JP2003200547A - 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法 - Google Patents

装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法

Info

Publication number
JP2003200547A
JP2003200547A JP2001386715A JP2001386715A JP2003200547A JP 2003200547 A JP2003200547 A JP 2003200547A JP 2001386715 A JP2001386715 A JP 2001386715A JP 2001386715 A JP2001386715 A JP 2001386715A JP 2003200547 A JP2003200547 A JP 2003200547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leather
paper
film
pattern
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2001386715A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Maruno
丸野謙治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA LEATHER KK
Original Assignee
SANWA LEATHER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA LEATHER KK filed Critical SANWA LEATHER KK
Priority to JP2001386715A priority Critical patent/JP2003200547A/ja
Publication of JP2003200547A publication Critical patent/JP2003200547A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装飾模様を有する印刷物等を活用し、高効率
・高生産性・低コストで、装飾性模様を有する皮革等の
布帛製品とその製造方法を提供する。 【解決手段】 皮革等の装飾に好適な模様が印刷又はコ
ピーされた紙1面と該紙1の表層部1aが包埋・接着さ
れ積層一体化された透明な熱融着性フィルム2とからな
る積層体Aであって、前記紙面の裏面は、前記模様が印
刷又はコピーされた紙の中央層より2層に層間剥離され
たものであり、前記積層体Aにおける前記紙層の剥離面
と装飾を施こす皮革等の布帛Lの表面とを接着剤を介し
て接着一体化された装飾模様を有する皮革等の布帛製
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾模様を必要と
する工芸的皮革等の製品及び製造プロセスにおけるコス
ト低減と生産効率及び生産性が改善された装飾模様を有
する皮革等の布帛製品及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、装飾模様を必要とする工芸的皮革
等の布帛製品の製造においては、量産品ではないにも拘
らず好ましい装飾模様を付与するために、工芸デザイン
の専門家を雇用し高価な代償を払いデザインを設計し、
製造に際しては、捺印用原版を作製し捺印機を稼動せし
めて製品作製を行う必要があるなど、無駄が多く非効率
・非生産性な企画〜作業工程から製作がなされていた。
ここで、皮革等とは、天然皮革、合成皮革のほか、装飾
模様を必要とする織物、不織布等の布帛をいう。また、
布帛製品としては、かばん、クッション等の皮革製品の
ほか、一般衣料品やジャンバー等も含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】装飾模様を有する皮革
等の布帛製品の作製は量産品でない場合が多いため、従
来の方式に拘泥していては生産性の改善、コストダウン
は到底達成不可能であり、かかる非効率な作製体制を改
革し生産性・コスト競合性を改善したプロセスを構築す
ることが大きな課題であった。
【0004】そのための具体的改善策の一つとしては、
皮革等の布帛製品の装飾のためのデザイン・画像は柔軟
な発想法に基づき考えれば、絶対に新規に興さねばなら
ないことではないのであり、観点を変えれば装飾模様は
必ず新規にデザインを設計する必要は必ずしもないので
あって、世上にある書籍・新聞・雑誌の印刷物や・写真
・絵画などの画像から皮革等の布帛製品の装飾用に転用
できる好適な物もあり、それら画像を選別しその画像を
効率よく皮革等の布帛製品の装飾に適用・製品化する実
施手段・プロセスの開発が問題解決の課題でもあったの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる観点から本発明者
は、次のような手段を講じることにより新規の特別のデ
ザインを設計し、装飾模様・捺印原版を作製し大係りの
印刷設備を用いて製品制作を行わなくても、皮革等の装
飾模様として好適と思われる装飾模様を有する新聞・雑
誌・書籍などの既存印刷物又は絵画・写真などの画像の
印刷物或いはコピーを選出して活用し、該印刷物又はコ
ピーの画像を皮革等の布帛表面に貼り付ける方法によ
り、単に加熱・プレス装置を用いて高効率・高生産性で
装飾模様を有する皮革等の布帛製品及びその製造方法を
開発することに成功したのである。
【0006】即ち、皮革等の装飾に好適な模様が印刷又
はコピーされた紙表面に、透明な熱融着性フィルムを載
置し、加熱・加圧・積層一体化し、次いで該積層体の裏
面を膨潤し模様が印刷又はコピーされた紙の中央層より
2層に層間剥離し乾燥した後、得られた該熱融着性フィ
ルムに印刷模様を有する紙の表層部が包埋・接着された
積層体における紙層の剥離面に接着剤を塗布し、装飾を
施そうとする皮革等の布帛表面と積層し、加熱・加圧・
接着一体化することにより装飾模様を有する皮革等の布
帛製品を高効率・高生産性をもって開発することに成功
したのである。
【0007】更に前記積層体を作製する好適な実践プロ
セスとして下記の方法を開発・開示したのである。即
ち、 (1)前記した装飾を有する皮革等の布帛製品の製造に
おいて、皮革等の装飾に好適な模様が印刷又はコピーさ
れた紙表面に、透明で且つ熱融着能を有するフィルムを
積層し、該積層体の表面に更に離型性能を有するシート
を積層し、模様を有する紙の表面層のみに該熱融着性フ
ィルム構成ポリマーが浸透する温度・加圧条件を選定し
て加熱・加圧・積層一体化して積層体を得、冷却後離型
性能を有するシートを剥離・除去して、模様が印刷又は
コピーされた紙の表面に熱融着性透明フィルムが接着・
積層一体化された積層体を作製せしめる方法である。
【0008】(2)(1)に記載した方法に替え、装飾
を有する皮革等の布帛製品の製造において、透明で且つ
熱融着性を有するフィルムと、該フィルムに対し離型性
能を有し、且つより高い軟化流動点(高融点)のフィル
ムとを積層一体化したフィルム積層体を用い、皮革等の
装飾に好適な模様が印刷又はコピーされた紙の表面に、
該フィルム積層体における透明の熱融着性フィルム側を
合わせて積層し、模様を有する紙の表面に該熱融着性フ
ィルム構成ポリマーが浸透する温度・加圧条件を選定し
て加熱・加圧し接着一体化し積層体を得、冷却しエージ
ング後、該積層体の離型性フィルム層を剥離・除去し
て、模様が印刷又はコピーされた紙の表面に熱融着性透
明フィルムが接着・積層一体化された積層体を作製せし
める方法を開発・開示したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の内容をより詳細に説明す
るため具体的実施態様を以下に説明する。 (1)本発明の装飾模様を有する皮革等の布帛製品は、
前記のように請求項2〜請求項4に記載した方法に従い
製造する。即ち、先ず積層体Dは前記(1),(2)の
何れかの方法により作製するのであるが、より実際的操
作で記述すると、(1)に規定する方法は、図1(a)
に示すように、下部より皮革等の装飾に好適な模様が印
刷又はコピーされた紙1に熱融着能を有するフィルム2
と離型性シート3との順に積み上げ積層し、(但しこの
際離型性シート3の離型能を有する面は常に熱融着フィ
ルム側に向ける)、図1(b)に示すように、熱プレス
機で模様が印刷或いはコピーされた紙1の表層に該熱融
着性フィルム構成ポリマーが浸透する温度・加圧条件を
選定して加熱・加圧・積層一体化し積層体Cを得、次い
で図1(c)に示すように、冷却後、離型性能を有する
シート3を剥離・除去し、図1(d)に示すように、模
様が印刷或いはコピーされた紙1の表面に熱融着性透明
フィルム2が接着・積層一体化された積層体Dを作製す
るのである。
【0010】また、(2)に規定する方法は、図2
(a)に示すように、熱融着性を有するフィルム2と、
離型能を有するフィルム3’とを積層一体化したフィル
ム積層体Bを用い、模様が印刷或いはコピーされた紙1
にフィルム積層体B(但し熱溶着フィルム2’面は下側
に)を積み上げ積層し、図2(b)に示すように、熱プ
レス機で模様を有する紙1の表面に該熱融着性フィルム
構成ポリマーが浸透する温度・加圧条件を選定して加熱
・加圧し接着一体化し積層体C’を得、冷却しエージン
グ後、該積層体C’表面層の離型性フィルム層3’を剥
離・除去して、図2(c)に示すように、模様が印刷又
はコピーされた紙1の表面に熱融着性透明フィルム2が
接着・積層一体化された積層体Dを作製させるのであ
る。
【0011】(1)と(2)に規定する方法の差異は、
前者が熱融着性フィルム2と一体でない離型性シート3
を用い、熱融着性フィルム2と装飾模様を有する紙1と
の積層体を、更に該離型性シートを積送し加熱・加圧し
一体化し積層体Cを作製し、冷却後該離型性シート3を
剥離し積層体Dを得る方法であるため、この際、剥離し
た離型性シート3は繰り返し使用する方式であるのに対
し、後者では熱融着性フィルム2と離型性フィルム3’
が一体化された積層体Bを用い、該積層体Bと装飾模様
を有する紙を積層し、該積層体を加熱・加圧し一体化し
積層体C’を作製し、冷却・エージング後離型性フィル
ム3’を剥離し積層体Dを得る方法であるので、この際
剥離したフィルム3’は廃棄する方法である。
【0012】従って、前者は、離型シ−トが繰り返し利
用でき省資源化に有効であり、且つ金属板離型シートの
使用時には、その表面に梨地模様・皮革用シボ模様を付
与して置けば、製品表面にシボ状態がエンボッシングで
き外観優秀な製品が得られるメリットがあるが、積層工
数が後者に比し増加する。
【0013】これに反し、後者では、積層工数は前者よ
り少なくなるメリットがあるが、予め積層体B作製する
必要がありコスト高となり、又剥離した離型フィルムは
使い捨てになる。
【0014】本発明で皮革等の布帛製品の装飾に使用す
る皮膜層Aの作製は、図1(e)に示すように、前記
(1)又は(2)の方法で得た積層体Dの表面を構成す
る透明の熱融着性フィルム層2の裏面、例えばアクリル
ニトリル樹脂液又はポリウレタン樹脂液等からなる接着
性樹脂液を噴霧させ紙面を膨潤してから乾燥し、樹脂フ
イルムFを貼着する。次いで、樹脂フイルムFを剥離す
ると、模様が印刷或いはコピーされた紙1の中間層より
2層に層間剥離し、図1(f)に示すように、透明の熱
融着性フィルム層2に装飾模様を有する紙の模様がある
面層(印刷面層1a)が一部包埋され接着一体化された
皮膜層Aを得ることができる。なお、接着性樹脂液を噴
霧させる際、接着性樹脂液を界面活性剤を含む水に希釈
してもよい。
【0015】かくして作製した透明の熱融着性フィルム
層2に、図1(g)に示すように、装飾模様を有する紙
の模様がある面(印刷面)が一部包埋され接着一体化さ
れた皮膜層Aの、透明の熱融着性フィルム層2から顔を
出している装飾模様を有する紙1の剥離面に接着剤Eを
塗布し、装飾を施そうとする皮革等の布帛Lの表面に該
接着剤塗布面を合わせて積層し、加熱・加圧して接着一
体化することにより、図1(h)に示すように、装飾用
として好適と思われる装飾模様のある印刷物・絵画・写
真などの既存印刷物又はコピーを皮革等の布帛表面に貼
り付けた所望の装飾模様を施した皮革等の布帛製品を、
本発明に基づき効率よく高生産性・低コストで製作でき
るのである。
【0016】次に本発明で用いる材料につき説明する
と、皮革等の布帛に装飾模様を付与するための装飾模様
を有する紙1は、新聞・雑誌・書籍等の印刷物及び絵画
・写真などから皮革等の布帛装飾用に好適な物を選定
し、そのコピーや印刷物自体が対象となる。
【0017】本発明で用いられる熱融着性フィルム2
は、所謂狭義のホットメルト接着剤フィルムに限定され
るものではなく、軟化流動温度(或いは融点)が80〜
150℃の比較的低温で軟化流動し、被接着物である紙
の表面組織内に流入し、接合一体化できる低軟化流動点
(低融点)ポリマーよりなる厚み50〜200μのフィ
ルムであり、代表例としてはアクリル系共重合体、共重
合ポリアミド、共重合ポリエステル、ポリウレタン系樹
脂、ポリオレフィン共重合体よりなるフィルムが挙げら
れる。
【0018】また、熱融着性フィルム2に対し離型能を
有し熱融着性フィルム2と積層一体化し積層体Bを形成
する離形成フィルム3’の代表例としてはポリプロピレ
ンフィルムが挙げられる。
【0019】前記(1)の方法で使用される離型性シー
ト3とは、離型能優秀な弗素樹脂シート或いはシリコン
ラバーシートその物も対象となるが、アルミニウム板や
鉄板などの金属板に弗素樹脂或いはシリコン樹脂等の離
型材をコーティングした離型性金属板も実用性の高い対
象物である。
【0020】これら離型性金属板使用の場合には、その
表面に所定のシボ模様を付与しておけば製品表面に所定
のシボ模様を付与(エンボッシング)でき、品位の高い
製品を得ることができる。
【0021】また、離型材を紙表面に塗布した所謂離型
紙の使用も排除するものではない。更に、天然皮革とし
て、豚革、牛革、馬革、山羊革等の皮革を使用すること
ができる。また、天然皮革に代えて合成皮革、合成樹脂
シート及び織物、不織布も用いることもできる。その
際、皮膜層Aに接する合成皮革又は合成樹脂シート面は
毛羽立ちがある粗面に形成されることが好ましい。ま
た、織物、不織布を用いる場合は、皮膜層Aに接する面
には、接着剤を介して加圧、加熱するのが好適である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、同一品種を大量生産す
る必要のない工芸的装飾模様を有する皮革等の布帛製品
において、従来行われていた工芸デザイン技能者を雇用
し高価なデザイン料を支払い、且つ又小ロット生産にも
拘らず製品作製のためプリント印型を興し、大掛かりな
捺印装置を稼動し、装飾模様を有する皮革等の布帛製品
を製造していた不適合・非効率・非生産性製造方式から
脱却でき、従来の印刷物・絵画・写真などの既存画像或
いは装飾模様から、皮革等の布帛製品の装飾用として好
適と思われる所望の装飾模様を選択・選出し、その印刷
物或いはコピーを皮革等の布帛製品を装飾用に転用し、
その模様が、例えば、大量に製造される印刷物である場
合、その模様、文字、色彩が看者に対して宣伝効果が非
常に大きく、該装飾模様を皮革等の布帛表面に貼り付
け、所望の装飾模様を有する皮革製品等を高効率・高生
産性・低コストで作製することができ、積年の課題が解
決できるのである。また、皮革装飾に好適な模様が印刷
又はコピーされた紙面に、透明な熱融着性フィルムが積
層されているので、防水性、撥水性が奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の実施例の装飾模様を
有する皮革等の布帛製品の製造工程における構成素材積
層状態を示す概略図であり、(d)〜(h)はその後の
装飾模様を有する皮革等の布帛製品の製造工程における
構成素材積層状態を示す概略図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の他の実施例の装飾模
様を有する皮革等の布帛製品の製造工程における構成素
材積層状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 皮革等の布帛製品の装飾に好適な模様が印刷或い
はコピーされた紙 2 透明で熱融着能を有するフィルム 3 離型性能を有するシート 3’ 熱融着性フィルムに対し離型能を有し且つより高
軟化流動点を持つフィルム A 熱融着性フィルム2に模様が印刷或いはコピーさ
れた紙1の表面層(印刷面層1a)が積層・接着一体化
された積層皮膜層 B 熱融着性フィルム2と該フィルムに対し離型能を
持ち且つ高軟化流動点を有する離型性フィルム3’とが
積層一体化された積層体 C 3−2−1の積層体 C’ 1−Bの積層体 D 2−1の積層体 L 皮革等の布帛

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮革等の装飾に好適な模様が印刷又はコ
    ピーされた紙面と該紙の表層部が包埋・接着され積層一
    体化された透明な熱融着性フィルムとからなる積層体で
    あって、前記紙面の裏面は、前記模様が印刷又はコピー
    された紙の中央層より2層に層間剥離されたものであ
    り、前記積層体における前記紙層の剥離面と装飾を施こ
    す皮革等の布帛表面とを接着剤を介して接着一体化され
    たことを特徴とする装飾模様を有する皮革等の布帛製
    品。
  2. 【請求項2】 皮革等の装飾に好適な模様が印刷又はコ
    ピーされた紙面に、透明な熱融着性フィルムを載置し、
    加熱・加圧・積層一体化し、次いで該積層体の裏面を膨
    潤し、前記模様が印刷又はコピーされた紙の中央層より
    2層に層間剥離した後、得られた該熱融着性フィルムに
    印刷模様を有する紙の表層部が包埋・接着された積層体
    における紙層の剥離面に接着剤を塗布し、装飾を施こす
    皮革等の布帛表面と積層し、加熱・加圧・接着一体化す
    ることを特徴とする装飾模様を有する皮革等の布帛製品
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記積層体の製造において、皮革等の装
    飾に好適な模様が印刷又はコピーされた紙表面に、透明
    で且つ熱融着能を有するフィルムを積層し、該積層体の
    表面に更に離型性能を有するシートを積層し、模様を有
    する紙の表面層に該熱融着性フィルム構成ポリマーが浸
    透する温度・加圧条件を選定して加熱・加圧・積層一体
    化して積層体を得、冷却後離型性能を有するシートを剥
    離・除去して、模様が印刷又はコピーされた紙の表面に
    熱融着性透明フィルムが接着・積層一体化された積層体
    を作製せしめることを特徴とする請求項2に記載の装飾
    を有する皮革等の布帛製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記積層体の製造において、透明で且つ
    熱融着性を有するフィルムと、該フィルムに対し離型性
    能を有し、且つより高い軟化流動点(高融点)のフィル
    ムとを積層一体化したフィルム積層体を用い、皮革等の
    装飾に好適な模様が印刷又はコピーされた紙の表面に、
    該フィルム積層体における透明の熱融着性フィルム側を
    合わせて積層し、模様を有する紙の表面に該熱融着性フ
    ィルム構成ポリマーが浸透する温度・加圧条件を選定し
    て加熱・加圧し接着一体化し積層体を得、冷却しエージ
    ング後、該積層体の離型性フィルム層を剥離・除去し
    て、模様が印刷又はコピーされた紙の表面に熱融着性透
    明フィルムが接着・積層一体化された積層体を作製せし
    めることを特徴とする請求項2に記載の装飾を有する皮
    革等の布帛製品の製造方法。
JP2001386715A 2001-10-26 2001-12-19 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法 Ceased JP2003200547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001386715A JP2003200547A (ja) 2001-10-26 2001-12-19 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-329913 2001-10-26
JP2001329913 2001-10-26
JP2001386715A JP2003200547A (ja) 2001-10-26 2001-12-19 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003200547A true JP2003200547A (ja) 2003-07-15

Family

ID=27666564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001386715A Ceased JP2003200547A (ja) 2001-10-26 2001-12-19 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003200547A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5389229A (en) * 1977-08-27 1978-08-05 Takiron Co Floor material
JPH0839709A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Toppan Printing Co Ltd 化粧シートおよびその製造方法
JP2000108242A (ja) * 1998-10-06 2000-04-18 Avery Dennison Corp 熱移動ラミネ―ト
JP2004524993A (ja) * 2001-01-10 2004-08-19 エーブリー デニソン コーポレイション 熱融着可能積層体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5389229A (en) * 1977-08-27 1978-08-05 Takiron Co Floor material
JPH0839709A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Toppan Printing Co Ltd 化粧シートおよびその製造方法
JP2000108242A (ja) * 1998-10-06 2000-04-18 Avery Dennison Corp 熱移動ラミネ―ト
JP2004524993A (ja) * 2001-01-10 2004-08-19 エーブリー デニソン コーポレイション 熱融着可能積層体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6758936B1 (en) Lenticular lens card and method for manufacturing
JP4388744B2 (ja) 熱可塑性ポリマーフィルムによって転写体を貼付したフロック加工済転写体及び製品
US5407729A (en) Light diffracting material having improved launderability
KR101408857B1 (ko) 벨크로 전사 라벨의 제조방법 및 이에 의해 제조된 벨크로 전사 라벨
KR101511989B1 (ko) 박리에 의해 패턴을 형성하는 섬유원단 및 그 제조방법
TWM298515U (en) Disposable imprinting mold for relief pattern
CN110722896B (zh) 可重复粘贴的刻字膜及其制法
JP2003200547A (ja) 装飾模様を有する皮革等の布帛製品とその製造方法
JPH0987980A (ja) 電子画像のプリント方法及び熱転写シート
JP5836426B2 (ja) ジグソーパズルの製造方法およびジグソーパズル用袋
JP2002264597A (ja) インクジェット画像転写方法
JP6554575B1 (ja) コルク製品及びその製造方法
JP2622366B2 (ja) 転写シート及びその転写方法
JP2001328210A (ja) 滑り止めシートおよびその製造方法
JP2001301037A (ja) 製品の構成材の表面に文字、図称を形成する方法
JP3243883U (ja) 転写シート及び立体模様を表面に形成した物品
KR101910806B1 (ko) 인쇄패턴층을 갖는 가방 원단 제조방법
JP2003159898A (ja) 立体模様転写シート
JP2002019392A (ja) カラー画像裏面転写方法
JP3827802B2 (ja) ホログラムを有するシートの製造方法
JP2002160493A (ja) 転写シート
JPH10166792A (ja) アップリケ用シリコンシート及びその製造方法
JPH0478599A (ja) ビデオプリント画のtシャツへの熱転写法
KR200245377Y1 (ko) 입체장식용 열전사지
JPH1120078A (ja) 金属色調薄葉体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20051213