JP2003181889A - フィルム付成形品用射出成形金型 - Google Patents

フィルム付成形品用射出成形金型

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勝彦 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出時にキャビティ内の気体を積極的に外部
へ排出できるようにして、成形不良を防止するようにし
た射出成形金型を提供する。 【解決手段】 最終製品の外形形状に対応した凹部3a
を有するキャビティ側金型3と該凹部3aを覆うコア側
金型4とを備えた一対の金型において、コア側金型4
に、凹部3aに対応させて溶融樹脂を射出するゲート部
8bを有し、該ゲート部8bの周囲に溶融樹脂の侵入を
阻止すると共に気体の侵入を許容する間隙13を設け、
溶融樹脂を射出した際に、該間隙13から凹部3a内の
気体を金型の外部へ排出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樹脂フィルムを
一対の金型内に配置してこの樹脂フィルム上に溶融樹脂
を射出成形するフィルム付成形品用射出成形金型に係
り、特に射出時にキャビティ内の気体を排出し易くした
フィルム付成形品用射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の押ボタンシートのように複数
の突出部を有する樹脂成形品として、図11及び12に
示すような、複数の突出部21がベース部22において
連結された形状を有し、突出部21の外表面及びベース
部22が連続した樹脂フィルム23からなり、各突出部
21の内部に樹脂24が充填されていると共に、突出部
21の頂部21aの樹脂フィルム23に文字等が印刷さ
れたフィルム付成形品が知られている。
【0003】このような成形品を製造するには、図13
に示すような射出成形金型20が使用されていて、例え
ば特許第3136388号公報では、キャビティ凹部2
5を有するキャビティ側金型26とスプール部27及び
ゲート部28等を配置したコア側金型29との間に板状
或いは成形品の形状に応じてプレフォーミングされた樹
脂フィルム23を配置し、ゲート部28から溶融樹脂を
射出することにより、樹脂フィルム23を溶融樹脂の熱
及び射出圧で引き伸ばして変形させ、キャビティ凹部2
5の内表面に密着させつつ、樹脂フィルム23と樹脂2
4とを一体化することにより製造している。
【0004】このような射出成形金型20では、射出時
に樹脂フィルム23がキャビティ凹部25の壁面に密着
できるようにキャビティ凹部25の内部の気体を排出す
るためのキャビティ凹部25から外部に連通する溝から
なるエアーベント30が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
のようなフィルム付成形品を成形する射出成形金型20
では、キャビティ側金型26とコア側金型29との間に
樹脂フィルム23が配置されるため、キャビティ凹部2
5の壁面と樹脂フィルム23との間に存在する気体はエ
アーベント30から排出することができるものの、樹脂
フィルム23のゲート部28側に存在する気体はこのエ
アーベント30からは排出することができない。
【0006】そのため、キャビティ凹部25の周囲のコ
ア側金型29の表面と樹脂フィルム23との間が完全な
密着状態にない場合には、射出成形時に溶融樹脂の射出
圧及び熱により樹脂フィルム23が引き延ばされ、樹脂
フィルム23が薄くなるなどにより僅かな間隙が生じた
箇所に溶融樹脂が侵入して、図14に示すように、ベー
ス部22に樹脂24が付着する成形不良が発生すること
になる。
【0007】特に、携帯電話の押ボタンシートでは、突
出部21を硬くするために、通常、樹脂24として硬質
の樹脂を使用しているので、硬質の樹脂がベース部22
に付着すると、ベース部22が弾性変形し難くなり、ボ
タンの操作感を悪化させるため好ましくない。
【0008】そこで、この発明では、射出時にキャビテ
ィ内の気体を積極的に外部へ排出できるようにして、成
形不良を防止するようにした射出成形金型を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
すべく、請求項1に記載の発明は、最終製品の外形形状
に対応した凹部を有するキャビティ側金型と該凹部を覆
うコア側金型とを備えた一対の金型間に前記最終製品の
外形形状に成形された樹脂フィルムを配置し、溶融樹脂
を射出することにより前記樹脂フィルムを前記凹部の壁
面に密着させながら前記溶融樹脂と樹脂フィルムとを一
体化するフィルム付成形品用射出成形金型であって、前
記コア側金型に、前記凹部に対応させて前記溶融樹脂を
射出するゲート部を有し、該ゲート部の周囲に前記溶融
樹脂の侵入を阻止すると共に気体の侵入を許容する間隙
を設け、前記溶融樹脂を射出した際に、該間隙から前記
凹部内の気体を金型の外部へ排出するようにしたことを
特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、最終製品
の外形形状に対応した凹部を有するキャビティ側金型と
該凹部を覆うコア側金型とを備えた一対の金型間に前記
最終製品の外形形状に成形された樹脂フィルムを配置
し、溶融樹脂を射出することにより前記樹脂フィルムを
前記凹部の壁面に密着させながら前記溶融樹脂と樹脂フ
ィルムとを一体化するフィルム付成形品用射出成形金型
であって、前記コア側金型に、前記凹部に対応させて前
記溶融樹脂を射出するゲート部を備えたゲートブッシュ
と、該ゲートブッシュを一体に設けたベースプレート
と、該ベースプレートの前記キャビティ側金型側に配置
されて前記ベースプレートから離れる方向に移動可能な
ストリッパプレートとを備え、該ストリッパプレートに
は、前記ゲートブッシュを収容する貫通孔を有し、該貫
通孔と前記ゲートブッシュとの間に前記溶融樹脂の侵入
を阻止すると共に気体の侵入を許容する径方向の間隙を
有し、前記溶融樹脂を射出した際に、前記径方向の間隙
から前記凹部内の気体を金型の外部へ排出するようにし
たことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の構成に加えて、前記ゲートブッシュの前記ゲー
ト部側の端部に断面形状が長手方向に一定のストレート
部を設けことを特徴としている。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
2又は3の記載に加えて、前記ゲートブッシュの一部に
前記ゲート部側の端部に行くにしたがって縮径するテー
パ部を設けたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を用いて説明する。
【0014】[実施の形態1]図1はこの実施の形態の
射出成形金型を示している。
【0015】射出成形金型1は、キャビティ側金型3と
コア側金型4とからなり、キャビティ側金型3は、図1
2に示したような複数の突出部21に対応した最終製品
の外形形状を有する凹部3aと各凹部3a間を連続する
平面3b(キャビティ側金型3の外表面)とを備えてい
て、凹部3aの壁面3cが最終製品の外形形状となって
いる。
【0016】コア側金型4は、キャビティ側金型3の凹
部3aを覆うように配置されていて、溶融樹脂の供給側
と接続されるベースプレート5と、ベースプレート5に
隣接してキャビティ側金型3と対向するストリッパプレ
ート6とを有している。さらに、コア側金型4には、ベ
ースプレート5及びストリッパプレート6とを貫通する
貫通孔7に収容されて、一方の端部がベースプレート5
に係止されて一体化され、他方の端部がキャビティ側金
型3の凹部3a側に露出するゲートブッシュ8とを有し
ている。前記凹部3aに対向するストリッパプレート6
の外表面6c及びゲートブッシュ8の端面8cが製品の
底面形状に対応している。
【0017】そして、キャビティ側金型3の凹部3aの
壁面3c、並びにコア側金型4のストリッパプレート6
の外表面6c、貫通孔7及びゲートブッシュ8の端面8
cにより囲まれる空間が充填樹脂2で満たされる。
【0018】なお、この射出成形金型1では、キャビテ
ィ側金型3が型開き可能であって、さらにストリッパプ
レート6がベースプレート5から離れる方向に移動可能
となっている。
【0019】図2は、この射出成形金型1のゲートブッ
シュ8付近を示している。
【0020】このゲートブッシュ8は、溶融樹脂の供給
側から連続するスプール部8a及びゲート部8bを有
し、ゲート部8bが開口する一方の端面8cの外周が凹
部3aに接していて、供給側である他方の端部8e側の
外周にはベースプレート5に係止されたフランジ部8f
が設けられている。このフランジ部8fのベースプレー
ト5との当接部分には気体の通路となる溝等が設けられ
ている。さらに、一方の端部8cの外表面が、長手方向
に一定の直径の円形断面を有するストレート部11をと
なっている。
【0021】このようなゲートブッシュ8を収容した貫
通孔7は、ストリッパプレート6の移動方向に平行に設
けられ、一方の端部7aの周縁が凹部3aの開口周縁部
3eより内側に接している。この貫通孔7には、ストレ
ート部11に対応して長手方向に一定の直径の円形断面
を有するストレート孔部12が形成されている。
【0022】そして、ストレート部11とストレート孔
部12との間には、溶融樹脂の侵入を阻止でき、かつ気
体の侵入を許容する径方向の隙間、例えば5〜25μm
程度の幅の間隙13が形成されている。図2では間隙1
3を拡大して図示している。この間隙13はゲートブッ
シュ8と貫通孔7との間を通してベースプレート5の外
部と連通している。径方向の間隙13はストレート部1
1とストレート孔部12との間に形成されているので、
ゲートブッシュ8の貫通孔7への挿入量が変化しても、
間隙13は所定の寸法のまま維持される。
【0023】このようなストレート部11及びストレー
ト孔部12は、一般に切削加工、研削加工により製造さ
れるが、ストレート部11及びストレート孔部12がい
ずれも一定の直径を有する円形断面を有するものであっ
て、傾斜や湾曲面等の複雑な形状を加工するものではな
いため、容易に精度よく所定の寸法に加工することがで
きる。そのため、所定寸法の間隙13を得ることは容易
である。
【0024】また、この射出成形金型1では、ストレー
ト孔部12の外側のストリッパプレート6の外表面6c
に、環状に連続した凸部6aが、キャビティ側金型3の
凹部3aの開口周縁部3eに対向して設けられている。
この凸部6aとキャビティ側金型3の開口周縁部3eと
の間で、樹脂フィルムからなる外形成形体10をしっか
りと挟持する。なお、この凸部6aは開口周縁部3eの
凹部3a内側からその外側までの幅を有している。
【0025】以上のような構成の射出成形金型1を用
い、例として、フィルム付成形品である携帯電話の押ボ
タンシートを製造する方法について説明する。
【0026】ここでは、射出成形金型1のキャビティ側
金型3とコア側金型4との間に樹脂フィルムを挟持した
状態で、溶融樹脂を射出して一体化することにより製造
する。
【0027】この製造方法で使用する樹脂フィルムとし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエチレン
ナフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、フッ素
樹脂、アイオノマー、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ール、またはこれらのアロイからなるフィルム等が挙げ
られる。
【0028】この樹脂フィルムは、予め最終製品の外形
形状に成形された外形成形体10として使用する。なぜ
なら、射出時に溶融樹脂の熱及び射出圧により引き延ば
される必要がなくなり、樹脂フィルムの変形による成形
不良を防止できるからである。この成形は、樹脂フィル
ムに凹凸を形成するために通常使用されている真空成
形、圧空真空成形等の成形方法により行えばよい。
【0029】一方、充填樹脂としては、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリア
クリロニトリルブタジエンスチレン等のように、溶融状
態で射出成形に適した流動性を有し、前記樹脂フィルム
とある程度の相溶性を有する樹脂を用いるのが望まし
い。
【0030】そこで、まず、射出成形金型1を、図示し
ない加熱冷却装置等により予熱し、射出成形に適した温
度に調整する。
【0031】射出成形金型1の温度は全体を溶融樹脂の
流動性等を確保できる温度にすればよいが、外形成形体
10を使用する場合、凹部3aを有するキャビティ側金
型3を樹脂フィルムの熱変形温度以下に設定するのが好
ましい。予め最終製品の外形形状に成形されているた
め、射出時に樹脂フィルムを引き延ばして変形する必要
がなく、樹脂フィルムを過剰に加熱する必要がないから
である。
【0032】前記のような充填樹脂及び樹脂フィルムを
使用する場合、例えばキャビティ側金型3の温度を好ま
しくは40℃以上80℃未満、より好ましくは50℃以
上60℃以下に設定することが可能である。
【0033】このような射出成形金型1の温度は射出成
形前に設定され、射出成形中及びその後も一定に保つの
が好ましい。
【0034】つぎに、このように温度設定された射出成
形金型1を、図3に示すように、キャビティ側金型3と
コア側金型4との間のパーティングラインで開き、予め
最終製品の外形形状に成形された外形成形体10の複数
の突出部21をキャビティ側金型3の複数の凹部3aに
挿入してセットする。このとき、外形成形体10が最終
製品の外形形状に成形されているため、凹部3aの壁面
3cに沿って配置され、外形成形体10と凹部3aの壁
面3cとの間には成形に支障をきたすような気体は存在
しない。
【0035】そして、この状態で型締めするが、外形成
形体10はストリッパプレート6の凸部6aとキャビテ
ィ側金型3の凹部3aの開口周縁部3eの表面との間で
挟持され、外形成形体10と凹部3aの全周囲とが十分
に密着した状態となる。
【0036】その後、射出成形金型1に図示しない樹脂
供給部のノズルから溶融樹脂を供給し、ゲートブッシュ
8内のスプール部8a及びゲート部8bを通して凹部3
a内に溶融樹脂を射出する。溶融樹脂の射出圧及び熱
が、外形成形体10の一方面側に加わることにより、他
方面側がキャビティ側金型3の凹部3aの壁面3cに密
着し、凹部3aの壁面3cに設けられている表示部等の
僅かな凹凸にも完全に一致した外表面が形成される。
【0037】この射出成形時には、外形成形体10を凹
部3aの全周囲でストリッパプレート6と密着状態にし
ているため、外形成形体10とストリッパプレート6の
間の空間が密閉されているが、ゲートブッシュ8のスト
レート部11と貫通孔7のストレート孔部12との間に
径方向の間隙13が設けられているので凹部3内の気体
は間隙13を通して外部へ排出される。
【0038】そして、凹部3a内に溶融樹脂が充満され
た状態で射出を終了して固化させる。
【0039】つぎに、図4に示すように、キャビティ側
金型3とコア側金型4との間のパーティングラインで型
開きし、これにより成形品をコア側金型4と連結した状
態でキャビティ側金型3から取り出す。つぎに、図5に
示すように、ストリッパプレート6をベースプレート5
から離れる方向に移動させて開くと、ストリッパプレー
ト6の凸部6a及び外表面6cとゲートブッシュ8のゲ
ート部8b及び端面8cとが相対的に離れる。これによ
り、フィルム付成形品の充填樹脂2がストリッパプレー
ト6の外表面6cで押圧すると共にフィルム付成形品の
樹脂フィルムを凸部6aで押圧して、成形品の底面をゲ
ート部8bから離間させて切断する。このとき、ストリ
ッパプレート6により成形品全体を押圧するため、変形
し易い状態の成形品が切断により変形することはない。
そして、これによりフィルム付成形品は重力の働きでス
トリッパプレート6から自由落下し、自動的に射出成形
金型1から取り外される。
【0040】このような射出成形金型1によれば、スト
リッパプレート6の凸部6aが凹部3aの全周囲で外形
成形体10に密着するものであって、外形成形体10と
ストリッパプレート6の表面との間に凹部3a内の気体
を排出するための間隙を設けないので、凸部6aと凹部
3aの開口周縁部3eとの間で外形成形体10を十分に
圧縮して密着させることができ、外形成形体10と凸部
6aとの間に溶融樹脂が侵入することがない。そのた
め、ベース部22に充填樹脂が付着するなどの成形不良
を防止することができる。
【0041】しかも、開口周縁部3eの全周囲で凸部6
aと外形成形体10との間を密着させていても、ゲート
ブッシュ8と貫通孔7との間に溶融樹脂の侵入を阻止す
ると共に気体の侵入を許容する間隙13が設けられてい
るので、射出時に凹部3a内の気体を間隙13から排出
することができる。そのため、凹部3a内に気体が残留
して成形品突出部21内部に気泡を生ることを防止する
ことができる。
【0042】さらに、この間隙13はゲートブッシュ8
の外表面に一定断面を有するように形成されたストレー
ト部11と、コア側金型4の貫通孔7に一定断面を有す
るように形成されたストレート孔部12とからなるの
で、ストリッパプレート6が繰り返し往復移動する際
に、ストレート孔部12に対するストレート部11の挿
入量が変化しても、間隙13の大きさは変化することが
なく、さらに、ストレート部11及びストレート孔部1
2のいずれも所定寸法に精度良く加工することも容易で
あるため、所定の間隙13を確実に得られ、射出時に溶
融樹脂が間隙13内に侵入することがなく、バリ等の成
形不良を防止することができる。
【0043】[実施の形態2]図6は他の実施の形態の
射出成形型のゲートブッシュ付近を示している。
【0044】ここでは、ストリッパプレート6の貫通孔
7とゲートブッシュ8の凹部3a側に、それぞれ同一の
勾配を有するテーパ孔部17とテーパ外形部18が設け
られていて、この貫通孔7とゲートブッシュ8との間に
径方向の間隙13が形成されている他は、実施の形態1
と同一である。
【0045】このような貫通孔7及びゲートブッシュ8
を有する射出成形金型1であっても、実施の形態1と同
様に、凹部3aの開口周縁部3eの全周囲で外形成形体
10を凸部6aに密着させて挟持することができるの
で、ベース部22に充填樹脂が付着するなどの成形不良
を防止することができ、また、射出時に凹部3a内の気
体を径方向の間隙13から確実に排出することができる
ので、成形品内部に気泡を生ることを防止することもで
きる。
【0046】さらに、間隙13が貫通孔7とゲートブッ
シュ8のテーパ孔部17とテーパ外形部18からなるた
め、間隙13の凹部3aに接する先端形状を実施の形態
1に比べて小さくすることができる。そのため、凹部3
aが小さくても径方向の間隙13を設けることが可能で
ある。
【0047】また、成形品の取り出しの際には、貫通孔
7の凹部3a側の端部が小さいため、成形品の充填樹脂
2を押圧するストリッパプレート6の外表面6cを大き
くとることができ、取り出し時の充填樹脂2の変形を防
止し易い。
【0048】[実施の形態3]図7は、さらに他の実施
の形態の射出成形型のゲートブッシュ付近を示してい
る。
【0049】ここでは、貫通孔7が、第1のストレート
孔部12aと第2のストレート孔部12bを有し、ゲー
トブッシュ8が第1のストレート部11aと第2のスト
レート部11bを有していて、それぞれ2段階に形成さ
れている。これらの各部は、何れも長手方向に一定の直
径を有する円形断面形状となっていて、第1のストレー
ト孔部12aと第2のストレート部11aとの間に第1
の間隙13aが、及び第2のストレート孔部12bと第
2のストレート部11bとの間に第2の間隙13bが、
それぞれ実施の形態1の間隙13と同じ径方向の幅で形
成されている。その他は実施の形態1と同一である。
【0050】このような貫通孔7及びゲートブッシュ8
によれば、実施の形態1と同様に、射出時に凹部3a内
の気体を径方向の間隙13a、13bから確実に排出す
ることができ、成形品内部に気泡を生じる成形不良や、
ベース部22に充填樹脂が付着するなどの成形不良を防
止することができる。
【0051】しかも、第2の間隙13bが溶融樹脂の侵
入を阻止し、かつ気体の侵入を許容する大きさであるた
め、射出時に第2の間隙13bに溶融樹脂が侵入するこ
とがなくて、この部分にバリ等を生じることがなく、ま
た、第1の実施の形態と同様に、径方向の間隙13bを
ゲートブッシュ8の挿入量に拘わらず一定に維持するこ
とができる。
【0052】また、第2のストレート孔部12bと第2
のストレート部11bとが、第1のストレート孔部12
aと第1のストレート部11aに比べて小さいため、貫
通孔7の凹部3a側の端部を、実施の形態2と同様に小
さくすることができ、成形品の取り外し時の充填樹脂を
押圧する面を大きくとることも可能である。
【0053】[実施の形態4]図8は、他の実施の形態
の射出成形型のゲートブッシュ付近を示している。
【0054】ここでは、貫通孔7の第1のストレート孔
部12aと第2のストレート孔部12bとの間、及びゲ
ートブッシュ8の第1のストレート部11aと第2のス
トレート部11bとの間にそれぞれテーパ孔部17とテ
ーパ外形部18とが設けられている他は、実施の形態3
と同一である。
【0055】このようなこのような貫通孔7及びゲート
ブッシュ8によれば、実施の形態3と同一の効果が得ら
れ、テーパ孔部17とテーパ外形部18とにより実施の
形態2と同様の効果も得られる。
【0056】[実施の形態5]図9は、さらに他の実施
の形態の射出成形型のゲートブッシュ付近を示してい
る。
【0057】この射出成形型1では、ゲートブッシュ8
の凹部3a側の外表面に、フランジ部8f側から順に第
1のテーパ外形部18a、窪み部19a、ストレート部
11、及び凹部3aに接する第2のテーパ外形部18b
を有すると共に、ストリッパプレート6の貫通孔7に
は、このゲートブッシュ8の外表面に対応して第1のテ
ーパ孔部17a、突起部19b、ストレート孔部12、
及び第2のテーパ孔部17bを有していて、両者の間に
径方向の間隙13が形成されている。ここではストレー
ト部11とストレート孔部12は、凹部3a近傍に配置
されて、実施の形態1のストレート部11とストレート
孔部12と同様に一定の円形断面形状を有している。ま
た、第2のテーパ孔部17b及びテーパ外形部18bは
凹部3aに接する僅かな部分にのみ形成されている。そ
の他は実施の形態1と同一である。
【0058】このような射出成形金型1では、凹部3a
の開口周縁部3eで凸部6aにより外形成形体10を全
周囲で密着状態で挟持することができるので、ベース部
22に充填樹脂が付着するなどの成形不良を防止するこ
とができ、また、射出時に凹部3a内の気体を径方向の
間隙13から確実に排出することができるので、成形品
内部に気泡を生ることを防止することができる。
【0059】さらに、この実施の形態では、凹部3a近
傍にストレート部11及びストレート孔部12が配置さ
れているので、実施の形態1と同様に、所定の寸法の間
隙13を確実に得られ、この部分にはバリ等が生じ難
い。また、実施の形態2と同様に、貫通孔7及びゲート
ブッシュ8の全体がテーパ形状を有しているので、間隙
13の凹部3aに接する先端形状を小さくでき、さら
に、成形品の取り外し時に充填樹脂を押圧する面を大き
くとることもできる。
【0060】[実施の形態6]図10は、射出成形金型
1のストリッパプレートのリブ状の凸部6aの他の実施
の形態を示している。
【0061】この凸部6aは、前記実施の形態1と同様
に、凹部3aの全周囲において外形成形体10と密着で
きるように構成されているが、さらに、外形成形体10
と接触する面の一部、ここでは開口周縁部3eの外側に
凸部6aに沿って環状に粗面化された微細な凹凸部分6
eが設けられている。その他は、図1の射出成形金型1
と同様である。
【0062】このような射出成形型1では、前記と同様
の効果が得られる上、微細な凹凸部分6eにより外形成
形体10をより確実に挟持でき、多数の突出部21を形
成する際、樹脂フィルムが突出部21間で互いに引張合
って歪みを生じるような成形不良をより確実に防止する
ことができる。
【0063】なお、上記各実施の形態では、押ボタンシ
ートの全ての突出部21を成形する全ての凹部3aにゲ
ートブッシュ8及び貫通孔7を配置して径方向の間隙1
3を設けることにより、射出時に全ての突出部21を形
成する凹部3a内部の気体を確実に排出できるようにし
たが、例えば図11に示すような多数の突出部21を有
する成形品において、周囲が他の突出部21に囲まれた
中間位置の突出部21cを成形する凹部3aだけに前記
各実施の形態のような間隙13を設けるようにしてもよ
い。この場合、周囲の突出部21bを形成する外側の凹
部3aでは、樹脂フィルムの周囲10eまでの間に他の
凹部3aが存在しないため、射出時に外側の凹部3a内
の空気を樹脂フィルムの周囲10e側に排出させ易い。
【0064】さらに、携帯電話の押ボタンシートを製造
する例を説明したが、他のフィルム付成形品の製造であ
ってもよく、フィルム付成形品以外の射出成形品用の金
型に適用することも可能であり、少なくとも1つの突出
部を有する成形品を成形する金型に適用することが可能
である。
【0065】また、上記各実施の形態においては、ゲー
トブッシュ8の外表面及び貫通孔7の内表面の断面形状
をいずれも円形としたが、形状は適宜選択できる。例え
ば、ゲートブッシュ8のストレート部11を角柱形状と
すると共に貫通孔7の円形穴部12を角柱形状に対応し
た角孔形状としたり、ゲートブッシュ8のテーパ外形部
18を角錐形状とすると共に、貫通孔7のテーパ孔部1
7を角錐形状に対応した形状とすることも可能である。
【0066】さらにまた、上記各実施の形態では、コア
側金型4が溶融樹脂の供給側と接続されるベースプレー
ト5と、ベースプレート5に隣接してキャビティ側金型
3と対向するストリッパプレート6とを有しているもの
として説明したが、ゲート部8bの周囲に溶融樹脂の侵
入を阻止すると共に気体の侵入を許容する間隙を設け、
溶融樹脂を射出した際に、該間隙から凹部3a内の気体
を金型の外部へ排出するという手段は、キャビティ側金
型3とコア側金型4とからなるいわゆる2枚型の場合に
も適用することが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、最終製品の外形形状に対応した凹部を有
するキャビティ側金型と該凹部を覆うコア側金型とを備
えた一対の金型間に最終製品の外形形状に成形された樹
脂フィルムを配置し、溶融樹脂を射出することにより樹
脂フィルムを凹部の壁面に密着させながら溶融樹脂と樹
脂フィルムとを一体化するフィルム付成形品用射出成形
金型であって、コア側金型に、凹部に対応させて溶融樹
脂を射出するゲート部を有し、該ゲート部の周囲に溶融
樹脂の侵入を阻止すると共に気体の侵入を許容する間隙
を設け、溶融樹脂を射出した際に、該間隙から凹部内の
気体を金型の外部へ排出するようにしたので、コア側金
型に樹脂フィルムを密着させて成形することにより凹部
以外に充填樹脂が付着するような成形不良が防止できる
と共に、凹部内の気体をゲート部の周囲の間隙から容易
に排出でき、内部に気泡が生じるような成形不良も防止
することができる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、最終製品
の外形形状に対応した凹部を有するキャビティ側金型と
該凹部を覆うコア側金型とを備えた一対の金型間に最終
製品の外形形状に成形された樹脂フィルムを配置し、溶
融樹脂を射出することにより樹脂フィルムを凹部の壁面
に密着させながら溶融樹脂と樹脂フィルムとを一体化す
るフィルム付成形品用射出成形金型であって、コア側金
型に、凹部に対応させて溶融樹脂を射出するゲート部を
備えたゲートブッシュと、該ゲートブッシュを一体に設
けたベースプレートと、該ベースプレートのキャビティ
側金型側に配置されてベースプレートから離れる方向に
移動可能なストリッパプレートとを備え、該ストリッパ
プレートには、ゲートブッシュを収容する貫通孔を有
し、該貫通孔とゲートブッシュとの間に溶融樹脂の侵入
を阻止すると共に気体の侵入を許容する径方向の間隙を
有し、溶融樹脂を射出した際に、径方向の間隙から凹部
内の気体を金型の外部へ排出するようにしたので、スト
リッパプレートと樹脂フィルムとを密着させて凹部以外
に充填樹脂が付着するような成形不良が防止できると共
に、凹部内の気体を貫通孔とゲート部との間の間隙から
容易に排出でき、内部に気泡が生じるような成形不良も
防止することができる。
【0069】また、請求項3に記載の発明によれば、ゲ
ートブッシュのゲート部側の端部に断面形状が長手方向
に一定のストレート部を設けので、請求項2の効果に加
えて、貫通孔に対するゲートブッシュの挿入量が変化し
ても径方向の間隙の大きさが変化することがなく、凹部
内の気体を射出時に確実に排出することができ、より確
実に成形不良を防止することができる。
【0070】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
ゲートブッシュの一部にゲート部側の端部に行くにした
がって縮径するテーパ部を設けたので、請求項2又は3
の効果に加えて、小さい凹部を有する射出成形金型にも
径方向の間隙を設け易く、また、取り出し時の成形品の
押圧面を大きくして取り出し時の変形を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る射出成形金型
の断面図である。
【図2】 図1の射出成形金型のゲートブッシュ付近を
拡大して示す断面図である。
【図3】 図1の射出成形金型に外形成形体を配置した
状態を示す断面図である。
【図4】 成形後の図1の射出成形金型のキャビティ側
金型を開いた状態を示す断面図である。
【図5】 成形後の図1の射出成形金型のストリッパプ
レートを開いた状態を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る射出成形金型
のゲートブッシュ及び貫通孔の断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る射出成形金型
のゲートブッシュ及び貫通孔の断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る射出成形金型
のゲートブッシュ及び貫通孔の断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る射出成形金型
のゲートブッシュ及び貫通孔の断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態6に係る射出成形金
型のコア側金型に設けられたリブ状の凸部を示す断面図
である。
【図11】 複数の突出部を有する樹脂成形品の斜視図
である。
【図12】 複数の突出部を有する樹脂成形品の断面図
である。
【図13】 従来の射出成形によりフィルム付き樹脂成
形品を製造する状態を説明する断面図である。
【図14】 ベース部に樹脂が付着した従来のフィルム
付成形品を示す断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形金型 3 キャビティ側金型 3a 凹部 3e 開口周縁部 4 コア側金型 5 ベースプレート 6 ストリッパプレート 6a 凸部 6c 外表面 7 貫通孔 8 ゲートブッシュ 8a スプール部 8b ゲート部 10 外形成形体 11 ストレート部 12 ストレート孔部 13 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AD08 AG03 AG28 AH42 AM33 CA11 CB01 CB13 CB29 CP04 4F206 AD08 AG03 AG28 AH42 AM33 JA07 JB13 JQ81

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終製品の外形形状に対応した凹部を有
    するキャビティ側金型と該凹部を覆うコア側金型とを備
    えた一対の金型間に前記最終製品の外形形状に成形され
    た樹脂フィルムを配置し、溶融樹脂を射出することによ
    り前記樹脂フィルムを前記凹部の壁面に密着させながら
    前記溶融樹脂と樹脂フィルムとを一体化するフィルム付
    成形品用射出成形金型であって、 前記コア側金型に、前記凹部に対応させて前記溶融樹脂
    を射出するゲート部を有し、該ゲート部の周囲に前記溶
    融樹脂の侵入を阻止すると共に気体の侵入を許容する間
    隙を設け、前記溶融樹脂を射出した際に、該間隙から前
    記凹部内の気体を金型の外部へ排出するようにしたこと
    を特徴とするフィルム付成形品用射出成形金型。
  2. 【請求項2】 最終製品の外形形状に対応した凹部を有
    するキャビティ側金型と該凹部を覆うコア側金型とを備
    えた一対の金型間に前記最終製品の外形形状に成形され
    た樹脂フィルムを配置し、溶融樹脂を射出することによ
    り前記樹脂フィルムを前記凹部の壁面に密着させながら
    前記溶融樹脂と樹脂フィルムとを一体化するフィルム付
    成形品用射出成形金型であって、 前記コア側金型に、前記凹部に対応させて前記溶融樹脂
    を射出するゲート部を備えたゲートブッシュと、該ゲー
    トブッシュを一体に設けたベースプレートと、該ベース
    プレートの前記キャビティ側金型側に配置されて前記ベ
    ースプレートから離れる方向に移動可能なストリッパプ
    レートとを備え、 該ストリッパプレートには、前記ゲートブッシュを収容
    する貫通孔を有し、該貫通孔と前記ゲートブッシュとの
    間に前記溶融樹脂の侵入を阻止すると共に気体の侵入を
    許容する径方向の間隙を有し、前記溶融樹脂を射出した
    際に、前記径方向の間隙から前記凹部内の気体を金型の
    外部へ排出するようにしたことを特徴とするフィルム付
    成形品用射出成形金型。
  3. 【請求項3】 前記ゲートブッシュの前記ゲート部側の
    端部に断面形状が長手方向に一定のストレート部を設け
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルム付成形品用
    射出成形金型。
  4. 【請求項4】 前記ゲートブッシュの一部に前記ゲート
    部側の端部に行くにしたがって縮径するテーパ部を設け
    たことを特徴とする請求項2又は3に記載のフィルム付
    成形品用射出成形金型。
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