JPWO2015128961A1 - 顔認証システム - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施例の顔認証システムは、カメラで撮影された第1の撮影画像から第1の顔画像を検出する第1顔領域検出部と、テンプレート顔画像を用いて非線形に前記第1の顔画像を変形する第1変形部と、変形された前記第1の顔画像を登録顔画像として記録する顔画像記録部と、カメラで撮影された第2の撮影画像から第2の顔画像を検出する第2顔領域検出部と、前記テンプレート顔画像を用いて、非線形に前記第2の顔画像を変形する第2変形部と、変形された前記第2の顔画像と、前記登録顔画像とを照合する顔画像照合部と、を有する。

Description

本発明は、顔画像撮影・登録し、それを用いてユーザを認証する技術に関する。
公共施設内におけるテロ対策・犯罪対策が年々、重要な課題となっている。従って、生体情報(指紋や静脈、顔など)を使うバイオメトリクス認証が注目され、中でも顔認証への期待が高まっている。顔認証技術には、離れた場所から顔画像を撮影できるため、対象者が認証動作を必要としない利点など、他のバイオメトリクス認証技術にはない優位性がある。このため、国境管理や監視警備用途を中心として広範な利用が期待されている。
顔画像を用いた個人認証システムは、あらかじめ個人ユーザの顔画像を入力して辞書情報として登録する。例えば、ユーザが施設を使用しようとする時に、ユーザの顔画像を撮影して登録されている顔画像と照合することにより当該人物が本人であるかどうかを判定する。
このような従来の認証システムでは、顔登録と顔認証を行う際に、ユーザが認証システムのカメラの前で立ち止まり、ユーザがカメラのレンズに向かって顔を向けた状態で、顔画像を撮影する必要がある。ユーザが気づかないうちに顔画像を撮影するとともに、姿勢や表情の変動を減らすアンコンシャス個人認証は困難であった。
上記の問題に対し、たとえば、特許文献1は、顔の3次元計測データをあらかじめ用意した3次元モデルに撮影した顔画像をフィッティングし、姿勢や表情の変動を補正する技術を開示している。
特開2007−122454号公報
しかし、特許文献1に記載されている認証システムは、3次元顔認証を行うために、複数台のカメラを同時に用いてユーザの顔画像を撮影し、得られた複数枚の顔画像を用いて3次元再構成処理を行い、顔の3次元計測データを生成するする必要がある。そして、上記の3次元再構成処理を行う際に、入力画像から顔の特徴的な部位に設定された多数の特徴点の2次元座標を高精度に特定する必要がある。ユーザの姿勢や表情の変動の中で高精度な特徴点検出は非常に困難である。
従って、姿勢や表情の変動に頑健な顔認証技術が望まれる。
本発明の一態様の顔認証システムは、カメラで撮影された第1の撮影画像から第1の顔画像を検出する第1顔領域検出部と、テンプレート顔画像を用いて非線形に前記第1の顔画像を変形する第1変形部と、変形された前記第1の顔画像を登録顔画像として記録する顔画像記録部と、カメラで撮影された第2の撮影画像から第2の顔画像を検出する第2顔領域検出部と、前記テンプレート顔画像を用いて、非線形に前記第2の顔画像を変形する第2変形部と、変形された前記第2の顔画像と、前記登録顔画像とを照合する顔画像照合部と、を有する。
本発明の一態様によれば、姿勢や表情の変動に頑健な顔認証が実現できる。
実施形態1に係る顔認証システムの論理的な構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る顔登録装置及び顔認証装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る顔登録処理のフローチャートである。 実施形態1に係る顔認証処理のフローチャートである。 顔画像変形部の論理的な構成を示すブロック図である。 顔変形処理を説明するフローチャートである。 標準テンプレート顔画像およびサンプリング点数の重み付けを示すサンプリングマスクの説明図である。 実施形態2に係る顔照合処理のフローチャートである。 実施形態2に係る顔変形処理のフローチャートである。 実施形態2に係る顔照合部の論理的な構成を示すブロック図である。 実施形態1および実施形態2に係わる登録顔画像変形における画像の例を示す説明図である。 実施形態1および実施形態2に係わる認証対象顔画像変形における画像の例を示す説明図である。 実施形態2に係わる顔照合処理で実行される顔画像変形における画像の例を示す説明図である。 実施形態3に係る入退管理及びサービス提供システムの論理的な構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。各図において共通の構成については同一の参照符号が付されている。
(実施形態1)
<概要>
本実施形態の顔登録装置および顔認証装置は、登録用顔画像と認証用顔画像のそれぞれに対し、顔パーツの配置、各顔パーツの大きさ、各顔パーツの形状、輪郭の大きさ、輪郭の形状などを非線形に変形する。顔登録装置および顔認証装置は、変形を行う際に、参照顔画像として、あらかじめ作成した共通の標準テンプレート顔画像を用いる。
テンプレート画像を参照して登録用顔画像及び認証用顔画像を非線形に変形することで、顔の向きや位置が異なっている画像からも、認証に適した顔画像を生成でき、認証精度が向上する。これにより、ユーザの顔画像の撮影おけるユーザの顔向きや表情の変動などによる影響を減らし、ユーザが顔登録および顔認証の際に特に像撮影を意識しなくても、高精度の顔認証を実現することが可能となる。
<構成及び動作>
図1Aは、本実施形態の顔認証システムの論理的な構成を示すブロック図である。本実施形態の顔認証システム100は、カメラ121、122、顔登録装置1、および顔認証装置2を備える。顔登録装置1は、顔領域検出部12、顔画像変形部15、および顔画像記録部18を備える。顔認証装置2は、顔領域検出部13、顔画像変形部14、および顔画像照合部19を備える。
顔認証システム100は、さらに、顔登録装置1に入力された登録用画像10、顔認証装置2が使用する認証用画像11、あらかじめ作成した標準テンプレート顔画像24、および登録ユーザデータベース20を含む。以下に説明する例において、標準テンプレート顔画像及び登録顔画像は二次元画像である。
図1Bは、顔認証システム100のハードウェア構成例を示す。登録ユーザデータベース20及び標準テンプレート顔画像24は、顔画像サーバ241の揮発性記憶デバイス又は不揮発性記憶デバイスに格納されている。カメラ121、122、顔登録装置1、顔認証装置2、および顔画像サーバ241は、ネットワーク27を介して接続されている。
図1Bは、顔登録装置1のハードウェア構成例を示す。顔認証装置2及び顔画像サーバ241も、同様の構成を有してよい。顔登録装置1は、入力デバイス510と、出力デバイス520と、プロセッサ530と、ディスクデバイス540と、インタフェース(I/F)550と、メモリ560とを有する。
入力デバイス510は、管理者が顔登録装置1に情報を入力するためのデバイスである。入力デバイス510は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、スイッチ、タッチパネル、マイクロホン等である。出力デバイス520は、顔登録装置1が管理者に情報を出力するためのデバイスである。出力デバイス520は、例えば、モニタディスプレイ、スピーカ、プリンタ等である。
プロセッサ530は、メモリ560に記憶されたプログラムや演算パラメータ等に従って、顔登録装置1の動作を制御して、図1Aに示す各種機能を実現する。具体的には、顔領域検出プログラム、顔画像変形プログラム、および顔画像記録プログラムに従って、各機能部として動作する。
ディスクデバイス540は、物理記憶デバイスである。ディスクデバイス540は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等であり、必要とするプログラムや演算パラメータを格納する。
メモリ560は、図1Aに示す各種機能を実現するためのプログラムを格納している。メモリ560は、図1Aに示す各種機能を実現するアプリケーションプログラムの他、OSを含む本システムにおける動作に必要なプログラムを格納している。I/F550は、ネットワーク27を介して、他の装置と通信するための通信インタフェースである。
顔認証装置2において、顔領域検出部13、顔画像変形部14、および顔画像照合部19は、プログラムに従って動作するプロセッサにより実装できる。顔登録装置1および顔認証装置2の機能部の少なくとも一部は、集積回路で設計されたハードウェアで構成してもよい。
図1Bにおいて、顔登録装置1と顔認証装置2とは、それぞれ異なる計算機に実装されているが、これらは同一の計算機に含まれていてもよい。標準テンプレート顔画像24および登録ユーザデータベース20は、いずれの計算機に含まれていてもよい。例えば、登録ユーザデータベース20は、顔登録装置1に格納され、標準テンプレート顔画像24が顔認証装置2に格納されていてもよい。
次に、図1Aおよび図1Bならびに図2および図3のフローチャートに基づいて、本実施形態の動作を説明する。まず、図2に示す顔登録装置1の動作を説明する。顔登録装置1は、カメラ121で撮影された登録用画像10を、ネットワーク27を介して受信し、登録用画像10は、顔領域検出部12に入力される(S101)。顔領域検出部12は、登録用画像10から、登録対象であるユーザの、顔領域を検出して、当該顔領域の顔画像22を生成する(S102)。顔領域検出部12は、生成した顔画像22を、顔画像変形部15に供給する。
顔画像変形部15は、あらかじめ作成されている標準テンプレート顔画像24を、ネットワーク27を介して、顔画像サーバ241から取得する(S103)。標準テンプレート顔画像24は、例えば、複数人の顔画像を合成して生成された平均顔画像である。平均顔画像を標準テンプレート顔画像24として使用することで、異なるユーザのそれぞれに対して、顔認証により適切な登録顔画像を生成することができる。標準テンプレート顔画像24は、特定の人の顔画像でもよい。
顔画像変形部15は、標準テンプレート顔画像24を用いて、顔画像22を非線形変形する。標準テンプレート顔画像24は参照画像であり、顔画像22は、浮動画像である。顔画像変形部15は、顔画像22に対して、非線形変形を伴う非剛体変形を行う。顔画像変形部15は、顔画像22の顔パーツの配置、各顔パーツの大きさ、各顔パーツの形状、輪郭の形状などを非線形に変形し、変形済顔画像16を生成する(S104)。顔画像変形部15は、生成した変形済顔画像16を、顔画像記録部18に供給する。
ここで、非剛体変形は、剛体変形以外の変形である。剛体変形は、平行移動と回転のみを行う。非線形変形は、線形変形以外の変形である。線形変形は、平行移動及び回転の他、拡大縮小及びせん断を含む。
カメラ121は、複数の登録用画像10を撮影し、顔画像変形部15に供給する。顔画像変形部15は、複数の登録用画像10それぞれから、変形済顔画像16を生成し、複数の変形済顔画像16を顔画像記録部18に供給する。
顔画像記録部18は、所定の時間内に入力される複数の変形済顔画像16を受け、これらの変形済顔画像16と標準テンプレート顔画像24との画像類似度を計算する。顔画像記録部18は、標準テンプレート顔画像24との類似度の高い順で所定の枚数の変形済顔画像を選択する(S105)。
顔画像記録部18は、ユーザの登録顔画像として登録ユーザデータベース20に、選択した変形済顔画像を記録する(S106)。さらに、顔画像記録部18は、登録顔画像それぞれから画像特徴量を抽出して、登録ユーザデータベース20に登録する(S107)。選択された変形済顔画像及びそれらの画像特徴量は、ネットワーク27を介して、顔画像サーバ241に送信される。
次に、図3に示す顔認証装置2の動作を説明する。顔認証装置2は、カメラ122で撮影された認証用画像11を、ネットワーク27を介して受信する。認証用画像11は、顔領域検出部13に入力される(S201)。顔領域検出部13は、認証用画像11から、認証対象であるユーザの、顔領域を検出して顔画像23を生成し(S202)、顔画像変形部14に供給する。
顔画像変形部14は、あらかじめ作成されている標準テンプレート顔画像24を、ネットワーク27を介して、顔画像サーバ241から取得する(S203)。本例において、標準テンプレート顔画像24は、顔登録装置1と顔認証装置2において共通であるが、異なっていてもよい。
顔画像変形部14は、標準テンプレート顔画像24を用いて、顔画像23を非線形変形する。標準テンプレート顔画像24は参照画像であり、顔画像23は浮動画像である。顔画像変形部14は、顔画像23に対して、非線形変形を伴う非剛体変形を行う。変形の方法(アルゴリズム)は、顔登録装置1と同じでよいし、異なっていてもよい。
顔画像変形部14は、顔画像23の各顔パーツの配置、各顔パーツの大きさ、各顔パーツの形状、輪郭の形状などを非線形に変形し、変形済顔画像17を生成する(S204)。顔画像変形部14は、生成した変形済顔画像17を、顔画像照合部19に供給する。
顔画像照合部19は、登録ユーザデータベース20から複数の登録顔画像を取得し、変形済顔画像17と登録顔画像それぞれとの間の顔画像照合処理を行う(S206)。顔画像照合部19は、照合による認証結果を出力デバイス又は他のプログラムに出力する(S207)。具体定期には、顔画像照合部19は、変形済顔画像17がいずれかの登録顔画像とマッチするか否か判定する。例えば、変形済顔画像17と登録顔画像の類似度が規定に達している場合、それらはマッチすると判定される。顔画像照合部19は、変形済顔画像17が登録顔画像とマッチする場合、当該ユーザが登録ユーザであると認証する。
以下において、図2及び図3に示す処理におけるいくつかのステップについて、詳細に説明する。
<顔領域検出部>
顔領域検出部12による顔領域検出S102を説明する。顔領域検出部13は、顔領域検出部12と同様の方法により、認証用画像11から顔画像23を生成し得る(S202)。
顔領域検出部12は、登録用画像10を受け、登録用画像10における顔領域に相当する画像領域を特定し、当該画像領域を登録用画像10から切り出して顔画像22を生成する。
顔領域検出手法については、公知の手法を用いることができる。公知の手法として、例えば、Haar−like検出器を用いることができる。Viola−Jones法は、顔領域検出手法の一例である。顔領域検出部12は、登録用画像10から検出された顔領域を所定の画像サイズに変換し、顔画像22として顔画像変形部15に供給する。
<顔画像変形部>
顔画像変形部15による顔画像変形処理S104を説明する。顔画像変形部14は、顔画像変形部15と同様の方法により、顔画像23から変形済顔画像17を生成し得る(S204)。顔画像変形部14は、顔画像変形部15と異なるアルゴリズムを使用してもよい。
顔画像変形部15は、生成された顔画像22と、標準テンプレート顔画像24とを取得する。顔画像変形部15は、標準テンプレート顔画像24を参照画像として、顔画像22における顔パーツの配置、各顔パーツの大きさ、各顔パーツの形状、輪郭の形状などを非線形に変形し、変形済顔画像16を生成する。
顔画像変形部15は、公知の顔画像変形手法を用いることができる。公知の手法として、例えば、Free−Form Deformation(FFD)法に基づいた非剛体変形法を用いることができる。または、TPS法(Thin−Plate Splines)を使用してもよい。TPS法は、散在した点データを通る平面の連続的歪みを計算し、かつ平面の曲げエネルギーを最小化することで、散在した点データを通る表面を補間する。
以下、非線形変形を伴う非剛体変形法の例として、FFD非剛体変形法を説明する。顔画像変形部15は、FFD非剛体変形法において、顔画像上に制御点を配置する。FFD非剛体変形法は、制御点を移動することで顔画像を変形する。これにより、適切かつ効率的に変形演算を行うことができる。
顔画像変形部15は、顔画像22と標準テンプレート顔画像24との類似度を増加させるように、顔画像22を変形する。例えば、顔画像変形部15は、変形された顔画像22と標準テンプレート顔画像24との間で、画像類似度を求め、求めた画像類似度に基づいた最適化計算を行う。最適化計算により、再変形のための制御点の移動量(変形量)が求められる。制御点の移動量は、移動方向と移動距離とを示すベクトルで表すことができる。
顔画像変形部15は、制御点間の画素の移動量を、その画素の周囲に配置されている制御点の移動量の補間によって計算する。顔画像変形部15は、得られた各画素の移動量を用いて顔画像22の座標変換を行い、顔画像22を変形する。全ての画素を制御点として選択してもよい。
顔画像変形部15は、顔画像22の変形を繰り返すことで、最終的な変形済顔画像16を得る。最適化計算については後述する。このように、顔画像変形部15は、顔画像22を局所的に変形させて、顔画像22と標準テンプレート顔画像24とを位置合わせする。また、制御点の間隔、すなわち、制御点数を変化させることによって、多重解像度的な変形を実施することができる。
図4はFFD法を用いる顔画像変形部15の論理的な構成を示すブロックである。顔画像変形部15は、画像サンプリング部401、制御点設定部402、座標幾何変換部404、画像類似度算出部405、画像類似度最大化部406、顔画像変形部407を備える。
次に、図4のブロック図、図5のフローチャート、図6の説明図に基づいて顔画像変形部15の動作を説明する。画像サンプリング部401は、標準テンプレート顔画像24から画像サンプリング点のサンプリングデータを抽出して、座標幾何変換部404に出力する(S301およびS302)。サンプリングデータは、非剛体変形処理において、顔画像22と標準テンプレート顔画像24との間の画像類似度の計算に用いられる。
画像サンプリング点は、非剛体変形処理の対象となる画像領域のすべての画素であってもよい。しかしながら、非剛体変形処理の速度を向上させるために、画像サンプリング部401は、画像上に格子を置いて、格子点における画素だけをサンプリング点として選択してもよい。
または、画像サンプリング部401は、サンプリング対象領域において、ランダムに所定数の座標を生成して、得られた座標の画素を画像サンプリング点として選択してもよい。生成された座標における輝度値が、サンプリングデータである。所定数のサンプル点の座標を生成する場合、画像サンプリング部401は、部分領域ごとに、サンプリング点の数に対して、重み付けしてし、各部分領域内においてランダムにサンプル点の座標を生成してもよい。これにより、顔画像の非剛体変形処理の精度と頑健性を向上する。
部分領域の重み付けの一例を説明する。図6は、標準テンプレート顔画像24の一例と、標準テンプレートにおけるサンプリング点数の重み付けを表すサンプリングマスク602の一例とを示している。
分割された各ブロック(部分領域)の明るさは、各々のブロックにおけるサンプリング点の数の重みを示している。例えば、黒色のブロックの重みは0であり、斜線ハッチのブロックの重みは1であり、白色のブロックの重みは2である。例えば、特徴的な部位(例えば、目、眉、鼻、口など)の重みの値が大きく、それら以外の部分の重みが小さい。
画像サンプリング部401は、重みの値が大きいブロックから多くのサンプリング点を選択する。つまり、重みの値が大きいブロックのサンプリング数は、重みの値が小さいブロックのサンプリング数より大きい。同一重みのブロックのサンプリング数は、同一でもよいし、異なっていてもよい。各ブロック内では、ランダムな座標の画素を選択してよい。
次に、制御点設定部402は、入力された顔画像22上に制御点を配置し(S303およびS304)、制御点移動量情報403を生成し、座標幾何変換部404に出力する。制御点移動量情報403は、各制御点の初期位置からの移動量を示す。
制御点の初期位置は、格子状に配置されていてもよい。非剛体変形の精度と速度を向上させるために、制御点設定部402は、標準テンプレート顔画像24と顔画像22とにおいて、対応する特徴点ペアを抽出し、得られた特徴点ペアの位置情報を用いて各制御点の初期位置を決定してもよい。特徴点は顔の特徴的な部位(例えば、目、眉、鼻、口など)の位置から検出してもよい。たとえば、制御点設定部402は、標準テンプレート顔画像24の所定の特徴点(画素)に対応する、顔画像22の特徴点を特定し、当該特徴点(画素)を制御点と定義する。
座標幾何変換部404は、標準テンプレート顔画像24のサンプリング点の座標と、顔画像22とを取得する。さらに、座標幾何変換部404は、制御点移動量情報403を取得する。座標幾何変換部404は、制御点移動量情報403を用いて、標準テンプレート顔画像24のサンプリング点の座標に対して、座標変換を実施する(S305)。
ステップS305の座標変換は、標準テンプレート顔画像24の各サンプリング点の座標に対応する、変形前の顔画像22上点の座標、を計算する。つまり、顔画像22の変形によりサンプリング点の座標に移動する、変形前の顔画像22の座標、を計算する。変形前の顔画像22のこれら座標が、顔画像22における対応サンプリング点の座標である。
座標幾何変換部404は、例えば、あるサンプリング点の座標に対して、その周囲の制御点の座標に基づいて、公知のB−spline関数を用いて座標の補間を行って、変形前の顔画像22における対応サンプリング点の座標を計算する。
たとえば、座標幾何変換部404は、補間演算により、変形前の顔画像22における、サンプリング点の移動先の座標を計算する。座標幾何変換部404は、サンプリング点の移動前の座標と移動先の座標とで規定されるベクトルの逆ベクトルを計算する。サンプリング点の移動前の座標に逆ベクトルを加え、変形前の顔画像22の対応サンプリング点の座標を計算する。
対応サンプリング点の座標は、画素の座標とは必ずしも一致しない。そこで、座標幾何変換部404は、顔画像22の各対応サンプリング点(標準テンプレート顔画像24の各サンプリング点に対応した点)に対し、例えば、線形補間演算により、各対応サンプリング点の輝度値(各対応サンプリング点のデータ)を算出する(S306)。
以上のステップにより、制御点の移動に伴って移動する顔画像22の対応サンプリング点の座標(対応サンプリング点)と、その座標(対応サンプリング点)における輝度値が求まる。すなわち、制御点の移動に伴う浮動画像22の変形が、この座標幾何変換部404において行われる。
画像類似度算出部405は、標準テンプレート顔画像24のサンプリング点におけるデータ(サンプリングデータ)と、幾何変換後の顔画像22の対応サンプリング点におけるデータ(ステップS306において生成されたデータ)を取得する。画像類似度算出部405は、これらのサンプリング点における輝度値に対して、所定の評価関数を適用して、標準テンプレート顔画像24と変形後の顔画像22との間の画像類似度を演算する(S307)。所定の評価関数による画像類似度としては、公知の残差二乗和、正規化相互関数、相互情報量などを使用することができる。相互情報量は、一方の画像で他方画像をどの程度表現できるかを示す指標である。
画像類似度最大化部406は、画像類似度算出部405が算出した、標準テンプレート顔画像24と顔画像22との間の画像類似度を取得する。画像類似度最大化部406は、標準テンプレート顔画像24と顔画像22との間の画像類似度が最大(あるいは極大)となる各制御点の移動量を求めるため、収束計算を実施する(S308)。
ステップS308において画像類似度が収束していない場合、より高い画像類似度を得るために、画像類似度最大化部406は、制御点移動量情報403を更新する(S309)。そして、更新された制御点移動量情報403を用い、ステップS305〜S308を改めて実施する。
制御点移動量情報403の更新のため、画像類似度最大化部406は、画像類似度を多変数関数により算出する。各変数は各制御点の移動量である。画像類似度最大化部406は、反復法によって、その関数を最大化するような各制御点の最適な移動量を求める。反復法として、例えばL−BFGS法(limited memory Broyden−Fletcher−Goldfarb−Shanno)を用いてもよい。画像類似度最大化部406は、制御点の移動量の複数パターンを予め保持し、それらに従って、制御点移動量情報403を順次更新してもよい。
一方、ステップS308において画像類似度が収束している場合は、画像類似度最大化部406は、その制御点移動量情報403を顔画像変形部407に出力する。
顔画像変形部407は、顔画像22と制御点移動量情報403とを取得する。顔画像変形部407は、顔画像22のすべての画素に対して、制御点移動量情報403に基づいて、ステップS305と同様の補間演算により各画素の座標を算出する。次に、顔画像変形部407は、ステップS306と同様の補間演算により、すべての画素を移動した後の画像における、各画素の移動前の座標における輝度を算出し、変形済顔画像16を生成する(S310)。
<顔画像記録部>
顔登録装置1における顔画像記録部18は、カメラ121で所定の時間内に連続的に撮影された同一登録ユーザの複数の登録用画像10から、それぞれ生成された、変形済顔画像16を取得する。これら複数の変形済顔画像16のそれぞれと標準テンプレート顔画像24との画像類似度を計算する。顔画像記録部18は、画像類似度算出部405と同様の方法で類似度を算出することができ、画像類似度としては、公知の相互情報量を使用することができる。
次に、顔画像記録部18は、これらの変形済顔画像16から、標準テンプレート顔画像24との類似度の高い順で所定の枚数の変形済顔画像16を選択し(S105)、ユーザの登録顔画像として登録ユーザデータベース20に記録する(S106)。さらに、選択された登録顔画像から画像特徴量を抽出し、登録ユーザデータベース20に記録する。
画像特徴量としては、公知のLinear Binary Patterns(LBP)特徴量を使用することができる。複数の撮影画像から複数の変形済顔画像16を生成することで、登録顔画像に適した顔画像を選択できる。複数登録顔画像を用意することで、認証処理においてより適切な登録顔画像を選択することができる。
<顔画像照合部>
顔認証装置2における顔画像照合部19は、変形済顔画像17(認証対象顔画像)と、顔画像サーバ241から登録ユーザデータベース20が格納している情報(登録顔画像及び特徴量)を取得する、顔画像照合部19は、変形済顔画像17の顔画像照合処理を行い、当該ユーザが登録されたユーザであるか否かを判定し(S206)、認証結果21を出力する(S207)。
より、具体的に説明する。上述のように、顔認証装置2における顔画像変形部14は、顔画像変形部15と同様の構成を有し、同様の方法により、認証用の顔画像23を変形して変形済顔画像17を生成する。サンプリング点や制御点初期位置の座標は、顔画像変形部14、15において共通でよい。顔画像変形部14は、顔画像変形部15と異なる方法により顔画像を変形してもよい。例えば、サンプリング点を選択することなく、全画素を比較してもよい。
登録ユーザデータベース20は、複数のユーザそれぞれの、複数の登録顔画像を格納している。顔画像照合部19は、変形済顔画像17と、登録顔画像それぞれと間で顔画像照合処理を行う。
顔画像照合部19は、例えば、変形済顔画像17から画像特徴量を抽出し、登録ユーザデータベース20に記録されている複数登録顔画像のそれぞれの特徴量との類似度を計算する。顔画像照合部19は、この類似度と所定の閾値と比較し、照合結果を求める。顔画像照合部19は、類似度が閾値以上の登録顔画像と類似度とを、認証結果21に含める。
上述のように、特徴量としては、例えば、LBP特徴量を使用することがきる。LBP特徴量の類似度としては、例えば、公知のChi−Square距離を使用することができる。登録ユーザデータベースは登録ユーザの識別情報を含む個人情報を格納し、顔画像照合部19は、照合結果に選択した登録顔画像の登録ユーザの個人情報を含めてもよい。
<まとめ>
本実施形態によれば、登録用顔画像と認証用顔画像のそれぞれを、標準テンプレート顔画像を参照し、非線形変形する。これにより、顔画像認証におけるユーザの顔向きや表情の変動の影響を低減でき、登録時および認証時にユーザが意識してカメラに向かなくても高精度な顔認証が可能となる。
(実施形態2)
<概要>
本実施形態の顔認証装置2は、認証対象顔画像から画像特徴量を抽出し、登録画像の画像特徴量との距離を計算し、認証対象と対応する登録ユーザ候補の登録対象顔画像を特定する。得られた登録対象顔画像を参照し、認証対象顔画像に対し、非線形に変形を行う。得られた変形済の認証対象顔画像を用いて、再び画像特徴量を抽出し、登録ユーザ画像特徴量との距離を計算し、顔認証結果を出力する。
<構成および動作>
図9は、実施形態2の顔画像照合部19の論理的な構成を示すブロック図である。本実施形態の顔画像照合部19は、類似度計算部901、顔画像変形部903を備える。図9において、変形済顔画像17は、顔認証装置2において、顔画像変形部14によって生成された認証対象の顔画像である。登録ユーザデータベース20は顔登録装置1によって記録された登録ユーザの顔画像および顔画像の特徴量を格納する。
次に、図1と図9のブロック図、図7と図8のフローチャートに基づいて本実施形態の動作を説明する。類似度計算部901は、認証対象顔画像として認証用画像から得られた変形済顔画像17を取得して(S701)、画像特徴量としてLBP特徴量を抽出する(S702)。次に、類似度計算部901は、登録ユーザデータベース20が格納する情報を取得し、認証対象顔画像17のLBP特徴量と登録ユーザデータベース20に記録されている各登録顔画像のLBP特徴量との類似度を計算する(S704)。
類似度計算部901は、得られた画像類似度に基づいて、認証対象と対応する(認証対象顔画像との類似度がもっとも近い)1人または複数人の登録ユーザの登録顔画像902を選択し(S705)、顔画像変形部903に出力する。
顔画像変形部903は、特定された登録顔画像902を参照とし、認証対象顔画像17を変形する(S706)。顔画像変形部903による認証対象顔画像変形(S706)の手法は、上述した実施形態1と同様でよい。
類似度計算部901は、得られた変形済の認証対象顔画像と特定された登録顔画像を用いて、改めてステップS704と同様に、変形済認証対象顔画像と特定された登録顔画像のそれぞれのLBP特徴量画像特徴量を抽出し、得られた特徴量の類似度を算出し(S707)、該当ユーザが登録ユーザ本人かどうかを判定し認証結果21として出力する(S708)。
図8は、この認証対象顔画像の変形処理フローを示している。顔画像変形部903はステップS705で特定された登録顔画像902を取得し(S801)、上述したステップS302と同様に、画像サンプリング点データを生成する(S802)。顔画像変形部903は、認証対象顔画像として変形済顔画像17を取得し(S803)、ステップS304と同様に、変形用制御点の初期位置を設定する(S804)。
次に、顔画像変形部903は、ステップ305と同様の座標幾何変換処理を認証対象顔画像17に対して実施し(S805)、変形後の認証対象顔画像17の各対応サンプリング点(登録顔画像902の各サンプリング点に対応したサンプリング点)における輝度値を、ステップS306のように算出する(S806)。
顔画像変形部903は、ステップS307と同様に、サンプリング点における輝度値に対して、所定の評価関数を適用して、登録顔画像902と変形後の認証対象顔画像17との間の画像類似度を演算する(S807)。
次に、顔画像変形部903は、ステップS308と同様に、登録顔画像902と変形後の認証対象顔画像17との間の画像類似度が最大(あるいは極大)となる様な各制御点の移動量を求めるため、収束計算を実施する(S808)。
ステップS808において画像類似度が収束していない場合は、顔画像変形部903は、ステップS309と同様に、より高い画像類似度を得るために、制御点移動量情報を更新する(S809)。そして、ステップS805〜S808を改めて実施する。
一方、ステップS808において画像類似度が収束している場合は、ステップ310と同様に、顔画像変形部903は、求められた制御点移動量情報を用いて認証対象顔画像17を変形し、その変形済画像を生成する(S810)。
<まとめ>
以上の様に、実施形態2に係わる顔認証装置は、認証対象顔画像を取得し、認証対象と対応する登録ユーザ候補の登録顔画像を特定する。得られた登録顔画像を参照画像として、認証対象顔画像の非剛体変形を実施する。得られた変形済の認証対象顔画像を用いて、改めて認証対象と対応する登録ユーザ候補の登録顔画像との照合を実施し、顔認証結果を出力する。これにより、認証対象と登録対象が同一人物の場合、変形済の認証対象顔画像と登録顔画像との間の画像類似度が高まり、顔認証の精度をさらに向上させることが可能となる。
<適用例>
次に、顔画像に適用した場合の適用例を、図10から図12を用いて、説明する。図10は、標準テンプレート顔画像24、変形される前の登録用顔画像、すなわち、顔画像22、および顔画像22の変形済顔画像16の一例を示している。標準テンプレート顔画像24上に、格子状の制御点が配置されている。顔画像22に対して、ステップS301〜ステップS310の変形処理が実施される。制御点が変形処理の収束した位置に配置されている。
変形処理が開始する前、初期位置(格子位置)に制御点は配置される。標準テンプレート顔画像24上に示されている制御点は、初期位置に配置されている。顔画像22上に示されている制御点は、変形処理の収束した位置に配置されている。制御点の収束した位置と初期位置とを用いて、制御点移動ベクトルを求められる。移動ベクトルによって、顔画像22の各々の画素の移動先が算出される。各々の画素の移動先の位置での輝度値が、補間処理によって計算され、得られた輝度値が各々の画素の初期位置に設定される。全ての画素の輝度値が算出されると、変形済画像16が得られまる。
図11は標準テンプレート顔画像24、変形される前の認証用顔画像、すなわち、顔画像23、および顔画像23の変形済顔画像17の一例を示す。標準テンプレート顔画像24上に、格子状の制御点が配置されている。顔画像23に対して、ステップS301〜ステップS310の変形処理が実施される。図11において、変形前顔画像22上の制御点は、変形処理の収束した位置に配置されている。
図12は、変形済顔画像16、すなわち、ステップ705によって特定された登録ユーザデータベース20に記録される登録顔画像902の一例を示す。図12は、さらに、変形済顔画像17、すなわち、認証対象顔画像、および認証対象顔画像の変形済顔画像(変形済認証対象顔画像)907の一例を示す。
認証対象顔画像(変形済顔画像17)に、ステップS706(すなわち、ステップS801〜ステップS810)の変形処理が実施され、変形済認証対象顔画像907が生成される。制御点が変形処理の収束した位置に配置されている。登録顔画像902と変形済認証対象顔画像907が類似度計算部901に入力され、ステップS707の処理によって、認証結果が求められる。
(実施形態3)
<概要>
本発明の実施形態3のシステムは、実施形態1もしくは実施形態2の顔認証しシステム100を用いて、部屋や施設を利用するユーザに対し、入退管理やサービス提供などを実施する。ユーザは、入場前にID認証を実施して入場する。入場時に、顔登録装置がユーザの顔画像を取得して登録ユーザデータベースに記録する。ユーザが入場したあとの入退管理や施設内でのサービス提供などは、顔認証装置を使用する。
<構成および動作>
図13は本実施形態の論理的な構成を示すブロック図である。本実施形態は顔認証システム100、ID認証装置102、ゲート制御装置103、管理サーバ104、ゲート制御装置1005、情報提示制御装置106、カメラ107、カメラ108、カメラ109、ゲート110、ゲート111、および情報提示装置1012を備える。
本実施形態に係る生体認証を用いた入退管理・サービス提供システムについては、空港における航空機への搭載や情報提示サービスに対する適用を代表的な例として説明する。
次に、図13のブロック図に基づいて本実施形態の動作を説明する。
管理サーバ104は顔認証システム100、ID認証装置102、ゲート制御装置103、ゲート制御装置105、および情報提示制御装置106と接続し、登録ユーザデータベースの記録、ユーザの認証結果のログの記録、および顔登録・顔認証装置、ID認証装置、ゲート制御装置、情報提示制御装置の管理などを実施する。
ID認証装置102は、空港のチェクイン装置として、搭乗者を認証し、チケットの代わりに、搭乗者の認証IDを発行し、管理サーバ104に送信する。管理サーバ104は、搭乗者の認証IDを記録して、ゲート制御装置103へゲート解錠の制御信号を送信する。ゲート制御装置1003は解錠の制御信号を取得し、ゲート110を解錠させて、搭乗者を空港の中へ入場させる。
ID認証の手段としては、高精度の生体認証、例えば、指静脈認証を用いてもよい。例えば、航空会社が事前に搭乗者の個人情報、フライト情報、および指静脈の生体情報を登録する。そして、搭乗者がID認証装置102を使用して、指静脈認証を実施し、空港に入場する。生体情報のモダリティとしては、指静脈のほかに、例えば、指紋、虹彩、掌、音声などを用いてもよい。また、ID認証装置102は、生体認証を使用せずに、搭乗者による暗証番号の入力を用いてもよい。
搭乗者が前記ID認証装置102に認証された時に、管理サーバ104はID認証装置102から搭乗者の認証IDを取得して、記録する。次に、管理サーバ104は顔認証システム100へ搭乗者の顔画像を登録するように制御信号を発信する。顔認証システム100は、管理サーバ104の制御信号を受け、カメラ107を起動し、搭乗者の顔画像を登録用画像として撮影する。
顔認証システム100は、得られた登録用画像に対し、前記説明したステップS101〜S107の処理を実施し、搭乗者の変形済の顔画像と顔画像特徴量を管理サーバに送信する。管理サーバ104は搭乗者の登録顔画像と顔画像特徴量を取得し、搭乗者の認証IDと対応付けて、登録ユーザデータベースに記録する。
顔認証システム100は、空港の中の情報提示装置112の付近に設置させるカメラ108の撮影画像を常時に取得する。顔認証システム100は、ステップS201〜S207の顔認証処理を実施し、情報提示装置112の前に接近した搭乗者を認証し、管理サーバ104に通知する。管理サーバ104は搭乗者の認証記録を保存し、情報提示制御装置106へ制御信号と搭乗者本人向けの電子情報を送信する。情報提示制御装置106は、制御信号と搭乗者本人向けの電子情報を取得し、情報提示装置1012を制御し、搭乗者に提示させる。
顔認証システム100は、搭乗ゲート111付近に設置させるカメラ109の撮影画像を取得し、搭乗者が航空機に搭乗する時、すなわち、空港施設を退場する時に、ステップS201〜S207の顔認証処理を実施する。認証対象が搭乗者本人である場合には、顔認証システム100は管理サーバ104へその認証結果を送信する。管理サーバ104は搭乗者の認証記録を保存し、ゲート制御装置105へ制御信号を送信する。ゲート制御装置105は制御信号を受け、ゲート111を解錠させ、搭乗者を搭乗させる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態では、部屋や施設を利用するユーザに対し、実施形態1または実施形態2の顔認証システムを用いて、入退管理やサービス提供などを実施する。ID認証装置が入場前のユーザを認証した後に、顔登録装置がユーザの顔画像を取得して登録ユーザデータベースに記録する。ユーザが入場したあとの入退管理や施設内でのサービス提供などは、顔認証装置によって実施される。これにより、セキュリティレベルの高い施設においても、利用者に対して低負担かつ高精度の顔認証を実現することが可能となる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成・機能・処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード等の記録媒体に置くことができる。

Claims (15)

  1. カメラで撮影された第1の撮影画像から第1の顔画像を検出する第1顔領域検出部と、
    テンプレート顔画像を用いて非線形に前記第1の顔画像を変形する第1変形部と、
    変形された前記第1の顔画像を登録顔画像として記録する顔画像記録部と、
    カメラで撮影された第2の撮影画像から第2の顔画像を検出する第2顔領域検出部と、
    前記テンプレート顔画像を用いて、非線形に前記第2の顔画像を変形する第2変形部と、
    変形された前記第2の顔画像と、前記登録顔画像とを照合する顔画像照合部と、を有する顔認証システム。
  2. 請求項1に記載の顔認証システムであって、
    前記第1変形部は、
    前記テンプレート顔画像からサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画像におけるサンプリング点に対応する、変形された前記第1の顔画像におけるサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画像からより抽出されたサンプリング点と、前記第1の顔画像より抽出されたサンプリング点とを用いて、前記テンプレート顔画像と変形された前記第1の顔画像との間の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて、前記第1の顔画像を再変形する、顔認証システム。
  3. 請求項1に記載の顔認証システムであって、
    前記第2変形部は、
    前記テンプレート顔画像におけるサンプリング点に対応する、変形された前記第2の顔画像におけるサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画像より抽出されたサンプリング点と、前記第2の顔画像より抽出されたサンプリング点とを用いて、前記テンプレート顔画像と変形された前記第2の顔画像との間の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて、前記第2の顔画像を変形する、顔認証システム。
  4. 請求項2に記載の顔認証システムであって、
    前記第1変形部は、
    前記第1の顔画像を変形するために、前記第1の顔画像に対して制御点を設置し、
    前記第1の顔画像における制御点の位置を移動することによって、前記第1の顔画像を変形させる、顔認証システム。
  5. 請求項3に記載の顔認証システムであって、
    前記第1変形部及び前記第2変形部は、
    前記テンプレート顔画像の顔領域を複数の部分に分割し、前記複数の部分のそれぞれに割当てられた重みに応じて、前記複数の部分のそれぞれから抽出するサンプリング数を決定する、顔認証システム。
  6. 請求項1に記載の顔認証システムであって、
    前記顔画像記録部は、同一人物の複数の第1の撮影画像から取得された複数の変形された第1の顔画像を登録顔画像として記録する、顔認証システム。
  7. 請求項1に記載の顔認証システムであって、
    前記テンプレート顔画像は、複数の異なる顔画像を合成して生成された顔画像である、顔認証システム。
  8. 請求項1に記載の顔認証システムであって、
    前記第2変形部は、前記テンプレート顔画像を用いて変形された前記第2の顔画像を、前記登録顔画像を用いて非線形に変形し、
    前記顔画像照合部は、前記登録顔画像を用いて変形された前記第2の顔画像と前記登録顔画像とを照合する、顔認証システム。
  9. カメラで撮影された第1の撮影画像から第1の顔画像を検出するステップと、
    テンプレート顔画像を用いて非線形に前記第1の顔画像を変形するステップと、
    変形された前記第1の顔画像を登録顔画像として記録するステップと、
    カメラで撮影された第2の撮影画像から第2の顔画像を検出するステップと、
    前記テンプレート顔画像を用いて、非線形に前記第2の顔画像を変形するステップと、
    変形された前記第2の顔画像と、前記登録顔画像とを照合するステップと、を含む顔認証方法。
  10. 請求項9に記載の顔認証方法であって、
    前記第1の顔画像を変形するステップは、
    前記テンプレート顔画像からサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画像におけるサンプリング点に対応する、変形された前記第1の顔画像におけるサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画から抽出されたサンプリング点と、変形された前記第1の顔画像から抽出されたサンプリング点とを用いて、前記テンプレート顔画像と変形された前記第1の顔画像との間の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて、前記第1の顔画像を再変形する、ことを含み、
    前記第2の顔画像を変形するステップは、
    前記テンプレート顔画像からサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画像におけるサンプリング点に対応する、変形された前記第2の顔画像におけるサンプリング点を抽出し、
    前記テンプレート顔画から抽出されたサンプリング点と、変形された前記第2の顔画像から抽出されたサンプリング点とを用いて、前記テンプレート顔画像と変形された前記第2の顔画像との間の類似度を算出し、
    前記類似度に基づいて、前記第2の顔画像を再変形する、ことを含む、顔認証方法。
  11. 請求項10に記載の顔認証方法であって、
    前記第1の顔画像を変形するステップは、前記第1の顔画像を変形するために、前記第1の顔画像に対して制御点を設置し、前記第1の顔画像における制御点の位置を移動することによって、前記第1の顔画像を変形させ、
    前記第2の顔画像を変形するステップは、前記第2の顔画像を変形するために、前記第2の顔画像に対して制御点を設置し、前記第2の顔画像における制御点の位置を移動することによって、前記第2の顔画像を変形させる、顔認証方法。
  12. 請求項10に記載の顔認証方法であって、
    前記第1の顔画像を変形するステップ及び前記第2の顔画像を変形するステップは、前記テンプレート顔画像の顔領域を複数の部分に分割し、前記複数の部分のそれぞれに割当てられた重みに応じて、前記複数の部分のそれぞれから抽出するサンプリング数を決定する、顔認証方法。
  13. 請求項9に記載の顔認証方法であって、
    同一人物の複数の第1の撮影画像から取得された複数の変形された第1の顔画像を登録顔画像として記録する、顔認証方法。
  14. 請求項9に記載の顔認証方法であって、
    前記第2の顔画像を変形するステップは、前記第2の顔画像を、前記登録顔画像を用いて非線形に変形し、
    前記照合するステップは、前記登録顔画像を用いて変形された前記第2の顔画像と前記登録顔画像とを照合する、顔認証方法。
  15. 施設を利用するユーザに対し、入退管理及びサービス提供を実施するシステムであって、
    ユーザが入場前にID認証処理を実施するID認証装置と、
    請求項1に記載の顔認証システムと、
    前記顔認証システムによる顔登録後に、ユーザを入場させる入場ゲートと、
    入場した前記ユーザを認証し、前記ユーザに情報を提供する情報提供装置と、
    前記顔認証システムによる前記ユーザの認証を使用して、退場管理を実施する退場管理装置と、を有するシステム。
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