JP2018110023A - 対象検出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
目的は、利用者に応じて適切なサービスを提供することの可能なコンピュータ装置、サービス提供システム、サービス提供方法およびプログラムを提供することにある。
図1は、第1の実施形態に係るサービス提供システムの一例を示す図である。図1に示されるサービス提供システムは、コンピュータ100と、コンピュータ100にLAN(Local Area Network)などの通信回線800を介して接続される対面装置200とを備える。
対面装置200は例えば現金自動支払機、カード決済端末、病院の会計端末、あるいは役所の手続き用の端末など、利用者と対面する装置である。この実施形態ではガスステーションまたは充電スタンドに設置される装置を考える。この種の設備の周辺には他の施設や店舗が形成されることが多い。コンピュータ100は通信回線800を介して、周辺施設・店舗700と通信することが可能である。
コンピュータ100は、実施形態に係る処理機能として入力部1、検出部2、認識部3、操作部4、制御部5および出力部6を備える。
入力部1は、カメラ300から出力される画像データを取得する。検出部2は、取得された画像データを画像処理し、カメラ300の視野内の対象を個別に検出し、特定する。例えば人物900、車両、あるいは人物900の所有物などが検出される。このほか、検出された人物900の年齢、性別、身長、人種、着用物、視線、顔の向き、乗車する車両のナンバープレート、車種、および車の色の組合せの少なくともいずれか1つが対象として検出される。
上記特徴情報以外に、性別や年齢などの属性情報などの統計情報も、特徴情報管理部500で管理することが可能である。性別判別については男性用の特徴情報と女性用の特徴情報とを記憶し、属性判別処理の識別に利用する。他の属性についてもカテゴリを分類するために利用する特徴情報を管理する。
人物を認識する方法として、顔を利用した人物の認識方法を以下に説明する。検出した顔の領域をもとに個人の特徴を示す顔特徴情報を抽出する方法としては、例えば(特開2007−4767号公報)に示されるように、1枚の人物画像情報に対してモデルを利用して顔の向きや状態を意図的に変動させた画像を作成することで顔特徴情報を取得することが可能である。同じ人物に対しては連続する複数の画像を利用し、動画像による計算を実行することでより精度の高い認識処理が行うこともできる。
・認識部3で判別された、個人に対応付けされて特徴情報管理部500で管理される情報(購買履歴など)。
・サービスの利用内容および利用時間。
・出力部6により出力されている情報の内容。
・操作部4で操作した情報。
なおサービス情報管理部600は、利用者と無関係に提供されるコンテンツ情報を記憶することも可能である。この種の情報としては、優待情報、周辺施設の優待情報、周辺施設の商品販売情報(タイムセールス、在庫、価格)、周辺の道路の混雑状況などがある。このほか、利用者が特定された場合には、利用者本人の過去の購買情報や、よく利用しているサービスの履歴などもサービス情報管理部600に記憶される。
図5は、第2の実施形態に係るサービス提供システムの一例を示す図である。図5において図1と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。第2の実施形態では対面装置200およびコンピュータ100が広域にわたって複数設置される形態を想定する。コンピュータ100は広域の通信網(インターネットあるいはIP−VPNなど)で接続され、管理する情報を相互に授受して利用することが可能である。
図6は、第3の実施形態に係るサービス提供システムの一例を示す図である。図6において図1および図5と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
Claims (31)
- 撮像された画像に係る対象に応じたサービスを提供するサービス提供システムで利用されるコンピュータ装置であって、
画像データを取得する入力部と、
前記取得された画像データから人物に係る所有物、着衣物、着用物および車両の少なくとも一つを前記対象として検出する検出部と、
前記検出された対象の特徴情報に基づいて当該対象を認識する対象認識部と、
前記人物を認識する人物認識部と、
前記認識された対象と前記認識された人物との組合せに基づくサービス情報を、複数のサービス情報を記憶するサービス情報データベースから読み出す制御部と、を具備する、コンピュータ装置。 - 前記対象認識部は、前記特徴情報を記憶する特徴情報データベースに記憶される前記特徴情報を参照して前記検出された対象を認識する、請求項1に記載のコンピュータ装置。
- 前記対象は、前記人物認識部により認識された人物の年齢、性別、身長、人種、視線、顔の向きの組合せの少なくともいずれか一つである、請求項1に記載のコンピュータ装置。
- 前記対象の備える通信機と無線通信する通信部を備え、
この通信部を介して取得した情報に基づいて前記対象に提供すべきサービス情報を決定する、請求項1に記載のコンピュータ装置。 - 前記人物認識部は、前記認識された人物の個人を特定し、当該特定された個人に基づいて前記特徴情報データベースに記憶される特徴情報を参照する、請求項2に記載のコンピュータ装置。
- さらに、前記サービス情報を、携帯端末、または通信網に接続される機器に対し出力する出力部を具備する、請求項1に記載のコンピュータ装置。
- 前記出力部は、前記検出部により検出された対象の組み合わせ、および前記人物認識部により特定された個人のいずれかに応じて、当該組み合わせに対して有益な情報を表示する画面、および利用者がユーザインタフェースを用いて選択した画面を切り替える、請求項6に記載のコンピュータ装置。
- 前記出力部は、サービス提供に必要な残り時間を表示し、前記残り時間に応じて出力すべきサービス情報を切り替える、請求項6に記載のコンピュータ装置。
- 前記サービス情報は、利用中のサービスに関する優待情報、周辺施設の優待情報、周辺施設の商品販売情報、利用者本人の過去の購買情報、利用者本人の端末利用場所情報、周辺の道路の状況の少なくともいずれか1つを含み、
前記出力部は、入力された対象物に関する情報に対して統計的に最適と判断された推奨の情報を優先的に出力する、請求項6に記載のコンピュータ装置。 - 前記出力部は、メニュー画面を表示し、
前記メニュー画面から選択されたサービスの提供を周辺施設に依頼するメッセージ信号を出力する、請求項6に記載のコンピュータ装置。 - 前記サービスの利用中に、前記検出された所有物または車両の預かりを依頼するサービスを前記メニュー画面に表示する、請求項10に記載のコンピュータ装置。
- 前記預かりを依頼するサービスの終了までの時間が所定の時間になると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知する、請求項11に記載のコンピュータ装置。
- 前記預かりを依頼するサービスの提供中に当該預けられた所有物または車両に、予め登録されている人物とは異なる人物が接近すると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知する、請求項12に記載のコンピュータ装置。
- 前記預かりを依頼するサービスの提供中に当該預けられた所有物または車両の持ち去りを検知すると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知する、請求項12に記載のコンピュータ装置。
- 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のコンピュータ装置と、
少なくとも人物を含む対象を撮像して前記画像データを得る撮像部と、
前記サービス情報データベースと、
前記特徴情報を記憶する特徴情報データベースとを具備する、サービス提供システム。 - 前記サービス情報データベースおよび特徴情報データベースの少なくともいずれか一方は、クラウドコンピューティングシステムに備えられ、
前記制御部は、通信ネットワークを介して前記サービス情報データベースのサービス情報を取得する、請求項15に記載のサービス提供システム。 - 撮像された画像に係る対象に応じたサービスを提供するサービス提供方法であって、
コンピュータが、画像データを取得することと、
前記コンピュータが、前記取得された画像データから人物に係る所有物、着衣物、着用物および車両の少なくとも一つを前記対象として検出することと、
前記コンピュータが、前記検出された対象の特徴情報に基づいて当該対象を認識することと、
前記コンピュータが、前記人物を認識することと、
前記コンピュータが、前記認識された対象と前記認識された人物との組合せに基づくサービス情報を、複数のサービス情報を記憶するサービス情報データベースから読み出すこととを具備する、サービス提供方法。 - 前記対象を認識することは、前記特徴情報を記憶する特徴情報データベースに記憶される前記特徴情報を参照して前記検出された対象を認識する、請求項17に記載のサービス提供方法。
- 前記対象は、前記人物認識部により認識された人物の年齢、性別、身長、人種、視線、顔の向きの組合せの少なくともいずれか一つである、請求項17に記載のサービス提供方法。
- 前記コンピュータが、前記対象の備える通信機と無線通信して取得した情報に基づいて前記対象に提供すべきサービス情報を決定することを含む、請求項17に記載のサービス提供方法。
- 前記人物を認識することは、
前記認識された人物の個人を特定することと、
当該特定された個人に基づいて前記特徴情報データベースに記憶される特徴情報を参照することとを含む、請求項18に記載のサービス提供方法。 - さらに、前記コンピュータが、前記サービス情報を、携帯端末、または通信網に接続される機器に対し出力することを含む、請求項17に記載のサービス提供方法。
- 前記出力することは、前記検出部により検出された対象の組み合わせ、および前記人物認識部により特定された個人のいずれかに応じて、当該組み合わせに対して有益な情報を表示する画面、および利用者がユーザインタフェースを用いて選択した画面を切り替える、請求項22に記載のサービス提供方法。
- 前記出力することは、サービス提供に必要な残り時間を表示し、前記残り時間に応じて出力すべきサービス情報を切り替える、請求項22に記載のサービス提供方法。
- 前記サービス情報は、利用中のサービスに関する優待情報、周辺施設の優待情報、周辺施設の商品販売情報、利用者本人の過去の購買情報、利用者本人の端末利用場所情報、周辺の道路の状況の少なくともいずれか1つを含み、
前記出力することは、入力された対象物に関する情報に対して統計的に最適と判断された推奨の情報を優先的に出力する、請求項22に記載のサービス提供方法。 - 前記出力することは、メニュー画面を表示することと、
前記メニュー画面から選択されたサービスの提供を周辺施設に依頼するメッセージ信号を出力することとを含む、請求項22に記載のサービス提供方法。 - 前記コンピュータが、前記サービスの利用中に、前記検出された所有物または車両の預かりを依頼するサービスを前記メニュー画面に表示することを含む、請求項26に記載のサービス提供方法。
- 前記コンピュータが、前記預かりを依頼するサービスの終了までの時間が所定の時間になると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知することを含む、請求項27に記載のサービス提供方法。
- 前記コンピュータが、前記預かりを依頼するサービスの提供中に当該預けられた所有物または車両に、予め登録されている人物とは異なる人物が接近すると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知することを含む、請求項28に記載のサービス提供方法。
- 前記コンピュータが、前記預かりを依頼するサービスの提供中に当該預けられた所有物または車両の持ち去りを検知すると、その旨を通知するメッセージを前記サービスの利用者に通知することを含む、請求項28に記載のサービス提供方法。
- 請求項17乃至30のいずれか1項に記載のサービス提供方法をコンピュータに実行させるための命令を含む、プログラム。
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