JP3530656B2 - フィルダムにおける底設監査廊の構築工法 - Google Patents

フィルダムにおける底設監査廊の構築工法

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JP3530656B2
JP3530656B2 JP29747295A JP29747295A JP3530656B2 JP 3530656 B2 JP3530656 B2 JP 3530656B2 JP 29747295 A JP29747295 A JP 29747295A JP 29747295 A JP29747295 A JP 29747295A JP 3530656 B2 JP3530656 B2 JP 3530656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルダムの基礎岩
盤内に設置する底設監査廊の構築工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎岩盤内に設置されるフィルダ
ムの底設監査廊の構築工法は、まず基礎岩盤に監査廊を
構築するのに必要な所定の断面の溝掘削を行い、次に底
版部以下のインバートと称する部分の施工を先行して行
い、その後所定の断面形状に構成した鋼製のバラ型枠あ
るいはスライド可能なセントルを組み立てた上で、埋め
立てコンクリートを打設するものであった。
【0003】但し、このコンクリートの1回の打設長
は、将来の応力集中等の影響を考慮して6〜10mを限
度とするものであった。
【0004】そして、所定の養成期間を経て埋め立てコ
ンクリートが硬化した後に、型枠・支保工を解体・撤
去、あるいはスライドセントルの場合は移動すること
で、1ブロックの監査廊の構築を完了し、その完了後に
次のブロックを同様の手順で構築し、この工程の繰り返
しで順に構築を進めていくものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構築工法で
は、型枠・支保工の組立、鉄筋の組立に多大な手間を要
する上に、埋め立てコンクリートは約6〜10mの分割
ブロック毎に打設するため、工期が長くそれだけコスト
も増大することを避けられないと共に、作業には型枠
工、鉄筋工などの専門作業員を一時に多量に必要とし、
しかも型枠の解体、搬出は狭隘な作業空間で人力に頼っ
て行われており、大変な重労働であるばかりでなく、危
険を伴う作業でもあった。
【0006】そして、このバラ型枠やスライドセントル
を用いた従来の施工法では、通常型枠の組立は現場で鋼
製の型枠あるいはスライドセントルにより行っている
が、打設後埋め立てコンクリートに所定の強度がでるま
では、型枠を脱型及び移動ができず、そのため先行ブロ
ックが終了しないと隣接ブロックの埋め立てコンクリー
トの打設ができないことから施工能率が極めて悪いとい
う問題があった。
【0007】とりいわけ監査廊の構築は、堤体の最深部
から順に上方に向かって行われるため、特に河床の広い
フィルダムの場合、深部の施工が盛立の工程に影響を及
ぼしていた。
【0008】なお、アバットの傾斜が異なれば傾斜部に
設置する監査廊の傾斜もそれに沿って変わるため、傾斜
部では変曲点が生じるが、従来工法ではこの変曲点部を
勾配一定部に先行して構築しなければならなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記従来の
課題を解決するために、フィルダムの基礎岩盤を掘削し
て設けた溝部12の底部にインバートコンクリート16
を打設し、その上に逆U字型のプレキャストコンクリー
ト製監査廊型枠1を順次複数連結一体化して複数のブロ
ックを形成するように設置するとともに、このブロック
の境目には、中央部に空口7を設けてなる目地板6を建
て込み、前記監査廊型枠1と目地板6とを連結一体化
し、一連の監査廊型枠1の周囲に鉄筋22を配筋し、溝
部12内に埋め立てコンクリート24を打設するように
したフィルダムにおける底設監査廊の構築工法を提案す
るものである。
【0010】またこの発明は、フィルダムの基礎岩盤を
掘削して設けた溝部12の底部にインバートコンクリー
ト16を打設し、その上に逆U字型のプレキャストコン
クリート製監査廊型枠1を順次複数連結一体化して応力
集中や不等沈下に対応するために区画したブロックを形
成するように設置し、その後尾の監査廊型枠1の後端に
接して、溝部12の断面に倣った形状の所要厚さのプレ
キャスト板で、その中央部に監査廊型枠1の内空断面形
に形成された空口7を設けてなる目地板6を建て込み、
監査廊型枠1と目地板6とを連結一体化し、この監査廊
型枠1に順次所要数の監査廊型枠1を一連に連結一体化
してさらにもう1ブロックに設置し、その後尾の監査廊
型枠1の後端に接して妻型枠として目地板6を建て込ん
で相互を連結一体化し、一連の監査廊型枠1の周囲に鉄
筋22を配筋し、その後あるいは必要に応じ同様の施工
をさらに隣接ブロックに行った後、各ブロックの溝部1
2内に埋め立てコンクリート24を一括して打設するよ
うにしたフィルダムにおける底設監査廊の構築工法を提
案するものである。
【0011】またこの発明は、フィルダムの基礎岩盤を
掘削して設けた溝部12の底部にインバートコンクリー
ト16を打設し、その上に逆U字型のプレキャストコン
クリート製監査廊型枠1を順次複数連結一体化して応力
集中や不等沈下に対応するために区画したブロックを形
成するように設置し、各監査廊型枠1はその側面下部に
埋設したインサート4に、インバートコンクリート16
に固定した据付鋼材15に通したボルト20をねじ込ん
で締結固定し、その後尾の監査廊型枠1の後端に接し
て、溝部12の断面に倣った形状の所要厚さのプレキャ
スト板で、その中央部に監査廊型枠1の内空断面形に形
成された空口7を設けてなる目地板6を建て込み、監査
廊型枠1と目地板6とを連結一体化し、この監査廊型枠
1に順次所要数の監査廊型枠1を一連に連結一体化して
さらにもう1ブロックに設置し、その後尾の監査廊型枠
1の後端に接して妻型枠として目地板6を建て込んで相
互を連結一体化し、一連の監査廊型枠1の周囲に鉄筋2
2を配筋し、その後あるいは必要に応じ同様の施工をさ
らに隣接ブロックに行った後、各ブロックの溝部12内
に埋め立てコンクリート24を一括して打設するように
したフィルダムにおける底設監査廊の構築工法を提案す
るものである。
【0012】さらにこの発明は、監査廊が水平から上向
きに又は下向きに傾斜して設置される変曲点部分におけ
るフィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた溝部12の底
部にインバートコンクリート16を打設し、その変曲点
部分のインバートコンクリート16上に解体自在に組立
た前後一対の斜め合わせ型枠27,27を変曲点部の傾
斜角度に合わせて屈曲して設置し、それらの前後に逆U
字型のプレキャストコンクリート製監査廊型枠1を連続
一体に連結し、溝部12内に埋め立てコンクリート24
を打設してこれが硬化した後、斜め合わせ型枠27,2
7を解体脱型するようにしたフィルダムにおける底設監
査廊の構築工法を提案するものである。
【0013】
【作用】監査廊型枠1はプレキャストコンクリートで、
埋め立てコンクリート24中に埋め殺しにするため、従
来のように監査廊のための型枠工、鉄筋工などの専門作
業員の技能を必要とせず、さらに狭小な場所で型枠脱
型、撤去および移動も必要しないので、労働負担が大き
く危険な作業をなくすことができる。
【0014】プレキャストコンクリート製の目地板6で
複数ブロックを仕切り、これを埋め立てコンクリート2
4中に埋め殺しにするため、複数ブロックを一括して施
工でき、しかも先行ブロックの埋め立てコンクリート2
4の打設及び養生中に隣接ブロックの監査廊型枠1の設
置などの施工を併行して進行することができるので、工
期を大幅に短縮することができ、これにより施工コスト
の低減が可能となる。
【0015】この発明に使用する監査廊型枠1や目地板
6は厳正に品質管理された工場製品であるため、品質及
び耐久性などを確実に確保でき、施工の信頼性を図るこ
とができる。
【0016】変曲点部分のインバートコンクリート16
上に解体自在に組立た前後一対の斜め合わせ型枠27,
27を変曲点部の傾斜角度に合わせて屈曲して設置し、
それらの前後に監査廊型枠1を連続一体に連結するた
め、変曲点部分も一定勾配部分と同様に連続的に施工す
ることができる。
【0017】
【実施例】先ず、この発明の監査廊の施工に用いる監査
廊型枠1について説明すると、監査廊型枠1は図2、図
3に示すように構築する監査廊の断面形状に倣った厚さ
5〜10cm前後で前後長さ1〜数m程度の逆U字形に成
形されたプレキャスト鉄筋コンクリートあるいはスチー
ルファイバーモルタル等のプレキャストコンクリート部
材で、その外周面は外周の前後端部にリブ2が形成さ
れ、このリブ2にジョイントボックス等の継手金物3が
所要箇所に設置されている。
【0018】なお、リブ2は必ずしも設けなくてもよ
い。
【0019】また、監査廊型枠1の側面下部には据え付
け・固定用のインサート4が埋設され、その上方には吊
り穴5が設けられ、また前後の接合端面にはゴム等のシ
ール材(図示しない)が取付けられている。
【0020】監査廊型枠1の外周部はその表面のペース
ト分を洗い落とすことにより、打ち継ぎ目処理を施して
おく。
【0021】次に、応力集中や不等沈下に対応するため
に設ける単位ブロック(通常は約6〜10mスパン)の
境目の目地板及び妻型枠として使用する目地板6につい
て説明すると、目地板6は図4、図5に示すように監査
廊設置部の基礎岩盤の掘削断面に倣った形状の所要厚さ
のプレキャスト鉄筋コンクリート又はスチールファイバ
ーモルタル等のプレキャストコンクリート板で、その中
央部には監査廊型枠1の内空断面形に形成された空口7
が設けられ、その空口7の周囲部には監査廊型枠1の継
手金物3に対応する位置にそれぞれジョイントボックス
等の継手金物8が設けられ、さらに空口7の周辺の前面
には空口7を囲むように縦横に連続した止水板9が取付
けられている。
【0022】さらに、目地板6には所要位置に固定用の
インサート10が埋設され、さらに吊り穴11が設けら
れ、また背面には打ち継ぎ目処理6’がなされている。
【0023】また、目地板6の上端には、コア盛立前に
アイガス充填のための面取りが施されている。
【0024】次に、以上の監査廊型枠1及び目地板6を
用いて本発明の監査廊を構築する方法について説明す
る。
【0025】先ず図6に示すように、監査廊を構築する
部分の岩盤を溝形に掘削し、その溝部12の底面に定着
モルタルで下端を固定した止水板13を設置し、さらに
鉄筋14を配筋すると共に、光学機器で高さを測定しな
がらCT形鋼等の据付鋼材15を監査廊型枠1の両下端
の据え付け高さに固定する。
【0026】この状態で図7に示すようにインバートコ
ンクリート16を打設してその上面を排水溝18を一部
に形成した平面に仕上げ、鉄筋14の一部は監査廊型枠
1の据え付け部の両側に鉛直に突設すると共に、据付鋼
材15の縦フランジの下側部をインバートコンクリート
16に埋設固定する。
【0027】次いで図8、図9に示すように、左右の内
側壁間に幅止め材19を架渡した監査廊型枠1をクレー
ンで吊り上げてインバートコンクリート16上の据え付
け部に設置する。
【0028】このとき監査廊型枠1の一側下端は排水溝
18が監査廊型枠1内に収まるように排水溝18の片側
に設置した据付鋼材15の水平のウエブ上に載置し、他
側下端は他側の据付鋼材15の水平のウエブ上に載置す
る。
【0029】そして図15に示すように、据付鋼材15
の縦フランジの上側部に設けたボルト挿通孔にボルト2
0を通してその先端を監査廊型枠1のインサート4にね
じ込んでナット21で締結固定する。
【0030】同様にして順次所要数の監査廊型枠1を隣
接して一連に連続的に設置し、相互の接合面に対接する
各継手金物3,3同士をボルト・ナットなどで締結して
隣接
【0031】監査廊型枠1,1を連結一体化する。
【0032】このようにして所要数の監査廊型枠1を施
工区間の1ブロックに設置したら、後尾の監査廊型枠1
の後端に接して目地板6を建て込み、監査廊型枠1と目
地板6とを相互間に対接する各継手金物3,8同士をボ
ルト・ナットなどの締結金具で締結することにより連結
一体化する。
【0033】そして目地板6は、後に行う埋め立てコン
クリート打設による側圧に対して耐えられるように、打
継ぎ面に埋設したインサート10からセパレーターを介
して固定用鋼材に固定する(この点は図示しない)。
【0034】次に図1、図10及び図14に示すように
目地板6の背面側に監査廊型枠1を設置して上記同様に
連結一体化し、これに一連に順次所要数の監査廊型枠1
を連結して施工区間のさらにもう1ブロックに設置した
ら、後尾の監査廊型枠1の後端に接して妻型枠として目
地板6を建て込み、この監査廊型枠1と目地板6とを相
互間に対接する各継手金物3,8同士をボルト・ナット
などの締結金具で締結することにより連結一体化する。
【0035】このように2ブロック(2ブロック以上で
あってもよい)の監査廊型枠1の設置が完了した状態
で、予め型枠下端とインバート天端との隙間をモルタル
により裏込めする。
【0036】そして図11に示すように、各ブロックに
おける監査廊型枠1の周辺の溝部12の空間にユニット
化されたユニット鉄筋22を配筋し、図12に示すよう
に溝部12の上端に蓋型枠23を設置してそれぞれブロ
ックの内部に同時に埋め立てコンクリート24を打設
し、図13に示すように監査廊型枠1と目地板6及びイ
ンバートコンクリート16と一体化する。
【0037】このユニット鉄筋22の組立においては、
監査廊型枠1のリブ2の部分をガイドとすることでプレ
キャスト型枠1に対する被り厚などの組立精度を確保す
ることができ、鉄筋をユニット化することと相まって鉄
筋組立作業工程を減らすことができる。
【0038】このような施工を行う間に、これに連続す
る隣接ブロックにおいて監査廊型枠1と目地板6の設置
などの埋め立てコンクリート24の打設前の上記施工を
順次進行させて能率的に一連の施工を連続して行う。
【0039】なお、図16に示すように目地板6の上端
の面取り部には目地型枠25を設置し、埋め立てコンク
リート24の打設後にこれを撤去してできた目地部にア
イガスなどを充填し、さらに目地板6の継ぎ目にジョイ
ントグラウトが必要な場合は、目地板6に予め製作段階
でグラウト圧送注入管26などの配管類を埋設してお
き、これに埋め立てコンクリート24の打設後にセメン
トミルク等のグラウトを圧送して継ぎ目間隙に注入充填
する。
【0040】次に、図17、図18に示すように監査廊
が水平から上向きに又は下向きに傾斜して設置される場
合には、この変曲点部分に従来と同様な組立及び脱型解
体を要する前後一対の斜め合わせ型枠27,27を変曲
部の傾斜角度に合わせて屈曲して設置し、それらの前後
に監査廊型枠1を連続一体に連結する。
【0041】この斜め合わせ型枠27は一端面27aが
底面に対して垂直で、他端面27bが底面に対して傾斜
して形成されており、その外周アーチ部分と側壁部分の
成形面板28,29が監査廊型枠1の内周面形に倣って
形成され、外周アーチ部分の成形面板28はその内側に
配した複数の分割支持体30で支持されており、各分割
支持体30をサポートする支柱31は複数の支保工32
で支持された載台33に解体自在に載置されており、ま
た側壁部分の成形面板29は複数の横架材34に解体自
在に支持されている。
【0042】そして、斜め合わせ型枠27,27は斜め
の他端面27b,27bを互いに突き合わせて接合し、
垂直な一端面27a側の端部をそれぞれ変曲して設置さ
れる監査廊型枠1,1の内周端部に嵌合して設置する。
【0043】そして、打設した埋め立てコンクリート2
4の硬化後に斜め合わせ型枠27,27を解体して脱型
する。
【0044】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、従来のよ
うに監査廊のための型枠工、鉄筋工などの専門作業員の
技能を必要とせず、さらに狭小な場所で型枠脱型、撤去
および移動も必要しないので、労働負担が大きく危険な
作業をなくすことができる。
【0045】また、複数ブロックを一括して施工でき、
しかも先行ブロックの埋め立てコンクリート打設中に隣
接ブロックの監査廊型枠設置などの施工を併行して進行
することができるので、工期を大幅に短縮することがで
き、これにより施工コストの低減が可能となる。
【0046】この発明に使用する監査廊型枠や目地板は
厳正に品質管理された工場製品であるため、品質及び耐
久性などを確実に確保でき、施工の信頼性を図ることが
できる。
【0047】変曲点部分のインバートコンクリート上に
解体自在に組立た前後一対の斜め合わせ型枠を変曲点部
の傾斜角度に合わせて屈曲して設置し、それらの前後に
監査廊型枠を連続一体に連結するため、変曲点部分も一
定勾配部分と同様に連続的に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の施工状態を示す斜視図。
【図2】この発明に用いる監査廊型枠の斜視図。
【図3】この発明に用いる監査廊型枠の正面図。
【図4】この発明に用いる目地板の斜視図。
【図5】この発明に用いる目地板の正面図。
【図6】この発明の施工方法の一態様を示す縦断正面
図。
【図7】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正面
図。
【図8】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正面
図。
【図9】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正面
図。
【図10】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正
面図。
【図11】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正
面図。
【図12】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正
面図。
【図13】この発明の施工方法の他の態様を示す縦断正
面図。
【図14】この発明の施工状態を示す縦断側面図。
【図15】この発明に係る監査廊型枠の固定構造を示す
要部の縦断正面図。
【図16】この発明に係る目地板の継ぎ目部分を示す要
部の縦断側面図。
【図17】この発明の変曲点部分に設置した型枠の縦断
正面図。
【図18】この発明の変曲点部分に設置した型枠の縦断
側面図。
【符号の説明】
1 監査廊型枠 2 リブ 3 継手金物 4 インサート 5 吊り穴 6 目地板 7 空口 8 継手金物 9 止水板 10 インサート 11 吊り穴 12 溝部 13 止水板 14 鉄筋 15 据付鋼材 16 インバートコンクリート 18 排水溝 19 幅止め材 20 ボルト 21 ナット 22 ユニット鉄筋 23 蓋型枠 24 埋め立てコンクリート 25 目地型枠 26 グラウト圧送注入管 27 型枠 27a 一端面 27b 他端面 28 成形面板 29 成形面板 30 分割支持体 31 支柱 32 支保工 33 載台 34 横架材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−216917(JP,A) 特開 平3−147913(JP,A) 実開 昭56−96137(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 7/00 - 7/06 E21D 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた
    溝部の底部にインバートコンクリートを打設し、その上
    に逆U字型のプレキャストコンクリート製監査廊型枠を
    順次複数連結一体化して複数のブロックを形成するよう
    に設置するとともに、このブロックの境目には、中央部
    に空口を設けてなる目地板を建て込み、前記監査廊型枠
    と目地板とを連結一体化し、前記一連の監査廊型枠の周
    囲に鉄筋を配筋し、前記溝部内に埋め立てコンクリート
    を打設することを特徴とするフィルダムにおける底設監
    査廊の構築工法。
  2. 【請求項2】 前記目地板は、プレキャスト板からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルダムにおける
    底設監査廊の構築工法。
  3. 【請求項3】 フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた
    溝部の底部にインバートコンクリートを打設し、その上
    に逆U字型のプレキャストコンクリート製監査廊型枠を
    順次複数連結一体化して応力集中や不等沈下に対応する
    ために区画したブロックを形成するように設置し、その
    後尾の監査廊型枠の後端に接して、前記溝部の断面に倣
    った形状の所要厚さのプレキャスト板で、その中央部に
    監査廊型枠の内空断面形に形成された空口を設けてなる
    目地板を建て込み、前記監査廊型枠と目地板とを連結一
    体化し、この監査廊型枠に順次所要数の監査廊型枠を一
    連に連結一体化してさらにもう1ブロックに設置し、そ
    の後尾の監査廊型枠の後端に接して妻型枠として前記目
    地板を建て込んで相互を連結一体化し、前記一連の監査
    廊型枠の周囲に鉄筋を配筋し、その後あるいは必要に応
    じ同様の施工をさらに隣接ブロックに行った後、各ブロ
    ックの溝部内に埋め立てコンクリートを一括して打設す
    ることを特徴とするフィルダムにおける底設監査廊の構
    築工法。
  4. 【請求項4】 フィルダムの基礎岩盤を掘削して設けた
    溝部の底部にインバートコンクリートを打設し、その上
    に逆U字型のプレキャストコンクリート製監査廊型枠を
    順次複数連結一体化して応力集中や不等沈下に対応する
    ために区画したブロックを形成するように設置し、前記
    各監査廊型枠はその側面下部に埋設したインサートに、
    インバートコンクリートに固定した据付鋼材に通したボ
    ルトをねじ込んで締結固定し、その後尾の監査廊型枠の
    後端に接して、前記溝部の断面に倣った形状の所要厚さ
    のプレキャスト板で、その中央部に監査廊型枠の内空断
    面形に形成された空口を設けてなる目地板を建て込み、
    前記監査廊型枠と目地板とを連結一体化し、この監査廊
    型枠に順次所要数の監査廊型枠を一連に連結一体化して
    さらにもう1ブロックに設置し、その後尾の監査廊型枠
    の後端に接して妻型枠として前記目地板を建て込んで相
    互を連結一体化し、前記一連の監査廊型枠の周囲に鉄筋
    を配筋し、その後あるいは必要に応じ同様の施工をさら
    に隣接ブロックに行った後、各ブロックの溝部内に埋め
    立てコンクリートを一括して打設することを特徴とする
    フィルダムにおける底設監査廊の構築工法。
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