JP5244521B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、自動取引装置に関し、特に生体認証を用いた場合の処理に関する。
近年、急速な情報化社会の進展に伴い、金融機関と顧客との間で行われる金融取引に関して、窓口での取引に比べ、ATMでの取引が増加、一般化しており、大半の取引がATMで行なわれている状況の中、特定の利用者の身体情報や障害情報を想定したユーザーインターフェースを持つATMではなく、多種、多様な利用者の身体情報および障害情報を考慮した、ユニバーサルデザインの重要性が高まっている。さらに、個人、企業や自治体等で、個人情報、特に暗証番号の覗き見等の危険性に対する関心が高まっており、それによる不正取引が大きな問題となっている中、ATMに鏡を取り付け、背後を確認する事が出来るようにする等の対策がなされている。
ユニバーサルデザインの方式として、利用者の身体情報・障害情報をICカードに記憶しておき、取引開始時にICカードからその情報を読み取ることにより、ATMの動作モードを変更する方式が提案されている(特許文献1参照)。この方式は、ICカードシステムにユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、読み出した利用者の身体情報・障害情報により、ATMに装備されている、表示パネル・スピーカ・ヘッドホン・タッチパネル・点字パネルなどの手段のどれを使用するのかを決定する方式である。
また、利用者によるATMへの入力方式としては、視覚障害者が暗証番号操作を覗き見等により盗用されるのを防止することを主目的とし、指紋情報や指静脈情報を使用して番号入力や取引選択を行う方式が提案されている。(特許文献2参照)。この方式は、ICカードに数字(0〜9)や取引科目を各指に対応させて登録しておき、利用者がATMにて入力を行うことを可能としている方式である。
特開2006−172182号公報 特開2007−26011号公報
従来技術では、生体情報を用いて、障害情報に対応したATMのユーザーインターフェースを決定することで、障害者への操作性向上の方式が提供されており、特に、視覚障害者向けとして各指に意味づけを行うことでの、新たな入力方法を実現していると同時に、暗証番号入力字の覗き見を防止する対策を提供している。しかし、それらの技術の利用対象となる利用者は障害情報などを予め登録した利用者、特に障害者に限定され、障害をもたない健常者に対しての操作性向上には寄与していないとともに、視覚障害者向けの各指への意味づけにおいては、逆に利便性を損なう可能性があり、操作性を低下させるという問題がある。
例えば、障害情報を登録していない健常者が突発的な怪我等で障害を持った場合の操作性や、健常者、障害者に関わらず、利き手等の身体情報に対応した操作性に関しては、ATMとして操作性向上の方式を提供出来ていないのが現状である。また、特許文献1のように10本の指にそれぞれ数字や取引種別を登録しておくことで指による入力方式を提供する構成は、利用者側がそれぞれの指に登録された意味を全て記憶しておく必要があり、利用者側に多大な負担を強いることになっている。
本発明の目的は、健常者や障害者といった情報には依存せず、ATMの操作性を向上させる方式を提供するとともに、指を使用した新たな入力方式の提供により、暗証番号入力時等における覗き見対策としてのセキュリティ向上の方式を提供することにある。
上記課題解決のため、本発明は、予め利用者の指情報を登録したICカードを読み取るカード読取部と、指情報を読み取る生体情報読取部と、表示画面を有する表示部と、を備え、前記カード読取部で前記ICカードに登録された指情報を読み取り、読み取った指情報と認証した指情報を用いて、取引画面操作にて使用される手を特定し、特定した手にて操作し易いレイアウトの取引誘導画面を表示する構成とした。
本発明によれば、健常者と障害者に依存しない、利用者にとっての操作性向上に寄与する方式を提供するとともに、生体情報を使用した入力によるセキュリティ向上方式を提供することが出来る。
以下、図1から図12を参照して、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態は、銀行などの金融機関のシステムに採用される例えばATM(Automated Teller Machine)のような現金自動取引装置に関し、生体認証機構を装備しているものに関する。
図1は本実施形態に係る現金自動取引装置(ATM)1と通信網を介して接続されたシステムとの接続図であり、図2はATMとホストコンピュータ(ホスト)11の内部構成図である。本接続図および内部構成図を用いて、概略構造を説明する。
ATM1は、金融機関等に設置され、顧客の操作によって現金の入金や出金等の取引を行う自動取引装置であり、回線接続部8によりホスト11の回線接続部12に接続されている。ATM1は、操作部3、カード/明細票機構部4、通帳機構部5、紙幣入出金機構部6、硬貨入出金機構部7、音声案内ガイダンス部9、指紋・指静脈・手の平などの生体認証機構部10、そしてこれら各部を制御する制御部2などで構成されている。制御部は、CPU、メモリ等のハード構成と、プログラム、データ等のソフト構成とから成り、各種処理、取引を制御する。
以下に各部位の説明を行う。操作部3は画面表示、キー入力検知機能を有しており、主にATM1の利用者が取引を行う際、取引操作の誘導画面の表示、暗証番号など、利用者の操作や指で押されたキー入力を受付ける部分である。なお、操作部3はタッチパネル等により構成された入力兼表示部(入力表示部ともいう)が望ましく、様々な情報を表示画面に表示し、この表示画面に含まれる色々な項目への押下も検知する。
カード/明細票機構部4は、利用者のカードの挿入又は排出動作、カードの磁気ストライプ又はICチップへのリード又はライト動作、カードエンボス部分のイメージの読み取り機能などを有する。また、取引した内容を印字部により明細票に印字し、装置内から排出する機能を有する。
通帳機構部5は利用者の通帳の挿入/排出動作、磁気ストライプのリード/ライト動作、通帳への印字部による印字機能などを有する。
紙幣入出金機構部6と硬貨入出金機構部7は、現金の入金や出金機能、現金の鑑別や搬送、収納機能を有する。
生体認証機構部10は、利用者の指紋・指静脈・手の平静脈などの生体の読取機能、ICカードに登録されている指紋・指静脈・手の平静脈などの生体データと読み取った指紋・指静脈・手の平静脈などの生体データとの認証機能を有する。そして、上述のように、これらの各部位は制御部2によってその処理が制御される。
一方、ATM1と接続するホスト11はATM1の回線制御部8と接続し、ATM1とのデータの送信または受信を行う回線接続部12を介して接続され、ファイル部14の内部に設けた利用者の口座情報などを記憶する口座情報ファイル16および各種ファイル17を制御する口座情報ファイル制御部13と、これらを制御するホストコンピュータ制御部15とを有する。この口座情報ファイル16には利用者の暗証番号も記憶されており、ATM1より受信するデータに含まれる暗証番号とホスト11が比較してその結果をATM1に送信する。これによりATM1によって入力された暗証番号の可否が判断される。
図3はICチップ30内のデータ構成例である。
全銀ICアプリケーションプログラム31とはICカード内のキャッシュカードとしての情報を管理しているプログラムである。生体認証プログラム32とはICチップ内で指紋・指静脈・手の平静脈の生体認証をするためのプログラムである。生体種類データ33とはICカード内に登録されている指紋・指静脈が何指かという情報と右手なのか左手なのかの情報、および利用者の利き手情報である。前処理データ34とは個人を特定できる情報ではなく、生体認証機構部10に指を置いたときに、正しく生体が置かれていることを判断するための情報である。生体データ35とはICチップ内での認証に使用される個人を特定するための情報である。
図4は、本発明による実施例に係る生体認証機構部による個人認証状態の構成の一例を示している。
生体認証機構部10は、利用者が生体認証機構部10にかざした状態で手を接近センサ42で検出し、指先43に指紋光源部44から可視光線を照射して指紋カメラ45で指の紋様を撮影し、指紋画像信号を指紋画像入力部46に送り、指は指静脈光源部47から近赤外光を指の側面(両側)から照射して、指静脈カメラ48で指の静脈(血管)を撮影し、指静脈画像信号を指静脈画像入力部49に送り、手の平は手の平静脈光源部50から近赤外光を照射して手の平静脈カメラ51により手の平静脈(血管)を撮影後に手の平画像信号を手の平静脈画像入力部52に送る。それぞれに送られた画像データは、画像処理部53に送り、画像処理を行うことにより、それぞれ本人の生体情報である指紋パターン、指静脈パターン、手の平静脈パターンを抽出し、予め登録されている本人の生体情報は制御装置55を介して入手し、個人認証制御部54において照合し、本人であるかどうかを認証する。
次に利用者がICカードを用いて、生体認証機構部10を装備したATM1で取引する例について図5〜図12を用いて説明する。
図5はATM1が実行する取引処理フロー(1)である。
最初に、ATMの制御部2は取引開始時に希望の処理を選択させるための取引選択画面(ステップ501)。利用者が事前設定処理を選択すると、制御部2はそれを認識して(ステップ502)、ICカードの挿入を要求する画面を表示する(ステップ503)。利用者がICカードを挿入したら、ICカードから生体情報(生体種類データ33、生体データ35)を読み出す(ステップ504)。
次に、制御部2は認証誘導画面を表示し、利用者が指又は手を生体認証機構部10に置くように指示を出す(ステップ505)。生体認証機構部10は、利用者から生体データを取得して、かざされた生体の種類に関する情報を読取り、ICカード内の生体種類データ33からはかざされた生体の種類の照合を、ICカード内の前処理データ34からは正しく生体がかざされているかの照合を、ICカード内の生体データ35からは、個人一致に関する照合を各々行なう(ステップ506)。
制御部2はこの照合結果により本人確認できたか否かを判断する(ステップ507)。ここで、照合結果が失敗であった場合は、カードを返却し(ステップ508)、取引終了画面を表示して、取引を処理を終了する(ステップ509)。
一方、照合結果が成功であった場合は、制御部2はICカード内の生体データ35に対する意味づけ処理を行う(ステップ510)。これは登録されている生体それぞれに「確認」または「選択」の意味づけを行うものであり、図7にて詳述する。
次に、制御部2は使用生体設定処理を行う(ステップ511)。これは利用者が暗証番号入力以降の画面タッチを右手または左手のどちらで行うのかを内部登録するものであり、図8にて詳述する。
次に、制御部2はサポート有無設定処理を行う(ステップ512)。これは取引タイムアウト時間延長サポートをするか否かを設定するものであり、図9にて詳述する。
これで、事前設定は終了する。そのまま出金等の取引に進みたい場合は、後述するステップ603へ進む(ステップ513)。
図6はATM1が実行する取引処理フロー(2)である。
最初に、ATMの制御部2は取引開始時に希望の処理を選択させるための取引選択画面を表示する(ステップ601)。利用者が出金取引を選択すると、制御部2はそれを認識して処理を進める(ステップ602)。
次に、取引タイムアウト時の取引時間を延長サポート有りの設定があるか否かを判断する(ステップ603)。有りの場合、延長する時間を算出するためのデータとして、暗証番号入力にかかる時間の計測処理を開始し(ステップ604)、図10の暗証番号入力画面を表示する(ステップ605)。利用者による暗証番号入力は、操作部3に表示される画面をタッチすることによる入力も行えるが、本実施例では、指認証による入力方法を図10を用いて説明する。
図10の暗証番号入力画面1000上には、「確認」指1003及び「選択」指1004として使用できる認証指が表示される。この表示される指については、前記登録指に対する意味付け処理(ステップ510・図7)にて決定した情報が使用される。利用者は、表示されている「選択」指1004で生体認証機構部10から再認証を行う。認証が成功する度に、ボタンにあたっているフォーカスが移動するので、入力したい番号にフォーカスがあたった状態1002になるまで、「選択」指1004を使用しての再認証を繰り返し、入力したい番号にフォーカスがあたった時点で、利用者は、「確認」指1003として表示されている指で再認証を行うことで、番号を1桁入力できる。また、入力が出来たことが利用者に視覚的に確認できるように’*’表示1005が行われる。前記方法を繰り返すことにより暗証番号を入力し、最後に、確認ボタン1006まで前述の方法でフォーカスを移動させ「確認」指1003での再認証で暗証番号入力を終了する。
ここで、暗証番号が不一致の場合(ステップ606)、入力回数と、所定回数の比較を行う(ステップ607)。
所定回数を超えていれば、カードを返却(ステップ608)し、取引終了画面を表示(ステップ609)して、取引処理を終了する。入力回数が、所定回数未満の場合は、再度、暗証番号入力画面を表示する。比較結果が一致の場合、選択された取引の取引誘導画面を表示する(ステップ610)。取引誘導画面においては、利用者使用手設定処理によって設定した手(右手または左手)での操作性を考慮した画面が表示される。また、取引サポート実行有無設定処理にて「有り」が設定された場合は、ステップ604のキー入力時間計測処理にて算出された時間を読出して、その時間が予めATM1に設定された基準値を超えていれば、通常の取引タイムアウト時間に予めATM1に設定された延長時間値を足した値を、当該取引での取引タイムアウト時間として設定される。
図7は登録指に対する意味づけ処理フローである。
制御部2は事前にICカードに登録されている指情報を読み出す(ステップ701)。ICカードに指情報が2つ以上登録されていた場合、制御部2は各指情報に対しステップ507で認証に成功した指情報と一致する指情報であるか否かを判断する(ステップ702)。
ここで、一致する指情報である場合、その指を「確認指」として登録する(ステップ703)。一方、一致する指情報でない場合、その「選択指」として登録する(ステップ704)。この処理をICカードに登録されている指情報の数分繰り返し、登録されている指情報各々に「確認」または「選択」の意味づけを行い、未登録の情報があればステップ701に戻る(ステップ704)。
なお、ここでは認証に成功した指情報と一致する指情報を優先的に「確認指」としているが、認証に成功したか否かに関わらず、「確認」または「選択」の意味づけを行う態様にしても良い。
図8は使用生体設定処理フローである。
制御部2は事前にICカードに登録されている指情報を読出す(ステップ801)。ICカードに指情報が2つ以上登録されていた場合、制御部2は各指静脈情報に対し右手の情報であるか、左手の情報なのかを登録する(ステップ802)。この処理をICカードに登録されている指情報の数分繰り返し、登録されている指情報各々に「右手」または「左手」の意味づけを行い、未登録の情報があればステップ801に戻る(ステップ803)。
図9は取引中サポート設定処理フローである。ATM1は利用者は利き手で取引画面をタッチしようとしているのか否かを判断し、キー入力時の取引タイムアウト時間延長サポート制御を行うかの判断をする。
制御部2は事前にICカードに登録されている指情報と利き手情報を読出す(ステップ901、902)。なお、ここでは利き手情報をICカードに登録しておく態様にて説明するが、ホストに登録しておく態様でも良く、その場合には制御部2はホストへ問い合わせを行う。
制御部2は読み出した指情報(ステップ802で登録した右手か左手かという情報)を利用して、ICカードに登録されている指情報の生体の種類が利き手の種類と一致するか否かを判断する(ステップ903)。ここで、一致する場合は取引タイムアウト時間延長サポート無しを設定し(ステップ904)、不一致の場合は取引タイムアウト時間延長サポート有りを設定する(ステップ905)。
図11、図12は右手または左手での操作性を考慮した暗証番号入力画面の例である。図11では暗証番号の入力案内を表示し、図12では右手または左手での操作性を考慮した取引中の金額入力画面の例である。
図10の(A)、図11の(A)は左手で入力するのに適した画面であり、数字ボタンが左側に配置されている。図10の(B)、図11の(B)は右手で入力するのに適した画面であり、数字ボタンが右側に配置されている。このように、操作する手の方に数字ボタンを配置にすることにより、暗証番号入力の覗き見の危険性を低下させることができる。また、入力された金額が数字ボタン押下時に入力する手の画面上の横断により隠れないようにすることができる。
本実施形態において、ICカードに登録される指情報は、利用者の利き手情報、2本以上の認証指情報、さらに認証指に対する付加情報となる。認証指に関しては、必ず両手それぞれ1本以上の情報を登録し、認証指の付加情報は、その認証指が右手なのか左手なのかという情報とする。ATMは、指情報をICカードから自動的に認識し利用者が右手または左手のどちらで操作するかを判断する。通常、右利きの利用者が突発的な怪我等で右手での認証ができなくなった場合に、左手の認証指で認証を行うことになるが、ATMは、認証された指に対応する手(右手または左手)での操作性の高い取引誘導画面構成として制御を行うことにより、利用者の状況に対応した制御ができることになる。操作性の高い取引誘導画面構成として、ATMは、番号入力ボタンや確認ボタン等利用者が入力に使用するものを、右手の場合は、右寄りに、左手の場合は、左寄りに配置し、利用者が入力した値が表示される部分は、それとは逆に右手の場合は、左寄りに、左手の場合は、右寄りに配置する。
さらに、前記利用者が取引画面操作にて使用すると特定した手が、ICカードに登録されている、利用者利き手情報と一致しなかった場合は、キー入力遅延による取引タイムアウト時間を通常時に比べて延長する構成とした。
上記のように構成したので、通常、利用者は利き手の指による認証を行うと想定されため、怪我等での突発的な障害ではなく、認証指の手が右手なのか左手なのかをATMが自動的に判断することにより、利き手に応じた操作性の高いユーザーインターフェースを提供できることになる。
さらには、認証された指情報とICカード内に登録されている指情報を使用して、取引開始後、認証が完了した後は、認証で使用された指で、再度、生体情報読取部にて認証した場合と、その他のICカードに登録されている指で、再度、生体情報読取部にて認証した場合とで、意味付けを行うことにより、生体情報読取部のみを用いたATMへの入力を可能とする構成とした。
上記のように構成したので、ICカードに登録されている利用者の利き手情報との照合を行うことにより、利き手でない手の指での認証が行われた場合は、ATMは、利用者が不慣れな指での操作を行うとしていると判断することにより、利用者が番号や文字入力を行う際には、取引開始時における暗証番号4桁の入力に必要とした時間が予めATMに設定されている基準時間値を超えた場合は、通常の取引タイムアウト時間に対して、予め設定した時間分を延長時間として長くする。前記、予めATMに設定する暗証番号入力での基準時間値および、取引タイムアウト時間値は、ATMが設置されている地域の年齢層等を考慮し、ATM提供側により任意に設定することを可能とする。
前記意味付けされた指での番号入力を行う方式は、ICカードに登録されている指情報で、取引開始時に認証した指以外で認証されたときに、取引誘導画面の各ボタンに対するフォーカスを遷移させることで入力したいボタンを選択できる構成とした。
上記のように構成したので、利用者が取引開始時に認証した指を「確認」指としてATMの内部情報に登録、その他のICカードに登録されている認証指を「選択」指としてATM内部情報に登録することにより、利用者は、ATMの表示面への指でのタッチではなく、指認証装置での1回の指認証を1入力として取引を行うことが出来る。また、利用者が番号入力を行う際は、ATMの表示画面に表示される、各数字ボタンにフォーカスがあたり、1回、「選択」指による指認証を行うことでフォーカスが移動し、入力したい番号にフォーカスが来た時に、「確認」指で認証を行うことで当該番号を入力することができる。これにより、暗証番号の覗き見等を防止することが可能である。
現金自動取引装置とホストとの接続図 現金自動取引装置とホストの内部構成図 ICチップ内のデータ構成図 指紋・指静脈・手の平静脈機構部構成図 取引処理フロー図(1) 取引処理フロー図(2) 登録指の意味づけ処理フロー図 使用生体設定処理フロー図 取引中サポート設定処理フロー図 指認証による番号入力例 暗証番号入力画面 金額入力画面
符号の説明
1…現金自動取引装置、2…制御部、3…操作部(入力兼表示部)、4…カード/明細票機構部、5…通帳機構部、6…紙幣入出金機構部、7…硬貨入出金機構部、8…回線接続部(現金自動取引装置側)、9…音声案内ガイダンス部、10…生体認証機構部、11…ホストコンピュータ、12…回線接続部(ホストコンピュータ側)、13…口座情報ファイル制御部、14…ファイル部、15…ホストコンピュータ制御部、16…口座情報ファイル、17…各種ファイル、30…ICチップ、31…全銀ICアプリケーションプログラム、32…生体認証プログラム、33…生体種類データ、34…前処理データ、35…生体データ、41…手、42…接近センサ、43…指先、44…指紋光源部、45…指紋カメラ、46…指紋画像入力部、47…指静脈光源部、48…指静脈カメラ、49…指静脈画像入力部、50…平静脈光源部、51…手の平静脈カメラ、52…手の平静脈画像入力部、53…画像処理部、54…個人認証制御部、55…制御装置

Claims (4)

  1. 予め利用者の生体情報を記憶したICカードを読み取るカード読取部と、
    生体情報を読み取る生体情報読取部と、
    取引に関する案内を表示する表示部と、
    生体情報の種類ごとに前記表示部に表示する表示画面を記憶する記憶部と、
    前記カード読取部によりICカードから読み取った生体情報と、前記生体情報読取部により読み取った生体情報とを照合する照合部と、
    前記照合部により本人確認された生体の種類に応じた表示画面を前記表示部に表示する制御部と、
    利用者からの入力を受け付ける入力部と、を有し、
    前記記憶部は、前記入力部への入力にかかる時間が一定時間を越えると取引を中止させる取引タイムアウト時間を記憶し、
    前記制御部は、前記照合部により本人確認された生体の種類に応じて、前記タイムアウト時間の長さを変更することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置であって
    前記制御部は、前記照合部により第1の生体により本人確認がされると第1の入力があったものと判断し、前記照合部により第2の生体により本人確認がされると第2の入力があったものと判断することを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項に記載の自動取引装置であって、
    前記制御部は、前記第1の入力により複数の番号の中から希望する番号を選択させ、前記第2の入力により前記希望する番号を決定させることで番号入力を実行することを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1乃至に記載の自動取引装置であって、
    前記生体情報の種類は左手及び右手を含むことを特徴とする自動取引装置。
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