード搬送路3
3に顧客カード32を搬送可能な間隔で設けられ図示し
ない駆動手段により回転させることにより顧客カード3
2を搬送する。35は磁気読取部であり、顧客カード3
2に設けられた磁気ストライプ32aより顧客情報とし
て記録されている磁気記録情報を読み取るものである。
36は顧客カード32を取り込むスタッカであり、顧客
が取り忘れて通帳取扱装置1aから離れた場合などに一
時的に保管するためのものである。
【0044】次に図18,図19に示す動作フローチャ
ートにより「普通預金通帳」を繰越発行する場合を説明
する。なお、事前に顧客はATM7等を使用して通帳を
使用した取引(有通取引)を行ない、通帳繰越が発生し
て通帳取扱装置1aによる新通帳を受領することを希望
し、かつ顧客カード32を所有しているものとして説明
する。
【0045】顧客が通帳取扱装置1aに近づくと、図示
しない顧客接近検出器により顧客が所定距離範囲内に入
ったことが検出されて図4に示したような顧客誘導画面
を表示する。表示に従って「繰越発行」キーが押下され
ると(S61)、「カードを挿入してください」と表示
し顧客カード32の挿入を促す(S62)。顧客により
顧客カード32がカード挿入口31より挿入されると
(S63)、これを挿入検知器33aが検知しカード処
理部30が動作を開始する。
【0046】まず、搬送ロ−ラ34が顧客カード32を
挟持し回転することにより内部の磁気読取部35まで搬
送し顧客カード32に設けられた磁気ストライプ32a
よりカード情報を読み取る。この顧客情報をホストコン
ピュータ23に送信すると、ホストコンピュータ23側
において受信情報に対応した顧客情報の検索が開始され
る。
【0047】顧客口座が特定され、通帳繰越が行なわれ
ていないことが確認されると、顧客には「○○様,新し
い通帳を発行しますので、暗証番号を入力してくださ
い」と報知すると共に、数字キーボード等を表示する
(S64)。顧客により予め定められた桁数の入力が行
われると(S65)、この入力情報もホストコンピュー
タ23に送信される(S66)。ホストコンピュータ2
3では口座情報ファイル24a内の暗証番号と照合され
(S67)、一致した場合にはホストコンピュータ23
より顧客情報を通帳処理装置1aに送信する(S6
8)。
【0048】なお、顧客により入力された暗証番号がホ
ストコンピュータ23側にて照合された結果、不一致と
なった場合には顧客操作部6に「暗証番号がちがいま
す、もう一度暗証番号を入力してください」と表示して
再入力要求を行う(S69)。この再入力回数を計数し
て回数オーバになったら(S70)、「暗証番号がちが
いますので、お取引きできません。お近くの窓口までお
越しください」と表示すると共に顧客カード32をカー
ド挿入口31まで排出する(S71)。
【0049】通帳取扱装置1aとしては顧客カード32
が抜き取られることを挿入検出器33aにより所定時間
監視して顧客カード32の抜き取りが行われると、図4
に示した初期画面に戻す(S72)。更に顧客接近検知
器が顧客を検知しなくなったら待機画面表示に移る。
【0050】通帳取扱装置1aは顧客情報ファイル24
bから顧客の性別、年齢,趣味,特技情報などを受信す
ると記憶部19内に記憶している優先表示基準に従って
発行可能な通帳の絵柄を表示する(S73)。この絵柄
は発行可能な普通預金通帳の複数の絵柄を表示して顧客
の希望する通帳を選択可能にする。顧客がこの絵柄を見
て、希望する表示部を押下すると(S74)、主制御部
20は選択された通帳2dの絵柄のみを表示して「よろ
しければ『確認』ボタンを押してください」と表示し確
認を求める(S75)。また、ステップS76にて顧客
が「取消」キーを押下した場合にはステップS73で表
示した絵柄画面の表示に戻る。
【0051】発行すべき通帳2dが選択され「普通預金
通帳」の発行指示が発信されたら、通帳収納部4の普通
預金通帳の収納場所に媒体キャリア17を移動させて所
定の動作により1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2d
を取り込む(S77)。通帳2dを保持した媒体キャリ
ア17は図2に示す矢印B方向に移動し、一点鎖線で示
す位置まで上昇して停止する。続けて媒体キャリア17
内の搬送手段を制御して、通帳2dを第2の搬送路18
に引き渡す。
【0052】第2の搬送路18に保持された通帳2dは
第1の搬送路15に搬送されて、磁気読取書込部8まで
搬送され通帳2dの磁気ストライプ2aを読み取る(S
78)。この読み取りにより顧客の要求している通帳2
dの識別情報を検出したら(S79)、次の処理に移行
し説明した新通帳発行処理(S80)を開始する。ステ
ップS78において、顧客の要求している通帳2dと異
なる媒体識別情報を検出したら、まずこの通帳2dをリ
ジェクトボックス12に取り込む(S81)。そして、
再度媒体キャリア17を移動させて所定の動作により1
冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取り込む動作を
繰り返す(S77〜S79)。この繰り返し動作を所定
回数行なっても顧客の要求している通帳2dと異なる媒
体識別情報を検出したら(S82)、回数オーバとして
エラー処理に入り、係員対応などに移行することになる
(S83)。
【0053】通帳2dに対して前述した新通帳発行処理
が終了し磁気情報の記録が完了すると、「○○様,お待
ちどうさまでした、カードと新しい通帳をお受け取りく
ださい」と報知し(S84)、先にカード処理部30で
は磁気読取部35で保持していた顧客カード32の搬送
を開始してカード挿入口31に排出する(S85)。挿
入検知器33aが顧客カード32の抜き取りを検知する
と(S86)、続けて新通帳2dの排出に移る。なお、
顧客カード32の抜き取りが所定時間行なわれないこと
が検出されると(S87)、通帳取扱装置1aは顧客カ
ード32の取り忘れと判断し、その顧客カード32をス
タッカ36に取り込む(S88)。
【0054】次に通帳2dを通帳挿入返却口5まで搬送
する(S89)。挿入検知器15aが通帳2dの抜き取
りを検知すると(S90)、顧客誘導画面を「ありがと
うございました。○○様、またのご来店をお待ちしてお
ります」と表示する(S91)。なお、通帳2dの抜き
取りが所定時間行なわれないことが検出されると(S9
2)、通帳取扱装置1aは通帳2dの取り忘れと判断
し、その通帳2dをリジェクトボックス12に取り込む
(S93)。
【0055】一方、主制御部20がホストコンピュータ
23に取引終了信号を送ると、ホストコンピュータ23
は記憶装置24の口座情報ファイル24aの更新を実行
する(S94)。なお、上記の説明は顧客カード32を
先に排出し、続けて新通帳2dを排出したが同時に排出
することも可能であり、また、新通帳2dを先に排出し
顧客カード32を続けて排出するように制御可能である
ことも言うまでもない。
【0056】<通帳発行処理4>次に第4の実施の形態
を説明する。図20,図21は本発明の第4の実施の形
態の動作フローチャートであり、第3の実施の形態の説
明と異なる部分は顧客カードに換えて、銀行保有の専用
カードにより処理することである。
【0057】本説明では「普通預金通帳」を繰越発行す
る場合を説明する。なお、前述の実施の形態同様に事前
に顧客はATM7を使用して通帳2cを使用した取引
(有通取引)を行ない、通帳繰越が発生して通帳取扱装
置1aによる新通帳を受領するための操作用媒体として
図22に示したような専用カード38を貸与されている
ものとして説明する。また、ホストコンピュータ23で
は、ATM7等から専用カード38を発行する際に、顧
客識別情報とカード情報をリンクして記憶しておくもの
とする。
【0058】顧客が専用カード38を所持して通帳取扱
装置1aに近づくと、図示しない顧客接近検出器により
顧客が所定距離範囲内に入ったことが検出され図4に示
したような顧客誘導画面を表示する。表示に従って「繰
越発行」キーが押下されると(S101)、「専用カー
ドを挿入してください」と表示し顧客に専用カード38
の挿入を促す(S102)。顧客により専用カード38
がカード挿入口31より挿入されると(S103)、こ
れを挿入検知器33aが検知しカード処理部30が動作
を開始する。
【0059】まず、搬送ロ−ラ34が専用カード38を
挟持し回転することにより内部の磁気読取部35まで搬
送し、専用カード38に設けられた磁気ストライプ38
aよりカード情報を読み取る(S104)。顧客には
「新しい通帳を発行しますので、しばらくお待ちくださ
い」と報知する(S105)。なお、ステップS104
にてカード読み取りが不良の場合にはエラー処理を行う
が(S106)、専用カード38以外のカードや表裏を
間違えて挿入される場合などもあり得るが本発明に関係
ないため省略する。専用カード38から読み取ったカー
ド情報をホストコンピュータ23に送信すると(S10
7)、ホストコンピュータ23側においてカード情報に
対応した顧客情報の検索が開始される。
【0060】顧客口座が特定され、通帳繰越が行なわれ
ていないことが確認されると、通帳取扱装置1aは顧客
情報ファイル24bから顧客の性別,年齢,趣味,特技
情報などを受信すると(S108)、記憶部19内に記
憶している優先表示基準に従って通帳の絵柄を表示する
(S109)。この絵柄は発行可能な普通預金通帳の複
数の表紙絵柄を表示して顧客の希望する通帳を選択可能
にする。
【0061】顧客がこの絵柄を見て、希望する表示部を
押下すると(S110)、主制御部20は選択された通
帳2dの絵柄のみを表示して「よろしければ『確認』ボ
タンを押してください」と表示し確認を求める(S11
1)。また、ステップS112にて顧客が「取消」キー
を押下した場合にはステップS109で表示した絵柄画
面の表示に戻る。
【0062】発行すべき通帳2dが選択され「普通預金
通帳」の発行指示が発信されたら、通帳収納部4の普通
預金通帳の収納場所に媒体キャリア17を移動させて所
定の動作により1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2d
を取り込む(S113)。通帳2dを保持した媒体キャ
リア17は図2に示す矢印B方向に移動し、一点鎖線で
示す位置まで上昇して停止する。続けて媒体キャリア1
7内の搬送手段を制御して、通帳2dを第2の搬送路1
8に引き渡す。
【0063】第2の搬送路18に保持された通帳2dは
第1の搬送路15に搬送されて、磁気読取書込部8まで
搬送され通帳2dの磁気ストライプ2aを読み取る(S
114)。この読み取りにより顧客の要求している通帳
2dの媒体識別情報を検出したら(S115)、次の処
理に移行し新通帳発行処理(S116)を開始する。ス
テップS115において、顧客の要求している通帳2d
と異なる媒体識別情報を検出したら、まずこの通帳2d
をリジェクトボックス12に取り込む(S117)。そ
して、再度媒体キャリア17を移動させて所定の動作に
より1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取り込む
動作を繰り返す(S113〜S115)。この繰り返し
動作を所定回数行なっても顧客の要求している通帳2d
と異なる媒体識別情報を検出したら(S118)、回数
オーバとしてエラー処理に入り、係員対応などに移行す
ることになる(S119)。
【0064】通帳2dに対して前述した新通帳発行処理
が終了し磁気情報の記録が完了すると、「○○様,お待
ちどうさまでした、新しい通帳をお受け取りください」
と報知し(S120)、通帳2dを通帳挿入返却口5ま
で搬送する(S121)。挿入検知器15aが通帳2d
の抜き取りを検知すると(S122)、顧客操作は終了
する。顧客により挿入検知器15aが通帳2dを抜き取
ったことが検知されると、顧客誘導画面を「ありがとう
ございました。○○様、またのご来店をお待ちしていま
す」と表示する(S123)。なお、通帳2dの抜き取
りが所定時間行なわれないことが検出されると(S12
4)、通帳取扱装置1aは通帳2dの取り忘れと判断
し、その通帳2dをリジェクトボックス12に取り込む
(S125)。
【0065】カード処理部30では磁気読取部35で保
持していた専用カード38の搬送を開始してスタッカ3
6に収納する(S126)。一方、主制御部20がホス
トコンピュータ23に取引終了信号を送ると、ホストコ
ンピュータ23は記憶装置24の口座情報ファイル24
aの更新を実行する(S127)。
【0066】<通帳発行処理5>次に第5の実施の形態
を説明する。本発明の第5の実施の形態と第3,第4の
実施の形態の説明と異なる部分はカード処理部に換えて
図23に示す外観図のように虹彩データ処理部40が付
加されたところであり、図24にこの虹彩データ処理部
を記載した。本実施の形態においては「総合口座通帳」
を繰越発行する場合を説明するが、事前に顧客はATM
7等を利用して通帳2cを使用した取引を行い、通帳繰
越が発生し、通帳取扱装置1bにより新通帳を受領する
ことを容認したものとする。
【0067】図24において、41はカメラであり顧客
の人体、特に顔や目などの固有データを採取するための
もので、垂直方向にカメラ41を回動させるモータなど
で構成される回動機構42と水平方向にカメラ41を回
動させるモータなどで構成される回動機構43を有し、
所定の角度範囲だけ視野を移動可能になっているもので
あり、虹彩画像処理部44により眼球の撮影及び画像処
理が行なわれる。虹彩画像処理部44はカメラ41によ
り顧客から撮影した眼球の映像を虹彩データに処理する
ための機能を有するものである。なお、本実施の形態に
おいても図12で説明したように通帳取扱装置1やAT
M7はターミナルコントーラ22によりホストコンピュ
ータ23と回線接続されている。
【0068】ここで、虹彩データについて簡単に説明す
ると、人間の眼球の表面層のパターン、特に虹彩は、水
晶体を中心に放射状の黒い筋や外周の輪郭などのパター
ンで形成され、このパターンは幼年期に完成されるもの
であり、個人毎にまた同一人であっても右目と左目で異
なっている。よって、この虹彩パターンを使用すると個
人識別能力が特に優れてたデータになる。
【0069】この虹彩パターンを所定の線に沿って光学
的な走査を行い、その走査によって抽出された明暗をデ
ジタル符号化したものを虹彩データと称することとす
る。主制御部20により虹彩画像処理部44を介してカ
メラ41に撮影指示が出され、虹彩画像処理部44は、
周囲の動画データを採取して、数フレーム前の動画デー
タと比較し、この動画データの変化を伴う部分を検知す
る。
【0070】このような部分を検知して、その部分の形
状と予め記憶部19に記憶されている人体の形状とを比
較して人体の形状に近いか否かを識別し、人体の形状に
近いと識別した時に、『人体』と判定する。そして、そ
の識別した人体から『顔』を抽出して、続けて『目』の
位置を特定し、その目の虹彩データを読取り画像処理し
て個人識別に使用するものである。
【0071】顧客が通帳取扱装置1bに近づくと、図示
しない顧客接近検出器により顧客が所定距離範囲内に入
ったことが検出され図4に示したような顧客誘導画面を
表示する。表示に従って「繰越発行」キーが押下される
と(S131)、「お客様を確認します」と表示し、カ
メラ41の回転機構42,43を制御して(S13
2)、顧客の虹彩画像の取得動作を開始する。上記した
手順で虹彩データを取得したら(S133)、ホストコ
ンピュータ23に送信すると共に(S134)、通帳取
扱装置1bの記憶部19にも一時記憶する。
【0072】ホストコンピュータ23に送信された虹彩
データは記憶装置24の顧客口座ファイル24a予め記
憶された顧客毎の虹彩データとの検索が行なわれ(S1
35)、一致した虹彩データから該当する顧客の氏名,
口座番号等の顧客データが通帳取扱装置1bに返信され
通帳記帳モードとなる(S136)。顧客口座が特定さ
れ、通帳繰越が行なわれていないことが確認されると、
顧客には「○○様,新しい通帳を発行しますので、しば
らくお待ちください」と報知する(S137)。
【0073】通帳取扱装置1bは顧客情報ファイル24
bから顧客の性別,年齢,趣味,特技情報などに基づい
て記憶部19内に記憶している優先表示基準に従って通
帳の絵柄を表示する(S138)。この時に例えば60
歳(還暦)になった顧客であれば絵柄は図27に示すよ
うな「祝」絵柄の通帳を表示して希望するか否かを選択
可能にする。
【0074】顧客がこの絵柄を見て「確認」ボタンを押
下すると(S139)、主制御部20は選択された通帳
2dの絵柄を表示して「よろしければ、もう一度『確
認』ボタンを押してください」と表示し確認を求める
(S140)。また、ステップS139にて顧客が「次
候補」キーを押下した場合にはステップS138で表示
した絵柄画面の表示に戻る。なお、ステップS135に
おいて虹彩データがホストコンピュータ23側で照合さ
れ、通帳繰越が不要な顧客の場合や、該当する顧客を識
別できない場合,又は虹彩データが取得できない場合な
どには窓口への誘導表示を行うが、詳細は本発明に関係
しないため省略する。
【0075】発行すべき通帳2dが選択され「総合口座
通帳」の発行指示が発信されたら、通帳収納部4の総合
口座通帳の収納場所に媒体キャリア17を移動させて所
定の動作により1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2d
を取り込む(S142)。通帳2dを保持した媒体キャ
リア17は図2に示す矢印B方向に移動し、一点鎖線で
示す位置まで上昇して停止する。続けて媒体キャリア1
7内の搬送手段を制御して、通帳2dを第2の搬送路1
8に引き渡す。
【0076】第2の搬送路18に保持された通帳2dは
第1の搬送路15に搬送されて、磁気読取書込部8まで
搬送され通帳2dの磁気ストライプ2aを読み取る(S
143)。この読み取りにより顧客の要求している通帳
2dの媒体識別情報を検出したら(S144)、次の処
理に移行し新通帳発行処理(S145)を開始する。ス
テップS144において、顧客の要求している通帳2d
と異なる媒体識別情報を検出したら、まずこの通帳2d
をリジェクトボックス12に取り込む(S146)。そ
して、再度媒体キャリア17を移動させて所定の動作に
より1冊だけ媒体キャリア17内に通帳2dを取り込む
動作を繰り返す(S142〜S144)。この繰り返し
動作を所定回数行なっても顧客の要求している通帳2d
と異なる媒体識別情報を検出したら(147)、回数オ
ーバとしてエラー処理に入り、係員対応などに移行する
ことになる(S148)。
【0077】ステップS145における新通帳発行処理
と並行して、再度虹彩データの採取を行なう(S14
9)。再採取した虹彩データと記憶部19に記憶してい
る虹彩データを照合し(S150)、一致した場合には
同一人であると判定する。通帳2dに対して前述した新
通帳発行処理が終了し磁気情報の記録が完了すると「○
○様,お待ちどうさまでした、新しい通帳をお受け取り
ください」と報知する(S151)。通帳2dが通帳挿
入返却口5まで搬送され(S152)、挿入検知器15
aが通帳2dの抜き取りを検知すると(S153)、顧
客操作は終了する。
【0078】顧客により挿入検知器15aが通帳2dを
抜き取ったことが検知されると、顧客誘導画面を「あり
がとうございました。○○様、またのご来店をお待ちし
ております」と表示する(S154)。なお、通帳2d
の抜き取りが所定時間行なわれないことが検出されると
(S155)、通帳取扱装置1bは通帳2bの取り忘れ
と判断し、その通帳2bをリジェクトボックス12に取
り込む(S156)。一方、主制御部20がホストコン
ピュータ23に取引終了信号を送ると、ホストコンピュ
ータ23は記憶装置24の口座情報ファイル24aの更
新を実行する(S157)。
【0079】また、ステップS150で虹彩データが不
一致となった場合には、採取した虹彩データをホストコ
ンピュータ23に送信し、顧客情報の検索を行ない、顧
客情報ファイル24cから同一家族であると判定した場
合には発行処理を進める。しかしながら、その他の不一
致の場合には、顧客が入れ代わったと判断して、通帳取
扱装置1bの前にいる顧客に「先のお客様の取引が終了
していませんので少々お待ちください」などど表示して
先の顧客と交替するように誘導する(S158)。な
お、ステップS149からステップS150を繰り返し
て回数オーバになったら(S159)、ステップS15
6に移る。
【0080】なお、先の顧客が所定時間内に戻ったこと
が検知されない場合には、取り忘れとして扱うことは言
うまでもない。以上述べた、第1〜第5の実施の形態に
ついて顧客操作部に表示する通帳は異なる「絵柄」を表
示することとして説明したが、同一絵柄で配色の異なる
ものをカラー画面表示することも可能であることは言う
までもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客口座に対応して発行された通帳に印字可能頁がなくな
ったら新通帳を発行可能な通帳取扱装置において、通帳
取扱装置に複数種の通帳を収納可能な通帳収納部と取引
操作入力と操作誘導表示が可能な顧客操作部を設け、新
通帳の発行時に顧客口座情報から顧客属性に応じた新通
帳を優先的に顧客操作部に表示し、通帳発行に先だって
顧客操作部から選択入力される通帳を発行可能とした。
また、通帳取扱装置に顧客の虹彩画像の採取可能なカメ
ラを設け、通帳発行に先立って採取した虹彩データから
顧客を特定し、該顧客口座情報に基づいて発行可能な通
帳の絵柄を表示し、顧客操作部から指示される通帳を発
行可能とした。よって、通帳繰越が発生しても顧客が煩
わしさを感じることなく通帳取扱装置を操作して新通帳
を入手できるとともに、取引履歴情報を記憶する記憶装
置の記憶容量の増加傾向を抑えることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,第2の実施の形態の通帳取扱装
置を示す外観図である。
【図2】本発明の通帳取扱装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第1,第2の実施の形態の制御ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図5】複合科目通帳を示す説明図である。
【図6】本発明の発行可能な通帳の優先表示順を示す関
係図表である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の動作フローチャー
トである。
【図8】本発明の第1の実施の形態の動作フローチャー
トである。
【図9】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図で
ある。
【図10】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図
である。
【図11】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図
である。
【図12】本発明の第2〜第5の実施の形態を示すシス
テム構成図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図15】本発明の第3,第4の実施の形態の通帳取扱
装置の外観図である。
【図16】本発明の第3,第4の実施の形態の制御ブロ
ック図である。
【図17】本発明の第3,第4の実施の形態を示す側面
図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図19】本発明の第3の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図20】本発明の第4の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図21】本発明の第4の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図22】本発明の第4の実施の形態の専用カードの説
明図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態の通帳取扱装置の
外観図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図25】本発明の第5の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図26】本発明の第5の実施の形態の動作フローチャ
ートである。
【図27】本発明の顧客誘導画面の表示例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,1a,1b 通帳取扱装置 2 通帳 2a,2a′ 磁気ストライプ 2b ページマーク 2c 新通帳 2d 流通通帳 3 通帳印字処理部 4 通帳収納部 5 通帳挿入返却口 6 顧客操作部 17 媒体キャリア 23 ホストコンピュータ 30 カード処理部 32 顧客カード 38 専用カード 40 虹彩データ処理部 41 カメラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客口座に対応して発行された通帳に印
    字可能頁がなくなったら新通帳を発行可能な通帳取扱装
    置において、 前記新通帳の発行時に顧客属性に応じた新通帳を優先的
    に発行可能としたことを特徴とする通帳取扱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通帳取扱装置において、 前記顧客属性は顧客口座毎に記憶・管理される記憶装置
    に格納され、新通帳の発行時に前記記憶装置から受信す
    る通帳取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通帳取扱装置において、 複数種の新通帳を収納可能な通帳収納部と、 取引操作入力と操作誘導表示が可能な顧客操作部を設
    け、 前記新通帳の絵柄を前記顧客操作部に表示し、新通帳発
    行に先だって前記顧客操作部から選択入力される新通帳
    を発行可能とした通帳取扱装置。
  4. 【請求項4】 請求項2及び請求項3記載の通帳取扱装
    置において、 前記通帳取扱装置に顧客の虹彩情報の採取可能なカメラ
    を設け、 新通帳の発行に先立って採取した虹彩情報から顧客を特
    定し、該顧客口座情報に基づいて発行可能な新通帳の絵
    柄を表示し、前記顧客操作部から選択入力される新通帳
    を発行可能とした通帳取扱装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の通帳取扱装置において、 前記新通帳の発行時に前記顧客口座を特定可能な媒体を
    内部に取り込み、該媒体よりの識別情報を入手する通帳
    取扱装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の通帳取扱装置において、 前記顧客操作部への絵柄の表示は前記通帳取扱装置に取
    り込まれた通帳と同一の絵柄を優先的に表示する通帳取
    扱装置。
  7. 【請求項7】 請求項3及び請求項4記載の通帳取扱装
    置において、 前記顧客操作部への絵柄の表示は顧客属性により可変で
    あり、順次表示可能に制御される通帳取扱装置。
  8. 【請求項8】 請求項3及び請求項4記載の通帳取扱装
    置において、 前記顧客操作部への絵柄の表示は通帳の表紙絵柄と同一
    である通帳取扱装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の通帳取扱装置において、 前記媒体は顧客の保有する通帳である通帳取扱装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の通帳取扱装置におい
    て、 前記媒体は顧客の保有する銀行カードである通帳取扱装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の通帳取扱装置におい
    て、 前記媒体は通帳発行元の保有する専用カードである通帳
    取扱装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の通帳取扱装置におい
    て、 前記通帳は印字可能頁がなくなった通帳である通帳取扱
    装置。
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