JP3561831B2 - 車両用サンシェード装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のルーフに形成した開口を、前後2枚のサンシェードにより開閉するようにした車両用サンシェード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のルーフに装着されているサンルーフ装置には、ルーフに形成した開口を開閉するサンルーフリッドの下方に、遮光用として、前後2枚のサンシェードを備えるサンシェード装置を設けたものがある。
このサンシェード装置は、閉止時には、フロントサンシェードとリヤサンシェードとが、それらの後端と前端とを突き合わせて、ほぼ同一平面内に位置し、この状態から、フロントサンシェードを後方にスライドさせることにより、リヤサンシェードが後方に押され、かつルーフの下部に形成した収納部に収容された後、フロントサンシェードとリヤサンシェードとの当接関係が解除され、その後、フロントサンシェード単独で後方に移動し、全開状態では、リヤサンシェードの上方にフロントサンシェードが2段重ね状となって収納部に収容されるようになっている(例えば、実開平5-60919号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来のサンシェード装置によると、全開状態のとき、フロントサンシェードとリヤサンシェードとは、ある程度の間隙をもって上下に配設されているため、それらの相互の間にがたつきが生じるおそれがある。
このようなおそれを防止するため、収納部内に板ばねを設けて、それによってリヤサンシェードを上方に付勢するようにしたものがあるが(例えば、特開平5-24437号公報参照)、このものによると、板ばねにより、フロントサンシェードとリヤサンシェードの両方を上昇させるように付勢するため、大型の強力な板ばねが必要になるとともに、フロントサンシェードとリヤサンシェードとが擦れて、表皮材が損傷する等のおそれがある。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑み、簡単な構造で、全開時におけるリヤサンシェードの浮き上がり、及びフロントサンシェードとリヤサンシェードとの相互のがたつきを確実に防止するとともに、サンシェードの表皮材の擦れを防止することができ、しかも両サンシェードを円滑に開閉できるようにした車両用サンシェード装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 車両のルーフに形成した開口を、前後に配設したフロントサンシェードとリヤサンシェードとにより閉塞しうるようにするとともに、前記開口の後方における前記ルーフの下方に、前記フロントサンシェードと前記リヤサンシェードとを、上下に重なるようにして収容しうる収納部を設け、前記開口と収納部との両側部に、前記フロントサンシェードと前記リヤサンシェードとを、前後に並んで前記開口を閉塞する全閉位置から、前記リヤサンシェードが若干下降して、その上方に前記フロントサンシェードが重なるようにして、前記収納部内に位置する全開位置まで案内する案内手段を設け、かつ、前記フロントサンシェードの後端部とリヤサンシェードの前端部とに、前記フロントサンシェードの後方への移動時に、前記リヤサンシェードの前端部を、全開位置に達するまで後方に押動する押動手段と、前記フロントサンシェードの前方への移動時に、前記リヤサンシェードの前端部を、全閉位置に達するまで引き出す引き出し手段とを設けた車両用サンシェード装置において、前記押動手段が、前記リヤサンシェードの前端両側部に設けられるとともに、前記案内手段に前後方向へ摺動可能に嵌合し、かつ前上部に被当接部を有する摺動部材と、前記フロントサンシェードの両側面に固着されるとともに、前記案内手段に前後方向へ摺動可能に嵌合する側板とからなり、前記側板は、後端に、前記摺動部材の前記被当接部に当接して、前記リヤサンシェードを後方に押動しうる当接部と、該当接部の下方において、前下方に向かって傾斜し、前記リヤサンシェードが全開位置またはその近くに到達したとき、前記摺動部材の前記被当接部を後下方に押動しうる傾斜部と、該傾斜部の前端より連続して前方に延出し、少なくとも、前記両サンシェードがともに全開位置に位置しているとき、前記摺動部材の直上の位置まで達し、前記摺動部材の上方への移動を阻止する下縁とを有し、前記摺動部材は、前記側板の下縁を摺動可能で、かつ前記側板の下縁に設けた上方に凹んだチェック部に係合可能な上下方向に弾性変形可能な弾性舌片を有するものとする。
【0006】
(2) 上記(1)項において、摺動部材と側板との互いに接触する面のいずれか一方に、緩衝部材を設ける
【0007】
(3) 上記 ( ) 項において、緩衝部材を、摺動部材と側板との互いに接触する面のいずれか一方に植設した植毛とする
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図7は、本発明の第1の実施形態(請求項に記載の発明の実施形態)を示す。
図2及び図3において、(1)は車両のルーフ、(2)は、ルーフ(1)に形成された開口の前縁部に前端部がヒンジ(1a)により枢支され、かつ後端部が上下方向に昇降させられるようにしたガラス製等の透光性のサンルーフリッドであり、サンルーフリッド(2)の下方には、前後に並ぶフロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)とが、開口及び後述する収納部(1b)の両側部に設けられた案内手段である前後方向を向くガイドレール(5)により、前後方向にスライド可能に装着されている。
【0009】
フロント及びリヤサンシェード(3)(4)は、図2及び図5示すように、サンルーフリッド(2)の下方において、フロントサンシェード(3)の後端にリヤサンシェード(4)の前端が突き合わされるようにして、前後に並んで開口を閉塞する全閉位置と、図3及び図7に示すように、開口の後方におけるルーフ(1)の下方に形成された収納部(1b)内に上下に2段として重なるように収容された全開位置とに移動することができる。
【0010】
ガイドレール(5)には、その前端近くから後端近くまで至り、フロントサンシェード(3)を全閉位置から全開位置までスライド可能に支持する第1ガイド溝(5a)と、第1ガイド溝(5a)の下方において開口の中央付近からガイドレール(5)の後端近くまで至り、リヤサンシェード(4)を全閉位置から全開位置までスライド可能に支持する第2ガイド溝(5b)との2本の溝が形成されている。第2ガイド溝(5b)の前後方向の中央付近の下部には、後下方に向かって凹入する落し込み部(5c)が形成されている。
第1ガイド溝(5a)には、その前後2カ所に、緩やかに後上方に向かって傾斜する傾斜部が設けられている。
【0011】
図4に示すように、フロントサンシェード(3)の前部中央下面には、上向きに凹入する操作部(3a)が形成されており、同じく左右両側部に固着された側板(10)には、ガイドレール(5)の第1ガイド溝(5a)にスライド可能に嵌合する前後1対ずつの摺動部材(6)が設けられている。
【0012】
各摺動部材(6)は、弾性変形可能な合成樹脂材料等により、全体として前後方向の長さが上下方向の寸法より大きいほぼ扁平板状に形成され、下面は、側面視において下向き凸形をなし、その頂部が摺動部材(6)の中央に位置する凸曲面(6a)をなし、上面は、側面視において頂部が前後の端部寄りに位置する2個の上向きの凸曲面(6b)(6b)を連ねた波形の弾性変形可能な形状をなしている。また、各摺動部材(6)の左右方向に向く側面も、上面と同様に、平面視において頂部が前後の端部寄りに位置する2個の凸曲面(6c)(6c)を連ねた波形の弾性変形可能な形状をなしている。
【0013】
フロントサンシェード(3)の各側面における前後の摺動部材(6)は、フロントサンシェード(3)の側面に固着した側板(10)の前後の端部に一体的に形成されている。
側板(10)の後端には、垂直な当接部(10a)と、当接部(10a)の下方において前下方に向かって傾斜する傾斜部(10b)とが形成され、さらに、傾斜部(10b)の前端より連続して前方に延出する下縁(10c)のやや前部には、上方に凹んだチェック部(10d)が形成されている。下縁(10c)の長さは、少なくとも、両サンシェード(3)(4)がともに全開位置に位置しているとき、側板(10)の前端部が、後述する摺動部材(7)の直上の位置まで到達するような長さとする。
【0014】
リヤサンシェード(4)の左右両側の前部には、左右方向に向けて突出する摺動部材(7)が固定されている。各摺動部材(7)は、図1及び図4に示すように、上方に向かって突出し、フロントサンシェード(3)の側板(10)の当接部(10a)及び傾斜部(10b)に当接可能な被当接部(7a)と、側板(10)の下縁(10c)に摺動可能で、かつチェック部(10d)に係合可能な上下方向に弾性変形可能な弾性舌片(7b)と、第2ガイド溝(5b)にスライド可能に嵌合するとともに落し込み部(5c)に落ち込み可能なピン(7c)とが一体的に形成されている。また、リヤサンシェード(4)の左右両側の後部には、第2ガイド溝(5b)にスライド可能に嵌合する摺動部材(4a)が固定されている。
【0015】
弾性舌片(7b)は、フロントサンシェード(3)及びリヤサンシェード(4)が全開状態にあるとき、チェック部(10d)に弾性係合することにより、フロントサンシェード(4)が、車両の急停止時等に不意に前方に移動するのを阻止し、また、リヤサンシェード(4)の浮き上がりを阻止するとともに、フロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)との上下方向のがたつきを抑えることができる。
上記の側板(10)と摺動部材(7)とにより、フロントサンシェード(3)の後方への移動時に、リヤサンシェード(4)の前端部を、全開位置に達するまで後方に押動する押動手段が形成されている。
【0016】
(8)は、フロントサンシェード(3)の後部に枢支されたフック部材、(9)は、リヤサンシェード(4)の前部に固定され、フック部材(8)に係脱可能な被係合部材である。フック部材(8)は、スプリング(図示略)により下方に付勢されていて、フロントサンシェード(3)が全開位置から前方に向かってスライドして、収納部(1b)からほぼ半分出た位置に達すると、被係合部材(9)に係合して、落し込み部(5c)に落ち込んだ摺動部材(7)のピン(7c)を落し込み部(5c)から引き出して、リヤサンシェード(4)の前端を上方に変位させた後、ともに全閉位置方向にスライドさせる作用をする。
フック部材(8)と被係合部材(9)とにより、フロントサンシェード(3)の前方への移動時に、リヤサンシェード(4)の前端部を、全閉位置に達するまで引き出す引き出し手段が形成されている。
【0017】
図2及び図5に示すように、全閉状態では、フロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)は、その後端と前端とが互いに突き合わされて、段差無しにほぼ同一水平面上に前後に位置し、開口を閉塞している。また、フロントサンシェード(3)の前後の摺動部材(6)は、第1ガイド溝(5a)の前部に嵌合している。
この全閉状態から、操作部(3a)に指をかけてフロントサンシェード(3)を後方にスライドさせると、側板(10)の当接部(10a)が摺動部材(7)の被当接部(7a)に当接してリヤサンシェード(4)を後方に押動し、フロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)とはともに全開位置方向にスライドする。
【0018】
そして、図6に示すように、リヤサンシェード(4)の全体が収納部(1b)に収容されて、摺動部材(7)のピン(7c)が、落し込み部(5c)に達すると、側板(10)の傾斜部(10b)により被当接部(7a)を介してピン(7c)が落し込み部(5c)に押し込まれて、リヤサンシェード(4)の前端が下方に変位する。
さらに、フロントサンシェード(3)を全開位置方向にスライドさせると、側板(10)の下縁(10c)が弾性舌片(7b)を下方に撓ませながら摺接し、第1ガイド溝(5a)に案内されてリヤサンシェード(4)の上方を変位しながらスライドして、図3及び図7に示すように、フロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)とが上下2段に重なって、完全に収納部(1b)に収容されて全開状態になる。
【0019】
全開状態においては、弾性舌片(7b)がチェック部(10d)に弾性係合して、リヤサンシェード(4)の浮き上がりによるがたつきを抑えるとともに、フロントサンシェード(3)のスライドにチェック力を作用させ、フロントサンシェード(3)が妄りにスライドすることを防止する。
【0020】
次に、全開状態から操作部(3a)に指をかけてフロントサンシェード(3)を全閉位置方向に操作すると、フロントサンシェード(3)は、前方にスライドして収納部(1b)から引き出され、ほぼ半分位引き出されると、フック部材(8)が被係合部(9)に係合して、ピン(7c)を落し込み部(5c)から引き出し、リヤサンシェード(4)の前部を上方に変位させた後、フロントサンシェード(3)とリヤサンシェード(4)は、ともに収納部(1b)から引き出される。さらに、フロントサンシェード(3)を前方にスライドさせると、フロントサンシェード(3)の後端とリヤサンシェード(4)の前端とがほぼ突き合わせ状態となって、開口を完全に閉塞する。
【0021】
図8は、本発明の第2の実施形態(請求項1〜に記載の発明の実施形態)を示す。
第2の実施形態においては、第1の実施形態における摺動部材(7)と同様に、リヤサンシェード(4)の前端部の両側部に設けた摺動部材(20)におけるフロントサンシェード(3)の側板(10)と接触する面、すなわち、摺動部材(20)における被当接部(20a)から弾性舌片(20b)にかけての表面に、緩衝部材(21)を設けてある。
【0022】
この緩衝部材(21)は、摺動部材(20)における上記表面に植設した植毛とするのがよい。例えば、ナイロン繊維製等の基布に、樹脂製繊維等よりなる毛を織り込んだものを、摺動部材(20)における上記表面に超音波溶着して形成することができる。
しかし、他の公知の植毛技術により、上記表面に植毛してもよく、または、緩衝部材(20)を、例えばゴムその他の材料により形成してもよい。
【0023】
摺動部材(20)における被当接部(20a)、弾性舌片(20b)、及びピン(20c)は、第1の実施形態の摺動部材(7)における被当接部(7a)、弾性舌片(7b)、及びピン(7c)と同様の機能を果たすものであるが、若干形状を異ならせている。
その他の構成は、第1の実施形態におけるのと同一であり、それらについては、同一の符号を付して図示し、詳細な説明は省略する。
【0024】
第2の実施形態においては、フロントサンシェード(3)を、全閉状態から開き始めたとき、側板(10)の当接部(10a)が、まず摺動部材(20)の被当接部(20a)の表面の緩衝部材(21)、すなわち植毛に柔らかく当接し、次いで、傾斜部(10b)が緩衝部材(21)上に乗り上げ、さらに側板(10)の下縁(10c)が緩衝部材(21)の上面上を摺動する。
このとき、緩衝部材(21)により、衝突時の衝撃や衝突音、及び摺動音等が緩和されるとともに、側板(10)は摺動部材(20)に対して円滑に摺動することができる。
なお、緩衝部材 (21)は、側板(10)における摺動部材と接触する面、すなわち、当接部(10a)、傾斜部(10b)、及び下縁(10c)等に設けてもよい。
【0025】
第1及び第2の実施形態においては、フロントサンシェード(3)に側板(10)を設け、リヤサンシェード(4)に摺動部材(7)(20)を設けているが、側板(10)を上下逆向きとして、リヤサンシェード(4)に設け、かつ摺動部材(7)(20)を上下逆向きとしてフロントサンシェード(3)に設けて実施することもできる。
【0026】
【発明の効果】
(a) 請求項1記載の発明によると、摺動部材の弾性舌片が側板のチェック部に弾性係合することにより、全開時におけるリヤサンシェードの浮き上がり、及びフロントサンシェードとリヤサンシェードとの相互のがたつきを確実に防止することができるとともに、フロントサンシェードのスライドにチェック力を作用させ、例えば、車輛の急停止時等に、フロントサンシェードが不意に前方へ移動するようなことを防止することができる。
また、直接サンシェード同士が接触するのを防止して、サンシェードの表皮材の擦れや破損を防止することができる。
さらには、押動手段を、サンシェードの案内手段に近接して設けることができるので、案内手段に無理な力が作用することがなく、両サンシェードを円滑に開閉することができるとともに、傾斜部により、リヤサンシェードの前端部を確実に落とし込むことができる。
【0027】
(b) 請求項2記載の発明によると、側板と摺動部材との衝突時の衝撃や衝突音、及び摺動音等を緩和することができる。
【0028】
(c) 請求項3記載の発明によると、側板と摺動部材と寸法精度のばらつきを、毛先の倒れにより吸収することができるとともに、それらのがたつきを防止することができる。
また、毛先が倒れた上を側板または摺動部材が摺動するので、摩擦抵抗が少なく、開閉操作力が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるフロントサンシェード側の側板とリヤサンシェードの前部の摺動部材との関係を示す要部の側面図である。
【図2】同じく、サンシェードが全閉状態のときのルーフの縦断側面図である。
【図3】同じく、サンシェードが全開状態のときのルーフの縦断側面図である。
【図4】同じく、フロントサンシェードとリヤサンシェードとの斜視図である。
【図5】同じく、全閉状態のときのサンシェードの拡大縦断側面図である。
【図6】同じく、半開状態のときのサンシェードの拡大縦断側面図である。
【図7】同じく、全開状態のときのサンシェードの拡大縦断側面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるフロントサンシェード側の側板とリヤサンシェードの前部の摺動部材との関係をを示す要部の側面図である。
【符号の説明】
(1)ルーフ
(3)フロントサンシェード
(4)リヤサンシェード
(5)ガイドレール(案内手段)
(5a)第1ガイド溝
(5b)第2ガイド溝
(5c)落し込み部
(7)摺動部材(押動手段)
(7a)被当接部
(7b)弾性舌片
(7c)ピン
(8)フック部材(引き出し手段)
(9)被係合部(引き出し手段)
(10)側板(押動手段)
(10a)当接部
(10b)傾斜部
(10c)下縁
(10d)チェック部
(20)摺動部材(押動手段)
(20a)被当接部
(20b)弾性舌片
(20c)ピン
(21)緩衝部材

Claims (3)

  1. 車両のルーフに形成した開口を、前後に配設したフロントサンシェードとリヤサンシェードとにより閉塞しうるようにするとともに、前記開口の後方における前記ルーフの下方に、前記フロントサンシェードと前記リヤサンシェードとを、上下に重なるようにして収容しうる収納部を設け、前記開口と収納部との両側部に、前記フロントサンシェードと前記リヤサンシェードとを、前後に並んで前記開口を閉塞する全閉位置から、前記リヤサンシェードが若干下降して、その上方に前記フロントサンシェードが重なるようにして、前記収納部内に位置する全開位置まで案内する案内手段を設け、かつ、前記フロントサンシェードの後端部とリヤサンシェードの前端部とに、前記フロントサンシェードの後方への移動時に、前記リヤサンシェードの前端部を、全開位置に達するまで後方に押動する押動手段と、前記フロントサンシェードの前方への移動時に、前記リヤサンシェードの前端部を、全閉位置に達するまで引き出す引き出し手段とを設けた車両用サンシェード装置において、
    前記押動手段が、前記リヤサンシェードの前端両側部に設けられるとともに、前記案内手段に前後方向へ摺動可能に嵌合し、かつ前上部に被当接部を有する摺動部材と、前記フロントサンシェードの両側面に固着されるとともに、前記案内手段に前後方向へ摺動可能に嵌合する側板とからなり、前記側板は、後端に、前記摺動部材の前記被当接部に当接して、前記リヤサンシェードを後方に押動しうる当接部と、該当接部の下方において、前下方に向かって傾斜し、前記リヤサンシェードが全開位置またはその近くに到達したとき、前記摺動部材の前記被当接部を後下方に押動しうる傾斜部と、該傾斜部の前端より連続して前方に延出し、少なくとも、前記両サンシェードがともに全開位置に位置しているとき、前記摺動部材の直上の位置まで達し、前記摺動部材の上方への移動を阻止する下縁とを有し、前記摺動部材は、前記側板の下縁を摺動可能で、かつ前記側板の下縁に設けた上方に凹んだチェック部に係合可能な上下方向に弾性変形可能な弾性舌片を有することを特徴とする車両用サンシェード装置。
  2. 摺動部材と側板との互いに接触する面のいずれか一方に、緩衝部材を設けた請求項1記載の車両用サンシェード装置。
  3. 緩衝部材を、摺動部材と側板との互いに接触する面のいずれか一方に植設した植毛とした請求項2記載の車両用サンシェード装置。
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