JP2003198072A - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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JP2003198072A
JP2003198072A JP2001393378A JP2001393378A JP2003198072A JP 2003198072 A JP2003198072 A JP 2003198072A JP 2001393378 A JP2001393378 A JP 2001393378A JP 2001393378 A JP2001393378 A JP 2001393378A JP 2003198072 A JP2003198072 A JP 2003198072A
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
connecting portion
board
trapezoidal
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JP2001393378A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Sato
恭央 佐藤
Takashi Nakamura
考志 中村
Takafumi Suwa
隆文 諏訪
Suiji Tomioka
錘治 富岡
Toshiyuki Ishihara
俊之 石原
Takahiro Komatsu
孝博 小松
Hiromasa Ishioka
大昌 石岡
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のプリント配線基板が連結された1枚
のプリント配線集合基板から個々のプリント配線基板を
割り取り分割する時に、連結部の割り残りが常に一定の
基板側へ残るようにすると共に、必要な基板側へは割り
残りがないようにする。 【解決手段】 プリント配線基板を連結する連結部13
を台形に形成する。台形に形成した連結部13は、例え
ば、上底をプリント配線基板8側へ形成すると共に、下
底を捨て基板11側へ形成する。このように、台形の連
結部13を形成することにより、上底と下底とで、連結
強度を変えることができる。この連結強度の差によっ
て、割り残りのないプリント配線基板8と、連結部13
が割り残った捨て基板11とに分割することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、捨て基板と連結さ
れたプリント配線基板からプリント配線基板を割り取る
ように形成したプリント配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の割り取り構造を有するプ
リント配線集合基板としては、例えば、図6に示すよう
に形成したものがある。この図6のプリント配線集合基
板1は、4枚のプリント配線基板2を割り取り分割する
前の状態を示している。
【0003】上記の図6において、1はプリント配線集
合基板、2は4枚のプリント配線基板、3は捨て基板で
ある。この捨て基板3は、プリント配線集合基板1の搬
送、または、自動ハンダ付け装置に対応するため、ある
いは、他のプリント配線基板との関係上設けている。
【0004】4はスリットで、各プリント配線基板2と
の境界、または、プリント配線基板2と捨て基板3との
境界にそれぞれ設けている。5は連結部で、隣接する各
プリント配線基板2との間、および、隣接するプリント
配線基板2と捨て基板3との間をそれぞれ連結するため
に複数箇所へ形成している。さらに、この連結部5は、
図6のAの部分を拡大した図7に示すように、スリット
4の各端部を円弧状に形成して、中央がへこんだ鼓形と
し、割り取りを容易に行うことができるように形成して
いる。
【0005】また、上記従来例の他に、連結部における
割り取りを容易にする方法としては、例えば、連結部に
複数個の小穴を設ける方法が提案されている(例えば、
実開平5−1262号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、図6に示すプリント配線集合
基板1から各プリント配線基板2を割り取る時に、連結
部5の割れる位置が一定ではなく、割り残った連結部5
が常に決まった一方の基板側へ残るようには形成されて
いない。
【0007】例えば、図8の割り取り後の状態を示す拡
大した平面図からもわかるように、割り取り後の連結部
5は、常に決まった一方の基板側へ残すことはできず、
割り取の度に連結部5の残り方が異なる。したがって、
割れ残った連結部5を取り除く作業においては、分割後
のそれぞれのプリント配線基板2から、割り残った連結
部5を取り除かなければならないという作業性の悪さの
問題点があった。
【0008】また、後者においても、上記の従来例と同
様に、割り取り後の連結部が常に決まった一方の基板側
へ残るようには形成されていないので、分割後のそれぞ
れのプリント配線基板から割り残った連結部を取り除く
必要あり、作業性の悪さの問題点があった。
【0009】本発明は、上記したような問題点を解消す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、割り取りを容易に行うことができると共に、プリン
ト配線基板の割り取り後に残る連結部が常に一定の基板
側に残るようにしたプリント配線基板を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のプリント配線基板は、連結部によってプ
リント配線基板が捨て基板と連結され、その連結部でプ
リント配線基板を割り取るように連結部を台形に形成し
たものである。
【0011】また、上記の台形に形成した連結部は、上
底をプリント配線基板側へ形成すると共に、下底を捨て
基板側へ形成したものである。
【0012】上記のように構成されたプリント配線基板
は、連結部を台形としたから、その台形の上底と下底で
連結の強度を変えることができる。したがって、割り取
り作業時において、連結部が常に一定に連結強度の強い
下底側へ残り、連結部が決まった一方の基板側へ残るこ
とが保証される。
【0013】一方、連結部の上底側は、その連結強度が
下底側よりも弱く、したがって、上底が形成された連結
部とプリント配線基板との境界部分からの割り取りを容
易に行うことができ、かつ割り残りを極めて少なくする
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図面を参照して説明する。図1において、6はプ
リント配線集合基板、7,8,9および10はプリント
配線基板、11は捨て基板、12はスリットである。
【0015】13は台形に形成した連結部である。この
連結部13は、例えば、図1のBの部分を拡大した図2
に示すように、プリント配線基板8との境界部分へ台形
の上底131を形成している。さらに、隣接する捨て基
板11との境界部分へ下底132を形成している。この
ように、連結部13を台形とすることによって、上底1
31と下底132とでは、その連結する根元部分の幅に
違いが生じ、結果的に、連結強度に変化をもたせた構成
となっている。
【0016】したがって、例えば、図2の部分を割り取
る場合は、図3に示すように、連結部13の下底132
よりも連結強度の弱い上底131の部分から割り取るこ
とができる。すなわち、連結部13とプリント配線基板
8とが連結した部分の根元から割り取ることができ、プ
リント配線基板8は、分割後の後加工を施す必要はな
い。一方、この上底131よりも連結強度の強い下底1
32を形成した捨て基板11側へは、割り残りの連結部
13が残るが、捨て基板11とともに廃棄することがで
きる。このように、連結部13の割れ残りは、常に一定
に捨て基板11側へ残すことができ、分割後の作業性の
向上を図ることができる。
【0017】次に、隣接する2枚のプリント配線基板間
の連結、例えば、プリント配線基板8とプリント配線基
板10とを台形に形成した連結部13で連結する場合に
ついて説明する。この場合は、図1のCの部分を拡大し
た図4に示すように、連結部13の上底133をプリン
ト配線基板8側へ形成し、下底134をプリント配線基
板10側へ形成している。
【0018】上記のように形成した図4に示す部分を割
り取する場合は、図5に示すように、連結強度の弱い上
底133から割り取ることができる。したがって、連結
部13は、プリント配線基板10側へ割り残ることにな
る。この連結部13の割れ残りは、常に一定にプリント
配線基板10側へ残り、分割後の連結部13の取り除き
作業を容易にしている。
【0019】このように、連結部13を台形に形成する
ことによって、上底133よりも連結強度の強い下底1
34が形成されたプリント配線基板10側へ割れ残った
連結部13を常に一定に残すことができる。したがっ
て、割り取り作業時において、割れ残った連結部13が
常に一定の基板側へ残ることを保証することができる。
この特長を踏まえて、例えば、図1で示すように、複数
の連結部13の配置をそれぞれ設定することによって、
次のような結果が得られた。
【0020】まず、図1に示すプリント配線基板8、9
の場合は、4箇所の連結部13は、いずれも上底側が配
置されているので、割り残りは生じない。したがって、
分割後の割り残りを取り除くための加工を施す必要がな
い。
【0021】また、図1に示すプリント配線基板7、1
0の場合は、隣接する捨て基板11との2箇所の連結部
13は、いずれも上底側が配置されているので、2つの
連結部13の割れ残りは、共に捨て基板11側へ残り、
プリント配線基板7、10には残らない。一方、隣接す
るプリント配線基板8、9との連結部13は、いずれも
下底側が配置されているので、2つの連結部13が割れ
残ることになる。この2つの連結部13の割れ残りは、
常に一定の箇所が残ることになる。
【0022】このように、台形に形成した連結部13の
配置を考慮し設定することによって、割り残りが全くで
ないプリント配線基板8、9と、割れ残った連結部13
が常に一定の位置に残るプリント配線基板7、10とに
分けることができ、分割後に行う割れ残った連結部13
の取り除き作業の効率の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、プリント配線基板の割り取り作業時のおい
て、常に一定の基板側へ連結部の割れ残りを残すことが
でき、その割れ残った連結部の取り除き作業の効率を向
上させることができる。
【0024】また、連結部を台形に形成することで、上
底と下底とで連結する強度に差をもたせることが可能と
なり、下底よりも連結強度の弱い上底側、すなわち、プ
リント配線基板と連結部の境界部分から割り取ることが
できるから、バリ等の発生が少なく、分割端面をきれい
に分離することができ、プリント配線基板の外形寸法精
度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線基板における分割前の状
態を示すプリント配線集合基板の平面図である。
【図2】図1のプリント配線集合基板における分割前の
状態を示すBの部分を拡大した平面図である。
【図3】図1のプリント配線集合基板における分割後の
状態を示すBの部分を拡大した平面図である。
【図4】図1のプリント配線集合基板における分割前の
他の状態を示すCの部分を拡大した平面図である。
【図5】図1のプリント配線集合基板における分割後の
他の状態を示すCの部分を拡大した平面図である。
【図6】従来のプリント配線基板における分割前の状態
を示すプリント配線集合基板の平面図である。
【図7】図6のプリント配線集合基板における分割前の
状態を示すAの部分を拡大した平面図である。
【図8】図6のプリント配線集合基板における分割後の
状態を示すAの部分を拡大した平面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線集合基板 2 プリント配線基板 3 捨て基板 4 スリット 5 連結部 6 プリント配線集合基板 7、8、9、10 プリント配線基板 11 捨て基板 12 スリット 13 連結部 131、133 上底 132、134 下底
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諏訪 隆文 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 富岡 錘治 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 石原 俊之 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 小松 孝博 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 石岡 大昌 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5E338 BB31 BB46 EE32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結部によってプリント配線基板が捨て基
    板と連結され、前記連結部でプリント配線基板を割り取
    るように形成すると共に前記連結部を台形に形成したこ
    とを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】前記台形に形成した連結部は、上底をプリ
    ント配線基板側へ形成すると共に、下底を捨て基板側へ
    形成したことを特徴とする請求項1記載のプリント配線
    基板。
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