JP2000132730A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 顧客が希望する任意の画像や文字を通帳の表
紙に印刷して発行することができる自動取引装置を実現
する。 【解決手段】 通帳の発行時に、顧客に自分でデザイン
するか否かを選択させると共に、自分でデザインする場
合、持参の画像を使用するか、用意されたサンプルを使
用するかを選択させ、持参の画像の場合、イメージスキ
ャナー７で読み取り、サンプル画像の場合、表示選択さ
せる。更に文字が不要か、定型文を選ぶか、手書き文字
を入力するかを選択させて、手書き文字を入力する場合
は入力ペン８で文字入力させた後、通帳の表紙に選択し
たサンプル画像または読み取った画像と手書き文字等を
通帳記帳機２によりカラー印刷して発行する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通帳発行機を備え
た自動取引装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】顧客に対して通帳を発行することができ
る通帳発行機を備えた自動取引装置が銀行等の金融機関
で広く用いられている。一方、近年、顧客に対するサー
ビス向上や企業イメージの向上等の面から、シンボルキ
ャラクター等を印刷した通帳を採用する金融機関が増え
てきている。

【０００３】自動取引装置でこのような通帳を発行する
場合、予めキャラクターを表紙に印刷した複数種類の通
帳を用意し、これらの通帳のイメージ画像を表示部に表
示して顧客に選択させ、選択された通帳に店番号や口座
番号、及び顧客の氏名等を印字し、磁気ストライプに所
定の磁気データを書き込んで発行している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、幾種類かの通帳の中から顧客が好み
のものを選択できるものの、顧客の希望に充分応えられ
ているとはいえず、従って銀行等のユーザーから、顧客
サービスの更なる向上を目指して顧客の希望に充分応え
られる通帳発行機能を備えた自動取引装置の実現が要求
されている。

【０００５】従って、本発明は、顧客が希望する任意の
画像や文字を通帳の表紙に印刷して発行することができ
る自動取引装置を実現することを目的とするものである

【０００６】

【課題を解決するための手段】そのため本発明の自動取
引装置は、カラー印刷が可能で通帳発行機能を有する通
帳記帳機と、この通帳記帳機から発行する通帳を収納し
た通帳収納スタッカと、顧客に対して操作を誘導する画
面を表示すると共に、その画面中に表示したキーの押下
や所定のエリアへのペンの書き込みにより種々のデータ
の入力操作を可能とした顧客操作部と、顧客が持参した
画像を読み取る画像読み取り手段と、通帳に印刷する画
像と定型文のそれぞれのサンプルのデータを記憶させた
記憶手段と、前記顧客操作部に表示された画面中の所定
のエリアに文字等を書き込む入力ペンと、通帳の発行時
に、前記顧客操作部により顧客に自分でデザインするか
否かを選択させると共に、自分でデザインする場合、持
参の画像を使用するか当該装置に用意されたサンプルを
使用するかを選択させ、サンプルを使用する場合、前記
記憶手段に記憶しているサンプルの画像を前記顧客操作
部に表示して選択させ、持参の画像を使用する場合、そ
の画像を前記画像読み取り手段で読み取り、更に文字が
不要か、文字を定型文を選ぶか、手書き文字を入力する
かを選択させて、文字が不要の場合は、前記通帳収納ス
タッカから繰り出した通帳の表紙に選択したサンプル画
像または読み取った画像を通帳記帳機によりカラー印刷
して発行し、定型文を選ぶ場合は前記記憶手段に記憶し
ているサンプルの定型文を前記顧客操作部に表示して選
択させた後、前記通帳収納スタッカから繰り出した通帳
の表紙に選択したサンプル画像または読み取った画像と
選択した定型文を通帳記帳機によりカラー印刷して発行
し、手書き文字を入力する場合は前記顧客操作部に入力
エリアを表示して前記入力ペンで文字入力させた後、前
記通帳収納スタッカから繰り出した通帳の表紙に選択し
たサンプル画像または読み取った画像と手書き文字を通
帳記帳機によりカラー印刷して発行するように制御する
制御手段を備えたことを特徴とする。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る自動取引装置の実施の形態の一例を説明する。図１は
実施の形態を示すブロック図で、図において１はカード
リーダライタ／プリンタ、２は通帳記帳機、３は通帳収
納スタッカ、４紙幣入出金機、４は硬貨入出金機、５は
顧客操作部、６はイメージスキャナー（画像読み取り手
段）、７は入力ペン、８はジャーナルプリンタ、９は記
憶部（記憶手段）、１０は制御部（制御手段）である。

【０００８】ここで、カードリーダライタ／プリンタ部
１は、顧客が挿入したカードに設けられている磁気スト
ライプに対して磁気情報の読み取り及び書き込みを行う
と共に、取引に伴う明細票を印字して顧客に排出するも
のである。通帳記帳機２は顧客が挿入した通帳に対して
取引情報の記帳処理を行う機能を有し、また後述する通
帳発行の際に、通帳スタッカ３から繰り出される特定の
通帳つまりイメージキャラクター等の画像が印刷されて
いない通帳（以下、無地の通帳という）に対して任意の
画像のカラー印刷を行うことが可能なカラー印刷部を備
えている。

【０００９】紙幣入出金機４は取引に伴う紙幣の入出金
処理を行うもので、硬貨入出金機５は取引に伴う硬貨の
入出金処理を行うものである。顧客操作部６は、顧客に
対して取引遂行のための操作誘導文言やイラスト及び顧
客が入力した情報等を表示すＣＲＴやＬＣＤ等の表示部
と、タッチ式入力パネルとを組み合わせることにより構
成されており、表示部に表示された場面上のキーに対し
て入力パネルに指をふれることでキー入力でき、かつ入
力ペン７による手書き文字の入力も可能になっている。

【００１０】イメージスキャナー７は、本実施の形態に
おいて顧客が持参した文字やイラスト等の画像を光学的
に読み取るものである。ジャーナルプリンタ９は、当該
自動取引装置で行った取引の内容を記録紙に記録して保
存する処理を行うもので、記憶部１０は取引の際に顧客
操作部６の表示部に表示する画面データを格納してお
り、ハードディスクやＣＤ−ＲＯＭ等が用いられ、後述
する通帳発行時に顧客の操作を誘導するための図２〜図
１５に示す画面のデータもこの記憶部１０に格納されて
いる。

【００１１】制御部１１は上述した各構成要素１〜１０
と接続して装置全体の動作を制御するもので、特に本実
施の形態では通帳記帳機２、通帳スタッカ３、イメージ
スキャナー７、ペン入力部８、及び記憶部１０に指示を
出し、顧客が希望する任意の画像を通帳に印刷して発行
するように制御する制御手段として機能する。図２〜図
１５は通帳発行の際に顧客操作部６の表示部に表示され
る画面例を示す図で、図１と共にこの図２〜図１５を参
照して実施の形態の作用について説明する。

【００１２】尚、以下の説明において、顧客操作部６の
表示部に表示される画面のデータは顧客操作に従って制
御部１１により記憶部１０から読みだされるものとし、
従って以下の説明ではその読み出し、表示の動作につい
ては省略する。まず、取引前の待機状態においては図２
に示すように、取引選択のために取引種類を示すキーを
羅列した初期画面を顧客操作部６の表示部に表示する。

【００１３】この画面を見て顧客が「通帳発行希望」の
キーを押下すると、通帳発行に必要なデータの入力を誘
導する画面を顧客操作部６の表示部に表示し、顧客はそ
の誘導に従って入力を行う。この場合のデータの入力
は、例えば現在使用中の通帳を通帳記帳機に挿入して磁
気ストライプの内容を読み取ったり、あるいは顧客が顧
客操作部６により自分の氏名等をキー入力する等の方法
が採られるが、これについては本願発明と直接関係がな
いので省略する。

【００１４】データの入力が終了すると、図３に示す通
帳デザイン選択画面を表示部に表示する。この通帳デザ
イン選択画面には、通帳の選択を促す文言と、予め表紙
にシンボルキャラクター等の画像を印刷した複数種類
（図では３種類であるが、この数に限定されない）の通
帳のイメージの選択キーと、「ご自分でデザインする」
という選択キーが表示される。

【００１５】ここで、顧客が通帳イメージ１〜３のいず
れかの選択キーを押下すると、それを受けて制御部１１
が選択キーに対応する通帳の発行を通帳記帳機２に指示
し、これにより通帳スタッカ３から通帳が繰り出され、
表紙や見返しあるいは中紙等の所定の位置に顧客の氏名
や口座番号等の顧客を特定するデータの印字が行われた
後、磁気ストライプに所定のデータが記録されて発行さ
れるが、「ご自分でデザインする」という選択キーを顧
客が押下した場合は、図４に示した画像選択画面を表示
する。

【００１６】この画像選択画面には、希望する画像の選
択を促す文言と共に、「ご持参の画像を使う」、「サン
プルから選択する」の２つのキーが表示されるので、顧
客はこの２つのキーのいずれかを選択して押下する。こ
こで、顧客が「サンプルから選択する」のキーを押下す
ると、図５に示したサンプル選択画面を表示する。

【００１７】この画面には所定の誘導文言と共に、予め
用意されているキャラクター等のサンプル画像の１つ
と、「次へ」、「前へ」、「確認」の各キーが表示さ
れ、「次へ」のキーの押下で、次のサンプル画像が現
れ、「前へ」キーの押下で、１つ前のサンプル画像が現
れる。そして、希望するサンプル画像が現れとき、顧客
が「確認」のキーの押下することによりサンプル画像の
選択が終了する。

【００１８】一方、前記図４の画像選択画面で顧客が
「ご持参の画像を使う」のキーを押下すると、図６に示
したように顧客に対して持参した写真、イラスト等の画
像をイメージスキャナにセットするように誘導すると共
に、セット後「確認」のキーを押下するよう促す文言を
配した画像セット誘導画面を表示する。これを見て、顧
客が持参した写真、イラスト等をイメージスキャナ７に
セットして「確認」のキーを押下すると、これを受けて
制御部１１はイメージスキャナ７に画像の読み取りを指
示し、これにより顧客がセットした写真、イラスト等の
画像が読み取られる。

【００１９】この読み取り処理のとき、顧客操作部６の
表示部には図７に示したように、顧客に対して画像の読
み取りを行っている旨の文言を表示した画像読み取り処
理画面を表示する。画像の読み取りが終了すると、図８
に示した画像確認画面を表示する。この画像確認画面に
は、イメージスキャナ７で読み取った画像と共に、「も
う一度」と「確認」の２つのキーが表示され、顧客が表
示された画像をみて気に入らない場合、「次へ」のキー
を押下することで、再度画像のセット、読み取り、表示
を繰り返すが、表示された画像がそれでよければ、顧客
は「確認」のキーを押下する。

【００２０】この「確認」のキーを押下または図５のサ
ンプル選択画面での「確認」のキーの押下により、図９
に示す画像と組み合わせる文字を選択するための文字挿
入選択画面を表示する。この文字挿入選択画面には、文
字の選択を促す文言と共に、「文字を挿入しない」、
「定型文から選ぶ」、「フリーハンドで挿入する」の３
つのキーが表示されるので、顧客はその１つを選択して
キー押下する。

【００２１】ここで、顧客が「文字を挿入しない」のキ
ーを押下した場合は、図１３に示す通帳イメージ確認画
面を表示するが、「定型文から選ぶ」のキーを押下した
場合は、図１０に示した定型文選択画面を表示部に表示
する。この定型文書選択画面には、予め用意した複数の
文書と共に、希望する文書の選択押下を促す文言、及び
「上」、「下」の２つのキーが表示されるので、顧客は
その定型文の１つを選択して押下するか、希望する文書
がない場合は「上」または「下」のキーを押下すること
により、順次画面上に表示される定型文を選択して押下
する。

【００２２】こうして、顧客が定型文を選択すると、図
１２に示した文字挿入位置指定画面を表示部に表示す
る。この文字挿入位置指定画面には、文字挿入位置を指
定するように促す文言と共に、通帳の外形を示す枠と、
この枠内に配置される前記の選択した文書、そして文字
の位置を指定するための「上」、「下」、「右」、
「左」の４つのキー、文字の大きさを指定するための
「拡大」、「縮小」の２つのキー、文字の色を指定する
ための「黒」、「白」、「赤」等の複数の色指定キー、
及び「確認」のキーが表示されるので、顧客は通帳の枠
内の文書の位置を「上」、「下」、「右」、「左」のキ
ーにより調整すると共に、文字の大きさを変えたい場合
は「拡大」または「縮小」のキーにより指定し、更に文
書の色を色指定キーで指定してから、最後に「確認」の
キーを押下する。

【００２３】一方、前記図９の文字挿入選択画面で、顧
客が「フリーハンドで挿入する」のキーを押下した場合
は、図１１に示すフリーハンド文字入力画面を表示部に
表示する。このフリーハンド文字入力画面には、指定の
エリア（枠）の中に備え付けの入力ペンで文字を記入す
るよう促す旨の文言と共に、そのエリア、及び「確
認」、「クリア」の２つのキーが表示される。

【００２４】これを見て顧客は入力ぺん８を手に取り、
前記エリアに所望の文字を記入するが、失敗した場合は
「クリア」のキーを押して、再入力を行う。このように
して、手書き文字を入力した後、「確認」のキーを押下
すると、前記の定型文書を選択したの場合と同様に、図
１２に示した文書挿入位置指定画面を表示する。

【００２５】従って、顧客は画像に対する文字の位置を
「上」、「下」、「右」、「左」のキーにより調整する
と共に、文字の大きさを変えたい場合は、「拡大」また
は「縮小」のキーにより指定し、更に文字の色を色指定
キーで指定してから、最後に「確認」のキーを押下す
る。尚、ここでは、顧客が選択した定型文または手書き
文字の位置を上下左右方向に調整して位置指定するもの
としたが、斜めを指定するキーを表示して、文字を傾斜
するように配置することも可能である。

【００２６】こうして、文書あるいは手書き文字の位置
の確認を行うと、図１３に示したイメージ確認画面を表
示部に表示する。このイメージ確認画面には、出来が上
がりのイメージの確認を促す旨の文言と共に、通帳の外
形を示す枠内に顧客が選択または入力した画像、及び文
字が選択または入力されていればそれを入れた画像が通
帳のイメージとして表示され、更に「確認」と「訂正」
の２つのキーも表示される。

【００２７】この通帳のイメージを見て、顧客が「訂
正」のキーを押下すると、表示部に前記図１２の文書挿
入位置指定画面を表示して、文字位置の修正を行わせ
る。顧客が「確認」のキーを押下した場合は、これを受
けて制御部１１は通帳の発行を指示する。これにより通
帳スタッカ３から通帳が繰り出され、通帳記帳機２のカ
ラー印字部に送られて、前記のように顧客に確認された
イメージが通帳の表紙にカラー印刷され、更に、表紙や
見返しあるいは中紙等の所定の位置に顧客の氏名や口座
番号等の顧客を特定するデータの印字が行われた後、磁
気ストライプに所定のデータが記録される。

【００２８】この印刷処理中、顧客操作部６の表示部に
は図１４に示したように、顧客に対して印刷処理である
旨の文言を表示した通帳発行処理画面を表示部に表示す
る。通帳に対する処理がすべて終了すると、図１５に示
したように顧客に対して通帳を排出する旨の文言を表示
した通帳排出処理画面を表示部に表示し、通帳記帳機２
から完成した通帳を発行して顧客に受け取らせる。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように本発明の自動取引装
置は、カラー印刷が可能で通帳発行機能を有する通帳記
帳機と、この通帳記帳機から発行する通帳を収納した通
帳収納スタッカと、顧客に対して操作を誘導する画面を
表示すると共に、その画面中に表示したキーの押下や所
定のエリアへのペンの書き込みにより種々のデータの入
力操作を可能とした顧客操作部と、顧客が持参した画像
を読み取る画像読み取り手段と、通帳に印刷する画像と
定型文のそれぞれのサンプルのデータを記憶させた記憶
手段と、前記顧客操作部に表示された画面中の所定のエ
リアに文字等を書き込む入力ペンと、通帳の発行時に、
前記顧客操作部により顧客に自分でデザインするか否か
を選択させると共に、自分でデザインする場合、持参の
画像を使用するか当該装置に用意されたサンプルを使用
するかを選択させ、サンプルを使用する場合、前記記憶
手段に記憶しているサンプルの画像を前記顧客操作部に
表示して選択させ、持参の画像を使用する場合、その画
像を前記画像読み取り手段で読み取り、更に文字が不要
か、文字を定型文を選ぶか、手書き文字を入力するかを
選択させて、文字が不要の場合は、前記通帳収納スタッ
カから繰り出した通帳の表紙に選択したサンプル画像ま
たは読み取った画像を通帳記帳機によりカラー印刷して
発行し、定型文を選ぶ場合は前記記憶手段に記憶してい
るサンプルの定型文を前記顧客操作部に表示して選択さ
せた後、前記通帳収納スタッカから繰り出した通帳の表
紙に選択したサンプル画像または読み取った画像と選択
した定型文を通帳記帳機によりカラー印刷して発行し、
手書き文字を入力する場合は前記顧客操作部に入力エリ
アを表示して前記入力ペンで文字入力させた後、前記通
帳収納スタッカから繰り出した通帳の表紙に選択したサ
ンプル画像または読み取った画像と手書き文字を通帳記
帳機によりカラー印刷して発行するよう制御する制御手
段を備えたものとしている。

【００３０】従って、これによれば顧客の希望に沿った
絵柄や文字を指定して通帳の印字できるため、例えば、
出産記念や入学記念等に子供の写真を表紙にした定期預
金通帳を作りたい、結婚記念の写真を表紙にした通帳を
作りたい、あるいは、ペットの写真を表紙にしたい等、
顧客の個々の要望に充分対応することができるという効
果が得られる。

【００３１】また、予め用意した定型文や顧客の手書き
文字も通帳に印字できるので、子供の姓名やペット名あ
るいは記念日等の特定の日付を通帳の表紙に入れること
が可能であり、更に会社等で用途別の口座が存在する場
合、通帳の表紙に用途名を印字することで、口座番号等
を確認することなく用途を容易に判別することが可能に
なる等の効果も得られる。

【００３２】更に、このように自由に通帳の表紙を作成
できることで、顧客へのサービスが大幅に向上するの
で、自動取引装置のユーザにとって新規に口座を開設さ
せる手段になるという効果も期待できるものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による自動取引装置の実施の形態を示す
ブロック図である。

【図２】実施の形態における初期画面を示す図である。

【図３】実施の形態における通帳デザイン選択画面を示
す図である。

【図４】実施の形態における画像選択画面を示す図であ
る。

【図５】実施の形態におけるサンプル選択画面を示す図
である。

【図６】実施の形態における画像セット誘導画面を示す
図である。

【図７】実施の形態における画像読み取り処理画面を示
す図である。

【図８】実施の形態における画像確認画面を示す図であ
る。

【図９】実施の形態における文字挿入選択画面を示す図
である。

【図１０】実施の形態における定型文選択画面を示す図
である。

【図１１】実施の形態におけるフリーハンド文字入力画
面を示す図である。

【図１２】実施の形態における文字挿入位置指定画面を
示す図である。

【図１３】実施の形態における通帳イメージ確認画面を
示す図である。

【図１４】実施の形態における通帳発行処理画面を示す
図である。

【図１５】実施の形態における通帳排出処理画面を示す
図である。

【符号の説明】

１ カードリーダライタ／プリンタ部 ２ 通帳記帳機 ３は通帳収納スタッカ ４ 紙幣入出金機 ５ 硬貨入出金機 ６ 顧客操作部 ７ イメージスキャナー ８ 入力ペン ９ ジャーナルプリンタ部 １０ 記憶部 １１ 制御部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｆ 19/00

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラー印刷が可能で通帳発行機能を有す
   る通帳記帳機と、 この通帳記帳機から発行する通帳を収納した通帳収納ス
   タッカと、 顧客に対して操作を誘導する画面を表示すると共に、そ
   の画面中に表示したキーの押下や所定のエリアへのペン
   の書き込みにより種々のデータの入力操作を可能とした
   顧客操作部と、 顧客が持参した画像を読み取る画像読み取り手段と、 通帳に印刷する画像と定型文のそれぞれのサンプルのデ
   ータを記憶させた記憶手段と、 前記顧客操作部に表示された画面中の所定のエリアに文
   字等を書き込む入力ペンと、 通帳の発行時に、前記顧客操作部により顧客に自分でデ
   ザインするか否かを選択させると共に、自分でデザイン
   する場合、持参の画像を使用するか当該装置に用意され
   たサンプルを使用するかを選択させ、サンプルを使用す
   る場合、前記記憶手段に記憶しているサンプルの画像を
   前記顧客操作部に表示して選択させ、持参の画像を使用
   する場合、その画像を前記画像読み取り手段で読み取
   り、更に文字が不要か、文字を定型文を選ぶか、手書き
   文字を入力するかを選択させて、文字が不要の場合は、
   前記通帳収納スタッカから繰り出した通帳の表紙に選択
   したサンプル画像または読み取った画像を通帳記帳機に
   よりカラー印刷して発行し、定型文を選ぶ場合は前記記
   憶手段に記憶しているサンプルの定型文を前記顧客操作
   部に表示して選択させた後、前記通帳収納スタッカから
   繰り出した通帳の表紙に選択したサンプル画像または読
   み取った画像と選択した定型文を通帳記帳機によりカラ
   ー印刷して発行し、手書き文字を入力する場合は前記顧
   客操作部に入力エリアを表示して前記入力ペンで文字入
   力させた後、前記通帳収納スタッカから繰り出した通帳
   の表紙に選択したサンプル画像または読み取った画像と
   手書き文字を通帳記帳機によりカラー印刷して発行する
   よう制御する制御手段を備えたことを特徴とする自動取
   引装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、 制御手段は、選択した定型文または入力ペンで入力した
   手書き文字の位置を指定する画面を顧客操作部に表示し
   て、通帳の表紙に対する文字の位置を指定させるよう制
   御することを特徴とする自動取引装置。