JP2003280795A - 暗証番号入力装置及び入力方法 - Google Patents

暗証番号入力装置及び入力方法

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JP2003280795A
JP2003280795A JP2002079655A JP2002079655A JP2003280795A JP 2003280795 A JP2003280795 A JP 2003280795A JP 2002079655 A JP2002079655 A JP 2002079655A JP 2002079655 A JP2002079655 A JP 2002079655A JP 2003280795 A JP2003280795 A JP 2003280795A
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JP
Japan
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JP2002079655A
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English (en)
Inventor
Koji Niino
幸二 新納
Katsushi Fukumitsu
勝志 福満
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Sanwa Newtec Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Newtec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暗証番号を入力操作する指の位置を他者に見ら
れても、選択した数字の判別が困難で、暗証番号が漏洩
し難い暗証番号入力装置及び入力方法を提供する。 【解決手段】暗証番号入力装置を、数字を選択する一対
の左右カーソルキー1と、選択した数字を確定する確定
キー2と、数字の選択を取り消す訂正キー3と、0から
9までの数字が並べて表示された選択用数字表示部4
と、確定した4桁の暗証番号の情報を表示する暗証番号
表示部5とから構成する。操作者は、暗証番号を入力す
るため、一対の左右カーソルキー1のいずれかを押下し
て、選択用数字表示部4上をでカーソルを移動させる。
そして、操作者は選択したい数字にカーソルが移動した
時点で左右カーソルキー1の押下を止め、確定キー2を
押す。すると、数字が確定したという確認の意味で暗証
番号表示部5にアステリクス(*印)が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金自動支払い機
(ATM)、クレジットカード、プリペイドカード、ポ
イントカード、デビットカード等のカード端末機に用い
られる暗証番号入力装置及び入力方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関に配設されるATMや
デビット端末機(商品代金をオンラインにより銀行口座
から即時に引き落とす端末機)においては、銀行口座か
ら預金を引き出す場合に、本人であることを証明するた
めの暗証番号を入力する必要がある。この暗証番号は通
常4桁程度の数字の組み合せからなるが、その入力方法
としては、テンキー(0から9の数字キー)操作による
ものが一般的である。例えば、4桁の数字からなる暗証
番号を入力する場合、0から9の数字キーのうちいずれ
かを順次押下して暗証番号の1桁目から4桁目を入力す
る。
【0003】ところで、テンキーによる暗証番号の入力
操作は、他者に見られた場合、暗証番号が漏洩してしま
うおそれがあった。すなわち、数字キーを押下する指の
位置により選択した数字が判明してしまう。そこで、テ
ンキーを操作して暗証番号を入力する入力装置において
は、近隣に居る他者から操作部を見られないようにする
ために、操作部に目隠し板等を付け隠蔽する方法が採ら
れるが、操作者の斜め後方の隙間等からは視認すること
ができ、充分な隠蔽効果が得られているとは言い難いも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の暗
証番号入力装置においては、他者から暗証番号を入力操
作する指の位置を見られた場合、選択した数字が判明
し、暗証番号が漏洩してしまうおそれがあった。本発明
は、上記のような課題に鑑みてなされたもので、暗証番
号を入力操作する指の位置を他者に見られても、選択し
た数字の判別が困難で、暗証番号が漏洩し難い暗証番号
入力装置及び入力方法を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の暗証
番号入力装置は、選択対象の数字を表示する選択数字表
示部と、該選択数字表示部に表示された数字を選択する
カーソルキーと、選択した数字を確定する確定キーとか
らなることを第1の特徴とする。
【0006】また、本発明の暗証番号入力装置において
は、選択数字部には選択対象の0から9までの数字が並
べて表示されており、カーソルを所望の数字位置に移動
させることにより数字を選択して暗証番号を入力するこ
とを第2の特徴とする。
【0007】さらに、本発明の暗証番号入力装置におい
ては、選択用数字部には選択対象の0から9までの数字
が1個づつ順送りして表示するようにされており、押下
するごとに選択用数字表示部に表示している数字を増加
させる増加カーソルキーと、押下するごとに選択数字表
示部に表示している数字を減少させる減少カーソルキー
を有し、表示数字を順送りして所望の数字が表示された
時点で停止させることにより数字を選択することを第3
の特徴とする。
【0008】さらにまた、本発明の暗証番号入力装置
は、ディスプレイタッチパネル上に設けたり、視覚障害
者用のテンキー(数字キー)が併設することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る暗証番号入力
装置の一実施例を示す概念図、図2は本発明に係る暗証
番号入力装置の他の実施例を示す概念図である。
【0010】
【実施例1】図1に示す暗証番号入力装置は、数字を選
択する一対の左右カーソルキー1と、選択した数字を確
定する確定キー2と、数字の選択を取り消す訂正キー3
と、0から9までの数字が並べて表示された選択用数字
表示部4と、確定した4桁の暗証番号の情報を表示する
暗証番号表示部5とから構成されている。
【0011】この暗証番号入力装置の動作について説明
すると、先ず、操作者は、暗証番号の1桁目を入力する
ため、一対の左右カーソルキー1のいずれかを押下し
て、選択用数字表示部4上をでカーソルを移動させる。
この場合カーソルの移動は数字が発光表示(図では斜線
で表示)されることで視認できるものとする。そして、
操作者は選択したい数字にカーソルが移動した時点で左
右カーソルキー1の押下を止める。すなわち、所望する
暗証番号の1桁目の数字にカーソルを移動させ確定キー
2を押す。すると、1桁目が確定したという確認の意味
で暗証番号表示部5の1桁目にアステリクス(*印)が
表示される。尚、カーソルキーは1個とし、カーソルが
選択用数字表示部4上を循環するものとしても良い。
【0012】同様にして、暗証番号の2桁目、3桁目、
4桁目を入力する。4桁目の入力が完了した時点、すな
わち、4桁目の確定キー2を押した時点で暗証番号の入
力は完了する。また、途中で暗証番号の入力をやり直し
たい場合は、訂正キー3を押すことで、1桁目の暗証番
号入力からやり直すことができる。
【0013】
【実施例2】図2に示す暗証番号入力装置は、選択対象
の0から9までの数字が1個づつ順送りして表示するよ
うにされる選択用数字表示部4と、押下するごとに選択
用数字表示部4に表示している数字を増加させる増加カ
ーソルキー1Aと、押下するごとに選択数字表示部4に
表示している数字を減少させる減少カーソルキー1B
と、選択した数字を確定する確定キー2と、数字の選択
を取り消す訂正キー3と、確定した4桁の数字情報を表
示する暗証番号表示部5とから構成されている。
【0014】この暗証番号入力装置の動作について説明
すると、先ず、操作者は、暗証番号の1桁目を入力する
ために、減少カーソルキー1A又は増加カーソルキー1
Bのいずれかの押下を開始する。減少カーソルキー1A
又は増加カーソルキー1Bの押下が始まると、選択用数
字表示部4には1個の数字Nが順次表示される。この数
字は0から始まり、減少カーソルキー1A又は増加カー
ソルキー1Bが押下される間、9→8→7→6→…→0
又は0→1→2→3→…→9と順送りされていく。操作
者は選択したい数字が選択用数字表示部4に表示された
とき、減少カーソルキー1A又は増加カーソルキー1B
の押下を止める。そして、操作者は選択数字表示部4に
所望する数字が表示された時点で確定キー2を押して数
字を選択する。すなわち、選択数字表示部4に表示され
た数字が暗証番号の1桁目であれば、確定キー2を押
す。すると、1桁目が確定したという確認の意味で暗証
番号表示部5の1桁目にアステリクス(*印)が表示さ
れる。尚、この場合、カーソルキーを1個とし、数字が
循環して表示されるものとしても良い。
【0015】同様にして、暗証番号の2桁目、3桁目、
4桁目を入力する。4桁目の入力が完了した時点、すな
わち、4桁目の確定キー2を押した時点で暗証番号の入
力は完了する。また、途中で暗証番号の入力をやり直し
たい場合は、訂正キー3を押すことで、1桁目の暗証番
号入力からやり直すことができる。
【0016】このように、上記いずれの実施例において
も選択者のカーソルキー1を押下する指の位置は変化し
ないので、キー操作を見られても選択した数字を他人が
判別することは困難である。
【0017】尚、本発明は上記実施例に限定されない。
例えば、本発明の暗証番号入力装置をATMのディスプ
レイタッチパネル上に設けたり、視覚障害者用のテンキ
ー(数字キー)が併設することも勿論可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、暗証番
号入力装置において、暗証番号を入力操作する指の位置
を見られても、選択した数字の判別が他人には困難であ
り、暗証番号の漏洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暗証番号入力装置の一実施例を示
す概念図である。
【図2】本発明に係る暗証番号入力装置の他の実施例を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 カーソルキー 1A 減少カーソルキー 1B 増加カーソルキー 2 確定キー 3 訂正キー 4 選択用数字表示部 5 暗証番号表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G07D 9/00 461B G07D 9/00 461 G06F 3/023 310L H03M 11/04 Fターム(参考) 3E040 AA03 BA07 DA03 FH04 5B020 AA01 AA17 BB10 CC13 DD02 FF53 GG13 5B085 AA08 AE03 AE15 AE23 BE01 BE04 BE07 BG01 CE03 CE09 5B087 AA09 AB02 AB14 CC26 DE03 DE07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択対象の数字を表示する選択用数字表
    示部と、該選択用数字表示部に表示された数字を選択す
    るカーソルキーと、選択した数字を確定する確定キーと
    からなることを特徴とする暗証番号入力装置。
  2. 【請求項2】 選択用数字表示部には選択対象の0から
    9までの数字が並べて表示されており、カーソルを所望
    の数字位置に移動させることにより数字を選択すること
    を特徴とする請求項1記載の暗証番号入力装置の入力方
    法。
  3. 【請求項3】 選択用数字部には選択対象の0から9ま
    での数字が1個づつ順送りして表示するようにされてお
    り、押下するごとに選択用数字表示部に表示している数
    字を増加させる増加カーソルキーと、押下するごとに選
    択数字表示部に表示している数字を減少させる減少カー
    ソルキーを有し、表示数字を順送りして所望の数字が表
    示された時点で停止させることにより数字を選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の暗証番号入力装置の入力
    方法。
  4. 【請求項4】 ディスプレイタッチパネル上に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の暗証番号入力装
    置。
  5. 【請求項5】 視覚障害者用のテンキー(数字キー)が
    併設されていることを特徴とする請求項1記載の暗証番
    号入力装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2019522277A (ja) * 2016-06-14 2019-08-08 東莞盛世科技電子実業有限公司Smart Electronic Industrial (Dong Guan) Co., Ltd. 端末機器のパスワードロック解除方法、装置および端末機器

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