JP2007122368A - 生体認証システム及び生体認証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体情報を利用して個人認証する生体認証システムに関し、認証操作を容易とし、認証エラーを低減する。
【解決手段】生体データの登録時に、利用者の撮像された生体形状を登録した記憶ユニット(7−1,5)と、利用者の認証時に、この登録時の生体形状を表示する表示ユニット(6−1)を設けることにより、利用者は、直接的に、登録時の生体撮像状態を認識でき、利用者を登録時と同様の生体撮像状態に誘導でき、認証時に、登録時の生体撮像状況に合わせるように、生体を有効に誘導し、照合効率を向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人間の体の一部である生体の特徴を利用して、個人認証する生体認証システム及び生体認証方法に関し、特に、登録された生体情報と照合するため、生体情報を検出する際に、登録時の状態に生体を誘導する生体認証システム及び生体認証方法に関する。
人間の体には、手足の指紋、目の網膜、顔面、血管など個人を区別できる部分が、多数存在する。近年のバイオメトリックス技術の進展に伴い、このような人間の体の一部である生体の特徴を認識して、個人認証する装置が種々提供されている。
生体の顔、虹彩、指紋や、手のひらや指の血管、掌紋等を利用した生体による個人認証方法が、提供されており、安全性の高い個人認証方法として、様々な分野で利用されている。
例えば、手のひらや甲の血管は、比較的大量の個人特徴データを得られ、且つ血管(静脈)の模様は、胎児の時から生涯変わらず、万人不同と言われおり、個人認証に適している。この個人認証方法を説明する。生体登録又は認証時に、利用者は、撮像装置に手のひらを近づける。撮像装置は、近赤外線を発光し、手のひらに当てる。撮像装置は、手のひらから跳ね返った近赤外線を、センサーで受信する。
静脈に流れる赤血球の中のヘモグロビンは、酸素を失っている。このヘモグロビン(還元ヘモグロビン)は、近赤外線を吸収する。このため、手のひらに近赤外線を当てると、静脈がある部分だけ反射が少なく、反射した近赤外線の強弱で、静脈の位置を認識できる。
生体登録時には、利用者は、先ず、自身の手のひらの静脈画像データを、撮像装置を利用して、サーバーやカードに登録する。次に、個人認証するには、利用者は、自身の手のひらの静脈画像データを、撮像装置を利用して、読み取らせる。利用者のIDで引き出された静脈登録画像と、読み取られた静脈照合画像との静脈の模様を照合し、個人認証する(例えば、特許文献1参照)。
このような生体情報の検出においては、生体は、撮像装置に対し、自由に動かすことができ、特に、手、顔、指は、自由な動きが可能である。一方、撮像装置の撮像範囲に、生体の検出部分を位置つけることが、精度良い照合のため必要である。この方法として、認証時に、撮像毎に、手の位置や向きを検出し、精度良い撮像ができない場合には、表示や音声で、手の位置、向きの不適切を伝える方法(例えば、特許文献2参照)や、認証時に、手型等の標準の形状パターンを示し、利用者に、撮像形態をガイドする方法が、提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
更に、血管像の照合に、手の形状を併用する方法も提案されている。即ち、登録時に、手の形状も登録しておき、認証時に、撮像された手の形状と登録された手の形状との類似度を判定し、類似度が低い場合には、血管像の照合を行なわず、類似度が高い場合に、血管像の照合を行なう方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−062826号公報(図2乃至図9) WO04/021884号公報(図3) 特開2001−273948号公報(図2乃至図9)
この前者の従来技術では、標準形状を示し、利用者に適切な撮像形態をガイドする、又は、生体の検出画像から、生体の検出部分が、撮像範囲に適切に存在しているかを分析して、ガイドするものである。しかしながら、このようなガイドを行って、撮像範囲内に誘導しても、登録時の生体検出の状況と、認証時の生体撮像の状況とが異なった場合には、良好な照合結果が得られない。
登録時と認証時の生体撮像状況が異なる例として、例えば、手のひら認証で説明すると、登録時と認証時に、手の指の開き方が若干異なる場合や、顔認証では、登録時と認証時に、顔の向きが異なる場合や、眼鏡をかけている場合と、かけていない場合には、手や顔の位置や向きが類似していても、照合結果が不一致となることが多い。
又、後者の従来技術では、認証アルゴリズムに、手の形状を併用するため、認証不一致の場合には、利用者が、直接的に、その原因が判らない場合が多く、どのように生体を撮像装置に誘導するかを認識できないことが多い。特に、装置になじみの薄い、老人等には、不便性を感じ易い。
一般に、利用者は、登録時点での生体の撮像状態を覚えておらず、且つ登録時にも、厳密に、撮像する生体の状態(位置等)を、利用者に強いることは、利用者の抵抗感が強い。このため、装置メーカにとって、想定外の事態が生じ、照合エラーが発生する場合があり、この場合に、利用者が本人であれば、このような生体認証の信頼性を疑うことも予想される。特に、自動機(自動現金取引装置、自動販売機、住宅等の玄関ドア等)では、専門の係員が現場にいないため、その原因を認識するのに、手間がかかり、一層、生体認証の信頼性を疑う事態が発生する。
従って、本発明の目的は、認証時に、登録時の生体撮像状況に合わせるように、生体を有効に誘導し、照合効率を向上するため生体認証システム及び生体認証方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、利用者に負担をかけずに、生体を、登録時の生体撮像状況に誘導し、照合時間を短縮するための生体認証システム及び生体認証方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、照合エラー時に、利用者に戸惑いを感じさせず、生体を、登録時の生体撮像状況に誘導し、利用者に生体認証の利便性を与えるための生体認証システム及び生体認証方法を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の生体認証システムは、記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証システムにおいて、前記生体を非接触で撮像する撮像装置と、前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出して、前記登録した特徴データと照合して、個人認証する制御装置と、個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示する表示装置とを有する。
又、本発明の生体認証方法は、記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証方法において、撮像装置で、前記生体を非接触で撮像する撮像ステップと、前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出するステップと、前記抽出した前記生体の特徴データと前記登録した特徴データと照合して、個人認証する認証ステップと、個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示装置に表示する表示ステップとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御装置は、前記表示装置に、前記撮像装置で撮像して得た照合時の生体の形状を、前記登録時の生体の形状とともに表示する。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶ユニットは、前記生体の特徴データの登録時に、前記生体を撮像して得た前記生体の形状データと前記生体の特徴データとを記憶し、前記制御装置は、前記生体認証時に、前記記憶ユニットから前記生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出す。
更に、本発明では、好ましくは、前記生体を撮像し、前記撮像画像から前記生体の形状データと前記生体の特徴データを抽出し、前記記憶ユニットに格納する生体データ登録装置を更に有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶ユニットから、前記個人認証の対象である利用者の前記生体の形状データを引き出すための識別番号を入力するための入力ユニットを更に有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記入力ユニットが、前記利用者の所持する携帯ユニットである。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶ユニットは、前記制御装置に接続された上位装置に設けられた。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶ユニットは、利用者の所持する携帯ユニットに設けられた。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶ユニットは、前記制御装置に接続され、前記生体の形状データを記憶する上位装置と、前記生体の特徴データを記憶する利用者の所持する携帯ユニットとからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記個人認証時に、前記利用者がコールセンターを呼び出す通信ユニットと、前記記憶ユニットから前記利用者の前記生体の形状を読み出し、前記コールセンターのデイスプレイに前記生体の形状を表示し、前記利用者を誘導するための端末装置とを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記撮像装置は、利用者の少なくとも手の一部を撮像する撮像ユニットで構成され、前記制御装置は、前記撮像画像から前記手の一部の血管像データを抽出する。
更に、本発明では、好ましくは、前記携帯ユニットが、前記生体の撮像画像から抽出した前記生体の特徴データと、前記記憶ユニットの前記登録した特徴データと照合して、個人認証する。
本発明では、生体登録時の認証対象の撮像画像を登録しておき、生体認証時に、撮像画像を表示し、利用者の撮像操作に供するため、利用者にとって、便利であり、認証システムに慣れていない利用者の操作や、高速な認証に有効である。
以下、本発明の実施の形態を、生体認証システムの第1の実施の形態、生体認証処理構成、生体登録処理、生体認証処理、他の生体認証処理、生体認証システムの第2の実施の形態、生体認証システムの第3の実施の形態、生体認証システムの第4の実施の形態、他の実施の形態の順で説明する。
**生体認証システムの第1の実施の形態**
図1は、本発明の生体認証システムの第1の実施の形態の構成図、図2は、図1の窓口装置の構成図、図3は、図1の自動取引機の外観図、図4は、図3の自動取引機の構成図である。
図1は、生体認証システムとして、金融機関における手のひらの静脈認証システムを例に示す。金融機関の窓口には、業務店端末2が設けられている。図2でも説明するように、業務店端末2は、手のひら撮像装置1と、これを接続する業務店端末コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)2−1、キーボード2−2、デイスプレイ2−3と、ICカードリーダ・ライタ2−4とが設けられている。又、手のひら撮像装置1として、ICカードリーダ・ライタ2−4は、一体型構成でも構わない。
図2に示すように、手のひら撮像装置1は、センサーユニット18と、利用者の手首を指示する前面ガイド14と、利用者の指をガイドする後面ガイド13とを有する。静脈認証を依頼した利用者は、この手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置(以下、撮像装置という)1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。
又、ICカードリーダ・ライタ2−4は、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。ICカード5は、周知のように、クレジットカードサイズのカードに、メモリとCPUを有するICチップを埋め込んだものであり、外部端子を有する。
この撮像装置1、ICカードリーダ・ライタ2−4、キーボード2−2、デイスプレイ2−3は、コンピュータ2−1に接続され、後述する血管像抽出、形状登録処理等を行う。
この端末2は、LAN(Local Area Network)80を介し、サーバー4に接続される。サーバー4は、テンポラリーファイル4−1を有し、ホスト7に接続される。又、サーバー4は、第2のLAN82を介し、複数の自動取引機(ATM)6に接続される。
このATM6を利用して、静脈認証による取引が可能である。利用者がATM6を利用して、引出し取引等の金融取引を行うには、ATM6に設けられた撮像装置1−1に手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取る。ATM6は、ICカードリーダ・ライタ60を有し、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。
図3及び図4は、図1のATM6の構成図である。図3に示すように、ATM6は、その前面に、カード挿入/排出口6−4と、通帳挿入/排出口6−5と、紙幣挿入/放出口6−3と、硬貨挿入/放出口6−2と、操作及び表示のための顧客操作パネル(UOP)6−1とを有する。
この例では、撮像装置1−1は、顧客操作パネル6−1の横に設けられる。撮像装置1の本体10の前部側に、図4及び図6で説明するセンサーユニット18を搭載する。更に、本体10のセンサーユニット18は、後部に向かって、上方に傾斜しており、その後ろに平坦部22が設けられている。
この撮像装置1−1は、図2の撮像装置1と異なり、手のひらのガイド14,13が設けられていない。この理由は、登録は、1回で済むが、認証による取引は、何十回と行なわれるため、利用者の抵抗感を少なくするため、ATM6の撮像装置1−1には、ガイド14,13を設けていない。又、この認証に慣れた利用者には、ガイド14,13の存在は、操作上、煩わしいためである。勿論、ガイド14,13を設けたものでも良い。
図4に示すように、ATM6は、カード挿入/排出口6−4を有するCIP(Card Reader Printer)ユニット60と、通帳挿入/排出口6−5を有する通帳ユニット64と、紙幣挿入/放出口6−3と硬貨挿入/放出口6−2とを有する紙幣/硬貨計数ユニット66と、係員操作部65と、制御部67と、操作及び表示のための顧客操作パネル(UOP)6−1と、撮像装置(静脈センサー)1−1とを有する。
CIPユニット60は、ICカード5の磁気ストライプ及びICのリード/ライトを行うICカードリーダ/ライタ61と、レシートに取引記録を行うレシートプリンタ63と、ジャーナル用紙に取引履歴の印刷を行うジャーナルプリンタ62とを有する。
通帳ユニット64は、通帳の頁に取引記録を行い、且つ必要に応じて頁捲りを行う。係員操作部65は、係員の操作のため、状態表示部や、障害発生時や点検時等に操作を行う操作部を有する。紙幣/硬貨計数ユニット66は、挿入された紙幣/硬貨の鑑別、計数、収納と、要求された紙幣/硬貨の計数及び放出を行う。
制御部67は、サーバー4と交信して、ATMの動作制御を行うATMアプリケーション68と、認証処理のための認証ライブラリ69を有する。このATMアプリケーション68の一部が、認証ライブラリ69と協働して、生体認証処理及びUOP6−1の生体認証誘導画面制御を行う。
図1のシステムでは、ホスト7に、血管像(静脈)ファイル7−1と、顧客データベース7−2を設けている。血管像ファイル7−1は、静脈認証登録した利用者の静脈データ70と、手の形状データ72とを格納する。
このシステムの登録動作を説明する。静脈認証を依頼した利用者は、窓口端末2の手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。コンピュータ2−1は、手のひらの血管像を抽出し、血管像データ70を作成し、且つ手の外形形状データ72を作成し、ICカード5から読み取った識別番号(例えば、口座番号)とともに、血管像データ70、外形形状データ72とを、サーバー4に、転送する。サーバー4は、転送されたデータを所定の形式に変換して、ホスト7に転送する。ホスト7は、転送された識別番号(例えば、口座番号)、血管像データ70、外形形状データ72とを、血管像ファイル7−1に格納する。
次に、生体認証による取引では、利用者は、ATM6のICカードリーダ・ライタ60に、ICカード5を挿入して、データを読み取らせる。このデータは、LAN82,サーバー4を介し、ホスト7に送信される。ホスト7は、血管像ファイル7−1を検索し、送信された識別番号に対応する血管像データ70、外形形状データ72とを、ファイル7−1から読み出し、サーバー4、LAN82を介しATM6に送信する。ATM6では、その形状データを、UOP6−1に表示し、利用者の登録時の撮像状態を再現する。
これにより、利用者は、登録時の撮像状態を認識できる。これに応じて、利用者は、同様に、ATM6の撮像装置1−1に、手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取り、ATM6の制御部67に送る。制御部67は、手のひらの血管像を抽出し、血管像データ70を作成し、ホスト7から送信された血管像データと照合し、本人確認する。本人確認が良好であると、ATM6は、通常の自動取引を許可する。
**生体認証処理構成**
図5は、図1及び図2の窓口端末の生体認証処理のブロック図、図6は、図1、図3、図4のATM6の生体認証処理のブロック図、図7、図8は、その動作説明図である。
図5に示すように、図1の手のひら撮像装置1は、本体10のほぼ中央に、センサーユニット18を搭載する。センサーユニット18の前部(利用者側)には、前面ガイド14が、後ろには、後面ガイド13が、設けられている。前面ガイド14は、透明又はほぼ透明の合成樹脂の板で構成される。
前面ガイド14は、前面にある手を誘導する役目と、手首を支持する役目を果し、後面ガイド13は、手の指の先端を指示する。従って、センサーユニット18の上方で、前面ガイド14は、手首をガイドするように、利用者に誘導し、且つこれらを支持する。このため、センサーユニット18の上方で、手のひらの姿勢、即ち、位置、傾き、大きさを規制できる。又、前面ガイド14の断面形状は、垂直のボデイと、上部に、手首を支える水平部14−1とを有する。この水平部14−1の中央には、凹み部14−2が、連続して形成されており、より手首を位置決めし易くしている。
一方、センサーユニット18は、中央に、2次元撮像センサー(赤外センサー)と集光レンズ16と、距離センサー15とが設けられ、この周囲に、複数の近赤外線発光素子(LED)12とが設けられる。例えば、周囲8ケ所に、近赤外線発光素子が設けられ、近赤外線を上方に発光する。
このセンサーユニット18は、センサー、集光レンズ、近赤外線発光領域との関係で、読み取り可能領域がVに規制される。このため、前面ガイド14の位置及び高さは、支持される手のひらが、読み取り領域Vに位置するように、設定される。
又、図5に示すように、撮像装置1に接続されたコンピュータ2−1の認証ライブラリは、一連の登録処理30〜36,44,46を実行する。
距離/手輪郭検出処理30は、撮像装置1からの距離センサー16の測定距離を受け、手のひら等の物体がセンサーユニット18から所定範囲内の距離にあるかを判定し、且つセンサーユニット18が撮像した画像から手の輪郭を検出して、輪郭から画像が、登録及び照合処理に使用できる画像かを判定する。例えば、手のひらが画像に充分現れていない等である。
誘導メッセージ出力処理32は、距離センサー16の検出距離により、手等が撮像範囲外である時、及び登録及び照合処理に使用できない画像である時に、手のひらを左右前後、上下に誘導するためのメッセージを、ATM6のUOP6−1に出力する。これにより、撮像装置1にかかげた利用者の手のひらを誘導する。
血管像抽出処理34は、手輪郭検出処理30で、正しい手のかざし方で、撮像できたと判定した場合に、手の画像から静脈血管像を抽出する。即ち、反射率の差により、図8のような、手のひらの血管像(静脈)データ70を抽出する。尚、図8は、静脈血管像をイメージで示すが、データは、このイメージの諧調データである。
手形状登録/出力処理36は、手輪郭検出処理30で、正しい手のかざし方で、撮像できた手の外形形状データ72(図7参照)を、口座番号とともに、記憶部(図1では、ホスト7の血管像ファイル7−1)に格納する。この手の形状データは、図7のような撮像された画像のビットマップでもよいし、撮像された画像から抽出した手の輪郭データであっても良い。
登録血管像登録/検索処理46は、血管像検出処理34で検出された血管像データを、口座番号とともに、記憶部(図1では、ホスト7の血管像ファイル7−1)に格納する。又、登録時に、試し照合を行う場合には、記憶部7−1から図1及び図2で示したICカード5から読み出した個人ID(口座番号)に対応した登録血管像データR1,R2,R3を取り出す。照合処理44は、血管像検出処理34で検出された血管像データN1と、登録血管像データN2比較して、照合処理し、照合結果を出力する。
同様に、手形状登録/出力処理36は、記憶部7−1から図1及び図2で示したICカード5から読み出した個人ID(口座番号)に対応した登録外形データを取り出し、デイスプレイ2−3に表示する。
次に、図6により、ATM6の生体認証機構を説明する。図1及び図3の手のひら撮像装置1−1は、本体10のほぼ中央に、センサーユニット18を搭載する。前述のように、この撮像装置1−1は、図5の撮像装置1とは、異なり、前面ガイド14、後面ガイド13が、設けられていない。
センサーユニット18は、中央に、二次元撮像センサー(赤外センサー)と集光レンズ16と、複数の距離センサー15とが設けられ、この周囲に、複数の近赤外線発光素子(LED)12とが設けられる。例えば、周囲8ケ所に、近赤外線発光素子が設けられ、近赤外線を上方に発光する。このセンサーユニット18は、センサー、集光レンズ、近赤外線発光領域との関係で、読み取り可能領域がVに規制される。
次に、ATM6の認証ライブラリ69を説明する。撮像装置1−1に接続されたATM6の制御部67の認証ライブラリ69は、一連の照合処理30〜34、38,44,46を実行する。ATM6の制御部67は、例えば、CPUと各種メモリ、インタフェース回路等のデータ処理に必要な回路を有する。このCPUが、一連の登録処理30〜34,38,44、46を実行する。
尚、図6において、図5で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。即ち、図6において、距離/手輪郭検出処理30、誘導メッセージ出力処理32、血管像抽出処理34は、図5のものと同一である。
登録血管像検索処理46は、記憶部7−1から、ICカード5の個人ID(口座番号)に対応した登録血管像データR1,R2,R3を取り出す。照合処理44は、血管像検出処理34で検出された血管像データN1と、登録血管像データN2比較して、照合処理し、照合結果を出力する。
手形状出力処理38は、前述の記憶部7−1から、ICカード5の個人ID(口座番号)に対応した登録形状データ72を取り出し、UOP6−1に表示する。表示画像は、図7のように、登録時の画像のビットマップでもよいし、撮像された画像から抽出した手の輪郭データであっても良い。
このような生体認証システムにおいて、前述の登録時の認証対象の撮像画像を登録しておき、認証時に、利用者に示すことは、利用者にとって、便利であり、認証システムに慣れていない利用者の操作や、高速な認証に有効である。
**生体登録処理**
次に、図5の生体登録処理を説明する。図9は、本発明の一実施の形態の生体登録処理フロー図である。以下、図2、図5を参照して、図9の生体登録処理を説明する。
(S10)静脈認証を依頼した利用者は、窓口端末2の手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。
(S12)コンピュータ2−1は、読み取り画像から、手のひらの血管像を抽出し、血管像データ70を作成する。この血管像データは、図8で示したものの所定の特徴部分(例えば、血管像の幹、枝等の方向、長さ)を抽出したものである。
(S14)このステップS10,12の処理を、複数回(例えば、n回)繰り返し、n回(例えば、3回)繰り返し、複数回の血管像データを得る。
(S16)複数回の血管像データの類似度が、しきい値以上かを判定する。類似度がしきい値以上でない場合には、誤認識の可能性があるため、「再度、手をかざしてください」等の誘導メッセージを、UOP6−1に表示し、ステップS10に戻る。
(S18)複数回の血管像データの類似度が、しきい値以上である時は、これらの血管像データを、ICカード5から読み取った識別番号(例えば、口座番号)とともに、サーバー4に、転送する。
(S20)更に、血管像データの作成の元となった撮像装置1の読み取り画像(図7参照)を、サーバー4に転送する。サーバー4は、転送されたデータを所定の形式に変換して、ホスト7に転送する。ホスト7は、転送された識別番号(例えば、口座番号)、血管像データ70と、外形形状データ(読み取り画像)72とを、血管像ファイル7−1に格納する。
このようにして、登録時の撮像画像を、血管像データとともに、格納する。
**生体認証処理**
次に、図3及び図4のATM6での生体認証処理を説明する。図10は、本発明の一実施の形態の生体認証処理フロー図である。以下、図3、図4、図6を参照して、図10の生体認証処理を説明する。
(S30)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、UOP6−1から取引キーが押下されたかを検出する。取引キーが押下され、ATM6のICカードリーダ・ライタ60に、ICカード5を挿入されると、ICカードリーダ・ライタ60は、ICカード5のデータを読み取る。
(S32)このデータは、LAN82,サーバー4を介し、ホスト7に送信される。ホスト7は、血管像ファイル7−1を検索し、送信された識別番号に対応する血管像データ70、外形形状データ72とを、ファイル7−1から読み出し、サーバー4、LAN82を介しATM6に送信する。
(S34)ATM6では、送信された外形形状データ72から、登録時の外形形状を、UOP6−1に表示し、利用者の登録時の撮像状態を再現する。表示内容は、図7で示したものと同一である。
(S36)これを見て、利用者は、ATM6の撮像装置1−1に、手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取り、照合生体情報を獲得し、ATM6の制御部67に送る。制御部67は、手のひらの血管像データ(照合生体情報)を検出する。
(S38)更に、制御部67は、血管像データから生体特徴データ(例えば、血管像の幹、枝の向き、長さ等の特徴)を抽出する。
(S40)更に、制御部67は、抽出した生体特徴データと、ホスト7から送信された血管像特徴データと照合し、本人確認する。
(S42)制御部67は、本人確認が良好であると、認証OKとなり、ATM6は、通常の自動取引を許可する。一方、本人確認が良好でないと、制御部67は、UOP6−1に誘導メッセージを表示し、ステップS36に戻る。誘導メッセージとしては、標準的な照合不一致の原因を表示する。例えば、画面に、「手のひらを広げてください」、「手の位置がずれています」等の文言と、標準的な操作順画像とである。
このように、生体データの登録時に、利用者の撮像された生体形状を登録しておき、利用者の認証時に、この生体形状を表示することにより、利用者は、直接的に、登録時の生体撮像状態を認識できる。このため、利用者を登録時と同様の生体撮像状態に誘導でき、認証時に、登録時の生体撮像状況に合わせるように、生体を有効に誘導し、照合効率を向上する。
又、生体認証が成功しない場合でも、利用者に戸惑いを感じさせず、生体を、登録時の生体撮像状況に誘導し、利用者に生体認証の利便性を与えることができる。特に、自動機を利用する場合には、係員がいない場合があり、利用者の誘導を確実に実行でき、照合効率の向上、照合時間の短縮に寄与する。
**他の生体認証処理**
次に、図3及び図4のATM6での他の生体認証処理を説明する。図11は、本発明の他の実施の形態の生体認証処理フロー図、図12は、その生体形状の表示例の説明図である。以下、図3、図4、図6、図12を参照して、図11の生体認証処理を説明する。尚、図10と同一のステップは、同一の記号で示してある。
(S30)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、UOP6−1から取引キーが押下されたかを検出する。取引キーが押下され、ATM6のICカードリーダ・ライタ60に、ICカード5を挿入されると、ICカードリーダ・ライタ60は、ICカード5のデータを読み取る。
(S32)このデータは、LAN82,サーバー4を介し、ホスト7に送信される。ホスト7は、血管像ファイル7−1を検索し、送信された識別番号に対応する血管像データ70、外形形状データ72とを、ファイル7−1から読み出し、サーバー4、LAN82を介しATM6に送信する。
(S34)ATM6では、送信された外形形状データ72から、登録時の外形形状を、UOP6−1に表示し、利用者の登録時の撮像状態を再現する。表示内容は、図7で示したものと同一である。
(S36)これを見て、利用者は、ATM6の撮像装置1−1に、手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取り、照合生体情報を獲得し、ATM6の制御部67に送る。制御部67は、手のひらの血管像データ(照合生体情報)を検出する。
(S37)制御部67は、ステップS36で獲得した照合生体情報(生体形状データ)を抽出し、UOP6−1に、この照合時の生体形状を、ステップS34で表示した登録時の外形形状に併設して、表示する。図12に示すように、UOP6−1には、登録時の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の外形形状(照合形状)を表示する。この例では、登録時の手の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の手の外形形状(照合形状)を表示している。
(S38)更に、制御部67は、血管像データから生体特徴データ(例えば、血管像の幹、枝の向き、長さ等の特徴)を抽出する。
(S40)そして、制御部67は、抽出した生体特徴データと、ホスト7から送信された血管像特徴データと照合し、本人確認する。
(S42)制御部67は、本人確認が良好であると、認証OKとなり、ATM6は、通常の自動取引を許可する。一方、本人確認が良好でないと、制御部67は、UOP6−1に誘導メッセージを表示し、ステップS36に戻る。誘導メッセージとしては、標準的な照合不一致の原因を表示する。例えば、画面に、「手のひらを広げてください」、「手の位置がずれています」等の文言と、標準的な操作順画像とである。
このように、生体データの登録時に、利用者の撮像された生体形状を登録しておき、利用者の認証時に、この生体形状と照合時の生体形状を表示することにより、利用者は、直接的に、登録時の生体撮像状態と照合時の生体撮像状態を認識できる。このため、生体認証が成功しない時に、利用者を登録時と同様の生体撮像状態に誘導でき、認証時に、登録時の生体撮像状況に合わせるように、生体を有効に誘導し、照合効率を向上する。
又、利用者に戸惑いを感じさせず、生体を、登録時の生体撮像状況に誘導し、利用者に生体認証の利便性を与えることができる。特に、自動機を利用する場合には、係員がいない場合があり、利用者の誘導を確実に実行でき、照合効率の向上、照合時間の短縮に寄与する。
**生体認証システムの第2の実施の形態**
図13は、本発明の生体認証システムの第2の実施の形態の構成図である。図13において、図1と同様に、生体認証システムとして、金融機関における手のひらの静脈認証システムを例に示す。又、図13において、図1で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図13において、金融機関の窓口には、図2で説明した業務店端末2が設けられている。図2で説明したように、業務店端末2は、手のひら撮像装置1と、これを接続する業務店端末コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)2−1、キーボード2−2、デイスプレイ2−3と、ICカードリーダ・ライタ2−4とが設けられている。
図2と同様に、手のひら撮像装置1は、センサーユニット18と、利用者の手首を指示する前面ガイド14と、利用者の指をガイドする後面ガイド13とを有する。静脈認証を依頼した利用者は、この手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置(以下、撮像装置という)1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。
又、ICカードリーダ・ライタ2−4は、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。ICカード5は、周知のように、クレジットカードサイズのカードに、メモリとCPUを有するICチップを埋め込んだものであり、外部端子を有する。
この撮像装置1、ICカードリーダ・ライタ2−4、キーボード2−2、デイスプレイ2−3は、コンピュータ2−1に接続され、前述した血管像抽出、形状登録処理等を行う。
この端末2は、LAN(Local Area Network)80を介し、サーバー4に接続される。サーバー4は、テンポラリーファイル4−1を有し、図示しないホスト(図1のホスト7)に接続される。又、サーバー4は、第2のLAN82を介し、複数の自動取引機(ATM)6に接続される。
このATM6を利用して、静脈認証による取引が可能である。利用者がATM6を利用して、引出し取引等の金融取引を行うには、ATM6に設けられた撮像装置1−1に手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取る。ATM6は、ICカードリーダ・ライタ60を有し、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。
この実施の形態では、端末2が、登録時に、利用者のICカード5に、血管像特徴データ70と、外形形状データ72を格納する。そして、ATM6では、ICカードリーダ・ライタ60が、ICカード5の外形形状データを読み出し、UOP6−1に外形形状を表示する。
又、ICカード5に、図6の照合処理44と登録血管像検索処理46の機能を付与する。そして、ATM6の撮像装置1−1で読み取られ、抽出された照合時の血管像特徴データを、ICカードリーダ・ライタ60を介し、ICカード5に送信する。ICカード5は、前述の照合処理44と登録血管像検索処理46により、登録血管像特徴データと、照合血管像特徴データとを照合し、照合結果をATM6の制御部67に通知する。
このようにすると、登録血管像データ70は、ICカード5に保持されたままであり、ATM6に読み取られないため、不正な複製等を防止でき、セキュリテイの向上に寄与する。
又、図11及び図12で説明したように、UOP6−1に、登録時の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の外形形状(照合形状)を表示することもできる。即ち、図12のように、登録時の手の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の手の外形形状(照合形状)を表示する。
この実施の形態でも、図1と同様の効果を奏する他に、ICカード5内で照合するため、セキュリテイの向上に寄与し、且つホスト7やサーバー4との外形形状の表示のための通信が不要となり、ホスト7やサーバー4の負荷が軽減し、且つホスト7の静脈データベース7−1を削減できる。
**生体認証システムの第3の実施の形態**
図14は、本発明の生体認証システムの第3の実施の形態の構成図である。図14において、図1、図13と同様に、生体認証システムとして、金融機関における手のひらの静脈認証システムを例に示す。又、図14において、図1、図13で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図14において、金融機関の窓口には、図2で説明した業務店端末2が設けられている。図2で説明したように、業務店端末2は、手のひら撮像装置1と、これを接続する業務店端末コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)2−1、キーボード2−2、デイスプレイ2−3と、ICカードリーダ・ライタ2−4とが設けられている。
図2と同様に、手のひら撮像装置1は、センサーユニット18と、利用者の手首を指示する前面ガイド14と、利用者の指をガイドする後面ガイド13とを有する。静脈認証を依頼した利用者は、この手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置(以下、撮像装置という)1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。
又、ICカードリーダ・ライタ2−4は、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。ICカード5は、周知のように、クレジットカードサイズのカードに、メモリとCPUを有するICチップを埋め込んだものであり、外部端子を有する。
この撮像装置1、ICカードリーダ・ライタ2−4、キーボード2−2、デイスプレイ2−3は、コンピュータ2−1に接続され、前述した血管像抽出、形状登録処理等を行う。
この端末2は、LAN(Local Area Network)80を介し、サーバー4に接続される。サーバー4は、テンポラリーファイル4−1を有し、ホスト7に接続される。又、サーバー4は、第2のLAN82を介し、複数の自動取引機(ATM)6に接続される。
このATM6を利用して、静脈認証による取引が可能である。利用者がATM6を利用して、引出し取引等の金融取引を行うには、ATM6に設けられた撮像装置1−1に手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取る。ATM6は、ICカードリーダ・ライタ60を有し、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。
この実施の形態では、端末2が、登録時に、利用者のICカード5に、血管像特徴データ70を格納し、ホスト7の静脈データベース7−1に、外形形状データ72を格納する。そして、ATM6では、ICカードリーダ・ライタ60に、利用者のICカード5が挿入され、識別番号を読み取り、サーバー4を介し、ホスト7の静脈データベース7−1の外形形状データを読み出し、UOP6−1に外形形状を表示する。
又、ICカード5に、図6の照合処理44と登録血管像検索処理46の機能を付与する。そして、ATM6の撮像装置1−1で読み取られ、抽出された照合時の血管像特徴データを、ICカードリーダ・ライタ60を介し、ICカード5に送信する。ICカード5は、前述の照合処理44と登録血管像検索処理46により、登録血管像特徴データと、照合血管像特徴データとを照合し、照合結果をATM6の制御部67に通知する。
このようにすると、登録血管像データ70は、ICカード5に保持されたままであり、ATM6に読み取られないため、不正な複製等を防止でき、セキュリテイの向上に寄与する。
又、図11及び図12で説明したように、UOP6−1に、登録時の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の外形形状(照合形状)を表示することもできる。即ち、図12のように、登録時の手の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の手の外形形状(照合形状)を表示する。
この実施の形態でも、図1と同様の効果を奏する他に、ICカード5内で照合するため、セキュリテイの向上に寄与する。又、外形形状は、直接、生体認証に利用されないため、ホスト7に格納しても、セキュリテイの低下を防止でき、且つICカード5の負荷を軽減できる。
**生体認証システムの第4の実施の形態**
図15は、本発明の生体認証システムの第4の実施の形態の構成図である。図15において、図1、図13、図14と同様に、生体認証システムとして、金融機関における手のひらの静脈認証システムを例に示す。又、図15において、図1、図13、図14で示したものと同一のものは、同一の記号で示してある。
図15において、金融機関の窓口には、図2で説明した業務店端末2が設けられている。図2で説明したように、業務店端末2は、手のひら撮像装置1と、これを接続する業務店端末コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)2−1、キーボード2−2、デイスプレイ2−3と、ICカードリーダ・ライタ2−4とが設けられている。
図2と同様に、手のひら撮像装置1は、センサーユニット18と、利用者の手首を指示する前面ガイド14と、利用者の指をガイドする後面ガイド13とを有する。静脈認証を依頼した利用者は、この手のひら撮像装置1に、手をかざす。撮像装置(以下、撮像装置という)1は、手のひらを読み取り、コンピュータ2−1に送る。
又、ICカードリーダ・ライタ2−4は、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。ICカード5は、周知のように、クレジットカードサイズのカードに、メモリとCPUを有するICチップを埋め込んだものであり、外部端子を有する。
この撮像装置1、ICカードリーダ・ライタ2−4、キーボード2−2、デイスプレイ2−3は、コンピュータ2−1に接続され、前述した血管像抽出、形状登録処理等を行う。
この端末2は、LAN(Local Area Network)80を介し、サーバー4に接続される。サーバー4は、テンポラリーファイル4−1を有し、ホスト7に接続される。又、サーバー4は、第2のLAN82を介し、複数の自動取引機(ATM)6に接続される。
このATM6を利用して、静脈認証による取引が可能である。利用者がATM6を利用して、引出し取引等の金融取引を行うには、ATM6に設けられた撮像装置1−1に手をかざす。撮像装置1−1は、手のひらを読み取る。ATM6は、ICカードリーダ・ライタ60を有し、利用者の保持するICカード5のデータをリード/ライトする。
更に、ATM6には、コールセンター8と公衆回線網9を介して、通話する電話機6−6が設けられている。コールセンター8には、ホスト7に接続された端末80が設けられている。コールセンター8では、係員が、ATM6の電話機6−6で、利用者から問い合わせがあった時に、端末80を操作し、端末80のデイスプレイを見ながら、電話機を介し、利用者に問い合わせに対する返答を行なう。
この実施の形態では、端末2が、登録時に、利用者のICカード5に、血管像特徴データ70を格納し、ホスト7の静脈データベース7−1に、外形形状データ72を格納する。そして、ATM6では、ICカードリーダ・ライタ60に、利用者のICカード5が挿入され、識別番号を読み取り、サーバー4を介し、ホスト7に通知する。これにより、ホスト7の静脈データベース7−1の外形形状データが読み出され、コールセンター8の端末80のデイスプレイに外形形状を表示する。
又、ICカード5に、図6の照合処理44と登録血管像検索処理46の機能を付与する。そして、ATM6の撮像装置1−1で読み取られ、抽出された照合時の血管像特徴データを、ICカードリーダ・ライタ60を介し、ICカード5に送信する。ICカード5は、前述の照合処理44と登録血管像検索処理46により、登録血管像特徴データと、照合血管像特徴データとを照合し、照合結果をATM6の制御部67に通知する。
そして、ATM6で、照合不一致時に、利用者が、電話機6−6から公衆回線網9を介しコールセンター8の係員を呼び出し、照合不一致の原因を問い合わせる。コールセンター8の係員は、端末80の登録外形形状を見て、利用者に返答する。この係員は、照合不一致の原因を熟知しているため、登録外形形状を見て、利用者に適切な誘導指示を与えることができる。
例えば、手のひら認証では、登録された手の外形形状を見て、照合時の手の撮像状態が異なる部位を指摘できる。即ち、手と撮像装置1−1との距離や、指の開き、指のたれ、手の撮像装置に対する位置等を、登録時の撮像状態と異なることを指示できる。これにより、利用者は、係員の指示に従い、撮像状態を変更して、良好な照合結果を得ることができる。
又、登録血管像データ70は、ICカード5に保持されたままであり、ATM6に読み取られないため、不正な複製等を防止でき、セキュリテイの向上に寄与する。
更に、図11及び図12で説明したように、ATM6からサーバー4、ホスト7を介し、コールセンター8の端末80に、照合時の外形形状を送信する。これにより、コールセンター8の端末80のデイスプレイに、登録時の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の外形形状(照合形状)を表示することもできる。即ち、図12のように、登録時の手の外形形状(登録形状)に併設して、照合時の手の外形形状(照合形状)を表示する。
このようにすると、係員は、登録時の外形形状(登録形状)と、照合時の外形形状(照合形状)を見て、更に適切な誘導指示を与えることができる。
この実施の形態でも、ICカード5内で照合するため、セキュリテイの向上に寄与する。又、外形形状は、直接、生体認証に利用されないため、ホスト7に格納しても、セキュリテイの低下を防止でき、且つICカード5の負荷を軽減できる。
**他の実施の形態**
前述の実施の形態では、非接触型生体認証を、手のひらの静脈パターン認証で説明したが、手の甲、指の静脈パターンや、手の掌紋等他の手の特徴を認証することや、指紋、顔面等の他の生体認証にも、適用できる。又、生体認証システムを、金融業務の自動機で説明したが、自動発券機、自動販売機等他の分野の自動機やコンピュータ、他の個人認証を必要とするドアの開閉、鍵の代わり等他の業務にも適用できる。
更に、ATM6で、静脈パターン(生体データ)の登録を行うこともでき、利用者の媒体は、ICカードに限らず、携帯電話等の携帯可能な携帯機器にも適用できる。更に、媒体を使用しない生体認証システムにも適用できる。しかも、図11及び図12の登録形状と照合形状の表示は、左右並列に限らず、上下並列表示や、重ね合わせ表示でも良い。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証システムにおいて、前記生体を非接触で撮像する撮像装置と、前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出して、前記登録した特徴データと照合して、個人認証する制御装置と、個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示する表示装置とを有することを特徴とする生体認証システム。
(付記2)前記制御装置は、前記表示装置に、前記撮像装置で撮像して得た照合時の生体の形状を、前記登録時の生体の形状とともに表示することを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記3)前記記憶ユニットは、前記生体の特徴データの登録時に、前記生体を撮像して得た前記生体の形状データと前記生体の特徴データとを記憶し、前記制御装置は、前記生体認証時に、前記記憶ユニットから前記生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出すことを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記4)前記生体を撮像し、前記撮像画像から前記生体の形状データと前記生体の特徴データを抽出し、前記記憶ユニットに格納する生体データ登録装置を更に有することを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記5)前記記憶ユニットから、前記個人認証の対象である利用者の前記生体の形状データを引き出すための識別番号を入力するための入力ユニットを更に有することを特徴とする付記3の生体認証システム。
(付記6)前記入力ユニットが、前記利用者の所持する携帯ユニットであることを特徴とする付記5の生体認証システム。
(付記7)前記記憶ユニットは、前記制御装置に接続された上位装置に設けられたことを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記8)前記記憶ユニットは、利用者の所持する携帯ユニットに設けられたことを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記9)前記記憶ユニットは、前記制御装置に接続され、前記生体の形状データを記憶する上位装置と、前記生体の特徴データを記憶する利用者の所持する携帯ユニットとからなることを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記10)前記個人認証時に、前記利用者がコールセンターを呼び出す通信ユニットと、前記記憶ユニットから前記利用者の前記生体の形状を読み出し、前記コールセンターのデイスプレイに前記生体の形状を表示し、前記利用者を誘導するための端末装置とを有することを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記11)前記撮像装置は、利用者の少なくとも手の一部を撮像する撮像ユニットで構成され、前記制御装置は、前記撮像画像から前記手の一部の血管像データを抽出することを特徴とする付記1の生体認証システム。
(付記12)前記携帯ユニットが、前記生体の撮像画像から抽出した前記生体の特徴データと、前記記憶ユニットの前記登録した特徴データと照合して、個人認証することを特徴とする付記8乃至付記9の生体認証システム。
(付記13)記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証方法において、撮像装置で、前記生体を非接触で撮像する撮像ステップと、前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出するステップと、前記抽出した前記生体の特徴データと前記登録した特徴データと照合して、個人認証する認証ステップと、個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示装置に表示する表示ステップとを有することを特徴とする生体認証方法。
(付記14)前記表示ステップは、前記表示装置に、前記撮像装置で撮像して得た照合時の生体の形状を、前記登録時の生体の形状とともに表示するステップからなることを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記15)前記記憶ユニットに、前記生体の特徴データの登録時に、前記生体を撮像して得た前記生体の形状データと前記生体の特徴データとを記憶するステップと、前記生体認証時に、前記記憶ユニットから前記生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出すステップとを更に有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記16)前記生体を撮像し、前記撮像画像から前記生体の形状データと前記生体の特徴データを抽出し、前記記憶ユニットに格納する生体データ登録ステップを更に有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記17)前記記憶ユニットから、前記個人認証の対象である利用者の前記生体の形状データを引き出すための識別番号を入力する入力ステップを更に有することを特徴とする付記15の生体認証方法。
(付記18)前記入力ステップは、前記利用者の所持する携帯ユニットから入力するステップからなることを特徴とする付記17の生体認証方法。
(付記19)前記認証ステップは、前記認証を行う制御装置に接続された上位装置に設けられた前記記憶ユニットから前記登録時の生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出すステップを有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記20)前記認証ステップは、利用者の所持する携帯ユニットに設けられたに設けられた前記記憶ユニットから前記登録時の生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出すステップを有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記21)前記表示ステップは、前記認証を行う制御装置に接続された上位装置から前記生体の形状データを読み出すステップを有し、認証ステップは、前記生体の特徴データを、利用者の所持する携帯ユニットから読み出すステップからなることを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記22)前記個人認証時に、通信機器により前記利用者がコールセンターを呼び出すステップと、前記記憶ユニットから前記利用者の前記生体の形状を読み出し、前記コールセンターのデイスプレイに前記生体の形状を表示し、前記利用者を誘導するステップとを更に有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記23)前記撮像ステップは、利用者の少なくとも手の一部を撮像する撮像ステップで構成され、前記認証ステップは、前記撮像画像から前記手の一部の血管像データを抽出するステップを有することを特徴とする付記13の生体認証方法。
(付記24)前記認証ステップは、前記携帯ユニットにより、前記生体の撮像画像から抽出した前記生体の特徴データと、前記記憶ユニットの前記登録した特徴データと照合して、個人認証するステップからなることを特徴とする付記19乃至付記20の生体認証方法。
生体データの登録時に、利用者の撮像された生体形状を登録しておき、利用者の認証時に、この生体形状を表示することにより、利用者は、直接的に、登録時の生体撮像状態を認識できる。このため、利用者を登録時と同様の生体撮像状態に誘導でき、認証時に、登録時の生体撮像状況に合わせるように、生体を有効に誘導し、照合効率を向上する。又、生体認証が成功しない場合でも、利用者に戸惑いを感じさせず、生体を、登録時の生体撮像状況に誘導し、利用者に生体認証の利便性を与えることができる。特に、自動機を利用する場合には、係員がいない場合があり、利用者の誘導を確実に実行でき、照合効率の向上、照合時間の短縮に寄与する。
本発明の第1の実施の形態の生体認証システムの構成図である。 図1の窓口端末の構成図である。 図1のATMの斜視図である。 図3のATMのブロック図である。 図2の生体情報登録処理の機能ブロック図である。 図4の生体情報認証処理の機能ブロック図である。 図5の登録生体形状の説明図である。 図5の血管像の説明図である。 本発明の一実施の形態の生体情報登録処理フロー図である。 本発明の一実施の形態の生体認証処理フロー図である。 本発明の他の実施の形態の生体認証処理フロー図である。 図11の生体形状の表示例の説明図である。 本発明の第2の実施の形態の生体認証システムの構成図である。 本発明の第3の実施の形態の生体認証システムの構成図である。 本発明の第4の実施の形態の生体認証システムの構成図である。
符号の説明
1、1−1 手のひら認証用撮像装置(生体撮像装置)
2 窓口端末
2−1 コントローラ
2−4,60 ICカードリーダ・ライタ
4 サーバー
5 ICカード
6 自動機(ATM)
6−1 UOP(表示ユニット)
6−6 電話機(通信ユニット)
7 ホスト
7−1 静脈データベース
7−2 顧客データベース
8 コールセンター
9 公衆回線網
10 撮像装置本体
14 前面ガイド
30 距離/手輪郭検出処理
32 誘導メッセージ出力処理
34 血管像抽出処理
44 照合処理
46 血管像検索・登録処理
48 生体形状登録・出力処理

Claims (5)

  1. 記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証システムにおいて、
    前記生体を非接触で撮像する撮像装置と、
    前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出して、前記登録した特徴データと照合して、個人認証する制御装置と、
    個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示する表示装置とを有する
    ことを特徴とする生体認証システム。
  2. 前記制御装置は、前記表示装置に、前記撮像装置で撮像して得た照合時の生体の形状を、前記登録時の生体の形状とともに表示する
    ことを特徴とする請求項1の生体認証システム。
  3. 前記記憶ユニットは、前記生体の特徴データの登録時に、前記生体を撮像して得た前記生体の形状データと前記生体の特徴データとを記憶し、
    前記制御装置は、前記生体認証時に、前記記憶ユニットから前記生体の形状データと前記生体の特徴データを読み出す
    ことを特徴とする請求項1の生体認証システム。
  4. 前記個人認証時に、前記利用者がコールセンターを呼び出す通信ユニットと、
    前記記憶ユニットから前記利用者の前記生体の形状を読み出し、前記コールセンターのデイスプレイに前記生体の形状を表示し、前記利用者を誘導するための端末装置とを有する
    ことを特徴とする請求項1の生体認証システム。
  5. 記憶ユニットに登録された生体の特徴データと、撮像して得た生体の特徴データとを照合して、個人認証する生体認証方法において、
    撮像装置で、前記生体を非接触で撮像する撮像ステップと、前記生体の撮像画像から前記生体の特徴データを抽出するステップと、
    前記抽出した前記生体の特徴データと前記登録した特徴データと照合して、個人認証する認証ステップと、
    個人認証時に、前記記憶ユニットに記憶された前記生体の特徴データの登録時に撮像して得た前記生体の形状を表示装置に表示する表示ステップとを有する
    ことを特徴とする生体認証方法。
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