JP2007102278A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】複数の生体認証方式の利用が想定される自動取引装置において、種々の生体認証方式のうちから、所望の生体認証方式を選択容易な自動取引装置の提供を目的とする。
【解決手段】利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置において、制御部20は、銀行仕様で対応している生体認証方式やその自動取引装置で認証可能な生体認証方式を記録部21から読み出して、利用者が利用できる生体認証方式を判断し、操作表示部7を介して利用者にガイダンスする。利用者がこのガイダンスに従い、所望の生体認証方式を選択すると、その生体認証方式(8〜による認証の操作ガイダンスを行い、取引実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ATM、CD等を利用する際に指紋や虹彩などの生体的特徴により利用者の適否を判断する自動取引装置に関する。
利用者の正当性を確認する方法として、従来よりパスワードによる確認が主に行われているが、よりセキュリティの高い本人認証の方法として、利用者から取得した生体的特徴データと利用者が所有するICカード内に格納された利用者の生体的特徴データとを照合して本人確認を行うものがあり(例えば、特許文献1)、銀行に設置された自動取引装置においても、取引に際して利用者の生体的特徴を取得して、予め登録された生体情報との照合を行うことにより、利用者の適否を確認するものが開発されている。
特開2001−202336号公報(段落0014)
しかしながら、生体的特徴を利用者特定に用いる生体認証技術は、多種多様が開発され存在している。例えば、声紋認証、サイン(筆跡)、指紋、網膜、虹彩、顔認証と進み、近時では掌静脈、指静脈認証技術が開発され、更には究極の生体的特徴情報と言われるDNAによる鑑定まで検討されている。これらの生体認証時に採取される人体の部位、及び認証方法は多種であり、それぞれ長所・短所が存在し、暗証番号のように1つの方法に絞られていないのが現状である。
このように、生体認証方式が統一されていな状況においては、ATMの利用者が複数の生体認証方式を利用するケースがあり、また、ATMの設置場所等に応じて利用できる方式が異なってくる場合も生じうる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、複数の生体認証方式の利用が想定される場合において、利用者の操作性に優れた自動取引装置の提供を目的とする。
<第1の発明>
利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、制御部は、自動取引装置で利用可能な生体認証方式及び利用者が登録した生体認証方式の情報に基づいて取引に利用する生体認証方式を判断する判断手段と、判断手段で判断した認証方式による生体的特徴を取得するためのガイダンスを表示部に表示させる表示処理手段とを有することを特徴とする。
<第2の発明>
利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、制御部は、自動取引装置で利用可能な生体認証方式を判断する判断手段と、表示部に対して、複数の生体認証方式を選択可能に表示させるとともに、当該複数の生体認証方式のうち、当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式を識別可能に表示させる表示処理手段とを有することを特徴とする。
<第3の発明>
利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、制御部は、利用者の登録済みの生体認証方式を判断する第1の判断手段と、自動取引装置で利用可能な生体認証方式を判断する第2の判断手段と、前記表示部に対して、複数の生体認証方式を選択可能に表示させるとともに、複数の生体認証方式のうち、自動取引装置で利用可能な生体認証方式及び当該利用者が生体情報を登録済みの生体認証方式をそれぞれ識別可能に表示させる表示処理手段とを有することを特徴とする。
本願発明は、複数の生体認証方式の利用が想定される自動取引装置において、利用者に対して生体認証方式選択のためのガイダンスを行うことにより、操作性に優れる自動取引装置を提供することができる、という効果が得られる。
以下、本発明に係る実施例について図面を用いて説明する。なお、図面に共通する要素は同一の符号を付す。
図1は、実施例1における自動取引装置のシステム概念図であり、図2は、実施例1における自動取引装置の制御ブロック図である。
図において、1は自動取引装置(以下、ATMという)であり、銀行やコンビニエンスストアなどに設置され現金の入金や出金などの取引を利用者に提供するものである。2はATM1の前面パネル上部に配置された取扱表示部であり、ATM1で取扱可能な取引種別やコマーシャル情報などを表示する。3は通帳処理部であり、この前面パネル部に配置された通帳挿入・排出口及びこれに続く図示せぬ通帳印字部などから構成され、利用者の通帳への取引印字や磁気ストライプ処理などを行う。
4はカード/レシート処理部であり、この前面パネル部に配置されたカード挿入・排出口、レシート排出口のほか、図示せぬカードリーダ・ライタやレシート印字部などから構成され、利用者のカードへの処理及びレシートの印字処理などを行う。なお、図2において、4aは利用者のICカードであって、IC集積部を備えたキャッシュカードである。カード/レシート処理部4は、ICカード4aから口座情報などを読み出す機能を有しており、同カードの存在確認、認証、読み出し、判定、書き込み、書き込みの確認等を瞬時(概ね0.2秒程度)に行う機能を有している。また、カード/レシート処理部4はレシート(取引明細票)処理部としても機能し、取引明細の印字を行い、後述する手順により利用者に発行される取引明細票(レシート)の発行処理を行う。
5は硬貨処理部であり、水平操作パネル部に配置された硬貨投入・排出口及びこれに続く図示せぬ硬貨入出金部などから構成され、硬貨の入出金処理などを行う。6は紙幣処理部であり、水平操作パネル部に配置された紙幣投入・排出口及びこれに続く図示せぬ紙幣入出金部などから構成され、紙幣の入出金処理などを行う。7は操作表示部であり、利用者に対してガイダンスを表示する表示部と利用者の操作に応じて選択情報の入力などを行う入力部として機能する。本実施例では、タッチパネル付きLCDを用いている。
8は指紋認証部であり、水平操作パネル部に配置された指紋センサ及び図示せぬ指紋データ処理プロセッサなどから構成され、利用者の指紋画像の取得や認証用のデータ生成などの処理を行う。9は指静脈認証部であり、水平操作パネル部に配置された指静脈センサ及び図示せぬ指静脈データ処理プロセッサなどから構成され、利用者の指静脈画像の取得や認証用のデータ生成などを行う。10は掌静脈認証部であり、水平操作パネル部に配置された掌静脈センサ及び図示せぬ掌静脈データ処理プロセッサなどから構成され、利用者の掌静脈画像の取得や認証用のデータ生成などを行う。11は虹彩認証部であり、水平操作パネル部に配置された虹彩取得カメラ及び図示せぬ虹彩データ処理プロセッサなどから構成され、利用者の虹彩画像の取得や認証用のデータ生成などの処理を行う。
なお、虹彩認証は光学カメラによる眼球の撮影を行うもので、指紋は可視光線、掌や指の静脈である血管パターンは近赤外(透過)光により撮像するが、それらの詳細については本発明に関係しないため説明を省略する。また、指紋認証部8、指静脈認証部9、掌静脈認証部10、虹彩認証部11を総称して生体情報認証部30とする。
12は表示器であって、赤色又は緑色に発光可能なLEDで構成され、前述した各生体認証方式のセンサ・カメラの近傍に配置され、生体情報の取得・認証の状況をガイダンスする。100はATM1が接続される通信回線であり、ATM1はこの通信回線100を介してホストコンピュータ200に接続されている。
図2において、20は上述した各部を制御する制御部であり、21は各種情報を記憶する記憶部である。記憶部21は、半導体メモリやハードディスクなどで構成され、制御部20を動作させるためのプログラムや画面データ、各種情報などが記録されている。
記憶部21に記憶されている情報のうち、認証方式対応情報21a及び認証方式優先情報21bについて説明する。認証方式対応情報21aは、当該ATM1において取扱可能な生体認証方式の数及び種別を格納している。本実施例では、ATM1の立ち上げ時に制御部20が各処理部の初期化を行い、各処理部からのレスポンスにより、当該ATM1で対応可能な認証方式の数及び種別を把握し、これを認証方式対応情報21aとして格納する。
また、認証方式優先情報21bは、各認証方式間の優先順位を記録したもので、利用者が複数の生体認証方式を利用できると判別された場合に備えて記憶されている。認証方式優先情報21bには、例えば、優先順位の高い順に小さな数が記録され、指紋認証「4」、指静脈認証「3」、掌静脈認証「2」、虹彩認証「1」と記憶されている(虹彩認証がもっとも優先順位が高い)。
図3(a)は、ICカードの構造図であり、図3(b)はICカード内に記憶された情報の例を示す例である。
41はコントローラ、42は記憶部、43はアンテナである。アンテナ43はICキャッシュカード4a内に埋設されており、カード/レシート処理部4からの電磁誘導により起電力を発生させる。コントローラ41は、アンテナ43より供給される電力により種々の制御を行うものであり、マイクロコンピュータである。記憶部42は、各種の記憶情報が格納され電気的に更新可能なものである。なお、コントローラ41や記憶部42は集積回路(IC)となっており、カード基材の内部に埋設されているものである。
図3(b)はICカード4a内の記憶部42に格納されている利用者情報の一部を示すものである。
401は口座番号、金融機関情報などの口座情報であり、402はICカード4a内に登録されている生体情報の種別数であり、例えば虹彩のみ1つ登録されている場合には「01」、指紋と指静脈との2つが登録されている場合には「02」と記録されている。403は掌静脈、虹彩情報といった生体情報の種別を現す生体種別情報であり、例えば「01」は虹彩,「02」は指紋,「03」は掌静脈,「04」は指静脈とコード化されて記憶されている。404は生体情報そのものであり、各生体情報に応じて情報量が異なる。405と406は、2つめの生体情報の生体種別情報及び生体情報を格納するエリアであり、以降登録された生体識別情報の数に応じて、それぞれ種別情報と生体情報とがペアで格納されている。408は取引履歴情報の格納エリアである。
図4は実施例1におけるフローチャートであり、図5は実施例1における操作表示部の表示画面例を示す説明図であり、これらを用いて、実施例1におけるATM1の処理を説明する。なお、Sは動作ステップを意味する。
ATM1は、取扱表示部2に取扱可能な取引(入金、出金、振込、通帳記帳など)を表示するとともに、利用者がこれら取引を選択するためのガイダンスを操作表示部7に表示する(S1)。
利用者が選択した取引(ここでは、「出金」が選択された場合を説明する。)のボタンをタッチすると、操作表示部7は利用者が選択した取引を制御部20に通知し、制御部20はこれを受けてカード挿入を要求するガイダンスを操作表示部7に表示する(S2、S3)。利用者がガイダンスに従って、ICカード4aをカード挿入口に挿入すると、カード/レシート処理部4は挿入されたICカードを装置内に搬送してICカード内のコントローラ41と通信して口座情報を読み取る(S4)。
制御部20は、操作表示部7を介して利用者に暗証番号の入力を促し、利用者が暗証番号を入力すると、入力された暗証番号をICカードから読み取った口座情報とともにホストコンピュータ200へ送信する(S6)。制御部20は、ホストコンピュータ200から送信される暗証番号一致・不一致の照合結果に基づき、一致していない場合には、再入力を促し(S5)、一致している場合には、次の生体認証方式の表示処理へ移行する。
生体認証方式の表示処理(S8)について説明する。
制御部20は、記憶部21に格納された認証方式対応情報21aを参照して、当該ATM1で認証可能な生体認証方式を確認する。また、制御部20は、カード/レシート処理部4を介してICカード4aに格納された利用者の登録生体種別を確認する。そして、制御部20は、これら確認結果から利用者のICカード4aに登録された生体認証方式のうち、当該ATM1で認証可能な生体認証方式を判別する。
具体的には、制御部20は、記憶部21から認証方式対応情報21aを読み出す。本例では、認証方式対応情報21aには、2つの生体認証方式が利用可能であり、その具体的な方式として、指紋認証方式(02)と掌静脈認証方式(03)が可能であることが記憶されている。一方、制御部20は、カード/レシート処理部4を介してICカード4aの記憶部42に格納されている登録生体種別数402、生体種別情報403、405・・、生体情報404、406・・を読み出す。本例では、当該ATMでは指紋認証方式と掌静脈認証方式について生体情報認証が可能な場合であって、利用者のICカードには生体情報として掌認証方式のための生体情報のみ登録されている。従って、制御部20は、当該ATM1で認証可能な生体認証方式は、両記憶部の記憶内容の比較から、本利用者が利用できる生体認証方式は「掌認証方式」であると判別する。
また、制御部20は、利用者が複数の生体認証方式を利用できると判別された場合に備え、さらに各認証方式間の優先順位を記録した認証方式優先情報21bを格納している。制御部20は、上記処理の結果、当該ATM1で認証可能な生体認証方式が複数存在した場合には、この認証方式優先情報21bの記録内容に従って、当該利用者の取引において用いる生体認証方式を判断する。
具体的には、ATM及び利用者の生体情報登録状況により指紋認証方式及び掌静脈認証方式の2つが利用可能であると判断された場合、制御部20は認証方式優先情報21bを参照し、指紋認証方式の優先順位(4)と掌静脈認証方式の優先順位(2)とを比較し、掌静脈認証方式を取引の利用する生体認証方式と判断する。この判断結果を受けて、制御部20は、図5のようガイダンス表示を行う。
制御部20は、図5のガイダンスを行った後、掌静脈認証部10に対して掌静脈認証の処理を通知する。即ち、掌静脈認証部10は、掌静脈センサに利用者が掌を位置付けたか否かを監視し、位置付けられたことを検知すると、掌静脈認証部10は利用者の掌の静脈をセンサで読み取り、これをデータ化して、制御部20に送信する。
なお、制御部20は、掌静脈センサによる静脈読み取りが正常に行えた場合には、表示器12のうちの掌静脈センサ近傍の表示器12を緑色に表示して、正常読み取りできたことを利用者に案内する。一方、制御部20は、掌静脈センサによる静脈読み取りでエラーがあった場合には、同表示器12を赤色に表示して読み取りエラーを利用者に案内する。
制御部20は、データ化された掌静脈情報を制御部20、カード/レシート処理部4を介してICカード4aに送信する。ICカード4aのコントローラ41は、制御部20から送信された掌静脈情報と、記憶部42に予め登録されている掌静脈情報との近似度を算出し、予め定めた閾値以上の近似度で有る場合には、「照合成功」と、予め定めた閾値より小さい場合には、「認証失敗」と制御部20へ通知する。
制御部20は、ICカード4aのコントローラ41からの通知により、認証成否、即ち、ATM1利用者がICカード4aの所有者として適切であるか否かを判断する(S10)。
なお、本実施例では、掌静脈認証の例を説明したが、他の認証方式の場合も同様に処理がなされる。
制御部20は、利用者適否の判断の結果、取引者として適すると判断した場合、操作表示4に出金金額入力のガイダンスを表示する(S11)とともに、利用者により入力された出金金額をホストコンピュータ200に送信して出金可否をホストコンピュータ200に照会する。制御部20は、ホストコンピュータから出金可否の通知に従い、出金可の場合には、出金額分の紙幣を繰り出す(S14)。一方、残額不足等の理由により出金不可の場合には、制御部20は、利用者に訂正金額の入力を促し(S13)、訂正された金額に基づいて、再度ホストコンピュータ200に出金の可否を照会する(S12)。
制御部20は、出金紙幣の繰り出しが完了すると、カード/レシート処理部を介して、カード排出口からICカードを排出するとともに、レシート排出口からレシートを排出し、図示せぬセンサによりこれらICカード4a及びレシートが利用者により抜き取られたかを監視する(S15)。利用者によりICカード4a及びレシートが抜き取られると、制御部20は、紙幣処理部6を介して利用者に紙幣を放出し、利用者が放出した紙幣を抜き取ったか否かを監視する(S16)。制御部20は、紙幣処理部6から、利用者が出金紙幣を抜き取った旨の通知を受けると、取引を終了して取引選択画面表示(S1)に戻る。
以上説明した実施例1における特徴的な構成及び効果は次の通りである。
(1)本実施例では、ATM1の制御部20が、当該ATM1で認証可能な生体認証方式及び利用者が生体的特徴データ登録済みの生体認証方式を参照することにより、利用者に適した生体認証方式を判断し、その取得のためのガイダンスを行う。従って、種々の生体認証方式が想定される場合でも、利用者はATM1のガイダンスに従えば、適切な認証方式に従い生体認証を利用することができ、利便性に優れる。利用者は自らの登録した生体情報の記憶などを頼りにすることなく、適切な認証方式での認証を行うことができるので、操作性に優れたATMを提供することができる。
(2)また、本実施例では、複数の生体認証方式により認証することができる場合に、制御部20は、予め登録した優先順位を用いて生体認証方式を特定して、利用者にガイダンスするので、利用者にとって選択の手間を省略することができ、装置の処理時間の短縮化を図ることができる。また、技術動向に応じてよりセキュリティの高い生体認証方式を選択させたり、より照合時間の短い生体認証方式を選択させたりするなど、ATMの運用上の都合により最適な認証方式を利用者にガイダンスできるという効果を奏する。
なお、上述した実施例では、ATM1の装置立ち上げ時の初期化処理により、当該ATM1で対応可能な生体認証方式を把握する例を示したが、銀行の係員により予め設定しておくなど他の方法で情報を登録するものであっても構わない。
また、上述した実施例では、予め係員が認証方式優先情報を予めATM1に登録しておく例を説明した。しかし、認証方式優先情報の入手方法としては、これに限らず、例えばホストコンピュータや保守用のサーバなどに登録しておき、制御部20が照会して当該情報を得るように構成しても構わない。
また、上述した実施例では、複数の生体認証方式が利用できる場合に、認証優先情報に基づき、利用する生体認証方式を判断する例を説明したが、選択するための情報(選択情報)であれば、他の観点で選択する情報であっても構わない。
また、上記実施例では、利用者が利用できる生体認証方式が存在する場合の例を説明したが、利用者の登録状況などにより、利用できる生体認証方式が採択できなかった場合については、種々対応方法が考えられる。たとえば、その旨を利用者に通知して取引終了してもよいし、暗証番号のみで取引するようにしてもよい。
図6から図8を用いて実施例2を説明する。
図6は実施例2におけるフローチャート、図7及び図8は実施例2における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。
なお、自動取引装置のシステム構成図、制御ブロック図は実施例1と同様であるので、前述の各図を用いて説明する。
図6において、ステップ7(S7)までは、実施例1と同様であるので説明を省略する。
本実施例では、ホストコンピュータ200から利用者の暗証番号が一致した旨の通知を受信した場合に、制御部20は、図7(a)に示すように、利用者が挿入したICカードを所管している銀行において対応している認証方式を操作表示部7に表示する(S8−2)。
具体的には、制御部20は、記憶部21の認証方式対応情報21aに基づき、予め記録された所管銀行で対応している生体認証方式を認識する。本実施例では、認証方式対応情報21aとして、利用者が挿入したICカード4aを発行・管理する銀行では、生体認証方式として、虹彩、指紋、指静脈、掌静脈の4に対応していることを記憶している。
図7(a)において、71a、72a、73a、74aはそれぞれのわくを実線で表示し、枠内は明彩色で表示し、利用者に対して対応可能な認証方式であることをガイダンスしている。
また、制御部20は、図7(a)のガイダンスに従い、利用者が「次に進む」のキー75をタッチしたと判断すると、図7(b)を操作表示部7に表示して、当該ATMが対応している認証方式を利用者にガイダンスする(S8−3)。
具体的には、制御部20は、記憶部21から認証方式対応情報21aを読み出して、当該ATM1で認証可能な生体認証方式を把握する。(本例では、認証方式対応情報21aには、3つの生体認証方式が利用可能であり、その具体的な方式として、指紋認証方式(02)、掌静脈認証方式(03)、及び指静脈認証方式(04)が対応可能であることが記憶されている。)
制御部20は、この記憶部21の記憶内容に従い、図7(b)の通り、図7(a)で表示された4つの生体認証方式のうち、当該ATM1では、虹彩を除く指紋、指静脈、掌静脈の3つの生体認証が可能であることをガイダンスする。即ち、71bは、71aに対して枠を点線とし、枠内を灰色で表示することにより、当ATM1で利用できない生体認証方式であることを利用者にガイダンスする。
次に、制御部20は、図7(b)のガイダンスに対して、利用者が「次に進む」のキー75をタッチしたと判断すると、図7(c)を操作表示部7に表示して、図7(b)で対応しているものとして表示した生体認証方式のうち、利用者が登録済みの生体認証方式を利用者にガイダンスする(S8−4)。
具体的には、制御部20は、ICカード4aに記憶された利用者の登録済みの生体的特徴情報を参照する。本例では、ICカード4aには利用者の指静脈認証方式及び掌認証方式の認証データが登録されている。これにより、制御部20は、図7(b)において当ATM1で利用可能とガイダンスした指紋、指静脈、掌静脈の3つの生体認証方式のうちの、指静脈と掌静脈の2つの生体認証が可能であることを利用者にガイダンスする。
なお表示方法として、71a、72aに対して、71b、72bでは、枠を点線とし、枠内を灰色で表示することにより、利用できない生体認証方式であることを利用者にガイダンスする。
図7(c)のガイダンス表示に従い利用者が指静脈キー73a、掌静脈キー74aのうちの何れかのキーをタッチした場合(S8−9、ここでは、掌静脈キー74aを選択した場合を説明)、制御部20は、操作表示部7からの入力情報に基づき利用者により掌静脈認証方式が選択されたことを認識する(S8−9)。制御部20は、図8に示すガイダンスを表示し、掌認証処理を実行する(S9c)。以降、制御部20は、実施例1と同様に認証結果の確認、出金処理を実行する。
以上説明した実施例2における特徴的な構成及び効果は次の通りである。
(1)本実施例におけるATMでは、銀行の仕様として対応している生体認証方式を利用者にガイダンスするので、利用者は、その銀行で利用可能な生体認証方式を認識することができる。従って、種々の銀行カードを保有する利用者が、メイン銀行を選択する際の利便性を評価することができ、選択判断が容易になる等の効果を奏する。
(2)また、本実施例におけるATMでは、銀行が対応している生体認証方式のうちで当該ATMが対応している生体認証方式を認識できるようにガイダンスする。従って、利用者としては、操作しているATMが自分の登録している生体認証方式に対応しているかを把握することができるので、例えば、メインに利用する店舗・ATMを選択する際に選択が容易となるという効果を奏する。
(3)また、本実施例におけるATMでは、銀行やATMが対応している生体認証方式のうちで、利用者が登録済みの生体認証方式を認識できるようにガイダンスする。従って、自分が登録している認証方式が自分の利用する銀行やATMとの関係で有効なのか、他に登録しておいた方がよい生体認証方式はどれであるかなどを知ることができ、利用者にとって利便性のよい自動取引装置を提供することができるという効果を奏する。
(4)また、本実施例では、制御部20が、銀行で対応している生体認証方式と、当該ATMで対応している生体認証方式と、当該利用者が登録している生体認証方式の情報に基づき、利用者が利用できる生体認証方式を利用者にガイダンスするので、ATMによって利用できる生体認証方式に制限が有る場合であっても、他に利用可能な生体認証方式が有る場合にはその利用がガイダンスされるので利用者にとってわかりやすく、使いやすい。
(5)また、本実施例では、銀行が対応している生体認証方式、ATMが対応している生体認証方式、利用者が予め登録している認証方式をそれぞれ識別可能に表示したので、どの要因で利用できないのかを利用者が把握することができるので、利用銀行や利用ATMを選択するための有用情報となり、利用者の利便性向上を図ることが可能となる。
図9及び図10を用いて実施例3を説明する。
図10は実施例3におけるフローチャート、図9は実施例3における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。
なお、自動取引装置のシステム構成図、制御ブロック図は実施例1と同様であるので、前述の各図を用いて説明する。
図10において、ステップ8−3(S8−3)までは、実施例2と同様であるので説明を省略する。本実施例では、制御部20は、ステップ8−3において、当該ATM1で利用可能な生体認証方式を表示した後、利用者に対して、未登録の生体認証方式について、窓口での登録推奨ガイダンスを表示する(S8−3−2)。
具体的には、制御部20は、図7(b)のガイダンスに対して、利用者が「次に進む」のキー75をタッチすると、図9を操作表示部7に表示して、当該銀行で対応しているものとして表示した生体認証方式のうち、利用者が未登録である生体認証方式を利用者にガイダンスする(S8−3−2)。ここで、図9は、図7(b)において当ATM1で利用可能とガイダンスした指紋、指静脈、掌静脈の3つの生体認証方式のうちの、虹彩と指紋の2つの生体認証について、まだ生体情報を未登録であることをガイダンスしている。
図9のガイダンスに従い利用者が「選択画面へ進む」のキー76をタッチすると、先に説明した図7(c)のガイダンス表示を行う(S8−4)。以降、実施例2と同様に処理ガイダンスを行う。
以上のように、実施例3では、取引中であって、制御部20が生体認証方式のうち利用できるものを判断した後に、利用者に未登録の生体認証方式を提示して登録を促すようにしている。即ち、制御部20が、利用者のカードにより特定される銀行で対応している生体認証方式と、当該ATMで対応している生体認証方式の情報に基づき、当該ATMで利用者が利用できる生体認証方式をガイダンスした後に、当該銀行で対応している生体認証方式の中で利用者が未登録の生体認証方式をガイダンスする。
従って、利用者は当該ATMでの対応状況なども参考にしつつ、未登録の生体情報の登録をしておいた方がよいかどうかを検討することができ、利用者の利便性を向上することが可能である。
図11及び図12(a)、(b)を用いて実施例4を説明する。
図11は実施例4におけるフローチャート、図12は実施例4における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。
なお、自動取引装置のシステム構成図、制御ブロック図は実施例1と同様であるので、前述の各図を用いて説明する。
図11において、ステップ8−3(S8−3)までは、実施例2と同様であるので説明を省略する。本実施例では、制御部20は、ステップ8−3において、図12(a)を表示して、利用者に生体認証方式の選択ガイダンスとともに、未登録の生体認証方式についての追加登録、登録削除のガイダンスを行う(S8−4−2)。
図12(a)においては、虹彩、指紋、指静脈、掌静脈の4つの生体認証方式のボタンが表示されており、これは、利用者のカードに対応した銀行ではこれら4つの生体認証方式に対応していることをガイダンスしている。また、図12(a)では、これら4つボタン表示のうち、指静脈ボタン及び掌静脈ボタンの枠を実線で表示し(73a、74a)、虹彩ボタン及び指紋ボタンの枠を点線で表示している(71b、72b)。
これは、4つの生体認証方式のうち、利用者の生体的特徴データとして、指静脈及び掌静脈の生体的特徴情報については登録済みで、一方、虹彩及び指紋の生体的特徴情報については、未登録であることを利用者にガイダンスするとともに、生体情報の登録・削除の処理を促している(S8−9)。
図12(a)のガイダンスに従い、利用者が生体情報の追加・削除ボタン77をタッチすると、制御部20は、図12(b)のガイダンスを表示して登録の追加・削除の種別の入力を促す。以降、図12(b)のガイダンスに従い、利用者が登録追加ボタン78をタッチすると、制御部20は、利用者に虹彩、指紋のうちのいずれを登録するかを案内するとともに、指定された生体的特徴の登録ガイダンスを行い、ATM1において、利用者の生体的特徴を取得し、ICカード4aに登録する。
一方、図12(a)のガイダンスに従い、利用者が登録されている認証方式のうちの掌静脈ボタン74aをタッチすると、前述したように掌静脈による利用者確認の後、出金取引処理が実行される(S8−9、S34)。
なお、本実施例では、銀行対応認証方式及びATM対応認証方式の両方をガイダンスした後に、登録・削除のガイダンス表示を行っているが、一方のガイダンスの後、あるいは一方のガイダンスとともに、追加・削除のガイダンスを行ってもよい。
また、制御部20は、図12(b)の登録追加・登録削除のガイダンスを行う際に、記憶部21の認証方式優先情報21b内に、優先情報を参照して登録を推奨する生体認証方式のボタン(例えば虹彩ボタン71b)を点滅させるように処理してもよい。即ち、制御部20は、認証方式優先情報21b内の優先順位に従い、より優先順位の高い方の未登録生体情報の登録追加を推奨するようにガイダンスしてもよい。
また、当該認証方式優先情報21bに従い、優先順位の低い方(例えば指紋)のボタン72bに×を表示し、登録削除を推奨するようにガイダンスしてもよい。
以上説明した実施例4における特徴的な構成及び効果は次の通りである。
(1)本実施例における自動取引装置では、銀行の仕様として対応している生体認証方式やATMで対応している生体認証方式を利用者にガイダンスしつつ、利用者に生体的特徴情報の登録・削除をガイダンスする。従って、利用者は銀行の対応状況及び/またはATMの対応状況を参考に、生体的特徴情報の登録状況を再考することができ、利便性に優れる。
(2)また、本実施例では、取引ガイダンスの途中で追加・削除のガイダンスを行うので、追加・削除しようと思ったときに直ちにその処理を実行できるので最適と思った認証方式を忘れてしまうということを防止できる。
(3)また、本実施例では、ATMが、利用者に登録追加(登録削除)を推奨する生体認証方式を判断し、これを特定して表示するので、例えば銀行が推奨する方式の登録者数を増やそうとした場合などにこれを助長することができる等の効果を奏する。
なお、図1,2では、4つの生体情報認証部を備えた例を説明しているが、各実施例では便宜上、一部の生体認証部が利用できない場合を想定して説明している。
また、各発明は、上述した実施例の具体的な構成に限定されない。
即ち、表示部と入力部とが一体となったタッチパネル付きディスプレイの例で説明したが、表示部と入力部がそれぞれ別ものとして配置されていてもよい。
また、ICカードで登録データと取得データとの照合を行う場合の他、ATMやホストコンピュータ側で照合する構成であってもよい。
また、利用者の登録済みの生体認証方式を判断する方法として、予め利用者の生体的特徴情報を記憶したICカードから情報を入手して判断する方法を説明したが、これに限らず、利用者が持参した他の記録メディアから情報を入手する方法や、ホストコンピュータから入手する方法でもあってもよい。
また、銀行の仕様として対応している生体認証方式の数及び方式内容をATM1の記憶部21に認証方式対応情報21aとして登録しておく例を説明したが、これに限らず例えばホストコンピュータや保守用のサーバなどに登録しておき、制御部20が照会して当該情報を得るように構成してもよい。
また、操作表示部において、利用できない生体認証方式を識別可能に表示する方法として、表示枠を点線にしてグレー表示する表示方法を採用しているが、これに限られない。例えば、×印を表示するような表示方法であっても構わない。
また、ATMの都合で利用できない生体認証方式と利用者が登録していないために利用できない生体認証方式の両方とも、同じ表示方法(表示枠を点線にしてグレー表示)の例を説明したが、自動取引装置で利用可能かどうかの識別表示と、利用者が登録済みかどうかの識別表示の方法とをそれぞれ分けて表示するようにしてもよい。例えば、自動取引装置で利用できない生体認証方式に対するボタンには×印を表示するとともに、利用者が登録していない生体認証方式については、ボタンの表示枠を点線にしてグレー表示するようにしてもよい。
また、上述した実施例における全ての対応情報、優先情報を記憶部21に、記憶しておく必要はない。実施の態様により必要なものを記憶しておけばよい。
また、上述の例では、複数の生体認証方式を選択できる例を説明したが、ATMで利用可能な生体認証方式と利用者が登録済みの生体認証方式の一致状況によっては、1つしか選択できない場合も想定される。
また、選択できる生体認証方式がない場合も生じうる。この場合、「この装置では生体認証することができません。」等のガイダンスを行い、取引中止としてもよいし、生体認証を行わずに(例えば取引額に制限をつけた上で)暗証番号のみで取引を行えるようにしてもよい。
なお、多種多様な生体認証方式が採用されることにより、利用者の側も自らが登録してある生体認証方式を忘れることがあるため、利用者も利用できるのかどうかわからなくなる事態も生じ得る。これら生体認証方式に関しては、銀行ごとにその搭載される生体認証方式が決定されるのが通常であり、例えばA銀行で、指紋認証方式と掌認証方式を採用した場合には、A銀行のATMではどこでもこれら両方式が利用できるのが通常である。しかし、一方で、銀行店舗内に限らず駅やコンビニエンスストアなど様々な場所に設定されるATMは、設置スペースの関係で一部の生体認証方式のみを搭載したATMを設置する場合も生じ得る。また、他行のATMを利用する場合には、必ずしも登録した認証方式が搭載されていない場合も生じ得る。本発明は、このような事情に対応し、利用者に操作性に優れた自動取引装置を提供することが可能となる。
本発明は、銀行用自動取引装置に限定されない。銀行の他証券会社等他の金融機関であっても構わない。また、取引を実行する装置であれば、ATM、CD(出金専用機)の他無人契約機などであっても適用可能である。
実施例1における自動取引装置のシステム概念図である。 実施例1における自動取引装置の制御ブロック図である。 実施例1におけるICキャッシュカードの概念図である。 実施例1におけるフローチャートである。 実施例1における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。 実施例2におけるフローチャートである。 実施例2における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。 実施例2における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。 実施例3における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。 実施例3におけるフローチャートである。 実施例4におけるフローチャートである。 実施例4における操作表示部の表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置(ATM)
2 取扱表示部
3 通帳処理部
4 カード/レシート処理部
4a ICカード
41 コントローラ
42 記憶部
43 アンテナ
401 口座情報
402 登録生体種別数
403 生体種別情報1
404 生体情報1
405 生体種別情報2
406 生体情報2
407 生体情報
408 取引履歴
5 硬貨処理部
6 紙幣処理部
7 操作表示部
8 指紋認証部
9 指静脈認証部
10 掌静脈認証部
11 虹彩認証部
12 表示器
20 制御部
21 記憶部
30 生体情報認証部
100 通信回線
200 ホストコンピュータ

Claims (6)

  1. 利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、
    前記制御部は、
    当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式及び利用者が登録した生体認証方式の情報に基づいて取引に利用する生体認証方式を判断する判断手段と、
    当該判断手段で判断した認証方式による生体的特徴を取得するためのガイダンスを前記表示部に表示させる表示処理手段と、
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、
    前記制御部は、
    当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式を判断する判断手段と、
    前記表示部に対して、複数の生体認証方式を選択可能に表示させるとともに、当該複数の生体認証方式のうち、当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式を識別可能に表示させる表示処理手段と、
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  3. 利用者への操作ガイダンスを表示する表示部と、利用者の操作に基づき情報入力を行う入力部と、利用者から生体情報を取得して正当な利用者か否かを判断する生体認証部と、これら各部を制御する制御部とを備え、利用者の生体的特徴を利用した生体認証により利用者の適否を判断して取引処理を行う自動取引装置であって、
    前記制御部は、
    当該利用者の登録済みの生体認証方式を判断する第1の判断手段と、
    当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式を判断する第2の判断手段と、
    前記表示部に対して、複数の生体認証方式を選択可能に表示させるとともに、当該複数の生体認証方式のうち、当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式及び当該利用者が生体情報を登録済みの生体認証方式をそれぞれ識別可能に表示させる表示処理手段と、
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  4. 前記第1の判断手段は、利用者が所持するICカードに記録された利用者の生体認証情報を読み取ることにより、当該利用者の登録済みの生体認証方式を判断するとともに、
    前記第2の判断手段は、当該自動取引装置の記憶部に記憶された情報に基づき、当該自動取引装置で利用可能な生体認証方式を判断することを特徴とする請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、
    利用者が未登録である生体的特徴のうち、登録を推奨する生体認証方式を判断する手段と、
    当該登録を推奨する生体認証方式を特定して表示するとともに、その登録を推奨するメッセージを表示する第2の表示処理手段とを有することを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、未登録の生体情報を登録する登録処理と、既に利用者の生体情報として登録されたものの中から、所望の生体情報を削除するための削除処理とを備えていることを特徴とする自動取引装置。
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