JP2006202208A - 生体認証装置、生体認証方法および通行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現場(認証場所)での本人確認および生体情報の登録作業を行なわずに済み、管理者の負担を軽減できる生体認証装置を提供する。
【解決手段】利用者の顔画像を用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する生体認証装置において、利用者の少なくとも顔画像からなる識別情報をあらかじめ登録しておき、辞書情報の登録時、利用者固有の顔画像を取得し、この取得された顔画像と上記登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、上記取得された顔画像に基づき照合用の辞書情報を生成して登録し、実際の認証時、利用者固有の顔画像を取得し、この取得された顔画像と上記登録された辞書情報とを用いて当該利用者があらかじめ登録された人物であるか否かを判定する。
【選択図】 図1
【解決手段】利用者の顔画像を用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する生体認証装置において、利用者の少なくとも顔画像からなる識別情報をあらかじめ登録しておき、辞書情報の登録時、利用者固有の顔画像を取得し、この取得された顔画像と上記登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、上記取得された顔画像に基づき照合用の辞書情報を生成して登録し、実際の認証時、利用者固有の顔画像を取得し、この取得された顔画像と上記登録された辞書情報とを用いて当該利用者があらかじめ登録された人物であるか否かを判定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、たとえば、セキュリティを必要とする重要施設の入退場管理などにおいて、利用者(人物)の顔画像、指紋画像、虹彩情報、掌形画像、指画像、音声情報、静脈情報などの生体情報を用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する生体認証装置および生体認証方法に関する。
また、本発明は、上記生体認証装置を用いて通行者の通行(たとえば、重要施設の入退場など)を制御する通行制御装置に関する。
一般に、この種の生体認証装置は、認証対象となる人物(利用者)の生体情報をカメラやセンサなどを用いて取得し、この取得した生体情報から得られる当該人物固有の特徴情報を辞書情報として辞書記憶手段にあらかじめ記憶(登録)しておく。
そして、認証時には、認証対象となる人物の生体情報をカメラやセンサなどを用いて再度取得し、この取得した生体情報から得られる当該人物固有の特徴情報を辞書記憶手段にあらかじめ記憶されている辞書情報と照合することにより、当該人物はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する。たとえば、入力された生体情報が辞書情報と類似しているかどうかを評価し、類似性が高い場合には当該人物は登録者(本人)であると判定し、類似性が低い場合には未登録者(本人ではない)と判定する。
このような生体認証装置においては、あらかじめ辞書情報としての生体情報を登録する必要があるが、その生体情報の登録作業を軽減させる方法として、事前に利用者のID情報を登録しておくことで、生体情報が登録されていない場合でも、認証利用ごとに生体情報を取得して辞書情報を生成する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−288666号公報
しかし、上記した従来の技術では、事前にID情報を登録し、認証利用ごとにID情報を入力させ、生体情報を取得することで本人と対応付けて蓄積し、辞書情報を生成できるが、利用者はID情報の入力といった別の動作が必要であり、充分に負担が軽減できているとは言えないだけでなく、現場(認証場所)で本人を確認することができないのでセキュリティが低下するという問題がある。
そこで、本発明は、事前に利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報を登録しておくことで、現場(認証場所)での本人確認および生体情報の登録作業を行なわずに済み、管理者の負担を軽減できる生体認証装置、生体認証方法および通行制御装置を提供することを目的とする。
本発明の生体認証装置は、利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録手段と、利用者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、この第1の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記識別情報登録手段により登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認手段と、利用者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記本人確認手段により生成された辞書情報とを用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証手段とを具備している。
また、本発明の生体認証方法は、利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録ステップと、利用者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得ステップと、この第1の生体情報取得ステップにより取得された生体情報と前記識別情報登録ステップにより登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、前記第1の生体情報取得ステップにより取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認ステップと、利用者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得ステップと、この第2の生体情報取得ステップにより取得された生体情報と前記本人確認ステップにより生成された辞書情報とを用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証ステップとを具備している。
さらに、本発明の通行制御装置は、通行者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録手段と、通行者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、この第1の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記識別情報登録手段により登録された識別情報とを用いて当該通行者が本人であるか否かを確認し、当該通行者が本人である場合、前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認手段と、通行者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記本人確認手段により生成された辞書情報とを用いて当該通行者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証手段と、この認証手段の判定結果に応じて前記通行者の通行を制御する通行制御手段とを具備している。
本発明によれば、事前に利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報を登録しておくことで、現場(認証場所)での本人確認および生体情報の登録作業を行なわずに済み、管理者の負担を軽減できる生体認証装置、生体認証方法および通行制御装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、人物の生体情報として顔画像を用いた場合を例として述べるが、顔画像以外に、指紋画像、虹彩情報、掌形画像、指画像、静脈情報、音声情報などの他の生体情報を用いても同様に実施できる。
なお、以下の説明では、人物の生体情報として顔画像を用いた場合を例として述べるが、顔画像以外に、指紋画像、虹彩情報、掌形画像、指画像、静脈情報、音声情報などの他の生体情報を用いても同様に実施できる。
図1は、本実施の形態に係る生体認証装置および生体認証方法が適用される通行制御装置の構成を概略的に示すものである。この通行制御装置は、利用者(通行者)があらかじめ識別情報を登録する事前申請端末装置10、この事前申請端末装置10とLANなどの通信回線を介して接続され、顔画像(辞書情報)を登録する利用者を確認して辞書情報を生成する本人確認端末装置20、および、この本人確認端末装置20とLANなどの通信回線を介して接続され、現場で個人認証を行なう個人認証端末装置30によって構成される。
事前申請端末装置10は、識別情報登録手段としての識別情報登録部101および識別情報送信部102によって構成される。本人確認端末装置20は、本人確認部103および辞書情報送信部104によって構成される。個人認証端末装置30は、個人認証部105および通行制御手段としてのゲート制御部106によって構成される。
識別情報登録部101は、利用者のID情報、顔画像や氏名、身長、体重などの属性情報を取得し、これらを識別情報として登録する。これは、たとえば、図2に示すようなウェブ(Web)上での入力フォームを用いて利用者に識別情報を入力してもらう。識別情報としては、たとえば、利用者ごとに割り振られるID情報(たとえば、複数桁の数値)11、本人の属性情報12、本人の顔画像13などを用いる。また、本人の属性情報12としては、氏名、生年月日、性別、身長、体重、同伴者名、登録場所、入場有効期限などを用いる。これらの識別情報を図3に示すようなフォーマットで保持する。
識別情報送信部102は、識別情報登録部101で登録された識別情報を本人確認部103へ送信する。本人確認部103は、利用者から識別情報を取得し、取得した識別情報と識別情報送信部102により送信された識別情報とを照合することで本人確認を行ない、その結果を出力する。
本人確認部103は、たとえば、図4に示すように、利用者(通行者)Mの顔画像(少なくとも顔を含んでいる画像)を撮像して入力する画像入力手段(第1の生体情報取得手段)としてのカメラ201、ID情報などを入力するID情報取得手段としてのID入力部202、識別情報送信部102によって送信された識別情報を受信する識別情報受信部203、カメラ201からの顔画像あるいは識別情報受信部203からの顔画像を用いて、あらかじめ準備されたパターン辞書との照合で顔および目、鼻などの顔部位の位置を検出する顔領域検出部204、顔領域検出部204の出力に基づき濃淡情報あるいは部分空間情報などの顔の特徴量(特徴情報)を抽出する顔特徴抽出部205、顔特徴抽出部205で抽出された顔の特徴情報を確認用の辞書情報として保持する確認用辞書記憶部206、顔特徴抽出部205で抽出された顔の特徴情報と確認用辞書記憶部206に保持されている辞書情報とを照合することにより利用者Mが本人であるか否かを判定する認証部207、および、出力部208などによって構成されている。
カメラ201は、利用者Mの顔画像を下方から所定角度で撮像して入力するものであり、たとえば、CCDセンサなどの撮像素子を用いたテレビジョンカメラから構成されていて、たとえば横方向512画素、縦方向512画素のデジタル濃淡画像データとして顔領域検出部203に出力する。
ID入力部202は、多数登録されている確認用の辞書情報の中のどの辞書情報であるかを選定するID情報を入力するためのもので、入力されたID情報は認証部207に送られる。具体的には、たとえば、テンキーやタッチパネル、あるいは、ICカードや磁気カードあるいは無線カードを読取るカードリーダなどによって実現可能である。
識別情報受信部203は、識別情報送信部102によって送信された識別情報を受信する。識別情報送信部102から送信される識別情報は、たとえば、図3に示すようにID情報、属性情報、顔画像から構成されているが、確認用辞書記憶部206内の辞書情報は、たとえば、図5に示すようにID情報、属性情報、確認用顔特徴情報から構成されている。そのため、顔画像から顔特徴情報を抽出する必要があるため、受信した識別情報内の顔画像は顔領域検出部204に送り、ID情報および属性情報は確認用辞書記憶部206に送る。
顔領域検出部204は、まず、入力された顔画像から利用者Mの顔領域を検出する。たとえば、入力画像内において、あらかじめ用意されたテンプレートを、画像中を移動させながら相関値を求めることにより、最も高い相関値を与える位置を顔領域とする。なお、その他に、固有空間法や部分空間法を利用した顔領域抽出法などの顔検出手段でもよい。
顔領域検出部204は、次に、検出された顔領域の部分の中から、目、鼻、口といった顔部品の位置を検出する。その検出方法は、たとえば、文献(福井和広、山口修:「形状抽出とパターン照合の組合せによる顔特徴点抽出」、電子情報通信学会論文誌(D),vol.J80−D−II,No.8,pp2170−2177(1997))に開示されている方法などを用いてよい。
顔特徴抽出部205は、顔領域検出部204で検出された顔部品の位置を基に、顔領域を一定の大きさ、形状に切り出し、その濃淡情報を顔の特徴量(特徴情報)として用いる。ここでは、たとえば、mピクセル×nピクセルの領域の濃淡値をそのまま情報として用い、m×n次元の情報を特徴ベクトルとして用いる。これらのデータに対し特徴ベクトルの相関行列を求め、周知のK−L展開による正規直交ベクトルを求めることにより、部分空間を計算する。部分空間の計算方法は、特徴ベクトルの相関行列(または共分散行列)を求め、そのK−L展開による正規直交ベクトル(固有ベクトル)を求めることにより、部分空間を計算する。部分空間は、固有値に対応する固有ベクトルを、固有値の大きな順にk個選び、その固有ベクトル集合を用いて表現する。
と対角化して、固有ベクトルのΦを求める。この部分空間は、人物の同定を行なうための認識辞書として利用する。この情報をあらかじめ登録しておいて、それを辞書情報として登録しておけばよい。
また、後で述べるように、顔認証を行なうための入力特徴情報として部分空間自身を利用してもよい。したがって、部分空間を算出した結果は、確認用辞書記憶部206、認証部207および出力部208に送られる。
確認用辞書記憶部206は、識別情報受信部203から出力されたID情報および属性情報と、顔特徴抽出部205から出力される識別情報内の顔画像から得られた顔特徴情報とを関連づけて図5に示すような確認用辞書情報として保持し、利用者Mの顔特徴情報との類似度を計算できるようにする。
認証部207は、確認用辞書記憶部206に記憶されている確認用顔特徴情報とカメラ201で取得した利用者Mの顔画像から得られた顔特徴情報とを照合し、両者の類似度を計算する。これは、たとえば、文献(山口修、福井和広、前田賢一:「動画像を用いた顔認識システム」、信学技報PRMU97−50、pp17−23、1997−06)に記載されている公知の認証方法である相互部分空間法を用いることで実現可能である。
この認証方法では、あらかじめ登録されている確認用辞書情報も、入力された顔特徴情報も部分空間として表現され、2つの部分空間のなす「角度」を類似度として定義する。ここで入力される部分空間を入力部分空間という。入力データ列に対して同様に相関行列Cinを求め、
と対角化し、固有ベクトルΦinを求める。2つのΦin,Φdで表わされる部分空間の部分空間類似度(0.0〜1.0)を求め、それを認識するための類似度とする。
なお、本実施の形態においては、上記認証方法以外にも、登録されている確認用辞書情報の種類によってニューラルネットや単純類似度などでも実現可能である。
なお、本実施の形態においては、上記認証方法以外にも、登録されている確認用辞書情報の種類によってニューラルネットや単純類似度などでも実現可能である。
以上のような認証方法で、確認用辞書記憶部206内の確認用顔特徴情報との類似度を求めるが、判定方法としては、テンキーやタッチパネル、カードリーダなどを利用して選定された確認用顔特徴情報と一致するかどうかの1対1照合と、登録された全ての確認用顔特徴情報または一部の確認用顔特徴情報と総当りで一致判定を行ない、1つでも一致する確認用顔特徴情報があれば登録者であると判定する1対N照合が存在する。
ここでは、ID入力部202により取得したID情報と確認用辞書記憶部206から取得した確認用辞書情報内のID情報とを用いて選定した確認用顔特徴情報と一致するかどうかの1対1照合を行なう。この判定結果は出力部208に出力される。
ここでは、ID入力部202により取得したID情報と確認用辞書記憶部206から取得した確認用辞書情報内のID情報とを用いて選定した確認用顔特徴情報と一致するかどうかの1対1照合を行なう。この判定結果は出力部208に出力される。
出力部208は、顔特徴抽出部205から顔特徴情報(カメラ201で取得した利用者Mの顔画像から得られた顔特徴情報)、確認用辞書記憶部206から確認用辞書情報、認証部207から利用者Mの判定結果をそれぞれ取得する。利用者Mが本人であると判定された場合、たとえば、カメラ201で取得した利用者Mの顔画像から得られた顔特徴情報を照合用顔特徴情報とし、この照合用顔特徴情報を図6に示すように確認用辞書情報に付加することで照合用辞書情報を生成し、生成された照合用辞書情報は辞書情報送信部104に出力される。
以上説明した本人確認部103における一連の処理の流れを概略的に示すと図7のフローチャートのようになる。以下、図7のフローチャートについて簡単に説明する。
まず、ステップS1にて、ID入力部202からID情報が入力されたか否かをチェックし、ID情報が入力された場合、当該ID情報に基づき、認証部207において前述したような1対1の照合を行なう(ステップS2)。この照合の結果、利用者Mは本人であると判定された場合(ステップS3)、出力部208において前述したように照合用辞書情報を生成し、生成した照合用辞書情報を辞書情報送信部104へ出力する(ステップS4)。
まず、ステップS1にて、ID入力部202からID情報が入力されたか否かをチェックし、ID情報が入力された場合、当該ID情報に基づき、認証部207において前述したような1対1の照合を行なう(ステップS2)。この照合の結果、利用者Mは本人であると判定された場合(ステップS3)、出力部208において前述したように照合用辞書情報を生成し、生成した照合用辞書情報を辞書情報送信部104へ出力する(ステップS4)。
辞書情報送信部104は、本人確認部103で本人と確認された場合、本人確認部103から図6に示すような構造の照合用辞書情報を取得し、これを個人認証部105へ送信する。
個人認証部105は、利用者Mの顔画像を取得し、本人確認部103で取得した照合用顔特徴情報を用いて生成された照合用辞書情報との類似度スコアを出力するもので、たとえば、図8に示すように、利用者(通行者)Mの顔画像(少なくとも顔を含んでいる画像)を撮像して入力する画像入力手段(第2の生体情報取得手段)としてのカメラ301、辞書情報送信部104によって送信された照合用辞書情報を受信する辞書情報受信部302、カメラ301からの顔画像を用いて、あらかじめ準備されたパターン辞書との照合で顔および目、鼻などの顔部位の位置を検出する顔領域検出部303、顔領域検出部303の出力に基づき濃淡情報あるいは部分空間情報などの顔の特徴量(特徴情報)を抽出する顔特徴抽出部304、辞書情報受信部302で受信された照合用辞書情報を保持する照合用辞書記憶部305、顔特徴抽出部304で抽出された顔の特徴情報と照合用辞書記憶部305に保持されている照合用辞書情報とを照合することにより利用者Mがあらかじめ登録されている人物であるか否かを判定する認証手段としての認証部306、および、出力部307などによって構成されている。
なお、カメラ301および顔領域検出部303については、図4で示したカメラ201および顔領域検出部205と同じ構成で実現可能であるため説明を省略する。
辞書情報受信部302は、辞書情報送信部104によって送信された照合用辞書情報を受信し、受信した照合用辞書情報は照合用辞書記憶部305に出力する。
辞書情報受信部302は、辞書情報送信部104によって送信された照合用辞書情報を受信し、受信した照合用辞書情報は照合用辞書記憶部305に出力する。
顔特徴抽出部304は、基本的には図4で示した顔特徴抽出部205と同じ構成で実現可能である。ただし、当該個人認証部105では、辞書情報受信部302から直接、照合用辞書記憶部305に出力するため、顔特徴抽出部304で取得した顔の特徴情報は認証部306にのみ出力される。
照合用辞書記憶部305は、辞書情報受信部303から出力された照合用辞書情報を保持し、利用者Mの顔特徴情報との類似度を計算できるようにする。
認証部306は、基本的には図4で示した認証部207と同じ構成で実現可能である。ただし、ここでは、全ての照合用辞書情報または一部の照合用辞書情報と総当りで一致判定を行ない、1つでも一致する照合用辞書情報があれば登録者と判定するという1対N照合を行なう。
認証部306は、基本的には図4で示した認証部207と同じ構成で実現可能である。ただし、ここでは、全ての照合用辞書情報または一部の照合用辞書情報と総当りで一致判定を行ない、1つでも一致する照合用辞書情報があれば登録者と判定するという1対N照合を行なう。
出力部307は、認証部306から利用者Mの判定結果を取得し、それに応じたゲート制御信号をゲート制御部106に出力する。ここでは、利用者Mが登録者(本人)と判定された場合はゲート制御信号を「開放」とし、未登録者(他人)と判定された場合はゲート制御信号を「閉成」とする。
ゲート制御部106は、ゲート制御信号が「開放」であればゲートやドアを開放制御して利用者(通行者)Mの通行を許可し、ゲート制御信号が「閉成」であればゲートやドアを閉成制御して利用者(通行者)Mの通行を拒否する。
以上説明した個人認証部105における一連の処理の流れを概略的に示すと図9のフローチャートのようになる。以下、図9のフローチャートについて簡単に説明する。
カメラ301から利用者(通行者)Mの顔画像が入力されると(ステップS11)、顔領域検出部303において前述したような顔領域の検出処理が行なわれ(ステップS12)、顔領域が検出されると、顔特徴抽出部304において前述したように顔の特徴情報が抽出される(ステップS13)。
カメラ301から利用者(通行者)Mの顔画像が入力されると(ステップS11)、顔領域検出部303において前述したような顔領域の検出処理が行なわれ(ステップS12)、顔領域が検出されると、顔特徴抽出部304において前述したように顔の特徴情報が抽出される(ステップS13)。
次に、認証部306において前述したような1対Nの照合を行なう(ステップS14)。この照合の結果、利用者(通行者)Mが登録者であると判定された場合(ステップS15)、出力部307においてゲート制御信号を「開放」とし、これを受けたゲート制御部106は、ゲートやドアを開放して利用者(通行者)Mの通行を許可する(ステップS16)。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、事前に識別情報(利用者のID情報、顔画像、属性情報)を登録しておくことで、現場(認証場所)での本人確認と照合用辞書情報(顔画像)の登録作業を行なわずに済み、管理者の負担を軽減できる。
図10は、本人確認部103の別の構成例を示すものである。この本人確認部103は、カメラ401、利用者Mの身長や体重等の属性情報を取得する属性情報取得手段としての属性情報取得部402、識別情報受信部403、顔領域検出部404、顔特徴抽出部405、確認用辞書記憶部406、認証部407、および、出力部408などによって構成されている。
なお、カメラ401、識別情報受信部403、顔領域検出部404、顔特徴抽出部405、確認用辞書記憶部406、および、出力部408は、図4のカメラ201、識別情報受信部203、顔領域検出部204、顔特徴抽出部205、確認用辞書記憶部206、および、出力部208と同じであるので説明は省略する。
属性情報取得部402は、たとえば、複数のセンサを用いて利用者Mから属性情報(身長、体重など)を取得し、認証部407に出力する。具体的には、距離センサや重量センサなどで実現が可能である。また、年齢、性別については、たとえば、図4の認証部207と同様の手法であらかじめ年齢ごと、性別ごとの辞書情報を登録しておくことで推定が可能である。
認証部407は、基本的には図4で示した認証部207と同じ構成で実現可能である。ただし、ここでは、属性情報取得部402により取得した複数の属性情報と確認用辞書記憶部406から取得した確認用辞書情報内の属性情報とを用いて確認用辞書情報を選定する。しかし、用いる属性情報によっては、1つの確認用辞書情報に選定できない場合もあり、その場合は、絞り込まれた複数の確認用辞書情報と総当りで一致判定を行ない、1つでも一致する確認用辞書情報があれば、登録者と判定する1対N照合を行なう。
また、この場合、たとえば、図11に示すように、表示器501に、絞り込まれた複数の確認用辞書情報502〜505を表示することにより、絞り込まれた状態から管理者等の目視確認により最適な確認用辞書情報(図11では確認用辞書情報503が選定された場合を示している)を選定することでセキュリティが高まる。
以上説明した本人確認部103の別の構成例における一連の処理の流れを概略的に示すと図12のフローチャートのようになる。以下、図12のフローチャートについて簡単に説明する。
まず、ステップS21にて、属性情報取得部402により属性情報が取得されたか否かをチェックし、属性情報が取得された場合、当該属性情報に基づき、認証部407において前述したように確認用辞書情報の選定が可能か否かを判定し(ステップS22)、確認用辞書情報の選定が可能な場合、認証部407において前述したような1対1の照合を行なう(ステップS23)。
まず、ステップS21にて、属性情報取得部402により属性情報が取得されたか否かをチェックし、属性情報が取得された場合、当該属性情報に基づき、認証部407において前述したように確認用辞書情報の選定が可能か否かを判定し(ステップS22)、確認用辞書情報の選定が可能な場合、認証部407において前述したような1対1の照合を行なう(ステップS23)。
この照合の結果、利用者Mは本人であると判定された場合(ステップS24)、出力部408において前述したように照合用辞書情報を生成し、生成した照合用辞書情報を辞書情報送信部104へ出力する(ステップS25)。
辞書情報送信部104は、本人確認部103で本人と確認された場合、本人確認部103から図6に示すような構造の照合用辞書情報を取得し、これを個人認証部105へ送信する。
辞書情報送信部104は、本人確認部103で本人と確認された場合、本人確認部103から図6に示すような構造の照合用辞書情報を取得し、これを個人認証部105へ送信する。
ステップS22における判定の結果、確認用辞書情報の選定が不可能な場合、認証部407において前述したような1対Nの照合を行ない(ステップS26)、ステップS24に進む。あるいは、前述したような目視確認により最適な確認用辞書情報を選定し(ステップS27)、ステップS23に進む。
このような構成により、利用者は識別情報の入力が必要なく、負担が軽減され、現場での本人確認は絞り込まれた人数に対して行なうだけでよく、管理者の負担が軽減される。
なお、前記実施の形態では、事前申請端末装置の識別情報登録部により事前に登録する識別情報が利用者のID情報、顔画像、属性情報(氏名、身長、体重など)から構成される場合について説明したが、必ずしもこのような構成をとる必要はなく、利用者の少なくとも顔画像(生体情報)から構成されていればよい。
10…事前申請端末装置、20…本人確認端末装置、30…個人認証端末装置、101…識別情報登録部(識別情報登録手段)、103…本人確認部、104…辞書情報送信部、105…個人認証部、106…ゲート制御部(通行制御手段)、11…ID情報、12…属性情報、13…顔画像(生体情報)、201…カメラ(第1の生体情報取得手段)、202…ID入力部(ID情報取得手段)、203,302…識別情報受信部、204,303…顔領域検出部、205,304…顔特徴抽出部、206,305…確認用辞書記憶部、207,306…認証部、208,307…出力部、301…カメラ(第2の生体情報取得手段)、402…属性情報取得部(属性情報取得手段)、M…利用者(通行者)。
Claims (6)
- 利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録手段と、
利用者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、
この第1の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記識別情報登録手段により登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認手段と、
利用者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、
この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記本人確認手段により生成された辞書情報とを用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証手段と、
を具備したことを特徴とする生体認証装置。 - 前記あらかじめ登録される識別情報は、さらに、利用者固有のID情報を含むとともに、
利用者固有のID情報を取得するID情報取得手段をさらに具備し、
前記本人確認手段は、
前記ID情報取得手段により取得されたID情報に対応するID情報を含む生体情報を前記識別情報登録手段により登録された識別情報から選定し、この選定された生体情報と前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報とを用いて当該利用者は本人であるか否かを確認することを特徴とする請求項1記載の生体認証装置。 - 前記あらかじめ登録される識別情報は、さらに、利用者の身長や体重等の属性情報を含むとともに、
利用者の身長や体重等の属性情報を取得する属性情報取得手段をさらに具備し、
前記本人確認手段は、
前記属性情報取得手段により取得された属性情報に対応する属性情報を含む生体情報を前記識別情報登録手段により登録された識別情報から選定し、この選定された生体情報と前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報とを用いて当該利用者は本人であるか否かを確認することを特徴とする請求項1記載の生体認証装置。 - 前記本人確認手段は、前記属性情報取得手段により取得された属性情報に対応する属性情報を含む生体情報を前記識別情報登録手段により登録された識別情報から選定した結果、1つの生体情報に選定できなかった場合、選定された複数の生体情報と前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報とをそれぞれ照合し、1つでも一致する生体情報が存在すれば当該利用者は本人であると判定することを特徴とする請求項3記載の生体認証装置。
- 利用者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録ステップと、
利用者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得ステップと、
この第1の生体情報取得ステップにより取得された生体情報と前記識別情報登録ステップにより登録された識別情報とを用いて当該利用者が本人であるか否かを確認し、当該利用者が本人である場合、前記第1の生体情報取得ステップにより取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認ステップと、
利用者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得ステップと、
この第2の生体情報取得ステップにより取得された生体情報と前記本人確認ステップにより生成された辞書情報とを用いて当該利用者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証ステップと、
を具備したことを特徴とする生体認証方法。 - 通行者の少なくとも固有の生体情報からなる識別情報をあらかじめ登録する識別情報登録手段と、
通行者固有の生体情報を取得する第1の生体情報取得手段と、
この第1の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記識別情報登録手段により登録された識別情報とを用いて当該通行者が本人であるか否かを確認し、当該通行者が本人である場合、前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報に基づき照合用の辞書情報を生成する本人確認手段と、
通行者固有の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、
この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記本人確認手段により生成された辞書情報とを用いて当該通行者はあらかじめ登録された人物であるか否かを判定する認証手段と、
この認証手段の判定結果に応じて前記通行者の通行を制御する通行制御手段と、
を具備したことを特徴とする通行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005015628A JP2006202208A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 生体認証装置、生体認証方法および通行制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020520511A (ja) * | 2017-07-20 | 2020-07-09 | シェンチェン センスタイム テクノロジー カンパニー リミテッドShenzhen Sensetime Technology Co.,Ltd | アクセス制御方法及び装置、システム、電子デバイス、プログラムならびに媒体 |
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