JPWO2017046995A1 - 販売支援方法、及び販売支援システム - Google Patents

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Abstract

年齢制限商品の販売において、年齢確認に伴う顧客の手間を削減することができる販売支援方法、及び販売支援システムを提供する。顧客を観測することで得られる生体情報を用いて前記顧客の年齢を推定した情報である年齢推定情報を取得し、前記年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合、前記顧客に入力させた情報を顧客年齢情報として取得し、前記年齢推定情報が第2の所定年齢未満の場合、前記顧客が所有する媒体に基づいた情報を前記顧客年齢情報として取得し、前記顧客年齢情報に基づいて前記顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを判定しその判定結果を通知する。

Description

本開示は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援方法、及び販売支援システムに関する。
酒類や煙草等の年齢制限商品の販売においては、商品を購入しようとする顧客の年齢を確認し、年齢制限を満たしている確認を得た後に販売する必要がある。従来、このような年齢制限商品の販売を支援する装置として様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、年齢制限商品を購入する顧客に対して、自身の年齢を申告させ、申告された年齢が年齢制限を超えている場合に、運転免許証や健康保険証等の年齢証明書で年齢確認を行っている。これにより、正確な年齢確認を行うことで、年齢申告の不正を防止し、年齢制限商品を購入しようとする顧客の年齢確認が円滑化される。
特開2014−2686号公報
本開示における販売支援方法は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援方法であって、顧客を観測することで得られる生体情報を用いて顧客の年齢を推定した情報である年齢推定情報を取得し、年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合、顧客に入力させた情報を顧客年齢情報として取得し、年齢推定情報が第2の所定年齢未満の場合、顧客が所有する媒体に基づいた情報を顧客年齢情報として取得し、顧客年齢情報に基づいて顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを判定しその判定結果を通知する。
また、本開示における販売支援システムは、年齢制限商品の販売を支援する販売支援システムであって、顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを入力するための入力部と、顧客を観測することで得られる生体情報を用いて年齢を推定する年齢推定部と、年齢推定情報に基づいて顧客年齢情報を取得し、顧客年齢情報に基づいて顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを判定する判定部と、判定部による判定結果を通知する通知部と、を備え、判定部は、年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合、顧客に入力させた情報を顧客年齢情報として取得し、年齢推定情報が第2の所定年齢未満の場合、顧客が所有する媒体に基づいて顧客年齢情報を取得する。
本開示に係る販売支援方法、及び販売支援システムは、年齢制限商品の販売において、年齢確認に伴う顧客の手間を削減することができる。
図1は、実施の形態における販売支援システムが設置された店舗のレイアウトの一例を示す図である。 図2は、図1に示されたレーンのそれぞれに設置された販売支援端末を示す図である。 図3は、図1に示された店舗サーバ及び図2に示された販売支援端末の詳細な構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態における販売支援システムの動作を示すフローチャートである。 図5Aは、実施の形態における販売支援システムの動作の一例を示す通信シーケンス図である。 図5Bは、実施の形態における販売支援システムの動作の他の一例を示す通信シーケンス図である。 図5Cは、実施の形態における販売支援システムの動作のさらに他の一例を示す通信シーケンス図である。 図5Dは、実施の形態における販売支援システムの動作のさらに他の一例を示す通信シーケンス図である。 図6Aは、タッチパネルディスプレイによる年齢確認のための画像の表示例を示す図である。 図6Bは、タッチパネルディスプレイによる年齢確認のための画像の表示例を示す図である。 図7は、別の実施の形態における販売支援システムの詳細な構成を示すブロック図である。 図8は、別の実施の形態における販売支援システムの動作の一例を示す通信シーケンス図である。 図9は、別の実施の形態における販売支援システムの動作の一例を示す通信シーケンス図である。 図10Aは、POSレジスタの表示部における判定部による判定結果の表示例を示す図である。 図10Bは、POSレジスタの表示部における判定部による判定結果の表示例を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するためのものであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。つまり、以下で説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
以下、図面を用いて、実施の形態を説明する。
[1.構成]
図1は、実施の形態における販売支援システムが設置された店舗30のレイアウトの一例を示す図である。店舗30には、年齢制限商品を含む各種商品を陳列する商品棚36a〜36c、購入した商品の精算を行うためのレーン34a〜34c、レーン34a〜34cのそれぞれに設置される販売支援端末(図示せず)、通信ネットワーク32で接続されバックヤードに設置される店舗サーバ10が設けられている。なお、店舗サーバ10は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援装置の一例で、店舗毎に設けられており、例えば、コンピュータ装置である。店舗サーバ10は、POS(Point Of Sales)システムのサーバを兼ねていてもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して、クラウドサーバ等の外部コンピュータ装置に接続されてもよい。
図2は、図1に示されたレーン34a〜34cのそれぞれ(ここでは、レーン34a)に設置された販売支援端末20を示す図である。ここでは、酒類等の年齢制限商品37を購入する顧客38が、店員39が担当するレーン34aで精算する様子が示されている。販売支援端末20は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援端末の一例であり、POSレジスタ22、タッチパネルディスプレイ24、IDスキャナ26及びカメラ28を備える。
POSレジスタ22は、POSシステムの端末機能を備えたレジスタである。タッチパネルディスプレイ24は、顧客38が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満か(第1の所定年齢以上か否か)を入力する年齢確認のための入力装置、及び表示装置の一例であり、例えば、入力装置と表示装置を兼ねたタブレット端末等である。IDスキャナ26は、顧客が所有する媒体(例えば、IDカード)から情報を読み取る装置であり、例えば、バーコードリーダ、磁気カードリーダ又はICカードリーダ等である。カメラ28は、顧客を観測することで得られる生体情報を取得する装置の一例であり、生体情報として顧客の画像を取得するデジタルカメラ等である。本実施の形態では、タッチパネルディスプレイ24とカメラ28とは、タブレット端末として、一体で構成されている。カメラ28は、タッチパネルディスプレイ24の上部に組み込まれている。
また、年齢推定を行うにあたって、周囲の明るさが足りない場合、タッチパネルディスプレイ24(例えば、タブレット)のバックライトの光量を大きくすることで周囲の明るさを確保してもよい。
図3は、図1に示された店舗サーバ10及び図2に示された販売支援端末20の詳細な構成を示すブロック図である。なお、販売支援装置の一例である店舗サーバ10と販売支援端末20とで、年齢制限商品の販売を支援する販売支援システムが構成される。
販売支援端末20は、POSレジスタ22、タッチパネルディスプレイ24、IDスキャナ26及びカメラ28を備える。ここでは、IDスキャナ26がPOSレジスタ22に接続され、POSレジスタ22とカメラ28とタッチパネルディスプレイ24が通信ネットワーク32を介して店舗サーバ10と接続されている。
POSレジスタ22は、商品に付与されたバーコード情報を読み取る検知部(図示せず)を備え、読み取ったバーコード情報等を表示する表示部(図示せず)を有する。
カメラ28は、撮像装置であり、顧客を撮影することで得られる画像(つまり、顔画像)を店舗サーバ10に送信する。
タッチパネルディスプレイ24は、本実施の形態では、店舗サーバ10による制御の下で、タッチパネルディスプレイ24を介したGUIによって顧客38と対話する。具体的には、顧客に情報を提供する表示部24aと顧客の応答を入力する入力部24bとを備えている。
タッチパネルディスプレイ24は、判定部12aからの要求を受けて、年齢申告が必要である旨を表示部24aに表示し、顧客38に対して入力部24bへの入力を促す、つまり顧客38との対話によって、顧客38が第1の所定年齢以上か、顧客38が第1の所定年齢未満かを示す申告年齢(顧客年齢情報)を顧客38から取得し、取得した申告年齢を店舗サーバ10に送信する。なお、入力部24bに入力される情報は、上記以外にも顧客38が第1の所定年齢以上か否かに関する入力を拒否(回答を拒否)することを示す情報であってもよい。
ここで、年齢制限商品とは、第1の所定年齢未満の顧客への販売が規制されている商品であり、第1の所定年齢は国や地域等によって定められるものである。例えば、日本では20歳未満に販売が規制されている酒類や煙草がある。
IDスキャナ26は、顧客38が所持するIDカードから、顧客38の年齢を取得するための情報を読み出し、読み出した情報から顧客38の年齢を特定し、特定した年齢を示す実年齢(顧客年齢情報)を、POSレジスタ22を介して店舗サーバ10に送信する。なお、顧客38が所持するIDカードに実年齢が記録されている場合には、IDスキャナ26は、読み出した実年齢をそのまま店舗サーバ10に送信する。顧客38の所持するIDカードが、実年齢を所持していない場合、IDスキャナ26は、IDカードが所持するID(例えば、会員ID)等から店舗サーバ10もしくはその他のデータベースに登録されている実年齢を取得し、取得した実年齢を店舗サーバ10に送信する。
店舗サーバ10は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援装置の一例であり、制御部12、記憶部14、顔DB15及び通信部16を備える。
通信部16は、通信ネットワーク32を介して販売支援端末20と通信し合う通信アダプタであり、本実施の形態では、制御部12による制御の下で、タッチパネルディスプレイ24から入力情報を取得したり、カメラ28から顔画像を取得したり、IDスキャナ26から実年齢を取得したりする。
記憶部14は、制御部12での処理結果等を記憶しておくための装置であり、例えば、ハードディスク等の不揮発性メモリである。
顔DB15は、顧客38が第1の所定年齢以上か否かを判定するために用いる顔特徴量が登録されているデータベースであり、登録されているのは第1の所定年齢以上の顧客の顔特徴量である。
制御部12は、通信部16を介して販売支援端末20を制御するコントローラであり、機能的な処理部として、判定部12a、通知部12b、年齢推定部12c及び顔照合部12dを有する。これらの処理部は、制御部12が有する制御プログラムが格納されたメモリ及び制御プログラムを実行するプロセッサ等によって実現される。
判定部12aは、タッチパネルディスプレイ24の入力部24b、またはIDスキャナ26より取得した実年齢等の顧客年齢情報に基づき、顧客が第1の所定年齢以上か否かを判定する。
また、判定部12aは、年齢推定部12cの年齢推定情報を基に顧客38が第2の所定年齢以上か第2の所定年齢未満か(第2の所定年齢以上か否か)を判定し、判定結果に基づいて、タッチパネルディスプレイ24またはIDスキャナ26に顧客年齢情報を取得するように要求(指示)する。
また、判定部12aは、顔照合部12dの顔照合結果に基づいて顧客38が第1の所定年齢以上か否かを判定する。
ここで、第2の所定年齢は、第1の所定年齢と同じ値(年齢)であっても良いし、異なる値であってもよい。
通知部12bは、判定部12aによる判定結果を販売支援端末20に通知する。具体的には、判定部12aが、顧客38が第1の所定年齢以上か否かを判定した場合に、通知部12bがその判定結果を販売支援端末20に送信する。
年齢推定部12cは、通信部16を介してカメラ28から取得した顔画像を用いて、顧客の年齢を推定した年齢推定情報を得る。年齢推定部12cは、例えば、制御プログラムが格納されたメモリ及び制御プログラムを実行するプロセッサ等によって実現される。なお、顧客の顔画像から顧客の年齢を推定する処理は、例えば、予め年齢が判明した顔の画像から抽出した特徴量と年齢との対応を学習しておき、学習した結果に基づいて、年齢が未知の顔画像から抽出した特徴量から年齢を推定するという手法を用いる(例えば、特許第5072102号参照)。また、推定する顧客の「年齢」は、一つの数値に限られず、15歳から18歳まで、あるいは、30歳以上等の、数値範囲(年齢区間)であってもよい。
顔照合部12dは、通信部16を介してカメラ28から取得した顔画像を用いて顧客の顔特徴量を抽出し、過去に登録を行った顧客の特徴量が登録されている顔DB15に対して抽出した顔特徴量と一致する特徴量が登録されているか否か検索を行う。
[2.動作]
次に、以上のように構成された本実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)の動作について、説明する。
図4は、実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10)の動作(つまり、販売支援方法)を示すフローチャートである。ここでは、顧客38が購入しようとした商品がPOSレジスタ22(つまり、商品に付与されたバーコード情報の読み取り)によって年齢制限商品(所定年齢未満の顧客への販売が規制されている商品)であることが判明した場合における店舗サーバ10で行う処理のフローが示されている。いま、タッチパネルディスプレイ24によって顧客38がカメラ28での年齢推定に同意するか否かを示す入力情報が得られ、その入力情報がタッチパネルディスプレイ24から店舗サーバ10に送信されたとする。
その結果、顧客38がカメラ28による年齢推定に同意することを示す回答(入力)をした場合には(S10でYes)、続いて、判定部12aは、顔照合部12dに対して顧客38の顔特徴量が顔DB15に登録されているか否かを示す照合結果を要求する(S11)。
顔照合部12dは顧客38の顔特徴量と一致する既登録情報が顔DB15にあるか否かを判定する。
判定結果が顧客38の顔特徴量が顔DB15に登録されていることを示す場合には(S13でYes)、判定部12aは顧客38が第1の所定年齢以上であると判定する。通知部12bは、その判定結果、即ちOKを、通信部16を介して、販売支援端末20のPOSレジスタ22に送信する(S14)。
一方、ステップS10において、入力情報が、顧客38がカメラ28による年齢推定に同意することを示さない場合(S10でNo)、判定部12aは、入力情報が送られてきたレーンに設置されたPOSレジスタ22に対して、通信部16を介して顧客38が所持するIDカードをIDスキャナ26によってスキャンすることを要求する(S22)。IDカードがスキャンされると、判定部12aは実年齢を取得し(S23)、取得した実年齢が第1の所定年齢以上か否かを判定する(S24)。その結果、取得した実年齢が第1の所定年齢以上の場合には(S24でYes)、通知部12bはその判定結果を、通信部16を介して、販売支援端末20のPOSレジスタ22に送信する(S14)。また、取得した実年齢が第1の所定年齢未満を示す場合には(S24でNo)通知部12bは、その判定結果、即ちNGを、通信部16を介して、販売支援端末20のPOSレジスタ22に送信する(S21)。
ステップS13において顔特徴量が登録されていない場合(S13でNo)、判定部12aは年齢推定部12cに対し年齢推定を要求し(S15)、年齢推定部12cはカメラ28から取得できる顔画像を用いて顧客の年齢を推定する。判定部12aは年齢推定情報を取得したとき(S16)、年齢推定情報が第2の所定年齢以上か否かを判定し(S17)、年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合は(S17でYes)、タッチパネルディスプレイ24に年齢申告を要求する(S18)。判定部12aは、申告年齢を取得したとき(S19)、申告年齢が第1の所定年齢以上か否かを判定し(S20)、申告年齢が第1の所定年齢以上の場合(S20でYes)、判定部12aは顧客38が第1の所定年齢以上であると判断し、通知部12bはその判定結果を、通信部16を介して販売支援端末20のPOSレジスタ22に送信する(S14)。申告年齢が第1の所定年齢未満の場合、判定部12aは顧客38が第1の所定年齢未満であると判定し(S20でNo)、通知部はその判定結果を、通信部16を介して販売支援端末20のPOSレジスタ22に送信する(S21)。
ステップS17において顧客年齢情報が第2の所定年齢未満を示す場合は(S17でNo)、IDカードをIDスキャナ26によってスキャンすることを要求する(S22)。以降のステップは前記のステップと同一であるので説明を省略する。
通知部12bによる通知(S14、S21)の後は、判定部12aは、制御部12が保持するタイマー(図示せず)を参照することで現在時刻を特定し、特定した現在時刻とともに判定結果を記憶部14に保存する(S25)。
このように、本実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)によれば、年齢制限商品の販売において、年齢推定情報が第2の所定年齢未満の顧客に対して、年齢申告無しにIDカードの提示を求める。これにより、年齢申告とIDカードの提示の二重確認を行っていた顧客は、店舗サーバ10を導入することで年齢申告かIDカードのどちらか一方で年齢確認を完了することができる。なお、顔照合や、判定結果の保存については、適宜行えばよく、ステップS10、S11、S12、S13、S25がないフローであってもよい。
図5Aは、実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)の動作の一例を示す通信シーケンス図である。ここには、POSレジスタ22、タッチパネルディスプレイ24、IDスキャナ26及び店舗サーバ10の判定部12a、年齢推定部12c、顔照合部12d、及び記憶部14における処理及び通信のやりとりが示されている。図5Aでは、顔照合において顧客38の照合結果が不一致となり、かつ、顧客の年齢推定情報が第2の所定年齢以上と判定され、かつ、年齢申告において顧客38が第1の所定年齢以上であると回答した場合の通信シーケンスが示されている。なお、説明の簡略化のため、図4の年齢推定の同意に関しては同意したものとして説明する。
POSレジスタ22に備えられている検知部が、顧客38が購入しようとした商品に付与されたバーコード情報を読み取ることによって、その商品が年齢制限商品(所定年齢未満の顧客への販売が規制されている商品)であると判断すると(S30)、判定部12aに対して年齢確認を要求する(S31)。
年齢確認を要求された判定部12aは顔照合部12dに対して顔照合を要求する(S32)。
顔照合の要求を受けた顔照合部12dは顧客38を撮影することで得られた画像(つまり、顔画像)を用いて顧客38の顔特徴量が顔DB15に登録されているか検索し(S33)、一致する顔特徴量が無いと判定する(S34a)。
判定部12aは判定結果を取得し、年齢推定部12cに対して年齢推定を要求する(S35)。
年齢推定を要求された年齢推定部12cは顧客38を撮影することで得られた画像(つまり、顔画像)を用いて顧客38の年齢を推定する(S36)。なお、ここで用いる顔画像はS33で用いる顔画像と同じものを利用してもよい。
判定部12aが年齢推定情報を取得し(S37a)、年齢推定情報の結果(ここでは第2の所定年齢以上)に基づき、判定部12aはタッチパネルディスプレイ24に対して年齢申告を要求する(S38)。
年齢申告の要求を受けたタッチパネルディスプレイ24は年齢申告に対する回答(第1の所定年齢以上との入力)を得て(S39)、その申告年齢(ここでは第1の所定年齢以上)を判定部12aへ送信する(S40a)。
判定部12aは、申告年齢を取得したとき、その情報を用いて顧客が第1の所定年齢以上と判定する(S41a)。
通知部は判定部12aによる判定結果、つまりOKである旨をタッチパネルディスプレイ24に送信し(S42a)、また、同様に判定結果をPOSレジスタ22に送信する(S43a)。判定結果を受けたタッチパネルディスプレイ24はタッチパネルディスプレイ24の表示部24aに、またPOSレジスタ22はPOSレジスタ22の表示部(図示せず)に、判定結果の表示を行う(S44)。また、判定部12aは、制御部12が保持するタイマー(図示せず)を参照することで現在時刻を特定し、特定した現在時刻とともに判定結果等(レーンID、現在時刻、入力情報、年齢推定情報、判定結果等)を記憶部14に保存する(S45)。
このように、年齢推定情報が第2の所定年齢以上であると判定された場合、顧客は年齢申告のみでよいため、顧客の負担を軽減することができる。
図5Bは実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)の動作の一例を示す通信シーケンス図である。本図では、顔照合において顧客38の照合結果が不一致となり、かつ、顧客の年齢推定情報が第2の所定年齢未満と判定された場合の通信シーケンスが示されている。なお、ステップS30〜S36及びS44、S45は、図5Aに示される処理と同一であるので、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本図に示されるケースでは年齢推定部12cが顧客38の年齢を推定する(ここでは第2の所定年齢未満)。
判定部12aは年齢推定情報を取得し(S37b)、POSレジスタ22に対して、顧客38が所持するIDカードをIDスキャナ26によってスキャンすることを要求する(S51)。その結果、IDスキャナ26でスキャンが必要なことが店員に対して通知される。なお、この通知については、IDスキャナ26を用いて店員に通知してもよいし、POSレジスタ22の表示部に表示することによって通知してもよい。これにより、通知を受けた店員39が顧客38にIDカードの提示を要求し、IDカードがスキャンされると、判定部12aは実年齢を取得し(S52)、取得した実年齢が第1の所定年齢以上か否かを判定する(S41b)。
通知部12bは判定結果をタッチパネルディスプレイ24に送信し(S42b)、また、判定結果をPOSレジスタ22に送信する(S43b)。
このように年齢推定情報が第2の所定年齢未満であると判定された場合、顧客はIDカード提示のみでよいため、顧客の負担を軽減することができる。
図5Cは実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)の動作の一例を示す通信シーケンス図である。本図では、顔照合において顧客38の照合結果が不一致となり、かつ、年齢推定情報が第2の所定年齢以上と判定され、かつ、年齢申告において顧客38が第1の所定年齢未満であると回答した場合の通信シーケンスが示されている。
ステップS30〜S39及びS44、S45は、図5Aに示される処理と同一であるので、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本図に示されるケースでは年齢申告の要求を受けたタッチパネルディスプレイ24が、顧客の申告年齢を受け付け、その申告年齢(ここでは第1の所定年齢未満)を判定部12aへ送信する(S40b)。
判定部12aは申告年齢に基づき顧客38が第1の所定年齢未満と判定する(S41c)。
通知部12bはタッチパネルディスプレイ24に判定結果を送信し(S42c)、また、判定結果をPOSレジスタ22に送信し(S43c)、タッチパネルディスプレイ24、及びPOSレジスタ22の表示部において判定結果を表示する。
図5Dは実施の形態における販売支援システム(店舗サーバ10及び販売支援端末20)の動作の一例を示す通信シーケンス図である。本図では、顔照合において顧客38の照合結果が一致となった場合の通信シーケンスが示されている。
ステップS30〜S33及びS41a〜S45は、図5Aに示される処理と同一であるので、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本図に示されるケースでは顔照合部が照合結果(ここでは一致)を得る。判定部12aは照合結果に基づき顧客38が第1の所定年齢以上であると判定する(S41a)。
このように、顧客の顔特徴量を登録しておくことで、顧客に対して年齢推定や年齢申告を求めることなく、年齢制限商品の販売が可能となり、顧客の負担を軽減することができる。
なお、S39の年齢確認の際は、図6A又は図6Bに示されるような画像を表示することで、顧客38から、年齢確認に対する回答、つまり申告年齢を取得する。
[3.効果等]
以上のように、本実施の形態における店舗サーバ10は、年齢制限商品の販売を支援する販売支援装置であって、顧客が第1の所定年齢以上か否かを入力するためのタッチパネルディスプレイ24と、顧客の顔画像を取得するためのカメラ28とに接続されている。そして、店舗サーバ10は、特徴的な構成要素として、顧客の生体情報を用いてデータベースに登録されている既登録情報と一致するか否か判定する顔照合部12dと、顧客の生体情報を用いて年齢を推定する年齢推定部12cと、タッチパネルディスプレイ24に入力された入力情報、年齢推定部12cで推定された年齢を示す年齢推定情報、及び顔照合部12dにて取得された顔照合結果に基づいて得られた年齢情報を用いて顧客が第1の所定年齢以上か否かを判定する判定部12aと、判定部12aによる判定結果を通知する通知部12bとを備える。
これにより、年齢制限商品の販売時に、顔照合において顧客の顔照合結果が一致となった場合、判定部12aは第1の所定年齢以上と判断するため、顧客に対しては一切の負担無く年齢確認を行うことができる。
また、顔照合において顧客の顔照合結果が不一致であった場合でも、顧客を観測することで得られる生体情報を用いて得られた年齢推定情報に基づいて顧客が第2の所定年齢以上か否かが判定され、年齢推定情報が第2の所定年齢未満であった場合、顧客に対して年齢申告無しにIDカードの提示を求める。これにより、顧客はIDカードの提示のみで年齢確認を完了することができ、顧客の負担を軽減することができる。
また、年齢推定部12cで取得した年齢推定情報が第2の所定年齢以上であった場合、判定部12aは、顧客に対してIDカードを求めることなく、年齢申告を求める。これにより、年齢申告のみで年齢確認を完了することができ、顧客の負担を軽減することができる。
(他の実施の形態)
以上、販売支援装置、販売支援システム、販売支援端末及び販売支援方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、店舗30に設置された店舗サーバ10が販売支援装置として機能したが、販売支援装置としての機能が実装される場所(装置)は、店舗サーバ10に限られず、販売支援端末20(例えば、POSレジスタ22やタッチパネルディスプレイ24やカメラ28)内に実装されてもよいし、店舗サーバ10と接続されたクラウドサーバ等の外部コンピュータ装置内に実装されてもよい。
また、上記実施の形態では、販売支援端末20の周辺機器(タッチパネルディスプレイ24、IDスキャナ26)は、POSレジスタ22と別体で構成されたが、一体化されていてもよい。これにより、販売支援端末20がコンパクト化され、省スペース化が図られる。
また、上記実施の形態では、タッチパネルディスプレイ24上に入力部24bを設けているが、物理的なボタン等でタッチパネルディスプレイ24とは別に設けてもよい。
上記別の構成として例えば、図7に示す構成であってもよい。図7は、別の実施の形態における販売支援システムの詳細な構成を示すブロック図である。図7は、顔照合に関する機能を除く、図3における店舗サーバ(販売支援装置)の機能を販売支援端末20に搭載したものである。なお、図3と同様の部分は、同一番号を付しその説明を省略する。
販売支援システムは、POSレジスタ101、タッチパネルディスプレイ110、店舗サーバ120を備える。
POSレジスタ101は、制御部102、記憶部103、表示部104備える。制御部102は、顧客が所定年齢以上か判定を行う判定部102aとその結果を通知する通知部102bを備える。記憶部103は、制御部102の結果等を記憶する。表示部104は、バーコード情報を読み取った結果や通知部102bから受け取った年齢判定の結果を表示する。
タッチパネルディスプレイ110は、例えばタブレット等の端末であり、カメラ111、入力部112、制御部113、表示部114を備える。制御部113は、カメラ111の画像から顧客の年齢を推定する年齢推定部113a、年齢推定部113aの結果(年齢推定情報)を基に顧客が所定年齢以上であるか否かを判定する判定部113bを備える。
店舗サーバ120は、図3と同様に顔DB122を有し、カメラ111が取得した顔画像データが顔DB122に登録されている顔画像と一致するか否かを判定する判定部121を備える。
上記のように構成された販売支援システムの動作について、図8を用いて説明する。なお、図8は、顔照合において顧客の照合結果が不一致となり、かつ、顧客の年齢推定情報が第2の所定年齢以上と判定され、かつ、年齢申告において顧客が第1の所定年齢以上であると回答した場合の通信シーケンスが示されている。つまり、図5Aと同様の場合の通信シーケンスである。
POSレジスタ101は、顧客が購入しようとした商品に付与されたバーコード情報を読み取ることによって、その商品が年齢制限商品であると判断すると(S101)、タッチパネルディスプレイ110に対して年齢確認を要求する(S102)。
年齢確認の要求を受けたタッチパネルディスプレイ110は、カメラ111により顧客の顔を撮影し、その顔画像を店舗サーバ120に送信し、顔照合を要求する(S103)。
顔照合の要求を受けた店舗サーバ120は、受信した顔画像から顔DB15に登録されているか判定部121において検索することで顔照合を行う(S104)。そして、顔照合の結果(ここでは不一致)をタッチパネルディスプレイに送信する(S105)。
タッチパネルディスプレイ110は、顔照合が不一致だとことを受けると、判定部113bは、年齢推定部113aに年齢推定を要求し、年齢推定部113aは、顔画像を基に年齢を推定する(S106a)。ここでは、年齢推定部113aは所定年齢以上と推定する。判定部113bは、所定年齢以上であることを受けて、表示部114に年齢確認のための表示を表示し顧客に申告させ、その申告された年齢を基に申告年齢が所定以上か否か判定する(S107)。判定部113bは、申告年齢(ここでは、所定年齢以上)からOKと判定し、タッチパネルディスプレイ110は、POSレジスタ101へ判定結果(OK)を送信する(S108)。
POSレジスタ101は、タッチパネルディスプレイ110からの判定結果を保存し(S109)、通知部102bを介してその結果を表示部104に表示する(S110)。
次に、顔照合において顧客の照合結果が不一致となり、かつ、顧客の年齢推定情報が第2の所定年齢未満と判定され、かつ、IDスキャンを行う場合について、図9を用いて説明する。図9は、別の実施の形態における販売支援システムの動作の一例を示す通信シーケンス図である。なお、上記説明した図5Bと同じ場合であり、ステップS101〜ステップS105は、図8に示される処理と同一であるので、同一の符号を付し、その説明を省略する。
タッチパネルディスプレイ110は、顔照合が不一致だとことを受けると、判定部113bは、年齢推定部113aに年齢推定を要求し、年齢推定部113aは、顔画像を基に年齢を推定する(S106b)。ここでは、年齢推定部113aは所定年齢未満と推定する。判定部113bは、所定年齢未満であることを受けて、POSレジスタ101に対して、IDスキャンを要求する(S111)。
POSレジスタ101は、タッチパネルディスプレイ110の要求を受けて、IDスキャナ105にIDスキャンを要求し(S112)、IDスキャナ105を介して、顧客の有するIDカードの年齢情報(実年齢)を取得する(S113)。
POSレジスタ101の判定部102aは、この年齢情報を基に顧客が第2の所定年齢以上か否か判定を行い(S114)、その結果を記憶部103に保存する(S115)とともに、通知部102bを介してその結果を表示部104に表示する(S116)。
なお、ステップS104における顔照合が一致した場合、ステップS105における顔照合結果(一致)を送信し、受信したタッチパネルディスプレイ110の判定部113bは、上記で行った年齢推定、年齢確認を不要と判断し、判定結果(OK)をPOSレジスタ101に送信する。
また、図8のステップS107の年齢確認において、顧客の申告年齢が第1の所定年齢未満の場合、判定部113bは、NGと判定し、タッチパネルディスプレイ110からPOSレジスタ101へ判定結果(NG)を送信する。
これにより、図7のように構成することで図3と同様の機能を実現できる。なお、顔照合の機能もPOSレジスタ101、タッチパネルディスプレイ110に搭載してもよい。
また、上記実施形態において、年齢の入力に対して拒否を受け付けるようにしていたが、必ず入力させるようにして、拒否を受け付けなくてもよい。
また、上記実施形態において、POSレジスタ22が、バーコードを読み取ることによって年齢制限商品か判断していたが、それ以外の方法であってもよい。例えば、店員が商品を見て、年齢確認が必要な商品であることをPOSレジスタ22に入力してもよい。
また、上記実施の形態では、顧客を観測することで得られる生体情報を用いて顧客の年齢を推定するためにカメラ28から得られる顔画像を用いたが、これに限られず、顧客を特定することができる身体的特徴等の声又は指紋等の生体情報から顧客の年齢を推定してもよい。顧客の声又は指紋等の生体情報から顧客の年齢を推定する処理は、例えば、上述した顔画像による年齢推定と同様に、予め年齢が判明した声又は指紋等の生体情報から抽出した特徴量と年齢との対応を学習しておき、学習した結果に基づいて、年齢が未知の声又は指紋等の生体情報から抽出した特徴量から年齢を推定するという手法を用いればよい。さらに、画像、声及び指紋等の複数の生体情報から2以上の生体情報を用いることで、より精度の高い年齢推定を行ってもよい。つまり、年齢推定の方法として、IDカードを提示させる等ユーザに年齢確認の操作以外の操作を意識させるのではなく、カメラ28での年齢推定等ユーザに入力操作以外の操作を意識させないように年齢が推定できるものであればよい。
また、顔照合に関しても、個人が特定できるのであれば、上述した他の生体情報を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、判定部12a、通知部12b、年齢推定部12c、顔照合部12dは、店舗サーバ10の中に設けられたが、POSレジスタ22、タッチパネルディスプレイ24、カメラ28又は上述したクラウドサーバ等の外部コンピュータ装置内に設けられてもよい。また、店舗サーバ10が店頭レーンにある場合、IDスキャナは店舗サーバ10に接続されていても構わない。なお、年齢推定部12c及び顔照合部12dはカメラ28に含まれていても構わない。
また、上記実施の形態では、記憶部14に保存される現在時刻は、店舗サーバ10で特定された時刻が用いられたが、これに代えて、あるいは、これに加えて、タッチパネルディスプレイ24が年齢確認に対して顧客から回答を得た時刻を特定し、特定した時刻を入力情報とともに店舗サーバ10に送信し、店舗サーバ10の記憶部14に保存してもよい。同様に、カメラ28が顧客を撮影した時刻を特定し、特定した時刻を年齢推定情報とともに店舗サーバ10に送信し、店舗サーバ10の記憶部14に保存してもよいし、IDスキャナ26が顧客のIDカードから情報を読み出した時刻を特定し、特定した時刻を実年齢とともに店舗サーバ10に送信し、店舗サーバ10の記憶部14に保存してもよい。これにより、入力情報、年齢推定情報及び実年齢それぞれが取得された正確な時刻が保存される。
また、店舗サーバ10に保存した判定結果等に基づき、例えば顧客の入力結果と年齢推定の結果の一致度を示したデータ等の統計データを出力してもよい。また、複数の店舗サーバ10の判定結果を店舗外のクラウドサーバ等でまとめて統計データとして出力してもよい。
また、上記実施の形態では、POSレジスタ22は、判定結果を受けて通知部12bを介して結果を表示するようにしているが、出力形態として、表示以外にも音、光(ランプ)等であってもよい。
また、上記実施の形態では、判定結果として、「OK」、「NG」を用いているが、通知するために必要な情報、例えば、図10A又は図10Bに示す表示データそのもの等であってもよい。
また、上記実施の形態において図4に示される販売支援方法は、店舗サーバ10が有するコンピュータで実行されるプログラムとして実現され得る。そのプログラムは、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して流通させたり、インターネット等の通信ネットワークを介して流通させたりすることもできる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、年齢制限商品の販売において、顧客に負担をかけず年齢確認ができる販売支援装置、及び販売支援システムに適用可能である。具体的には、タブレット端末及びデジタルカメラと接続されるPOSレジスタ、店舗サーバ、クラウドサーバ等に、本開示は適用可能である。
10,120 店舗サーバ
12,102,113 制御部
12a,102a,113b,121 判定部
12b,102b 通知部
12c,113a 年齢推定部
12d 顔照合部
14,103 記憶部
15,122 顔DB
16 通信部
20 販売支援端末
22,101 POSレジスタ
24,110 タッチパネルディスプレイ
24a,104,114 表示部
24b,112 入力部
26,105 IDスキャナ
28,111 カメラ
30 店舗
32 通信ネットワーク
34a〜34c レーン
36a〜36c 商品棚
37 年齢制限商品
38 顧客
39 店員

Claims (7)

  1. 年齢制限商品の販売を支援する販売支援方法であって、
    顧客を観測することで得られる生体情報を用いて前記顧客の年齢を推定した情報である年齢推定情報を取得し、
    前記年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合、前記顧客に入力させた情報を顧客年齢情報として取得し、前記年齢推定情報が第2の所定年齢未満の場合、前記顧客が所有する媒体に基づいた情報を前記顧客年齢情報として取得し、
    前記顧客年齢情報に基づいて前記顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを判定しその判定結果を通知する、販売支援方法。
  2. 前記生体情報が、あらかじめ登録されている登録情報と一致するか否か判定し、
    前記登録情報が一致しない場合、前記年齢推定情報を取得する、請求項1に記載の販売支援方法。
  3. 前記生体情報は、前記顧客を撮影することで得られる画像である、請求項1または2に記載の販売支援方法。
  4. 前記生体情報は、顔に関する情報である、請求項3に記載の販売支援方法。
  5. 前記年齢推定情報を取得する前に、前記生体情報を用いて事前に登録されている顧客か否かを判断する請求項1〜4のいずれか1項に記載の販売支援方法。
  6. 前記年齢推定情報の取得は、商品が前記年齢制限商品である場合に取得する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の販売支援方法。
  7. 年齢制限商品の販売を支援する販売支援システムであって、
    顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを入力するための入力部と、
    前記顧客を観測することで得られる生体情報を用いて年齢を推定する年齢推定部と、
    前記年齢推定情報に基づいて顧客年齢情報を取得し、前記顧客年齢情報に基づいて顧客が第1の所定年齢以上か第1の所定年齢未満かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を通知する通知部と、を備え、
    前記判定部は、前記年齢推定情報が第2の所定年齢以上の場合、前記顧客に入力させた情報を前記顧客年齢情報として取得し、年齢推定情報が第2の所定年齢未満の場合、前記顧客が所有する媒体に基づいて前記顧客年齢情報を取得する、販売支援システム。
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