JP2003212189A - 船舶およびその運用方法 - Google Patents

船舶およびその運用方法

Info

Publication number
JP2003212189A
JP2003212189A JP2002013034A JP2002013034A JP2003212189A JP 2003212189 A JP2003212189 A JP 2003212189A JP 2002013034 A JP2002013034 A JP 2002013034A JP 2002013034 A JP2002013034 A JP 2002013034A JP 2003212189 A JP2003212189 A JP 2003212189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
rudder
pod
propulsion device
pod propulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002013034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3958051B2 (ja
Inventor
Toshinobu Sakamoto
利伸 坂本
Akira Ishikawa
暁 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002013034A priority Critical patent/JP3958051B2/ja
Priority to CNB02151321XA priority patent/CN100457547C/zh
Priority to US10/321,575 priority patent/US7013820B2/en
Priority to NO20026137A priority patent/NO335549B1/no
Priority to KR10-2003-0003866A priority patent/KR100498967B1/ko
Priority to AT03290155T priority patent/ATE340735T1/de
Priority to DE60308563T priority patent/DE60308563T2/de
Priority to EP03290155A priority patent/EP1329379B1/en
Publication of JP2003212189A publication Critical patent/JP2003212189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3958051B2 publication Critical patent/JP3958051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H25/00Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
    • B63H25/42Steering or dynamic anchoring by propulsive elements; Steering or dynamic anchoring by propellers used therefor only; Steering or dynamic anchoring by rudders carrying propellers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H25/00Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
    • B63H25/02Initiating means for steering, for slowing down, otherwise than by use of propulsive elements, or for dynamic anchoring
    • B63H25/04Initiating means for steering, for slowing down, otherwise than by use of propulsive elements, or for dynamic anchoring automatic, e.g. reacting to compass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H5/00Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
    • B63H5/07Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
    • B63H5/125Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers movably mounted with respect to hull, e.g. adjustable in direction, e.g. podded azimuthing thrusters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H5/00Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
    • B63H5/07Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
    • B63H5/125Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers movably mounted with respect to hull, e.g. adjustable in direction, e.g. podded azimuthing thrusters
    • B63H2005/1254Podded azimuthing thrusters, i.e. podded thruster units arranged inboard for rotation about vertical axis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主プロペラとは別に設置したPOD推進器の
支持機構や旋回機構などを簡略化することができるとと
もに、コストを低減させることのできる船舶およびその
運用方法を提供する。 【解決手段】 正転・逆転あるいはピッチ角を変更する
ことにより船体を前進・後進させることのできる主プロ
ペラ2と、該主プロペラ2を駆動させるための駆動機関
と、前記船体の針路方向を変更させるための舵3と、少
なくとも1つのPOD推進器10A,10Bと、を具備
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主プロペラに加え
てPOD推進器を備えている船舶およびその運用方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、船舶の推進装置においては、主プ
ロペラで発生する推進力が不足する場合に加勢して推進
力を加算する目的で、主プロペラの後方あるいは前方の
干渉しない位置にPOD推進器を併設することが提案さ
れている。図9および図10に示す従来の技術(図9の
ものは特願2001−199418に記載した技術であ
る)において、 ※図9および図10に示すものは、当所より既に出願さ
れているものです(出願人:三菱重工業様)から、従来
技術としても問題ないと考えます。図中の符号1は船舶
の船体後部、2は船舶を走行させる主たる推進力を発生
させる主プロペラ、10はPOD推進器である。なお、
主プロペラ2は、ディーゼルエンジンなど図示省略の駆
動機関(一般にメインエンジンという。)から駆動力を
受けて回転するようになっている。
【0003】ここで使用するPOD推進器10は、ケー
シング11、PODプロペラ12、ストラット13およ
び支柱14を具備して構成される。ケーシング11は、
略円筒状とした後部(図5参照)または前部(図6参
照)、あるいは前後部の両方(図示せず)にPODプロ
ペラ12を備えている。PODプロペラ12は、回転す
ることによって推進力を発生させる機能を有し、同PO
Dプロペラ12を駆動させる電動機(図示省略)は、ケ
ーシング11の内部に配置されている。ケーシング11
の上部には、翼形断面のストラット13が設けられてい
る。ストラット13の上端部には、POD推進器10全
体の回動軸となる支柱14が設けられている。この支柱
14は、船体側に設けた図示省略の駆動機構に連結され
ているので、POD推進器10は、支柱14を介して全
体が船体後部1に対し回動可能に取り付けられた構成と
なっている。
【0004】このように構成された船舶は、主プロペラ
2を単独で、PODプロペラ12を単独で、あるいは主
プロペラ2およびPODプロペラ12を共に回転させる
ことによって推進力を得る。また、支柱14を中心とし
てPOD推進器10を回動させることにより、ストラッ
ト13が舵の機能を発揮して操舵力が得られて、船舶が
旋回させられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の船舶においては、POD推進器10のみを単独で装
備した船舶よりも高速で航行可能となる。また、POD
推進器10のストラット13の部分が舵として使用され
ている。したがって、特に高速航行(約20ノットを越
える航行)時に舵を取ると、ストラット13に過大な流
体力が作用して支柱14に非常に大きな力がかかる。そ
のため、支柱14を支持する支持機構やPOD推進器1
0を旋回させる旋回機構などを十分な強度を有するも
の、すなわち大がかりな機構を有するものにしなければ
ならないといった問題点があった。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、主プロペラの後方に設置したPOD推進器の支持
機構や旋回機構などを簡略化することができるととも
に、コストを低減させることのできる船舶およびその運
用方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の船舶およびその
運用方法では、上記課題を解決するため、以下の手段を
採用した。すなわち、請求項1記載の船舶によれば、正
転・逆転あるいはピッチ角を変更することにより船体を
前進・後進させることのできる主プロペラと、該主プロ
ペラを駆動させるための駆動機関と、前記船体の針路方
向を変更させるための舵と、少なくとも1つのPOD推
進器と、を具備したことを特徴とする。
【0008】この船舶においては、主プロペラおよび/
またはPOD推進器により推進力が得られ、舵および/
またはPOD推進器により舵が取られることとなる。
【0009】請求項2に記載の船舶によれば、請求項1
に記載の船舶において、前記船体の船速を測定する船速
測定装置と、該船速測定装置からの信号により前記PO
D推進器の舵角を制御する制御装置と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0010】この船舶においては、船体の船速を測定す
る船速測定装置からの信号、すなわち船速に応じてPO
D推進器の舵角が制御されることとなる。
【0011】請求項3に記載の船舶によれば、請求項2
に記載の船舶において、前記船速測定装置により得られ
た船速が所定値を越えると、前記制御装置により前記P
OD推進器の舵角が0゜に固定されることを特徴とす
る。
【0012】この船舶においては、船速が所定値を越え
るとPOD推進器の舵角が0゜に固定されることとな
る。すなわち、船速が所定値を越えた場合には、舵のみ
で舵が取られることとなる。
【0013】請求項4に記載の船舶によれば、請求項2
に記載の船舶において、前記船速測定装置により得られ
た船速が所定値以下の場合、前記POD推進器の舵角
は、前記舵の舵角と連動してとられるように構成されて
いることを特徴とする。
【0014】この船舶においては、POD推進器の舵角
が、舵の舵角と連動してとられることとなる。すなわ
ち、舵の舵角に応じてPOD推進器の舵角がとられるこ
ととなる。
【0015】請求項5に記載の船舶によれば、請求項1
に記載の船舶において、前記POD推進器は、切換装置
により0゜、+90゜、−90゜の舵角位置で使用でき
るように構成されていることを特徴とする。
【0016】この船舶においては、POD推進器が、切
換装置により例えば0゜、+90゜、−90゜等数点の
舵角位置で使用できるようになっている。すなわち、切
換装置を0゜、+90゜、−90゜の位置に設定するこ
とにより、POD推進器の舵角も0゜、+90゜、−9
0゜の位置に設定されることとなる。
【0017】請求項6に記載の船舶によれば、請求項1
に記載の船舶において、前記舵の舵角を変えるかじ取装
置と、前記POD推進器の舵角を変える旋回駆動機構
は、同一の駆動源により駆動されることを特徴とする。
【0018】この船舶においては、舵の舵角を変えるか
じ取装置と、POD推進器の舵角を変える旋回駆動機構
が、同じ駆動源、たとえば1つの油圧ポンプにより駆動
されることとなる。
【0019】請求項7に記載の船舶の運用方法によれ
ば、正転・逆転あるいはピッチ角を変更することにより
船体を前進・後進させることのできる主プロペラと、該
主プロペラを駆動させるための駆動機関と、前記船体の
針路方向を変更させるための舵と、少なくとも1つのP
OD推進器と、船速を測定する船速測定装置と、該船速
測定装置からの信号により前記POD推進器の舵角を制
御する制御装置と、を具備する船舶の運用方法であっ
て、前記船速測定装置により得られた船速が所定値を越
える場合には、前記舵の舵角のみを変化させて前記船体
の針路方向を変化させ、前記船速が所定値以下の場合に
は、前記舵と前記POD推進器とを併用、あるいは前記
POD推進器のみを使用して前記船体の針路方向および
/または進行方向を変化させるようにしたことを特徴と
する。
【0020】この船舶の運用方法によれば、船体の針路
方向および/または進行方向を変化させるのに、船速が
所定値を越える場合には舵のみが使用され、船速が所定
値以下の場合には舵とPOD推進器とが併用されること
となる。ここでいう、「針路方向」とは船首が指すコン
パス方位のことである。また、「進行方向」とは船体が
実際に進んでいる方向をいう。
【0021】請求項8に記載の船舶の運用方法によれ
ば、請求項7に記載の船舶の推進装置の制御方法におい
て、前記POD推進器の舵角は、前記船速測定装置から
の信号により制御されることを特徴とする。
【0022】この船舶の運用方法によれば、船体の船速
を測定する船速測定装置からの信号、すなわち船速に応
じてPOD推進器の舵角が制御されることとなる。
【0023】請求項9に記載の船舶の運用方法によれ
ば、請求項8に記載の船舶の運用方法において、前記船
速測定装置により得られた船速が所定値を越える場合に
は、前記制御装置によりPOD推進器の舵角が0゜に固
定されることを特徴とする。
【0024】この船舶の運用方法によれば、船速が所定
値を越えるとPOD推進器の舵角が0゜に固定されるこ
ととなる。すなわち、船速が所定値を越えた場合には、
舵のみで舵が取られることとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る船舶の一実施
形態を図面に基づいて説明する。なお、上述した従来技
術と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は
省略する。図1(a)は船体後部の概略右側面図、
(b)は(a)を矢印A方向に見た図である。図1に示
す実施形態において、符号の1は船舶の船体後部、2は
主プロペラ、3は舵、4は支柱、10A,10BはPO
D推進器、11A,11Bはケーシング、12A,12
BはPODプロペラ、13A,13Bはストラット、1
4A,14Bは支柱である。
【0026】この船舶は、主プロペラ2と、その後方に
位置し支柱4を介して船体後部1に対して回動自在に取
り付けられた舵3と、この舵3の両側方に位置する2つ
のPOD推進器10A,10Bとを具備している。舵3
は断面が流線形を有する板状の部材である。また、舵3
の上部には鉛直方向の支柱4が取り付けられ、この支柱
4の上端部側が船体側に設けられたかじ取装置(図示省
略)に連結されて、舵3、および支柱4を一体的に回動
させるようになっている。
【0027】POD推進器10A,10Bはそれぞれ、
支柱14A,14Bを介して、船体後部1に対し回動自
在に取り付けられている。POD推進器10A,10B
は、推進力を発揮するPODプロペラ12A,12Bを
後方または前方(図示の例では前方)に備え、内部に電
動機等のプロペラ駆動機構(図示せず)を内蔵したケー
シング11A,11Bと、このケーシング11A,11
Bの上部に一体に固着され、翼形断面のストラット13
A,13Bとを具備して構成される。ストラット13
A,13Bの上部には鉛直方向の支柱14A,14Bが
取り付けられ、この支柱14A,14Bの上端部側が船
体側に設けられた旋回駆動機構(図示省略)に連結され
て、支柱14A,14B、ストラット13A,13B、
ケーシング11A,11BおよびPODプロペラ12
A,12Bを一体的に回動させるようになっている。こ
のように構成されたPOD推進器10A,10Bでは、
PODプロペラ12A,12Bの回転によって推進力が
発生して船舶を航行させ、船体後部1に対して推進器全
体を回動させることによって操舵機能が得られ、船舶の
進行方向を変換することができる。
【0028】なお、POD推進器10A,10Bには、
図示のようにPODプロペラ12A,12Bの駆動力を
出力する電動機がケーシング11A,11B内に設置さ
れたタイプと、船体側に設置された電動機等の駆動源
(図示省略)から駆動力を受けるタイプとがある。
【0029】このように構成された船舶は、主プロペラ
2を単独で回転させたり、PODプロペラ12A,12
Bのいずれか一方または両方を回転させたり、あるいは
主プロペラ2およびPODプロペラ12A,12Bのい
ずれか一方または両方を共に回転させることによって推
進力を得ることができる。また、船体の針路方向および
/または進行方向を変更させるために、支柱4を中心と
して舵3を回動させたり、支柱14A,14Bを中心と
してPOD推進器10A,10Bのいずれか一方または
両方を回動させたり、あるいは舵3およびPOD推進器
10A,10Bのいずれか一方または両方を回動させら
れるようになっている。
【0030】船体の針路方向および/または進行方向の
変更が主に舵3で行われる場合には、POD推進器10
A,10Bのストラット13A,13Bの部分を従来の
ものに比べて小さくすることができる。これにより、P
OD推進器10A,10Bの支持機構や旋回機構に加わ
る荷重を小さくして、これら機構の簡略化を図ることが
できる。
【0031】したがって、高速(たとえば、20ノット
以上での)航行が要求される場合には、主プロペラ2と
両方のPODプロペラ12A,12Bとを共に回転させ
ることによって推進力を得ることができる。また、航路
航行時など中速(たとえば、12ノット程度での)航行
が要求される場合には、主プロペラ2を単独で回転させ
たり、両方のPODプロペラ12A,12Bだけを回転
させることにより推進力を得ることができる。さらに、
出入港時など低速(たとえば、5ノット以下での)航行
が要求される場合には、両方のPODプロペラ12A,
12Bだけを回転させることにより推進力を得ることが
できる。
【0032】さて、本発明ではこれらの構成の他に、図
2に示すように、船速を測定する船速測定装置21と、
この船速測定装置21からの信号により前述したPOD
推進器10A,10Bの舵角を制御することのできる制
御装置22と、を設けるようにすることもできる。すな
わち、これらの装置を使用することにより、たとえば図
3や図4に示すようなPOD推進器10A,10Bの舵
角制御を行うことができるようになる。
【0033】図3に示すものは、船速が5ノット以下で
ある場合にはPOD推進器10A,10Bの舵角を±9
0゜(ここでいう0゜は船首方向を指す。)の範囲内で
とることができ、船速が20ノットを越える場合には舵
角が0゜に固定され舵角がとれないように制御されてい
ることを示すものである。すなわち、図2に示す船速測
定装置21で得られた船速の情報が信号として制御装置
22に送られ、その信号に基づいて制御装置22がPO
D推進器10A,10Bのとり得る最大舵角を制御する
ものである。
【0034】また、図4に示すものは、船速が5ノット
以下である場合にはPOD推進器10A,10Bの舵角
を±90゜(ここでいう0゜は船首方向を指す。)の範
囲内でとることができ、船速が5ノットを越え10ノッ
ト以下である場合にはPOD推進器10A,10Bの舵
角を±70゜の範囲内でとることができ、船速が10ノ
ットを越え15ノット以下である場合にはPOD推進器
10A,10Bの舵角を±50゜の範囲内でとることが
でき、船速が15ノットを越え20ノット以下である場
合には±30゜の範囲内でとることができ、船速が20
ノットを越える場合には舵角が0゜に固定されて舵角が
とれないように制御されていることを示すものである。
【0035】図3または図4に示すように、船速がたと
えば20ノットを越えるような場合にPOD推進器10
A,10Bの舵角を0゜に固定して、舵3のみで針路を
変更するようにすることにより、ストラット13A,1
3Bに過大な流体力が作用することがなく、支柱14
A,14Bに過大な荷重がかかることを防止することが
できる。したがって、支柱14A,14Bを支持する支
持機構やPOD推進器10A,10Bを旋回させる旋回
機構などの強度を減少させることができて、これらの機
構を簡略化することができ、コストダウンを図ることが
できる。
【0036】以上説明してきた、主プロペラ2と、その
後方に位置し支柱4を介して船体後部1に対して回動自
在に取り付けられた舵3と、この舵3の両側方に位置す
る2つのPOD推進器10A,10Bと、船速を測定す
る船速測定装置21と、この船速測定装置21からの信
号により前述したPOD推進器10A,10Bの舵角を
制御することのできる制御装置22とを具備する船舶
は、たとえば以下のように運用することができる。
【0037】たとえば、船速20ノットを越えるような
高速で船体を航行させる場合、主プロペラ2と両方のP
ODプロペラ12A,12Bとを共に回転させることに
よって推進力を得るとともに、POD推進器10A,1
0Bの舵角を0゜に固定し、針路変更は舵3のみで行う
ようにする。つぎに、5ノットを越え20ノット以下で
航行させるような場合、主プロペラ2を単独で回転させ
たり、両方のPODプロペラ12A,12Bだけを回転
させることにより推進力を得るとともに、とり得る最大
舵角が船速に応じて制御されたPOD推進器10A,1
0Bと舵3とを併用することにより針路変更を行うよう
にする。また、出入港時など低速(たとえば、5ノット
以下での)航行が要求される場合には、両方のPODプ
ロペラ12A,12Bだけを回転させることにより推進
力を得るとともに、POD推進器10A,10Bと舵3
とを併用することにより針路方向の変更および/または
進行方向の変更を行うようにする。特に、5ノット以下
でPOD推進器10A,10Bの舵角を±90゜とるこ
とができるので、POD推進器10A,10Bをスター
ン・スラスタとして機能させることができるので、離着
岸を容易なものとすることができるとともに、出入港に
要する作業時間を短縮させることができる。
【0038】なお、本発明の実施形態において、POD
推進器10A,10Bの操作可能舵角を±90゜(図3
および図4参照)として説明してきたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、±360゜とすることもで
きる。特に、船速が5ノット以下である場合に、POD
推進器10A,10Bの操作可能舵角を±360゜とす
ることができれば、離着岸時に多用される後ろ方向への
推進力(後進力)をPOD推進器10A,10Bにより
得ることができるようになるので、後進力を得るために
主プロペラ2を回転させる駆動装置(一般にメインエン
ジンという。)を起動させる必要はなくなる。
【0039】また、POD推進器10A,10Bの舵角
が、舵3の舵角および船速と連動してとられるように構
成することもできる。すなわち、たとえば船速が20ノ
ットを越えるような場合には、POD推進器10A,1
0Bの舵角を前述した制御装置22により0゜に固定す
る。そして、船速が5ノットを越え20ノット以下の場
合には、舵3の舵角に比例してPOD推進器10A,1
0Bの舵角がとられる(たとえば、舵3の舵角+35゜
でPOD推進器10A,10Bが舵角+14゜をとり、
舵3の舵角+10゜でPOD推進器10A,10Bが舵
角+4゜をとる)ようにする。さらに、船速が5ノット
以下の場合には、舵3の舵角+35゜でPOD推進器1
0A,10Bが舵角+90゜をとり、舵3の舵角+10
゜でPOD推進器10A,10Bが舵角+45゜をと
る)ようにする。このように構成することにより、操船
者は舵3の舵角のみを指令することで、舵3およびPO
D推進器10A,10Bの舵角を同時に制御することが
でき、操船が大幅に簡略化される。
【0040】また、POD推進器10A,10Bの舵角
を、例えば+90゜および−90゜の位置でのみ使用す
ることができるようにすることもできる。すなわち、通
常の航行時はPOD推進器の舵角を0゜に固定して舵の
みで操船を行い、離着岸時にPOD推進器10A,10
Bの舵角を、例えば+90゜あるいは−90゜の位置に
して、スターン・スラスタとして機能させることができ
るので、離着岸を容易なものとすることができるととも
に、出入港に要する作業時間を短縮させることができ
る。この舵角位置の切換は別途設けられた切換装置によ
り行われる。また、このように構成することにより、P
OD推進器10A,10Bのための操舵装置をなくすこ
とができ、さらなるコストダウンを図ることができる。
【0041】また、舵3のかじ取装置で作り出された油
圧を、POD推進器10A,10Bの舵角を変える旋回
駆動機構にも用いるように構成することもできる。すな
わち、舵3のかじ取装置に設けられた油圧ポンプ(駆動
源)により作り出された油圧を、POD推進器10A,
10Bの舵角を変える旋回駆動機構に使用することによ
り、旋回駆動機構から油圧ポンプなどを省略することが
できて、旋回駆動機構の構成を簡略化することができる
とともに、コストを低減させることができる。
【0042】なお、以上説明してきた実施形態では、P
OD推進器を2つ設けたものを説明してきたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、図5に示すように、
ケーシング11の後部にPODプロペラ12を備えた1
つのPOD推進器10を、船首側から主プロペラ2、舵
3、POD推進器10の順にキール線上に一直線となる
ように設けることもできる。
【0043】また、図6に示すように、ケーシング11
の後部にPODプロペラ12を備えた1つのPOD推進
器10を、船首側から主プロペラ2、POD推進器1
0、舵3の順にキール線上に一直線となるように設ける
こともできる。
【0044】さらに、図7に示すように、ケーシング1
1の前部にPODプロペラ12を備えた1つのPOD推
進器10を、船首側から主プロペラ2、POD推進器1
0、舵3の順にキール線上に一直線となるように設ける
こともできる。
【0045】
【発明の効果】本発明の船舶およびその運用方法によれ
ば、以下の効果を奏する。請求項1に記載の船舶によれ
ば、主プロペラおよび/またはPOD推進器により推進
力が得られ、舵および/またはPOD推進器により舵が
取られることとなるので、船速を上げることができると
ともに操船性能を向上させることができるという効果を
奏する。
【0046】請求項2に記載の船舶によれば、船体の船
速を測定する船速測定装置からの信号、すなわち船速に
応じてPOD推進器の舵角が制御されることとなるの
で、POD推進器の支持機構や旋回機構に過大な荷重が
かかることを防止することができ、これらの機構を簡略
化することができてコストダウンを図ることができると
いう効果を奏する。
【0047】請求項3に記載の船舶によれば、船速が所
定値を越えるとPOD推進器の舵角が0゜に固定される
こととなるので、POD推進器の支持機構や旋回機構に
過大な荷重がかかることを防止することができ、これら
の機構を簡略化することができてコストダウンを図るこ
とができるという効果を奏する。
【0048】請求項4に記載の船舶によれば、舵の舵角
に応じてPOD推進器の舵角がとられることとなるの
で、操船者は舵の舵角のみを指令(操作)するだけで、
舵およびPOD推進器の舵角を同時に制御することがで
きるので、操船を大幅に簡略化することができるという
効果を奏する。
【0049】請求項5に記載の船舶によれば、切換装置
を0゜、+90゜、−90゜の位置に設定することによ
り、POD推進器の舵角が0゜、+90゜、−90゜の
位置に設定されるように構成されているので、装置全体
の構成を簡略化することができる。すなわち、POD推
進器のための操舵装置をなくすことができ、さらなるコ
ストダウンを図ることができるという効果を奏する。
【0050】請求項6に記載の船舶によれば、舵の舵角
を変えるかじ取装置と、POD推進器の舵角を変える旋
回駆動機構が、同じ駆動源により駆動されることとなる
ので、これらかじ取装置および旋回駆動機構を駆動する
ための駆動源の構成を簡略化することができて、コスト
をさらに低減させることができるという効果を奏する。
【0051】請求項7に記載の船舶の運用方法によれ
ば、船体の針路方向および/または進行方向を変化させ
るのに、船速が所定値を越える場合には舵のみが使用さ
れ、船速が所定値以下の場合には舵とPOD推進器とが
併用されることとなるので、船速が所定値を越える場合
にはPOD推進器の支持機構や旋回機構に過大な荷重が
かかることを防止することができるとともに、船速が所
定値以下の場合には操船性能を向上させることができる
という効果を奏する。
【0052】請求項8に記載の船舶の運用方法によれ
ば、船体の船速を測定する船速測定装置からの信号、す
なわち船速に応じてPOD推進器の舵角が制御されるこ
ととなるので、POD推進器の支持機構や旋回機構に過
大な荷重がかかることを防止することができ、これらの
機構を簡略化することができてコストダウンを図ること
ができるという効果を奏する。
【0053】請求項9に記載の船舶の運用方法によれ
ば、船速が所定値を越えるとPOD推進器の舵角が0゜
に固定されることとなるので、所定値を越えた船速での
航行におけるPOD推進器の支持機構や旋回機構に過大
な荷重がかかることを防止することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による船舶の一実施形態を示す図であ
って、(a)は船体後部の概略右側面図、(b)は
(a)を矢印A方向に見た図である。
【図2】 本発明による船舶に設けられるPOD推進器
の舵角を制御するための構成を示す概略ブロックであ
る。
【図3】 本発明による船舶の制御装置がPOD推進器
の舵角を制御する一例を示す操作可能舵角と船速との関
係を示すグラフである。
【図4】 本発明による船舶の制御装置がPOD推進器
の舵角を制御する他の例を示す操作可能舵角と船速との
関係を示すグラフである。
【図5】 本発明による船舶の他の実施形態を示す概略
右側面図である。
【図6】 本発明による船舶の別の実施形態を示す概略
右側面図である。
【図7】 本発明による船舶のさらに別の実施形態を示
す概略右側面図である。
【図8】 従来の主プロペラに加えてPOD推進器を備
えている船舶の一例を示す船体後部の概略右側面図であ
る。
【図9】 従来の主プロペラに加えてPOD推進器を備
えている船舶の他の例を示す船体後部の概略右側面図で
ある。
【符号の説明】
2 主プロペラ 3 舵 10 POD推進器 10A POD推進器 10B POD推進器 11 ケーシング 11A ケーシング 11B ケーシング 12 PODプロペラ 12A PODプロペラ 12B PODプロペラ 13 ストラット 13A ストラット 13B ストラット 21 船速測定装置 22 制御装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転・逆転あるいはピッチ角を変更する
    ことにより船体を前進・後進させることのできる主プロ
    ペラと、該主プロペラを駆動させるための駆動機関と、
    前記船体の針路方向を変更させるための舵と、少なくと
    も1つのPOD推進器と、を具備したことを特徴とする
    船舶。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の船舶において、 前記船体の船速を測定する船速測定装置と、該船速測定
    装置からの信号により前記POD推進器の舵角を制御す
    る制御装置と、を備えていることを特徴とする船舶の推
    進装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の船舶において、 前記船速測定装置により得られた船速が所定値を越える
    と、前記制御装置により前記POD推進器の舵角が0゜
    に固定されることを特徴とする船舶。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の船舶において、 前記船速測定装置により得られた船速が所定値以下の場
    合、前記POD推進器の舵角は、前記舵の舵角と連動し
    てとられるように構成されていることを特徴とする船
    舶。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の船舶において、 前記POD推進器の舵角を任意に変える旋回駆動機構を
    省略し、例えば0゜、+90゜、−90゜等数点の舵角
    位置で使用できるような舵角切り換え装置を備えたこと
    を特徴とする船舶。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の船舶において、 前記舵の舵角を変えるかじ取装置と、前記POD推進器
    の舵角を変える旋回駆動機構は、同一の駆動源により駆
    動されることを特徴とする船舶。
  7. 【請求項7】 正転・逆転あるいはピッチ角を変更する
    ことにより船体を前進・後進させることのできる主プロ
    ペラと、該主プロペラを駆動させるための駆動機関と、
    前記船体の針路方向を変更させるための舵と、少なくと
    も1つのPOD推進器と、船速を測定する船速測定装置
    と、該船速測定装置からの信号により前記POD推進器
    の舵角を制御する制御装置と、を具備する船舶の運用方
    法であって、 前記船速測定装置により得られた船速が所定値を越える
    場合には、前記舵の舵角のみを変化させて前記船体の針
    路方向を変化させ、前記船速が所定値以下の場合には、
    前記舵と前記POD推進器とを併用、あるいは前記PO
    D推進器のみを使用して前記船体の針路方向および/ま
    たは進行方向を変化させるようにしたことを特徴とする
    船舶の運用方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の船舶の推進装置の制御
    方法において、 前記POD推進器の舵角は、前記船速測定装置からの信
    号により制御されることを特徴とする船舶の運用方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の船舶の運用方法におい
    て、 前記船速測定装置により得られた船速が所定値を越える
    場合には、前記制御装置によりPOD推進器の舵角が0
    ゜に固定されることを特徴とする船舶の運用方法。
JP2002013034A 2002-01-22 2002-01-22 船舶およびその運用方法 Expired - Lifetime JP3958051B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013034A JP3958051B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 船舶およびその運用方法
CNB02151321XA CN100457547C (zh) 2002-01-22 2002-11-15 船舶及其运用方法
US10/321,575 US7013820B2 (en) 2002-01-22 2002-12-18 Ship and operating method therefor
NO20026137A NO335549B1 (no) 2002-01-22 2002-12-19 Skip og manøvreringsmetode for dette
KR10-2003-0003866A KR100498967B1 (ko) 2002-01-22 2003-01-21 선박 및 그 운용 방법
AT03290155T ATE340735T1 (de) 2002-01-22 2003-01-22 Schiffsantrieb und verfahren dazu
DE60308563T DE60308563T2 (de) 2002-01-22 2003-01-22 Schiffsantrieb und Verfahren dazu
EP03290155A EP1329379B1 (en) 2002-01-22 2003-01-22 Ship propulsion and operating method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013034A JP3958051B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 船舶およびその運用方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042371A Division JP4119934B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 船舶及び船舶の運用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003212189A true JP2003212189A (ja) 2003-07-30
JP3958051B2 JP3958051B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=19191784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002013034A Expired - Lifetime JP3958051B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 船舶およびその運用方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7013820B2 (ja)
EP (1) EP1329379B1 (ja)
JP (1) JP3958051B2 (ja)
KR (1) KR100498967B1 (ja)
CN (1) CN100457547C (ja)
AT (1) ATE340735T1 (ja)
DE (1) DE60308563T2 (ja)
NO (1) NO335549B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030654A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Yokogawa Denshikiki Co Ltd 操舵装置
JP2007313938A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶
JP2008505006A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ロッキード マーティン コーポレーション プロペラを中央に搭載した複数の艇体を有する船舶
JP2011131622A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Universal Shipbuilding Corp 複合型推進装置および船舶
WO2014030697A1 (ja) 2012-08-22 2014-02-27 三菱重工業株式会社 二重反転プロペラ推進方式の船舶
JP2018027765A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 ジャパンマリンユナイテッド株式会社 船舶の推進システム

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE50101008D1 (de) * 2001-10-05 2003-12-24 Peter Meyer Fahranlage für Schiffe, insbesondere für Kreuzfahrtschiffe
FI20030556A0 (fi) * 2003-04-11 2003-04-11 Abb Oy Menetelmä ja laitteisto laivan ohjaamiseksi
DE102004054061B4 (de) * 2004-11-05 2017-10-12 Siemens Aktiengesellschaft Seegehendes Schiff
FR2902403B1 (fr) * 2006-06-20 2008-09-19 Aker Yards Sa Systeme de propulsion electrique de navire et navire ainsi equipe
FI122324B (fi) * 2007-07-06 2011-11-30 Aker Arctic Technology Oy Menetelmä vesialuksen jäänmurtamisominaisuuksien parantamiseksi ja menetelmän mukaan valmistettu vesialus
FI123164B (fi) * 2010-12-21 2012-11-30 Waertsilae Finland Oy Vesialus
EP2626290B1 (en) * 2012-02-09 2015-09-23 ABB Oy Propulsion arrangement in a ship
WO2014046608A1 (en) * 2012-09-24 2014-03-27 Rolls-Royce Ab Counter rotating pod with flap
CN102963517A (zh) * 2012-12-06 2013-03-13 王军辉 具有双侧双向助力制动螺旋桨的船舶
CN103121504B (zh) * 2013-03-11 2015-09-09 中国船舶重工集团公司第七�三研究所 一种加速四桨驱动船舶转弯的协控装置及其协控方法
CN104417739A (zh) * 2013-09-05 2015-03-18 上海市南洋模范中学 一种水华防控机器人运动系统
CN103482032B (zh) * 2013-09-23 2016-07-27 浙江海洋学院 一种小型工程船
CN103482037A (zh) * 2013-09-23 2014-01-01 浙江海洋学院 一种小型拖船
JP2017509527A (ja) * 2014-03-12 2017-04-06 ボン ソン、キル 遠心力推進装置及びこれを含む船舶
CN103921921B (zh) * 2014-04-07 2017-08-25 深圳市云洲创新科技有限公司 吊舱式全回转泵喷射矢量推进器
US10969787B2 (en) 2016-08-05 2021-04-06 Zf Friedrichshafen Ag Sailboat steering system and method for steering a sailboat
KR102090074B1 (ko) * 2018-11-19 2020-03-17 심창섭 선박용 추진장치
DE102019214772A1 (de) * 2019-09-26 2021-04-01 Siemens Aktiengesellschaft Gondelantriebssystem und dessen Betrieb
CN110624261A (zh) * 2019-10-18 2019-12-31 东莞市环宇文化科技有限公司 一种无人驾驶道具船装置
CN113565665A (zh) * 2021-08-11 2021-10-29 哈尔滨工程大学 一种可利用潮流能发电的拖式吊舱推进器
CN116620492B (zh) * 2023-07-25 2023-10-24 自然资源部第一海洋研究所 一种可变形无人船及变形方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE946776C (de) * 1952-04-13 1956-08-02 Adolf Friederichs Schiffsantrieb, bestehend aus einer Hauptschraube und einer hinter dieser angeordneten, als Steuerschraube ausgebildeten Zusatzschraube
US3596625A (en) * 1969-02-24 1971-08-03 Manfred H Guenther Trolling attachment for outboard motors
DE2438147C2 (de) * 1974-08-08 1983-03-24 Schottel-Werft Josef Becker Gmbh & Co Kg, 5401 Spay Antriebseinrichtung für Schiffe
JPS6030598B2 (ja) * 1979-04-24 1985-07-17 三菱重工業株式会社 船尾整流装置
DE3207398C2 (de) * 1982-03-02 1986-03-06 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Schiffspropulsionsanlage mit einem Haupt- und einem Kontrapropeller
JPS58211994A (ja) * 1982-06-02 1983-12-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二重反転プロペラ船
JPS59211994A (ja) * 1983-05-14 1984-11-30 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
KR890000311A (ko) * 1987-06-24 1989-03-13 이나바 고오사꾸 아이들 프로펠러장치
SE459249B (sv) * 1987-12-09 1989-06-19 Kamewa Ab Kombinerad roder- och propelleranordning
JPH07121717B2 (ja) * 1992-08-07 1995-12-25 川崎重工業株式会社 舶用二重反転プロペラ
SE506926C2 (sv) 1996-06-06 1998-03-02 Kamewa Ab Marint framdrivnings- och styraggregat
DE19654511C2 (de) 1996-12-27 1999-02-18 Raytheon Anschuetz Gmbh Verfahren zum Begrenzen der Drehgeschwindigkeit eines Wasserfahrzeuges
US6446311B1 (en) 2000-01-06 2002-09-10 Kotec's Co., Ltd. Loop pin

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505006A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ロッキード マーティン コーポレーション プロペラを中央に搭載した複数の艇体を有する船舶
JP2007030654A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Yokogawa Denshikiki Co Ltd 操舵装置
JP4667993B2 (ja) * 2005-07-26 2011-04-13 横河電子機器株式会社 操舵装置
JP2007313938A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶
JP4699282B2 (ja) * 2006-05-23 2011-06-08 三菱重工業株式会社 船舶
JP2011131622A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Universal Shipbuilding Corp 複合型推進装置および船舶
WO2014030697A1 (ja) 2012-08-22 2014-02-27 三菱重工業株式会社 二重反転プロペラ推進方式の船舶
JP2014040169A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二重反転プロペラ推進方式の船舶
US9463856B2 (en) 2012-08-22 2016-10-11 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Ship of contrarotating propeller propulsion type
KR20170065678A (ko) 2012-08-22 2017-06-13 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 이중 반전 프로펠러 추진 방식의 선박
KR102042906B1 (ko) * 2012-08-22 2019-11-27 미츠비시 조우센 가부시키가이샤 이중 반전 프로펠러 추진 방식의 선박
JP2018027765A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 ジャパンマリンユナイテッド株式会社 船舶の推進システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20030140836A1 (en) 2003-07-31
KR20030063214A (ko) 2003-07-28
DE60308563D1 (de) 2006-11-09
CN100457547C (zh) 2009-02-04
KR100498967B1 (ko) 2005-07-04
NO335549B1 (no) 2014-12-29
JP3958051B2 (ja) 2007-08-15
US7013820B2 (en) 2006-03-21
NO20026137D0 (no) 2002-12-19
EP1329379B1 (en) 2006-09-27
NO20026137L (no) 2003-07-23
DE60308563T2 (de) 2007-06-21
CN1433926A (zh) 2003-08-06
EP1329379A1 (en) 2003-07-23
ATE340735T1 (de) 2006-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3958051B2 (ja) 船舶およびその運用方法
US7398742B1 (en) Method for assisting a steering system with the use of differential thrusts
US7131385B1 (en) Method for braking a vessel with two marine propulsion devices
EP1981757B1 (en) A method and arrangement for controlling a drive arrangement in a watercraft
JP6664171B2 (ja) 船舶操縦装置
JP4789953B2 (ja) 船舶用推進システム
US20200361588A1 (en) System for controlling marine craft with steerable propellers
WO2018101395A1 (ja) 船舶の操縦システム、船舶、及び船舶の操縦方法
WO2018008589A1 (ja) 船舶の操縦システム、船舶、及び船舶の操縦方法
US20080269968A1 (en) Watercraft position management system & method
JP2000177694A (ja) 舵付きアジマスプロペラを備えた船舶
JP4119934B2 (ja) 船舶及び船舶の運用方法
KR20090065648A (ko) 조향이 용이한 선박
US6491554B1 (en) Watercraft with steerable planing surface
JP2008230379A (ja) 一軸二舵船の操舵方法及び操舵装置
JP7080162B2 (ja) 船舶、船舶の航行方法
WO2005058690A1 (en) Support for propulsion apparatus for a water-borne vessel, and propulsion apparatus incorporating such support
JP2003231497A (ja) 船 舶
JP2023142434A (ja) 洋上風車アクセス船及び洋上風車アクセス船の操船方法
JPH0449036Y2 (ja)
JP2006327215A (ja) ポッドプロペラ推進器を有する船舶の操船方法
JP2005067385A (ja) 油圧式操舵装置
JP2007099023A (ja) 船外機
JP2000072081A (ja) 船体姿勢制御装置
JPH02136392A (ja) 船舶の横移動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3958051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term