JP2003211966A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JP2003211966A
JP2003211966A JP2002011388A JP2002011388A JP2003211966A JP 2003211966 A JP2003211966 A JP 2003211966A JP 2002011388 A JP2002011388 A JP 2002011388A JP 2002011388 A JP2002011388 A JP 2002011388A JP 2003211966 A JP2003211966 A JP 2003211966A
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Tatsuya Obara
龍也 小原
Masaharu Onishi
正治 大西
Tatsuaki Uehara
達明 上原
Koichi Hotta
貢市 堀田
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Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルトアップ限度などでスライドパネルが停
止した際にプッシュ/プル・ケーブルが発するはじき音
を低減し得るように改良されたサンルーフパネルの駆動
装置を提供する。 【解決手段】 プッシュ/プル・ケーブル(24)で駆
動されるスライダ(後部スライダ15)に連結された開
閉パネル(スライドパネル3)を有するサンルーフ装置
を、プッシュ/プル・ケーブルを挿通するケーブルガイ
ド孔(32)における押し作動限度側に、スライダが前
進限度に到達する以前にプッシュ/プル・ケーブルの先
端部が当接する緩衝部材(35)を設けるものとする。
これにより、スライドパネルの停止に先だってプッシュ
/プル・ケーブルの先端部が緩衝部材に当接し、プッシ
ュ/プル・ケーブルの撓み量の増大が緩やかになるの
で、はじき音の発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュ/プル・
ケーブルで駆動されるスライダに連結された開閉パネル
を有するサンルーフ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】車体ルーフに設けられた開口をスライド
パネルで開閉するサンルーフ装置が知られている。この
サンルーフ装置においては、一般に、ピアノ線を巻き付
けた螺旋条を周囲に形成した可撓線材(以下プッシュ/
プル・ケーブルと呼称する)を略管状をなすガイド孔に
挿通し、螺旋条に噛合したピニオンをモータで回転駆動
することによってプッシュ/プル・ケーブルに直線運動
を行わせ、これをもってスライドパネルに開閉運動を行
わせるようになっている(特開2000−283256
号公報など参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の如きプッシュ/
プル・ケーブルを用いてスライドパネルに開閉運動を与
える駆動装置にあっては、引き駆動する場合はケーブル
が伸ばされるので問題は生じないが、押し駆動する際に
は撓んだ螺旋条がガイド孔の内周面に接触することが避
けられない。特に、チルト式サンルーフ装置において押
し方向の移動限度となるチルトアップ限度でスライドパ
ネルが停止した際に、モータのオーバーランでケーブル
の撓み量が過大になり、ガイド孔の内周面に螺旋条が突
き当たってはじき音を発することがあった。 【0004】このようなはじき音の発生は、自動車の質
感を損ねるので好ましいことではない。 【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、チ
ルトアップ限度などでスライドパネルが停止した際にプ
ッシュ/プル・ケーブルが発するはじき音を低減し得る
ように改良されたサンルーフパネルの駆動装置を提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、プッシュ/プル・ケーブル
(24)で駆動されるスライダ(後部スライダ15)に
連結された開閉パネル(スライドパネル3)を有するサ
ンルーフ装置を、プッシュ/プル・ケーブルを挿通する
ケーブルガイド孔(32)における押し作動限度側に、
スライダが前進限度に到達する以前にプッシュ/プル・
ケーブルの先端部が当接する緩衝部材(35)を設ける
ものとした。 【0007】このようにすれば、スライドパネルの停止
に先だってプッシュ/プル・ケーブルの先端部が緩衝部
材に当接し、プッシュ/プル・ケーブルの撓み量の増大
が緩やかになるので、はじき音の発生が抑制される。 【0008】 【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明について詳細に説明する。 【0009】図1は、本発明が適用されたサンルーフ装
置の概要を示す車両の要部斜視図である。車両の固定ル
ーフ1には、概ね矩形をなす開口2が形成されている。
この開口2は、開口2の内周輪郭に対応した形状に形成
されたスライドパネル3によって開閉可能にされてい
る。 【0010】図2〜図4に示すように、スライドパネル
3は、ガラスパネル4と、ガラスパネル4の外周部の下
方に接着剤で固着された金属板製のガラスホルダ5とか
らなっている。ガラスホルダ5の左右両側部の下方に
は、ステー6(図5参照)を介して左右一対の側板11
が結合されている。これら両側板11の各前端には、前
部スライダ12がピン軸13をもって結合されている。
また両側板11の各中間部には、チルト動作およびスラ
イド動作を行わせるべく形成されたカム溝14に対し、
後部スライダ15がピン軸16をもって結合されてい
る。そして前後両スライダ12・15は、固定ルーフ1
の内側に固設されたガイドレール17に形成されたガイ
ド溝(後述する)に対し、前後動自在に摺合している。 【0011】前部スライダ12には、スライドパネル3
の前方への移動限度においてスライドパネル3の前後動
を規制するためのロックレバー18が結合されている。
このロックレバー18は、その前後方向中間部でシーソ
ー式に傾動可能なように、前部スライダ12に軸19を
もって支持されている。 【0012】ロックレバー18には、下向きの係合突起
20がその前端に突設され、上向きの押圧突起21がそ
の後端に突設されている。 【0013】ガイドレール17の前端部には、前部スラ
イダ12の前進限度を規定するストッパ22が設けられ
ており、このストッパ22には、ロックレバー18の係
合突起20が突入可能な被係合孔23が設けられてい
る。 【0014】ロックレバー18は、その支持軸19に巻
かれたねじりコイルばね(図示せず)により、その前端
の係合突起20を被係合孔23に突入させる向きに常時
弾発付勢されており、スライドパネル3の閉鎖時は、図
2に示すように、係合突起20が被係合孔23に突入
し、スライドパネル3の前後動を規制するロック状態が
保持されるようになっている。またこの状態では、両側
板11の下縁はロックレバー18の押圧突起21に押し
下げ力を作用させないようになっている。 【0015】後部スライダ15の外側面には、公知のプ
ッシュ/プル・ケーブル24の一端が結合されている
(図3、図5参照)。このプッシュ/プル・ケーブル2
4を電動モータ(図示せず)で押し引き駆動することに
より、後部スライダ15を前後方向に移動させ、チルト
運動と開閉運動とをスライドパネル3に行わせるように
なっている。 【0016】前後両スライダ12・15を摺動自在に支
持したガイドレール17は、その開放面を互いに対向さ
せた断面形状がコ字形をなす一対のガイド溝31a・3
1bと、外側ガイド溝31aの上方にて断面形状が内側
が開かれたC字形をなすケーブルガイド32とを備えて
いる(図5参照)。 【0017】後部スライダ15は、これらのガイド溝3
1a・31bに突入する横向き凸部33a・33bを備
えている。これらの凸部33a・33bには、摩擦係数
が低く且つ摩耗し難い合成樹脂材で形成されたスライド
シュー34a・34bが嵌着されている。 【0018】スライドパネル3のチルトアップ操作時
は、プッシュ/プル・ケーブル24によって後部スライ
ダ15を前方へ押し駆動する。すると、図3に示すよう
に、後部スライダ15のピン軸16がカム溝14の前下
がりの傾斜部分を前方へ移動し、両側板11の後端を上
昇させてロックレバー18の押圧突起21から両側板1
1を離間させる。これにより、その係合突起20を被係
合孔23に突入させた状態をロックレバー18が維持す
るので、スライドパネル3はその前後動が規制されたロ
ック状態のまま後端を上昇させる。 【0019】スライドパネル3の開操作時は、プッシュ
/プル・ケーブル24によって後部スライダ15を後方
へ引き駆動する。すると、図4に示すように、後部スラ
イダ15のピン軸16がカム溝14の後上がりの傾斜部
分を後方へ移動し、両側板11の後端を下降させる。こ
れにより、スライドパネル3が先ずリフトダウンする。
このリフトダウン動作により、ロックレバー18の後端
の押圧突起21が側板11の下縁で押し下げられ、その
前端の係合突起20が被係合孔23から抜け出すので、
スライドパネル3の前後動が可能なロック解除状態とな
る。 【0020】後部スライダ15をそのまま引き駆動すれ
ば、固定ルーフ1の下面とガイドレール17を支持した
インナフレームの上面との間に画成された収容部に、ス
ライドパネル3が収容される。 【0021】上記の如きプッシュ/プル・ケーブル24
を用いた駆動装置にあっては、押し方向の移動限度とな
るチルトアップ限度で後部スライダ15が停止した際
に、モータのオーバーランでプッシュ/プル・ケーブル
24の撓み量が過大となり、ケーブルガイド32の内周
面に突き当たってはじき音を発することがあった。この
ようなはじき音の発生は自動車の質感を損なうので、本
発明においては、図6に示したように、プッシュ/プル
・ケーブル24の押し作動限度側のケーブルガイド32
内にエラストマ材からなる緩衝部材35を設け、カム溝
14の前端で規定されるプッシュ/プル・ケーブル24
の押し駆動による機械的な作動限度に後部スライダ15
が到達する以前にプッシュ/プル・ケーブル24の先端
部が緩衝部材35に当接するようした。 【0022】これにより、後部スライダ15が停止する
前にプッシュ/プル・ケーブル24の先端部が緩衝部材
35に当接し、プッシュ/プル・ケーブル24の撓み量
の増大が緩やかになるので、はじき音の発生が抑制され
る。 【0023】 【発明の効果】このように本発明によれば、スライドパ
ネルの停止前にプッシュ/プル・ケーブルの先端部が緩
衝部材に当接してはじき音の発生が抑制されるので、自
動車の質感を向上する上に大きな効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用された車両のルーフ部分の斜視図 【図2】本発明が適用されたサンルーフ装置の閉鎖状態
時を一部切除して示す要部概略側面図 【図3】本発明が適用されたサンルーフ装置におけるチ
ルトアップ状態時を一部切除して示す要部概略側面図 【図4】本発明が適用されたサンルーフ装置におけるリ
フトダウン状態時を一部切除して示す要部概略側面図 【図5】図3中のV−V線に沿う要部垂直断面図 【図6】図3中のVI−VI線に沿う要部平面図 【符号の説明】 1 固定ルーフ 2 開口 3 可動パネル 15 後部スライダ 17 ガイドレール 24 プッシュ/プル・ケーブル 32 ケーブルガイド 35 緩衝部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 龍也 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 大西 正治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 上原 達明 栃木県塩谷郡氏家町押上1959−5 八千代 工業株式会社栃木研究所内 (72)発明者 堀田 貢市 栃木県塩谷郡氏家町押上1959−5 八千代 工業株式会社栃木研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プッシュ/プル・ケーブルで駆動される
    スライダに連結された開閉パネルを有するサンルーフ装
    置であって、 前記プッシュ/プル・ケーブルを挿通するケーブルガイ
    ド孔における押し作動限度側に、前記スライダが前進限
    度に到達する以前に前記プッシュ/プル・ケーブルの先
    端部が当接する緩衝部材を設けたことを特徴とするサン
    ルーフ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202627A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置のスライダ構造
CN102642457A (zh) * 2011-02-15 2012-08-22 韦巴斯托股份公司 具有位于机动车车顶下面的打开位置的机动车的活动天窗
US8352150B2 (en) 2006-04-07 2013-01-08 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Engine control apparatus

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