JP2001209575A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2001209575A
JP2001209575A JP2000018662A JP2000018662A JP2001209575A JP 2001209575 A JP2001209575 A JP 2001209575A JP 2000018662 A JP2000018662 A JP 2000018662A JP 2000018662 A JP2000018662 A JP 2000018662A JP 2001209575 A JP2001209575 A JP 2001209575A
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JP
Japan
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dsp
program
system bus
memory
bus
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JP2000018662A
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Yasuhiko Matsumoto
松本  泰彦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のプログラムを複数のDSP回路ブロッ
クへ同時にダウンロードすることによりダウンロード時
間を短縮し、DSPのプログラム切替時間を短縮するこ
とを目的とする。 【解決手段】 2以上のDSP回路ブロックがシステム
バスに接続される信号処理装置であって、各DSP回路
ブロックが、DSPプログラムを保持するローカルメモ
リと、ローカルメモリからDSPプログラムを読み出す
DSPと、システムバス上のデータをローカルメモリへ
書き込むインターフェース回路からなり、各ローカルメ
モリは、システムバス上の同一アドレス領域にマッピン
グされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、信号処理装置に
係り、さらに詳しくは、複数組のDSP(Digital Sign
al Processor)及びローカルメモリを備え、各ローカル
メモリに対しDSP用プログラムをダウンロードする信
号処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の信号処理装置は、例えば
特開平6−139066号公報、特開平10−1875
99号公報、特開平8−249272号公報に開示され
ている。
【0003】図14は、従来の信号処理装置の一例を示
したブロック図である。図中の1はメインCPU、2は
プログラム格納メモリ、3はメインCPU1のローカル
バス、4はシステムバス、5−1〜5−nはn個のDS
P回路ブロックである。プログラム格納メモリ2は、C
PUローカルバス3を介してメインCPU1に接続され
ている。また、メインCPU1及びDSP回路ブロック
5−1〜5−nはシステムバス4に接続されている。こ
のシステムバス4は、制御信号、アドレスバス及びデー
タバスからなる。
【0004】また、図中の6−1〜6−nはDSP、7
a−1〜7a−nはプログラムメモリ(ローカルメモ
リ)、8−1〜8−nはDSPローカルバス、9a−1
〜9a−nはインタフェース回路、10−1〜10−n
はプログラムメモリ制御信号、11−1〜11−nはリ
セット回路、12−1〜12−nはリセット信号であ
る。なお、符号末尾の−i(1≦i≦n)は、各DSP
回路ブロックの別を示しており、本明細書では必要に応
じて適宜省略する。
【0005】DSP6は、DSPローカルバス8を介し
て、プログラムメモリ7aからプログラムを読み出し実
行する。DSPローカルバス8は、制御信号、アドレス
バス及びデータバスからなり、インタフェース回路10
の制御の下で、システムバス4とDSPローカルバス8
の双方からプログラムメモリ7aへアクセス可能であ
る。すなわち、インタフェース回路9aは、システムバ
ス4又はDSPローカルバス8の制御信号及びアドレス
信号に基づき、プログラムメモリ7aに対しプログラム
メモリ制御信号10(チップセレクト信号、リード信
号、ライト信号)を出力する。リセット回路11は、シ
ステムバス4を介してCPUに制御され、DSP6に対
しリセット信号12を出力する。
【0006】メインCPU1は、信号処理装置全体の制
御を行っており、各DSP6も、メインCPU1の制御
の下でプログラムメモリ7aに格納されたDSP用プロ
グラムを実行している。また、システムバス4を介し
て、メインCPU1、DSP6間でデータ入出力が行わ
れる。さらに、システムバス4には、外部とのデータ入
出力を行うI/Oブロック(不図示)が接続されてお
り、メインCPU1、I/Oブロック間でもデータ入出
力が行われる。
【0007】図15は、この従来の信号処理装置におけ
るシステムバス4のメモリマップ100aを示した図で
あり、図中の101−1〜101−nは、それぞれDS
P回路ブロック5−1〜5−nへプログラムをダウンロ
ードするためのアドレス領域である。
【0008】次に動作について説明する。メインCPU
1は、プログラム格納メモリ2からDSP6−1用のプ
ログラムをリードし、DSP6−1用のアドレス領域1
01−1にデータ(プログラム)をライトする。DSP
回路6−1のインタフェース回路9a−1は、システム
バス4上のアドレスをデコードし、アドレス領域101
−1に該当するならば、プログラムメモリ制御信号10
−1を出力して、プログラムメモリ7a−1にシステム
バス4上のデータをライトする。
【0009】次に、メインCPU1の指示に基づき、リ
セット制御回路11−1が、リセット信号12−1を所
定期間だけ有効にしてDSP6−1を初期化し、DSP
6−1がプログラムメモリ7a−1のプログラムを実行
する。これをDSP回路ブロック5−nまで順次に行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号処理装置は
以上のように構成され、同一のプログラムをDSPに実
行させる場合にも各DSP回路ブロックごとにダウンロ
ードを行っていた。このため、ダウンロード時間がDS
Pの個数に比例して増大し、その結果、DSPのプログ
ラムを切替えるのに時間がかかるという問題点があっ
た。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、同一プログラムを複数(2以
上)のDSP回路ブロックへ同時にダウンロードするこ
とによりダウンロード時間を短縮し、DSPのプログラ
ム切替時間を短縮するDSPダウンロード装置を得るこ
とを一つの目的とする。
【0012】また、システムバスとは異なるダウンロー
ドバスからプログラムをダウンロードすることにより、
DSPを制御するCPUの負荷を軽減するとともに、ダ
ウンロード時間を短縮することを一つの目的とする。
【0013】また、プログラムメモリをダブルバッファ
メモリとし、DSPの動作中にプログラムをダウンロー
ドすることにより、実質的にダウンロード時間を短縮す
ることを一つの目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による信号処理装
置は、2以上のDSP回路ブロックが第1のシステムバ
スに接続される信号処理装置であって、各DSP回路ブ
ロックが、DSPプログラムを保持するローカルメモリ
と、ローカルメモリからDSPプログラムを読み出すD
SPと、第1のシステムバス上のデータをローカルメモ
リへ書き込むインタフェース回路からなり、各ローカル
メモリは、第1のシステムバス上の同一アドレス領域に
マッピングされる。
【0015】このため、システムバス上のアドレス領域
にデータ(プログラム)がライトされると、各インタフ
ェース回路が、それぞれのプログラムメモリへデータ
(DSPプログラム)をライトし、同一のDSPプログ
ラムを2以上のDSP回路ブロックへ同時にダウンロー
ドすることができる。
【0016】また、本発明による信号処理装置は、3以
上のDSP回路ブロックが第1のシステムバスを介して
接続される信号処理装置であって、各DSP回路ブロッ
クが、プログラムを保持するローカルメモリと、ローカ
ルメモリからDSPプログラムを読み出すDSPと、マ
ッピング番号を保持するマッピングレジスタと、第1の
システムバス上のデータをローカルメモリへ書き込むイ
ンタフェース回路からなり、各ローカルメモリは、第1
のシステムバス上のマッピング番号に基づくアドレス領
域にマッピングされ、2以上のマッピングレジスタが同
一のマッピング番号を保持する。このため、マッピング
番号ごとに同一のDSPプログラムを2以上のDSP回
路ブロックへ同時にダウンロードすることができる。
【0017】また、本発明による信号処理装置は、ロー
カルメモリが、同時にアクセス可能な2個のメモリ部か
らなり、インタフェース部が、一方のメモリ部をDSP
に、他方のメモリ部を第1のシステムバスに両者を交換
可能に接続するように構成される。このため、DSPの
信号処理中にDSPプログラムをダウンロードすること
ができる。
【0018】また、本発明による信号処理装置は、DS
P回路ブロックが、第2のシステムバスを介してCPU
と接続され、CPU、DSP間のデータ入出力を第2の
システムバスを介して行うように構成される。このた
め、第1のシステムバスを占有することなく、あるい
は、CPUに負荷をかけることなく、DSPプログラム
をダウンロードすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態で
は、複数のDSPが同一プログラムに基づき信号処理を
行う場合について説明する。図1は、本発明の実施の形
態1による信号処理装置の一構成例を示したブロック図
である。この図において図14と同一符号は同一又は相
当部分を示している。9bは、メインCPU1のプログ
ラムメモリ7aに対するデータ書き込み、メインCPU
1のDSP6に対するデータ入出力、および、DSP6
のプログラムメモリ7aに対するデータ読み出しを制御
している。
【0020】図2は、図1のシステムバス(メインバ
ス)4のメモリマップ100bを示した図である。図中
の101−1〜101−nは、それぞれDSP回路ブロ
ック5−1〜5−nへプログラムをダウンロードするた
めのアドレス領域であり、リードおよびライトが可能で
ある。102は、各DSP回路ブロック6−1〜6−n
が重複してマッピングされており、プログラムを同時に
ダウンロードするための共用アドレス領域であり、ライ
ト専用である。
【0021】各インタフェース回路9bは、システムバ
ス4上のライト信号及びアドレスをデコードしており、
メインCPU1が共用アドレス領域102にデータ(プ
ログラム)をライトすると、アドレスバス上にあるこの
データ(プログラム)をプログラムメモリ7aに書き込
む回路である。
【0022】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1は、プログラム格納メモリ2からD
SPプログラムをリードし、共用アドレス領域102に
このデータ(プログラム)をライトする。各インタフェ
ース回路9bは、システムバス上のアドレスをデコード
しており、共用アドレス領域102へのライトがあれ
ば、プログラムメモリ制御信号10を出力し、プログラ
ムメモリ7aにシステムバス4上のデータをライトす
る。この時点で、全てのプログラムメモリ7aへ同一プ
ログラムがダウンロードされる。
【0023】その後、メインCPU1はリセット制御回
路11−1を制御し、リセット信号12−1を所定期間
だけ有効にしてから無効にする。このため、DSP6−
1は初期化された後に、プログラムメモリ7a−1のプ
ログラムを実行する。このリセット信号によるDSP6
の初期化をDSP回路ブロック5−nまで順次に行う。
【0024】本実施の形態によれば、2以上のDSP回
路ブロックに対し、同一のDSPプログラムを同時にダ
ウンロードすることができる。このため、簡単な回路構
成により、DSPプログラムのダウンロード時間を短縮
することができる。
【0025】実施の形態2.実施の形態1では、DSP
のプログラムが1種類の場合について説明したが、本実
施の形態では、DSPプログラムが複数の種類あり、プ
ログラムの種類ごとに同時にプログラムをダウンロード
する場合について説明する。
【0026】図3は、本発明の実施例2による信号処理
装置の一構成例を示したブロック図である。この図にお
いて図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。
13aはマッピングレジスタ、9cはインタフェース回
路である。マッピングレジスタ13aは、メインCPU
1により設定されるマッピング番号を保持している。イ
ンタフェース回路9cは、このマッピング番号に基づ
き、システムバス4上のアドレスをデコードしており、
マッピング番号に対応するアドレス領域へのライトがあ
った場合に、システムバス4上のデータをプログラムメ
モリ7aに書き込む。
【0027】図4は、図3のシステムバス4のメモリマ
ップ100cを示した図である。この図において図2と
同一符号は同一又は相当部分を示している。102−1
〜102−mは、m個(m<n)の共用アドレス領域で
あり、それぞれ異なるプログラムをダウンロードするた
めの領域である。各DSP回路ブロック5は、マッピン
グ番号に基づき、いずれかの共用アドレス領域102に
マッピングされている。
【0028】同一プログラムを使用するDSP回路ブロ
ック5が複数ある場合には、1つの共用アドレス領域1
02にこれら全てのDSP回路ブロック5がマッピング
される。すなわち、必要に応じて、1つの共用アドレス
領域に2以上のDSP回路ブロック5がマッピングされ
る。なお、メインCPU1からマッピング番号を変更す
ることにより、DSP回路ブロック5とアドレス領域1
02との対応関係は自由に変更できる。
【0029】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1は、各DSP回路ブロック5ごとに
マッピングレジスタ13aを設定する。次にプログラム
格納メモリ2から第1のDSPプログラムをリードし、
共用アドレス領域102−1にデータ(プログラム)を
ライトする。マッピング番号が共用アドレス領域102
−1に対応するDSP回路ブロック5では、インタフェ
ース回路9cが、プログラムメモリ制御信号10aを出
力し、プログラムメモリ7aにシステムバス4上のデー
タが書き込まれる。この時点で、共用アドレス領域10
2−1にマッピングされた全てのプログラムメモリ7a
へ同一プログラムがダウンロードされる。以上の動作
が、第mのDSPプログラムを共用アドレス領域102
−mにライトするまで順次に行われる。
【0030】その後、メインCPU1はリセット制御回
路11−1を制御し、リセット信号12−1を所定期間
だけ有効にしてから無効にする。このため、DSP6−
1は初期化された後に、プログラムメモリ7a−1のプ
ログラムを実行する。このリセット信号によるDSPの
初期化をDSP回路ブロック6−nまで順次に行う。
【0031】本実施の形態によれば、一部のDSP回路
ブロックが異なるDSPプログラムを使用する場合であ
っても、同一プログラムを使用するDSPブロックごと
に同時にプログラムをダウンロードすることができる。
すなわち、3以上のDSP回路ブロックを、使用するD
SPプログラムごとにグループ化し、各グループごとに
同時にダウンロードを行うことができる。このため、複
数種類のプログラムをダウンロードする場合であって
も、ダウンロード時間を短縮することができる。
【0032】実施の形態3.実施の形態1、2では、汎
用バスを介してDSPプログラムをダウンロードする場
合について説明したが、本実施の形態では、ダウンロー
ド用バスを介してDSPプログラムを同時にダウンロー
ドする場合について説明する。
【0033】図5は、本発明の実施の形態3による信号
処理装置の一構成例を示したブロック図である。この図
において図1と同一符号は同一又は相当部分を示してい
る。図中の9dはインタフェース回路、14はダウンロ
ードバス、15はダウンロード回路、16はダウンロー
ド回路15のローカルバスである。
【0034】ダウンロードバス14は、メインCPU
1、DSP6間の入出力等を行うシステムバス4(メイ
ンバス)とは異なるシステムバスであり、ダウンロード
専用バスである事が望ましい。このダウンロードバス1
4も、メインバス4と同様、制御信号、アドレスバス及
びデータバスからなる。各プログラムメモリ7aは、ダ
ウンロードバス14を介してダウンロード回路15に接
続される。インタフェース回路9dは、ダウンロードバ
ス14上のアドレスをデコードし、プログラムメモリ7
aにプログラムメモリ制御信号10aを出力する。
【0035】図6は、図5のダウンロードバス14のメ
モリマップ103aを示した図である。図中の104
は、各DSP回路ブロック6−1〜6−nが重複してマ
ッピングされており、プログラムを同時にダウンロード
するための共用アドレス領域であり、ライト専用であ
る。なお、ダウンロードバスがDSPプログラムのダウ
ンロード専用バスであれば、そのアドレス空間全体を共
用アドレス領域としてもよい。
【0036】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1は、ダウンロード回路15に対しダ
ウンロードの指示を行う。ダウンロード回路15は、ロ
ーカルバス16を介してプログラム格納メモリ2からD
SPプログラムをリードし、各DSP回路ブロック5に
共通のアドレス領域104にこのデータ(DSPプログ
ラム)をライトする。
【0037】各インタフェース回路9dは、ダウンロー
ドバス14のアドレスをデコードしており、共用アドレ
ス領域104へのライトがあれば、プログラムメモリ制
御信号10aを出力し、プログラムメモリ7aにダウン
ロードバス14上のデータをライトする。この時点で、
全てのプログラムメモリ7aへ同一プログラムがダウン
ロードされ、ダウンロード回路15は、ダウンロードが
完了したことをメインCPU1に通知する。
【0038】この通知に基づき、メインCPU1はリセ
ット制御回路11−1を制御して、リセット信号12−
1を有効にしてから無効にする。このため、DSP6−
1は初期化された後に、プログラムメモリ7a−1のプ
ログラムを実行する。このリセット信号によるDSPの
初期化をDSP回路ブロック5−nまで順次に行う。
【0039】実施の形態1では、メインCPU1がメイ
ンバス4を介してDSPプログラムのダウンロードを行
っているため、ダウンロード処理が、メインCPU1の
他の処理(例えば、DSPの制御や、DSPとのデータ
入出力処理や、I/Oブロックを介しての外部入出力処
理)と競合した場合には、メインCPU1、メインバス
4の負荷が過大になるおそれがある。本実施の形態によ
れば、ダウンロード回路15が、ダウンロードバス14
を介して、DSPプログラムのダウンロードを行うた
め、他の処理との競合によりダウンロード時間が増大す
るのを防止できる。
【0040】実施の形態4.本実施の形態では、実施の
形態2と実施の形態3を組み合わせた場合、すなわち、
ダウンロード用バスを介して、DSPプログラムをプロ
グラムの種類ごとに同時にダウンロードする場合につい
て説明する。
【0041】図7は、本発明の実施の形態4による信号
処理装置の一構成例を示したブロック図である。この図
において図3、5と同一符号は同一又は相当部分を示し
ている。図中の9eはインタフェース回路、13bはマ
ッピングレジスタである。マッピングレジスタ13b
は、ダウンロード回路15から設定されるマッピング番
号を保持している。インタフェース回路9eは、マッピ
ング番号に基づきダウンロードバス14上のアドレスを
デコードしており、マッピング番号に対応するアドレス
領域へのライトがあった場合に、システムバス14上の
データをプログラムメモリ7aに書き込む。
【0042】図8は、図7のダウンロードバス14のメ
モリマップ103bを示した図である。図中の104−
1〜104−mは、m個の共用アドレス領域であり、そ
れぞれ異なるプログラムをダウンロードするための領域
である。各DSP回路ブロック5は、マッピング番号に
基づき、いずれかの共用アドレス領域104にマッピン
グされている。
【0043】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1は、ダウンロード回路15に対しD
SPプログラムダウンロードの指示を行う。ダウンロー
ド回路15は、各DSP回路ブロック5ごとにマッピン
グレジスタ13bを設定する。その後に、プログラム格
納メモリ2から第1のDSPプログラムをリードし、共
用アドレス領域104−1にダウンロードデータ(DS
Pプログラム)をライトする。マッピング番号が共用ア
ドレス領域104−1に対応するDSP回路ブロック5
では、インタフェース回路9eが、プログラムメモリ制
御信号10aを出力し、プログラムメモリ7aにダウン
ロードバス14上のデータが書き込まれる。以上の動作
が、第mのDSPプログラムを共用アドレス領域102
−mにライトするまで順次に行われる。
【0044】その後、ダウンロード回路15は、プログ
ラムのダウンロードが完了したことをメインCPU1に
通知する。この通知に基づき、メインCPU1がリセッ
ト制御回路11−1を制御し、DSP6−1が初期化さ
れ、プログラムメモリ7a−1のプログラムを実行す
る。このリセット信号によるDSPの初期化をDSP回
路ブロック5−nまで順次に行う。
【0045】実施の形態5.本実施の形態では、プログ
ラムメモリがダブルバッファとして構成される場合につ
いて説明する。図9は、本発明の実施の形態5による信
号処理装置の一構成例を示したブロック図である。この
図において図1と同一符号は同一又は相当部分を示して
いる。図中の7bはプログラムメモリ、9fがインタフ
ェース回路である。なお、システムバス4のメモリマッ
プは図2と同一であるものとする。
【0046】図10は、図9のプログラムメモリ7bの
一構成例を示した図である。図中の300はメモリ部、
301はバススイッチである。このプログラムメモリ7
bは、それぞれがDSPプログラムを保持可能な2個の
メモリ部300を備え、バススイッチ301が、各メモ
リ部300をシステムバス4又はDSPローカルバス8
のいずれかに接続する。
【0047】バススイッチ301は、インタフェース部
9fからのプログラムメモリ切替信号17により制御さ
れ、メモリ部300の接続されるバスが変更される。す
なわち、メモリ部300は、いずれか一方がシステムバ
ス4へ、他方がDSPローカルバスを介してDSP6へ
接続される様に、切替信号17によって切り替わる。
【0048】さらに、システムバス4に接続されたメモ
リ部300には、インタフェース回路9fからプログラ
ムメモリ制御信号10b(チップセレクト信号、ライト
信号)が供給され、DSPローカルバスバス8に接続さ
れたメモリ部300には、インタフェース回路9fから
プログラムメモリ制御信号10c(チップセレクト信
号、リード信号)が供給される。
【0049】このため、DSP6が一方のメモリ部30
0からプログラムをリードし、これを実行している場合
に、このプログラム実行を中止することなく、他方のメ
モリ部300に対し新しいプログラムをダウンロードす
ることができる。
【0050】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1が、共用アドレス領域102にダウ
ンロードデータ(DSPプログラム)をライトすると、
各インタフェース回路9fは、メインCPU1側のプロ
グラムメモリ制御信号10bを出力し、全てのプログラ
ムメモリ7bにデータがダウンロードされる。
【0051】次に、メインCPU1は、リセット制御回
路11−1を制御してリセット信号12−1を有効にし
た後、インタフェース回路9fを制御してプログラムメ
モリ切替信号17を変化させ、バススイッチ301を切
り替える。すなわち、DSP6の初期化中に、DSP6
の実行プログラムを新たにダウンロードされたものに切
り替える。そして、その後にリセット信号12−1を無
効にすると、DSP6は、ダウンロードされたプログラ
ムを実行し始める。このプログラムメモリの切替とリセ
ットによる初期化をDSP6−nまで順次に行う。
【0052】本実施の形態によれば、プログラムメモリ
をダブルバッファ構成にし、DSPの使用していないメ
モリに対しプログラムをダウンロードするため、実質的
なダウンロード時間を不要とし、プログラムの切替時間
をさらに短縮することができる。
【0053】実施の形態6.本実施の形態では、実施の
形態2と実施の形態5を組み合わせた場合、すなわち、
ダブルバッファとしてのプログラムメモリへ、プログラ
ムの種類ごとに同時にプログラムをダウンロードする場
合について説明する。
【0054】図11は、本発明の実施の形態6による信
号処理装置の一構成例を示したブロック図である。この
図において図3と同一符号は同一又は相当部分を示して
いる。図中の7bはダブルバッファ構成のプログラムメ
モリ、9gはインタフェース回路である。なお、システ
ムバス4のメモリマップは図4と同一であるものとす
る。
【0055】次に、ダウンロード動作について説明す
る。メインCPU1は、各DSP回路ブロック5ごとに
マッピングレジスタ13aを設定した後、共用アドレス
領域102−1にダウンロードデータをライトすると、
マッピング番号が共用アドレス領域102−1に対応す
るDSP回路ブロック5では、メインCPU1側メモリ
部300にこのデータが書き込まれる。この動作をアド
レス領域102−mまで順次に行う。
【0056】次に、メインCPU1は、リセット制御回
路11−1及びインタフェース回路9g−1を制御し
て、DSP6−1のリセット中にプログラムメモリ7b
−1内のバススイッチ301の切り替えを行った後、D
SP6−1がダウンロードされたプログラムを実行す
る。このプログラムメモリの切替とDSPの初期化をD
SP回路ブロック5−nまで順次に行う。
【0057】実施の形態7.本実施の形態では、実施の
形態3と実施の形態5を組み合わせた場合、すなわち、
ダブルバッファとしてのプログラムメモリへ、ダウンロ
ード用バスを介してプログラムをダウンロードする場合
について説明する。
【0058】図12は、本発明の実施の形態7による信
号処理装置の一構成例を示したブロック図である。この
図において図5と同一符号は同一又は相当部分を示して
いる。図中の7bはダブルバッファ構成のプログラムメ
モリ、9hはインタフェース回路である。なお、ダウン
ロードバス14のメモリマップは図6と同一であるもの
とする。
【0059】次に、ダウンロード動作について説明す
る。ダウンロード回路15は、メインCPU1の指示に
基づき、共用アドレス領域104にダウンロードデータ
をライトすると、各DSP回路ブロック5では、ダウン
ロード側メモリ部300にダウンロードバス14上のデ
ータが書き込まれる。
【0060】次に、メインCPU1は、リセット制御回
路11−1及びインタフェース回路9h−1を制御し
て、DSP6−1のリセット中にプログラムメモリ7b
−1のバススイッチ301の切り替えを行った後、DS
P6−1がダウンロードされたプログラムを実行する。
このプログラムメモリの切替とDSPの初期化をDSP
回路ブロック5−nまで順次に行う。
【0061】実施の形態8.本実施の形態では、実施の
形態4と実施の形態5を組み合わせた場合、すなわち、
ダブルバッファとしてのプログラムメモリへ、ダウンロ
ード用バスを介して、プログラムの種類ごとに同時にプ
ログラムをダウンロードする場合について説明する。
【0062】図13は、本発明の実施の形態8による信
号処理装置の一構成例を示したブロック図である。この
図において図7と同一符号は同一又は相当部分を示して
いる。図中の7bはダブルバッファ構成のプログラムメ
モリ、9iはインタフェース回路である。なお、ダウン
ロードバス14のメモリマップは図8と同一のものとす
る。
【0063】次に、ダウンロード動作について説明す
る。ダウンロード回路15は、メインCPU1の指示に
基づき、各DSP回路ブロック5ごとにマッピングレジ
スタ13bを設定する。その後、共用アドレス領域10
4−1にダウンロードデータをライトする。マッピング
番号が共用アドレス領域104−1に対応するDSP回
路ブロック5では、ダウンロード側メモリ部300にダ
ウンロードバス14上のデータが書き込まれる。以上の
動作が、共用アドレス領域102−mにライトするまで
順次に行われる。
【0064】次に、メインCPU1は、リセット制御回
路11−1及びインタフェース回路9i−1を制御し
て、DSP6−1のリセット中にプログラムメモリ7b
−1のバススイッチ301の切り替えを行った後、DS
P6−1がダウンロードされたプログラムを実行する。
このプログラムメモリの切替とDSPの初期化をDSP
回路ブロック5−nまで順次に行う。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、同一の
プログラムを複数のDSP回路に同時にダウンロードす
ることができるので、ダウンロード時間を短縮し、DS
Pのプログラム切替え時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による信号処理装置の
一構成例を示したブロック図である。
【図2】 図1のシステムバス4のメモリマップ100
bを示した図である。
【図3】 本発明の実施例2による信号処理装置を示し
たブロック図である。
【図4】 図3のシステムバス4のメモリマップ100
cを示した図である。
【図5】 本発明の実施例3による信号処理装置を示し
たブロック図である。
【図6】 図5のダウンロードバス14のメモリマップ
103aを示した図である。
【図7】 本発明の実施例4による信号処理装置を示し
たブロック図である。
【図8】 図7のダウンロードバス14のメモリマップ
103bを示した図である。
【図9】 本発明の実施の形態5による信号処理装置の
一構成例を示したブロック図である。
【図10】 図9のプログラムメモリ7bの一構成例を
示した図である。
【図11】 本発明の実施の形態6による信号処理装置
の一構成例を示したブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態7による信号処理装置
の一構成例を示すブロ
【図13】 本発明の実施の形態8による信号処理装置
の一構成例を示すブロ
【図14】 従来の信号処理装置の構成を示したブロッ
ク図である。
【図15】 図14の信号処理装置におけるシステムバ
ス4のメモリマップ100aを示した図である。
【符号の説明】
1 メインCPU 2 プログラム格納メモリ 3 メインCPUのローカルバス 4 シス
テムバス(メインバス) 5 DSP回路 6 DSP 7 プログラムメモリ 8 DSPのローカルバス 9 インタフェース回路 10 プログラムメモリ制
御信号 11 リセット回路 12 リセット信号 13 マッピングレジスタ 14 システムバス(ダウンロードバス) 15
ダウンロード回路 16 ダウンロード回路のローカルバス 17
プログラムメモリ切替信号 100a〜100c メインバスのメモリマップ 101、102 共用アドレス領域 103a、103b ダウンロードバスのメモリマップ 104 共用アドレス領域 300 メモリ部 301 バススイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 670 G06F 9/06 420K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上のDSP回路ブロックが第1のシ
    ステムバスに接続される信号処理装置において、各DS
    P回路ブロックが、プログラムを保持するローカルメモ
    リと、ローカルメモリからプログラムを読み出すDSP
    と、第1のシステムバス上のデータをローカルメモリへ
    書き込むインタフェース回路からなり、各ローカルメモ
    リは、第1のシステムバス上の同一アドレス領域にマッ
    ピングされることを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 3以上のDSP回路ブロックが第1のシ
    ステムバスを介して接続される信号処理装置において、
    各DSP回路ブロックが、プログラムを保持するローカ
    ルメモリと、ローカルメモリからプログラムを読み出す
    DSPと、マッピング番号を保持するマッピングレジス
    タと、第1のシステムバス上のデータをローカルメモリ
    へ書き込むインタフェース回路からなり、各ローカルメ
    モリは、第1のシステムバス上のマッピング番号に基づ
    くアドレス領域にマッピングされ、2以上のマッピング
    レジスタが同一のマッピング番号を保持することを特徴
    とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ローカルメモリは、同時にアクセス
    可能な2個のメモリ部からなり、上記インタフェース部
    は、DSP及びシステムバスを異なるメモリ部へ切替可
    能にそれぞれ接続することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記DSP回路ブロックは、第2のシス
    テムバスを介してCPUと接続され、CPU、DSP間
    のデータ入出力を第2のシステムバスを介して行う請求
    項1、2又は3に記載の信号処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013196652A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 制御装置及び画像形成装置
JP2013225301A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 制御装置、画像形成装置及び判定方法
JP2018507489A (ja) * 2016-03-28 2018-03-15 中▲車▼青▲島▼四方▲車▼▲輛▼研究所有限公司Crrc Qingdao Sifang Rolling Stock Research Institute Co.,Ltd. Tigersharc dspブート管理チップおよび方法

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