JP2003193491A - 地下空間における空調設備機器等の据付け工事方法 - Google Patents

地下空間における空調設備機器等の据付け工事方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 空調設備機器の据付けに伴う各作業に必要な
労力と時間を極力省き、その作業効率と設置精度を良化
向上し、作業全体の工期を可及的に短縮する。 【解決手段】 地下空間における空調設備機器等の据付
けすべき部位に対し、ほぼ中心部にアンカーボルトが立
設される所定の深さの複数個のアンカーボルト設定孔を
設けた基礎コンクリートを打設する基礎形成工程と、基
礎コンクリート上において配置される仮パッカーを形成
する仮パッカー形成工程と、仮パッカー上に錠台及び高
さ調整部材を介して空調機器等の機台ベースを上載する
とともに、機台ベースの高さ及び水平度を調整する機台
ベース設置調整工程と、アンカーボルト設定孔にアンカ
ーボルト固設用に打設されるコンクリート上においてコ
ンクリート上面と空調機器等の機台ベースとの間に本パ
ッカーを打設する本パッカー打設工程よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、とくに、地下鉄等
の地下空間における空調設備機器等の据付け工事方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の地下鉄等の地下空間に
おける空調設備機器の据付け工事にあっては、該空調設
備機器等の据付けすべき部位に対し、アンカーボルトが
立設される複数個のアンカーボルト設定孔を設けた基礎
コンクリートを打設し、この作業が終了後、該基礎コン
クリートブ上においてアンカーボルトの両側に配置され
る仮パッカーを、一体型の型枠内にコンクリートを充填
してこれを突き固めながら形成し、この仮パッカー上に
据付けすべき空調機器等の機台ベースを上載し、その
後、前記前記アンカーボルト設定孔にアンカーボルト固
設用に打設されるアンカーボルト固設用のコンクリート
上において該コンクリート上面と前記空調機器等の機台
ベースとの間に本パッカーを打設して空調設備機器の据
付けを行なうようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法にあっては、複数個のアンカーボルト設定
孔を形成する場合、木製の有底箱形状の型枠を使用する
ため、コンクリートの打設前における方形に枠組みされ
た鉄筋と該木製箱形状型枠との結束が困難となり、ま
た、基礎コンクリートの打設後における型枠の底板部の
除去が不可能な状態となって後で該木製箱形状型枠内に
打設充填されるアンカーボルト固設用のコンクリートと
の密着性が阻害されて、結果的にはその作業効率並びに
空調機器等の設置精度を悪化させる要因となっていた。
また、基礎コンクリートを打設後の仮パッカーの形成に
あって、作業者が一体型の型枠内にコンクリートを充填
してこれを突き固めながら形成し、その上面の水平度の
調整を熟練した作業者に求めているため、その作業には
多大な労力と時間を必要とし、空調設備機器の据付けに
伴う全体の工期を大幅に長くする要因となっていた。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、作業効率並び
に空調機器等の設置精度の良化向上を図るとともに、空
調設備機器の据付けに伴う各作業に必要な労力と時間を
極力省き、作業全体の工期を可及的に短縮し得る地下空
間における空調設備機器等の据付け工事方法を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、地下空間における空調設
備機器等の据付け工事において、該空調設備機器等の据
付けすべき部位に対し、ほぼ中心部にアンカーボルトが
立設される所定の深さの複数個のアンカーボルト設定孔
を設けた基礎コンクリートを打設する基礎形成工程と、
該基礎コンクリート上において配置される仮パッカーを
形成する仮パッカー形成工程と、該仮パッカー上に錠台
及び高さ調整部材を介して据付けすべき空調機器等の機
台ベースを上載するとともに、該機台ベースの高さ及び
水平度を調整する機台ベース設置調整工程と、前記アン
カーボルト設定孔にアンカーボルト固設用に打設される
アンカーボルト固設用のコンクリート上において該コン
クリート上面と前記空調機器等の機台ベースとの間に本
パッカーを打設する本パッカー打設工程よりなり、前記
基礎形成工程は、金属製の造形装置を前記基礎コンクリ
ート用の基礎鉄筋枠ととも枠組みしかつ該造形装置内の
ほぼ中心部にアンカーボルトを立設して前記基礎コンク
リートに埋込みすること、前記仮パッカー形成工程は、
仮枠内に無収縮性セメントを充填してこれを突き固め、
上部に錠台及び高さ調整部材を載置して該錠台の高さレ
ベル並びに水平度を設定して仮パッカーを形成するこ
と、を要旨とする。
【0006】上記した構成によれば、基礎形成工程にお
いて、アンカーボルトは方形に枠組みされた鉄筋ととも
に、例えば引掛けて定置することとし、金属製の造形装
置は、そのまま基礎コンクリートに埋設されるため、方
形に枠組みされた鉄筋及びアンカーボルト等の結束を容
易にし、コンクリートの打設後における金属製の造形装
置の底板部の除去を不要とした。また、仮パッカー上に
錠台及び高さ調整部材を介して据付けすべき空調機器等
の機台ベースの高さレベル及び水平度を調整することに
よって、その作業効率並びに空調機器等の設置精度の良
化向上を図るとともに、空調設備機器の据付けに伴う各
作業に必要な労力と時間を極力省き、作業全体の工期を
可及的に短縮し得る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
地下空間における空調設備機器等の据付け工事方法であ
って、前記仮パッカー形成工程における仮枠を分割と
し、該仮枠内に無収縮性セメントを数回に分けて充填す
るとともに、該充填された無収縮性セメントに振動を付
与しながら固めることを要旨とする。
【0008】上記の構成によれば、仮パッカーの形成
を、熟練した作業者を必要とすることなく、簡易になし
得るので、その作業に伴う労力と時間を極力省き、作業
全体の工期を可及的に短縮し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、地下空間における空調設備
機器等の据付け工事方法における本発明の実施形態につ
いて図1〜図9を参照して説明する。以下記載する本実
施の形態にあっては、地下空間に据付けられる空調設備
機器等において、該空調設備機器等を構成する送風機の
据付けの場合について説明する。
【0010】まず、送風機1の据付け状態にあっては、
図1及び図2に示すように、地下空間Sにおいて、据付
けすべき送風機1の形態に対応して所定の形状にコンク
リート打設された基礎コンクリート2に対し、送風機1
の据付けすべき部位にアンカーボルト3を納める金属製
の造形装置を構成する金属製有底型枠4〜4が該基礎コ
ンクリート2と一体でコンクリート打設され、該基礎コ
ンクリート部2上に仮パッカー5〜5を介在して送風機
1の機台ベース6を載置するとともに、金属製有底型枠
4〜4内に打設充填されたアンカーボルト3固設用のコ
ンクリート9上面と機台ベース6下面との間に本パッカ
ー7を形成し、そのアンカーボルト3を介してナット等
の締着手段により前記機台ベース6を固定することによ
り、空調設備機器等を構成する送風機1を地下空間にお
ける基礎コンクリート2上に据付けられるものである。
【0011】以下、その据付け工事方法を具体的に説明
する。まず、基礎コンクリート2は、送風機1の据付け
すべき部位に対応して設定された送風機基礎の配筋用ア
ンカーボルトを床面スラブに打設し、基礎鉄筋を配筋し
て配筋枠組8を形成する。この配筋枠組8の中に後述す
る金属製有底型枠(アンカースリーブともいう。)4を
組み込み、円周の鉄筋に接続固定する。この後送風機基
礎全体の型枠(木製)を形成し、基礎コンクリート2を
打設する。(基礎形成工程という。)。すなわち、基礎
コンクリート2用の方形状等に枠組みされた配筋枠組8
とともに、後述するアンカーボルト固設のためのコンク
リート9用の金属製有底型枠4を配設した後、送風機基
礎全体の型枠(図示しない)を施工し基礎コンクリート2
の打設を行う。
【0012】なお、前記金属製有底型枠4の内径部位が
アンカーボルト設定孔とされるものであり、このアンカ
ーボルト設定孔のほぼ中央部には下端をU字状に曲折さ
れたアンカーボルト3を立設するものである。
【0013】この場合、図5に示すように、金属製有底
型枠4は、例えば、亜鉛鉄板等の金属製の有底円筒形状
に形成されており、これにより、基礎コンクリート2用
の配筋枠組8をそのまま金属製有底型枠4内に挿通しか
つ該配筋枠組8における円周の鉄筋て該金属製有底型枠
4を配置することができ、また、アンカーボルト3を該
金属製有底型枠4に挿通された配筋枠組8における鉄筋
に対して引掛け金具(図示しない)を介して引掛けて立
設することができ、それぞれの結束作業の作業性を良く
するものである。さらに、金属製有底型枠4と基礎コン
クリート2の打設コンクリートとの密着性を良化して基
礎コンクリート2の打設精度を高めるものである。
【0014】ついで、上記基礎コンクリート2における
型枠解体後、該基礎コンクリート2上にスミ出しを行
い、その基礎コンクリート2上において、仮パッカー5
〜5を据付けすべき送風機1に対応する所定の複数個所
(図3では3箇所を示す。)打設形成して配置する。
(仮パッカー形成工程という。)
【0015】すなわち、図6に示すように、各仮パッカ
ー5は、鋼製の横方向に2分割した方形状の所定の高さ
の型枠10(仮枠ともいう)を組み、該型枠10内に無
収縮性モルタル(パッドタイプ)を目分量により数回
(約5回が好ましい。)に分けて投入してバイブレータ
手段により振動を付与しながら打ち固めることにより打
設形成される。この場合、無収縮性モルタル(パッドタ
イプ)を目分量により数回(約5回が好ましい。)に分
けて投入することにより、無収縮性モルタル(パッドタ
イプ)を型枠10の上部まで早く固めることができるも
のである。
【0016】そして、上記無収縮性モルタル(パッドタ
イプ)からなる仮パッカー5上に錠台(平行ライナー)
11をバイブレータ手段により振動を付与しながら該仮
パッカー5内に1/3程度まで突きながら埋め込む(図
6参照)。この場合、錠台(平行ライナー)11の上面
の平行度を調整しながら行ない、高い部分はゴム製のハ
ンマー等により微調整を行なうものである。
【0017】ついで、上記仮パッカー5上の錠台(平行
ライナー)11に対して、相対向する摺動テーパー面を
備えた一対の高さ調整部材12(テーパーライナー)を
載置し、この高さ調整部材12(テーパーライナー)を
介して据付けすべき空調機器等である送風機1の機台ベ
ース6を上載するとともに、該機台ベース6の高さレベ
ル及び水平度を別設される後述の螺旋回転動作機構付き
の面高低微調整器具13の操作で調整し設定する(機台
ベース設置仮芯調整工程という)。
【0018】そして、この螺旋回転動作機構付きの面高
低微調整器具13は、図9に示すように、例えば、レベ
リングブロックのような互いに対向して摺接する摺動テ
ーパー面14、15を有する一対の固定側及び可動側の
調整台16、17と、該固定側の調整台16に対し可動
側の調整台17をその上面が平行状態で上下動するよう
に両者をねじ連繋したねじ手段18とから構成され、こ
のねじ手段18の螺進及び螺退回転することにより可動
側の調整台17をその摺動テーパー面を利用して上下動
してその高さの高低を調整する。なお、固定側と可動側
の調整台16、17のねじ連繋(ねじ手段18)におけ
る螺合組付け状態の遊びは、1/1000〜5/100
0の精度に設定したものが使用されるものである。
【0019】上記機台ベース設置仮芯調整工程におい
て、機台ベース6の高さ及び水平度の調整設定にあって
は、基礎コンクリート2上面と前記送風機1の機台ベー
ス6との間における所定部位(後述する本パッカー7の
形成部位の近傍)の複数箇所に対して前記螺旋回転動作
機構付きの面高低微調整器具13を設置し、該螺旋回転
動作機構付きの面高低微調整器具13により機台ベース
6の水平度並びに予め決められた高さレベルを微調整し
て設定する。
【0020】この各螺旋回転動作機構付きの面高低微調
整器具13の個々の操作によって、機台ベース6の水平
度並びに高さレベルの調整作業を簡単かつ素早く行なう
ことができるものである。
【0021】この状態において、螺旋回転動作機構付き
の面高低微調整器具13にて設定した高さレベルに合せ
て前記仮パッカー5上における高さ調整部材12(テー
パーライナー)を調整し、該高さ調整部材12(テーパ
ーライナー)の上面を機台ベース6の下面に当接する。
【0022】なお、上記のように機台ベース6を水平度
並びに予め決められた高さレベルに調整設定した後にお
いては、前記螺旋回転動作機構付きの面高低微調整器具
13を外して仮芯検査を受け、その検査合格後、金属製
有底型枠4内、すなわち、アンカーボルト設定孔にアン
カーボルト固設用としてのコンクリート9を充填、打設
して、該充填、打設されたコンクリート9によりアンカ
ーボルト3を垂直状態に固定する。
【0023】そして、前記アンカーボルト固設用として
の各コンクリート9上においてアンカーボルト3を挟ん
だ位置における該コンクリート9上面と前記送風機1の
機台ベース6との間に本パッカー7を、無収縮セメント
を金属製分割型枠に流し込むようにして打設しかつ該無
収縮セメント上に前述の仮パッカー5と同様に錠台11
aを載置することにより形成する(本パッカー打設工程
という)。
【0024】本パッカー7の錠台レベルの調整は,既に
仮パッカー5上に載置され仮芯出しが完了している機台
ベース6の下面と錠台11aとの間に一対の高さ調整部
材12a(テーパーライナー)を入れてこの高さ調整部
材12a(テーパーライナー)を摺動させることで該錠
台11aを本パッカー7内に押し込む方法によって行な
うものである。
【0025】すなわち、上記錠台(平行ライナー)11
a上に対し、前記仮パッカー5に使用された高さ調整部
材12と同様に構成した対向する摺動テーパー面を備え
た高さ調整部材12a(テーパーライナー)を載置し、
該高さ調整部材12a(テーパーライナー)を摺動させ
ることによって、錠台11aを本パッカー7内に押し込
みながら、この高さ調整部材12a(テーパーライナ
ー)の上面を機台ベース6の下面に当接する(図6及び
図7参照)。
【0026】この場合、本パッカー7が硬化するまでの
間は、錠台(平行ライナー)11aの上面レベルが据付
ける送風機1の機台ベース6の下面と平行でかつ高さ調
整部材12aに「がた」が生じないように点検するもの
である。このとき、アンカーボルト3の垂直度について
も該垂直となるように設定する。
【0027】ついで、前記本パッカー7が硬化した後、
本パッカー7の錠台上の高さ調整部材12により本芯出
し調整を行うとともに、アンカーボルト3に螺合するナ
ット等により締着する。すなわち、この本芯出し調整
は、前述のように、アンカーボルトに螺合するナット等
をトルクレンチで締めながら高さ調整部材12を摺動さ
せる精密調整作業として行なわれるものである。
【0028】そして、これ等の調整作業が終了し、最終
検査を合格した後に、本パッカー7の金属製分割型枠を
解体抜出するとともに、前記各仮パッカー5における錠
台11及び高さ調整部材12とを全数溶接固定する。
【0029】その後、基礎コンクリート2に対し据付け
した機台ベース6上面までシンダーコンクリート19を
打設しコテ仕上げを行い、ここに、地下空間において、
空調設備機器等を構成する送風機1を基礎コンクリート
2上に据付けるものである。
【0030】なお、上記した実施の形態において、機台
ベース6の据付けにあたっての仮パッカー5及び本パッ
カー7の設置位置並びにその個数は、図示のものに限定
するものではなく、また、螺旋回転動作機構付きの面高
低微調整器具13にあっても図示のものに限定するもの
ではない。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、基礎形成工程
において、アンカーボルトは方形に枠組みされた鉄筋と
ともに、例えば引掛けて定置することとし、金属製の造
形装置は、そのまま基礎コンクリートに埋設されるた
め、方形に枠組みされた鉄筋及びアンカーボルト等の結
束を容易にし、コンクリートの打設後における金属製の
造形装置の底板部の除去を不要とすることができ、した
がって、金属製の造形装置における強度及びその位置精
度並びに該金属製の造形装置内に打設される、アンカー
ボルト固設用のコンクリートの打設精度を良化向上する
ことができる。
【0032】また、仮パッカー上に錠台及び高さ調整部
材を介して据付けすべき空調機器等の機台ベースの高さ
レベル及び水平度を調整することにより、その作業効率
並びに空調機器等の設置精度の良化向上を図るととも
に、空調設備機器の据付けに伴う各作業に必要な労力と
時間を極力省き、作業全体の工期を可及的に短縮し得
る。
【0033】請求項2の発明によれば、仮パッカーの形
成を、熟練した作業者を必要とすることなく、簡易にな
し得るので、その作業に伴う労力と時間を極力省き、作
業全体の工期を可及的に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る送風機1の据付け状態を示
す説明図である。
【図2】同じく、本実施の形態に係る送風機1の据付け
状態を示す説明図である。
【図3】本実施の形態に係る送風機1の据付け工事方法
のパッカー配置を略示する平面説明図である。
【図4】本実施の形態に係る送風機1の据付け工事方法
を略示する側面説明図である。
【図5】アンカーボルト用の金属製有底型枠の説明図で
ある。
【図6】仮パッカー形成工程の説明図である。
【図7】同じく、仮パッカー形成工程の説明図である。
【図8】機台ベース設置調整工程及び本パッカー打設工
程の説明図である。
【図9】本実施の形態に係る螺旋回転動作機構付きの面
高低微調整器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 送風機 2 基礎コンクリート 3 アンカーボルト 4 金属製有底型枠 5 仮パッカー 6 機台ベース 7 本パッカー 8 配筋枠組 9 アンカーボルト固設用のコンクリート 11 錠台 12 高さ調整部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下空間における空調設備機器等の据付
    け工事において、 該空調設備機器等の据付けすべき部位に対し、ほぼ中心
    部にアンカーボルトが立設される所定の深さの複数個の
    アンカーボルト設定孔を設けた基礎コンクリートを打設
    する基礎形成工程と、 該基礎コンクリート上において配置される仮パッカーを
    形成する仮パッカー形成工程と、 該仮パッカー上に錠台及び高さ調整部材を介して据付け
    すべき空調機器等の機台ベースを上載するとともに、該
    機台ベースの高さ及び水平度を調整する機台ベース設置
    調整工程と、 前記アンカーボルト設定孔にアンカーボルト固設用に打
    設されるアンカーボルト固設用のコンクリート上におい
    て該コンクリート上面と前記空調機器等の機台ベースと
    の間に本パッカーを打設する本パッカー打設工程よりな
    り、 前記基礎形成工程は、金属製の造形装置を前記基礎コン
    クリート用の基礎鉄筋枠ととも枠組みしかつ該造形装置
    内のほぼ中心部にアンカーボルトを立設して前記基礎コ
    ンクリートに埋込みすること、 前記仮パッカー形成工程は、仮枠内に無収縮性セメント
    を充填してこれを突き固め、上部に錠台及び高さ調整部
    材を載置して該錠台の高さレベル並びに水平度を設定し
    て仮パッカーを形成すること、 を特徴とする地下空間における空調設備機器等の据付け
    工事方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地下空間における空調
    設備機器等の据付け工事方法であって、前記仮パッカー
    形成工程における仮枠を分割とし、該仮枠内に無収縮性
    セメントを数回に分けて充填するとともに、該充填され
    た無収縮性セメントに振動を付与しながら固めることを
    特徴とする地下空間における空調設備機器等の据付け工
    事方法。
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