JPH09198531A - カードレス施設利用システム - Google Patents

カードレス施設利用システム

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JPH09198531A
JPH09198531A JP8024738A JP2473896A JPH09198531A JP H09198531 A JPH09198531 A JP H09198531A JP 8024738 A JP8024738 A JP 8024738A JP 2473896 A JP2473896 A JP 2473896A JP H09198531 A JPH09198531 A JP H09198531A
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JP
Japan
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user
iris data
gate
iris
camera
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Pending
Application number
JP8024738A
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English (en)
Inventor
Kinya Endo
欽也 遠藤
Takaaki Toyama
隆陽 外山
Yasuhiro Chiyou
康宏 頂
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 利用者1がゲート3を通過する場合、ま
ずカメラ4が利用者1を撮影し、アイリスデータが取得
される。これを用いてアイリスデータファイル10を検
索すると、利用者1の利用条件を表すデータが得られ
る。その利用者1に利用資格があれば、ゲート3が開
く。 【効果】 アイリスデータにより利用者1の本人を確認
し、定期券や乗車券無しに料金支払済といった利用条件
が得られるため、カードレスの改札が可能となる。ま
た、利用条件の内容を表示部11に表示すれば、利用者
1は定期券の残り時間等をすぐに認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道やテーマパー
クの改札、スキー場のリフト乗り場等で、利用者が、キ
ップや定期券回数券等を提示する代わりに、利用者の映
像からその本人を認識してゲートの開閉を行うカードレ
ス施設利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、列車やテーマパーク、スキー場
等を利用する利用者は、キップや定期券、入場券、回数
券等を購入し、これを改札口や受付といったゲートで提
示する。また、自動式の改札ではキップ等のカードを投
入すると、その内容をチェックし有効な場合にゲートを
開くといった制御が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の施設利用のためのシステムには次のような解決
すべき課題があった。利用者は定期券や回数券あるいは
乗車券等を常に携帯し、入場あるいは出場の際に、これ
らのカードを提示しなければならない。もし、そのカー
ドを紛失したり、あるいは持参するのを忘れた場合には
施設を利用することができず、あるいは出場の段階で料
金等の支払を求められる場合がある。また、定期券等を
紛失した場合、無償で再発行されるという場合は少な
く、再購入しなければならないことも多い。更に、定期
券等は本人以外の他人が使用することも可能であって、
不正使用を検出することは容易でない。また、入場券、
その他の偽造等も確実に防止する方法はなかなか見当ら
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉利用者の通行するゲートと、このゲート近傍
に配置されて、ゲートを通過する利用者の眼を含む像を
撮影するカメラと、このカメラにより撮影された像から
アイリスデータを取得するアイリスデータ取得部と、予
め登録された利用者のアイリスデータを、その利用条件
を含むデータと対応させて格納したアイリスデータファ
イルと、上記アイリスデータファイル中で、上記アイリ
スデータ取得部により取得されたアイリスデータを検索
して、対応する利用条件データを得るファイル検索部
と、その利用条件を解析して、解析結果に基づいてゲー
トを開閉するゲート開閉制御部とを備えたことを特徴と
するカードレス施設利用システム。
【0005】〈説明〉利用者の通行するゲートとは、鉄
道やテーマパークの改札、スキー場のリフト乗り場等に
設けられて、必要な入場料や乗車資格を持つ者を通過さ
せる自動改札に類するゲートである。アイリスデータ
は、人の瞳の画像からその特徴を抽出したデータで、各
利用者を区別して特定できるようなデータである。利用
者の利用条件とは、乗車券や入場料の前払いの事実や、
一日券、定期券、回数券等に相当する料金の支払いの事
実とその有効期間等を含む情報のことをいう。本発明で
は、ゲートを通過しようとする利用者のアイリスデータ
を認識し、その利用者を特定して、予め登録してあるデ
ータファイルからその利用者の利用資格を調べる。この
結果からゲートの開閉を行って、自動的に改札業務を行
う。こうして、乗車券や定期券等のカードを提示するこ
となく、各種の施設を利用できる。また、利用者は、カ
ードの紛失や不所持によって施設を利用できなくなると
いった不都合が回避できるし、不正利用も容易に排除で
きる。
【0006】〈構成2〉構成1において、ゲートを通過
しようとする利用者にその利用条件を表示出力する表示
部をゲートの近傍に備えたことを特徴とするカードレス
施設利用システム。
【0007】〈説明〉施設利用者は、カードを所持しな
いため、自己の利用条件を忘れたり、回数券の残り回数
や定期券の有効期間を忘れ易い。そこで、ゲートを通過
する際には、必ずその利用条件が利用者に分かるよう
に、表示部を設けた。この表示部は、内容を文字で表す
ディスプレイでもよいし、音声で伝えるスピーカーでも
よい。また、その一方あるいは両方が備えつけられてい
てもよい。
【0008】〈構成3〉利用者が施設の利用条件を入力
する操作部と、利用者の眼を含む像を撮影するカメラ
と、このカメラにより撮影された像からアイリスデータ
を取得するアイリスデータ取得部と、その利用者のアイ
リスデータを、その利用者が上記操作部により入力した
利用条件を含むデータと対応させてアイリスデータファ
イルを生成し、登録処理を行うアイリスデータ登録部と
を備えたことを特徴とするカードレス施設利用システ
ム。
【0009】〈説明〉アイリスデータ認識技術を用いた
カードレスシステムを実現するには、予め利用者のアイ
リスデータとその利用条件を登録しておく必要がある。
そこで,利用者が例えば現金を投入し、あるいは、クレ
ジット扱いで、乗車券、入場券等の購入操作を行い、カ
ードを発行する代わりに、アイリスデータファイルへの
登録を行うようにした。これにより、利用者自身の操作
によって、構成1のゲートを通過する資格を得ることが
できる。
【0010】〈構成4〉利用者の眼を含む像を撮影する
カメラと、このカメラにより撮影された像からアイリス
データを取得するアイリスデータ取得部と、予め登録さ
れた利用者のアイリスデータを、その利用条件を含むデ
ータと対応させて格納したアイリスデータファイルと、
上記アイリスデータファイル中で、上記アイリスデータ
取得部により取得されたアイリスデータを検索して、対
応する利用条件データを得るファイル検索部と、その検
索結果から、利用者の利用条件を表示出力する表示部と
を備えたことを特徴とするカードレス施設利用システ
ム。
【0011】〈説明〉カードレス施設利用システムを運
用する場合には、利用者が自己の利用条件をカード等を
見て確認することができない。従って、利用者の便宜を
図るために、利用者が手軽にその利用条件を確認できる
設備が必要になる。この構成では、利用者が近づくと自
動的にその利用者を認識して、ディスプレイ等に利用条
件を表示する。また、スピーカーを用いて、音声により
利用条件を伝えてもよい。このような設備を独立させ
て、例えば鉄道の駅の構内等に設置すれば、利用者はい
つでも自己の利用条件を簡単に確認できる。
【0012】〈構成5〉構成4において、利用者に対す
る利用条件の表示方法を選択するための選択キーを設け
たことを特徴とするカードレス施設利用システム。
【0013】〈説明〉構成4の利用条件表示のための設
備は、利用者の接近により自動的に利用条件を表示する
ことが好ましいが、利用者は、その内容をプリントして
持ちかえりたいといった要求もする。そこで、利用者の
要求を受け付けるための選択キーを設けた。また、耳や
目の不自由な利用者は、最も都合の良い表示方法を選択
することも可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。本発明においては、アイリスデー
タを用いて本人を認識する。アイリスデータは、人間の
眼の、特に虹彩の部分の特徴をその画像から抽出して得
たもので、高い精度で各個人を識別できる。その採取方
法や使用方法は、例えば特公平5−84166号公報に
記載されている。本発明においては、このようなアイリ
スデータ利用によるカードレスシステムを提供する。
【0015】〈具体例1〉図1は、本発明のシステムの
第1具体例概略図である。図のシステムは、利用者1が
通過するためのゲート3と、その近傍に配置されたカメ
ラ4や、表示部11等から構成される。このゲート3
は、例えば鉄道の改札やテーマパーク、劇場の入口、受
付といった部分に設けられる。カメラ4は、利用者1を
撮影して、その像を取り込むためのものである。このカ
メラ4には、図に示すように、アイリスデータ取得部
5、ゲート開閉制御部6、通信制御部7等の制御機構が
接続されている。これらはゲート3の内部等に収容さ
れ、あるいはゲート3と通信ケーブルを介して接続され
た図示しない監視所の制御端末等に組み込まれる。
【0016】アイリスデータ取得部5は、先に説明した
ように、カメラ4で利用者1を撮影し、この眼の映像か
ら特徴部分を抽出し、アイリスデータを得る部分であ
る。このデータは、通信制御部7によって通信回線を介
してホストコンピュータ8に送信される。ホストコンピ
ュータ8にはファイル検索部9とアイリスデータファイ
ル10が設けられている。アイリスデータファイル10
には、例えば施設の全ての利用者のアイリスデータとそ
の利用条件とが対応付けて格納されている。ファイル検
索部9は、ホストコンピュータ8により受信したアイリ
スデータと一致するデータがアイリスデータファイル1
0に格納されているかどうかを検索し、対応する利用条
件を読み出す処理を行う部分である。
【0017】こうして読み出された利用条件がゲート3
の側に返送されると、その結果に基づいてゲートの開閉
が行われる。ゲート開閉制御部6は、このような開閉制
御を行う部分である。また、利用者1がゲート3を通過
する際には、利用者1に対しその利用条件の内容を提示
するために、表示部11が設けられている。表示部11
には、ディスプレイ11Aやスピーカ11Bが設けられ
ている。ディスプレイ11Aは文字によって利用条件を
表示し、スピーカ11Bは音声によって利用条件を利用
者1に伝える部分である。
【0018】図2には、本発明のシステムの動作フロー
チャートを示す。まず、図1のようなシステムにおい
て、利用者1がゲート3に接近すると、カメラ4で利用
者1を撮影した像の動き等から利用者の接近が検出され
る。そして、ステップS2において、利用者の特に顔の
部分の像が撮影される。その後、アイリスデータ取得部
5によってアイリスデータが取得され(ステップS
3)、そのアイリスデータは通信制御部7を介してホス
トコンピュータ8へ送信される(ステップS4)。
【0019】ホストコンピュータ8はファイル検索部9
に対しアイリスデータファイル10の検索を指示する。
そして、その検索結果が得られる(ステップS5)。こ
の検索結果は、ホストコンピュータ8から通信制御部7
を介してゲート開閉制御部6に伝えられる(ステップS
6)。なお、検索を行った場合に、該当するアイリスデ
ータとこれに対応する利用条件とが取り出せる場合と、
該当するアイリスデータが存在しない場合とがある。前
者をヒット、後者をミスヒットと呼ぶと、ヒットした場
合にはステップS7からステップS8に移り、利用条件
の内容が吟味される。
【0020】利用条件としては、例えばその利用者がい
つからいつまで定期券を購入しているか、何枚分の回数
券を購入したか、どの区間の乗車券を購入しているか等
が挙げられる。なお、本発明のシステムは、カードレス
のシステムであるから、厳密に言えば、定期券を購入す
るというよりも一定期間の利用料を支払ったかどうかと
いう判断を行うことになる。なお、この利用料の支払等
は後で説明するアイリス登録端末を用いて行われる。利
用条件が適と不適の場合とがあり、利用条件が適ならば
ステップS8からステップS9に移り、ゲート3が開放
される。
【0021】一方、アイリスデータが登録されていない
場合や、既に定期券の有効期間が過ぎているような場合
には、ステップS7あるいはステップS8からステップ
S10に移り、ゲート3が閉鎖される。なお、この場合
に、利用者に対し先に説明した通り、利用条件の表示が
行われる(ステップS11)。このような利用条件の表
示によって、利用者はゲートを通過する際に、例えば回
数券の残り回数が3回であるということを通知され、実
際に回数券を所持している場合と同様にして施設を利用
できる。また、定期券の有効期間等が表示されれば、実
際に定期券を使用する場合と同様に、あといつまで施設
を利用できるか等が、ゲート通過中に認識でき、極めて
実用的なシステムになる。なお、後で説明する情報参照
端末を有効に利用すれば、必ずしもこのような表示を行
わなくてもカードレスシステムの目的は達成できる。従
って、表示部11の取付けは任意である。
【0022】図3に、本発明のシステムの第2具体例概
略図を示す。ここでは、上記のような施設利用のための
料金支払やアイリスデータの登録等を行うためのアイリ
ス登録端末についての説明を行う。この図に示すよう
に、アイリス登録端末20には、利用者1が登録のため
の操作を行う操作部15と、利用者1のアイリスデータ
を取得するためのカメラ14やアイリスデータ取得部2
1、アイリスデータ記録部22及びアイリスデータを登
録するアイリスデータファイル10が設けられる。
【0023】なお、図1の具体例では、ホストコンピュ
ータの側にアイリスデータファイル10が保存されてい
る例を示した。しかしながら、例えば劇場、映画館とい
った小規模な施設ではゲートの数が限られており、これ
らを管理するための端末装置にアイリスデータ取得部や
ゲート開閉制御部、その他アイリスデータファイルまで
含めて一括収納することが可能である。従って、アイリ
スデータファイル10は、システムの規模に応じてどこ
に保管するかを選択することができる。例えば鉄道の駅
では、その駅を利用する利用者の大部分はその駅を起点
とする乗車券や定期券を購入する。従って、利用頻度の
高い利用者のアイリスデータを駅毎に管理し、それを含
めた全ての利用者のアイリスデータをホストコンピュー
タ側に登録しておくようにして、ホストコンピュータへ
の問合せ回数を減少させ、検索スピードを高速化すると
いったことも可能である。
【0024】上記のアイリス登録端末は次のようにして
使用する。まず、利用者1は、操作部15を操作して、
例えば定期の購入を開始する。この場合、カメラ14が
利用者1の撮影を行い、先に説明したと同様の要領でア
イリスデータが取得される。そして、予めアイリスデー
タファイル10を検索し、その利用者1の利用条件等を
操作部15に表示する。ここで、利用者1は定期の有効
期間を知る。そして、次に、例えば現金投入口17やカ
ード投入口18等を利用して利用料金を入金する。カー
ド投入口18にはクレジットカード等を投入する。更に
操作部15において、希望する利用期間の投入を行う。
なお、このような操作は銀行の自動取引装置等で広く採
用されているように、画面上に表示された仮想キーを押
し、画面上の感圧スイッチを動作させるといった方法に
より実施される。この入力データはアイリスデータ登録
部22に入力し、利用者1の利用条件が更新されてアイ
リスデータファイル10に格納される。
【0025】なお、このアイリス登録端末20によっ
て、簡単な乗車券の発行も可能となる。即ち、全く同様
の要領で、利用者1が操作部15を操作し、乗車券の料
金を現金投入口17に投入すると、操作部15等にどの
駅からどの駅までといった利用区間の表示がされ、これ
を使用すると、必要に応じてお釣り等が排出され、乗車
券の購入手続が終了する。このとき、乗車可能区間等
が、利用条件としてアイリスデータと共にアイリスデー
タファイル10に登録される。その後、利用者1が図1
で説明したゲートを通過する場合には、このアイリスデ
ータファイル10が参照される。
【0026】なお、鉄道の乗車券等のような一時利用の
場合には、アイリスデータファイル10に登録された内
容は利用者1の利用が終了すると自動的に消去されるよ
うな構成にすればよい。リフト券、劇場の入場券等も同
様の取り扱いが好ましい。
【0027】図4には、本発明のシステムの第3具体例
概略図を示す。先に説明したように、定期券や回数券等
の登録を行った利用者は、その有効期間等、利用条件の
内容を適宜知りたい場合がある。これはゲートを通過す
る際に表示するようにしても良いが、ゲートを通過しな
くてもその内容を問い合わせたいことが少なくない。そ
こで、この図に示すような情報参照端末30を設ける
と、顧客サービスが向上する。この情報参照端末30に
は、カメラ24、選択キー25、プリンタ26、ディス
プレイ27及びスピーカ28が備えられている。カメラ
24は、先に説明した例と全く同様に利用者1の映像を
撮影してアイリスパターンを取得するためのものであ
る。選択キー25は、この情報参照端末30によって利
用条件をどのような形態で出力するかを選択するための
キーである。なお、このキーは、先に説明したようにデ
ィスプレイ27の画面上に設けられていても差し支えな
い。プリンタ26は利用条件を印刷し紙を用いて出力す
るための装置である。ディスプレイ27は画面に文字で
利用条件を表示するためのものである。スピーカ28は
音声で利用条件を利用者1に知らせるためのものであ
る。
【0028】図5には、上記のような情報参照端末の動
作フローチャートを示す。まず、ステップS1におい
て、利用者1が情報参照端末30に接近した場合にはこ
れが検出され、ステップS2において、カメラ24を用
いた利用者の撮影が行われる。そして、ステップS3に
おいて、先に説明した要領でアイリスデータが取得さ
れ、ステップS4において、アイリスデータファイルの
検索処理が行われる。これらの動作やメカニズムは、既
に図1を用いて説明したものと全く同様である。そし
て、ステップS5において、利用条件がディスプレイ2
7に表示される。
【0029】ここで、利用者1は選択キー25を押す。
もちろん、ディスプレイ27に表示された内容で十分で
あれば、利用者1はそのまま情報参照端末30を離れ、
情報参照端末30は利用者が離れると、直ちに表示内容
を消す。一方、利用者1が選択キー25を押した場合に
は、ステップS6からステップS7あるいはS8に移
る。利用者が音声出力を希望する場合にはステップS7
に移り、スピーカ28が動作して音声による説明が行わ
れる。また、利用者がプリンタにより出力を希望した場
合には、プリンタ26が動作し、ステップS8におい
て、利用者の利用条件が印刷出力される。
【0030】図6には、このプリンタ出力例説明図を示
す。この図を用いて、利用者の利用条件が具体的にどの
ような形態でアイリスデータファイルに格納されている
かを説明する。このプリンタ出力31には、利用者の名
前と定期有効期間、定期使用区間、定期利用価格等が表
示され、更に何らかの顧客サービスのために利用回数等
が表示される。利用者はこのような出力を受け取って確
認を行い、あるいは各種の目的に利用することになる。
【0031】以上説明した本発明のシステムによれば、
利用者は定期券や回数券等を所持したり提示することな
くゲートを通過することができる。もちろん、カードレ
スシステムのため、カード紛失といった事故も全く発生
しない。また、ゲートを通過する前に本人を確認し、そ
の利用条件を認識した上でゲートを通過させるため、定
期の不正使用、乗車券の不正使用、改ざん、その他の不
正はほぼ完全に防止できる。もちろん、他人の定期券を
借用するといったことも全く不可能になる。更に、その
利用者がいつどこで乗車しどこで降りたか、あるいは先
に説明したように、その施設を何回利用したかといった
各種の情報をアイリスデータファイルに格納しておくこ
とによって、様々な顧客サービスの拡大を図ることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの第1具体例概略図である。
【図2】本発明のシステムの動作フローチャートであ
る。
【図3】本発明のシステムの第2具体例概略図である。
【図4】本発明のシステムの第3具体例概略図である。
【図5】情報参照端末の動作フローチャートである。
【図6】プリンタ出力例説明図である。
【符号の説明】
1 利用者 3 ゲート 4 カメラ 5 アイリスデータ取得部 6 ゲート開閉制御部 8 ホストコンピュータ 9 ファイル検索部 10 アイリスデータファイル 11 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の通行するゲートと、 このゲート近傍に配置されて、ゲートを通過する利用者
    の眼を含む像を撮影するカメラと、 このカメラにより撮影された像からアイリスデータを取
    得するアイリスデータ取得部と、 予め登録された利用者のアイリスデータを、その利用条
    件を含むデータと対応させて格納したアイリスデータフ
    ァイルと、 前記アイリスデータファイル中で、前記アイリスデータ
    取得部により取得されたアイリスデータを検索して、対
    応する利用条件データを得るファイル検索部と、 その利用条件を解析して、解析結果に基づいてゲートを
    開閉するゲート開閉制御部とを備えたことを特徴とする
    カードレス施設利用システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 ゲートを通過しようとする利用者にその利用条件を表示
    出力する表示部をゲートの近傍に備えたことを特徴とす
    るカードレス施設利用システム。
  3. 【請求項3】 利用者が施設の利用条件を入力する操作
    部と、 利用者の眼を含む像を撮影するカメラと、 このカメラにより撮影された像からアイリスデータを取
    得するアイリスデータ取得部と、 その利用者のアイリスデータを、その利用者が前記操作
    部により入力した利用条件を含むデータと対応させてア
    イリスデータファイルを生成し、登録処理を行うアイリ
    スデータ登録部とを備えたことを特徴とするカードレス
    施設利用システム。
  4. 【請求項4】 利用者の眼を含む像を撮影するカメラ
    と、 このカメラにより撮影された像からアイリスデータを取
    得するアイリスデータ取得部と、 予め登録された利用者のアイリスデータを、その利用条
    件を含むデータと対応させて格納したアイリスデータフ
    ァイルと、 前記アイリスデータファイル中で、前記アイリスデータ
    取得部により取得されたアイリスデータを検索して、対
    応する利用条件データを得るファイル検索部と、 その検索結果から、利用者の利用条件を表示出力する表
    示部とを備えたことを特徴とするカードレス施設利用シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 利用者に対する利用条件の表示方法を選択するための選
    択キーを設けたことを特徴とするカードレス施設利用シ
    ステム。
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