JP2018010603A - レンズ販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検眼をしたレンズの度数情報をユーザが取得することを可能とするレンズ販売システムを提供すること。提供すること。【解決手段】店舗側端末は、検眼識別情報と度数情報とを関連付けた検眼履歴を作成し、ユーザ識別情報と検眼識別情報を組み合わせてデータベースサーバに送信する。データベースサーバは、検眼識別情報をユーザ識別情報ごとに対応付けたユーザデータベースを構築し、ユーザのユーザ識別情報について、対応する検眼識別情報を特定し、検眼管理端末にアクセスすることにより、検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズの販売システムに関する。
通常、メガネやコンタクトレンズなどを販売する場合、検眼してから適切なレンズを選択するが、このとき、顧客の側にレンズの度数データが適切に伝えられるということは一般的ではなかった。検眼の際には検眼データとして記録され、レンズの販売の際に、顧客にレンズを提供する際にレンズの度数データが用いられるが、度数データを顧客ごとに管理して、必要とする顧客に提示するということは一般的ではない。
その理由として、レンズの度数データは、レンズの特性を示す多岐にわたるデータからなるものであり、視力が何度というような単純なデータではなく、またデータ形式も一般の利用者にとってなじみのないものであることから、提供するのに適していないというのが1つである。もう1つとして、検眼をしてその流れでレンズを販売する慣行上、度数データのみを単独で流通させるのは都合が悪く、検眼をした店舗においてそのままレンズを購入させ、再度の来店の場合には店舗において過去の度数データを用いて販売する方が望ましいという点がある。
特開2014−174571号公報
たとえば特許文献1には、カルテ情報及びレンズ属性情報を入力して、カルテ情報及びレンズ属性情報に基づく購入データをPOS端末に送信する店舗システムが記載されている。しかしながら、これはPOS端末に送信して顧客ごとの売上登録処理をするものであって、登録されたカルテ情報やレンズ属性情報を顧客が再度利用できるようにアクセス可能に管理されたものではない。
これに対して、本実施の形態では、検眼をしたレンズの度数情報をユーザが取得することを可能とするレンズ販売システムを提供することを目的とする。
本発明にかかるレンズ販売システムは、店舗側端末とデータベースサーバを備え、互いにネットワーク接続される。前記店舗側端末は、ユーザが装着したレンズの度数情報を含む検眼結果を入力する入力部と、前記検眼結果を識別する検眼識別情報と前記入力された度数情報とを関連付けた検眼履歴を作成することにより、検眼データベースを構築する検眼管理部と、ユーザを識別するユーザ識別情報と前記作成された検眼履歴を組み合わせてユーザレンズ情報を作成し、作成された前記ユーザレンズ情報を前記データベースサーバに送信するユーザ管理部を備える。前記データベースサーバは、前記ユーザ管理部から送信されたユーザレンズ情報に基づき、少なくとも1つ以上の検眼履歴をユーザ識別情報ごとに対応付けたユーザデータベースを構築するデータベース部と、アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応する検眼識別情報を特定する特定部と、前記ユーザデータベースを参照することにより、前記特定部によって特定された検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する度数検索部と、を備える。
本実施形態のレンズ販売システムによれば、検眼をしたレンズの度数情報をユーザが取得することが可能となる。
レンズ販売システムのシステム構成図。 検眼データベースを示す図。 検眼段階のフローチャート。 顧客情報登録処理を示すフローチャート。 販売入力データと販売管理データを示す図。 販売管理データの生成処理を示すフローチャート。 販売管理データの出力処理を示すフローチャート。 ユーザデータベースの登録処理を示すフローチャート。 ユーザデータベースサーバの概要を示す図。 検眼履歴に基づく購入処理を示すフローチャート。 度数情報の一覧表示を表示する表示画面の一例。 同一属性の度数情報の一覧表示を表示する表示画面の一例である。 購入履歴に基づく再購入処理を示すフローチャート。 購入履歴の一覧表示を表示する表示画面の一例。 同一属性の購入履歴の一覧表示を表示する表示画面の一例。 保証書コードと度数情報を表示する表示画面の一例。 度数コードの入力画面の一例。 保証書コードに基づく度数情報の取得処理を示すフローチャート。 保証処理の入力段階のフローチャート。 保証処理を示すフローチャート。 保証処理のデータベース登録を示すフローチャート。 レンズ販売システムの他のシステム構成図。 販売情報の概要を示す図。 度数情報を取得して購入する処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
図1は、レンズ販売システムのシステム構成図を示す。レンズ販売システムは、店舗端末28とユーザデータベースサーバ30を、ネットワークを介して互いに接続することで構成されている。店舗端末28の他に、さらに他の店舗端末29もまたネットワークを介して接続されている。他の店舗端末29は、1つに限らず数多く接続されるが、説明のためこれ以外は図示しない。実際は多数の他の店舗端末29が備えられる構成となる。
なお、他の店舗端末29の構成は店舗端末28と同一であり、店舗端末28について説明したものは、他の店舗端末29でも同様である。外部端末の一例である携帯端末35もネットワークを介して接続可能であり、携帯端末35からユーザデータベースサーバ30にアクセスする。外部端末としては携帯端末35を例に挙げて説明するが、携帯端末35に替えて、ネットワークを介して接続可能な各種情報処理装置とすることができる。
店舗端末28は、検眼端末10及び販売管理端末20を備え、それぞれネットワークに接続される。検眼端末10及び販売管理端末20はローカルエリアネットワークへの接続として、外部との接続をインターネットやVPN接続とする構成としてもよく、それぞれインターネットなどの外部ネットワークに接続されるように構成してもよい。
なお、図1では店舗端末28としてネットワークに接続する構成を説明しているが、検眼端末10及び販売管理端末20をそれぞれ単独の構成として、それぞれネットワークに接続する構成としてもよく、この場合の構成を図21に示す。図21のように構成した場合も、全体処理としては図1に示したものと同一であるが、相違する点もあるので、その点は後述する。
検眼端末10、販売管理端末20、ユーザデータベースサーバ30は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、画像処理部と、メモリを備えている。CPU、ROM、RAM、画像処理部及びメモリは、バスを介して相互に接続されている。
CPUは、ROMに記録されているプログラム、又はメモリからRAMにロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAMには、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
画像処理部は、DSP(Digital Signal Processor)や、VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており、CPUと協働して、画像のデータに対して各種画像処理を施す。
メモリは、DRAMやキャッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等何らかの記憶媒体が挙げられる。メモリは、バスにより接続されるもののみならず、ドライブを介して読み書きされるものも含まれる。本実施形態で記憶されたデータは、一時的記憶も不揮発性メモリによる長期記憶の場合も、このメモリにいったん記憶するものとして説明する。
検眼端末10、販売管理端末20、ユーザデータベースサーバ30のそれぞれには入出力インターフェースが接続されている。入出力インターフェースを介して、表示部、撮像部、入力部、通信部が接続されている。入力部は、各種ボタンにより構成され、ユーザの指示操作を受け付ける。通信部は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。
検眼端末10、販売管理端末20、ユーザデータベースサーバ30は、それぞれ以上の各構成を備えるが、機能的構成についてはそれぞれ後述する。各機能的構成は、CPU、ROM、RAM、画像処理部及びメモリの協働動作により機能的に実現される。これらの各部の機能は電子回路又はプログラムによって提供されるモジュール構成であり、プログラムについてはROMに格納され、CPUにより適宜読み出しながら各部と協働することで実行される。図1に示した各機能的構成については、図2以降の各図をそれぞれ参照しながら説明する。
(検眼端末10について)
検眼端末10は、検眼の際に検眼結果を入力して記録し、必要に応じてデータを送信する端末であり、機能的構成として検眼データベース11、入力部12、検眼管理部13を備える。
入力部12は、ユーザが装着したレンズの度数情報を含む検眼結果を入力する。具体的にはユーザの指示操作を受け付ける各種ボタンやスキャン用装置などを備え、操作を通して度数情報を含む検眼結果を入力する。検眼結果とは、主に検眼に用いたレンズについての情報であり、度数情報は、検眼に用いたレンズの度数に関する情報である。
度数情報は、左眼と右眼のそれぞれについてのレンズの度数が挙げられる。レンズの度数は、いわゆるディオプトリー(D)と呼ばれるものであり、レンズの焦点距離の逆数によって定義される。具体的には、SPH球面度数が挙げられる。度数情報については、左眼と右眼のそれぞれについての乱視軸の情報もまた挙げられる。
乱視は、円柱度数と円柱軸で表される。この円柱度数が乱視度数ということになり「CYL」と呼ばれる。円柱軸は乱視の角度を表し、「AXIS」と呼ばれます。これらの乱視度数、乱視軸の角度もまた、度数情報の1つとして挙げられる。
さらに、PD値と呼ばれる瞳孔間距離もまた度数情報の1つとして挙げられる。瞳孔間距離は、一眼の瞳孔中心から他眼の瞳孔間中心までの距離である。さらに、CD値と呼ばれる、一対のレンズの心取り点間に要求される水平距離である心取り点間距離も挙げられる。さらにOCD値と呼ばれる、一対のレンズの水平方向の光学中心間距離も挙げられる。さらにADD(加入度数)、EP(目の位置)など、様々なデータが度数情報として用いられる。
以上のように度数情報は多岐にわたる情報であるので、入力部12は単純に数値を操作により入力してもよいが、レンズに付属しているコード情報を読み取ることにより、度数情報を読み込んで入力することもできる。
検眼管理部13は、検眼結果を識別する検眼識別情報と、入力された度数情報とを関連付けた検眼履歴を作成する。検眼管理部13は、作成した検眼履歴からなる検眼データベース13を構築する。検眼データベース13については図2に示す。
図2では、受付ID15が検眼識別番号の例として挙げられる。受付ID15には、たとえば101、102、204、205などの数字が割り振られる。このように、検眼をした際の検眼結果については、それぞれ検眼結果ごとに受付ID15が割り当てられる。受付ID15は、検眼結果ごとに割り当てられる情報であるので、検眼結果を識別する情報となる。
検眼管理部13は、入力された度数情報を以上の受付ID15に関連付ける。この関連付けられた組が検眼履歴16となる。検眼管理部13は、受付ID15と度数情報を1つの組とした検眼履歴16について、複数集めた検眼データベース11を、図2に示すように構築する。
図3は、検眼段階のフローチャートを示す。最初に検眼端末10に対して入力部12により受付登録をする(ステップ105)。受付登録の結果、受付ID15が割当てられるので、検眼端末10は受付票を発行する(ステップ110)。受付票にはバーコードなどの受付ID15を特定することができる情報を印刷する。そして、入力部12を介して度数情報を入力すると(ステップ115)、検眼管理部13は、入力された度数情報を受付ID15に関連付ける(ステップ115)。関連付けによって検眼履歴16を作成したら、これを検眼データベース11のデータの1つとして構築する。
(販売管理端末20について)
販売管理端末20は、キャッシュレジなどの販売機能と、販売に関するデータを管理する販売管理機能を有する販売端末として備えられる。販売端末は、販売の際に店舗に設けられる端末で、レジ機能のほか、販売した商品の情報や、売上に関する情報を取り扱う。本実施例においては販売端末のうち販売管理機能に着目して、販売管理端末20として説明する。販売管理端末20は、機能的構成として度数取得部21と、販売管理部22と、ユーザ管理部23を有する。販売管理端末20では、度数情報、顧客情報、フレーム情報、レンズ情報も入力する。この一連の販売管理端末20への入力処理を、図4を参照して説明する。
図4は、レンズ販売の際の顧客情報登録処理を示すフローチャートを示す。まず販売管理端末にて受付票の照合を行う(ステップ200)。図3を参照して説明した検眼プロセスにおいて、ステップ110で受付票を発行しているので、これを受け取った被験者は購入にあたってこの受付票を持参する。オペレータは、この受付票を受け取って、販売管理端末20に入力し、販売管理端末20で受付処理する。受付票にはバーコードやQRコード(登録商標)などの情報が記載されており、これを読み取って入力するが、数字や記号を記載しておいて、これを手入力してもよい。そして度数取得部21は、受付票の情報に基づいて検眼識別情報(受付ID15)を解析して特定する(ステップ210)。
ここで、受付ID15は必ずしも1つとは限らない。検眼は複数回行われている場合があるからである。特に、レンズの用途について、遠方を見る自動車運転用とコンピュータなどの近方を見るPC用では必要とされるレンズの度数も異なる。このため複数回の検眼を行った結果複数の受付ID15が発行され、その結果複数の受付票が発行されている場合がある。また異なる日や店舗で検眼している場合もある。これらの複数の受付票を、購入段階で複数提示した場合、複数の受付IDを取得することになる。
次に販売管理部22は、レンズとともに販売する商品の商品情報として、レンズ情報及びフレーム情報を取得する(ステップ215)。レンズとともに販売する商品とは、販売対象がメガネの場合は、特にメガネのフレームが挙げられる。販売対象としてはメガネのほかコンタクトレンズなども挙げられ、いずれの場合も付属品に関する情報が商品情報として挙げられる。これらの商品に関する情報の一例として、たとえばフレーム情報とレンズ情報を挙げて説明する。
フレーム情報には、フレームを特定する情報、及びフレームに関する付随情報を含む。たとえば、フレームIDや、価格、色、形などの情報を含むことができる。フレームの1つ1つに対してフレームIDが割り当てられており、フレームIDごとに該当するフレームについての価格(料金)を含む各種情報が対応付けられて販売管理端末20又はその他の外部サーバに記憶されている。
レンズ情報には、レンズを特定する情報、及びレンズに関する付随情報を含む。たとえば、レンズIDや、価格、色、性能などの情報を含むことができる。フレームと同様レンズについても、1つ1つに対してそれぞれレンズIDが割り当てられている。ただしレンズについては度数も考慮すると膨大な種類となるので、度数情報とは分けた部分でレンズIDを割り当てる。
たとえば通常の効果のレンズ、PC用のブルーカットしたレンズ、又は強力にブルーカットしたレンズ等の、レンズの種類に応じてレンズIDを割り当てている。レンズIDごとに該当するレンズについての料金を含む各種情報が対応付けられて販売管理端末20又はその他の外部サーバに記憶されている。また、フレーム、レンズ以外の各種商品情報についても、それぞれIDを割り当てることにより、各種商品を特定する情報及び付随する情報を記憶する。
次にユーザ管理部23は、ユーザ識別情報としての顧客IDの入力を受け付ける。入力を受け付けるに際して、入力対象となる顧客について顧客IDが既に登録されているか否かを判定する(ステップ220)。顧客IDが既に登録されている場合(ステップ220:Yes)、ユーザ管理部23は、顧客IDの入力を受け付ける(ステップ225)。
顧客IDが登録されていない場合(ステップ220:No)、ユーザ管理部23は、顧客情報の入力を受け付ける(ステップ230)。ここで顧客情報は、顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスや、各種アンケート結果などの当該顧客についての各種情報である。入力されたら、その顧客について顧客IDを割り当て、割り当てた顧客IDを発行する(ステップ235)。
以上のように入力された又は新たに発行された顧客IDについて、ステップ210で特定された受付IDを対応付ける(ステップ240)。
図5は、レンズ販売の際の販売入力データと販売管理データを示す。以上のように受付IDが特定され、顧客IDに対応付けられ、フレームID、レンズIDが入力されることにより販売入力データ25が作成される。したがって、販売入力データ25は受付ID、顧客ID、フレームID、レンズIDを含み、それぞれ対応付けられているが、これ以外の同時に購入される商品情報も含むことができる。フレーム、レンズについてはフレームID、レンズID以外の情報をそれぞれ含んでもよい。
また、後述のステップ305で作成する保証情報も販売管理情報26に含む。販売管理部22は、販売管理情報26を生成する場合に、販売管理情報26の元となる度数情報に関連付けられた検眼識別情報(受付ID15)を、当該受付ID15と対応する別のコード形式の証明情報、例えば上述の保証情報に変換して、販売情報28とともに含めて証明書として発行する。保証情報の発行は、販売情報28の中に含めてもよいし、別々のシートとしてもよい。
そして、作成された販売入力データ25から、販売処理に必要となる販売管理データ26を作成する。このための一連の処理について、図6を参照して説明する。
図6は、販売管理データの生成処理を示すフローチャートを示す。まず度数取得部21は、購入対象の受付ID15を選択する(ステップ250)。基本的には検眼を1回行うことで受付ID15は1つ発行されることになるので、その場合はその1つの受付ID15を自動的に選択することになるが、上述のように複数の受付ID15を取得する場合があるので、その場合は、その複数の中から1つを選択する。
次に度数取得部21は、選択した受付ID15からレンズ度数を取得する(ステップ255)。つまりステップ210で特定することにより取得した受付ID15から、検眼管理端末10にアクセスして入力された受付ID15に関連付けられた度数情報を取得する。受付IDと度数情報は、図2に示したように履歴情報として組となって検眼データベース11にデータベース化されているので、検眼端末10にアクセスすることにより、度数情報を取得する。
なお、ここでは選択した受付ID15についてのみレンズ度数を取得したが、ステップ250とステップ255を逆にして、複数の受付ID15のすべてについてレンズ度数を取得しておき(ステップ255)、そこから最新となるものを1つを選択(ステップ250)してもよい。
次に、販売管理部22は、販売入力データ25に含まれるフレームIDから料金情報を取得する(ステップ260)。次に、販売管理部22は、販売入力データ25に含まれるレンズIDから料金情報を取得する(ステップ265)。フレーム、レンズ以外の各種商品情報についても、IDを割り当てて料金管理を行うこともできる。
以上によりフレームの料金とレンズの料金が求められるので、販売管理部22はさらにフレームの料金とレンズの料金を合算し、その他各種商品やサービスがある場合にはそれらを入力して合算する。それにより、販売管理部22は、合計金額を算出し、販売画面に表示する(ステップ270)。
この際に商品の受け渡しはその場で行うか、後日の受け取りかを確認することにより、確認結果に基づいて、販売管理部22は商品受け渡しフラグを特定する(ステップ275)。商品受け渡しフラグは、商品をすでに受け渡したか、後日の受け渡しとするかを特定するフラグである。以上により、図5に示した販売管理データ26を構成する各種情報は得られたので、以上の処理により販売管理部22は、図5に示した販売管理データ26を生成する。
図7は、販売管理データの出力処理を示すフローチャートを示す。まず、販売管理部22は、保証情報を作成する(ステップ305)。保証情報として、保証コード、保証回数、保証期間、保証開始日の情報が挙げられる。保証コードは、受付ID15に基づいた、受付IDに対応するコード情報であり、バーコード、QRコード(登録商標)として生成することができる。また、受付IDの数字に、チェックデジットの数字を組み合わせたデータとすることもできる。
保証回数は、たとえば2回まで購入した商品、レンズを交換することができるとした交換の残り回数であり、購入後にレンズ交換をするごとに減少する値である。保証期間はたとえば6か月、1年、などの保証開始日を起算日とした保証を受けることが期間の値である。保証開始日は、通常は商品の購入日をそのまま保証日とするが、料金の支払いと商品の受取日が異なる場合には、商品の受取日をもって保証開始日を起算することができる。
さらに度数コードを作成する(ステップ310)。度数コードは、受付ID15に基づいた、受付IDに対応するコード情報であり、バーコード、QRコード(登録商標)として生成することができる。また、受付IDの数字に、チェックデジットの数字を組み合わせたデータとすることもできる。
そして、販売管理データ26に基づき画面表示をして、表示画面を介して店舗の販売スタッフは商品の販売処理、会計処理を行う(ステップ312)。すなわち表示画面に表示された金額の支払いを受け、販売完了のデータを記録する。このときにレンズを含む商品を受け渡す場合は受け渡しを行い、後日受け渡しの場合はその旨を記載したシートを印刷して手渡す。
販売の完了を受けて販売管理部22は、販売管理データ26に基づいて販売完了データを生成する。すなわち、商品情報及び度数取得部21によって取得された度数情報に基づいた販売完了データを生成、出力する(ステップ315)。販売完了データとは、販売に際して顧客に提示する情報が挙げられた、最終的な料金や、商品の詳細、保証等についての情報である。
さらに、顧客IDごとに属性情報を設定することもできる。属性情報とは、例えば同一の家族であるか、もしくは同一の会社であるかどうかなど、同一属性か否かを識別するための情報である。ある顧客IDと他の顧客IDとの間で同一の属性かどうか、例えば親と子などの家族関係であるかどうかの情報を、属性情報として販売管理データ26に含めて生成することができる。そして、ユーザ管理部23は、販売管理データ26をデータベースサーバ30に送信する(ステップ330)。
(ユーザデータベースサーバ30について)
ユーザデータベースサーバ30は、顧客IDごとの各顧客の管理データや販売に関するデータを一元的に管理するデータベースを備えたサーバである。ユーザデータベースサーバ30は、機能的構成としてユーザデータベース31、特定部32、データベース部33、度数検索部34、再販売処理部37及び保証処理部38を備える。
図8は、ユーザデータベースの登録処理を示すフローチャートを示す。まずデータベース部33は、ユーザ管理部23から販売管理データ26を受信する(ステップ350)。データベース部33は、販売管理データ26に含まれる顧客IDについて、ユーザデータベース31を参照することにより、該当する情報が登録されているか否かを確認、判定する(ステップ360)。
ユーザデータベース31は、ユーザ管理部23から送信された販売管理データ26に基づいて、図9に示すように構築されている。ユーザデータベース31は、図9に示すように、取得した販売管理データ26を、顧客IDごとのデータとして管理しているデータベースである。
受信した販売管理データ26に含まれる顧客IDについて登録されていると判定された場合(ステップ360:Yes)、データベース部33は、ユーザデータベース31を参照することにより、ユーザ管理部23から送信された販売管理データ26に含まれる顧客IDを検索する(ステップ365)。登録されていないと判定された場合(ステップ360:No)、ユーザ管理部23から送信された販売管理データ26に含まれる顧客IDについて、ユーザデータベース31に項目を作成し、送信された販売管理データ26をユーザデータベース31に登録する(ステップ370)。
そして、いずれの場合についても検索または新規作成した所定の顧客IDの項目の1つとして、送信された販売管理データ26を対応させて登録する(ステップ375)。このようにしてデータベース部33は、ユーザ管理部23から送信された販売管理データ26に基づき、少なくとも1つ以上の検眼識別情報(受付ID15)をユーザ識別情報(顧客ID)ごとに対応付けたユーザデータベース31を構築する。
以上のように、受付票と顧客情報に基づき販売管理データ26を生成し、販売管理データ26に基づき、顧客に渡す印刷物の記載対象となる販売完了データが生成された。その一方で販売管理データ26を送信することにより、ユーザデータベース31に顧客ごとのデータを追加することができる。
(度数情報取得の第1の例)
以上のように構築されたユーザデータベース31から、ユーザの入力処理により、過去に検眼された度数情報を取得し、再度の検眼を繰り返すことなく購入する商品を選択する処理について説明する。携帯端末35から入力することによりインターネットを通じて購入処理する場合を中心に説明するが、携帯端末35に限らず、ネットワークに接続されているコンピュータや、その他店舗端末を通じての購入処理としてもよい。
図10Aは、検眼履歴に基づく購入処理を示すフローチャートである。まずユーザは、携帯端末35から顧客情報を入力する(ステップ500)。顧客情報としては、顧客IDとパスワードを入力することができるが、この他にも顧客を特定する情報と、その顧客であることを認証する情報を入力することにより、アクセス認証のための入力を行う。
ここで、各顧客IDについては属性情報を設定していたので、設定により、同一属性に係る顧客IDについては同様にアクセス可能としてもよい。つまり所定の顧客IDについてアクセスしたことにより、複数の顧客IDについての情報についてアクセスすることになる。後述の説明では単一の顧客IDを例にして説明するが、複数の顧客IDのついての情報を、顧客IDごとに区別して検索、取得し、画面表示していくことも可能である。
入力を受けて、特定部32は、顧客情報を認証情報によりアクセス認証をして、アクセスの可否を決定する。アクセスを認められない場合は処理を終了する。アクセス許可の場合に次の処理に進む。アクセス認証により許可された場合、携帯端末35とユーザデータベースサーバ30との間で通信処理を行う。
次に、特定部32は、アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)について、ユーザデータベース31を参照することにより、対応する検眼識別情報(受付ID15)を検索して特定する(ステップ505)。そして、データベース部33は、特定部32によって特定された複数(少なくとも1つ)の受付ID15に対応付けられた度数情報をユーザデータベース31から取得して(ステップ515)、携帯端末35に送信する。そして、度数検索部34は、受付ID15のそれぞれに対応付けられた複数の度数情報について度数一覧を作成し、携帯端末35に一覧表示する(ステップ520)。その結果、携帯端末35ではユーザ自身が過去に検眼したレンズの度数情報を取得できる。
図10Bは、度数情報の一覧表示を表示する表示画面の一例である。携帯端末35は、複数の検眼識別情報(受付ID15)のそれぞれに基づいた複数の度数情報の一覧を、表示画面40の下部、一覧表示領域41に表示する。一方で一覧表示領域41に表示される複数の度数情報のうちの1つを指示マーク42が指すように表示されている。この指示マーク42を操作することにより、表示された一覧表示領域の複数の項目の中から、項目の1つを選択する。
一方で表示画面40の上部には、購入対象となるメガネについての情報を表示する。図10Bの例では、商品名と商品の写真を表示している。該当する商品については、指示マーク42に当てられた検眼識別情報(受付ID15)、度数情報に対応して購入された商品の情報を表示してもよく、また、図10Bの表示画面の前に商品一覧を表示しておき、商品一覧から所定の商品を選択した後に図10Bの画面に移行してもよい。この場合、商品一覧から選択した商品についての情報を表示画面40の上部に表示する。
携帯端末35の表示画面40を介して検眼識別情報(受付ID15)、度数情報に対応する項目の1つを選択した場合、携帯端末35はその選択結果をユーザデータベースサーバ30に送信する。ユーザデータベースサーバ30の再販売処理部37は、この送信結果、すなわち度数検索部34によって作成された度数一覧に含まれる複数の度数情報のうち1つについての購入指示を受け付けて、再販売処理を実行する(ステップ525)。
また、顧客IDごとに属性情報を設定し、同一の属性情報からのアクセスについて、同一の属性情報にかかる顧客IDの各種情報を表示することもできる。属性情報の例として同一の家族の場合、すなわち、親の顧客IDでアクセスした場合に、配偶者や子の顧客IDにかかる情報を表示する場合について説明する。
図11は、同一属性の度数情報の一覧表示を表示する表示画面の一例である。表示画面の概要は図10Bに示したものと同一であり、参照符号は同一のものを用いる。この場合特定部32は、アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)に加え、同一属性のユーザ識別情報について、ユーザデータベース31を参照することにより、対応する検眼識別情報(受付ID15)を検索して特定する。次に、そして、データベース部33は、受付ID15に対応付けられた度数情報をユーザデータベース31から取得して、携帯端末35に送信する。
その結果、図10Bでは本人について検眼された度数情報のみしか表示されなかったところ、図11では、本人に関連付けられた属性、すなわち家族が検眼した度数情報を表示することができる。図11では具体的に「お子様」を例にしているが、自分の両親や配偶者を、同一属性として設定しておくことにより、度数情報の取得処理の中で、本人のみならず同一属性の過去の度数情報についても度数情報を表示画面40の下部、一覧表示領域41に表示することにより、参照することができる。
そして図10Bと同様に、一覧表示領域41に表示される複数の度数情報のうちの1つを指示マーク42が指すように表示されている。この指示マーク42を操作することにより、表示された一覧表示領域の複数の項目の中から、項目の1つを選択する。このように操作することにより、過去の度数情報に基づき、本人以外のユーザもメガネやコンタクトレンズなどのレンズ商品を購入することができる。たとえば本人が忙しい場合など、必ずしも本人による購入処理がなされなくても、身内の人間が代わりに購入処理をすることができる。
以上のように、本人又は同一属性の者からの購入指示に対して、再販売処理部37は、購入指示が示す度数情報に基づいて、販売情報28を検索し、検索結果に基づき、再販売にかかる販売管理データ26を生成する。ここでの販売情報28の生成処理は、図6及び図7に示した一連の販売及び会計処理と同一であるので、販売管理端末20に関して説明した処理を繰り返すことになるが、処理は再販売処理部37で実行する。
以上の処理により、ユーザは携帯端末35からの操作入力により度数情報を取得することができる。度数情報を取得することができる結果として、ユーザデータベースサーバ30との通信処理を介して購入対象のレンズを特定することができ、購入対象を事前予約すること、ネット通販などで所望のレンズ商品を取得することができる。
(度数情報取得の第2の例)
度数情報取得の第2の例として、購入履歴から度数情報を取得し、販売指示をする場合について説明する。第1の例では度数情報の一覧から商品を選択していたのに対して、購入履歴から選択する点で異なるが、その他の点では同じである。そこで、携帯端末35から入力することによりインターネットを通じて購入処理する場合を中心に説明する。
図12は、購入履歴に基づく再購入処理を示すフローチャートを示す。まずユーザは、携帯端末35から顧客情報を入力する(ステップ500)。そして特定部32は、アクセス認証する。特定部32は、このユーザのユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)について、ユーザデータベース31を参照し、検索する。それにより特定部32は、対応する検眼識別情報(受付ID15)を特定する(ステップ505)。この2つの処理は度数情報取得の第1の例の処理と同一である。
ここで、アクセスした顧客の顧客IDについて受付ID15が複数であるとして、この中でも特に販売フラグで購入済になっているもののみを特定部32で抽出する(ステップ560)。購入済の商品の一覧を作成するためである。
抽出に際しては、特定部32は、図9に示した販売管理データ26に含まれる販売フラグを参照する。図9に示すように、販売情報28の元となる度数情報に関連付けられた検眼識別情報(受付ID15)について、販売管理データ26を作成された状態となっている。販売管理データ26は、販売されたことを識別する販売識別情報(販売フラグ)がさらに付帯されたものである。そして、データベース部33は、販売識別情報を付帯先の検眼識別情報(受付ID15)に対応付けてユーザデータベース31を構築している。なお、未販売の受付IDを受信しない場合、特定部32は、販売フラグを参照することなく、販売情報28の元となる度数情報に関連付けられた検眼識別情報(受付ID15)について、販売管理データ26を作成してもよい。
そして、度数検索部34は、特定部32によって特定された複数の検眼識別情報のうち、販売識別情報が付帯されたものについての一覧である購入履歴を作成して携帯端末35に一覧表示する(ステップ565)。
図13は、購入履歴の一覧表示を表示する表示画面の一例である。図10Bの場合と同様に、携帯端末35は、購入履歴の一覧を、表示画面40の下部、一覧表示領域51に表示する。一方で一覧表示領域51に表示される複数の度数情報のうちの1つを指示マーク52が指すように表示されている。この指示マーク52を操作することにより、表示された一覧表示領域の複数の項目の中から、項目の1つを選択する。一方で表示画面40の上部には、購入対象となるメガネについての情報を表示する。この点については度数情報取得の第1の例と同じであるので説明を省略する。
図14は、同一属性の購入履歴の一覧表示を表示する表示画面の一例である。
図11の場合と同様に、携帯端末35は、家族などの同一属性の購入履歴の一覧を、表示画面40の下部、一覧表示領域51に表示する。同一属性にかかる説明は、図11において説明したものと同様である。一方で一覧表示領域51に表示される複数の度数情報のうちの1つを指示マーク52が指すように表示されている。この指示マーク52を操作することにより、表示された一覧表示領域の複数の項目の中から、項目の1つを選択する。一方で表示画面40の上部には、購入対象となるメガネについての情報を表示する。この点についてもまた、度数情報取得の第1の例と同じであるので説明を省略する。
携帯端末35の表示画面40を介して購入履歴の項目の1つを選択した場合、携帯端末35はその選択結果をユーザデータベースサーバ30に送信する。そして特定部32は、選択された履歴についての受付ID15を特定し、その受付ID15に基づいて、ユーザデータベース31にアクセスすることにより、ユーザデータベース31から度数情報を取得して携帯端末35に送信する(ステップ570)。
一方で再販売処理部37は、携帯端末35での選択結果と度数情報を購入指示として受け付けて、再販売処理を実行する(ステップ575)。販売処理については度数情報取得の第1の例における説明と同一であるので、ここでは説明を省略する。
以上の処理により、ユーザは携帯端末35からの操作入力により、購入履歴に基づいて購入を指示することができるとともに、購入対象となるレンズについての度数情報を取得することができる。さらに、ユーザデータベースサーバ30との通信処理を介して購入対象のレンズを特定することができ、購入対象を事前予約すること、ネット通販などで所望のレンズ商品を取得することができる。
(度数情報取得の第3の例)
度数情報取得の第3の例として、保証情報から度数情報を取得し、店舗端末28側で表示する場合について説明する。保証情報として、購入時にユーザはQRコード(登録商標)である保証書コード61をあらかじめ取得しているので、店舗に足を運んだときに、携帯端末35のたとえばアプリケーションソフトを介して、保証書コード61を表示する。すなわち、アプリケーションソフトを事前にインストールしておき、アプリケーションソフトを起動するときに、顧客情報とパスワードを入力することでログインすることで、QRコード(登録商標)の情報にアクセスする。または、携帯端末35で保証書などの保証情報が記載されている印刷物から、撮影して取り込んでもよい。図15は、保証書コードと度数情報を表示する表示画面の一例を示す。
携帯端末35は表示画面40の中ほどに保証書コード61を表示し、ユーザが、店舗端末28の販売管理端末20にかざすことにより、販売管理端末20で保証書コード61を認識する。または、ユーザが保証書などの保証情報が記載されている印刷物を提示し、店員が店舗端末の販売管理端末20にかざすことにより、販売管理端末20で保証書コード61を認識してもよい。販売管理端末20は、認識した内容を解析することにより、度数欄62に度数情報を表示する。また、図10B及び図13の場合と同様に、携帯端末35は表示画面40の上部に、購入対象となるメガネについての情報を表示してもよいが、販売管理端末20で表示すればよい。販売管理端末20の表示画面に、購入対象となるメガネについての情報を表示する。
図16は度数コードの入力画面の一例を示す。図15ではQRコード(登録商標)により店舗で入力する例を示したが、保証情報として度数コードもまた購入時の印刷物に記載している。ネットワークを介して再販売処理、保証処理を行う場合は、販売管理端末20に対して度数コードを入力することで処理を行う。この場合の度数コードは受付ID15を特定する数字の組み合わせである。なお、携帯端末35に度数コードを入力することによりユーザデータベースサーバ30を介して販売管理端末20に送信することで、同様に入力してもよい。
例えば受付ID15が12ケタの数字の組み合わせである場合、販売管理部22は、この12ケタの数字を合計する等の組み合わせの演算により、2ケタの数字を求め、得られた2ケタの数字を受付ID15の12ケタと組み合わせて14桁の数字とすることで度数コードを生成する。このようにすることで、受付ID15と1対1対応の数字として度数コードを与えることができる一方で、チェックデジットとの組み合わせにより、認証性を高めた状態で度数コードを利用することができる。
図17は、保証書コードに基づく度数情報の取得処理を示すフローチャートを示す。まず販売管理端末20に保証書コード61又は度数コードを入力する(ステップ605)。保証書コードは図15に、度数コードは図16に、それぞれ入力画面とともに示した通りである。
次に、特定部32は受付ID15を特定する(ステップ610)。上述のように、保証書コード61と度数コードのいずれも受付ID15から対応付けたデータであるので、逆に保証書コード61又は度数コードを解析することにより受付ID15を特定することができる。そして特定部32は、検眼識別情報(受付ID15)から、ユーザデータベース31を参照することにより、ユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)を検索して特定する(ステップ615)。第1の例及び第2の例では顧客IDから受付ID15を特定していたが、第3の例ではこれらの逆の処理となる。
そして第1の例及び第2の例の場合と同様に、度数取得部21は、解析された検眼識別情報(受付ID15)についてユーザデータベース31から度数情報を取得する(ステップ620)。これらの処理の結果として必要なデータが揃ったので、度数取得部21は、図15に示すような度数情報を含む保証情報を販売管理端末20の表示画面に表示する(ステップ630)。
なお、ここでは保証情報から1つの受付ID15が求められるのでそのまま度数情報を取得したが、顧客IDも取得しているので、ここからさらに同一顧客の他の受付ID15を取得して、対応する度数情報を取得することもできる。すなわち特定部32は、証明情報から特定した検眼識別情報(受付ID15)について、ユーザデータベース31を参照することにより、対応するユーザ識別情報(顧客ID)を特定し、さらに特定したユーザ識別情報(顧客ID)に基づいて、対応する複数の検眼識別情報を特定する。
具体的には、ステップ615で取得したユーザのユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)について、ユーザデータベース31を参照することにより、対応する検眼識別情報(受付ID15)をさらに検索して特定する(図12のステップ505と同じ)。複数の受付ID15が特定された状態なので、特定部32は、検索された受付ID15のリストとして度数取得部21に送信する。1つの場合は、その1つの受付ID15を度数取得部21に送信する。
以上の第3の例により、保証情報を入力することにより、販売管理端末20で受付ID15を得ることができるので、ここから度数情報を取得することができる。保証に関する内容を提示することができるので、より明確に保証内容を確認することができる。さらに、保証内容が携帯端末35に表示される場合には、保証内容を認証することができ、携帯端末35上の情報によりレンズの保証を付与することができるシステムが提供できる。
(保証処理について)
以上、図15〜17を参照することにより保証書コードにより度数情報を取得し、必要な情報を提示する点について説明したが、その後の保証処理の流れについて、図18〜図20を参照することにより説明する。
図18は、保証処理の入力段階のフローチャートを示す。販売管理端末20に保証書コード61又は度数コードを入力する(ステップ605)。次に、特定部32は受付ID15を特定する(ステップ610)。これらは図17の場合と同一の処理である。
そして、特定部32は、ユーザデータベース31を参照することにより、該当する受付ID15について保証期間内であるか否かを判定する(ステップ715)。保証期間外であれば保証できない旨を表示画面40に表示して一連の処理を終了する。保証期間内であれば次に進む。
さらに特定部32は、ユーザデータベース31を参照することにより、該当する受付ID15について保証回数内であるか否かを判定する(ステップ720)。保証回数を超えていれば保証できない旨を表示画面40に表示して一連の処理を終了する。保証期間内であれば次に進み、販売管理端末20を介して交換商品の情報の入力を受け付ける(ステップ730)。
図19は、保証処理を示すフローチャートをさらに示す。そして図17の場合と同様に、度数検索部34は、解析された検眼識別情報(受付ID15)について、ユーザデータベース31にアクセスすることにより度数情報を取得して(ステップ735)、またユーザデータベース31を参照することにより商品情報を取得して、販売管理端末20に送信する。これらの処理の結果として必要なデータが揃ったので、販売管理端末20では、図15に示すような度数情報を含む保証情報を表示画面40に表示する。
次に販売管理部22は保証金額を算出する(ステップ740)。保証情報と共に保証の対象となる、購入したレンズを含む商品の商品情報が得られているので、これらの情報に基づいて、元の料金である保証金額を算出する。次に販売管理部22は交換対象金額を算出する(ステップ745)。交換商品の情報を受け付けており、また交換対象となるレンズの度数情報を得ていることから、具体的な交換内容が特定されていることで、販売管理部22はその内容に基づき交換対象金額を算出する。
販売管理部22はさらに交換対象金額から保証金額を差し引いた差額を算出して販売管理端末20の表示部に表示し(ステップ750)、保証を受けることが確定したら、その保証の内容をユーザデータベースサーバ30に送信する(ステップ755)。この内容について確定すれば元の商品よりも高い商品にて保証を受けたい場合でも、差額を支払うことで決済できるように顧客に情報を提示できる。
図20は、保証処理のデータベース登録を示すフローチャートを示す。図19の処理において保証内容が確定したら送信されてくるので、まず特定部32は、送信されてきた保証内容を受信し(ステップ770)、受信内容に基づき受付ID15を特定する(ステップ775)。
データベース部33は、保証内容を参照してレンズ情報及びフレーム情報を更新する(ステップ780)。さらに、保証回数を1回消費したことから、データベース部33は、保証回数を1回減ずる(ステップ785)。これにより、保証処理段階のユーザデータベースサーバ30における処理を終了する。
以上の構成により、ユーザが保証情報にアクセスして保証を受けることがサービスを提供することができるとともに、保証回数などの保証に関する情報をサーバ側で管理することができ、さらにフレーム情報やレンズ情報などの保証段階での購入情報も含めて顧客情報を管理しつつ、インターネットを介した商品提供を実現することができる。
(他の実施の形態)
図21は、レンズ販売システムの他のシステム構成図である。各構成の動作は上述のように図1に示した場合と同様であるが、相違する点のみ説明する。本実施の形態では、検眼端末10、販売管理端末20が、店舗端末28の一機能としてではなく、それぞれ単独の端末としてそれぞれネットワークに接続されている。そして度数情報を含む検眼履歴の情報は検眼端末10で管理されており、販売管理端末20及びユーザデータベースサーバ30は、それぞれ検眼端末10にネットワークを介してアクセスすることにより、度数情報を取得する。
検眼端末10は、レンズ販売店に設置されている場合もあるが、視力の検査などは眼科において行う場合も依然として多い。しかしながら、眼科でなされた診察情報は、個人情報でありその都度認証を経て取得する場合が望ましい場合があり、また、視力についても診察を受ける場合に変化していることもある。その場合に最新の情報に更新することが望ましい。このようなことを勘案して、ユーザがレンズ販売についてECのサイトにアクセスするだけで、ECのサイトから眼科のサイトを参照することにより、最適なレンズを購入することができるようなシステム構成を本実施の形態では実現する。
図5に示したように、本実施の形態でも販売入力データ25から販売管理データ26を生成する。図1の実施の形態では、販売管理データ26を直接ユーザデータベースサーバ30で管理していたが、ここでは販売情報28、ユーザレンズ情報36を、販売管理データ26から区別して処理を行う。
まず、販売の完了を受けて販売管理部22は、販売管理データ26に基づいて図22に示す販売情報28を生成する。すなわち、商品情報及び度数取得部21によって取得された度数情報に基づいた販売情報28を生成、出力する(ステップ315)。このようにレンズに関する情報と商品に関する情報に基づいて、販売管理部22は販売情報を生成する。販売情報28とは、販売に際して顧客に提示する情報が挙げられた、最終的な料金や、商品の詳細、保証等についての情報である。
図22は販売情報の概要を示す。図5に示したように販売管理データ26は既に生成されているが、販売管理データ26は会計に用いる販売管理端末20のためのデータとして用いる。販売情報28は、顧客に渡すレシート、領収書、保証書に記載する情報であるという性質上、販売管理データ26とは異なり、またユーザデータベースサーバ30に送るデータもまた、販売管理データ26とは異なる。
具体的には、販売情報28には、度数情報が販売管理データ26から除外される。上述のように顧客が直接把握するにはなじまない情報だからである。販売情報28で顧客IDはそのまま用いているが、顧客IDにかえて、もしくは顧客IDとともに顧客名を使用してもよい。この他、フレームID、レンズIDなど、ID情報に替えて分かりやすいように具体的な情報を記載する。商品渡フラグについては、商品を渡したかどうかの具体的な情報を記載し、受け取り日時や場所などの商品渡情報としてもよい。
そして、図7に示したステップ315の処理に続き、ユーザ管理部23は、販売管理データ26に基づき、ユーザを識別するユーザ識別情報(顧客ID)と、販売管理端末30で入力された検眼識別情報を組み合わせてユーザレンズ情報36を作成する。ユーザレンズ情報36は、ユーザの検眼にかかるレンズの情報、ユーザに販売したレンズについての情報をユーザデータベースサーバ30で管理するためにまとめた情報である。
具体的には、ユーザレンズ情報36は、受付ID15、販売フラグ、ステップ215で説明したレンズ情報及びフレーム情報、商品渡フラグ、保証回数の情報を含む。複数回検眼を行い、複数の受付票が提示されている場合には受付ID15は複数あるので、図22に示すようにそれぞれを顧客IDに対応付ける。
この場合、実際に販売されていないレンズの受付ID15も含んでいるので、販売フラグを、販売済か否かを区別する情報として含める。保証情報については、保証回数の情報を含む。保証開始日については、販売日の情報から導くことができ、保証書コードは受付ID15から求めることができるのでここでは省略するが、含めてもよい。そして、ユーザ管理部23は、作成されたユーザレンズ情報36をデータベースサーバ30に送信する。そしてデータベース部33では、受け取ったユーザレンズ情報36に基づいてユーザデータベース31を構築する。図1の実施の形態では、販売管理情報26に基づいていたところ、本実施の形態では、ユーザレンズ情報36に基づいてユーザデータベース31を構築する。
以上のようにデータベースサーバ30にユーザレンズ情報36に基づくユーザデータベースを構築することができたので、これに対して、携帯端末35からデータベースサーバ30にアクセスすることにより度数情報を取得する処理について説明する。度数情報取得の第2の例及び度数情報取得の第3の例は処理が共通するので説明を省略するが、度数情報取得の第1の例については異なるので説明する。
図23は、度数情報を取得して購入する処理を示すフローチャートである。まずユーザは、携帯端末35から顧客情報を入力する(ステップ500)。顧客情報としては、顧客IDとパスワードを入力することにより、アクセス認証のための入力を行う。
ここで、各顧客IDについては属性情報を設定していたので、設定により、同一属性に係る顧客IDについては同様にアクセス可能としてもよい。つまり所定の顧客IDについてアクセスしたことにより、複数の顧客IDについての情報についてアクセスすることになる。後述の説明では単一の顧客IDを例にして説明するが、複数の顧客IDのついての情報を、顧客IDごとに区別して検索、取得し、画面表示していくことも可能である。
入力を受けて、特定部32は、顧客情報を認証情報によりアクセス認証をして、アクセスの可否を決定する。アクセスを認められない場合は処理を終了する。アクセス許可の場合に次の処理に進む。アクセス認証により許可された場合、携帯端末35とユーザデータベースサーバ30との間で通信処理を行う。
次に、特定部32は、アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報(顧客情報、顧客ID)について、ユーザデータベース31を参照することにより、対応する検眼識別情報(受付ID15)を検索して特定する(ステップ505)。
ここで、アクセスした顧客の顧客IDについて受付ID15は1つの場合もあるが、複数の場合もある。複数の受付ID15が検索された場合、特定部32は、検索された受付ID15のリストとして携帯端末35に送信する。1つの場合は、その1つの受付ID15を携帯端末35に送信する。
携帯端末35では、アクセスした顧客IDについての受付IDのリストを受信したので、これらの検眼識別情報(受付ID15)について、度数検索部34は、検眼管理端末10にアクセスすることにより(ステップ510)、度数情報を取得して携帯端末35に送信する(ステップ515)。
そして、特定部32によって複数(少なくとも1つ)の検眼識別情報(受付ID15)及び度数情報が特定されているので、度数検索部34は、特定された複数の検眼識別情報(受付ID15)のそれぞれに基づいた複数の度数情報を取得して度数一覧を作成し、携帯端末35に一覧表示する(ステップ520)。以上の結果、図10Bに示した度数の一覧が表示される。
携帯端末35の表示画面40を介して検眼識別情報(受付ID15)、度数情報に対応する項目の1つを選択した場合、携帯端末35はその選択結果をユーザデータベースサーバ30に送信する。ユーザデータベースサーバ30の購入指示部39は、この送信結果、すなわち度数検索部34によって作成された度数一覧に含まれる複数の度数情報のうち1つについての購入指示を受け付けて、販売管理端末20に送信することにより購入指示処理を実行する(ステップ525)。
以上のように構成することにより、検眼端末10が独自にネットワークに接続されている場合、特に眼科で検眼履歴にかかるシステムを管理しているような場合に、ユーザはレンズを購入するときに、ECのサイトにアクセスするだけで、眼科のサイトを参照することにより、最適なレンズを購入することができるようなシステム構成を実現することができる。
以上、本発明について実施例を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施例に記載の範囲には限定されない。上記実施例に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
検眼端末10、検眼データベース11、入力部12、検眼管理部13、受付ID15、販売管理端末20、度数取得部21、販売管理部22、ユーザ管理部23、販売入力データ25、販売管理データ26、販売情報28、ユーザデータベースサーバ30、ユーザデータベース31、特定部32、データベース部33、度数検索部34、携帯端末35、ユーザレンズ情報36、再販売処理部37、保証処理部38

Claims (15)

  1. 店舗側端末とデータベースサーバを備え、互いにネットワーク接続されるレンズ販売システムであって、
    前記店舗側端末は、
    ユーザが装着したレンズの度数情報を含む検眼結果を入力する入力部と、
    前記検眼結果を識別する検眼識別情報と前記入力された度数情報とを関連付けた検眼履歴を作成することにより、検眼データベースを構築する検眼管理部と、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と前記作成された検眼履歴を組み合わせて前記データベースサーバに送信するユーザ管理部を備え、
    前記データベースサーバは、
    前記ユーザ管理部から送信された少なくとも1つ以上の検眼履歴を、ユーザ識別情報ごとに対応付けたユーザデータベースを構築するデータベース部と、
    アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応する検眼識別情報を特定する特定部と、
    前記ユーザデータベースを参照することにより、前記特定部によって特定された検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する度数検索部と、
    を備えるレンズ販売システム。
  2. レンズとともに販売する商品の商品情報を取得し、当該商品情報及び前記度数情報に基づいた販売情報を生成する販売管理部を、
    さらに備える、請求項1に記載のレンズ販売システム。
  3. 前記販売管理部は、複数の検眼履歴が作成された場合に、作成した複数の検眼履歴のうちいずれかを選択し、前記商品情報及び選択した度数情報に基づいて、前記販売情報を生成し、
    前記ユーザ管理部は、前記ユーザ識別情報について、前記作成した複数の検眼履歴をいずれも関連付ける、
    請求項2に記載のレンズ販売システム。
  4. 前記特定部によって複数の検眼識別情報が特定された場合、前記度数検索部は、前記特定された複数の検眼識別情報のそれぞれに基づいた複数の度数情報を取得して度数一覧を作成する、
    請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ販売システム。
  5. 前記データベースサーバは、前記度数検索部によって作成された度数一覧に含まれる前記複数の度数情報のうちのいずれかについての購入指示を、外部端末からネットワークを介して受け付けることにより、当該購入指示に基づいた販売情報を生成する再販売処理部を、
    さらに備える、請求項4に記載のレンズ販売システム。
  6. 前記ユーザ管理部は、前記販売情報の元となる度数情報に関連付けられた検眼識別情報について、販売状況を識別する販売識別情報をさらに付帯し、
    前記データベース部は、前記販売識別情報を付帯先の検眼識別情報に対応付けて前記ユーザデータベースを構築し、
    前記度数検索部は、前記特定部によって特定された検眼識別情報のうち、前記販売識別情報が付帯されたものに基づいて度数情報を取得する、
    請求項2又は3に記載のレンズ販売システム。
  7. 前記度数検索部は、前記特定部によって前記特定された複数の検眼識別情報のうち、前記販売識別情報が付帯されたものについての一覧である購入履歴を作成する、
    請求項6に記載のレンズ販売システム。
  8. 前記データベースサーバは、前記度数検索部によって作成された購入履歴が示すうちの1つについて購入指示を受け付けて、当該購入指示に基づいた販売情報を生成する再販売処理部を、
    さらに備える、請求項7に記載のレンズ販売システム。
  9. 前記販売管理部は、前記販売情報を生成する場合に、前記販売情報の元となる度数情報に関連付けられた検眼識別情報を、当該検眼識別情報と対応する別のコード形式の証明情報に変換して、前記販売情報とともに含めて証明書として発行し、
    前記特定部は、前記証明書に含まれる前記証明情報から対応する検眼識別情報を特定する、
    請求項2〜7のいずれかに記載のレンズ販売システム。
  10. 前記特定部は、前記証明情報から特定した検眼識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応するユーザ識別情報を特定し、さらに特定したユーザ識別情報に基づいて、対応する複数の検眼識別情報を特定する、
    請求項9に記載のレンズ販売システム。
  11. 前記ユーザデータベースは、記憶している検眼履歴のうち販売されたレンズのそれぞれについての保証情報を記憶し、
    前記データベースサーバは、
    外部端末からネットワークを介して受け付けることにより、前記販売管理部によって発行された証明書を含む保証要求の入力を受け付け、入力された保証要求に含まれる証明書によって特定される検眼識別情報に基づいて保証処理し、前記特定される検眼識別情報について、前記ユーザデータベースに記録された保証情報を更新する保証処理部を、
    さらに備える、請求項9又は10に記載のレンズ販売システム。
  12. 前記ユーザ管理部は、前記販売管理部によって生成された販売情報を、対応する前記検眼履歴に関連付けて前記データベースサーバに送信し、
    前記データベース部は、前記ユーザ管理部から送信された販売情報を含めて前記ユーザデータベースを構築し、
    前記保証処理部は、前記保証要求の入力とともに、交換対象となる商品についての入力を受け付け、前記ユーザデータベースを参照することにより、前記証明書から特定される検眼識別情報についての販売情報と比較し、比較した商品について価格に差額が生じた場合に、当該差額についての情報を前記外部端末に送信する、
    さらに備える、請求項11に記載のレンズ販売システム。
  13. 前記特定部は、前記アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報について属性情報を判別することにより、同一の属性情報に属すると判別されたユーザ識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応する検眼識別情報を特定し、
    前記度数検索部は、前記同一の属性情報に属すると判別されたユーザ識別情報について、前記検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する、
    請求項1〜12のいずれかに記載のレンズ販売システム。
  14. ネットワーク接続されるデータベースサーバであって、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザの検眼結果を識別する検眼識別情報と、当該ユーザが装着したレンズの度数情報とを関連付けた検眼履歴をネットワークを介して受信し、受信した少なくとも1つ以上の検眼履歴について、ユーザ識別情報ごとに対応付けたユーザデータベースを構築するデータベース部と、
    アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応する検眼識別情報を特定する特定部と、
    前記ユーザデータベースを参照することにより、前記特定部によって特定された検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する度数検索部と、
    を備えるデータベースサーバ。
  15. ネットワーク接続されるデータベースサーバに、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザの検眼結果を識別する検眼識別情報と、当該ユーザが装着したレンズの度数情報とを関連付けた検眼履歴をネットワークを介して受信し、受信した少なくとも1つ以上の検眼履歴について、ユーザ識別情報ごとに対応付けたユーザデータベースを構築する構築ステップと、
    アクセス認証の結果アクセスを認められたユーザのユーザ識別情報について、前記ユーザデータベースを参照することにより、対応する検眼識別情報を特定する特定ステップと、
    前記ユーザデータベースを参照することにより、前記特定部によって特定された検眼識別情報に基づいた度数情報を取得する度数検索ステップと、
    を実行させるデータベース管理プログラム。








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