JP2003216420A - 機能可変型dsp装置およびその制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

機能可変型dsp装置およびその制御方法およびその制御プログラム

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JP2003216420A
JP2003216420A JP2002012029A JP2002012029A JP2003216420A JP 2003216420 A JP2003216420 A JP 2003216420A JP 2002012029 A JP2002012029 A JP 2002012029A JP 2002012029 A JP2002012029 A JP 2002012029A JP 2003216420 A JP2003216420 A JP 2003216420A
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JP
Japan
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dsp
microprogram
function
components
component
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JP2002012029A
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Katsushi Yamada
勝志 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/78Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit
    • G06F15/7867Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with reconfigurable architecture

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Advance Control (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のDSPマイクロプログラム部品の組合
せによって所定の処理を行わせる設定時間を短縮するこ
とができる機能可変型DSP装置を提供すること。 【解決手段】 複数のDSPマイクロプログラム部品が
記憶される記憶手段1と、DSPマイクロプログラムを
実行して、DSPマイクロプログラム部品のDSP機能
を実現するDSP3、4とを備え、記憶手段1に記憶さ
れているすべてのDSPマイクロプログラム部品がDS
P3、4に同時に転送され、DSP3、4は、転送され
たDSPマイクロプログラム部品が任意に選択実行また
は選択変更されることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオミキサ
ー(音声ミキシング調整卓)やシグナルプロセッサ(音
声調整装置)など、音声信号の処理に使用する機能可変
型デジタル信号プロセッサ(以下、デジタル信号プロセ
ッサをDSP)装置およびその制御方法およびその制御
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオミキサーやシグナルプ
ロセッサの多機能化、小型化、低価格化の改善手段の一
つとして、アナログ音声信号のデジタル信号処理化が推
進されている。
【0003】従来、この種のDSP装置は特許第317
1361号公報に記載されたものがある。
【0004】図9は、従来のDSP装置のブロック図を
示す。
【0005】図9に示すように、この従来のDSP装置
は、DSPプログラミング装置8とDSP9から構成さ
れており、DSPプログラミング装置8内に記憶したデ
ジタル信号処理アルゴリズムを機能別に分割した複数の
DSPマイクロプログラム部品を組合せることで、所定
の処理を行うDSPマイクロプログラムを完成させ、デ
ジタル信号を処理するDSP9にDSPマイクロプログ
ラムを転送し、DSP9はDSPマイクロプログラムの
持つDSP機能を実行している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DSP装置においては、デジタル信号処理アルゴリズム
を機能別に分割した複数のDSPマイクロプログラム部
品が所定の処理を行うためにすべて組合わされる必要が
あるため、複数のDSPを搭載したDSP装置において
は、すべてのDSPマイクロプログラム部品が個々のD
SPに設定される必要があり、転送量が増大し設定時間
が長くなるという問題があった。
【0007】また、所定の処理の一部の機能を変更した
場合も、所定の処理を行うために、DSPマイクロプロ
グラム部品が再度すべて組合わされてDSPに設定され
る必要があり、転送量が増大し設定時間が長くなるとい
う問題があった。例えば、10個のDSPマイクロプロ
グラム部品が組合わされる所定の処理において、1つの
DSPマイクロプログラム部品が変更される場合も、1
0個分のDSPマイクロプログラム部品がDSPに設定
される必要がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、デジタル信号処理アルゴリズムを機
能別に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品の
組合せによって所定の処理を行う場合に、複数のDSP
へのマイクロプログラムの設定時間を短縮することがで
き、また、所定の処理の変更時におけるDSPマイクロ
プログラムの組合せ変更を速やかにすることができる機
能可変型DSP装置およびその制御方法およびその制御
プログラムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の機能可変型DS
P装置は、デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に分
割した複数のDSPマイクロプログラム部品が記憶され
る記憶手段と、前記DSPマイクロプログラムを実行し
て、前記DSPマイクロプログラム部品のDSP機能を
実現する複数の演算手段とを備え、前記記憶手段に記憶
されているすべての前記DSPマイクロプログラム部品
が前記複数の演算手段に同時に転送され、前記演算手段
は、転送された前記DSPマイクロプログラム部品が任
意に選択実行または選択変更されることとした。
【0010】この構成により、使用するすべてのDSP
マイクロプログラム部品が、複数の演算手段に1回で格
納されるので、DSP毎に所定のデジタル信号処理を行
うDSPマイクロプログラムを設定する必要がなく、複
数のDSPへのマイクロプログラムの設定時間を短縮す
ることができる。
【0011】また、演算手段は、DSPマイクロプログ
ラム部品を任意に選択して実行することができ、その選
択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログラ
ム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイクロ
プログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更を
速やかにすることができる。
【0012】また、本発明の機能可変型DSP装置は、
デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に分割した複数
のDSPマイクロプログラム部品が予め定めた外部装置
から入力される入力手段と、前記DSPマイクロプログ
ラムを実行して、前記DSPマイクロプログラム部品の
DSP機能を実現する複数の演算手段とを備え、前記入
力手段に入力するすべての前記DSPマイクロプログラ
ム部品が前記演算手段に同時に転送され、前記演算手段
は、転送された前記DSPマイクロプログラム部品が任
意に選択実行または選択変更されることとした。
【0013】この構成により、使用するすべてのDSP
マイクロプログラム部品が、外部装置であっても、複数
の演算手段に1回で格納されるので、DSP毎に所定の
デジタル信号処理を行うDSPマイクロプログラムを設
定する必要がなく、複数のDSPへのマイクロプログラ
ムの設定時間を短縮することができる。
【0014】また、DSPマイクロプログラム部品が外
部装置にあるため機能的制限を受けることはなく、パー
ソナルコンピュータなどにより、多数のDSPマイクロ
プログラム部品から、使用するDSPマイクロプログラ
ム部品だけを編集することができる。
【0015】また、演算手段は、DSPマイクロプログ
ラム部品を任意に選択して実行することができ、その選
択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログラ
ム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイクロ
プログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更を
速やかにすることができる。
【0016】また、本発明のDSP制御方法は、デジタ
ル信号処理アルゴリズムを機能別に分割した複数のDS
Pマイクロプログラム部品が記憶される記憶手段から、
すべての前記DSPマイクロプログラム部品が複数の演
算手段に同時に転送されるステップと、転送された前記
DSPマイクロプログラム部品が任意に選択実行または
選択変更されるステップとを有することとした。
【0017】この方法により、使用するすべてのDSP
マイクロプログラム部品が、複数の演算手段に1回で格
納されるので、DSP毎に所定のデジタル信号処理を行
うDSPマイクロプログラムを設定する必要がなく、複
数のDSPへのマイクロプログラムの設定時間を短縮す
ることができる。
【0018】また、演算手段は、DSPマイクロプログ
ラム部品を任意に選択して実行することができ、その選
択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログラ
ム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイクロ
プログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更を
速やかにすることができる。
【0019】また、本発明のDSP制御方法は、デジタ
ル信号処理アルゴリズムを機能別に分割した複数のDS
Pマイクロプログラム部品が予め定めた外部装置から入
力される入力手段から、すべての前記DSPマイクロプ
ログラム部品が複数の演算手段に同時に転送されるステ
ップと、転送された前記DSPマイクロプログラム部品
が任意に選択実行または選択変更されるステップとを有
することとした。
【0020】この方法により、使用するDSPマイクロ
プログラム部品が、外部装置にあっても、複数の演算手
段に1回で格納されるので、DSP毎に所定のデジタル
信号処理を行うDSPマイクロプログラムを設定する必
要がなく、複数のDSPへのマイクロプログラムの設定
時間を短縮することができる。
【0021】また、DSPマイクロプログラム部品が外
部装置にあるため機能的制限を受けることはなく、パー
ソナルコンピュータなどにより、多数のDSPマイクロ
プログラム部品から使用するDSPマイクロプログラム
部品だけを編集することができる。
【0022】また、演算手段は、DSPマイクロプログ
ラム部品を任意に選択して実行することができ、その選
択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログラ
ム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイクロ
プログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更を
速やかにすることができる。
【0023】また、本発明の機能可変型DSP制御プロ
グラムは、デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に分
割した複数のDSPマイクロプログラム部品が記憶され
る記憶手段から、すべての前記DSPマイクロプログラ
ム部品が複数の演算手段に同時に転送されるステップ
と、転送された前記DSPマイクロプログラム部品が任
意に選択実行または選択変更されるステップとを有する
こととした。
【0024】このプログラムにより、使用するすべての
DSPマイクロプログラム部品が、複数の演算手段に1
回で格納されるので、DSP毎に所定のデジタル信号処
理を行うDSPマイクロプログラムを設定する必要がな
く、複数のDSPへのマイクロプログラムの設定時間を
短縮することができる。
【0025】また、演算手段は、DSPマイクロプログ
ラム部品を任意に選択して実行することができ、その選
択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログラ
ム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイクロ
プログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更を
速やかにすることができる。
【0026】さらに、本発明の機能可変型DSP制御プ
ログラムは、デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に
分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が予め定
めた外部装置から入力される入力手段から、すべての前
記DSPマイクロプログラム部品が複数の演算手段に同
時に転送されるステップと、転送された前記DSPマイ
クロプログラム部品が任意に選択実行または選択変更さ
れるステップとを有することとした。
【0027】このプログラムにより、DSPマイクロプ
ログラム部品が、外部装置にあっても、複数の演算手段
に1回で格納されるので、DSP毎に所定のデジタル信
号処理を行うDSPマイクロプログラムを設定する必要
がなく、複数のDSPへのマイクロプログラムの設定時
間を短縮することができる。
【0028】また、DSPマイクロプログラム部品が、
外部装置にあるため機能的制限を受けることはなく、パ
ーソナルコンピュータなどにより、多数のDSPマイク
ロプログラム部品から使用するDSPマイクロプログラ
ム部品だけを編集することができる。
【0029】さらに、演算手段は、DSPマイクロプロ
グラム部品を任意に選択して実行することができ、その
選択を変更することで、あらたなDSPマイクロプログ
ラム部品の設定を必要とせず、格納されたDSPマイク
ロプログラム部品の機能範囲の中で、所定の処理の変更
を速やかにすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0031】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る機能可変型DSP装置10のブロック図を示す。
【0032】図1に示すように、この機能可変型DSP
装置10は、デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に
分割した10個のDSPマイクロプログラム部品1A〜
1Jが記憶手段1に格納され、制御手段2と、演算手段
となる2つのDSP3、4とは、それぞれ独立のポート
21とポート22で接続されている。DSP3は、ラン
ダムアクセスメモリ型のプログラム記憶領域31を有
し、DSP4は、ランダムアクセスメモリ型のプログラ
ム記憶領域41を有している。
【0033】DSPマイクロプログラム部品1A〜1J
には、音声信号などのデジタル信号処理を行う無限イン
パルス応答フィルタ(IIRフィルタ)機能、ボリュー
ム調整機能、ミキシング機能などデジタル信号の処理機
能(DSP機能)があり、外部からの音声入力機能と外
部への音声出力機能、DSP3、4間の入出力機能も含
まれる。これらは、サブルーチンプログラムとして記述
されている。DSP3とDSP4の所定の処理は、DS
Pマイクロプログラム部品1A〜1Jで組合わされる。
【0034】制御手段2は、記憶手段1からDSPマイ
クロプログラム部品1A〜1Jを読み込み、DSP3の
プログラム記憶領域31とDSP4のプログラム記憶領
域41に、同時に転送する。
【0035】また、制御手段2は、DSP3とDSP4
の所定の処理を行うためのDSPマイクロプログラム1
A〜1Jを選択し順次実行するための命令を、プログラ
ム記憶領域31とプログラム記憶領域41とに各々転送
する。この命令は、一般に呼び出し文と呼ばれるもので
あり、実行するサブルーチンプログラムの呼び出しアド
レスを指定すれば、そのサブルーチンプログラムを実行
できる。
【0036】図2は、呼び出し文の一般的なマイクロプ
ログラムの構造を示す。呼び出し文の命令は、制御手段
2によって随時変更可能である。
【0037】図3は、図1に示すDSP3とDSP4の
プログラム記憶領域31、41を示す。
【0038】図3に示すように、DSPマイクロプログ
ラム部品1A〜1Jが格納されるDSP3とDSP4で
同一のDSPマイクロプログラム部品領域3aと、DS
Pマイクロプログラム部品1A〜1Jのいずれかの呼び
出し文が格納されるDSP3とDSP4とで独立のDS
Pマイクロプログラム部品呼び出し文領域3bとから構
成されている。
【0039】図4は、本発明の第1の実施の形態におい
て初期設定をするときの処理手順を示す。
【0040】図1と図4とにより、この初期設定時の処
理手順を説明する。
【0041】機能可変型DSP装置10に電源投入後、
または、リセット後、記憶手段1からDSPマイクロプ
ログラム部品1A〜1Jが格納された領域を1ワード読
み込み(4a)、DSP3とDSP4内のプログラム記
憶領域31とプログラム記憶領域41に同時に書き込む
(4b)。手順(4a)と手順(4b)の動作を、それ
ぞれアドレスを更新しながら、すべてのDSPマイクロ
プログラム部品1A〜1Jのすべての領域について行う
(4c)。次に、DSP3の所定の処理をDSPマイク
ロプログラム部品1A〜1Jの組合せによって構成した
呼び出し文を、DSP3内のプログラム記憶領域31に
書き込む(4d)。同様に、DSP4の所定の処理をD
SPマイクロプログラム部品1A〜1Jの組合せによっ
て構成した呼び出し文を、DSP4内のプログラム記憶
領域41に書き込む(4e)。そして、DSP3とDS
P4とをスタートさせる(4f)。
【0042】図5は、本発明の第1の実施の形態におけ
るDSP3とDSP4の処理手順を示す。
【0043】図1と図5とにより、DSP3とDSP4
の処理手順を説明する。
【0044】制御手段1からのスタート制御後、DSP
マイクロプログラム部品呼び出し文領域3a(図3参
照)の読み込みアドレスを先頭に設定し(5a)、DS
Pマイクロプログラム部品呼び出し文領域3b(図3参
照)から1ワード読み込み(5b)、該当の呼び出し文
を実行し(5c)、実行完了後、読み込みアドレスを更
新しながらすべての呼び出し文を実行するまで手順(5
b)と手順(5c)を繰り返す(5d)。そして、すべ
てを実行したら、手順(5a)に戻る(5e)。
【0045】オーディオ処理のときには、手順(5e)
をサンプリング周期と同期させ、処理を行うことができ
る。
【0046】図6は、本発明の第1の実施の形態におい
てDSP機能変更をするときの処理手順を示す。
【0047】図1と図6とにより、DSP機能変更をす
るときの処理手順を説明する。
【0048】DSP3またはDSP4の所定の処理を変
更する場合、制御手段2は、変更後のDSPマイクロプ
ログラム部品1A〜1Jのいずれかが格納されたプログ
ラム記憶領域アドレスを判断し(6a)、変更対象がD
SP3かDSP4であるかを判断し、変更対象となる呼
び出し文が格納されているプログラム記憶領域アドレス
を判断し(6b)、手順(6b)のアドレスに手順(6
a)のアドレスを組み込んだ呼び出し文を書き込む(6
c)。
【0049】以上、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、制御手段2は、DSP3、4の所定の処理を行うた
めのDSPマイクロプログラム部品1A〜1Jを2つの
DSP3、4に同時に転送することで、DSP3、4に
共通のDSPマイクロプログラム部品の設定時間を短縮
することができる。
【0050】また、所定の処理は呼び出し文という簡単
な命令で構成されるので、DSP3、4に個別のマイク
ロプログラムの設定を容易にでき、かつ、呼び出し文の
呼び出しアドレスだけの変更によって、DSPマイクロ
プログラム部品1A〜1Jの組合せ変更による所定の処
理の変更を速やかに行うことができる。
【0051】図7は、本発明の第2の実施の形態におけ
る機能可変型DSP装置20のブロック図を示す。
【0052】図7に示すように、この機能可変型DSP
装置20は、デジタル信号処理アルゴリズムを機能別に
分割した10個のDSPマイクロプログラム部品1A〜
1Jが外部装置6から入力手段5に入力する。外部装置
6は、パーソナルコンピュータでも、専用装置でもよ
い。それ以外の構成は、第1の実施の形態と同様であ
り、外部装置6からDSPマイクロプログラム部品1A
〜1Jを読み込み、以降は、第1の実施の形態と同様の
動作を行う。
【0053】図8は、本発明の第2の実施の形態におい
て初期設定をするときの処理手順を示す。
【0054】図1と図8とにより、この初期設定時の処
理手順を説明する。
【0055】機能可変型DSP装置20に電源投入後、
または、リセット後、入力手段5から外部装置6のDS
Pマイクロプログラム部品1A〜1Jが格納された領域
を1ワード読み込み(8a)、DSP3のプログラム記
憶領域31とDSP4のプログラム記憶領域41に書き
込む(8b)。手順(8a)と手順(8b)の動作を、
それぞれアドレスを更新しながら、すべてのDSPマイ
クロプログラム部品1A〜1Jのすべて領域について行
う(8c)。次に、DSP3の所定の処理をDSPマイ
クロプログラム部品1A〜1Jの組合せによって構成し
た呼び出し文を、DSP3内のプログラム記憶領域31
に書き込む(8d)。同様に、DSP4の所定の処理を
DSPマイクロプログラム部品の組合せによって構成し
た呼び出し文を、DSP4内のプログラム記憶領域41
に書き込む(8e)。そして、DSP3とDSP4をス
タートさせる(8f)。
【0056】DSP3、DSP4の処理手順および制御
手段2による機能変更時の処理手順は、第1の実施の形
態における図5と図6と同様である。
【0057】以上、本発明の第2の実施の形態によれ
ば、DSPの所定の処理を行うためのDSPマイクロプ
ログラム部品1A〜1Jが機能可変型DSP装置20の
外の外部装置6にあっても、制御手段2が、2つのDS
P3、4に同時に転送することで、DSP3、4に共通
のDSPマイクロプログラム部品1A〜1Jの設定時間
を短縮することができる。
【0058】また、DSPマイクロプログラム部品1A
〜1Jが、外部装置6にあることで、機能可変型DSP
装置20による機能的制限を受けることなく、パーソナ
ルコンピュータなどにより、多数のDSPマイクロプロ
グラム部品1A〜1Jから、使用するDSPマイクロプ
ログラム部品だけを編集することができる。
【0059】また、第1の実施例と同様に、所定の処理
は呼び出し文という簡単な命令で構成されるので、DS
P個別のマイクロプログラムの設定を容易にでき、か
つ、呼び出し文の呼び出しアドレスだけの変更によっ
て、DSPマイクロプログラム部品1A〜1Jの組合せ
変更による所定の処理の変更を速やかに行うことができ
る。
【0060】なお、第1と第2の実施の形態では、本発
明の機能可変型DSP装置について説明したが各処理動
作を手順として機能可変型DSPの制御方法とし同様の
効果を得ることができ、また、各処理動作を機能可変型
DSPの制御プログラムとしパソコンなどで容易に実施
することもできる。
【0061】さらに、第1と第2の実施の形態で説明し
たDSPプログラム部品およびDSPは、この実施の形
態に限定することなく任意の数とすることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、デジタル信号処
理アルゴリズムを機能別に分割した複数のDSPマイク
ロプログラム部品の組合せによって所定の処理を行い、
複数のDSPへのマイクロプログラムの設定時間を短縮
することができ、また、所定の処理の変更時にDSPマ
イクロプログラムの組合せ変更を速やかにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における機能可変型
DSP装置のブロック図
【図2】呼び出し文の一般的なマイクロプログラムの構
造を示す図
【図3】図1に示すDSPのプログラム記憶領域を示す
【図4】本発明の第1の実施の形態において初期設定を
するときの処理手順を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるDSPの処
理手順を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態においてDSP機能
変更をするときの処理手順を示す図
【図7】本発明の第2の実施の形態における機能可変型
DSP装置のブロック図
【図8】本発明の第2の実施の形態において初期設定を
するときの処理手順を示す図
【図9】従来のDSP装置のブロック図
【符号の説明】
1 記憶手段 2 制御手段 3、4 DSP 5 入力手段 6 外部装置 10、20 機能可変型DSP装置 21、22 制御手段とDSPとを接続するポート 31、41 プログラム記憶領域 3a DSPマイクロプログラム部品領域 3b DSPマイクロプログラム部品呼び出し文領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が記憶
    される記憶手段と、前記DSPマイクロプログラムを実
    行して、前記DSPマイクロプログラム部品のDSP機
    能を実現する複数の演算手段とを備え、前記記憶手段に
    記憶されているすべての前記DSPマイクロプログラム
    部品が前記複数の演算手段に同時に転送され、前記演算
    手段は、転送された前記DSPマイクロプログラム部品
    が任意に選択実行または選択変更されることを特徴とす
    る機能可変型DSP装置。
  2. 【請求項2】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が予め
    定めた外部装置から入力される入力手段と、前記DSP
    マイクロプログラムを実現して、前記DSPマイクロプ
    ログラム部品のDSP機能を実現する複数の演算手段と
    を備え、前記入力手段に入力するすべての前記DSPマ
    イクロプログラム部品が前記演算手段に同時に転送さ
    れ、前記演算手段は、転送された前記DSPマイクロプ
    ログラム部品が任意に選択実行または選択変更されるこ
    とを特徴とする機能可変型DSP装置。
  3. 【請求項3】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が記憶
    される記憶手段から、すべての前記DSPマイクロプロ
    グラム部品が複数の演算手段に同時に転送されるステッ
    プと、転送された前記DSPマイクロプログラム部品が
    任意に選択実行または選択変更されるステップとを有す
    ることを特徴とする機能可変型DSPの制御方法。
  4. 【請求項4】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が予め
    定めた外部装置から入力される入力手段から、すべての
    前記DSPマイクロプログラム部品が複数の演算手段に
    同時に転送されるステップと、転送された前記DSPマ
    イクロプログラム部品が任意に選択実行または選択変更
    されるステップとを有することを特徴とする機能可変型
    DSPの制御方法。
  5. 【請求項5】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が記憶
    される記憶手段から、すべての前記DSPマイクロプロ
    グラム部品が複数の演算手段に同時に転送されるステッ
    プと、転送された前記DSPマイクロプログラム部品が
    任意に選択実行または選択変更されるステップとを有す
    ることを特徴とする機能可変型DSP制御プログラム。
  6. 【請求項6】 デジタル信号処理アルゴリズムを機能別
    に分割した複数のDSPマイクロプログラム部品が予め
    定めた外部装置から入力される入力手段から、すべての
    前記DSPマイクロプログラム部品が複数の演算手段に
    同時に転送されるステップと、転送された前記DSPマ
    イクロプログラム部品が任意に選択実行または選択変更
    されるステップとを有することを特徴とする機能可変型
    DSP制御プログラム。
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