JP2003195812A - 電流負荷デバイス駆動用半導体装置及びそれを備えた電流負荷デバイス - Google Patents

電流負荷デバイス駆動用半導体装置及びそれを備えた電流負荷デバイス

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JP2003195812A
JP2003195812A JP2002252191A JP2002252191A JP2003195812A JP 2003195812 A JP2003195812 A JP 2003195812A JP 2002252191 A JP2002252191 A JP 2002252191A JP 2002252191 A JP2002252191 A JP 2002252191A JP 2003195812 A JP2003195812 A JP 2003195812A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力されるデジタル画像データに対し、精度
の高い出力電流を供給することができ、出力電流値が低
い場合でも高速で電流負荷デバイスを駆動することがで
きる。 【解決手段】 発光表示装置駆動用半導体装置のD/I
変換部210eにおいては、各1出力D/I変換部23
0eの後段に、夫々プリチャージ回路250が設けられ
ている。プリチャージ回路250には、プリチャージ信
号PC入力される。D/I変換部230eは、内部に2
つ出力ブロックを有し、1フレームごとに電流を記憶、
出力するという役割を変えることで画素を駆動する期間
を長く確保することができる。また、駆動時には、プリ
チャージ回路250にて、出力電流に対応する電圧を画
素に印加した後に、電流駆動を行うため、高速に画素を
駆動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流負荷素子を含
んだセルを複数備える電流負荷デバイスを駆動するため
の電流負荷デバイス駆動用半導体装置及びそれを備えた
電流負荷デバイスに関し、特に電流負荷素子が供給され
る電流値により階調表示を行う電流負荷デバイス駆動用
半導体装置及びそれを備えた電流負荷デバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】供給される電流により動作が決定される
電流負荷素子含んだセルをマトリックス状に複数備える
電流負荷デバイスが開発されている。その応用は、例え
ば、電流負荷素子が発光素子である発光表示装置であ
り、また、発光素子として有機EL素子が用いられてい
る有機EL表示装置である。
【0003】以下、電流負荷デバイスとして、発光表示
装置を例にとって説明する。図35はマトリックス型発
光表示装置の構成を示す。
【0004】表示装置は、水平駆動回路200、垂直走
査(駆動)回路300及び表示部400から構成され
る。階調表示は、表示部400の1画素表示部100内
にある発光素子に流れる電流を調節することで実現され
る。多種の電流により輝度が決定される発光素子では、
電流と輝度とは比例関係にある。また、1画素表示部1
00の構成と水平駆動回路200及び垂直走査回路30
0から印加される電流又は電圧との組み合わせによっ
て、発光表示装置の駆動方法は単純マトリックス駆動と
アクティブマトリックス駆動とに分類される。
【0005】図36は単純マトリックス駆動の場合の1
画素表示部の構成を示す回路図である。単純マトリック
ス駆動の場合の1画素表示部101では、制御線110
と信号線120との各交点において、発光素子130が
制御線110と信号線120との間に接続されている。
図35に示すように、制御線110は垂直走査回路30
0により駆動され、信号線120は水平駆動回路200
により駆動される。
【0006】そして、垂直走査回路300により制御線
110が1本毎に順次選択され、第K番目の制御線11
0を走査している期間に、水平駆動回路200から第L
番目の信号線120に電流又は電圧が出力されると、第
K行第L列目の発光素子に流れる電流が決定され、その
発光素子がその電流に対応する強度で発光する。その
後、第(K+1)番目の走査が開始されると、第K行目
の発光素子の発光は終了する。
【0007】図37はアクティブマトリックス駆動の場
合の1画素表示部の構成を示す回路図である。アクティ
ブマトリックス駆動の場合の1画素表示部102では、
制御線110と信号線120との各交点において、制御
線110の電位により制御されるスイッチSW100が
信号線110に接続され、スイッチSW100の他端に
TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)T
100のゲート及び容量素子C100の一端が接続され
ている。TFTT100のソース及び容量素子C100
の他端は接地され、TFTT100のドレインと電位が
VELの信号線との間に発光素子130が接続されてい
る。
【0008】そして、垂直走査回路300により制御線
110が1本毎に順次選択され、第K番目の制御線11
0が選択されると、1画素表示部102内のスイッチS
W100がオンとなる。このときに水平駆動回路200
の第L番目の出力電圧がTFTT100のゲート電圧と
なり、TFTT100が飽和領域で動作するようなゲー
ト電圧が印加されると、TFTT100のインピーダン
スが決定される。この結果、発光素子130に流れる電
流が決定され、発光素子130がその電流に対応する強
度で発光する。
【0009】アクティブマトリックス駆動の場合には、
1画素表示部は他の構成をとることもある。図38
(a)及び図38(b)はアクティブマトリックス駆動
の場合の1画素表示部の他の構成を示す回路図である。
図38(a)に示すように、他の構成の1画素表示部1
03では、制御線110の電位により制御されるスイッ
チSW102が信号線110に接続され、スイッチSW
102の他端にPチャネルTFTT102のゲート及び
ドレインが接続されている。このゲート及びドレインに
は、制御線110の電位により制御されるスイッチSW
101が接続され、その他端にPチャネルTFTT10
1のゲート及び容量素子C100の一端が接続されてい
る。TFTT101及びT102のソース及び容量素子
C100の他端には、定電位VELが供給される。TF
TT101のドレインと接地電位GNDとの間に発光素
子130が接続されている。
【0010】そして、垂直走査回路300により第K番
目の制御線110が選択され、スイッチSW101及び
SW102がオンとなると、水平駆動回路200の第L
番目の出力電流を信号線120から流すように、TFT
T102のゲート電圧が決まる。TFTT102及びT
FTT101はカレントミラー構成を採っているため、
TFTT102及びTFTT101の電流能力が互いに
等しい場合には、TFTT101を通して、発光素子1
30に水平駆動回路200の出力電流値と同じ電流が流
れ、発光素子130がその電流値に応じた強度で発光す
る。
【0011】図38(b)に示すように、PチャネルT
FTT101及びT102の代わりにNチャネルTFT
T103及びT104を使用した場合にも、同様の動作
が行われる。
【0012】単純マトリックス駆動とアクティブマトリ
ックス駆動とを比べると、アクティブマトリックス駆動
の場合には、次の行が選択された後でも電圧が容量素子
に蓄積されているため、電流を流し続けることができ
る。従って、瞬間的に発光するのみの単純マトリックス
駆動の場合に比べ、発光素子に流す電流は小さくなる。
【0013】このように、電流又は電圧の絶対値が異な
ったとしても、単純マトリックス駆動及びアクティブマ
トリックス駆動の駆動方法の種類に関わらず、階調表示
を行う場合には、水平駆動回路200はデジタル階調デ
ータを電流又は電圧に変換する機能を有する。しかし、
電圧出力であると、画素回路(1画素表示部)内にトラ
ンジスタのしきい値のばらつき並びに発光素子の電圧−
電流特性及び電流−輝度特性のばらつきが存在するた
め、同じ電圧を印加しても輝度がばらつく可能性が高
い。一方、電流出力の場合には、発光素子の電流−輝度
特性のばらつきのみの影響を受けるので、輝度のばらつ
きは小さく、精度の高い表示が可能となる。
【0014】図39は表示部400に電流を出力するた
めの水平駆動回路200の構成の一例を示すブロック図
である。この構成では、デジタル階調データをデータロ
ジック部201にて出力数分に展開した後、それらのデ
ジタル階調データを、デジタル/電流変換部210に入
力することで、出力数分の電流出力を得る。
【0015】図40は1出力分のデジタル/電流変換部
の第1の従来例を示す回路図である。階調データが3ビ
ット(D0乃至D2)の場合、夫々これらにより制御さ
れるスイッチSW110、SW111、SW112が電
流Idataを出力する出力端に共通接続されている。
スイッチSW110、SW111、SW112と接地電
位VGにある接地線との間に、夫々ゲートに入力電圧V
Aが供給されるNチャネルTFTT110、T111、
T112が接続されている。なお、発光素子の電流−輝
度特性は比例関係にあるものとする。また、水平駆動回
路200、垂直走査回路300を共にガラス基板上に形
成する場合を想定しており、トランジスタはすべてTF
Tとなっている。なお、階調データが3ビット以上の場
合でも同様に構成される。
【0016】また、第1の従来例では、TFTT11
0、T111及びT112について、各チャネル長
(L)が一定となり、チャネル幅(W)の比が1:2:
4となるように設計されている。TFTT110乃至T
112においては、ゲート電圧が電圧VA、ソース電圧
が電圧VGといずれも共通になっているので、TFTT
110乃至TT112が飽和領域で動作している場合に
は、電流比が1:2:4となる。よって、適当な入力電
圧VAを選択すれば、階調データD0乃至D2に基づい
てスイッチSW110乃至SW112をオン/オフする
ことで、出力電流Idataについて、電流比が0〜7
となる8階調の電流出力が可能となる。また、電流の絶
対値は、入力電圧VAを変更することで調整することが
できる。
【0017】図41は1出力分のデジタル/電流変換部
の第2の従来例を示す回路図である。第2の従来例で
は、NチャネルTFTT110乃至T112のゲートに
デジタル階調データD0乃至D2が入力される。TFT
T110乃至T112のドレインは出力端に共通接続さ
れ、ソースには電源電圧VDが供給される。なお、TF
TT110乃至T112のチャネル幅の比は、第1の従
来例と同様に、1:2:4に設定されている。
【0018】このような第2の従来例では、スイッチを
設ける代わりに、デジタル階調データ入力のハイレベル
を予め適当な電圧に設定しておき、ロウレベルを薄膜ト
ランジスタがオフするレベルとすることで、第1の従来
例と同様に、電流比が0〜7となる8階調の電流出力が
可能となる。また、電流の絶対値は、デジタル階調デー
タ入力のハイレベルを変更することで調整することがで
きる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
ジスタ、特にTFTでは、異なるTFT間で同じゲート
電圧が印加された場合の電流能力のばらつきが大きいた
め、精度の高い電流出力を出すことが難しいという問題
点がある。従来のデジタル/電流変換部では、ほぼ電流
負荷デバイス幅全域にてTFTの特性ばらつきがある
と、TFTのサイズが均一で、かつゲート−ソース間電
圧が均一であっても、ばらついた部分では電流値が他の
領域と異なるために、表示むらが発生してしまう。ま
た、近接領域にあるようなTFT間でも電流能力がばら
つき、そのばらつきが大きくなると、隣接画素との間で
表示むらが発生したり、同じ出力に使用されるTFTの
特性がばらつくと階調の単調性も満足しなくなったりす
る。
【0020】また、従来のデジタル/電流変換部では、
特にアクティブマトリックス駆動において、出力電流値
が低い場合に、駆動に時間がかかるという問題点もあ
る。これは、電流駆動によるアクティブマトリックス駆
動を採用すると、画素内のTFTに、駆動回路であるデ
ジタル/電流変換部の出力電流と同じ電流が流れた時点
で駆動が完了するのであるが、表示部400内の信号線
110には、必ず配線負荷、特に寄生容量が存在し、発
光素子も容量値を持つため、一定電流である出力電流で
それらの容量負荷を充放電する必要があるためである。
つまり、それらの容量をある電圧に充放電してはじめ
て、画素内のTFTに駆動回路であるデジタル/電流変
換回路の出力電流と同じ電流が流れるため、それまでに
長い時間がかかる。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、入力されるデジタル画像データに対し、精
度の高い出力電流を供給することができ、好ましくは出
力電流値が低い場合でも高速で発光表示装置を駆動する
ことができる発光表示装置駆動用半導体装置及びそれを
備えた発光表示装置を提供し、更に一般的な電流負荷デ
バイス駆動用半導体装置及びそれを備えた電流負荷デバ
イスを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電流負荷デ
バイス駆動用半導体装置は、電流負荷素子を含んだセル
を複数備える電流負荷デバイスの駆動用半導体装置にお
いて、入力される1種又は複数種の基準電流により決定
されるn(nは自然数)種の電流値を記憶する機能と、
前記記憶電流値から得られる2レベルの電流値の内、
入力されるnビットデジタルデータに従って1つの電流
を出力する機能を備えるnビットデジタル/電流変換回
路を、1つ又は複数の前記セルへの供給端子毎に少なく
とも一つ備えることを特徴とする。
【0023】本発明に係る他の電流負荷デバイス駆動用
半導体装置は、電流負荷素子を含んだセルを複数備える
電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、複数の
電流出力回路と、プリチャージ回路と、を有し、前記プ
リチャージ回路は、前記電流負荷デバイス内のデータ線
を経由して、前記データ線上のセルに、前記電流出力回
路の出力電流により決まる電圧を供給すること、及び前
記電流出力回路の出力電流をそのまま供給することが可
能であることを特徴とする。
【0024】本発明に係る更に他の電流負荷デバイス駆
動用半導体装置は、電流負荷素子を含んだセルを複数備
える電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、1
つ又は複数の基準電流値を記憶し、nビットデジタルデ
ータに従って電流を出力する複数のnビットデジタル/
電流変換回路と、順々に行われる前記nビットデジタル
/電流変換回路の前記基準電流の記憶動作と同期する走
査信号を出力する電流記憶用シフトレジスタと、nビッ
トデジタルデータをnビットデータセレクタに伝えるn
ビットデータラッチと、前記nビットデジタル/電流変
換回路が前記基準電流を記憶する動作を行うか、電流を
出力する動作を行うかにより、前記nビットデータラッ
チからのnビットデジタルデータをnビットデジタル/
電流変換回路に伝えるか否かを決めるnビットデータセ
レクタと、を少なくとも備えることを特徴とする。
【0025】そして、本発明を、発光表示装置駆動用半
導体装置又は発光表示装置に適用したときの構成は、以
下のとおりである。
【0026】即ち、本発明に係る第1の発光表示装置駆
動用半導体装置は、供給される電流によって輝度が決ま
る発光素子が各画素に設けられた発光表示装置を駆動す
る発光表示装置駆動用半導体装置において、1ビット分
の基準電流値を記憶するn個の1ビットデジタル/電流
変換回路を備え夫々が1個の前記1ビットデジタル/電
流変換回路に記憶される前記発光素子の電流−輝度特性
に対応したn種の基準電流を入力しnビットのデジタル
画像データに基づいて選択した1又は2以上の1ビット
デジタル/電流変換回路に前記基準電流を出力させるこ
とにより2種の電流を出力するnビットデジタル/電
流変換回路を前記発光表示装置に電流を出力する出力端
子毎に有し、前記n種の基準電流の電流値は、夫々最も
低い電流値に対して順次2倍したものに設定されている
ことを特徴とする。
【0027】なお、前記1ビットデジタル/電流変換回
路は、前記基準電流が流れる信号線と、前記デジタル画
像データの1ビットが伝達されるデータ線と、制御線
と、第1及び第2の電圧供給線と、ソースが前記第1の
電圧供給線に接続された第1のトランジスタと、前記第
1のトランジスタのゲートと前記第2の電圧供給線との
間に接続された容量素子と、前記第1のトランジスタの
ドレインと前記出力端子との間に接続され前記データ線
を伝達する信号により制御される第1のスイッチと、前
記第1のトランジスタのゲートと前記信号線又は前記第
1のトランジスタのドレインとの間に接続され前記制御
線を伝達する信号により制御される第2のスイッチと、
前記第1のトランジスタのドレインと前記信号線との間
に接続され前記制御線を伝達する信号により制御される
第3のスイッチと、を有してもよく、前記基準電流が流
れる信号線と、前記デジタル画像データの1ビットが伝
達されるデータ線と、第1及び第2の制御線と、第1及
び第2の電圧供給線と、ソースが前記第1の電圧供給線
に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトラン
ジスタのゲートと前記第2の電圧供給線との間に接続さ
れた容量素子と、前記第1のトランジスタのドレインと
前記出力端子との間に接続され前記データ線を伝達する
信号により制御される第1のスイッチと、前記第1のト
ランジスタのゲートと前記信号線又は前記第1のトラン
ジスタのドレインとの間に接続され前記第2の制御線を
伝達する信号により制御される第2のスイッチと、前記
第1のトランジスタのドレインと前記信号線との間に接
続され前記第1の制御線を伝達する信号により制御され
る第3のスイッチと、を有してもよい。
【0028】又は、前記第1のトランジスタと前記第1
の電圧供給線との間に、ゲートがバイアスされた第2の
トランジスタを有しても良い。
【0029】また、前記第1のスイッチがオフ状態で前
記第2及び第3のスイッチがオン状態のときに、前記ト
ランジスタは、そのゲート−ドレイン間が短絡されて飽
和領域で動作し、その動作が安定した段階における前記
トランジスタのゲート−ソース間電圧は、前記基準電流
をドレイン−ソース間に流すために必要な電圧となり、
その値は前記トランジスタの電流能力に従い決定され、
その後前記第2及び第3のスイッチがオフ状態となる
と、前記容量素子に前記トランジスタのゲート−ソース
間電圧が保持され、この保持されたゲート−ソース間電
圧に基づく基準電流を出力するか否かが前記第1のスイ
ッチの動作により決定されれば、各出力にn個の前記1
ビットデジタル/電流変換回路があるため、前記nビッ
トデジタル画像データに従い、前記発光素子の電流−輝
度特性に従う2レベルの電流が出力できる。従って、
前記1ビットデジタル/電流変換回路は、前記電流を記
憶・出力するトランジスタの電流能力ばらつきに関わら
ず、高い精度の電流を出力することができる。
【0030】更に、前記第3のスイッチは、前記第2の
スイッチがオフ状態になった後にオフ状態になれば、前
記第3のスイッチとしてのトランジスタのオフ動作によ
るノイズの影響が小さくなるため、前記1ビットデジタ
ル/電流変換回路は、より高精度に電流を記憶・出力す
ることができる。
【0031】前記第1乃至第3のスイッチがトランジス
タから構成されていてもよい。
【0032】また、前記1ビットデジタル/電流変換回
路に、前記第2の制御線を伝達する信号の反転信号がゲ
ートに入力されゲートの長さと幅との積が前記第2のス
イッチを構成するトランジスタのゲートの長さと幅との
積の1/2でありドレインが前記トランジスタのゲート
に接続されソースがドレインに短絡されたダミートラン
ジスタを設けることにより、前記第2のスイッチとして
のトランジスタがオフする際の電荷の移動を補償できる
ため、前記1ビットデジタル/電流変換回路は、より高
精度に電流を記憶・出力することができる。
【0033】本発明においては、電流記憶期間におい
て、各nビットデジタル/電流変換回路にあるn個の電
流を記憶する第1のトランジスタは、ゲート−ドレイン
間を短絡して飽和領域で動作しており、ゲートーソース
間電圧は、基準電流が安定して流れる電圧となってい
る。電流記憶期間の終了時に、ゲート−ドレイン間を短
絡しているスイッチをオフし、前記ゲート−ソース間電
圧を容量に保存する。この時、前記n個の第1のトラン
ジスタは、それぞれの電流能力に従い、基準電流を流す
ゲート−ソース間電圧を記憶するため、前記n個の第1
のトランジスタの電流能力ばらつきに関わらず、基準電
流を流すようなゲート−ソース間電圧を保持すること
で、電流を記憶する。駆動期間において、前記n個の電
流を記憶した第1のトランジスタは、画像デジタルデー
タに従い、前記n個の電流を記憶した第1のトランジス
タの夫々のドレインと前記デジタル/電流変換回路の出
力との間にあるn個のスイッチをオン/オフすること
で、記憶した電流を出力するか否かを決める。このよう
に出力された電流は、前記n個の電流を記憶したトラン
ジスタ自身より出力されるため、電流能力ばらつきの影
響のない、精度の高いものとなる。以上のような動作に
より、本発明のnビットデジタル/電流変換回路は、電
流比が0、1、2、・・・、2n−1となる精度の高い
電流を出力することが可能となる。この場合、nビット
デジタル/電流変換回路を構成するためには、n個の基
準電流源が必要となる。
【0034】また、前記ゲートがバイアスされた第2の
トランジスタを有する際には、前記第1のトランジスタ
と第2のトランジスタは、カスコード接続されており、
共に飽和領域で動作する場合、ドレイン電流のドレイン
電圧依存性を抑えることができるため、発光素子の特性
がばらついても、供給される電流のばらつきを抑えるこ
とができる。
【0035】本発明に係る第2の発光表示装置駆動用半
導体装置は、供給される電流によって輝度が決まる発光
素子が各画素に設けられた発光表示装置を駆動する発光
表示装置駆動用半導体装置において、1種の基準電流値
を記憶しnビットのデジタル画像データに基づいて前記
記憶された基準電流から前記発光素子の電流−輝度特性
に対応した2種の電流を生成して出力するnビットデ
ジタル/電流変換回路を前記発光表示装置に電流を出力
する出力端子毎に有することを特徴とする。
【0036】なお、前記nビットデジタル/電流変換回
路は、前記基準電流が流れる信号線と、夫々に前記デジ
タル画像データの1ビットが伝達されるn本のデータ線
と、制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソースが
前記第1の電圧供給線に接続された電流記憶用トランジ
スタと、互いにゲートが短絡されソースが第1の電圧供
給線に共通接続されたn個の電流出力用トランジスタ
と、前記電流出力用トランジスタのゲートと前記第2の
電圧供給線との間に接続された容量素子と、夫々前記n
個の電流出力用トランジスタのドレインと前記出力端子
との間に接続され前記データ線を伝達する信号のいずれ
かにより制御されるn個の出力制御用スイッチと、前記
電流記憶用トランジスタのドレインと前記信号線との間
に接続され前記制御線を伝達する信号により制御される
第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶用トランジ
スタのゲートと前記電流出力用トランジスタのゲートと
の間に接続され前記制御線を伝達する信号により制御さ
れる第2の記憶制御用スイッチと、を有し、前記n個の
電流出力用トランジスタの電流能力は、夫々最も低い電
流能力に対して順次2倍したものに設定されていてもよ
く、nビットデジタル/電流変換回路は、前記基準電流
が流れる信号線と、夫々に前記デジタル画像データの1
ビットが伝達されるn本のデータ線と、第1及び第2の
制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソースが前記
第1の電圧供給線に接続された電流記憶用トランジスタ
と、互いにゲートが短絡されソースが第1の電圧供給線
に共通接続されたn個の電流出力用トランジスタと、前
記電流出力用トランジスタのゲートと前記第2の電圧供
給線との間に接続された容量素子と、夫々前記n個の電
流出力用トランジスタのドレインと前記出力端子との間
に接続され前記データ線を伝達する信号のいずれかによ
り制御されるn個の出力制御用スイッチと、前記電流記
憶用トランジスタのドレインと前記信号線との間に接続
され前記第2の制御線を伝達する信号により制御される
第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶用トランジ
スタのゲートと前記電流出力用トランジスタのゲートと
の間に接続され前記第1の制御線を伝達する信号により
制御される第2の記憶制御用スイッチと、を有し、前記
n個の電流出力用トランジスタの電流能力は、夫々最も
低い電流能力に対して順次2倍したものに設定されてい
てもよい。
【0037】又は、前記電流記憶用トランジスタや前記
電流出力用トランジスタと前記第1の電圧供給線との間
に、夫々、ゲートがバイアスされたバイアストランジス
タを有しても良い。
【0038】また、前記出力制御用スイッチがオフの状
態で前記第1及び第2の記憶制御用スイッチがオン状態
のときに、前記電流記憶用トランジスタは、そのゲート
−ドレイン間が短絡されて飽和領域で動作し、その動作
が安定した段階における前記電流記憶用トランジスタの
ゲート−ソース間電圧は、前記基準電流をドレイン−ソ
ース間に流すために必要な電圧となり、その値は前記電
流記憶用トランジスタの電流能力に従い決定され、その
後前記第1及び第2の記憶制御用スイッチがオフ状態に
なると、前記容量素子に前記電流記憶用トランジスタの
ゲート−ソース間電圧が保持され、この保持されたゲー
ト−ソース間電圧に基づく基準電流から前記n個の電流
出力用トランジスタが夫々の電流能力に基づいた総計で
n種の電流を流すことができる状態となり、前記電流出
力用トランジスタが流すことができる電流を出力するか
否かが前記nビットのデジタル画像データによって決定
されてもよい。
【0039】更に、前記第2の記憶制御用スイッチは、
前記第1の記憶制御用スイッチがオフ状態になった後に
オフ状態になることが好ましい。
【0040】前記出力制御用スイッチ並びに第1及び第
2の記憶制御用スイッチがトランジスタから構成されて
いてもよい。
【0041】また、前記nビットデジタル/電流変換回
路は、前記第2の制御線を伝達する信号の反転信号がゲ
ートに入力されゲートの長さと幅との積が前記第1の記
憶制御用スイッチを構成するトランジスタのゲートの長
さと幅との積の1/2でありドレインが前記電流記憶用
トランジスタのゲートに接続されソースがドレインに短
絡されたダミートランジスタを有することが好ましい。
【0042】本発明は、近接領域にあるトランジスタの
電流能力ばらつきが小さい場合に用いることができる。
前記nビットデジタル/電流変換回路にある電流を記憶
するトランジスタは、上述の本発明に係わる第1の半導
体装置と同様な手段で電流を記憶する。ここで、前記電
流を記憶するトランジスタと、前記電流を出力するトラ
ンジスタとカレントミラー構成であり、電流能力比が
1:2:4:・・・:2 n−1であるn個の出力用トラ
ンジスタのうち、最も電流能力が大きいトランジスタと
の電流能力比を、1:1又は2:1のように、電流を記
憶するトランジスタを等しく、又は大きくすると、基準
電流値が大きくなり、基準電流が流れる配線負荷を充放
電する期間が短縮されるため、電流記憶期間を短くでき
る。この時、前記電流を記憶するトランジスタは、基準
電流が流れた状態のゲート−ソース電圧を記憶するた
め、電流能力のばらつきによらず、高い精度で電流を記
憶できる。よって、近接領域にあるトランジスタの電流
能力ばらつきが小さい場合、前記出力用トランジスタの
ドレインと前記nビットデジタル/電流変換回路の出力
との間にデジタル入力画像データに従ってオン/オフす
るn個のスイッチを手段として備えることで、電流比が
0、1、2、・・・、2n−1となる精度の高い電流を
出力することが可能となる。また、この場合、1つの基
準電流源でnビットデジタル/電流変換回路を構成で
き、必要な入力を少なくすることができる。
【0043】ここで、前記ゲートがバイアスされたバイ
アストランジスタを有する際には、前記電流記憶用トラ
ンジスタや前記電流出力用トランジスタと前記バイアス
トランジスタは、カスコード接続されており、共に飽和
領域で動作する場合、ドレイン電流のドレイン電圧依存
性を抑えることができるため、発光素子の特性がばらつ
いても、供給される電流のばらつきを抑えることができ
る。
【0044】本発明に係る第3の発光表示装置駆動用半
導体装置は、供給される電流によって輝度が決まる発光
素子が各画素に設けられた発光表示装置を駆動する発光
表示装置駆動用半導体装置において、前記発光素子の電
流−輝度特性に対応したk種の基準電流を記憶し前記記
憶されたk種の基準電流から(n−k)種の電流を生成
しこれらの電流の組み合わせからnビットのデジタル画
像データに基づいて2 種の電流を出力するnビットデ
ジタル/電流変換回路を前記発光表示装置に電流を出力
する出力端子毎に有することを特徴とする。
【0045】なお、前記nビットデジタル/電流変換回
路は、前記基準電流が流れるk本の信号線と、夫々に前
記デジタル画像データの1ビットが伝達されるn本のデ
ータ線と、制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソ
ースが前記第1の電圧供給線に接続されたk個の電流記
憶出力用トランジスタと、ゲートが前記k個の電流記憶
出力用トランジスタのうちのいずれか1つのゲートに短
絡された(n−k)個の電流出力用トランジスタと、前
記電流記憶出力用トランジスタのゲートと前記第2の電
圧供給線との間に接続された1又は複数の容量素子と、
夫々前記電流記憶出力用トランジスタ及び前記電流出力
用トランジスタのドレインと出力端子との間に接続され
前記データ線を伝達する信号のいずれかにより制御され
るn個の出力制御用スイッチと、前記電流記憶出力用ト
ランジスタのドレインと前記信号線との間に接続され前
記制御線を伝達する信号により制御されるk個の第1の
記憶制御用スイッチと、前記電流記憶出力用トランジス
タのゲートとドレインとの間に接続され前記制御線を伝
達する信号により制御されるk個の第2の記憶制御用ス
イッチと、を有し、前記各電流出力用トランジスタの電
流能力は、全ての前記電流記憶出力用トランジスタのそ
れよりも低く、前記電流出力用トランジスタ及び前記電
流記憶出力用トランジスタの電流能力は、夫々最も低い
電流能力に対して順次2倍したものに設定されていても
よく、前記nビットデジタル/電流変換回路は、前記基
準電流が流れるk本の信号線と、夫々に前記デジタル画
像データの1ビットが伝達されるn本のデータ線と、第
1及び第2の制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、
ソースが前記第1の電圧供給線に接続されたk個の電流
記憶出力用トランジスタと、ゲートが前記k個の電流記
憶出力用トランジスタのうちのいずれか1つのゲートに
短絡された(n−k)個の電流出力用トランジスタと、
前記電流記憶出力用トランジスタのゲートと前記第2の
電圧供給線との間に接続された1又は複数の容量素子
と、夫々前記電流記憶出力用トランジスタ及び前記電流
出力用トランジスタのドレインと出力端子との間に接続
され前記データ線を伝達する信号のいずれかにより制御
されるn個の出力制御用スイッチと、前記電流記憶出力
用トランジスタのドレインと前記信号線との間に接続さ
れ前記第2の制御線を伝達する信号により制御されるk
個の第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶出力用
トランジスタのゲートとドレインとの間に接続され前記
第1の制御線を伝達する信号により制御されるk個の第
2の記憶制御用スイッチと、を有し、前記各電流出力用
トランジスタの電流能力は、全ての前記電流記憶出力用
トランジスタのそれよりも低く、前記電流出力用トラン
ジスタ及び前記電流記憶出力用トランジスタの電流能力
は、夫々最も低い電流能力に対して順次2倍したものに
設定されていてもよい。
【0046】あるいは、前記電流記憶用トランジスタや
前記電流出力用トランジスタと前記第1の電圧供給線と
の間に、それぞれ、ゲートがバイアスされたバイアスト
ランジスタを有しても良い。
【0047】また、前記出力制御用スイッチがオフ状態
で前記第1及び第2の記憶制御用スイッチがオン状態の
ときに、前記電流記憶出力用トランジスタは、そのゲー
ト−ドレイン間が短絡されて飽和領域で動作し、その動
作が安定した段階における前記電流記憶出力用トランジ
スタのゲート−ソース間電圧は、前記基準電流をドレイ
ン−ソース間に流すために必要な電圧となり、その値は
前記電流かつ記憶出力用トランジスタの電流能力に従い
決定され、その後前記第1及び第2の記憶制御用スイッ
チがオフ状態になると、前記容量素子に前記電流記憶出
力用トランジスタのゲート−ソース間電圧が保持され、
この保持されたゲート−ソース間電圧に基づく基準電流
から前記電流出力用トランジスタ及び電流記憶かつ出力
用トランジスタが夫々の電流能力に基づいた総計でn種
の電流を流すことができる状態となり、前記電流出力用
トランジスタ及び電流記憶出力用トランジスタが流すこ
とができる電流を出力するか否かが前記nビットのデジ
タル画像データによって決定されてもよい。
【0048】更に、前記第2の記憶制御用スイッチは、
前記第1の記憶制御用スイッチがオフ状態になった後に
オフ状態になることが好ましい。
【0049】前記出力制御用スイッチ並びに第1及び第
2の記憶制御用スイッチがトランジスタから構成されて
いてもよい。
【0050】また、前記nビットデジタル/電流変換回
路は、前記第2の制御線を伝達する信号の反転信号がゲ
ートに入力されゲートの長さと幅との積が前記第1の記
憶制御用スイッチを構成するトランジスタのゲートの長
さと幅との積の1/2でありドレインが前記電流記憶か
つ出力用トランジスタのゲートに接続されソースがドレ
インに短絡されたダミートランジスタを有することが好
ましい。
【0051】本発明は、近接領域にあるトランジスタの
電流能力ばらつきがやや小さい場合に用いることができ
る。電流記憶期間において、nビットデジタル/電流変
換回路手段にある1乃至数個の前記電流記憶かつ出力用
トランジスタは、トランジスタと同数の基準電流を、上
述と同様な手段で記憶する。従って、前記電流を記憶す
る1〜数個のトランジスタは、高い精度の電流を出力で
きる。一方、前記電流を記憶かつ出力するトランジスタ
とカレントミラー構成である1〜数個の出力用トランジ
スタは、前記基準電流よりも低い電流を出力するように
することで、電流能力がばらついた場合でも、全体の中
での影響を小さくできる。以上のような構成により、電
流比が1:2:4:・・・:2n−1である電流を高い
精度で供給でき、前記電流を記憶かつ出力するトランジ
スタや前記出力用トランジスタのドレインと前記デジタ
ル/電流変換回路の出力との間にデジタル入力画像デー
タに従ってオン/オフするn個のスイッチを手段として
備えることで、電流比が0、1、2、・・・、2n−1
となる精度の高い電流を出力することが可能となる。ま
た、この場合、1乃至数個の基準電流源でデジタル/電
流変換回路を構成でき、外部からの入力を少なくするこ
とができる。
【0052】ここで、前記ゲートがバイアスされたバイ
アストランジスタを有する際には、前記電流記憶用トラ
ンジスタや前記電流出力用トランジスタと前記バイアス
トランジスタは、カスコード接続されており、共に飽和
領域で動作する場合、ドレイン電流のドレイン電圧依存
性を抑えることができるため、発光素子の特性がばらつ
いても、供給される電流のばらつきを抑えることができ
る。
【0053】本発明は、上述の第1から3のいずれかの
デジタル/電流変換回路手段を組み合わせて、nビット
デジタル/電流変換回路手段を構成することができる。
例えば、最も電流値の高いビットには第1の発明の前記
1ビットデジタル/電流変換回路を用い、それ以下のビ
ットには第2の発明の(n−1)ビットデジタル/電流
変換回路を用いることで、ばらつきの影響の大きい最も
電流値が高いビットの精度が高い一方、基準電流が2種
類であるnビットデジタル/電流変換回路を構成でき
る。
【0054】更に、本発明において、前記第1及び第2
の電圧供給線が共通の電源線とされていてもよい。
【0055】更にまた、前記出力端子の数がa、前記発
光表示装置の画素の発光色がb色である場合、基準電流
値はn×b種必要となるが、この時、電流記憶動作がa
/b回に分けて行われてもよく、1出力に相当するデジ
タル/電流変換回路が2個の前記nビットデジタル/電
流変換回路を有することで、任意のフレームにおいて、
一方を電流出力用回路とし、他方を電流記憶用回路と
し、電流の記憶は各フレーム内で同じ基準電流を用いて
a/b回に分けて行われ、フレーム毎に電流出力と電流
記憶との役割が入れ替えられることがより好ましい。1
フレームごとに枠割りを入れ替えることにより、発光表
示装置を駆動する期間の他に電流を記憶するための期間
を必要としない。よって、駆動する期間は、フレーム期
間全体と考えることができ、1ラインを駆動する1水平
期間を長く取ることができ、画素回路に高精度な電流を
駆動することが可能となる。上述の動作は、例えば、前
記1出力に相当するデジタル/電流変換回路が前記nビ
ットデジタル/電流変換回路を3個以上備えた場合で
も、同様である。また、電流出力と電流記憶の役割の入
れ替えを行うのは、複数フレーム毎でも良い。
【0056】本発明は、前記nビットデジタル/電流変
換回路のような電流出力回路から出力される電流が入力
されることで適当な電圧を出力するプリチャージ回路を
有し、前記プリチャージ回路は、前記発光表示装置が単
純マトリックス形式ならば前記発光素子と同等な負荷と
なり、前記発光表示装置がアクティブマトリックス方式
ならば画素回路と同等な負荷となる擬似負荷回路と、前
記擬似負荷回路に前記電流出力回路からの出力電流が流
れた場合の電圧を入力とするボルテージフォロワと、前
記電流出力回路の出力と前記擬似負荷回路との間に接続
された第1のプリチャージ用スイッチと、前記第1のプ
リチャージ用スイッチを制御する信号を伝達する第1の
プリチャージ用制御線と、前記電流出力回路の出力と前
記発光表示装置とを接続する第2のプリチャージ用スイ
ッチと、前記第2のプリチャージ用スイッチを制御し前
記第1のプリチャージ用スイッチを制御する信号の反転
信号を伝達する第2のプリチャージ用制御線と、前記ボ
ルテージフォロワの出力と前記発光表示装置の間に接続
され前記第1のプリチャージ用制御線を伝達する信号に
より制御される第3のスイッチと、を有することが好ま
しい。
【0057】更に、1水平期間の初期にプリチャージ動
作として前記擬似負荷回路に前記電流出力回路の出力電
流を供給し、その電圧をボルテージフォロワを介して前
記発光表示装置内の前記画素内の発光素子又は前記画素
回路に印加し、その後電流駆動動作として前記電流出力
回路の出力電流を直接前記発光表示装置内の前記画素内
の発光素子又は前記画素回路に供給することにより、前
記電流出力回路の出力電流が小さな場合でも、前記発光
表示装置内の配線負荷等を充放電のための時間が短縮す
ることができるため、前記発光表示装置内の前記画素内
の発光素子又は前記画素回路をより安定かつ高速、高精
度に駆動することができる。
【0058】更にまた、前記プリチャージ回路に、前記
ボルテージフォロワのオフセット電圧をキャンセルする
構成を設けることにより、前記ボルテージフォロワのオ
フセット電圧をキャンセルする動作を、前記電流駆動動
作時に行うことで、余分な時間が必要ない上に、前記電
流を記憶・出力する回路の出力電流を前記擬似負荷回路
に供給した場合と実際の前記発光表示装置内の画素(回
路)に供給した場合の差が小さくなるため、前記発光表
示装置内の前記画素内の発光素子又は前記画素回路を、
より安定かつ高速、高精度に駆動することができる。
【0059】プリチャージ回路を設けることにより、前
記擬似の画素(回路)は、前記デジタル/電流変換回路
の近くにあるため、その間の配線負荷は小さく、出力さ
れる電流が小さい場合でも、前記擬似の画素(回路)
は、出力された電流を短い時間で安定に流すようにな
る。前記擬似の画素(回路)に電流が安定に流れている
状態でのゲート電圧をボルテージフォロワに入力し、前
記ボルテージフォロワの出力を発光表示装置のデータ線
に接続することで、前記電流出力回路の出力電流が、前
記表示部内の画素(回路)に安定に流れている状態の電
圧に近い電圧が、前記信号線や前記表示部内の画素(回
路)に印加される。以上のようなプリチャージ動作は、
定電流で前記データ線の負荷を充放電するのに比べ、高
速に行うことが可能である。プリチャージ動作により前
記データ線と前記表示部内の画素(回路)の電圧が安定
した後、前記電流出力回路と前記擬似の画素(回路)を
切り離し、前記電流出力回路から直接前記データ線に電
流を出力する。この場合、前記電流出力回路の出力であ
る定電流による前記データ線の負荷や前記表示部内の画
素(回路)の充放電は、既にプリチャージが行われてい
るため、わずかに行うだけでよく、また、プリチャージ
前の前記信号線の負荷や前記表示部内の画素(回路)の
電圧などから影響を受けない。更に、駆動時間を短くす
ることができる。従って、以上のような2段階の駆動動
作を行うことで、駆動前の発光表示部内の配線負荷や画
素(回路)の負荷の電圧の影響を受けずに、安定、高速
かつ高精度に画素(回路)を電流駆動することが可能と
なる。
【0060】本発明に係る発光表示装置駆動用半導体装
置は、出力ごとに、基準電流を記憶し、nビットデジタ
ルデータに従って2種の電流を出力する前記nビット
デジタル/電流変換回路を1つ又は複数備え、かつ、前
記nビットデジタル/電流変換回路が電流の出力又は記
憶動作を行うかにより、nビットデータラッチと、前記
nビットデータラッチからのデータを前記nビットデジ
タル/電流変換回路に伝えるか否かを行うデータセレク
タを備え、更に、装置全体として、前記基準電流を記憶
する動作と同期した走査信号を出力する電流記憶用シフ
トレジスタを備える。更にまた、前記発光表示装置駆動
用半導体装置は、出力ごとに前記プリチャージ回路を有
する。更に、前記発光表示装置駆動用半導体装置は、外
部から入力される入力されるnビットデジタルデータを
データ保持用シフトレジスタの走査信号に同期して保持
するnビットデータレジスタを出力ごとに備え、装置全
体として、前記データ保持用シフトレジスタを備える。
また、1水平期間において前記nビットデジタル/電流
回路又は前記プリチャージ回路の出力を、発光表示装置
の複数のデータ線にセレクタ信号に従って順々に接続で
きる出力セレクタ回路をさらに備えることで、前記発光
表示装置駆動用半導体装置は、より少ない回路規模で、
発光表示装置を駆動することができる。
【0061】なお、前記基準電流を生成する回路と共に
1つのチップに集積されていてもよい。さらに、トラン
ジスタが薄膜トランジスタで構成されても良い。
【0062】本発明に係る発光表示装置は、前記発光素
子と同じ基板に形成され前記基準電流を生成する回路と
共に1つのチップに集積された上述のいずれかの発光表
示装置駆動用半導体装置を有することを特徴とする。
【0063】特に、前記発光素子と発光表示装置駆動用
半導体装置が同じ基板に形成された場合には、前記プリ
チャージ回路内の擬似負荷(回路)は、表示装置の画素
内の負荷(回路)と同一のサイズ、形状で構成できるた
め、得られるプリチャージ電圧の精度を高くすることが
できる。この時、上述のプリチャージ動作と電流出力動
作を組み合わせた駆動法は、より安定、高速かつ高精度
に駆動することができる。
【0064】本発明の発光表示装置駆動用半導体装置及
び発光表示装置は、前述の通り、発光素子の代わりに電
流負荷素子で構成される、より一般的な、電流負荷素子
や電流負荷デバイスを駆動するための半導体装置や電流
負荷デバイスにも適用できる。
【0065】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る電流負荷デ
バイス用半導体装置について、上述と同様に発光表示装
置用半導体装置を例にとり、添付の図面を参照して具体
的に説明する。なお、以下の説明において、同じ構成要
素で順序が設定されている場合は、アンダーバー及び数
字を付して示し、個々に注目する場合には、アンダーバ
ー及び数字を付さずに示している。
【0066】図1は本発明の第1の実施例に係る発光表
示装置用半導体装置の構成を示すブロック図である。第
1の実施例には、デジタル/電流(D/I)変換部21
0が設けられており、このD/I変換部210に、発光
表示装置への出力数(3×n)分の1出力D/I変換部
230、及び3出力毎に設けられたn個のフリップフロ
ップ(F/F)290_1乃至290_nから構成され
たシフトレジスタが設けられている。シフトレジスタに
は、電流を記憶するタイミング制御のためのスタート信
号IST、クロック信号ICL、及びこのクロック信号
ICLの反転信号ICLBが入力される。また、1出力
D/I変換部230には、各出力のデジタル画像データ
D0乃至D2が入力され、参照するための基準電流IR
0乃至IR2、IG0乃至IG2、IB0乃至IB2の
いずれかがそれに割り当てられた発光色に応じて入力さ
れる。また、基準電流は、発光色が赤、青、緑である夫
々の発光素子の電流−輝度特性にあった電流値であり、
基準電流IR0の電流値ir0は発光色が赤の発光素子
の1階調目に対応し、基準電流IR1の電流値ir1は
発光色が赤の発光素子の2階調目に対応し、基準電流I
R2の電流値ir2は発光色が赤の4階調目に対応す
る。同様に、基準電流IG0乃至IG2の電流値は、夫
々発光色が緑の1階調目、2階調目、4階調目に対応
し、基準電流IB0乃至IB2は、夫々発光色が青の1
階調目、2階調目、4階調目に対応する。1個のF/F
290と、このF/F290から出力された信号MSW
が入力される3個の1出力D/I変換部230とから1
個のRGB D/I変換部220が構成されている。
【0067】図2は1出力D/I変換部230の構成を
示すブロック図である。1出力D/I変換部230は3
個の1ビットD/I変換部231から構成されている。
これらの1ビットD/I変換部231には、夫々画像デ
ータD0及び基準電流I0の組み合わせ、画像データD
1及び基準電流I1の組み合わせ、画像データD2及び
基準電流I2の組み合わせのいずれかが入力されると共
に、F/Fの出力信号である信号MSWが入力される。
なお、基準電流I0乃至I2は、基準電流IR0乃至I
R2の組み合わせ、基準電流IG0乃至IG2の組み合
わせ、基準電流IB0乃至IB2の組み合わせのいずれ
かに対応する。つまり、赤(R)表示用の1出力D/I
変換部230において、デジタル階調データD0が入力
される1ビットD/I変換部231に供給される基準電
流は、赤表示用の発光素子の1階調目の輝度に対応する
基準電流IR0である。また、デジタル階調データD1
が入力される1ビットD/I変換部231に供給される
基準電流は、赤表示用の発光素子の2階調目の輝度に対
応する基準電流IR1であり、デジタル階調データD2
が入力される1ビットD/I変換部231に供給される
基準電流は、赤表示用の発光素子の4階調目の輝度に対
応する基準電流IR2である。但し、発光素子の電流−
輝度特性が比例関係を有するので、ir1=2×ir0
及びir2=4×ir0の関係が成り立つ。同様に、緑
(G)表示用又は青(B)表示用の1出力D/I変換部
230に設けられている1ビットD/I変換部231で
あって、階調データD0、D1、D2が入力されるもの
には、夫々基準電流IG0又はIB0、基準電流IG1
又はIB1、基準電流IG2又はIB2が入力される。
【0068】図3は1ビットD/I変換部231の構成
を示すブロック図である。1ビットD/I変換部231
には、電流記憶・出力用のトランジスタNチャネル薄膜
トランジスタ(TFT)T1、スイッチSW1乃至SW
3及び容量素子C1が設けられている。スイッチSW1
はTFTT1のドレインに接続されており、階調データ
D*により制御される。スイッチSW1の他端から、出
力電流Ioutが出力される。スイッチSW2は、スイ
ッチSW1とTFTT1との接点と、容量素子C1の一
端及びTFTT1のゲートとの間に接続されており、信
号MSWにより制御される。スイッチSW3の一端は基
準電流I*が供給される信号線に接続され、その他端は
スイッチSW1とTFTT1との接点と容量素子C1の
一端との間に接続されており、信号MSWにより制御さ
れる。また、TFTT1のソース及び容量素子C1の他
端は、例えば接地されているが、動作上問題がない場合
には、接地電圧GNDよりも高い電圧が供給されてもよ
い。なお、階調データD*及び基準電流I*は、階調デ
ータD0及び基準電流I0、階調データD1及び基準電
流I1、階調データD2及び基準電流I2のいずれかに
相当する。
【0069】次に、上述のように構成された第1の実施
例に係る発光表示装置用半導体装置の動作について説明
する。図4は本発明の第1の実施例に係る発光表示装置
用半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。
図4中のY_1及びY_2は、夫々垂直走査回路300
(図35参照)の第1行目、第2行目の出力信号を示
し、D0、D1、D2は3ビットデジタル画像データ
(階調データ)を示し、Ioutは1出力D/I変換部
230の出力信号を示し、ISTはn個のフリップフロ
ップ290から構成されるシフトレジスタのスタート信
号を示し、ICLはシフトレジスタのクロック信号を示
し、MSW_1、MSW_2は、夫々シフトレジスタの
第1段目、第2段目の出力信号を示す。
【0070】表示部400(図35参照)を垂直走査し
始めてから、次の垂直走査が始まるまでを1フレームと
する。1フレームは、電流駆動期間(第1の動作期間)
及び電流記憶期間(第2の動作期間)から構成される。
【0071】先ず、電流記憶期間(第2の動作期間)に
ついて説明する。電流記憶期間において、各1ビットD
/I変換部231は夫々に基準電流源から供給された基
準電流を記憶する。ここで、本期間においては、全デジ
タル階調データをロウレベルとし、1ビットD/I変換
部231のスイッチSW1は、オフである。
【0072】電流記憶期間の開始と共に、スタート信号
ISTとしてパルス信号が第1段目のF/F290_1
に入力され、このパルス信号の入力と同時に、クロック
信号ICL及びクロック反転信号ICLBがF/F29
0_1に入力されることで、n個のF/F290から構
成されるシフトレジスタが動作し始める。第1段目のF
/F290_1の出力信号MSW_1がハイレベルにな
ると、この出力信号MSW_1が入力される1出力D/
I変換部230に設けられた各1ビットD/I変換部2
31のスイッチSW2及びSW3がオンとなる。スイッ
チSW2及びSW3がオンになると、その1ビットD/
I変換部231内の電流記憶・出力用TFTT1は、そ
のゲート−ドレイン間がショートされるため、飽和領域
で動作する。そして、本動作が安定した状態では、TF
TT1のドレイン−ソース間に基準電流源からの基準電
流が流れるように、TFTT1の電流能力に合わせてそ
のゲート電圧が設定される。
【0073】安定状態になった後に、信号MSW_1が
ロウレベルになると共に、第2段目のF/Fの出力信号
MSW_2がハイレベルになると、F/F290_1が
設けられたRGB D/I変換部220内の各1ビット
D/I変換部231のスイッチSW2及びSW3がオフ
になる。この時、F/F290_1が設けられたRGB
D/I変換部220内のTFTT1のゲート電圧は、
容量素子C1によって基準電流が流れるような電圧に保
持される。この結果、TFTT1には、夫々の電流能力
に関わらず、基準電流が記憶される。このような、信号
MSWがハイレベルとなっている期間を、そのRGB
D/I変換部220における3出力電流記憶期間とす
る。一方、第2段目のF/Fが設けられたRGB D/
I変換部220内の各スイッチSW2及びSW3はオン
となり、安定した状態では、TFTT1のドレイン−ソ
ース間に基準電流が流れるように飽和領域で動作し、そ
の基準電流が流れるように、TFTT1の電流能力に合
わせてゲート電圧が設定される。
【0074】電流記憶期間では、上述のような3出力電
流記憶期間が、全てのRGB D/I変換部220につ
いて繰り返され、全ての1出力D/I変換部230に基
準電流が記憶される。
【0075】次に、電流駆動期間(第1の動作期間)に
ついて説明する。電流駆動期間において、垂直走査回路
300が1行ずつ制御線(走査線)を選択していく。図
4には、第1行目、第2行目の出力である走査パルスY
_1及びY_2を示している。
【0076】走査パルスY_1がハイレベルになると、
第1行目の制御線が選択され、これに同期して出力数分
の第1行目の3ビットデジタル階調データD0乃至D2
が出力毎に1出力D/I変換部230に入力される。デ
ジタル階調データD0乃至D2が入力されると、これら
のレベル(ハイレベル(H)/ロウレベル(L))に応
じて1ビットD/I変換部231内のスイッチSW1の
オン/オフが制御され、直前のフレームの電流駆動期間
でTFTT1に記憶されていた電流が出力される。下記
表1に入力デジタル階調データD0乃至D2と階調(出
力電流値)との関係を示す。
【0077】
【表1】
【0078】表1に示すように、出力電流値は、0から
7×i0まで、入力されるデジタル階調データによっ
て、調整することができる。また、電流記憶期間(第2
の動作期間)でTFTT1の電流能力に合わせて、基準
電流源と同等な電流が流れるようにゲート電圧が設定さ
れ、同じTFTT1を使用して電流が出力されているた
め、電流能力のばらつきに関係なく、出力電流のばらつ
きは小さく、高い精度が得られる。
【0079】一方、電流駆動期間(第1の動作期間)で
は、シフトレジスタは動作せず、全てのスイッチSW2
及びSW3は常にオフのままである。
【0080】そして、以上のような動作を各フレームに
ついて繰り返すことにより、表示部400において階調
データD0乃至D2に応じた表示が行われ、その際、高
精度な電流が画素回路に供給される。
【0081】このような第1の実施例によれば、図38
(a)に示すようなPチャネルTFTを有する発光表示
装置に対し、高速かつ高い精度で電流を供給することが
できる。
【0082】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。第2の実施例は、第1の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(b)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図5は本発明の第2の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【0083】第2の実施例における1ビットD/I変換
部231aには、第1の実施例におけるNチャネルTF
TT1に代わってPチャネルTFTT2が設けられてお
り、そのソース及び容量素子C1の一端に電源電位VD
が供給される。電圧VDは、電圧VELと同程度か、又
は低い電圧で、動作に問題がないレベルとする。
【0084】第1の実施例は、図38(a)に示すよう
な画素回路の電流を流すトランジスタがPチャネルTF
Tである場合に適用可能なものであるが、第2の実施例
は、図38(b)に示すようなNチャネルTFTに適用
可能である。つまり、画素回路内のTFTがPチャネル
TFTである場合には、そのソース電圧は電圧VELで
あるが、NチャネルTFTとした場合には、そのソース
電圧を接地レベルGNDにする必要があり、本実施例は
これに対応することができる。
【0085】なお、第2の実施例の動作は、出力電流の
極性が変わることを除き、第1の実施例と同様であり、
同様の効果が得られる。
【0086】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。第3の実施例は、第1の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(a)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図6は本発明の第3の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【0087】第3の実施例における1ビットD/I変換
部231bにおいては、容量素子C1の一端に接地電位
GNDではなく、適当な安定電圧VBが供給される。
【0088】第3の実施例の動作は、第1の実施例と同
様であり、同様の効果が得られる。このことは、容量素
子C1に供給される電圧は、安定したものであれば、ど
のような電圧でも良いことを示している。
【0089】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。第4の実施例は、第1の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(b)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図7は本発明の第4の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【0090】第4の実施例における1ビットD/I変換
部231cにおいては、第3の実施例と同様に、容量素
子C1の一端に接地電位GNDではなく、適当な安定電
圧VBが供給される。また、第2の実施例と同様に、第
1の実施例におけるNチャネルTFTT1に代わってP
チャネルTFTT2が設けられており、そのソース及び
容量素子C1の一端に電源電位VDが供給される。
【0091】このように、第4の実施例は第2の実施例
に第3の実施例を適用したようなものであり、第3の実
施例と同様に、容量素子C1に供給される電圧は、安定
したものであれば、どのような電圧でも良いことを示し
ている。
【0092】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。第5の実施例は、第1の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(a)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図8は本発明の第5の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【0093】第5の実施例における1ビットD/I変換
部231dには、第1の実施例におけるスイッチSW1
乃至SW3に代わって、夫々NチャネルトランジスタT
11乃至T13が設けられている。
【0094】このような第5の実施例によっても、図4
に示すタイミングチャートに基づいて第1の実施例と同
様の動作が行われ、同様の効果が得られる。なお、Nチ
ャネルトランジスタT11乃至T13の代わりにPチャ
ネルトランジスタを使用することもできる。この場合に
は、タイミングチャートは、F/Fの出力信号を図4に
示すものを反転したものとすればよい。
【0095】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。第6の実施例は、第1の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(b)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図9は本発明の第6の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【0096】第6の実施例における1ビットD/I変換
部231eには、第2の実施例におけるスイッチSW1
乃至SW3に代わって、夫々NチャネルトランジスタT
11乃至T13が設けられている。
【0097】このような第6の実施例によっても、図4
に示すタイミングチャートに基づいて第2の実施例と同
様の動作が行われ、同様の効果が得られる。なお、Nチ
ャネルトランジスタT11乃至T13の代わりにPチャ
ネルトランジスタを使用することもできる。この場合に
は、タイミングチャートは、F/Fの出力信号を図4に
示すものを反転したものとすればよい。
【0098】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。第7の実施例は、例えば図38(a)に示す画素
回路に対して適用されるものである。図10は本発明の
第7の実施例に係る発光表示装置用半導体装置の構成を
示すブロック図である。
【0099】第7の実施例には、D/I変換部210a
が設けられており、このD/I変換部210aに、発光
表示装置への出力数(3×n)分の1出力D/I変換部
230a、及び3出力毎に設けられたn個のフリップフ
ロップ(F/F)290a_1乃至290a_nから構
成されたシフトレジスタが設けられている。シフトレジ
スタには、電流を記憶するタイミング制御のためのスタ
ート信号IST、クロック信号ICL、このクロック信
号ICLの反転信号ICLB、及び電流記憶タイミング
信号ITが入力される。また、1出力D/I変換部23
0aには、各出力のデジタル画像データD0乃至D2が
入力され、参照するための基準電流IR0乃至IR2、
IG0乃至IG2、IB0乃至IB2のいずれかがそれ
に割り当てられた発光色に応じて入力される。1個のF
/F290aと、このF/F290aから出力された信
号MSW1及びMSW2が入力される3個の1出力D/
I変換部230aとから1個のRGB D/I変換部2
20aが構成されている。
【0100】図11は1出力D/I変換部230aの構
成を示すブロック図である。1出力D/I変換部230
aは3個の1ビットD/I変換部231fから構成され
ている。これらの1ビットD/I変換部231fには、
夫々画像データD0及び基準電流I0の組み合わせ、画
像データD1及び基準電流I1の組み合わせ、画像デー
タD2及び基準電流I2の組み合わせのいずれかが入力
されると共に、F/Fの出力信号である信号MSW1及
びMSW2が入力される。
【0101】図12は1ビットD/I変換部231fの
構成を示すブロック図である。1ビットD/I変換部2
31fには、第5の実施例と同様に、電流記憶・出力用
のトランジスタNチャネルTFTT1、Nチャネルトラ
ンジスタT11乃至T13及び容量素子C1が設けられ
ている。トランジスタT11、T12、T13のゲート
には、夫々階調データD0、信号MSW2、信号MSW
1が入力され、各トランジスタはこれらの信号により制
御される。
【0102】次に、上述のように構成された第7の実施
例に係る発光表示装置用半導体装置の動作について説明
する。図13は本発明の第7の実施例に係る発光表示装
置用半導体装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0103】本実施例においては、図13に示すよう
に、電流記憶期間において、信号MSW1は、第1の実
施例における信号MSWと同様に変化する。また、電流
記憶タイミング信号ITは、いずれかの信号MSW1の
立ち上がりに同期して立ち上がり、その信号MSW1よ
りも早いタイミングで立ち下がる。そして、信号MSW
2は、信号MSW1と同じタイミングで立ち上がり、電
流記憶タイミング信号ITの立ち下がりに同期して立ち
下がる。信号MSW2が立ち上がっている期間を、その
RGB D/I変換部220aにおける3出力電流記憶
期間とする。
【0104】このような第7の実施例では、1ビットD
/I変換部231fは、3出力電流記憶期間終了時にト
ランジスタT12のみがオフし、その後トランジスタT
13がオフする。従って、ドレイン−ソース間に基準電
流を安定に流している状態のTFTT1のゲート電圧
は、トランジスタT13がオフする際のノイズの影響を
受けず、より正確に保持される。このため、本実施例
は、第5の実施例と比してより一層精度の高い電流を供
給することができる。
【0105】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。第8の実施例は、第7の実施例における1ビット
D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば図3
8(b)に示す画素回路に対して適用されるものであ
る。図14は本発明の第8の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【0106】第8の実施例における1ビットD/I変換
部231gには、第7の実施例におけるNチャネルTF
TT1の代わってPチャネルTFTT2が設けられてお
り、そのソース及び容量素子C1の一端に電源電位VD
が供給される。
【0107】なお、第8の実施例の動作は、出力電流の
極性が変わることを除き、第7の実施例と同様であり、
同様の効果が得られる。例えば第6の実施例と比してよ
り一層精度の高い電流を供給することができる。
【0108】次に、本発明の第9の実施例について説明
する。第9の実施例は、例えば図38(a)に示す画素
回路に対して適用されるものである。図15は本発明の
第9の実施例に係る発光表示装置用半導体装置の構成を
示すブロック図である。
【0109】第9の実施例には、D/I変換部210b
が設けられており、このD/I変換部210bに、発光
表示装置への出力数(3×n)分の1出力D/I変換部
230b、及び3出力毎に設けられたn個のフリップフ
ロップ(F/F)290b_1乃至290b_nから構
成されたシフトレジスタが設けられている。シフトレジ
スタには、電流を記憶するタイミング制御のためのスタ
ート信号IST、クロック信号ICL、このクロック信
号ICLの反転信号ICLB、及び電流記憶タイミング
信号ITが入力される。また、1出力D/I変換部23
0bには、各出力のデジタル画像データD0乃至D2が
入力され、参照するための基準電流IR0乃至IR2、
IG0乃至IG2、IB0乃至IB2のいずれかがそれ
に割り当てられた発光色に応じて入力される。1個のF
/F290bと、このF/F290bから出力された信
号MSW1、MSW2及びMSW2Bが入力される3個
の1出力D/I変換部230bとから1個のRGB D
/I変換部220bが構成されている。なお、信号MS
W2Bは信号MSW2の反転信号である。
【0110】図16は1出力D/I変換部230bの構
成を示すブロック図である。1出力D/I変換部230
bは3個の1ビットD/I変換部231hから構成され
ている。これらの1ビットD/I変換部231hには、
夫々画像データD0及び基準電流I0の組み合わせ、画
像データD1及び基準電流I1の組み合わせ、画像デー
タD2及び基準電流I2の組み合わせのいずれかが入力
されると共に、F/Fの出力信号である信号MSW1、
MSW2及びMSW2Bが入力される。
【0111】図17は1ビットD/I変換部231hの
構成を示すブロック図である。1ビットD/I変換部2
31hには、第7の実施例と同様に、電流記憶・出力用
のトランジスタNチャネルTFTT1、Nチャネルトラ
ンジスタT11乃至T13及び容量素子C1が設けられ
ている。トランジスタT11、T12、T13のゲート
には、夫々階調データD0、信号MSW2、信号MSW
1が入力され、各トランジスタはこれらの信号により制
御される。また、本実施例においては、Nチャネルトラ
ンジスタT12と容量素子C1の一端との間にNチャネ
ルトランジスタT14が接続されている。Nチャネルト
ランジスタ14のソース及びドレインは、互いに短絡さ
れており、そのゲートには信号MSW2Bが入力され
る。そして、TFTT1のゲートは、Nチャネルトラン
ジスタ14のドレインと容量素子C1の一端との接点に
接続されている。また、トランジスタT14のトランジ
スタ長Lとトランジスタ幅Wとの積は、トランジスタT
12のトランジスタ長Lとトランジスタ幅Wとの積の半
分である。
【0112】このように構成された第9の実施例に係る
発光表示装置用半導体装置は、第7の実施例と同様に、
図13に示すタイミングチャートに基づいて動作する。
但し、信号MSW2Bの波形は、信号MSW2の波形を
反転させたものである。
【0113】従って、1ビットD/I変換部231h
は、3出力電流記憶期間終了時にトランジスタT12が
オフすると同時にトランジスタT14がオンし、これに
遅れてトランジスタT13がオフする。このため、ドレ
イン−ソース間に基準電流を安定に流している状態のT
FTT1のゲート電圧は、トランジスタT13がオフす
る際のノイズの影響を受けず、また、トランジスタT1
2がオフする際に生じる電荷の移動もトランジスタT1
4のオンにより吸収され、より一層正確に保持される。
このように、本実施例は、第7の実施例と比してより一
層精度の高い電流を供給することができる。
【0114】次に、本発明の第10の実施例について説
明する。第10の実施例は、第9の実施例における1ビ
ットD/I変換部の構成を変更したものであり、例えば
図38(b)に示す画素回路に対して適用されるもので
ある。図18は本発明の第10の実施例における1ビッ
トD/I変換部の構成を示すブロック図である。
【0115】第10の実施例における1ビットD/I変
換部231iには、第9の実施例におけるNチャネルT
FTT1の代わってPチャネルTFTT2が設けられて
おり、そのソース及び容量素子C1の一端に電源電位V
Dが供給される。
【0116】なお、第10の実施例の動作は、出力電流
の極性が変わることを除き、第9の実施例と同様であ
り、同様の効果が得られる。例えば第8の実施例と比し
てより一層精度の高い電流を供給することができる。
【0117】次に、本発明の第11の実施例について説
明する。第11の実施例は、第1の実施例における1ビ
ットD/I変換部の構成を変更したものであり、例えば
図38(a)に示す画素回路に対して適用されるもので
ある。図30は本発明の第11の実施例における1ビッ
トD/I変換部の構成を示すブロック図である。
【0118】第11の実施例における1ビットD/I変
換部231jにおいては、SW2の両端が、それぞれ、
スイッチSW1とTFT1の接点とTFTT1のゲート
に接続されるのではなく、基準電流I*が供給される信
号線とTFTT1のゲートに接続されている。
【0119】第11の実施例の動作は、第1の実施例と
同様であり、同様の効果が得られる。また第1の実施例
に対する第2乃至第10の実施例のような変更を行うこ
とができる。
【0120】次に、本発明の第12の実施例について説
明する。第12の実施例は、第1の実施例における1ビ
ットD/I変換部の構成を変更したものであり、例えば
図38(a)に示す画素回路に対して適用されるもので
ある。図31は本発明の第12の実施例における1ビッ
トD/I変換部の構成を示すブロック図である。
【0121】第12の実施例における1ビットD/I変
換部231kにおいては、TFTT1とGND線の間に
TFTT15が追加され、TFT15のゲートには適当
な電圧VS1が印加されている。
【0122】第12の実施例の動作は、第1の実施例と
同様であり、同様の効果が得られる。また実施例は、追
加されたTFTT15とTFTT1がカスコード接続さ
れているため、TFT1の飽和領域におけるドレイン電
流のドレイン電圧依存性が平坦化され、出力電流Iou
tの精度を高めることが可能となる。されに本実施例
は、第1の実施例に対する第2乃至第10の実施例のよ
うな変更を行うことができる。
【0123】次に、本発明の第13の実施例について説
明する。第11の実施例は、例えば図38(a)に示す
画素回路に対して適用されるものであり、近接領域の電
流能力ばらつきが小さい場合に使用することができる。
図19は本発明の第13の実施例に係る発光表示装置用
半導体装置の構成を示すブロック図である。
【0124】第13の実施例には、D/I変換部210
cが設けられており、このD/I変換部210cに、発
光表示装置への出力数(3×n)分の1出力D/I変換
部230c、及び3出力毎に設けられたn個のフリップ
フロップ(F/F)290_1乃至290_nから構成
されたシフトレジスタが設けられている。シフトレジス
タには、電流を記憶するタイミング制御のためのスター
ト信号IST、クロック信号ICL、及びこのクロック
信号ICLの反転信号ICLBが入力される。また、1
出力D/I変換部230cには、各出力のデジタル画像
データD0乃至D2が入力され、参照するための基準電
流IR2、IG2、IB2のいずれかがそれに割り当て
られた発光色に応じて入力される。1個のF/F290
と、このF/F290から出力された信号MSWが入力
される3個の1出力D/I変換部230cとから1個の
RGB D/I変換部220cが構成されている。
【0125】なお、基準電流の電流値は、発光色が赤、
青、緑である夫々の電流輝度特性に合わせており、基準
電流IR2の電流値ir2は発光色が赤の4階調目に対
応し、基準電流IG2の電流値ig2は発光色が緑の4
階調目に対応し、基準電流IB2の電流値ib2は、発
光色が青の4階調目に対応している。つまり、赤(R)
表示用の1出力D/I変換部230cに供給される基準
電流は赤表示用の発光素子の4階調目の輝度に対応する
基準電流IR2である。但し、発光素子の電流−輝度特
性が比例関係を有するので、1階調目に対応する電流値
をir0とすると、ir2=4×ir0となる。同様
に、緑(G)表示用又は青(B)表示用の1出力D/I
変換部230cには、夫々基準電流IG2又はIB2が
入力される。従って、本実施例では、入力される基準電
流の最小値は、第1の実施例の4倍となる。なお、基準
電流を4階調目に対応させた理由は、後述のように、1
出力D/I変換部230cに設けられる電流を記憶する
NチャネルTFTT23の電流能力と、4階調目に相当
する電流を出力するNチャネルTFTT22の電流能力
とを等しくなるように設計したためである。
【0126】図20は1出力D/I変換部230cの構
成を示すブロック図である。1出力D/I変換部230
cには、信号MSWにより制御されその一端に基準電流
I*が供給されるスイッチSW23aが設けられてい
る。スイッチ23aの他端には、NチャネルTFTT2
3のドレイン及びゲートが共通接続されている。TFT
T23のソースは接地されている。NチャネルTFTT
23のドレイン及びゲートに、信号MSWにより制御さ
れるスイッチSW23bの一端が接続され、他端にNチ
ャネルTFTT20乃至T22のゲート及び容量素子C
2の一端が共通接続されている。TFTT20乃至T2
2のソース及び容量素子C2の他端は接地されている。
TFTT20、T21、T22のドレインには、夫々階
調データD0、D1、D2により制御されるスイッチS
W20、SW21、SW22が接続されており、これら
のスイッチSW20乃至SW22の他端が共通接続され
ている。この共通接続点から、出力電流Ioutが出力
される。なお、TFTT20、T21、T22の電流能
力比は1:2:4となっている。また、TFTT22の
電流能力とTFTT23の電流能力とは、互いに同じに
なるように設計する。なお、動作上問題がない場合に
は、TFTT20乃至T23のソース及び容量素子C2
の一端には接地電位GNDではなく、接地電位GNDよ
りも高い電圧が供給されても良い。例えば容量素子C2
のみが異なる信号線に接続されていてもよい。
【0127】このように構成された第13の実施例に係
る発光表示装置用半導体装置は、第1の実施例と同様
に、図4に示すタイミングチャートに基づいて動作す
る。
【0128】第13の実施例における電流記憶期間(第
2の動作期間)において、各1出力D/I変換部230
cは夫々に基準電流源から供給された基準電流(IR
2、IG2又はIB2のいずれか)を記憶する。ここ
で、本期間においては、全デジタル階調データをロウレ
ベルとし、1出力D/I変換部230cのスイッチSW
20乃至SW22は、オフである。
【0129】電流記憶期間の開始と共に、スタート信号
ISTとしてパルス信号が第1段目のF/F290_1
に入力され、このパルス信号の入力と同時に、クロック
信号ICL及びクロック反転信号ICLBがF/F29
0_1に入力されることで、n個のF/F290から構
成されるシフトレジスタが動作し始める。第1段目のF
/F290_1の出力信号MSW_1がハイレベルにな
ると、このF/F290_1が設けられているRGB
D/I変換部220c内の1出力D/I変換部230c
に設けられているスイッチSW23a及びSW23bが
オンとなる。スイッチSW23a及びSW23bがオン
となると、1出力D/I変換部230cの電流記憶用T
FTT23は、そのゲート−ドレイン間がショートされ
ているため、飽和領域で動作する。その後、安定状態に
なると、TFTT23のドレイン−ソース間に基準電流
源からの基準電流が流れるように、TFTT23の電流
能力に合わせてそのゲート電圧が設定される。
【0130】安定状態になった後に、信号MSW_1が
ロウレベルになると共に、第2段目のF/Fの出力信号
MSW_2がハイレベルになると、F/F290_1が
設けられたRGB D/I変換部220c内の1出力D
/I変換部230cのスイッチSW23a及びSW23
bがオフになる。この時、F/F290_1が設けられ
たRGB D/I変換部220c内の1出力D/I変換
部230cの容量素子C2によって、TFTT23が基
準電流を流すような電圧が保持される。容量素子C2の
一端は、出力用TFTT20乃至T22のゲートに接続
されているので、出力用TFTT20乃至T22は、T
FTT23に対する夫々の電流能力比に対応して、夫々
1階調目に対応する電流、2階調目に対応する電流、4
階調目に対応する電流を流すことができる。このよう
な、信号MSWがハイレベルとなっている期間を、その
RGB D/I変換部220cにおける3出力電流記憶
期間とする。一方、第2段目のF/Fが設けられたRG
B D/I変換部220c内のスイッチSW23a及び
SW23bはオンとなり、安定した状態では、TFTT
23のドレイン−ソース間に基準電流が流れるように飽
和領域で動作し、その基準電流が流れるように、TFT
T23の電流能力に合わせてゲート電圧が設定される。
【0131】電流記憶期間では、上述のような3出力電
流記憶期間が、全てのRGB D/I変換部220cに
ついて繰り返され、全ての1出力D/I変換部230c
に基準電流が記憶される。
【0132】電流駆動期間(第1の動作期間)において
は、垂直走査回路300が1行ずつ制御線を選択してい
く。
【0133】走査パルスY_1がハイレベルになると、
第1行目の制御線が選択され、これに同期して出力数分
の第1行目の3ビットデジタル階調データD0乃至D2
が出力毎に1出力D/I変換部230cに入力される。
デジタル階調データD0乃至D2が入力されると、これ
らのレベル(ハイレベル(H)/ロウレベル(L))に
応じてスイッチSW20乃至SW22のオン/オフが制
御され、直前のフレームの電流駆動期間で記憶されてい
た電流が各TFTT20乃至T22の電流能力に応じて
出力される。この結果、表1に示すような階調表現が可
能となる。従って、出力電流値は、0から7×i0ま
で、入力されるデジタル階調データによって、調整する
ことができる。また、電流記憶期間(第2の動作期間)
で電流能力のばらつきに合わせて基準電流を記憶し、近
接領域では電流能力のばらつきが小さいとしているの
で、大きな領域での電流能力ばらつきに関係なく、電流
ばらつきは小さく、高い精度が得られる。
【0134】一方、電流駆動期間(第1の動作期間)で
は、シフトレジスタは動作せず、全てのスイッチSW2
3a及びSW23bは常にオフのままである。
【0135】そして、以上のような動作を各フレームに
ついて繰り返すことにより、表示部400において階調
データD0乃至D2に応じた表示が行われ、その際、高
精度な電流が画素回路に供給される。
【0136】このような第13の実施例によれば、基準
電流が第1の実施例における基準電流の最低値の4倍で
あるため、基準電流を流す配線の負荷の充放電を高速に
行うことができ、素早く安定状態にすることができる。
従って、電流記憶期間を短縮して電流駆動期間を長くす
ることができるため、より一層精度の高い電流を表示部
内の画素に供給することができる。
【0137】なお、第13の実施例に対して、第2乃至
第12の実施例のように、画素回路が図38(b)に示
すような構成の場合にトランジスタの極性を変えてもよ
く、スイッチとしてトランジスタを使用してもよく、ス
イッチSW23a及びSW23bのオフのタイミングを
互いにずらすことやトランジスタを追加することで出力
電流精度を上げてもよい。更に、例えばTFTT23の
電流能力をTFTT22の電流能力よりも大きくするこ
とで、基準電流の最低値をより大きくすることができ
る。この場合、電流記憶期間を短縮し、電流駆動期間を
長くすることができるため、表示部内の画素への配線が
持つ負荷等の充放電時間をより長く確保することができ
るようになり、より一層高い精度の電流を画素に供給す
ることができる。
【0138】次に、本発明の第14の実施例について説
明する。第14の実施例は、第13の実施例における1
出力D/I変換部の構成を変更したものであり、例えば
図38(a)に示す画素回路に対して適用されるもので
あり、近接領域の電流能力ばらつきがやや小さい場合に
使用することができる。図21は本発明の第14の実施
例における1ビットD/I変換部の構成を示すブロック
図である。
【0139】第14の実施例における1出力D/I変換
部230dにおいては、TFTT23が設けられておら
ず、スイッチSW23aの一端がTFTT22のドレイ
ンに接続されている。また、スイッチSW23bはTF
TT22のドレインとソースとの間に接続されている。
【0140】なお、第13の実施例と同様に、基準電流
の電流値は、発光色が赤、青、緑である夫々の電流輝度
特性に合わせており、基準電流IR2の電流値ir2は
発光色が赤の4階調目に対応し、基準電流IG2の電流
値ig2は発光色が緑の4階調目に対応し、基準電流I
B2の電流値ib2は、発光色が青の4階調目に対応し
ている。つまり、赤(R)表示用の1出力D/I変換部
230dに供給される基準電流は赤表示用の発光素子の
4階調目の輝度に対応する基準電流IR2である。但
し、発光素子の電流−輝度特性が比例関係を有するの
で、1階調目に対応する電流値をir0とすると、ir
2=4×ir0となる。同様に、緑(G)表示用又は青
(B)表示用の1出力D/I変換部230cには、夫々
基準電流IG2又はIB2が入力される。従って、本実
施例では、入力される基準電流の最小値は、第1の実施
例の4倍となる。なお、基準電流を4階調目に対応させ
た理由は、後述のように、1出力D/I変換部230d
の出力用TFTT20、T21の電流能力と電流を記憶
・出力するTFTT22の電流能力とを1:2:4にな
るように設計したためである。
【0141】このように構成された第14の実施例に係
る発光表示装置用半導体装置も、第1の実施例と同様
に、図4に示すタイミングチャートに基づいて動作す
る。
【0142】第14の実施例における電流記憶期間(第
2の動作期間)において、各1出力D/I変換部230
dは夫々に基準電流源から供給された基準電流(IR
2、IG2又はIB2のいずれか)を記憶する。ここ
で、本期間においては、全デジタル階調データをロウレ
ベルとし、1出力D/I変換部230dのスイッチSW
20乃至SW22は、オフである。
【0143】電流記憶期間の開始と共に、スタート信号
ISTとしてパルス信号が第1段目のF/F290_1
に入力され、このパルス信号の入力と同時に、クロック
信号ICL及びクロック反転信号ICLBがF/F29
0_1に入力されることで、n個のF/F290から構
成されるシフトレジスタが動作し始める。第1段目のF
/F290_1の出力信号MSW_1がハイレベルにな
ると、このF/F290_1が設けられているRGB
D/I変換部220c内の1出力D/I変換部230d
に設けられているスイッチSW23a及びSW23bが
オンとなる。スイッチSW23a及びSW23bがオン
となると、1出力D/I変換部230dの電流記憶・出
力用TFTT22は、そのゲート−ドレイン間がショー
トされるため、飽和領域で動作する。その後、安定状態
になると、TFTT22のドレイン−ソース間に基準電
流源からの基準電流が流れるように、TFTT22の電
流能力に合わせてそのゲート電圧が設定される。
【0144】安定状態になった後に、信号MSW_1が
ロウレベルになると共に、第2段目のF/Fの出力信号
MSW_2がハイレベルになると、F/F290_1が
設けられたRGB D/I変換部220c内の1出力D
/I変換部230dのスイッチSW23a及びSW23
bがオフになる。この時、F/F290_1が設けられ
たRGB D/I変換部220c内の1出力D/I変換
部230dの容量素子C2によって、TFTT22が基
準電流を流すような電圧が保持される。容量素子C2の
一端は、出力用TFTT20及びT21のゲートに接続
されているので、出力用TFTT20乃至T22は、夫
々の電流能力比に対応して、1階調目に対応する電流、
2階調目に対応する電流、4階調目に対応する電流を流
すことができる。このような、信号MSWがハイレベル
となっている期間を、そのRGBD/I変換部220c
における3出力電流記憶期間とする。一方、第2段目の
F/Fが設けられたRGB D/I変換部220c内の
スイッチSW23a及びSW23bはオンとなり、安定
した状態では、TFTT22のドレイン−ソース間に基
準電流が流れるように飽和領域で動作し、その基準電流
が流れるように、TFTT22の電流能力に合わせてゲ
ート電圧が設定される。
【0145】電流記憶期間では、上述のような3出力電
流記憶期間が、全てのRGB D/I変換部220cに
ついて繰り返され、全ての1出力D/I変換部230d
に基準電流が記憶される。
【0146】電流駆動期間(第1の動作期間)において
は、垂直走査回路300が1行ずつ制御線を選択してい
く。
【0147】走査パルスY_1がハイレベルになると、
第1行目の制御線が選択され、これに同期して出力数分
の第1行目の3ビットデジタル階調データD0乃至D2
が出力毎に1出力D/I変換部230dに入力される。
デジタル階調データD0乃至D2が入力されると、これ
らのレベル(ハイレベル(H)/ロウレベル(L))に
応じてスイッチSW20乃至SW22のオン/オフが制
御され、直前のフレームの電流駆動期間で記憶されてい
た電流が各TFTT20乃至T22の電流能力に応じて
出力される。この結果、表1に示すような階調表現が可
能となる。従って、出力電流値は、0から7×i0ま
で、入力されるデジタル階調データによって、調整する
ことができる。また、電流記憶期間(第2の動作期間)
で4階調目に対応する基準電流をTFTT2電流能力ば
らつきに合わせて記憶し、TFTT22にて4階調目に
対応する電流を出力しているため、4階調目に対応する
電流として高い精度の電流を出力できる。更に、TFT
T20及びT21にて出力する電流は、夫々1階調目、
2階調目に対応するものであるが、これらの電流値は、
4階調目の電流の半分以下であり、電流能力ばらつきに
よって電流値が変動しても、その影響は、4階調目がば
らついた場合と比較すれば小さい。従って、近接領域に
電流ばらつきがいくらかある場合でも、精度の高い電流
を供給することができる。
【0148】一方、電流駆動期間(第1の動作期間)で
は、シフトレジスタは動作せず、全てのスイッチSW2
3a及びSW23bは常にオフのままである。
【0149】そして、以上のような動作を各フレームに
ついて繰り返すことにより、表示部400において階調
データD0乃至D2に応じた表示が行われ、その際、高
精度な電流が画素回路に供給される。
【0150】このような第14の実施例によれば、基準
電流が第1の実施例における基準電流の最低値の4倍で
あるため、基準電流を流す配線の負荷の充放電を高速に
行うことができ、素早く安定状態にすることができる。
従って、電流記憶期間を短縮して電流駆動期間を長くす
ることができるため、表示部内の画素への配線が持つ負
荷等の充放電時間を長く確保することが可能である。こ
のため、より一層高い精度の電流を画素に供給すること
ができる。
【0151】なお、第14の実施例に対して、第2乃至
第10の実施例のように、画素回路が図38(b)に示
すような構成の場合にトランジスタの極性を変えてもよ
く、スイッチとしてトランジスタを使用してもよく、ス
イッチSW23a及びSW23bのオフのタイミングを
互いにずらすことやトランジスタを追加することで出力
電流精度を上げてもよい。更に、TFTT22のみ電流
を記憶・出力するトランジスタとするのではなく、TF
TT21をも電流を記憶・出力するようにし、基準電流
を増やすことで、更に近接領域がばらついた場合でも、
より高い精度の電流を供給することができるようにな
る。また、例えば、第13又は第14の実施例の発光表
示装置用半導体装置において、第13又は14の実施例
の1出力D/I変換回路に第1乃至12の実施例の1ビ
ットD/I変換回路を1又は複数追加することで、1又
は複数ビット分の精度を高めることが可能となる。
【0152】次に、本発明の第15の実施例について説
明する。第15の実施例は、例えば図38(a)に示す
画素回路に対して適用されるものである。図22は本発
明の第15の実施例に係る発光表示装置用半導体装置の
構成を示すブロック図である。
【0153】第15の実施例には、D/I変換部210
dが設けられており、このD/I変換部210dに、発
光表示装置への出力数(3×n)分の1出力D/I変換
部230e、及び3出力毎に設けられたn個のフリップ
フロップ(F/F)290c_1乃至290c_nから
構成されたシフトレジスタが設けられている。シフトレ
ジスタには、電流を記憶するタイミング制御のためのス
タート信号IST、クロック信号ICL、このクロック
信号ICLの反転信号ICLB及び電流セレクタ信号I
SEL1が入力される。また、1出力D/I変換部23
0eには、各出力のデジタル画像データD0乃至D2が
入力され、参照するための基準電流IR0乃至IR2、
IG0乃至IG2、IB0乃至IB2のいずれかがそれ
に割り当てられた発光色に応じて入力される。基準電流
は、発光色が赤、青、緑である夫々の発光素子の電流−
輝度特性にあった電流値であり、基準電流IR0の電流
値ir0は発光色が赤の発光素子の1階調目に対応し、
基準電流IR1の電流値ir1は発光色が赤の発光素子
の2階調目に対応し、基準電流IR2の電流値ir2は
発光色が赤の4階調目に対応する。同様に、基準電流I
G0乃至IG2の電流値は、夫々発光色が緑の1階調
目、2階調目、4階調目に対応し、基準電流IB0乃至
IB2は、夫々発光色が青の1階調目、2階調目、4階
調目に対応する。また、1出力D/I変換部230eに
は、電流セレクタ信号ISEL1及びISEL2が入力
される。1個のF/F290cと、このF/F290c
から出力された信号MSWA及びMSWBが入力される
3個の1出力D/I変換部230eとから1個のRGB
D/I変換部220dが構成されている。
【0154】図23は1出力D/I変換部230eの構
成を示すブロック図である。1出力D/I変換部230
eは、夫々3個の1ビットD/I変換部231により構
成される出力ブロック240a及び240b並びにデー
タ作成回路232が設けられている。また、夫々電流セ
レクタ信号ISEL1及びISEL2により制御され、
出力ブロック240a及び240bのうち、どちらのブ
ロックから電流を出力するかを選択するスイッチSW3
1、SW32が設けられている。データ作成回路232
は、1出力分のデジタル階調データD0乃至D2並びに
電流セレクタ信号ISEL1及びISEL2に基づい
て、データ信号D0A乃至D2A及びD0B乃至D2B
を生成する。データ信号D0A乃至D2Aは出力ブロッ
ク240aに入力され、データ信号D0B乃至D2Bは
出力ブロック240−2に入力される。また、出力ブロ
ック240aには、F/F290cの出力信号MSWA
が入力され、出力ブロック240bには、F/F290
cの出力信号MSWBが入力される。また、出力ブロッ
ク240a及び240bには、参照するための基準電流
I0乃至I2が入力される。なお、1ビットD/I変換
部231は、第1の実施例のものと同様の構成を有して
おり、発光素子の電流−輝度特性が比例関係を有するの
で、ir1=2×ir0及びir2=4×ir0の関係
が成り立つ。同様に、緑(G)表示用又は青(B)表示
用の1出力D/I変換部230に設けられている1ビッ
トD/I変換部231であって、階調データD0、D
1、D2が入力されるものには、夫々基準電流IG0又
はIB0、基準電流IG1又はIB1、基準電流IG2
又はIB2が入力される。
【0155】図24はデータ作成回路232の一例の構
成を示す回路図である。データ作成回路232には、例
えば電流セレクタ信号ISEL1を1入力とするナンド
ゲートNAND0A乃至NAND2A、夫々これらの出
力を反転するインバータIV0A乃至IV2A、電流セ
レクタ信号ISEL2を1入力とするナンドゲートNA
ND0B乃至NAND2B、夫々これらの出力を反転す
るインバータIV0B乃至IV2Bが設けられている。
ナンドゲートNAND0A及びNAND0Bには、階調
データD0が更に入力され、ナンドゲートNAND1A
及びNAND1Bには、階調データD1が更に入力さ
れ、ナンドゲートNAND2A及びNAND2Bには、
階調データD2が更に入力される。そして、インバータ
IV0A乃至IV2A及びIV0B乃至IV2Bから、
夫々データ信号D0A乃至D2A及びD0B乃至D2B
が出力される。但し、この構成は一例であり、同様の信
号を出力できれば、他の構成をとってもよい。
【0156】次に、上述のように構成された第15の実
施例に係る発光表示装置用半導体装置の動作について説
明する。図25は本発明の第15の実施例に係る発光表
示装置用半導体装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0157】表示部400(図35参照)を垂直走査し
始めてから、次の垂直走査が始まるまでを1フレームと
する。本実施例の場合、互いに排他的な電流セレクタ信
号ISEL1及びISEL2の一方がハイレベルになる
2種類のフレームが交互に現れる。
【0158】先ず、第1のフレームについて説明する。
第1のフレームでは、電流セレクタ信号ISEL1がハ
イレベル、電流セレクタ信号ISEL2がロウレベルに
なる。この場合、出力ブロック240a及び240bに
おいて、デジタル画像データDA0乃至DA2が入力さ
れる第1の出力ブロック240aでは、スイッチSW1
がオンし、電流を出力する。一方、デジタル画像データ
DB0乃至DB2が入力される第2の出力ブロック24
0bでは、スイッチSW2がオフし、電流を記憶する。
より詳細には、出力ブロック240b内の1ビットD/
I変換部231が、基準電流IR0乃至IR2、IG0
乃至IG2、IB0乃至IB2のいずれか1つを記憶す
る。但し、本フレームにおいて、デジタル階調データD
B0乃至DB2はロウレベルにあり、出力ブロック24
0b内の1ビットD/I変換部231のスイッチSW1
はオフとなっている。
【0159】次に、出力ブロック240bの電流を記憶
する動作について説明する。
【0160】第1のフレームの開始と共に、スタート信
号ISTとしてパルス信号が第1段目のF/F290c
_1に入力され、このパルス信号の入力と同時に、クロ
ック信号ICL及びクロック反転信号ICLBがF/F
290c_1に入力されることで、n個のF/F290
から構成されるシフトレジスタが動作し始める。第1段
目のF/F290c_1の出力信号MSWB_1がハイ
レベルになると、この出力信号MSWB_1が入力され
る1出力D/I変換部230eに設けられた出力ブロッ
ク240bの各1ビットD/I変換部231のスイッチ
SW2及びSW3がオンとなる。スイッチSW2及びS
W3がオンになると、その1ビットD/I変換部231
内の電流記憶・出力用TFTT1は、そのゲート−ドレ
イン間がショートされるため、飽和領域で動作する。そ
して、本動作が安定した状態では、TFTT1のドレイ
ン−ソース間に基準電流が流れるように、TFTT1の
電流能力に合わせてそのゲート電圧が設定される。
【0161】安定状態になった後に、信号MSWB_1
がロウレベルになると共に、第2段目のF/Fの出力信
号MSWB_2がハイレベルになると、F/F290_
1が設けられたRGB D/I変換部220d内の1出
力D/I変換部230eに設けられた出力ブロック24
0b内のスイッチSW2及びSW3がオフとなる。この
時、F/F290_1が設けられたRGB D/I変換
部220d内の出力ブロック240bのTFTT1のゲ
ート電圧は、容量素子C1によって基準電流が流れるよ
うな電圧に保持される。この結果、TFTT1には、夫
々の電流能力に関わらず、基準電流が記憶される。この
ような、信号MSWがハイレベルとなっている期間を、
そのRGB D/I変換部220dにおける3出力電流
記憶期間とする。一方、第2段目のF/Fが設けられた
RGB D/I変換部220d内の出力ブロック240
bのスイッチSW2及びSW3はオンとなり、安定した
状態では、その1ビットD/I変換部231のTFTT
1のドレイン−ソース間に基準電流が流れるように飽和
領域で動作し、その基準電流が流れるように、TFTT
1の電流能力に合わせてゲート電圧が設定される。
【0162】第1のフレーム期間では、上述のような3
出力電流記憶期間が、全てのRGBD/I変換部220
d内の第2の出力ブロック240bについて繰り返さ
れ、全ての1出力D/I変換部230eの第2の出力ブ
ロック240bに基準電流が記憶される。
【0163】次に、第1のフレームにおける第1の出力
ブロック240aの動作について説明する。第1のフレ
ームで、垂直走査回路300が1行ずつ制御線を選択し
ていく。図25には、第1行目、第2行目の出力である
走査パルスY_1、Y_2を示している。
【0164】走査パルスY_1がハイレベルになると、
第1行目の制御線が選択され、これに同期して出力数分
の第1行目の3ビットデジタル階調データD0乃至D2
が出力毎に1出力D/I変換部230e内の第1の出力
ブロック240aに入力される。デジタル階調データD
0乃至D2が入力されると、これらのレベル(ハイレベ
ル(H)/ロウレベル(L))に応じて1ビットD/I
変換部231内のスイッチSW1のオン/オフが制御さ
れ、直前のフレームの電流駆動期間でTFTT1に記憶
されていた電流が出力され、階調表現が行われる。
【0165】表1に示すように、出力電流値は、0から
7×i0まで、入力されるデジタル階調データによっ
て、調整することができる。また、直前のフレームでT
FTT1の電流能力に合わせて、基準電流源と同等な電
流が流れるようにゲート電圧が設定され、同じTFTT
1を使用して出力しているため、電流能力ばらつきに関
係なく、出力電流のばらつきは小さく、高い精度が得ら
れる。
【0166】一方、第1のフレームでは、シフトレジス
タの出力MSWAは、常にロウレベルであり、全ての出
力ブロック240a内のスイッチSW2及びSW3は常
にオフのままである。
【0167】次の第2のフレームでは、電流セレクタ信
号ISEL1をロウレベル、電流セレクタ信号ISEL
2をハイレベルとすることで、第1の出力ブロック24
0aの動作と、第2の出力ブロック240bの動作とを
入れ替える。この結果、第1の出力ブロック240aは
電流を記憶し、第2の出力ブロック240bは電流を出
力する。
【0168】2フレーム毎に以上の動作を繰り返すこと
により、本実施例は、高精度な電流を画素回路に供給す
ることができる。更に、本実施例では、1出力に2個の
出力ブロックが設けられているので、各フレームにおい
て、一方の出力ブロックを電流を出力するために使用
し、他方の出力ブロックは電流を記憶するために使用す
ることができ、電流記憶期間を別に設ける必要がない。
これにより、1フレーム期間がすべて電流駆動期間とな
り、表示部内の画素への配線が持つ負荷等の充放電時間
を長く確保することが可能となる。従って、より一層高
い精度の電流を画素に供給することができる。
【0169】なお、第15の実施例に対して、第2乃至
第14の実施例を適用してもよく、同様な効果を得るこ
とができる。
【0170】また、電流記憶の周期は、1フレーム毎に
限定されるものではなく、数フレーム毎となっていても
よい。電流記憶の周期を数フレーム毎にすることによ
り、電流記憶の期間が長くなるため、より一層高い精度
で電流を記憶することができるようになる。但し、記憶
時の電流に対応するゲート電圧に、トランジスタのリー
ク等により求められる精度以下の変動が生じないことが
必要とされる。
【0171】次に、本発明の第16の実施例について説
明する。第16の実施例は、1出力D/I変換部の後段
にプリチャージ回路を設けたものである。図26は本発
明の第16の実施例に係る発光表示装置用半導体装置の
構成を示すブロック図である。
【0172】第16の実施例には、D/I変換部210
eが設けられている。D/I変換部210eは、各1出
力D/I変換部230eの後段に、夫々プリチャージ回
路250が設けられている点を除いて、第16の実施例
におけるD/I変換部210dと同様の構成を有してい
る。プリチャージ回路250には、プリチャージ信号P
C入力される。
【0173】プリチャージ回路250は、プリチャージ
信号により設定される期間に、D/I変換部210dの
各出力おいて、1出力D/I変換部230eの出力電流
の代わりに、その1出力D/I変換部の出力電流により
決まる電圧を出力する。図27はプリチャージ回路25
0の構成例を示す回路図である。プリチャージ回路25
0には、プリチャージ信号PCにより制御されるNチャ
ネルトランジスタT31乃至T33及びPチャネルトラ
ンジスタT34が設けられている。トランジスタT31
及びT32の一端には、1出力D/I変換部230eか
らの出力電流IOUTが入力され、トランジスタT31
の他端には、擬似負荷回路252及びオペアンプ251
の非反転入力端子が接続されている。擬似附加回路25
2において、トランジスタT33の一端がトランジスタ
T31に接続され、トランジスタT33の他端にPチャ
ネルトランジスタT35のゲートが接続されている。ト
ランジスタT35のソースには電圧VELが供給され、
他端はトランジスタT31に接続されている。オペアン
プ251の反転入力端子には、オペアンプ251自体の
出力信号が入力され、トランジスタT32の一端は、オ
ペアンプ251の出力端子に接続され、他端はトランジ
スタT34の他端に接続されている。トランジスタT3
2及びT34の共通接続点から発光素子の駆動電流が出
力される。
【0174】このようなプリチャージ回路250におい
ては、トランジスタT34により、1出力D/I変換部
230eの出力電流IOUTを出力電流Ioutとして
直接出力するか、擬似負荷回路252に出力するかが決
定される。また、トランジスタT32により、オペアン
プ251の出力をD/I変換部210eの出力とするか
どうかが決定される。更に、オペアンプ251は、その
出力を反転入力に負帰還しているため、非反転入力に入
力される電圧をボルテージフォロワ出力する。また、ト
ランジスタT35は、表示部400内の画素回路(図3
8(a))のTFTT102と同じトランジスタ、又は
同等の電流能力を有するトランジスタである。但し、擬
似負荷回路252としては、トランジスタT35のゲー
ト−ドレイン間を短絡し、トランジスタT33を設けな
い構成としてもよい。また、トランジスタT31、T3
2及びT34は、スイッチとして作用するため、例えば
プリチャージ信号PCの極性によっては、逆の極性のト
ランジスタとすることもでき、また、プリチャージ信号
PC自体及びその反転信号を入力する構成とすれば、ど
のような極性のトランジスタを使用することも可能であ
る。
【0175】次に、プリチャージ回路250の動作につ
いて説明する。図28はプリチャージ回路250の動作
を示すタイミングチャートである。
【0176】本実施例においては、1ライン選択期間が
プリチャージ信号PCのレベルにより、第1の期間と第
2の期間とに分けられる。
【0177】第1の期間では、プリチャージ信号PCが
ハイレベルとなっており、プリチャージ期間である。走
査パルスY_1がハイレベルになると、第1行目の制御
線が選択され、これに同期して出力数分の第1行目の3
ビットデジタル階調データD0乃至D2が出力毎に1出
力D/I変換部230eに入力される。1出力D/I変
換部230eは、入力されたデジタル階調データDA0
乃至DA2から表1に示す関係に従って電流を出力す
る。この時、プリチャージ信号PCがハイベルとなって
いれば、プリチャージ回路250内のトランジスタT3
4がオフ、トランジスタT31及びT32がオンとな
る。よって、プリチャージ回路250において、1出力
D/I変換部230eの出力電流が擬似負荷回路252
に流れる。擬似負荷回路252には、トランジスタT3
5が設けられているため、出力電流Ioutが安定して
流れた場合、トランジスタT35のゲート電圧は出力電
流Ioutが表示部内の画素回路に安定して流れた場合
のゲート電圧とほぼ同じ電圧となる。そして、この電圧
は、オペアンプ252により構成されたボルテージフォ
ロワの入力となり、このプリチャージ期間ではトランジ
スタT32がオンとなっているため、ボルテージフォロ
ワの出力がD/I変換部210eの出力となる。よっ
て、本期間において、表示部内の画素回路にトランジス
タT35のゲート電圧を印加することができる。
【0178】擬似負荷回路252は、画素回路よりも1
出力D/I変換部230eの近くにあり、充放電する必
要がある配線負荷等が極めて小さいため、1出力D/I
変換部230eの一定出力電流をトランジスタT35に
安定して流すという動作は、1出力D/I変換回路の一
定出力電流で表示部内の画素回路を駆動する場合と比較
すると、出力電流値が低い場合でも、非常に高速に行う
ことができる。また、トランジスタT35のゲート電圧
を表示部内の画素回路に印加するという動作も、ボルテ
ージフォロワという低インピーダンスの出力にて行われ
るため、高速に実現できる。
【0179】第2の期間は、プリチャージ信号PCがロ
ウレベルとなっており、電流出力期間である。プリチャ
ージ信号PCがロウレベルとなっている場合、プリチャ
ージ回路250内のトランジスタT34がオン、トラン
ジスタT31及びT32がオフとなる。よって、プリチ
ャージ回路250において、1出力D/I変換部230
eの出力電流がそのまま出力され、表示部内の画素回路
が駆動される。この時、第1の期間で、プリチャージ動
作を行われているため、表示部内の画素回路には、1出
力D/I変換部230eの出力電流が安定して流れた場
合に近い電圧が印加されている。従って、第2の期間で
は、トランジスタT35と表示部内の画素回路にあるト
ランジスタTFTT102(図38(a))の間の電流
能力ばらつきを補正するという動作、及び表示部内の画
素回路に出力電流Ioutを安定して流して駆動すると
いう動作が行われる。この結果、第2の期間において配
線負荷等を充放電する量は小さくて済む。従って、第2
の期間は、プリチャージ動作を行わない場合に比べ、期
間を短縮することができる。また、プリチャージ動作に
よって安定な電圧を出力した後、電流駆動を行うために
1ライン選択期間の前の状態に影響されることなく動作
が可能である。
【0180】その後、走査パルスY_1がロウレベル、
走査パルスY_2がハイレベルになり、第2行目の制御
線が選択され、同じ動作が繰り返される。以上の動作に
よって、表示部内の画素回路をより一層高い精度の電流
により高速に駆動できる。
【0181】なお、第16の実施例の1出力D/I変換
部として第1乃至第15の実施例を適用してもよく、ま
た、電流を供給する回路・半導体装置が、本発明に含ま
れていないような場合に適用しても、同様の効果を得る
ことができる。
【0182】次に、第17の実施例について説明する。
第17の実施例は、第16の実施例におけるプリチャー
ジ回路の構成を変更したものである。図29は本発明の
第17の実施例におけるプリチャージ回路の構成を示す
ブロック図である。
【0183】第17の実施例におけるプリチャージ回路
250aには、プリチャージ信号PCが入力されるNチ
ャネルトランジスタT36並びにPチャネルトランジス
タT37及びT38が、プリチャージ回路250の構成
要素に加えて設けられている。トランジスタT38は、
オペアンプ251の出力端子と反転入力端子との間に接
続されている。また、オペアンプ251の出力端子には
容量素子C3が入力され、その他端と反転入力端子との
間にトランジスタT36が接続され、非反転入力端子と
の間にトランジスタT37が接続されている。
【0184】このように構成されたプリチャージ回路2
50aは、よく知られたオペアンプ251のオフセット
電圧をキャンセルする回路を備え、電流駆動期間にオフ
セットキャンセル動作を行うことにより、オペアンプ2
51のオフセット電圧の影響を受けず、プリチャージ動
作を行うことができる。他の動作は、第16の実施例に
おけるプリチャージ回路250の動作と同様である。
【0185】次に、本発明の第18の実施例を図32に
示す。第18の実施例は、入力されるデジタルデータ信
号を保持するデータレジスタ203と、その保持するタ
イミングと同期した走査信号を出力するデータシフトレ
ジスタ202と、ラッチ信号に同期して全データレジス
タの信号を保持し、D/I変換部210に出力するデー
タラッチ204と、デジタルデータ信号に従って電流を
出力するD/I変換部210とを備える水平駆動回路2
00である。D/I変換部210は、プリチャージ回路
を含んでも良い。さらに、D/I変換部210は、本発
明の第1乃至第17のいずれかの実施例のD/I変換部
で構成されて良い。
【0186】次に、本発明の第19の実施例を図33に
示す。第19の実施例は、第18の実施例のD/I変換
部210の出力が、セレクタ回路211によって、順次
複数の表示部400のデータ線に接続できるようにした
ことで、回路規模を増やすことなく駆動できるデータ
線、画素回路を増やすことができる。
【0187】次に、本発明の第20の実施例を図34に
示す。第20の実施例は、第18の実施例に基準電流を
作成する基準電流源212を水平駆動回路200に内蔵
したものである。
【0188】本発明の第1乃至20の実施例では、トラ
ンジスタをTFTで説明しているが、より一般的なトラ
ンジスタで構成されて良く、1つの表示部に対し、複数
の水平駆動回路200を使用しても良い。また、全ての
トランジスタをTFTで作成することで、表示部40
0、水平駆動回路200及び垂直走査回路300を同じ
基板上に形成してもよい。この場合、本発明の実施例に
おけるプリチャージ回路の負荷(回路)を表示部400
の負荷と同じ構成の負荷(回路)を作成することで、よ
り高精度なプリチャージが実現できる。
【0189】また、本発明の第1乃至20の実施例で
は、カラー(R、G、B)で電流−輝度特性が比例関係
である発光素子を備えた発光表示装置を、夫々0階調〜
7階調表示の3ビットデジタル階調データが入力する4
096色表示で駆動する実施例について説明している
が、単色の場合、又はより多ビットの場合にも、同様な
構成をそのまま拡張することができる。また、トランジ
スタを全てTFTとしているが、より一般のトランジス
タでも、本発明は同様な構成により実現できる。さら
に、アクティブマトリックス方式の画素回路として、図
38(a)を仮定しているが、他の電流駆動方式の画素
回路にも、また、単純マトリックス方式の画素に対して
も、本発明は、同様な構成によって実現できる。
【0190】以上のような実施例は、発光表示素子を備
える発光表示装置において説明しているが、より一般的
な電流負荷素子を備える電流負荷デバイスに対しても適
用される。
【0191】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
高精度の電流を電流負荷デバイスのセル(回路)に供給
することができる。これは、デジタル/電流変換装置内
のトランジスタのドレイン−ソース間に基準電流が安定
に流れる状態のゲート−ソース間電圧を記憶することに
より、トランジスタの電流能力ばらつきに影響を受ける
ことなく、精度の高い電流を記憶することができ、更に
電流を記憶したトランジスタにて電流を出力するためで
ある。また、近接領域における電流能力ばらつきに従っ
て、電流を記憶して出力するトランジスタの数を増減す
ることもできる。記憶する電流が少なく、その電流値が
大きい場合には、記憶する時間を短縮でき、出力する
(駆動する)時間を延ばすことで、電流負荷デバイス内
のデータ線や画素の負荷を充放電のための時間が長く確
保することができる。従って、より一層高精度の電流負
荷デバイスのセル(回路)に供給することができる。ま
た、出力端子毎に電流記憶用のトランジスタ及び電流出
力用のトランジスタを設け、それをフレームごとに入れ
替えることで、別途に記憶期間を必要としなくなり、出
力する(駆動する)時間を延ばすことができる。この結
果、更に高精度の電流を電流負荷デバイスのセル(回
路)に供給することができる。
【0192】また、デジタル/電流変換装置の出力と電
流負荷デバイスとの間に、擬似負荷回路を備えたプリチ
ャージ回路を備えることで、出力電流値が低い場合で
も、電流かデバイスの画素(回路)を高速に駆動するこ
とができる。これは、出力の初期段階には、デジタル/
電流変換装置の電流出力により、擬似負荷回路を高速に
駆動し、擬似負荷回路から得られる電圧をボルテージフ
ォロワにて電流負荷デバイス内のセル(回路)に供給し
て、ほぼデジタル/電流変換装置の電流出力が電流負荷
デバイス内のセル(回路)に印加された場合の電圧を高
速に印加することができ、その後、直接、デジタル/電
流変換装置の電流出力にて電流負荷デバイス内のセル
(回路)を駆動し、補正するという動作を行うことで、
定電流による電流負荷デバイス内の画素や信号線の負荷
の充放電量を減らすことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電流負荷デバイス
駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図2】1出力D/I変換部230の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】1ビットD/I変換部231の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る電流負荷デバイス
駆動用半導体装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施例における1ビットD/I
変換部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例における1ビットD/I
変換部の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例における1ビットD/I
変換部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施例における1ビットD/I
変換部の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施例における1ビットD/I
変換部の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施例に係る発光表示装置用
半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図11】1出力D/I変換部230aの構成を示すブ
ロック図である。
【図12】1ビットD/I変換部231fの構成を示す
ブロック図である。
【図13】本発明の第7の実施例に係る電流負荷デバイ
ス駆動用半導体装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図14】本発明の第8の実施例における1ビットD/
I変換部の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第9の実施例に係る電流負荷デバイ
ス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図16】1出力D/I変換部230bの構成を示すブ
ロック図である。
【図17】1ビットD/I変換部231hの構成を示す
ブロック図である。
【図18】本発明の第10の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第13の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図20】1出力D/I変換部230cの構成を示すブ
ロック図である。
【図21】本発明の第14の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第15の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図23】1出力D/I変換部230eの構成を示すブ
ロック図である。
【図24】データ作成回路232の一例の構成を示す回
路図である。
【図25】本発明の第15の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【図26】本発明の第16の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図27】プリチャージ回路250の構成を示す回路図
である。
【図28】プリチャージ回路250の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図29】本発明の第17の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【図30】本発明の第11の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【図31】本発明の第12の実施例における1ビットD
/I変換部の構成を示すブロック図である。
【図32】本発明の第18の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図33】本発明の第19の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図34】本発明の第20の実施例に係る電流負荷デバ
イス駆動用半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図35】供給される電流により輝度が決定される発光
素子が各画素にある発光表示装置の構成を示す図であ
る。
【図36】単純マトリックス駆動の場合の1画素表示部
の構成を示す回路図である。
【図37】アクティブマトリックス駆動の場合の1画素
表示部の構成を示す回路図である。
【図38】(a)及び(b)はアクティブマトリックス
駆動の場合の1画素表示部の他の構成を示す回路図であ
る。
【図39】表示部400に電流を出力するための水平駆
動回路200の構成の一例を示すブロック図である。
【図40】1出力分のデジタル/電流変換部の第1の従
来例を示す回路図である。
【図41】1出力分のデジタル/電流変換部の第2の従
来例を示す回路図である。
【符号の説明】
210、210a〜210d:D/I変換部 220、220a〜220c:RGB D/I変換部 230、230a〜230c:1出力D/I変換部(1
出力D/I変換回路) 231、231a〜231i:1ビットD/I変換部
(1ビットD/I変換回路) 250、250a:プリチャージ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 623F 623V 641 641D 680 680G H04N 5/70 H04N 5/70 A

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流負荷素子を含んだセルを複数備える
    電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、 入力される1種又は複数種の基準電流により決定される
    n(nは自然数)種の電流値を記憶する機能と、前記記
    憶電流値から得られる2レベルの電流値の内、入力さ
    れるnビットデジタルデータに従って1つの電流を出力
    する機能を備えるnビットデジタル/電流変換回路を、
    1つ又は複数の前記セルへの供給端子毎に少なくとも一
    つ備えることを特徴とする電流負荷デバイス駆動用半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電流は、前記電流負荷デバイス
    駆動用半導体装置内にある基準電流生成回路により得ら
    れることを特徴とする請求項1に記載の電流負荷デバイ
    ス駆動用半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    に、前記電流記憶時には電流が出力しないデジタルデー
    タを伝え、電流出力時には目的の動作に対応した電流を
    出力するデジタルデータを伝える回路を備えることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電流負荷デバイス駆動
    用半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    は、1種の基準電流より1種の電流値を記憶し、入力さ
    れる1ビットデジタルデータにより前記記憶電流を出力
    するか否かを決める1ビットデジタル/電流変換回路を
    n個備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記1ビットデジタル/電流変換回路
    は、前記基準電流の電流値を記憶することを特徴とする
    請求項4に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  6. 【請求項6】 n個の前記基準電流の電流値の比は、最
    も低い電流値から順次2倍したものに設定されており、
    前記nビットデジタル電流変換回路は、n個の前記1ビ
    ットデジタル/電流変換回路の出力を並列に接続したも
    のを前記nビットデジタル/電流変換回路の出力とする
    ことで、nビットデジタルデータに従って、2レベル
    の電流値を出力することができることを特徴とする請求
    項4又は5に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記1ビットデジタル/電流変換回路
    は、前記基準電流が流れる信号線と、前記デジタル画像
    データの1ビットが伝達されるデータ線と、第1及び第
    2の制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソースが
    前記第1の電圧供給線に接続された第1のトランジスタ
    と、前記トランジスタのゲートと前記第2の電圧供給線
    との間に接続された容量素子と、前記第1のトランジス
    タのドレインと前記出力端子との間に接続され前記デー
    タ線を伝達する信号により制御される第1のスイッチ
    と、前記第1のトランジスタのゲートと前記第1のトラ
    ンジスタのドレイン又は前記信号線との間に接続され前
    記第2の制御線を伝達する信号により制御される第2の
    スイッチと、前記第1のトランジスタのドレインと前記
    信号線との間に接続され前記第1の制御線を伝達する信
    号により制御される第3のスイッチと、を有することを
    特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電流
    負荷デバイス駆動用半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記1ビットデジタル/電流変換回路
    は、前記基準電流が流れる信号線と、前記デジタル画像
    データの1ビットが伝達されるデータ線と、制御線と、
    第1及び第2の電圧供給線と、ソースが前記第1の電圧
    供給線に接続された第1のトランジスタと、前記第1の
    トランジスタのゲートと前記第2の電圧供給線との間に
    接続された容量素子と、前記第1のトランジスタのドレ
    インと前記出力端子との間に接続され前記データ線を伝
    達する信号により制御される第1のスイッチと、前記第
    1のトランジスタのゲートと前記1のトランジスタのド
    レイン又は前記信号線との間に接続され前記制御線を伝
    達する信号により制御される第2のスイッチと、前記ト
    ランジスタのドレインと前記信号線との間に接続され前
    記制御線を伝達する信号により制御される第3のスイッ
    チと、を有することを特徴とする請求項4乃至6のいず
    れか1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のトランジスタのソースと前記
    第1の電圧供給線の間に、ゲートが第3の電圧供給線に
    よりバイアスされている第2のトランジスタを追加され
    た前記1ビットデジタル/電流変換回路を備えることを
    特徴とする請求項7又は8に記載の電流負荷デバイス駆
    動用半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のスイッチがオフ状態で前記
    第2及び第3のスイッチがオン状態のときに、前記トラ
    ンジスタは、そのゲート−ドレイン間が短絡されて飽和
    領域で動作し、その動作が安定した段階における前記ト
    ランジスタのゲート−ソース間電圧は、前記基準電流を
    ドレイン−ソース間に流すために必要な電圧となり、そ
    の値は前記トランジスタの電流能力に従い決定され、前
    記トランジスタの電流能力に従った基準電流がドレイン
    −ソース間に流れる電圧となり、その後前記第2及び第
    3のスイッチがオフ状態となると、前記容量素子に前記
    トランジスタのゲート−ソース間電圧が保持され、この
    保持されたゲート−ソース間電圧に基づく基準電流を出
    力するか否かが前記第1のスイッチの動作により決定さ
    れることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に
    記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第3のスイッチは、前記第2のス
    イッチがオフ状態になった後にオフ状態になることを特
    徴とする請求項10に記載の電流負荷デバイス駆動用半
    導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1乃至3のスイッチがトランジ
    スタから構成されていることを特徴とする請求項7乃至
    11のいずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半
    導体装置。
  13. 【請求項13】 前記1ビットデジタル/電流変換回路
    は、前記第2のスイッチを構成するトランジスタのゲー
    トに入力する信号の反転信号がゲートに入力され、ゲー
    トの長さと幅との積が前記第2のスイッチを構成するト
    ランジスタのゲートの長さと幅との積の1/2であり、
    ドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続され
    ソースがドレインに短絡されたダミートランジスタを有
    することを特徴とする請求項12に記載の電流負荷デバ
    イス駆動用半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    は、入力される1種の前記基準電流よりn以下の複数の
    電流値を記憶し、記憶した電流値数と同数ビットのデジ
    タルデータにより前記複数の記憶電流を出力するか否か
    を決めるデジタル/電流変換回路の記憶した電流値数が
    nになるように、前記デジタル/電流変換回路を1又は
    複数個備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか
    1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記デジタル/電流変換回路は、1種
    の基準電流より記憶する複数の電流値の内、1つが前記
    入力される基準電流値であることを特徴とする請求項1
    4に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  16. 【請求項16】 1又は複数の前記デジタル/電流変換
    回路により構成される前記nビットデジタル/電流変換
    回路のそれぞれの出力電流値の比は、最も低い電流値か
    ら順次2倍したものに設定されており、出力を並列に接
    続したものを前記nビットデジタル/電流変換回路の出
    力とすることで、nビットデジタルデータに従って、2
    レベルの電流値を出力することができることを特徴と
    する請求項14又は15に記載の電流負荷デバイス駆動
    用半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記デジタル/電流変換回路は、前記
    基準電流が流れる信号線と、夫々に前記デジタル画像デ
    ータの1ビットが伝達されるk(kはn以下の自然数)
    本のデータ線と、制御線と、第1及び第2の電圧供給線
    と、ソースが前記第1の電圧供給線に接続された電流記
    憶用トランジスタと、互いにゲートが短絡されソースが
    第1の電圧供給線に共通接続されたk個の電流出力用ト
    ランジスタと、前記電流出力用トランジスタのゲートと
    前記第2の電圧供給線との間に接続された容量素子と、
    夫々前記k個の電流出力用トランジスタのドレインと前
    記出力端子との間に接続され前記データ線を伝達する信
    号のいずれかにより制御されるk個の出力制御用スイッ
    チと、前記電流記憶用トランジスタのドレインと前記信
    号線との間に接続され前記制御線を伝達する信号により
    制御される第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶
    用トランジスタのゲートと前記電流出力用トランジスタ
    のゲートとの間に接続され前記制御線を伝達する信号に
    より制御される第2の記憶制御用スイッチと、を備えて
    いることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1
    項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記デジタル/電流変換回路は、前記
    基準電流が流れる信号線と、夫々に前記デジタル画像デ
    ータの1ビットが伝達されるk本のデータ線と、第1及
    び第2の制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソー
    スが前記第1の電圧供給線に接続された電流記憶用トラ
    ンジスタと、互いにゲートが短絡されソースが第1の電
    圧供給線に共通接続されたk個の電流出力用トランジス
    タと、前記電流出力用トランジスタのゲートと前記第2
    の電圧供給線との間に接続された容量素子と、夫々前記
    k個の電流出力用トランジスタのドレインと前記出力端
    子との間に接続され前記データ線を伝達する信号のいず
    れかにより制御されるk個の出力制御用スイッチと、前
    記電流記憶用トランジスタのドレインと前記信号線との
    間に接続され前記第2の制御線を伝達する信号により制
    御される第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶用
    トランジスタのゲートと前記電流出力用トランジスタの
    ゲートとの間に接続され前記第1の制御線を伝達する信
    号により制御される第2の記憶制御用スイッチと、を備
    えていることを特徴とする請求項14乃至16のいずれ
    か1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  19. 【請求項19】 前記デジタル/電流変換回路は、前記
    基準電流が流れる信号線と、夫々に前記デジタル画像デ
    ータの1ビットが伝達されるk本のデータ線と、制御線
    と、第1及び第2の電圧供給線と、電流記憶かつ出力用
    トランジスタと、ゲートが前記電流記憶かつ出力用トラ
    ンジスタのゲートと短絡されソースがk−1個の電流出
    力用トランジスタと、前記電流出力用トランジスタのゲ
    ートと前記第2の電圧供給線との間に接続された容量素
    子と、夫々前記電流記憶かつ出力用トランジスタとk−
    1個の電流出力用トランジスタのドレインと前記出力端
    子との間に接続され前記データ線を伝達する信号のいず
    れかにより制御されるk個の出力制御用スイッチと、前
    記電流記憶かつ出力用トランジスタのドレインと前記信
    号線との間に接続され前記制御線を伝達する信号により
    制御される第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶
    かつ出力用トランジスタのゲートと前記電流記憶かつ出
    力用トランジスタのドレイン又は信号線との間に接続さ
    れ前記制御線を伝達する信号により制御される第2の記
    憶制御用スイッチと、を備えていることを特徴とする請
    求項14乃至16のいずれか1項に記載の電流負荷デバ
    イス駆動用半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記デジタル/電流変換回路は、前記
    基準電流が流れる信号線と、夫々に前記デジタル画像デ
    ータの1ビットが伝達されるk本のデータ線と、第1及
    び第2の制御線と、第1及び第2の電圧供給線と、ソー
    スが前記第1の電圧供給線に接続された電流記憶かつ出
    力用トランジスタと、ゲートが前記電流記憶かつ出力用
    トランジスタのゲートと短絡されソースが第1の電圧供
    給線に共通接続されたk−1個の電流出力用トランジス
    タと、前記電流出力用トランジスタのゲートと前記第2
    の電圧供給線との間に接続された容量素子と、夫々前記
    電流記憶かつ出力用トランジスタとk−1個の電流出力
    用トランジスタのドレインと前記出力端子との間に接続
    され前記データ線を伝達する信号のいずれかにより制御
    されるk個の出力制御用スイッチと、前記電流記憶かつ
    出力用トランジスタのドレインと前記信号線との間に接
    続され前記第2の制御線を伝達する信号により制御され
    る第1の記憶制御用スイッチと、前記電流記憶かつ出力
    用トランジスタのゲートと前記電流記憶かつ出力用トラ
    ンジスタのドレイン又は信号線との間に接続され前記第
    1の制御線を伝達する信号により制御される第2の記憶
    制御用スイッチと、を備えていることを特徴とする請求
    項14乃至16のいずれか1項に記載の電流負荷デバイ
    ス駆動用半導体装置。
  21. 【請求項21】 前記電流記憶用又は電流記憶かつ出力
    用トランジスタと、前記出力用トランジスタのそれぞれ
    のソースと前記第1の電圧供給線の間に、ゲートが第3
    の電圧供給線によりバイアスされている複数の第2のト
    ランジスタを追加された前記1ビットデジタル/電流変
    換回路を備えることを特徴とする請求項17乃至20の
    いずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装
    置。
  22. 【請求項22】 前記電流記憶かつ出力用トランジスタ
    の電流能力は、前記電流出力用トランジスタにおける最
    も電流能力が高いトランジスタと同じかそれ以上である
    ことを特徴とする請求項17乃至21のいずれか1項に
    記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  23. 【請求項23】 前記出力制御用スイッチがオフの状態
    で前記第1及び第2の記憶制御用スイッチがオン状態の
    ときに、前記電流記憶用トランジスタは、そのゲート−
    ドレイン間が短絡されて飽和領域で動作し、その動作が
    安定した段階における前記電流記憶用トランジスタのゲ
    ート−ソース間電圧は、前記基準電流をドレイン−ソー
    ス間に流すために必要な電圧となり、その値は前記電流
    記憶用トランジスタの電流能力に従い決定され、その後
    前記第1及び第2の記憶制御用スイッチがオフ状態にな
    ると、前記容量素子に前記電流記憶用トランジスタのゲ
    ート−ソース間電圧が保持され、この保持されたゲート
    −ソース間電圧に基づく基準電流から前記n個の電流出
    力用トランジスタが夫々の電流能力に基づいた総計でn
    種の電流を流すことができる状態となり、前記電流出力
    用トランジスタが流すことができる電流を出力するか否
    かが前記nビットのデジタル画像データによって決定さ
    れることを特徴とする請求項17乃至22のいずれか1
    項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  24. 【請求項24】 前記第2の記憶制御用スイッチは、前
    記第1の記憶制御用スイッチがオフ状態になった後にオ
    フ状態になることを特徴とする請求項23に記載の電流
    負荷デバイス駆動用半導体装置。
  25. 【請求項25】 前記出力制御用スイッチ並びに第1及
    び第2の記憶制御用スイッチがトランジスタから構成さ
    れていることを特徴とする請求項14乃至24のいずれ
    か1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  26. 【請求項26】 前記デジタル/電流変換回路は、前記
    第2の制御線を伝達する信号の反転信号がゲートに入力
    されゲートの長さと幅との積が前記第1の記憶制御用ス
    イッチを構成するトランジスタのゲートの長さと幅との
    積の1/2でありドレインが前記電流記憶用トランジス
    タのゲートに接続されソースがドレインに短絡されたダ
    ミートランジスタを有することを特徴とする請求項25
    に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  27. 【請求項27】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    は、請求項7乃至13のいずれかに記載のpビットデジ
    タル/電流変換回路と、請求項17乃至26のいずれか
    に記載のmビットデジタル/電流変換回路とを(p、m
    は自然数。p+m=n)組み合わせることにより構成さ
    れていることを特徴とする電流負荷デバイス駆動用半導
    体装置。
  28. 【請求項28】 前記第1及び第2の電源線が共通の電
    源線とされていることを特徴とする請求項7乃至13、
    及び17乃至27のいずれか1項に記載の電流負荷デバ
    イス駆動用半導体装置。
  29. 【請求項29】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    の数がa、前記電流負荷デバイス内の電流負荷素子の電
    流と動作の関係が異なる種類がbであり、1又は複数種
    の前記基準電流は、b種の電流負荷素子にそれぞれ対応
    するものが準備されており、前記基準電流値を記憶する
    電流記憶動作がa/b回に分けて行われることを特徴と
    する請求項1乃至28のいずれか1項に記載の電流負荷
    デバイス駆動用半導体装置。
  30. 【請求項30】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    の数がaである群が2つ以上あり、前記電流負荷デバイ
    ス内の電流負荷素子の電流と動作の関係が異なる種類が
    bであり、任意のフレームにおいて、ある群を電流出力
    用回路とし、他の群のいずれかを電流記憶用回路とし、
    電流の記憶は各フレーム内で同じ基準電流を用いてa/
    b回に分けて行われ、フレーム毎又は数フレーム毎に電
    流出力と電流記憶との役割を変更することを特徴とする
    請求項1乃至28のいずれか1項に記載の電流負荷デバ
    イス駆動用半導体装置。
  31. 【請求項31】 前記記憶動作は、前記電流負荷デバイ
    ス駆動用半導体装置内にあるシフト数がa/bビット以
    上のシフトレジスタの出力信号に同期して行われること
    を特徴とする請求項1乃至30いずれか1項に記載の電
    流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  32. 【請求項32】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、複数
    の電流出力回路と、プリチャージ回路と、を有し、前記
    プリチャージ回路は、前記電流負荷デバイス内のデータ
    線を経由して、前記データ線上のセルに、前記電流出力
    回路の出力電流により決まる電圧を供給すること、及び
    前記電流出力回路の出力電流をそのまま供給することが
    可能であることを特徴とする電流負荷デバイス駆動用半
    導体装置。
  33. 【請求項33】 前記プリチャージ回路は、前記電流出
    力回路からの出力電流により駆動される電流負荷デバイ
    ス内の負荷と同等な負荷である擬似負荷回路と、前記疑
    似負荷に前記電流出力回路の出力電流が供給された際に
    生じる電圧をインピーダンス変換して出力するボルテー
    ジフォロワと、を有することを特徴とする請求項32に
    記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  34. 【請求項34】 前記プリチャージ回路の擬似負荷回路
    は、電流負荷素子と同等な負荷、あるいは、電流を保持
    ・供給するセル回路負荷と同等な回路負荷とすることを
    特徴とする請求項33に記載の電流負荷デバイス駆動用
    半導体装置。
  35. 【請求項35】 1水平期間の初期にプリチャージ動作
    として前記擬似負荷回路に前記電流出力回路の出力電流
    を供給して得られた電圧を、前記プリチャージ回路内の
    ボルテージフォロワによってインピーダンス変換し、前
    記電流負荷デバイスのデータ線を経由して、前記電流負
    荷デバイス内のセル内の電流負荷素子又はセル回路負荷
    に印加し、その後電流駆動動作として、前記電流出力回
    路の出力電流を、前記電流負荷デバイスのデータ線を経
    由して、直接前記電流負荷デバイス内のセル内の電流負
    荷素子又はセル回路負荷に供給することを特徴とする請
    求項33又は34に記載の電流負荷デバイス駆動用半導
    体装置。
  36. 【請求項36】 前記プリチャージ回路は、前記ボルテ
    ージフォロワのオフセット電圧をキャンセルする構成を
    有することを特徴とする請求項33乃至35のいずれか
    1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  37. 【請求項37】 前記プリチャージ回路内のボルテージ
    フォロワのオフセット電圧をキャンセルする動作は、1
    又は数フレームに一度行うことを特徴とする請求項36
    に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  38. 【請求項38】 前記電流出力回路は、請求項1乃至3
    1のいずれかに記載のnビットデジタル/電流変換回路
    であることを特徴とする請求項32乃至37のいずれか
    1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  39. 【請求項39】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、1つ
    又は複数の基準電流値を記憶し、nビットデジタルデー
    タに従って電流を出力する複数のnビットデジタル/電
    流変換回路と、順々に行われる前記nビットデジタル/
    電流変換回路の前記基準電流の記憶動作と同期する走査
    信号を出力する電流記憶用シフトレジスタと、nビット
    デジタルデータをnビットデータセレクタに伝えるnビ
    ットデータラッチと、前記nビットデジタル/電流変換
    回路が前記基準電流を記憶する動作を行うか、電流を出
    力する動作を行うかにより、前記nビットデータラッチ
    からのnビットデジタルデータをnビットデジタル/電
    流変換回路に伝えるか否かを決めるnビットデータセレ
    クタと、を少なくとも備えることを特徴とする電流負荷
    デバイス駆動用半導体装置。
  40. 【請求項40】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、前記
    基準電流を生成する回路を備えることを特徴とする請求
    項39に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  41. 【請求項41】 前記nビットデジタル/電流変換回路
    が請求項1乃至31のいずれかに記載のnビットデジタ
    ル/電流変換回路であることを特徴とする請求項40に
    記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  42. 【請求項42】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、電流
    を出力する前に電圧を出力するプリチャージ動作を行う
    プリチャージ回路を備えることを特徴とする請求項39
    乃至41のいずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動
    用半導体装置。
  43. 【請求項43】 前記プリチャージ回路が請求項32乃
    至38のいずれか1項に記載のプリチャージ回路である
    ことを特徴とする請求項42に記載の電流負荷デバイス
    駆動用半導体装置。
  44. 【請求項44】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、入力
    されるnビットデジタルデータを保持する動作と前記デ
    ータラッチに出力するnビットデータレジスタと、順々
    に行われる前記nビットデータレジスタのnビットデジ
    タルデータの保持動作と同期する信号を出力するデータ
    保持用シフトレジスタと、を少なくとも備えることを特
    徴とする請求項39乃至43いずれか1項に記載の電流
    負荷デバイス駆動用半導体装置。
  45. 【請求項45】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、前記
    電流出力回路やプリチャージ回路の出力と、電流負荷デ
    バイスの複数のデータ線のいずれか1つを接続する出力
    セレクタを備えることを特徴とする請求項39乃至44
    のいずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体
    装置。
  46. 【請求項46】 電流負荷素子を含んだセルを複数備え
    る電流負荷デバイスの駆動用半導体装置において、前記
    出力セレクタにより、1水平期間において、複数のデー
    タ線を順々に選択し駆動することで、データ線数よりも
    少ない前記電流出力回路やプリチャージ回路数により電
    流負荷デバイスを駆動することを特徴とする請求項45
    に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装置。
  47. 【請求項47】 全てのトランジスタが薄膜トランジス
    タとして1つのチップに集積された請求項1乃至46の
    いずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動用半導体装
    置。
  48. 【請求項48】 前記電流負荷素子が発光素子である請
    求項1乃至47のいずれか1項に記載の発光表示装置駆
    動用半導体装置。
  49. 【請求項49】 前記電流負荷素子が有機EL素子であ
    る請求項1乃至47のいずれか1項に記載の有機EL表
    示装置駆動用半導体装置。
  50. 【請求項50】 電流負荷素子と同一基板上に請求項1
    乃至49のいずれか1項に記載の電流負荷デバイス駆動
    用半導体装置が作成された電流負荷デバイス。
  51. 【請求項51】 各前記電流負荷セル内の前記電流負荷
    素子又は前記電流を保持・供給するセル回路と同一な構
    成・サイズを持つ負荷を前記プリチャージ回路内の疑似
    負荷として備えることを特徴とする電流負荷デバイス駆
    動用半導体装置を備えた請求項50に記載の電流負荷デ
    バイス。
  52. 【請求項52】 前記電流負荷素子が発光素子であるこ
    とを特徴とする電流負荷デバイス駆動用半導体装置を備
    えた請求項50又は51に記載の電流負荷デバイス。
  53. 【請求項53】 前記電流負荷素子が有機EL素子であ
    ることを特徴とする電流負荷デバイス駆動用半導体装置
    を備えた請求項50又は51に記載の電流負荷デバイ
    ス。
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