JP2003206094A - クレーン車のジブ格納装置 - Google Patents

クレーン車のジブ格納装置

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JP2003206094A JP2002008118A JP2002008118A JP2003206094A JP 2003206094 A JP2003206094 A JP 2003206094A JP 2002008118 A JP2002008118 A JP 2002008118A JP 2002008118 A JP2002008118 A JP 2002008118A JP 2003206094 A JP2003206094 A JP 2003206094A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ジブ支持装置を伸縮ブームの伸縮動作を用い
ず、先端ブームを全縮小状態として前記支点ピンを支軸
としてジブを回転させ、そのまま係合離脱できるように
構成することにより、伸縮ブームを全縮小したままでジ
ブを張出格納することができるジブ格納装置を提供す
る。 【解決手段】 伸縮ブーム30の基端ブーム側面部35
に格納状態の前記ジブ40と基端ブーム31との間に
は、基端ブーム基端側に配置された第1ジブ格納手段6
0と、基端ブーム先端側に配置された第2ジブ格納手段
70と、前記ジブ40を張出格納する張出格納補助手段
80と、が介装されており、前記張出格納補助手段80
は、前記ジブ40が前記支点ピン46に軸支された状態
で、前記ジブ40を基端ブーム側面35に対し接近ある
いは離間駆動させることにより前記ジブ40と基端ブー
ム31との間の前記第1ジブ格納手段60による係合離
脱を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン車に用い
られるジブの格納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりクレーン車のジブ格納装置とし
ては実公昭59−43358号公報に記載の技術が用い
られている。以下図10〜12に基いて同公報記載のジ
ブ格納装置を説明する。
【0003】図10に示されるように、先端ブーム2の
先端一側部及び該先端ブーム2の先端部に着脱自在に装
着されるラチス構造のジブ3の基端一側部にはそれぞれ
ボス5、15が形成されている。そして、当該先端ブー
ム側ボス5とジブ基端側ボス15とが相互に同軸重合し
てそれらに共通の支点ピン7が嵌脱自在に嵌挿可能とさ
れている。さらに前記支点ピン7を支軸としてジブ3を
先端ブーム2の側方領域を回転移動することにより基端
ブーム1の側面に沿って格納自在となっている。このよ
うな張出格納方式のジブを横振出しジブと呼んでいる。
【0004】図11に示したA,Bは基端ブーム1側面
と格納時のジブ3との間に介装されるジブ支持装置であ
り、当該ジブ支持装置A,Bによりジブ3の重量を基端
ブーム1に担持する。ジブ支持装置Aはジブ3の側面に
取付けられたツノ部材22と基端ブーム1側面に取付け
られ当該ツノ部材22と係合可能な穴を有するツノ受金
25とから構成され、ジブ支持装置Bはジブ3の先端部
に取付けられた先ツノ21と基端ブーム1側面に取付け
られ当該先ツノ21と係合可能な穴を有するツノ受金2
4とから構成されている。前記ジブ3側のツノ部材22
と先ツノ21はジブ3を基端ブーム1に沿って基端ブー
ム1の基端方向に移動させると前記基端ブーム1側のツ
ノ受金25とツノ受金24の穴に係合するようになって
いる。したがって、ジブ3を前記ジブ支持部材A,Bに
よって基端ブーム1側面で格納するには、先端ブーム一
側部とジブ基端部一側部を前記支点ピン7で連結し、ジ
ブ3の先端が基端ブーム1の基端方向を向いた連結状態
で、先端ブーム2を縮小動作させることが必要となる。
【0005】なお、ジブ3を支点ピン7のみで先端ブー
ム2に連結し、支持した状態ではジブ3の自重によりジ
ブ3の先端は下方に変位している。そのため、前記ジブ
支持装置A,Bの係合を行うにはその変位を解消する高
さ分だけ引き上げる必要があり、その引上げには大きな
力を要するものであった。その意味からも、伸縮ブーム
の伸縮力を利用して係合離脱する前記ジブ支持装置は有
効なものであった。
【0006】図12は、前記ジブ支持装置A、Bによっ
てジブ3を基端ブーム1側面に支持したのち、前記支点
ピン7による先端ブーム側ボス5とジブ基端側ボス15
の連結を解除し、前記ジブ支持装置Aを中心としてジブ
3先端部が基端ブーム1に接近するように図12に示さ
れた平面内でジブ3を揺動させた状態を表している。こ
れにより、先端ブーム側ボス5とジブ基端側ボス15と
の同軸重合を解除することが可能である。以上がラチス
構造のジブ3に用いられる実公昭59−43358号公
報記載のジブ格納装置によるジブ格納技術である。
【0007】上述したジブ格納装置が使用されてきた一
方、近年伸縮ブームを構成する各段ブームの断面形状が
ブームの軽量化あるいは溶接箇所を減らすこと等を目的
として、従来多用された長方形から角部に大きな円弧に
よる面取りを施したり、あるいは折り曲げ箇所を増やし
て全体として多角形状にするなど全体としてR型多角形
断面になる傾向にある。各段ブーム間の荷重伝達は、ブ
ーム間に介装されたスライドプレートによって行われる
のであるが、係るR型多角形断面は伸縮ブーム中心軸回
りのねじりトルクを先端ブームから基端ブームに伝える
には不利な形状である。すなわち、先端ブームに伸縮ブ
ーム中心軸回りのねじりトルクが作用すると、基端ブー
ム1に対する先端ブーム2のねじれにより、スライドプ
レート部分で回転方向のズレが発生しやすく、伸縮ブー
ム全体として回転変位が大きくなる。したがって、R型
多角形断面を有する伸縮ブームにはなるべく先端ブーム
に大きなねじりトルクが作用しないようにすることが望
ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した実
公昭59−43358号公報に記載されたジブの格納装
置におけるジブ張出格納においては前記支点ピン7を支
軸として前記ジブ3を先端ブーム2の側方領域を回転移
動するものであるため、ジブ3が先端ブーム2に対して
直角方向を向いた時には、先端ブーム2にはジブ3の重
量により大きなねじりトルクが作用するものであった。
【0009】一方、ブームが全縮小した状態で上記先端
ブーム2に作用するねじりトルクを基端ブーム1に伝達
するよう先端ブーム2と基端ブーム1の間に介装される
ブーム回転防止ストッパが開発されている。当該ブーム
回転防止ストッパは、具体的には先端ブーム2先端部に
設けられた突起部と基端ブーム1先端部に設けられた受
け部とから構成され、先端ブーム2を基端ブーム1に対
し全縮小することにより、前記突起部と受け部が係合す
るようになっている。したがって、係るブーム回転防止
ストッパはブームが全縮小していることがその機能を果
たす条件である。上述した実公昭59−43358号公
報の技術では、前記ジブ支持装置A,Bの係合離脱操作
の際に先端ブーム2の伸縮動作が行われるため、前記支
点ピン7を支軸として前記ジブ3を先端ブーム2の側方
領域を回転移動する過程では伸縮ブームが僅かながら必
ず伸長しており、上記ブーム回転防止ストッパが役立た
ないものであった。
【0010】もちろん、上記補助ジブ支持装置A,Bで
の係合離脱操作の前後で伸縮ブームを全縮小する動作を
加え、ジブ3を支点ピン7を中心として回動する時には
伸縮ブームを全縮小するようにすれば、前記ブーム回転
防止ストッパの機能を発揮する事も可能であるが、ジブ
の張出格納作業はその迅速性が求められており係る余分
な伸縮動作を加えることは現実的な解決方法ではなかっ
た。
【0011】そこで本発明は、上述したジブ支持装置を
伸縮ブームの伸縮動作を用いず、先端ブーム2を全縮小
状態として前記支点ピン7を支軸として前記ジブ3を回
転させそのまま係合離脱できるように構成することによ
り、伸縮ブームを全縮小したままでジブを張出格納する
ことができるジブ格納装置を提供しようとするものであ
る。また、ジブ3は自重が大きいため前記支点ピン7を
支軸として回転する際にはジブ先端が下方に変位してお
り、人力でジブ3を基端ブーム1側面にジブ支持装置に
より格納する際の引上げ作業は、作業者の疲労を伴なう
のみならず、作業能率も悪いものである。そこで本発明
は、さらにジブ支持装置へのジブの係合離脱操作のため
の張出格納補助手段をジブ格納装置に付加しようとする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載さ
れたクレーン車のジブ格納装置は、伸縮ブームの先端ブ
ーム一側部及び該先端ブームの先端に着脱自在に装着さ
れるジブの基端部一側部にそれぞれボスを形成し、且つ
該先端ブーム側ボスとジブ基端側ボスとが相互に同軸重
合してそれらに共通の支点ピンを嵌脱自在に嵌挿可能と
する一方、前記伸縮ブームの全縮小状態のままで前記支
点ピンを支軸として前記ジブを伸縮ブーム側方領域を回
転移動することにより張出格納自在とするとともに、前
記伸縮ブームの基端ブーム側面部に格納状態の前記ジブ
と基端ブームとの間には、基端ブーム基端側に配置され
た第1ジブ格納手段と、基端ブーム先端側に配置された
第2ジブ格納手段と、前記ジブを張出格納する張出格納
補助手段と、が介装されており、前記張出格納補助手段
は、前記ジブが前記支点ピンに軸支された状態で、前記
ジブを基端ブーム側面に対し接近あるいは離間駆動させ
ることにより前記ジブと基端ブームとの間の前記第1ジ
ブ格納手段による係合離脱を行うことを特徴とする。
【0013】この構成により、前記ジブが前記支点ピン
に軸支された状態で、前記張出格納補助手段により前記
ジブを基端ブーム側面に対し接近あるいは離間駆動さ
せ、前記ジブと基端ブームとの間の前記第1ジブ格納手
段による係合離脱を行うようにしたので、前記伸縮ブー
ムの全縮小状態のままで前記支点ピンを支軸として前記
ジブを伸縮ブーム側方領域を回転移動することにより張
出格納することができるのである。
【0014】本願の請求項2に記載されたクレーン車の
ジブ格納装置は、前記張出格納補助手段は、その先端が
基端ブーム側面に対し接近あるいは離間する方向に揺動
可能なレバーと、当該レバーを揺動駆動する油圧シリン
ダと、前記レバー先端に配置されレバー揺動面に直交す
る方向にその先端部を突出するようバネ付勢された自動
ピンと、前記自動ピン先端部が係合可能な穴を有する前
記ジブに配置された係合部材と、を備えており、前記自
動ピンが係合部材に係合した状態で前記レバーが揺動す
ることにより前記ジブと基端ブームとの間の前記第1ジ
ブ格納手段による係合離脱を行うことを特徴としてい
る。
【0015】この構成により、前記第1ジブ格納手段に
よる係合離脱を行うに必要な前記張出格納補助手段の駆
動ストロークを、揺動可能なレバーとその駆動油圧シリ
ンダとの組み合せにより得ることができるのである。ま
た、前記レバーの駆動を油圧シリンダで行っているので
自重の大きなジブであっても前記第1ジブ格納手段によ
り係合できるよう引き上げることができるのである。
【0016】本願の請求項3に記載されたクレーン車の
ジブ格納装置は、前記係合部材は、前記レバー揺動面に
平行な面を有し、当該面上に設けられた前記係合可能な
穴は上下方向に明けられた長穴であることを特徴として
いる。
【0017】この構成により、ジブ先端部の下方への変
位と前記レバー先端の自動ピンのレバーの揺動に基く上
下の変位とを前記長穴により吸収することができるので
ある。
【0018】本願の請求項4に記載されたクレーン車の
ジブ格納装置は、前記第1ジブ格納手段は、前記基端ブ
ーム側面に配置され基端ブーム側面から離間する方向へ
下方に傾斜する面を有するサポートと、前記ジブに配置
された転動可能なローラと、を備えており、前記ジブと
の係合離脱の際には前記ローラが前記サポートの傾斜面
上を前記ジブの重量を支持しながら転動することを特徴
とする。
【0019】この構成により、前記ローラがサポートの
斜面を転動しながら前記ジブを所定の位置に引き上げる
ので、前記ジブと基端ブームとの間の第1ジブ格納手段
による係合離脱をスムーズに行うことができるのであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態に係
るクレーン車のジブ格納装置を使用した伸縮ブーム30
とジブ40を示す。
【0021】R型多角形断面を有する伸縮ブーム30は
図示しないクレーン車の走行可能な車輌部に旋回可能に
搭載された旋回台に対し起伏可能に枢着される。伸縮ブ
ーム30は基端ブーム31に伸縮可能に嵌挿された中間
ブームと中間ブームに伸縮可能に嵌挿された先端ブーム
32とから構成される。ジブ40は前記先端ブーム32
の先端部に着脱自在に装着されるジブサポート41と、
当該ジブサポート41にチルト自在に連結される基端ジ
ブ42と、当該基端ジブの先端部にさらに連結される先
端ジブ43とから構成される。実施の形態に係るジブ4
0は前記基端ジブ42先端部一側と先端ジブ基端部一側
がジブ支点ピン48により回転自在に連結されており、
図示するように基端ジブ42に対し先端ジブ43を内側
に折畳んだ姿勢で前記基端ブーム31の側面に格納する
点に特徴を有するもので、バイホールドジブと呼ばれる
ものである。49は基端ジブ42の先端部に設けられた
吊荷用シーブであり、50は先端ジブ43の先端部に設
けられた吊荷用シーブである。ジブ40を先端ブーム3
2の先端部に張出た際に、図示した基端ジブ42に先端
ジブ43を折畳んだ姿勢のままで基端ジブ先端から吊荷
用ワイヤを吊下してジブ作業を行うことが可能であると
ともに、さらに基端ジブ42の先端部に先端ジブ43を
前記ジブ支点ピン48を中心に回転して張出し、先端ジ
ブ43の先端から吊荷用ワイヤを吊下してジブ作業を行
うことも可能である。51は先端ジブ43を基端ジブ4
2の先端に張出した際に基端ジブ先端部他端と先端ジブ
基端部他端を連結するジブ連結ピンである。
【0022】33は先端ブーム32の一側部に形成され
た先端ブーム側ボスであり、44はジブサポート41の
基端部一側部に形成されたジブ基端側ボスである。図1
には当該先端ブーム側ボス33とジブ基端側ボス44が
同軸重合した状態が示されている。46は同軸重合した
前記先端ブーム側ボス33とジブ基端側ボス44に共通
に嵌脱自在に嵌挿可能な支点ピンである。当該支点ピン
46を支軸としてジブ40を伸縮ブーム30の側方領域
を回転移動することにより図示された基端ブーム側面の
格納側位置と先端ブーム32の先端部の張出側に張出格
納自在となっている。34は前記先端ブーム32の他側
部に形成された先端ブーム側ボスであり、45はジブサ
ポート41の基端部他側部に形成されたジブ基端側ボス
である。ジブ40が先端ブーム32先端部の張出側に張
出された際には、前記先端ブーム側ボス34とジブ基端
側ボス45が同軸重合し、これらに共通の連結ピン47
により連結されるようになっている。
【0023】なお、本願発明のジブ格納装置は上述した
バイホールドジブ40のみならず、前記支点ピンを支軸
として伸縮ブームの側方領域を回転移動することにより
張出格納されるジブであれば、他の形式のジブにも適用
できることは勿論である。
【0024】60は前記伸縮ブーム30の基端ブーム側
面部に格納状態の前記ジブ40と基端ブーム31との間
に介装されるジブ格納手段のうち、基端ブーム基端側に
配置された第1ジブ格納手段であり、70は基端ブーム
先端側に配置された第2ジブ格納手段である。80は前
記ジブ40と基端ブーム31との間に介装される張出格
納補助手段である。
【0025】52は前記ジブ支点ピン48を支軸として
折畳んだ基端ジブ42と先端ジブ43を固定するジブ間
固定手段であり、53は折畳んだ状態のジブ40を基端
ブーム31の側面に固定するジブブーム間固定手段であ
る。
【0026】図2は図1のA矢視詳細図であって、図3
は図2のD矢視図であり、共に前記第1ジブ格納手段6
0と張出格納補助手段80の詳細を図示するものであ
る。なお、図3においては見やすくするため、前記第1
ジブ格納手段60と張出格納補助手段80の上方に位置
する前記基端ジブ42と先端ジブ43を二点鎖線で示し
ている。
【0027】61は基端ブーム側面35に設置された前
記第1ジブ格納手段60を構成するサポートであって、
基端ブーム上面36に平行な面62と当該面62の基端
ブーム側面35とは離間する側の辺63で連続し前記基
端ブーム側面35に離間する方向へ下方に傾斜する面6
4を有している。65と66は基端ジブ42に固着され
た部材67に配置された転動可能なローラである。図3
に示されるようにローラ65はローラ66に対して基端
ジブ42の軸方向にややずらして取り付けられており、
ローラ65は前記基端ブーム上面36に平行な面62と
傾斜面64とを転動し、ローラ66は平行な面62のみ
を転動するようになっている。
【0028】81は前記サポート61に一体的に構成さ
れたブラケット82の支軸83を中心としてその先端8
4が基端ブーム側面35に対して接近あるいは離間する
方向に揺動可能なレバーである。85はそのロッド側端
部86を前記レバー81に枢着し、シリンダ側端部87
を前記ブラケット82に枢着した油圧シリンダである。
当該油圧シリンダ85を伸縮させることにより、前記レ
バー81を前記支軸83を中心として揺動駆動すること
ができるようになっている。88は前記レバー81の先
端84に配置されレバー揺動面に直交する方向にその先
端部89を突出するよう内臓するバネによりバネ付勢さ
れた自動ピンである。自動ピン88には操作環90が取
付けられており、バネ付勢に逆らって先端部を引込める
ようになっている。
【0029】91は前記基端ジブ42に固着された部材
67に配置された係合部材であって、前記レバー81の
揺動面に平行な面92を有しており、当該面上には前記
自動ピン88の先端部89が係合可能な長穴93が上下
方向に明けられている。図3に示されるように係合部材
91の面92はその基端ブーム側面35に向かう方向と
反対方向に傾斜する面を有しており、前記ジブ40を支
点ピン46回りに回転させた際には、前記自動ピン88
の先端部89が前記傾斜する面に沿ってバネ付勢に逆ら
って押し込められた後、先端部89が前記長穴93に突
出し、前記レバー81と係合部材91が自動的に係合す
るようになっている。
【0030】図4は図1のB矢視詳細図であって、第2
ジブ格納手段70を示すものである。
【0031】71は上側固定ピン、72は下側固定ピ
ン、73は上側固定ピン71と下側固定ピン72の間に
配置された固定ピン駆動油圧シリンダである。74は上
側基端ブーム側固定ボス、75は下側基端ブーム側固定
ボスである。79は基端ブーム側面35に対して上下位
置と平行度と調整可能とされた調整部材であり、調整部
材79には前記上側基端ブーム側固定ボス74と下側基
端ブーム側固定ボス75が固着されている。そして、上
側基端ブーム側固定ボス74に上側固定ピン71が嵌脱
自在に配置されており、下側基端ブーム側固定ボス75
には下側固定ピン72が嵌脱自在に配置されている。7
6は基端ジブ42に固着された部材であって、当該部材
76から基端ブーム側面35に向けて上側ジブ側固定ボ
ス77と下側ジブ側固定ボス78が配置されている。
【0032】図4は上述した上側基端ブーム側固定ボス
74と上側ジブ側固定ボス77が相互に同軸重合し、下
側基端ブーム側固定ボス75と下側ジブ側固定ボス78
が相互に同軸重合した状態を示している。この状態で固
定ピン駆動油圧シリンダ73を駆動すると、同軸重合し
た上側固定ボス74と77及び下側固定ボス75と78
を前記固定ピン71、72により嵌挿することが可能で
ある。
【0033】上述したクレーン車のジブ格納装置による
ジブの格納手順は以下の通りである。伸縮ブーム30の
先端ブーム32の先端に張出されたジブ40は、まずそ
の先端ジブ43が基端ジブ42に対して折畳まれるよう
にして格納される。具体的には、前記先端ジブ43と基
端ジブ42間の他側を連結していたジブ連結ピン51が
抜かれる。そして、先端ジブ43と基端ジブ42間の一
側を連結しているジブ支点ピン48を支軸として、先端
ジブ43が前記基端ジブ42の側方領域を回転移動する
ことにより基端ジブ42の側方位置に格納される。先端
ジブ43を回転移動するには先端ジブを人力で引張るこ
とにより行われる。この時、前記ジブ間固定手段52に
よって先端ジブ43と基端ジブ42が固定される。
【0034】次に、折畳まれたジブ40はさらにそのジ
ブ全体が伸縮ブーム30に対して折畳まれるようにして
格納される。具体的には、前記ジブサポート41と先端
ブーム32間の他側を連結していた連結ピン47が抜か
れる。そして、前記ジブサポート41と先端ブーム32
の一側を連結している支点ピン46を支軸として、ジブ
40全体が前記伸縮ブーム30の側方領域を回転移動す
ることにより基端ブーム31の側方位置に格納される。
なお、ジブ40全体の回転移動もジブ40を人力で引張
ることにより行われる。
【0035】ジブ40全体を伸縮ブーム30の側方領域
を回転移動する際には伸縮ブーム30は全縮小されてい
る。従来技術で説明したように伸縮ブーム30に基端ブ
ーム31と先端ブーム32間にはブーム回転防止ストッ
パが介装されており、伸縮ブーム30が全縮小した状態
では当該ブーム回転防止ストッパを介して先端ブーム3
2に作用するねじりトルクが直接基端ブーム31に伝達
されるので、ジブ40全体を伸縮ブーム30の側方領域
を回転移動させることにより先端ブーム32に大きなね
じりトルクを加えても何ら問題が起きない。
【0036】図5は、ジブ40を前記第1ジブ格納手段
60の近くまで回転移動させた状態で図1のA矢視と同
じ方向から見た図である。
【0037】ジブ40の自重によりジブの先端が下方に
変位するため、基端ジブ42に固着された部材67に配
置された前記ローラ65、66は基端ブーム側面35に
設置されたサポート61の基端ブーム上面36に平行な
面62よりも少し下方に位置している。
【0038】図6はさらにジブ40全体を支点ピン46
を支軸として回転移動することにより、前記張出格納補
助手段80のレバー81先端の自動ピン88の先端部8
9がジブ側の係合部材91の長穴93に係合した状態を
示す図である。前記油圧シリンダ85は図示しない操作
装置によって伸縮操作可能となっており、図6の状態か
らは油圧シリンダ85を縮小操作する。するとレバー8
1はその先端部の自動ピン88が基端ブーム側面35に
対して接近する方向に揺動駆動される。レバー81の揺
動に伴ない、ジブ40も基端ブーム側面35に対し接近
駆動される。その時、前記ローラ65が前記サポート6
1の傾斜した面64上をジブ40の重量を支持しながら
転動する。したがって、ジブ40は前記斜面64に沿っ
て引上げられることになる。すなわち、大きな重量であ
るため、人力では引き上げることが困難なジブ40全体
を、油圧シリンダ85を使用する張出格納補助手段80
により容易にサポート61の所定の位置まで引き上げる
ことができるのである。
【0039】また、自動ピン先端部89が係合部材91
の上下の長穴内部を移動可能に構成されているので、こ
のときのジブ40の上方への移動とレバー81の揺動に
伴なう自動ピン88の上下の移動は、問題なく吸収する
ことができる。
【0040】図2と図2のD矢視図である図3は、ジブ
格納補助手段のレバー81がその揺動ストローク一杯に
基端ブーム側面35側に移動したときの状態である。こ
の時、前記基端ジブ42に固着された部材67に取付ら
れたローラ65は完全に前記サポート61の斜面64を
登り切り、基端ブーム上面36に平行な面62上に位置
している。なお、ジブ側のもう1つのローラ66もサポ
ート61の基端ブーム上面36に平行な面62上に位置
している。したがって、図2と図3の状態にあってはジ
ブ40の重量は、ローラ65、66を介してサポート6
1により支持されるようになっている。
【0041】図1は、第1ジブ格納手段60とジブ40
が図2と図3に示した状態にある時の、伸縮ブーム30
とジブ40の全体を上方から見た図である。この時は、
前記ジブサポート41の一側部のジブ基端側ボス44と
先端ブーム32の一側部の先端ブーム側ボス33は相互
に同軸重合して、それらに共通の支点ピン44を嵌挿し
た状態のままである。この状態は、ジブ40を先端ブー
ム32にセットした状態という意味からジブセット状態
と呼ばれる。
【0042】上記ジブセット状態にあるときは、図4に
示した第2ジブ格納手段70では、ジブ側固定ボス7
7、78が基端ブーム側固定ボス74、75と同軸重合
するようになっている。図示しない操作装置によって前
記固定ピン駆動シリンダ73を伸長させ、固定ピン7
1、72をジブ側固定ボス77、78と基端ブーム側固
定ボス74、75に嵌挿する。これにより、第2ジブ格
納手段70での基端ジブ42と基端ブーム31との係合
が行われる。
【0043】次に、図1に示した前記ジブサポート41
の一側部のジブ基端側ボス44と先端ブーム32の一側
部の先端ブーム側ボス33との支点ピン46による連結
を解除する。支点ピン46の詳細は図示しないが、地上
からのハンドルを使った回転操作によりピンの昇降が可
能な公知のピン駆動機構などが使用される。
【0044】次に、図2と図3に示したレバー81先端
の自動ピン88の操作環90を引くことにより、自動ピ
ン先端部89とジブ側の係合部材91との係合を解除す
る。すると、人力によりジブ40全体を前記第2ジブ格
納手段70の固定ピン71、72を支軸として回転する
ことが可能となる。この場合の回転移動は、図1に示し
たジブサポート41の一側部のジブ基端側ボス44と先
端ブーム32の一側部の先端ブーム側ボス33との同軸
重合を解除することが目的であるため、回転移動量はわ
ずかなものである。図7は図3に示したジブセット状態
からさらにジブ40を基端ブーム側面35側に移動した
時の状態を示したものである。基端ジブ42に取付けら
れた係合部材91が前記自動ピン88の先端部89との
係合が解除され、基端ブーム側面35側に移動したこと
が示されている。図7に示されたジブ40の状態は、ジ
ブ40が基端ブーム側面35の格納位置に置かれた状態
であるので、ジブ格納状態と呼ばれる。ジブセット状態
からジブ格納状態へは、図2に示すようにジブ40全体
の重量はローラ65、66によりサポート61の基端ブ
ーム上面に平行な面62で支持されながらジブ40全体
が基端ブーム側面35側へ移動するので、小さな力で動
かすことが可能である。したがって、この移動は人力に
よるものであっても問題無いものである。
【0045】図8は図7のE矢視図であって、ジブ格納
状態を示すものである。101は第1ジブ格納手段60
のサポート61に取付られた自動ピンであって、既述し
たレバー81先端の自動ピン88と同じ構造のものであ
る。102は先端ジブ43に取付られた係合部材であっ
て、前記サポート61側の自動ピン101と自動的に係
合するようになっている。105はサポート側ボス10
3と先端ジブ43側ボス104が同軸重合したときに嵌
挿される格納ピンであり、108はサポート側ボス10
6と基端ジブ側ボス107が同軸重合したときに嵌挿さ
れる格納ピンである。上記格納ピン105、108の嵌
挿により、ジブ40は第1ジブ格納手段60のサポート
61にしっかりと固定されるのである。
【0046】図9は図1のC矢視詳細図であって、ジブ
格納状態におけるジブブーム間固定手段53を示すもの
である。111は基端ブーム側面35から先端ジブ43
側に張出されたサポート110に取付けられた基端ブー
ム側ボスであり、112は先端ジブ43に取付けられた
先端ジブ側ボスである。上記基端ブーム側ボス111と
先端ジブ側ボス112が同軸重合した状態で、格納ピン
113が嵌挿される。上記格納ピン113の嵌挿によ
り、先端ジブ43の先端部が基端ブーム側面のサポート
110にしっかりと固定されるのである。
【0047】以上が、本発明の実施の形態に係るクレー
ン車のジブ格納装置によるジブ40の格納手順である。
ジブ40の張出手順は、上述した格納手順を逆に行えば
よいのである。
【0048】
【発明の効果】以上の如く構成し作用するものであるか
ら、本願の請求項1に記載されたクレーン車のジブ格納
装置では、前記張出格納補助手段により前記ジブを基端
ブーム側面に対し接近あるいは離間駆動させ、前記ジブ
と基端ブームとの間の前記第1ジブ格納手段による係合
離脱を行うようにしたので、前記伸縮ブームの全縮小状
態のままで前記支点ピンを支軸として前記ジブを伸縮ブ
ーム側方領域を回転移動することにより張出格納するこ
とができるのである。すなわち、伸縮ブームを全縮小し
たままであるので、ブーム回転防止ストッパによりジブ
張出格納により先端ブームに加えられる大きなねじりト
ルクが基端ブームに直接伝達することができるのであ
る。したがって、支点ピンを支軸として前記ジブを伸縮
ブーム側方領域を回転移動することによる張出格納を用
いるジブに対し、近年多用されるR型多角形断面を有す
る伸縮ブームであっても、ねじりトルクによる回転変位
を生じるといった悪影響を与えることが無いのである。
【0049】請求項2に記載されたクレーン車のジブ格
納装置では、前記ジブと基端ブームとの間の前記第1ジ
ブ格納手段による係合離脱を行うに必要な前記張出格納
補助手段の駆動ストロークを、揺動可能なレバーとその
駆動油圧シリンダとの組み合せにより得ることができる
のである。また、前記レバーの駆動を油圧シリンダで行
っているので自重の大きなジブであっても前記第1ジブ
格納手段により係合できるよう引き上げることができる
のである。
【0050】請求項3に記載されたクレーン車のジブ格
納装置では、ジブ先端部の下方への変位と前記レバー先
端の自動ピンのレバーの揺動に基く上下の変位とを前記
係合部材の面上に設けられた長穴により吸収することが
できるのである。
【0051】請求項4に記載されたクレーン車のジブ格
納装置では、ジブに配置された転動可能なローラが基端
ブーム側面に配置されたサポートの斜面を転動しながら
前記ジブを所定の位置に引き上げるので、前記ジブと基
端ブームとの間の第1ジブ格納手段による係合離脱をス
ムーズに行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の実施の形態に係るジブ格納装置を
使用した伸縮ブームとジブである。
【図2】図1のA矢視詳細図である。
【図3】図2のD矢視図である。
【図4】図1のB矢視詳細図である。
【図5】ジブを第1ジブ格納手段の近くまで回転移動さ
せた状態のA矢視図である。
【図6】レバー先端の自動ピンがジブ側の係合部材の長
穴93に係合した状態である。
【図7】ジブセット状態からさらにジブを基端ブーム側
面側に移動した状態を示す図である。
【図8】図7のE矢視図であって、ジブ格納状態を示す
ものである。
【図9】図1のC矢視詳細図であって、ジブ格納状態に
おけるジブブーム間固定手段53を示すものである。
【図10】実公昭59−43358号公報のジブ格納装
置である。
【図11】実公昭59−43358号公報のジブ格納装
置である。
【図12】実公昭59−43358号公報のジブ格納装
置である。
【符号の説明】
Aはジブ支持装置、Bはジブ支持装置、1は基端ブー
ム、2は先端ブーム、3はジブ、5は先端ブーム側ボ
ス、7は支点ピン、15はジブ基端側ボス、21は先ツ
ノ、22はツノ部材、24はツノ受金、25はツノ受
金、30は伸縮ブーム、31は基端ブーム、32は先端
ブーム、33は先端ブーム一側部の先端ブーム側ボス、
34は先端ブーム他側部の先端ブーム側ボス、40はジ
ブ、41はジブサポート、42は基端ジブ、43は先端
ジブ、44はジブサポート基端部一側部のジブ基端側ボ
ス、45はジブサポート基端部他側部のジブ基端側ボ
ス、46は支点ピン、47は連結ピン、48はジブ支点
ピン、49は吊荷用シーブ、50は吊荷用シーブ、51
はジブ連結ピン、52はジブ間固定手段、53はジブブ
ーム間固定手段、60は第1ジブ格納手段、61はサポ
ート、62は基端ブーム上面に平行な面、63は辺、6
4は下方に傾斜する面、65と66はローラ、70は第
2ジブ格納手段、71と72は固定ピン、73は固定ピ
ン駆動油圧シリンダ、74と75は基端ブーム側固定ボ
ス、77と78はジブ側固定ボス、79は調整部材、8
0は張出格納補助手段、81はレバー、85は油圧シリ
ンダ、88は自動ピン、89はピン先端部、91は係合
部材、92はレバー揺動面に平行な面、93は長穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮ブームの先端ブーム一側部及び該先
    端ブームの先端に着脱自在に装着されるジブの基端部一
    側部にそれぞれボスを形成し、且つ該先端ブーム側ボス
    とジブ基端側ボスとが相互に同軸重合してそれらに共通
    の支点ピンを嵌脱自在に嵌挿可能とする一方、前記伸縮
    ブームの全縮小状態のままで前記支点ピンを支軸として
    前記ジブを伸縮ブーム側方領域を回転移動することによ
    り張出格納自在とするとともに、 前記伸縮ブームの基端ブーム側面部に格納状態の前記ジ
    ブと基端ブームとの間には、基端ブーム基端側に配置さ
    れた第1ジブ格納手段と、基端ブーム先端側に配置され
    た第2ジブ格納手段と、前記ジブを張出格納する張出格
    納補助手段と、が介装されており、 前記張出格納補助手段は、前記ジブが前記支点ピンに軸
    支された状態で、前記ジブを基端ブーム側面に対し接近
    あるいは離間駆動させることにより前記ジブと基端ブー
    ムとの間の前記第1ジブ格納手段による係合離脱を行う
    ことを特徴とするクレーン車のジブ格納装置。
  2. 【請求項2】 前記張出格納補助手段は、その先端が基
    端ブーム側面に対し接近あるいは離間する方向に揺動可
    能なレバーと、当該レバーを揺動駆動する油圧シリンダ
    と、前記レバー先端に配置されレバー揺動面に直交する
    方向にその先端部を突出するようバネ付勢された自動ピ
    ンと、前記自動ピン先端部が係合可能な穴を有する前記
    ジブに配置された係合部材と、を備えており、前記自動
    ピンが係合部材に係合した状態で前記レバーが揺動する
    ことにより前記ジブと基端ブームとの間の前記第1ジブ
    格納手段による係合離脱を行うことを特徴とする請求項
    1に記載されたクレーン車のジブ格納装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部材は、前記レバー揺動面に平
    行な面を有し、当該面上に設けられた前記係合可能な穴
    は上下方向に明けられた長穴であることを特徴とする請
    求項2に記載されたクレーン車のジブ格納装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ジブ格納手段は、前記基端ブー
    ム側面に配置され基端ブーム側面から離間する方向へ下
    方に傾斜する面を有するサポートと、前記ジブに配置さ
    れた転動可能なローラと、を備えており、前記ジブとの
    係合離脱の際には前記ローラが前記サポートの傾斜面上
    を前記ジブの重量を支持しながら転動することを特徴と
    する請求項1に記載されたクレーン車のジブ格納装置。
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